おジャ魔女どれみ
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| おジャ魔女どれみシリーズ | |
|---|---|
| ジャンル | 魔法少女アニメ |
| テレビアニメ: おジャ魔女どれみ | |
| 原作 | 東堂いづみ |
| 監督 | 佐藤順一 五十嵐卓哉 |
| シリーズ構成 | 山田隆司 |
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦 |
| アニメーション制作 | 東映アニメーション |
| 製作 | ABC ADK 東映アニメーション |
| 放送局 | ABC系列 |
| 放送期間 | 1999年2月7日 - 2000年1月30日 |
| 話数 | 全51話 |
| その他 | 上表内太字はシリーズ共通 |
| コピーライト表記 | ©'ABC・東映アニメーション' |
| テレビアニメ: おジャ魔女どれみ♯ | |
| 監督 | 山内重保 五十嵐卓哉 |
| 放送局 | ABC系列 |
| 放送期間 | 2000年2月6日 - 2001年1月28日 |
| 話数 | 全49話 |
| テレビアニメ: も〜っと!おジャ魔女どれみ | |
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
| 放送局 | ABC系列 |
| 放送期間 | 2001年2月4日 - 2002年1月27日 |
| 話数 | 全50話 |
| テレビアニメ: おジャ魔女どれみドッカ〜ン! | |
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
| 放送局 | ABC系列 |
| 放送期間 | 2002年2月3日 - 2003年1月26日 |
| 話数 | 全51話 |
| OVA: おジャ魔女どれみナ・イ・ショ | |
| 発売日 | 2004年 |
| 話数 | 全13話 |
| その他 | 監修:佐藤順一 中村隆太郎(12話のみ) |
| 映画: 映画 おジャ魔女どれみ♯ | |
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
| 制作 | 東映アニメーション |
| 封切日 | 2000年7月 |
| 上映時間 | 30分 |
| 映画: 映画 も〜っと! おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ |
|
| 監督 | 山内重保 |
| 制作 | 東映アニメーション |
| 封切日 | 2001年7月 |
| 上映時間 | 30分 |
| その他 | テレビシリーズスタッフの職名は 一部異なる。正式には以下の通り。 監督→シリーズディレクター。 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
『おジャ魔女どれみ』(おジャまじょどれみ)は、東映アニメーションが15年ぶりに制作した、オリジナル魔法少女作品。版権上、原作は東堂いづみになっており、アニメ・コミック・ゲームなどを展開している。
目次 |
[編集] シリーズの概要・設定
おジャ魔女どれみは朝日放送 (ABC)・テレビ朝日系で放送された、東映アニメーション制作のオリジナル魔法少女アニメ。1999年に『おジャ魔女どれみ(全51話)』、2000年に『おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)(全49話)』、2001年に『も〜っと! おジャ魔女どれみ(全50話)』、2002年に『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!(全51話)』の全4シリーズ(全201話)が放送された。当初は4クールの放送予定(人気が無ければ2クールで終了する予定もあった)だったが小学生の女の子から圧倒的な人気を受けたため、最終的に地上波では4年(16クール)という長期間の放映となり、この枠の大人気アニメとなった。また2000年・2001年には劇場版も製作された。2004年には、左記の番外編にあたる『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(全13話)』が製作され、パーフェクト・チョイス(現・スカチャン)でPPV放送され、後に地上波でも放送された。
アニメと並行して、たかなししずえによるコミカライズも『なかよし』に連載され、単行本『おジャ魔女どれみ』(全3巻)と『も〜っと! おジャ魔女どれみ』(1巻のみ発売)も刊行された。
従来の魔女っ子アニメや変身ヒロイン物とは違い、魔法ヒロイン路線よりも一種の人間ドラマ的なジュブナイル路線を中心に描かれており、魔法は万能の解決手段というよりも、迷う人物の背中を押す程度であることが多い[1]。初期の挿話では魔女見習いである主人公たちの技量不足もあって全く役に立っていない話、後期には魔法が無くても話が成り立つ様な話、終盤には登場すらしない話まで作られ、情操教育的観点から見ても、非常にレベルの高いシナリオの連作により、魔法少女アニメの最高傑作と言われるようになった。しかし当初の予定より大幅に長く続くにつれて商業的要素が露骨になっていった点や、崩壊作画に代表される過剰かつ露骨なギャグ演出回と社会派ドラマを髣髴とさせるシビアなエピソード[2]との格差の大きさなどもあり全体的に散漫なイメージが強い作品でもある。
すべてのシリーズは基本的に一話完結だが、シリーズ全体で見ると1話ごとでストーリーにつながりを持っており、長期シリーズとなったこともあって、以前の話で出てきたキャラがその能力や性格を活かした形で後に再登場する、という事例が多い。また架空の物語ではあるが、四季が当時の放送時期と同じぐらいのタイミングで訪れる[3]など、物語内の時間経過の速度が現実とほぼ同じになるように作られていた。また、放送時期の現実の出来事が作中に登場することもあった[4]。
1話単位での構成・演出上の特徴としては、第1期1話と第5期12話を除く全話において、各回のオープニングテーマ曲開始前にその回のテーマを端的に示す20秒〜30秒程度[5]の予備シークエンスを挿入することが挙げられる。内容は本編自体の抜粋からイメージ映像的なもの、あるいはミスリードを誘う様な画像であることもままある。アバンタイトルでは、その回の導入部が扱われるが、第1期2話のみ前回のあらすじが挿入された。また、CM前後のアイキャッチが比較的長い(各10秒前後)ことも特徴の一つである。次回予告終端には各シリーズごとに決まった決め台詞が用意されている。コメディ路線の回ではどれみがオチを担当することが定番となっている。その回のタイトルと次回予告の決め台詞の読み上げは、春風どれみ担当の千葉千恵巳がシリーズを通して担当している[6]。
タイトルロゴや主人公の名前にもあるように、音楽に関連する記号や用語が本作品上では頻繁に登場する。 [7]
第3期以降では、英語の台詞がいくつか登場したものの、字幕や日本語訳は一切付けられなかった。しかし、台詞の意味については前後の文脈から判断することはできた。
