サイボーグ009
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| サイボーグ009 | |||
|---|---|---|---|
| ジャンル | SF | ||
| 漫画:サイボーグ009 | |||
| 作者 | 石ノ森章太郎 | ||
| 出版社 | 秋田書店 メディアファクトリー 角川書店 ※現在単行本を発売しているもの |
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| 掲載誌 | 週刊少年キング 週刊少年マガジン 冒険王 週刊少年サンデー ほか |
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| レーベル | サンデーコミックス(秋田書店) 豪華版(秋田書店) 文庫版(秋田書店) MFコミックス(メディアファクトリー) 石ノ森章太郎 萬画大全集(角川書店) ※現在発売中のもの ※石ノ森章太郎 萬画大全集は 完全受注生産、現在は受付終了 |
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| 巻数 | サンデーコミックス:全15巻 豪華版:全23巻 文庫版:全23巻 MFコミックス:全36巻 石ノ森章太郎 萬画大全集:全26巻 |
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| 映画:サイボーグ009 | |||
| 監督 | 芹川有吾 | ||
| 制作 | 東映動画 | ||
| 封切日 | 1966年7月21日 | ||
| 上映時間 | 64分 | ||
| コピーライト表記 | ©石森プロ・東映 | ||
| 映画:サイボーグ009 怪獣戦争 | |||
| 監督 | 芹川有吾 | ||
| 制作 | 東映動画 | ||
| 封切日 | 1967年3月19日 | ||
| 上映時間 | 60分 | ||
| コピーライト表記 | ©石森プロ・東映 | ||
| アニメ:サイボーグ009 | |||
| 原作 | 石ノ森章太郎 | ||
| 音楽 | 小杉太一郎 | ||
| 放送局 | NET系 | ||
| 放送期間 | 1968年4月5日 - 1968年9月27日 | ||
| 話数 | 全26話 | ||
| その他 | モノクロ | ||
| コピーライト表記 | ©石森プロ・東映 | ||
| アニメ:サイボーグ009 | |||
| 原作 | 石ノ森章太郎 | ||
| 監督 | 高橋良輔 | ||
| キャラクターデザイン | 芦田豊雄 | ||
| メカニックデザイン | サブマリン | ||
| 音楽 | すぎやまこういち | ||
| アニメーション制作 | 日本サンライズ | ||
| 製作 | 東映 | ||
| 放送局 | テレビ朝日系 | ||
| 放送期間 | 1979年3月6日 - 1980年3月25日 | ||
| 話数 | 全50話 | ||
| コピーライト表記 | ©石森プロ・東映 | ||
| 映画:サイボーグ009 超銀河伝説 | |||
| 監督 | 明比正行 | ||
| 制作 | 東映動画 | ||
| 封切日 | 1980年12月20日 | ||
| 上映時間 | 130分 | ||
| アニメ:サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER | |||
| 原作 | 石ノ森章太郎 | ||
| 監督 | 川越淳 | ||
| シリーズ構成 | 大西信介 | ||
| キャラクターデザイン | 紺野直幸 | ||
| メカニックデザイン | 紺野直幸 | ||
| 音楽 | 小室哲哉 | ||
| アニメーション制作 | ジャパンヴィステック | ||
| 製作 | テレビ東京、ジャパンヴィステック | ||
| 放送局 | テレビ東京系 | ||
| 放送期間 | 2001年10月14日 - 2002年10月13日 | ||
| 話数 | 全51話 | ||
| コピーライト表記 | ©2001 石森プロ/サイボーグ009 製作委員会・テレビ東京 |
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『サイボーグ009』(サイボーグ ゼロゼロナイン)は、石ノ森章太郎による日本のSF漫画、およびそれを基にしたSFアニメ、及び主人公のコードネームである。
目次 |
[編集] 概要
『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森の代表作。それぞれ特殊能力を持つ9人のサイボーグ戦士の活躍や日常を描く長・中・短編の作品群からなる。ただし完結編に当たるシリーズの完成前に作者が死去したため、作者自身による漫画作品は未完に終わっている(後述)。石ノ森自身この作品に対する思い入れは相当強く、仮面ライダーシリーズに関しては作画を他人に任せたことが多かったが、映画『サイボーグ009超銀河伝説』のコミカライズ作品に、シュガー佐藤や桜多吾作などの筆によるものがあるものの本作は雑誌掲載作品のほとんどを自分で描いた。
石ノ森作品に多く見られる「力を授けた者(=親・同族)を裏切り、その野望に対し唯一対抗し得る存在として孤独な戦いを続ける」という物語構造を基盤として持つ。1960年代の米ソ東西冷戦が背景になり、ベトナム戦争を舞台にするなど反戦色のあるテーマが色濃く出ているのが特徴。それらと並び、世界各地の神話や古代文明に題材をとったシリーズ、人種問題や異文化同士の軋轢、文明社会の抱える問題について考えさせられるエピソードも多い。主人公達が出会った人々の内面の葛藤や、人間と機械との中間の存在としての悩みなどもテーマとして取り上げられるが、基本的には石ノ森作品に共通する、正義を守るヒーローの姿に哲学的な重みを持たせたシリーズである。9人という人数設定は、野球の“ナイン”から構想を得たもので、制作ノートからは、それぞれ該当のポジションを当てキャラクター像を練っていたことがわかる。
なお、時代や社会の変化、掲載誌やメディアの事情、石ノ森自身の構想の変更などによって、設定について多くの揺らぎが存在している。
[編集] 連載誌
1964年7月19日の『週刊少年キング』にて連載開始。その後、『週刊少年マガジン』、『月刊少年ジャンプ』、『COM』、『週刊少年サンデー』、『マンガ少年』、『少年ビッグコミック』、『SFアニメディア』など、複数の出版社、複数の雑誌で連載された。
[編集] ストーリー
主人公・島村ジョーは、ある日謎の男たちに捕らえられ、サイボーグに改造された。世界の影で暗躍する死の商人・黒い幽霊団(ブラックゴースト)が、画期的な新商品・サイボーグ兵士の試作品にするため、偶然ジョーを選んだのだ。しかし、彼以前に改造されていた8名のサイボーグや、自分たちを改造したギルモア博士から事情を教えられ、ジョーは彼らと共にブラックゴーストを脱走する。ブラックゴーストを阻止できるのは、彼らと同じ力を持つサイボーグ戦士たちしかいない。人の心を持ちながらヒトでも機械でもない存在となった悲しみを胸に、サイボーグ戦士たちはブラックゴーストの野望を打ち砕くために戦い続ける。
[編集] 主な登場人物
ここでは漫画版およびアニメ版の設定について記述する。完結編における設定については別項を参照のこと。
[編集] ゼロゼロナンバーサイボーグ
ブラックゴーストによって改造されたサイボーグのうち、「00」のコードナンバーを割り振られた試作体の総称。作中では、主人公側である001から009までの9名のサイボーグの総称として用いられる場合も多く、当記事においても特記のない限り「001から009までの9名の総称」として扱う。なお001=イワンは「改造人間」ではあるものの、厳密にはサイボーグではない。
有事には全員が特殊戦闘服とマフラーを身につけて行動、素顔は晒したままで、仮面の類は着用しない。服の色については服の配色の項を参照のこと。標準装備の武器としてスーパーガンを携帯する。
001=イワンを除く8名は、改造手術により頭髪や皮膚、筋肉や骨、心肺・消化器官などが全て人工のものに置き換えられている。頭脳だけは生身のままで、補助用の人工脳が備わっている。動力は小型原子炉。人工皮膚と筋肉は非常に強靭な素材で、通常の小銃弾程度は跳ね返せるものの、原作で003=フランソワーズと006=張々湖が包丁で負傷している場面がある。真空や水中での行動にも耐えられる。またメンバー間のみで通じるトランシーバー機能(脳波通信回路)が装備されている。改造された時点で老化は止まっており、20年以上経っても外見年齢は改造時点のままである。
- 009=島村ジョー(しまむら ジョー)
- 本作の主人公。18歳。5月16日生まれ。日本人の母と外国人の父との間に生まれたハーフ。古い版の単行本では一部「村松ジョー」「ジョウ」と表記されている。作中ではカタカナ表記だが、一部では「丈」と言う漢字表記も見られる。ゼロゼロナンバーのリーダー的存在。
- 愁いを帯びた甘いマスクの持ち主。栗色の髪(おそらくは父親の遺伝)で、右目(場面によっては左目)が前髪で隠れているのが特徴。
- 1966-1968年版のアニメ(以下「旧昭和版アニメ」)では、一人だけ配色の異なる戦闘服を着ている。
- 先に改造されていた7人の技術を結集した完成体で、汎用性に優れ、基礎能力は他のメンバーより高い。最大の特徴は002=ジェットのものを更に改良した「加速装置」で、奥歯に仕込まれたスイッチで操作する。多段式により加速度は可変で、最大加速マッハ5(平成版アニメ)で行動できる。加速度を使い分けることで敵を翻弄することも可能。加速中は、持ち物や着用している衣服などが燃える、周囲の物体に無暗に触れることができない、周囲の音も聞こえない、連続使用には限界がありメンテナンス時に不具合を起こす可能性があるなど、いくつか留意すべき点もある。
- 行動速度の相違を利用し、敵地への潜入、生身の軍人や逃亡を図る敵の科学者、強盗犯人など武器を持った一般人の無力化、精神・電磁波攻撃の回避など、様々な局面で活躍する。生身の人間を抱えたままの加速は不可能とされているが、006=張々湖の為に甲殻類を市場から加速状態で運んだこともある。後発のサイボーグにはより高性能な加速装置が搭載されたため、加速度が追い付かず苦戦を強いられることも多い。
- また、人類の技術によるものならば、自動車や船、飛行機などどのような乗り物も即時に操れる才能(詳細は不明だが、改造能力の一種であるとされる)を持つ。
- 『GOD'S WAR編』では、「意識加速」と呼ばれる能力を体得、自由自在の速度で加速することが可能となり、この能力を応用して敵を自身の加速空間に誘い込み、瞬時のうちに衝撃を与え粉砕できるようになった。
- 孤児院で育つが、ハーフの孤児を理由に差別や偏見を受けたため、グレて罪を犯し少年鑑別所に送致された。しかし集団脱走したところをブラックゴーストに拉致され、本人が気を失っている間に改造された。
- 朝日ソノラマ版では1966年の劇場版1作目の設定にあわせ「オートレーサーであった島村ジョーはレースの途中で運悪く事故を起こし重傷を負う。すぐ様、駆けつけた救急車は、何故か病院へ向かわずに海へ真っ逆様に飛び込んでしまう。その救急車は実はダミーで、実は世界的な犯罪組織『ブラックゴースト団』の水陸両用の自動車であった」と記述されている。
- 1979年版のアニメ(以下「新昭和版アニメ」)では、友人・ジローを助けるために誤って不良に怪我を負わせ、送られた少年院でもハーフを理由に蔑まれて1人で脱走したところをブラックゴーストに拉致された。
- 2001年版のアニメ(以下「平成版アニメ」)では不良の設定が無くなり、育ての親である神父を殺害した犯人に間違えられて警察に追われていたところをブラックゴーストに拉致された。
- 普段はギルモア博士の助手をしたり、「ハリケーン・ジョー」の通称で四輪レーサーをしていたりする。『時空間漂流民編』では出版社に出入りする姿も見られる。
- 荒れた過去を持つものの、平時においては穏やかで優しく、戦闘時においては真摯かつ勇敢な性格であり、みんなを勇気づける。しかし、その情け深さゆえに、戦いの場においても事情のある相手に説得を試みるなど、時として優柔不断になりがちな面も併せ持つ。こうした精神面の脆さを他のメンバーに指摘されることも多い。また仲間を巻き込みたくない思いから、単独で行動することも少なくなくその度、メンバーから「自分たちは9人で1人」と諭されている。
- その容姿と性格から、出会った女性達を惹き付けることも多い。003=フランソワーズとは相思相愛の仲だが、サイボーグで気心の知れた彼女より女性ゲストを優先し、彼女を怒らせ悲しませることもしばしば。新昭和版アニメでは、マユミというファンでもありかつてのガールフレンドだった女性や、荒れていた時代のジョーを支えていたユリという女性も登場する。
- 001=イワン・ウイスキー
- 0歳。誕生日不明。ロシア出身。あだ名は「電子頭脳」。脳改造によって成人の10倍の脳の働きをもつようになった結果、エスパー能力を身につけた人間の赤ん坊。メンバーの窮地を救う「切り札」的存在。
- 目元を覆った短髪の赤ん坊。ほぼ常時おしゃぶりをくわえている。能力を発揮している最中は、頭髪で隠れている目が光る。
- テレキネシス、テレパシー、テレポート、サイコメトリー、予知夢、自然治癒力など様々な超能力を持つ。その能力は必ずしも万能ではなく、初期は意志を持つ者に対してテレキネシスやテレポートを使えないと言う制約もあり仲間を助ける際は、気絶するのを待っていた。ほぼ的中する良からぬ予知夢を見た際は、激しい夜泣きとともに、ポルターガイストを引き起こす。他にも、彼らが解決しようと試みている事件に関し、重大なニュースが放映されていると、即座にみんなに知らせ警告を促す場面が見られる。脳の全領域を酷使しているため、その疲労は常人以上らしく、1か月が1日に相当し15日間眠っては15日間起き続けるという特異な生活リズムを持ち、ほとんど成長していない。しかしゼロゼロナンバーが窮地に立たされた際、切望の念に触発されて目を覚まし仲間を救う場面もある。また能力を酷使した後も疲れるためか眠ってしまう。
- 脳改造の結果、非常に高いIQを得ており、幅広い知識を常々吸収している。
- なお、改造されたのは脳だけであり、その他の身体能力は人間の赤ん坊そのままである。他者との意思疎通は基本的に、脳内へのテレパシーで行っている。
- 完結編〜Conclusion God's War〜序章~のラスト「宇宙の産声」では、自身の意識を自在に幽体離脱させる能力を得て、また、従来は不可能だった、意識のある者をテレポートさせることも可能になった。
- 生まれてまもなく、科学者である父=ガモ・ウイスキーの実験により脳改造を施された。脳の容量を増やしたわけではなく、人間の日常生活において通常使用されることのない、俗に「ナイトヘッド」と呼ばれる脳の領域を刺激し覚醒させたもの。
- 平成版アニメでは、脳死状態で生まれた息子を蘇らせる為の研究がエスカレートした結果となっている。
- 普段はギルモア博士と同居し、普通?の赤ん坊として過ごしている。そのため緊急時のメンバー招集は彼が担当することが多い。
- 理知的で人類愛に溢れる性格だが、常に冷静沈着で正確な判断を下し、ゼロゼロナンバーの参謀役を担う。時に世界のために非情とも言える冷徹さを見せるが、原作では狸寝入りを決め込んだりするなど人間臭い一面も見せている。また自らを改造した行方不明の父に対しては複雑な感情を抱いている。
- 002=ジェット・リンク
- 18歳(旧設定22歳)。2月2日生まれ。アメリカ出身のシチリアン。
- 赤系統の髪の毛で長髪。目の色はグレイで、鳥の嘴のような高く大きな鼻が特徴。
- 両脚にジェットブースターを内蔵、マッハ5での飛行能力を持つ。このため全身が兵器である004=ハインリヒを中心に他の仲間を抱えて飛行・戦闘する場面も多い。高速飛行のためボディの軽量化が図られており、強度の面を多少犠牲にしている。
- また009=ジョー以外で唯一加速装置を持つが、その性能は009=ジョーに及ばない[1]。
- 最初期に改造されたため、ゼロゼロナンバーの中では「旧式」のサイボーグ。飛行すると目立つこと、空中偵察が主な任務であること、ボディの強度が比較的低いこと、また彼自身が本来喧嘩早く好戦的な気性のため、ゼロゼロナンバーの中で最も負傷率が高い。第2期『地下帝国ヨミ編』終盤でボディが大破したため、第3期『怪物島編』以降は大幅に改良を施された新型ボディを使用している。
