草尾毅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
くさお たけし
草尾 毅
プロフィール
性別 男性
出生地 日本の旗 日本埼玉県
生年月日 1965年11月20日(46歳)
血液型 B型
職業 声優歌手
事務所 青二プロダクション
声優活動
活動時期 1987年 -
ジャンル アニメーション映画
デビュー作 甲斐(『AKIRA』)
音楽活動
活動時期 1990年 -
ジャンル J-POP
職種 歌手
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

草尾 毅(くさお たけし、1965年11月20日 - )は、日本声優俳優歌手青二プロダクション所属。埼玉県出身。身長165cm。血液型はB型。

目次

[編集] 概要

[編集] 来歴

進学校に進むも高校時代はあまり勉強に集中できず、大学を友人らと記念受験のつもりで受けるが結果は不合格に。そんな折、後に自身が所属することとなる青二プロダクションが経営する青二塾へ入塾し、1年間声優としての基礎を学んだ。冬馬由美らと同じく青二塾東京校第6期生出身である。

初仕事は押井守が初めて監督した実写作品で、千葉繁が主演を演じた『紅い眼鏡/The Red Spectacles』での死体役だった。他に、着ぐるみなどの仕事もしたと言う。 1987年のジュニア時代にOVAの主役の声を演じる。

1989年に、テレビアニメ『鎧伝サムライトルーパー』の人気をきっかけに男性主演声優の5人で声優音楽ユニット「NG5」を結成。ピーク時のイベント数は月に15本あり、5人のトルーパー関連CDは70万枚・12億円の売上げを記録する。OVAは予約時点で7万本に達し、音楽ビデオに至ってはオリコンチャート1位を獲得するなどの人気を博した。1990年に同ユニットが解散した後は、ソロのアーティストとしても精力的に活動。声をあてたアニメ関連の曲はもとより、オリジナルの曲も数多い。また、子供向けアニメへの出演が多い。

[編集] 特色

基本的には、『NG騎士ラムネ&40』のラムネス、『SLAM DUNK』の桜木花道のような熱血主人公を得意としている。特に、『ドラゴンボールZ』のトランクス、『ロードス島戦記』のパーン、『イース』のアドル・クリスティン、『テイルズ オブ ファンタジア』のクレス・アルベインなどの、いわゆる“戦士”といった役柄をこれまでに数多く担当している。

その一方で、『GUILTY GEARシリーズ』のカイ・キスクの様な大人しさと熱情が同居する役や、『D・N・ANGEL』のクラッドのように冷徹な美男子役を担当する機会も多い。また『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』の魏志軍のような狂気を帯びたラスボスまで幅広く演じている。その他に『すもももももも 地上最強のヨメ』の虎金井天下などの二枚目半のキャラクターや、『よんでますよ、アザゼルさん。』では天使でありながら悪徳を目にしても内心で罵倒するだけで見てみぬフリをする俗っぽい小物役も演じた。

青年役と平行し、10歳前後の少年役も吹き替え作品含め数多く担当してきている。近年では人間以外の役も演じる事が多くなった。『ドラゴンボールZ』では青年期のトランクス、幼少期のトランクス、フュージョン時のゴテンクスと3役を、一つの役柄で担当している。『Yes! プリキュア5』では、青年役の小々田コージの爽やかな声と動物役のココの甲高い声を演じ分けた[1]

特撮作品にも声をあてることが多く、初出演作である『ビーロボカブタック』では、主人公のカブタックの声を担当。コミカルな面の目立つノーマルモードと、熱血ヒーローのスーパーモードとを1人で声を演じ分けている[2]。また俳優として出演することもあり、『ボイスラッガー』では主役の1人として出演を果たしている。

[編集] エピソード

ラジオなどで自分を紹介する時に「どうも、草尾毅でした」と、登場してからいきなり帰ってしまうような冗談を言うことがある。そのラジオでは悩み相談を受けることも多く、毎回草尾らしい独特の見解で答えている。

2001年に行われた陣内智則の単独ライブ「JING」にて、「声優に挑戦」コーナーの講師としてゲスト出演した際には、『ドラゴンボールZ』の映画版フィルムを使用しての生アフレコを披露し、観客からは暖かい拍手を受けた。

