ハートキャッチプリキュア!

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プリキュアシリーズ > ハートキャッチプリキュア!
ハートキャッチプリキュア!
ジャンル 魔法少女変身ヒロイン
戦闘美少女女児向けアニメ
アニメ
原作 東堂いづみ
シリーズディレクター 長峯達也
シリーズ構成 山田隆司
キャラクターデザイン 馬越嘉彦
音楽 高梨康治
アニメーション制作 東映アニメーション
放送局 ABCテレビ朝日系列
放送期間 2010年2月7日 - 2011年1月30日
話数 全49話
その他 ステレオ放送
ハイビジョン制作
文字多重放送
連動データ放送
漫画
原作・原案など 東堂いづみ
作画 上北ふたご
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
発表期間 2010年3月号 - 2011年2月号
巻数 1
その他 12
ゲーム:ハートキャッチプリキュア! おしゃれコレクション
ゲームジャンル ファッションデザイン、ミニゲーム集
対応機種 ニンテンドーDS
開発・発売元 バンダイナムコゲームス
キャラクターデザイン 馬越嘉彦
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2010年8月5日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
コンテンツアイコン
キャラクターボイス あり
ゲーム:こえであそぼう ハートキャッチプリキュア!
ゲームジャンル 声優体験
対応機種 ニンテンドーDS
開発・発売元 東映アニメーション
キャラクターデザイン 馬越嘉彦
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2010年11月11日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
コンテンツアイコン
キャラクターボイス あり
テンプレート - ノート 

ハートキャッチプリキュア!』(HEARTCATCH PRECURE!)は、2010年(平成22年)2月7日から2011年(平成23年)1月30日までABCテレビ朝日系列[注釈 1]で放送された東映アニメーション制作の日本テレビアニメ。全49話。

目次

概要 [編集]

前作『フレッシュプリキュア!』から設定や登場人物を一新した新シリーズで、「プリキュアシリーズ」の通算7作目にして、5代目のプリキュアである。初期メンバーが2人構成であること、および変身時に妖精の力を必要とするのは『ふたりはプリキュア Splash Star』以来である。ただし、プリキュアの設定自体は『Yes! プリキュア5』以降寄りのものとなっている。当初から謎のプリキュアおよび悪のプリキュアの存在をほのめかしたり、かつてプリキュアだった人物の登場、そして変身アイテムを主に使用されていた携帯電話タイプのものから香水へ変更など、新たな試みも多く組み込まれている。さらに、今作では各プリキュアのテーマソングがあり、劇中で放送されたり、サウンドトラックになっている。

記者会見において、朝日放送の吉田プロデューサーは原点回帰を意識して初期メンバーのプリキュアを2人にしたということを明らかにした。また、前作のダンスから、本作では女児が好きなものという意図でファッションを取り入れた[1]。また、各話には登場した花の花言葉を紹介するシーンも含まれている。

企画陣は前作とほぼ同様だが、本作のシリーズディレクター・長峯の意向により、『おジャ魔女どれみ』シリーズのメインスタッフが合流するなど、初参加と経験者が入り交じった構成となっている(詳細は「スタッフ」を参照)。

今シリーズでの敵組織が作り出す怪物は人間の「心」の負の部分から作りだされるという設定になっており、また各話の物語は人間の心情を扱うものが主軸となっている。『ハートキャッチプリキュア!』のタイトルについても、「子どもたちの心を掴むこと」と「心の大切さを知る物語であること」の2つの意味から名づけられた[2]

この作品から、完全16:9サイズでの放送(アナログ放送ではレターボックス)となった。地上デジタル放送ではデータ放送との連動で、番組放送中にプリキュアポイントを貯めるミニゲームを楽しむことができる。また公式サイトではミニゲーム『プリキュア花だん』が行われており、放送終了後にクイズに答えることにより花を育てていく。

ストーリー [編集]

中学2年生の花咲つぼみは希望ヶ花市に引っ越してくる車中で、こころの大樹が砂漠の使徒に襲われ、キュアムーンライトが敗れゆく夢を見ていた。転校を機に内気な自分を変えようと決意した。しかし、強引でマイペースなクラスメイト・来海えりかに振り回されてしまう。新たな環境に戸惑う中、つぼみの前に、夢の中で見たこころの大樹の妖精・シプレコフレが現れる。シプレとコフレを追ってきた砂漠の使徒の幹部・サソリーナは、居合わせたえりかのこころの花を奪ってしまう。つぼみは妖精にプリキュアになる資格があると聴かされ、彼女を救うため、つぼみはプリキュアに変身することを決意する。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物 [編集]

プリキュア [編集]

第1話で主人公である花咲つぼみがプリキュアの妖精と出逢い、キュアブロッサムに、そして第3話で来海えりかがキュアマリンに選ばれる。一方で、若い頃にプリキュアであったつぼみの祖母花咲薫子や、キュアムーンライトへの変身能力を失った月影ゆりも主要登場人物として登場する。第23話でつぼみやえりかの友人であり、準レギュラーとして登場していた明堂院いつきが3人目のプリキュアとして仲間に加わり、第33話で月影ゆりが変身能力を取り戻して4人目の仲間として復活する。「プリキュアの設定」も参照。

