超劇場版ケロロ軍曹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ケロロ軍曹 > ケロロ軍曹 (アニメ) > 超劇場版ケロロ軍曹
超劇場版ケロロ軍曹
監督 近藤信宏
脚本 池田眞美子
製作 テレビ東京NASサンライズ
製作総指揮 佐藤順一(総監督)
出演者 渡辺久美子
川上とも子
小桜エツ子
中田譲治
子安武人
草尾毅
斎藤千和
平松晶子
能登麻美子
池澤春菜
石田彰
広橋涼
新垣結衣
おぎやはぎ
音楽 鈴木さえ子、掛川陽介、本澤尚之
主題歌 ケロロダンシング
編集 板部浩章
配給 角川ヘラルド映画
公開 2006年3月11日
上映時間 約60分
製作国 日本
興行収入 億円 
次作 超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!
テンプレートを表示

超劇場版ケロロ軍曹』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそう)は、2006年3月11日に公開された、『ケロロ軍曹』初の映画作品。上映時間は約60分。同時上映は『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』。

概要[編集]

2006年8月25日DVD化され、一般に発売された。また、2007年3月4日に放送された『超特番☆ケロロ軍曹』で初めてテレビ放送された(ただしスタッフクレジットは主要キャストのみだった)。また、すでに台湾香港韓国の3か国で上映されている。 当作品を井上伸一郎は「信頼」をテーマにしたと語っていた。

ストーリー[編集]

ある日ケロロ冬樹と大好きなガンプラを買いに出掛けるが、帰り道で不思議な祠に気付く。ひょんなことから祠に入ってしまうと、そこは不思議な空間が広がっていた。そこでの様な物をうっかり割ってしまうが、接着剤で何とか直す。だが大事なパーツを壺に付け忘れていた。それを見た二人は怖くなって逃げるように帰った。恐ろしい事が起こり始めていると言う事も知らずに…。

その日からケロロ達に不思議なバツ印が付いた。印が付いた人はテレパシーが使えるらしい。人々はこれは新人類の誕生とし大いに喜んだ。ケロロはこれこそ侵略のチャンスと思い立ち、印をタママギロロモアに付け、クルル曹長にテレパシー増幅マシーンを作るよう命じた。

しかしその後、人々は悪意の気持ちしか伝わらなくなってしまい、さらに近くにいる者の心の声が強制的に聞こえるようになってしまう。学校はおろか街中にまで影響が出始め、人間不信で引きこもる人が急増してしまった。夜になっても街中の電気が消えたまま。この異変に冬樹と夏美が気付き始めた頃、ケロロは増幅マシーンを使って侵略を開始しようとしていた。その時謎のケロン人ミララが土偶のような乗り物に乗って出現する。そして人々が引き篭もり出したのはキルルという、ケロン人が製造した最終古代兵器の影響だと冬樹達に告げる。ミララによると、キルルに勝つには友情と信頼が必要不可欠だとの事。この発言に対し、ケロロは友達同士である自分たちにはそれがあると言った。が、ミララがケロロの侵略兵器(増幅マシーン)のことを言い出した事でケロロと冬樹の仲が悪くなってしまう。そうこうしているうちに、人々のネガティブな感情をエネルギーとして吸収したキルルが巨大に成長して出現してしまう…。

登場人物・キャスト[編集]

レギュラーキャラ[編集]

詳細はケロロ軍曹の登場人物一覧を参照。

ケロロ軍曹渡辺久美子
日向冬樹川上とも子
タママ二等兵小桜エツ子
ギロロ伍長中田譲治
クルル曹長子安武人
ドロロ兵長草尾毅
日向夏美斎藤千和
日向秋平松晶子
サブロー石田彰
西澤桃華池澤春菜
アンゴル=モア能登麻美子
東谷小雪広橋涼
556檜山修之
ラビー:金田朋子
霜月やよい:谷井あすか
師走さつき:松浦チエ
メロディーハニー:豊口めぐみ
ナレーション:藤原啓治

劇場版のみの登場人物[編集]

キルル
声 - おぎやはぎ
自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の“実行する者”。詳細についてはキルルを参照。
ミララ
声 - 新垣結衣
古代のケロン人。キルルの出現とともに現れた。「自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の“審判を下す者”。色は薄いピンクでおでこに○マーク、巫女風の着物、空中に浮くためのポックリを履いている。土偶型のロボットに乗って移動するが使わなくても飛ぶことができる。口癖は「いと〜」。最初にケロロ達の前に現れた時は素性を偽って「古代兵器研究家」と名乗っていた。実はキルルを操ることが出来る“審判を下す者”で、彼を封印するためのでもあり、ピンク色の大型の鍵に変化する。冬樹とケロロによってキルル本体を封印し、これとともに消滅した。
ゾロリ
声 - 山寺宏一
同時上映「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」の主人公で、特別出演している。イシシ・ノシシも出演しているが、セリフはゾロリのみである。なお、原作第105話でも同盟種族ジロリ人として原ゆたからしき人物に変装していた。変装を解く音は「ブンブ〜ン」。
漫画家
声 - 古谷徹
秋の勤める会社「角山書店」の漫画家。
女子生徒
声 - 読者参加
冬樹、夏美のクラスにそれぞれいた二人の女子生徒。

用語[編集]