[編集] 製作の経緯と中心スタッフ
この作品の生みの親は、前作『夢のクレヨン王国』でプロデューサー(以下PD)だった関弘美(以下関)、脚本家の山田隆司(以下山田)、シリーズディレクター(以下SD)だった佐藤順一(以下佐藤)の三人である。
原作も何もなかったので、関PDは魔法や魔女に関する書籍等、要となる資料を片っ端から集めた。特に関PDを共感させたのが、『夢のチョコレート工場』の作者ロアルド・ダールの『魔女がいっぱい』である。関PDはこの書籍のストーリーではなく、「たくさんの魔女が人間の世界に入り込んで生活している」と言うところに惹かれ、イメージとして企画した。これが採用され制作が開始された。シリーズディレクターにはこの企画から参加している佐藤が担当した。「おジャ魔女」という名称は佐藤のアイデアである。佐藤自身も『美少女戦士セーラームーン』や『魔法使いTai!』の演出で高い評価を受けていた。次にシリーズ構成(脚本)である。脚本はストーリーの基本となり、それに重ねて対象年齢が幼稚園から小学校低学年の為、いかに子供たちに分かってもらえるかが重要となる。そこで出てきたのが、『姫ちゃんのリボン』や『赤ずきんチャチャ』で定評のあった山田だった。こうして『おジャ魔女どれみ』という作品のコンセプトが制作されていく。クラスメイトたちの設定やシリーズ中の各エピソードは、スタッフたち自身が小学生だった頃の思い出を元にした部分が多いという。また『も〜っと!』で扱った不登校児の問題などは、実際の小学校で意見を集めるなどした。
SDに関しては佐藤の要望でもう一人加わった。それがTVシリーズのメインSDとなる五十嵐卓哉(以下五十嵐)である。五十嵐は『美少女戦士セーラームーン』や『ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー』で高い評価を受けていた。キャラクターデザインには『ママレードボーイ』や『剣風伝奇ベルセルク』で好評の馬越嘉彦を起用した。最初のキャラクターデザイン段階では手足にちゃんと関節や筋肉があったが、佐藤の要望で「棒みたい」という風になった。この他、美術は前作から継続でゆきゆきえと行信三が、色彩設計も同じく辻田邦夫が担当した。2004年に放送された『ナ・イ・ショ』では、監修を「おジャ魔女」について知り尽くしていた五十嵐にしようとしていたが、生みの親である佐藤が務めることになった。製作担当については、『も〜っと!』の中盤まで風間厚徳(以下風間)がやってきたが、風間が製作編成に異動することになり、風間は同番組で製作進行のキャリアを積んできた坂井和男に後任を任せた。『ドッカ〜ン!』終盤では、2年以上の空白期間があったアニメ監督・細田守が演出で参加、『時をかける少女』等で有名な女優・原田知世の声優参加などが一部で話題となった[8][9]。
また、この作品は音楽にも定評がある[10][11]。本編中の挿入歌や変身シーンやマジカルステージの音楽も特徴的で、各シリーズの挿入歌集(BGMコレクション)の売上も好調だった。これをすべて作曲したのが奥慶一(以下奥)である。わずか数秒だかこの中にワクワク感や寂しい感など様々な感情が出ている。また奥は初代のBGMや挿入歌、キャラソンの作編曲をすべて担当した(OP、EDを除く)。これが好評で関PDからも信頼されている。
声優の起用方法も夢のクレヨン王国と同じく声優業界に拘らず起用。例として本業は女優(舞台女優もしている)の堂ノ脇恭子や上記にも記述してある原田知世など。また、夢のクレヨン王国の出演者の殆どが引き続いて出演している。
なお、東映アニメーションが名義上の原作者として東堂いづみという名を使ったのはこの作品が初めてである。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 舞台
[編集] 美空市 / 美空町
美空市(みそらし)または美空町(みそらちょう)は作品の主な舞台となる架空の町[12]
正式には東京都美空市美空町。東京という設定を念頭としたと思われる描写も多い[13]が、一部が後記の通り矛盾している。例えば「東京ではもう桜が咲いているんだ」と、どれみの発言がある等矛盾している点があったり(後述脚注参照)、後述にもある通り一部では関西地域をモデルとした描写もあることから、どの地域をモデルとして製作されたかとに関しては、スタッフの経験を元に合成された架空都市と見られる。尚、「美空町」という地名は滋賀県大津市に実在するが、本作の「美空(市)」は音階のミソラ(シ)が由来であり、無関係である。
地形は起伏に富み、どれみたちの通う美空市立美空第一小学校[14]は海の見える高台に建っている。江戸時代末期には美空藩の城下町であった。太陽が海から昇り海に沈むことが地理的特徴。また、ほとんどのおジャ魔女達の住む場所は、美空市美空町である。
全体的に市が設置した建物はデザインに富んでいてかつ新しい物が多いのも特徴。また、美空市には市営スポーツセンターや歴史資料館などスポーツや文化的な施設も数多くある(第4期40話)。この点から考察すると美空市の財政状況はかなり円満であることが察しられる。 他に今までに美空市にあると確認されている施設は、美空市総合病院(第1期51話)、美空第一病院(第5期12話)、美空大学(第2期20話。ただし建物そのものは確認されてはなく、看板だけである)、美空駅、美空市役所(第4期2話)、美空市郵便局(第4期40話)、美空市立美空中学校(第4期)などである。
テレビシリーズ中の描写からすると、東京都[15]または関東地方のどこか[16]に存在するようである。しかし、作中では東京都に存在することと矛盾するような場面[17]もみられる。
美空市内には鉄道が通っている。最寄り駅である「美空駅[18]」の2番線には「熱海・伊豆・逗子方面」の案内板が取り付けられている(第1期43話より)。また、玉木麗香と中山しおりが家出したときも、この駅から鎌倉・葉山方面に出かけたとする流れが描かれている。近隣には「青空駅」もある[19]。車両は車体全体が緑色に塗装されたもの(103系時代までの山手線の塗装パターン)[20]と、車体中央部に青と水色のラインが入ったもの[21]、車体中央部に青いラインが入ったもの[22]、車体下部に青いラインが入ったもの[23]の4種類が登場する。ちなみに美空駅の自動改札機や運賃案内板、切符券売機・改札機のデザインは、過去にJR東日本で使用されていたものである(また、緑色基調となってるが、緑色はJR東日本のイメージカラーである)。
[編集] MAHO堂
MAHO堂(まほーどう)は登場人物たちが働く架空の店。所有者はマジョリカ。
『おジャ魔女どれみ』では、魔女見習いが魔法を使うためには魔女界の通貨でもある「魔法玉」が必要であり、それは自ら作った「魔法グッズ」を売って稼いだお金で、魔女界の問屋から買わなければならなかった。そこでどれみ達は魔女修行をしつつマジョリカの店「マキハタヤマリカの魔法堂」で働く事になったが、その際に自分達で店内を改装し、また店名もローマ字の「MAHO堂」に改めた。なおどれみ達は家族やクラスメイトにボランティアで病弱な老婦人の店を手伝っていると説明している。