- 不良時代にストリートファイトに明け暮れていたため、彼なりの喧嘩拳法を身に着けており、肉弾戦でも精兵相手に善戦を演じることが多い。
- 『GOD'S WAR編』の終盤、目にも留まらぬ速度で飛行することが可能となったことで、よりアクロバティックな空中戦を披露している。
- 元はニューヨークの下町ブロンクスに住むストリートギャングのリーダーだったが、対立するグループのリーダーをナイフで刺し、逃走していたところをブラックゴーストに拉致され改造された。イタリア系アメリカ人ギャングの設定ゆえに原作序盤において『ウエスト・サイド物語』を連想させる踊りを披露していた。
- 平成版アニメでは、相手を刺す前にパトカーのサイレンを聞いて逃げたところを拉致された設定になっている。なお、公式サイトに記載されている改造経緯は企画時のもので、実際の作品とはまったく異なる。
- 普段は北米で四輪レーサーやアメリカンフットボール選手をやっている。またボランティアで不良少年の更生に携わっていたこともある。『イシュタルの竜編』では探偵を名乗っていた。『劇場版』ではなぜか闘牛士をする姿が登場、平成版アニメでは特定の職業についている描写は無かった。
- 私服時もソール下面に穴が開いた靴を履いている。
- 不良時代の攻撃性は陰を潜め、仲間を大事にする明るい伊達男・頼れる兄貴分的存在になっていった。その反面、プライベートでは冷淡で暗い言動が見られる部分もある。実は博打好きで、新昭和版アニメ第36話では周囲の騒動をよそにポーカーに熱中していた。
- 『地下帝国ヨミ編』終盤のセリフから無神論者と思われ、『天使編』でソドムとゴモラやノアの洪水を例に挙げて「神は必要とあらば限りなく残酷になる」と無神論者の理由らしきことを語っている。平成版アニメでは序盤で自ら「神を信じていない」と明言している。
- 反面、超常・怪奇現象の発生に対しては「保守的な科学者みたいな」懐疑的な態度はとらず、率先して謎の解明に取り組む姿勢も見られた。
- ギターやハーモニカなどの楽器を少々嗜む場面も見受けられ、原作では仲間の前で弾き語りも披露した。
- 女性ゲストと恋に落ちることも多い。新昭和版アニメではナタリーという恋人がいた。
- 平成版アニメでは、仲間を大事にする面は変わっていないものの原作や新旧昭和版アニメよりも感情的で短気な性格に変更されている。またスタッフによれば、003=フランソワーズに淡い想いを寄せている設定。
- 003=フランソワーズ・アルヌール
- メインヒロインでサイボーグ戦士の紅一点。19歳(旧設定16歳)。1月24日生まれ。フランス出身。作品時期により「フランソワーズ」「アルヌール」「フランソワ」と呼び名は様々。
- 金髪碧眼の美少女で、(赤い)ヘアバンドが特徴。その美貌から、有名カメラマンにモデルとしてスカウトされるなど、彼女の美しさに関するエピソードも多い。
- レーダー・センサー能力を保有し、4キロ四方の索敵ができる聴覚・50kmを有効範囲に収める遠視力(透視能力も付随)を強化されている。これらの能力で索敵や脳波通信により戦闘中のナビゲーションを行い、戦闘をサポートする。偵察のため、他のゼロゼロナンバーと前線に立つことも多い。
- 001=イワンを除いたゼロゼロナンバー中もっとも改造箇所が少なく、生殖能力も有している。パワーも他のゼロゼロナンバーよりは劣っているが、それでも生身の人間と比べると怪力と呼べるレベルであり、大柄な人間程度の重さの物体なら片手で楽々と振り回すことができる。また、護身術も身につけておりネオブラックゴーストの工作員と渡り合う場面もある。
- 平成版アニメでは、翻訳能力も他のゼロゼロナンバーより高い設定。
- 『GOD'S WAR編』では、極めて断片的かつ不定期だが、近い将来のビジョンを予見できる能力を与えられた。またしばしば彼女の透視能力を阻む妨害電波などの工作にあっていたが、終章では能力が向上し、それらの問題を克服したようだ。
- 元はプリマバレリーナを目指す普通の少女だったが、偶然ブラックゴースト団に目をつけられて誘拐された後、改造された。他のゼロゼロナンバーは様々な事情を抱えていたが、彼女だけは誘拐される際「年頃の少女が不意にいなくなることは良くあること」と言われている。
- 平成版アニメではブラックゴースト団に「バレエ団に入れる」と騙されて連れて行かれた。
- 普段はバレリーナとして舞台に立ったり、ギルモア博士の下で001=イワンの世話をしている。原作や平成版アニメでは、ウェイトレスとして006=張々湖の「中華飯店 張々湖」の手伝いもこなしている。
- 心優しく争いを嫌う性格ゆえに、平和を乱す者と戦わねばならないことに苦しむ。また、超視聴覚能力により彼女にとって見聞きしたくないような出来事までも感知せざるを得ないこと、事件を通じて数々の悲劇を目の当たりにしながらも一部の敵も含めて全ての人々を救うことのできない現状に強い悲しみや憤りを感じており、それが彼女の心に影を落とす要因ともなっている。子供好きで、事件を通じて知り合った少年少女の面倒を見ることも多い。
- 原作では009=ジョーと心を通わせ、自然と相思相愛の仲となる。最初に公開されたプロフィールでは兄に似た雰囲気を持つジョーに惹かれたと書かれている。平成版アニメでは今ひとつ関係の進展は見られなかった。
- 新旧昭和版アニメでは、可憐で母性を感じさせるタイプのヒロインに描かれていた。
- 平成版アニメでは、心優しさはそのままに、より行動的で男とも対等に渡り合っていく強い心の持ち主としての描写がなされていた。009=ジョーとの関係も、漫画や昭和アニメ版のような親密さよりは、互いを意識していくまでの心理描写や、その曲折が強調されている。また原作発表時期とアニメ化された平成時代に40年もの開きがあるため、001=イワン・002=ジェット・004=ハインリヒとともに数十年前の東西冷戦時代にブラックゴーストに改造され、冷凍睡眠で眠っていた「第1世代サイボーグ」という設定になっており、若いままのその姿と兄ジャンを思わせる老人が対比的に描かれている。バレエに目覚めたのは1948年に公開された映画『赤い靴』を見たことがきっかけである。学生時代、電子工学を習得していたという設定と、機械のプログラムやシステムの構造を、手で触れるだけで解析するプローブ・システムを搭載しているという設定が付与され、ドルフィン号の扱いなどメカニックにも強い人物となった。
- 名前の由来はフランスの女優・フランソワーズ・アルヌール。
- 004=アルベルト・ハインリヒ
- 30歳(旧設定28歳)。9月19日生まれ。ドイツ出身。あだ名は「死神」。全身武器の戦闘用サイボーグで、チームの"主砲"とも呼べる存在。原作では何故か彼のみ「ハインリヒ」と姓で呼ばれる。
- 髪の毛の色がいわゆる銀色で初期でショートカットか坊ちゃん狩り、後期ではボブ、カラマツと頻繁に髪型が変わっている。瞳は描かれず、目の色はごく薄い水色。
- 右手の五指(劇場版第1作では両手)はマシンガン(6ミリ)、左手の指はダーツ型手裏剣、左手側面はレーザーナイフ、眼球は狙撃能力を強化した照準眼、大腿部にマイクロミサイルを装備(アニメ第1作では両の二の腕にも)、果ては体内にヒロシマ型原爆まで組み込まれている。戦闘時は最前線で戦うことを主とするが、001=イワンの「睡眠」時には彼に代わりチームの参謀役としても活躍する。
- 『GOD'S WAR編』では、右手のマシンガンの弾丸が光線状の誘導弾に変化しており、5本の指から放たれる砲火を自在に操り、確実に標的を破壊できるようになった。
- 冷戦時代に旧東ドイツから恋人ヒルダを連れ出す為にベルリンの壁を越えようとするが失敗。銃撃によりヒルダを失い、自らも重傷を負って昏倒した所をブラックゴーストに連れ去られて改造された。
- 重傷で生身の体のほとんどが使い物にならなくなっていたと言う理由で、身体機能の大部分が機械化。生身の部分は生命維持のための最低限度のものしか残っていない。このときサイボーグ製造チームは、人体のどこまでを機械化することが可能なのかという、改造技術の限界に挑んだとされる。さらに、設計コンセプト上、単体で一個中隊に匹敵しうるだけの戦力として位置づけられていた。
- 普段はドイツで長距離トラックの運転手をしている(『超銀河伝説』ではスキーヤー)。金属部が剥き出しのマシンガンアームを人目から隠すため、服装は基本的に長袖で、常に手袋を着用(後にカモフラージュ用の人工皮膚を付与され、半袖のシャツ姿で旅行をするシーンも見られる)。
- 虚無的でニヒルで皮肉屋、時にタカ派的な言動をとりがちだが、本質的には非常に優しい性格で、一度信頼した相手には助力を惜しまない部分もある。メンバーの中で最も改造箇所が多いため、肉体に対する思いも殊の外深く、己の体を含めコンピュータ制御など機械仕掛けのものを忌み嫌う傾向がある。その一方で、自身の機械の体に対し愛着があるとも告白、「肉体は精神の入れ物に過ぎない」との発言もあり自分がサイボーグであることに関しアンビバレンスな感情を抱いていることも自覚している。リーダーである009=ジョーの精神面の甘さを危惧しての助言や進言をする場面も多く、それゆえの憎まれ役を買って出ることもしばしばである。しかし同じくペシミストの007=グレートとは馬が合うのか、皮肉な言葉のやり取りをしシニカルな談笑をすることも。インテリであるという性格付けをされており、美術評論家と付き合いがある(『アフロディーテ編』)ことや、かつて高名な作曲家からピアノの指導を受けていた過去(『雪割草交響曲』)もある。
- 『地下帝国ヨミ編』『時空間漂流民編』で女性ゲストと心通わせるエピソードも見られるが、いずれも悲劇に終わっている。
- 平成版アニメでは002=ジェットが好戦的な性格を強調されていた分、004=ハインリヒは逆に原作より温厚で分別ある性格に修正されている。
- そのキャラクター性から9人の中でも特にピックアップされて扱われることが多く、『超銀河伝説』では009=ジョーに次いで物語の大きなウエイトを占める。このほか、石ノ森の全く別の作品にも、戦闘の名手・皮肉屋・瞳の無い眼といった同様の造形のキャラが、『佐武と市捕物控』、『マンガ日本の歴史』など度々登場している。
- 005=ジェロニモ・ジュニア(平成アニメ版のみ、G・ジュニア)
- 27歳(旧設定31歳)。12月25日生まれ。アメリカ・インディアン[2]。あだ名は「アイアンマン」。「ジュニア」が姓なのか、他にファミリーネームが存在しているのかは不明。
- 褐色の肌、非常に大柄で、髪型はいわゆるモヒカン、顔には入れ墨と思われる赤い線がある。また、普段はスカーフや長袖を着こんでいるため人目に曝されることはないが、全身におびただしい数の経緯不明の傷跡が残っている。
- 平成版アニメでは現実には珍しいことではないが「アパッチ族の英雄と同じ名を持つ彼が、モヒカン族に象徴されるヘアスタイルをしているのはおかしいのではないか」との理由で呼び名が変更された。
- 砲弾にも耐える強固な装甲皮膚と、超高出力エンジンと最新式の人工心臓による100万馬力(後に1000万馬力に改造)の怪力を持つ。サイボーグの発揮しうる馬力を極限まで高めることが目的とされている。そのため、岩石を投げつけたり、戦車の大砲部分をへし曲げたり、ミサイル弾を拳で打ち落とすなど、素手を最大の武器とした戦闘が目立つ。他のゼロゼロナンバーに比べると効率的な戦闘スタイルとは言いがたいが、仲間を庇い被弾したり、落下物を食いとどめたり、障害物を除去するなどの、防御や破壊工作にはうってつけの存在。スーパーガンも装備しているが、滅多に使用しない。
- またサイボーグとしての能力とは別に、元々シャーマンのように自然の声を感じ取ることが出来、動物や精霊と会話を交わしたりすることができる。
- 『GOD'S WAR編』ではさらに力が増し、地表を突くことで、地割れを起こし一度に多くの敵を亀裂に陥れ倒している。
- インディアンとして差別迫害を受けて定職にもつけず、また仲間達が民族のプライドを捨てて見世物じみた仕事についていることに怒り失望していた時に、ブラックゴーストに「仕事がある」とサイボーグ手術されることを隠されスカウトされ改造手術を受けた。
- 平成版アニメでは差別的な描写への配慮から、ブラックゴーストに丸め込まれた雇い主に仕事を解雇させられてしまい、ブラックゴーストに連れて行かれる設定になっている他、原作にもあるインディアンのリザベーション(インディアン居留地)問題を暗に示すなど、時事に沿った脚色がなされている。
- 普段はアメリカで、その怪力を生かせる高層ビル建築現場などの作業員として働いている。原作や昭和版アニメでは、メンバーの再招集がかかるまでアメリカ南西部の牧場でカウボーイの仕事を行っている姿が描かれている。
- 無口で心穏やかな平和主義者だが、口にする言葉は大抵は重く、哲学的である。また、大地の精霊らと語らうため、大自然の中で精神の統一を試みることを好む。自然に逆らうことなく共生するという、部族の伝統的な価値観や世界観を何より大事にしており、サバイバル術にも長けている。言葉に出すことは滅多にないが、仲間に対する心遣いは篤く深い、頼れる存在である。しかしその一方で、朴訥ながら芯の強い彼の性格が利用されてしまう話も稀に見られる。
- 原作や新旧昭和版アニメでは、当時のインディアン描写としてはステレオタイプの、助詞の抜けた「片言」で会話している。平成版アニメではこれが改められ、より理知的な印象の人物となった。
- 006=張々湖(ちゃん ちゃんこ)
- 42歳(旧設定30代後半)。2月29日生まれ。中国(原作及び平成版アニメでは広東省)出身。あだ名は「もぐら」。どんなときでもマイペースなムードメーカー、ギャグメーカー。
- 背が低く丸々した体型。小さな目と丸い大きな鼻、端が丸まった八の字髭が特徴。
- 体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し、高熱火炎(もしくは熱線)を口から放射する能力を持つ。地面をも溶かせ、地中行動も可能。この能力に応じて、肉体も耐熱性に優れている。度々緊急時の回避に役立っており、退路を作る以外にも抜け穴を再び溶接し隠蔽するなどの機転も見せている。ちなみに、なぜか鼻の部分は取り外しが可能で、他の仲間に鼻を握られたり押されたりして無理やり火炎を噴射させられる描写もある。火炎放射の能力を、料理や喫煙など日常生活においてもフル活用している。
- いざというときは、体型に似合わない機敏な動きや中国拳法の技を見せ敵を翻弄する、トリックスターでもある。
- サイボーグとしての能力なのか元来備わっているものなのかは不明だが嗅覚も鋭く、料理に盛られた毒を感知して仲間を救ったこともある。
- 特技はいわゆる中華料理全般。ゼロゼロナンバーは普通の人間と同じ食事を摂取するため、作戦行動中もあらゆる手段でゼロゼロナンバーの食事面に気を配っている。日常時にも差し入れや、外出時に弁当を持参する場面が多い。
- 『GOD'S WAR編』では、火炎放射が尾を曳く龍の形となり、火力や飛距離が大幅に増した。これにより、対象物の周囲を囲みこみ範囲を狭めてから焼き払うなど、より変化自在な戦闘が可能となった。
- 元は貧乏な農民で、干ばつの為に作物が育たず[3]、生活苦にあえいで首吊り自殺をしようとした所をブラックゴーストに見つかり、楽な暮らしが出来ると騙されて改造された。
- 平成版アニメでは「中国の改革開放政策に乗って多角経営を行い、失敗したレストラン経営者」と設定されており、上海にいる場面も数回登場した。
- 普段は日本で中華料理店「中華飯店 張々湖」のオーナーシェフを務める。当初は1人で経営していたが、その時の店舗は第2期『地下帝国ヨミ編』序盤で従業員に権利ごと譲渡し、後に007=グレートとの共同経営による新たな店舗を経営している。行動時には「資金提供する」と言う台詞も多く、店の経営は順調な様子でゼロゼロナンバーの活動資金源になっていると思われる。
- のんびりした食いしん坊で、着地に失敗しすっ転げたり、尻餅をつく場面が多くズッコケキャラの印象が強い。煙管をふかす場面もしばしば見られる。
- その大らかさから「張大人(ちゃん・たいじん)」と呼ばれることもあり、どんな時にもマイペースぶりと独特な口調は変わらない。原作や昭和版アニメでは関西弁的な言葉遣いで語尾に「〜アルヨ」「ヨロシ」などをつける、協和語の変形とも思える当時の中国人描写にありがちな口調だったが、平成版アニメでは同じく関西弁を思わせるものの妙な訛りのある独特な口調に変更されている。また、従来の差別的ともとられがちな口調を改める際に張々湖役の声優茶風林は中国語を学び、独自のイントネーションを掴むのに役立てたという。
