グローランサーIV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
グローランサーIV
ジャンル ドラマチック RPG
ゲーム
ゲームジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション2 [PS2]
プレイステーション・ポータブル [PSP]
開発元 キャリアソフト
発売元 アトラス
メディア [PS2] DVD-ROM
[PSP] UMD、アップデートデータ
プレイ人数 1人
発売日 PS2:9,139円(税別)
PS2 デラックスパック:10,290円(税別)
PSPリメイク:6,279円(税込)
PSPリメイク ダウンロード:4,980円(税込)
レイティング CEROB(12才以上対象)
漫画
作者 式部玲
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊Gファンタジー
レーベル Gファンタジーコミックス
発表号 2003年10月号 - 2004年9月号
巻数 全1巻
小説
小説
著者 岡崎いずみ
イラスト うるし原智志
出版社 エンターブレイン
レーベル ファミ通文庫
巻数 全1巻
小説
著者 天羽沙夜
イラスト うるし原智志
出版社 メディアワークス
レーベル 電撃文庫
巻数 全1巻
テンプレート - ノート 
ポータル ゲーム

『グローランサーIV』(GROW LANSER IV -Wayfarer of the time-)は2003年12月18日アトラスから発売されたプレイステーション2(PS2)用ゲームソフト。Best版(Atlus Best Collection)は2005年3月10日に続編であるグローランサーIV Returnと同時に発売。2011年8月18日には、新要素を追加したPSP『グローランサーIV オーバーリローデッド』が発売された。当初は『グローランサーIV オーバーロード』というタイトルの予定だったが、オリジナルを大切にしながらも新規要素を盛り込んだ新生作であるという想いや気合いが伝わらなかったため変更したことをプロデューサーの高田慎二郎が明かしている[1]

概要[編集]

ジャンルはノンストップ・ドラマチックRPG。キャラクターデザインはうるし原智志。キャッチコピーは『進化するドラマチック』。グローランサーII、IIIを継承しつつ、グローランサーIの要素も復活させた、これまでのシリーズの集大成と言える作品である。

グローランサーI - IIIまでの世界とは全くの別次元という設定。『グローランサーIV Return』でその補完がされている。戦闘においてのポイントシステムが成長に関わり、イベント戦闘においては一部のキャラクターの告白条件に関わるよう改良されている。リング・ウェポンシステムが引き続き採用されており、魔石と呼び名の変わった精霊石の組み合わせによる戦術性が今作でも楽しめる。シナリオもボリュームが増し、よりドラマチックなストーリーが展開される。

IやIIIと同様に主人公が話さないため、代弁者のマスコットキャラである妖精が「使い魔」として三度登場し、更には使い魔を育成する要素も追加された。そのため、従来よりも妖精キャラが可能な行動が大幅に増えている。他に休暇を始めとして、GLチップス(キャラクターシール)、自分の領地など、グローランサーIのシステムが多く復活している。しかし冒頭の主人公のキャラメイクは存在しない(マンネリ感があったために廃止されたとコメントされているが、次回作では復活している)。

シリーズで唯一、リミットアビリティーというキャラクター固有の特殊技が設定されており、戦闘における各キャラクターの個性を引き立たせている。また、本作から間接攻撃キャラは命中率にマイナス補正がかかる仕様になった。一方で前作までは異様に長かった硬直時間も通常並みに減少している。

オープニングにはI以来久しぶりにアニメーションが採用された。また、ストーリーの随所にはI同様にビジュアルが挿入される。更に、ストーリー上の演出としてCGムービーも取り入れられている。PSP版では新規に作成されたアニメーションが多数収録されている。

更に細かい点を上げると、好感度はエンディングやステータス画面に影響するのみではなく、戦闘中やメニュー画面の主人公に対する反応にも現れるようになった。最初は命令に普通に受け答えるが、好感度が上がると快く引き受けるようになる(逆も然り)。他に、ステータス異常に掛っている場合や、ストーリー上悲劇的な場面に遭遇した後などに元気が無くなると言った変化がある。これらはあくまで演出であり、パラメータ変化などのメリット・デメリットは無いが、プレイヤーの感情移入をより高めている。次回作にはこの要素は引き継がれていない。

PSP版では更に新キャラクターや新イベントが追加され、ストーリーも大幅に拡張されており、物語も原作のPS2版とは全く異なる展開が用意されている。無論、PS2版と同じ結末を辿ることも可能な他、仲間達と敵対するという全く別のルートにも分岐するようになっている。エンディングは40種類以上とPS2版とは比較にならない程存在する。

ストーリー[編集]

デュルクハイムとイグレジアスの大規模な戦争。世は戦乱の時代であった。クレヴァニールの所属するアルテン・シュヴァルト傭兵団も、その影響を受けた南の小島ランブラスト島を守る勢力の傭兵として参加していた。だがあるとき、原因不明の大爆発が起き、クレヴァニールと傭兵団の団長であるディクセンだけは、空に六枚の翼を持つ人影を見る。ディクセン団長は人影を見るやはっきりとこういった。「天使め…。」天使の襲撃をもろに食らった傭兵団は、各々船で逃げ出すも、無事に港に辿り着いたのは団長らの一隻のみ。ディクセン団長は傭兵団の解散を決め、自分にはやることができた。そしてクレヴァニールに自分の旅についてきてほしいことを告げるも、その最初の目的地で急逝してしまう。クレヴァニールと、彼の部下・レムスは、団長の遺した言葉を解き明かすべく、旅に出る。

「クレヴァニール。お前こそが天使を倒すカギなのだ。」

システム[編集]

主に本作より追加されたシステムを記す。この多くが続編には引き継がれていない。

RMS[編集]

リアルタイムミッションクリアシステム。シリーズで御馴染みの戦闘システムをより強化したもの。II以降同様、イベント戦闘では成績に応じて三段階の評価がされる。勝利条件の他、隠された条件も完璧に満たして勝利した場合は「MISSION COMPLETE」。完璧ではないが、無難に勝利した場合は「MISSION CLEAR」。辛うじて敗北条件は満たさなかったという程度の場合は「MISSION FAILED」となり、良い成績ほど良い報酬が手に入る。ちなみに「MISSION COMPLETE」時は仲間達の好感度が上昇する。

今作ではイベント戦闘時にタイマーが表示され、常にカウントダウンが進むようになっている。タイマーは50から始まり、-50で停止する。この数値が多い時ほど多くの経験値や良い戦利品が獲得出来る。戦闘終了時のカウントが0〜-49の場合は例えそれ以外の条件を満たしていても「MISSION CLEAR」以下に。-50なら無条件で「MISSION FAILED」となる。カウントダウンの速度はミッションの難易度によって異なる。

活躍ポイント[編集]

キャラクター毎に設定される、戦闘中の活躍度を表したポイント。具体的には、クリティカルを出したり、敵にトドメを刺したり、攻撃を防いだりと、戦闘において活躍すると上昇し、戦闘不能になると減少する。戦闘終了時にはこのポイントが清算され、多ければ多いほど経験値にボーナスが付く。

MY CITY[編集]

グローランサーI』より復活したシステム。物語が進むと主人公の町を持つことが出来る。名称は自由に設定可能。最初は更地で何も無いが、人材を集めることで美術館や劇場、レストラン、闘技場、隠しダンジョンなどが建ち、発展していく。Iではどちらかというと行楽地という扱いだったが、今作では文字通り主人公等の拠点となる重要な町である。休暇も主にここで過ごすことになる。

休暇[編集]

同じく『グローランサーI』より復活したシステム。冒険がある程度進む毎に休暇を取ることが出来る。MY CITYかマーキュリアの町で過ごすことで英気を養うと共に仲間達との親睦を深める。休暇を取らずに進めることも出来るが、一定までストーリーを進めると強制的に休暇を取ることになる。ストーリーやサブイベントの進行具合でさまざまなイベントが発生し、仲間達の好感度が変動すると同時に、エンディングの条件にも繋がっていく。MY CITYでは仲間を誘って遊びに行くことも可能。基本的はMY CITYで過ごすのが普通だが、マーキュリアにも多数のイベントが用意されている。

使い魔[編集]

シリーズお馴染みのマスコットキャラ。今作では所謂「妖精」ではなく「使い魔」として登場する。誕生前に幾つか設定する項目があり、それに応じて初期パラメーターとタイプが変動する(今作におけるキャラメイクのようなもの)。タイプは三種類(PSP版では一種類が追加)で、外見も性格も発生するイベントやエンディングも全く異なる。

使い魔はパラメーターを保持しており、それらに応じてスキルを習得していく。パラメーターはドールハウス内でトレーニングを行なう事で変動する。トレーニングはドールハウスのエネルギーが無くなるまで可能。エネルギーはミッションをクリアするか添加物を使用すると回復する。また、ドールハウス内では使い魔のコスチュームを変更することも出来る。PSP版ではトレーニングの残り回数が表示されたりと改善されている。

スキルはダンジョン内の宝箱を数える、戦闘中に敵に反撃したり主人公を守る、仲間の好感度を調べる、主人公の性格を判定する、ストーリーの進行状況を知らせる、買い物の際に値引きする、一定時間操作しないと独り言(或いは仲間との会話)を喋る、などがある。

リミットアビリティー[編集]

キャラ毎に設定された特殊技。戦闘中、特定の条件下で発動する。各キャラクターにレベル3までの三種類が用意されており、発動条件も効果もさまざまである。レベル1は最初から(クレヴァニールとレムスは序盤のイベントで)取得済みだが、レベル2はレベル1を何度も発動させることで習得出来る。レベル3はレベル2を習得済み且つ、特定の条件を満たす必要がある。

GLチップス[編集]

グローランサーチップス。こちらも『グローランサーI』より復活したシステム。スナック菓子にキャラクターカードが入ったものでチップス使用時にランダムで何れかのシールが手に入り、コレクションすることが出来る。カードはグローランサーI〜IVまでの歴代キャラクターが描かれている。チップスは回復アイテムなのでHPが満タンの時は使用出来ない。また、これらは集めるだけはなく、ある条件を満たせば闘技場で歴代キャラと戦うことも出来る。

遠見[編集]

使い魔の能力の一つで、マスターの未来に関係する人物の様子を夢で見ることが出来る。この能力により、主人公の与り知らぬ場所で進行している出来事や世界情勢を知ることが可能。主にストーリー上寝なければいけない時、或いはマップの移動時に発生するが、自発的に宿泊しなければ見られない遠見も存在する。

フェイト[編集]

運命を意味するイベント。ストーリー中に悲惨な運命を辿る人物の中には、主人公の行動次第で救うことが出来る人もいる。見事救うことが出来れば「運命を変えた」ことになる。その場合、「もしも運命が変わらなかったら」という状況をドールハウスで見ることが出来る。

PSP版では運命を変える機会が増え、PS2版では助けられなかった人物の多くを救うことが出来るようになった。

周回プレイ[編集]

本シリーズはエンディングを迎えた後は一部データを引き継いでまた最初からプレイすることが出来る。俗に言う強くてニューゲームだが、レベルは引き継げず、アイテムや装備品のみを引き継ぐことになる(他作品は引き継ぐ要素が違う場合がある)。なお、エンディング達成率はクリア時に全てのセーブデータに(PSP版ではシステムデータに)反映されるため、一つのデータで複数のエンディングに到達することも可能である。

シナリオ分岐(PSP版)[編集]

