フレッシュプリキュア!

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プリキュアシリーズ > フレッシュプリキュア!
フレッシュプリキュア!
ジャンル 変身ヒロイン
戦闘美少女女児向けアニメ
ファンタジー
アニメ
原作 東堂いづみ
シリーズディレクター 志水淳児座古明史(第16話 - )
シリーズ構成 前川淳
キャラクターデザイン 香川久
音楽 高梨康治
アニメーション制作 東映アニメーション
放送局 ABCテレビ朝日系列
放送期間 2009年2月1日 - 2010年1月31日
話数 全50話
その他 ハイビジョン制作・字幕放送
漫画
原作・原案など 東堂いづみ
作画 上北ふたご
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
発表期間 2009年3月号 - 2010年2月号
話数 全12話
ゲーム:フレッシュプリキュア!
あそびコレクション
ゲームジャンル なりきりミニゲーム集
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 バンダイナムコゲームス
(バンダイレーベル)
キャラクターデザイン 香川久
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2009年10月29日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
セーブファイル数 2
キャラクターボイス あり
その他 初回限定特典:
東せつなのデータカードダス
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ漫画ゲーム
ポータル アニメ漫画ゲーム

フレッシュプリキュア!』(FRESH PRETTY CURE)は、ABCテレビ朝日系列2009年(平成21年)2月1日から2010年(平成22年)1月31日まで放送された、東映アニメーション制作の日本テレビアニメ。「プリキュアシリーズ」の通算6作目にして、4代目のプリキュアに当たる。全50話[注 1]

概要[編集]

2007年(平成19年)より2年間放送された『Yes!プリキュア5』シリーズ(『5』&『GoGo!』)から世界観やキャラクターを一新させた作品である。初期メンバーは3人となっており、中盤で新たな(プリキュアとしての)メンバーが1人追加される。6年目を迎えたことを機に、プリキュアシリーズの生みの親である鷲尾天を初めとしたスタッフも一新され、タイトルどおりフレッシュで新しいプリキュアとなる[注 2][1]。のちに鷲尾はプロデューサーを交代した理由として「『プリキュア』というシリーズを続けるうえで一人の人間が居座り続けるのは良くないと思った」ということを挙げている[2]字幕の色はラブの台詞は赤、祈里の台詞はピンク、その他の人物の台詞はオレンジ。

これまでのプリキュアシリーズのおもな視聴者層は4歳から6歳までの女児達だったが、彼女達は幼稚園・保育園の卒園とともにプリキュアも卒業してしまい、いわゆる「月9」などに流れてしまっていたという。そのため、本作品では幅広い年齢層にも楽しんでもらえるように、キャラクターの頭身を上げ、ストーリー性を重視し「4人目のプリキュア」や「インフィニティ」といった謎をちりばめることで年間を通して秘密に迫っていくという仕掛けになっている[3]。また、女の子が好きな要素を全て盛り込むべく事前に視聴者アンケートを取って、その結果を踏まえた上でとくに関心の高かったダンス・ファッション・恋愛要素などを組み入れており、朝日放送 (ABC) の吉田健一郎プロデューサーは「大人が見てもグッと来る番組を目指している」と語っている[1][4]。また、昨年と同様にお笑い芸人が本人役で本編にゲスト出演(本作品ではオードリー)する試みが実施された。

本作品での敵は従来のシリーズのような「人間体を仮の姿とする怪物」ではなく、純粋な「人間」たちである。その上で、彼らをひとくくりの「悪」として描くのではなく、個々の内面を掘り下げてしっかりとした性格付けがなされている。このように敵キャラクターを作りこんだ理由には、番組のテーマである「本当の幸せ」と関係があり、「プリキュアたちと同じ人間でありながら国家にすべてを管理されている彼らは本当に幸せなのか、そういったことを考えてもらいたい」という意図がある[5]

本作品では、それまでプリキュアシリーズの音楽を一貫して担当してきた佐藤直紀に代わり高梨康治が音楽製作を担当している。梅澤プロデューサーの「今までのシリーズとは全く違うものにしたい」という意向と、ポスターに書かれていた本作品の変身時の掛け声である「ビートアップ」という言葉を見て「ビートアップならロックンロールでも良いだろう」と考えた高梨の判断により、打ち込みロック・サウンドが主体のものとなる[6]

ストーリー[編集]

数多くあるパラレルワールドの一つである管理国家ラビリンス、そこは国民の全てが国によって管理された夢も希望もない世界である。その総統メビウスは、全てのパラレルワールドの征服を目論み、それを達成するためインフィニティと呼ばれる無限メモリーを手に入れるべく三幹部のイースウエスターサウラー四つ葉町へ送り込む。3人は同町郊外にアジトとなる占い館を構え、インフィニティ発見の手段として不幸のゲージ不幸の液を集めるべく町の侵攻を企む。

時を同じくして妖精達が住むスウィーツ王国、ここもパラレルワールドの1つである。その王国の長老ティラミスはいち早くメビウスの目論みを察知し、その阻止を伝説の戦士と呼ばれるプリキュアに託すことに。長老がプリキュアの森で祈りを捧げ、プリキュアへと変身する力を与える妖精ピックルンの封印を解く。目覚めた4体のピックルン(ピルンブルンキルンアカルン)はプリキュアを探し求め次元を越えて四つ葉町へと飛び立つ。さらにティラミスは同国の王子タルトと妖精の赤ちゃんシフォンも四つ葉町へと向かわせる。

四つ葉町に飛び立ったピックルンの1つであるピルンは、元気いっぱいでダンスが好きな女の子・桃園ラブを見つける。ある日、町がラビリンスの怪物ナケワメーケに襲われ彼女もピンチに陥っていたその時、ピルンが彼女の携帯電話に乗り移り、プリキュアに変身するアイテム・リンクルンに変わる。それでラブはキュアピーチに変身しナケワメーケを倒す。その後、彼女の幼なじみである蒼乃美希山吹祈里も同じくピンチに陥っていた時、ブルンとキルンがそれぞれの携帯電話に乗り移り、美希はブルンの力でキュアベリーに、祈里はキルンの力でキュアパインに変身を果たす。3人はプリキュアとしてラビリンスの野望を打ち砕き、みんなの笑顔を守るべく三幹部との戦いに挑む。その後、3人はダンスユニット・クローバーを結成しプリキュアとの両立に勤しむ。

そして、ラブは占い館で出会い商店街で再会した謎の少女・東せつなと親友になる。その後、ラブたちはピックルンが4体あることを知り、即ちプリキュアもあと1人いることに気付く。アカルンとプリキュアを探していた時、プリキュアの打倒を固執するイースがメビウスより授かった怪物ナキサケーベで襲いかかるが失敗に終わる。この時、「メビウスのためなら自分の命が無くなってもいい」と言いながらも、本当はそうは思っていないことをラブに気付かれる。イースは自身とせつなが同一人物だと3人に明かし、ラブにせつなとしての自分への友情を捨てさせようとするが、それに納得いかないラブはショックのあまり、その戦いのあと、自分の部屋に引きこもってしまう。さらに任務に失敗したイースはメビウスに用済みとされ、クラインによって管理データを変更され、寿命を縮められてしまう。クラインからの手紙でそれを知ったイースは、「やり残したことを終わらせてくる」と言い、ラブとの決闘に出る。一方、ラブも彼女を改心させるため決闘するが、自分を倒すためではなく、改心させるために戦うラブの姿に、しだいにイースの心が揺れていく。そして、自分が本当はラブたちのような幸せな人生を望み、彼女たちを羨望していたことを告白し、和解する。イースはその直後、クラインによって変更された寿命を迎えてしまうが、アカルンの力でせつなとしての姿を本来の姿として転生し、同時にラブたちが探していた4人目のプリキュア・キュアパッションに覚醒する。当初はイースとして犯した罪に苛まれていたが、ラブたちの説得や友情によりラビリンスを離反して一緒に戦うことを決め、同時にクローバーにも加入する。

その後、インフィニティの正体がシフォンである事が判明し、ラビリンスは最高幹部であるノーザを四つ葉町へ送り込む。そして、彼らは新たな怪物ソレワターセを出現させ奪いにかかるが、ラブたちもクローバーボックスを用いて応戦するなどシフォンを巡り激しい攻防戦となる。しかし、ノーザの企てによりシフォンがインフィニティに覚醒され強奪されてしまう。インフィニティを手に入れたメビウスはパラレルワールドへの総攻撃を開始し、ラブたちとタルトは急いでスウィーツ王国に向かうが、既に国王をはじめティラミスや国民たちはラビリンスの支配下に置かれていた。しかし、唯一難を逃れたタルトのフィアンセ・アズキーナを救出し四つ葉町へ戻るが、ついに魔の手は四つ葉町にまでおよび始めた。業を煮やした4人はラビリンスに乗り込むことを決意し、心残りが無いよう両親や町のみんなにプリキュアだと明かす。その後、みんなの声援を受け、四つ葉町を出発する。

ラビリンスに乗り込んだキュアピーチたちは、ウエスター、サウラー、ノーザ、クラインと死闘を繰り広げる。その後、ウエスターとサウラーがメビウスに捨て駒にされ抹消されそうになるが、シフォンの力で生還を果たしプリキュアたちに加勢する。一方、キュアピーチたちはノーザとクラインが合体した怪物ノーザ・クラインに苦戦していたが、ラビリンスの管理から解放された国民たちの声援を受ける。その思いが通じて、伝説にもない奇跡のプリキュア・キュアエンジェルに変身を遂げノーザ・クラインを撃破する。そして、ついにメビウスがプリキュアたちの前に姿を現す。

キュアピーチ、キュアベリー、キュアパイン、キュアパッションの4人、そしてタルトとアズキーナの2匹、更にメビウスに謀反したウエスターとサウラーの2人は四つ葉町とスウィーツ王国、ラビリンスを含むパラレルワールドの平和と、奪われたシフォンを取り戻すべくメビウスとの最終決戦に挑む。そこで6人と2匹はラビリンスの真実とメビウスの正体を知ることになる。

登場人物[編集]

プリキュア / クローバー[編集]

ラブとせつな(第31話から)の2人、美希、祈里は全員中学2年生だがそれぞれ違う学校に通っている。また、各学校の制服の色は初期メンバー3人のプリキュアのイメージカラーとほぼ同色である。

クローバー」とは、ラブが中心となって活動しているダンスユニットで第19話で命名される(便宜上、第18話以前の事柄も「クローバー」と記す)。当初は幼なじみの3人で組んでいたが、第26話でせつなが加入して4人となる。また、祈里がこしらえた練習着[注 3]は各プリキュアのイメージカラーと同色であり、各々の私服の色も同様である。

