メガドライブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
メガドライブ/GENESIS
Mega Drive.jpg
Mega Drive 2.jpg
メガドライブ(上)、メガドライブ2(下)
メーカー セガ・エンタープライゼス
種別 据置型ゲーム機
世代 第4世代
発売日 日本の旗 1988年10月29日
アメリカ合衆国の旗 1989年8月14日
韓国の旗 1990年8月
欧州連合の旗 1990年11月30日
CPU MotorolaMC68000
ZilogZ80
対応メディア ロムカセット
CD-ROMメガCD
対応ストレージ バッテリーバックアップ
コントローラ入力 ケーブル
オンラインサービス メガモデム
セガチャンネル
売上台数 日本の旗 日本:358万台
アメリカ合衆国の旗 北米:2,000万台[1]
欧州連合の旗 欧州:839万台
世界  全世界累計:3,432万台
※ソフト売上:1億7,580万本
最高売上ソフト ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
世界  全世界累計:603万本
ソニック・ザ・ヘッジホッグは本体同梱含め出荷1,500万本以上
互換ハード テラドライブ
前世代ハードウェア セガ・マークIII
次世代ハードウェア セガサターン
テンプレートを表示

メガドライブMEGA DRIVE)とは、セガ・エンタープライゼス(現・セガ)が1988年10月29日日本で発売した16ビット家庭用ゲーム機である。メーカー希望小売価格は21,000円。

米国カナダではジェネシスGENESIS)という名称で1989年に、ヨーロッパフランススペイン等の欧州地域やブラジルなどの南米地域では日本と同じくメガドライブの名称で1990年に発売された。

概要[編集]

セガ・マークIII及びマスターシステムの後継機で、すでに稼働していたアーケード用SYSTEM16基板をベースに、メインCPUには当時、SHARPX68000AppleMacintoshなど高級パソコンに多く搭載されていた高性能CPU MC68000を採用し、またメインCPUの負荷軽減と下位互換を考慮してサブCPUにはZ80を搭載するなど、デュアルCPUで構成されており、別売のメガアダプタにより互換性を持たせている[2]

このMC68000の採用により、上記パソコン以外にもAmigaAtari STなど、同じCPUを搭載していたパソコンでの開発ノウハウがほぼそのまま使用可能だったため、当時のプログラマーにとっては他の家庭用ゲーム機よりも開発や移植が比較的容易で、メガドライブを機にゲームアーツウルフ・チームテクノソフトエレクトロニック・アーツU.S. Goldなど国内外を問わず多くのパソコンソフトメーカーがコンシューマーゲーム市場へ初参入しており、パソコンゲーム市場からのユーザー層の拡大にも成功した。[要出典]

当初搭載されたMC68000はセカンドソース生産されたものであり、後期のロットには日立製、メガドライブ2にはモトローラ製も採用されている。メガドライブが発売される以前の1986年頃は、MC68000の総出荷数は70万個程度であり、それを当時のセガが本体コストを抑えるためにそれまでの総出荷数よりも多い100万個を一度に発注したものの、貸し倒れや取引実績が少ないなどの理由で納入を懸念していたモトローラ社に対して日立が仲介した経緯があり[3]、こうした日立との縁もあって、のちに発売されたメガドライブ用スーパー32Xや後継機セガサターン及びドリームキャストでは、日立が開発したRISC CPU SHシリーズの採用にも繋がった。

また、本機のアーキテクチャは、システムC/C2のような業務用システム基板や、キッズコンピュータ・ピコのような幼児用知育玩具にも一部の仕様を拡張ないし簡略化した形で流用されているなど、メガドライブの発売を機にMC68000の生産数は一気に増え、同時に量産効果でコストが大幅に引き下げられたため、当時組み込み用などに安価で出回っていたZ80に変わって新たにMC68000が組み込み用として採用されるまでに需要が拡大し、MC68000の販売と普及に大きく貢献した功績でモトローラ社から表彰される際にはVIP待遇を受けており、同じ理由で、1つの本体に2つのSH-2と1つのSH-1を搭載したセガサターンが発売されて以降は、SHシリーズも組み込みチップの定番となった。

仕様[編集]