1989年に結成された声優音楽ユニット「NG5」は絶大な人気を獲得し、『鎧伝サムライトルーパー』関連のコンサートや握手会などのイベントの後には毎回号泣者や失神者が絶えず、救急車が出動することもあった。このNG5の人気はアニメ業界だけでなく、多くの一般マスコミ(『FNNスーパータイム』『地球発19時』など)でも取り上げられるほどだった(詳しくはNG5の項を参照)。ちなみに『地球発19時』でのNG5の特集では、それまでの草尾(当時23歳)の給料が月5万円だったことが語られていた。

草尾のライブも観覧するなど、NG5時代からの飲み友達でもあった林原めぐみラジオパーソナリティを務めるラジオ番組『林原めぐみのHeartful Station』で1994年にゲスト出演した際には、「昔、隣の家の犬の「ジロー」に握りっ屁をした」と林原が話し、面白がった草尾が「『めぐタンのジローに握りっ屁』のコーナーへお便り下さい!!」と言ったところ、後日、本当に握りっ屁宛ての便りが大量に届き、仕方なく月替わりのネタコーナー『めぐタンの「ジローに握りっ屁」』が誕生、レギュラー化されたという逸話がある。ちなみに、ジングルのタイトルコールは草尾による林原の物真似と、林原自身によるものが不定期で交互に使われた。

真田幸村関係に縁がある。『戦国無双』では真田幸村の声を担当している他、デビュー作の甲斐は真田幸村の出身地である。

テレビ朝日系列で放映された『ビックリマン』シリーズでは全ての作品で声をあてており、第3シリーズの『スーパービックリマン』では主人公のフェニックスを担当した。その際OP&ED曲を担当するなど、同シリーズと縁の深い声優の1人である。

『NG騎士ラムネ&40』で共演した矢尾一樹と一緒に仕事をすると、担当キャラの性格にかかわらず熱血モードになるという。矢尾によれば、「こんな声の出し方を続けていると、2人共喉の寿命を10年縮める」と、かつて先輩声優に言われたとされる。この作品以降も、ドラマCD版『辣韮の皮〜萌えろ!杜の宮高校漫画研究部〜』や特撮テレビドラマ『ビーロボカブタック』などで共演する機会が多い。

『SLAM DUNK』の桜木花道の声を現在でも出せるのか不安になることもあり、声を演じる度にドキドキし、昔のゲームを見つけてプレイした際には「当時の俺の声若い!!」とあらためて実感したという。また後に「花道をやると、3回に1回は体を壊していた」とも語っている。自身にはこれまでになかった役であることと、アフレコが午前10時からのスタートだったことも重なり、毎回あのテンションの声を演じるにあたっては相当苦労していたという。2008年4月8日放送の『笑っていいとも!』で、花道の声を披露した。

神谷明が務めて有名になったヒーローの声の"二代目"としての配役もある[3]

ラジオで自身のことを深く打ち明けることが少ないが、その理由を『CLUB ココ&ナッツ』最終回を良い機会として語り、その原因と決着を付けてきたという報告も行った。

[編集] ドラゴンボール関連

新人時代とある録音スタジオに居た時、置かれていた『週刊少年ジャンプ』を見つけ、ちょうどその回がトランクスの初登場シーンだったため、当時冗談半分で「このトランクスは俺がやる!!」とマネージャーに話していたことがあった。後に本当に役をもらった時は、大変喜んだという[4]。トランクスの演技について草尾は「たまにセリフ回しと掛け声を父親のベジータ役の堀川さんに似せてみようと思って演じている」と語っている[5]

アメリカ・ノースカロライナ州で行われた「アニメいずめんと2007」ではゲストとして招かれ、アメリカの悟天役の声優とフュージョンの掛け声を一緒に披露した。その際、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」新宿店で一時間半も行列に並んだ草尾の話を切っ掛けに、偶然にも近くにあった一号店の場所を現地のスタッフから教わる事となり、スタッフ、女性声優陣(雪野五月井上喜久子ら)と合わさって、2台の車に分乗し10人以上で買いに行った。

『ドラゴンボール』シリーズの収録現場は、スタッフ含めキャスト陣の雰囲気が非常になごやかで和気藹々としていたそうである。悟天役の野沢雅子とゴテンクスの場面を録る際は、セリフの息を合わせるのに大変苦労し、「野沢さんが僕に合わせてくれていたのかもしれない」と話し、また当初幼少期のトランクスを演じることに対して不安を抱いていたが、孫悟空孫悟飯孫悟天と3役の声を演じる野沢の演技がとても勉強になった」と語っている[4]