- 陽気な性格のせいか、はたまた人生経験の深さからか、もはやこれまでという所で拉致された為なのか、他のゼロゼロナンバーに比べサイボーグ化された悲劇を嘆く場面は少ない。原作では、事件への感想などで漢詩や故事を引用している場面がたびたび登場する。
- 007=グレート・ブリテン
- 45歳(旧設定40代後半)。4月1日生まれ。その名のとおりイギリス出身(リバプール)。あだ名は「カメレオン」。新昭和版アニメでは「ブリテン」と姓で呼ばれる。海外で放映された平成版アニメの英語吹き替え版では、"G.B"(ジービー)と変更されている。
- 禿げ頭で矢印鼻のひょうきんな男。
- でべそに仕込まれたスイッチを押すことで、自身の細胞の分子配列を変化させることが出来る。この機能により、他人はもちろん、消費財以外のあらゆるものに変身可能。部分的な変身もでき、また変身したモノの能力も再現できる特に、鳥に変身して空から偵察・尾行する場面が多い。家より巨大な巨人や小石などにも変身できるが、質量の変化については不明。細胞の分子配列変化を応用し透明人間の如く周囲の景色に完全に溶け込むこともできる。当初は戦闘服が能力に対応していなかったため、変身時には戦闘服を脱ぐ必要があった。後に戦闘服が能力に対応し、ベルトのバックル部を押すことで戦闘服を着たまま変身できるようになる。
- 作戦行動時には、これらの変身能力と演技力で相手を翻弄する。特に諜報活動を得意とし、アジトへの侵入から調略まで自在にこなす。原作でのネオ・ブラックゴースト総統との戦いでは、変身能力に加えて鏡を利用したトリックで総統を葬り去るという大殊勲を打ち立てた。
- 汎用性に優れ、あらゆる状況下において万能な活躍を見せるが、両手の自由を奪われるなど、でべそのスイッチを押せない状況に追いやられると、苦戦を強いられることになる。
- 旧昭和版アニメでは子供として登場し、その時期に描かれた原作では視聴者の混乱を回避するため、常に子供の姿に変身している設定になっている。
- 『GOD's WAR編』では、相手の体に乗り移り操る能力を得た。
- 元は超一流の舞台俳優だったが、酒で身を持ち崩して役者としても駄目になり、浮浪者同然になっていた所をブラックゴーストに目をつけられて拉致され、改造された。
- 新昭和版アニメでは、役者のライバルでもある親友と山登りに行った時に親友が事故で転落、周囲からグレートが故意に落としたと誤解され白い目で見られるようになり、酒浸りになった。
- 平成版アニメでは、役者としての栄達と引き換えに、最大の理解者でもあった恋人のソフィーを捨てた過去があり、その負い目から酒に逃げるようになった。
- 旧昭和版アニメでは9歳のロンドン出身のわんぱく孤児で、ギルモア博士に拾われた後、改造手術を受けて変身能力を得る。心に念じるだけで変身することができ、その変身能力を生かし事件解決の足がかりを作ったりなどの大活躍をして、009=ジョーや003=フランソワーズと共に主役級のキャラクターとして描かれていた。
- 普段はイギリスで舞台に立ち「芸」として変身能力を披露したり、日本で006=張々湖が経営する「中華飯店 張々湖」の共同オーナーとして働いたり(006=張々湖からは使用人扱いされている)している。
- 一般人相手にサイボーグ能力を人助けの手段、あるいは舞台での早変わり芸として披露することが最も多く、そのときは「変装」と偽っている。
- ゼロゼロナンバーのムードメーカーで、006=張々湖と共に場を和ませるギャグメーカー。緊迫した状況下で連発される彼の変身能力を交えたボケは仲間に受け流されることも少なくない。最も感情を豊かに表すが、本来の性格はペシミストで、シェイクスピア劇のような台詞回しを好んで使い、厭世的な句を吟じ事件に対し痛切な批判をする一方で、好んで道化を演じている節もある。普段、賑やかにおどけていることが多いだけに、時折見せるシリアスな一面はより一層強い印象を残す。作中、自分のお腹がたるんでいるのを気にするシーンがいくつか見られる。
- 006=張々湖とは良いコンビで互いを「人生の友」と認める仲。
- 自分の能力を使えば誰にでも変身する事が出来る為、原作ではその能力を使い美男子に変身し、女性を口説いた事が一度だけあるが、良心の呵責に苛まれたまま、真実を話せずにその女性は病で亡くなってしまう。それ以降、能力を自分の私利私欲の為には使わないと決めている。
- 「007」が「諜報活動」に優れた「イギリス人」と言う設定はジェームズ・ボンドのオマージュ。
- 008=ピュンマ
- 22歳(旧設定21歳)。8月20日生まれ。アフリカ出身(旧設定ではケニア出身。黒人奴隷描写への配慮からアフリカの某国出身と変更)。平成版アニメでは架空の「ムアンバ共和国」出身。あだ名は「人魚(マーメイド)」[4]または「半魚人」。姓の有無は明らかになっていない。
- 丸顔で坊主頭、半目気味の黒人青年。キャラクターデザインは二種あり、原作ではネグロイド系人種の特徴を極端にデフォルメした、当時ありがちだった「マンガ的な」デザイン。アニメ版のみの新デザインは、石ノ森の画風を踏襲した、より「リアルな」デザインとなっている。
- アニメでも初期は原作準拠のデザインだったが、劇場版『超銀河伝説』制作の際、脚本協力のジェフ・シーガルの「アメリカ輸出のときに人種差別と取られる」と言うアドバイスにより、新デザインに変更された。
- 後に第2期『地底帝国ヨミ編』で重傷を負い、修復の際に首から下の全身を銀色のうろこ状の肌に改造された。当初はあまりに人間とかけ離れた自分の姿にショックを受けて落ち込むものの、機械的な体の004=ハインリヒに励まされ、銀の肌の体を受け入れた。
- ギルモア博士はこのとき「(当時の社会では激しい人種差別を受ける)黒い肌よりも良いのではないかと考えて」改造した趣旨の発言をしており、肌の色の対する偏見を003=フランソワーズから激しく非難されている。新旧昭和版アニメではこのエピソードについて触れていない。平成版アニメではギルモア博士が「今後の戦闘で死んで欲しくない一心で能力強化のため銀色の身体にした」と説明、003=フランソワーズの非難の言葉も、科学者の驕りを戒める物に変わっている。
- 原作では、後のエピソードで黒い肌に戻っていることが確認できる。
- 深海活動用に改造されたため、両足の裏に噴射口が備えてあり、激流を噴射して水の中で素早く活動できる推進能力や人工のえら、深海の水圧をはじめとする高重圧環境に耐える皮膚と内臓を持つ[5]など、水中活動だけなら他の全員を凌駕する。また体内の酸素ボンベも高性能で、宇宙などの真空中でも他のゼロゼロナンバーよりはるかに長時間活動可能。
- 地上での戦闘能力は基礎能力しかないため、005=ジェロニモと共に、ギルモア博士やゲストキャラの護衛に回ることも多い。作中では戦闘艇に居残り、戦闘艇の武装で他のゼロゼロナンバーを援護する場面もたびたび見られる。
- 『神々との戦い編』では子どもを作れないという発言があり、その身体のために悲劇を生んでしまったことが語られる。
- 『GOD'S WAR編』では、より高圧力下における戦闘に特化し、水中戦においては、周囲の水圧を操ることで、触れることなく敵の体を破裂させるという大技を身につけた。
- 原作初期の設定ではアフリカ原住民の青年で、人身売買組織の奴隷狩りに遭い逃亡中にブラックゴーストに助けられ、そのまま拉致されて改造された。
- この設定は現在では問題視されるため、平成版アニメでは原作にあった祖国の解放運動に身を投じたゲリラの闘士とされ、罠で自らの部隊メンバーを失った上に、ブラックゴーストに不意打ちを受けて攫われ改造された、と変更されている。このためゼロゼロナンバーで唯一、改造前から実戦経験を持つ“戦闘のプロ”となり劇中では、ゼロゼロナンバーの戦闘艦・ドルフィン号のメインパイロットおよび戦術要員として活躍する場面も多い。
- 非戦闘時は祖国で独立運動のリーダーとしてゲリラ戦に従事したり、パークレンジャー(公園管理官)や密漁管理官などとして働いたりしている。平成版アニメでは、食糧や医薬品を貧困地域に運搬するボランティア活動に従事している姿も見られた。
- 大卒の学歴を持つため教養も高く、大陸の貧困や偏見・迷信を解消しようと努め、アフリカの自然を守ろうと考えている真面目な青年。
[編集] ゼロゼロナンバーの関係者
- アイザック・ギルモア博士
- 63歳。1月25日生まれ。ユダヤ系ロシア人(新昭和版アニメではアメリカ国籍)。科学者で昭和版アニメではナチス傘下の研究機関、平成版ではソ連科学アカデミーに在籍後、ブラックゴーストの研究員となる。ゼロゼロナンバーを改造したが、ブラックゴーストに造反し彼らとともに脱走、行動を共にするようになる。ゼロゼロナンバーのよき理解者でもある。ゼロゼロナンバーと共有する時間が増えるに伴い、感情を示す場面も多くなっていった。ブラックゴーストの科学者として自分がしてきたことを後悔している。しかし、自分にとっては子供のような彼らを戦いで死なせたくない意識から、ゼロゼロナンバーをパワーアップのために改造することには躊躇がない。
- 専門は生体工学だが、ゼロゼロナンバーの戦闘艇も製作しているため機械工学全般に造詣が深いと思われる。またゼロゼロナンバーの修理や改造を001=イワンの手を借りつつも常に一人でこなしており、技術者としても高い技術の持ち主であることが伺える。
- 普段は日本の「ギルモア研究所」に、001=イワン、003=フランソワーズ、009=ジョーと共に住み[6]、ゼロゼロナンバーの予備パーツや戦闘艇などを製作している様子。
- 平成版アニメでは、冷戦期からなる長期的なスパンで行われたサイボーグ化計画において、その初期段階から設計や立案の面で参加して最終的には責任者のポストに就任した。しかし、第2期サイボーグ計画(005〜)以降は組織への疑問や良心の呵責に駆られ、改造手術の執刀医を降板していた。
- コズミ博士(声:平成版アニメ・滝口順平)
- 日本の科学者でハーバード大の頃からのギルモア博士の友人。幽霊島を脱出してきたゼロゼロナンバーを匿うことになる。その際、自宅の地下室を提供している。
- 生化学の世界的権威で薬品関係の研究を行っているらしく、その成果を狙う組織に狙われることもあった。ブラックゴースト側のゼロゼロナンバーに拉致されてしまい、そこから救出された後、ブラックゴーストとの決着に向けて旅立っていくゼロゼロナンバーを見送ることになる。
- ガモ・ウィスキー博士(声:平成版アニメ・加藤精三)
- 001=イワンの実父で彼を改造した張本人。001=イワンの改造直後にその行為を非難する妻エリカを殺害し、ブラックゴーストにスカウトされた。
- 原作では序盤に登場したのみだが、新昭和版アニメではネオ・ブラックゴーストの首領3兄弟やオーディンを改造し、更にガンダールを産み出した狂気の科学者として登場し、001=イワンは父との対決に心を痛めることになる。平成版アニメでも同様な001=イワンとの対峙が描かれており、強力な超能力を持つミュータント・サイボーグを製造してゼロゼロナンバーと戦わせた。基本的に自らの研究にしか興味を持たず、研究の為ならどれほど残忍で悪辣な実験でも平然とやってのける。
- ジャン(声:平成版アニメ・神奈延年)
- 003=フランソワーズの兄。原作ではフランス空軍のパイロット。かなり腕の立つ軍人で、妹を誘拐したブラックゴースト工作員相手に追撃戦を演じるも、飛行機の燃料切れで振り切られてしまう。『時空間漂流民編』で再登場しており、その時点では009=ジョーとも面識ができている。
- 平成版アニメでは003=フランソワーズが冷凍睡眠に入れられた為、タイムラグが生じて再会できなかった。
- ヒルダ(声:小池亜希子)
- 004=ハインリヒの婚約者。004=ハインリヒと共に西ベルリンに亡命しようとしたことが発覚し、東ドイツ兵に射殺された。アニメのほとんどで髪型はショートカットだが、『超銀河伝説』のみポニーテールになっている。
- ピュンマの家族
- 両親と妹の所在が確認されており、いずれも『黄金のライオン編』で殺された。
[編集] ブラックゴースト(黒い幽霊団)
- 『誕生編』『地下帝国ヨミ編』および平成版アニメに登場。ゼロゼロナンバーの生みの親にして最大の敵。
- 世界に死と戦争を撒き散らし、利益を得る「死の商人」。兵器製造企業や銀行家など戦争によって利益を得る組織や団体が資金を出し合って設立した世界規模の秘密組織。非合法組織だが、冷戦下にある各国(の政府高官)からはその存在を黙認されている。
- 冷戦の水面下で世界征服の野望を抱く第三勢力でもある。最終目的は、彼らの開発した商品(サイボーグ)により人類の滅亡(核戦争)を回避した形でアメリカ合衆国とソビエト連邦全面戦争を引き起こし、両国が弱体化し国際的指導力を失った際に台頭、世界を管理・支配することである。
- その技術力はサイボーグ開発やロボット技術の軍事転用、レーザー兵器の製造、量産など、すでに両大国を上回っている。その内情は、まさに民間軍事会社であり、紛争中の国家とその反対勢力の双方に兵器や戦闘要員を投入し、利益を上げている。指揮系統は国家の有する軍部のそれとさほど変わらないと思われ、その内部には、世界中からスカウトした科学者や技術者たちからなる研究組織が存在しているが組織内部の詳細については謎の点が多い。
- 拠点は世界各地に存在し、組織全体の本拠地は地下帝国ヨミである。
- 彼らを倒しても別の者たちが新たに争いを引き起こし、さらに再編成されてネオ・ブラックゴースト(新・黒い幽霊団)となる。ブラックゴーストの真の正体は、決して消えることのない人間の欲望そのものである。
- ネオ・ブラックゴーストの行方を追跡していれば「神々との戦い」が早まっていたというナレーションが『黄金の三角地帯編』に登場するが、その描写が『天使編』あるいは『神々との闘い編』とどのような繋がりを持つかは現在明らかにされていない。
[編集] 首領、幹部
- スカール(声:平成版アニメ・若本規夫)
- 『誕生編』『地下帝国ヨミ編』に登場。ブラックゴーストの最高幹部の1人で表向きの首領。髑髏を連想させる黒いヘルメットとマントを身につけた怪人物。成層圏などを舞台とした来たる宇宙戦争などに向け「未来戦計画」を提唱、サイボーグ開発を実行した。ゼロゼロナンバーの成果を活かしたと思われる完成されたサイボーグであり、加速装置を内蔵している。いつ頃サイボーグ化したかは不明だが、原作では時期ごとにヘルメットの形状が大きく変化することから『誕生編』から『地下帝国ヨミ編』に至るまでの期間に少なくとも3回の改造手術を受けていると思われる。脳細胞を含む大部分の体内組織を大幅に改造しており、着脱可能な腕にヤリ、腹部に砲口を内蔵し、口からは溶解液を吐き、頭部を破壊されても009を圧倒した。
- 平成版アニメでは複数の爪牙を展開し、プラズマボールを発生させ009を攻撃している。
- 総統の体である魔神像内部に009=ジョーが入り込んだ際、009=ジョーと戦うが、内部を破壊しすぎたため総統に処刑された。
- バン・ボグート / キング伯爵(旧昭和版アニメ)(声:平成版アニメ・石塚運昇)
- 『地下帝国ヨミ編』に登場。ブラックゴーストの最高幹部で、表の顔は日本企業「三友工学」の社長。ゼロゼロナンバー抹殺のため、自らサイボーグとしての正体を明らかにして襲い掛かってくる。地下帝国ヨミでは総統(魔人像)の忠実な下僕としてプワ=ワーク人達を支配していた。加速装置に加え、伸縮が効く腕、周囲の風景と同化する迷彩服、眼窩には熱線を発射する機械の眼球を装備し、スーパーガンの熱線を受けてもそのエネルギーを吸収し、放出する能力を持つ。009とは幾度も戦い、いずれも一対一では歯が立たなかったほどの実力の持ち主である。最終決戦における激闘の末、加速装置の音を区別した004の手で倒される。
- 平成版アニメでは地下帝国ヨミの実質的な指導者として描かれている他、原作では不明確だったスカールとの関係も描かれている。
- 名前の由来はSF作家A・E・ヴァン・ヴォークトからか。
- 総統
- 『地下帝国ヨミ編』に登場。魔神像(アレス神像)を象った巨大ロボットで、3つの人間の脳髄がコントロールしている。旧昭和版アニメでは不気味な人形の姿、平成版アニメではそれぞれ壮年男性、女性、子供とおぼしき口調で話し、昭和版劇場アニメでは人の脳を搭載した巨大コンピューターが総統とされていた。
- ジュリア・マノーダ