詳細は各プリキュア / クローバーの項目を参照。ちなみに4人全員、第1話から登場している。

桃園 ラブ(ももぞの ラブ[注 4]) / キュアピーチ
- 沖佳苗
本編の主人公で、公立の「四つ葉中学校」に通う14歳[7]。身長は159cm、血液型はAB型[8]
一人称は「わたし」もしくは「あたし」。美希を「美希たん」、祈里を「ブッキー」、せつなを呼び捨てで呼んでいる。
普段はツインテールだが、アフロヘアーになったこともある[注 5]
自分のことよりも他人のことで熱くなれる性格で、人懐っこく天真爛漫。反面、その純粋さゆえに傷つきやすく、深く悩むことがある。また、ケンカになると意地を張る一面もある。
勉強やスポーツは得意でないが、ダンスがなによりも好き。好きなダンスユニットは「トリニティ」で、自室にトリニティのポスターを貼るほどのファン。とくに、リーダーであるミユキには憧れを抱いている。
幼いころから家事を手伝っていたため料理が得意で、ハンバーグが得意かつ好物でもある。一方でニンジンが苦手で裁縫も不得手。
せつなとの出会いは、第1話で森をさまよっていたとき偶然みつけた「占い館」で運勢を見てもらったのがきっかけ。そのあと、第7話で彼女と商店街で再会する。せつなの素性も目的も気にせず、幼なじみの2人とわけ隔てなく接して親友関係を構築する。
第22話で彼女がイースと判明したときは落胆して塞ぎこむ。だが、続く第23話で美希とカオルちゃんの助言により奮起して、せつなをラビリンスから取り戻すべく戦いを挑んで説得を試みる。その結果、せつなをプリキュアに覚醒させ、同時に仲間にすることにも成功する。
家族はかつらメーカーに務める父と、スーパーでパートをしている母がいる。実家はかつて母方の祖父が営む畳屋だったが、祖父が死去したことで廃業している。幼なじみの美希と祈里は学校こそ違うものの、家族ぐるみのつき会いが続いている。
第1話でナキサケーベに襲われたミユキを助けたのが縁で親しくなり、自身もダンスユニットを結成することを決めて、美希と祈里に参加を促す。第19話でダンス大会出場のためチーム名を考案し、3人とも四つ葉町出身にちなんで「クローバー」と命名する。
口癖は「しあわせ、ゲットだよ!」。
蒼乃 美希(あおの みき) / キュアベリー
声 - 喜多村英梨
芸能学校である「私立鳥越学園中等部」に通う14歳[7]。身長は164cmで、一番背が高い。ラブからは普段「美希たん」と呼ばれている[注 6]
一人称は「あたし」。ラブとせつなを呼び捨て、祈里を「ブッキー」と呼んでいる。
「どんなピンチのときでも、希望は忘れない」という強い信念をもつ。スポーツ万能かつ母譲りの端麗な容姿で、周囲からは羨望の目で見られている。
読者モデルとして活躍しているが、それに甘んずることなく常に上を目指しており、「海を越えて世界を駆けめぐるファッションモデルになること」という夢をもっている。
4人の中で一番大人びており、取り乱したラブを叱責している[注 7]。また、勝気な生活かつ自信家で、完璧にこなす努力は怠らない[注 8]。一方で自分の弱みをみせることを嫌う。
用心深い一面があり、せつながラブを騙していたころは彼女に対して徐々に不信感を抱き始め、結果的にせつなの正体にいち早く気づいていた[注 9]
幼少時のトラウマからタコが苦手で、たこ焼き屋の看板を見ただけで取り乱すほど[9]
実家は母が経営するヘア&ネイルサロンBEAUTY SALON」。両親は離婚しているため母親と2人暮らしだが、父親に引き取られた弟の一条和希とは別居してからも仲がよく、恋人と勘違いされるするほど遊んでいる[注 10]。また、体があまり丈夫でない和希をいつも心配している。
第2話でラブからクローバーの誘いをうけて、参加することを決める[注 11]。最初はシェイプアップを目的として始めたが、楽しさを知ってからは真剣に取り組むようになる。第9話でモデルの夢を実現するためプリキュアとクローバーの脱退を考えるが、ラブと祈里のピンチを見て夢よりもラブたちを選んで戦いに加勢する。
口癖は「あたし、完璧![注 12]
山吹 祈里(やまぶき いのり) / キュアパイン
声 - 中川亜紀子
ミッションスクールである「私立白詰草女子学院中等部」に通う14歳[7]。身長は155cmで一番背が低い。愛称は「ブッキー」。
一人称は「わたし」。ラブ、美希、せつなを「ちゃん」付けで呼んでいる[注 13]
おっとりとした性格かつのんびり屋だが、自分に自信がもてずに少々引っ込み思案なところがある。
勉強は得意だがズレた感性をもち、聞きまちがいをすることもある[注 14]。クローバーの練習着をこしらえるなど、裁縫が得意。また、役に立つものをいれた鞄を持ち歩いている。
動物が好きで、将来の夢は獣医になり実家をつぐこと。「キルン」を介することで、シフォンや動物の言葉を理解できる。しかし、聞くに耐えかねないことを聞くこともあり、掻い摘んで言う苦労もある[注 15]
前述のとおり、動物は好きだがフェレットだけは苦手で、フェレットっぽいタルトも近づいただけで取り乱す[注 16]。しかし、タルトと入れ替わる事件が発生し、父から「3歳のときに噛まれたトラウマから、フェレットが苦手になった」と教えられ、さらには獣医の心得についても教えてもらい、苦手克服のきっかけとなる[注 17]
実家は両親が経営する「山吹動物病院」。
第2話でラブからクローバーの参加を誘われていたが、自身の性格上躊躇っていた。しかし、第3話でカオルちゃんからの助言を聞き、内向な自分を変えようと決意して参加することを決める。また、せつなが加入した際は「みんなお揃いの練習着だとがんばれるし、勇気が貰える」と語っている。
口癖は「わたし、信じてる![注 18]
東 せつな(ひがし せつな) / キュアパッション
声 - 小松由佳
第23話で寿命を迎えたイースが、アカルンの力によって「キュアパッション」に覚醒すると同時に、せつなとして転生した姿。
暗い青紫色のセミロングが特徴。背丈はラブとほぼ同じ。14歳。好きな色は赤。
一人称は「わたし」。敵対していたころは蔑んだ言葉で呼んでいたが、転生後はラブと美希を呼び捨て、祈里を「ブッキー」[注 19]と呼ぶようになる。桃園夫妻からは「せっちゃん」と呼ばれており、自身も「おとうさん」「おかあさん」と呼んでいる[注 20]
ラビリンスから離反したあとは桃園家に同居し、第31話からは「四つ葉中学校」に入学する。
プリキュア覚醒直後は「みんなの仲間になるには手を汚しすぎた」と述べ、ラブたちやラビリンスから姿を消す。続く第24話で行き先がなく1人でいたところ、ラブの母であるあゆみに声をかけられたことでラブたちとも再会し、桃園一家との楽しさや喜びなどのすばらしさを認識する。そして、みんなの笑顔を守るためプリキュアとして戦うことを決意する[注 21]
まじめで聡明な性格だが、物事を伝えるのは不器用。イースとしての過去には一応の決別を果たした[10]が、裏切りや悪行に対する罪悪感は残っている。そういった負い目から仲間がいなくなることを恐れており、そこをノーザにつけ込まれることもある[11]
勉強やスポーツをそつなくこなす優秀さだが、ピーマンだけは苦手。また、人間界の一般常識や流行については疎く、天然ボケともとれる言動もある[12]
第26話ではミユキ主催のダンス合宿に同行[注 22]し、そこでクローバーの参加を誘われたが躊躇う。しかし、かつて同じ立場だった祈里に説得されたことや、戦闘で押され気味だった彼女に加勢したことで意思疎通となり、クローバーに参加することを決める。
最終決戦後は、元幹部たちとともにラビリンスをしあわせな世界にするために帰郷を決意し、ラブたちに別れを告げる。
口癖は「精一杯、がんばるわ!」。
ラビリンス幹部時代の詳細はイースを参照。

スウィーツ王国[編集]

妖精たちが住まう、人間界とは別の次元に存在するパラレルワールドの一つ。従来のシリーズと異なり、第45話まで敵からの侵略をうけていない。

国のいたるところに菓子がちりばめられており、住民は京都弁や大阪弁を混ぜたような感じの関西弁で話している。

シフォン
声 - こおろぎさとみ
タルトとともにスウィーツ王国からやって来た、女の子の赤ちゃん。額のマークは、そのときの体調や機嫌などによって色が変わる。
最初は幼かったため言葉を話すことはできなかったが、成長するにつれラブたちの名前など、簡単な言葉も話すようになる。普段の生活では「キュア」や「プリップー」という言葉で表現することが多い。
当初は「キュアビタン」しか飲まなかったが、成長したことでいろいろな物を食べられるようになる。
普段は座った状態で浮遊して移動するが、のちに自力で立ち、おぼつかない足取りながらも歩けるようになる。
性格はやさしく、ラブたちをあやしたりしている。しかし、仲間たちがケンカするのを見ると叱咤することもある。
さまざまな超能力をもっており、プリキュアたちをパワーアップへと導いたり、自らも瞬間移動したりすることができる。
イタズラ好きで、超能力を使ってはラブたちを困らせているが、ときにはプリキュアの助けになることもある。
実はスウィーツ王国出身ではなく、ある夜に「シルコアマの森」に落下した流星の中から「クローバーボックス」とともに発見され、ティラミスによって密かに育てられていた経緯をもつ。
正体は無限メモリー「インフィニティ」にして、王国の予言書に記されていた「世界の命運を握る、四つ葉の赤子」であり、「不幸のゲージ」が満タンになったことで発作的に覚醒するようになる。
インフィニティとしての力は凄まじく、ノーザさえ苦戦させたほど。また、不幸のゲージの破壊と流出した不幸のエナジーの浄化に貢献している。
第44話でノーザが妖しい草笛を吹いて強制的にインフィニティにする策で捕らわれラビリンスに利用されるが、キュアエンジェルの力で正気に戻り、すべてが終わったあと、桃園一家との写真を胸にスウィーツ王国へと帰った。
のちの『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』以降のオールスターズ映画では、ラブたちのところに戻って来ている。
インフィニティ
声 - こおろぎさとみ
第34話から登場する、前述したシフォンの正体。メビウスが探し求めている「無限メモリー」そのもの。
この状態になると額のマークは黒くもやがかかったようになり、表情もうつろになり、全身がぼんやりと白く光って、シフォンとしての意識は消える。
機械的に「わが名はインフィニティ、無限のメモリーなり」という言葉を繰り返し、目的もなくあらゆる世界を漂うようになる。
「クローバーボックス」の子守唄を聞かせることで、元のシフォンに戻る。
タルト
声 - 松野太紀
スウィーツ王国の105番目の王子。正式な名前もあるが、長すぎて自身も覚えていない。
青い襟飾りをつけたフェレットのような姿をしており、普段はラブが飼っているペットのフェレットということになっている。
一人称は「わい」。相手を名前のあとに「はん」と付けて呼ぶが一部例外もある[注 23]。しかし、プリキュアの4人は変身時の名前で呼ぶ。
シフォンの世話役的な立場にあるが、イタズラにいつも手を焼いている。戦闘能力はないが、小さい体を生かして敵を翻弄させたこともある。
ラブたちから置いてけぼりにされる苦労性である。また、プリキュアたちにツッコミすることが多い。
愚痴っぽく心配性な性格だが、プリキュアを支えたり導いたりするなど、彼女たちへの想いは真剣である。
ドーナツが好物。それが縁でカオルちゃんと親しくなり、彼の店でドーナツ食べ放題を報酬に、ジャグリングなどを披露して客寄せを請け負う。
「フェレットっぽい」という理由で当初は祈里に避けられていたが、第10話で祈里がタルトを触れるようになり、ドーナツの種類でハモるなど意気投合する。
国王のワッフル(声 - 堀本等)と女王のマドレーヌ(声 - 熊谷ニーナ)を両親にもつ(せつな曰く母親似)。また、王国には後述するフィアンセのアズキーナがおり、お互い両想いである。
第32話でティラミスから「プリキュア4人を見つける使命」を果たしたので、シフォンとともに王国に帰るよう命じられるが[注 24]、ティラミスから新しい使命を言い渡されたことで人間界にとどまる。
すべてが終わったあと、桃園一家との写真を胸に故郷へと帰った。
映画『プリキュアオールスターズ』シリーズでは、歴代プリキュアの妖精達を統べるリーダー役やミラクルライトの説明や配布などの仕事も行っている。また、のちの『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』以降でも人間界に戻っている。
アズキーナ
声 - 一色まゆ
第32話から登場。スウィーツ王国で暮らすタルトのフィアンセ。京言葉[注 25]のような口調で話す。一人称は「ウチ」。
髪を生やした長身のリスのような姿をしており、体色はうすい桜色で桜の花をモチーフにした髪飾りと襟飾りを付けている。
タルトのことが好き。
スウィーツ王国がラビリンスの襲撃を受けた時、自身も怪物に襲われ、メビウスの管理下に置かれそうになるが、ティラミスに守られ、当時スウィーツ王国内にいた者の中で唯一難を逃れ、その後プリキュアとタルトに救出される。最終決戦ではラビリンスに乗り込むプリキュアに同行し、タルトとともにラビリンス国民にドーナツを配る。すべてが終わったあと、桃園一家との写真を胸に故郷へと帰る。
ティラミス
声 - 緒方賢一
スウィーツ王国の長老。猛禽類のような姿をしており、アイスクリームの飾りがついた杖をついている。
基本的に関西弁だが、ラブたちに対してはフランス語の挨拶を交えて話す。一人称は「ワシ」。
かるい性格であり、タルトやアズキーナとも対等な感じで話している。
自分の姿を特定の人物だけに見せるという力をもっている。
シフォンの正体を知っていたが、「敵を欺くにはまず味方から」を理由にプリキュアはおろかタルトにも教えていなかった。
全パラレルワールドの危機に応じて、タルトとシフォンに伝説の戦士・プリキュアを探してくるよう命じたほか、のちに「クローバーボックス」をタルトに託す。
のちに国民とともにラビリンスの管理下に置かれるが、直前にアズキーナをかばった。
なお、エンディングでのキャラクター名表記は一貫して「長老」となっている。

ラビリンス[編集]

総統メビウスによって統治されている管理国家で、人間界とは別次元のパラレルワールドの一つ。元々は人間界に似た世界だったが、科学文明を進化させたことで機械的な外観となっている。

全パラレルワールドの統治のために必要な「インフィニティ」を手に入れるため、「不幸のゲージ」に不幸のエネルギーを貯めることを目的とし、人間界で「ナケワメーケ」を生みだして人々を襲わせている。不幸のゲージがたまった第44話以降は、目的がインフィニティ(シフォン)強奪となり、「ソレワターセ」でインフィニティを奪おうとする。

一般の国民たちは純粋な「人間」で、全員肌や髪の色がうすい。服装は統一され、全員に国民番号があり、生活、仕事、結婚、寿命などを国に管理されている。

幹部は人間界に紛れ込む際に一般人としての姿に変装し、「スイッチ・オーバー!」の掛け声で本来の姿へと戻り[注 26]、自身の名をだして「ラビリンス総統メビウスさまがしもべ」と名乗る。

幹部の偽名の苗字には方角が使用され、名前は速さを象徴するもの[注 27]が使用されている。

上層部[編集]

