フレッシュプリキュア!

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プリキュアシリーズ > フレッシュプリキュア!
フレッシュプリキュア!
ジャンル 変身ヒロイン
戦闘美少女女児向けアニメ
アニメ
原作 東堂いづみ
シリーズディレクター 志水淳児座古明史(第16話 - )
シリーズ構成 前川淳
キャラクターデザイン 香川久
音楽 高梨康治
アニメーション制作 東映アニメーション
放送局 ABCテレビ朝日系列
放送期間 2009年2月1日 - 2010年1月31日
話数 全50話
その他 ハイビジョン制作・字幕放送
漫画
原作・原案など 東堂いづみ
作画 上北ふたご
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
発表期間 2009年3月号 - 2010年2月号
話数 全12話
ゲーム:フレッシュプリキュア!
あそびコレクション
ゲームジャンル なりきりミニゲーム集
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 バンダイナムコゲームス
(バンダイレーベル)
キャラクターデザイン 香川久
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2009年10月29日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
セーブファイル数 2
キャラクターボイス あり
その他 初回限定特典:
東せつなのデータカードダス
テンプレート - ノート 
ウィキプロジェクト アニメ漫画ゲーム
ポータル アニメ漫画ゲーム

フレッシュプリキュア!』 (FRESH PRETTY CURE) は、ABCテレビ朝日系列2009年(平成21年)2月1日から2010年(平成22年)1月31日まで放送された東映アニメーション制作の日本テレビアニメ。全50話。

概要[編集]

プリキュアシリーズ」の第6作目であり、前作および前々作の『Yes!プリキュア5』・『Yes!プリキュア5GoGo!』から世界観やキャラクターを一新した、歴代のプリキュアとしては4代目となる作品である。初期メンバーは3人となっている。6年目を迎えたことを機にプリキュアシリーズの生みの親である鷲尾天を初めとしたスタッフも一新され、タイトルどおりフレッシュで新しいプリキュアとなる[注 1][1]。のちに鷲尾はプロデューサーを交代した理由として「『プリキュア』というシリーズを続けるうえで一人の人間が居座り続けるのは良くないと思った」ということを挙げている[2]

これまでのプリキュアシリーズのおもな視聴者層は4歳から6歳までの女児達だったが、彼女達は幼稚園・保育園の卒園とともにプリキュアも卒業してしまい、いわゆる「月9」などに流れてしまっていたという。そのため、今作では幅広い年齢層にも楽しんでもらえるように、キャラクターの頭身を上げ、ストーリー性を重視し「4人目のプリキュア」や「インフィニティ」といった謎をちりばめることで年間を通して秘密に迫っていくという仕掛けになっている[3]。また、女の子が好きな要素を全て盛り込むべく事前に視聴者アンケートを取って、その結果を踏まえた上でとくに関心の高かったダンス・ファッション・恋愛要素などを組み入れており、朝日放送 (ABC) の吉田健一郎プロデューサーは「大人が見てもグッと来る番組を目指している」と語っている[1][4]。また、昨年と同様にお笑い芸人が本人役で本編にゲスト出演(本作はオードリー)する試みが実施された。

今シリーズでの敵は従来のシリーズのような「人間体を仮の姿とする怪物」ではなく、純粋な「人間」たちである。その上で、彼らをひとくくりの「悪」として描くのではなく、個々の内面を掘り下げてしっかりとした性格付けがなされている。このように敵キャラクターを作りこんだ理由には、番組のテーマである「本当の幸せ」と関係があり、「プリキュアたちと同じ人間でありながら国家にすべてを管理されている彼らは本当に幸せなのか、そういったことを考えてもらいたい」という意図がある[5]

本作では、今までのプリキュアシリーズの音楽を一貫して担当してきた佐藤直紀に代わり高梨康治が担当している。梅澤プロデューサーの「今までのシリーズとは全く違うものにしたい」という意向と、ポスターに書かれていた本作の変身時の掛け声である「ビートアップ」という言葉を見て「ビートアップならロックンロールでも良いだろう」と考えた高梨の判断により、打ち込みロック・サウンドが主体のものとなった[6]

本作よりタイトルに人数を示す数字がなくなったため、物語の途中で追加のプリキュアが登場するようになった[注 2][注 3]

あらすじ[編集]

数多くあるパラレルワールドの一つである管理国家ラビリンス。そこは国民の全てが国によって管理された夢も希望もない世界である。その総統メビウスは、全てのパラレルワールドの征服を目論み、それを達成するために必要な無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく配下の幹部を四つ葉町へと送り込む。

ラビリンスと同じく、パラレルワールドの1つである妖精達の住む国・スウィーツ王国の長老・ティラミスはいち早くメビウスの目論見を察知する。メビウスの目論見を阻止するため、長老は伝説の戦士プリキュアに全てを託すことにした。長老がプリキュアの森で祈りを捧げ、プリキュアへと変身する力を与える妖精「ピックルン」の封印を解くと、目覚めた4体のピックルンはプリキュアを探し求め、次元を越えて四つ葉町へと飛び立っていく。

四つ葉町へと飛び立ったピックルンは元気いっぱいの女の子・桃園ラブと、その幼なじみである蒼乃美希山吹祈里の携帯電話に乗り移り、彼女たちにプリキュアへと変身する力を与えた。ラブたちは伝説の戦士プリキュアとしてラビリンスの野望を打ち砕くために、そしてみんなの笑顔を守るためにラビリンスと戦いを繰り広げる。

後にラビリンスの幹部である東せつなことイースは、あることをきっかけにプリキュアとして覚醒し、ラブたちの仲間に加わる。しかもインフィニティの正体は妖精・シフォンである事が判明し、プリキュア打倒とシフォン強奪のためにラビリンスの最高幹部ノーザが姿を現す。そして、最終決戦でラブたちとせつなはラビリンスの真実を知ることになる。

登場人物[編集]

プリキュア / クローバー[編集]

それぞれプリキュアに変身出来る能力を持つ。「クローバー」とは、ラブが中心となっているダンスユニット。当初は幼馴染の3人で組んでいたが、第26話でせつなが加入し4人編成となる。

桃園 ラブ(ももぞの ラブ) / キュアピーチ
- 沖佳苗
本編の主人公で、公立四つ葉中学校の2年生。14歳[7]。身長は159cm、血液型はAB型[8]
家族はかつらメーカーに務める父とスーパーでパートの仕事をしている母がいる。実家はかつて母方の祖父が営む畳屋だったが、祖父が死去したことで廃業している。幼なじみの美希・祈里とは学校こそ違うものの、家族ぐるみのつきあいが続いている。
友人の失恋に大泣きするなど[9]、自分のことよりも他人のことで熱くなれる、人懐っこく天真爛漫で元気いっぱいな女の子。思い込んだら一直線なタチで、裏表のない純粋な性格の持ち主。反面、その純粋さ故に傷つきやすく、深く悩んだり落ち込んでしまうこともしばしば[10]。また人と喧嘩になると意地を張ってしまう一面もあり、同級生の大輔とはしばしば言い争いになる喧嘩友達である。
勉強やスポーツは得意でないがダンスが何よりも好きで、ダンスユニット「トリニティ」の大ファン。自室にトリニティのポスターを貼っており、特にリーダーであるミユキには強い憧れを抱いている。忙しい母親に代わって小さい頃から家事を手伝っていたため料理が得意で、ハンバーグが十八番であり、好物でもある。一方でニンジンが苦手で、裁縫も下手。口癖は「幸せゲットだよ!」。
蒼乃 美希(あおの みき) / キュアベリー
声 - 喜多村英梨
芸能学校である私立鳥越学園中等部の2年生。14歳[7]。身長は164cm。ラブからは普段「美希たん」と呼ばれている。
実家はヘア&ネイルサロンを経営。両親は離婚しているため母親と2人暮らしだが、父親に引き取られた弟の和希とは別居してからも仲が良く、恋人同士と勘違いされるほど互いに会って遊んでいる。
「どんなピンチの時でも希望は忘れない」という強い信念を持つ。スポーツ万能である上に母譲りの端麗な容姿を持ち、周囲からは羨望の目で見られる。世界に名を轟かせるファッションモデルになることが夢で、現在も読者モデルとして活躍しており、才覚を見せつつある。ダンスはシェイプアップを目的として始めたが、その楽しさを知って真剣に取り組むようになっていく。
4人の中では一番大人びており、取り乱したラブを叱責するのは主に彼女である。勝気な性格に似てかなりの自信家で、あらゆる物事を完璧にこなせる様にするための努力は怠らない。その一方で自分の弱みを見せたり、言い訳を極端に嫌う。用心深い一面も持ち、せつながラブを騙していた頃には彼女に対して徐々に不信感を抱き始め、結果的にせつなの正体にいち早く気付いた。幼少時のトラウマからタコが苦手で、たこ焼き屋の看板を見ただけで取り乱してしまうほど[11]。口癖は「あたし完璧!」。
山吹 祈里(やまぶき いのり) / キュアパイン
声 - 中川亜紀子
ミッションスクールである私立白詰草女子学院中等部の2年生。14歳[7]。身長は155cm。ラブ達からは「ブッキー」と呼ばれ、逆に祈里は親しい相手を「ちゃん」付けで呼ぶ。せつなやタルトに対しては当初「さん」付けだったが、親しくなってからは「ちゃん」付けになった。4人の中では一番背が低い。
実家は両親が経営している動物病院。親に似ておっとりとした性格でのんびり屋だが、自分に自信が持てず、少々引っ込み思案な所がある。そんな内向的な自分を変えようと、ラブ達の結成したダンスユニットに参加することを決意した。勉強は得意だが若干ズレた感性を持つ。裁縫が得意で、クローバーのメンバーが練習時に着用しているジャージは彼女が作った。役に立つものをいれた鞄を持ち歩いている。動物が大好きで、将来の夢は獣医になり実家を継ぐこと。自身のピックルンであるキルンを介す事で動物の言葉を理解出来る。3歳の時に噛まれたトラウマからフェレットが苦手で、当初はタルトに近づくことさえ出来なかったが、第10話でお互いに肉体が入れ替わった事件をきっかけに克服し、彼とも親しくなった。口癖は「私、信じてる!」。
東 せつな(ひがし せつな) / キュアパッション
声 - 小松由佳
寿命を迎えたラビリンスの幹部・イースが、アカルンの力によりキュアパッションとして転生した姿。一人称は「私」。14歳。髪型は黒髪のセミロング。好きな色は赤。ラブとほぼ同じ位の背丈である。
元々はイースが一般人を装う際の仮の姿であったが、プリキュアとして転生した際にこちらが本来の姿となった。ラビリンスから離反した後は桃園家に同居し、四つ葉中学校でラブと同じクラスに通う。桃園夫妻からは「せっちゃん」と呼ばれており、せつなも最初は「おじさま・おばさま」と少し遠慮がちだったが、やがて「お父さん・お母さん」と呼ぶようになった。
当初は過去の罪に苛まれ、プリキュアとして戦うことを拒んでいたが、ラブ達と共に過ごすことで幸せの素晴らしさを改めて認識し、皆の幸せや笑顔を守るため戦うことを決意する。それに伴って瞳にハイライトが付き、女性的な物腰や笑顔を見せるようになった[12]
生真面目で優しく、健気で聡明な性格だが、物事を伝えるのは不器用。イースとしての過去には一応の決別を果たしたものの、裏切りや悪行に対する罪悪感が少なからず残っている。そういった負い目から仲間達がいなくなることを恐れており[13]、そこをノーザに付け込まれたこともある[14]。勉強やスポーツをそつなくこなし、遠くの物を正確に見られる視力など幅広い優秀さを持つが、ピーマンだけは苦手[15]。また、ラブ達の世界の一般常識や流行については疎く、時折天然ボケともとれる言動もある[16]。最終決戦後は元幹部達と共に、ラビリンスを幸せな世界にするため帰郷を決意し、ラブ達に別れを告げた。口癖は「精一杯、頑張るわ!」。
ラビリンス幹部時代の詳細はイースを参照。

