さるとびエッちゃん

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さるとびエッちゃん』は、石ノ森章太郎漫画、及びそれを原作とする日本テレビアニメ

目次

[編集] 内容

エッちゃんこと猿飛エツ子は小柄な小学生。しかし、猛スピードで走り、怪力を持ち、動物と会話できる、自称猿飛佐助33代目の子孫。そのエッちゃんが三つ葉小学校に転入、時にトラブルの種となり、時にトラブルを解決するコメディ作品。


[編集] 原作

石ノ森原作で週刊マーガレット集英社)に創刊号より連載されていた『おかしなおかしなおかしなあの子』。後に単行本もアニメに合わせて改題された。

  • 第1部 「おかしなおかしなおかしなあの子」 昭和39年(1964)春~昭和40年(1965)春(42回)
  • 第2部 「おかしなあの子」 昭和40年(1965)春~夏(8回)
  • 第3部 「さるとびエッちゃん」 昭和40年(1965)暮れから昭和41年(1966)春(12回)

その他

[編集] アニメ

[編集] 解説

1971年10月4日から1972年3月27日までの毎週月曜日19時 - 19時30分に NET (現:テレビ朝日)系列にて全26話が放送された。

時間帯としては『魔法のマコちゃん』の後番組に当たり、「東映魔法少女シリーズ」の1つに数えられるが、従来の作品と比較して絵柄や作品内容などに「少女向け」という要素は希薄になっている。

一方、サブキャラクターの犬のブクは人語を解する設定となっており、その後の魔法少女アニメで一般的になる「主人公と会話ができるペット」の先駆的存在でもあった。

全エピソードの内、第4回・第6回・第14回はシリーズでも珍しい2話構成となっており、特に第14回Bパート「たのしくやろうエッちゃんかるた」は、全キャラをいろはがるたに例えて(例えば「」の項は「いちばんはじめはごあいさつ」)紹介するという、シリーズ最大の珍作となっている。

[編集] 放映リスト

サブタイトル 放送日 脚本 演出 作画監督
1 おかしな転校生 1971年10月4日 山崎忠昭 芹川有吾 高橋信也
2 わたスのおうち 1971年10月11日 辻真先
山崎忠昭
勝田稔男 木暮輝夫
3 ママのさんかん日 1971年10月18日 雪室俊一 岡崎稔 永樹凡人
4 運動会がはじまるよー
ああ友情
1971年10月25日 山崎忠昭 高見義雄
5 ヨチヨチあばば 1971年11月1日 辻真先 明比正行 古沢日出夫
6 ブクよいずこ
二人はしあわせ
1971年11月8日 池田宏 小田克也
7 星から来た少年 1971年11月15日 雪室俊一 金子允洋 細田暉雄
8 近くて遠いふるさと 1971年11月22日 岡崎稔 香西隆男
9 さよならとサヨナラ 1971年11月29日 辻真先 久岡敬史 木暮輝夫
10 お母さんの手 1971年12月6日 大谷恒清
11 チビはチビでも 1971年12月13日 雪室俊一 岡崎稔 香西隆男
12 クリスマスだいすき 1971年12月20日 山崎忠昭 池田宏 永樹凡人
13 雪山讃歌 1971年12月27日 辻真先 山本寛巳 細田暉雄
14 ここほれワンワン
たのしくやろうエッちゃんカルタ
1972年1月3日 山崎忠昭 勝田稔男 高橋信也
15 わが愛しのメリイ 1972年1月10日 辻真先 芹川有吾 落合正宗
16 わたスの動物語教室 1972年1月17日 雪室俊一 佐々木勝利 永樹凡人
17 七色の夢映画の夢 1972年1月24日 金子允洋 細田暉雄
18 オニはそと!ブクはうち! 1972年1月31日 辻真先 岡崎稔 香西隆男
19 ブクとチビマル 1972年2月7日 山崎忠昭 佐々木勝利 永樹凡人
20 父ちゃんの家庭科 1972年2月14日 辻真先 芹川有吾 落合正宗
21 おかしなおかしなお手伝いさん 1972年2月21日 押川国秋 池田宏 永樹凡人
22 ああ、神様...! 1972年2月28日 城山昇 勝田稔男 高橋信也
23 夢みる少女 1972年3月6日 岡崎稔 香西隆男
24 小さなお庭 1972年3月13日 大谷恒清 細田暉雄
25 狼少女エツ子 1972年3月20日 辻真先
山崎忠昭
佐々木勝利 永樹凡人
26 二人のエッコ 1972年3月27日 辻真先 芹川有吾 木暮輝夫