ラビリンスの中枢にある巨大な塔を本拠とし、メビウスを筆頭に国民たちを管理している。一般国民や三幹部は、彼らの正体を知らなかった。

メビウス
声 - 西村知道
ラビリンスの総統。スキンヘッドの壮年男性のような姿をしている。正体は国家管理用の巨大な球体型コンピュータで、前述の姿は影武者のロボット
三幹部に対して表向きには気を遣っているが、本性は彼らを捨て駒にする非情な性格。
すべての「パラレルワールド」を管理するために必要な無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく、幹部たちを人間界へと送り込んだ。
電磁エネルギーによる攻撃や、自在に伸びるコードを武器とし、重力制御で相手の動きを封じることが可能。自身の分身をだすこともできる。
科学文明を築くうちに機械に頼り始めたラビリンスの国民たちが、国の管理を機械に任せるために作成された経緯をもつ。だが、機械に頼りきる国民に「国の管理を任せてはおけない」という自我に目覚め、すべての国民の心を洗脳して配下とした。さらに、自身の分身として人型ロボット、その護衛役として爬虫類のDNAからクライン、植物のDNAからノーザを作り、管理国家としての体制を築いた。
自国のみならず全パラレルワールドを愚かな人間から守ると称し、理想とする世界は「苦しみも悲しみもない世界」であり、それが正しいと信じていたが、キュアピーチに「その替わり、しあわせがない」と指摘されている。
第46話でインフィニティーに覚醒したシフォンを吸収して、全パラレルワールドの管理を開始するが、プリキュアたちの阻止で交戦になる。第49話では上記の経緯についてプリキュアたちの変身前の姿を用いて説明を行い[注 28]、その後の攻撃でプリキュアたちを重傷に追いやる。
最終的にはプリキュアたちの反撃で劣勢になり、ラビリンスの国民たちも管理からはずされる。これにより自らの負けを悟ってプリキュアたちを自爆で道連れにしようと試みるが、プリキュアたちの必殺技「プリキュア・ラビングトゥルーハート・フレッシュ」によりシフォンと分離され、タイムリミットとともに自爆して消滅する。
クライン
声 - 樋渡宏嗣
メビウスの側近で、初老の男性の姿をしている。一人称は「わたし」で、丁寧な口調で冷徹なことを言う。
地位は三幹部と大差はなく、双方同じ目線で会話している。
ラビリンス国民の管理全般や幹部の監視のほか、手紙などで国民に寿命を通知する役目を担当する。本国での任務が多いため、人間界に出向くことは少ない。
瞬間移動能力をもつほか、宙に浮くことも可能。
第48話では国民たちが命令外の行動を取り始めたことに焦り、この事態の原因がプリキュアたちの影響であると判断し彼女たちを消去すべく立ちはだかる。その際は龍人型の戦闘形態「ドラゴン・クライン」に変身し、ノーザを倒したプリキュア達を圧倒する実力を見せる。さらに攻撃を続けようとしたところ、重傷のノーザから合体をもちかけられ「ノーザ・クライン」となる。
正体は、メビウスが自身の護衛用としてトカゲのDNAから作りだした人工生命体。
ノーザ / 北 那由他(きた なゆた)
声 - 渡辺美佐
ラビリンス最高幹部で、青緑色のロングヘアをした長身の女性の姿をしている。ほかの幹部が恐れるほどの威厳をもつ。
「北那由他」としての姿は、髪の色が黒になる。
冷酷非情かつ高圧的な性格で、ウエスターやサウラーに「さん」付けで呼ばせたり、彼らのことを「仲間と思っていない」などと吐き捨てたりする。また、人々の不幸を「蜜の味」と称し、しあわせを奪うことを楽しむ。
さまざまなアイテムを所持しており、それらを用いてサウラー以上に周到な作戦をたてることを得意とする。
植物を操る力をもち、背中から無数の植物のツタをだすことが可能で、歩いた道の植物は枯れる。また、特殊な空間を開いてワープする能力をもつ。
異世界の栽培室では、「不幸のゲージ」にたまった液体でソレワターセの実を栽培している。
第48話では自らソレワターセの実を食べて巨大な超獣に変身したが、プリキュアたちの猛攻で重傷を追う。だが、クラインに合体をもちかけたことで「ノーザ・クライン」へと変化する。
正体は、メビウスが自身の護衛用として球根植物のDNAから作りだした人工生命体。
ノーザ・クライン
声 - 渡辺美佐
第48話と第49話に登場。ノーザの進言で超獣ノーザとドラゴン・クラインが合体した怪物。
人型のドラゴンにソレワターセが巻きついて融合した不気味な姿をしており、胸部にソレワターセ素体の目、背中に翼が生える。
声や人格はノーザがベースになっているが、口調は中性的になる。
合体前の2人よりも戦闘力は大幅に上昇しており、プリキュアたちの「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」を破るほどの圧倒的な力でプリキュアを追いつめる。しかし、そのあとキュアエンジェル化したプリキュアたちの「プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート」に敗れ、それぞれ本来の姿に戻される。

三幹部[編集]

第1話から登場するメビウスに仕えるイース、ウエスター、サウラーからなる3人の幹部。本国の国民たちと比べると服装が異なり、人間界ではある程度自由な行動が許されている。

四つ葉町郊外の屋敷をアジトとし、表向きには「占い館」として拠点とし、情報収集を目的に営んでいる。占い館はイースが正体を明かしたあと異空間に隠蔽され、不幸のゲージが破壊されたことで崩壊する。

個々の戦闘能力はプリキュアとほぼ互角で、一騎打ちであればプリキュアを圧倒する。特殊能力を使う際は、手を擦り合わせる必要がある。また、瞬間移動の能力をもたず移動は徒歩で行なう。

最終回では3人とも、メビウス亡きあとのラビリンスを立て直すことを決意して帰郷する[注 29]

イース / 東 せつな(ひがし せつな)
声 - 小松由佳
銀色のセミロングヘアをした小柄な体格の小女。頭部に黒いカチューシャを着け、赤と黒のボンデージ風の衣装をまとっている。胸に赤色のダイヤがある。
「東せつな」としての姿は、髪の色が濃い紫色になり、カチューシャがはずれる。
クールかつ強気な性格で、仲間に対しても油断を許さない。プリキュアの打倒に固執している。メビウスへの忠誠心は強く、命さえも惜しまない覚悟をもつ。また、一度教われば大抵のことはこなせるが、人間界の一般常識には疎い。
ラブとは偶然占い館に来たとき[13]に顔見知りとなり、リンクルンを奪うために東せつなとしてラブたちに近づくようになる。第7話ではラブから親友の証として、四つ葉のクローバーのペンダントをプレゼントされる。
第19話ではメビウスから切り札としてナキサケーベのカードを渡され、寿命が縮むという大きなリスクを背負うが命に代えてもプリキュアを倒すことを誓う。しかし、それを使い切った第22話ではキュアピーチたちに正体をあかし、ラブからもらったペンダントも破壊する。
第23話では「寿命は今日限り」というクラインからの手紙をうけ、そのあとは「やり残したこと」を終わらせるためにキュアピーチとの決戦に挑む。戦いの際にラブと出会ったときから「自分が自分でなくなっていく」と告白し、親友として接してくれたラブを無意識に羨望していたことも打ちあける。しかし、キュアピーチと和解した直後に寿命が尽きて死を迎える。しかし、シフォンが呼び寄せたアカルンによってキュアパッションとして転生する。
プリキュアとして転生後の詳細は東せつなを参照。
ウエスター / 西 隼人(にし はやと)
声 - 松本保典
うすい青緑色の短髪をした筋肉質で大柄な体格の青年。左耳にピアスを付け、マントと黒い袖なしの服をまとっている。腰に黄色のダイヤがある。一人称は「オレ」。
「西隼人」としての姿は、髪が金色になり、ピアスがはずれる。
行動派で喜怒哀楽の激しい性格だが、頭を使うことが苦手で人間界の一般常識に疎く、常識はずれの行動が多い。
出撃回数は多いが、いい結果がでないため仲間からも冷たく扱われ、自らの不幸で「不幸のゲージ」をためたこともある[14]。その反面、仲間想いでイースを気遣うような素振りもみせ、イースがキュアパッションとなってプリキュア側についたあとも「イース」と呼び続け、彼女にラビリンスに戻るよう説得している。
人間界の娯楽や食べ物などを広く好み、とくにカオルちゃんのドーナツは作り方も覚えるほどの好物。私用で外出することもあり、任務を無視して沖縄県へ旅行したこともある[15]。ときどき、筋肉トレーニングに励むこともある。
第46話ではキュアパッションと対決するがその最中にメビウスに捨て駒にされ、プリキュアもろとも「デリートホール」に消去されそうになる。その際にキュアパッションを助けて和解した直後、巨大なゴミの不意打ちを食らってデリートホールに吸い込まれる。
第48話ではシフォンに救われており、水色のダイヤに白を基調とした服装となって生還して、プリキュアたちに協力する。また、タルトと兄弟の契りを結び、ともにドーナツを食べることを約束する。[注 30]
サウラー / 南 瞬(みなみ しゅん)
声 - 鈴村健一
銀色の長髪をした美青年。マントと黒い長袖の服をまとっている。腰に緑色のダイヤがある。一人称は「ボク」[注 31]
「南瞬」としての姿は、髪の色が黒になり、髪を後ろで束ねている。
ニヒルかつ冷酷な性格。紅茶を飲みながら読書することが趣味。人間界の知識の大半は本から得ている。その一方でよく紅茶に大量の角砂糖を入れては、その味に不快感を示している。
イースとウエスターから「館にこもってばかり」と言われるほどのインドア派で、出撃回数は少ない。しかし知能戦が得意で人間の心理的な部分をつく作戦に長けている。
戦闘中は冷静沈着だが、想定外の事態には大きく動揺する。プライドが高いため、ノーザの登場後は任務を指揮されることに不服な態度をしている。メビウスへの忠誠心は高く、彼に仕えることは誇りに思っている。
第46話でキュアベリーと対決するがその最中にメビウスに捨て駒にされ、プリキュアもろとも「デリートホール」に消去されそうになる。その際キュアベリーに「笑い合いたい」として助けられるが、彼女を守るために自ら犠牲となる。
第48話ではシフォンに救われており、水色のダイヤに白を基調とした服装となって生還して、プリキュアたちに協力する。また、キュアベリーには感謝を示している。

怪物[編集]

本作品では異なる怪物が複数登場する。

ナケワメーケ
声 - 中野慎太郎
ナケワメーケ、われに仕えよ!」のかけ声とともに、三幹部が取り出したダイヤ状のシンボルをさまざまな物質に刺したり貼り付けたりすることで生みだされる怪物。
とりつく物は無機物や動物が多く、影などにも有効。三幹部の衣装についているダイヤと同じ色のダイヤ(イースは赤、ウエスターは黄、サウラーは緑)がつく。
日々強化されており、プリキュアたちの通常の必殺技では倒せないほどに進化する。雄叫びは当初「ナケワメーケ!」のみだったが、強化されるうちにとりつく物に準じた雄叫びも発するようになる。また、多少喜怒哀楽を見せる固体もいる。
「不幸のゲージ」を上げる際に召喚されているが、とりつく物によっては「不幸のゲージ」が上がらないことがある。
ホホエミーナ
声 - 中野慎太郎
プリキュアの味方になったウエスターとサウラーが、ナケワメーケに代わって生み出した穏やかな生物。その名の通り、微笑みを浮かべた柔らかい姿をしている。鳴き声は「ホホエミーナ!」「ニッコニコー!」。
召還方法は白いダイヤを使い、かけ声が「ホホエミーナ、われに力を!」に変わる。
劇中では、キュアエンジェルの羽に白いダイヤを付けた個体のみ登場。白い巨大なオタマジャクシのようで翼と小さい手足をもち、尾の先には桃色のハートマークがある。ダメージをうけるとダイヤと対象物が分離して消える。
ナキサケーベ
声 - 中野慎太郎
第19話から第22話に登場。
メビウスがイースに与えたカードで生みだす怪物。4つの正三角形のピースにわかれたカードで、使うたびにピースが1つずつ消え、最大4回までしか使えない。終始苦しそうな呻き声をあげる。
ナケワメーケを格段に強化したもので、ナケワメーケに取りつけてパワーアップさせることも可能。対象に貼り付けられるとカードの絵柄の閉じた目が開き、「涙を流している一つ目マーク」に変化する。
非常に強大な力を誇るが、引き換えに使用者の手の甲にカードと同じ目玉のマークが出現し、そこから茨のような物が使用者の体に巻き付いて、命にも関わるほどの多大な苦痛を与える諸刃の剣である。
ソレワターセ
声 - 中野慎太郎
不幸の液を注ぐことで成長する鉢植えの実を、「ソレワターセ、姿をあらわせ!」のかけ声とともに放つことで生み出される怪物。鳴き声は「ソレワターセ!」のみ。
ノーザが使用しているが、ウエスターとサウラーにも支給されている。
素体は植物の球根のような胴体の中央に裂け目と、その中に赤い目がある不気味な姿で、そのままの状態でも強大な力を有する[注 32]。ほかの実を通じて既出のソレワターセに指示を出すことも可能。倒されると、人型をした実が3回弾けて消える。
ナケワメーケ同様に人間界の物体にとりついたり、ナケワメーケや周囲の物体を吸収して強化することも可能。物体にとりついたソレワターセには「周囲に枝葉がついた一つ目マーク」がある。
ナケワメーケよりも強大な力をもち、「キュアスティック」と「パッションハープ」から放たれる強大な必殺技を跳ね返すが、個体によって防御力には若干差があり、キュアスティック単体で倒された個体もある。
魔人
声 - 中野慎太郎
第32話に登場。
スウィーツ王国の「シルコアマの森」に封印されていた魔人。ラビリンスとは無関係。
餅と臼と杵を合わせた姿をしており、ナケワメーケと同様の戦闘力をもつ。鳴き声は「ウーッス!」「モッチモチー!」。
ラブたちと一緒に来たタルトが荒廃した森を見て、封印が解かれているのを気付く。原因はタルトが人間界に戻ることを恐れたアズキーナによって解放されたため。プリキュアたちと対戦したが再び封印される。

主人公たちの家族[編集]

桃園家[編集]