スウィーツ王国[編集]

妖精たちが住まう、ラブたちの世界とは別の次元に存在するパラレルワールドの一つ。従来のシリーズと異なり、終盤まで敵からの侵略を受けていない。

国のいたる所に菓子がちりばめられており、住民達は京都弁や大阪弁を混ぜた様な感じの関西弁で話し、関西以外から見た、カリカチュアされた関西風挨拶を交わしている。

なお、この世界のキャラクターたちは語尾に独特の言葉がつかない。また、今作のマスコットキャラクターには形態変化能力は備わっていない。

シフォン
声 - こおろぎさとみ
タルトとともにスウィーツ王国からやってきた女の子の赤ちゃん。普段はラブの部屋にあるぬいぐるみということになっている。
最初は幼かったため言葉を話すことは出来なかったが、成長するにつれラブ達の名前など、簡単な言葉も喋れるようになった。普段の生活では「キュア」や「プリップー」という言葉で表現することが多い。食事でも当初はキュアビタンしか飲まなかったが、成長したことでいろいろな物を食べられるようになった。
普段は座った状態で浮遊して移動するが、のちに自力で立ち、おぼつかない足取りながらも歩ける様になる。
性格は優しく、病気の女の子を超能力で勇気づけたり、ダンス大会の前日に緊張して眠れないラブをあやしたりしている。しかし、タルトやラブたちが勝手な行動や仲間割れするのを見ると赤ちゃんなりに叱咤することもあった。
様々な超能力を持っており、額のマークを光らせる(同時に耳を動かすこともある)ことで物を飛ばしたりプリキュアたちを覚醒・パワーアップへ導いたり、自らも瞬間移動したりすることが出来る。
悪戯好きで、超能力を使ってしばしばトラブルを起こしラブ達を困らせるが、時にはそれがプリキュアの助けになることもある。タルト曰く、「みんなの笑顔が大好き」で、悪戯も周りの人が喜んで笑えるような内容が多い。額のマークはその時の体調や機嫌などによって色が変わる。
実はスウィーツ王国出身ではなく、ある夜に王国に落下した流星の中からクローバーボックスとともに発見され、長老によって密かに育てられていた経緯を持つ。
正体は、無限メモリー「インフィニティ」にして王国の予言書に記されていた「世界の命運を握る四つ葉の赤子」であり、不幸のゲージが満タンになったことで発作的に覚醒するようになる。その秘められた力は凄まじく、超能力でナキサケーベのカードの力を止めたばかりか、最高幹部のノーザさえ苦戦させた。また、キュアスティックとパッションハープからのエネルギーを受け不幸のゲージの破壊と流出した不幸のエナジーの浄化に貢献した。
ノーザが妖しい草笛を吹いて強制的にインフィニティにする策で捕らわれ、ラビリンスに利用されるが、キュアエンジェルの力で正気に戻り、全てが終わった後で桃園一家との写真を胸にスウィーツ王国へと帰った。
インフィニティ
声 - こおろぎさとみ
メビウスが全パラレルワールドを管理するために探し求めている無限メモリー。
この状態になると額のマークは黒くもやがかかったようになり、表情も瞳のハイライトが消えてうつろになり、全身がぼんやりと白く光ってシフォンとしての意識は消えてしまう。
機械的に「我が名はインフィニティ、無限のメモリーなり」という言葉を繰り返し、無感情に目的無くあらゆる世界を漂うようになる。映画の舞台となるおもちゃの国へも行ったことがある。
クローバーボックスの子守唄を聞かせることで元のシフォンに戻る。また、ラブの子守唄を聞いてインフィニティとして覚醒したにも拘らずテレポートせず腕の中に留まっていたことが有る。
タルト
声 - 松野太紀
プリキュアを探すために、シフォンとともにラブ達の世界へやってきたスウィーツ王国の自称「可愛い可愛い妖精さん」。青い襟飾りをつけたフェレットのような姿をしており、普段はラブが飼っているペットのフェレットということになっている。沖縄県ではマングースと間違えられた。せつな曰く「母親似」。
ラブを「ピーチはん」と呼ぶなど、基本的にプリキュアだけは変身時の名前で呼ぶ。一人称は「わい」。
シフォンの世話役的な立場にあるが、イタズラにいつも手を焼いている。戦闘能力はないが、小さい体を生かして敵を翻弄させたこともある。シフォンに名前を覚えてもらえなかったり、ラブ達から置いてけぼりを喰らったりと苦労性であるが、自身がトラブルメーカーになることもしばしば。
少々愚痴っぽく心配性な性格だが、プリキュアを支えたり導いたりするなど、彼女達への想いは真剣であり、一時期は4人目のプリキュアを探し出すために一人奔走していた。
カオルちゃんと親しくなり、彼のドーナツ屋でドーナツ食べ放題を報酬にジャグリングなどを披露して客寄せを請け負う。許嫁のアズキーナとは両思いである。
第10話では、祈里と体が入れ替わってしまい、その最中にナケワメーケが出現したため、その状態のままでキュアパインに変身した。
国王のワッフル(声 - 堀本等)と女王のマドレーヌ(声 - 熊谷ニーナ)を両親に持つ、スウィーツ王国の105番目の王子。正式な名前もあるが、長すぎて自分でも覚えられていない。一時は役目を終えたため帰国する予定だったが、新たな使命を言い渡されラブ達の世界に留まる。全てが終わった後、桃園一家との写真を胸に故郷へと帰った。
アズキーナ
声 - 一色まゆ
スウィーツ王国で暮らしているタルトの許嫁。髪を生やした長身のリスのような姿をしており、京言葉のような口調で話す。一人称は「ウチ」。サクラの花をモチーフにした髪飾りと襟飾りをつけている。
タルトのことが大好きで、初登場時はスウィーツ王国に戻ってきた彼を引き止めたいが故に、シルコアマの森に封印されていた魔人を解放してしまうが、プリキュア達により再び魔人が封印され、騒動は収束した。
王国がラビリンスの侵攻を受けた際、長老のおかげでメビウスの管理を免れ、プリキュア達に救出される。その後、ラビリンスに乗り込むプリキュア達に同行し、タルトとともにラビリンス国民にドーナツを配るなどした。全てが終わった後、桃園一家との写真を胸に故郷へと帰った。
ティラミス
声 - 緒方賢一
妖精の国・スウィーツ王国の長老。猛禽類のような姿をしており、アイスクリームの飾りがついた杖をついている。
基本的に関西弁だが、ラブ達に対しては時折フランス語の挨拶を交えて話す。一人称は「ワシ」。厳格そうな見た目に反して軽い性格であり、長老でありながらタルトやアズキーナとも打ち解けた感じで話している。
自分の姿を特定の人物だけに見せるという力を持っており、ラブ達の世界に来たときは、この能力であゆみの目を誤魔化している。
全パラレルワールドの危機に応じて、タルトとシフォンに伝説の戦士・プリキュアを探してくるよう命じたほか、のちにクローバーボックスをタルトに託した。後に他の国民共々ラビリンスの管理下に置かれてしまうが、直前にアズキーナを庇ったため、彼女は脱出することができた。
なお、エンディングでのキャラクター名表記は一貫して「長老」となっている。

ラビリンス[編集]

総統メビウスによって統治されている管理国家で、人間界とは別次元のパラレルワールドの一つ。元々は人間界に似た世界だったが、科学文明を進化させたことで機械的な外観となった。

全パラレルワールドの統治のために必要な「インフィニティ」を手に入れるため、「不幸のゲージ」に不幸のエネルギーを貯めることを目的とし、人間界で「ナケワメーケ」を生み出して人々を襲わせている。不幸のゲージがたまった第44話以降は、目的がインフィニティ(シフォン)強奪となり、「ソレワターセ」でインフィニティを奪おうとする。

一般の国民たちは純粋な「人間」で、全員肌や髪の色が薄め。服装は統一され、全員に国民番号があり、生活、仕事、結婚、寿命などを国に管理されている。

幹部は人間界に紛れ込む際に一般人としての姿に変装し、「スイッチ・オーバー!」の掛け声で本来の姿へと戻り[注 4]、自身の名を出して「ラビリンス総統メビウス様がしもべ」と名乗る。

幹部の偽名の苗字には方角が使用され、名前は速さを象徴するもの[注 5]が使用されている。

上層部[編集]