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

  • 企画:宮崎慎一(NET)、籏野義文
  • 原作:石ノ森章太郎
  • 製作担当:原徹
  • 音楽:宇野誠一郎
  • 作画:上村栄司、田村晴夫、山口賢裕、小坂由美、村松美子、金田伊功、池田由美子、綾部重雄、奧山玲子、菊池貞雄、小田部羊一宮崎駿、金山通弘、壇合昇、小林敏明、篠原征子、伊藤良行 他
  • 背景:山口俊和、原田謙一 他
  • 仕上:森田博、岡田良明 他
  • 撮影:武田寛、町田賢樹、菅谷正昭、池田重好、片山幸男、目黒宏、与那原良明、山田順弘、林昭夫
  • 編集:古村均、本山収
  • 録音:波多野勲、神原広巳、二宮健治、高橋拓夫
  • 効果:大平紀義
  • 記録:井上ふみ子、黒石陽子、早見佐代子、的場節代、大橋千加子、高野ヒサ子
  • 選曲:賀川晴雄
  • 演出助手:佐々木勝利、寒竹清隆、福島一三、松橋英夫、磯本憲昭、大谷恒清、早川啓二、遠藤勇二、上島昭男
  • 製作進行:佐藤哲雄、久保田弘男、難波隆司、菅原吉郎、佐伯雅久、吉岡修、大野清、堀正春、隈要次郎
  • 現像:東映化学
  • 美術:土田勇、内川文広、伊藤攻洋、横井三郎、辻忠直、山崎誠、伊藤英治
  • 制作:東映動画(現・東映アニメーション)、 NET

[編集] 主題歌

  • オープニングテーマ:『エッちゃん』(作詞:山元護久 / 作曲:宇野誠一郎 / 歌:増山江威子
  • エンディングテーマ:『エッちゃんが好きや』(作詞:山元護久 / 作曲:宇野誠一郎 / 歌:熊倉一雄

※『エッちゃんが好きや』は、第9話や第19話ではブク役の永井一郎が歌っている。

[編集] 劇場版

[編集] その他

  • アニメ化以前の時期に、実写ドラマ化の企画が存在したが、実現しなかった[1]
  • すがやみつるは石森プロで、細井雄二、菅野誠(ひおあきら)、土山よしきとともに『怪傑ハリマオ』のトレースをしていた[2]が、次に「同人誌サークル『墨汁三滴』で丸っこい絵を描いていた」という理由で本作のキャラクター商品の絵描きを担当した(『エッちゃん』の漫画は描いていない)[3]。すがやは絵についてはまだ全て石森のチェックを受け、石森にデッサンなどを修正されることも多かったが、『エッちゃん』の仕事が認められたことにより、次に『仮面ライダー』の漫画を任されることになった。

[編集] その後のエッちゃん

  • 後に同じ石ノ森の漫画『幻魔大戦』で最終盤に登場する超能力者軍団の中に混ぜて、本作の主人公猿飛エツ子を登場させている。
  • 石ノ森原作の「人造人間キカイダー」を2000年からアニメ化した、「人造人間キカイダー THE ANIMATION」でも猿飛エツ子をモデルとした猿飛悦子なるキャラクターが登場する。

[編集] 脚注

  1. ^ 『懐かしのTVアニメ99の謎』二見書房、赤星政尚、早川優、高橋和光 ISBN 4576941992 68頁
  2. ^ 原稿が紛失していたため、『少年マガジン』掲載分の写真を撮り、その上からトレースするという方法で原稿を作り直した。
  3. ^ すがやみつるblog - 『仮面ライダー青春譜』第59回 - 第7章『仮面ライダー』騒乱記
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