ライフ (雑誌)

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ライフ(Life)はアメリカで発行されている雑誌写真を中心とした誌面で「グラフ雑誌」と言われる。

フォトジャーナリズムという文章記事よりも写真を中心に報道・言論を構成しようという考え方はすでにヨーロッパ(特にドイツ)で試みられていた。ライフ誌はカメラマンをスタッフという専属的な所属とし、撮影から記事・レイアウト等の編集のスタイルを一貫させ、「フォト・エッセイ」と称した。第二次大戦前から戦後復興期、テレビの本格普及前までが黄金期で、アメリカの思想・政治・外交を世界に魅力的に伝える媒体であった。

目次

[編集] 週刊誌(1936年-1972年)

1936年11月23日に週刊誌として創刊号が発行された。創刊号は32ページで9000部が発行された。創立者はヘンリー・ルース(Henry Robinson Luce; 1898年-1967年)、編集長はクルト・コルフ(Kurt Korff; 1876年-1938年)。創刊号の表紙はマーガレット・バーク=ホワイトの撮影したフォートペックダム(ミズーリ川流域)の写真であった。

1967年-1970年頃が最盛期で850万部を発行した。ただ、その頃には既にテレビが普及し経営は悪化していた。1972年12月29日に通算1862号で休刊。

[編集] 著名カメラマン

[編集] 年2回刊行期(1973年-1978年)

この期間、毎年末の特集"The Year In Pictures(写真の中の一年)"を含めて『特別リポート』の形で10回刊行され、広告も最小限のものとなった。刊行部数は50万部から100万部の間だった。

[編集] 月刊誌(1978年-2000年)

1978年10月に月刊誌として復刊。この時、表紙の"LIFE"ロゴが大きく、太字のデザインに一新された(このロゴは1993年7月に元に戻された)。復刊後は順調な売り上げを記録し、1986年の創刊50周年を迎えた。1991年湾岸戦争時には、かつての週刊体制が一時的に復活した。しかしその後、経営状況が再び悪化し、2000年5月に再び休刊となった。

[編集] 無料週刊誌(2000年-2007年)

現在のライフ誌は2004年10月に無料週刊誌として復活したものである。新聞折り込みのかたちで約1300万部が発行されている。しかし2007年3月26日、厳しい経営事情を背景に、4月20日号を最後に休刊することが発表された。今後はウェブ上にて、同誌の保有する写真約1000万点を閲覧できるようにするなど、引き続きライフのブランドを冠したサービスを継続していくことも同時に発表された。

2008年11月18日、Googleイメージ検索でライフ誌の写真アーカイブの検索が可能になった[1]

[編集] この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人

ライフが選定した、「Life's 100 most important people of the second millennium」は以下のとおり。

  1. トーマス・エジソンアメリカ
  2. クリストファー・コロンブスイタリア
  3. マルティン・ルタードイツ
  4. ガリレオ・ガリレイ (イタリア)
  5. レオナルド・ダ・ヴィンチ (イタリア)
  6. アイザック・ニュートンイギリス
  7. フェルディナンド・マゼランポルトガル
  8. ルイ・パスツールフランス
  9. チャールズ・ダーウィン (イギリス)
  10. トーマス・ジェファーソン (アメリカ)
  11. ウィリアム・シェイクスピア (イギリス)
  12. ナポレオン・ボナパルト (フランス)
  13. アドルフ・ヒットラー (ドイツ)(オーストリア
  14. 鄭和中国
  15. ヘンリー・フォード (アメリカ)
  16. ジークムント・フロイト (オーストリア)
  17. リチャード・アークライト (イギリス)
  18. カール・マルクス (ドイツ)
  19. ニコラウス・コペルニクスポーランド
  20. ライト兄弟 (アメリカ)
  21. アルベルト・アインシュタイン (ドイツ)(スイス)(アメリカ)
  22. マハトマ・ガンディーインド
  23. クビライモンゴル
  24. ジェームズ・マディスン (アメリカ)
  25. シモン・ボリバル南アメリカ
  26. メアリ・ウルストンクラフト (イギリス)
  27. グリエルモ・マルコーニ (イタリア)
  28. 毛沢東 (中国)
  29. ウラジーミル・レーニンロシア
  30. マーティン・ルーサー・キング・ジュニア (アメリカ)
  31. アレクサンダー・グラハム・ベルスコットランド)(カナダ)(アメリカ)
  32. ルネ・デカルト (フランス)
  33. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (ドイツ)
  34. トマス・アクィナス (イタリア)
  35. エイブラハム・リンカーン (アメリカ)
  36. ミケランジェロ・ブオナローティ (イタリア)
  37. ヴァスコ・ダ・ガマ (ポルトガル)
  38. スレイマン1世トルコ
  39. サミュエル・モールス (アメリカ)
  40. ジャン・カルヴァン (フランス)
  41. フローレンス・ナイチンゲール (イギリス)
  42. エルナン・コルテススペイン
  43. ジョゼフ・リスター (イギリス)
  44. イブン=バットゥータモロッコ
  45. 朱熹 (中国)
  46. グレゴール・ヨハン・メンデル (オーストリア)
  47. ジョン・ロック (イギリス)
  48. アクバル (インド)
  49. マルコ・ポーロ (イタリア)
  50. ダンテ・アリギエーリ (イタリア)
  51. ジョン・ロックフェラー (アメリカ)
  52. ジャン=ジャック・ルソー (フランス)
  53. ニールス・ボーアデンマーク
  54. ジャンヌ・ダルク (フランス)
  55. フレデリック・ダグラス (アメリカ)
  56. ルイ14世 (フランス)オーストリアハンガリー(現在のクロアチア)で生まれる
  57. ニコラ・テスラセルビア)(アメリカ)
  58. イマヌエル・カント (ドイツ)
  59. 范寬 (中国)
  60. オットー・フォン・ビスマルク (ドイツ)
  61. ウィリアム1世 (イングランド王)] (フランス)
  62. グイード・ダレッツォ (イタリア)
  63. ジョン・ハリソン (イギリス)
  64. インノケンティウス3世 (イタリア)
  65. ハイラム・マキシム (アメリカ)
  66. ジェーン・アダムズ (アメリカ)
  67. 曹雪芹 (中国)
  68. マテオ・リッチ (イタリア)
  69. ルイ・アームストロング (アメリカ)
  70. マイケル・ファラデー (イギリス)
  71. イブン=スィーナーペルシャ
  72. シモーヌ・ド・ボーヴォワール (フランス)
  73. メヴラーナ・ジェラルディン・ルーミ (ペルシャ)(アフガニスタン
  74. アダム・スミス (スコットランド)
  75. マリ・キュリー (ポーランド)(フランス)
  76. アンドレーア・パッラーディオ (イタリア)
  77. ピョートル1世 (ロシア)
  78. パブロ・ピカソ (スペイン)
  79. ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール (フランス)
  80. アントワーヌ・ラヴォアジエ (フランス)
  81. P・T・バーナム (アメリカ)
  82. エドウィン・ハッブル (アメリカ)
  83. スーザン・B・アンソニー (アメリカ)
  84. ラファエロ・サンティ (イタリア)
  85. ヘレン・ケラー (アメリカ)
  86. 北斎日本
  87. テオドール・ヘルツル (オーストリア)
  88. エリザベス1世 (イギリス)
  89. クラウディオ・モンテヴェルディ (イタリア)
  90. ウォルト・ディズニー (アメリカ)
  91. ネルソン・マンデラ (南アフリカ)
  92. ロジャー・バニスター (イギリス)
  93. レフ・トルストイ (ロシア)
  94. ジョン・フォン・ノイマン (アメリカ)
  95. サンティアゴ・ラモン・イ・カハール (スペイン)
  96. ジャック=イヴ・クストー (フランス)
  97. カトリーヌ・ド・メディシス (イタリア)(フランス)
  98. イブン=ハルドゥーンチュニジア
  99. クワメ・エンクルマガーナ
  100. カール・フォン・リンネスウェーデン