PSP版のみマルチシナリオとなっており、終盤から複数のルートにシナリオが分岐する。

旧ルート
PS2版のシナリオ。異界の侵略から世界を救うため、彼らを呼び寄せる原因である召喚師達を皆殺しにするという苦渋の選択を下す。このシナリオのエンディングが『グローランサーIV Return』に続く。
条件を満たせば各キャラとエンディングを迎えることが可能。
召喚師救済ルート
PS2版では全員殺すしかなかった召喚師達を救う方法が見つかり、可能な限り犠牲を出さず世界を救う道を模索する。PS2版では必ず死んでしまう人物の多くを助けることが出来る他、最終決戦も悲壮感の漂っていたPS2版とは大きく異なり、ヒロイックな展開となっている。結末もPS2版とは全く違う大団円を迎える。
各キャラとエンディングを迎えることが出来るのは旧ルートと同じだが、内容が異なり、更に旧ルートよりも攻略可能キャラが大幅に増えている。
デュルクハイムルート
二周目以降、条件を満たすことで分岐可能。デュルクハイム側の提案に乗り、マーキュレイを離反。デュルクハイム軍として戦争に向かう。このシナリオに突入するとパーティメンバーが大きく変動し、主人公に付いて来なかった仲間は敵として登場することになる。戦場にて嘗ての仲間を倒すか見逃すかがエンディングに影響することもある。
各キャラのエンディングを迎えることは出来ないが、主人公の行動次第で結末が大きく分岐する。

キャラクター[編集]

PC[編集]

クレヴァニール:高橋直純(ゲーム中は声なし)
本作品の主人公。幼い頃、アルテン・シュヴァルト傭兵団に引き取られる。レジーナとは姉弟の様な間柄。ルイン・チャイルドで、「世界を救う鍵」と言われる。設定では年齢は不明(17歳-19歳程度)とされているが、物語冒頭に選択肢次第で、レジーナから「2つしか違わない」と言われるシーンがある(レジーナは20歳)。
本名はクレヴァニール・ソロ。ブリュンティール・ソロの弟であり、兄と同じく天使を倒すための改造手術を受けた「エンジェリック・チャイルド」である。
ディクセンの意志を継ぎ、天使を倒すべく奔走するが次第に天使の秘密や魔法の真実を知ることになる。天使を倒した後は異界の侵略を防ぐために結果的に天使の意志も継ぎ、異界の侵略を助長する元凶である召喚師達を倒し、戦争を終結させる。アイゼンヴァント山の頂上にて異界の王であるヴェスターをも倒して魔法を消滅させ、世界を救った。魔法の消滅はエンジェリック・チャイルドであるクレヴァニールの消滅を意味しており、魔法と共に世界から消え去り、フレーネ(他にエンディングを迎える人物が居ればその人物も)以外にも忘れ去られてしまう。しかし一年後、帰りを待つ人の元へ無事に帰還し、仲間達にも思い出される。この空白の一年、及び後日談については『グローランサーIV Return』にて語られる(ただし、誰ともエンディングを迎えない場合はそのまま消滅してしまい、皆が彼の存在を思い出し探しに行くエンディングとなる)。
PSP版ではブリュンティールとフレーネとの三人分のアストラルパワーをその身に宿し、召喚師を殺さずに召喚術を解消する力を手に入れることが出来る。それはクレヴァニールの身体に多大な負担を掛けるものであったが、エクスクリシブロッドを改良したエクスロッド・改にてその問題も解決。最終局面では異界にて天使の力を発動し、異界の闇そのものであるヴェスターの本体を撃破した。仲間達を脱出させるために力を使い果たしてしまうが、ブリュンティールの魂に救われ、現世に帰還。魔法を消去することなく世界を救った。
デュルクハイムルートでは、ルードヴィッヒの誘いを受け入れてデュルクハイムへ異動。軍の主力として戦争に向かい、嘗ての仲間達と戦う事になる。デュルクハイムを勝利に導いた後、本格的に侵攻を開始したヴェスターにルードヴィッヒ等と共に立ち向かった。プレイヤーの選択によってはその後でルードヴィッヒを倒して自らが天下を取る道を歩む事も可能。
本作では台詞は無い(選択肢以外はセリフを確認する手段が無い)キャラだが、『グローランサーIV Return』ではクールながらも正義感が強く、頭の回転も早い一方で茶目っ気もある性格として描かれていた。
武器は刀。本作はキャラメイクが存在しない為シリーズを通して唯一、キャラメイクによる能力の変動が無い主人公でもある。剣も魔法もこなせる万能型だが、リミットアビリティーは接近戦に特化している。最強技の「剣の舞」はマップ全体の敵を一度に攻撃する技である。
レムス:永田亮子
父親と旅をしていたが、賊に襲われて父親を亡くしてしまった少年。15歳。森の中で倒れていたところをクレヴァニールらに助けられ、アルテン・シュヴァルト傭兵団の一員になる。イライザから指摘されるほど女性的な顔立ちをしており、若干気にしている(過去に女性に間違えられたこともあるらしく、作中でも間違える一般市民がいる)。利発で心優しい性格だが、親しくなったばかりの傭兵団員たち、ディクセンやレジーナが立て続けに悲運に巻き込まれ命を落としたことが、彼の心に次第に暗い影を落とす。ついには母のように慕い始めたディクセンの妻までが、レプリカ天使の攻撃に巻き込まれ亡くなったことにより、抑えていた怒りが爆発。その矛先を天使へと向け、必ず天使を倒すと決意する。そのため、天使に対して肯定的とも取れる言い方をするフレーネに対して辛く当たることもあった。
実はマーキュレイ王国の王族であったが、預言書「メルキュースの託宣」にある「双子が生まれし時にマーキュレイに危機が訪れる」という記述があったために双子の姉アリシアと引き離され、父王であるレイニッシュに連れられてマーキュレイを離れる。彼自身はそのことを知らないが、レイニッシュから姉の存在は聞かされていた。エンディング条件は彼の出生の秘密を明かすことである。
デュルクハイムルートでは、デュルクハイム行きに対して「個人的には反対だが、クレヴァニールの決断に従う」としていたが、アリシアへの配慮から最終的にはマーキュレイに残る。その後、オーディネルの決戦に向かうクレヴァニールの前に現れ、武器を構えるも結局彼と戦う事が出来ず死を覚悟するが、レオナに助けられて逃げ去る。条件次第では追撃して倒す事も不可能ではない。
武器は弓矢。射程が長く、攻撃後の硬直時間も短い。反面、非常に打たれ弱く、足が遅く、魔法も苦手。リミットアビリティーも狙撃に特化している。『グローランサーIV Return』で語られるが、魔法消滅後は短剣を用いて戦っている。
フレーネ:牧島有希
本作のメインヒロイン的存在。遺跡に眠っていたルイン・チャイルドの少女。16歳。ルイン・チャイルドは10歳前後が最年長だが、彼女は歳の割に体が小さかったことから冷凍冬眠装置に入ることが出来た(彼女は16歳で身長が155cmと身長自体は標準的であるため、体が細身であったと考えられる)。そのため、他のルイン・チャイルドに比べて当時の事情に詳しいとルーミスから期待されたが、遺跡を察知した天使アキエルが攻撃をかけてきたため、本来時間をかけて行うべき覚醒作業が不完全になってしまい、記憶のほとんどを失ってしまう。しかし天使とクレヴァニールらのことは漠然と覚えており、特にブリュンティールについては当時の愛称(ブリュン)で呼ぶなどはっきりと覚えている。また、当時の知識は持ったままなので古代語の解読などにも活躍する。心優しい性格で、記憶を失っているためか色々なものを観察することが好き。また、絵の才能がある。好きな食べ物はあっさりしたもので、ヴァルカニア料理を好む。過去を失っているため、エンディング条件は彼女のこれからに関することである。なお、DVD版ではイライザの絵に心の中で辛口の批評を下したり、天然ボケな様子を見せたりと、普段とは違った一面を窺わせる。
デュルクハイムルートでは確実に召喚術を消せるという事からデュルクハイム行きを比較的肯定していたが、いざ戦場で嘗ての仲間と刃を交えると「どこかで甘えていたのかもしれない」と悲しみに暮れる。その後も通常であれば最後までクレヴァニールと共に行動するが、レムスを追撃した場合は寝返ってしまい、彼女も倒さなければならなくなる。
本名はフレーネ・ロビンス。エンジェリック・チャイルドであり、当時幼い兄弟だったクレヴァニールやブリュンティールと親交があった。元々は「お姉ちゃん」と慕われていたが、二人の方が15年以上先に覚醒したため、現在では肉体年齢が彼らより年下になっている。天使戦にてブリュンティールに天使因子を抜かれ、魔法消去時にも一時的に忘れられただけで消滅はしなかった。彼女の描いた絵が元で仲間達もクレヴァニールを思い出している。
普段は敬語で話すが、時折年相応に砕けた口調にもなる。基本的には誰に対しても「さん」或いは「ちゃん」付けで呼び、ブリュンティールなどのごく一部を除いて呼び捨てにする事は無いが、PSP版で追加されたイベントの殆どではクレヴァニールを呼び捨てにしている。
着用しているのは二千年前の特殊なスーツ(当時としては一般的な服)であり、そのためか『グローランサーIV Return』ではメンバーの中で唯一服装が変わっている。
武器は水晶球。魔法に関してはパーティメンバー中最強だが、それ以外は最弱という典型的な魔法使いタイプ。リミットアビリティーも魔法に特化している。
イライザ・メイフィールド:浅野真澄
イグレジアス王国東部、ファンデルシア領主メイフィールド卿の娘。18歳。少々世間知らずなお嬢様。当初は御淑やかな口調だったが、地は御転婆で頭に血が上りやすい性格。ただし、聡明な面も持ち合わせている。好きな食べ物はチーズなど、故郷のイグレジアス料理。ロングヘアーの持ち主だが自ら戦いに身を投じると決意した際にその髪を切り、着ていたドレスも体を動かすのに支障が無いよう改造した。戦闘訓練も受けていたようで、お嬢様でありながら戦闘も難無くこなす。
ファンデルシアが占領されて以降メイフィールド卿から別荘の予算支給がストップして財政が悪化した際、貴族としてのプライドから労働の案を拒否するも、執事レヴァンがマーキュリアにて家庭教師の仕事をしているのを知り、考えを改め「何でも屋」として働くことを決意する。
デュルクハイムルートではクレヴァニール達と別れ、マーキュレイに残る。再会を約束して別れたが、皮肉にも直後のアイーダ国境橋の戦いで敵味方に分かれる形での再会を果たす事になる。
武器は双剣。剣も魔法もこなすが、どちらかといえば魔法を得意とする魔法戦士タイプ。リミットアビリティーも魔法寄りだが、レベル3の『静寂』は物理攻撃を行う必要がある。
ヒエン:辻親八
伝説の剣豪。日本の武士のような出で立ちで、貫禄のある風貌の老剣士だが、実はまだ45歳で老年と言うよりは中年であり、外見や周囲の評価の割には若い(そのため、ルードヴィッヒやカーギルにジジイ呼ばわりされ、フレーネにはおじいさんと言われた)。武士道を貫き、自分に厳しい。デュルクハイム料理のような辛い食べ物が好き。シルヴァネール卿の叔父(彼女の母の弟)。毒を受けて高熱に苦しんだ結果それらの記憶は消えていたが、武士道の心は失わなかった。
港町トロックメアを襲撃した怪物が、ルードヴィッヒが召喚した召喚獣である事を目撃したため、カーギル率いる部隊に命を狙われ、毒の一撃を受けてしまう。これによって記憶を失うも、アイゼンヴァント砦でルードヴィッヒと対峙した際、そのときの記憶を取り戻す。また、ヒエンへの人質として彼の娘が囚われていたが、最終的に娘は収容所を脱走し、ヒエンと再会を果たす(条件を満たしつつルードヴィッヒ戦にヒエンを加入させていた場合)。
デュルクハイムルートではデュルクハイムを好きになれないという理由でマーキュレイに残る。後にカーギル達特殊部隊の護衛任務の際にマグナスと共に現れ、伏兵を用いた戦術でクレヴァニール達を苦しめた。
武器は二刀流の刀。パーティメンバー中、攻撃後の硬直時間が最短で、手数で敵を圧倒する。反面、魔法は不得手。リミットアビリティーは接近戦に特化している。
レオナ:釘宮理恵
ペサック族の少女で、猫耳と尻尾がついている。14歳。足が速く、接近戦が得意。猫、ペット扱いすると怒る。肉が好きで、野菜は苦手。料理の好みが分かりにくいが、マーキュレイ料理を好むようである。絵を書くのが好きでクレヴァニール達の絵を書くが、その絵はいかにも彼女の性格や精神年齢を表したものである。PSP版では絵(掲示板に貼ってある落書き)が新たに描き直され、画力が上達している。
彼女達ペサック族はこの世界の種族ではなく、異世界の種族であるが、彼女は突然出現したブラックホールに飲み込まれてこの世界へとやって来た。また舌足らずなところがあり、自分の名前であるレオナを「レオニャ」と言ってしまうため、クレヴァニール達から「レオニャ」と呼ばれてしまうことになってしまう。ちなみにIIから登場しているザコモンスターのウェアパンサーは猫娘の姿をしているが、ペサック族とは何の関係もないらしく、レオナ曰く「あいつ等は猫」とのこと。
当初はクレヴァニール達に恩返しのつもりで同行するが、仲間達から可愛がられることがペット扱いのように思え、疎外感を覚えてしまう。そのことをクレヴァニールが仲間達に気付かせたことで彼を「ご主人様」と慕うようになる。
デュルクハイムルートでは知らない人間ばかりの場所に移り住む事を拒み、マーキュレイに残る。後にレムスがクレヴァニールと対峙した際に現れ、彼を連れて逃走する。追撃した場合は戦って撃破する事になる。
武器は爪。パーティメンバー中、最も前衛としての能力が高いが、攻撃後の硬直時間はそれなりに長く、魔法も苦手。リミットアビリティーは速攻に向いている。
ヴァレリー:櫻井孝宏
デュルクハイム国軍ラインファルツ基地で、クレヴァニール、レムスと知り合うルイン・チャイルドでややストイックな性格の戦士。19歳。脂ぎった食べ物は苦手で、さっぱりとしたヴァルカニア料理を好む。シナリオ途中でヴァルカニア王国軍に拉致される。
拉致された後は、その当事者であるミュンツァーの元に配属され、彼から信頼を寄せられ重用された。その一方、ヴァルカニア人ではないという理由で他のヴァルカニア軍人からはデュルクハイムのスパイと見なされ信用されず、ことブリュンティールが脱走してからは周りからの風当たりが強くなり、命を狙われることすらあった。それでもヴァレリーはミュンツァーを尊敬して、時には任務でクレヴァニールとも戦うが、ミュンツァーが戦死した後は軍を脱走し、クレヴァニールの元へ向かう。このイベントは任意であり、発生させなかった場合は死亡し、仲間にならない。
一時は裏切り者である自分はクレヴァニール達とは完全に相容れることはないと考え、嘗て戦場で倒した敵兵の息子から恨まれていることを知って半ば自暴自棄になってしまうが、クレヴァニールの仲介でその子供とも和解し、本当の意味での戦う目的を見出す。
デュルクハイムルートでは命の恩人であるクレヴァニールに報いる為に彼に同行する。
武器は双剣を連結させた投擲剣。間接攻撃キャラで唯一『ダッシュ』が使えるなど万能で能力も高いが、攻撃後の硬直時間が最長。リミットアビリティーは持久戦向き。
レジーナ:清水こずえ
アルテン・シュヴァルト傭兵団長ディクセンの娘。20歳。クレヴァニールにとっては姉のごとき存在。故郷の味であるデュルクハイム料理を好む。買い物の際にはいつもクレヴァニールに荷物持ちをさせている。序盤にて死亡したと思われていたが、ヴェスターによって、彼の攻撃で破壊された心臓に変わって魔法生命体を寄生され、ヴェスターの配下の戦士となっていた。その後はクレヴァニールやブリュンティールと交戦するが、使い魔の精神干渉術やホムンクルス製造装置によりヴェスターの呪縛から解放される。
救出に失敗した場合は最終決戦時に敵として登場する。また、仲間にした後も心臓移植を行わなければエンディングで死亡してしまう。
デュルクハイムルートでは姉としてクレヴァニールに同行する。
武器はブーメラン。やや魔法寄りの能力で、『サイクルアップ』以外の全ての魔法を習得できる。リミットアビリティーは一発逆転が出来る特殊なものが多い。
使い魔
使い魔の卵を育てて孵化させると誕生する魔法生命体。人型の「ドール」、獣型の「ペット」、その他の「アザーズ」に分類されるが、ゲーム中に登場するのはドールタイプだけである。孵化過程の手法によって、3タイプの内どれかに決定する(実際は主人公の好み)。名前の候補は「ピティ」「ユニ」「レミィ」で、この中から好きな名前を選択する。
クレヴァニールが希望の遺跡で拾った卵から孵化し、誕生した。常にクレヴァニールに付き添い、彼の役に立とうとするが、マーキュリア王宮を占拠していたシモンズを追い払った直後、物陰に隠れていたシモンズの部下が事を台無しにしたクレヴァニールへ報復として背後から斬りかかった際、その身を挺してクレヴァニールを庇う。この時自分の力を限界まで使ってバリアを展開したため斬撃からクレヴァニールは守れるも、使い魔は力を使い果たし、自らの思いや記憶の詰まった結晶を残して消滅してしまう。
その後、クレヴァニールは自室のベッドから動こうとしないほどに落ち込むが、これに対しレムス達は元気を取り戻させようとかつての使い魔と瓜二つの姿をした新しい使い魔を作る。しかし、この新しい使い魔は昔の使い魔の存在を知っているためか、弱気な性格であり、この新しい使い魔に対する態度で、新しい使い魔が自分の体に昔の使い魔の記憶の結晶を取り込んで昔の使い魔を復活させるか、逆に新しい使い魔が自信を得、昔の使い魔がそれに対して完全に満足して消滅するかが決まる。
魔法生命体であるため、魔法消去時には消滅してしまう。クレヴァニールと恋仲になっていた場合はホムンクルス生成装置で人間の肉体を手に入れ、イライザの別荘でメイドとして働きながらクレヴァニールの帰りを待つ(フレーネ以外の人間には使い魔だった頃の事は忘れられている)。
PSP版の新シナリオでは最終決戦の際にエクスロッド・改でアストラルパワーを増幅して天使へと進化し、クレヴァニール達を支えた。魔法消去は行われなかったため、戦いの後も使い魔としてクレヴァニールの傍に居続ける。デュルクハイムルートでも同様に魔法消去が行わない為、エピローグでも健在である。また、条件を満たせば最初の使い魔の死を回避することも可能になった。
D-TP型:豊口めぐみ
活発で元気な性格の使い魔。DVD版などでは名前が「ピティ」となっている。『グローランサーI』の妖精キャラである魔導生命体ティピをモチーフにしており、声優もティピ役の豊口めぐみを起用し、PSP版でも唯一声優に変更のない使い魔となっている。演じた豊口もついティピを意識してしまう部分があったという。更にDVD版『グローランサー -新たなる伝説-』ではティピの必殺技「ティピちゃんキック」に肖った「ピティちゃんキック」なる技を放っている。ただし、ティピのように主人公に(エンディングを除いて)タメ口を利いたり蹴りを入れることはない。
クレヴァニールと劇場に行った際にその内容に感動し、自分も演じたいと考えるようになる。その演目「レジェンド・オブ・グローランサー」とはグローランサーIを元にしたもので、主人公(Iの主人公のカーマイン)に恋をした妖精(ティピ)の視点から描く物語であったので彼女は一層感情移入していた為であった。夜中に一人で演技の練習をしていた所をクレヴァニールに見つかり、二人で練習することになる。そして仲間達にその成果を披露する時が来るが…。
ちなみに「レジェンド・オブ・グローランサー」の結末は『グローランサーIV Return』で明らかになるが、それは彼女の期待していたものではなかった。
D-LN型:かかずゆみ(PSP版:藤田咲
穏やかで思慮深い性格の使い魔で、外見は『ラングリッサーIII』に登場するPCキャラクターの一人ルナをモチーフにしている。DVD版や小説版での名前は「ユニ」。教養を広めることが好きで(本人曰く、好き嫌いではなく必要性があるから)、見たもの、聞いたものからさまざまなことを学ぼうと考える。やがて、自分がクレヴァニールのために何が出来るのかを考え、マギーに紹介された針治療を試すことになる。しかしクレヴァニールに行った際に失敗し、ひどく落ち込んでしまう。その後、ディラインの行う手術を針治療による麻酔で補助することになり、一時は躊躇うがクレヴァニールの後押しを受けて挑戦を決意する。
D-LM型:金田朋子(PSP版:矢作紗友里
周囲の空気をのんびりとさせる、独特なペースを持つ性格。『グローランサーIII』の妖精キャラである闇の精霊ラミィをモチーフにしている(というより外見も性格もほとんどそのものであり、DVD版では名前も「レミィ」となっている)。PS2版ではグローランサーIIIのクリアデータをコンバートした場合のみ選択可能。
後に渡り鳥のヒナを拾い、クレヴァニールと共に育てることになる。
D-MD型:日笠陽子
PSP版にて追加された四種類目の使い魔。感情表現に乏しく何でも事務的にこなし、使い魔は所詮道具であると考える。「肯定します」「提案します」など、話の始めに「○○します」を付ける独特な話し方をする。
クレヴァニールが自分を道具ではなく使い魔として見るため、自身を道具扱いする心情に徐々に変化が現れ、ひょんなことから始めたアクセサリー作りを通じて認識を改めていく。後に心身共に不調を来たしてしまうが、それは自分は道具であるという考えとクレヴァニールへの恋心の板挟みによるものであった。
PSP版新キャラクターの中では唯一、旧ルートでもエンディングが用意されている。
ちなみにPSP版で使い魔が4種類になったのに対し、名前の候補は追加されておらずPS2版の三種類のままである。
外見は『ラングリッサーV 〜The End of Legend〜』に登場するPCキャラの一人ラムダをモチーフにしていると推測される。