メガドライブに採用されているFM音源 YM2612
  • CPU(MPU)
    • メインCPU : MC68000(7.67MHz)
    メイン側からサウンド処理をすることも可能。テラドライブでは東芝製が搭載されており、裏技で10MHz動作が可能である。
    • サブCPU(サウンド処理) : Z80A(3.58MHz)
    別売りオプションのメガアダプタを使用した際には、サブのZ80がメインCPUとして互換動作する。
  • RAM
    • VGA(68000用) : 64KB
    • サウンド(Z80用) : 8KB
    テラドライブではVGA用VRAMは256KB、サウンド用RAMが16KBのRAMが搭載されている。
  • VRAM
    • VDP(カスタム仕様) : 64KB
    • 画面表示 : VDP横320または256ドット×縦224ライン(インターレース表示で448ラインも可能)、スクロール付き独立2画面合成表示が可能。
    テラドライブのVDP用VRAMは128KBで、倍のRAMが搭載されている。
    • 同時発色数 : 512色中64色(16色×4パレット)
    下位互換性が考慮されており、同時発色数自体はセガ・マークIIIと同数である。
    一部のソフトでは、同時発色数の少なさを補うために2色の縦ラインを交互に描き、ビデオ出力時のにじみで視覚的に発色数を増やす手法が使用された。
  • スプライト
    • 1画面 : 最大80個(8×8~最大サイズ32×32)
    横並びスプライトは20個以内ならチラツキが発生しない。また、画面上方で表示したスプライトを画面下方で再利用する事により見かけのスプライト表示数を増やすスプライトダブラーが使用可能である。
  • 特殊機能
    ラスタごとに表示位置を指定できるほか、横8ドット単位での縦の表示位置指定ができ、両方の機能を組み合わせると角度は限定されるが擬似回転表示が可能。
    • シャドウ・ハイライト機能
    スプライトと重なる部分のBGに明暗処理を施す機能で、後期のソフトや海外ソフトではこの機能を使って64色以上の同時発色表示を可能したソフトが存在する。
  • 内蔵音源
    内1chを8ビットリニアPCMとして使用が可能で、再生レートはCPUに依存する。富士通の32ビットパソコンFM TOWNSにも搭載された。
    PCMはノイズ混じりのソフトが多かったが、後に音声をクリアにする技術が開発され、トレジャーの『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』以降採用された[要出典]
    メガアダプタ使用時の下位互換が考慮され、セガ・マークIIIと同じ音源チップを搭載している。正確には「PSG類似」音源(DCSG)だが、一般的にはPSGと同一扱いされており、PSGとの大きな違いは矩形波チャンネル3つ+ノイズ発生チャンネル1の合計4チャンネルで構成されているところである。PSG(SSG)はその構造上ノイズの音量制御が3つのチャンネルのどれかに依存してしまうが、SN76489(やpAPU)にはこの制限はなく、独立したノイズチャンネル単体で自由に音量制御が可能で、ハードウェアエンベロープも持たない。
  • スロット
    本スロットには、電源投入中のカセット抜去を防止するためのロックアームが付いており、メガドライブ本体を振った時にカラカラと鳴るのはこいつが原因である。しかも左側のみがロックされるため、知らずに抜こうとすると左側だけ引っかかるという、かえって歪な抜け方になった。
    • 拡張用 : 1スロット
    周辺機器メガCD/メガCD2の接続が可能。
    また、本体の開発当時は半導体ROMが品不足だった事もあって、2インチのクイックディスクフォーマットを採用した増設用ディスクドライブが提案されたが、すぐにROM不足が解消されて大容量ROMの低価格化が始まったため、発売はされなかった。
  • 接続端子
    • コントロール端子 : ATARI規格準拠D-sub9ピンコネクタ×2
    初期モデルは3ボタン+スタートボタンのコントロールパッドが1個同梱されているが、斜め方向への入力が極端に入りやすく、上下左右真っ直ぐに押しているつもりでも斜めに入ってしまうなど、操作には多少の慣れが必要で、クライマックス内藤寛はこの操作性を逆手に取って、ゲーム画面を斜め見下ろし型にした『ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜』を開発したという[4]
    また、コネクタ形状とケーブルの長さの問題から、少々の衝撃を受けただけで接続不良を引き起こし、操作を受け付けなくなってしまう場合も多かったが[要出典]、これらは後期モデルのメガドライブ2に付属されたファイティングパッド6Bで改良されており、現在でもファイティングパッド6Bを分解してUSB接続に改造する手順を紹介するサイトがいくつも存在するなど、多くの愛用者が現れるほどにまで操作性が大きく向上した。
    デザイン面では、左利きユーザへの配慮としてパッドを上下逆さに持って右手親指で方向キーを入力する事が考慮されており、違和感がなく遊べるよう2ボタンで操作するゲームの多くはA・Cボタンが同じ役割を果たしているほか、ローンチタイトルの『スーパーサンダーブレード』『スペースハリアー2』やテンゲン社の『V・V(ヴイ・ファイヴ)』などはオプション画面で左利き用の項目があり、設定変更が可能である。
    • 外部コントロール端子: 1
    メガモデム等の取り付けが可能。
    映像はコンポジット映像信号ビデオ端子)。同梱AVケーブルの音声はモノラルだが、これは当時、一般家庭に普及していたテレビの仕様に合わせたもので、本体開発スタッフはそれでもユーザーにステレオサウンドを聴いてもらいたい。との意向で本体前面にヘッドホン端子が装備される事になった。
    画面出力の弱さが一部ネット上で指摘されているが、これは開発当初から海外市場を視野に入れており、北米や欧州など輸出先に応じてNTSCPAL規格の映像出力と地域切り替えが出来るよう、一つの基板で複数の規格に適合させる為にあらかじめ設計されていて、これによって異なる販売地域でも生産拠点を集中できるという、大量生産によるコストダウン効果が得られる利点があった。
    なお、セガからは発売されていないが、電波新聞社などサードパーティ製ではS端子RGB接続ユニットが発売された(セガ純正では唯一フランス向けにのみRGB接続ケーブルが同梱されている)。
    • ヘッドホン端子 : 1
    3.5mm径ミニプラグが採用されており、上記AV端子の理由から音量調節用のボリュームコントロールも装備している。
    初期の本体ではノイズが混入している場合が多いなど基板リビジョンにより大きく異なっており、ユーザー間ではVA5やVA6辺りのリビジョンが最もノイズが少ないとして珍重されている。