桃園 圭太郎(ももぞの けいたろう)
声 - 高瀬右光
ラブの父親で婿養子[注 33]
かつらメーカーの営業部長を務めており、レミにウィッグをよく届けている。また、動物用のかつらも祈里の父・正と一緒に製作している。
新商品のデザイン開発の思考に苦しむこともしばしばで、幼いころから装着テストに付き合わされたラブは、その奮闘を冷ややかな眼で見ていたが、のちに考えを改め素直に尊敬するようになる。
だれかのために全力を尽くすラブの性格はこの父譲りである。人前で笑いを取るのが苦手で、無理に駄洒落を言って家族を苦笑させることもある[16]
居候のせつなのために勉強机を作るなど、日曜大工も得意である。絆が深まってからはせつなも「お父さん」と呼ぶようになる。
桃園 あゆみ(ももぞの あゆみ)
声 - 氷上恭子
ラブの母親。スーパーでパートの仕事をしている。若いころは「ミス四つ葉町商店街」と呼ばれていた[17]
娘のニンジン嫌いを許さない厳しい一面をもつ。身寄りのなくなったせつなを引きとる、寛大な愛情とやさしさの持ち主。
ラブと張りあうこともあり、第24話でニンジンを残したラブに注意したが、自身もホウレンソウを残していることをラブに指摘され、圭太郎から「残したらケーキ抜き」と言われたので、ラブとともに否が応でも無理して食べた。
第40話ではノーザによって鏡の中に監禁されるが、せつなの活躍により無事に救い出されて絆が深まり、以後せつなは「おばさま」という言い方を改め、「おかあさん」と呼ぶようになる。
桃園 源吉(ももぞの げんきち)
声 - 麦人
ラブの母方の祖父で手作りにこだわる畳職人。ラブの瞳の色は祖父譲り。
「源さん」という愛称で、商店街の人々に慕われていた。
ラブのベッドに敷かれた畳は源吉が作ったもの。
ラブが4歳の時に死去しており、本編では第28話のラブの思い出の世界で登場。元の世界に帰りたがらないラブに対して「おまえがわしの孫として生まれたことだけで十分嬉しい」と述べ、更に「おまえにはやるべきことがある」と諭し、ラブを元の世界へ帰る決意をさせる。最後に現在のラブをあたたかく見送る。
「愛情ももって、なにかを成し遂げる子になってほしい」という意図で孫にラブと名付け、なぜ英語のラブにしたのかは「ラブの方が広い世界に通用する」との考えから。
ちなみに、「四つ葉駄菓子屋」(現在の「CANDY SHOP」)のおばあさんは、髪色が違うだけで容姿が現在とまったく変わっておらず、幼少になった(現在の)ラブが「ぜんぜん変わっていない」と呟いたほど。

蒼乃家[編集]

蒼乃 レミ(あおの レミ)
声 - 雨蘭咲木子
美希と一条和希の母親。夫と離婚し美容師をしながら美希と2人暮らししている。離婚の理由については不明で、元夫も劇中に登場していない[注 34]
妖艶な容姿が特徴で、その昔は人気アイドルだったため今でも芸能界に人脈がある。
少々子供っぽく自由奔放なところもあるが、子供に対する愛情は深く、夫に引き取られた和希とも仲がいい。
美容師として大会にも出場しており腕も確かだが、ときには暴走して奇抜な髪形にチャレンジしてラブが犠牲になることも[18]
第45話では、娘たちがプリキュアだと判明したあとに自分の店に圭太郎、あゆみ、正、尚子を呼び、娘たちを行かせるべきか話し合った。その間に娘たちにひそかに黙って行かれそうになるが、戦闘に向かう娘たちを許すことにし、娘たちを見送る。
一条 和希(いちじょう かずき)
声 - KENN
美希の弟で13歳の中学1年生。将来の夢は医者。
両親が離婚したあと、父親に引き取られたため美希とは姓が違うが、別れて暮らしてからも姉とは仲がよく、たまに会って遊んでいる。このため、当初はラブにも美希の彼氏と間違われていた。
「完璧」を心がける姉を尊敬している。体があまり丈夫ではないため美希に心配されている。
幼いころはラブたちとも遊んでおり、「泣き虫カズちゃん」と呼ばれていた。
第45話でレミに黙ってラビリンスに向かおうとした美希と鉢合わせしたが、姉の事情を汲み取り制止もせず微笑んで送りだす。

山吹家[編集]

山吹 正(やまぶき ただし)
声 - 木村雅史
祈里の父親。恰幅がよく、おおらかな性格。腕のいい獣医師で、皆から慕われている。ラブの父・圭太郎のペット用かつらの製作にも積極的に関わっている。
山吹 尚子(やまぶき なおこ)
声 - 根谷美智子
祈里の母親。夫の動物病院で働いている。愛らしい顔立ちで、おだやかな物腰。

クローバータウンストリート[編集]

四つ葉町の商店街。かつては「四つ葉町商店街」という名称だったが、現在の名称に変更された(ただし、アーケードの看板には旧名称も併記されている場合もある)。ラブたち3人の住居はここに存在する。

ラブの祖父が生前畳屋を経営していたため、桃園家もこの商店街にある。

ミユキ
声 - 飯塚雅弓
ラブが憧れている女性。レイカ(声 - 世戸さおり)とナナ(声 - 一色まゆ)をメンバーとするダンスユニット「トリニティ」のリーダー。17歳で知念大輔の実姉。
第1話でナケワメーケに襲われたとき、プリキュアに変身したラブに助けられたのが縁で、ラブたちにダンスを教えることになる。ラブたちの夢に対して真摯に接しており、厳しい態度を取ることもあるが、それは3人のことを思ってのことである。
第21話でナキサケーベに襲われたとき、ラブたちがプリキュアに変身するところを目のあたりにして、初めて正体を知る人物となる。
タルトに4人目のプリキュアではないかと思われていたが、続く第22話でトリニティのリーダーとしての責任感から、自身がプリキュアになることは即座に断っている。しかし、代わりにプリキュアとしてのラブたちにも助力するようになる。
カオルちゃん
声 - 前田健
ラブたちがダンスの練習をする公園で、「KAORU'S Doughnut Cafe」とペイントされた車でドーナツを売っている男性。
作っている穴の形がハート型のドーナッツは評判で、ラブたちやミユキが常連として通っているほか、ウエスターたち三幹部も好んでいる。
サングラスをかけて髭を生やしている強面だが陽気な性格で、ラブたちが落ち込んでいたりするとさりげなく励ます。「グハッ」と笑うのが癖。
ドーナツ作りについてはこだわりをもち、でき具合に少しでも納得できないと不良品とみなしている[19]
「細かいことは気にしない」性質で、タルトやシフォンのことも気にもせず接し、タルトを「タルやん」と呼び、また「兄弟」とも呼び合う仲になる。
ラブ、美希、祈里の悩みを聞いてあげたり、手助けをすることがある。
最終決戦前、タルトに餞別として渡したドーナツがラビリンスを変える重要な役割を果たすことになる。
本気をだすと常人離れした身体能力をみせ、第29話でナケワメーケの急所に強烈なキックを披露した。
本名は橘 薫(たちばな かおる)[注 35]。年齢やプライベートには謎が多く、なんらかの組織に所属していた過去があり、そのときの仲間にジュリアーノ(声 - 平松晶子)がいる。「カオル」はそのころのコードネームで「ジェンマ」と呼ばれていた時期もある。
オペ宇宙飛行士などを依頼され引き受けるなど、人脈もかなり広い[20]

三色だんご[編集]

プリキュアが好きな四つ葉中学校の3人組。「三色だんご」は第44話にて、大輔たちがラブたちとより仲よくなることを目的として作った[21]ダンスユニット。

クローバーとともにミユキの元で練習を積み出場するが、結果は予選敗退となる。

知念 大輔(ちねん だいすけ)
声 - 新垣樽助
ラブのクラスメイトでミユキの実弟。14歳。
ラブに対して好意を寄せているが、それを隠すために余計な一言を交えてはラブと衝突することも多く、なかなか思いを伝えられないでいる。しかし、他者からはその好意はばれている。
意地っ張りで、めんどうなことは嫌いな性質だが、ラブのことを心配することもあり、彼女のために身体を張ることもある。
雷が苦手で、それを少なからず気にしている。なんども自分を救ってくれたキュアピーチに憧れ、信頼している。
姉が関係しているテレビ局なら顔パスできる。第11話でミユキの弟と判明し、ラブに驚愕される。
運動神経はいいため、姉の影響からダンスも人並以上に踊れ、泳ぎも上手。沖縄県出身で、現地のことについても詳しい。
野球で投手をやっており、裕喜とバッテリーを組んでいる。
最終決戦直前、偶然ラブへの想いを伝えたが、そのあと返事は明るくはぐらかされた。
沢 裕喜(さわ ゆうき)
声 - 植田真介
坊主頭が特徴。美希のことが好きで、彼女に彼氏がいるという勘違いをしても、その思いは捨てていない。
美希に100回もの熱烈なアタックを繰り返しているが、まったく相手にされていない。
野球で捕手をやっており、大輔とバッテリーを組んでいる。
プリキュアの中ではキュアベリーがお気に入り。
御子柴 健人(みこしば けんと)
声 - 豊永利行
御子柴財閥の御曹司。長身で眼鏡をかけており、敬語で話す。おだやかな性格で少々怖がりだが、芯の強さをもち合わせている。
家は最先端の機能を有した豪邸で、地下のトレーニングルームをトリニティにも貸しだしている。そのことを同級生のラブも知らなかった。
祈里に好意を抱いており、自分が責任者を務める御子柴財閥主催の船上パーティに祈里を招待し、そのときは責任者らしく祈里を守ろうとしたが、結果的にキュアパイン(=祈里)に助けられていた[22]
プリキュアの中ではキュアパインとキュアパッションがお気に入り。

ゲストキャラクター[編集]

タケシ
声 - 菊池こころ
第3話に登場。ラッキーという犬を飼っている少年で祈里と遊ぶことも多い。ちなみに、ラッキーは第2話でも登場し、その時は山吹動物病院に入院していたが第3話で退院する。同話で祈里と遊んでいた所、イースによってラッキーをナケワメーケにされ、自身も突き飛ばされたため彼女にトラウマを持っている。
その後、第25話で再登場し四つ葉町公園でせつなと出会う。タケシは彼女がイースだったとは当然知らずに話すが、ラッキーはあの時の事を微かに覚えていたようで、初めはうなったが暫くしたらじゃれるようになる。せつなにフリスビー遊びに参加してと誘うが、彼女はその時の事を思い出し一緒に遊ぶのを躊躇う。しかし、彼の熱意に押されて参加することに。初めは緊張していたがすっかり意気投合する。
翌日も会う約束し公園に来た所、サウラーが現れる。そこで、彼が出したイースを模した影のナケワメーケとの戦いとなり、ラッキーが影の居場所を臭いで嗅ぎわけるという活躍を見せ勝利に導く。戦闘後、タケシは自分のために果敢に戦ってくれたキュアパッションにお礼を言い、彼女も傷つけた彼から感謝の言葉を貰い、更にイースとの決別にも導いてくれたことに感謝して涙を流しながらお礼を返す。その後、せつなとの特訓であみ出した技の名前に、彼女にちなんで「パッションキャッチ」と名付ける。それを聞いたせつなは赤面し、更にラブ達からもからかわれる。そして、タケシは彼女を見て不思議そうな顔をする。
千香(ちか)
声 - 天野由梨
第18話に登場。和希が貧血で病院に運ばれた際に出会った入院中の少女。ブルンで熊の着ぐるみを着ていたシフォンを気に入ってしまい、返してもらえずラブ達が話し相手に。
彼女はプリキュアの大ファンで、ピーチ達の写真をスクラップする程。更にプリキュア達あてに手紙を書いて母親(声 - 茂呂田かおる)に渡す。しかし、母親からどこへ届けたらいいか途方に暮れている話を聞き、更に彼女には手術を控えていることも聞く。それを聞いたラブがプリクラを貼った色紙を贈ろうと提案し2人も同意する。早速変身し、タルトを見張りに置きプリクラを撮って色紙を完成させる。
翌日、病院へ向かう矢先、プリキュアの特集記事を見て「プリキュアを倒せば、子供達の不幸でゲージがたまる」と丸一日費やして考えたウエスターが電波ジャックして来るよう挑発する。最初は届けなくてはという焦りから苦戦したが、千香や子供達に笑顔を見せるため奮起してナケワメーケを撃退する。その後、手術前に色紙を渡せなかったが、外で千香を見つめ彼女も気付く。別の日、ラブ達が手術を終えた千香に会いに行きプレゼントを貰う。帰る時、シフォンが宙に浮いて喋ったが驚かず別れの挨拶をする。ちなみに、色紙は病室に飾られていた。
また、昼間の千香を見て夜中にシフォンが病院に忍び込み、超能力で彼女とぬいぐるみ達を宙に浮かして手術の怖さを和ませる場面がある。
ちなみに、この回のラブは青色の服を着用しており、美希と多少かぶっている。
オードリー
声 - オードリー春日俊彰若林正恭
第27話に登場。トリニティ共々お祭りの特別ゲストとして招かれる。プリキュアの4人とはぐれてしまったタルトに出会うが彼が喋っても動じず。ちなみにタルトは彼らの大ファンである。
ナケワメーケが登場しても「出番はまだ終わっていない」と言い、プリキュアとともにナケワメーケに立ち向かう。ナケワメーケの攻撃でプリキュアがお面をつけられてピンチになった際、若林はツッコミ攻撃でお面を外し、春日は持ちネタの「鬼瓦」でナケワメーケの気をそらせるという活躍を見せる。
プリキュアの正体を早い段階で分かってしまった人物でもある。
ジェフリー王子
声 - 渡辺久美子
第29話に登場。メクルメク王国の王子。
両親(父親の声 - 小山力也、母親の声 - 今井由香)に愛されていないと思い、来日した際に家宝「ポセイドンの冷や汗」を持って行方不明になってしまう。そこでカオルちゃんとジュリアーノに捜索依頼が届くが、たまたまラブ達に見つけられ彼女達とハンバーガーを食べて笑顔になる。その際「笑顔を見ているとこっちも幸せになる」とラブ達に言われる。
ラブ達に王子だと気づかれたとき家出した訳を話すが、せつなに「必要とされない人間はいない」と諭される。しかしそこでポセイドンの冷や汗を狙う「ゲットマウス」に見つかり、さらわれそうになるがカオルちゃんに救われた。その後、宝石がナケワメーケにされ、元に戻った際に宝石が割れてしまい泣いて謝るが、父親からの言葉で改めて両親の愛を感じ笑顔になる。
ゴードン
声 - 中村秀利
第29話に登場。メクルメク王国に仕えている執事だが、その正体は王国の家宝「ポセイドンの冷や汗」を狙う悪の組織「ゲットマウス」のボス。
警察が来るまで時間がかかると言うことをカオルちゃんから聞き出した際に本性を現し、カオルちゃんを気絶させる。しかし、思いの外カオルちゃんが早く目覚め、家宝もナケワメーケにされたためジェフリー王子をさらうことに計画を変更。そして、王子を捕らえてヘリコプターで逃げようとした際、カオルちゃん特製のタバスコ&マスタード味のドーナツを食べさせられ、あまりの辛さに王子を手放してしまい、その後警察に逮捕される。
アニマル吉田
声 - 菊池正美
第30話に登場。ペット番組の司会者だが、番組の視聴率低下に悩んでいた。
山吹動物病院で愛犬のマロンの怪我を治療してもらっていた。ところがたまたま腹痛で病院で診てもらっていたタルトにへそがないことに気がついた正たちの会話の一部始終を聞いてしまい、「へそのないフェレット」としてタルトを追いかけるようになり、ラブや親たちがかたくなにタルトを渡さないと言っても特番に取り上げたいと言い張る。しかし、ナケワメーケにマロンをさらわれた時「家族としてのペットの大切さ」を認識し、タルトに謝罪した上で番組の再出発を決める。
これで一件落着と思いきや、事件の発端となったタルトが腹痛になった原因をラブが問いただし、大きなアイスを一人で食べた事が原因だった。その後、タルトはラブとせつなに詰め寄られる羽目となった。

