ニンジャスレイヤー

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ニンジャスレイヤー
ジャンル アクション
小説
著者 ブラッドレー・ボンド
フィリップ・ニンジャ・モーゼズ
イラスト わらいなく
出版社 KADOKAWA エンターブレイン
刊行期間 2012年9月 -
巻数 既刊10巻(2014年7月現在)
テンプレート - ノート
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ポータル 文学

ニンジャスレイヤー』(NINJA SLAYER[1])は、ブラッドレー・ボンド(Bradley Bond)とフィリップ・ニンジャ・モーゼズ(Philip Ninj@ Morzez[2])のアメリカ人コンビによるとされるSF小説。ジャンルは「サイバーパンクニンジャ活劇小説」。

2010年より本兌有、杉ライカをはじめとした有志らが日本語訳をTwitter上に連載している(後述)。

2012年にはエンターブレイン(現KADOKAWAエンターブレインブランドカンパニー)から日本語版書籍の出版がスタートした[3][4]

2014年4月にアニメ化が発表された。

概要[編集]

大筋は妻子を殺された主人公が超能力者として甦る復讐劇であるが、サイバーパンク的な世界観の日本を舞台に、「サラリマン[5]ヤクザ」「ザイバツ」などのステレオタイプな日本観を曲解した奇抜な設定、超能力を有しカラテと呼ばれる神秘的な武道を習得した「ニンジャ」達の戦いを描くアクション小説である。

原語版(英語)が複数の雑誌で不定期に掲載されていた都合上、「第二部の連載中に突如として第三部途中のエピソードが始まる」 など、エピソードごとの時系列がバラバラになっている。後述の書籍版でも各エピソードが翻訳発表順で時系列に沿っておらず、第一章が「前回のあらすじ」で始まっているが、読み進めるのにそれ以上の予備知識は必要としていない[6]

ストーリー面においても、主人公の復讐劇をメインにしつつ、サイバーパンク、ボーイ・ミーツ・ガール、コメディ、伝奇、社会問題など、アクション以外の要素が強かったり、サブキャラクターがメインのエピソードが多く存在しており、全体としては短編集のような構成になっている。

翻訳と書籍[編集]

原作者[編集]

以下の内容は、書籍版公式サイトの著者紹介[7]やTwitter上で公開されたインタビュー企画に基づいている。なお英語版を連載しているサイト(後述)でもほぼ同等の記述となっている[8]

2014年6月現在、二人は公の場に姿を現していないが、架神恭介が2010年12月に来日したブラッドレー・ボンドと食事をしたとブログに投稿している[9]

アニメ化に際し「Anime Expo 2014」で公開されたティザーPVには原作者とされる白人男性二人が出演しているが、ピントがすらされておりはっきりとした人相は確認できない。

ブラッドレー・ボンド(BRADLEY BOND)
 1968年生まれ。ニューヨーク在住。90年代にインターネットを介してモーゼズと知り合い、共作を開始。言語学、歴史、伝統文化への造詣が深く、ニンジャ神話と北欧神話の類似点をいち早く指摘した。
日本の歴史や伝統文化に関する知識が豊富で、ショドーチャドーの嗜みもあり、また日本在住の甥から現代日本の写真や映像が定期的に送付されており、作中におけるリアリティ溢れる日本文化の描写には彼がメインとなって設定に関与している。
フィリップ・ニンジャ・モーゼズ(PHILIP Ninj@ MORZEZ)
1969年生まれ。ロサンゼルス近郊在住。ニンジャの脅威に警鐘を鳴らしつつ、ボンドと共に作品を執筆。
学生時代にコンピュータ工学を学んでいた経験から、作中のサイバーパンク的考察に関しては彼が主導的立場にある。また日本人の命名規則をプログラム化しており、登場人物の一部はこのプログラムによって設定されている。

日本語訳[編集]

2005年頃からMixi上にて有志による「Ninja Slayer Classics」の日本語訳が公開されていたが、2010年に本兌有、杉ライカを中心とした「翻訳チーム」が作者から翻訳権を正式に取得[10]し、Twitter上につぶやく形で同年7月24日に連載を開始した。2014年現在、第3部の連載が行われている。

原語版の特徴としては

  • 敵対的な人物にも「-san(〜さん)」と敬称を付けたり戦闘前にはお辞儀を欠かさない、一般企業での懲罰として当然のように行われるケジメセプク、 戦闘中に特徴的なシャウト(武道で出すような発声)を出したり演武をするなど、曲解された日本文化
  • Wasshoi(ワッショイ)」「Do-mo(どうも)」など、ローマ字表記された日本語スラングや、「Jitsu(術)」「Suriken(手裏剣)」など、片言発音のような表記。
  • 欧米で「ジーザス!」と叫ばれるシーンや「○○キリスト」の熟語を置き換える「ブッダ」など、強調された仏教文化。
  • Chameshi Incident[11]」「Ushimitsu・Hour[12]」「Soumato Recall[13]」など、直訳か機械翻訳したような熟語や、文後に付く「Tatsuji!」「Wazamae!」などの感嘆詞。
  • 人体破壊の例えとして頻繁に使われる「ネギトロ」、多数の死体が並ぶ光景に「まるでツキジ」など、日本文化に絡めた表現。
  • 「ヨイデワ・ナイカ・パッション重点」「エキサイティングは興奮する」など、ブレードランナーに登場した様な日本語混じりの看板。

などが多用されているが、日本語翻訳ではそれらに加え

  • 頻繁に使われる「〜めいて」「〜的アトモスフィア[14]」「実際○○[15]」「奥ゆかしい[16]○○」「しめやかに[17]」という訳
  • ジツ(術)」「スリケン(手裏剣)」や「ウシミツ・アワー」「マルノウチ・スゴイタカイビル」などの原文の表記をそのままにしたカタカナ表記。
  • アメコミ風の「カブーム![18]」や「BLAM![19]」、テレビ番組のSEから機械音まで様々な場面に流用される「キャバァーン!」という、日本では一般的でない効果音の直訳。

など、「忍殺語」と称される独特の翻訳スタイルが話題を呼んだ[20]

翻訳チームの中心人物である本兌有と杉ライカは、2012年のSFセミナーに出演し翻訳時のエピソードを披露している[21]

Twitter連載においては「◆」[22]と記号の組み合わがツイートされ、更新や告知の合図とされている。日本語書籍版では専用の手裏剣型のマークに置き換えられている。

書籍[編集]

2012年にはエンターブレインが日本語版書籍の独占出版権[23]を獲得し、イラストわらいなく[24]を起用した第一部の日本語版が出版された[25][26]。書籍版では既存の翻訳に改訂が加えられており、ネット上にアップロードされている文章とは一部に違いがある。

エンターブレインから出版される翻訳小説としては、2007年に刊行されたスティーブ・ベリーのミステリ以来である[27]

ほんやくチーム[編集]

この作品には有志による「ほんやくチーム」(twitter上での表記)が存在し、使うクライアントにより「Saezuri」を使う「チームA(甲)」と iPhone用クライアント[28]を使う「チームB(乙)」に分かれている。メンバーはSFセミナーに出席した本兌 有[29]と杉 ライカ[30]以外に何名が関わっているのかは不明。

翻訳チームが利用するアカウント「DIEHARDTALES」と同じ名称のネット出版局[31]が2002年前後に存在しており、ニンジャスレイヤーのプロトタイプが掲載されていた。またメンバーの中には杉ライカの名前が確認できる。

翻訳チームの「アナウンスンー」(アナウンス)は、ひらがなを多用したり、カタカナ語を変形させた[32]独特の言葉使いで行われている。また、作品ファンの少年「ボブ」と、彼のファンとして逸脱した行動に対して忠告を与える「エルフのせんし」が登場する話や、作中の登場キャラ「ザ・ヴァーティゴ」にインタビューするという形で作品を解説する「インタビュー・ウィズ・ニンジャ」などのエピソードを投稿するなどの取り組みにより、翻訳チーム自体もフィクション、あるいはメタフィクションに近い存在として描かれている。

Twitterアカウントとファンサイトの運営以外にも、かつては商業展開についての窓口[33]など、事務的な作業も担当していた(現在ではエンターブレインに委託されている)。

また翻訳チームのアカウントでは、オリジナル小説「ブーブス・バンド 〜ロックンロール女囚軍団〜」[34]や「スチーム・パワード」を不定期に連載している。

公式側は一貫して英語原作の実在を主張し原文を公開するなどしているが、原作者や原書に関する情報が極端に少ないため不明瞭な点が多い。

交流と二次創作[編集]

原作者や翻訳チームは活動当初から、Twitterを利用したファンとの交流を積極的に行っており、時系列が曖昧で登場人物が多い本篇のフォローとして、公開済みエピソードの「再放送」や人物紹介の「ニンジャ名鑑」をつぶやく[35]など地道な活動を続けた結果、「ニンジャヘッズ」と呼ばれる熱心なファンの獲得に繋がった。書籍版のイラストを担当したわらいなくも、以前からネット上にイラスト[36]を公開していたファンの一人である。

日本語翻訳テキストを許可なく公開・再配布する行為は、一般的な作品と同じく引用を除き認められていない[37]が、同人誌など二次創作(ファンジン)については、「コンベンション(同人即売会などのイベント)でのニンジャスレイヤーをテーマとした二次創作・ファンジンの販売は、原作出典として当アカウントと国内公式サイトURLを明記して頂ければ自由にやっていただいて大丈夫です。当方への許可取りは特に要りません」としたり[38]、書籍に掲載するイラストの募集についても「わらいなくのデザインに準拠する必要は無い[39]」と明言するなど、ファンの活動に対し寛容な姿勢をとっている[40]

他にもニンジャスレイヤーの同人ゲーム「バリキジャンプ[41][42]」を公開していたネコ忍者コアに公式サイトのミニゲーム[43]制作を依頼したり、有志の作成したまとめwikiにリンクを張るなど、ファンを巻き込んだ活動を継続している。

漫画版[編集]

2014年の時点で3種類の漫画版が発表されている。2013年まではエンターブレイン(KADOKAWA系列)での展開だったが、2014年からは講談社での漫画がスタートするなど出版社を横断した展開がなされている。しかし原則として全編がTwitter上で無償公開されている(サイドストーリーや特典などは除く)。

エピソードごとの独立性が高いことを生かし、各作家が翻訳済みのエピソードから自由に選択しているため、「1部の次に3部が連載される」など、原作と同じく時系列に縛られない連載となっている。

余湖裕輝[編集]

2013年6月27日、コンプティークが2013年7月10日発売号からリニューアルするのに合わせ、余湖裕輝作画、田畑由秋脚本で漫画版の連載がスタートすることが告知された。また同じ漫画がコンプエースにも再度掲載される。これに先立って、2013年6月24日に新設されたアカウントで「マシン・オブ・ヴェンジェンス」の冒頭が公開された。
ストーリーや設定などは原作に準拠しているが、ネームを作成する段階では登場するニンジャの絵が未完成であったため、許可を得て独自デザインにしている[44]が、今後はわらいなくのデザインを漫画向けにリファインするという[45]
当初は「コミカライズ」や「漫画版」と呼ばれていたが、現在では他作家の漫画版と区別するため「無印」と呼ばれている[46]

さおとめあげは[編集]

2013年7月1日には漫画化第2弾として、さおとめあげは作画による「ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ」がpixivコミック内のB's-LOG COMIC 2013 Jul. Vol.6において漫画化された[47]
本兌有と杉ライカが翻訳・監修として参加しており、ストーリーに大きな変更はないが、キャラクターに関しては、わらいなくのデザインをベースにしつつ「グッドルッキングガイズ重点」が謳われているなど、大幅にリファインした男性キャラ達の関係描写や、フジキド以外のキャラ視点によるストーリー補完に重点が置かれている。
略称は「グラキラ」。

関根光太郎[編集]

2014年1月22日には漫画化第3弾として、月刊少年シリウスニコニコ静画で展開しているWeb雑誌「水曜日のシリウス」において、関根光太郎の作画による「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」の連載が開始された。第2と第4水曜日に更新する隔週連載。
特撮や少年漫画的なアクションとわかりやすさを重視し、先行する二作品とは違いストーリーや設定の一部が整理されている。
略称は「キルズ」。

あらすじ[編集]

IRCネットワークが世界を網羅し、サイバネティックス技術が普遍化した近未来。鎖国体制下にある日本は、影から暗黒メガコーポと称される巨大企業によって操られ、首都である巨大人工島ネオサイタマの治安は悪化、そして時を越えて蘇った半神的存在ニンジャ達が暗躍を繰り返し、まさに古事記に予言されたマッポーの世を迎えていた。

平凡なサラリマンであったフジキド・ケンジは、ニンジャ同士の抗争に巻き込まれて妻子を殺されてしまう。しかし瀕死の重傷を負った彼に、全てのニンジャへの憎悪を燃やすナラク・ニンジャのソウルが憑依。フジキドは赤黒い装束を纏い、「忍」「殺」の二文字と共に復活する。

ニンジャを殺すもの、ニンジャスレイヤーとして。

第一部 ネオサイタマ炎上[編集]

原題は「Neo-Saitama in flames」

  • ニンジャスレイヤーとなったフジキドは、ニンジャとしての師となったゲンドーソーと、その孫娘ユカノの危機を救うべく、ジャーナリストを名乗るコーカソイド女性、ナンシー・リーと共闘する。そしてソウカイヤ壊滅とニンジャ抹殺を目的に、組織に所属するニンジャを次々と抹殺していく。
  • やがてソウカイヤ首魁ラオモト・カンの「ネオサイタマ知事となって表裏から都市を支配する」計画を掴んだニンジャスレイヤー。しかし焦りから敗北を喫し、ナンシーが攫われてしまう。彼女を救出してラオモトを殺すため、ニンジャスレイヤーは単身、ソウカイヤ本拠地である超高層ビル・トコロザワピラーへと走る。

第二部 キョート殺伐都市[編集]

原題は「Kyoto: Hell on earth」

  • ソウカイヤの壊滅直後、ネオサイタマをザイバツ・シャドーギルドが襲撃する。妻子を奪った抗争はソウカイヤとザイバツによるものだと知ったフジキドは、ザイバツの本拠地キョート・リバプリックへと向かい、ナンシーから紹介された探偵タカギ・ガンドーと共にザイバツとの戦いを開始する。
  • 紆余曲折の末、古の三種の神器を揃えたザイバツ首領、ロード・オブ・ザイバツの手により古代遺跡キョート城が浮上し、モータル生命の無差別吸収が始まる。さらにはオムラ社の決戦兵器襲来、アンダーガイオン市民の暴動、デスドレインの虐殺、ダークニンジャの謀反が重なり、キョートは生き地獄へと転じた。ロードの首を狙い、戦いの中で知遇を得た仲間と共にニンジャスレイヤーはキョート城へと挑む。

第三部 不滅のニンジャソウル[編集]

