川崎のぼる

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川崎 のぼる(かわさき のぼる、1941年1月28日 - )は日本漫画家大阪府出身。本名、川崎伸。

1957年、『乱闘・炎の剣』(単行本)でデビュー。代表作は『巨人の星』。

[編集] 作品リスト

[編集] 『巨人の星』など、作品全般に関して

  • 画風は写実的で肉体的なタッチだがデフォルメも適度に混ざり、作風も劇画からギャグまで幅ひろい。『巨人の星』などでは、主要キャラクターは劇画風で、子供やアナウンサー、記者、観客など「その他大勢」的な人物の顔はギャグ漫画風に描かれ、例えば『いなかっぺ大将』の「西一(にしはじめ)」に似た顔もあり、それらが違和感なくはまっている。
  • 大きな動物は身体がリアルで顔は擬人化。しかし、ニャンコ先生のような小猫、小犬は相当、デフォルメされている。人物の手の筋肉や骨骼の描写は細かく、身体との比率から見て実際より手(手の甲)が大きく見えることもある。ただしゴジラのような怪獣(『風のサンタ』に登場)やヒグマ(『ムツゴロウが征く』に登場)などの描写で、リアリズムとギャグをかき分けるテクニックは確かである。
  • アニメ化された『巨人の星』は巨人ファンでない子供にも人気があり、草野球で「大リーグボール」を投げようとする子供等が続出した。ちなみに本人は熱狂的な阪神ファンである。なお、『巨人の星』を書き始めた頃は野球にはほとんど興味がなかった。
  • 2003年からは熊本県菊池郡菊陽町に在住している関係で、『第14回全国ボランティアフェスティバル火の国くまもと』のポスターの原画を描いている。これに描かれた登場人物は星飛雄馬と左門豊作(熊本農林高校から大洋ホエールズに入団)だった。
  • いなかっぺ大将』では、風大左エ門は当初、星飛雄馬のような二枚目顔が基本だった。それが後半になってアニメでおなじみのギャグ顔に移っていった。この作品は本来、風大左エ門の「柔道漫画」という側面もあったが、川崎の『アニマル1』頃からのギャグ的才能が開花し、暫時ギャグ漫画に移行していった。僚友ビッグ錠は、これを見て「やっこさん、始めよったな」とほくそえんだと言う。
  • 風大左エ門が百貨店で「クラシックパンツ」を買い求め、店員が理解できず、最後に大左エ門が顔を赤くして「ふんどしだす」と大声で説明し、店には褌(ふんどし)がなかったという話がある。ずっと後になって、『トリビアの泉』で「百貨店では褌を『クラシックパンツ』と呼んで置いてある」という報告があった。
  • 『巨人の星』を「少年マガジン」に、『いなかっぺ大将』を小学館学年誌全般に掛け持ちで執筆していた頃は、一週間に二度ほどしかまともに眠ることはなかったという。〆切りは頑として守る主義であったため、当時の担当編集者も文句が挟めない状態だったらしい。これは間を置かず『てんとう虫の歌』の時期にも受け継がれたため、病床に伏したこともあった。よって、当時の川崎原作のアニメもほとんど観ることはなかったとのこと。
  • 絵が緻密になり過ぎたのは梶原一騎との仕事ののちと認識され、それ以前は馬場のぼるなどにも影響された瓢々としたタッチの漫画を主流としていた。少女漫画も手がけたことがある。
  • 現在は帰郷し、地元で『岩石おばさんとホー 猫の火まつり』(福田章・原作)などの絵本執筆に情熱を傾けている。

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