MY CITY[編集]

レヴァン:岩田博行
マーキュリア近郊のメイフィールド家別荘にて、イライザに仕える執事。イライザのことを第一に考えており、イライザのためならば彼女に対して厳しい意見を言うこともある。
ファンデルシアがデュルクハイム軍に占領され、メイフィールド家からの資金流通が途絶えてからは、別荘の家計を支えるためイライザには内緒でマーキュリアのとある家にて子供の家庭教師を務めていた。そのことを知ったイライザは貴族のプライドで働くことを恥と考えていた己を見改め、「何でも屋」として働くことを決意する。
魔法の訓練無しに使い魔の存在を感知できるなど、潜在的にかなり高い魔法の素質を持っている。
シドニー:井上富美子(PSP版:佐々木愛
元々はマーキュレイ王家に仕えていたが、MY CITYとなる土地をアリシアからクレヴァニール達が賜った際、今後の土地の管理上必要という理由でスカウトされ、MY CITYの財務管理係となる。
パーティ外のキャラだがエンディングが用意されており、その発生条件も非常に簡単(ほぼ無条件)である。PSP版では休暇イベントも追加されており、エンディング条件も若干異なる。
また全キャラクターの中で唯一彼女だけは立ち絵が描き直されている(担当声優も変わったためPS2版の彼女と比べると活発な印象に)
メル:植田佳奈
関西弁を話す、元気で明るい少女。手先が器用で、手製のアクセサリーを販売する小さな店を構える。
シドニー同様、エンディングが用意されている。シドニーとは異なり、簡単なイベントを事前にこなしておく必要がある。PSP版では更に追加されたイベントも攻略条件に含まれている。
マギー:今井由香
廃村にたった1人で暮らす女性。本名は「マーガレット」。古代の魔法技術の研究を行っており、その方面での知識は豊富。後にクレヴァニール達に協力すべく、MY CITYへと引っ越す。
PSP版ではイベントが追加されており、攻略可能となった。
ゴルドラン
MY CITYの情報を聞いてやって来た立派な身なりの男性。各地が戦乱にある中、自らがこよなく愛する美術を皆に伝える場として美術館を建てることを考えており、最終的にはクレヴァニールやシドニー達の許可を得て美術館を建て、その後も劇場、レストラン、闘技場と、次々と町を発展させていく。MY CITYの発展は彼の手腕の賜物である。
ゴルドランの弟
兄・ゴルドランとよく似た容貌をしており、闘技場の運営を行う。
ディライン:宮崎寛務(PSP版)
MY CITYへとやって来た医者。ぶっきらぼうな口調だが医者としての腕前や医学知識はかなりのもので、更に最初から使い魔が見えるほど魔法の素質も高い。また、かつてマギーと交際していたが、どれほどの仲だったかはあまり語られていない。PSP版ではメリーヌの登場もあって出番が増えた。
カルノス
元デュルクハイム軍人。ルイン・チャイルド故にクレヴァニール達同様、収容所で実験体まがいの日々を過ごしていた。脱走後、嵐の中で仲間達が力尽きていく中クレヴァニール達以外ではただ一人生き残り、療養後はデュルクハイムの暴走を止めるためにマーキュレイ軍に魔法の指南を申し出る。
ケイト
カルノスの恋人。彼女もデュルクハイム軍人だったが、カルノスの手紙を受けて軍を脱走し、カルノスと再会する。その後はイライザの屋敷で魔法の研究に勤しみ、クレヴァニール達に協力魔法を教えてくれる。また、屋敷で待機している仲間にスキルや魔法を習得させる役目も請け負う。