プリキュアの設定[編集]

本作品でのプリキュアは「スウィーツ王国に伝わる伝説の戦士」という位置付けであり、「世界に危機が迫ったとき、プリキュアの森で祈りを捧げればプリキュアが蘇る」とされる。ティラミス(長老)の呼びかけによってピックルンが解き放たれそれぞれ選ばれた人間に力を与えられた。従来のシリーズ通り、常人を遥かに超える身体能力をもって敵と戦う。本作品以前のシリーズとは異なり、戦闘で生じた周囲への被害は修復されない。変身はそれぞれ単独で可能。初変身時の決めポーズや決め台詞は前作までと同様、無意識に行っている演出がなされている。

変身時の掛け声は共通して「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!」で変身し、名乗りの掛け声も共通してセリフの前半は手でハートを作り、その後手を叩いて残りのセリフを言ってポーズをとる。最後に全員で「レッツ、プリキュア!」と揃ってポーズをとる。キュアパッションを除く3人の必殺技発動の掛け声は「悪いの悪いの飛んでいけ!」。必殺技はラビリンスを生み出す怪物などを浄化する力を持っている。

変身終了後の立ち位置は、向かって左から第2話と第10話[注 36]がベリーとピーチ、初期メンバーが揃った第3話からベリー・ピーチ・パインとなり[注 37]、パッションは第25話からベリーとピーチの間に立つ。

変身の際は一度髪を縛っていたものやパーマなどが解けて自然体になり、変身後はそれぞれ髪型や髪の長さが大きく変わる他、本作品では髪の色も大きく変わるようになり、変身後のコスチュームにネックバンドも装着されるようになった。また、瞳の色も全員わずかに明るい色に変化する。本作品の戦闘コスチュームは他のシリーズと違い胸元に大きなリボンが無く、代わりに左胸の部分にピルン、ブルン、キルン、アカルンの色に分けられたクローバーの形をしたエンブレムがあしらわれている。このエンブレムは、キュアエンジェルに変身すると、プリキュアを応援する人々の心を表す白い葉が加わり、四つ葉から五つ葉に変わる。また、各々イメージカラーと同色のハート型のイヤリングをつけている。ただし、キュアパッションは髪で耳が隠れているため変身シーンで見られる程度である。

タルト曰く「そういう決まり」でプリキュアの正体がラブ達であることは周囲に明かしてはならないと決められているが、プリキュアの存在についてはマスコミを通じて、「街の幸せを守る正義のヒロイン」として、雑誌でも特集を組まれるほど四つ葉町の住人に広く知られている。テレビ局内で事件が起きた際には、入口の警備員も彼女達の力を信じ、無条件で入館を許可したこともあった[23]。数名に正体が露見したが、それによって何かしらペナルティが起こるということはなく、ラビリンスに乗り込む直前の第45話で町の皆にその正体を明かしている。

キュアピーチ[編集]

第1話で桃園ラブがピルンによって最初に覚醒したプリキュア。ラブがトリニティのイベントでナケワメーケに襲われ、その際ピルンの「」の力で変身した愛の戦士[24]。イメージカラーは桃色で、登場の掛け声は「ピンクのハートは愛あるしるし! もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」。

髪は赤いヘアゴムで縛った茶色のツインテールから、ピンク色のハートの飾りがついた紐で結った薄いレモン色の長いツインテールになる。瞳孔が黒から暗いマゼンタに変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかなピンク色に変化する。ピンクを基調としたコスチュームはスカート下のフリルのペチコートを幾重にも重ねている。リボンのついたリストバンドを両手首につけていて、腰には前側に小さなリボンを2つ、後ろ側に大きなリボンを1つ付けている。膝まであるロングブーツを履いている。

リンクルンで変身後、ミユキを救出しナケワメーケを倒す。戦闘後、ラブは夢ではないかと錯覚したが、腰のリンクルンと第2話でタルトとシフォンを見てようやく現実だと気付き、タルトからプリキュアになった経緯などの説明を受ける。戦闘では率先して前に出ることが多く突破口となることもある。データ上ではパンチ力に長けている。第8話で最初にキュアスティックが覚醒する。

必殺技
プリキュア・ラブサンシャイン
手をハートの形にして、桃色の光線を放つ技。
プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ
第8話で習得。「届け! 愛のメロディ!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・ピーチロッドから放たれる強力な必殺技。ピーチロッドの先端が描き出す桃色のハート型のエネルギー光弾を撃ち飛ばして、敵にぶつけると包み込んで浄化する。

キュアベリー[編集]

第2話で蒼乃美希がブルンによって2番目に覚醒したプリキュア。美希が和希とともに遊びに出かけた時にナケワメーケに襲われ、その際ブルンの「希望」の力で変身した希望の戦士[25]。イメージカラーは青色で、登場の掛け声は「ブルーのハートは希望のしるし! つみたてフレッシュ、キュアベリー!」。

髪は青紫色のロングヘアーからロールした薄紫色のサイドテールに変化し、カチューシャは左側に青色のハートの飾りがついたものに変わる。瞳孔が黒から暗いブルーに変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかな青紫色に変化する。青を基調としたコスチュームは露出がやや多く、4人の中では唯一腹部を露出しており右腰の長いリボンと黒いオーバーニーソックスを着用している。リストバンドの形状はピーチとほぼ同じ。ピーチと似たロングブーツを履いている。

リンクルンで変身後、和希を救出して、その後ナケワメーケとの戦いに向かう。そこでラブも合流しピーチに変身し、戦いに加勢する。ラブ同様、第3話でタルトからプリキュアになった経緯などの説明を受ける。キュアスティックの覚醒が最も遅く、それに悩んだり焦っていた時もあったが第17話で覚醒する。データ上ではキック力に長けており、戦闘では蹴り技をよく使っている。また、ベリーソードを囮に使って敵を惑わすなど知的な戦いを行ったこともある。

必殺技
プリキュア・エスポワールシャワー
手をスペードの形にして、青い光線を放つ技。
プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ
第17話で習得。「響け! 希望のリズム!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・ベリーソードから放たれる強力な必殺技。ベリーソードの先端が描き出す青いスペード型のエネルギー光弾を撃ち飛ばして、敵にぶつけると包み込んで浄化する。

キュアパイン[編集]

第3話で山吹祈里がキルンによって3番目に覚醒したプリキュア。祈里がタケシとラッキーとで川原で遊んでいたところをナケワメーケに襲われ、その際キルンの「祈り」の力で変身した祈りの戦士[26]。イメージカラーは黄色で、登場の掛け声は「イエローハートは祈りのしるし! とれたてフレッシュ、キュアパイン!」。

髪はセミショートの茶髪から(変身前のラブの髪色に近い)茶色っぽい山吹色のウェーブがかかったセミショートになり、右側の黄色のリボンは同色のハートの飾りがついた橙色のリボンに変わる。髪の長さは他の3人と比較して変身前とあまり変化しない。瞳孔が黒から暗い山吹色に変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかな山吹色に変化する。黄色と橙色を基調としたコスチュームはピーチとほぼ同じデザインだが、それよりも全体的にボリュームがあり丸みを帯びたものになっている。リストバンドはピーチやベリーとは違いふんわりとした丸い形状をしていて、イヤリングの形状も他の3人とは若干違う形状をしている。また、他の3人に見られる腰のリボンが付いていない。更にピーチやベリーと同じロングブーツを履いているが、かかとの形状が違うため着地の音が異なる。

リンクルンで変身後、プリキュアになっていたラブと美希にブッキーと呼ばれ驚いたが、すぐさまピーチとベリーに加勢する。2人同様、第4話でタルトからプリキュアになった経緯などの説明を受ける。単体での戦闘は比較的敵に圧倒されがちで、攻撃シーンも他のプリキュアなどとの合体・連携攻撃が多い。また、動物に取り付いたナケワメーケなどを浄化したり、人質を救出したりするシーンなどがよく見受けられる。第13話でキュアピーチに次いで2番目にキュアスティックが覚醒する。データ上では持久力に長けている。第10話ではタルトが祈里と入れ替わっていたためタルトが変身して戦い、タルトになった祈里もそこに居合わせている。ちなみに、初期メンバーの3人は誰かのピンチに出くわして変身するきっかけを得ている。

必殺技
プリキュア・ヒーリングプレアー
手をダイヤの形にして、黄色い光線を放つ技。
プリキュア・ヒーリングプレアー・フレッシュ
第13話で習得。「癒せ! 祈りのハーモニー!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・パインフルートから放たれる強力な必殺技。パインフルートの先端が描き出す黄色いダイヤ型のエネルギー光弾を撃ち飛ばして、敵にぶつけると包み込んで浄化する。

キュアパッション[編集]

第23話で東せつな(イース)がアカルンによって4番目に覚醒したプリキュア。同話でイースがキュアピーチと戦い、その後和解するが寿命が尽きて死を迎える。しかし、死を迎えたことでラビリンスの邪心が振り払われ、アカルンの力によって元はラブ達を欺く姿であったせつなを本来の姿として転生し、アカルンの「幸せ」の力で変身した幸せの戦士[27]。イメージカラーは赤色で、登場の掛け声は「真っ赤なハートは幸せの証! 熟れたてフレッシュ、キュアパッション!」。

髪は暗い青紫色のセミロングから淡いピンク色のロングヘアーとなり、両耳の辺りに白い羽がついた赤いハートの飾りと頂頭部にかつてラビリンスで用いた赤いダイヤの飾りがついたカチューシャをつけている。瞳孔が黒から暗い赤色に変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかな赤色に変化する。赤と黒を基調としたコスチュームで長いアームバンドやタイツの着用など初期メンバー3人と大幅に異なり、キュアベリーと相対して肌の露出が少ない。また、ベリーとは逆の位置に大きめの黒いリボンが付いている。更に靴は3人と異なりハイヒールのショートブーツを履いている。そのため着地の音も異なる。色の基調はイースの時と同じだが、その比率は赤が大幅に高くなっている。

当初はラビリンスからの離反や自分が犯した罪に苛まれ、プリキュアとして戦うことや仲間になることを躊躇っていたが、ラブ達の友情の温かさを感じ、更に自分の罪を償いたいという思いから3人と一緒に戦うことを決める。必殺技の掛け声が3人と異なり、BGMも専用の物が用意されている(主に単独で使用する時のみ)。データ上では瞬発力に長けている。映画ではアカルンの能力をフル活用して連続テレポートを行い、敵を錯乱させ勝利に導いている。前述のような経緯から、『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』では、やはり元は敵側であった『スイートプリキュア♪』のキュアビート(黒川エレン)と共に、事件を起こしてそれを悔いていた妖精たちに「間違ったことをしてもやり直せる」と諭したこともあった。

必殺技
プリキュア・ハピネス・ハリケーン
歌え! 幸せのラプソディ! パッションハープ!」という掛け声でパッションハープを呼び出し、ワッペンから取り出したハート型の水晶を装着。弦を弾いた後「吹き荒れよ! 幸せの嵐!」という掛け声で構え、技名の呼称とともにハープを高く掲げて高速回転し、大量の赤い光のハート型エネルギー体と羽毛が舞う激しい旋風で敵を包み込み浄化する。また旋風には異空間を切り裂く力も備わっている。第47話では赤いハート型のエネルギー光弾を生成して攻撃している。