原題は「Ninjaslayer Never Dies」

  • ソウカイヤ、ザイバツ、ダークニンジャと仇敵を討ち果たし、生きる目的を見失っていたフジキド。無為に日々を過ごしていた彼は、やがて「ニンジャを殺す暗黒非合法探偵」として再起し、ネオサイタマを支配する新たな組織、アマクダリ・セクトとの戦いに身を投じることになる。
  • か細い情報の糸を手繰り寄せ、ついにアマクダリの最高幹部集団である「12人」の全容を把握するに至ったニンジャスレイヤー。一転して攻勢に転じたニンジャスレイヤーの殺戮の嵐がネオサイタマに吹き荒れ、一人、また一人と「12人」は殺害されていく。「アマクダリの最も長い日」が始まったのだ。

[編集]

本篇の他にもスピンオフなどを集めた短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」が存在する。

用語[編集]

場所[編集]

日本
本作での日本は、衛星から地上が撮影できないほどの大気汚染により昼でも薄暗く、汚染された重金属混じりの酸性雨が降り注ぐなど、環境汚染が深刻化している。また 磁気嵐による航空機への影響と、海に生息する殺人マグロのためほぼ鎖国状態となっており、外国との往来は磁気対策が施されたガイオンの空港など一部に限られている[48]。社会面ではカチグミとマケグミの経済格差が激しく、二極化が進んでいる。
本作での日本の歴史は現実の日本史とは様相を異にする。まず太古の暗黒の時代に、最初のニンジャであるカツ・ワンソーと、彼の支配に反旗を翻したハトリ・ニンジャらによるニンジャ大戦が起こり、その後ニンジャが支配する平安時代(Heian Era)が続く。平安時代の末期にエド・トクガワをはじめとするウォーロードらがニンジャの支配に対して江戸戦争を起こし、ニンジャたちはやがてキンカク・テンプルハラキリ・リチュアルをして世を去りニンジャ・ソウルと化し、江戸戦争が終わって江戸時代が始まる、となっている。
その後化石燃料の枯渇に先立ち、Y2Kに伴うIPアドレスの枯渇問題が発生。違法プロキシサーバー基地を巡り、暗黒メガコーポ群主導による論理物理両面での『電子戦争』が世界規模で勃発した。この結果、宇宙開発計画は中断。EMP障害や環境汚染、磁気嵐と汚染から生まれた殺人マグロにより、日本は物理的・電子的鎖国状態となった。
ネオサイタマ
東京湾を埋め立てた人工島に建設された巨大都市で、作中では日本の首都。他の地域よりも酸性雨が強く、強盗や殺人も日常茶飯事であるなど、治安や住環境は非常に悪い。
暗黒メガコーポとヤクザに牛耳られ、第一部ではソウカイ・シンジケートが裏から政財界を支配している。
主に第一部と第三部の舞台となる。
中国地方
ネオサイタマの北にある無人の地域で、メガロ・ハイウェイによって結ばれている。
かつては工業区として整備されたがプロジェクトが失敗したことで過疎化、50%は重金属酸性雨への耐性を持つ植物で形成された「タマチャン・ジャングル」に覆われている。都市部に比べると酸性雨は少ないという。
ゲンドーソーの「ドラゴン・ドージョー」もここにある。
セキバハラ
キョートとネオサイタマの国境に位置する乾燥した荒野。落武者の霊が出るという噂がある古戦場で、武装強盗団も寄りつかない。
キョート・リパブリック
ネオサイタマとは荒野を隔てた土地にある、日本から独立した都市国家。キョート独立国とも呼ばれる。首都の「ガイオン」は、現実の京都のイメージに近い観光地としての地上都市(アッパー・ガイオン)と、虐げられる多数の労働者が生活する多層地下都市(アンダー・ガイオン)という二面性を持つ。
ザイバツによって牛耳られており、主に第二部の舞台となる。
岡山県
キョート近辺にあるカッパドキアを思わせる高地。昔から政治犯や異端とされた宗教者が隠れ住んでいる。
ドサンコ・ウェイストランド
広大な雪原の土地。
住人は五角形の隔壁で形成されたコロニー内部に居住している。
長期間雪に閉ざされているため他地域との交流が少なく、「メガデモ」などの独自文化が発展している。
オキナワ水没都市
温暖なリゾート地とされる。 交通手段はキョートからの空路。
メキシコ
詳細な位置関係は不明だが、ニンジャが泳いで渡れる距離にある。
ロシア
詳細な位置関係は不明だが、薬物の取引に際しロシアとの為替が言及されている。またロシア出身のニンジャ「サボター」が登場するエピソードもある。

組織[編集]

ソウカイ・シンジケート
ネオサイタマに本拠地を置く、ラオモト・カンを首領とした暗黒経済組織。カンがCEOを務める「ネコソギ・ファンド」社を隠れ蓑にして日本経済を操作している。
威力部門としてソウカイ・シックスゲイツや多数のニンジャを従えており、暗黒メガコーポ群や他のヤクザとの繋がりも厚いが、実質的にラオモト・カンのワンマン組織である。
ニンジャであっても利用価値がないと判断すれば捨て駒にし、一部は「ヨクバリ計画」やINWで実験台として利用されている。
組織は二本のカタナをクロスし「キリステ」と刻印されたエンブレムを掲げ、メンバーはエンブレムの入ったバッジを身につけている。
ザイバツ・シャドーギルド
ソウカイヤと対立する西のニンジャ組織であり、キョートに本拠を置く。漢字表記は「罪罰影業組合」。ニンジャを絶対的な強者として、全ての人間を支配する格差社会の構築が最終目標であり、それ故に下級ニンジャと言えど非常に尊いものとして扱っている。そのため、イモータル・ニンジャ・ワークショップのようなニンジャを実験材料と見なす者を嫌う。
指導者であるロード・オブ・ザイバツに忠誠を誓うニンジャ達で構成されており、その数や質はソウカイヤと比べても圧倒的である。組織内では明確に位階が分けられており、戦力や知力だけでなくワビチャの作法にも長けた幹部級の「グランドマスター」、ザイバツ・シテンノも所属する上級ニンジャの「マスター」、大勢のニンジャが所属する下級ニンジャの「アデプト」、新人ニンジャが所属し、マスターなどの下で学ぶ「アプレンティス」がある。一方で内部では様々に派閥争いが起こっており、組織としてのフットワークは非常に重い。ワンマンゆえの行動力を持つソウカイヤに対しては、ラオモト・カンが健在である限り迂闊に手出しできないと考え、相互不可侵協定を結んでいる。
アマクダリ・セクト
元ソウカイヤ所属ニンジャを中心に、ネコソギ・ファンドを母体として結成されたニンジャ組織。漢字表記は「天下網」。首領はラオモト・カンの嫡子であるラオモト・チバだが、チバの参謀であるアガメムノンが事実上の指揮官として君臨している。
ワンマンであったソウカイヤの欠点を省みて、「アマクダリ・アクシス」と呼ばれる少数精鋭の幹部級ニンジャに、テリトリーごとに別れた複数の下部組織を運営させるという形をとっている。そのため、組織としての全容はチバにさえわからず、全てを把握しているのはアガメムノンただ一人である。
こうした組織構造上、広い領域を支配下におき、一部・二部においてニンジャスレイヤーの行った「下から順番にニンジャを抹殺して情報を辿り、最終的にトップにたどり着く」という戦術も通用しない。しかし、身内での派閥争いこそほぼ無い(旧ソウカイヤ組と新規参入組の確執が多少ある程度)ものの、全体的にはあまり統制がとれておらず、手柄争いによる抜け駆けなども起きている。
イモータル・ニンジャ・ワークショップ(INW)
ニンジャソウルを人為的に憑依させる「イモータルニンジャ計画」のために、リー・アラキが設立した研究組織。
憑依させるための装置も「イモータル・ニンジャ・ワークショップ(INW)」と称される。
ヨロシサン製薬や資金源だったソウカイ・シンジケートだけでなくアマクダリ・セクトなどとも関係があるが、ニンジャを実験台にするため、ザイバツからは嫌われている。
サヴァイヴァー・ドージョー
ヨロシサン製薬の研究員フォレスト・サワタリがニンジャソウルに憑依され、開発に携わったバイオニンジャと共に脱走し結成した組織。
ネオサイタマ周辺のジャングルに潜伏しつつ、バイオニンジャの生体維持に欠かせないバイオインゴット調達のため工場を襲撃している。
イッキ・ウチコワシ
反企業闘争を繰り広げる赤色テログループ。鎌と槌のマークに赤色がシンボル。
伝説的な英雄であるバスター・テツオに率いられた暴力集団であり、複数の組織と共闘したりデモの支援などを行いながら、資本階級に対する自由革命闘争を繰り広げている。
構成員は新左翼用語によるアジテートや、タオルで口元をかくしヘルメットをかぶるなど、日本の学生運動に類似した要素が散見される。
パチンコ球を武器とする「フリックショット(Flickshot)」などのニンジャも多数所属している。
オムラ・インダストリ
代表的な暗黒メガコーポのひとつ。巨大なハイテク関連企業であり社員はカチグミだという[49]。社章は雷神を意匠化したもの。漫画版(無印)では社歌も公開された。
オムラ一族による同族経営組織で、幹部や重役には自分のクローンを配置している。後述されるモーターシリーズのような戦闘兵器群の実戦テストを貧民街で行うなど、マケグミに対する非道な行いも数多い。
社長であるモーティマーの掲げたリスクを省みず巨大で強力な兵器を開発する経営方針「モーター理念」は、社内外からの強い反発を招き、人材の流出によるライバル企業の台頭や業績悪化の原因となった。
作中には製品である各種武器が多数登場し、オムラ専属ニンジャには自社技術で身体改造した者も多い。
オナタカミ社
オムラの提携企業だったが、赤字埋め合わせのため不採算物件を押しつけられるなどの不当な行為に憤慨し、イッキ・ウチコワシに協力を申し出る。
またモーティマーの方針に不満を持ったエンジニアをヘッドハンティングし、ドラグーンなどの製品を開発した。
ヨロシサン製薬
代表的な暗黒メガコーポのひとつ。創業は江戸37年の老舗製薬会社で、キャッチコピーは「ビョウキ、トシヨリ、ヨロシサン」。エピソードによっては表記が「ヨロシ=サン」となっている。
表向きは普通の製薬会社だが、その実態は「バリキドリンク」などの麻薬成分を含む飲料の販売、クローンヤクザなどの生物兵器の製造などの非合法活動によって、日本政府やソウカイヤ、ザイバツといった各組織とも繋がりを持つ組織である。
ネオサイタマ市警
ネオサイタマの治安を維持する警察機構。通称はマッポであり、これが警察組織や警察官に対する呼称にもなっている。
基本的に人間であるためニンジャには対抗できないが、戦闘・捜査に長けたデッカーやケンドー機動隊などの精鋭部隊と戦術次第ではサンシタのニンジャとも戦える。
ニンジャが事件に関わる場合は無視を決め込むなど、基本的にニンジャに対して及び腰だったが、ニンジャ関連の事件が増え始めた三部では対ニンジャ部隊である49課が設立されるなど、キョート警察機構(ケビーシ・ガード)に比べるとニンジャへの対応力が強い。
ニチョーム自治会
ネオサイタマの歓楽街「ネオカブキチョ」でマイノリティが集まる「ニチョーム・ストリート」の自治会組織。
ザクロの折衝によってソウカイヤなとと不可侵条約を結んでいる。
ボンジャン・テンプル
キョート郊外の山中にあるバトルテンプル。多くのボンズがカラテの修行を積んでいる。
「ボンジャン・シンイチ」により建設されたという。
ドウグ社
ネオサイタマの「オオヌギ・ジャンク・クラスターヤード」にある、江戸時代から続く老舗の製作所。モットーは「人の手足な[50]」。第一部の時点ではサブロ老人が一人で経営している。
「巻き上げ機構付きフックロープ」や「マキビシ」などの武器を制作しているが、本来は義肢の制作が源流だという。
ガンドー探偵事務所
ガンドーがキョートで開いている探偵事務所。元はガンドーの師匠であるクルゼ・ケンの事務所だった。シンボルマークは龕灯カラス
ドラゴン・ドージョー
中国地方でゲンドーソーが開いていた道場。侵入者対策として多数のトラップが仕掛けられている。
襲撃で十人の弟子全員が死亡したが、それ以前にサラマンダーやアンサラーなど複数の出身者が存在する。
サークルシマナガシ
フィルギアが立ち上げた反アマクダリを掲げるニンジャによる暴走族
ネオサイタマの市街地の廃ビルなどに潜伏し、アマクダリに対して散発的な攻勢をかけている。
スガモ重犯罪刑務所
ネオサイタマを流れるタマ・リバーの中州にはる巨大な監獄島。
島全体が刑務所になっており、重犯罪者が収監されている。

ニンジャ[編集]