ラビリンスの中枢にある巨大な塔を本拠とし、メビウスを筆頭に国民たちを管理している。一般国民や三幹部は、彼らの正体を知らなかった。

メビウス
声 - 西村知道
ラビリンスの総統。スキンヘッドの壮年男性のような姿をしている。正体は国家管理用の巨大な球体型コンピュータで、前述の姿は影武者のロボット
三幹部に対して表向きには気を遣っているが、本性は彼らを捨て駒にする非情な性格。
すべての「パラレルワールド」を管理するために必要な無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく、幹部たちを人間界へと送り込んだ。
電磁エネルギーによる攻撃や、自在に伸びるコードを武器とし、重力制御で相手の動きを封じることが可能。自身の分身をだすこともできる。
科学文明を築く内に機械に頼り始めたラビリンスの国民たちが、国の管理を機械に任せるために作成された経緯をもつ。だが、機械に頼りきる国民に「国の管理を任せてはおけない」という自我に目覚め、すべての国民の心を洗脳して配下とした。さらに、自身の分身として人型ロボット、その護衛役として爬虫類のDNAからクライン、植物のDNAからノーザを作り、管理国家としての体制を築いた。
自国のみならず全パラレルワールドを愚かな人間から守ると称し、理想とする世界は「苦しみも悲しみもない世界」であり、それが正しいと信じていたが、キュアピーチに「その代わり、幸せがない」と指摘されている。
第46話では、インフィニティーに覚醒したシフォンを吸収して全パラレルワールドの管理を開始するが、プリキュアたちの阻止で交戦になる。続く最終回では劣勢になるどころか、ラビリンスの国民たちをも管理からはずされる。これにより自らの負けを悟り、プリキュアもろとも自爆しようと試みるが、プリキュア最強の必殺技「プリキュア・ラビングトゥルーハート・フレッシュ」によりシフォンと分離され、タイムリミットとともに自爆して消滅した。
クライン
声 - 樋渡宏嗣
メビウスの側近で、初老の男性の姿をしている。一人称は「わたし」で、丁寧な口調で冷徹なことを言う。
地位は三幹部と大差はなく、双方同じ目線で会話している。
ラビリンス国民の管理全般や幹部の監視のほか、手紙などで国民に寿命を通知する役目を担当する。本国での任務が多いため、人間界に出向くことは少ない。
瞬間移動能力をもつほか、宙に浮くことも可能。
第48話では国民たちが命令外の行動を取り始めたことに焦り、この事態の原因がプリキュアたちの影響であると判断し、彼女たちを消去すべく立ちはだかる。その際は龍人型の戦闘形態「ドラゴン・クライン」に変身し、ノーザを倒したプリキュアたちを圧倒する実力を見せる。さらに攻撃を続けようとしたところでノーザから合体をもちかけられ、「ノーザ・クライン」となる。
正体は、メビウスが自身の護衛用としてトカゲのDNAから作り出した人工生命体。
ノーザ / 北 那由他(きた なゆた)
声 - 渡辺美佐
ラビリンス最高幹部で、長身の女性の姿をしている。ほかの幹部が恐れるほどの威厳をもつ。
「北那由他」としての姿は、髪の色が黒になる。
冷酷非情かつ高圧的な性格で、ウエスターやサウラーに「さん」付けで呼ばせたり、彼らのことを「仲間と思っていない」などと吐き捨てたりする。また、人々の不幸を「蜜の味」と称し、幸せを奪うことを楽しむ。
さまざまなアイテムを所持しており、それらを用いてサウラー以上に周到な作戦をたてることを得意とする。
植物を操る力をもち、背中から無数の植物のツタをだすことが可能で、歩いた道の植物は枯れる。また、特殊な空間を開いてワープする能力をもつ。
異世界の栽培室では、「不幸のゲージ」にたまった液体でソレワターセの実を栽培している。
第48話で自らソレワターセの実を食べて巨大な超獣に変身したが、プリキュアたちの猛攻で重傷を追う。だが、クラインに合体をもちかけたことで「ノーザ・クライン」へと変化した。
正体は、メビウスが自身の護衛用として球根植物のDNAから作り出した人工生命体。
ノーザ・クライン
声 - 渡辺美佐
第48話、第49話に登場。ノーザの進言で、超獣ノーザとドラゴン・クラインが合体した怪物。
人型のドラゴンにソレワターセが巻きついて融合した不気味な姿をしており、胸部にソレワターセ素体の目、背中に翼が生える。
声や人格はノーザがベースになっているが、口調は中性的になる。
合体前の2人よりも戦闘力は大幅に上昇しており、プリキュアたちの「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」を破るほどの圧倒的な力でプリキュアを追いつめる。
最終的に、キュアエンジェル化したプリキュアたちの「プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート」に敗れて、それぞれ本来の姿に戻った。

三幹部[編集]

メビウスに仕えるイース、ウエスター、サウラーからなる3人の幹部。本国の国民たちと比べると服装が異なり、人間界ではある程度自由な行動が許されている。

四つ葉町郊外の屋敷をアジトとし、表向きには「占い館」として拠点とし、情報収集を目的に営んでいる。占い館はイースが正体を明かしたあと異空間に隠蔽され、「不幸のゲージ」が破壊されたことで崩壊する。

個々の戦闘能力はプリキュアとほぼ互角で、一騎打ちであればプリキュアを圧倒する。特殊能力を使う際は、手を擦り合わせる必要がある。また、瞬間移動の能力をもたず、移動は徒歩で行なう。

最終回で3人ともメビウス亡き後の「ラビリンス」を立て直すことを決意し、帰郷する。

イース / 東 せつな(ひがし せつな)
声 - 小松由佳
小柄な体格の小女。銀髪に黒いカチューシャを着け、赤と黒のボンデージ風の衣装をまとっている。胸に赤色のダイヤがある。
「東せつな」としての姿は、髪の色が濃い紫色になり、カチューシャが外れる。
クールだが、実際は強気な性格で、仲間に対しても油断を許さない。プリキュアの打倒に固執している。
メビウスへの忠誠心は固く、命さえも惜しまない覚悟をもつ。また、一度教われば大抵のことはこなせるが、人間界の一般常識には疎い。
ラブとは偶然「占い館」に来たときに顔見知りとなり、「リンクルン」を奪うために「東せつな」としてラブたちに近づくようになる。第7話ではラブから親友の証として、四つ葉のクローバーのペンダントをプレゼントされた。
第19話ではメビウスから切り札として、「ナキサケーベ」のカードを渡される。
第22話でナキサケーベのカードを使い切った際、プリキュアたちに自ら正体を明かす。続く第23話ではキュアピーチとの決戦に挑み、戦いの中でラブとの交流から彼女を無意識に羨望していたことを打ち明けたが、既に規定されていた寿命を縮められていたため、キュアピーチと和解した直後に寿命が尽きて死を迎える。しかし、シフォンが呼び寄せた「アカルン」によって「キュアパッション」として転生する。
プリキュアとして転生後の詳細は、東せつなを参照。
ウエスター / 西 隼人(にし はやと)
声 - 松本保典
筋肉質で大柄な体格の青年。左耳にピアスを付け、マントと黒い袖なしの服をまとっている。腰に黄色のダイヤがある。一人称は「俺」。
「西隼人」としての姿は、髪が金色になり、ピアスが外れる。
行動派で喜怒哀楽の激しい性格だが、頭を使うことが苦手で、人間界の一般常識に疎い。
出撃回数は多いが、良い結果をだせないために仲間からも冷たく扱われ、自らの不幸で「不幸のゲージ」をためたこともある[17]。反面、自身は仲間想いで、イースを気遣うような素振りも見せ、イースがキュアパッションとなってプリキュア側についたあとも「イース」と呼び続け、彼女にラビリンスに戻るよう説得している。
人間界の娯楽や食べ物などを広く好み、とくにカオルちゃんのドーナツは作り方も覚えるほどの好物。私用で外出することもあり、任務を無視して沖縄県へ旅行したこともある[18]。ときどき筋肉トレーニングに励むこともある。
第46話ではキュアパッションと対決するが、その最中にメビウスに捨て駒にされ、プリキュアもろとも「デリートホール」に消去されそうになる。その際にキュアパッションを助け、和解した直後デリートホールに吸い込まれる。
第48話ではシフォンに救われており、水色のダイヤに白を基調とした服装となって生還し、プリキュアたちに協力した。
サウラー / 南 瞬(みなみ しゅん)
声 - 鈴村健一
銀色の長髪をした美青年。マントと黒い長袖の服をまとっている。腰に緑色のダイヤがある。一人称は「僕」[注 6]
「南瞬」としての姿は、髪の色が黒になり、髪を後ろで束ねている。
ニヒルかつ冷酷な性格。紅茶を飲みながら、読書することが趣味。人間界の知識の大半は本から得ている。その一方でよく紅茶に大量の角砂糖を入れては、その味に不快感を示している。
同僚から「館にこもってばかり」と言われるほどのインドア派で、出撃回数は少ない。しかし知能戦が得意で、人間の心理的な部分をつく作戦に長けている。
戦闘中は冷静沈着だが、想定外の事態には大きく動揺する。プライドが高いため、ノーザの登場後は任務を仕切られることに不服な態度をしている。メビウスへの忠誠心は高く、彼に仕えることは誇りに思っている。
第46話でキュアベリーと対決するが、その最中にメビウスに捨て駒にされ、プリキュアもろとも「デリートホール」に消去されそうになる。その際に自分を助けようとしたキュアベリーの行動に心をうたれ、彼女を助けるために自ら犠牲となる。
第48話ではシフォンに救われており、水色のダイヤに白を基調とした服装となって生還し、プリキュアたちに協力するようになる。また、自分を助けようとしたキュアベリーには感謝を示している。

怪物[編集]

今作は異なる怪物が複数登場する。

ナケワメーケ
声 - 中野慎太郎
ナケワメーケ、我に仕えよ!」の掛け声とともに、三幹部が取り出したダイヤ状のシンボルをさまざまな物質に刺したり貼り付けたりすることで生みだされる怪物。
とりつく物は無機物や動物が多く、影などにも有効。三幹部の衣装についているダイヤと同じ色のダイヤ(イースは赤、ウエスターは黄、サウラーは緑)がつく。
日々強化されており、プリキュアたちの通常の必殺技では倒せないほどに進化する。雄叫びは当初「ナケワメーケ!」のみだったが、強化されるうちにとりつく物に準じた雄叫びも発するようになる。また、多少喜怒哀楽を見せる固体もいる。
「不幸のゲージ」を上げる際に召喚されているが、とりつく物によっては「不幸のゲージ」が上がらないことがある。
ホホエミーナ
声 - 中野慎太郎
プリキュアの味方になったウエスターとサウラーが、ナケワメーケに代わって生み出した穏やかな生物。その名の通り、微笑みを浮かべた柔らかい姿をしている。鳴き声は「ホホエミーナ!」「ニッコニコー!」。
召還方法は白いダイヤを使い、掛け声が「ホホエミーナ、我に力を!」に変わる。
劇中では、キュアエンジェルの羽に白いダイヤを付けた個体のみ登場。白い巨大なオタマジャクシのようで翼と小さい手足をもち、尾の先には桃色のハートマークがある。ダメージをうけるとダイヤと対象物が分離して消える。
ナキサケーベ
声 - 中野慎太郎
第19話から第22話に登場。
メビウスがイースに与えたカードで生み出す怪物。4つの正三角形のピースにわかれたカードで、使うたびにピースが1つずつ消え、最大4回までしか使えない。終始苦しそうな呻き声をあげる。
ナケワメーケを格段に強化したもので、ナケワメーケに取りつけてパワーアップさせることも可能。対象に貼り付けられるとカードの絵柄の閉じた目が開き、「涙を流している一つ目マーク」に変化する。
非常に強大な力を誇るが、引き換えに使用者の手の甲にカードと同じ目玉のマークが出現し、そこから茨のような物が使用者の体に巻き付いて、命にも関わるほどの多大な苦痛を与える諸刃の剣である。
ソレワターセ
声 - 中野慎太郎
不幸の液を注ぐことで成長する鉢植えの実を、「ソレワターセ、姿を現せ!」の掛け声とともに放つことで生み出される怪物。鳴き声は「ソレワターセ!」のみ。
ノーザが使用しているが、ウエスターとサウラーにも支給されている。
素体は植物の球根のような胴体の中央に裂け目と、その中に赤い目がある不気味な姿で、そのままの状態でも強大な力を有する[注 7]。ほかの実を通じて既出のソレワターセに指示を出すことも可能。倒されると、人型をした実が3回弾けて消える。
ナケワメーケ同様に人間界の物体にとりついたり、ナケワメーケや周囲の物体を吸収して強化することも可能。物体にとりついたソレワターセには「周囲に枝葉がついた一つ目マーク」がある。
ナケワメーケよりも強大な力をもち、「キュアスティック」と「パッションハープ」から放たれる強大な必殺技を跳ね返すが、個体によって防御力には若干差があり、キュアスティック単体で倒された個体もある。
魔人
声 - 中野慎太郎
第32話に登場。
スウィーツ王国の「シルコアマの森」に封印されていた魔神。ラビリンスとは無関係。
餅と臼と杵を合わせた姿をしており、ナケワメーケと同様の戦闘力をもつ。鳴き声は「ウーッス!」「モッチモチー!」。
タルトが人間界に戻ることを恐れたアズキーナに解放され、プリキュアたちと対戦した。