合体技[編集]

プリキュア・キック
空中から繰り出す強力な飛び蹴り。人数によってダブル・プリキュア・キックトリプル・プリキュア・キックプリキュア・クアドラプル・キックと技の呼称が変わる。プリキュア・コンビネーション・キックは4人で少し時間差をつけつつ飛び蹴りを食らわせる技。2人で放つ「ダブル・プリキュア・パンチ」、4人で放つ「プリキュア・クアドラプル・パンチ」もある。
プリキュア・トリプル・フレッシュ
第7話・第8話で使用された初期メンバー3人の合体必殺技。プリキュア・ラブサンシャイン、プリキュア・エスポワールシャワー、プリキュア・ヒーリングプレアーを一斉に放つ技。劇中でこの技の名前は呼称されず、名称は『プリキュアオールスターズDX』からのものである。なお、同映画では専用の必殺技シーンが存在する。
ラッキークローバー・グランドフィナーレ
第37話から使用される4人の合体必殺技。ピーチの「クローバーボックスよ、私達に力を貸して!」という呼びかけに応じ、クローバーボックスから放出された光がリンクルンに力をもたらす。そして、ピーチの「プリキュア・フォーメーション・レディーゴー!」という掛け声とともに4人で走り始める。まずパッションがハピネスリーフをセットし、順番にパインがプレアーリーフ、ベリーがエスポワールリーフ、そしてピーチがラブリーリーフをパスしながら生み出していき、プリキュアのシンボルでもある四つ葉のクローバーマークを完成させる。そしてマークの中心部で巨大な水晶に敵を閉じ込め浄化する。強力な必殺技で、ソレワターセをも倒す威力を持つが、第48話ではノーザ・クラインに、映画ではトイマジンに破られている。なお、リーフをパスされた際は「プラスワン!」という掛け声が間に入る。また、投げる直前には、自分の前に居るプリキュアの名前を呼んでパスする。

キュアエンジェル[編集]

4人がラビリンスの人達の思いを受けてパワーアップした姿。タルト曰く「伝説にもない奇跡のプリキュア」。全員背中に大きな翼が生え飛行・浮遊が可能になる他、それぞれコスチュームも変化する。また、ピックルン達も全員純白に変わる。

登場の掛け声は「ホワイトハートはみんなの心! 羽ばたけフレッシュ、キュアエンジェル!」。胸にある四つ葉のクローバーマークに白い葉が追加され、五つ葉になっている。ハート型のバリアを生み出すことが可能。

なお、この形態は映画でも登場しているが「変身するのがピーチのみ」であることなど、TVシリーズとは若干設定が異なっている。なお、「映画に登場した形態がTVシリーズにも登場する」という展開は、本作品で初採用され、その後の『スイートプリキュア♪』や『スマイルプリキュア!』にも受け継がれている。

エンジェルピーチ(キュアエンジェルピーチ)
最もコスチュームの変化が大きく、他のプリキュアに比べ通常時との共通部が少ない。色の基調もマゼンタカラーから薄桃色になり、全体的に清楚で落ち着いた印象になる。背中の翼は最大まで広げた場合4人の中で最も大きくなる。
エンジェルベリー(キュアエンジェルベリー)
スカートにフリルが追加され、袖が大きくなった。背中の翼はシャープな形状となっている。
エンジェルパイン(キュアエンジェルパイン)
スカートにフリルが追加され、リストバンドと頭のリボンが一回り大きくなったのが特徴。 翼は多少丸みを帯びている。
エンジェルパッション(キュアエンジェルパッション)
腰のリボンとスカート部分が長くなり、アームバンドが若干短くなったほか、脚のタイツがガータータイツに変化、それに伴い大腿部が露出する様になった。背中の翼はエンジェルピーチの翼と良く似ているが一回り程度小さい。
必殺技
プリキュア・ハピネス・ハリケーン
従来のキュアパッションと同様のもの。本編ではパッションがメビウスを説得するために使用。
共通必殺技
プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート
想いよ届け!」という掛け声で、空に巨大なハート型オーラを作り出し、手から白い光を放つ。この技でノーザ・クラインにトドメを刺す。
プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート・フレッシュ
上記の技の強化版で、タルト・アズキーナ・ウエスター・サウラーらの思いも込められたもの。シフォンをインフィニティの覚醒から正気に戻し救出する。

関連アイテム[編集]

各プリキュアが変身や攻撃など、様々な能力を発揮するためのアイテム。いずれのアイテムもラビリンス幹部をはじめとする邪心を持つ者が触れようとすると、光を発すると同時に拒絶されて触れることが出来ない[28]

ピックルン
スウィーツ王国のプリキュアの森に封印されていた、プリキュアの力の源の存在である鍵型の妖精。第1話でティラミスの祈りで封印が解かれ出現する。ハート形のヘッド部が顔でブレード部が胴体にあたる。それぞれが一人一人のプリキュアに対応しており、選ばれた人間の側に近づき彼女達の強い心に反応してプリキュアになる力を与える。「キー!」という鳴き声を発するが基本的には人語を話せない。精神世界においては人語を話すシーンがあるが[29]担当声優は不明。ピックルンの覚醒はシフォンの成長にも影響を及ぼす。ちなみに、ピックルンは後述するキュアスティックの出現に必要不可欠である。
ピルン
ラブのリンクルンに宿る桃色のピックルン。頭頂部のオーナメントがコック帽の様な形状。シフォン用の食事を呼び出す能力を持つ。
ブルン
美希のリンクルンに宿る青色のピックルン。頭頂部のオーナメントが王冠の様な形状。シフォンの洋服を出したり、プリキュアを着せ替えさせる力を持っている。
キルン
祈里のリンクルンに宿る黄色のピックルン。頭頂部のオーナメントがハート型で両サイドが猫耳の様な形状。動物やシフォンの言葉を祈里に伝えることが出来る。
アカルン
せつなのリンクルンに宿る赤色のピックルン。頭頂部のオーナメントがリボン形状で背中に小さな羽を持つ。瞬間移動の能力を持ち鏡世界やスウィーツ王国、ラビリンスを含めた平行世界(パラレルワールド)へのワープも可能だが、その反面シフォン用の物と言える力はない。イースが持っていたラビリンスの邪心が邪魔をして、本来ならプリキュアになるべきはずの彼女に近づくことができず最も長い期間放浪することになる。ちなみに、第14話でラブ達と三幹部がアカルンの存在を知り、6人の間でアカルン争奪戦の展開になる。
リンクルン
ラブたちが元々持っていた携帯電話(せつなを除く)にピックルンが宿ったことで誕生した変身アイテム。普段は電子メールの送受信やプリキュア以外の仲間達との電話といった普通の携帯電話として使っている他、シフォンのお世話にも使う。四つ葉のクローバー型のキーホルダーやピックルンを差し込んで開き、ローラーを回すことで機能を使用する。また、変身後は自動的に腰に巻かれたリンクルンキャリーに収納される。なお、このリンクルンケースをチェーン切れなどで落としてしまうと、変身が強制解除される[30]。リンクルンケースを落とした後は、シフォンのみが自身の力でプリキュアに変身させることが出来る。
キュアスティック
プリキュアが強力な必殺技を使用するためのアイテム。ピックルンの力でリンクルンから呼び出される。キュアスティックのボタンを右側から順番に押すことで必殺技を発動する。先端に装着する水晶の色と形が異なるだけで3本とも外見は同じ。後述のパッションハープを含め浄化の際は反時計周りに武器を回す。ちなみに、各々のキュアスティックの出現には前述のピックルンが必要不可欠である。
ピーチロッド
第8話より登場するキュアピーチが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に桃色のハート型水晶を装着する。取り出した後、顔の左側で構え左手の人差し指と中指を滑らせるようにボタンを押す。
ベリーソード
第17話より登場するキュアベリーが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に青色のスペード型水晶を装着する。取り出した後、左腰で構え左手の人差し指と中指を滑らせるようにボタンを押す。
パインフルート
第13話より登場するキュアパインが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に黄色の竪琴型水晶を装着する。上述の2つとは違いフルートを吹くように顔の前で構え、両手を使って一つずつボタンを押す。実際には吹かない。
パッションハープ
キュアパッションが強力な必殺技を使用するためのアイテム。ハープ型の武器でキュアスティックとは形状が大きく異なるが、使用方法や性質はほぼ同様。胸のクローバーマークから赤いハート型の水晶を取り出し前端部に装着することで起動。竪琴の弦を指で弾いて奏でることで力を発揮する。最初からアカルンが覚醒している。浄化の際、右手にキュアスティックを握る3人とは違い左手に握っており、右手で弦を奏でる。
玩具ではハート型水晶の部分をキュアスティックに装着させると、キュアパッションの音声が流れるギミックがある。
クローバーボックス
第32話より登場するプリキュアに危機を知らせるオルゴール型のアイテム。商品化では「幸せのクローバーボックス」という名義で発売された。
ある夜にスウィーツ王国に落下した流星の中から赤ん坊のシフォン(インフィニティ)と共に発見され、以来長老によって管理されていたが、タルト達が一時スウィーツ王国に帰還した時に託される。
出現した怪物や仲間のピンチを投影する。またシフォンを守る力もあり、インフィニティとなったシフォンを正気に戻したり別の世界に行ってしまったインフィニティを呼び戻したり、ラビリンスが開発したインフィニティ探知レーダーを無効化することができる。ただし、4人の気持ちが合わないと蓋が開かなくなる[31]。倒れそうになると自動的にバリアが発動し、正しい状態に戻る[32]。後期の合体必殺技・ラッキークローバー・グランドフィナーレを発動させるキーでもあるが、手元に無くても技自体は発動出来る。

作中用語[編集]

四つ葉町(よつばちょう)
本作品の舞台となるラブ達が住む町。これ以後の作品に登場する町の名はプリキュアをイメージしたネーミングとなる。クローバータウンストリート(旧称:四つ葉町商店街)と呼ばれる商店街があり、ラブ達が余暇を満喫する遊び場でもある。美希の実家である美容室や祈里の実家である動物病院もこの商店街にある。かつて畳屋だったラブの実家もここに位置している。また、ユニット名のクローバーはラブ、美希、祈里の出身地であるこの町名(四つ葉のクローバー)にちなんで付けられている。
ちなみに、『ドキドキ!プリキュア』の「四葉財閥」とは全く関連性は無い。しかし、オールスターズ映画『NewStage3』では、ラブの夢の場面で「クローバー」が参加しているダンスコンテストの会場が、四葉財閥の関連企業の一つであるドーム球場「四葉ドーム」で行われているという、「四葉」つながりの場面が存在する。
四つ葉町公園(よつばちょうこうえん)
四つ葉町にある公園。野外ステージが設置されており、ここでカオルちゃんのドーナツ屋のワゴンが営業している。また、クローバーの練習場所にもなっている。
KAORU'S Doughnut Cafe(カオルズドーナツカフェ)
カオルちゃんが経営する移動ドーナツ屋。ラブ達やミユキの行きつけの店である。
オールスターズ映画では3回登場、『DX』ではEDで、ラブ・美希・祈里を初めとする全プリキュア(当時14名)が来店[注 38]、『NewStage』では横浜の公園に出店し、続く『NewStage2』では普段の場所で営業しており、ミユキが来店していた。また同作品では『ドキドキ!プリキュア』のメンバー4人が開いたお茶会の席上、この店のドーナツが出されている。
BEAUTY SALON(ビューティーサロン)
美希の母・レミが営む美容室。ラブ達はもちろん桃園夫妻や山吹夫妻も訪れることがある[33]
山吹動物病院(やまぶきどうぶつびょういん)
祈里の両親が営む動物病院。英字表記は「ANIMAL HOSPITAL」と名字の表記がない。祈里も助手などのお手伝いをしている。タルトもフェレットとしてお世話になったことがある[34]
四つ葉写真館(よつばしゃしんかん)
商店街にある写真屋。商店街に店を構える家族の集合写真が飾られており、かつて畳屋だった桃園家の写真も飾られている。
桃園畳店(ももぞのたたみや)
ラブの祖父・源吉が営んでいた畳屋で、彼の死去により10年前(ラブが4歳の時)に廃業している。第28話のラブの思い出の世界で登場。
クローバーフェスティバル
四つ葉町の夏祭り。今回はトリニティとオードリーをゲストに迎える。ダンスと漫才のコンテストも同時に開催され、ラブ達のクローバーはダンスでエントリーしたが、なぜが漫才(ラブと祈里、美希とせつなでコンビを組む)をやる羽目になってしまい、結果は惨敗となった。
占い館(うらないやかた)
四つ葉町の郊外にある洋館で、ラビリンス幹部たちがこの世界で活動する際のアジト。表向きには「占いの館」を名乗っていて一般人の客も受け入れている。この館は空間を越えた存在でイースが正体を明かして以降は異空間に隠蔽されて通常の手段では外から辿り着けなくなる。不幸のゲージが破壊された際に崩壊する。
四つ葉中学校(よつばちゅうがっこう)
ラブが通う公立の中学校で、第31話からせつなも通うことになる。制服は男女ともピンク色のブレザーで、男子はグレーのスラックス、女子は濃いピンク色のスカートとなっている。また、男女とも黄色と緑色の縞柄のネクタイを締めている。
鳥越学園(とりごえがくえん)
美希が通う私立学園で、芸能学校として知られている。第35話で共学校と判明する。女子の制服は水色のセーラー服タイプのトップスと青色のスカートとなっており、群青色のリボンをつけている(夏服のときは付けない)。男子の制服は夏服のみ登場。
白詰草女子学院(しろつめぐさじょしがくいん)
祈里が通うミッション系私立女子学院。第3話のみ祈里以外の生徒も登場する。制服は山吹色のブレザーと黒の正方形の柄が付いたこげ茶色のスカートとなっており、深緑のリボンをつけている。
トリニティ
ミユキ、レイカ、ナナからなる3人組のダンスユニットで人気と実力を兼ね備えている。英字表記は「Trinity」。ダンス大会で優勝し、それがきっかけでスカウトされプロになった。ラブが自室にポスターを貼っているほどの大ファンで、特にミユキには強い憧れを持っている。
プリキュアの森
スウィーツ王国にあるピックルンが封印されていたほこらがある森。
シルコアマの森
スウィーツ王国にあるシフォンとクローバーボックスが発見された森。魔人が封印されたお椀もここにある。タルト曰く「和む森」らしいが、ラブ達が来た時は魔人の影響で荒廃していた。
不幸のゲージ
「FUKO」と刻印された計量器がついたメスシリンダーのような円筒状の巨大な容器。占いの館に隠されている。不幸の液を溜めることができ、目盛が最大になるまで溜まったときにインフィニティが復活する。
不幸の液
ラビリンス幹部たちがこの世界で集めているもの。幹部たちが怪物を使って人間たちに嘆きや悲しみを与えることにより、不幸のゲージに不幸の液が少しずつたまっていく。ちなみに、幹部自身の不幸でも液が出る[35]
ナキサケーベのカード
メビウスがイースに与えた4枚綴りのカード。三角形をしており涙を浮かべた一つ目の絵が描かれている。強大な力と代償に使用者が命に関わるほどの苦痛に耐えなくてはならず、更に寿命が縮まるというリスクも伴う。
ソレワターセの実
ノーザが育てている植物からなる果実。不幸の液を養分として育つ。この実からソレワターセが生まれる。
インフィニティ
シフォンの正体であり、ラビリンス総統メビウスが全パラレルワールドの支配に必要な無限のメモリー。ラビリンス幹部はこれを集める事が最大の目的である。
草笛
ソレワターセの実がなる植物の葉から作られた草笛。この笛を吹く事で強制的にシフォンをインフィニティに覚醒させることができる。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