アルテン・シュバルト傭兵団(バウアー傭兵団)[編集]

アルテン・シュバルトとは、『古の剣』を意味する。ゲームを進めると、古い遺跡の一部である巨大な剣を発見するイベントがあるが、それと関係しているかは不明。

ディクセン:家中宏
アルテン・シュバルト傭兵団団長。レジーナの実父で主人公の育ての親。優れた剣技と戦略眼、また正々堂々とした戦いぶりから人望を集め、過去にはロイヤル・ガードとして誘いの声があったほど。現在でも、ディアーナが彼に仕官の誘いをする描写がある。
トロックメアから北に進み、希望の遺跡にたどり着くが、そこでヴェスターに襲われ非業の最期を遂げた。なお、希望の遺跡に辿り着いた時にクレヴァニールに託した宝石は、レムスのイベントアイテムのひとつである。
バウアー:石井康嗣
アルテン・シュバルト傭兵団副団長。大柄な体格の持ち主で傭兵団での戦闘能力はディクセンに次ぐナンバー2。ディクセンが傭兵団を解散後は彼が傭兵団を受け継ぐが、後にある事情により団名を「バウアー傭兵団」と改めることに。
ディクセンの助言に従い、イグレジアスとの戦いを優位に進めていたデュルクハイムと契約を結び、同時期にドラングースの元に援軍として派遣されていたルーミスの指揮下に入る。これを機にルーミスと親しくなり、彼と共に戦うことを望むようになるも、ルーミスが直ちに撤退せよという命令への違反を承知で占領下の都市ソルコリーナから住民を逃がそうとした際には、命令違反を犯した者は正規軍人であっても処罰され、それより立場が低い傭兵は処刑もあり得るのを承知の上でこれに従う。この住民救出作戦は成功し、ルーミスは特に処分はなく、むしろ住民の命を守った功績で中佐に昇格するが、さすがに傭兵である自分達はそうはいかないだろうという考慮の結果、ルーミスの協力を得て自らをアルテン・シュバルト傭兵団とは関係のない「バウアー傭兵団」を名乗ることにした。それから程無くしてルーミスの指揮下でファンデルシアを占領し、そのファンデルシアにてイライザに同行していたクレヴァニールやレムスと再会する。
その後、ルーミスの計らいで部下の傭兵達はデュルクハイム国民として認められるも、バウアーは現状のデュルクハイムへの不満からあえて国民登録手続きを行わず、ルーミスにデュルクハイムを動かして欲しいという思いを告白する。そして、アイゼンヴァント砦に攻め込んできたクレヴァニールと対面。自分の信念やルーミスのために刃を交え、砦内にてルーミスと共に果てた。PSP版の新シナリオではルーミスを殺す必要がないため、彼もまた生存する。
『グローランサーIV Return』収録のシナリオ『SENSHI』では主人公を務め、彼とルーミスの生き様が描かれる。

デュルクハイム国[編集]

ルーミス・リヒトマン:岡野浩介
デュルクハイム国軍で研究員を務める将校。階級は大尉。魔法研究において優れた才覚を持ち、数々の実績を有する。また、その優れた頭脳は研究のみならず実戦での戦術・戦略でも大いに振るわれる。
当初は研究職に就いていたが、状況の変化と共に実戦部隊に配置換えとなり、少佐に昇格する。その後はミュンツァーの奇襲やトロックメアの事件などが続く中クレヴァニール達ルイン・チャイルドがルードヴィッヒやカーギルによって人体実験をされていると知り、レムスに情報を教えて助け出させる。その後、ルードヴィッヒの命によりドラングース率いるイグレジアス方面軍に援軍の指揮官として派遣されるが、ドラングースから冷遇され後方の守りに就かされる。そこで彼は命令に違反して自分の部隊のみならず、占領下の町ソルコリーナの住民を引き上げさせるが結果として人命を守る姿勢が高く評価され、中佐に昇進した。
この頃、イグレジアス方面軍はリオスロック砦を拠点とするイグレジアス王国軍の守りを崩せずにいたが、ルーミスはリオスロック砦に固執せずファンデルシア港を狙ってはどうかと提案し、自分の部隊以外援軍無しの状態でファンデルシアを占領する。これに対しドラングースは敵軍をおびき寄せて返り討ちにしようとする作戦を立てるが、それは作戦域の気象条件上無理がある作戦であった。しかしルーミスの不安をよそに作戦は強行され、止む無くルーミスは主力が離れたリオスロック砦を奇襲し制圧する荒業を使った。これによりイグレジアス方面軍の戦況は好転するが、ヴァルカニア方面軍の状況変化によりルーミスは大佐に昇格した上でルードヴィッヒの元に戻る。また、時期は不明(少なくともルードヴィッヒよりは後)ながら、ルードヴィッヒと繋がりのあるヴェスターより召喚術の手ほどきを受け、召喚術士となる。
PS2版の展開では、マーキュレイ・オーディネル連合からの降伏勧告に対し、「マーキュレイとオーディネルがこの先も大陸の権力を握り続け、デュルクハイムの人々は権力を奪われるだけでなく、自分の自由な意思すら失うのではないか」と危惧を抱き、ルードヴィッヒのやり方を全面的に認めてはいないながらもあえて彼の下で戦い、その果てにクレヴァニールに敗れ、彼に世界の未来を託して死亡する。この時、ルーミスはクレヴァニールに召喚士である自分とルードヴィッヒを討たせれば、世界は救われる旨の発言をしている。
PSP版ではクレヴァニールの能力で召喚師の力を消すことによって生存させることが可能。自分が危惧する世界にならないよう、今まで避けていた政治の世界に身を投じる決意をする。その後はアイゼンヴァント山での最終決戦にてバウアーと共にクレヴァニール達と共闘し、曲射召喚砲の解体に尽力する。
ルードヴィッヒ:山崎たくみ
デュルクハイム国軍、ラインファルツ基地司令を務める将校。階級は准将。大陸のみならず、世界の覇権を掴まんとする野心家。
もともとは軍人ではなく政治家を志しており、かつては町会議員を務めていたが、人脈や実績がなかったため発言力が弱く、全くの鳴かず飛ばずであった。その経験から、自分自身に箔をつけることを思い立ち、デュルクハイム国軍に入る。そして、その優秀な頭脳で順調に出世を重ね、イグレジアス王国との戦争が勃発してからはアイゼンヴァントの戦いにて大勝利を収め、見事国の英雄と認められるまでになる。しかし、その反面ドラングース達古参の上級将校からは、成り上がり者と反感を抱かれている。
ラインファルツ基地の襲撃から逃れたルイン・チャイルドたちを捕らえ、非道な実験に掛け何人も衰弱しさせた張本人。目的のためには見方すらも死ぬことを前提にした駒として扱う。
後にデュルクハイム大統領選に出馬。デリンガーを退けて新たな大統領となる。更に臨時法案を制定することで同時に軍の陣頭指揮も可能とする最高責任者にも就き(公的な肩書は大統領のままだが、カーギルからは「総統閣下」と呼ばれている)、世界制覇に向けて動き始める。ヴェスターにより最強の召喚術を伝授されており、アイゼンヴァント砦での決戦では超大型召喚獣の内部に入ることで身を守りつつ、召喚獣に戦わせるという戦法でクレヴァニール達を苦しめた。最期は召喚獣ごと倒され、「なかなか楽しませてもらった」と言い残して死亡した。強大な野心のために多くの人間を犠牲にし、その末に手に入れたといっても過言ではない召喚師としての力が彼自身を破滅させたのであった。
デュルクハイムルートでは召喚術の使用禁止を材料にクレヴァニール達の受け渡しをマーキュレイに要求。更にはクレヴァニール本人にこれまでの謝罪と相応の待遇を約束する旨を伝える手紙を送り、軍に引き込む事に成功。彼らの活躍で戦争に勝利し、約束通り召喚士の力を捨てる。しかし直後にヴェスターが侵攻を開始した為、ルーミス等と共に自らアイゼンヴァント山に赴く。単身ヴェスターに戦いを挑み、一時は窮地に立たされたが、駆け付けたクレヴァニール達の協力で侵蝕者ヴェスターを倒した。大陸平定後、クレヴァニールを片腕として世界制覇に乗り出す(展開によっては下剋上を望むクレヴァニールに倒される)。
デリンガー:仁古泰
デュルクハイム国大統領。兵器企業と太いパイプを有しており、イグレジアスとの戦争については肯定的である。その一方、自らの支持率を高めようとルードヴィッヒとも接近する。
ルードヴィッヒが首都デュルケンで大統領選挙出馬までにイグレジアスとの戦争を終わらせると宣言し、勝利を収めたため、自らの足場が危うくなると悟ったデリンガーは最早英雄は不要と考え、カーギルにルードヴィッヒを暗殺するよう命じる。しかしカーギルはルードヴィッヒに寝返っており、暗殺命令は空振りに終わり大統領選挙でも大敗を喫してしまう。その後、マーキュレイ・オーディネル連合から降伏勧告が届いた際にはこれを受け入れてはどうかとルーミスに相談するも、そのルーミスからは降伏後に潜む危険性を指摘され、協力を得られなかった。
グローランサーIV Return』のOVAに僅かながら登場しており、五州制になった後のデュルクハイムの代表となったと思われる。
カーギル:関根宏次
デュルクハイム国軍内に秘密裏に存在する情報部「アオスグライヒ」の指揮官。階級は少佐。デリンガーの子飼いの部下であり、ルードヴィッヒの頼みを受けたデリンガーの意向により、ルードヴィッヒと協力関係を結ぶ。自らが率いる戦闘部隊だけでなく、傭兵を動かしたり毒物などを用いるなど作戦の遂行には手段を選ばない、冷酷な性格。
ルードヴィッヒと共にルイン・チャイルドに潜む未知の可能性を探るべく人体実験に着手。クレヴァニールに眠り薬を盛って拉致し、多くのルイン・チャイルドを拷問まがいの実験の果てに死なせる。その後は脱走したクレヴァニール達を抹殺するよう手を回す。また、ファンデルシア占領後に抵抗運動を行っていたメイフィールド卿を罠にはめて殺そうとするも、クレヴァニールやイライザの妨害によって失敗し、逃走。
その後は続編の『グローランサーIV Return』に登場。デュルクハイムの残党として活動を続けていた。レムスの父の仇であることを明かすが、そのレムスに敗北し、逮捕された。
PSP版では関連するキャラクターであるマグナスの登場によりイベントが追加され、本編中に引導を渡すことが可能となった。
エイブラム:竹田雅則
ラインファルツ基地に所属する将校。階級は中佐。普段は新兵に訓練を施す教官であるが、ルードヴィッヒ不在の折は、階級の関係で基地の副責任者を兼務している。
兵士達にとっても良き教官であったが、ミュンツァーの襲撃の直前、彼の策をルーミスが部分的に言い当てるも、ルーミスが研究職出身で実戦経験が皆無であることを理由に却下し、結果ラインファルツ基地の守りを手薄にしてしまった。そして、ミュンツァーの襲撃時に自らミュンツァーに剣を手に挑み、そこでヴァルカニアが魔法を研究していたことを知る。その直後、ミュンツァーの剣に倒れ戦死した。死に際にクレヴァニールたちの身を案じていた。
グラフィックは前作に登場したアグレシヴァル王国将軍のものを流用している。ただし、立ち絵は無い。
マウラー:金光宣明
ルードヴィッヒ配下の将校。階級は大尉。マーキュレイ王国王都マーキュリアへの侵攻作戦時に指揮官を任されるが、『侵攻作戦を仕掛ける事でマーキュレイの防備にヴァルカニア軍を動かし、本来なら戦争に割かれるはずのヴァルカニアの戦力をそちらに向ける事が目的』で、作戦そのものは失敗しても構わなかったため、必要最小限の戦力しか与えられなかった。しかし、犠牲を最小限に留めて撤退する引き際の良さや、その高い戦闘能力、部下から信頼される性格から次第に重要な役目を任されるに至る。クレヴァニール達と幾度となく死闘を繰り広げるが、ラインファルツ基地で無念の死を遂げる。
PSP版では逃走して生存。デュルクハイムルートでは彼の訓練に付き合う事が可能で、達成すると報酬が貰える。
PSP版が発売するにあたり立ち絵の追加が期待されたキャラクターの一人であったが叶わなかった。
ドラングース
デュルクハイム国軍の主力を成す、イグレジアス方面軍総司令官を務める将校にして国軍の総大将。階級は大将。傲慢な性格の持ち主で、ルードヴィッヒを成り上がり者と見下し、後にルードヴィッヒより援軍として派遣されたルーミスも冷遇する。しかし、その実体は傲慢さゆえに己を過信する無能な将軍だった。
総勢5万を誇るイグレジアス方面軍の戦力に物を言わせて戦いを優位に進めていたが、イグレジアス王国側が悪名高い傭兵部隊「死翼傭兵団」を雇ったことで状況は悪化する。これに対する有効な策を立てられないまま、結果として冷遇していたルーミスのおかげでリオスロック砦を落とすという、不本意な勝利を得る。これに対し、ルーミスやルードヴィッヒへの対抗心からイグレジアス王国の王都イスケンドロスへと強引な攻撃を仕掛け、結果戦死した。これを聞いたルードヴィッヒは「何という無能な……」とストレートに彼の無能さを酷評した。
ガスタ
ドラングースの腹心にして、イグレジアス方面軍副司令官を務める将校。階級は少将。ルードヴィッヒやルーミスを嫌っていたが、彼もドラングース同様ただの無能な将軍。
ドラングースによる王都イスケンドロスへの攻撃中、ドラングース共々イグレジアス王国軍に討たれ、戦死した。ドラングースとガスタというトップ2を失ったイグレジアス方面軍はこれによって指揮系統が混乱し、勝利を目前にして身動きすらままならなくなった。
ディクセンの妻:小林けい
ラインファルツ基地の西にあるリボッカ村在住の女性。夫ディクセンのみならず娘レジーナが傭兵として戦場に出るのには反対していたが、彼女の固い意思を覆すには至らなかった。クレヴァニールやレムスから2人の最後を聞き、母親のいないレムスと絆を深めるが……。