販売展開[編集]

日本では任天堂スーパーファミコンNEC HEPCエンジンを相手に、海外市場でも国内と同様にSNESTurboGrafx-16のほか、北米市場ではAtari Jaguar3DO、欧州市場ではAmiga CD32などの競合機と、熾烈なシェア競争を繰り広げた。

北米市場[編集]

アメリカ・カナダを含む北米市場では、1989年に『SEGA GENESIS』として発売された。これは同じ名前の商品がすでに北米に存在し、商標として使えなかったためである。

発売当初は任天堂のNESが8割という圧倒的なシェアを背景に1社独占のシステムを販売店や流通など業界内外の隅々まで行き渡らせていて、サードパーティの参入や小売店への納品すら困難な状況の中、当時のセガがマーベルコミックス社からライセンスを受けて『スパイダーマン』をゲーム化する際に、セガ・オブ・アメリカ副社長だった豊田信夫はアメリカのスタッフが作るアメリカ的なゲームこそがアメリカ市場で受け入れられると考え、メガドライブ版はセガ・オブ・アメリカ主導での開発許可を貰ったほか、北米スポーツゲームの市場が約4割と非常にシェアが大きいアメリカでの販売促進を狙って、大物スポーツ選手の起用によるビッグタイトルを発売すべく、全米スポーツ界No1のスター選手であるNFLサンフランシスコ49ersジョー・モンタナが要求したロイヤリティー契約では国際電話で中山隼雄社長から承諾を得て、任天堂よりも好条件を提示して交渉を成立させ発売した『ジョー・モンタナフットボール』シリーズは見事100万本の売り上げを記録し、他にもF1レーサーのアイルトン・セナや大物ミュージシャンマイケル・ジャクソンなど世界的スターとして絶大な人気を誇る著名人ともライセンス契約を締結してゲームを発売するなど、これらを機にエレクトロニック・アーツアクレイムなど海外のソフトメーカーにも「セガは本気だ」という意欲と、それらをヒットさせる市場の存在やパワーが業界に伝わって、次々と参入を決めたサードパーティが増えたという[5]
また、任天堂のSNESが北米市場で発売された1991年の年末商戦には、キラータイトルである『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を全面的に押し出し、GENESISとSNESの2台を並べてマリオに対してソニックのスピード感と販売価格の優位性(当時SNESは『スーパーマリオワールド』同梱で199ドル、GENESISは『ソニック1』同梱で149ドルだった)をアピールするTVCMなど徹底した比較広告戦略が功を奏して、アメリカ最大手の新聞紙USA TODAYでは、「ゲームマーケットで遂にセガが優位に立った」という記事が掲載されるなど、同年のクリスマスシーズンではマスコミ各社が米ゲーム市場でのセガの成功を報じた[5]
その後は、1994年末にSNESでリリースされた『スーパードンキーコング』などの大ヒットにより、Newsweek紙の報道では1995年度での販売台数がSNESの270万台に対し、GENESISの販売台数は210万台に留まるなど単年度では逆転されたが[6]、1995年1月の時点でコンシューマ市場で55%のシェア[7]および2,000万台の売り上げを記録し、NPD調査でも1994年以降の本体売り上げやゲームソフトのラインナップなどでSNESを上回り、次世代ゲーム機であるPlayStationやセガサターンが発売がされてからもMLBNBA、NFL、NHLなど人気スポーツゲームは1998年頃まで発売され続け、結果GENESISは16ビット機市場トップの座を守り通したと評価している[8]
GENESISの携帯型ゲーム機『SEGA NOMAD』といった派生モデルを含めると北米市場では販売台数2,390万台を記録するなど、SNESの2,288万台に勝る普及を成し遂げており、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『2』『3』『ナックルズ』『スピンボール』といったソニックシリーズ作品や『モータルコンバット』『NBA Jam』シリーズ、『獣王記』『ストリートファイターIIダッシュプラス』『Street of Rage』の他にも、ディズニー作品など映画を題材にした『アラジン』『ライオンキング』『ジュラシック・パーク』や北米で人気のタイトルをゲーム化した『X-MEN』『パワーレンジャー』などは、100万本以上のミリオンセラーを記録した。