主人公達の家族[編集]

桃園 圭太郎(ももぞの けいたろう)
声 - 高瀬右光
ラブの父親で婿養子。かつらメーカーの営業部長を務めており、レミにウィッグをよく届けている。新商品のデザイン開発の思考に苦しむこともしばしばで、幼い頃から装着テストに付き合わされたラブは、その奮闘を冷ややかな眼で見ていたが、のちに考えを改め素直に尊敬するようになった。誰かのために全力を尽くすラブの性格は、この父譲りである。人前で笑いを取るのが苦手で、無理に駄洒落を言って家族を苦笑させることもある。居候のせつなのために勉強机を作るなど、日曜大工も得意である。絆が深まってからはせつなも「お父さん」と呼ぶようになった。
桃園 あゆみ(ももぞの あゆみ)
声 - 氷上恭子
ラブの母親。スーパーでパートの仕事をしている。若いころはミス四葉町商店街と呼ばれていた。娘のニンジン嫌いを許さない厳しい面を持つが、自分もホウレンソウが苦手。身寄りのなくなったせつなを、深く事情も尋ねず桃園家に引き取る、寛大な愛情と優しさの持ち主。
第40話では、カフェでトイレに行ったところを、ノーザによって鏡の中に監禁されてしまう。しかし、せつなの活躍により無事に救い出され、ラブ共々偽のあゆみ(正体はソレワターセ)も退治し、絆が深まったことで、以後せつなは「おばさま」という言い方を改め、「お母さん」と呼ぶようになった。
桃園 源吉(ももぞの げんきち)
声 - 麦人
ラブの母方の祖父で、手作りにこだわる畳職人。「源さん」という愛称で商店街の人々に慕われていた。ラブのベッドに敷かれた畳は源吉が作ったもの。ラブが4歳の時に死去しており、本編ではラブの思い出の世界で登場した。「愛情も持って何かを成し遂げる子になってほしい」という意図で孫にラブと名付けた。
蒼乃 レミ(あおの レミ)
声 - 雨蘭咲木子
美希の母親。夫と離婚し、美容師をしながら美希と2人暮らししている。離婚の理由については不明で、元夫も劇中に登場していない。妖艶な容姿が特徴で、その昔は人気アイドルだったため、今でも芸能界に人脈がある。少々子供っぽく自由奔放なところもあるが、子供に対する愛情は深く、夫に引き取られた和希とも仲が良い。美容師として大会にも出場しており腕も確かだが、時には暴走して奇抜な髪形にチャレンジすることも。
一条 和希(いちじょう かずき)
声 - KENN
美希の弟で13歳の中学1年生。両親が離婚した後、父親に引き取られたため美希とは姓が違うが、別れて暮らしてからも姉とは仲が良く、たまに会って遊んでいる(このため、当初は美希の彼氏と間違われていた)。常に「完璧」を心がける姉を尊敬している。体があまり丈夫ではないため、美希に心配されている。幼いころはラブ達とも遊んでおり、「泣き虫カズちゃん」と呼ばれていた。将来の夢は医者になること。
山吹 正(やまぶき ただし)
声 - 木村雅史
祈里の父親。恰幅が良くおおらかな性格。腕の良い獣医師で、皆から慕われている。ラブの父・圭太郎のペット用かつらの製作にも積極的に関わっている。
山吹 尚子(やまぶき なおこ)
声 - 根谷美智子
祈里の母親。夫の動物病院で働いている。愛らしい顔立ちに見合って穏やかな物腰。

クローバータウンストリート[編集]

四ツ葉町の商店街。かつては四ツ葉町商店街という名前だったが、のちに変更された。ラブ達3人の住居はここに存在する。ラブの祖父が畳屋を経営していたため、桃園家もこの商店街にある。

ミユキ
声 - 飯塚雅弓
ラブが憧れている、レイカ(声 - 世戸さおり)とナナ(声 - 一色まゆ)をメンバーとするダンスユニット“トリニティ”のリーダー。17歳。知念大輔の実姉。ナケワメーケに襲撃された際、プリキュアに変身したラブに助けられたのが縁で、ラブ達にダンスを教えることになる。ラブ達の夢に対して真摯に接しており、時には厳しい態度を取ることもあるが、それは3人のことを思ってのことである。一時期はタルトから4人目のプリキュアではないかと思われていたが、トリニティのリーダーとしての責任感から自身がプリキュアになることは即座に断っている。のちにラブ達がプリキュアであることを初めて知る人物となり、プリキュアとしての4人にも助力している。
カオルちゃん
声 - 前田健
ラブたちがダンスの練習をする公園で、KAORU'S Doughnut Cafeとペイントされた車でドーナツを売っているおじさん。彼が作る穴の形がハート型のドーナッツは美味しいと評判が良く、ラブ達やミユキが常連として通っている他、ラビリンス3幹部(特にウエスター)も好んで食べている。
サングラスをかけて髭を生やしている強面だが陽気な性格で、ラブ達が落ち込んでいたりすると妙なギャグを織り交ぜつつさりげなく励ます。「グハッ」と笑うのが癖。ドーナツ作りについてはこだわりを持ち、出来具合に少しでも納得できないと不良品とみなしている。反面で本人曰く「細かいことは気にしない」性質で、タルトやシフォンのことも気にもせず接し、タルトとは「兄弟」と呼び合う仲になる。最終決戦時、タルトに餞別として渡したドーナツが、ラビリンスを変える重要な役割を果たすことになる。
本名は橘 薫(たちばな かおる)[注 8]。年齢やプライベートに関しては謎が多く、何らかの組織に所属していた過去があり、そのときの仲間にジュリアーノ(声 - 平松晶子)がいる。「カオル」はその時のコードネームで「ジェンマ」と呼ばれていた時期もある。オペ宇宙飛行士などを依頼され引き受けるなど、人脈もかなり広い。
本気を出すと常人離れした身体能力を見せ、宝石から作られた頑強なナケワメーケの急所を見破っただけでなく、亀裂を入れるほど強烈なキックを披露している[19]

三色だんご[編集]

プリキュアが好きな四つ葉中学校の3人組。「三色だんご」は第44話にて大輔達がラブ達とより仲良くなることを目的として作った[20]ダンスユニット。クローバーとともにミユキの元で練習を積み出場するが、結果は予選敗退となってしまった。

知念 大輔(ちねん だいすけ)
声 - 新垣樽助
ラブのクラスメイトで、ミユキの実弟。14歳。ラブに対して好意を寄せているが、それを隠すために余計な一言を交えてはラブと衝突することも多く、なかなか思いを伝えられないでいる(ただし、他者から見ると好意自体はバレバレで、わかりやすく思われている)。意地っ張りで面倒なことは嫌いな性質だが、ラブのことを気遣ったり心配したりすることもあり、意外と面倒見が良く、彼女のために身体を張ることもある。雷が苦手で、それを少なからず気にしている。何度も自分を救ってくれたピーチに憧れ、信頼している。姉が関係しているテレビ局なら顔パスできる。
運動神経は良いため、姉の影響からダンスも人並以上に踊れ、泳ぎも上手。沖縄県出身で、現地のことについても詳しい。野球で投手をやっており、裕喜とバッテリーを組んでいる。
最終決戦直前、偶然ラブへの想いを伝えてしまうが、その後返事は明るくはぐらかされてしまった。
沢 裕喜(さわ ゆうき)
声 - 植田真介
坊主頭が特徴。美希のことが好きで、彼女に彼氏がいるという勘違いをしても、その思いは捨てていない。美希に100回もの熱烈なアタックを繰り返しているが、空回りばかりで全く相手にされていない。野球で捕手をやっており、大輔とバッテリーを組んでいる。プリキュアの中ではベリーがお気に入り。
御子柴 健人(みこしば けんと)
声 - 豊永利行
御子柴財閥の御曹司。長身で眼鏡をかけており、ラブ達にも敬語で話す。穏やかな性格で少々怖がりだが、芯の強さも持ち合わせている。家は最先端の機能を有した豪邸で、地下のトレーニングルームをトリニティにも貸し出している。恵まれた環境で育ったことを鼻にかけることがなく、大金持ちであることは同級生のラブも知らなかった。祈里に好意を抱いており、自分が責任者を務める御子柴財閥主催の船上パーティに祈里を招待し、その時は責任者らしく祈里を守ろうとした[21]。プリキュアの中ではパインとパッションがお気に入り。

ゲストキャラクター[編集]