ヴァルカニア王国[編集]

ミュンツァー:稲田徹(PSP版:宮崎寛務
ヴァルカニア王国が誇る一騎当千の精鋭、ロイヤル・ガードの一員。見た目の割には若く、30代前半である。アルフォンスやディアーナより年上のため、リーダー的存在である。国民や部下への心配りの出来る優しい人物。ヴァレリーをラインファルツ基地から誘拐した張本人だが、その優れた人柄に接してきたヴァレリーに心酔されており、ヴァレリーに『あの方のようになりたいと思う』と言わしめる程。
戦争勃発後は親を無くした戦災孤児を引き取ることをヴァルカニア王が奨励したため、戦災孤児の少女ラティカの養父となる。良き指揮官であると共に良き父親である人格者だが、戦場に立てば凄まじい威力の剣術を振るう。
オーディネルとの戦争勃発により、かつての同僚アルフォンスと敵対することになる。戦いの果てにアルフォンスを追い詰めるも、駆けつけたクレヴァニール達の加勢により致命傷を負い、手当ての甲斐なくシルヴァネールが見守る中息を引き取った。なお、クリストファーが胸に抱える病を知っており、彼のために薬を手渡す場面もあった。
PSP版では彼と共闘するイベントが追加され、更には新規に追加されたラティカ関連のイベントをこなすことで生存が可能となった。その場合でも療養のために戦場から身を引くことになるが、アイゼンヴァント山の最終決戦には加勢する。
ディアーナ・シルヴァネール:園崎未恵
ロイヤル・ガードの紅一点で、レブラントの領主でもある。ヒエンの姉の娘……即ちヒエンの姪であり、彼と同様の二刀流剣術を使う。幼い時に父を亡くし、後に母とも他界したことから、祖国ヴァルカニアを実の親のように思い生きてきた。そのため、国家や元首であるヴァルカニア王への忠誠心は高い。また、ロイヤル・ガードの同僚であるミュンツァーやアルフォンスに対して強い仲間意識を持っている。
デュルクハイムがヴァルカニアに宣戦布告後は、一軍を率いてルードヴィッヒ率いるヴァルカニア方面軍と対峙する。しかし、デュルクハイム軍の主力がイグレジアスとの最前線に展開しているイグレジアス方面軍であった影響で与えられた兵力は小さく、ようやく来るはずだったシモンズ率いる援軍もマーキュレイの王都マーキュリアへ回される有様だった。その後、マーキュレイ・オーディネル連合との戦争勃発後は引き続きデュルクハイムと対峙していたが、ミュンツァーの戦死後は彼女の軍勢がデュルクハイムとマーキュレイ・オーディネル連合双方と刃を交えることになる。
やがて戦いはマーキュレイ・オーディネル連合側が優位となるも、ヴァルカニア王の元で遺跡から運び出され組み立てられていた巨大魔導砲が完成し、進軍中のマーキュレイ・オーディネル連合軍に大打撃を加える。そして、ヴェスターの手でアルフォンスも討たれるが、クリストファーがアルフォンスの後継者として指揮を取り、巨大魔導砲もクレヴァニール達に破壊されたためヴァルカニアの劣勢は確定してしまう。シルヴァネールはそれでもなお祖国やヴァルカニア王のために戦う覚悟を決め、王都目前まで迫ったクレヴァニール一行と最後の戦いを展開する。
しかし幾多の戦績を重ねたクレヴァニールたちには及ばず、部下たちは破れ、自身も撤退を余儀なくされた。ヴァルカニア王は最早敗北は確定したとし、民を守るため降伏の証として自らの首を届けるようシルヴァネールに命じる。かくしてシルヴァネールは無念を噛み締めながらマーキュリアの王宮に王の首を届け、降伏した。この時その場に居合わせたクリストファーから優しい言葉をかけられる。その後、未だ抗戦の姿勢を崩さないルードヴィッヒ率いるデュルクハイムにクレヴァニール達が赴いた際には応援に出向いたクリストファーと共闘し、2人でアイゼンヴァント砦に迫る約千人ものデュルクハイム兵を倒して結果的にルードヴィッヒと戦うクレヴァニール達を支えた。その後、戦争が終結し、最後の戦いの地へ向かうクレヴァニールたちを見送り和解した。PSP版の新シナリオでは生存しているロイヤル・ガードと共にアイゼンヴァント山に赴き、曲射召喚砲を停止しようとするルーミス達に協力した。
士官学校時代はアルフォンスやクリストファーと同期であったが、その頃からクリストファーに密かに思いを寄せていた。
『グローランサーIV Return』収録のシナリオ『Foreboding』では士官学校時代の彼女が描かれる。付属のOVAでも主役を務め、戦争後の世界で苦悩しながらも自らの進むべき道を模索する姿が描かれる。
PSP版ではイベントが多数追加され攻略可能となった。デュルクハイムルートではオーディネルの決戦でクレヴァニール達によって討たれる。
ノーマン:熊岡正浩
ミュンツァー配下の若手将校。階級は少尉。年若いながら判断力と冷静さに富み、ミュンツァーからも高く評価されている。また、ミュンツァーやヴァルカニア王国への忠誠心も深い。
ミュンツァーの戦死後に脱走したヴァレリーに対し、なぜ共にヴァルカニアを支えようとしないと叱責するも、そこでヴァレリーから彼の過酷な周囲からの風当たりを聞かされる。そこにクレヴァニール達が到着したのを見てヴァレリーがマーキュレイと内通したと勘違いし、劇昂して剣を振るうも、倒れる。死を目前にしたノーマンにヴァレリーはミュンツァーの後継者はヴァルカニア人のお前がふさわしいと思いを語り、ヴァレリーの本音を噛み締めたままミュンツァーの元へ旅立った。
PSP版でミュンツァーを生存させた場合は彼も死なない。ミュンツァーに言われた通りヴァルカニアを去ることになったヴァレリーの背中を押す役割となり、以降は戦うこともない。
年齢については攻略本によって異なっており、19歳とするものと、28歳とするものがある。
シモンズ:竹田雅則
ヴァルカニア王国軍の将校。階級は少佐。元々は彼が尊敬していたミュンツァーの配下であったが、シルヴァネールの配下に転属されたため、彼女を内心では軽く見ている。また、与えられた任務をこなす職業軍人であるがそれ以上に強い出世欲の持ち主であり、弟や家名のおかげで無官の身ながら宮廷に出入りできるクリストファーに堂々と苦言を言い放ち、さらには裏取引によってある陰謀に加担する。
マーキュレイの王都マーキュリアがマウラー率いるデュルクハイム軍の襲撃を受けた件でマーキュレイの要望を受けたヴァルカニア王より、当初の予定を変更する形で兵を率いてマーキュレイに入る。しかし、この時シモンズはヴァルカニア王からデュルクハイムとの戦争に必要な財源としてマーキュリアの王宮にある国庫をヴァルカニアへ輸送するよう命を受けており、またルードヴィッヒが送り込んだカーギルとも接触し、ヴァルカニアとマーキュレイとの間に戦争を引き起こす裏取引をした。そして、マーキュリアの王宮にてシモンズは王宮警備の名目でアリシアやベイカー率いる騎士団及び文官達を一人残らず追い出し、マーキュレイの財政を傾けるには十分すぎるほどの国庫をヴァルカニアに輸送した。しかし、輸送部隊はクレヴァニール達の手で倒され、シモンズ自身も王宮に乗り込んできたクレヴァニール達に敗れ、逃走した。
その後はシルヴァネールの配下としてデュルクハイム軍やマーキュレイ・オーディネル連合軍と抗戦するが、バルトリック砦の戦いではヴァルカニア王と協力関係を結んだヴェスターの底知れぬ力を察し、アルフォンスとの戦いを任せ自らはクレヴァニール達と戦う。しかし、アルフォンスを倒したヴェスターが砦から引き上げたためにそれ以上ヴェスターに頼ることが出来なくなり、奮戦虚しく討たれた。
ヴァルカニア王:西松和彦
ヴァルカニア王国を治める国王。国民思いの王であり、国益のために魔法や天使に関する研究を推し進める。また、国民のためならば冷酷な判断をも下せる一面を有する。クレヴァニール達によって魔導砲が破壊され、シルヴァネールも敗走した事を機に、これ以上戦争が長引けば国を疲弊させるだけと判断。国民のために自分の首を差し出して休戦を申し込むようにシルヴァネールに命じ、その生涯を終えた。
モーティス
アルテン・シュバルト傭兵団団員。傭兵団ではディクセン、バウアーに次ぐ実力ナンバー3の剣術の使い手。傭兵団解散時に故郷のクラスダールへ戻ることを決め、クレヴァニール達と別れる。その後はクラスダールにて農夫として生活するが、田舎に染まりきっていない風貌や仕草から、クラスダールのとある若い娘から思いを寄せられている。
ヒエンがカーギルに追われてクラスダールに逃げてきた際には、自ら剣を手にヒエンに加勢し、クレヴァニールやレムスとも傭兵団時代以来久々に共闘することになる。NPCとしては比較的強い。その戦闘で戦闘不能になると死亡してしまうが、生き延びた場合は彼に思いを寄せている村の若い娘とは何らかの進展があったらしく、メルの店のチラシを持っていくとそれを思わせる発言をしている。
ラティカ
クラスダール在住の少女で、宿屋の手伝いをしている。戦争によって親を亡くすが、ミュンツァーに引き取られ彼を父親として慕うようになる。
ミュンツァー戦死の報に衝撃を受け、悲しみを抱くも、仇であるクレヴァニール達が自らミュンツァーの死の模様を伝えることで、立ち直ることが出来る。PSP版では彼女の父への気遣いがミュンツァーの命を救うことになる。