自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】
古代ケロン軍が開発した2人で1つの侵略兵器。ミララは審判を下す者、キルルが実行する者[1]
帰り道にケロロが見掛けたキルルが封印されている祠。
真ん中に○と×が合わさった印が刻まれた石を祀っただけの外観を持つがワープ後、ジュラ紀ジャングルの真ん中に小さなドームが建っている。中に壁画が描かれており、キルル本体がケロン星から送られる場面から壷に封印されるまでの場面がある。
  • 壷がケロン星から送られて来た場面が3つ
  • キルルが恐竜を絶滅させている場面が4つ
  • キルルが巨大化し無数に分裂をした場面が2つ
  • ミララがキルルを封印している壁画が1つ(彼女の壁画を目撃した際に冬樹と夏美は驚愕した)
  • アンゴル=ティアによって壷に封印された場面が2つ
侵略する星の人間とされる人間が仲良くなった時、審判を下す者であるミララがキルルを再び封印する為に変身するピンク色の大きな鍵(超劇場版3ではミルルも前述同様の役目を担っている為、鍵に変身出来る)。
本体の色はピンク色なのが共通点だが、ミララが変身した鍵は横向きで右側の穴に彼女の桃色ツインテールを結んだ髪飾りが一つだけ付けてある。彼女が言葉を発する度に青い珠の部分が発光する(ミルルが変身した鍵は形状が異なり、縦型で上部に彼女の頭部が模してある。緑色の珠の部分は言葉を発しても発光しない)。

スタッフ[編集]

  • 原作:吉崎観音角川書店月刊少年エース」連載)
  • 企画:井上伸一郎、内田健二
  • プロデューサー:渡辺啓之、大橋千恵雄
  • TVリレーションシップス:紅谷佳和 (テレビ東京)(現AT-X)、実松照晃 (NAS)
  • 監督・絵コンテ:近藤信宏(テレビシリーズでも3rdシーズンに山本裕介と交代して監督を務めている)
  • 総監督:佐藤順一
  • 演出:北村真咲
  • 脚本:池田眞美子
  • キャラクターデザイン・総作画監督:追崎史敏
  • 作画監督:追崎史敏、中山初絵、新保卓郎、高橋真一、小栗寛子、工藤昌史、吉田大輔、糸島雅彦
  • 動画検査:渡辺恵一、岡部実、岩長幸一
  • 色彩設計:中里智恵
  • 特殊効果:垣田由紀子
  • 美術監督:駒田寛
  • 撮影監督:福士亨
  • 音響監督:鶴岡陽太
  • 音響制作:楽音舎
  • 録音助手:五十嵐恵美
  • 録音調整:椎原操志
  • 音響制作担当:杉山好美
  • 光化学リレコ:上田太士
  • デジタル工学録音:西尾曻
  • 編集助手:高橋歩、野川仁
  • 編集:板部浩章
  • 選曲:佐藤恭野
  • 音響効果:蔭山満(フィズサウンドクリエイション
  • 音楽:鈴木さえ子、掛川陽介、本澤尚之
  • 現像:IMAGICA
  • タイミング:平林弘明
  • オプチカル:柴田誠
  • 音楽制作協力:ビクターエンタテインメント
  • スペシャルサンクス:劇場版ゾロリエンターテイメント製作委員会
  • 制作デスク:田村一彦
  • 設定制作:轟大河
  • 制作助手:香西千草
  • 企画担当:尾崎雅之、阿久津理恵
  • 3DCGプロデューサー:今西隆志、柴田英樹
  • 3DCG制作デスク:大原昌典
  • 3DCG設定制作:岩切泰助
  • 3DCG制作事務:押本真理子
  • 3DCG制作進行:金澤俊輔、江島求紀
  • 著作権:(C)2006吉崎観音/角川グループパブリッシング角川ヘラルド映画(現・角川映画)サンライズテレビ東京NAS

主題歌・挿入曲[編集]

劇場版の宣伝[編集]

2006年3月9日放送分の『おはスタ』において映画版の告知のためケロロ・タママ・ギロロの3人の着ぐるみが登場した。

今までおはスタに登場した作品は基本的に小学館の雑誌(『月刊コロコロコミック』・『週刊少年サンデー』・『ちゃお』)関連のキャラクターしか出ていなかったが、今回初めて出版社(ただし、提供クレジットに角川ヘラルド映画が入っている)が別のアニメが取り上げられた。また、ケロロが出ると言うことでその日に限りスタジオに本来は番組内では取り上げないガンプラがおかれていた。

劇場版のゲストキャラ扱い[編集]

本作では同時上映の『まじめにふまじめかいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』のキャラがゲストキャラとして登場した。 ゾロリ(山寺宏一)とイシシ(声:野沢雅子愛河里花子の代役))とノシシ(声:くまいもとこ)の3人が登場したが喋ったのはゾロリだけだった。同様に『まじめにふまじめかいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』の方にもケロロ小隊がゲストキャラとして登場した(ケロロ小隊全員が登場し、一言ずつ喋った。去り際にクルルが「スペシャルゲストの扱いじゃないな。」と言っていた)。

ゾロリ映画におけるゲストキャラであるケロロ小隊は全員が一言ずつ喋ったため、約1分近くゾロリワールドに滞在したが、ゾロリはケロロワールドでは約10秒ほどですぐに退場になった。また、ケロロ小隊はゾロリ映画の最後(スタッフロールの最後の方)でもう一度登場(宇宙船に乗っていたので台詞のみ)したが、ケロロ映画の最後にゾロリは出てこなかった。また両方ともエンディングのスタッフロールでクレジット(スペシャルサンクス 劇場版ゾロリエンターテイメント製作委員会)が表示された。

草案[編集]

この作品には原作者吉崎観音の書いた草案が存在する。その内容は、コミックス13巻に収録されている。劇場版との違いは以下の通り。

  • キルルは地球に封じられていたのではなく、宇宙警察のミスで地球にたどり着いたとされている。

補足[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ケロロ軍曹おあそびえほん6より。

関連項目[編集]