- 『北極の幽霊編』に登場するネオ・ブラックゴーストの大幹部で、ナチス・ドイツやソ連で核開発を主導していた核物理学・原子力工学の権威。ナチスの敗戦直前にプロトタイプの水爆を試作し、『ネオ・ブラックゴースト編』で発電用の核融合炉を作り出すほどの天才。世界中の油田の原油をゲル化させてエネルギー危機を引き起こし、ゼロゼロナンバーとギルモア博士を挑発、北極のネオ・ブラックゴースト基地に呼び寄せた。
- かつてブラックゴーストに誘拐されサイボーグの開発に携わっており、当時ギルモア博士とは相思相愛の仲だった。しかしブラックゴーストに従順だったため、ゼロゼロナンバーの造反計画から除外され、ギルモア博士に対して愛憎半ばする複雑な感情を抱いている。
- 主目的が自分を捨てた恋人への復讐であり、組織を完全に私物化している上に、経済混乱、気象衛星の乗っ取りや世界各国への脅迫など、「武器や麻薬の販売による金儲け」「その資金力を使った世界の陰からの支配」を目的とするブラックゴーストの理念からは外れた狂的な行動が目立つ。ただし、自分の娘を捨てたことへの罪悪感は見せており、スカール達とは違って若干の良心は残っている。
[編集] ブラックゴースト側のゼロゼロナンバー
『暗殺者編』に登場する、ブラックゴースト側のゼロゼロナンバーサイボーグ。ヒトとしての原形を保っていない個体も存在する。
- 0010(ゼロゼロテン)(声:平成版アニメ・二又一成)
- 兄+(プラス)と弟-(マイナス)の双子のサイボーグ。能力は009=ジョーと同型の加速装置、および電撃。双方が強力な電極であり、近づきすぎるとショートしてしまうため一定の距離を保って行動する。
- ブラックゴーストに忠実で、009=ジョーや003=フランソワーズの言葉に耳を傾けることなく攻撃を行っており、平成版アニメではさらにその非情さが現れている。最初に-(マイナス)が登場し、圧倒的な力をもって脱出当初の実戦経験が少ない009達を苦しめた。その後、電気の弱点である水中での戦闘に持ち込まれるが、+(プラス)が現れ2人で009と対峙する。009は死なない限り触れ合うことができないその境遇を憐れんでいた。
- 原作のミュートス・サイボーグ編に相当する初代劇場アニメではヘレナという女性。
- 0011(ゼロゼロイレブン)(声:平成版アニメ・大川透)
- 多脚機動兵器型のサイボーグ。円形の本体に6本の脚部という姿で、本体側面に多数のビーム砲、粘着弾発射装置を備える。脚部底面のジェット、もしくは脚部を収納して高速回転することによって飛行も可能である。
- 「わし」という口調(平成版アニメでは「俺」)から成年男性が元になっていると思われる。ブラックゴーストの野望やサイボーグ同士の争いに興味は無いものの、化け物のような醜い姿を心底嫌がっており、自身の肉体を取り戻すことを条件に009達に戦いを挑む。原作及び平成版アニメでは妻と娘がおり、彼女達に会いたい一心で自身の体を取り戻すことをさらに渇望している。原作では009と対決したが、平成版アニメでは004と死闘を繰り広げる。
- 初代劇場アニメでは電撃能力を持つ双子のサイボーグで、外見は異なるが原作の0010に相当。
- 0012(ゼロゼロトウェルブ)(声:平成版アニメ・紗ゆり)
- ショックハウス型のサイボーグ。洋風の館全体がサイボーグの体であり、カプセル状の器具に入った女性の脳髄が本体としてそれを統括。侵入者に対して様々な罠を発動させ攻撃する。
- 平成版アニメでは館内に美しいマダムとしての姿で出現。本体部分のカプセルに入っているのは女性の肉体そのものである。改造前は第二次世界大戦終盤頃に主人の帰りを長い間待ち続けていた女性で、ブラックゴーストに冷凍保存され、屋敷ごと改造されたものと思われる描写が有る。
- 平成版アニメではカカシの名前が「スケア」、片腕の男の名前が「マシンガン」となっており、ラクダは登場しない。
- 0013(ゼロゼロサーティーン) / ツトム(新昭和版アニメ)(声:平成版アニメ・伊藤健太郎)
- 少年と巨大ロボットが一対のサイボーグ。少年には009以上の性能を持つ加速装置と、ロボットを操作するための通信装置が内蔵されている。サーティーン・ロボと呼ばれる巨大ロボットにはステルス迷彩装置と、加速装置(原作では最高速度M1クラス)が内蔵されている。
- 少年はしゃべることが不自由(アニメでは不得手という程度の表現)で、ロボットを通すことでそれを補っている。ひょんなことで009と出会い、彼との間に友情が芽生えるが、ブラックゴーストを裏切ったためロボットが自爆して死亡する。
- 新昭和版アニメでは、幼い頃に両親を亡くし、その時言葉が不自由になり、ネオブラックゴーストに引取られたという設定で0013という名前は一切使われていない。本来の彼は戦いを好まず木彫りで動物を作るのが好きな純粋な少年だった。それゆえ戦闘中にも一般人を巻き込むのを危惧して攻撃を渋るなどの行動が見られた。
[編集] サイボーグマン
『放浪編』に登場。ベトナムのゲリラを捕まえて改造したサイボーグたちで、1号から19号までの所在が確認できる。全員が同じ黒い防護服とゴーグルで全身を覆っており、防護服とゴーグルは脱げないらしい。また口元から背中までパイプで繋がっており、このパイプが切れると死んでしまう。またゼロゼロナンバーとも通信可能な脳波通信器を持つ。突出した特殊能力や固有の能力は特に見られず、また自らを「実験要員」と称しており量産型サイボーグ兵士の試作体と思われる。
[編集] ミュートス・サイボーグ
『ミュートス・サイボーグ編』に登場。ブラックゴーストのサイボーグ開発に携わっていたガイア博士とウラノス博士が作り上げた、サイボーグ達。主にギリシャ神話の神々を模している。
- アポロン(声:平成版アニメ・石田彰)
- 燃えているような髪型が特徴的な少年のサイボーグ。ヘレナの弟。加速装置を内蔵しているほか、全身から3000度の高熱を放射する能力を持つ。また手からは6000度の熱波を放射し、指先から8000度の熱量を持つレーザー光線を発射する。移動の際にはペガサス2頭が曳く戦車で空中をかける。
- 自身に非常に高いプライドを持っており、ゼロゼロナンバーを見下していた。事実、サイボーグとしての性能は009=ジョーを大きく上回り、彼に瀕死の重症を負わせた。
- 平成版アニメではアルテミスを姉として慕ってはいるが、009達に必ずしも批判的でない態度を快く思っていないという設定。それでもアルテミスの死に際しては誰よりも嘆き悲しんでいた。
- ヘレナ / アルテミス(平成版アニメ)(声:初代劇場版・市原悦子、平成版アニメ・高山みなみ)
- アポロンの実の姉である若い女性のサイボーグ。特製の木馬に乗り込み009=ジョーと対決、敗れるも命を救われる。その恩義から、アポロンとの一騎打ちで重傷を負った009=ジョーをギルモア博士のもとに送り届けた。
- 結果として他のゼロゼロナンバーからブラックゴーストの実態を聞かされ彼らに協力することとなる。両者の戦いを止めるため、彼らの元にむかうが、009=ジョーとアポロンの戦いに巻き込まれて死んでしまう。
- 初代劇場版ではサイボーグ0010だが、どこを改造されてどんな特徴を持っていたのかは不明。武器は指輪に仕込んだレーザー銃。初めは怪獣に両親を殺された普通の少女のふりをして009=ジョーの前に現れ、様々な妨害をするが、徐々に009=ジョーに惹かれ葛藤。最後はゼロゼロナンバーを助けた。
- 『地下帝国ヨミ編』にキャラ造形が同じヘレンが登場するため、平成版アニメでは設定が変更され「アルテミス」として登場(新昭和版アニメの没設定を流用)。エネルギー矢を放つ破砕弓を操る。009達が、「神」として振舞う自分達と力の差が歴然なのにもかかわらず戦いを挑んでくる姿勢に疑問を持つ。
- ミノタウロス(声:平成版アニメ・河相智哉)
- 頭部が牛のサイボーグ。角の間から電撃を放つ。
- 好戦的な性格。
- アキレス (声:平成版アニメ・家中宏)
- 頭部が黒豹のサイボーグ。加速装置を搭載したサンダル、太陽光を反射することにより熱線を放つシールド、先端から光線を放つ長剣を装備している。
- 規律を重んじる性格で、勝手な行動を取る仲間たちからは嫌われていたが、ヘレナやアトラスからは非常に信頼されていた。加速装置のバランサーがかかと部分に内蔵されている。
- ヘラ(声:平成版アニメ・杉本ゆう)
- 超能力を操る女性のサイボーグ。作中では主に念力を使う。
- 001=イワンと壮絶なエスパー戦を繰り広げるが、001=イワンとの戦いで生じた念力の衝撃がエネルギー増幅装置の暴走を引き起こした。
- 長らく名前を設定されておらず、一部書籍では「女エスパー」という呼び名で書かれていた。
- ポセイドン(声:平成版アニメ・梁田清之)
- 腰から下が魚(人魚)で耳の部分にもひれがある巨大なサイボーグ。水を自由に操る能力がある。
- アトラス
- 巨大ロボット型サイボーグ。胸部ミサイルを装備し、超硬装甲で覆われている。身体の各パーツを爆弾として使用し、残った頭部で飛行することが可能。
- 食事さえも必要としないように改造された自身の身体に対して疑問を抱いている。
- 平成版アニメではアルテミスとともに行動することが多く、言語能力を持っていない。
- パン(声:平成版アニメ・杉本ゆう)
- 腰から下がヤギで、頭部に一本角のある子どものようなサイボーグ。角の部分には高性能レーダーが内蔵されており、索敵能力が高い。
- 戦闘能力や害意は無く、003に対しても懐く。
- ケンタウロス
- 人間の上半身と馬の胴体を持つサイボーグ。浮遊による飛行能力を持つ。ミュートス・サイボーグの中では唯一、複数体の存在が確認でき、各個体はアルファベット1字で区別される。作中では主にケンタウロスDが活躍。
- ネレウス
- 二足歩行のカバの姿を象ったサイボーグ。皮膚が特殊シリコンゴムでできており、攻撃を吸収する。
- 登場するたびに、007や001にやり込められており、アニメでは見せ場は一切なかった。
- ガイア博士(声:平成版アニメ・沢木郁也)
- 元ブラックゴーストのサイボーグ開発チームの一員。ギルモアの当時の同僚。
- サイボーグには記憶・感情などの存在は不要と考え、ギルモアとは対立していた。
- ウラノス博士
- 元ブラックゴーストのサイボーグ開発チームの一員。ギルモアの当時の同僚。
- 生みの子であるサイボーグそれぞれの個性を重んじる事と、自身が黒人であるためガイア博士とは折り合いが悪く、ギルモアに対しミュートス・サイボーグの所在を密かに伝える。
[編集] ジョーの旧友たち
『地下帝国ヨミ編』に登場。009=ジョーの鑑別所時代の友人たちで、出所してからは真面目に働き、レーサーとなった009=ジョーと偶然再会する。実は、009=ジョーの不良仲間であったためブラックゴーストに目を付けられ、009=ジョーを抹殺すべくサイボーグに改造されていた。いつ爆発するか分からない爆弾が内蔵されており、そのためブラックゴーストの命令に逆らえなかった。最期は全員一緒に爆死した。
- 茨木(声:平成版アニメ・千葉一伸)
- 009=ジョーと一緒に脱走を試みた青年。サイボーグ態では体中からマシンガンを発射する。自分たちが改造される原因となった009=ジョーを恨んでいた。
- 平成版アニメでは茨木進一というフルネームになり、設定も009=ジョーの孤児院仲間に変更されている。メリーと同じく混血っぽい顔立ちをしている。009=ジョーを恨んでいたが、009=ジョーへの友情も忘れたわけではなく、爆発の際は009=ジョーを爆風に巻き込ませない為に彼を遠ざけた。
- 小山田(声:平成版アニメ・小伏伸之)
- 茨木と同じく鑑別所で世話になった青年。サイボーグ態では腹部と背中に牙のようなものを出している。茨木と違い、009=ジョーを恨んではいなかった。
- 平成版アニメでは小山田勝というフルネームになり、茨木と同じく孤児院仲間に設定変更された。さらに鉄道模型が趣味という設定が付加された。
- メリー(声:平成版アニメ・本田貴子)
- 混血児の少女で、009=ジョーと一緒に孤児院で育った。サイボーグ態は獣のように四足歩行になり、手から電撃を放出したり、喉の特殊音波発生装置で動物を操る。009=ジョーを恨んでおらず、むしろ009=ジョーに好意を抱いていた。
- 平成版アニメではメリー・小野寺というフルネームになり、有色人種とのハーフらしく色黒になっている。幼い頃は泣き虫だったらしい。
[編集] 地底世界の住民
- ヘレン、ビーナ(声:平成版アニメ・増田ゆき)
- 『地下帝国ヨミ編』に登場する、地底世界の人間プワ・ワーク人の姉妹。実は五つ子で、下にダイナ、アフロ、ダフネの3人の妹がいる。お互いの見聞きしたことをテレパシーで感じ取れる。長女ヘレンは記憶を消されて「送信専用」になり、本人も知らぬまま009=ジョーたちの元へスパイとして送り込まれた。次女ビーナはヘレンを監視していたが、後にゼロゼロナンバーと接触した。自由を得るため5人でバン・ボグートを裏切ってゼロゼロナンバーに協力するが、裏切りが知られ、バン・ボグートに5人とも撃ち殺された。
- ヘレンは009=ジョーに好意を持ち、ビーナは004=ハインリヒと互いに心を通わせた。これが瀕死のヘレンの行動と004=ハインリヒの復讐心を呼び、バン・ボグートと対決した009=ジョーの勝利に繋がった。
- なお下の3姉妹は原作では目立っていなかったが、平成版アニメでは五女ダフネが失敗を恐れるがあまりにボグードに密告するという行動が追加されている。ちなみに『ゼロゼロ学園危機一髪』では何故かあおいとかえでという名前になっている。
- ザッタン
- 『地下帝国ヨミ編』に登場する、地底世界を支配し、プワ・ワーク人を捕食する種族。直立二足歩行のドラゴンと言った外見で、高い知性を持ち、目を合わせるだけで催眠術をかける能力を持つ巨大爬虫類。地底世界の支配権を巡ってブラックゴーストと対立している。
[編集] 『移民編』『時空間漂流民編』の登場人物
- リナ(声:平成版アニメ・園崎未恵)
- 『移民編』に登場。未来から来た女性。未来から現代への移民計画のために派遣された工作員で、コードネームは「F-502」。未来の地球人は、度重なる戦争のせいで突然変異した巨大昆虫や食人植物によって手足を食べられたり醜い顔になったりし、その傷付いた部分は作られた肉体で補っている者がほとんどだが、彼女は奇跡的に足の噛み跡程度で済んだ。
- 平成版アニメではミュータント戦士でゼロゼロナンバーの前に立ちはだかる。
- リナの兄 / ジャック(旧昭和版アニメ) / ニコル(平成版アニメ)(声:平成版アニメ・[[]])
- 『移民編』に登場。未来から来た男性。リナの兄で彼女と同じく移民計画の工作員、コードネームは「F-501」。食人植物によって両腕を失い、義手をつけている。現代で事故に巻き込まれて義手を紛失したため、組織の仲間に消された。
- 旧昭和版アニメではリナの恋人という設定。
- 平成版アニメでは彼をモデルにした未来の男性「ニコル」が登場する。
- 司令官 / ケイン(平成版アニメ)(声:平成版アニメ・森川智之)
- 『移民編』『時空間漂流民編』に登場。未来から来た男性。未来から現代への移民を計画する組織の指揮官。頭の右半分を覆い、左目はサングラスのレンズのようなもので隠している。基本的に目的の為なら手段を選ばないが、考え方は穏健派に近いため、移民推進派の部下から裏切られた。人類誕生前の時代へのタイムトラベルが可能になったため移住先を変更、同時に自分が009=ジョーと003=フランソワーズの子孫であることを告げた。
- 『時空間漂流民編』では脱出反対派のボスであり、003=フランソワーズが脱出強行派に狙われる原因となった。009=ジョーが脱出強行派に囚われた際、円盤機で救出に来たが攻撃を受けて墜落。残骸の下で耳から血を流して倒れていた。
- 旧昭和版アニメではリナの兄という設定。
- 平成版アニメでは彼をモデルにしたミュータント戦士「ケイン」が登場する。性格は司令官とは反対に、好戦的で残虐非道。
- ミー(声:平成版アニメ・朴璐美)
- 『時空間漂流民編』に登場。時空を越えてやって来た女性。霊感美少女「田代ミー」として話題となっている不良少女。実は縄文時代の人間で、「神々」である脱出強行派から009=ジョーの抹殺指令を受けていたが、009=ジョーに一目惚れしたため、縄文時代へ連れ戻された。「神々」の計画を潰すため縄文時代に来た009=ジョーと再会、一緒に現代へ戻ろうとした際に攻撃され、行方不明となった。
- 平成版アニメではミュータント戦士としてゼロゼロナンバーの前に立ちふさがる。原作とは違い顔はアルベルトに似ている。
- サンジェルマン伯爵
- 『時空間漂流民編』に登場。口元から膝辺りまでを覆う黒いマントと黒い高帽子が特徴。脱出反対派に属し、歴史の改変を防ぐためにゼロゼロナンバーと共闘する。ただし目的のためには手段を選ばない面も持つ。