MAHO堂には、願いごとや悩みといった強い思いを抱いている者を、本人の知らないうちに引き寄せてしまう力を持っている[24]。当初は冷房がない[25]という設定だったが、次第に使われなくなった。
廃車だったものを改造したバス[26]を1台所有している。このバスはMAHO堂のメンバーの移動手段として使われるほか、移動販売車にもなる。一度ハナちゃんのためにチャイルドシートが取り付けられたが[27]、以降の作中でチャイルドシートは描かれていなかった[28]。ナンバープレートには「美空」と表記されている[29]。
『おジャ魔女どれみ♯』では、マジカルステージで「FLOWER GARDEN MAHO堂」という花屋に改装された。『も〜っと! おジャ魔女どれみ』では「SWEET HOUSE MAHO堂」というお菓子屋に改装された。お菓子作りが魔女見習い試験の課題であり、お菓子屋で修行に励むことになる。『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』では、「おしゃれZAKKA・MAHO堂」というビーズ細工などの小物や手織りの布などの雑貨屋に改装された。
マジョルカの「ルカ・エンタープライズ」(芸能プロダクション)やマジョモンローの「MONROE'S MAGICAL SHOP」(菓子屋)など、人間界で暮らす魔女のほとんどは自分の店かそれに類する物を持っており、それらを総称して「MAHO堂」と呼ぶこともある[30]。中でも美空の魔法堂は伝統のある著名な店であり、魔女界の女王が即位する前にオーナーだったということもあって、この店のオーナーになることは、魔女界の女王になろうとする者にとって大きなステータス[31]であり、次期女王が約束されているとも言われている。
また、メインキャラクター5人(ももこ・あいこ・はづき・おんぷ・どれみ)の名前をローマ字で書いた頭文字を並べると「M・A・H・O・D (o)」となる[32]。
同名の声優ユニットの名前についてはMAHO堂を参照。
[編集] 魔女界
魔女界(まじょかい)は作品の主な舞台の一つとなる架空の異世界。人間界とは別の次元にあり、女王と12人の元老によって統治されている。女王は世襲制ではなく、前任者の指名または選挙によって決まるらしい。およそ1000年前[33]までは人間界と交流があったが現在は途絶えており、ごく少数の魔女が密かに人間界に住んでいるのみとなっている。魔女界の空はいつも夕焼けのように赤く、小さな島や、何だかよくわからない物が浮かんでいたりする。魔女は魔女界にあるバラの木から生まれる(なお、オヤジーデなどの出身地の魔法使い界ではウィザードペンペングサというペンペングサのような植物から魔法使いが生まれる)。魔女だけでなく知性を持ったタコやイカあるいはムンクやキリコの絵画を思わせる人型生物なども住んでいる。「魔法文字」と呼ばれる音符のような形をした文字が使用されている。
他にも魔法使い界[34]・星界・音楽界(ミュージカルのみ)・天界などがあり、幽霊(作中では「おばけ」と言っていた)、織姫、彦星など現実世界では実在が確認されていなかったり、伝承上の人物もこの作品内では実在しているという世界観になっている。なお、サンタクロースは第1期で実在が確認されたが、第2期以降は登場しない。また、伝説の黄金郷として知られる「エルドラド」は実在することになっている[35]。
[編集] 実在する場所
上述の架空の場所に加えて、作中通じて美空市の場所として東京都が、あいこメインの作品には大阪府、あいこの母親の生んでいる場所で泉南市、マジョリリカの営んでいるペンションの所在地が伊豆高原、ももこが幼稚園児時代から住んでいて、マジョモンローのMAHO堂があった場所としてアメリカ・ニューヨーク、ももこの母親の出身地として横浜市、どれみたちの修学旅行先として、京都市[36]と奈良市、他にも新宿、鎌倉市、葉山町、岩手県、北海道、ロンドンなども実在する場所として作中にも登場している。
上記の地名以外にも、実在する鉄道路線(ex.JR山手線)や観光名所(ex.東大寺や清水寺)、橋(ex.横浜ベイブリッジ)、道路(ex.首都高速道路湾岸線(第3期13話)・関越自動車道練馬インターチェンジ[37])、空港(ex.新東京国際空港(現.成田国際空港)第1旅客ターミナルビル(第2期30話)・東京国際空港第1ターミナルビル)、駅(ex.新宿駅)、国の重要施設(ex.国会議事堂)なども登場する。第1期34話では、どれみ達の大阪見物で阪堺電気軌道や関西空港のスカイゲートブリッジを背景とした阪南市の海岸箱作海水浴場(愛称:ピチピチビーチ)」、第3期26話では地下鉄御堂筋線、南海本線、天下茶屋駅などが正確に描かれていた。また、あいこメインの話や修学旅行の話[38]では東京駅や東海道新幹線[39]も作中にたびたび登場している。
また、余談ではあるがおんぷの公開オーディションで使われた放送局に、ABCと表示されていたのでおそらく朝日放送であろうかと思われる(第1期49話)
[編集] 用語・主要アイテム
- おジャ魔女
- 「お邪魔な魔女」のこと。マジョリカによると「用もないのに魔女見習いの格好になってうかれておるオジャマな魔女見習いのこと」を指すという。本作品の造語だが、作品世界には元々あった言葉という設定。特に主人公・春風どれみは魔女見習いとして劣等生だったこととドジっぷりとで即座におジャ魔女扱いをされていた。しかし、物語が進むにつれてMAHO堂の魔女見習い達に対しては侮蔑の意味合いが薄れ、彼女らに対する通称に変化していった。また第2期では、マジョハートがどれみたちのことを「おジャママ」であると指摘している[40]。
- 魔女ガエルの呪い
- 普通の人間から「あなたは魔女ですね」と声に出して指摘された魔女は、魔女ガエルというカエルの様な醜い姿(作画上は形容しがたい愉快な形状の、緑色の小動物)に変身してしまう。ただし、水晶玉があれば変身前と同様に魔法を使うことができる。この呪いを解いて元の姿に戻せるのは指摘した当人の魔法だけで、そのためにはまず指摘した人間が魔女見習いから修行を積んで一人前の魔女にならなければならない。だが、魔女の正体を見破った時点で恐れをなして逃げ出してしまう人間が多いため、数多くの魔女ガエルが元の姿に戻れぬままの生活を送っている。そのような魔女のために魔女界には「魔女ガエルの村」が存在する[41]。
- 呪いが発動しない条件は劇中で登場したもので以下の4通り。
- 魔女見習いが他の魔女の正体を看破した場合
- 魔女見習いが他の魔女から看破された場合
- 正体がばれても、口頭で直接指摘されない場合
- 正体を看破したのが人間ではなかった場合
- なお、魔女見習いは「人間でも魔女でもない状態」のため、「あなたは魔女ですね」ではなく、「あなたは魔女見習いですね」と言及されて初めて呪いが発動する[42]。
- 魔女見習い
- まだ自分の水晶玉を持たない未熟な魔女のこと。人間が何らかの理由で魔女になるために魔女見習いになるケースが多いが、水晶玉を失った魔女が再び水晶玉を得るために魔女見習いになるケースもある[43]。魔女との大きな違いは、寿命と魔法の発動までの速さ、そして魔法を使うためには見習い服に着替える必要があることである。魔女ガエルの呪いの対象になるが、見習い服に着替えなければ普通の人間とまったく変わらないため、魔女見習いであることを見抜くのは困難である。