オーディネル[編集]

アルフォンス・オーディネル:高橋広樹
名門オーディネル家の現当主であり、オーディネル家の名を持つ都市オーディネルの領主。そしてロイヤル・ガードの1人で、細身の双刃剣の使い手。25歳。愛称はアルフ。ヴァルカニア王国やオーディネルの領民を思う真面目な人物だが、一見軟派な双子の兄クリストファーのことを信頼し、大切に思っている。なお、とあるオーディネル領民によるとアルフォンスとクリストファーは2人とも美しい母親似で、豪快な(言葉を濁した表現である)父親とはあまり似ていないとのこと。
シモンズによるマーキュリア王宮占拠とこれに対するクレヴァニールやアリシア達マーキュレイの反抗後、これに対してヴァルカニア王が報復として宣戦を布告しようと決意した際、これを止めるよう進言するがヴァルカニア王は聞き入れず、ついには業を煮やしたヴァルカニア王から一軍を率いてマーキュレイを攻めるよう命じられる。これに対してアルフォンスは国や王への忠誠心やマーキュレイへの思いの板挟みになって苦悩するが、クリストファーから「自分の望むようにやればいい」と言われ、オーディネルを独立領とした上でマーキュレイと連合を組み、ヴァルカニアやデュルクハイムと戦う決意をする。そして、オーディネル住民の戦乱に巻き込まれたくない希望者を移住させた上でマーキュリアの王宮に出向き、アリシアと同盟を結ぶ。
それからはミュンツァー率いるヴァルカニア軍と戦うが、ミュンツァーの仕掛けた罠に掛かり後続部隊と分断された上でミュンツァーの直卒部隊に包囲される。それでもアルフォンスは奮闘するも同行していた部下の方が保たない状況になるが、クレヴァニール達の加勢によってミュンツァーを倒し、窮地を脱する。その後、都市レブラントを戦乱に巻き込まぬよう避けて軍を進めていたが、巨大魔導砲の砲撃によって先陣の部隊は壊滅し、巨大魔導砲のあるバルトリック砦を攻める。そこで、ヴァルカニア王と協力関係を結んでいたヴェスターと遭遇し剣を交えるが、ヴェスターの放った攻撃の前に致命傷を負い、戦死した。
PSP版では闇封じのメダリオンでヴェスターを弱体化させる事により、一命を取り留める事が出来る。その場合でも療養のために戦線離脱し、クリストファーが指揮権を引き継ぐ事になる。その後、アイゼンヴァント砦での決戦にて兄に加勢した。
クリストファー・オーディネル:高橋広樹(アルフォンスと一人二役)
名門オーディネル家の長男。愛称はクリス。25歳。士官学校では双子の弟アルフォンス以上の成績を出していたが、ある事件の後中退し無官の身となる。その後は女性を口説くなど軟派な言動が目立つが、反面アルフォンスや他者への気配りを見せるなど繊細な部分がある。なお、士官学校時代のある事件以来、何かを抱えているようだが、その真相はミュンツァーなど一部の人間しか知らない。
実は仕官学校時代に事故で肋骨を折り、その破片が未だ体内に残っており、いつ内臓を傷付けてもおかしくない状態にある。
アルフォンスの死後はその意志を継いでオーディネル当主となり、獅子奮迅の活躍を見せる。アイゼンヴァント砦での決戦の際はデュルクハイム軍を食い止めるために立ち向かい、たった一人で数百人の軍隊相手に奮闘するもやがて劣勢に追い込まれる。シルヴァネールの加勢でなんとか切り抜けるが、その無茶が祟って昏睡状態に陥る。事前にディラインに治療させていれば回復するが、そうでない場合はそのまま死亡してしまう。PSP版ではアルフォンスが生存している場合は、アイゼンヴァント砦での戦いでも彼の加勢によって余裕を保ったまま切り抜けるため、無条件でクリストファーの生存も確定する。
ネッド
アルテン・シュバルト傭兵団団員。「元気が一番だな!」が口癖。傭兵団ではモーティスに次ぐ実力者だったという。解散時に実家のあるサンセールへと帰るが、早々に父親と喧嘩して家出し、オーディネルに移り住んでいた。戦争時にはオーディネル軍に参加し、その強さで勝利に貢献した。
サントス
アルテン・シュバルト傭兵団団員。傭兵時代から食事当番であり、解散後は料理人になるという夢を叶えるべく旅立つ。オーディネルの宿屋で修行中にクレヴァニール達と再会する。
ヨゼフ
アルテン・シュバルト傭兵団団員。涙脆い性格で、傭兵団解散時には泣き顔を見られたくなくて姿を見せなかった。しかし結果的にディクセンとの今生の別れを逃してしまった事を後悔していた。PS2版では名前のみの登場だったが、PSP版の新規イベントで初めて姿を見せた。

マーキュレイ王国[編集]

アリシア姫:荒木香恵
マーキュレイ王国を治める姫。本来の国王である父が失踪しているため、国王ではなく「国主」の肩書きを使っている。現地の古いしきたりにのっとり、顔を隠した構造の礼装に身を包んでいる。そのため、彼女の顔はあまり知られていない。
父王レイニッシュと王妃である母との間に双子の弟レムスと共に生まれるも、マーキュレイ王国に伝わる預言書「メルキュースの託宣」に「双子が生まれし時にマーキュレイに危機が訪れる」という記述があったため、レムスや彼を連れて出奔したレイニッシュと離れ離れになる。その後、母亡き後はマーキュレイ王国「国主」としてベイカーや文官達と共に国を治めるも、その責務からリラックスするためにクリストファーの協力を得て、自分の素顔が知られていないことを利用して素顔を晒した私服姿で「アリス」と名乗り、マーキュリアの街中をお忍びで出歩いていた。
このようにして彼女は順調に国を治めていたが、レムスがクレヴァニール達と共にマーキュレイに漂着してきたと同時にマウラー率いるデュルクハイム軍がマーキュリアを襲撃し、さらにはシモンズやヴァルカニアの横暴によりヴァルカニアとも戦争状態に陥ってしまう。こうした状況にアリシアは1人苦悩するも、クレヴァニール達との相談を経て「メルキュースの託宣」に頼ることを止め、同時にレムスに対して自ら姉であることを告白する。
戦争終結後にノイエヴァール大陸各国が構成する民主制連邦国家が誕生後は、マーキュレイ王家が象徴的な存在となった関係で彼女の暮らしぶりも若干質素なものになるが、彼女は特に気にせずせいぜい自分を訪ねる相手におもてなしが行き届くかどうかを心配する程度。
PSP版では関連イベント、及びエンディングが追加され、密かにクレヴァニールに想いを寄せていたことが明らかになる。
ちなみに「メルキュースの託宣」の正体は『グローランサーIV Return』にて語られる。
ベイカー:小林範雄
マーキュレイ王国軍の中核を成す、騎士団の団長。軍事面で他国に劣るマーキュレイでは数少ない前線を任せられる人材。やや頭が固い部分があるが、真面目な性格でアリシアから信頼されている。
終盤において、クレヴァニール達に自分がアリシアの重臣でありながら彼らほど力になれない現状に対して、嫉妬心を抱いていたことを告白した。
ポラック
マーキュリアに本店を構えるポラック商店の経営者。マーキュレイ以外の各国にも支店を構えており、クレヴァニール達に魔石を売るよう手配する。また、イライザから注文を受けて彼女の故郷イグレジアスから、イグレジアス産のリンゴを取り寄せたこともある。

イグレジアス王国[編集]

イグレジアス王
イグレジアス王国を治める国王。国土の大半が寒冷地で、港町ファンデルシアも冬季には凍結して使えない現状を打開すべく、豊かな土地や不凍港を求めて南のデュルクハイム国への侵攻を決めた。しかし、アイゼンヴァントの戦いにてルードヴィッヒにより大敗して以来敗北が続き、危機に直面している。
不評不名誉を被ることを覚悟の上で悪名高い「死翼傭兵団」を雇うも、デュルクハイムとの戦況を覆すには至らず、ドラングースやガスタの死後にデュルクハイム軍を率いて攻撃を仕掛けてきたルードヴィッヒに完敗。民のために豊かな土地が欲しかったと自らの望みを振り返りながら、降伏した。その後の生死は不明。
メイフィールド卿:仁古泰
イグレジアス東部の港町ファンデルシアの領主。イライザの父。ルーミス率いるデュルクハイム軍の部隊が魔法を駆使してファンデルシアを占領して以降は、行方不明となる。
その後は地下に潜り、クーデターの準備を進めていたがやがてカーギルの罠に嵌ってしまう。イライザ関連のサブイベントを最後まで進めると救出することが出来る。

エンジェリックチャイルドと天使たち[編集]

ブリュンティール:子安武人
ラインファルツ基地所属のルイン・チャイルド。愛称はブリュン。剣術や魔法に秀でた逸材で、自分に厳しく他人に優しい性格。だが、なぜかクレヴァニールには厳しい面もある。ミュンツァーの襲撃後は消息を絶つ。
ラインファルツ基地を襲撃し、ヴァレリーを拉致したミュンツァーに自ら近づき、ヴァルカニア軍人となるがミュンツァーから内に秘めた意思を見抜かれ、ヴァレリーが実戦部隊に配属されたのは対照的に、後方の遺跡探索部隊の隊長にされる。その後、いくつかの遺跡を探索した後、ヴァルカニア軍を脱走する。
彼の正体は天使に対抗すべく生体改造を受けたエンジェリック・チャイルドで、本名はブリュンティール・ソロ、クレヴァニールの実の兄であった。そのため、冬眠から覚醒した時点では自らの使命を知っていたが肝心の天使を倒す方法がわからず、ヴァルカニアの軍人になってまでその方法を探った。そして、希望の遺跡においてクレヴァニールやフレーネに自らの秘密を語る。その直後に遺跡を襲ってきた天使アキエルに対し、遺跡にあったエクスクリシブ・ロッドとフレーネのアストラルパワーを使って攻撃を仕掛け、アキエルの体を守る力場を消滅させる。戦いの果てアキエルを倒すも、無理をしたブリュンティールの体は限界に達しており、最後に天使たちが伝えたいメッセージであるシュタイマン博士のことを尋ねた後、息を引き取った。
PSP版では死に際に自分とフレーネのアストラルパワーを全てクレヴァニールに託す。更に、生前に天使やエンジェリックチャイルドについて詳細に記したレポートを残していた事が判明し、世界を救うために身を削っていたクレヴァニールの大きな助けとなる。
アキエル:河本邦弘
男性型の天使。人類に対して攻撃を行う。物語の当面の敵である。
その正体は未来からやって来た使い魔であり(ただし「過去の世界」に来てから7000年以上経っており、作中の時代から見て「未来」といえるかどうかは不明)、異世界からの侵略(下記のヴェスター)を阻止すべく、召喚術士を殺してきた。しかし幾ら召喚術士を殺しても人間は召喚術を手に入れてしまう上に、自分達が提供した魔法消去装置の技術を魔導砲に転用したため、人間に愛想を尽かしてしまう。挙句、説得に向かったユリエルを利用してレプリカ天使を造り、差し向けて来たことで完全に人間と決別。人類に対して本格的に敵対行為を始め、2000年前に徹底的な破壊を行い、これによって人類の文明は一度滅んでしまった。
最期は希望の遺跡に現れ、クレヴァニール達を魔法で一掃しようとするも、エクスクリシブ・ロッドの反アストラル結界「ディアボロスの檻」に閉じ込められ、ブリュンティールに力場を消滅させられた所を倒された。最期まで人間の愚かさを嘆きつつ、シュタイマン博士を想いながら消滅した。
ユリエル:藤臣香乃
女性型の天使。アキエル同様、異世界からの侵略を阻止すべく未来からやって来た。召喚士を殺す使命を果てし無く繰り返すうちに精神的に疲れ果て、召喚術を止めさせるため人間達を説得しに向かう。しかし、長きに渡って召喚術士を殺戮して来た天使を人間達は迎え入れず、捕縛される。そしてエンジェリック・チャイルドや、レプリカ天使など、天使対策に利用されてしまう。
ゲーム中に登場する女性型天使はユリエルを元に造られたレプリカである。元はアキエルを抹殺するために製造されたが、逆に制御を奪われ、アキエルの操り人形と化した。
シュタイマン博士:仁古泰
ブリュンティールが語る重要人物。
魔法文明の発達した遥か未来の世界の魔法科学者。その技術で天使を模した使い魔アキエルとユリエルを生み出すも、異世界からの侵略により未来世界は窮地に陥る。これに対しシュタイマン博士は最終手段としてアキエルとユリエルに異世界の侵略者に対する対抗兵器であるメダリオンを渡し、侵略を阻止すべく古代の時代に2人を転送する。なお、人間に愛想をつかしたアキエルが唯一、終始大切に思っている人間であった。