- 原作では『海底ピラミッド編』と『時空間漂流民編』に登場するが、各話で登場するのは同名の異なる存在と思われる。作者は史料中の描写から時間旅行者であると解釈し、これを解説する短編も描いている。
- 『海底ピラミッド編』ではスウェーデンボルグ伯爵とも名乗っている。意図的に文明の進化を促す、敵とも味方ともつかない、地球人であるかすら不明の謎の人物である。
[編集] その他のキャラクター
[編集] 原作とアニメに登場するゲストキャラ
- ドルフィン教授 / フィンドル教授(平成版アニメ)
- 『第12部』に登場。英国人の工学者。V1号の爆撃で妻が重傷を負い、娘を産んだ直後に爆撃の後遺症で醜くなった容貌に悲観して自殺してしまったため、兵器の機能を狂わせる機械の研究を行っていた。
- イルーカ / シズエ(旧昭和版アニメ) / シンシア(声:平成版アニメ・川上とも子)
- 『第12部』に登場。ドルフィン教授の娘。ブラックゴーストに捕まった父親を救うべくサイボーグ戦士たちと一緒に北極に行く。幼い頃から父が機械をいじっていた為に車でさえ嫌うほどの筋金入りの機械嫌いである。
- 平成版アニメでは人質として捕まっていた所をジョー達に救われ行動を共にする。兵器のせいで母親が亡くなった為に兵器を憎んでいるという設定。優しいジョーに惹かれていくが彼女が憎んでいる兵器(サイボーグ)だと知ってからは切なさと虚しさを胸に抱いたままジョー達と別れた。原作ではイルーカ、旧昭和版アニメではシズエという名前でありシンシアは母親の名前という設定。
- クビクロ
- 『クビクロ』(または『まぼろしの犬』)に登場。芸をする両親と共にある老人に飼われていたが、飼い主の老人と両親が轢き逃げにより死亡し、009=ジョーに拾われた。実は両親は脳改造により人間並みに賢くなっており、クビクロもその賢さを受け継いだうえ、特殊能力も得ていた。その能力を使って飼い主と両親を殺した人間に復讐し、更に野犬を率いて保健所や養豚場を襲った。最後は009=ジョーの手で逝く。
- 旧昭和版アニメでは途中から脳改造され光線を出すという設定。
- 平成版アニメでは009=ジョーを慕っている描写が強調され、敢えて009=ジョーに撃たれるという悲愴の最期を遂げる。
- 黄金のライオン
- 『黄金のライオン編』に登場。全身黄金色で高い知性を持つ牡ライオン。008=ピュンマたちの独立運動を妨害していた。銃弾が効かず、高速で行動し、口から高熱の息を吐く能力を持つ。放射能を食料としており、仲間である「黄金の木」の食事となる放射性物質を得るため、本国から派遣された人物に協力していた。
- 旧昭和版アニメでは子ライオンを人質に取られており、最後はゼロゼロナンバーと和解する。
- パル
- イシュキック(声:平成版アニメ・島本須美)
- 『風の都編』に登場。マチュピチュ遺跡にて、黄金のピラミッドと共に異次元から現れた王女。何でも消す光線を放つ護衛ロボット「カブラカン」と共にピラミッドを守っている。実は彼女もロボットだが、ピラミッドに取り残され長い年月を過ごす内に感情が目覚め、強い孤独感から009=ジョーに助けを求める。だが最後はカブラカンの攻撃から009=ジョーを庇い機能停止した。
- 平成版アニメでは自己修復装置をつけていた為に機能停止はしていないが、現実世界に来る為の装置が壊れた為にピラミッドと共に永遠に次元に閉じ込められることになった。
- カール・エッカーマン(平成版アニメ・声:三木眞一郎)
- 未来都市を建設したエッカーマン博士の息子。彼本人はすでに病気で亡くなっているが、その人格は未来都市の万能コンピュータ「スフィンクス」として残っていた。フランソワーズに一目惚れしてしまい、彼女と恋仲であるジョーに敵意を抱き(平成版アニメではジョーを恋敵と勘違いして)、彼に激しい攻撃を加え、フランソワーズを監禁して洗脳しようとした。
- 香嶋奈々(かしまなな)(声:ドラマCD・伊藤静)
- 『機械仕掛けの心臓編』に登場。掲載時及び初版コミックでは小学6年生。重版やコンプリート版では高校生となっている。親にはあまり構ってもらえなかった様子でその寂しさのあまりに不良を気取り、友人の麻薬取引に首を突っ込んで絡まれていたところをアルベルトに救われる。
[編集] 原作のみのゲストキャラ
- 栗島安奈(くりしまあんな)
- 「北極の幽霊編」に登場するギルモア博士の元同僚ジュリア・マノーダの娘で、「ネオブラックゴースト編」に登場する。ブラックゴーストから脱走したギルモア博士を捜し出すのに失敗したジュリアが(おそらくは自棄気味で)日本人男性との間に設けた子供で、生まれてすぐに施設に預けられ、子供のいなかった栗島夫妻の養女となる。
- ジュリアからの挑戦を受けた009達に同行し、北極のネオブラックゴースト基地で母と再会。一度は自分を捨てた母に怒りを爆発させて襲いかかるも、結局は心底からは憎むことはできず、仲間と母との板挟みになり、その結果母の目を覚まさせる為に彼らの前で自害してしまった。
[編集] 第1作アニメのみのゲストキャラ
- ナック
- 『Xの挑戦』に登場。元はバラと恋人を愛する普通の少年だったが改造されて、円盤と一体のサイボーグ『X』となる。
- ミッチィ
- 『Xの挑戦』に登場。ナックの恋人。
- リタ
- 『金色の目の少女』に登場。金色の目をした不思議な少女。しかしその正体は宇宙人のスパイ。
- キャサリン
- 『地底の黄金宮殿』に登場。インカの謎を突き止めようとして命を落とした老人の娘。しかしその正体はインカの秘宝を守る王女ジザルパでジェロニモが本物のキャサリンに当てた手紙を奪い取り彼女になりすましていた。
- ゴーチェ
- 『わが父は悪魔の使徒』に登場。ハトランタ共和国の大統領の息子。突如暴君と化した父に心を痛めている。
- ベティ
- 『果てしなき逃亡』に登場。黒人解放の指導者マルク牧師の娘でアフリカ人と日本人のハーフ。
- クルテール兄弟
- 『非情な挑戦者』に登場。遺伝子組み合わせによって生まれた双子。優秀な頭脳を持つが冷酷。
- 悪の人形
- 『平和の戦士は死なず』に登場。
[編集] 第2作アニメのみのゲストキャラ
- ジロー(声:塩屋翼)
- ジョーの親友で彼同様ハーフの少年。昔自身が起こしたケンカのせいで少年院送りにされたジョーをずっと気にかけており、再会した時は喜んでいた。電力会社で立派な研究員として働いていたが、ネオブラックゴーストの襲撃に巻き込まれて命を落としてしまう。父親の顔を覚えていたようで、父親からもらったナイフが宝物。
- ナタリー
- ジェットのかつての恋人。再会した時は喜んでいたものの、最後は事件に巻き込まれた仲間の輸血を拒否するジェットを冷たい人と誤解してしまう。
- カトリーヌ
- フランソワーズの親友。かつては彼女と共にバレエをやっていたが、フランソワーズが行方不明になってしまい悲観にくれバレエを止めてしまう。フィリップという恋人がいる。
- 爺さん
- ジェロニモと共に牧場を営んでいた老人。第1話では連絡を受け旅立とうとするジェロニモを引きとめようとした。
- ジャッカル
- ピュンマの仲間。かつては銃の名手の勇敢な戦士だったが巨人にあっけなく敗北したショックで酒びたりになってしまう。
- ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ
- ネオ・ブラックゴーストの首領。三つ子の兄弟であり、3人とも001の父であるウィスキー博士によって改造された。頭の一部が透けて脳髄や機械が剥き出しになっているのが特徴で、中央が剥き出しになっているのがブラフマー、左半分が露出しているのがヴィシュヌ、右半分が露出しているのがシヴァである。脳改造は001以上に行われており、001よりも強力な念動力を操る。三つ子のためか一種の脳内リンクが形成されており、互いに情報を共有することや言葉を交わすことなく意思疎通を行う事が可能だが、兄弟の内、1人が身体にダメージを受けると他の2人もダメージを負ってしまう。終盤、聖人であるガンダールとも兄弟(厳密には分身)である事が判明し、彼がダメージを受けた時も影響を受ける。念動力だけでなく加速装置も内蔵されており、009達が直接戦闘で勝利することは一度も無かった。最終決戦の時は合体して009達を叩きのめして宇宙へ向かおうとしたが、ガンダールの捨て身の行動で滅びた。
- ガンダール
- 「東洋のイエス」と呼ばれ、戦争や災害に疲れた世界中の人々の心を癒す聖人。穏やかな性格だが悪を憎む強い心の持ち主である。容貌がブラフマー達に酷似していたので当初は009達にネオ・ブラックゴーストのメンバーだと疑われた。正体はウィスキー博士がブラフマー達を改造した際に彼らから取り除いた「良心」のみの脳髄を、余った身体の「パーツ」に組み込んで誕生させた人造人間である。この為、ブラフマー達に近づくと激しい苦痛を互いに感じた。自らの誕生の秘密に苦悩するが、009達との交流で自分の「兄弟」との対決を決断し、オーディンに導かれるままに彼等の元に赴く。最後は合体したブラフマー達に突入して共に消滅した。
- オーディン(新アニメ版・声:永井一郎)
- 「宇宙樹編」に登場したアスガルドの神々の指導者。自らを「神」と称し、世界各地で様々な災厄や事件を起こして世界を支配しようとした。正体はウィスキー博士によって改造されたサイボーグで、元々はブラックゴーストの幹部だったようである。009達に宇宙樹の村まで追い詰められた末に006の火炎放射を浴びて滅びたはずだが、「ネオ・ブラックゴースト編」の終盤に再登場し、ガンダールを利用してネオブラックゴーストを滅ぼすといずこかへ去っていった。ネオブラックゴースト編の後にミュートスサイボーグ編の放送が予定されていたためその首領としての再登場であったがネオブラックゴースト編で完結したため何者が彼を蘇らせたのか、真の目的など一切は不明。
[編集] 平成版アニメのみのゲストキャラ
- 神父
- ジョーの育ての親。経営する孤児院の孤児達に愛情と誠意をもって接する立派な人物だったが、養子斡旋組織を装ったブラックゴーストに騙されて散々利用された揚句に事実を知ったため、口封じに殺害されてしまった。
- ナタリー
- 平成版オリジナルエピソード『幻影の聖夜(イブ)』に登場。改造前のフランソワーズのバレエのライバル。当時の姿でフランソワーズの前に現れ踊るよう迫る。
- カカシ
- 平成版オリジナルエピソード『謎の無人島』に登場。Gジュニアと張久湖とブリテンが遭難した無人島で出会ったロボット。
- ソフィー
- 平成版オリジナルエピソード『倫敦(ロンドン)の霧』に登場。ブリテンの昔の恋人。
- ローザ
- 『倫敦(ロンドン)の霧』に登場。ソフィーの娘。
- カボレ
- 原作のベトナム編を改変したアフリカ編に登場。ピュンマの友人。
- ママドゥ
- アフリカ編に登場。ピュンマの友人。黒い幽霊団によってサイボーグマンに改造され、身も、そして心も「別人」となってピュンマと対決する。
- キャシー
- 平成版オリジナルエピソード『英雄の条件』に登場。ジェットの知り合いの女性。夫に出て行かれて苦労している為か、定職につかず息子に夢物語(だと思っている)ばかり聞かせるジェットを毛嫌いしていた。
- ジミー
- 『英雄の条件』に登場。キャシーの息子。母親とは逆にジェットを慕い仲が良く、彼から聞かされるサイボーグ002の活躍譚(ただしジェット自身の脚色も含まれている)に憧れている。
- 青いけもの
- 『青いけもの』に登場。005が出会った、自然を汚すものに怒りを覚え次々人間達を殺害する文字通り青い体をした獣。しかしその正体は地球意思。
- アリス
- 『星祭りの夜』に登場。ジョーがふと立ち寄った田舎で出会った少女。見る限りジョーより幼いが何故か小さな頃のジョーを知っているようで彼と約束を果たしに来たというが・・・。ちなみにアリスという名は、好きではない本名の代わりにジョーに呼んでほしいと名乗った名前である。
- フィル(声:斎賀みつき)
- ミュータント戦士編に登場。リナ、ケイン、ミーと共にサイボーグ戦士に立ちはだかるミュータント戦士の少年。彼だけは原作のモデルはいない。
- 篝矢翡翠(声:井上喜久子)
- 完結編に登場。篝矢教授の一人娘。不思議な力を持っており翡巫女というもう一つの名を持つ。父親の為に力を使っていたが次第に自身の力を恐れながらも利用する父に悲観するようになり、それをジョー達が発見したモアイ像に宿る者に付け入られ操られて女神として君臨し、ジョー達サイボーグの前に立ちはだかるようになる。
[編集] 登場メカ
- 潜水艦101号
- 第1期『誕生編』に登場した009達の移動本部。ブラックゴーストから奪取した潜水艦で、多数の同形艦が存在する。東京のコズミ博士の元を辞してからは彼らの唯一の家となった。船体前方に機関砲を1門装備。潜行能力は米ソの原子力潜水艦を上回る。『ミュートス・サイボーグ編』を最後に以降は登場しない。
- ドルフィン号
- 第2期『地下帝国ヨミ編』に登場した大型戦闘艇。空中だけでなく水中、地中にも潜ることが可能な万能機で、ミサイルやフォノンメーザー砲等で武装している。機体後部にVTOL機を搭載する。機体は二重構造になっており、ダメージを受けた外装を脱皮するように取り外すことが出来る。地下帝国に向かう途中、バン=ボグートに溶岩湖に誘い込まれて溶かされた。
- 朝顔形円盤
- 第3期『怪物島編』〜『中東編』に登場した円盤。円盤型の居住部の下に細長いロケットがついた、傘のような形状をしている。怪物島の科学者達が移動手段として使っていたものを009達が奪取した。機体の周囲に強力な熱線砲を装備しており、かなりのスピードで飛行する。円盤下部に強力なファンを搭載しており、証拠隠滅のため熱線で焼き払った物体を吹き飛ばすことができる。『中東編』序盤で巨大サソリに襲われて破壊された。
- イワンのバカ号
- 第6期『海底ピラミッド編』に登場した帆船型の戦闘艇。水上はもちろん、水中航行や飛行も可能。船底に潜水艇「フランソワーズ号」と、非武装の脱出用ボートを搭載。ブラック・ピラミッド側の戦闘艇に破壊された。
- ドルフィン2世号
- 第7期『ネオ・ブラックゴースト編』および新昭和版アニメに登場した万能飛行艇。劇中では「ドルフィン号」と呼ばれることが多かった。当初は武装が施されていなかったが、研究所を移動させる「V2作戦」の時にミサイル等を装備した。また、機首の格納庫にはストライダーを収納している。
- ドルフィン号(平成アニメ版)
- 第1話のブラックゴーストからの脱出時に奪取した、万能戦闘艦。台所や医務室を含め居住空間も完備されており、長らく逃亡生活を余儀なくされたメンバーらの「家」として機能した。ブラックゴーストの次期主力戦艦候補としてテスト中であり、正式採用されれば「ブラックファントム」という名称になるはずだった。それだけ技術の粋を結集し製造した機体だけに、ザンブロゾ、ベルク、フレゲイらブラックゴースト幹部を相手にした熾烈な水中戦をも耐え抜いた。ミサイルはもちろん、後方魚雷やデコイなどで完全武装し、攻守共に万全な装備を備えている。メンバーらがそれぞれ、適宜持ち場につき操縦している。主に、実戦経験を持つ008がその操縦桿を握ることが多い。艦首部に小型ジャイロ飛行艇「トルドー」、艦艇部に潜水艦にも変形する水陸両用車両「ポーパス」、内部に地底を掘削して突き進む特殊車両(006の愛機でもある)「モングラン」を格納している。カラーリングは奪取時には黒一色だったが、後に白と赤を基調としたものに009達自身の手で塗り替えられた。なお、名づけの親は003であり、コクピットには彼女のものと思われるイルカのアクセサリーが飾られている(もっとも、002はそのネーミングに不満を持っていたようだが…)。『地下帝国ヨミ編』の終盤に、敵の襲撃を許し大破。防水壁を閉じるなど最後まで抵抗を試みるも、その甲斐なく彼らの愛着深い機体は海の藻屑と消えてしまった。ちなみに、一同は水没直前に「モングラン」で脱出している。
[編集] 漫画作品
[編集] 第1期(1964-1965年)
長編『誕生編』。『週刊少年キング』(少年画報社)に連載。009たちの誕生から始まりブラックゴーストからの脱走までを描いた『プロローグ』~『第8部』(狭義での『誕生編』)、ブラックゴーストから差し向けられた暗殺者たちと戦う『第9部』~『第11部』(『暗殺者編』)、ブラックゴーストの力を背景にした新ナチスやベトコンとの戦いを描いた『第12部』~『第17部』(『放浪(さすらい)編』)、ミュートス・サイボーグとの戦いを描いた『第18部』~『第23部』(『ミュートス・サイボーグ編』)から成り物語は一応完結している。