- 熟練した魔女は指を弾くだけで魔法を発動させることが出来るが[44]、魔女見習い、あるいは魔女見習いから魔女になったばかりの未熟な魔女は呪文を唱える必要がある。魔法や特殊能力の詠唱中の扱いが謎になっている作品は多いが、この作品では魔女見習いが呪文を唱えている間は誰にも邪魔をされない空間に移動するわけでもなく、呪文と願い事の詠唱の分だけ時間が必要であるため、詠唱中に相手の魔法で時間を止められるといった、何らかの妨害があれば魔法を発動させることが出来ない。
- なお、この欠点は後述のロイヤルパトレーヌとなることで軽減されてはいるが、それも第2期中盤以降(ハナちゃんをガードする場面)のみの話で、前後のシリーズでは特に妨害も予防策も無い。
- 呪文
- 各おジャ魔女たちの呪文は以下の通りである。
- 春風どれみ ピーリカピリララポポリナペーペルト
- 藤原はづき パイパイポンポイプワプワプー
- 妹尾あいこ パメルクラルクラリロリポップン
- 瀬川おんぷ プルルンプルンファミファミファー
- 飛鳥ももこ ペルータンペットンパラリラポン
- 春風ぽっぷ ピピットプーリットプリタンペーペルト
- 彼女らの呪文には「パ行」が多く使用されているのが特徴である。
- 各使用回数はどれみが6回、はづきは最多で7回、あいこは3回、おんぷは最少で2回、ももこは3回、ぽっぷは6回である。また、全員に共通して呪文は「パ行」の文字で始まる。
- 魔女見習い試験
- 魔女見習いの昇級試験。あらかじめ試験日が決められており、1日1回しか受験することはできない。9級から1級まであるが順番に受けていく必要は無く、飛び級が可能である。1級までの試験に合格し、加えて善行を認められた時にもらえる「認定玉」を2個集める、即ち計11個の認定玉を集めることで晴れて正式な魔女となり、その時点で認定玉を収めたケースと11個の認定玉は各人固有の水晶玉に変化する。第1期終盤ではこの時点で「魔女」とされていたが、後の第4期終盤の説明ではこの時点以降でも肉体的には人間のままであり、魔女になる為にはもう一段階踏む必要がある事が明らかになっている。現に第2期でもどれみたちは「1級試験に合格した魔女見習いが身につける見習い服」を身に付けて魔女見習いという扱いのままであり、以後もその時々の事情により彼女たちは魔女見習いを続けていた。
- 各試験に合格することによって得られる特典は以下の通り。
- マジカルステージ
- 9級以上の魔女見習いが3人以上の力を合わせて発動させる合体魔法。通常の魔法より2級分強力だとされている。
- 使用するには「その場にいる」魔女見習いが3人以上いなければならないが、後述のアイテム「パトレーヌコール」などを使うことで遠隔地にいる魔女見習いもマジカルステージに参加することができる。また、アイテムが無い場合でも、その場に魔女見習いが3人以上いればよいので、第2期以降では欠員が出ている状態でマジカルステージを使用したこともあった[48]。
- なお、第2期19話を除いてハナちゃんがマジカルステージに参加することはなかった。
- 妖精
- 9級試験に合格した魔女見習いに与えられる。主人と同じ姿に変身できるが、主人が未熟なうちはある特定の音しか話せない。
- 人間界で暮らしている一部の魔女も妖精を連れている。魔女見習いたちの妖精と違って成体であるらしく、言葉を話したり主人以外の姿に変身したりできる。なお、いずれの妖精も自分の姿を隠すことができる。
- 禁断の魔法
- 以下の2種類の魔法が禁止されている。使用した場合は反動で呪われてしまう上、魔女界の女王様からペナルティを課せられる。人間界にいても適用される。
- 人の心を直接操作する魔法(ある人を好きになる・嫌いになる、記憶を消すなど)
- 病気や怪我の治療、死者を蘇えらせる魔法
- 呪いの効果として言及される例として、「怪我を治した場合は使用者が治した傷をそのまま引き継ぐ」、「死者を生き返らせた場合は代わりに使用者が死ぬ」と言われている。ただし、実際は呪いの内容は決まっているわけではなく、魔法の成否などの要因によって呪いの内容が変化する。
- 笑う月・月が笑う夜
- 人間界と魔女界との間は、通常は月が笑っている夜しか行き来できない[49]。実際に作品内に登場する月は笑顔を浮かべている。基本的に月齢にはよらず「欠けた笑う月」も出てきている。しかし満月は無条件で笑うようで、「月が笑う夜」は作品世界で「満月」の代名詞となっている。
- タップ
- 魔女見習いの身分を象徴するようなアイテム。見習い服・ポロン・飛行用の箒が収納されている。第3期のパララタップ以外、見習い服にお着替えする時は手に持って使用し、お着替え後は見習い服の胸に装着される。ちなみにこのタップには使用人を特定し、学習する機能が無く、基本的に誰でも使える[50]。
- 見習い服
- タップに収納されていて、音楽に合わせてお着替えする。ワンピース状の服・手袋・ブーツ・帽子がセットになっている。各自に固有の色がある。
- ポロン
- いわゆる「魔法の杖」であるが、この作品においては「魔法を使うための楽器」という設定。使用者が持っている(思い入れのある)楽器が合体しているポロンもある。各自に固有の呪文と効果音がある。
- ピュアレーヌ
- 第1期で登場。かつて一部の悪意をもった魔法使いが、魔女界に封印されていた「バッドカード」を盗み出して、それらを人間界に持ち込んでしまった。バッドカードは人間界の様々なものにとりつき、それを「バッドアイテム」に変えてしまう力を持っている。バッドアイテムは持ち主の願いと正反対の不幸をもたらす。このバッドアイテムを見つけ出し、さらに悪用しなかった清き心を持つ者は「ピュアレーヌ」として認められ、マジカルステージを使うことでバッドアイテムからバッドカードを抜き取ることができる。作中では、どれみ・はづき・あいこの3人がピュアレーヌとして認められていた。ただし、一番最後に残されていたバッドカードを抜き取るマジカルステージには、おんぷも参加していた[51]。
- ロイヤルパトレーヌ
- 第2期で登場。魔女界の女王様から認められた魔女だけに与えられる称号である。パトレーヌドレスのほか、リースポロンやパトレーヌコールといったアイテムを使うことが許される。どれみたちは、魔法使いたちからハナちゃんを守るため、女王様からこの称号を与えられた。なお、ロイヤルパトレーヌに変身するときは、マジカルステージで「ハナちゃんを助けて!」と唱える必要がある。
[編集] アニメ
シリーズごとにテーマが設定されているが、それ以外にも全体を通してどれみたちやそのクラスメートの日常生活、恋の悩みや体の悩み、人間関係など、日常に潜む困難にも立ち向かう様子も描かれている。
[編集] 登場人物
詳細はおジャ魔女どれみの登場人物を参照
キャラクター名後方のカッコ内は担当声優
[編集] おジャ魔女
[編集] その他の魔女・魔女見習い
- ハナちゃん(巻機山花) (大谷育江)
- 春風ぽっぷ (石毛佐和、『第1シリーズ』第27話のみ詩乃優花)