花咲 つぼみ(はなさき つぼみ) / キュアブロッサム(it:Tsubomi Hanasaki)
- 水樹奈々
本作の主人公で、中学2年生の14歳。鎌倉から祖母の住む希望ヶ花市に引っ越してきた[注釈 2]。「HANASAKIフラワーSHOP」を営む父、陽一よういち、声 - 金光宣明)と母、みずき(声 - 加藤優子)の間に生まれる。両親と祖母との4人暮らしだが、後に妹、ふたばが誕生し、5人家族となった。開業する前の両親が多忙であったため、祖母である薫子に面倒を見てもらっており、お婆ちゃん子である。
性格はおっとりとしていて、引っ込み思案である。一人称は「私」で、祖母の影響から言葉遣いは丁寧であり、四字熟語やことわざをよく使う。自分の性格に悩んでおり、引っ越しと同時に私立明堂学園に転校してたことを機に、自分を変えようと決意した。根は素直且つお人好しで、礼儀正しい。基本的に同級生に対しても基本的に「さん」・「君」と敬称を用いて呼ぶが、えりかからは「他人行儀」と言われたため、呼び捨てするようになった。第25話以降はいつきも呼び捨てで呼んでいる。花言葉を覚えているなど花が大好きで、将来の夢は植物学者になり世界中にある砂漠を花畑にすることである(最終話において宇宙飛行士になり「草も花も無い宇宙に少しでも花を咲かせること」と本人の口から語られるが、宇宙飛行士になることと植物学者になることは対立しない)。
当初は大きなレンズの眼鏡を掛けていたが、えりかの勧めで眼鏡を外し、髪型も一本結びからツインテールに変えた。ただし、眼鏡については常に外しているわけではなく、授業中などで時々かけている。えりかとは学園のクラスが同じで、教室の席も家も隣同士。
その性格ゆえにえりかの強引さに振り回されることも多いが、デザトリアンの媒体にされた犠牲者たちの悩みを理解し、共感することが出来る感受性を持つ。一方で思い込みが激しく、それが原因でショックを受けたり落ち込むこともしばしば。学校の勉強の成績は良く、国語(古文)と理科が得意な一方、運動は苦手で高所恐怖症である。えりかの強引な誘いでファッション部に副部長として入部し、当初希望していた園芸部にも掛け持ちで所属している。
デザトリアン化したえりかを救うためにプリキュアとして覚醒し、シプレとコフレの後押しもあってキュアブロッサムへと変身を遂げる。当初は戸惑っていたが、やがて戦いを重ねるごとに自ら率先して敵に戦いを挑もうとするようになった。
こころの花、プリキュアの種ともに不明。
来海 えりか(くるみ えりか) / キュアマリン(it:Erika Kurumi)
声 - 水沢史絵
私立明堂学園に通う中学2年生の14歳。自宅は母親が営んでいる「フェアリードロップ」というファッションショップを併設している。つぼみとは学園のクラスが同じで、教室の席も実家も隣である。同級生と比較すると小柄で、本人も子供扱いされることを嫌がっている。
元カリスマモデルだった母の影響でファッションに深い興味を持っており、将来の夢はファッションデザイナー兼スタイリスト。裁縫や服のデザインの腕前は高く、一目で相手のスリーサイズを言い当てることもできる。中学校ではファッション部の部長を務めている。基本的にウェーブのかかったセミロングヘアだが、時折髪型を変えている。身だしなみにも気遣うが落差が激しく、私生活ではだらしないため無頓着になることもある。
一人称は「あたし」で、元気一杯なお節介焼きである。その行動力で相手を強引に引っ張る、前向きで明るいマイペースな性格だが、反動で落ち込むこともある。「言いたいことは言葉にしないと自他共に伝わらない」という考えを持ち、他人と心の垣根を作らない。反面、内向的な相手の感情に合わせることは苦手で、物語当初は思ったことをすぐ口に出して相手を傷つけることもしばしばあった。苦手なものは勉強と虫。
物語序盤は実姉・ももかの容姿などに強いコンプレックスを持っており、第1話ではそのコンプレックスを砂漠の使徒に付け込まれ、同話でデザトリアンにされた。ブロッサムに助けられた後、えりかもプリキュアの資格を持つことが判明し[3]、つぼみからプリキュアとしてスカウトされるが、廃部寸前のファッション部の事を理由に断っていた。しかし、他人を救うために頑張って戦うブロッサムの姿に心を打たれてキュアマリンとして覚醒し、それを機につぼみと親友同士となる。つぼみらとの交流を経て姉妹関係も良好になり、他人との協調していくことも考えるようになった。
こころの花は白いシクラメン。「プリキュアの種」はコスモス[注釈 3]
明堂院 いつき(みょうどういん いつき) / キュアサンシャイン(it:Itsuki Myōdōin)
声 - 桑島法子
第3話より登場。私立明堂学園に通う中学2年生の14歳。学園の理事長である厳太郎の孫で、生徒会長を務めている。実家は明堂院流古武道の道場で、家族には他に両親と兄がいる。武術の達人かつ成績優秀で、文武両道を体現している。女子であるが一人称は「僕」(ただし、状況によっては『私』と言ってくることもある)で、病弱な兄の代わりに明堂院流の跡継ぎとなるため、学園生活では真夏でも白い特別な男子用の学生服を着用し、男装している。このことは全校生徒が周知の事実だが、それでも女子生徒からはアプローチを受け、それを知らない転校生のつぼみも好意を持っていた。