タケシ
声 - 菊池こころ
第3話に登場。ラッキーという名の犬を飼っている少年。祈里と遊ぶことも多い。
祈里と遊んでいたところを見たイースによってラッキーをナケワメーケにされたため、イースにトラウマを持った。
その後、第25話に再登場。ラッキーがキュアパッションに転生したせつなに対して、かつてイースだったとは知らずに仲良くなる。その後、ラッキーは地面に隠れる影のナケワメーケとの戦いでラッキーが影の居場所を臭いで嗅ぎわけるという活躍を見せた。そしてせつなとの特訓で新しい技を習得し、この技を好きなプリキュアの名前にちなんで「パッションキャッチ」と名付けた。
オードリー
声 - オードリー春日俊彰若林正恭
第27話に登場。トリニティ共々、お祭りの特別ゲストとして現れた。プリキュアの4人とはぐれてしまったタルトに出会うが、タルトが喋っても動じなかった。
ナケワメーケが登場しても「出番はまだ終わっていない」と言い、プリキュアとともにナケワメーケに立ち向かった。ナケワメーケの攻撃でプリキュアがお面をつけられてピンチになった際、若林はツッコミ攻撃でお面を外し、春日は変顔をしてナケワメーケの気をそらせるという活躍を見せた。
プリキュアの正体を早い段階で分かってしまった人物でもある。
ジェフリー王子
声 - 渡辺久美子
第29話に登場。メクルメク王国の王子。
両親(父親の声 - 小山力也、母親の声 - 今井由香)に愛されていないと思い、来日した際に家宝「ポセイドンの冷や汗」を持って行方不明になってしまう。そこでカオルちゃんとジュリアーノに捜索依頼が届くが、たまたまラブたちに見つけられ、ラブたちとハンバーガーを食べて笑顔になった。その際「笑顔を見ているとこっちも幸せになる」とラブたちに言われた。
ラブたちに王子だと気づかれたとき、家出したわけを話すが、せつなに「必要とされない人間はいない」と諭される。しかしそこでポセイドンの冷や汗を狙う「ゲットマウス」に見つかり、さらわれそうになるが、カオルちゃんに救われた。その後、宝石がナケワメーケにされ、元に戻った際に宝石が割れてしまい謝るが、父親からの言葉で改めて両親との愛を感じた。
ゴードン
声 - 中村秀利
第29話に登場。メクルメク王国に仕えている執事だが、その正体は王国の家宝「ポセイドンの冷や汗」を狙う悪の組織「ゲットマウス」のボス。
警察が来るまで時間がかかると言うことをカオルちゃんから聞き出した際に本性を現し、カオルちゃんを気絶させた。思いの外カオルちゃんが早く目覚め、ポセイドンの冷や汗もナケワメーケにされたためジェフリー王子をさらうことに計画変更した。そこでジェフリー王子を捕らえてヘリコプターで逃げようとしたところを、カオルちゃん特製のタバスコ&マスタード味のドーナツを食べさせられてあまりの辛さにジェフリー王子を手放してしまった。その後、警察に逮捕された。
アニマル吉田
声 - 菊池正美
第30話に登場。ペット番組の司会者だが、番組の視聴率低下に悩んでいた。
山吹動物病院で愛犬のマロンの怪我を治療してもらっていた。ところがたまたま腹痛で病院で診てもらっていたタルトにへそがないことに気がついた正たちの会話の一部始終を聞いてしまい、「へそのないフェレット」としてタルトを追いかけるようになり、ラブや親たちが頑なにタルトを渡さないと言っても特番に取り上げたいと言い張った。しかし、ナケワメーケにマロンをさらわれた時、「家族としてのペットの大切さ」を認識し、タルトに謝罪した上で番組の再出発を決める。

プリキュアの設定[編集]

本作でのプリキュアは、スウィーツ王国に伝わる伝説の戦士であり、「世界に危機が迫ったとき、プリキュアの森で祈りを捧げればプリキュアが蘇る」とされる。長老の呼びかけによってピックルンが解き放たれ、それぞれ選ばれた人間に力を与えられた。従来のシリーズ通り、常人を遥かに超える身体能力をもって敵と戦う。本作以前のシリーズとは異なり、戦闘で生じた周囲への被害は修復されない。変身はそれぞれ単独で可能。

変身時の掛け声は共通して「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!」で変身し、名乗りの掛け声も共通してセリフの前半は手でハートを作り、その後手を叩いて残りのセリフを言ってポーズをとる。最後に全員で「レッツ、プリキュア!」と揃ってポーズをとる。キュアパッションを除く3人の必殺技発動の掛け声は「悪いの悪いの飛んでいけ!」。必殺技はラビリンスを生み出す怪物などを浄化する力を持っている。

変身の際は一度髪を縛っていたものやパーマなどが解けて自然体になり、変身後はそれぞれ髪型や髪の長さが大きく変わり、本作から髪の色も大きく変わるようになり、変身後のコスチュームにネックバンドも装着するようになった。また、前作ではミルキィローズのみであったが、今作では全員瞳の色がわずかに明るい色に変化する。本作の戦闘コスチュームは他のシリーズと違い胸元に大きなリボンが無く、代わりに左胸の部分にピルン、ブルン、キルン、アカルンの色に分けられたクローバーの形をしたワッペンがあしらわれている。

タルト曰く「そういう決まり」でプリキュアの正体がラブ達であることは周囲に明かしてはならないと決められているが、プリキュアの存在についてはマスコミを通じて、「街の幸せを守る正義のヒロイン」として、雑誌でも特集を組まれるほど四つ葉町の住人に広く知られている。テレビ局内で事件が起きた際には、入口の警備員も彼女達の力を信じ、無条件で入館を許可したこともあった[22]。数名に正体が露見したが、それによって何かしらペナルティが起こるということはなく、最終的には町の皆にその正体を明かしている[23]

キュアピーチ[編集]

ピルンによって最初に覚醒したプリキュア。ラブがトリニティのイベントでナケワメーケに襲われ、その際ピルンによって「」の力に目覚め、キュアピーチへと変身する愛の戦士[24]。イメージカラーは桃色で、登場の掛け声は「ピンクのハートは愛あるしるし! もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」。

髪の色は茶色のツインテールから薄いレモン色となり、ハート形の髪飾りがついた長いツインテールの髪形となる。瞳孔が黒から暗いマゼンタに変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかなピンク色に変化する。ピンクを基調としたコスチュームはスカート下のフリルのペチコートを幾重にも重ねている。リボンのついたリストバンドを両手首につけていて、腰には前側に小さなリボンを2つ、後ろ側に大きなリボンを1つ付けている。膝まであるロングブーツを履いている。

戦闘では率先して前に出ることが多く、突破口となることもある。データ上ではパンチ力に長けている。

必殺技
プリキュア・ラブサンシャイン
手をハートの形にして、桃色の光線を放つ技。
プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ
第8話で習得。「届け! 愛のメロディ!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・ピーチロッドから放たれる強力な必殺技。桃色のハート型のエネルギー光弾が敵を包み込んで浄化する。

キュアベリー[編集]

ブルンによって2番目に覚醒したプリキュア。美希が和希とともに遊びに出かけた時にナケワメーケに襲われ、その際ブルンによって「希望」の力に目覚め変身する希望の戦士[25]。イメージカラーは青色で、登場の掛け声は「ブルーのハートは希望のしるし! つみたてフレッシュ、キュアベリー!」。

髪は青紫色のロングヘアーからロールした薄紫色のサイドテールに変化する。瞳孔が黒から暗いブルーに変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかな青紫色に変化する。青を基調としたコスチュームは腹部が露出しており、右腰の長いリボンと黒いオーバーニーソックスを着用している。リストバンドの形状はピーチとほぼ同じ。ピーチと似たロングブーツを履いている。

キュアスティックの覚醒が最も遅く、それに悩む場面もあった。データ上ではキック力に長けており、戦闘では蹴り技をよく使っている。また、ベリーソードを囮に使って敵を惑わすなど知的な戦いを行ったこともある。

必殺技
プリキュア・エスポワールシャワー
手をスペードの形にして、青い光線を放つ技。
プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ
第17話で習得。「響け! 希望のリズム!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・ベリーソードから放たれる強力な必殺技。青いスペード型のエネルギー光弾が敵を包み込んで浄化する。

キュアパイン[編集]

キルンによって3番目に覚醒したプリキュア。祈里がタケシとラッキーとで川原で遊んでいたところをナケワメーケに襲われ、その際キルンによって「祈り」の力に目覚め変身する祈りの戦士[26]。イメージカラーは黄色で、登場の掛け声は「イエローハートは祈りのしるし! とれたてフレッシュ、キュアパイン!」。

髪色はラブのものよりも濃い茶髪から、変身前のラブに近い茶色がかった山吹色になる。髪の長さは他のメンバーに比べてあまり変化せず、ウェーブがかかる程度に変化する。瞳孔が黒から暗い山吹色に変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかな山吹色に変化する。黄色と橙色を基調としたコスチュームは全体的にボリュームがあり丸みを帯びたものになっている。ピーチ・ベリーとは違い、リストバンドはふんわりとした丸い形状をしていて、イヤリングの形状もピーチ・ベリー・パッションとは若干違う形状をしている。また、他のメンバーに見られる腰のリボンが付いていない。ロングブーツのかかとの形状が他の二人とは違い、着地した際の音も異なる。

単体での戦闘は比較的敵に圧倒されがちで、攻撃シーンも他のプリキュアなどとの合体・連携攻撃が多い。また、動物に取り付いたナケワメーケなどを浄化したり、人質を救出したりするシーンなどがよく見受けられる。2番目にキュアスティックが覚醒した。データ上では持久力に長けている。第10話ではタルトが祈里と入れ替わっていたため、タルトが変身して戦っている。

必殺技
プリキュア・ヒーリングプレアー
手をダイヤの形にして、黄色い光線を放つ技。
プリキュア・ヒーリングプレアー・フレッシュ
第13話で習得。「癒せ! 祈りのハーモニー!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・パインフルートから放たれる強力な必殺技。黄色いダイヤ型のエネルギー光弾が敵を包み込んで浄化する。

キュアパッション[編集]

一度寿命を迎えたイースが、アカルンの力で東せつなを本来の姿としたキュアパッションとして転生し、「幸せ」の力に覚醒した4人目のプリキュア(幸せの戦士[27])。イメージカラーは赤色で、登場の掛け声は「真っ赤なハートは幸せの証! 熟れたてフレッシュ、キュアパッション!」。

髪は暗青紫色のセミロングから淡いピンク色のロングヘアーとなる。瞳孔が黒から暗い赤色に変化し、瞳全体の色も変身前より若干鮮やかな赤色に変化する。赤と黒を基調とした配色で、長いアームバンドやタイツの着用など、コスチュームが他の三人とは大幅に異なり、靴もハイヒールのショートブーツである。ベリーとは逆の位置に大きめの黒いリボンが付いている。また、ハートの髪飾りにも白い羽のパーツがついている。

必殺技の掛け声が初期メンバー3人と異なり、BGMも専用の物が用意されている(主に単独で使用する時のみ)。データ上では瞬発力に長けている。映画ではアカルンの能力をフル活用して連続テレポートを行い敵を錯乱させ、圧倒した。

敵側の人物がプリキュアになったのは彼女がシリーズ初である[注 9]。なお、敵側の人物で後にプリキュアの味方になって共闘したのは『Splash Star』の霧生満と霧生薫がシリーズ初だが、正規のプリキュアとしては彼女が初である。また、物語の途中で登場するプリキュアも彼女がシリーズ初である。

必殺技
プリキュア・ハピネス・ハリケーン
歌え! 幸せのラプソディ! パッションハープ!」という掛け声でパッションハープを呼び出し、ワッペンから取り出したハート型の水晶を装着。弦を弾いた後「吹き荒れよ! 幸せの嵐!」という掛け声で構え、技名の呼称とともにハープを高く掲げて高速回転し、大量の赤い光のハート型エネルギー体と羽毛が舞う激しい旋風で敵を包み込み浄化する。また旋風には異空間を切り裂く力も備わっている。第47話では赤いハート型のエネルギー光弾を生成して攻撃している。

合体技[編集]