当時はサイボーグという題材が少年漫画としては早すぎたため打ち切りになったが、その後映画化と単行本の発売によって人気を得る。打ち切りのため終盤は消化不良のまま終了せざるを得なかったらしく、『第23部 終章』は単行本では約20ページに及ぶ大幅な加筆が施され、連載時の2倍以上の長さになっている。
[編集] 第2期(1966年)
長編『地下帝国ヨミ編』。劇場版の公開に合わせて『週刊少年マガジン』(講談社)に掲載。地底人たちを支配するブラックゴーストとの戦いを描く。この戦いでブラックゴーストは消滅し、物語は完結している。
ドリル戦車での地底探検、テレパシーを使う翼の生えた爬虫類種族との対立などエドガー・ライス・バローズの地底世界シリーズの影響が大きい。ラストシーンがアメリカのファンタジー・SF作家レイ・ブラッドベリの『万華鏡』(短編集『刺青の男』所収)に触発されたものとしばしば語られる[7]。
002=ジェットと009=ジョーが死亡したとも捉えられる結末に読者からの抗議が殺到したため、その後も掲載誌を変えて新作が発表され続けることになる。しかし、本編を真の完結編と考えるファンも多い。
[編集] 第3期(1967-1969年)
『冒険王』(秋田書店)に連載。『怪人島編』、『中東編』など6編の中編からなる。
中編『移民編』では、未来の地球で滅亡の危機に瀕し、現代への移民を試みる未来人たちとの対立を描く。
中編『天使編』では、背に翼を生やした人類の創造主“神”が人類を粛清し始め、009たちは従うべきか抵抗すべきか苦悩する。
第2期『地下帝国ヨミ編』で死亡したと思われていた002=ジェットと009=ジョーが実は生きていたという設定で、『ヨミ編』直後から続く物語として連載された。最後の『天使編』はシリーズに終止符を打つ意気込みで開始されたが、序章的な部分を描いたのみで中断。
[編集] 第4期(1970年)
中編『神々との闘い編』。『COM』(虫プロ商事)に連載。“神”と崇められた存在について調査するうち、009たちの周囲に次々と不審な事件が起きる。
中断した第3期『天使編』を構想を改め描き直したものだが、再び中断となった。この後しばらくの間、『サイボーグ009』は描かれなくなる。
[編集] 第5期(1975-1976年)
神話や伝説に絡んだ謎に挑む中編群。『週刊少女コミック』(小学館)に連載。『風の都編』、『雪のカーニバル編』、『エッダ(北欧神話)編』の3編の中編からなる。
[編集] 第6期(1977-1979年)
第5期に続く、解明されていない古代の謎をテーマにした短編群。掲載誌は一定していない。『月刊少年ジャンプ』(集英社)掲載の『ディノニクス編』、『プレイコミック』(秋田書店)掲載の『グリーンホール編』など。
長編『海底ピラミッド編』。『月刊マンガ少年』(朝日ソノラマ)に連載。謎の海底ピラミッドからの襲撃を契機に、ブラック・ピラミッドと「サンジェルマン伯爵」を名乗る存在との争いに巻き込まれる。
[編集] 第7期(1979-1980年)
長短編群『ネオ・ブラックゴースト編』。再度のテレビアニメ化(新昭和版アニメ)に合わせ、『週刊少年サンデー』(小学館)に連載。多くの短編・長編からなるが、その内容はネオ・ブラックゴースト団との戦いと、日常的な人間ドラマに二分される。なお、並行して同じ小学館発行の隔週刊誌『少年ビッグコミック』にも作品を発表している。
時間軸は第2期『地下帝国ヨミ編』の約20年後であり、ゼロゼロナンバーの行動も他シリーズと比べると大人の側面が強い。
[編集] 第8期(1985年)
中編『時空間漂流民編』。『SFアニメディア』(学習研究社)に連載。第3期『移民編』の後日談で、未来人が過去への移民に失敗したことで引き起こされる事件を描く。
サンジェルマン伯爵を名乗る人物が登場するが、第6期『海底ピラミッド編』とはデザインや設定が異なる。
作者の死により最後の作品となる。
[編集] 第9期(2006年-)
石ノ森が本当の完結編として『Conclusion God's War』の構想を立てていたが、病に倒れ、未完となる。2001-2002年のテレビアニメでは、生前の石ノ森が残したプロットを基にその序章部分を映像化している。
さらにそのプロットを、俳優・演出家である小野寺丈が再構成し、本当の完結編となる小説『2012 009 conclusion GOD'S WAR』を執筆、第1巻が角川書店より発売。うち数編は石ノ森本人の遺稿がそのまま収録されている。
サイボーグ戦士が21世紀の人間という設定に変更され、それに合わせて改造される経緯も新解釈になっている。
[編集] SDギャグバトル・サイボーグ009〜ゼロゼロ学園危機一髪!
2001年に『サイボーグ009』の放送時に、『別冊コロコロコミック』で連載されたまつばらともふみによる『サイボーグ009』を元にしたギャグ漫画。
[編集] アニメ作品
1966-1968年、1979-1980年、2001-2002年の3期に分けられる。
[編集] 1966-1968年
先行して劇場版2作が作られ、その後テレビシリーズが始まった。
[編集] 企画経緯
当時、東映のアニメ映画は文芸性の高い長編が製作されていたが、プロデューサーの旗野義文がテレビアニメの手法による中編映画を企てた。東映動画が創立以来年に1本から2本公開してきた名作ものを原作とする長編のフルアニメーション作品を「A作」。この「A作」に対して長編フルアニメとテレビアニメの中間的位置付けとして、3コマ撮りの中編作品を「B作」とするものである。テレビシリーズの『レインボー戦隊ロビン』のスタッフを投入して製作されたB作の第1弾が『サイボーグ009』で「ロビン」のキャラクターたちが作品内に一瞬だがゲスト出演している。本作が選定されたのは『西遊記』などを演出した白川大作と石ノ森との縁による。
演出は映画2作とテレビシリーズともに芹川有吾が担当。メインライターは辻真先でオリジナルエピソードも加えられた。音楽は映画、テレビとも小杉太一郎が担当。映画『怪獣戦争』の主題歌はテレビシリーズでも継承された。その際「メンバーの名乗り」が曲の前に入れられた。
劇場版1作目は、2008年3月にBS2の特別番組「とことん!! 石ノ森章太郎」において番組の一貫としてOAされたが、放送禁止用語が過剰に連呼されたことで多くの修正が入った。
アニメ化にあたって「健全なヒーロー化」のため009の設定に以下のような変更が加えられた。テレビシリーズではキャラクターデザインが変更され、髪形や表情が原作に近づけられている。
- 脱走犯をレーサーへ
- 混血の栗毛を黒髪へ
- 前髪を垂らすのをやめる
- コスチュームを009のみ赤から白へ。003のみピンク、他のメンバーは紫。
- マフラー使用は009のみ。色も赤へ。003は青いバンダナ風のマフラーを使用。
また007のキャラクターが、主な視聴者である子供を反映してか大人から子供に変更、原作者の石ノ森はやや不満だったが子供達からは好評で、当時のキャラクター人気投票で1位を獲得し、変身能力は持ち合わせてはいない彼が主人公である短編の「サイボーグちゃん」が画かれた。
[編集] 劇場版
- 『サイボーグ009』
- 『サイボーグ009 怪獣戦争』
- 1967年3月19日公開
- カラー作品 60分
- 製作:大川博
- 企画:関政次郎、平沢明、旗野義文
- 脚本:飯島敬、芹川有吾、白川大作
- 演出:芹川有吾
- 音楽:小杉太一郎
[編集] 主題歌
- 「サイボーグ009の歌」(作詞:漆原昌久 作曲・編曲:小杉太一郎 歌:東京マイスタージンガー)
[編集] 声の出演
- 001:鳥山京子
- 002:石原良
- 003:ジュディ・オング
- 004:大竹宏
- 005:増岡弘
- 006:藤村有弘
- 007:曽我町子
- 008:内海賢二※1作目のクレジットでは、誤って005と表記されている。
- 009:太田博之
- ギルモア博士:八奈見乗児
- ブラック・ゴースト国首領:山内雅人
- ビーグル:川久保潔
- エーゼル:はせさん治
- ヘレナ:市原悦子
- ナレーター:黒沢良
[編集] テレビシリーズ
各話共通の敵はいない。毎回起きた事件に009を中心に挑む。舞台は日本が中心で、サイボーグでは009のほか、日本に住んでいる001、003、006、007がレギュラーとなっている。他のサイボーグは話に応じて出てくるので全員揃うことは少ない。
主要作品の脚本を担当した辻真先によると、当初テレビ局が予定していた番組が諸事情により制作中止になり、急遽依頼された作品だったという。そのため、劇場版の実績があり、原作も存在する本作が、準備期間が掛からないという理由で採用されることとなり、基本設定やキャラデザイン、声優の多くは劇場版を引き継いだ物となっている。テレビ局側は「穴埋め用の作品なので、人気が出ても出なくても半年で終了、その代わり打ち切りはしない」という条件を提示した。そのため、制作期間が短いことを除けば、ほとんど制約を受けることなく、当時のテレビアニメとしては考えられないほど自由な環境で作ることが出来たという。
- 1968年4月5日 - 1968年9月27日 全26話
- NET(現:テレビ朝日)系 金曜19時30分 - 20時
- モノクロ作品
- 企画:宮崎慎一、江藤昌治、旗野善文
- 脚本:辻真先、伊上勝、小沢洋、佐藤純弥、高久進、芹川有吾、安藤豊弘
- 演出:芹川有吾、田宮武、勝間田具治、勝田稔男、藪下泰次、田中亮三、新田義方、宮崎一哉、永樹凡人、岡崎稔、高見義雄
- 音楽:小杉太一郎
- 選曲:宮下滋
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ:「サイボーグ009の歌」(作詞:漆原昌久 作曲・編曲:小杉太一郎 歌:東京マイスタージンガー)
- 冒頭のメンバーの名乗りは、テレビ用とレコード用で印象が大きく異なるものになっている。
- エンディングテーマ:「戦いおわって」(作詞:石森章太郎 作曲・編曲:小杉太一郎 歌:ボーカル・ショップ)
[編集] 声の出演
[編集] 放送リスト
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1968年4月5日 | 1 | 恐怖の怪人島 | 伊上勝 | 芹川有吾 | 若林哲弘 |
| 1968年4月12日 | 2 | Xの挑戦 | 辻真先 | 田宮武 | 木村圭一郎 |
| 1968年4月19日 | 3 | 南極の対決 | 芹川有吾 | ||
| 1968年4月26日 | 4 | 宇宙魔人 | 伊上勝 | 勝間田具治 | 国保誠 |
| 1968年5月3日 | 5 | あゝクビクロ | 勝田稔男 | 小沢洋 | |
| 1968年5月10日 | 6 | ガラリア王救出作戦 | 辻真先 | 藪下泰次 田中亮三 |
若林哲弘 |
| 1968年5月17日 | 7 | 消えたスクール・バス | 佐藤純也 | 田宮武 | 窪詔之 |
| 1968年5月24日 | 8 | 金色の眼の少女 | 小沢洋 | 新田義方 | 国保誠 |
| 1968年5月31日 | 9 | 悪魔は夜歩く | 辻真先 | 勝間田具治 | 木村圭一郎 |
| 1968年6月7日 | 10 | 地底の黄金宮殿 | 伊上勝 | 宮崎一哉 | 小泉謙三 |
| 1968年6月14日 | 11 | 黄金のライオン | 高久進 | 永樹凡人 | |
| 1968年6月21日 | 12 | 天かける巨人 | 辻真先 | 芹川有吾 | 国保誠 |
| 1968年6月28日 | 13 | 悪魔城の秘密 | 伊上勝 | 宮崎一哉 | 木村圭一郎 |
| 1968年7月5日 | 14 | 呪われた砂漠 | 勝間田具治 | ||
| 1968年7月12日 | 15 | 悲劇の獣人 | 辻真先 | 芹川有吾 | 国保誠 |
| 1968年7月19日 | 16 | 太平洋の亡霊 | 勝田稔男 | 小泉謙三 | |
| 1968年7月26日 | 17 | 幽霊同盟 | 伊上勝 | 田宮武 | 窪詔之 |
| 1968年8月2日 | 18 | わが父は悪魔の使徒 | 小沢洋 | 宮崎一哉 | 村田耕一 |
| 1968年8月9日 | 19 | 恐怖の原潜シークネイス号 | 芹川有吾 | 新田義方 | 木村圭一郎 |
| 1968年8月16日 | 20 | 果てしなき逃亡 | 小沢洋 | 勝間田具治 | 窪詔之 |
| 1968年8月23日 | 21 | 幻の騎馬軍団 | 高久進 | 宮崎一哉 | |
| 1968年8月30日 | 22 | 復讐鬼 | 辻真先 | 永樹凡人 | 小泉謙三 |
| 1968年9月6日 | 23 | 復讐鬼(後編) | 岡崎稔 | ||
| 1968年9月13日 | 24 | 非情な挑戦者 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 高橋信也 |
| 1968年9月20日 | 25 | よみがえれ不死鳥 | 芹川有吾 | 高見義雄 | 窪詔之 |
| 1968年9月27日 | 26 | 平和の戦士は死なず | 辻真先 | 芹川有吾 | 国保誠 |
視聴率
- 平均視聴率 17.3%
- 最高視聴率 20.7%(第3話)[シリーズ最高視聴率]
数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。
[編集] 1979-1980年
テレビシリーズが1年間放送された後、劇場版が作られた。
[編集] テレビシリーズ
『宇宙海賊キャプテンハーロック』の終了後に本作が放送された。本編開始前に、「前夜祭」と称して、スタジオに石ノ森や声優、一般のファンやキャロライン洋子、南州太郎ほかの芸能人を集めた前宣伝の番組『サイボーグ009前夜祭 アニメでフィーバー!』が2週にわたって放映された。
本編は「宇宙樹編」、「戦士の休暇編」、「ネオ・ブラック・ゴースト編」からなった。「ミュートスサイボーグ編」のアニメ化の構想もあり、石ノ森がラフデザインを描き下したが実現しなかった[8]。メインライターは酒井あきよしで17本を担当している。辻真先も第1話を書いている。スタッフとして、アニメーターの金田伊功(OP)、作画監督の芦田豊雄、演出の高橋良輔(ペンネーム・山口和十八を使用)らが参加した。
劇中曲の録音は都合3回にわたって行われ、第1回録音分は『交響組曲 サイボーグ009』(コロムビア CQ-7018)のタイトルで商品化された。結果的に第2回・第3回録音分の曲はあまり使われなかったが、これについて、選曲の村田好次は「組曲が素晴らしいものだったため」と語っている。
- 1979年3月6日 - 1980年3月25日 全50話
- テレビ朝日系 火曜19時 -
- プロデューサー:小泉美明(テレビ朝日)、飯島敬、鈴木武幸(東映)
- 原作:石ノ森章太郎
- 音楽:すぎやまこういち
- アニメーション・キャラクター、総作画監督:芦田豊雄
- メカニック設計:サブマリン
- 監督:高橋良輔
- 脚本:酒井あきよし、辻真先、吉田喜昭、桜井正明、山崎晴哉、安藤豊弘、吉川惣司、加藤有芳、山口和十八
- 演出:広川和之、滝沢敏文、三浦将則、鈴木行、石崎すすむ、吉田浩
- 総作画監督補:酒井明雄
- 作画監督:上村栄司、酒井明雄、奥井一郎、井上和夫、山下征二、小林慶輝、飯野酷、嶺松時文、井口忠一
- 動画チェック:高橋理恵、梅津美幸
- 色指定:日下部久枝、芝崎素子、斉藤真奈美、長谷川洋
- 仕上:ヤマトプロダクション、きのプロダクション
- 背景:スタジオユニ、獏プロダクション、ザプロダクション、ビッグスタジオ
- 音響演出:太田克己
- 録音:村田好次
- 効果:いとうひろゆき(スワラプロダクション)
- 音響制作:映広音響(池田昌彦)
- 撮影:スタジオウッド
- 編集:井上編集室
- 特殊効果:柴田睦子
- 設定助手:箕輪敦、斉藤真奈美
- タイトル:スタジオトライ
- 現像:東映化学
- 設定制作:箕輪敦
- 制作進行:山本之文、岡山行治、今井広美、谷田部勝義、伊藤和典、清水勉、網野哲朗、原田伊佐央、倉持智恵子、後藤浩一
- コンテ:小田経堂、山口和十八、西牧秀文、布川ゆうじ、丘克美、滝沢敏文、井上和夫、遠藤克己、八尋旭、生瀬昭憲、吉田浩、新田義方、酒井明雄、野田作樹、望月敬一郎
- 舞台設定:野々宮恒人、坂本信人、羽生厚、大山哲史
- 美術:池田繁美、坂本信人、宮前光春、中野一郎
- 製作担当:岩崎正美、長谷川徹
- 製作協力:日本サンライズ
- 制作:テレビ朝日、東映
- 協力:東映エージェンシー、ジャバト
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ:「誰がために」(作詞:石森章太郎 作曲:平尾昌晃 編曲:すぎやまこういち 歌:成田賢、こおろぎ'73)