[編集] 吹き替えの仕事

アニメ以外にも洋画の吹き替えの仕事もこなし、幅広い作品に声をあてている。吹き替え作品では、若い頃のレオナルド・ディカプリオ作品で声をいくつか担当したこともある。この他、TVモノでは海外のシットコムの『ボーイ・ミーツ・ワールド』では主人公の幼なじみの親友ショーン(ライダー・ストロング)を担当し、ハリウッドの青春コメディモノにも出演している。

[編集] 出演作品

太字は主役・メインキャラクター。

[編集] テレビアニメ

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

  • 極上!!めちゃモテ委員長 セカンドコレクション(ユージ)
  • 世界一初恋(長谷川)
  • デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国(蒼沼キリハバリスタモン、グレイモン / メタルグレイモン、OPナレーション
  • デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち(時計屋のおやじ[6]、ブロッサモン、バリスタモン、蒼沼キリハ)
  • フジログフジヤマオサム
  • 真剣で私に恋しなさい!!島津岳人
  • よんでますよ、アザゼルさん。(サリエル)
  • リングにかけろ1 世界大会編(香取石松)
  • ONE PIECE(ゴール・D・ロジャー(若い頃))

[編集] OVA

[編集] 劇場アニメ

[編集] ゲーム

[編集] 外国アニメ

[編集] 特撮

[編集] 吹き替え

[編集] 映画

[編集] 海外ドラマ

[編集] ドラマCD

[編集] その他CD

[編集] ラジオ

[編集] WEBラジオ

  • メダカの学校
  • パケdioアニラジチャンネル 第45、46回ゲスト
  • マミトタケシのK2じゃナイト(パーソナリティ
  • やっぱりマミタケじゃナイト(パーソナリティ、声優Wave
  • PASH!でDASH! 月曜まで60分 第30回ゲスト
  • CLUB ココ&ナッツ(パーソナリティ、アニメイトTV
  • ショッカーO野の秘密基地へようこそ!! 第5回ゲスト
  • 草尾毅と赤羽根健治のマ・どうにかアニメージュ(パーソナリティ、アニメージュモバイル)

[編集] ラジオドラマ

  • G-SAVIOUR(モーリス・リバ)
  • 青山二丁目劇場文化放送
    • 「クリスマスナイト」(守)
    • 「新三郎の恋」(原新三郎)
    • 「九十九耕一 ファンタジーの世界」第2回(僕)
    • 「籐子の恋」第1、2、4話(青年時代の義彦)
    • 「ヒッチハイク」
  • 恋する音楽小説「4つのコンプレックス」(NHK-FM放送
  • 青春アドベンチャーNHK-FM放送
    • 「オルファクトグラム」(ミノル)
    • 「太陽の簒奪者」
    • 「トリガー」(験)
    • 「迷宮百年の睡魔」(シャルル・ドリィ)
    • 「Meg」(バド)
  • FMシアター「クジラの消えた日」
  • VOMIC 孤高の人(黒沢睦美)

[編集] CDアルバム

  • 『NINETY'S-TAKESHI KUSAO』(1990年6月21日 / KICA-21)
  • 『Credo-Believe in something-』(1990年9月27日 / TYCY-5143)
  • 『Take A Shine-Under the Starry Night-』(1991年9月13日 / TYCY-5175)
  • 『Beginning Breeze』(1993年9月8日 / TYCY-5319)
  • 『TAU』(1994年8月24日 / TYCY-5396)
  • 『愛を歌う(EARLY TAKESHI KUSAO Vol.1)』(1994年12月21日 / TYCY-5415)
  • 『青春の光と影(EARLY TAKESHI KUSAO Vol.2)』(1994年12月21日 / TYCY-5416)
  • 『COMS』(1995年7月5日 / MRCA-10030)
  • 『PANGAEA』(1996年5月21日 / COCC-13413)
  • 『草尾毅スーパーベストYOUMEX YOUMIX』(2004年12月21日 / ABCA-5072)