本作品ではアレンジ版ながら、(1年間の間での)オープニングテーマの変更が行われたため、第26話から歌詞の変更と同時に、オープニングアニメのマイナーチェンジ[注 39]が行われた。また、映画版OPを含めれば1年間の間でのオープニングテーマの変更は歴代のプリキュアシリーズの中で最多の3回となる。[注 40]

「Let's!フレッシュプリキュア!」(第1話 - 第25話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - 茂家瑞季
特別仕様オープニング
第7話 - 第10話は『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』の本編映像を一部使用した特別仕様で放送された。
「Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜」(初回放送の第26話 - 第36話、第43話 - 第50話)および(初回放送以外の第26話 - 第50話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 亀山耕一郎、村田昭 / 歌 - 茂家瑞季
特別仕様オープニング
「Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜 for the Movie」(初回放送の第37話 - 第42話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 亀山耕一郎、村田昭、水谷広美 / 歌 - 茂家瑞季 with キュアフレッシュ!
こちらのオープニングテーマが使用されている間の映像は『映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』の本編映像を一部使用した特別仕様となっていた。

エンディングテーマ[編集]

「You make me happy!」(第1話 - 第25話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - marhy / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - 林桃子
「H@ppy Together!!!」(第26話 - 第50話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - marhy / 編曲 - 村田昭、marhy / 歌 - 林桃子
エンディングアニメーション
前述のアンケートの結果を踏まえて制作が進む中、エンディングではとくにダンスを取り上げることになり、エンディングアニメーションではシリーズ初となる3Dアニメーションを使用した。制作は東映アニメーション内の3DCG専門スタッフによって本編とは全く独立して進められた。エンディングアニメーションでのキャラクターのCGは、第一にキャラクターが可愛らしく見えることを前提に作られており、業界でも話題を呼んでいるという[1]。ダンスの振り付けはカオルちゃんの声優を務める前田健が担当している[3]。なお、モーションアクターは別人が行っており、勘違いする人間が多いことから前田はツイッターで否定している。また、BSアニマックスの番組内でも重ねて否定し、その理由をモーションキャプチャー用の特殊スーツが着られなかった(サイズがなかった)ためとしている。
本作品以降のシリーズのエンディングも3Dアニメーションによるダンスが採用されており、前田も『スマイルプリキュア!』までのエンディングの振り付けを担当している。
踊っているのは第25話までがキュアピーチ・キュアベリー・キュアパインの3人で、第26話からキュアパッションを加えた4人となっている。

各話リスト[編集]

サブタイトル表記時の背景とBGMは前作までは1種類で固定だったが、本作品では各回ごとに週替わりで異なるものになった。回によってはサブタイトル表記が本編に組み込まれている回もある。スタッフの出典は東映アニメーション公式サイトによる[36]

サブタイトルコールはラブ役の沖佳苗が行うが、第21話はタルト役の松野太紀が、最終話(第50話)はプリキュア声優4人で行った。

本放送日はテレビ朝日基準(制作局のABCが全国高校野球選手権大会中継期間中は遅れが発生するため)。

話数 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術 本放送日 収録DVD
1 もぎたてフレッシュ! キュアピーチ誕生!! 前川淳 志水淳児 爲我井克美 行信三 2009年
2月1日
VOL.1
2 つみたてフレッシュ! キュアベリー誕生!! 岩井隆央 飯飼一幸 増田竜太郎 2月8日
3 とれたてフレッシュ! キュアパイン誕生!! 川田武範 高橋任治 須和田真 2月15日
4 シフォンが迷子? 町中もう大騒ぎ!! 赤尾でこ 石平信司
田中裕太
飯島秀一 飯島由樹子 2月22日 VOL.2
5 遊園地でドキドキ! ワクワクデート気分!? 柿原優子 三塚雅人 奥山美佳 井芹達朗 3月1日
6 消えたハンバーグ! 大好きなものを守れ!! 山下憲一 座古明史 河野宏之 飯島由樹子 3月8日
7 せつなとラブ友情のクローバー! 成田良美 山崎和男
黒田成美
ポール・アンニョヌエボ 井芹達朗 3月15日 VOL.3
8 シフォン大ピンチ! ピーチの新しい力!! 広田光毅 長峯達也 宮本絵美子 須和田真 3月22日
9 美希の夢私プリキュアやめる!! 前川淳 小村敏明 川村敏江 飯島由樹子 3月29日
10 タルトが祈里で祈里がタルト!? 赤尾でこ 石平信司
三塚雅人
飯飼一幸 井芹達朗 4月5日 VOL.4
11 ミユキの怒り! もうダンスは教えない!? 柿原優子 川田武範 伊藤智子 中村光毅 4月12日
12 みんなで変身! フサフサ大作戦!! 山下憲一 松本理恵 爲我井克美 井芹達朗 4月19日
13 シフォンが病気!? パインの新しい力!! 成田良美 岩井隆央 高橋任治 飯島由樹子 4月26日 VOL.5
14 4人目のプリキュア!? アカルンを探せ!! 広田光毅 三塚雅人 河野宏之 須和田真 5月3日
15 せつなとラブ相手を思いやる心! 前川淳 座古明史 飯島秀一 飯島由樹子 5月10日
16 恐怖の文化祭! 夜の学校に響く足音!! 赤尾でこ 黒田成美 奥山美佳 井芹達朗 5月17日 VOL.6
17 シフォンはまかせて! ベリーの新しい力!! 柿原優子 八島善孝
田中裕太
ポール・アンニョヌエボ 飯島由樹子 5月24日
18 プリキュアに会いたい! 小さな女の子の願い!! 山下憲一 長峯達也 青山充 中村光毅 5月31日
19 新たなカード! イースの新しい力!! 成田良美 川田武範 川村敏江 須和田真 6月7日 VOL.7
20 ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!? 広田光毅 小村敏明
三塚雅人
飯飼一幸 井芹達朗 6月14日
21 4人目のプリキュアはあんさんや!! 赤尾でこ 岩井隆央 宮本絵美子 飯島由樹子 6月28日
22 せつなとラブあなたがイースなの!? 成田良美 松本理恵 河野宏之 増田竜太郎 7月5日 VOL.8
23 イースの最期! キュアパッション誕生!! 前川淳 石平信司
黒田成美
伊藤智子 井芹達朗 7月12日
24 せつなの苦悩私は仲間になれない! 伊藤睦美 座古明史 香川久 飯島由樹子 7月19日
25 イース対パッション!? 私は生まれ変わる!! 赤尾でこ 川田武範 飯島秀一 須和田真 7月26日 VOL.9
26 4つのハート! 私も踊りたい!! 山下憲一 三塚雅人 青山充 井芹達朗 8月2日
27 夏だ! 祭りだ! オードリー!! 赤尾でこ 岩井隆央 川村敏江 増田竜太郎 8月9日
28 大切な記憶! おじいちゃんとの思い出!! 成田良美 小村敏明 ポール・アンニョヌエボ 飯島由樹子 8月16日 VOL.10
29 謎だらけの男! カオルちゃんの正体!? 広田光毅 石平信司
松本理恵
奥山美佳 井芹達朗 8月23日
30 タルト危機一髪! 正体がばれちゃう!? 山下憲一 長峯達也 飯飼一幸 飯島由樹子 8月30日
31 ラブと大輔! 仲直りのしかた! 伊藤睦美 黒田成美 河野宏之 須和田真 9月6日 VOL.11
32 さようなら! タルトとシフォン!! 広田光毅 八島善孝
田中裕太
伊藤智子 井芹達朗 9月13日
33 美希とせつなのこわいもの! 成田良美 織本まきこ 青山充 増田竜太郎 9月20日
34 インフィニティ現れる! 明日を取り戻せ!! 前川淳 川田武範 飯島秀一 飯島由樹子 9月27日 VOL.12
35 シフォンの隠された秘密! 石平信司
松本理恵
ポール・アンニョヌエボ 井芹達朗 10月4日
36 新たな敵! その名はノーザ!! 赤尾でこ 大塚隆史 香川久 飯島由樹子 10月11日
37 シフォンを守れ! プリキュアの新しい力!! 山下憲一 小村敏明 奥山美佳 須和田真 10月18日 VOL.13
38 クローバーボックスをさがせ!! 広田光毅 岩井隆央 川村敏江 井芹達朗 10月25日
39 ケンカは禁止? 沖縄修学旅行!! 成田良美 松本理恵 青山充 増田竜太郎 11月8日
40 せつなとラブお母さんが危ない! 伊藤睦美 座古明史
黒田成美
伊藤智子 飯島由樹子 11月15日 VOL.14
41 祈里と健人の船上パーティ! 赤尾でこ 川田武範 飯飼一幸 井芹達朗 11月22日
42 ラビリンスからの招待状! 山下憲一 長峯達也 河野宏之 杦浦正一郎 11月29日
43 世界を救え! プリキュア対ラビリンス!! 広田光毅 大塚隆史 ポール・アンニョヌエボ 吉井俊雄 12月6日 VOL.15
44 妖しき草笛! 奪われたシフォン!! 前川淳 八島善孝
田中裕太
飯島秀一 井芹達朗 12月13日
45 4人はプリキュア! クリスマスイブの別れ!! 黒田成美 奥山美佳 須和田真 12月20日
46 サウラーとウエスター最期の戦い!! 成田良美 岩井隆央 川村敏江 猿谷勝己 2010年
1月3日
47 世界が変わる! ドーナツが起こした奇跡!! 赤尾でこ 川田武範 伊藤智子 井芹達朗 1月10日 VOL.16
48 最終決戦! キュアエンジェル誕生!! 山下憲一 志田直俊
三塚雅人
ポール・アンニョヌエボ 吉井俊雄 1月17日
49 驚きの真実! メビウスの本当の姿!! 広田光毅 門倉小平太
田中裕太
河野宏之 井芹達朗 1月24日
50 笑顔がいっぱい! みんなで幸せゲットだよ!! 前川淳 座古明史 香川久 猿谷勝己 1月31日

放送局[編集]

日本国内での放送[編集]

放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
朝日放送・テレビ朝日系列[注 41] 2009年2月1日 - 2010年1月31日 日曜 8:30 - 9:00 テレビ朝日系列 同時ネット
山陰放送 2009年2月7日 - 2010年2月6日 土曜 11:15 - 11:45 TBS系列 スポンサードネット
宮崎放送 2009年7月21日 - 2010年7月13日 火曜 15:30 - 16:00 番組販売

日本国外での放送[編集]

時間帯は全て現地時間。

香港
2011年12月10日から2012年5月27日無綫電視翡翠台にて、『光之美少女:幸福精靈』のタイトルで毎週土曜、日曜の17時00分-17時30分に放送。広東語放送、繁体字字幕あり。

映画[編集]

映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?
2009年10月31日公開。本作品がキュアパッションのスクリーンデビュー作品となった。

オールスターズ映画[編集]