- エンディングテーマ:「いつの日か」(作詞:八手三郎 作曲:平尾昌晃 編曲:すぎやまこういち 歌:こおろぎ'73)
[編集] 声の出演
- 001:千々松幸子
- 002:野田圭一
- 003:杉山佳寿子
- 004:山田俊司
- 005:田中崇
- 006:はせさん治
- 007:肝付兼太
- 008:戸谷公次
- 009:井上和彦
- ギルモア博士:富田耕生
- ブラフマー:古川登志夫
- ヴィシュヌ:田中崇
- シヴァ:戸谷公次
- ガンダール:中田浩二
- オーディン:永井一郎/笹岡繁蔵(ネオ・ブラックゴースト編)
- ロキ:田の中勇
- トール:柴田秀勝
- フレイヤ:吉田理保子
- ナレーター:野田圭一
[編集] 放送リスト
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1979年3月6日 | 1 | よみがえった神々 | 辻真先 | 広川和之 | 芦田豊雄 |
| 1979年3月13日 | 2 | 氷にねむる巨人 | 酒井あきよし | 滝沢敏文 | |
| 1979年3月20日 | 3 | 凱旋門の鬼 | 辻真先 | 三浦将則 | |
| 1979年3月27日 | 4 | 誇りに燃えよアフリカの星 | 広川和之 | ||
| 1979年4月3日 | 5 | 巨人よ眠れ伝説の中に | 山口和十八 | 滝沢敏文 | |
| 1979年4月10日 | 6 | 女神の涙なんかほしくない | 酒井あきよし | 三浦将則 | 上村栄司 |
| 1979年4月17日 | 7 | 神々の罠 | 広川和之 | 芦田豊雄 | |
| 1979年4月24日 | 8 | 愛に響けバイオリン | 滝沢敏文 | アニメアール | |
| 1979年5月1日 | 9 | 宇宙樹の村が呼んでいる | 三浦将則 | 酒井明雄 | |
| 1979年5月8日 | 10 | 大西部に散った友情 | 広川和之 | 奥井一郎 | |
| 1979年5月15日 | 11 | よみがえった幻の総統 | 吉川惣司 | 滝沢敏文 | 酒井明雄 |
| 1979年5月22日 | 12 | 闘うマシーンにはさせない! | 辻真先 | 三浦将則 | 芦田豊雄 |
| 1979年5月29日 | 13 | 姿なき暗殺者 | 吉田善昭 | 広川和之 | 井上和夫 |
| 1979年6月5日 | 14 | イルカにのった少年 | 吉川惣司 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
| 1979年6月12日 | 15 | 恐怖の異常植物 | 吉田善昭 | 吉田善昭 | アニメアール |
| 1979年6月26日 | 16 | ウエストサイドの決闘 | 酒井あきよし | 広川和之 | 上村栄司 |
| 1979年7月3日 | 17 | 阻止せよ! Xの悲劇 | 吉田善昭 | 滝沢敏文 | 酒井明雄 |
| 1979年7月10日 | 18 | 我が心の吸血鬼 | 酒井あきよし | 広川和之 | 芦田豊雄 |
| 1979年7月17日 | 19 | 人食いメルヘンランド | 辻真先 | 三浦将則 | 山下征二 |
| 1979年7月24日 | 20 | 裏切りの砂漠 | 酒井あきよし | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
| 1979年7月31日 | 21 | 永遠に眠れ 恐竜ディノニクス | 桜井正明 | 吉田浩 | 井上和夫 |
| 1979年8月7日 | 22 | ネオ・ブラックゴーストの挑戦 | 吉田善昭 | 三浦将則 | 小林慶輝 |
| 1979年8月14日 | 23 | 死闘! V2作戦 | 山崎晴哉 | 広川和之 | 芦田豊雄 |
| 1979年8月28日 | 24 | 世界平和会議を守れ! | 滝沢浩文 | 植田栄司 | |
| 1979年9月4日 | 25 | 優しきぼくらの父 ギルモア | 酒井あきよし | 三浦将則 | 山下征二 |
| 1979年9月11日 | 26 | 追え! 熱砂の武器ルート | 加藤有芳 | 広川和之 | 酒井明雄 |
| 1979年9月25日 | 27 | 美しく生きよ! 愛しき王女 | 安藤豊弘 | 吉田浩 | 芦田豊雄 |
| 1979年10月2日 | 28 | サイボーグ帝国をたたけ! | 吉田善昭 | 滝沢敏文 | 井上和夫 |
| 1979年10月9日 | 29 | 走れ! オスカー、平和を胸に! | 桜井正明 | 三浦将則 | 小林慶輝 |
| 1979年10月16日 | 30 | ジョー! 父さんを追え! | 酒井あきよし | 広川和之 | 芦田豊雄 |
| 1979年10月30日 | 31 | 必殺キック! 決死の暗殺サッカー | 山崎晴哉 | 滝沢敏文 | 上村栄司 |
| 1979年11月6日 | 32 | 豪華客船フェアリー号の罠 | 辻真先 | 三浦将則 | 山下征二 |
| 1979年11月20日 | 33 | 一人ぼっちの少年 | 加藤有芳 | 鈴木行 | 芦田豊雄 |
| 1979年11月27日 | 34 | あした鳴れ 愛の鐘 | 安藤豊弘 | 広川和之 | 井上和夫 |
| 1979年12月4日 | 35 | 悲しき友情のケルン | 吉田善昭 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
| 1979年12月11日 | 36 | カジノ攻防戦! イカサマには替え玉を | 山崎晴哉 | 三浦将則 | 上村栄司 |
| 1979年12月18日 | 37 | 大森林からの脱出 | 酒井あきよし | 鈴木行 | 芦田豊雄 |
| 1979年12月25日 | 38 | 百獣の王ライオン 野性の雄叫び | 桜井正明 | 広川和之 | 酒井明雄 |
| 1980年1月8日 | 39 | 大根役者に乾杯! | 辻真先 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
| 1980年1月15日 | 40 | スピードに命を賭けた男 | 桜井正明 | 三浦将則 | 井上和夫 |
| 1980年1月22日 | 41 | 悲しみは海の彼方に | 安藤豊弘 | 鈴木行 | |
| 1980年1月29日 | 42 | イワン、父を求めて! | 酒井あきよし | 石崎すすむ | 飯野皓 |
| 1980年2月5日 | 43 | あばけ! 三兄弟の秘密 | 辻真先 | 滝沢敏文 | 嶺松時文 |
| 1980年2月12日 | 44 | ネオ・ブラック・ゴーストの尻尾をつかめ! | 酒井あきよし | 三浦将則 | 芦田豊雄 |
| 1980年2月19日 | 45 | 東洋のイエス(前編) | 吉田善昭 | 鈴木行 | 井口宏一 |
| 1980年2月26日 | 46 | 東洋のイエス(後編) | 桜井正明 | 石崎すすむ | 芦田豊雄 |
| 1980年3月4日 | 47 | 四つ子の謎(前編) | 酒井あきよし | 滝沢敏文 | |
| 1980年3月11日 | 48 | 四つ子の謎(後編) | 三浦将則 | 飯野皓 | |
| 1980年3月18日 | 49 | 倒せ! 恐怖のシャングリラ計画 | 上村栄司 | ||
| 1980年3月25日 | 50 | ネオ・ブラック・ゴーストの最期 | 石崎すすむ | 芦田豊雄 |
視聴率
- 平均視聴率 10.6%
- 最高視聴率 16.9%(第10話)
数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。
[編集] 劇場版
テレビ版は日本サンライズ制作だったが、劇場版は東映動画が制作した。当初は『銀河鉄道999』のりんたろうが監督だったが途中降板、明比正行監督、キャラクターデザインと作画監督は山口泰弘という東映動画系のスタッフで固めた。
脚本も中西隆三とテレビ版にタッチしていないスタッフを起用した。脚本協力にSF映画『スターウォーズ』のスタッフという触れ込みでジェフ・シーガルを起用している。
「004の壮烈な戦死」が話題となったが、のちのTV放映時にはその結末部分が丸々カットされた。
- 『サイボーグ009 超銀河伝説』
- 1980年12月20日公開
- 130分
- 製作:渡辺亮徳、今田智憲
- 原作・総指揮:石森章太郎
- プロデューサー:飯島敬、小湊洋市
- 脚本:中西隆三
- 脚本協力:ジェフ・シーガル
- 作画監督・アニメーションキャラクターデザイン:山口泰弘
- メカニック作画監督・メカニックデザイン:角田紘一
- 音楽:すぎやまこういち
- 編曲:あかのたちお、小六禮次郎、神山純一
- 製作担当:横井三郎
- 監督:明比正行
[編集] 主題歌
[編集] 挿入歌
[編集] イメージソング
- この星の上で(作詞:山上路夫 作曲浜圭介 編曲:あかのたちお 歌:山本百合子)
[編集] 声の出演
映画公開に伴いファンによる投票によってキャストが決まった。そのため馴染みのある1979年版のキャストが主であるが、001やギルモア博士に関しては1968年版になっている。また、1979年版の001、008の声優である千々松や戸谷も端役で出演している。
[編集] 2001-2002年版
1年間にわたってテレビ東京にて「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」のタイトルでテレビシリーズが放送された。パチンコ、パチスロは本シリーズを元にしている。
[編集] テレビシリーズ
アニメーション制作はジャパンヴィステック。キャラクターデザインは、『人造人間キカイダー THE ANIMATION』で石森キャラクターをものにした紺野直幸が担当。シリーズ構成には大西信介、監督に川越淳という布陣で、原作漫画に忠実という方針(ただし008=ピュンマのキャラクターデザインは、先に述べたような事情で紺野のオリジナル要素が強い。とはいえ石森風のデザインで違和感なく処理されている)で制作に臨んだ。avexが出資者となり、音楽を小室哲哉が担当、主題歌はglobe(後期EDはFayray)が歌ったことも話題を呼んだ。
原作の第1期『誕生編』から第2期『地底帝国ヨミ編』、および同時期の主要な短編を含む流れを初めてアニメ化した。原作発表時(1964-1966年)と放送時(2001-2002年)では世界情勢が異なるため(東西ドイツ統合など)、004までは過去に改造された初期型のサイボーグとされている。改造に際し様々な問題が発生したため、完全な改造技術が確立するまで一旦冷凍睡眠させられていたと言う設定。また005以降の設定に付いても、原作のニュアンスを生かす形で時代に即した変更が行われている。
製作現場の事情で放送時に作画が崩れていた箇所は、ビデオ及びDVDでは原則として修正されている。ただし、一部のエピソードはビデオ化の時点で修正が間に合わず、DVDでようやく修正されたものもある。また、放送時は一部エピソードの放送順が本来の予定と異なっており、ビデオでもそのままになっているが、DVDでは本来予定されていた順番に変更されている。
石ノ森章太郎の遺稿である『Conclusion God's War』は最後の3話で序章部分が語られるが、放送時は諸般の事情で第47話と第48話の間に急遽総集編が追加されたため、『Conclusion God's War』は2話に短縮された[9]。
裏番組に「サザエさん」(フジテレビ系)が放映されており、視聴率的には振るわなかった。
- 2001年10月14日 - 2002年10月13日 全51話
- テレビ東京系 日曜18時30分 -
- ゼネラルプロデューサー:長澤隆之
- 監督:川越淳
- 企画:大橋研一、好木俊治、岩田圭介(テレビ東京)
- 音楽:小室哲哉(サポート:多田彰文、松尾早人)
- スーパーバイザー:小野寺章
- プロデューサー:井上光晴、岩田牧子(テレビ東京)
- シリーズ構成:大西信介
- キャラクター&メカニックデザイン:紺野直幸
- 音楽制作:avex mode
- エンディングイラスト:紺野直幸(第1話-第47話)、石ノ森章太郎(『Conclusion God's War』)
- 製作協力:avex mode、博報堂
- 製作・著作:テレビ東京、ジャパンヴィステック
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ:「What's the justice?」(第2話-第47話)
- 作詞:KEIKO & MARC 作曲・編曲:Tetsuya Komuro 歌:globe
- 第1話ではエンディングに使用。
- 本作OP用に、オリジナル版にはない歌詞を追加している。
- 冒頭部分のカウント(1.2.〜009)はTV第1作のオマージュとなっている。
- オープニング映像は放送時は中期になってから変更されたが、DVDでは第4話から変更されている。
- エンディングテーマ1:「genesis of next」(第2話-第26話)
- 作詞:Tetsuya Komuro & MARC 作曲・編曲:Tetsuya Komuro 歌:globe
- フルサイズとTVサイズでは歌詞の一部が異なる(そのためか、TVサイズは作詞者がMARCのみになっている)。また、エンディング映像は放送時は第1話のものをそのまま使用していたが、DVDでは新規に作成されたものに変更されている。
- エンディングテーマ2:「STARTING FROM HERE」(第27話-第42話)
- 作詞:KEIKO & MARC 作曲・編曲:Tetsuya Komuro 歌:globe
- こちらもフルサイズとTVサイズでは歌詞の一部が異なる。globeのアルバム『Lights2』が初出で、シングルは発売されていない。
- エンディングテーマ3:「I do」(第43話-第48話)
- 作詞・作曲・歌:Fayray
- エンディングテーマ4:「I do(special edition)」(『Conclusion God's War』)
- 作詞・作曲・歌:Fayray
- TVサイズしか発表されておらず、フルサイズが存在するかどうかは不明。
[編集] 声の出演
[編集] 放送リスト
話数は最終決定版であるDVD版のもの。放送時及びVHS版では第19話と第21話が逆になっている。
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2001年10月14日 | 1 | 誕生 | 大西信介 | (表記無し) | (表記無し) | 紺野直幸 |
| 2001年10月21日 | 2 | 脱出 | 小林孝嗣 | 木下ゆうき 大森英敏 |
||
| 2001年10月28日 | 3 | 閃光の暗殺者 | 増田貴彦 | 寺東克己 | 井之川慎太郎 | 田中譲 |
| 2001年11月4日 | 4 | 死闘の果てに | 古怒田健志 | 今掛勇 | 下司泰弘 | 石川晋吾 |
| 2001年11月11日 | 5 | 鋼鉄の涙 | 増田貴彦 | おおそどくす | 安田賢司 | 三浦和也 |
| 2001年11月18日 | 6 | 消えた博士を追え! | 福嶋幸典 | 江口摩吏介 | 日暮祐二 | 石川晋吾 |
| 2001年11月25日 | 7 | 見えない敵を撃て | 大西信介 | (表記無し) | 井之川慎太郎 | 丸山泰英 東出太 |
| 2001年12月2日 | 8 | トモダチ | ||||
| 2001年12月9日 | 9 | 深海の悪魔 | 増田貴彦 | 阿蘇晃嗣 | 高田晴仁 | |
| 2001年12月16日 | 10 | オーロラ作戦 | 福嶋幸典 | 田村一彦 坂田純一 |
浅見松雄 | 石川晋吾 |
| 2001年12月23日 | 11 | 幻影の聖夜(イブ) | 大西信介 | 安部司 | 安部司 安田賢司 |
田中譲 |
| 2002年1月6日 | 12 | なぞの無人島 | 根元歳三 | 小林孝嗣 | ふじもとよしたか | 桜井木の実 |
| 2002年1月13日 | 13 | 倫敦(ロンドン)の霧 | 小林靖子 寺東克己 |
寺東克己 | 小林孝嗣 | 三浦和也 |
| 2002年1月20日 | 14 | 再会の地で | 福嶋幸典 | 江口摩吏介 | 浅見松雄 | 石川晋吾 |
| 2002年1月27日 | 15 | さらば友よ | (表記無し) | 鈴木利正 | 丸山泰英 | |
| 2002年2月3日 | 16 | 突入 | 増田貴彦 | 寺東克己 | 下司泰弘 | 高田晴仁 橋本誠一 中田栄治 |