欧州市場[編集]

フランス・ヨーロッパ・オーストラリアを含む欧州市場では1990年に日本と同様、メガドライブの名称で発売された。

元々セガは、NESの投入が遅れていた欧州市場に先行してマスターシステムを発売して市場を形成するなど、早くからブランドイメージが確立されており、さらには欧州で人気を博していたAmigaはゲームの違法コピーが蔓延していた事から多くのソフトメーカーがメガドライブへ参入するなど、北米市場と同様にSNESに対しても互角の市場を構築し、日本ではPlayStationやセガサターン、ニンテンドウ64で発売された『FIFA ロード・トゥ・ワールドカップ98 ワールドカップへの道』が発売されるなど、次世代ゲーム機が登場してからもソフトは供給され続けた。
欧州市場での販売台数は839万台で、SNESの815万台を僅かながら上回った。

南米市場[編集]

南米各国では1990年にセガの正規代理店であるブラジルのTectoy社によって発売された。

ブラジルでは自国産業の保護を目的に、輸入品には高い関税政策を取っているため[9]、マスターシステムと同様に現地で生産する事によって輸入関税を安く抑えるなど販売価格でライバル機に対して優位に立ち、ブラジル全土で急速に普及したとTectoy社は主張しており[10]、『ファンタシースターII』『III』や『シャイニング&ザ・ダクネス』『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』などが移植されたほか、ブローダーバンド社が発売した教育ソフトウェアカルメン・サンディエゴを追え! 世界編』のコンセプトを使ったテレビの教育バラエティ番組『カルメン・サンディエゴを探せ!(原題:Where in the Universe is Carmen Sandiego?)』など現地メーカーが開発したオリジナル作品も存在する。
南米市場では約300万台の販売台数を記録している。
また、2009年以降はTectoy社によって、音楽ゲームとギター型コントローラーが付属したメガドライブ互換機「Mega Drive 4 Guitar Idol」が発売されたほか、2013年現在でも携帯型メガドライブ互換機「MD Play」などのメガドライブ互換機が販売されている[11]。これらのメガドライブ互換機は本体にゲームソフトが内蔵されており、カートリッジの利用はできないが、2012年度でもマスターシステムとメガドライブがあわせて年間15万台は売れているなど、販売台数を伸ばしている[12]

他機種でのプレイ[編集]

  • ニンテンドー3DS用ソフトにメガドライブ用ソフトやアーケードゲームが3D立体視に対応して移植されている[13]

その他[編集]