ニンジャ
ニンジャとは、様々なカラテ(後述)とジツ(後述)を操り、人智を超えた驚異的な戦闘能力を得た者を指す。平安時代の日本を暴力と恐怖によって支配した半神のごとき存在であるが、現代では伝説にしか出てこない架空の存在とみなされている。
ニンジャには、古代や平安時代のように、修行の末に自力でニンジャになったリアルニンジャ(後述)と、平安時代より前から存在した「神話級ニンジャ」、そして「ニンジャソウル(後述)」に憑依され超人的な能力を得た人間の3種類がある。現代のニンジャはほとんどがソウル憑依者である。女性のニンジャであっても、くノ一ではなく「女のニンジャ」と表記される。
憑依直後から筋力の増強など身体の変化が起こり、個人差はあるが最低でもバックフリップやメイアルーア・ジ・コンパッソ(カポエイラの技)を軽々こなす身体能力、既に発射された銃弾を回避する程の反射神経、拳銃弾が数発当たった程度では死なない耐久力を獲得する。ニンジャ特有の超人的な能力は「ニンジャ握力」「ニンジャ視力」など「ニンジャ○○」と表現される。また憑依直後に自ら、あるいはソウルや第三者によって新たに「ニンジャネーム」を名付けられる事が多い。一方、ソウル憑依者の多くは、自分の能力が大幅に拡張された結果人格が豹変し、略奪や殺害を平然と行う邪悪な存在へと変わってしまう。
超人的な身体能力を有するが、回復力を上回る強力な重火器や回避できない量の飽和攻撃、耐性のない薬物には敗北してしまうなど、無敵の存在ではない。
顔を金属製のメンポ(面頬)で覆い、忍装束を纏うのが基本的なスタイルであるが、ハイテク装備を身につける者もいる。
平安時代のニンジャは主にクランと呼ばれる集団に属し、名無しのゲニンであるレッサー・ニンジャ(Lesser Ninja)、それを束ねるグレーター・ニンジャ(Greater Ninja)、厳しい修行などにより名を持つことを許されたアーチ・ニンジャ(Arch Ninja)の3つの階級に分けられていた。現代ではほとんどが企業などに所属しているか、フリーランスとして契約しているのが普通であり、所属先のないニンジャは少ない。
ニンジャは平安時代と呼ばれる時期に日本社会を影から思うままに支配し一般人を平然と虐げる存在であった。ハラキリ・リチュアルによって歴史から姿を消して以降、その存在は徹底した隠蔽と改竄により、物語開始時点ではフィクション上の存在として扱われるほどになっているが、その恐怖は今も日本人の心の奥底に残っているとされる。ただしあくまでもフィクション上の存在としては人気のあるモチーフであり、子供向けの玩具などに用いられることもある。
作中では古代エジプトなど世界各地にもニンジャがいたことが示唆されている。ニンジャは栄えている文明に忍び込み、カラテやジツによって社会を乗っ取り支配する存在で、いわば世界史を裏側から動かしてきた力である。こうしたニンジャ真実は徹底的に隠蔽されているが、ニンジャクランの抗争の歴史を暗喩的に表現した民話や神話も世界中に存在する。
ニンジャソウル
平安時代に生きたニンジャ達が、何らかの原因により集団で死を選び、魂と化した(アセンション)状態。現代に出現したニンジャソウルが、人間に憑依(ディセンション)する事でその者をニンジャへと変える。
憑依後に自我を保つニンジャソウルはごくわずかであり、最初のインストラクションを終えた後は自我を失う場合がほとんどである。
憑依には何らかの選定基準があるのか、無差別なのかは不明。しかし、瀕死の老人にニンジャが憑依し、結局死亡してしまうなどの事例も起きているため、後者の説が有力である。分かっている事は「ニンジャソウルは同性にしか憑依しない」ということであり、現代の憑依者に男性が多いのはこの為である。またニンジャソウルが憑依すれば、人間だけでなく犬や猿、あまつさえ死体であってもニンジャになれる。
基本的にレッサーよりもグレーター、グレーターよりもアーチ・ニンジャのソウル憑依者の方が強い力を持つとされるが、カラテの練磨や戦闘経験の多寡など憑依された本人の資質にも影響されるため、絶対的な基準ではない。その場のソウルの残量はヨロシサンのニンジャソウル測定器によって数値化できる(単位はカラテ)。
憑依者が死ぬ際は、「サヨナラ!」(Sayonara!)のアイサツと共に体内に宿るニンジャソウルのパワーが暴走し、肉体を爆発四散[51]せしめて最期を迎える(ただし徐々に消耗した場合は爆発しないこともある)。憑依者を失ったニンジャソウルがどうなるのかは不明である。
リアルニンジャ
厳しい修行の末に自力でニンジャになった者。平安時代は全てリアルニンジャだったが、修行のプロセスが半ば失伝しているため現代では稀少な存在である。
作中には複数人が登場するが、ドラゴン・ゲンドーソーが「最後にリアルニンジャになった者」とされる。
リアルニンジャのニンジャネームは、「ドラゴン・ニンジャ」「シ・ニンジャ」など「○○・ニンジャ」という表記である。
ニンジャアニマル
動物のニンジャ。人間と同等の知性を持ち会話も可能であるが、その声はニンジャにしか聞き取れない。
平安時代には忍犬のような動物を使うクランもおり、中には主人と修行を続けた結果「リアルニンジャアニマル」になった例もあるという。
作中には犬の「ストライダー」と猿の「マンモンキー」などが登場している。
カツ・ワンソー
世界最古のニンジャで、暗殺拳「チャドー」の開祖。
伝説のハトリ・ニンジャとニンジャ六騎士のムーホンによって討たれたとされる。
アイサツ
ニンジャ同士が出会った時は、まず互いに「ドーモ、〇〇(相手の名前)=サン[52]。××(自分の名前)です」と言ってオジギを交わす一連の行動「アイサツ」を行う。
アイサツは欠かすことの出来ない礼儀であると同時に相手を威圧する役目をも果たす。これは攻防の手を止めて隙を晒すことも厭わず「相手のために」名乗る行動なので、アイサツをしないことや、アイサツ中の攻撃は「スゴイ・シツレイ」なことであるとされる。ただしアイサツ前に一度だけアンブッシュを仕掛けることが許されており、その結果相手が死亡しても、それはアイサツをするだけの力量も無かったということになる。
アイサツに慣れていないニンジャはオジギからの復帰に時間がかかり、その隙を突いて一撃で倒されたり、ニンジャでないためアイサツ中に攻撃をしかける者もいる。
ハイク
対決に敗北したニンジャは、死ぬ寸前に辞世の句のごとくハイクを詠む慣わしがある。ニンジャ同士の戦いが決着する際に、勝っている側が負けている側にかける言葉「ハイクを詠め」はここから来ており「お前の負けだ、潔く覚悟を決めろ」というような意味がある。ただし、ハイクを詠む暇もなく死ぬニンジャも数多く、詠んだとしても実際の俳句のルール(五・七・五の定形に揃えて季語を入れる)が守られることはあまりなく、自分の心情やこの世への未練、相手への恨み言などを連ねたものが多い。
ジツ(Jitsu)
いわゆる忍術だが、ニンジャソウルの超能力であるため、実質的には忍法に近いが、作中においては「ニンポ(忍法)はマンガやアニメに出てくる荒唐無稽なもので、ジツとは全く異なる」と説明されている。
体を硬質化させる「ムテキ・アティチュード[53]」や炎を発生させる「カトン・ジツ」などがあり、使い手によって様々な変種が存在する
ユニーク・ジツ(Unique Jitsu)
ニンジャソウルがもつ固有のジツ。「カラテミサイル」や「ポータル・ジツ」など、通常のジツを超える特殊な効果を発揮する。
ニンジャソウル固有の能力であるが、コロスニンジャ・クランの「キリングフィールド・ジツ」やトカゲ・ニンジャクランの「ドク・ジツ」など、クランごとに効果は類似している。
ユニーク・ジツを持たないニンジャソウルも多い。
カラテ
格闘技のみならず武術全般と、その力量を示す単語。鍛錬の度合いなども含まれ、幅広い意味合いを持つ。
本作においてはジュー・ジツコッポ・ドーイアイドーパンキドー[54]ピストル・カラテなどもカラテと称される。
その他、武器に「カラテをこめる」、ジツを行使する際に「血中カラテ」が必要になるなど、一種のマジックポイントとしても用いられる。
作品のテーマの一つとして「ノー・カラテ、ノー・ニンジャ」が掲げられているため、如何に強力なジツであっても、研ぎ澄まされたカラテの前には敗れることが多い。
ニンジャソウル測定器でソウルを数値化した際の単位でもある。
ジュー・ジツ
ニンジャスレイヤーが基本とする戦闘スタイルで、「ジュー・ジツを構える」という表現が頻繁に登場する。
「アラバマオトシ」などの投げ技や「サマーソルトキック」などの打撃技がある。
古代ローマカラテ
「古代ローマカラテ文明」を築いたカラテ流派の一つだが、ニンジャ大戦によって滅亡した。
ニンジャの基本動作であるブリッジによる攻撃回避の源流であり、作中でも複数の使い手が登場するが、いずれも技を見せる前に死ぬか、技の描写がなく結果だけが記述されているため詳細は不明。
スリケン(Suriken)
ニンジャが投げる飛び道具で、手裏剣のことを指す。ソウルの力により生成されるため基本的に弾切れはない。
形状もニンジャによって千差万別で、クナイ・ダートや卍型のアフリカ式投げナイフ、ニンジャソウルで強化した折り紙を使う者もいる。
チャドー
カツ・ワンソーを開祖とする暗殺拳。現代ではゲンドーソーが継承しており、フジキドは彼に助けられたことで後継者となった。
「タツマキケン」「アラシノケン」などの強力な攻撃技と「ウケミ[55]」による防御の他、独特の呼吸法によってカラテの威力を上昇させたり、回復速度の向上や解毒も可能。精神鍛錬のために茶の湯と坐禅が用いられており、その部分は独立した趣味・嗜好として嗜まれている。そのため、暗殺拳としての側面を知らない一般人にとっては、茶の作法として受け止められている。継承者ではないラオモトも似た呼吸法が使える。
フーリンカザン
ニンジャの戦闘において重要な考え。周囲の環境を利用したり、敵のジツやワザを逆に利用して優位に立つなど、現実の風林火山と類似した意味をもつ。
ゲンドーソーによると、「ニンジャとは地水火風の精霊と常にコネクトし操る存在で、これをフーリンカザンと称する」という。
聖なる三種の神器
一般に知られるというのは嘘で、真の神器はヌンチャク、メンポ、ブレーサーである。
カツ・ワンソーの遺骨が埋め込まれており、特殊な効果を発揮する。
モータル
ニンジャではない普通の人間のこと。
身体的にはニンジャに劣るが、タカギ・ガンドーやヤクザ天狗などのように、技量や戦法によって互角に戦える者もいる。
ニンジャ・リアリティショック(NRS)
ニンジャは一般的には実在しないとされている一方、その恐怖は日本人の精神に今なお根付いており、モータルが遭遇した場合「アイエエエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」と悲鳴をあげ、ニンジャ・リアリティショックNinja RealityShock)と呼ばれる恐慌状態に陥る。
モータルであっても精神的に強かったり、想像力の乏しい者はNRSに陥らない。

武器・兵器[編集]

巻き上げ機構付き鉤ロープ
フジキドがドウグ社から購入した鉤つきロープ。金具には焼き色のグラデーションがある。
ニンジャでも破壊できない強度があるため、侵入だけでなく戦闘にも利用している。
マキビシ
ドウグ社製の撒菱。作中では非人道兵器とされ、江戸時代には禁止されていたという。
スリケンとは違い使い切ってしまうとドウグ社から購入する必要がある。
テッコ
戦闘用の義手。
シガキが与えられた旧式から、ブラックヘイズが「年収の半分」と発言した高機能型など、複数のモデルが存在する。
モーターシリーズ
オムラ・インダストリ製の戦闘用のロボット・ニンジャ。
マッポの人員削減や軍事需要を見込んだラオモトの命令によって開発されたが、AIが未熟なため敵味方識別精度が低く、味方はおろか一般市民の被害さえ顧みない無慈悲さが問題となっている。
モーターヤブ、モーターヤブ改善、モーターヤブ再び改善、モータードクロ、モーターカニ、モーターナガサマ、など、多数のバリエーションが登場する。
モーターチビ
モーターの名を冠しているが、主に通信の中継や映像記録に使われ、攻撃能力はない。
握り拳ほどの大きさの正十二面体でAIによる自律制御で飛行する。
処理中には「ヌンヌンヌンヌン」という声を出す。
モーターツヨシ
モーティマーが起死回生の切り札として投入した超大型パワードスーツ。装着者とは脊髄で直結されている。
ジェットパックによる機動力、電磁バリアよる防御力、「アンタイ・ニンジャ・アサルトキャノン」をはじめとした強力な火器により、ドラゴンベインやフジキドを同時に圧倒する戦闘力をもつ。またロケットによる飛行システム「モーター・アブナイ・アットー・アグリゲイトシステム(MAAA)」によって、長距離の侵攻も可能。
強力な兵器ではあるが、並のニンジャでは耐えられない重量のため、装備できるのはネブカドネザルのみである。またジツではなく兵器であるため燃料や弾薬の補給を必要とする。
ドラグーン
オナタカミ社が開発したロボットニンジャ。走行時はオートバイだが、戦闘時には人型に変形する。
制御にはクローンヤクザの脳を利用しているため、モーターシリーズで問題だった敵味方識別精度を向上させた他、各機の情報を共有することで高度な連係攻撃を可能としている。

テクノロジー[編集]

クローンヤクザ[56]
声 - 玄田哲章
ヨロシサン製薬によって開発されたヤクザのような風貌のクローン人間。作中では戦闘員や警備員として各組織に利用されている。
かつて単独で内閣総理大臣を暗殺したというレジェンド・ヤクザ、ドゴジマ・ゼイモンの遺伝子を利用して作られた。
クローンであるため外見は没個性的で、出荷前に洗脳処理が施されているため命令に忠実に従うが、自我は存在しており、勤務時間の合間には将棋をしたり、愚痴を零したりもする。
幾度かバージョンアップが行われており、クローン・マッポとしてネオサイタマ市警に導入する計画も存在した。スポーツ選手や研究員など顧客の用途に応じてカスタムされた個体も存在している。
主にドス・ダガーチャカ・ガンを始めとした銃火器類で装備しており、一般人にとっては統制力や死を恐れない行動力が脅威となるが、ニンジャにとっては一撃で倒せる雑魚でしかない。また運用期間(寿命)は三年ほどで、それを過ぎると免疫能力が低下してしまう。
時系列が掴みにくい本作であるが、言及される型番(Y-10、Y-11など)からエピソードの大まかな順番が推測できる。
バイオ・スモトリ
ヨロシサン製薬のクローン技術で量産された、スモトリ型の生物兵器。知性が低く、巨体を活かしての突進などが主な攻撃手段。
マザーと呼ばれる母体から量産されることが示唆されているが、オムラ社と共同設置されたプラントが爆発事故を起こした後は、野生化した個体が郊外や廃墟をうろついている。
オイランドロイド
オイラン(作中における娼婦の総称)を模したガイノイド。バーコードが首の後ろにあったり、一部の部品が見えていることもあるが、非常に可愛らしい姿。
受付嬢やメイドだけではなくセクサロイドとして使う風俗文化も定着しており、自宅に複数体を侍らせる者もいる。
値段によって性能は様々であるが、上位機種はほぼ人間と変わらない動作や反応を行うため、贈物品とされることもある。一部医療保険が適用される物もある。
LAN
劇中ではネットワーク系のハードウェア全般や、BMI技術を指す言葉として使われる。
LAN端子や無線LAN機器を体内にインプラントし、ネットに接続したり機器制御が行える「LAN直結者」も多く登場するが、多くは違法な手術であるという。
UNIXデッキ[57]
この世界でのコンピュータの総称。作中ではUNIXが普及しており、機器制御やフジキドが自宅に設置したサーバにもUNIXが使われている。パンチシートへの印刷も多く使われている。
起動音は「パワリオワー
サイバーサングラス
UNIX端末が内蔵されたサングラス型のウェアラブルコンピュータ
IRCへの接続と拡張現実の他、前面に文字を表示する機能もありコミュニケーションにも利用される。
多くの人物利用しているが、料金プランによっては建物の壁などに広告が表示される。
IRCネットワーク
インターネットのような全世界規模の情報通信ネットワーク。
本作におけるクラッキングは特定のコマンドを打ち合う形で表現されており、もっぱらタイピング速度が重視される。そのため超人的ニンジャ身体能力を持つニンジャのタイピング速度は圧倒的で、モータルが対抗する事は難しく、ネットワーク越しに殺害される事もある。
コトダマ空間
優秀なハッカーが知覚できる一種のサイバースペース。最初にログインした者のイメージが可視化される。
頭上には黄金の立方体が常に浮遊している。
アイアンオトメ
ヘルヒキャク社製の大型バイク。排気量は1200cc。漢字表記は「大人女」。
当初はウォーロック[58]が所有していたが、フジキドが奪って乗り続けている。
排気量を1330ccにするなど、シリーズを通して多数の改造を施している。非常に高度な人工知能を搭載しており、ある程度の自律行動も可能。