| 2002年2月10日 | 17 | 決戦 | 根元歳三 | 安田賢司 | 田中譲 | |
| 2002年2月17日 | 18 | 張々湖飯店奮闘記 | 大西信介 | 竹内一義 | 江上潔 | 向山祐治 中澤勇一 |
| 2002年3月10日 | 19 | 悪の化石 | 福嶋幸典 | (表記無し) | 安田賢司 | 三浦和也 |
| 2002年3月3日 | 20 | まぼろしの犬 | 米村正二 | 矢野博之 | 依田雅彦 | 依田雅彦 |
| 2002年2月24日 | 21 | 英雄(ヒーロー)の条件 | (表記無し) | 日暮祐二 | 石川晋吾 | |
| 2002年3月17日 | 22 | 神々の来襲(ミュートス編) | 小林靖子 | おおそ独犬 | 下司泰弘 | 茂木信二郎 中澤勇一 大森英敏 高田晴仁 |
| 2002年3月24日 | 23 | そびえたつ神話(ミュートス編) | 寺東克己 | あおきえい 遠藤広隆 |
丸山泰英 岡崎洋美 康彦英二 |
|
| 2002年3月31日 | 24 | アルテミス(ミュートス編) | (表記無し) | 冨永タクオ | 米山浩平 冨永タクオ |
|
| 2002年4月7日 | 25 | ミュートス、終章(ミュートス編) | (表記無し) | 紺野直幸 | ||
| 2002年4月21日 | 26 | ギルモアノート | 杉ノ嶋光介 | 下司泰弘 | ||
| 2002年4月28日 | 27 | 小さな来訪者 | 大西信介 | 殿勝秀樹 | 阿島国歌 | 田中譲 |
| 2002年5月5日 | 28 | 闘いの未来(あした) | 高田淳 | 五十嵐達也 | 中澤勇一 吉田徹 |
|
| 2002年5月12日 | 29 | 青いけもの | 福嶋幸典 | 槇原俊哉 | 江上潔 | 石川晋吾 |
| 2002年5月19日 | 30 | 未来都市(コンピュートピア) | 米村正二 | 寺東克己 | 亀垣一 | 本橋秀之 |
| 2002年5月26日 | 31 | 怪物島(モンスターアイランド) | 尾石達也 | 岡嶋国俊 | 三浦和也 | |
| 2002年6月2日 | 32 | 機々械々 | 江古田豊 | (表記無し) | 芦田豊雄 | 芦田豊雄 |
| 2002年6月9日 | 33 | 結晶時間 | 小林靖子 | 寺東克己 | 下司泰弘 | 高田晴仁 |
| 2002年6月16日 | 34 | ファラオウィルス | 福嶋幸典 | (表記無し) | 安田賢司 | 田中譲 |
| 2002年6月23日 | 35 | 風の都 | 大西信介 | 安部司 | 山内東生雄 | 茂木信二郎 |
| 2002年6月30日 | 36 | 凍る大地 | 増田貴彦 | 沖田雅夫 | 石踊宏 | 渋谷一彦 |
| 2002年7月7日 | 37 | 星祭の夜 | 金春智子 | (表記無し) | 寺東克己 | 紺野直幸 |
| 2002年7月14日 | 38 | 黒い幽霊団(ブラックゴースト) | 大西信介 | おおそ独犬 | 下司泰弘 | 大森英敏 中澤勇一 |
| 2002年7月21日 | 39 | ミュータント戦士編1 新たなる刺客 |
(表記無し) | 海老沢幸男 | 倉田綾子 | |
| 2002年7月28日 | 40 | ミュータント戦士編2 シンクロワープ -同調跳躍- |
石踊宏 | 安部雅司 | 向山祐治 | |
| 2002年8月4日 | 41 | ミュータント戦士編3 悪夢の未来 |
(表記無し) | 安田賢司 | 田中譲 | |
| 2002年8月11日 | 42 | ミュータント戦士編4 明日へ… |
寺東克己 | 海老沢幸男 | 倉田綾子 吉田大輔 |
|
| 2002年8月18日 | 43 | 地下帝国「ヨミ」編1 異変 |
小林靖子 | (表記無し) | 冨永タクオ | 大森英敏 |
| 2002年8月25日 | 44 | 地下帝国「ヨミ」編2 バン・ボグート |
西森章 | 平田豊 | 三浦和也 | |
| 2002年9月1日 | 45 | 地下帝国「ヨミ」編3 さよなら、ドルフィン |
政木伸一 | 石踊宏 | 渋谷一彦 | |
| 2002年9月8日 | 46 | 地下帝国「ヨミ」編4 地底へ! |
(表記無し) | 尾石達也 | 田中譲 | |
| 2002年9月15日 | 47 | 地下帝国「ヨミ」編5 魔神、発動 |
おおそ独犬 | 下司泰弘 | 大森英敏 石川晋吾 |
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| 2002年9月22日 | 総集編 | 地下帝国「ヨミ」編特別編 黄泉の群像 ※映像ソフト未収録 |
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| 2002年9月29日 | 48 | 地下帝国「ヨミ」編6 地上(ここ)より永遠(とわ)に |
(表記無し) | (表記無し) | 紺野直幸 |
完結編〜Conclusion God's War〜序章〜
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2002年10月6日 | 第一幕 | 女神の陰謀(はかりごと) | 小野寺丈 大西信介 |
寺東克己 | 江島泰男 | 栗原保雄 |
| 2002年10月13日 | 第二幕 | 光の羽音(はねおと) | 西森章 | 石倉賢一 | 長森佳容 | |
| 未放送 | 終幕 | 宇宙(かみ)の産声 | (表記無し) | 安田賢司 | 田中譲 |
12月30日・4月14日は特番のため、休止。
[編集] ラジオドラマ
- キリンラジオ劇場『サイボーグ009』
- 青山二丁目劇場『サイボーグ009誕生編』
[編集] 小説
- サイボーグ009 超銀河伝説 - 金春智子による同名映画の小説版
- 2012 009 conclusion GOD'S WAR(サイボーグ009完結編) - 石ノ森が膨大な量のプロットと第2章の初稿を作成したが未完、後に息子の小野寺丈が引き継いだため石ノ森と小野寺丈との共著
[編集] ゲーム
[編集] 家庭用ゲーム
- サイボーグ009(スーパーファミコン版)
- 1994年2月25日、バップより発売。横スクロールアクションゲーム。
- SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.15 サイボーグ009THEブロックくずし(プレイステーション版)
- 2002年10月10日、バンダイより発売。2001年版のデザイン。
[編集] パチンコ・パチスロ
- サイボーグ009(パチスロ版)
- 2004年11月導入。メーカー、アビリット。液晶での映像は2001年版。
- CRサイボーグ009(パチンコ版)
- 2002年導入。メーカー、ニューギン。
- CRサイボーグ009〜未知なる加速へ〜(パチンコ版)
- 2009年7月導入。メーカー、ニューギン。映像部分は3DCGだがデザインが異様に変更されている、声は2001年版。2009年YEARプロジェクトとタイアップ。
[編集] 音楽ゲーム
pop'n music-コナミデジタルエンタテインメントの音楽ゲーム。版権曲として「誰がために」が収録されていた(現在は削除)
[編集] 2009年のイベント
2009年は、009が西暦に含まれる1000年に一度の年ということで、様々なイベントや企画が用意されている。*2008年12月30日には新しいウエブサイト http://009ing.com が登場し、2009年1月1日午前0時までカウントダウンされ、新サイトがオープン。
- 元旦には読売新聞と朝日新聞の一面カラー広告が実施。
- 5月12日には、5月16日の島村ジョーの誕生日を記念して、3つのTVシリーズでジョーを演じた森功至(1968年版)、井上和彦(1979年版)、櫻井孝宏(2001年版)を招いてのイベントが実施。
- 5月16日にはその3つのTVシリーズの第1話を集めたDVDが発売。
- 「サイボーグ009 コンプリートコレクション」と題した全11巻予定のコンビニコミックが秋田書店、角川書店、講談社、小学館の4社連動で4月より毎月下旬に1冊ずつ刊行されている[10]。
[編集] 朗読劇
10月11日に東京・渋谷C.C.LEMONホールで『原画と朗読で綴るサイボーグ009の世界 〜海底ピラミッドの謎を追え!〜』が行われた。アニバーサリーイヤーと声優プロダクションの青二プロ40周年を記念した合同制作であり、歴代のアニメや映画とも違う声優陣であったが映像や音楽と一体となり、単なるマンガや純粋な朗読ではない新しいイベントとなった。また2009年12月にはDVDが発売され同時にラジオドラマCD『青山二丁目劇場 サイボーグ009 誕生編』も収録される。
[編集] 出演
- 001:藤田淑子
- 002:置鮎龍太郎
- 003:桑島法子
- 004:中井和哉
- 005:江川央生
- 006:龍田直樹
- 007:小野坂昌也
- 008:緑川光
- 009:神谷浩史
- ギルモア博士:大塚周夫
- レメル星人めいむ:久川綾
- スエーデンボルグ伯爵:田中秀幸
- リングアナ:レニー・ハート
- コロスNO1:三宅淳一
- コロスNO2:宮原弘和
- コロスNO3:日比愛子
- コロスNO4:平尾陽子
[編集] その他
[編集] 作品のアイディア
石ノ森の「マンガ家入門」の文庫版 (ISBN 4-253-17250-4)P237-P244に、モデルのFくんによるフィクション・マンガという形態で、本作のアイディアを推敲する経過が描かれている。
それによると、主人公を含む9人の戦いとは、元々は野球チームへのオマージュであり、009は4番サード(長島茂雄と推測される)のイメージだったという。ちなみに、3番ファーストが004、ピッチャーは002。
[編集] 服の配色
009のコスチュームは、初のアニメ化となる初期劇場版では「白い服と赤いマフラー」に設定された。しかし、原作でマフラーが赤かったのは初期のみで、しかもその時の服の色は緑である。同時期に「緑の服と黄色いマフラー」という配色も見られたり、2色刷りのページでズボンのみが赤く塗られていたりするなど、当時は配色が一定していなかった。ベトナム編の中期から「赤い服と黄色いマフラー」が定着し、アニメ版でも1979年以降はこの配色が基本になっている。なお、2001年版アニメでは、原作の初期に見られた緑の服が「第1世代が冷凍睡眠に入る前に使用していた服」として本編中に登場したほか、『Conclusion God's War』では「青い服と赤いマフラー」という新しい配色が登場している(本来の構想ではデザイン自体を変更する予定だったという)。この青い服は石ノ森が生前に最終章をイメージして描いたイラストが原典である。
[編集] 参考文献
- サイボーグ009 コンプリートブック(2001年、メディアファクトリー刊)
- マンガ家入門(文庫版 ISBN 4-253-17250-4)
[編集] パロディ
- 『月刊ファンロード』にて、『サイボーグ009(マンマルク)』なる読み切りのパロディ漫画が掲載された。
- 永井豪が『けっこう仮面』の作中で、けっこう仮面と戦うゲストキャラとして『裁縫部009(ちなみに009の名前は「島村お嬢」)』とオリジナルをもじったキャラクターを登場させている。
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にて009=ジョーが両津勘吉と一緒にマラソンをしている描写があった。ちなみに、コミック70巻の終わりのあとがきで石ノ森章太郎のメッセージが見られる。
- 『週刊少年サンデー』にて、連載中の『絶対可憐チルドレン』にブラック・ゴースト(黒い幽霊団)のパロディと思われる、殺し屋組織『ブラック・ファントム』(漢字表記はブラック・ゴーストとほぼ同じ「黒い幽霊」)なる組織が登場している。
[編集] 映像ソフト化
- 2003年12月5日に劇場版3作品のDVDが東映ビデオより発売。
- 2004年1月21日〜5月21日にかけて1979年版のDVDが東映ビデオより発売、全5巻の各2枚組で各巻10話収録。
- 2009年7月21日に「サイボーグ009 1968 DVD-COLLECTION」が東映ビデオより発売、DVD5枚組で全26話を収録。
- 2009年7月21日に「サイボーグ009 1979 DVD-COLLECTION Vol.1」が東映ビデオより発売、DVD5枚組で第1話から第25話までを収録。
- 2009年9月21日に「サイボーグ009 1979 DVD-COLLECTION Vol.2」が東映ビデオより発売、DVD5枚組で第26話から第50話までを収録。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に1968年版と1979年版の第1話が収録されている。
[編集] 脚注
- ^ 平成版アニメでは009=ジョーの7割程度と設定
- ^ 構想の段階ではオーストラリアのアボリジニとされていた
- ^ 原作発表時には大躍進政策で実際に飢饉が起こっていた
- ^ 男性の人魚は「マーマン」だが、当時の石ノ森は知らなかったと思われる
- ^ 旧昭和版アニメでは戦闘時に水を吐く描写もあった
- ^ 話によって009=ジョーや003=フランソワーズは別居していることもある
- ^ すがやみつる 「感涙の最終回は新『009』への序章」『この最終回がすごい!』 メディアファクトリー、2003-02-11、初版第1刷、77ページ。ISBN 4-8401-0703-3。
- ^ ここでヘレンの代わりとして考案されたアルテミスは、2001年版のアニメに登場する
- ^ ビデオ、DVDでは本来の予定だった全3話になっている
- ^ 発行予定リスト
[編集] 関連項目
- テレビ朝日系アニメ
- テレビ東京系アニメ
- 氷河戦士ガイスラッガー
- 009ノ1
- ジャッカー電撃隊
- スカルマン - アニメ版に本作を連想させる描写が存在する。また、島本和彦版には明らかにジョーと思われる人物が一度だけ登場している。
- 仮面ライダーアギト - サイボーグ009・神々との戦い編が原案。
- 仮面ライダーSPIRITS - サイボーグ009がモチーフとなっているエピソードがいくつか存在する。また、第1部で登場する改造人間部隊は萬画版『仮面ライダー』のショッカーライダーと本作のゼロゼロナンバーサイボーグがモチーフとなっており、メンバーは全員国籍が違う。なお、この中で009(=日本人)に当たるのは第2部以降の主人公・村雨良=仮面ライダーZXである。
- ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション - オンライン対戦型格闘ゲーム。使用可能キャラクターとして004・009・005・006がゲスト参戦している。
[編集] 外部リンク
- 石森プロ公式『サイボーグ009』サイト 009ing.com
- 劇場版『サイボーグ009』(東映アニメーション公式サイト内)
- TVアニメ第1作(東映アニメーション公式サイト内)
- 2001-2002年版アニメ公式サイト
- 2001-2002年版アニメ公式サイト(avex movie内)
- サイボーグ009同盟 勇気の戦士(石森プロ公式サイト)
- サイボーグ009ファンクラブ(石ノ森章太郎公認)
| 講談社児童まんが賞 |
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| NET系 金曜19時台後半(1968.4 - 1968.9) | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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大魔王シャザーン
※月曜19:30へ移動 |
サイボーグ009
(第1シリーズ) |
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| テレビ朝日系 火曜19時台後半枠 | ||
|
サイボーグ009
(第2シリーズ) |
人気アニメ大行進
(19:00 - 20:00) |
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| テレビ東京系 日曜18時台後半 | ||
|
サイボーグ009
(第3シリーズ) |
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