[編集] CDシングル

  • 『もういちど I LOVE YOU』(ミニアルバム)(1990年1月26日 / TYDY-5123)
  • 『熱帯夜』(1994年6月29日 / TYDY-2058)
  • 『PASSING RAIN』(1994年12月16日 / MRDA-00045)
  • 『こしゃくな唇』(1996年3月20日 / CODC-905)
  • 『SPEED VIBRATION』(1997年3月20日 / CODC-1181)
  • 『THE ECHO OF MY HEART』(1997年6月21日 / CODC-1250)

[編集] マキシシングル

  • 『湘南せれなーで』(2001年11月11日 / NMAX-1031)

[編集] CDアルバム(その他)

  • 『NG FIVE First&Final』(1989年6月5日 / 292A-91)
  • 『EVERYBODY'S CHRISTMAS』(1990年11月21日 / TYCY-5148)
  • 『Present(声優せれくしょん)』(1991年2月21日 / PCLA-813)
  • 『今夜は絶対カーニバル』(1991年11月27日 / TYCY-5184)
  • 『草尾毅のT-Kids Party R Vol.1』(1995年1月20日 / MRCA-20054)
  • 『草尾毅のT-Kids Party R〜Final Party〜』(1995年5月19日 / MRCA-20066)
  • 『PRETTY in WHITE』(1996年11月25日 / POCH-1613)

[編集] ビデオ&DVD(イベント、ライブ他)

  • N・G・FIVE
  • N・G・FIVE HARIKIRI ライブ
  • TOKYOCITYめるへん(オリジナルビデオドラマ)
  • ROCK'N ROLL MY WAY
  • Libre Viaje
  • EVERYBODY'S CHRISTMAS
  • Cheer Up!
  • VOICE(オリジナルビデオドラマ)
  • 今夜は絶対カーニバル!!
  • 声優への道 機動警察パトレイバー アッセンブルインサート
  • Excited Device 1991 TAKE A SHINE CONCERTS
  • Beginning Breeze -TAKESHI KUSAO Live Tour'93-
  • ヴォイスアクター30 Vol.3
  • TAKESHI KUSAO SPECIAL LIVE '94 PASSING RAIN
  • TAKESI KUSAO LIVE TOUR96'-PANGAEA-
  • Voice Festival to 2000
  • TAKESHI KUSAO CONCERT 2000「0→1」
  • PHASE2001
  • 劇場版 幻想魔伝最遊記サマーイリュージョン
  • 劇場版 幻想魔伝最遊記サマーイリュージョン2002
  • ぴえろアニメワールド2003

[編集] TV出演

[編集] CM

[編集] その他

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ この技量の片鱗は実は『NG騎士ラムネ&40』(#34の成長前/後)や『ビーロボカブタック』(ノーマル/ハイパー)に於いて明らかになっている。尚同じ演技を入野自由も行っている。
  2. ^ 海外版では声色が高めなノーマルモードは女性が、スーパーモードでは男性と、それぞれ違う役者が担当している
  3. ^ゲッターロボ號』では神谷明と共演し、新旧二大熱血ヒーローボイスの競演となった。
  4. ^ a b ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 トランクス役 草尾毅」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、154-157頁。
  5. ^ TVぴあ 11/03/16号。
  6. ^ スタッフ・キャスト”. 東映アニメーション. 2011年9月30日閲覧。
  7. ^ 尚この作品はパイロット版のみ存在する。おまけに例の事件の為に、本作はお蔵入りしてしまった。
  8. ^ 『B's-LOG』2011年12月号より
  9. ^週刊ファミ通』2011年11月10日号より。
  10. ^ 『ヒーローズファンタジア』のアメリアやドロロ兵など新たな登場キャラクターを公開! イベント会話シーンも掲載”. 電撃オンライン. 2011年12月9日閲覧。
  11. ^ ルビー・パーティー開発の新作「FabStyle」がNDS/3DSに向けて11月24日に発売。おしゃれに仕事に恋にと“最高の生き方”を追求しよう”. 4Gamer.net. 2011年9月21日閲覧。
  12. ^ 登場人物”. 真剣で私に恋しなさい!!R. 2011年10月8日閲覧。
  13. ^ EPSON Colorioシリーズのスキャナ GTシリーズに付属のアプリケーションCDの一つ。草尾氏は一作目を担当した。

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語