映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!
2009年3月20日公開。本作品からはキュアピーチ、キュアベリー、キュアパインが登場。終盤でラブ達が参加したダンスコンテストの観客役で、本作品からカオルちゃん・沢・御子柴がモブ登場。またOPでは、前作『Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!』ののぞみ達6人が乗るバスの中で、車内広告の中にミユキが描かれていた。
映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!
2010年3月20日公開。本作品からは『DX』の3人に加え、キュアパッションが登場。また、四ツ葉町の人々達、隼人(ウエスター)と瞬(サウラー)、ティラミス、そして映画に登場したウサピョンとテディベア(&それをもらった少女)がモブとして登場。敵「ボトム軍団」では、ノーザが軍団員の参謀格として再生。
映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花
2011年3月19日公開。『DX2』の4人を初め、町の人々・隼人と瞬がモブ登場。一方、映画の敵・トイマジンが「浄化された悪心が敵首領・ブラックホールによって集められた」という形で「ダークライズ」[注 42]の一員として再生。
映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
2012年3月17日公開。『DX3』の4人が全て声付きで登場。また、本編前半ではミユキとカオルちゃんが横浜(映画の舞台)の通行人役で登場し、中盤ではあゆみ・和希・沢などの町の人々が敵・フュージョンに襲われて横浜を逃げ惑う人として登場。
映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち
2013年3月16日公開。キュアパッションとタルトが声付きで登場する。前述の通り、ミユキとカオルちゃんも本編前半に登場(ミユキはOPにも登場)。
映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち
2014年3月15日公開。キュアピーチのみが『NewStage』以来2年ぶりに声付きで登場。ミユキ、カオルちゃん、三色だんごの3人、隼人と瞬がモブとして登場[注 43]。なお、『DX』以来声付き登場だったタルトと『DX2』以来声付き登場だったキュアパッションは、登場するも初めて台詞が無かった。

その他の作品[編集]

ハピネスチャージプリキュア!
2014年2月2日から放送されているTVシリーズ第11作。同作品のOP冒頭ではシリーズ10周年を記念して、歴代プリキュア33名が祝福のメッセージを述べるコーナーが設けられており、以下の話数に本作品のプリキュアが登場した。
  • 3話:キュアパッション
  • 8話:キュアパイン
  • 16話:キュアベリー
  • 18話:キュアピーチ

漫画版[編集]

なかよし』(講談社)において、2009年(平成21年)3月号から2010年(平成22年)2月号まで漫画版が連載された。原作は東堂いづみで、作画は過去のシリーズと同様に上北ふたごが担当。ストーリーはアニメ版よりもせつなが話の中心になることが多く、中盤ではラビリンスが関与しないサイドストーリー的な話が2話掲載されている。なお本作品ではラビリンスとの最終決戦に臨む所で連載が終了しており、最終回は後に発売された『おはなしブック』に書き下ろしという形で掲載された。2014年(平成26年)現在、単行本化はされていない。

関連商品[編集]

DVD[編集]

『フレッシュプリキュア!』
各3話収録(15、16巻のみ4話収録)で、番組放送期間中に発売された第1巻から第8巻までは各月1巻ずつ、番組終了後発売の第9巻以降は各月2巻ずつ同時発売。全16巻。マーベラスエンターテイメントより2009年(平成21年)6月17日 - 2010年(平成22年)5月19日にかけて発売され、レンタルDVDも同時にリリースされた(販売はポニーキャニオン)。

配信作品[編集]

2010年(平成22年)8月19日から東映アニメBBプレミアム及び、提携プロバイダにて配信開始された。同年11月に全話配信された。ただし、ビデオサイズが4:3比率となっており、BBプレミアムでもどの提携プロバイダでもレターボックスが出てしまう問題がある。

音楽CD[編集]

何れもマーベラスエンターテイメントより発売。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は「フレッシュプリキュア! サウンドアルバム」を参照。

シングル
  1. Let's!フレッシュプリキュア!/You make me happy!』(2009年(平成21年)2月4日)
  2. Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜/H@ppy Together!!!』(2009年(平成21年)8月5日)
  3. Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜for the Movie/H@ppy Together!!! for the Movie』(2009年(平成21年)10月21日)
アルバム
番組の主題歌やキャラクターのイメージソングを収録したボーカルアルバムシリーズ。10曲から12曲程度を収録しており、主要メンバーのキャストが主に参加している。
詳細はボーカルアルバムを参照。
サウンドトラック
番組の放送用に短縮されたオープニング・エンディング主題歌を含む、番組内で使用されるオリジナル・サウンドトラックを収録したシリーズ。
詳細はサウンドトラックを参照。

ゲーム[編集]

『プリキュアオールスターズ フレッシュドリームダンス』
2009年(平成21年)7月30日に稼動が開始されたデータカードダスシリーズであるトレーディングカードアーケードゲーム。発売元はバンダイ
『フレッシュプリキュア! あそびコレクション』
バンダイナムコゲームスより2009年(平成21年)10月29日発売のニンテンドーDS専用のコンピュータゲームソフト。
プリキュアオンライン
東映アニメーションとコスモマークオンライン共同の課金制有料オンラインゲーム2009年(平成21年)10月8日よりサービス開始。クローバータウンが舞台。

S.H.Figuartsシリーズ[編集]

S.H.Figuarts イース
2010年03月20日発売。
S.H.Figuarts キュアピーチ
2010年05月27日発売。
S.H.Figuarts キュアパイン
2010年06月26日発売。
S.H.Figuarts キュアベリー
2010年07月29日発売。
S.H.Figuarts キュアパッション
2010年09月25日発売。
S.H.Figuarts キュアエンジェルピーチ
魂ウェブ商店限定。2010年12月発送。
chibi-arts キュアピーチ
2011年02月26日発売。
chibi-arts イース
2011年02月26日発売。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2014年現在、シリーズにおける最長話数である。
  2. ^ 担当声優や各回の脚本担当においては、過去のプリキュアシリーズに関わっていた人物も多く起用されている。
  3. ^ トップスは共通してジャージ(ポケットの位置など多少差異はある)だが、ボトムスはラブがハーフパンツ、美希がスラックス、祈里が黒のスパッツと白のルーズソックス着用のフリルスカート、せつなが黒のオーバーニーソックス着用のミニスカートと4人とも異なる。
  4. ^ アルファベット表記は「Love Momozono」となる。名付け親は祖父・源吉である。
  5. ^ 第2話ではレミ、第12話ではナケワメーケによって。
  6. ^ まれに呼び捨てで呼ばれることがある(第2話など)。
  7. ^ 第23話でせつながイースだと判明したとき、塞ぎこむラブに「せつななんて子は元々いなかった」と辛辣な言葉を述べており、祈里に咎められている。しかし、それがラブを奮起させるきっかけとなる。
  8. ^ 第17話でシフォンの育児も完璧にこなそうと育児書まで用意する程の徹底ぶり。
  9. ^ 第22話で倒れていたせつなが、ナキサケーベのカードを持っていたのを目にする。
  10. ^ 彼と幼少期に一緒に遊んでいたラブと祈里も、彼が自己紹介するまで恋人だと思っており、美希も面白がってあえて説明していなかった。
  11. ^ 実際はラブに強引に連れて行かれる。
  12. ^ 第24話でラブがせつなを仲間にしたときは「ラブ、完璧!」と言う。
  13. ^ せつなには、第26話の中盤まで「さん」付けで呼んでいた。
  14. ^ 第4話の「妖精さん」を「妖怪さん」、第9話の「読モ」を「毒グモ」など。
  15. ^ 第14話のアカルン追跡の時。
  16. ^ ましてや触ることは皆無で、第10話でタルトを汚した時はマジックハンドを使って拭いた程の重症。
  17. ^ 事件後、タルトとすっかり意気投合し触れるようになり、同時に言い方も改め「さん」付けから「ちゃん」付けになる。また、「獣医になる夢に一歩近づいた」と喜ぶ。
  18. ^ 第24話で、ラブがせつなを仲間したときは「わたし、信じてた!」と言う。
  19. ^ 第26話の中盤までは「祈里」と呼んでいた。
  20. ^ 最初は「おじさま・おばさま」とすこし遠慮がちだった。
  21. ^ それに伴い、瞳にハイライトが付く。
  22. ^ アカルン(テレポート)要員も兼ねる。
  23. ^ シフォンはそのまま、ティラミスは「長老」、父・ワッフルは「おとん」、母・マドレーヌは「おかん」、二人称は「あんさん」など。
  24. ^ これを阻止すべくラブ達が理由を模索するが「キュアピーチが未発見(祈里&美希案)」「ピーチが偽者(せつな&美希案)」「ピーチがリンクルン紛失(祈里案)」となぜかピーチが原因の案ばかりであり、耐えかねたラブが「なんであたしばっかやねん!!」とツッコミを入れている。
  25. ^ アズキーナが話す「かんにんやで」は関西弁で「すんません」「おおきに」の意味の言葉で、標準語で言う「すみません」「ありがとう」に当たる。ただし、現在ではこの言葉を使う人は主に高齢者であり、さらに京都府や滋賀県の一部以外ではあまり使われない。
  26. ^ 一般人へ変装する際にこの掛け声を使ったこともある。また、2人で拳を合わせて2人同時の変身も可能。
  27. ^ ノーザの「那由他」のみは大きい数。
  28. ^ 美希→祈里→ラブ→せつな→イースの順となり、蔑んだ目をしている。声色はメビウスのまま。
  29. ^ なお、のちの『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』以降のオールスターズ映画ではラブ達の所に戻って来ており、イース(せつな)はプリキュアとして、ウエスター(隼人)とサウラー(瞬)はモブキャラクターとして登場する。
  30. ^ カオルちゃんとも兄弟であるとタルトが紹介した際、タルトはサウラーも誘って4人で「ドーナツブラザーズ」になろうと提案した。アズキーナとウエスターは乗ったが、サウラーからは断固拒否された。
  31. ^ メビウスに対しては「私」。
  32. ^ なお、ウエスターのみ単体でソレワターセを使用していない。
  33. ^ 第28話で源吉(義父)が言う。
  34. ^ 第9話で和希を通して、美希にモデルのオーディションの話を持ってきている。
  35. ^ 劇中では明かされなかったが、映画『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』のパンフレットには記載されている。
  36. ^ 第10話は祈里とタルトが入れ替わってしまい出遅れたため。その後、タルトのパインは単独で登場。
  37. ^ 第9話は美希が不在だったため、ピーチ・パインとなる。その後、ベリーは単独で登場。
  38. ^ 映像ではカオルちゃんは登場していないが、当のカオルちゃんはラスト近く、ラブ達が出場したダンスコンテストの観客の一人として登場している。
  39. ^ OP映像に転生後のせつなや、ノーザなど新キャラクターの追加が行われ、逆にミユキのダンスシーンやカオルちゃんがドーナツの穴を覗くシーンがカットされた。
  40. ^ 本作品と同様に夏期にOPが変更された『スイートプリキュア♪』では映画版OPは製作されなかった。
  41. ^ クロスネット局であるテレビ宮崎福井放送は除く。このうち、宮崎県では宮崎放送をメインネットとしている。
  42. ^ 公開前発売の「スイートプリキュア♪&プリキュアオールスターズ まるごとブック」(講談社)に記載された設定名(劇中未呼称)。
  43. ^ なお、三色だんごの3人・隼人と瞬は『ふたりはプリキュア Splash Star』の日向咲(キュアブルーム)の夢の中で登場している。

出典[編集]

  1. ^ a b c 『CG WORLD No.131』2009年7月号 ワークスコーポレーション、P.31, 2009年5月発行。
  2. ^ 加藤レイズナ (2009年8月1日). “Webマガジン幻冬舎、鷲尾天インタビュー”. WEBマガジン幻冬舎. 2009年9月27日閲覧。
  3. ^ a b “『セーラームーン』上回る6作目 テレ朝アニメ『プリキュア』 ブランド+新キャラが強み”. 東京新聞. (2009年2月13日). オリジナル2009年2月15日時点によるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2009-0215-1214-21/www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2009021302000056.html 
  4. ^ “「プリキュア」第6作”. 読売新聞. (2009年1月23日). http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090123et0a.htm 2009年2月15日閲覧。 
  5. ^ 多田香奈子「制作日記」『東京新聞』2009年3月25日朝刊、第11版、第15面。
  6. ^ 『フレッシュプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・サンシャイン!!』ブックレット、高梨康治インタビューより。
  7. ^ a b c 公式サイト・キャラクター
  8. ^ アニメ第50話。
  9. ^ 第33話。
  10. ^ 第25話。
  11. ^ アニメ第42話。
  12. ^ アニメ第27話、第33話。
  13. ^ 第1話。
  14. ^ アニメ第12話。
  15. ^ アニメ第39話。
  16. ^ 第24話。
  17. ^ 第9話。
  18. ^ 第2話。
  19. ^ 第3話。
  20. ^ 第29話。
  21. ^ 東映アニメーション公式サイト・各話あらすじ第44話
  22. ^ アニメ第41話。
  23. ^ アニメ第11話。
  24. ^ プリキュアぴあ 26P。
  25. ^ プリキュアぴあ 28P。
  26. ^ プリキュアぴあ 30P。
  27. ^ プリキュアぴあ 32P。
  28. ^ アニメ第15話、第42話。
  29. ^ 第23話、第48話。
  30. ^ 映画でのみ描写。
  31. ^ アニメ第37話。
  32. ^ アニメ第38話。
  33. ^ 第9話、第45話。
  34. ^ 第10話、第30話。
  35. ^ 第12話。
  36. ^ 東映アニメーション 「各話あらすじ」(日本語). 2009年9月20日 閲覧。

外部リンク[編集]

ABC制作・テレビ朝日系列 日曜8時台後半
ニチアサキッズタイム第4枠)
前番組 番組名 次番組
Yes!プリキュア5GoGo!
(2008年2月3日 ‐ 2009年1月25日)
フレッシュプリキュア!
(2009年2月1日 ‐ 2010年1月31日)
ハートキャッチプリキュア!
(2010年2月7日 ‐ 2011年1月30日)