その他・友人・知人[編集]

エレナ:倖月美和
クレヴァニール達と同じルイン・チャイルドで、デュルクハイム軍に所属していた。カーギルらによって他のルイン・チャイルド同様収容所に送られ、拷問まがいの日々を過ごすが、恋人のラウルと励まし合って生き延びていた。しかし、ラウルはその日々の中で死亡してしまい、その事実を知って絶望し、死亡してしまう。クレヴァニールがラウルのフリをして勇気付け続ければ救うことが出来、その場合はクレヴァニール達と別れてデュルクハイムに残ることになる。
ロベール:池田真一
ラインファルツ基地にいたルイン・チャイルドでクレヴァニールの軍役時代の同僚。他のルイン・チャイルド同様刑務所に送られ、拷問まがいの日々を過ごしつつも脱出の機会をうかがっていた。しかしそれも空しくやがて衰弱し、クレヴァニールに思いを託して息を引き取る。
メリック:池田真一
レオナの兄で、レオナと同じく異世界の住人だったが、ひょんなことからこちらの世界に飛ばされて来た被害者。妹とは異なり、言葉は流暢である。ある事件が切っ掛けで人間不信になっている。ペサック族が一生に一度罹るというバルサ熱を煩っているが、その特効薬であるオーブリオンの球根は悪い人間に奪われてしまった。球根を取り返して彼に手渡せば救うことが出来る。
『グローランサーIV Return』にて魔法消去時に元の世界に戻っていた事が語られた。
アレク
ランプラスト島に攻め込んだ占領軍の軍師。火炎放射器といった古代兵器を実戦投入する作戦を立案・実行する。
元々はデュルクハイム国軍の研究員であったが、自分に比べてあらゆる面に勝るルーミスに比べて成果を出せず、コンプレックスを膨らませる。そして、デュルクハイム国軍から古代兵器などの重要物資を持ち出し脱走。軍より指名手配されるも国外脱出を果たし、某国軍の軍師となる。そして、ランプラスト島占領軍に加わるも、ディクセン率いるアルテン・シュバルト傭兵団に自分の作戦を妨害され、最後には古代兵器輸送部隊を襲撃したクレヴァニールと刃を交え、戦死した。
グラフィックは前作に登場したケネス・レイモンの色違いである。

侵蝕者[編集]

ヴェスター:松山鷹志
デュルクハイム少将ルードヴィッヒの協力者として近付き、召喚術を広める謎の男。脚本家を自称し、クレヴァニールたちを駒と呼ぶ、気障で嫌味で傲慢な性格。レジーナやディクセンを殺し、過去クレヴァニールの故郷を襲撃し滅ぼした。見たこともない魔法や遠見を見破るなどおよそ人間としがたい力を持っている。何者なのか。その正体は彼の口から語られることはない。
正体は、クレヴァニール達が住んでいる世界とは違う世界からやってきた侵蝕者。そして、未来に於いて世界を滅ぼした張本人。召喚術を使用すればこの世界と異界を繋ぐ門が開き、ヴェスターという闇が世界を侵食することが出来る。
彼にとって人間は門を開くための駒であり、目的を阻むものは自ら排除してきた。闇という黒い霧がヴェスターの真の姿であり、この形態は滅多に見せることがない。闇の姿のときはあらゆる武器、魔法が効かず生物は生命を吸われて死んでしまう。これにはアルフォンスも抗うことができず、なす術もなく殺害されてしまった。
ヴェスターという闇を打ち破るには、闇封じのメダリオンこそが唯一つの方法である。異界の門が完全に開いていない状態なら、ヴェスターの闇をメダリオンで抑えることが可能。門が完全に開いてしまえばヴェスターの能力が増すため、メダリオンが通じなくなる。未来では既に門が完全に開き、ヴェスターが真の姿となっていたために人類は成す術も無く滅びてしまった。
最後の戦いの時、闇の形態になったヴェスター相手に使うと彼はおぞましい実態「侵蝕者ヴェスター」(それでも本人にしてみれば不完全な姿)へと変わり、襲い掛かってくる。その姿になった時、ようやくプレイヤーにその正体が明かされる。最期はクレヴァニールに敗れ、消滅した。
本作の最終ボスであり、高い確率での反撃、無限に生み出される爆弾モンスターのスクリクズ、一定時間後に発動する闇魔法ダークフォースなど一筋縄ではいかない強力な攻撃を放つ。
最終ボスである通り一連の事件の黒幕ではあるが、直接主人公達の前に現れることは少なく、最終局面で正体を明かすまで謎の存在として暗躍していた。PSP版では関連する新キャラクターやイベントが多数追加され、諸悪の根源、倒すべき敵としての認識が強くなった。
更にPSP版では侵蝕者形態が倒されるとクレヴァニール達を異界に引きずり込んでしまう。そこで宛ら死神のような禍々しい真の姿と決着をつけることになる。戦闘曲はオープニング曲『GIFT ~君の元へ~』のアレンジバージョンである。
死翼傭兵団団長:金光宣明
略奪や虐殺を好み、悪名高き傭兵集団として名を馳せる、死翼傭兵団の団長。ドクロを模した兜をかぶっているため、素顔は不明。イグレジアスによって雇われ、バウアー率いる傭兵団と交戦。バウアーとの一騎打ちで敗北し、死亡したように思えたが突如として姿を消してしまう。
その後ヴェスターとのラストバトルに登場し、PSP版では本編中にもボスキャラとして登場するなど出番が増えている。
最後まで正体が明かされることはなく「ヴェスター様がいる限り我は不滅なり」と言い残して消滅した。
『グローランサーIV Return』にも登場するが、そちらは兜と死翼傭兵団団長の名を受け継いだ別人。
ヴェスターの配下:永田亮子
レジーナの心臓として彼女の肉体に取り付いたモンスター。異界の生命体で本体にそれほどの力はないが、死体に取り付いて自由に肉体を操ることができる。その際、死んでいた人物は一時的に蘇るが、肉体の主導権も精神もこのモンスターにより徐々に侵食されていく。

PSP版追加キャラクター[編集]

トリシア[2]寺本來可[2]
デュルクハイム軍の魔術士で、年齢は16歳とクレヴァニールより年下だがラインファルツ基地ではクレヴァニールの先輩である。一人称は「ボク」といういわゆるボクっ娘。好きな食べ物は肉など「がっつりした物」との事。後輩のクレヴァニールの面倒を見ようと気さくに話しかけて来るが、先輩としての威厳などはまるで無く、逆に面倒を見られることも。クレヴァニールとは自分達だけの打音式暗号でやり取りをし、交流を深めて行くがやがて彼が軍を脱走したことで決別しなければならなくなる。
戦争中もクレヴァニールを案じ、戦いたくないと思いつつも立場上彼らと敵対してしまう。魔導砲でデュルクハイム軍の召喚士が全滅した後はルードヴィッヒとルーミスを除く最後の召喚士となる。世界を救う為に自分は死ななければならないと葛藤するが、クレヴァニールが力を発動したことで解約。ラストダンジョン直前ではあるが仲間になる。
デュルクハイムルートではクレヴァニールが軍に戻った直後に召喚士の力を解約され、以降は行動を共にする。
メリーヌ[2]志村由美[2]
トロックメアでクレヴァニール達と出会った少女。外見年齢は12歳。果物が好き。わがままな性格で、自己中心的。「〜ですの」という口調で話すが「〜しやがる」などと乱暴な言葉遣いが混じる上に、明け透けに物騒なことを口にする。最初の出会いこそ険悪なものだったが、何度か会ううちに次第にクレヴァニール達と打ち解けていく。しかし実はヴェスターの配下であり、後にモンスターを率いてクレヴァニール達と戦う。
その正体はクレヴァニールやマギーの村に住んでいた少女であり、マギーやパメラとも同年代の友人であった。ヴェスターに村を滅ぼされた際に殺害され、レジーナ同様蘇生されていた。体内(実際は心の中)に異界と繋ぐゲートが存在し、そこから流れ出す魔素によって身体機能を補うと同時に洗脳されている。そのため、15年前から容姿が変わっておらず、実年齢は27歳ということになる。自分が生き返ったという例もあるため、ヴェスターに従えば両親が生き返ると本気で信じていたが、使い魔の精神干渉術で心に入り込んできたクレヴァニールによって正気に戻り、異界の干渉を失ったことで心身共に正常化。以降は仲間になり、クレヴァニールを「お兄ちゃん」と呼び慕うようになる。
彼女を助けるか否かはプレイヤーの判断に委ねられるが、それはシナリオの分岐に大きく影響する。
デュルクハイムルートでは「ヴェスターを倒す為にルードヴィッヒと組むのも有り」と主張しており、クレヴァニールに付いていく。しかしレムスやフレーネを殺害する展開に進むと部屋で塞ぎ込んでしまう。
シンシア[2]平田宏美[2]
メリーヌの双子の姉。外見年齢は12歳。実年齢は27歳。メリーヌの手綱を握る口数の少ない少女。妹とは対象的に冷静で礼儀正しい。やはり彼女もヴェスターに洗脳されている。自分のせいで両親が死んだと思っており、両親を生き返らせるという言葉を信じてヴェスターに従っている。最後はアイゼンヴァント山の戦いで曲射召喚砲を守る為に戦うもクレヴァニール達に敗北し、説得を受けて抵抗をやめた。ヴェスターが倒された後は心身が正常化したのか無事に生還する。
デュルクハイムルートでも同じ展開で戦うが、メリーヌ自身に説得させない限り倒すとそのまま台詞も無く死亡する。生存させた場合は戦後の祝賀パーティーでメリーヌとパメラに可愛がられている様子が見られる。
立ち絵のある女性キャラクターで唯一攻略不可能だが、メリーヌとペアのエンディングは存在する。
マグナス[2]鈴木達央[2]
もみ上げとやや芝居が掛かった喋り方が特徴的な二刀流の剣豪。23歳。嘗て卑怯な手で自分を負かした「オッター」という男を捜している。ヒエンの弟子でもある。もみあげをネタにされたり、悪趣味な女装をさせられたりと、彼に関連するイベントや選択肢はコメディ調のものが多い。好きな食べ物はスイーツ全般。
トロックメア崩壊の際にパメラに助けられ、彼女のボディガードとして行動を共にしていたが、ヴェスターの配下に追われるうちにやがてマーキュレイに辿り着く。以降はクレヴァニール達の仲間となる。
実は彼が探すオッターとはカーギルの偽名である。カーギルと決闘を行うサブイベントが用意されているが、マグナスに加勢しなかった場合は罠に嵌められて死亡してしまう。
パメラ[2]櫻井智[2]
アルテン・シュバルト傭兵団に所属する女性。27歳。「あらあら」が口癖で間延びしたような喋り方をする。非戦闘員なので、専ら物資の管理、情報分析と団長のサポートなどが仕事である。実は彼女もルイン・チャイルドであり、ディクセンよりある使命を与えられている。マギーとは幼馴染であり、研究仲間。
過ぎ去った時間や失った物に対して全くと言って良いほど執着せず、ある種ドライと言えるほどであるが、それは嘗て村が滅ぼされた際に大事なものを沢山失い、悲しみを乗り越えるためにそれを「仕方が無い」と割り切ったことに起因する。