- マジョリカ (永澤菜教、『#』第19話までは改名前の長沢直美名義)
- 魔女界の女王様 (今井由香、クレジットでは『ドッカ〜ン!』第50話を除き全編通じて「?」と表記)
- 先々代の女王様 (土井美加)
[編集] ストーリーと概要
[編集] 『おジャ魔女どれみ』
仲間との友情をテーマにした作品。1999年2月7日から2000年1月30日にかけて全51話(4クール)が放映された。シリーズタイトルと区別する意味で大きいお友達や一部スタッフからは『無印』と通称され、2005年発行の『おジャ魔女どれみ メモリアルアルバム』では『第1シリーズ』と表記されている。次回予告の決め台詞は「ハッピー! ラッキー! みんなにとーどけ!」で、最終回予告では「最後の魔法、みんなにとーどけ!」であった。オープニングの変更は第25話から、アイキャッチの変更は第27話から行われた。
ドジで妹からもバカにされる自称「世界一不幸な美少女」の小学3年生・春風どれみ。魔女に憧れ、ドジを魔法で治したいと思っていた彼女は、ひょんなことから本物の魔女・マジョリカと出会う。
魔女ガエルに変えてしまったマジョリカを元の姿に戻すため、どれみは仲間の藤原はづき、妹尾あいこ(後にはどれみの妹春風ぽっぷも)と共に魔女見習いとしての修行に励んでいく。
魔女見習いとしての修行を続けていた3人は、偶然にも人間界に潜む「バッドアイテム」というものを見つける。これは、かつて魔女界に封印されていた「バッドカード」がとりついたものであり、持ち主の願いと正反対の不幸をもたらす。3人は魔女界の女王様からバッドカードの回収を依頼される。
中盤からは別の魔女の下で魔女見習いをしている瀬川おんぷが登場。初めは自己中心的な性格で、どれみ達と違って魔法はあくまでも自分自身のために使っていた彼女だったが、どれみたちとの触れ合いを通じて次第に変わっていく。
その後、どれみ・はづき・あいこ・おんぷは見習い試験などのすべての課題をクリアし、一度は晴れて魔女になるが[52]、直後にクラスメイト全員から魔女であることを見破られる[53]。おんぷが魔法でクラスメイトの記憶を消去したために事無きを得たが、おんぷは禁呪を乱用した反動で百年の眠りについてしまう。おんぷを救うことは禁忌に触れた罰にある者を救うことになり、魔女界の禁忌で同罪にもかかわらず、どれみたちは自分たちの魔女としての資格剥奪と引き替えにおんぷを目覚めさせた。
魔法の力を借りなくても、自分たちの努力で願いをかなえる事はできる。彼女たちは魔女から普通の人間の女の子に戻り、そして大親友となったのであった。一方で、元の姿に戻るすべを失ったマジョリカはMAHO堂を閉店し、どれみたちの妖精などと一緒に魔女界の「魔女ガエルの村」に旅立っていった。
[編集] 『おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)』
愛情をテーマにした作品。 2000年2月6日から2001年1月28日にかけて全49話(4クール)が放映され、2000年7月8日に劇場版1作品が公開された。次回予告の決め台詞は「ドキドキ! ワクワク! クルクルまーわれ!」オープニングの変更は第24話から、アイキャッチの変更は第29話から行われた。
魔女はバラの木から生まれるのだが、100年に一度、とてつもない魔力をもった魔女の赤ちゃんを産むという「ウィッチー・クイーン・ローズ」の開花が間近に迫っていた。どれみたちは小学3年生の終業式の日にマジョリカに忘れ物を届けに行く途中、そのウィッチー・クイーン・ローズから魔女の赤ちゃんが生まれるところに居合わせたことから、1年間その赤ちゃんのママとなることを義務づけられてしまう[54]。
小学4年生に進級したどれみたちは、新たに仲間となった瀬川おんぷとともに再び魔女見習いに戻って、その魔女の赤ちゃん・ハナちゃんを1年間育てることになる。無事に育てることができたならば、以前没収した水晶玉を返すことを女王様は約束した。どれみたちはなるべく魔法を使わずに、自分たちの力でハナちゃんを育てようと決心するが、慣れない子育てに戸惑うばかり。また落第すれば親権を剥奪されてしまうという魔女界の医者(マジョハート)による検診を乗り越えながら、次第に一人前の母親として成長していく。
中盤からはハナちゃんを誘拐して魔女界から領土を取り返そうとする魔法使いたちが登場する。ハナちゃんを守るために新たな力を授かったどれみたちは、ハナちゃんを無事1年間育て上げるとともに魔法使い界と魔女界の戦争も回避させ、再び魔女になれる事となった。
しかしハナちゃんの魔力、そして、どれみたちとハナちゃんによって人間界と魔女界が再びつながりを持つことを恐れる先々代の女王様がハナちゃんに呪いをかけてしまった。その呪いからハナちゃんを救うため、どれみたち4人は呪いの森に入り、魔女としての力を使い切って千年の眠りにつくのと引き換えにハナちゃんの命を助ける。どれみたちの優しさと犠牲的精神に心を乱された先々代の女王様は姿をくらます。そして、ママたちを慕うハナちゃんの必死の叫びが呪いを打ち破り、どれみ達は目覚める。
4人の小学生が魔女界の赤ちゃんを育てるという魔女っ子アニメとしては異例の展開でスタートした本作は多方面において賛否両論を招いた。先々代女王など、後のシリーズの世界を広げる要素が次々と登場した。また、MAHO堂が花屋になったことから、作中に花言葉が多数登場した。
[編集] 『も〜っと! おジャ魔女どれみ』
成長をテーマにした作品。2001年2月4日から2002年1月27日にかけて全50話(4クール)が放映され2001年7月14日に劇場版1作品が公開された。次回予告の決め台詞は「元気にクッキー! 魔法のレシピ、教えてあーげる!」オープニング・アイキャッチの変更はともに第31話から行われた。
ハナちゃんを救うために、魔女の証である水晶玉を割ってしまい、再びただの人間に戻ったどれみたち。魔女の子供は満1歳になると育ての親と離して魔女幼稚園に預けさせるという魔女界の掟により、ハナちゃんとも離ればなれになってしまった。
小学5年生となったどれみたちは女王のはからいによって再び魔女見習いになり、新しい仲間の飛鳥ももこを加えて、魔女界の元老たちに魔女になる事を認めてもらうために、今度はお菓子作りにチャレンジする。またクラス替えによって新たなクラスメイトが多数登場し、彼らの抱える幾多の悩みを共に乗り越えていく。彼女たちの奮闘もあり、育ての親も定期的に子供たちと面会が出来るようになった。
また、ハナちゃんは魔女幼稚園で寄宿生活を送っていたが、シリーズ中盤になって先々代の女王により、魔力の源である野菜を嫌いになる呪いをかけられてしまう。再びハナちゃんを引き取ったどれみたちは、野菜嫌いを治して魔力を取り戻させるために試行錯誤する。
どれみたちは最終的にすべての元老から魔女になる事を認められ、ハナちゃんの野菜嫌いの呪いを完治させた。そして、人間界での哀しい思い出から負の感情を暴走させていた先々代の女王様をも助けようとしたが、負への暴走を止め呪いの森を消しはしたものの完全には消せず、彼女を完全に救うことはできなかった。しかし、どれみらはいつか先々代の女王様を救うことを誓うのだった。