  • 熱狂的なユーザーのことを特に「メガドライバー」と呼ぶ。これは『Beep!メガドライブ』誌で使用された言葉で、同誌ではゲームアーツテクノソフトデータイーストテンゲントレジャーなどが他機種には無い独特のクオリティを持った「メガドライバー専用」ソフトを供給している企業として特集記事が組まれた。
  • トレジャーの『エイリアンソルジャー』ではゲームタイトル画面にメガドライブの発売当初のコピーである「VISUAL SHOCK! SPEED SHOCK! SOUND SHOCK!」の文句と共に「FOR MEGADRIVERS CUSTOM」(メガドライバー専用)と表示される。
  • メガドライブにはリージョンコードが設定されており、リージョンチェックのある海外製ソフトは通常では使用できなかったが、本体基板上のジャンパーをカットすることでリージョンコードの変更ができたため、その改造を施して海外製のソフトをプレイするユーザもいた。その後、リージョンコードを変換する海外製の中間アダプタが輸入されるようになり、本体を改造する必要はなくなった。なおリージョンフリーの海外製ソフトについては、ピン配列は同一なので、そのまま挿して使用できた(ただしカートリッジロック用のアームを除去する必要がある)。
  • 最初期のメガドライブ用ソフトの取扱説明書は、システム手帳に綴じるためと思しき6穴が空けられていた。

バリエーション[編集]

(→メガCDも参照のこと)

NOMAD
Victor ワンダーメガ
セガ製
メガドライブ (HAA-2500)
初期型。1988年10月29日発売。価格21,000円。
メガドライブ2 (HAA-2502)
メガドライブの廉価版。本体が小型化され、AV端子の形状が変更されてステレオ出力になった。6ボタンパッド1個付属。メガCD/メガCD2も接続可能。ヘッドホン端子は削除された。1993年4月23日発売。価格12,800円。
ワンダーメガ (HWM-5000)
メガCD一体型のメガドライブ。MIDI出力、S端子などを備える。CDドライブはトップローディングだが、開閉は電動式。1992年4月24日発売。価格:79,800円。
マルチメガ
メガCD一体型のメガドライブ。国内では未発売。海外では1994年発売。
メガジェット
本体・6ボタンコントローラ一体型のメガドライブ。もともとは旅客機内の貸し出しサービス用として日本航空と共同開発したもの。本体自体を手に持ってプレイするため携帯型ゲーム機のようにも見えるが、駆動は商用電源のみ、画面は通常のテレビに出力して使用する据置型機である。小型化のためにSuper32XやMEGA-CDとの拡張性も犠牲となってしまい、小さいことだけが長所の中途半端な位置づけのマシンとなってしまった。1994年3月10日一般発売。価格15,000円。
ノーマッド
海外のみで発売。液晶画面を搭載し単3電池6本で駆動する携帯ゲーム機。コントローラー端子も装備され、ひとつの画面で2人プレイも可能。別途ケーブルで、テレビ画面への出力も可能。Super32XやMEGA-CDの接続は出来ない。
他社製
ワンダーメガ (RG-M1)(RG-M2)(日本ビクター
その他
LDゲーム機・レーザーアクティブパイオニア)に装着して使用するコントローラーパック、アイワ製のCDラジカセ型のものなどのバリエーションが存在していた。

イメージキャラクター[編集]

専門誌[編集]

以下の2冊はPCエンジン専門誌の増刊として隔月で刊行されていたが、短命に終わった。

以下の6冊は海外で発売されたメガドライブの専門誌。

周辺機器[編集]

セガ純正[編集]