穏やかな性格の持ち主で、常に笑顔を絶やさない。兄を生涯守ることを誓い、次期当主および道場師範代という重圧に負けない強い心を持っている。しかし可愛いものに目がないという年相応の少女らしい一面もあり、それらを無理に抑え込んでいた気持ちを砂漠の使徒につけ込まれ、えりか同様デザトリアンにされる[5][注釈 4]。こころの花は牡丹
プリキュアに助けられた後、つぼみの助言もあって少し心に余裕を持つようになるが、修行の妨げになると考え、女の子らしい趣味のものはタンスの中に隠していた。しかし、祖父や兄の助言もあって自分に素直になり、好きな武道を続けながらファッション部に入部することを決めた[6]。なお、彼女が私服として着ている黄色のチュニックは、彼女自身が考案したデザインをもとにつぼみやえりかと一緒に自作したものである。
第23話にて兄のさつきがデザトリアンになったことがきっかけでプリキュアへと覚醒し、キュアサンシャインへとなった。そのポプリとは、共に「守りたいものがある」という共通点から深い信頼関係を築いている。なお、つぼみやえりかとは当初お互いに「さん」付けだったが、第25話以降は双方ともに呼び捨てとなった。
決戦後は髪が少し長くなっており、制服も女子生徒用のものに変えている。
月影 ゆり(つきかげ ゆり) / キュアムーンライト(it:Yuri Tsukikage)
声 - 久川綾[注釈 5]
キュアムーンライトとしては第1話冒頭で登場していたが、ゆりとしては第8話から登場。私立明堂学園高等部2年生の17歳で、眼鏡をかけたストレートヘアの少女。一人称は「私」で、学業の成績は常にトップという聡明かつ、物静かな性格。現役のプリキュアの4人の中では最年長であることもあって非常に大人びており、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。周囲から特別扱いされているももかに分け隔てなく接し、ももかの数少ない友達としてモデルの仕事で授業を欠席しがちなももかのために気遣いを見せている。
父親は植物学者だが行方不明となったため、現在は母、春菜はるな、声 - 佐久間レイ)と団地で2人暮らし。
父親の失踪後、間もなくプリキュアに選ばれてキュアムーンライトとなった。同じ重責を誰にも背負わせたくないという思いから仲間を求めず、単身砂漠の使徒と戦っていたが、本編の物語が始まる以前の時期にハートキャッチミラージュを手に入れる試練で心の大樹を訪れ、ダークプリキュアとの死闘の末に敗れた。その直前にココロパフュームをシプレとコフレに託し、自身もコッペの助けもあり生還することはできたが、同時にプリキュアの種を破壊され、パートナーであるコロンも失ってしまう。2つに割られた種の片方はゆりが所持しているが、もう片方はダークプリキュアの手にあるため変身能力を失っていた。
つぼみとえりかに戦闘への参加や指導を懇願されているが、心に傷を負っていることから頑なに断っていた。その一方でプリキュアの先輩としての辛辣な発言も多く、厳しい言葉をかけている[7]。復帰後も先輩として先頭に立ち、他のメンバーを鼓舞し戦闘時には指示を出している。
変身前でも身体能力は高く、スナッキーを蹴散らしたり、ダークプリキュアの攻撃を受け止めることも出来る[8]。よって砂漠の使徒との戦闘に巻き込まれた人々を守るために生身で戦うことには躊躇がない。
第33話において、こころの大樹の力とココロポットによって修復された「プリキュアの種」の力で再びキュアムーンライトとして復活を果たす。
コロンの仇であるサバーク博士が自分の父親だと知ったときにはショックで心を閉ざし、その父をデューンに殺された際には復讐に駆られたが、つぼみの説得を受けて乗り越えている。
こころの花はユリ
花咲 薫子(はなさき かおるこ) / キュアフラワー
声 - 坂本千夏
つぼみの父方の祖母にして、著名な植物学者。67歳。旧姓は五代(ごだい)。ソバージュの髪型が特徴。つぼみが通っている植物園の園長も務めている。つぼみが幼い頃、両親が忙しい間は彼女がつぼみの面倒を見ており、つぼみの性格に影響を少なからず与えている。
夫、そら、声 - 堀内賢雄)は眼鏡をかけており、植物を愛している穏やかな性格。青年時代、薫子が空手大会の特訓のために山籠もりしていたときに、独りでチェロを弾く生活をしていた空に出会って親しくなり結婚、陽一が生まれたが、孫であるつぼみが生まれる前に空は死去した。
夫との思い出が詰まったラベンダーが好きで、鎌倉在住時にはラベンダー畑を作るのを夢見ていた。
若い頃にプリキュアとして砂漠の使徒と戦っていた人物であり、シプレとコフレとも当初から面識があった。過去には最年少で全日本空手大会で優勝した経験も持つが、現在は戦いからは一線を退き、こころの大樹の研究をしている。プリキュアとしての辛さなどを理解できる唯一の存在として、つぼみ達を温かく見守る。
こころの花は明らかにされていない。

妖精 [編集]

プリキュアが変身するために必要な「プリキュアの種」を生み出す妖精。こころの大樹によって生み出され、プリキュアの候補者を探しに地上に降りてくる。プリキュアへの変身アイテムをはじめとした、いろいろな道具を所持している。また、プリキュアに飛行能力を授けるマントに変身することが可能 [注釈 6][注釈 7]。戦闘時には必要に応じてプリキュアのアシストも行ったりする。浮遊能力があり、普段は空を飛んで移動している。基本的に存在は他の人間には隠しており、プリキュア関係者以外の人物の前ではぬいぐるみのふりをしている。ただし、プリキュアの戦闘に巻き込まれた一般人に逃げるように促す等、緊急的な状況においては他者に話しかけることへの躊躇はしない。正体を知る一般人とは友達になる場合もあり、一緒に遊ぶことすらある。決戦後も引き続き主人公達と一緒に暮らしている。

シプレ
声 - 川田妙子
新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、つぼみのパートナー。模様の色はペパーミントグリーン。コフレと瓜二つだが、装飾品の色はピンクで、耳が上に立っている。一人称は「私」で、語尾に「ですぅ!」とつけて喋る。性格はおっとりしているが、つぼみに対してお姉さんを気取る一面も[10]
コフレ
声 - くまいもとこ
シプレと共に新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、えりかのパートナー。シプレと瓜二つだが、装飾品の色はブルーで、耳は横に倒れている。一人称は「僕」で、語尾に「ですっ!」とつけて喋る。やんちゃで少し生意気な性格であり、少々子供っぽく、えりかの弟分的な存在[10]パートナーとしてえりかの行動や言動に対して一言物申すこともある。
ポプリ
声 - 菊池こころ
第20話から登場する第3の妖精。「こころの大樹」から生まれた赤ん坊で、いつきのパートナー。シプレとコフレより体が小さい。羽の形をした耳飾りをつけ、黄色いケープとピンク色のポシェットを身につけている。ポシェットの中に入っている種は、プリキュアパレスの扉を開く鍵になっている。語尾に「でしゅ!」とつけ、いつきを「いちゅき」と呼ぶなど少し舌足らずな口調で喋る。ワガママで甘えん坊な性格で、一度言い出したらすぐに行動に出るなど若干直情的な面もある。守りの力を持ち、強力なバリアを張ることが出来る。こころの大樹やいつきが大好きで、他にも多くのものを守りたいと願っている。
コッペ
薫子がプリキュアだった時代に彼女をサポートしていたパートナー。外見的には他の妖精たちとの共通点は少なく、身体はかなり大柄でキョロっとした目と分厚い唇、小さな耳と頭部の捻れた一本角を持つ。身体は緑色の分厚い毛に覆われ、胸にある大きなピンク色のハートマークはシプレやコフレが中に隠れたり、妖精たちの食事に使うキュアフルミックスなどの小道具を納められる。また、さわり心地もいい様子で、プリキュア達がクッションのようにもたれかかることも。
現在は薫子の植物園に滞在しており、表向きは奇妙なぬいぐるみとして扱われている。
妖精たちにとっては憧れの存在であり、シプレとコフレは「様」づけの尊称で呼んでおり、「伝説の妖精」「コッペ様のように立派になりたい」と語っているほか、ポプリも「カッコいい」と抱きついている。つぼみ達もそれに倣って様づけで呼んでいる。
言葉を発することはなく、黒目を動かす以外のリアクションは殆どないが、気配を消すための結界を張るなど特殊な力を持つ。戦闘時は怪力によって両腕を振り回し、周囲の敵をなぎ払う。
謎の青年
声 - 堀内賢雄
つぼみの祖父・空に似た青年で、コッペが薫子を想って変身した姿。つぼみは正体が判明するまで「イケメンさん」と呼んでいた。プリキュアが危機に陥ったときに幾度となく現れて彼女らを救う。当初はその正体が伏せられており、シプレとコフレはおろか、ダークプリキュアさえも素性を知らなかった。眼鏡をかけ、書生服をはじめいくつかの前時代的な青年の服装をしている。
ダークプリキュアの打撃を素手でいなすほどの戦闘力をもっており、プリキュアの種に似たアイテムで不思議な力を操ってバラの花びらの吹雪を起こし、敵の行動を阻害することもできる。変身前と同様に無口で、滅多に話すことはない。
ハートキャッチミラージュを手に入れるための試練として、先代プリキュアであるキュアフラワーの代理として現代のプリキュア達と対峙。プリキュアにブロックを落とす攻撃を仕掛けてきたが、プリキュア・シャイニング・フォルティシモを受けて敗れ、その時に正体を明かした。
コロン
声 - 石田彰
第33・34話に登場した、かつてゆりのパートナーだった妖精。模様は藤紫色で、精悍な目つきをしている。シプレたちと違って比べて耳が小さく尖っており、体格も少し大きい。左耳が大きく、その後ろには銀色の大きな耳飾りをつけている。一人称は「僕」で、特徴的な語尾などはなく落ち着いた口調で話す。ゆり達のことはプリキュアとしての名前で呼んでいる。
過去の戦いでサバーク博士の光弾からムーンライトを庇った際に致命傷を受けその身体は塵となって消滅してしまったが、精神はこころの大樹の中に留まり、ゆりを見守り続けていた。
ココロポットの力で精神体として一時的にゆりとの邂逅を果たした際には彼女に様々な助言を送ってキュアムーンライトの復活を後押しし、ゆりが立ち直ったのを見届けてから再びこころの大樹へと戻った。

砂漠の使徒 [編集]

こころの大樹を枯らして地球と人類の心を砂漠化し、世界の征服を狙う組織。宇宙に浮かんでいる星にそびえる城を拠点としている。人間の「こころの花」を枯らし、枯れかけたこころの大樹にダメージを与えることがおもな出撃の目的である。また、それを阻止しようとするプリキュアの打倒も目的であり、第1話ではサソリーナが新たなるプリキュアの誕生を阻止するためにココロパフュームを狙う場面もあった。

本編のはるか昔、約400年前から歴史の影で暗躍していた。50年前にキュアフラワーに敗れ一度は退けられたものの、徐々に力を取戻し新たな指揮官としてサバーク博士を擁し、再び現代に現れた。サバークやダークプリキュアなど強大な存在が現れたのは最近のことである。

上層部 [編集]

デューン
声 - 緑川光
砂漠の使徒の王で、サバークに指示を出していた黒幕。緑色の髪をした青年。普段は物静かな性格。
50年前にキュアフラワーとの戦いで相討ちとなり、力を失って宇宙に逃亡した。その経験からプリキュアが新たな力を手に入れることを危惧し、またその時に奪われた力を取り戻すべく画策する。サバークや三幹部らが駐屯するアジトとは別の小惑星・惑星城に鎮座し、アジトと連絡をとっていた。
物語終盤で地球に到着すると、圧倒的な強さでプリキュア達を戦闘不能に追い込んだ。そしてキュアフラワーから自身の力を奪い返し、心の大樹を枯らし、地球全土を砂漠化させるなど一気に侵略を進めた。その後、ムーンライトとの戦いで洗脳が解けたサバークを始末し、合流したプリキュア4人と対決するが、憎しみではなく「愛」で戦うプリキュアに徐々に追い込まれ、最終的には巨大化して地球を滅ぼそうとする。しかし、プリキュアの更なる変身形態「無限シルエット」による「拳パンチ」を受け浄化、最期は穏やかな表情を見せ消滅した。
少年形態
キュアフラワーとの戦闘で力が失われた状態。緑色のうつろな瞳をした少年のような容姿で、左肩に生物のようなものを乗せている。この姿でもブロッサム達4人を圧倒するほどの戦闘力を備えている。
青年形態
薫子の持つペンダントを破壊し、その中に封印されていた自身の力を取り戻した姿。瞳の色が黄色になったこと以外は、少年形態が成長したような外見をしている。
巨人形態
プリキュアの猛攻を受けて追い込まれたことで、自分の憎しみの力を増幅させて巨大化した姿。基本的に青年形態と変わらないが、左肩の生物は上半身に巻きついている。
サバーク博士 / 月影博士(つきかげはかせ)
声 - 楠大典
砂漠の使徒の総帥で、顔全体を仮面で隠している。砂漠の使徒のアジトにある玉座に鎮座し、幹部達に指示を下す。戦闘時は右手から光弾を放って攻撃する。
その正体はゆりの父親で、こころの大樹の研究のためにフランスへと旅立ち3年前に消息不明となっていた。こころの大樹の秘密を解き明かせば、みんなを幸せに出来ると信じて研究に没頭していたが挫折し、その不安定な心をデューンにつけ込まれ、彼の手下となってしまう。さらにキュアムーンライトを倒すべく、彼女の体の一部と今までの研究によって得られた技術によって、ダークプリキュアを生み出した。部下にもプリキュア打倒を命じているが、ダークプリキュアがキュアムーンライトに固執することを快く思わず、独断でゆりを襲撃した彼女を咎めたこともあった。
最終決戦でキュアムーンライトとダークプリキュアの戦いに乱入して正体が明らかとなる。そしてゆり達に真相を話し、ダークプリキュアの最期を父として見届けた後、現れたデューンと対峙するも敗北。妻である春菜をゆりに託し、デューンの光弾からゆりを庇って消滅した。
ダークプリキュア
声 - 高山みなみ
サバーク博士の腹心である漆黒のプリキュア。普段は無言で佇んでいることが多いが、三幹部より格上の存在で戦闘力も上。しかしこの扱いを幹部は不服に思っている。サバークの存在を心の支えとしており、彼への強い思いから「キュアムーンライトを倒し、自分が真のムーンライトとなる」ことを強く意識するようになる。そのため、キュアムーンライトと自分を月の光と影になぞらえ、「影が光を飲み込む」と称して彼女に強く執着し、彼女を自分の手で倒すことに執念を燃やす。また、ムーンライトを倒した際に手に入れた、彼女の「プリキュアの種」の欠片の片方を所持しており、この種によってゆりの居場所を探ったことがある。
34話では復活したキュアムーンライトとの激闘の末に敗北し、戦闘不能になる。その後、培養カプセルによって目が両方金色となった完全体として復活し、以前にも増して強大な力を手に入れた。
その正体は、キュアムーンライトの一部とサバーク博士の研究の技術によって作り出された人造生命体で、月影ゆりの妹とも言える存在だったが、博士には「キュアムーンライトを倒すためだけに存在する、心のない人形」と評された。最終決戦で第47話で宿敵であるキュアムーンライトと死闘の末に敗北し、第48話にてそれでも再び立ち上がり戦おうとしたが、月影博士に抱きしめられ「自分の娘だ」という言葉に安堵し、最期は笑顔を見せながら博士の腕の中で光の粒となって消滅した。
能力に関してはダークプリキュアを参照。

三幹部 [編集]

砂漠の使徒の三大幹部。劇中では大幹部と呼称されている。人々のこころの花を取り出してはデザトリアンとして誕生させ、それらを暴れさせる。一見普通の人間と似た姿をしているが、目的地まで瞬間移動し、しおれたこころの花を見透かして取り出すなど、人間にはない様々な能力を持つ。ただし、心が萎れていたり、悩みを抱えている人間からしか、こころの花を奪えない。こころの花を取り出す対象の人数は基本的に1人で、萎れ具合が最も深刻な人を選ぶが、似たような悩みを抱えている人間全員を狙う場合もある。

前作までの敵幹部は、人間界では怪しまれないよう一般人に変身して出歩いていたが、本作以降の敵幹部は潜入する際に、特別な思惑がない限りは一般人への変身等はせず、そのままの格好で出歩くため、一般人から「変な人」と呼ばれることもしばしばである[注釈 8]

3人はお互いをライバルとして見ていて反目し合うこともあるが、一方で危機に陥った仲間を助け出すなどの仲間意識を見せ、また、それぞれの作戦に干渉することは少ない。

3人の正体は、現実世界でこころの花を枯らせデューンによって捕えられて幹部にされていた人間であり、その媒体にされたこころの花は、浄化後それぞれ本来の心の持ち主と思われる人物の元へ飛んでいった。ただし、明確にこころの花が戻ったと描写されているのはサソリーナのみである。

サソリーナ
声 - 高乃麗
第1話から登場。色黒でスリムな体型。中東風の金がかった黄色の衣装をぴったりと身に纏っている。黄色のダンダラ模様の短いマントを羽織っている。サソリの尾のような赤褐色の髪をもち、自在に伸縮させてムチ状の武器にして戦う。髪の先端部は毒針に変形し、本人曰く「一撃で倒れてしまうほどの猛毒」を持つらしいが、攻撃に失敗しているため効果が発揮されたことはない。ダークブレスレット使用時は髪のスピードや射程などが強化される。
短気で直情的、かつ気分屋な性格で喜怒哀楽が激しく、コミカルで子供っぽいものも多く、戦闘時もいつも騒々しい。「○○よぉん」「○○だわぁん」など語尾を若干伸ばすのが口癖。こころの花を奪った人間の悩みにケチをつけたり、弱みにつけ込ませ、暴れさせようとする。一方でファッション雑誌を読んだり爪を磨いたりと年頃の女性らしい趣味を見せることもある。
三幹部の中では砂漠の使徒の使命に一番忠実で、プリキュアの聖なる光を浴びつづけたせいで、邪悪な心が薄れていく自身のことを心配されるも、どうしてもプリキュアと決着をつけたいと、サバーク博士に最後の出撃を申し出たほど。
キュアサンシャインの必殺技を受けた影響で心が徐々に浄化され、サバーク博士が与えたダークブレスレットによって一度は戻ったものの、浄化作用が完全には消えず、時折物思いにふけるようになった。これに危機感を抱いた同僚の2人が戦線撤退を進言したため、第40話にて最後のチャンスとしてダークブレスレット3つを使用してプリキュアに挑んだ。しかし、後一歩の所まで追い詰めた時に3つのダークブレスレットの力に体が耐え切れなくなり動きを止めてしまい、最期はプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラで完全に浄化され、自分を看取る同僚2人に涙を流しながら感謝の言葉を告げ、カタクリのこころの花を残して消滅した。
素体となった人物は山奥の病院で療養中の女性である。
クモジャキー
声 - 竹本英史
第4話から登場。赤く広がった髪型と赤色のダンダラ模様の白色のロングコートが特徴で、常に剣を帯刀している。ダークブレスレット使用時は剣に刃が形成され、これを素早く振るうことで衝撃波を連射して攻撃する。語尾に「ぜよ」「じゃき」などとつける、土佐弁のような口調[11]で話す。
生真面目な性格だが、コブラージャに「暑苦しい」と評されるほどの熱血漢で、常に必殺技を編み出そうと修行に励む。己の道を唯一人行くのが漢という哲学を持っており、その価値観は「強さ」のみに集約されていて、自らの強さを極めるため常に努力を惜しまない。一方で弱い者を激しく嫌い、こころの花を奪った人間の悩みに対し侮蔑に満ちた言葉をぶつけてたり、心を弱らせデザトリアンにされた人物を男女関係なく「軟弱」と一刀両断に評する。しかし、赤道着や赤フン姿で特訓したり、図書館で借りた少年漫画の番長の熱さに興奮して戦いたがったり、台風に興奮したり、インクの壷のデザトリアンに自分の頭を筆代わりにされても特に気にせずデザトリアンを褒めたりと硬派というよりは脳筋な面が目立つ。
また、正々堂々とした武人肌な性格で、キュアブロッサムから奪ったブロッサムタクトを返す懐の大きい一面を見せる。
ブロッサムの戦い様や「史上最弱」と聞いたことで最初はプリキュアを侮っていたが、ブロッサムとマリンが協力した際の力を見て認識を改めることとなる。プリキュア達を倒しがいのある良い敵と見定め、その成長を楽しみにしており、プリキュアと砂漠の使徒の勝負の行く末には興味が無く、自分が強くなってプリキュアを倒すことを目標にしている。
第46話での最終決戦ではキュアマリンに挑む中で、マリンに力の強さだけに執着していたことを指摘されたうえ、「人を守る心が本当の強さ」と口説かれて結果的にマリンの主張を認めるも、後戻りはできないとして戦いを続ける。最期はマリンの「ブルーフォルテウェイブ」を受け、自分の知らない強さを認め、浄化された。本当の名前は熊本さん。
こころの花はノコギリソウ
コブラージャ
声 - 野島裕史
第5話から登場。ウェーブがかかった青色のロングヘアーと青色のダンダラ模様の白い上着を羽織るのが特徴のクールな美青年で、時折フランス語を交えた話し方をする。サソリーナにヘビー級と評されるほどの筋金入りのナルシストで、名刺代わりに自分のサイン入りブロマイドを相手に投げつけて渡すのが癖。このブロマイドは武器にもなり、戦闘時は手裏剣や爆弾のように扱われる。ダークブレスレット使用時はブロマイドがジョーカーのカードに変化、カードから闇のような触手を放つようになる。
「宇宙一美しい男」を自称し、アジトで砂風呂や顔面パックをしていたり、常にカメラ写りに気を配り自分のブロマイドの出来を徹底的に追求したりと自分の美容や魅せ方に並々ならぬ執念を持っており、スナッキーをスタイリストや付き人よろしく私的に使って自分を美しく見せようとする。また、ファッションに関しては、中身の美しさを服で誤魔化すことを良しとせずあまり執着していない。手下のスナッキーを従え写真撮影をするのが趣味で、挨拶代わりにサイン入り自分のブロマイドを投げ渡す。
手下の扇動にあっさり乗せられてしまうなど、単純な部分もあり、自分が作ったデザトリアンにふっとばされたり、かかしを人と間違えて声をかけたり、うっかりデザトリアンを攻撃してしまったりとドジな面も。
すぐ醜く染まる人の心などを不要と考えており、こころの花を奪った人間の悩みを軽蔑し、考え方を否定している。また、美しいものを求めること以外はどうでもいいようで、その醜い人間の心が枯れ果てた世界こそが美しいとして砂漠の使徒の目的に共感している。 ただし、自称に反して自分より美しい者と認めた者は素直に称賛する美学の持ち主で、他人の美しさを素直に認めたり、月の美しさに免じてプリキュアに闇討ちをかけることを辞めるなど自分以外の美しいものも尊重する。
三幹部の中では一番マイペースであり、自分の美しさを磨くことを最優先にして積極的に出撃しようとせず、その度にスナッキーやサバーク博士に上手く言いくるめられて出撃することもある。
プリキュア4人の中では、キュアサンシャインの美しさを高く評価しており、作中では何度か「美しい君こそが美しい僕の相手にふさわしい」と語っている。
第46話での最終決戦ではキュアサンシャインに挑み、外見的な美しさだけではなく「人を守る心こそが本当の美しさ」とサンシャインに口説かれて結果的にその主張を認めるが、後戻りはしないとして戦いを続ける。最終的にサンシャインの「ゴールドフォルテバースト」を受け、美しい花畑の中で「美しい最期だった」と満足そうに微笑みつつ、浄化された。
こころの花はハマナス

戦闘員 [編集]