プリキュア・キック
空中から繰り出す強力な飛び蹴り。人数によってダブル・プリキュア・キックトリプル・プリキュア・キックプリキュア・クアドラプル・キックと技の呼称が変わる。プリキュア・コンビネーション・キックは4人で少し時間差をつけつつ飛び蹴りを食らわせる技。2人で放つ「ダブル・プリキュア・パンチ」、4人で放つ「プリキュア・クアドラプル・パンチ」もある。
プリキュア・トリプル・フレッシュ
第7話・第8話で使用された初期メンバー3人の合体必殺技。プリキュア・ラブサンシャイン、プリキュア・エスポワールシャワー、プリキュア・ヒーリングプレアーを一斉に放つ技。劇中でこの技の名前は呼称されず、名称は『プリキュアオールスターズDX』からのものである。なお、同映画では専用の必殺技シーンが存在する。
ラッキークローバー・グランドフィナーレ
第37話から使用される4人の合体必殺技。ピーチの「クローバーボックスよ、私達に力を貸して!」という呼びかけに応じ、クローバーボックスから放出された光がリンクルンに力をもたらす。そして、ピーチの「プリキュア・フォーメーション・レディーゴー!」という掛け声とともに4人で走り始める。まずパッションがハピネスリーフをセットし、順番にパインがプレアーリーフ、ベリーがエスポワールリーフ、そしてピーチがラブリーリーフをパスしながら生み出していき、プリキュアのシンボルでもある四つ葉のクローバーマークを完成させる。そしてマークの中心部で巨大な水晶に敵を閉じ込め浄化する。強力な必殺技で、ソレワターセをも倒す威力を持つが、第48話ではノーザ・クラインに、映画ではトイマジンに破られている。なお、リーフをパスされた際は「プラスワン!」という掛け声が間に入る。また、投げる直前には、自分の前に居るプリキュアの名前を呼んでパスする。

キュアエンジェル[編集]

4人がラビリンスの人達の思いを受けてパワーアップした姿。タルト曰く「伝説にもない奇跡のプリキュア」。全員背中に大きな翼が生え飛行・浮遊が可能になる他、それぞれコスチュームも変化する。また、ピックルン達も全員純白に変わる。

登場の掛け声は「ホワイトハートはみんなの心! 羽ばたけフレッシュ、キュアエンジェル!」。胸にある四つ葉のクローバーマークに白い葉が追加され、五つ葉になっている。ハート型のバリアを生み出すことが可能。

なお、この形態は映画でも登場しているが「変身するのがピーチのみ」であることなど、TVシリーズとは若干設定が異なっている。なお、「映画に登場した形態がTVシリーズにも登場する」という展開は、本作で初採用され、その後の『スイートプリキュア♪』・『スマイルプリキュア!』にも受け継がれている。

エンジェルピーチ(キュアエンジェルピーチ)
最もコスチュームの変化が大きく、他のプリキュアに比べ通常時との共通部が少ない。色の基調もマゼンタカラーから薄桃色になり、全体的に清楚で落ち着いた印象になった。背中の翼は最大まで広げた場合4人の中で最も大きくなる。
エンジェルベリー(キュアエンジェルベリー)
スカートにフリルが追加され、袖が大きくなった。背中の翼はシャープな形状となっている。
エンジェルパイン(キュアエンジェルパイン)
スカートにフリルが追加され、リストバンドと頭のリボンが一回り大きくなったのが特徴。 翼は多少丸みを帯びている。
エンジェルパッション(キュアエンジェルパッション)
腰のリボンとスカート部分が長くなり、アームバンドが若干短くなったほか、脚のタイツがガータータイツに変化、それに伴い大腿部が露出する様になった。背中の翼はエンジェルピーチの翼と良く似ているが一回り程度小さい。
必殺技
プリキュア・ハピネス・ハリケーン
従来のキュアパッションと同様のもの。本編ではパッションがメビウスを説得するために使用。
共通必殺技
プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート
想いよ届け!」という掛け声で、空に巨大なハート型オーラを作り出し、手から白い光を放つ。この技でノーザ・クラインにトドメを刺した。
プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート・フレッシュ
上記の技の強化版で、タルト・アズキーナ・ウエスター・サウラーらの思いも込められたもの。シフォンを正気に戻し、救出した。

関連アイテム[編集]

各プリキュアが変身や攻撃など、様々な能力を発揮するためのアイテム。いずれのアイテムもラビリンス幹部をはじめとする邪心を持つ者が触れようとすると、光を発すると同時に拒絶されて触れることが出来ない[28]

ピックルン
プリキュアの力の源の存在である、鍵型の妖精。ハート形のヘッド部が顔でブレード部が胴体にあたる。それぞれが一人一人のプリキュアに対応しており、選ばれた人間の側に近づき、彼女達の強い心に反応してプリキュアになる力を与える。「キー!」という鳴き声を発するが、基本的には人語を話せない。精神世界においては人語を話すシーンがあるが[29]、担当声優は不明。ピックルンの覚醒は、シフォンの成長にも影響を及ぼす。
ピルン
ラブのリンクルンに宿る桃色のピックルン。頭頂部のオーナメントがコック帽の様な形状。シフォン用の食事を呼び出す能力を持つ。
ブルン
美希のリンクルンに宿る青色のピックルン。頭頂部のオーナメントが王冠の様な形状。シフォンの洋服を出したり、プリキュアを着せ替えさせる力を持っている。
キルン
祈里のリンクルンに宿る黄色のピックルン。頭頂部のオーナメントがハート型で両サイドが猫耳の様な形状。動物やシフォンの言葉を祈里に伝えることが出来る。
アカルン
せつなのリンクルンに宿る赤色のピックルン。頭頂部のオーナメントがリボン形状で、背中に小さな羽を持つ。瞬間移動の能力を持ち、鏡世界やスウィーツ王国、ラビリンスを含めた平行世界(パラレルワールド)へのワープも可能だが、その反面シフォン用の物と言える力はない。イースの邪心の影響で、本来ならプリキュアになるべきはずの彼女に近づくことができず、最も長い期間放浪することになった。第14話ではこのアカルンをめぐって、初期メンバー3人と三幹部との間で争奪戦が展開された。
リンクルン
ラブたちが元々持っていた携帯電話(せつな除く)にピックルンが宿ったことで誕生した変身アイテム。普段は電子メールの送受信や、プリキュア以外の仲間達との電話といった普通の携帯電話として使っている他、シフォンのお世話にも使う。四つ葉のクローバー型のキーホルダーやピックルンを差し込んで開き、ローラーを回すことで機能を使用する。また、変身後は自動的に腰に巻かれたリンクルンキャリーに収納される。なお、このリンクルンケースをチェーン切れなどで落としてしまうと、変身が強制解除される[30]。リンクルンケースを落とした後は、シフォンのみが自身の力でプリキュアに変身させることが出来る。
キュアスティック
プリキュアが強力な必殺技を使用するためのアイテム。ピックルンの力でリンクルンから呼び出される。キュアスティックのボタンを右側から順番に押すことで必殺技を発動する。先端に装着する水晶の色と形が異なるだけで3本とも外見は同じ。後述のパッションハープを含め、浄化の際は反時計周りに武器を回す。
ピーチロッド
第8話より登場する、キュアピーチが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に桃色のハート型水晶を装着する。取り出した後、顔の左側で構え、左手の人差し指と中指を滑らせるようにボタンを押す。
ベリーソード
第17話より登場する、キュアベリーが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に青色のスペード型水晶を装着する。取り出した後、左腰で構え、左手の人差し指と中指を滑らせるようにボタンを押す。
パインフルート
第13話より登場する、キュアパインが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に黄色の竪琴型水晶を装着する。上述の2つとは違い、横笛を吹くように顔の前で構え、両手を使って一つずつボタンを押す。
パッションハープ
キュアパッションが強力な必殺技を使用するためのアイテム。ハープ型の武器でキュアスティックとは形状が大きく異なるが、使用方法や性質はほぼ同様。胸のクローバーマークから赤いハート型の水晶を取り出し前端部に装着することで起動。竪琴の弦を指で弾いて奏でることで、力を発揮する。最初期からアカルンが覚醒している。浄化の際、右手にキュアスティックを握る3人とは違い、左手に握っている。
玩具ではハート型水晶の部分をキュアスティックに装着させると、キュアパッションの音声が流れるギミックがある。
クローバーボックス
第32話より登場する、プリキュアに危機を知らせるオルゴール型のアイテム。商品化では「幸せのクローバーボックス」という名義で発売された。
ある夜にスウィーツ王国に落下した流星の中から赤ん坊のシフォン(インフィニティ)と共に発見され、以来長老によって管理されていたが、タルト達が一時スウィーツ王国に帰還した時に託された。
出現した怪物や、仲間のピンチを投影する。またシフォンを守る力もあり、インフィニティとなったシフォンを正気に戻したり、別の世界に行ってしまったインフィニティ(シフォン)を呼び戻したり、ラビリンスが開発したインフィニティ探知レーダーを無効化することができる。ただし、4人の気持ちが合わないと蓋が開かなくなる[31]。倒れそうになると自動的にバリアが発動し、正しい状態に戻る[32]。後期の合体必殺技・ラッキークローバー・グランドフィナーレを発動させるキーでもあるが、手元に無くても技自体は発動出来る。

作中用語[編集]

四つ葉町(よつばちょう)
本作の舞台となる、ラブ達が住む町。これ以後の作品に登場する町の名は、プリキュアをイメージしたネーミングとなる。クローバータウンストリートと呼ばれる商店街があり、ラブたちが余暇を満喫する遊び場でもある。美希の実家の理髪店や祈里の実家の動物病院もそこに位置する。野外ステージが設置された公園もあり、カオルちゃんのドーナツ屋のワゴンはここで営業している。ダンスチーム・クローバーの主要な練習場所になっている。
なお『ドキドキ!プリキュア』の「四葉財閥」とは全く関連性は無い。
四つ葉中学校(よつばちゅうがっこう)
ラブが通う公立の中学校。後にせつなも通う事になる。
鳥越学園(とりごえがくえん)
美希が通う私立学園。芸能学校として知られる。
白詰草女子学院(しろつめぐさじょしがくいん)
祈里が通うミッション系私立学院。
KAORU'S Doughnut Cafe(カオルズドーナツカフェ)
カオルちゃんが経営する移動ドーナツ屋。ラブ達やミユキの行きつけの店である。
オールスターズ映画では3回登場、『DX』ではEDで、ラブ・美希・祈里を初めとする全プリキュア(当時14名)が来店[注 10]、『NewStage』では横浜の公園に出店し、続く『NewStage2』では普段の場所で営業しており、ミユキが来店していた[注 11]。また同作では『ドキドキ!プリキュア』のメンバー4人が開いたお茶会の席上、この店のドーナツが出されていた。
占い館
四つ葉町の郊外にある洋館で、ラビリンス幹部たちがこの世界で活動する際のアジト。表向きには「占いの館」を名乗っていて一般人の客も受け入れている。この館は空間を越えた存在で、イースが正体を明かして以降は異空間に隠蔽されて通常の手段では外から辿り着けなくなった。不幸のゲージが破壊された際に完全に崩壊している。
不幸のゲージ
「FUKO」と刻印された目盛がついている円筒状の巨大な容器。占いの館に隠されている。不幸の液を溜めることができ、目盛が最大になるまで溜まったときにインフィニティが復活する。
不幸の液
ラビリンス幹部たちがこの世界で集めているもの。幹部たちが怪物を使って人間たちに嘆きや悲しみを与えることにより、不幸のゲージに不幸の液が少しずつたまっていく。
ソレワターセの実
ノーザが育てている植物からなる果実。不幸の液を養分として育つ。この実からソレワターセが生まれる。
インフィニティ
ラビリンス総統メビウスが全パラレルワールドの支配に必要な、無限のメモリー。ラビリンス幹部はこれを集める事が最大の目的である。
草笛
ソレワターセの実がなる植物の葉から作られた草笛。この笛を噴くことで、強制的にシフォンをインフィニティに覚醒させることができる。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

本作ではアレンジ版ながら、(1年間の間での)オープニングテーマの変更が行われたため、第26話から歌詞の変更と同時に、オープニングアニメのマイナーチェンジ[注 12]が行われた。また、映画版OPを含めれば1年間の間でのオープニングテーマの変更は歴代のプリキュアシリーズの中で最多の3回となる。[注 13]

「Let's!フレッシュプリキュア!」(第1話 - 第25話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - 茂家瑞季
特別仕様オープニング
第7話 - 第10話は『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』の本編映像を一部使用した特別仕様で放送された。
「Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜」(初回放送の第26話 - 第36話、第43話 - 第50話)および(初回放送以外の第26話 - 第50話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 亀山耕一郎、村田昭 / 歌 - 茂家瑞季
特別仕様オープニング
「Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜 for the Movie」(初回放送の第37話 - 第42話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 亀山耕一郎、村田昭、水谷広美 / 歌 - 茂家瑞季 with キュアフレッシュ!
こちらのオープニングテーマが使用されている間の映像は『映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』の本編映像を一部使用した特別仕様となっていた。

エンディングテーマ[編集]

「You make me happy!」(第1話 - 第25話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - marhy / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - 林桃子
「H@ppy Together!!!」(第26話 - 第50話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - marhy / 編曲 - 村田昭、marhy / 歌 - 林桃子
エンディングアニメーション
前述のアンケートの結果を踏まえて制作が進む中、エンディングではとくにダンスを取り上げることになり、エンディングアニメーションではシリーズ初となる3Dアニメーションを使用した。制作は東映アニメーション内の3DCG専門スタッフによって本編とは全く独立して進められた。エンディングアニメーションでのキャラクターのCGは、第一にキャラクターが可愛らしく見えることを前提に作られており、業界でも話題を呼んでいるという[1]。ダンスの振り付けはカオルちゃんの声優を務める前田健が担当している[3]。なお、モーションアクターは別人が行っており、勘違いする人間が多いことから前田はツイッターで否定している。また、BSアニマックスの番組内でも重ねて否定し、その理由をモーションキャプチャー用の特殊スーツが着られなかった(サイズがなかった)ためとしている。
本作以降のシリーズのエンディングも3Dアニメーションによるダンスが採用されており、前田も『スマイルプリキュア!』までのエンディングの振り付けを担当している。
踊っているのは第25話までがキュアピーチ・キュアベリー・キュアパインの3人で、第26話からキュアパッションを加えた4人となっている。

各話リスト[編集]

サブタイトル表記時の背景とBGMは前作までは1種類で固定だったが、今作では各回ごとに週替わりで異なるものになった。回によってはサブタイトル表記が本編に組み込まれている回もある。スタッフの出典は東映アニメーション公式サイトによる[33]

サブタイトルコールはラブ役の沖佳苗が行うが、第21話はタルト役の松野太紀が、最終話(第50話)はプリキュア声優4人で行った。

本放送日はテレビ朝日基準(制作局のABCが全国高校野球選手権大会中継期間中は遅れが発生するため)。

放送話数50話。これはシリーズにおける最長話数である(2013年現在)[注 14]

話数 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術 本放送日 収録DVD
1 もぎたてフレッシュ! キュアピーチ誕生!! 前川淳 志水淳児 爲我井克美 行信三 2009年
2月1日
VOL.1
2 つみたてフレッシュ! キュアベリー誕生!! 岩井隆央 飯飼一幸 増田竜太郎 2月8日
3 とれたてフレッシュ! キュアパイン誕生!! 川田武範 高橋任治 須和田真 2月15日
4 シフォンが迷子? 町中もう大騒ぎ!! 赤尾でこ 石平信司
田中裕太
飯島秀一 飯島由樹子 2月22日 VOL.2
5 遊園地でドキドキ! ワクワクデート気分!? 柿原優子 三塚雅人 奥山美佳 井芹達朗 3月1日
6 消えたハンバーグ! 大好きなものを守れ!! 山下憲一 座古明史 河野宏之 飯島由樹子 3月8日
7 せつなとラブ友情のクローバー! 成田良美 山崎和男
黒田成美
ポール・アンニョヌエボ 井芹達朗 3月15日 VOL.3
8 シフォン大ピンチ! ピーチの新しい力!! 広田光毅 長峯達也 宮本絵美子 須和田真 3月22日
9 美希の夢私プリキュアやめる!! 前川淳 小村敏明 川村敏江 飯島由樹子 3月29日
10 タルトが祈里で祈里がタルト!? 赤尾でこ 石平信司
三塚雅人
飯飼一幸 井芹達朗 4月5日 VOL.4
11 ミユキの怒り! もうダンスは教えない!? 柿原優子 川田武範 伊藤智子 中村光毅 4月12日
12 みんなで変身! フサフサ大作戦!! 山下憲一 松本理恵 爲我井克美 井芹達朗 4月19日
13 シフォンが病気!? パインの新しい力!! 成田良美 岩井隆央 高橋任治 飯島由樹子 4月26日 VOL.5
14 4人目のプリキュア!? アカルンを探せ!! 広田光毅 三塚雅人 河野宏之 須和田真 5月3日
15 せつなとラブ相手を思いやる心! 前川淳 座古明史 飯島秀一 飯島由樹子 5月10日
16 恐怖の文化祭! 夜の学校に響く足音!! 赤尾でこ 黒田成美 奥山美佳 井芹達朗 5月17日 VOL.6
17 シフォンはまかせて! ベリーの新しい力!! 柿原優子 八島善孝
田中裕太
ポール・アンニョヌエボ 飯島由樹子 5月24日
18 プリキュアに会いたい! 小さな女の子の願い!! 山下憲一 長峯達也 青山充 中村光毅 5月31日
19 新たなカード! イースの新しい力!! 成田良美 川田武範 川村敏江 須和田真 6月7日 VOL.7
20 ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!? 広田光毅 小村敏明
三塚雅人
飯飼一幸 井芹達朗 6月14日
21 4人目のプリキュアはあんさんや!! 赤尾でこ 岩井隆央 宮本絵美子 飯島由樹子 6月28日
22 せつなとラブあなたがイースなの!? 成田良美 松本理恵 河野宏之 増田竜太郎 7月5日 VOL.8
23 イースの最期! キュアパッション誕生!! 前川淳 石平信司
黒田成美
伊藤智子 井芹達朗 7月12日
24 せつなの苦悩私は仲間になれない! 伊藤睦美 座古明史 香川久 飯島由樹子 7月19日
25 イース対パッション!? 私は生まれ変わる!! 赤尾でこ 川田武範 飯島秀一 須和田真 7月26日 VOL.9
26 4つのハート! 私も踊りたい!! 山下憲一 三塚雅人 青山充 井芹達朗 8月2日
27 夏だ! 祭りだ! オードリー!! 赤尾でこ 岩井隆央 川村敏江 増田竜太郎 8月9日
28 大切な記憶! おじいちゃんとの思い出!! 成田良美 小村敏明 ポール・アンニョヌエボ 飯島由樹子 8月16日 VOL.10
29 謎だらけの男! カオルちゃんの正体!? 広田光毅 石平信司
松本理恵
奥山美佳 井芹達朗 8月23日
30 タルト危機一髪! 正体がばれちゃう!? 山下憲一 長峯達也 飯飼一幸 飯島由樹子 8月30日
31 ラブと大輔! 仲直りのしかた! 伊藤睦美 黒田成美 河野宏之 須和田真 9月6日 VOL.11
32 さようなら! タルトとシフォン!! 広田光毅 八島善孝
田中裕太
伊藤智子 井芹達朗 9月13日
33 美希とせつなのこわいもの! 成田良美 織本まきこ 青山充 増田竜太郎 9月20日
34 インフィニティ現れる! 明日を取り戻せ!! 前川淳 川田武範 飯島秀一 飯島由樹子 9月27日 VOL.12
35 シフォンの隠された秘密! 石平信司
松本理恵
ポール・アンニョヌエボ 井芹達朗 10月4日
36 新たな敵! その名はノーザ!! 赤尾でこ 大塚隆史 香川久 飯島由樹子 10月11日
37 シフォンを守れ! プリキュアの新しい力!! 山下憲一 小村敏明 奥山美佳 須和田真 10月18日 VOL.13
38 クローバーボックスをさがせ!! 広田光毅 岩井隆央 川村敏江 井芹達朗 10月25日
39 ケンカは禁止? 沖縄修学旅行!! 成田良美 松本理恵 青山充 増田竜太郎 11月8日
40 せつなとラブお母さんが危ない! 伊藤睦美 座古明史
黒田成美
伊藤智子 飯島由樹子 11月15日 VOL.14
41 祈里と健人の船上パーティ! 赤尾でこ 川田武範 飯飼一幸 井芹達朗 11月22日
42 ラビリンスからの招待状! 山下憲一 長峯達也 河野宏之 杦浦正一郎 11月29日
43 世界を救え! プリキュア対ラビリンス!! 広田光毅 大塚隆史 ポール・アンニョヌエボ 吉井俊雄 12月6日 VOL.15
44 妖しき草笛! 奪われたシフォン!! 前川淳 八島善孝
田中裕太
飯島秀一 井芹達朗 12月13日
45 4人はプリキュア! クリスマスイブの別れ!! 黒田成美 奥山美佳 須和田真 12月20日
46 サウラーとウエスター最期の戦い!! 成田良美 岩井隆央 川村敏江 猿谷勝己 2010年
1月3日
47 世界が変わる! ドーナツが起こした奇跡!! 赤尾でこ 川田武範 伊藤智子 井芹達朗 1月10日 VOL.16
48 最終決戦! キュアエンジェル誕生!! 山下憲一 志田直俊
三塚雅人
ポール・アンニョヌエボ 吉井俊雄 1月17日
49 驚きの真実! メビウスの本当の姿!! 広田光毅 門倉小平太
田中裕太
河野宏之 井芹達朗 1月24日
50 笑顔がいっぱい! みんなで幸せゲットだよ!! 前川淳 座古明史 香川久 猿谷勝己 1月31日

放送局[編集]

放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
朝日放送・テレビ朝日系列[注 15] 2009年2月1日 - 2010年1月31日 日曜 8:30 - 9:00 テレビ朝日系列 同時ネット
山陰放送 2009年2月7日 - 2010年2月6日 土曜 11:15 - 11:45 TBS系列 スポンサードネット
宮崎放送 2009年7月21日 - 2010年7月13日 火曜 15:30 - 16:00 番組販売

映画[編集]

映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?
2009年10月31日公開。本作がキュアパッションのスクリーンデビュー作品となった。

オールスターズ映画[編集]

映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!
2009年3月20日公開。本作からはキュアピーチ、キュアベリー、キュアパインが登場。終盤でラブ達が参加したダンスコンテストの観客役で、本作からカオルちゃん・沢・御子柴がモブ登場。またOPでは、前作『Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!』ののぞみ達6人が乗るバスの中で、車内広告の中にミユキが描かれていた。
映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!
2010年3月20日公開。本作からは『DX』の3人に加え、キュアパッションが登場。また、四ツ葉町の人々達、隼人(ウエスター)と瞬(サウラー)、ティラミス、そして映画に登場したウサピョンとテディベア(&それをもらった少女)がモブとして登場。敵「ボトム軍団」では、ノーザが軍団員の参謀格として再生。
映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花
2011年3月19日公開。『DX2』の4人を初め、町の人々・隼人と瞬がモブ登場。一方、映画の敵・トイマジンが「浄化された悪心が敵首領・ブラックホールによって集められた」という形で「ボスキャラクター」の一員として再生。
映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
2012年3月17日公開。『DX3』の4人が全て声付きで登場。また、本編前半ではミユキとカオルちゃんが横浜(映画の舞台)の通行人役で登場し、中盤ではあゆみ・和希・沢などの町の人々が敵・フュージョンに襲われて横浜を逃げ惑う人として登場。
映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち
2013年3月16日公開。キュアパッションとタルトが声付きで登場する。前述の通り、ミユキとカオルちゃんも本編前半に登場(ミユキはOPにも登場)。
映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち
2014年3月15日公開。キュアピーチのみが『NewStage』以来2年ぶりに声付きで登場。ミユキ、カオルちゃん、三色だんごの3人、隼人と瞬がモブとして登場[注 16]。なお、『DX』以来声付き登場だったタルトと『DX2』以来声付き登場だったキュアパッションは、登場するも初めて台詞が無かった。

その他の作品[編集]

ハピネスチャージプリキュア!
2014年2月2日から放送中のTVシリーズ第11作。「シリーズ10周年」を記念して、OP冒頭で歴代プリキュア33名がお祝いメッセージを述べる事になっており、2月16日放送分の第3話ではキュアパッション、3月23日放送分の第8話ではキュアパインがそれぞれ登場した。

漫画版[編集]

なかよし』(講談社)において、2009年(平成21年)3月号から2010年(平成22年)2月号まで漫画版が連載された。原作は東堂いづみで、作画は過去のシリーズと同様に上北ふたごが担当。ストーリーはアニメ版よりもせつなが話の中心になることが多く、中盤ではラビリンスが関与しないサイドストーリー的な話が2話掲載されている。なお今作ではラビリンスとの最終決戦に臨む所で連載が終了しており、最終回は後に発売された『おはなしブック』に書き下ろしという形で掲載された。2013年(平成25年)現在、単行本化はされていない。

関連商品[編集]

DVD[編集]

『フレッシュプリキュア!』
各3話収録(15、16巻のみ4話収録)で、番組放送期間中に発売された第1巻から第8巻までは各月1巻ずつ、番組終了後発売の第9巻以降は各月2巻ずつ同時発売。全16巻。マーベラスエンターテイメント(現:マーベラスAQL)より2009年(平成21年)6月17日 - 2010年(平成22年)5月19日にかけて発売され、レンタルDVDも同時にリリースされた(販売はポニーキャニオン)。

配信作品[編集]

2010年(平成22年)8月19日から東映アニメBBプレミアム及び、提携プロバイダにて配信開始された。同年11月に全話配信された。ただし、ビデオサイズが4:3比率となっており、BBプレミアムでもどの提携プロバイダでもレターボックスが出てしまう問題がある。

音楽CD[編集]

何れもマーベラスエンターテイメントより発売。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は「フレッシュプリキュア! サウンドアルバム」を参照。

シングル
  1. Let's!フレッシュプリキュア!/You make me happy!』(2009年(平成21年)2月4日)
  2. Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜/H@ppy Together!!!』(2009年(平成21年)8月5日)
  3. Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜for the Movie/H@ppy Together!!! for the Movie』(2009年(平成21年)10月21日)
アルバム
番組の主題歌やキャラクターのイメージソングを収録したボーカルアルバムシリーズ。10曲から12曲程度を収録しており、主要メンバーのキャストが主に参加している。
詳細はボーカルアルバムを参照。
サウンドトラック
番組の放送用に短縮されたオープニング・エンディング主題歌を含む、番組内で使用されるオリジナル・サウンドトラックを収録したシリーズ。
詳細はサウンドトラックを参照。

ゲーム[編集]

『プリキュアオールスターズ フレッシュドリームダンス』
2009年(平成21年)7月30日に稼動が開始されたデータカードダスシリーズであるトレーディングカードアーケードゲーム。発売元はバンダイ
『フレッシュプリキュア! あそびコレクション』
バンダイナムコゲームスより2009年(平成21年)10月29日発売のニンテンドーDS専用のコンピュータゲームソフト。
プリキュアオンライン
東映アニメーションとコスモマークオンライン共同の課金制有料オンラインゲーム2009年(平成21年)10月8日よりサービス開始。クローバータウンが舞台。

S.H.Figuartsシリーズ[編集]

S.H.Figuarts イース
2010年03月20日発売。
S.H.Figuarts キュアピーチ
2010年05月27日発売。
S.H.Figuarts キュアパイン
2010年06月26日発売。
S.H.Figuarts キュアベリー
2010年07月29日発売。
S.H.Figuarts キュアパッション
2010年09月25日発売。
S.H.Figuarts キュアエンジェルピーチ
魂ウェブ商店限定。2010年12月発送。
chibi-arts キュアピーチ
2011年02月26日発売。
chibi-arts イース
2011年02月26日発売。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 担当声優や各回の脚本担当においては、過去のプリキュアシリーズに関わっていた人物も多く起用されている。
  2. ^ 2014年現在、『スマイルプリキュア!』を除く全作品が該当する。
  3. ^ 本作以前にも追加戦士(『MaxHeart』のシャイニールミナスと『GoGo!』のミルキィローズ)は設定されており、映画『プリキュアオールスターズ』にも登場するが、厳密に言えばプリキュア(人間の少女が変身する)ではない。
  4. ^ 一般人へ変装する際にこの掛け声を使ったこともある。また、2人で拳を合わせて2人同時の変身も可能。
  5. ^ ノーザの「那由他」のみは大きい数。
  6. ^ メビウスに対しては「私」。
  7. ^ なお、ウエスターのみ単体でソレワターセを使用していない。
  8. ^ 劇中では明かされなかったが、映画『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』のパンフレットには記載されている。
  9. ^ 彼女の他に次々作『スイートプリキュア♪』のキュアビート(黒川エレン・旧称:セイレーン)も該当する。 なので、2人が同じ過去(元敵役)を持つことから『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』では、事件を起こしてそれを悔いていた妖精たちに「間違ったことをしてもやり直せる」と諭した。
  10. ^ 映像ではカオルちゃんは登場していないが、当のカオルちゃんはラスト近く、ラブ達が出場したダンスコンテストの観客の一人として登場している。
  11. ^ なおカオルちゃんは『DX2』と『DX3』にも観客役で出演しているが、彼が出た場所(『DX2』→フェアリーパーク、『DX3』→ショッピングモール)に店を出店しているかは不明。
  12. ^ OP映像に転生後のせつなや、ノーザなど敵キャラの追加が行われ、逆にミユキのダンスシーンやカオルちゃんがドーナツの穴を覗くシーンがカットされた。
  13. ^ 今作同様夏期にOPが変更された『スイートプリキュア♪』では映画版OPは製作されなかった。
  14. ^ この放送枠で話数が50話に達するのはプリキュアシリーズの前番組『明日のナージャ』(全50話)以来6年ぶりとなる。
  15. ^ クロスネット局であるテレビ宮崎福井放送は除く。このうち、宮崎県では宮崎放送をメインネットとしている。
  16. ^ なお、三色だんごの3人・隼人と瞬は『ふたりはプリキュア Splash Star』の日向咲(キュアブルーム)の夢の中で登場している。

出典[編集]

  1. ^ a b c 『CG WORLD No.131』2009年7月号 ワークスコーポレーション、P.31, 2009年5月発行。
  2. ^ 加藤レイズナ (2009年8月1日). “Webマガジン幻冬舎、鷲尾天インタビュー”. WEBマガジン幻冬舎. 2009年9月27日閲覧。
  3. ^ a b “『セーラームーン』上回る6作目 テレ朝アニメ『プリキュア』 ブランド+新キャラが強み”. 東京新聞. (2009年2月13日). オリジナル2009年2月15日時点によるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2009-0215-1214-21/www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2009021302000056.html 
  4. ^ “「プリキュア」第6作”. 読売新聞. (2009年1月23日). http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090123et0a.htm 2009年2月15日閲覧。 
  5. ^ 多田香奈子「制作日記」『東京新聞』2009年3月25日朝刊、第11版、第15面。
  6. ^ 『フレッシュプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・サンシャイン!!』ブックレット、高梨康治インタビューより。
  7. ^ a b c 公式サイト・キャラクター
  8. ^ アニメ第50話。
  9. ^ アニメ第1話。
  10. ^ 本編第23話など
  11. ^ アニメ第33話。
  12. ^ アニメ第24話。
  13. ^ アニメ第33話。
  14. ^ アニメ第42話。
  15. ^ アニメ第34話。
  16. ^ アニメ第27話、第33話。
  17. ^ アニメ第12話。
  18. ^ アニメ第39話。
  19. ^ 第29話
  20. ^ 東映アニメーション公式サイト・各話あらすじ第44話
  21. ^ アニメ第41話。
  22. ^ アニメ第11話。
  23. ^ アニメ第45話。
  24. ^ プリキュアぴあ 26P。
  25. ^ プリキュアぴあ 28P。
  26. ^ プリキュアぴあ 30P。
  27. ^ プリキュアぴあ 32P。
  28. ^ アニメ第15話、第42話。
  29. ^ アニメ第23話・第48話。
  30. ^ 映画でのみ描写。
  31. ^ アニメ第37話。
  32. ^ アニメ第38話。
  33. ^ 東映アニメーション 「各話あらすじ」(日本語). 2009年9月20日 閲覧。

外部リンク[編集]

ABC制作・テレビ朝日系列 日曜8:30枠
前番組 番組名 次番組
Yes!プリキュア5GoGo!
(2008年2月3日 ‐ 2009年1月25日)
フレッシュプリキュア!
(2009年2月1日 ‐ 2010年1月31日)
ハートキャッチプリキュア!
(2010年2月7日 ‐ 2011年1月30日)