セガ非公認のタップ
型番 名称 備考
HAA-2600 メガアダプタ セガ・マークIII/マスターシステムのソフトを使うためのアダプタ。
SG-1000用のカートリッジやマイカードは使用不可で、FM音源にも非対応であるが、元々はメガドライブ発売最初期のソフト不足をカバーするための補助製品であり、ある程度メガドライブ用のソフトが出揃うと製品としての役割を終えたため、販売期間は短かった。
HAA-2651 セガマウス 正式名称は、メガドライブ用マウス/マイクロトラックボール。
SEGAロゴが入ったマウスパッドが同梱されており、裏返すとトラックボールとしても使用が可能な自動切換機能が内蔵されている。
HAA-2652 セガタップ ジョイパッドやジョイスティックを複数接続するアダプタ兼コントローラーセレクタ。
元々はテンゲンが『ガントレット』を開発する際に自社で試作したところ、セガからも好評だったため正式な販売に踏み切ったという経緯がある。
HAA-2654 コードレスパッドセット SJ-6500と受光ユニットのセット。
HAA-2801 RFユニット
HAA-2810 モノラルディンプラグコード
HAA-2811 ステレオディンプラグコード メガドライブ2及びスーパー32Xのみ使用できる赤・黄・白のステレオディンプラグコード。
HAA-2910
HAA-2912
メガCD・メガCD2 メガドライブ専用CD-ROMドライブ。
HAA-2951 メガモデム モデム。セガ・ゲーム図書館などに使用。
ゲームソフトのダウンロード配信や、一部ソフトによる通信対戦にも対応している。
SA-160
SA-190
ACアダプタ
SJ-3500 コントロールパッド
アーケードパワースティック
SJ-6000 ファイティングパッド6B 6ボタンジョイパッド。メガドライブ2には標準で付属。
旧型の3ボタンコントロールパッド(SJ-3500)に比べて操作性が向上している。
SJ-6500 コードレスパッド6B
SJ-6600 アーケードパワースティック6B アーケード用のレバーとボタンを採用しており、A・B・C・X・Y・Zの6ボタンに個別対応した1秒間に6~24発までの無段階スライド式連射調節機能と、通電中でも変更が可能な3-6ボタン切り替えスイッチを装備している。
G-2920 バックアップ RAMカートリッジ メガCDの各種セーブデータを保存・管理する補助記憶装置。
記憶容量はメガCD内蔵バックアップRAMの約16倍に相当する2045ブロック1Mbit(128KB)。
HMA-0001 スーパー32X メガドライブを32ビット機にするアダプタ。

未発売[編集]

開発されたが、発売されなかった周辺機器。

サードパーティー[編集]

名称 発売元 備考
XMD-1 RGB マイコンソフト メガドライブの映像をパソコンなどのRGBディスプレイに出力するアダプタ。
箱や説明書に明記は無いが、マークIII・マスターシステムでも使用が可能である。
XMD-2 RGB/S マイコンソフト XMD-1 RGBの改良版。S映像出力に対応した。
箱や説明書に明記は無いもののマークIIIでも使用が可能だが、マスターシステムには非対応である。
XMD-3 RGB/S マイコンソフト XMD-2 RGB/Sのメガドライブ2以降用。
MEGA S-01 サンタ 初期型メガドライブ専用S端子+コンポジットビデオ出力アダプタ。
MEGA S-02 サンタ MEGA S-01のメガドライブ2以降用。
XE-1AP マイコンソフト アナログ入力対応のジョイパッドで、ユーザーからは「カブトガニ」とも呼ばれている。
8個トリガーボタン、アナログスティック、アナログスロットルレバーを搭載しており、デジタルモードへの切り替え可能で非対応ソフトでも使用可能である。
メガコマンダー HORI スーパーファミコン用連射パッドのファイティングコマンダーのメガドライブ版。
高速連射機能(数秒20発の連射機能)、連射ホールド機能、スローモーションスイッチを備えている。

関連項目[編集]

メガドライブの亜種など[編集]

ソフト一覧[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ NY Times、1998年3月14日の記事
  2. ^ 週刊ファミ通 2013年8月8日発売号別冊付録 “SEGA CONSUMER 30th ANNIVERSARY BOOK”メガドライブ編/開発を手掛けた石川氏が当時を振り返る!”. 2014年11月4日閲覧。
  3. ^ 講談社 大下英治著『セガ ゲームの王国』1993年2月1日発行 参照
  4. ^ 太田出版 CONTINUE 『メガドライブ大全』 Special Interview Vol.2 クライマックス社長 内藤寛氏、p151参照
  5. ^ a b 講談社『スーパーゲームマガジン 覇王』1994年4月号 p.34~37 特集・セガ スペシャル セガ・オブ・アメリカ躍進の秘密 参照
  6. ^ Game-System Sales”. Newsweek (1996年1月14日). 2012年1月21日閲覧。
  7. ^ Video Business誌の1995年1月号の記事「Game makers dispute who is market leader.」より
  8. ^ Indirect Network Effects and the Product Cycle:Video Games in the U.S., 1994-2002”. 2014年11月4日閲覧。
  9. ^ ブラジルではPlayStation 4がPlayStation 3ローンチ価格のほぼ2倍となる約18万円で発売へ”. 2014年11月4日閲覧。
  10. ^ Histórico Tectoy社公式サイトによるTectoyの歴史
  11. ^ Videogame Tectoy社公式サイトによるゲーム機のラインナップ
  12. ^ Vinte anos depois, Master System e Mega Drive vendem 150 mil unidades por ano no Brasil
  13. ^ セガ3D復刻プロジェクト

外部リンク[編集]