[編集] Lifeで活躍した主要な写真家

(ABC順)

  1. Carlo Bavagnoli
  2. Harry Benson
  3. Jack Birns
  4. Margaret Bourke-White
  5. Horace Bristol
  6. James Burke
  7. Larry Burrows
  8. Cornell Capa
  9. Robert Capa
  10. Edward Clark
  11. Ralph Crane
  12. Myron Davis
  13. Loomis Dean
  14. John Dominis
  15. Paul Dorsey
  16. David Douglas Duncan
  17. Alfred Eisenstaedt
  18. Eliot Elisofon
  19. Bill Eppridge
  20. J. R. Eyerman
  21. N. R. Farbman
  22. Andreas Feininger
  23. Al Fenn
  24. John Florea
  25. Herbert Gehr
  26. Fritz Goro
  27. Allan Grant
  28. Milton Greene
  29. Farrell Grehan
  30. Arthur Griffin
  31. Henry Groskinsky
  32. Philippe Halsman
  33. Marie Hansen
  34. Rex Hardy
  35. Bernard Hoffman
  36. Martha Holmes
  37. James Jarché
  38. Yale Joel
  39. Mark Kauffman
  40. Robert W. Kelley
  41. Dmitri Kessel
  42. Wallace Kirkland
  43. George Lacks
  44. Bob Landry
  45. Walter B. Lane
  46. Lisa Larsen
  47. Nina Leen
  48. Neil Leifer
  49. Anthony Linck
  50. John Loengard
  51. Michael Mauney
  52. Thomas McAvoy
  53. Leonard McCombe
  54. Joe McNally
  55. Vernon Merritt
  56. Hansel Mieth
  57. Gjon Mili
  58. Francis Miller
  59. Ralph Morse
  60. Carl Mydans
  61. Lennart Nilsson
  62. John Olson
  63. Gordon Parks
  64. Charles Phillips
  65. John Phillips
  66. Hart Preston
  67. Bill Ray
  68. Co Rentmeester
  69. Arthur Rickerby
  70. George Rodger
  71. Michael Rougier
  72. Walter Sanders
  73. Eric Schaal
  74. David E. Scherman
  75. Frank Scherschel
  76. Joe Scherschel
  77. Paul Schutzer
  78. Mark Shaw
  79. John Shearer
  80. Sam Shere
  81. William C. Shrout
  82. Geroge Silk
  83. Geroge Skadding
  84. Ian Smith
  85. W. Eugene Smith
  86. Howard Sochurek
  87. Peter Stackpole
  88. Charles Steinheimer
  89. George Strock
  90. William J. Sumits
  91. Burk Uzzle
  92. William Vandivert
  93. Grey Villet
  94. Hank Walker
  95. Stan Wayman
  96. James Whitmore
  97. Hans Wild
  98. Jack Wilkes
  99. John Zimmerman
  • 文献:The Great Life Photographers, Introduction by John Loengard, Thams & Hudson, ISBN: 0500542937, 2004

[編集] 脚注

  1. ^ Googleイメージ検索で「LIFE」の写真アーカイブが検索可能に、ITmedia、2008年11月19日。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク