リチャード・バートン
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| リチャード・バートン Richard Burton |
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1963年の映画『クレオパトラ』より |
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| 本名 | Richard Walter Jenkins Jr. | ||||||
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| 生年月日 | 1925年11月10日 | ||||||
| 没年月日 | 1984年8月5日(満58歳没) | ||||||
| 出生地 | ウェールズ | ||||||
| 国籍 | |||||||
| 職業 | 俳優 | ||||||
| 配偶者 | シビル・ウィリアムズ エリザベス・テイラー 他 |
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リチャード・バートン(Richard Burton, 1925年11月10日 - 1984年8月5日)は、イギリス・ウェールズ出身の俳優である。イギリス映画界を代表する俳優の一人。本名はRichard Walter Jenkins Jr.。
[編集] 生涯
炭坑作業員の息子に生まれ、16歳で学校をやめて働かなければいけなくなったが、彼の教師であったフィリップ・バートンが彼を養子に取り、18歳でエクセター大学で学ぶようになった。1943年にリヴァプールの舞台でデビューし、その後、舞台俳優として活躍。1944年から3年間、英空軍のパイロットとして従軍。1949年に映画デビュー、映画で共演した女優シビル・ウィリアムズと結婚した。同年、クリストファー・フライ作の『The Lady's Not For Burninng』での演技が絶賛される。これがきっかけとなって1952年にはハリウッドに招かれ、『謎の佳人レイチェル』でオリヴィア・デ・ハヴィランドと共演、アカデミー助演男優賞にノミネートされる。
舞台ではオールド・ヴィク座の『ハムレット』『オセロ』やブロードウェイのミュージカル『キャメロット』などに主演、英米の垣根を越えて活躍、特に『キャメロット』では1961年のトニー賞ミュージカル部門の俳優賞を受賞した。映画では『聖衣』『アレクサンダー大王』『北海の果て』『史上最大の作戦』などの大作に出演、『寒い国から帰ったスパイ』や『暗殺者のメロディ』で名演技を見せた。しかし『謎の佳人レイチェル』を初めアカデミー賞に計7回もノミネートされたものの、一度も受賞はしなかった。
1963年のマーク・アントニーに扮した『クレオパトラ』で共演したクレオパトラ役のエリザベス・テイラーと恋が芽生え、スキャンダルとなった。その後ウィリアムズと離婚し、一方エディ・フィッシャーと別れたテイラーと結婚、その後は夫婦して、『予期せぬ出来事』『いそしぎ』『バージニア・ウルフなんて怖くない』『じゃじゃ馬ならし』『悪のたのしみ』『危険な航路』『夕なぎ』で共演、しかしバートンがアルコール依存症にかかり、1973年にテレビ映画『離婚』に夫婦共演中に本当に二人の離婚が取り沙汰されるようになり、ついに翌年離婚した。その後1975年10月10日に二人は再婚するが、翌年、再び離婚する。1983年のブロードウェイの舞台が二人の最後の共演となった。1966年にテイラーとの関係を綴った本を出版している。
テイラーとの離婚後は2度結婚を繰り返し、1984年にジュネーヴ郊外の自宅で脳溢血により倒れ、市内の病院に搬送されたが帰らぬ人となった。
2000年に発売されたテイラーの伝記の中で、俳優のローレンス・オリヴィエとバートンとの同性愛関係について触れられているが、バートンの遺族はその事を否定している。[1]
[編集] 主な出演作品
- 聖衣 The Robe (1953)
- アレキサンダー大王 Alexander the Great (1956)
- 史上最大の作戦 The Longest Day (1962)
- 予期せぬ出来事 The V.I.P.s (1963)
- クレオパトラ Cleopatra (1963)
- ベケット Becket (1964)
- イグアナの夜 The Night of the Iguana (1964)
- 何かいいことないか子猫チャン What's New, Pussycat (1965)
- いそしぎ The Sandpiper (1965)
- 寒い国から帰ったスパイ The Spy Who Came In from the Cold (1965)
- バージニア・ウルフなんかこわくない Who's Afraid of Virginia Woolf? (1966)
- じゃじゃ馬ならし The Taming of the Shrew (1967)
- 荒鷲の要塞 Where Eagles Dare (1968)
- キャンディ Candy (1968)
- 1000日のアン Anne of the Thousand Days (1969)
- 暗殺者のメロディ The Assassination of Trotsky (1972)
- 旅路 Il Viaggio (1973)
- 逢いびき Brief Encounter (1974)
- エクウス Equus (1977)
- ワイルドギース The Wild Geese (1978)
- 1984 Nineteen Eighty-Four (1984)