キーワード[編集]

ノイエヴァール大陸
本作の舞台。2000年前には高度な古代文明が栄えていたが人類滅亡の危機に直面し、当時の文明や国家は壊滅した。その後、英雄アレクサンデールによる大陸統一を経て、現在では4ヵ国が存在する。
マーキュレイ王国
ノイエヴァール大陸南部の温暖な地域を国土とする王制国家。首都はマーキュリア。一年を通じて温暖で豊かな土地を持つが、国土面積は周辺の大国に挟まれている関係で狭く、人口も少ない。そのため軍事力は小さく、現在は隣国ヴァルカニアに「治安保護支度金」と称した税金を支払うことで不足分を補うという事実上の従属同盟を結んでいる。
ヴァルカニア王国
ノイエヴァール大陸東部を国土とする王制国家。首都はキルグリッドだが本編中に行くことは出来ない。長い歴史と優雅な文化を誇る大国で、デュルクハイムとも拮抗するレベルの強大な軍事力を有する。特に、1人で1000人とも戦えるほどの力を持つロイヤル・ガードを要しており、有事の際には彼らが最前線にて剣や采配を振る。
オーディネル
ヴァルカニアとマーキュレイの国境付近に位置する都市。ヴァルカニアの名門貴族オーディネル家が代々領主を務めている。
デュルクハイム国
ノイエヴァール大陸西部を国土とする、大陸諸国では唯一の民主制国家。首都はデュルケンだがキルグリッド同様行く機会は無い。国家元首である大統領を国民の総選挙によって選ぶシステムを有する。そのため、国民の政治や国防に対する意識は高い。ただその反面、周辺諸国との戦乱を幾度も潜り抜けていくうちに「言うことを聞かない相手は、武力で脅せばいい」という精神が国民に浸透している。
イグレジアス王国
ノイエヴァール大陸最北部を国土とする王制国家。首都はイスケンドロス。国土の大半が雪に覆われた寒冷地であり、農作物の生産量はリンゴなどの例外を除いて少ない。そのため、豊かな土地を求めてデュルクハイムへと侵攻し、戦争状態になっている。ゲーム中に行けるのはイライザの故郷であるファンデルシアとその付近のみである。
ランプラスト島
本作序盤の舞台となる島。マーキュレイの南に位置する。ノイエヴァール大陸の戦乱が飛び火した影響で島に攻め込んだ占領軍と交戦状態にある。
魔法
魔法がごく当たり前に存在したIからIIIまでと異なり、今作において魔法は2000年前の古代文明に存在し、現在では伝説やおとぎ話の中で出てくるものである。しかし、デュルクハイムやヴァルカニアではそれぞれ極秘裏に魔法の研究が行われ、攻撃魔法専門の魔導兵と回復魔法専門の僧兵(ヒーラー)が新たに軍に組み込まれた。魔法の素質を持つ者や、訓練で魔法を体得した者は使い魔を見ることが出来る。大気中の魔素(前作までのグローシュ)を消費して放つ。魔素とは「マナ」とも「まそ」とも読める。
リング=ウェポン
IIより登場している、装備者が強く念じることでその者を象徴した武器に変わるリング。本作は前作までとは別次元の世界であるため、ある国の研究機関が開発した武器ということになっている。装備者の危機感知能力がリングを武器に変えると言われ、慣れればいつでも出せるようになる。リング=ウェポンに比べると普通の武器は重く扱いにくいとされる。前作までと異なり100人に一人というような資質は必要ないが、人によって武器が全く異なるため、木槌のような実戦向きではない武器が出てしまう人もいる。
このアイテムもまた魔素によって機能しているため、魔法消去後には全く使用できないが『グローランサーIV Return』のように、グローシュ(魔素)の溢れる世界に行けば再び使用することが出来る。
魔石
前作までの精霊石にあたる石。魔法を発見した各国の研究機関が開発したもので、リング=ウェポンに装備する事で魔法が使用可能になる。精霊石同様、それぞれの魔石の持つ特性を宿すことも可能で、今作では特技や魔法の習得にも使用する。
『グローランサーIV Return』では『グローランサーIII』の世界にてクレヴァニールが魔石を換金するシーンがあるが、それによると精霊石と魔石は同一の物であるという。
召喚術
異界の魔物を召喚し、使役する魔法。元々は異界の魔素を取り込む「アウターゲート」という魔法を応用したもので、別次元の異界と繋がるゲートを開くことで魔物をこの世界に呼び寄せる。しかしこのゲートは術後も完全には塞がらず、召喚術を使えば使うほどその歪みは大きくなっていく。そうなると召喚していない魔物までが世界に現れてしまう。作中のモンスターは召喚術の影響で異界より現れた魔物である。未来ではこの事実に気付く頃にはゲートが開ききってしまい、異界の闇(ヴェスター)の本体が具現化したことで滅び去ってしまった。異界の侵略を防ぐには全てのゲートを塞いだ上で召喚術を消し去るか、元凶であるヴェスターを完全に消滅させるしかない。しかしゲートを閉じるには召喚師を殺すしかなく、召喚術を消すためには召喚師を皆殺しにしなければならない。そのため、PS2版では召喚師を全員殺すと言う無情な道を歩まねばならなかったが、PSP版ではクレヴァニールの天使の力で召喚術の解約が可能となり、必ずしも殺さずに済むようになった。
アルテン・シュヴァルト傭兵団(バウアー傭兵団)
ディクセンが団長を務める『古の剣』を意味する傭兵団。ゲームの進行と共に一度解散し、バウアーの元に再結成される。その後、事情により『バウアー傭兵団』に改称される。
ルイン・チャイルド
古代遺跡にある冬眠装置で眠っていた子供。彼等は2000年前の古代文明の生き残りであるが、技術的な問題で冬眠装置が小型であったために歳幼く体の小さい子供だけが装置に対応していた。その結果、彼らは古代文明について詳しくなく、古代文明に関する情報収集は遺跡からの発掘物に頼っているのが現状であるが、一方で古代遺跡を閉ざしている扉を開けるには、彼らを扉に近づけさせる必要がある。
また彼らは魔法文明が今より発達していた時代に生まれたため、特に訓練を積まなくても使い魔を見ることが出来るなど魔法に関する才能を有する。2000年前、天使に攻撃を受けていた頃に大陸西岸部、つまりデュルクハイム一帯で子供達を大量にコールドスリープする計画が進められていたことを『Retarn』の個別ストーリーの中でヴァレリーの父が未来へ向けたメッセージの中で話す。そのためルイン・チャイルドが眠る遺跡はデュルクハイム領内に集中している。
ヴァルカニアでは魔法や古代遺跡、そして天使の研究が進められていたが、ルイン・チャイルドを確保できなかった問題で古代遺跡の探索が進まず、研究が停滞していた。この事態にアルフォンスはヴァルカニア王にデュルクハイムからルイン・チャイルドを確保してはどうかと提案し、これを了承したヴァルカニア王はミュンツァーに事を任せた。この結果ミュンツァーは巧みな作戦でラインファルツ基地を襲撃し、ヴァレリーを拉致する。
一方デュルクハイムではルードヴィッヒの元ラインファルツ基地にて、ルイン・チャイルドを中心とする部隊を編成して魔法研究を行い、十分な結果を出す。だが、ルードヴィッヒはこれに満足せずカーギルと手を組み、ルイン・チャイルドに更なる力が眠っていないかどうかを人体実験で調べることを決定。結果ルイン・チャイルドの多くはヴァルカニアとの開戦に伴う転属と称して収容所に入れられ、拷問まがいの人体実験で多数の犠牲者が出た。そして、この事実を知ったルーミスから情報を受けたレムスによって彼らは救出され、トロックメアから海路で脱出するが、これまでの拷問による体力の消耗で嵐の船旅に耐えられず、生き残ったのはクレヴァニール、フレーネ、カルノス、そして船に乗らずトロックメアに潜伏すると決めたエレナだけであった。
エンジェリック・チャイルド
天使を倒すための改造手術を受けたルイン・チャイルド。クレヴァニール、ブリュンティール、フレーネの三人が該当する。ユリエルの魂を分解して被験者に移植したもので、謂わば人間と天使の融合体である。天使の放つアストラル波とは相対する負のアストラル波を放ち、これにより天使が纏うアストラル波の力場を中和することが可能。しかし全ての力を解放すると肉体はその負荷に耐え切れず、死亡してしまう。覚醒すると背中に翼が現れるのも特徴で、最初のみ背中から翼ではなく血が噴き出す(ただし、出血多量死を起こすほどの血が噴き出しても気絶しただけで済んだため、実際の肉体には大した影響は無いと思われる)。
劇中ではブリュンティールがフレーネからアストラルパワーを抜き出したり、クレヴァニールに送り込んだりする。しかしこれは彼が独自の研究で発見した方法であり、PS2版では気にも留められなかったが、通常では不可能とされることがPSP版で明らかになった。

主題歌[編集]

  • オープニングテーマ
  • 『Before The Daylight』
作詞:濱田智之 作曲:濱田智之 編曲:幡手康隆 歌:牧島有希
  • エンディングテーマ
  • 『Your Memories -セピア色の想い出達-』
作詞:濱田智之 作曲:濱田智之 編曲:濱田智之 歌:牧島有希

オーバーリローデッド 主題歌[編集]

  • オープニングテーマ
  • 『GIFT ~君の元へ~』
作詞:葉月陽 作曲:小塚良太 編曲:小西利樹 歌:久保田薫
  • エンディングテーマ
  • 『Pray ~永遠への軌跡~』
作詞:葉月陽 作曲:小塚良太 編曲:小西利樹 歌:久保田薫

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:高田慎二郎
  • キャラクターデザイン:うるし原智志
  • シナリオ:葉月陽

メディアミックス[編集]

漫画版[編集]

  • 『グローランサーIV 〜Wayfarer of the time〜』
月刊Gファンタジーにて2003年10月号から2004年9月号まで連載された。著者は式部玲。単行本は全1巻。登場人物や設定は原作に準じているが、ストーリーはほぼ別物で、打ち切りのためか中途半端なところで物語が完結している。

小説版[編集]

  • 『グローランサーIV 〜Wayfarer of the time〜 乱雲の剣』
ファミ通文庫より発刊された。著者は岡崎いずみ。本編の後を描くストーリーでありエンディングで言えばフレーネエンドの続きとなっているが、本編との矛盾点も散見される。また、表紙にはBLを彷彿させるイラストが描かれている。
  • 『グローランサーIV 〜Wayfarer of the time〜』
電撃文庫より発刊された。著者は天羽沙夜。物語をヴァレリーの視点から描く。しかし内容は本編とは大きく異なる。

関連商品[編集]

  • グローランサー -伝説の遺産-
  • グローランサー -新たなる伝説-
  • グローランサー デジタルアクセサリー -英雄の帰還-
  • グローランサーIV -Wayfarer of the time- デジタルアクセサリー -天使の記憶-
  • グローランサーI・II・III デスクトップアクセサリー

脚注[編集]

  1. ^ プロデューサー高田からタイトル名変更のお知らせ 『グローランサーIV オーバーリローデッド』公式サイトより。
  2. ^ a b c d e f g h i j 公式サイトより。2011年6月20日閲覧。

外部リンク[編集]