文化[編集]

経済
通貨単位で、物価は現実の日本(2000年代前半)に近い。
作中では電子マネーやオンライン決済が一般的であり、実体のある貨幣で支払う場面は少ない。
電子マネーにはクレジットタイプの素子や定額トークンなどがある。
古事記(Kojiki)
本作における古事記は実在する文章とは大きく異なり、ニンジャとしての作法や、黙示録のように予言的な内容まで含まれており、重要な存在として扱われる。
ニンジャ同士のアイサツも、古事記に書かれているためと説明されている他、登場人物や地の文が「○○と古事記にも書いてある」など引用することもある。
ヤクザ
作中に登場する非合法組織とその構成員。
「組」に相当する「クラン」の形成、企業舎弟や用心棒行為によるミカジメ・フィー[59]の徴収、麻薬の製造・取引、売春への関与など、現実のヤクザと同じ活動以外にも、遺跡調査の身辺警護など傭兵に近い行為を請け負う者もいる。
なお作中の表記は「ヤクザ」に統一されており「暴力団」という語は登場しない。
クローンヤクザの台頭による経営合理化が進んでおり、多くのクランは経営者のリアルヤクザ(人間のヤクザ)とクローンヤクザで構成されている。しかしクローンヤクザの導入を拒みあくまで生身に拘る者も僅かに残っている。
モータルからは恐れられる存在ではあるが、ニンジャから見ればただの人間に過ぎず、ただ蹂躙されるだけの存在である。一方でモータルの搾取、オヤブンを頂点にグレーターがレッサーを束ねるクラン構造、ヤクザのミーミーを伝えるなどニンジャに類似した要素を併せ持つ。
レッサーから上に上がるには「ソンケイ」と呼ばれる精神的な要素の蓄積が不可欠であり、高いソンケイを有するオヤブンの中は人間でありながらニンジャを従える者すらいる。
クランの名称は「デッドフェニックス・クラン」「サムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクラン」など「英語・(ヤクザ)クラン」となっている。
オスモウ
合成食品チャンコ072によって肥大化したスモトリが、ドヒョウ・リングで行う格闘技。上から鎖で吊された武器を奪い合い、得た武器を相手に対して使うなど、現実の相撲とはかけ離れた殺人ショーである。ごく一握りのスモトリだけが「リキシ」と呼ばれる上級リーグに出場できるが、それ以外のスモトリは、人造生物であるバイオスモトリの登場で解雇されるなど生活は苦しい。
劇中ではスモトリ崩れのヤクザや肉体労働者や、元スモトリのラッパー「2COOLリリック」などが登場している。
ネコネコカワイイ
高度な人工知能を搭載したオイランドロイドによるアイドルデュオ。
容姿や声を流行にあわせて改造する事が可能なため、登場から間をおかずに爆発的な人気を獲得した。
彼女たちの登場で人間のアイドルに対する需要が少なくなったため、多くの少女は夢を諦め、オイラン養成学校に行く事を余儀なくされたという。
ライブの度に死傷者を出すほど暴れる親衛隊「NERDZ」が存在する。
ZBR
ヨロシサン製薬が製造する覚醒剤。劇中では快楽目的や鎮痛剤としてだけでなく、自決用らしき濃縮剤を携行する者もいる。
アンプルからの静脈注射が多いが、錠剤やカプセル、タバコの様に吸引するタイプの他、カクテルに混ぜることもある。腕を切断された痛みを消すほど強力だが、副作用や依存性も強く、緊急の痛み止めとして大量に投与し痙攣を起こす者、依存症に陥っている者が複数登場する。
薬の効果が効いているときは「遥かに良い」と表現される。
原語版やTwitterでの連載では「ズバリ・アドレナリン/Zubari Adrenaline」の表記だったが、中央薬品が類似した名称の鎮痛剤[60]を販売しているためか、書籍販売以降は「ZBR」に変更されている。
他にも「シンピテキ」や「シャカリキ・タブレット」などの薬物が存在し、作中ではどれも簡単に手に入る。
スシ
劇中でのスシは、魚粉末と調味料のペーストをネタとする大量生産された食品であり、登場人物がよく口にしている。
基本的には「スシ・バー」と呼ばれる店舗で提供され、回転寿司に近い有人店の「回転スシ・バー」や、人と顔を合わせずに食事が出来る「無人スシ・バー」など、店側もニーズに合わせて細分化されている。
現実の寿司に近いものは「オーガニック・スシ」と呼ばれ、ラオモトなどの富裕層しか口にできない。
非常にエネルギー効率のいい食料であるとされ、ニンジャの持つニンジャ回復力を最大限に高める効果を持つため、しばしばニンジャスレイヤーは連戦中やその合間にスシを確保し食べる事がある。
ネタは卵やマグロの他、ナチョ・スシのような創作寿司もあり、ネオサイタマとキョートでも違いがある。
他にもエピソードの投稿途中に長時間途切れる際には、「スシが切れたので更新停止」などと翻訳チームのアナウンスが入ることもある。
オハギ
そのまま食べるだけでなく、時代劇の「金の饅頭」のように賄賂としても使われる(本当にオハギを進呈する)。
あんこには中毒症状があるのか、オハギ中毒者が登場するなど麻薬のような描写もあるが、寿司のメニューには「オハギ・スシ」も存在する。
ショドー
作中では、筆で文字を書くことのみならず、筆文字で書かれた掛け軸や看板なども総称して「ショドー」と呼ばれている。
アドバンスド・ショーギ(Advanced Shogi)
作中でたびたび登場する将棋風ボードゲーム。詳細は不明だが、18×18の盤を使い、ライオンなどの駒を使う。
3D表示と音声操作に対応した盤も登場している。
ミヤモト・マサシ(Masashi Miyamoto)
平安時代の哲学者にして剣豪。劇中では「泥棒がばれたら家に火をつけろ」などの格言が頻繁に引用される。
二本の愛刀「ナンバン」「カロウシ」はラオモト・カンが所持している。
言語・文字文化
作中で交わされる言葉・文字は、現実の日本とずれた意味合いで使われるものが数多く登場する。以下はその例である。
ドーモ
ニンジャが使うアイサツとして前述されているが、モータルも使用する。
オタッシャデー
別れのアイサツだが、治りようがない病気の患者に余命を伝えるときに使う「オタッシャ重点」という言葉もある。基本的には、もう一度会う予定の相手に対する別れのアイサツであり、これに対し「サヨナラ」は、ニンジャの死に際など、二度と会うことのない相手へのアイサツとして用いられる。
サヨナラ!
ニンジャが致命傷を負い、ニンジャソウルが爆発四散する直前に言うアイサツ。
ユウジョウ!
サラリマンや学生同士が、お互いの労苦を称えるためにかけ合うアイサツ。ニンジャのアイサツ同様、非常に重要なものとされている。
ヤクザスラング
ヤクザが威嚇や攻撃する際に叫ぶ定型句。クローンヤクザやヤクザだったニンジャなども使う。代表的な句は「ザッケンナコラー!」や「スッゾコラー!」など。中には「チャルワレッケオラー!」のような元の意味が不明なスラングもある。
インガオホー
「因果応報」の意。失敗などによって登場人物が死んだ場合、地の文で感嘆詞のように使われたり、登場人物が失敗を振り返って自嘲気味に呟いたりする。
イギリスのレスターに残されたインスタレーション(2008年)
ゴウランガ!(Gouranga!
登場人物が劇的な活躍を見せたり、絶体絶命の危機から立ち直った際などに地の文で使われる。
本来は1966年にアメリカで誕生した宗教団体ハレ・クシュリナ教団の呪文で、これを唱えることで幸福が訪れるとされる。アメリカでは信徒らによって道路や商店のシャッターなどにステッカーが多数貼られた他、ヒッピー文化と共にイギリスなどにも伝播した。
グランド・セフト・オートで信徒特有の服装をした人間を轢くと「GOURANGA!」というメッセージが登場するが、日本語版では「ナムアミダブツ!」と訳されている。
ルーンカタカナ
古代ニンジャ文明の時代から使われているルーン文字のようなカタカナ。刻むことで特別な効果を付加する。
「6フィートボー」、「ツーハンデッド・カタナブレードツルギ」、「ツラナイテタオス」などに刻まれている。
ミンチョ
明朝体のこと。意味の強調や装飾文字として使われている。
オスモウ・フォント
詳細は不明だが、相撲体や勘亭流の様な太い書体。
看板の文字や刺青だけでなく、マッポが使うサーチライトの光がこの書体になっている。
オブシダン(obsidian)
漆黒の比喩に使われる他、無慈悲さや残酷さの例えにも使われる。
囲んで警棒で叩く
恐怖心を煽ったり、私刑、制裁の暗喩として使われる言葉。ヘルカイトの凧にも書かれている。
「囲んで棒で叩く」など微妙な違いがある。
ネギトロ
食べ物としての名前はもとより、肉塊となるような無残な死に方も「ネギトロ」と称されている。作中では「車で轢いてネギトロにする」などのような表現で用いられている。

主要登場人物[編集]

ニンジャスレイヤーと協力者[編集]

ニンジャスレイヤー(NINJA Slayer) / フジキド・ケンジ(藤木戸 健二[61] / Fujikido Kenji)
- 森川智之
本編の主人公。平凡な中流サラリマンだったが、クリスマスの夜にニンジャの抗争に巻き込まれて妻子を殺害され、自身も重傷を負ってしまう。しかし、正体不明のニンジャソウル「ナラク・ニンジャ」に憑依されたことでニンジャとして蘇った。
決め台詞は「ニンジャ、殺すべし!」で、気合を入れるときなどに「Wasshoi!」とシャウトする。
NINJA Slayer(ニンジャを殺す者)の名の通り、妻子を殺害したダークニンジャや事件の発端となった組織への復讐だけでなく、関わったニンジャ全ての抹殺を目標とし、情報を引き出すためには殺害を宣告した上での拷問すら躊躇しないが、復讐とは無関係であれば基本的に手を出さない。
ユニーク・ジツはないが、強力なカラテとジュー・ジツ、ゲンドーソー直伝のチャドーにより大半のニンジャを圧倒する強さを見せる。加えてナラクの記憶している敵ニンジャの操るユニーク・ジツやカラテ、クランから推察される戦法に関する情報、意表をつく登場や皮肉を交えた挑発などの情報戦・心理戦も多用する。一方、飛び道具はスリケンのみであるため、ソウカイニンジャの分析によれば射撃戦は不得手とされるが、「ツヨイ・スリケン」などのスリケンを使った技も使用する。
赤黒いニンジャ装束と「忍殺」と刻まれたメンポ、ドウグ社製のブレーサーを装備する。特に装束とメンポは彼を表現する重要な要素となっており、度々「赤黒のニンジャ」と称される。
普段はイチロー・モリタという偽名を使い、ハンチング帽にトレンチコートという姿で行動している。
自身の復讐心と行動への疑問、家族を失った悲しみなどの複雑な感情に苦しみながら戦い続けている。
ナラク・ニンジャ(Naraku Ninja)
声 - 麦人
フジキドに憑依したニンジャソウル。全てのニンジャを憎悪していること以外に詳細は不明。
他のソウルとは違い憑依してなお自我を保っており、老人のような口調で一人称は「ワシ」。
カツ・ワンソーに対する憎しみの記憶を持ち、古事記にさえその存在が書かれていないなど、正体は謎に包まれている。
アーチ・ニンジャでさえ「こわっぱ」と称するほどの圧倒的なカラテを持ち、ニンジャに対する知識も幅広い。苦戦するフジキドに対して情報と引き替えに表に出すように持ちかけるなど狡猾さもある。
戦闘の際は度々力を貸すが、「全てのニンジャはいずれ闇に飲まれる」「殺し損ねれば禍根を残す」として敵対していないニンジャはおろかモータルの巻き添えも躊躇しないため、フジキドからは警戒されている。
ナラクの力が表に出る「ナラク化」がおこると、フジキドの目にセンコのような赤く細い光が灯り、フジキドを超える強力なカラテ、黒い炎を操るジツと血を黒い金属に変化させる再生能力を得る。ただしナラクに肉体を操られる危険性も高いため、その制御は極めて困難である。事実ニンジャスレイヤー誕生当初からゲンドーソーのインストラクションを受けるまでは、たびたびナラクに身体を乗っ取られていた。
このナラク共振能力こそがニンジャスレイヤーのユニーク・ジツとする見方もあり、アマクダリではカラテ窮地に対するニンジャスレイヤーの異常な反応を「ニンジャスレイヤー・アブノーマル・リアクション・アゲンスト・カラテ・アージェンシー」 (Ninjaslayer Abnormal Reaction Against Karate Urgency)と称している。
ドラゴン・ゲンドーソー(Dragon Gendosoh)
声 - 秋元羊介
鍛錬によってニンジャになった「日本最後のリアル・ニンジャ」。フジキドの師匠(名鑑では3日間だけ)。ニンジャネームは「ローシ・ニンジャ」。
平安時代から続くドラゴン・ニンジャ・クランのマスターであり、暗殺拳・チャドーの継承者。またカラテやジュー・ジツも達人級である。フジキドからは「センセイ」と呼ばれる。
ニンジャソウル憑依直後のニンジャスレイヤーの暴走を止め、後に彼を弟子と認めて教えを授けるが、ソウカイ・シンジケートの刺客との戦いで、アンタイ[62]・ニンジャウィルス「タケウチ」を受けて衰弱してしまう。その後は療養生活を送っており、フジキドの手に入れた薬でいくらか持ち直すも、ダークニンジャによって殺害されてしまう。しかし彼の教え「インストラクション」はフジキドの心に刻まれ、幾度も命を救っていくことになる。
ドラゴン・ユカノ(Dragon Yukano)
声 - 種田梨沙
ゲンドーソーの孫娘。
フジキドを慕っており、ゲンドーソーが療養生活に入ってからはフジキドにも教えを請うている。「その胸は豊満であった」と頻繁に描写されるグラマラスな体型が特徴。
一時期はフジキドと行動を共にするも、ドラゴン・ドージョーが襲撃されて以降は行方不明となる。その後、記憶喪失のニンジャ「アムニジア」としてイッキ・ウチコワシに属していたことが明らかになる。
その出自に秘められた謎は、第二部後半にて明かされる。本作のキーパーソンの一人とも言える人物である。
ナンシー・リー(Nancy Lee)
声 - 斎藤千和
フジキドに協力する自称フリーランスのジャーナリスト
鎖国体制下の日本には珍しいコーカソイド系の美女で、ユカノと同じく登場する度に豊満な胸が強調される。
ニンジャの真実を知らずに企業の陰謀に接近しすぎ、ニンジャに襲われた所をフジキドに救われ、協力体制を結ぶ。
モータルでありながら、ニンジャと渡り合うほどのハッキング能力をもつなど出自には謎が多い。
デッドムーン(Dead Moon)
死体を専門とする凄腕の運び屋で、伝説のクラシック・スポーツカー「ネズミハヤイDIII」を改造した装甲霊柩車を操る。
モヒカン状の髪型に、通り名の由来である花札の「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」の刺青などパンク的な容貌であるが、依頼に対しては誠実で、モットーは「家族が大事」。愛車を「レディ」と呼んで偏愛している。
当初は敵としてフジキドを襲撃するが、以降はフジキドらから依頼を請け、幾度と無くその窮地を救うことになる。ザイバツからもフジキドの協力者と目されている。
シルバーキー(Silver Key) / カタオキ(Kataoki)
フジキドに協力する青年のニンジャ。
ニンジャソウル憑依によって精神に介入する「ユメミル・ジツ」を体得し、それを活かしてキョートで鍼灸師を営んでいたが、ジツに目をつけたザイバツに拉致され、どこにいても位置を把握できるように発信機を体に埋め込まれてしまった。
当初は自らの安全を求めての協力体制であったが、やがてフジキドとは友情関係で結ばれていく。
気弱な性格だが、窮地においては大胆な行動に出る。決め台詞は「俺だ!
エーリアス・ディクタス(Alias Dictus)
ネオサイタマに暮らす少女ニンジャ。
他者の肉体を憑依操作する「ユメミル・ジツ」の使い手。ニンジャとは思えぬ気弱な性格をしている。
黒いショートボブに痩せて小柄。永久脱毛した眉には茨のようなタトゥー。「地獄お(Hell-Oの意)」と書かれたマフラーを巻いている。
サブロ老人
ニンジャが使う道具の数々を製作する「有限会社ドウグ」の代表。江戸時代から伝わる生産方式を変えることなく現代に伝え、商品の一つ一つを手作りし、顧客の情報が漏れるのを防ぐために帳簿を残さず全て頭の中に記憶するなど、職人気質の極めて強い老人。それ故、極端なオートメーション化を進めて労働者をないがしろにするオムラ・インダストリを蛇蝎の如く憎む。
マノキノという一人息子がいるが、意見の相違の末に家を出てオムラ・インダストリに入社してしまい、それ以降は実質的に絶縁状態にある。

ガンドー探偵事務所[編集]

ディテクティヴ(Detective) / タカギ・ガンドー(Takagi Gando)
声 - 小山力也
身長190cmを越える壮年の私立探偵。ナンシーに紹介されたことで、第二部を通してフジキドの相棒となる。
カートゥーンとオスモウを好む明るく快活な性格。「かつてはアニメに出てくるニンジャに憧れたこともあったが、現実的ではないので、探偵に憧れるようになった」と語る。
49口径マグナムの二丁拳銃とその反動を利用する「暗黒武道ピストル・カラテ」の達人。モータルでありながら下級ニンジャとある程度は戦える程の腕前だが、ZBRの中毒によりすでに白髪で腕も錆びつきつつある。LAN直結者であるが、そのハッキングの技量はナンシー程ではない様子。
ある事件にて瀕死の重傷を負うも、カラス・ニンジャに憑依されニンジャ「ディテクティヴ」として甦った。影からカラスを生成して操ったり、弾丸として銃に装填できるユニーク・ジツを使う。しかし当人のニンジャに関する知識が少ない(それでも一般人と比較すれば破格である)ため、ジツではなくニンポと言ったり、能力を直感的に使っていることが多い。
第二部のエピソード「リブート、レイヴン」では主人公として登場する。
シキベ・タカコ(Shikibe Takako)
ガンドーの助手だった女性。本編時点では故人。
かつてクルゼと助手のガンドーに殺人鬼から救助され、失職した際にその縁で探偵事務所に雇用された。
ネオサイタマで人気のアニメ「サムライ探偵サイゴ」の原作者。
とある事件の捜査中に何者かに射殺され、現在はその人格だけが移植されたチップのみが残っている。ガンドーはその犯人を見つけること、そして復讐することを誓っている。
クルゼ・ケン(Kurse Ken)
伝説の私立探偵。ガンドーにとっては探偵業とピストルカラテの師匠。
劇中では既に故人であり、回想にのみ登場する。ガンドーによれば「シリアスになり過ぎて死んだ」とのこと。
ガンドーより背は低く痩せており、ストライプが入ったレトロなスーツと目元が隠れる帽子を身につけている。

ソウカイ・シンジケート[編集]

ラオモト・カン(Laomoto Khan)
声 - 津嘉山正種
ネオサイタマに君臨する悪の帝王。「ソウカイ・シンジケート」のボス。
「ブケニンジャ」をはじめとした七つのニンジャソウルを宿し「デモリション・ニンジャ」と表現されるニンジャ。黄金のメンポにアルマーニのスーツという派手な出で立ちで、ムッハハハハハハ!」という笑い声が特徴[63]。金髪の白人オイランを侍らせていることが多い。
ミヤモト・マサシの信奉者で、その愛刀「ナンバン」「カロウシ」を振るう。その強さは圧倒的で、シンジケート自体「自分で動くのが面倒だから」作っただけに過ぎないという。
弱者が苦しむ姿を見ることを何よりも好む残忍な性格だが、絶大なカリスマ性を持ち多くの信奉者がいる。「ネコソギ・ファンド」の社長としてネオサイタマ知事選挙に出馬し、表裏両方からネオサイタマの支配を画策する。
自らの欲望のままに無辜の人々を犠牲にしており、フジキドの妻子はそのための抗争に巻き込まれて死亡した。
ダークニンジャ(Dark Ninja) / フジオ・カタクラ(Fujio Katakura)
声 - 速水奨
フジキドの妻子を殺し、ニンジャスレイヤー誕生のきっかけを作った男。本作におけるライバルキャラクター。
憑依したソウルは「ハガネ・ニンジャ」。
己のカラテのみを頼りとする戦闘機械のような人物で、心の奥底には貪欲な戦闘者の意思と残虐性を秘めている。カラテだけでなく妖刀「ベッピン」の使い手で、必殺の「デス・キリ」により多くの敵を葬り去ってきた。クナイ・ダートを使う。
彼の先祖は名も無きモータルであったが、村に落ち延びてきたハガネ・ニンジャを殺害したため、子孫末代に至るまで解けることがないエンシェント・カンジの呪いをかけられた。以降、カタクラ家の当主は背中に消えない漢字が刻まれ、若くして命を落としたり、精神を病んだ者が続発したりという不運が代々続いた。フジオ自身も一族に伝わる呪いに加え、事業に失敗した両親から捨てられるなど、恵まれない幼少時代を過ごした。そんな自らの運命に抗うため、世界各地をトレジャーハンターとして放浪し、エジプトの遺跡にてついにベッピンを手に入れた。それと同時にカンジの呪いが解け、ハガネ・ニンジャのソウルが憑依したことでダークニンジャとなり、第一部ではラオモトの懐刀、第二部ではザイバツの懲罰騎士として、ニンジャスレイヤーの前に幾度と無く立ちはだかる。

ソウカイ・シックスゲイツ(6 Gates)[編集]

伝説のニンジャ六騎士にちなむソウカイヤの威力部門。文脈によってはその中の最高幹部六人を指している[64]

ニンジャスレイヤーによって次々に殺害されており、アンダーカード[65]と呼ばれる下級幹部から補充されるために入れ替わりが激しい。ここでは複数のエピソードに登場するメンバーのみ紹介する。

下記以外の代表的なメンバーは、常人の三倍の脚力を誇る「バンディット」、フドウカナシバリ・ジツの使い手「ビホルダー」、氷のスリケンを操る「フロストバイト」、ショーゴーとヤモトを勧誘するため現れた「ソニックブーム」など。

入れ替わりが激しいために力量は時期によってまちまちだが、初期メンバーの六人はザイバツ・グランドマスター級と比較しても遜色のない実力者揃いであったとされる。

アースクエイク(Earthquake)
2.5mの巨体を誇るビッグ・ニンジャクランのニンジャ。ヒュージシュリケンとコンビを組んでドラゴン・ドージョーを襲撃した。
巨体から繰り出す強力なカラテとナラク化したニンジャスレイヤーの猛攻に耐える耐久力が武器。一方で頭脳も明晰であり時には冷徹な判断をも下す。
ヒュージシュリケン(Huge Shuriken)
背中に背負った巨大な強化セラミック製スリケンを操るニンジャ。
一対多数の戦闘を得意とし、アースクエイクとコンビを組んで接近戦の不利を補っている。
なぜか「スリケン」ではなくhが入った「シュリケン」の表記。
グラマラス・キラーズの単行本第1巻には、アースクエイクとの出会いを描いた漫画オリジナル作品が収録されている。
ヘルカイト(Hell Kite)
ハリキリ」「殺伐」といった威圧的なショドーで飾られた折りたたみ式巨大凧で自在に宙を舞う、斥候及び後方支援に長けたニンジャ。バイオバンブーの槍で上空から急襲する戦法で直接戦闘もこなす。
専用のトレーニングルームを持つなど、若くしてシックスゲイツの座に登り詰めたが、そのスピード出世には多くの同僚から疑惑と嫉妬の目を向けられている。
ダイダロス(Daedalos)
ソウカイヤのネットセキュリティを担当するハッカーニンジャ。
カラテには優れないが驚異的タイピング能力により電脳戦は敵無し。数々のLAN直結者のニューロンを破壊し廃人に追いやってきた。
自身に匹敵するハッキング能力を持つナンシーを「電子のヨメ」と呼びしつこく追い掛け回す。
ウォーロック(Warlock)
居ながらにして他人の精神を乗っ取り、肉体を遠隔操作できるフドウノリウツリ・ジツの使い手。
新参者ながらその特異な能力を活かして組織の重鎮にのし上がったが、胸の内にはさらなる野心をひた隠しにしている。
ゲイトキーパー(Gatekeeper)
シックスゲイツ創始者であり、ラオモトの懐刀。エンハンスメント・ジツで強化された、攻防一体のトンファー・ジツを操る。
現在は名誉構成員として第一線を退き管理維持にあたっているものの、未だその実力は衰えず、他のニンジャとは別格のワザマエを誇る。また戦闘の中にあっても敵の力量を素直に認めて讃えるなど、人格面も優れている。
ラオモトを「清濁併せ呑む大樹のごとき器」と称し心酔。彼ならば無軌道なニンジャ達を従え、混迷のネオサイタマに秩序を齎すものと忠誠を誓っている。そのためなら多少の犠牲をも厭わない。

イッキ・ウチコワシ[編集]

バスター・テツオ(Buster Tetsuo)
イッキ・ウチコワシの書記長。背中に「一揆」、「打毀」と書かれた二本の旗を背負う。
その正体は謎に包まれている。
アンサラー(Answerer)
鎌と槌が刻まれたのメンポに赤い装束という出で立ちのニンジャ。
バスター・テツオに代わって演説を行うなど組織では上位におりアジテーション能力も高い。
ドラゴン・ドージョーの出身者であり「バーニングハンド」という強力なチョップ技を使う。

ヨロシサン製薬[編集]

リー・アラキ(Dr. Lee Aaraki)
ヨロシサン製薬に所属する科学者。
ニンジャに関する科学だけでなく歴史にも詳しいが、出で立ちや言動・行動は典型的なマッドサイエンティストである。
一人に複数のニンジャソウルを憑依させる『ヨクバリ計画』や、不死のニンジャ開発を目指す『イモータル・ニンジャ・ワークショップ(INW)』の功績から数々の失敗も見逃されている。
派遣されたソウカイヤの崩壊後も研究を続ける。
劇中では敵味方問わず「リー先生(Dr.Lee)」と呼ばれることが多い。
フブキ・ナハタ(Fubuki Nataha)
リー・アラキの助手であり、自信も優秀な研究者である。
髪はボブカットでオレンジ色。劇中ではシリコンによる豊胸と明言された唯一の人物。
リー・アラキに惹かれており、胸元を強調した白衣でたびたびアプローチをかけるが、意に介されていない。
ブルーブラッド(Blue Blood) / トリダ・チェンイチ(Torida Chenich)
リー・アラキの助手。
日本有数の頭脳を持っていたが、INWで「フジミ・ニンジャ」を憑依させられヴァンパイアニンジャ「ブルーブラッド」となった。
リー・アラキを尊敬しているが、フブキは嫌っている。
バイオニンジャ
ヨロシサン製薬によって開発された、肉体改造の施されたニンジャ。ソウカイヤやザイバツに多数派遣されている。
両腕がハサミに置換されたロブスター[66]のように生体部品を移植した後天的な者、培養槽で調整を施された先天的な者が存在する模様。
後者は変幻自在の肉体や複数の腕などの特殊能力を有する。
生存のためには「バイオインゴット」と呼ばれるヨーカン状の物質を定期的に摂取する必要がある。
サブジュゲイター(Subjugator)
度重なるバイオニンジャの暴走、脱走を問題視されたヨロシサン製薬が、社運を賭けて開発したバイオニンジャ。
人造筋肉由来の優れたカラテと、ヨロシサン製薬が作り出したバイオ生物を服従させるヨロシ・ジツを使う。支配する者として生まれヨロシサンのCEOとなる野心を持つ。
ゾンビ・ニンジャ
リー先生が開発した、死体にニンジャソウルを憑依させたゾンビ化したニンジャ。「ゾンビー・ニンジャ」や「ズンビー・ニンジャ」などの表記もある。
死体であるため銃撃はほとんど効果がなく、痛みも感じない。
生者以上の関節の可動範囲や、脳のリミッターが常時外れたことで最大限使える筋力を駆使したネクロカラテを使う。

サヴァイヴァー・ドージョー[編集]

フォレスト・サワタリ(Forest Sawatari)
ヨロシサン製薬の元研究員。憑依したソウルは「グエン・ニンジャ」。
ソウル影響で「未だにベトナム戦争が続いており、自分も従軍中である」という狂気に囚われており、狂人じみた言動を繰り返すが、部下たちには慕われており、「大将」という愛称で呼ばれている。
凄まじいタフネスの持ち主で、タケヤリマチェーテによるアンブッシュだけでなく、トラップを駆使したゲリラ戦の達人。またノンラー風の編笠を被っていたり、シャウトが「サイゴン」「ジェロニモ」であるなど、ベトナム関連のネタが多い。
ニンジャスレイヤーからは、ドージョーの活動がモータルに害をなす可能性があるため仲間とは認めておらず、本人も不可解な言動から狂人と断定されているが、復讐とは無関係であり優先度は低く、利害が一致すれば共闘することもある。
フロッグマン(Frogman)
自身とバイオ管で接続された巨大なバイオ・カエルに乗り、巻物を利用する「マキモノ・ジツ」の使い手。
憑依したソウルは「ガマ・ニンジャ」。
暴走しがちなフォレストのストッパーになるなど、サヴァイヴァー・ドージョーでは参謀的な役割。
巨大な蛙に乗る、巻物を使うなど、本作では珍しい古典的な忍者のイメージが反映されている。

オムラ・インダストリ[編集]

モーティマー・オムラ(Mortimer Omura)
オムラの社長。47歳。アメフト選手のような体格。
大きく強力な兵器を推進する「モーター理念」を提唱するなど、子供じみた考えの持ち主。
アルベルト・オムラ(Albert Omura)
モーティマーの父でオムラの会長。体の衰えから車椅子に乗っている。
会長職に退いてはいるが、社長室に来てはモーティマーの経営に苦言を呈している。
オメガ(Omega)
会長の護衛を主な任務とするニンジャ。
専属ニンジャとしては珍しく身体改造を全くしていないが、オムラでは最強とされる。
憑依したのはアーチニンジャの「ウルシ・ニンジャ」で、機械生物問わずに効果を及ぼす漆色の毒液を流し込むユニーク・ジツを使う。
カラテやジツだけでなく判断能力も優れており、暴走しがちなモーティマーに時折忠告を与える。
ネブカドネザル(Nebuchadnezzar)
専属のニンジャ。体の95%[67]を改造しており自身を「所有物」と呼んでいる。名鑑では「決戦ニンジャ」と称された。
モーターツヨシによる火力と秀でた戦術眼で複数のニンジャを同時に圧倒する。

ザイバツ・シャドー・ギルド[編集]

ロード・オブ・ザイバツ(Lord of Zaibatsu)
「ザイバツ・シャドー・ギルド」の首領で、顔をベールで覆った車椅子の老人として描写される。
しかし自分の存在を巧妙に隠匿しており、その正体を知るのはパラゴンのみ。すべてが謎に包まれた存在である。
何らかの陰謀のため、三種の神器とユカノを求めている。
パラゴン(Paragon)
グランドマスターの筆頭。事実上のザイバツNo2。
様々な知識に通じた完璧主義者。政治力にも長けた曲者であり、他のグランドマスターからは警戒されている。
しかしロードへの忠誠心は本物で、唯一その素顔と正体を知っている人物でもある。
ダークドメイン(Dark Domain)
グランドマスターのひとり。次元操作能力を持つ唯一のニンジャソウル「マイニュ・ニンジャ」憑依者。
己の腕のみを信頼する武闘派であり、自身の気晴らしのためだけに眉一つ動かさず民間人を殺傷するなど非常に残忍な性格。
アンタイ・ウェポンと呼ばれる武器を呼び寄せるユニーク・ジツ「ムシアナ・ジツ」の使い手。カラテの力量も高いが、達人級にはやや劣る。
サラマンダー(Salamander)
グランドマスターのひとり。ドラゴン・ドージョー出身。
何の特殊能力も持たないゲニン憑依者でありながら、その類まれなる学習能力とカラテの強さで伸し上がった。
死の格闘大会「シャドー・コン」の主催者として兄弟弟子のニンジャスレイヤーを待ち受ける。
ケイビイン(Keibiin)
グランドマスターのひとり。憑依したソウルは「オダ・ニンジャ」
「警備員」の名の通り、キョート城本丸の警備および庭園の管理を担っており、敵の侵入を許したならば相手を倒した後に自らもセプクして償う覚悟を持つなど、強い責任感の持ち主。
その実力も極めて高く、念力で刀や盾を操る「アスラ・カラテ」の力量は「アイサツの時点でカラテの格が伝わる」と表現された。
スローハンド(Slow Hand)
グランドマスターのひとり。憑依したソウルは「イダテン・ニンジャ」。
自らの肉体を一気に加速させる「ヘイスト・ジツ[68]」の使い手だが、加速にともなって老化も進行するという弱点があり、多用はできない。
老化を治療し、またロードの支配を盤石にする為、ヨロシサン製薬と密かに手を組まんと画策している。
イグゾーション(Exhaustion)
声 - 鳥海浩輔
グランドマスターのひとり。強力な「マズダ・ニンジャ」憑依者。
生命力を活性化、暴走させる「バリキ・ジツ」の使い手で、敵の肉体を爆発四散させることもできる。また「バリキ・ジツ」は脳にも影響を与え、判断力を低下させる[69]
鷹揚かつ典雅な物腰だが、モータルはおろか自身の部下すら消耗品として扱う酷薄な人物。
政治手腕にも長け、パラゴンを警戒しつつ、同じ上流階級出身のスローハンド、パーガトリーらと派閥を形成する。
また他のものに先んじてロードの求める三種の神器を入手しようと、セキバハラを舞台に計画を張り巡らせた。
パーガトリー(Purgatory)
グランドマスターのひとり。
政治闘争にばかり注力する小心な愚鈍者として他のグランドマスターから軽んじられているが、これらは自らの本心を隠すための演技に過ぎない。
全身に暗黒カラテ粒子をまとってバリアにする他、連射が可能な「暗黒カラテミサイル」の使い手。
ニーズヘグ(Nidhogg)
グランドマスターのひとり。武人気質な戦闘狂である。
逆棘状の異形の銛のようなヘビ・ケン[70]を振る優れたカラテの持ち主。
高い戦闘能力を持ったダークニンジャに惹かれ、彼とその配下であるシテンノの後ろ盾となる。
ヴィジランス(Vigilance)
グランドマスターのひとり。電算機室の最高責任者で、普段は電算機室の天井裏にいる。
エコノミストであり、キョートの経済監視、ザイバツの秘密に迫った者を社会的に抹殺するなどの激務を24時間体制でこなしている。電脳担当にも関わらずLAN直結者ではない。
カラテでの戦闘力は他のグランドマスターに劣るが、報管理能力・外交能力の高さとエコノミック・カラテの実力からグランドマスターの地位にある。
パープルタコ(Purple Tako)
ザイバツ・サイバネ強化ニンジャ集団「シテンノ」のメンバー。シテンノでは唯一の女性。ダークニンジャの腹心の一人となる。
その眼力と色香で相手を魅惑し操るヒュプノ・ジツの使い手。性交しながら口の触手で相手の精気を吸い取って殺すことを好むという異常性欲者である。
ブラックドラゴン(Black Dragon)
漆黒の装束と竜頭型のメンポを装着したニンジャ。バイオサイバネ手術により爬虫類を思わせる口に改造しているが、極端な性格が多い「シテンノ」の中では常識的な性格。
状況分析に優れ、素手のカラテだけでなく武器術の力量も高い。シャウトは「シテンノ!」。
自在に操作できる黒い霧を放つユニーク・ジツを持つが、目くらましの一種に過ぎないと自覚しており、強力なユニーク・ジツをもつレイジをアプレンティスとして迎え、彼のメンターとして指導している。
レッドゴリラ(Red Gorilla)
「シテンノ」のメンバー。
「何事も暴力で解決するのが一番」という過激な思想の持ち主で、筋力を武器とするビッグニンジャ・クランのソウル憑依者である。
役立たずと見なした部下は容赦なく切り捨てる非情さや、暴力主義的な思想からレイジには嫌われているが、同じビッグニンジャ・クランの部下からは精神的なメンターとして慕われている。
アイボリーイーグル(Ivory Eagle)
「シテンノ」のメンバー。
寡黙かつ冷静に任務を遂行する人物で、イーグルの名の通り飛行能力を持つ。戦闘ではナパーム弾や空中からのエアロカラテを使う。
誰にも明かさないある秘密があり、それは任務中に明らかになる。
シャドウウィーヴ(Shadow Weave)
ザイバツに所属するアデプト・ニンジャ。本名は「ナブナガ・レイジ」。
「Shadow Weave(影を編む)」の名の通り、影を自在に操る強力なジツを使えるが、未熟なため力は制限されておりクナイ・ダートの生成も出来ない。またカラテの力量も低く、モータルであるガンドーにさえ苦戦した。
自身に道を示してくれたブラックドラゴンに心酔する一方で、ザイバツの理想であるニンジャ階級社会には疑問を抱いている。
ディプロマット(Diplomat)、アンバサダー(Ambassador)
ザイバツのマスター位階に就く双子のニンジャ。
兄弟が力を合わせる事で離れた空間を繋ぐ「ポータル・ジツ」を使い、それぞれが有事に備えキョートとネオサイタマに待機している。
フェイタル(Fatal)
アンバサダー配下のアデプト。
普段はプラチナブロンドで豊満な胸の美しい女性だが、「ヘンゲヨーカイ・ジツ」により醜怪な獣へと変化する。
アムニジア誘拐の命令を受け、ブラックヘイズと共に行動するが、ザイバツの壊滅以降もそのままコンビを組んでいる。
イグナイト(Ignite)
アンバサダー配下のアデプト。髪を赤く染め左側だけを丸刈りにしている。
「インプルーヴド・カトン・ジツ」と自称する強力なカトン・ジツの使い手。粗暴な性格であるが、アンバサダーは尊敬している。
エーリアスと同じタトゥーを入れ、マフラーを巻いている。
ワイルドハント(Wild Hunt)
ザイバツに所属するマスター位階のニンジャ。
ザイバツには珍しくハイテクや外部協力者の使用を躊躇しない合理的な思想の持ち主。組織へ忠誠心はあるが意志決定の遅い上層部への不満を持っている。
アデプトの「モスキート」や「インペイルメント」らと共に先遣隊としてネオサイタマへ駐留している。
現場指揮官として上層部との折衝に腐心しているが、直接戦闘においても様々な機能を持つ独楽を駆使して活躍する。
アラクニッド(Arachnid)
元ザイバツ・ニンジャ。
ザイバツから脱走しようとした咎でホウリュウ・テンプルの地下座敷牢に幽閉されている。
他人の夢の中に入り込むユメアルク・ジツを使う。
ニンジャ考古学に詳しく、花札タロット占いを得意とする。

アマクダリ・セクト[編集]

ラオモト・チバ(Raomoto Chiba)
ラオモト・カンの息子。父の跡を継いで「ネコソギ・ファンド」を経営し、「アマクダリ・セクト」の首領としてネオサイタマ経済を表裏から牛耳ろうとしている。
未だ変声期を終えていない少年であり、アガメムノンに傀儡として利用される一方、その内面には父に通じる王としての資質を秘めている。
父の敵であるニンジャスレイヤーを執拗に狙う。
アガメムノン(Agamemnon)/シバタ・ソウジロウ(Shibata Soujirou)
アマクダリ・セクトのアクシスを束ねる「12人」の一人。
表向きはネオサイタマ知事サキハシの私設秘書として行動しているが、裏ではチバの参謀役として実質的にアマクダリを牛耳っている。紳士的な口調ではあるが、モータルを見下している。
政治手腕だけでなく、憑依した「ゼウス・ニンジャ」 の電撃を操るユニーク・ジツも強力。
スパルタカス(Spartacus)
アマクダリ・セクトのアクシスを束ねる「12人」の一人。
ネオサイタマの警備保障会社上位三社の筆頭株主及びネオサイタマ格闘技振興連盟会長にして、古代ローマカラテの筆頭伝承者。
ネヴァーモア(Never More)
ラオモト・チバの忠僕であり唯一全幅の信頼を置く存在。ソウカイヤ系列のヤクザ上がりのニンジャ。
ラオモト・カンの狂信者でありその姿を入れ墨として背負うほど。チバの護衛として常に傍らに立ち、彼を傀儡として利用するアガメムノンを憎悪している。
ユニーク・ジツは無いが、相手の反撃を許さないまま圧倒する強力なカラテが武器。
ニンジャネーム命名の経緯は「ライズ・オブ・アマクダリ」で語られる。
シャドウドラゴン(Shadow Doragon)
アマクダリ・セクト、アガメムノンの忠実なる配下。
竜人のような影に全身を包まれた謎のニンジャ。相手の影を縫いとめて動きを封じるシャドウピン・ジツや強酸性のブレスなど強力なジツを使うが、アガメムノンの命令を最優先に行動するため融通が利かず扱い辛い。

アマクダリ・アクシス(Amakudari Axis)[編集]

アマクダリの中枢を担う組織。
アガメムノンを含めた「12人」の意思決定機関を頂点として、彼らの配下やチバ直属の精鋭ニンジャによって構成される。「12人」は全員が表社会でも高い地位や権力を有しているとされる。
幹部以外の構成員は、全長10フィートもの巨大な槍を自在に操る「ドラゴンベイン」や、隠密状態からの単分子ワイヤーによる絞殺を得意とする暗殺ニンジャ「シズケサ」、拳で殴った箇所を爆破するガングローブを装備した「ファイアブランド」など。

デスドレイン一味[編集]

デスドレイン(Death Drain) / ゴトー・ボリス(Goto Boris)
声 - 森久保祥太郎
キョートにあるガイオン中央拘置所に収容されていた犯罪者。
殺人や放火により裁判所で死刑の判決が確定した際に「ダイコク・ニンジャ」が憑依、裁判官や傍聴人を全て殺害して逃亡。その後偶然目にしたゼンダの新聞記事に興味を持ち、仲間にするため刑務所へ向かった。
自分の気の向くまま犯罪を繰り返しているが、罪の意識はまったくなく、ピンチには「必ず神が助けてくれる」と考えている一方で、アズールを気にかけたりするなど、仲間を案じる一面もある。
カラテは一切使わずに、黒い粘液「暗黒物質」を操るユニーク・ジツ「アンコクトン・ジツ」のみで戦う。暗黒物質は敵を捕らえたり盾になる他、可燃性であるため捕らえた相手をそのまま燃やすことも出来る。また体の欠損部分を埋めて治療することもできる。
ランペイジ(Rampage) / ゼンダ(Zenda)
声 - 山野井仁
かつてはキョートで働く実直なソバ職人だった囚人。
メガコーポの工場建設に対し反対運動を起こしたが、企業の裏工作により反対運動に失敗、妻にも先立たれ職も失った。復讐のために自作の装甲車で工場の建設現場を破壊したことで逮捕され、ザシキ・ダンジョンに収監された。脱獄後は「ソバシェフ・ランペイジ事件」の記事を見たデスドレインに誘われ、共に破壊活動を繰り返す。
デスドレインとは逆にユニーク・ジツはなく、憑依した「アカラ・ニンジャ」による怪力だけで戦う。両腕を失った後に移植した巨大なサイバネアームにより、さらに攻撃力が上昇した。
なおアメリカでは2004年にキルドーザー事件という類似した事件が発生している。
アズール(Azur)
デスドレインが襲撃した施療院の経営者の娘。14歳。
デスドレインに拉致され行動を共にするうち、ソウルが憑依した。
足跡が人間の頭ほどもある巨大な「透明の狼」を操る。

ニチョーム自治会[編集]

ネザークイーン(Nether Queen) / ザクロ(Zakuro)
自治会に所属するニンジャで、普段はゲイバー「絵馴染」の経営者。長身は7フィートでオネエ言葉を話す。
行き場を無くしたヤモトを預かるなど義理堅い性格だが、マイノリティを迫害する者には敵意を見せる。
自身が受けた攻撃エネルギーをスリケンにして撃ち返すムテキ・アティチュードの一種を使う。またニチョームのために他の組織と不可侵協定を結ぶなど、交渉にも優れる。
ヤモト・コキ(Yamoto Koki)
声 - 雨宮天
ネオサイタマの女子高生。
「豊満」と形容される女性が多い中、登場する度に「華奢な体格」「平坦な胸」と描写される人物。ニンジャとして覚醒後は一人称が「アタイ[71]」に変わった。
かつてキョートで暮らしていたが、飛び降り自殺を図ったショーゴー・マグチの巻き添えになり、瀕死の重傷を負う。しかし、ニンジャソウルに憑依されて奇跡的な回復を見せ、その後ネオサイタマのアタバキ高校に転校。憑依されても能力が目覚めなかったが、暴行事件に巻き込まれた際に覚醒してしまう。
覚醒直後にソウカイヤの抗争に巻き込まれたところをフジキドに助けられて以降、共闘したり教えを受けている。当初は宿無しで各所を放浪していたが、最終的にザクロの元に身を寄せた。
憑依したソウルはアーチ・ニンジャの「シ・ニンジャ」。ニンジャ装束は着用せず、硬質さを備えたスカーフをメンポとする。
オリガミを手を触れずに折り、意のままに飛行、爆発させる「サクラ・エンハンスメント・ジツ」を操る。ジツを武器に付与し、威力を向上させることも可能。当初はバタフライナイフやクローンヤクザの刀を武器としていたが、後にシルバーカラスの「ウバステ」を使うようになった。
原作・漫画共にグロテスクなシーンの多い作品であるが、「ヤモトのスカートの中は見えないようになっている」とアナウンス[72]されており、漫画版のアクションシーンでも描き文字などで遮られる演出になっている。
キリシマ(Kirishima)
ニチョーム自治会の会長。モータル。
手に負えない問題が発生するとザクロに解決を頼みに来る。

ボンジャン・テンプル[編集]

アコライト(Acolyte) / カンツァイ(Kantsai)
ボンジャン・テンプルのボンズ
逃亡したグノーケを追う途中、ニンジャスレイヤーと出会う。
ユニーク・ジツはないが、ニンジャになる前から修行を続けている「ボンジャン・カラテ」の達人。
イヴォーカー(Evoker) / グノーケ(Gunoke)
ボンジャン・テンプルのボンズ。
ニンジャソウルが憑依したことで増長し、指導者であるマスターボンズを殺害。アンダーガイオンに神聖アンタイブッダ帝国を作り、自らを「イヴォーカー神聖皇帝」を名乗って多数のヤクザをボンズとして従えていた。
ボンジャン・テンプルから奪った宝具「6フィートボー」を武器とする。
スミス(Smith)
黒人のヤクザ。何かあるごとに「ワッザ!?」と叫ぶ。
ネオサイタマのヤクザ「ヨコハマロープウェイクラン」の親分だったが、ニンジャスレイヤーと出会ってNRSを発症、出家を決意してキョートへ向かう。しかしヤクザ稼業が忘れられず、ザイバツで働いていたところ、再びニンジャスレイヤーと遭遇、今度こそ足を洗うことを決意し、ボンジャン・テンプルで修行していた。しかし、そこでもグノーケがニンジャになって暴れる場面に遭遇する。
モータルとしては珍しく1部から3部まで登場し、ニンジャが関係する騒動に複数回巻き込まれながら、いずれも無傷で生還している。
劇中では初めて、ニンジャネームが英語であることに疑問を呈した[73]

サークル・シマナガシ[編集]

スーサイド(Suicide) / ショーゴー・マグチ(Shougou Maguchi)
声 - 日野聡
以前はキョートで暮らし、ネオサイタマのアタバキ高校に転校してきたアフロヘアーが特徴の高校生。
キョート在住時に家庭環境に絶望して飛び降り自殺するも、ニンジャソウルに憑依されて奇跡的に助かった。この時、偶然下を通りかかったヤモト・コキを巻き添えにしてしまっていた。
憑依したニンジャはアーチ・ニンジャの「パンク・ニンジャ」。憑依した際に「生まれはロンドン、死んだのは1979」 と語りかけたり、装束を着ることを拒むという特異なニンジャソウルである。
使用するジツは、他人の生命エネルギーを抜き取って吸収する「ソウルアブソープション・ジツ」。その強力なジツに目をつけたソウカイヤに軟禁されて「スーサイド」の名を与えられるが、
抑圧されることに我慢がならず、師となるソニックブームとソウカイヤに反旗を翻す。その際重傷を負って死亡したかに思われていたが、フィルギアに救出されてシマナガシに加盟した。
フィルギア(Fylgjai)
シマナガシの設立者。コヨーテに変身することが出来る。
長髪にサングラス、ネイティブアメリカン風のアクセサリーを身につけドラッグに手を出すなどヒッピーの様な出で立ち。
飄々とした性格で真意のつかめない発言を繰り返すが、暴走しがちなメンバーをまとめ対外交渉もこなす。
アナイアレイター(Annihilator)
シマナガシの現リーダー。瞳の色は金色。
ニンジャ六騎士の一人「フマー・ニンジャ」のソウルにより金属の茨を展開し周囲を一気に破壊する強力ジツを持つ。一方でソウルの制御が未熟であるため暴走することもあるため、スーサイドのジツで強制停止させられることもしばしば。

組織に所属していないニンジャ[編集]

ブラックヘイズ(Black Haze)
フリーランスの傭兵ニンジャ。
2種類のヘイズネットと、爆弾や煙幕などを仕込んだ葉巻を駆使した変幻自在の戦法を得意とする。
自身の戦いをビジネスと割り切り、時には自らダメージを負うことで窮地を切り抜けるなど、冷静かつ的確な判断でニンジャスレイヤーを苦しめる。
雇い主が「ソウカイヤ」や「ザイバツ」であり、ニンジャスレイヤーとは幾度も対決しているが、あくまでフリーランスであるため、利害が一致すれば共闘することもある。
左腕を失ってからは「改造テッコV8型」を移植した。指先はライターになっており、葉巻を吸うときに使う。
インターラプター(Interrupter)
暗殺カラテ「タタミ・ケン」とムテキ・アティチュードの一種「カラダチ」で、シックスゲイツ最強と謳われたが、現在は浮浪者キャンプの用心棒をしているニンジャ。
ドラゴン・ドージョーでの戦闘で傷ついたフジキドを保護するが、オハギ中毒からの解放を条件にソウカイヤに復帰。
シルバーカラス(Silver Karasu) / カギ・タナカ(Kagi Tanaka)
フリーランスのニンジャ。
民間人を相手に非合法武器の実戦テストを行う「サイバーツジギリ」のプロ。カギ・タナカは偽名であり、本名は不明。
フードを被って前を閉めると自動的にメンポが装着されるニンジャ装束を着用している。
いかなる武器でも使いこなすイアイドーの達人で、ニンジャ相手でもリスクを抑えてツジギリを行える凄腕のツジギリストである。1エピソード中で名前のあるニンジャと複数回戦闘し勝利した、ニンジャスレイヤー以外でほぼ唯一の人物[74]
「ウバステ」という名の平凡な刀を最後の頼りとするが、これは、後にヤモト・コキの手に渡ることとなる[75]。ユニーク・ジツは不明。
「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」は、ほぼ全編がシルバーカラスの視点で進行する。
ザ・ヴァーティゴ(The Vertigo)
ピンク色の装束とシルバーのメンポという姿で、エターナル・ニンジャチャンピオンを自称する謎のニンジャ。
その正体は神話級ニンジャ「エメツ・ニンジャ」に憑依されたため精神が崩壊し、自分が何者かを覚えていない謎の人物。また物理的にも不安定であり、因果律を無視した特殊な存在となった。出現や消失時には0と1が空間に現れる。
インドア派を自称し、好きなゲームはドラゴンズレアスタークラフト
基本的に自ら戦いを仕掛けることはないが、戦闘ではキネシス能力と怪力、奪った盾を改造したテツノオノと戦車から剥いだガトリング砲、0と1で構成された強力なビームを発射するなど、カラテやジツの威力は他のニンジャと一線を画する。
連載アカウントのフォロワー数が4643(ヨロシサン)に到達した際に初登場、読者のインタビューに答えた直後に本編に登場する、連載アカウントをジャックして読者とコミュニケーションをとる、実況タグのトレンド入りをネタにした技を披露するなど、第四の壁を破るキャラクターであるが、その言動[76]は登場人物たちには理解不能なため、しばしば狂人扱いされる。
2012年8月14日から「ザ・ヴァーティゴVS地底科学世界」というフォロワー連動型のサイドストーリーが連載され、終了直後に再開した本編にそのまま登場した。
書籍版でも、エピソードの合間にある読者質問コーナーの司会を務めており、彼が登場するエピソードが書籍版に掲載された際には、ページ下部のページ数表記を「01」で浸食しながら出現する演出になっている。
ケジメニンジャ(Kejime Ninja)
クローンヤクザY-13型にソウルが憑依することで生まれた、極めて稀有な存在。
脱走後は狐の面で顔を隠し、自らのオリジナルに会うためクローン製造の関係者を次々に襲撃する。
二本の短刀を逆手で振るい、そのまま独楽のように高速回転することで、攻撃を弾き返しつつ敵の手足を切断(ケジメ)するワザを持つ。
憑依した「マンジ・ニンジャ」は、神出鬼没、悪鬼の如き戦いぶりで末期の江戸戦争を大いに荒らし、彼の出現が要因となって江戸時代の幕開けは二年ほど延びたと言われる。
ジェノサイド(Genocide)
INWによって開発された3番目のゾンビニンジャ。名鑑では「スピンオフの主人公になる程の人気ニンジャ。」とされる。シャウトは「ゼツメツ!
憑依した「ゼツメツ・ニンジャ」の影響から自我を得て、研究所を脱走[77]。進行する肉体の腐敗を抑え、過去の記憶を取り戻すべく放浪の旅を続けている。
腐敗した体を隠すため包帯を巻いた上にキャソックと帽子を着用し、腐敗臭を消すために強い酒を浴びるように飲んでいる。
生前は殺し屋であるが常識的な性格であり、ニンジャになった後も自分から無用な戦いを仕掛けることはない。
戦いではソウルの力で駆動するバズソーを鎖でつないだ二つの武器と、強力なネクロカラテで戦うため周囲に被害が及ぶことも多い。
レッドハッグ(Red Hag)
30代と見られる容姿の女ニンジャ。背中に「婆」の字が逆さまに描かれたジャケットを着用。タバコを二本同時に吸う癖があるが、頻繁にむせている。
普段はカタナとバイオバンブーの鞘を使うが、ナックルダスターを使ったボックス・カラテによる近接格闘を得意とする。
以前所属していた組織を抜けてフリーランスの賞金稼ぎとなったが、ある事件に巻き込まれたことを切っ掛けにニンジャスレイヤーと共闘する。
マスター・ヴォーパル(Master Vorpal)
フジサンの麓の樹海にて暗殺カラテ・ドージョーを営んでいる老人ニンジャ。バジリスクとニーズヘグの師。
樹海だけでなく日本各地にドージョーなどの住処を構えており、気分次第で転々としている。
第三部時点ではフジサン山麓のドージョーではなく、ネオサイタマのドリームランド埋立地に住んでいる。
とあるエピソードにてニンジャスレイヤーの第二の師となり「カラテとはエゴ」「エゴの強い方が勝つ」と説く。

モータル・その他[編集]

アサリ(Asari)
声 - 金元寿子
ネオサイタマに暮らす女子高生。その後、無事に試験に合格して大学生となる。
高校時代はオリガミ部に所属しており、転校してきたヤモトを気遣って部活動に勧誘、その後もヤモトを遊びに誘うなど奥ゆかしく心優しい少女。それらの交流を経て、ヤモトの親友となる。
しかしヤモトと共に婦女暴行事件に巻き込まれたことがきっかけとなり、彼女もまたニンジャの引き起こす事件へと巻き込まれていく。
ヤクザ天狗(Yakuza Tengu)
黒いスーツに天狗の面という出で立ちで、ニンジャスレイヤー誕生以前からソウカイヤと戦い続けてきた孤高のニンジャハンター。決め台詞は「ブッダエイメン!」。原作においてほぼ唯一の、ニンジャと正面から戦闘して勝利したモータル[78]である。
改造手術で強化しているとはいえ身体能力はニンジャに劣り、基本的には奇襲が中心であるが、LAN直結で引き金を制御する二丁のオートマチック拳銃「リデンプション[79]」と「アブソリューション[80]」による圧倒的な火力と、背負ったジェットパックによる高速立体機動で下級ニンジャ程度なら互角に戦い撃破することができる。
その正体は謎に包まれているが、自分がニンジャソウルを現代に解放してしまったと思い込んでおり、全てのニンジャソウルを地獄に送り返す事を「贖罪の聖戦」と語り、自身は「神々の使者」「贖罪の天使」と名乗っている。またニンジャを倒した後には「復活を阻止する儀式」を執り行うなど異様な言動・行動が目立ち、地の文にも「彼は狂っていた」と記述される。
この様な異常な信念の一方で、ニンジャとは距離を取って銃撃戦に徹したり格上と判断した場合は戦闘を避ける、戦闘以外でも助けた人間に「聖戦のためのドネート(寄付)」を要求することで活動資金を確保したり、盗聴器を仕掛けて情報源とするなど合理的な一面もある。
第三部に登場した時点で通算二十人以上のニンジャを撃破しており、交戦・接触したニンジャ数はそれを上回るであろうことから、モータルとしては異常ともいえる戦歴を持っている。しかしその戦いは常に紙一重の勝利で、全身をサイバネ化してさえ格闘戦では一方的に攻撃され、瀕死の重傷を負う事がしばしばである。これらの描写がモータルとニンジャの圧倒的な格差、そして尚も戦い続けるヤクザ天狗の狂気と強さを際立たせている。
作者へのインタビューでは『ロケッティア』や『ヴァンパイア/最期の聖戦』など、「泥臭く弱いヒーロー」をイメージしたという。また、名鑑ではヤクザ天狗を主人公とする短編があると記述された。
ヤマヒロ(Yamahiro)
キルエレファント・ヤクザクランを経営するグレーターヤクザ。
クローンヤクザの導入を拒否し任侠を重んじた経営方針を続けたため、レッサーからはソンケイを集めるも業界的にはマケグミになってしまった。
クローンヤクザの押し売りと一方的なミカジメ・フィー増額に端を発する騒動でニンジャから制裁を受けるが、そこに強制介入したヤクザ天狗と遭遇する。
ニンジャの殺害と儀式の目撃、金を徴収されるなどのショックを受けフリーランスとして再出発するも、再度のピンチにヤクザ天狗を呼んでしまう。
ミーミー(Meme)
ザ・ヴァーティゴを約16年間も追跡している竜のような存在。「名状しがたき形状をした大長虫」「エントロピーの塊」「やわらかい」などと形容される。
圧倒的な力を持つザ・ヴァーティゴが戦闘を回避するほどだが、言葉が通じるため交渉すれば一時的に見逃してもらえる。また遺跡の地下にある自販機で買える「聖遺物」で撃退できるという。
なお「ミーミー」という語は作中において重要なキーワードとして言及される。
ラッキー・ジェイク(Lucky Jake)
ネオサイタマで活動する外国人男性。
ネオサイタマでLAN端子をインプラントするためにキョートを経由し入国したが、支払いのトラブルで金を失い賞金までかけられ、帰国のための資金確保と箔を付けるために非合法な仕事に手を染めている。
脳にインプラントしたUNIXの翻訳機能により日本語による自然な会話が可能だが、スラングの翻訳に難があり「貴方自身を前後しなさい!」「庶子!」など奇妙な叫びをあげる。
ストーリーの大筋には関わらないが、登場する度にニンジャスレイヤーとニアミスを起こす。

書籍情報[編集]

原語版[編集]

現行版は複数の雑誌で個別に掲載されたエピソードをまとめたもので、Ninja Entertainment[81]から発行されたが、発行部数が非常に少ないため入手は困難。著者の公式サイトでタイトルや価格を確認できる(表紙画像は消失している)。

1996年に発行された初期版の「the Ninja Slayer」は「プロトニンジャスレイヤー」と呼ばれており、現行版とはストーリーやキャラクター設定が異なっている。また著作権上の問題があるため公開を禁じているという[82]。一部の翻訳を許可されたというファンサイトの情報では、2000年の時点で9巻まで出版されておりAmazon.comでも取り扱っていたという(現在はデータベースに存在せず)。またフィギュアなどの商品展開もあったとされる。

「ゼロ・トレラント・サンスイ」のサウンドドラマ公開に合わせ、公式フェイスブックに原文の一部が公開されている。

2014年4月からは日本のコンテンツを海外に紹介するTokyo Otaku Modeのサイトにおいて、原語版の「マシン・オブ・ヴェンジェンス」の連載がスタートした。

日本語版[編集]

Twitter連載版を加筆修正し、わらいなくのイラスト入りニンジャ名鑑を加えた書籍。B6サイズで無線綴じされており、カバーを外すと左綴じになった表紙が現れるなど、洋書ペーパーバックをイメージした装丁が施されている。また巻末にはファンから募集したウキヨエが掲載されている。

なお電子書籍版は配信されていない(2014年現在)。

エンターブレインの直販サイトではTシャツなどのグッズが付属する「ebtenDXパック」を取り扱っている。

  • 第一部
  • ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 1(NINJA SLAYER Neo-Saitama in Flames 1) ISBN 978-4047283312
エンターブレイン 2012年9月29日
初訳となる「ボーン・イン・レッド・ブラック」が追加されている。
販促用の帯には同年公開されたアベンジャーズの宣伝コピーをもじった「日本よ、これがニンジャだ」が書かれていた[23]
  • ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 2(NINJA SLAYER Neo-Saitama in Flames 2) ISBN 978-4047284807
エンターブレイン 2012年11月30日
初訳となる「パンキチ・ハイウェイ・バーンナウト」が追加されている。
  • ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 3(NINJA SLAYER Neo-Saitama in Flames 3) ISBN 978-4047284814
エンターブレイン 2013年1月31日
初訳となる「エヴァー・フェルト・チーティド」が追加されている。
  • ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 4(NINJA SLAYER Neo-Saitama in Flames 4) ISBN 978-4047286900
エンターブレイン 2013年3月30日
初訳となる「コロス・オブリヴィオン」「トレジャー・エヴリー・ミーティング」と、ファンから募集されたイラストが掲載される。
ネット限定版(ISBN 978-4047288584)には、投票で決定したわらいなくのポストカードセットと、「べイン・オブ・サーペント」のオーディオドラマのダウンロード権が付いたイラストカードが付く。
  • 第二部
第二部では巻ごとにナンバリングではなくサブタイトルが付くように変更された。
  • ニンジャスレイヤー ザイバツ強襲!(NINJA SLAYER Shadow of Zaibatsu) ISBN 978-4047289451
エンターブレイン 2013年6月29日
初訳となる「ソード・オブ・ザ・ビトレイヤー」が収録。
ドラマCDが付いた特装版(ISBN 978-4047289468)が同時発売。
『ラスト・ガール・スタンディング』の劇中で登場した「ラブ王侯」(松井恵理子)のPVがYouTubeで公開されている。
  • ニンジャスレイヤー ゲイシャ危機一髪!(Ninja and Geisha) ISBN 978-4047291201
エンターブレイン 2013年8月31日
初訳となる「ライズ・オブ・アマクダリ」が収録。
  • ニンジャスレイヤー 荒野の三忍(Three Dirty NINJA Bond) ISBN 978-4047292536
エンターブレイン 2013年10月31日
初訳となる「フェル・アスリープ・イン・ザ・ムービング・コフィン」が収録。
  • ニンジャスレイヤー 聖なるヌンチャク(Nunchaku of Destruction) ISBN 978-4047292611
エンターブレイン 2013年12月29日
初訳となる「システム・オブ・ハバツ・ストラグル」が収録。
ドラマCDが付いた特装版(ISBN 978-4047293533)が同時発売。
対象書店で購入すると「合成マイコ音声」(能登麻美子)の着ボイスがダウンロードできるカードが付く。
  • ニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳(Reboot Raven) ISBN 978-4047293625
エンターブレイン 2014年4月12日
初訳となる「ウェン・ザ・サン・バーンズ・レッド」が収録。
  • ニンジャスレイヤー マグロ・アンド・ドラゴン(Maguro and Dragon) ISBN 978-4047297555
エンターブレイン 2014年7月9日
初訳となる「アット・ザ・レルム・オブ・ブラックウィッチ」が収録。

その他の言語[編集]

台湾繁体字)圏において2013年12月3日に刊行。漢字タイトルは「忍者殺手」となっている。また韓国語版「닌자 슬레이어」も刊行されている。

オーディオドラマ[編集]

ネオサイタマ炎上 4の特典としてオーディオドラマダウンロード権を記載したカードが付属された。また「ニンジャスレイヤー ザイバツ強襲!」「ニンジャスレイヤー 聖なるヌンチャク」にドラマCD付きの特装版があり、YouTubeで「ゼロ・トレラント・サンスイ」のサウンドドラマが公開されている。

担当声優
主要担当声優は上述。ここではそれ以外のキャラについて記す。

アニメ[編集]

2014年4月にアニメ化が発表された。2015年始動予定。タイトルは『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』。

スタッフ[編集]

テーマ曲[編集]

「BACK IN BLACK」
歌 - BOOM BOOM SATELLITES

脚注[編集]

  1. ^ 原語版のタイトル。日本語書籍版の表紙にも「NINJA SLAYER」と大きく書かれているが、正式タイトルはカタカナの「ニンジャスレイヤー」。
  2. ^ エンターブレインのサイトなど一部の媒体では「フィリップ・N・モーゼズ」の表記。
  3. ^ Twitterでの連載から書籍に! 異色の人気小説「ニンジャスレイヤー」とは?”. bizmash(ニフティ) (2012年9月5日). 2012年10月17日閲覧。
  4. ^ 「ニンジャスレイヤー」書籍化、挿絵はヘッズのわらいなく”. コミックナタリー (2012年9月27日). 2012年10月17日閲覧。
  5. ^ ニューロマンサー』で用いられたサラリーマンの表現(正確には「さらりまん」)原作者、翻訳チームによるオマージュの一環と思われる。
  6. ^ 原作者によれば、シリーズではあるが読み切り形式の『コナン・サーガ』へのオマージュであり、翻訳チームによれば「『水戸黄門』や『キャプテン・アメリカ』を第一話から読んでるファンは少ない(ので何処から読んでも大丈夫)」とのこと。
  7. ^ [1]
  8. ^ AUTHOR | NINJA SLAYER | Tokyo Otaku Mode
  9. ^ B・ボンドとスシくった - 華麗なる架神恭介(本人のブログ)
  10. ^ 参照
  11. ^ 日常茶飯事(an everyday experience)
  12. ^ 丑三つ時(in the dead of night)
  13. ^ 走馬燈
  14. ^ そのまま「〜的な雰囲気」の意味
  15. ^ 翻訳チームによれば「actually」の訳。原文中頻繁に使われているとのこと
  16. ^ なぜか「素晴らしい」の意味で使われることが多い
  17. ^ 「しめやかに走る」「しめやかに爆発」など、本来とは全く違う意味で使われる。
  18. ^ 「CABOOM! 」の訳。訳者によってはアルファベットのまま
  19. ^ 銃声に使われる擬音
  20. ^ 全米震撼のニンジャ小説は“日本人も知らない日本語”だらけ!”. ダ・ヴィンチ電子版(メディアファクトリー) (2012年10月14日). 2012年10月17日閲覧。
  21. ^ ■デモ行進に近い■素材の良品■インタビュー・ウィズ・ニンジャ・エクストラ・イシュー■武田信玄■少し明るい海■
  22. ^ 通称「スリケンマーク」
  23. ^ a b ドーモ。オキャク=サマ。『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1』好評発売中です。
  24. ^ 公式アカウントのアイコンも担当
  25. ^ Twitterでの連載から書籍に! 異色の人気小説「ニンジャスレイヤー」とは?”. bizmash(ニフティ) (2012年9月5日). 2012年10月17日閲覧。
  26. ^ 「ニンジャスレイヤー」書籍化、挿絵はヘッズのわらいなく”. コミックナタリー (2012年9月27日). 2012年10月17日閲覧。
  27. ^ 発売当初公式サイト内では、第1巻がベリーの作品と同じく「その他」の区分、第2巻が「ホビー書籍」に分類されるなど、元々翻訳作品が少なかった(ベリーの小説以外には漫画一冊のみ)エンターブレインではサイト上での区分けが曖昧になっていた(現在では新設された「文芸」にまとめられている)。また書店でも置かれている棚がライトノベルやSF、海外小説であったりするなど一定してない。なおAmazon.co.jpでは「英米文学」のカテゴリーに分類されている。
  28. ^ 複数のiphone用クライアントを使い分ける傾向にある。
  29. ^ (ほんだ ゆう)。主にボンドが執筆した部分を担当。
  30. ^ (すぎ らいか)。主にモーゼズが執筆した部分を担当。
  31. ^ インターネットアーカイブ
  32. ^ 「ツイッターアー」「アナウンスーン」「ごあんしんください」など
  33. ^ 参照
  34. ^ ニンジャスレイヤーの書籍版刊行後は、こじつけに近い形で書籍を宣伝する台詞が挿入されている。
  35. ^ つぶやいた時点では未登場の場合もある。
  36. ^ ニンジャスレイヤー関係では「ウキヨエ」と呼ばれる
  37. ^ twilogおよびTogetterでのアーカイブは正式に認められている参照
  38. ^ 参照
  39. ^ ニンジャスレイヤー書籍公式サイト | WANT(ウキヨエ募集)
  40. ^ 余湖裕輝やさおとめあげはの漫画では、服装などがわらいなくのデザインと異なっているなど、公式側でも多様性を認めている
  41. ^ バリキジャンプ
  42. ^ なおほんやくチーム側もバリキジャンプの公開を許可している[2]
  43. ^ ISOGE!! NINJASLAYER
  44. ^ 後に手袋のみわらいなくのデザインに合わせている。
  45. ^ 2013年6月27日 - 11:32 - 余湖裕輝@YOGOYUKI
  46. ^ [3]
  47. ^ ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ - pixivコミック
  48. ^ 第一部に登場した「スコルピオン」は、メキシコから泳いできたと語っており、ニンジャであればこの限りではない。
  49. ^ サブロ老人から息子がオムラにいると聞いたフジキドが「カチグミですね」と発言している。
  50. ^ この「○○な」と言う表記は、作中で頻繁に使われている。
  51. ^ 文中ではこの表現が頻繁に使われる。
  52. ^ 劇中では敵同士であっても「〜サン」と敬称を付けて呼び合うのが基本。
  53. ^ 空手の三戦に由来するという([4]
  54. ^ 柔道レスリングなどをミックスしたフランス発祥の格闘技。公式サイト
  55. ^ 書籍版では「グレーター・ウケミ」
  56. ^ エピソードによっては「バイオヤクザ」という表記もある。
  57. ^ ニューロマンサーのガジェットも参照
  58. ^ 書籍版ではバジリスクの所有に変更されている
  59. ^ みかじめ料
  60. ^ 痛みと熱に、ズバリ(頭歯利)
  61. ^ エンターブレインの宣伝PVのみ。
  62. ^ 作中では「anti(アンチ)」の訳として使われている。
  63. ^ 手紙にまで書かれている。
  64. ^ [5]
  65. ^ 「Undercard」は前座試合の意味。
  66. ^ 名鑑では登場するエピソードのゴーストライター説が疑われた。
  67. ^ 名鑑では90%
  68. ^ Hasteは急速などの意味。
  69. ^ Exhaustionには消耗、疲労困憊という意味がある。
  70. ^ 北欧神話にはニーズヘッグというが登場する。
  71. ^ 原文では「Me is」
  72. ^ [6]
  73. ^ 初登場した「マシン・オブ・ヴェンジェンス」において、交渉きたソウカイヤの「アーソン」に対し「アーソン(放火犯罪)?ホー、ホー、ホー」と笑うシーンがある。
  74. ^ 結果、書籍版に収録されるニンジャ名鑑の挿絵が増えたため「なんでこんなに殺した!」と翻訳チームも悲鳴を上げる異例の事態となっている。
  75. ^ 書籍第一巻のイラストでは既に持っている
  76. ^ 台詞の大半が「01」になっていることが多い。
  77. ^ 名鑑の説明と本編では食い違いがある。
  78. ^ 集団戦法で圧倒したり、瀕死のニンジャを一人で倒した例はある
  79. ^ Redemption(贖罪)
  80. ^ Absolution(赦免)
  81. ^ 日本語書籍や販促PVなどにも「Ninj@ Entertainment」のコピーライトが記載されている。
  82. ^ インタビュー・ウィズ・ニンジャ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

Twitter[編集]

書籍[編集]

アニメ[編集]

作者・翻訳チーム[編集]

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