またこれが放送中の時、交通安全をテーマにしたビデオが2本発売された(いずれも非売品)。1本目は、「おジャ魔女どれみの交通安全(脚本 - 大和屋暁、演出 - 岩井隆央、作画監督 - 青山充)」、2本目が、「おジャ魔女どれみの自転車安全教室(脚本 - 大和屋暁、演出 - 岩井隆央、作画監督 - なかじまちゅうじ)」である。
テレビ東京が本作の同時間帯の裏番組として『超GALS!寿蘭』を投入したが、あえなくどれみに視聴率面で惨敗した。MAHO堂がお菓子屋になったことから、作中にお菓子のレシピが多数登場した。
[編集] 『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』
卒業をテーマにした作品。2002年2月3日から2003年1月26日にかけて全51話(4クール)が放映された。次回予告の決め台詞は「ピュアピュアドリームでっかくそーだて!」オープニング・アイキャッチの変更はともに第31話から、エンディングの変更は第14話からと第31話からの2回行われた。なお、アイキャッチは5種類が用意された(第1話~第30話・前半のみ)。
ハナちゃんはどれみママたちと一緒に小学校へ通いたいがために、自らのすべての魔力を使って急成長してしまい、水晶玉を割って魔女の資格を失ってしまった。小学6年生になったどれみたちは、ハナちゃんが魔女に戻れるよう修行を手助けすることになる。そして魔女界の女王様は、晴れてハナちゃんが魔女になったときには、どれみたちを魔女にすることを約束した[55]。
一方、先々代の女王は自らが人間界で味わった辛い思い出から生まれた「悲しみの茨」に捕らわれたまま眠り続けていた。どれみたちは、先々代の女王の悲しみを癒す方法を見つけるために試行錯誤を繰り返すが、茨は次第に成長し、深い悲しみが魔女界や人間界を覆い、皆の気力をなくさせ始めてしまう。そうした幾多の苦難に加え、小学校卒業を前にそれぞれの複雑な家庭事情や将来のことについても悩み、答えを見つけ出していくどれみたち。
何とか悲しみの茨を消すと先々代の女王は目覚め、魔女ガエルの呪いも解かれた。無事課題を解決したどれみたちは、改めて魔女となるかどうするかの選択を迫られる。しかし、魔女となって魔女界に渡ることより人間界にとどまることを決意。ハナちゃんは次期女王の最有力候補として魔女界で研鑽につとめ、ともに魔女界と人間界が再び交流できるようになる日を目指すことになった。また、これに伴いマジョリカもMAHO堂を店じまいし、ララや妖精たち、そしてハナちゃんとともに魔女界へと帰っていった。
[編集] 『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』
どれみ達の小学5年生の時のないしょの話。よって時代設定は「も〜っと!」で、見習い服やキャラクターの設定については基本的に「も~っと!」のものである。パーフェクト・チョイス(PPV)で、2004年6月26日から2004年12月11日にかけて全13話が隔週で有料放映された。また地上波では朝日放送(ABC)はじめ一部のテレビ朝日系列局や、関東地区の独立UHF局でも放映されている。後にDVD化。次回予告の決め台詞は「ノートの端っこつまんで破いて秘密のお手紙回しちゃお!」
どれみたちやクラスメートの、誰にも話せない秘密の話や意外な話、ほろ苦かったり切なかったりする話が語られる外伝的なシリーズ。TVシリーズと違って続き物になっておらず、完全なオムニバス形式をとっている。魔女界に関することは一切描かれていない。OVAとして扱われる場合が多い。
[編集] メインスタッフ
- メインプロデューサー - 関弘美(東映アニメーション)
- 原作 - 東堂いづみ
- シリーズ構成 - 山田隆司
- 音楽 - 奥慶一
- 製作担当 - 風間厚徳(『も〜っと!』第30話まで)坂井和男(『も〜っと!』第27話から)27話から30話までは連名。
- 色彩設計 - 辻田邦夫
- 美術デザイン - ゆきゆきえ、行信三
- キャラクターコンセプトデザイン - 馬越嘉彦
- メインシリーズディレクター - 五十嵐卓哉
- 製作協力 - 東映
- 製作 - ABC、ASATSU-DK→ADK、東映→東映アニメーション
[編集] サブスタッフ
- 動画 - EEI-TOEI、TAP、M.S.J.武蔵野製作所
- 背景 - EEI-TOEI、TAP、田中里緑、久保早弥佳、塩崎広光、下川忠海、さわだえいこ、川崎美千代、清水隆夫
- 色指定 - 辻田邦夫、衣笠一雄、小日置知子、佐久間ヨシ子、大谷和也
- デジタル撮影 - 三晃プロダクション
- 編集 - 福光伸一→麻生芳弘、片瀬健太
- 録音 - 川崎公敬、渡辺絵里奈
- 音響効果 - 石野貴久
- 選曲 - 水野さやか
- 記録 - 沢井尚子、梶本みのり、小川真美子
- 録音スタジオ - タバック
- オンライン編集 - TOVIC
- 美術進行 - 高久博→北山礼子
- 仕上進行 - 黒田進、荻田光雄、村上昌裕
- 演技事務 - 小浜匠(東映アカデミー)
- プロデューサー補 - 有原美千代→木戸睦→馬場厚成→柴田宏明→木戸睦
- 演出助手 - 長峯達也、祖谷悟、ひろしまひでき、浅見松雄、佐藤哲哉、中尾幸彦、古賀豪、座古明史、中島豊、大塚隆史、木村延景
- 製作進行 - 風間厚徳、坂井和男、額賀康彦、柳義明、鷲田正一、末竹憲、岡村利和
[編集] シリーズスタッフ
- おジャ魔女どれみ
- プロデューサー - 株柳真司(ABC)、堀内孝(ADK)、蛭田成一
- シリーズディレクター - 佐藤順一、五十嵐卓哉
- 脚本 - 栗山緑、影山由美、吉田玲子、大和屋暁、吉村元希、前川淳、喜多川夏音
- 演出 - 佐藤順一、矢部秋則、五十嵐卓哉、岩井隆央、岡佳広、山吉康夫、広嶋秀樹、伊藤尚往、山内重保
- 作画監督 - 河野宏之、青山充、生田目康裕、なかじまちゅうじ、川村敏江、稲上晃、馬越嘉彦
- 美術 - ゆきゆきえ、行信三、下川忠海、いでともこ、塩崎広光
- おジャ魔女どれみ♯
- プロデューサー - 株柳真司(ABC)、西澤萠黄(ABC)、荒井加奈子(ADK)、成毛克憲(ADK)
- シリーズディレクター - 五十嵐卓哉、山内重保
- 脚本 - 栗山緑、影山由美、成田良美、大和屋暁、吉田玲子
- 演出 - 佐藤順一、矢部秋則、五十嵐卓哉、岩井隆央、岡佳広、山吉康夫、広嶋秀樹、伊藤尚往、山内重保
- 作画監督 - 河野宏之、青山充、生田目康裕、なかじまちゅうじ、川村敏江、稲上晃、馬越嘉彦
- 美術 - ゆきゆきえ、行信三、下川忠海、いでともこ、塩崎広光
- も〜っと! おジャ魔女どれみ
- プロデューサー - 西澤萠黄(ABC)、成毛克憲(ADK)、 高橋知子(ADK)
- シリーズディレクター - 五十嵐卓哉
- 脚本 - 栗山、影山由美、成田良美、大和屋暁
- 演出 - 佐藤順一、矢部秋則、五十嵐卓哉、岩井隆央、岡佳広、山吉康夫、広嶋秀樹、伊藤尚往、山内重保、長峯達也
- 作画監督 - 河野宏之、青山充、生田目康裕、なかじまちゅうじ、川村敏江、稲上晃、馬越嘉彦
- 美術 - ゆきゆきえ、行信三、下川忠海、いでともこ、塩崎広光
- おジャ魔女どれみドッカ〜ン!
- プロデューサー - 西澤萠黄(ABC)、高橋知子(ADK)
- シリーズディレクター - 五十嵐卓哉
- 脚本 - 栗山緑、影山由美、成田良美、大和屋暁
- 演出 - 矢部秋則、五十嵐卓哉、岩井隆央、岡 佳広、山吉康夫、広嶋秀樹、山内重保、細田守、長峯達也、中尾幸彦
- 作画監督 - 河野宏之、青山充、生田目康裕、なかじまちゅうじ、川村敏江、稲上晃、馬越嘉彦、桑原幹根、大河内 忍
- 美術 - ゆきゆきえ、行信三、下川忠海、いでともこ、塩崎広光、田中里緑
- おジャ魔女どれみナ・イ・ショ
- プロデューサー - 小林宣弘(東映アニメーション)、高橋知子(ADK)、川村彩(マーベラスエンターテイメント)
- 総作画監督 - 馬越嘉彦
- 監修 - 佐藤順一
- 脚本 - 栗山緑、影山由美、成田良美大和屋暁
- 演出 - 五十嵐卓哉、岡佳広、中尾幸彦、山内重保、佐藤順一、座古明史、宮下新平、桜井弘明、岡本英樹
- 作画監督 - 桑原幹根、生田目康裕、青山 充、馬場充子、篁 馨、西位輝実、馬越嘉彦
- 美術 - ゆきゆきえ、塩崎広光
[編集] 主題歌
[編集] オープニングテーマ
- おジャ魔女どれみ
- 『おジャ魔女カーニバル!!』
- おジャ魔女どれみ♯
- 『おジャ魔女はココにいる』
- 作詞 - 並河祥太、作曲・編曲 - 堀隆、歌 - MAHO堂
- おジャ魔女どれみドッカ〜ン!
- 『DANCE! おジャ魔女』
- 作詞 - もりちよこ、作曲 - 小杉保夫、編曲 - 山中紀昌、歌 - MAHO堂
- おジャ魔女どれみナ・イ・ショ
- 『ナ・イ・ショ・Yo! おジャ魔女』
- 作詞 - 柚木美祐、作曲 - 吉山隆之、編曲 - 川本盛文、歌 - MAHO堂
- 『おジャ魔女カーニバル!!』、『おジャ魔女はココにいる』は第3シリーズ『も〜っと! おジャ魔女どれみ』時のMAHO堂メンバーで収録したバージョンもある(ミュージカルで使用)。
[編集] エンディングテーマ
- おジャ魔女どれみ
- 『きっと明日は』
- 作詞 - 大森祥子、作曲:茅原万起、編曲 - 川崎真弘、歌 - しゅうさえこ
- おジャ魔女どれみ♯
- 『声をきかせて』
- 作詞・作曲 - 杉山加奈、編曲 - 丸尾めぐみ、歌 - MAHO堂
- も〜っと! おジャ魔女どれみ
- 『たからもの』
- 作詞・作曲 - 茅原万起、編曲 - 安井歩、歌 - こむろゆい
- おジャ魔女どれみドッカ〜ン!
- 『わたしのつばさ』 (第1話 - 第13話、第31話 - 第51話)
- 『おジャ魔女音頭でハッピッピ!!』 (第14話 - 第30話)
- 作詞 - 武頼杏、作曲 - 小杉保夫、編曲 - 上田益、歌 - MAHO堂
- おジャ魔女どれみナ・イ・ショ
- 『ステキ∞(ムゲンダイ)』(第1話 - 第11話、第13話)
- 作詞 - 柚木美祐、作曲 - 坂下正俊、編曲 - 川本盛文、歌 - MAHO堂
- 『たからもの』(第12話)
[編集] アイテム
[編集] 『おジャ魔女どれみ』
- 見習いタップ
- 標準的なタップ。第1話の時点でマジョリカは3個所有していた。ぽっぷの分はあとからデラを通して購入した。見習い服を着ている間は胸中央に付ける。以後のタップは主に叩くことでポロンや空飛ぶほうきを出すが、このタップは周囲のボタン(それぞれ音階に対応している)を所定の順で押すことでそれらを出す。
- 見習い服(第1シリーズ)
- 標準的な見習い服。タップ中央のボタンを押すと音楽と共に出てくる。音楽が鳴っている間に頭から被り、間に合わないとはじめからやり直し。はづきはどれみと同様に、初めてのときに着損ねた事から、マジョリカから「こいつもおジャ魔女のクチか」といわれるようになる。ただし、犬がボタンを押してしまい、自動的に見習い服に着替えさせられた描写も作中には存在する[57]。
- ポロン
- タップで低い方から高い方へ「ド、ミ、ソ、ド」と鳴らせば出てくる。いくつかの名前があるが、作中では2種類の意匠のみ。
- ペペルトポロン
- 魔法の杖的な楽器。第1話からどれみが、第25話からぽっぷが使用。ピアノの音が鳴る。『も~っと!』第2話の回想シーンではももこが同型のポロンを使用しているが、名前は作中に登場しない。
- プワプワポロン
- 第4話からはづきが使用。バトンのような細長い型。バイオリンの音が鳴る。
- ポップンポロン
- 第4話からあいこが使用。プワプワポロンと同型。ハーモニカの音が鳴る。
- クルールポロン
- 第23話からどれみ、はづき、あいこが使用。第35話(初登場時)からおんぷが使用。『♯』第3話からぽっぷがシリーズ終了時まで使用。6級試験に合格した魔女見習いがそれまで使用していたポロンと、各自の愛用の楽器を合体させたもの。なお、魔女の資格がはく奪された際は、女王様によって愛用の楽器が分離されて各自に返却された[58]。
- 魔法玉
- ポロンに入れて魔法を使う。強力な魔法を使う時はそれだけ多数の魔法玉が必要。尚後に出てくる「魔法の実」と同様に特定の木に成る事が明らかになっている[59]。クルールポロン専用の魔法玉は形が違い、通常の魔法玉の3倍の力があるとされる[60]。
- 「魔法玉5個分」といった重さの基準[61]や魔女界の通貨としても使われる。人間界の貨幣や品物と交換する場合、その額面ではなく、物に込められた「想い」の強さが基準となる。
- 空飛ぶほうき
- タップから出す(後の作品ではいつの間にか持っている場合もある)。音階は「ド、ファ、ラ、ド」とこちらも低い方から始まり高い方で終わる。どれみは最初のうちは乗りこなすのにかなり苦労させられていたが、あいこは一回目で文字通り「ねじ伏せて」いる。通常どれみ、ぽっぷ、ももこ[62]、ハナちゃんは正面を向いて普通に跨り、はづきとおんぷは横座り[63]で、あいこは正面を向き、あぐらをかいた様な状態でほうきを挟み込むようにして跨る。第1期の終盤以外で、飛行するところを誰かに目撃されたことは無い。
- 認定玉
- 見習い試験に合格した時と、大勢の人または人以外の何かを助けるなど魔法を使って良い事をした時にもらえる。形はクルールポロンに収められる魔法玉に似ている[64]。魔女になるためには認定玉が11個必要なので、9〜1級試験に合格する他、2回善行を行わなければならないことになる[65]。認定証(専用のケース)に収納する[66]。
- レジスター
- 通常の小売店で使われるレジとは違い、バーコードではなく、直接商品にスキャナをあてるだけで価格を読み取ることができる。また、レシートもカラフルである。
- ピュアレーヌパソコン
- 第26話から登場。バッドカードを回収して保管する際に使われる。ピュアレーヌに認められ、バッドカードの回収を命じられたどれみたちに、女王様から手渡された。起動させるためのスイッチは画面から出さなくてはならず、ピュアレーヌ以外の者が使用することはできない。中にはオヤジーデが封印されている。
- マジョルカのお守り
- 第35話からおんぷが使用。禁呪を使った時に発生する呪いから着用者を守るが、使いすぎると壊れてしまう。
[編集] 『おジャ魔女どれみ♯』
『おジャ魔女どれみ♯』以降、主要アイテムは各シリーズの第1話で女王様から支給される。ただしぽっぷだけは『ドッカ〜ン!』まで一貫して見習いタップ・見習い服(第1シリーズ)・クルールポロンを使い続けた。
- リズムタップ
- 1級試験に合格した魔女見習いだけが使用できるタップ。カスタネットのように体を叩きながらお着替えする。魔法の実を入れておく事も出来る。
- 見習い服(♯)
- 『第1シリーズ』のデザインを残しながらも各所に白を配されている。女王様との謁見時にはマント(と呼ばれているが、むしろケープに近い)を羽織る。
- ピコットポロン
- 魔法の実を使う。呪文を唱えると先端の♪マークが回転する。魔法の実を一個しか入れられないことから、一個の魔法の実を複数回に分けて使用できるものと思われる。
- 魔法の実
- 1個あたりの魔力の大きさ・通貨としての価値は魔法玉数十個分に当たる[67]。魔法玉と違い、各自で「魔法の実の成る木[68]」を育てることで補充するが、育てるのは大変難しいとされている。
- 母子手帳
- 第7話から登場。ハナちゃんの健康診断・育児テストの際に必要となる。合格するとマジョハートからはんこをもらうことができ、表紙の色が変化する。
- クルリンコール
- 第7話から登場。ダイヤル式の携帯電話。魔法の実を使う。どれみたちには女王様から2台が贈られた。登場当初は名前がなく、第25話から「クルリンコール」という名前が使われた。
- 魔法ハーブ
- 第9話から登場。魔女の赤ちゃんを養育する際に必要となる。栄養剤や薬として利用される。
- パトレーヌドレス
- 第23話から登場。ハナちゃんを守るためにロイヤルパトレーヌになったどれみたちに新たに与えられた服で、悪い魔法を跳ね返す力がある。花びらをモチーフにしたデザインで、見習い服(♯)よりもさらに白の配色が多い。
- リースポロン
- 第23話から登場。ロイヤルシードを使う。通常より短い呪文でマジカルステージ級の魔法を発動させられる。魔法の内容を頭の中で念じるだけでよく、呪文も「最初の1節 + パトレーヌ」と短くて済む。ただし、魔法の威力は非常に強く、魔法使いたちからハナちゃんを守る場合にのみ使用が許されている。
- ロイヤルシード
- 第23話から登場。魔法の実の成る木に、10年に1個できれば良いほうだと言われる特別な実のこと。極めて高い魔力を持ち、また貴重なもの。リースポロンは魔法の実ではなく、こちらを使用する。
- パトレーヌコール
- 第25話から登場。ロイヤルパトレーヌ専用の携帯電話。どれみたちには女王様から1人1台ずつ贈られた。1ヶ所に全員が揃っていなくてもマジカルステージが出来るよう魔法を飛ばしたり、妖精をパトレーヌパソコンに送り込んだり出来る。
- パトレーヌパソコン
- 第31話から登場。ハナちゃんの現在位置を表示したり、妖精や魔法使いを取り込んだり出来る。
[編集] 『も〜っと! おジャ魔女どれみ』
『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』でも同じアイテムを使用。
- パララタップ
- 他シリーズのタップと違い、左手に付けられた腕輪状。指輪がセットになっている。指輪は中指につける。始めに手拍子を2拍打ちパラパラ風のメロディーで踊りながらお着替えする。踊りの3拍子目のポーズと手袋の装着ポーズに各自の個性が現れている。また、この3拍目で頭に手をのせるポーズを取るとパティシエ服へのお着替えになる。
- 見習い服(も~っと!)
- パフスリーブがついたボレロ風のデザイン。裏返すとパティシエ服になる。見習い服には外国語の同時翻訳機能がついている。
- スウィートポロン
- 魔法のもとを使う。握り部分の先端にパラソルに似せた反りがついている。呪文詠唱時の音楽はメロディこそ5人とも共通だが、各自の担当楽器(どれみはピアノ、はづきはバイオリン、あいこはハーモニカ、おんぷはフルート、ももこはギター)の音に改まった。また、ポロンに魔法のもとを補充するには女王に取り次いでもらわなければならない。
- パティシエ服
- 見習い服とリバーシブルになった、お菓子作り専用の服。
- パティシエインカム
- パティシエ服に着替えた時、見習い服の帽子の代わりに装着される。同時通訳機能がついている他、後で登場するレシピ日記に妖精を送り込む機能もある。
- パティシエポロン
- お菓子を作る時の仕上げに、願い事を唱えながら魔法のもとを振り掛ける。これによりお菓子は魔法アイテム扱いとなる。
- 魔法のもと
- 粉末状の魔力媒体。極めて高価なもので、数も少ない。魔法問屋で購入することが可能[69]。作ったお菓子に振り掛けたり、スウィートポロンを使う際に用いられる。
- レシピ日記
- 第30話から登場。先々代の女王様の専属料理人だった魔女が、魔法文字で各種の調理法を記した本。これが登場するまでは、どれみたちは市販のレシピ集を利用していた。内部が図書館のようになっていたり、占いや日記、伝言板などの機能もついていて、妖精を中に送り込む事でそれらの機能が使えるようになる。この中に入ると、妖精は人間の言葉を話せるようになる。本編とは直接関係ないが、これに対応するおもちゃの商品名は「パティシエ日記」で、CM上では「パソコンだよ」と定義付けられていた。