スナッキー
声 - 堀井茶渡岩崎了
三幹部が使役する小柄な人型の雑兵。皆同じような風貌だが、個体による体格差が見られる。幹部達には忠実で、彼らの指示で雑用を請け負うこともある。普段は無口で、話す言語も「キキッ」という鳴き声のみだが、表情が変わることはある。三幹部には言葉が通じており、ある程度の知性は持ち合わせている。
彼らの体にはサンドバッグのように砂が詰まっており、体が破れても砂を詰めなおしてテープで補修すれば復活できる。
ボスナッキー
スナッキー達を統率する、体格の大きい個体。劇中には2体が登場した。1体は39話でブルーフォルテウェーブの直撃を受けたが、色が白くなった以外変化はなかった。

怪物 [編集]

デザトリアン
声 - 金田朋子
三幹部が人々から奪ったこころの花を様々な物体に埋め込んで生命を与え、誕生させる怪物で、基本的に三幹部の命令に応じて破壊活動を行う。悩みや苦しみなどが原因で気持ちが萎えている人間からしか生み出せない。外見は顔などにスナッキーと共通部分が生まれる個体も存在する。憑依対象は本編では無機物や植物が主になっている。
こころの花の持ち主であった人間の悩みや苦しみ、そすてコンプレックスなどを吐露しながら破壊活動を行う。それ以外にも鳴き声を発するが、これは憑依対象物に準ずる。あくまでも媒体にされた人間の負の感情に忠実に行動するため、生みの親である三幹部も完全には制御できない。場合によっては幹部の指示を無視して破壊活動を中止したり、その幹部に攻撃する場合もある。質量の大きなデザトリアンはプリキュア単体の必殺技に耐えることもある。
デザトリアンにされた人物は、自分が怪物になって暴れていた時のことを復帰後もぼんやりと記憶しており、夢として認識する場合が多く、デザトリアンにされた人々の一部はデューンによって地球の砂漠化が進行した時も、水晶体に閉じ込められずに無事であった。
強化デザトリアン
第31話以降に登場。ダークブレスレットの力でパワーアップを果たした個体。三幹部が「闇に沈みダークな心に支配されるがいい!ダークブレスレット!」のかけ声でダークブレスレットの力を使うと、幹部がデザトリアンの体内に入り込む。するとデザトリアンの目つきが鋭いものとなり、幹部が直接デザトリアンを制御できる。
1人でダークブレスレットの力を複数使用すると体に負担がかかり、幹部がその力に耐えきれなくなるとデザトリアンの動きが止まってしまう[12]
第44話には2人の幹部による強化デザトリアンも登場した。その個体は遥かに強力なことに加え、単体の必殺技をすべて無効化してしまうためスーパーシルエットでしか対処ができない。
デザートデビル
声 - 星野貴紀
デューンが送り込んだ星を砂漠化する怪物。水牛のような角を持つ漆黒の巨人の姿をしており、目から放つ光線であらゆる物を砂に変えて崩壊させる。「砂漠の種」の形で目的の惑星に送り込まれ、到着するとデザートデビルへと変化する。第38話で登場した物はさらに巨大なサイズで背中に6本の蛇の首が生えており、その口からオレンジ色のレーザーのような破壊光線を放つ。デューンにとって脅威であるハートキャッチミラージュを狙い送り込まれたが、スーパーシルエットとなった4人のプリキュアの前に敗れ去った。
デューンが地球に到着し、力を取り戻した直後にも多くの個体が地球に上陸、一晩で地球上を砂漠化した。

主人公達の家族 [編集]

来海 ももか(くるみ ももか)
声 - 伊藤静
えりかの姉。私立明堂学園高等部2年生の17歳で、ゆりの親友でもある。えりかは「ももネェ」と呼ぶ。小学生の時にスカウトされて以来、高校生の今も現役でモデルの仕事を続けており、学校では同級生からも高嶺の花として特別扱いされている。ティーンズファッション雑誌のグラビアを飾ったり、「BiBi」の専属モデルとして大活躍している一方、仕事が忙しく学校に通えない日もしばしば。えりかは彼女のスタイルの良さと圧倒的な人気を妬んでいるが、ももか本人は普通の生活を送っている妹を羨ましがっており、第8話ではその心を砂漠の使徒につけ込まれた。目標は、妹のように友人をたくさん作ること。
こころの花はダリア
来海 流之助(くるみ りゅうのすけ)
声 - 遠近孝一
えりかの父で、世界的に有名なカメラマン。若い頃は数々の国際的賞を受賞した。「写真にとって一番大切なのは愛」が持論で、熱弁をふるい始めると止まらなくなる。えりかのマイペースで明るい性格は彼譲り。カメラマンの仕事が休みの時はフェアリードロップの手伝いもしている。
来海 さくら(くるみ さくら)
声 - 氷青
えりかの母。元有名ブランドの専属モデルでパリコレに出演するカリスマスーパーモデルだった。現在は女手一つでファッションショップ・フェアリードロップを経営しているオーナー兼デザイナー。
明堂院 厳太郎(みょうどういん げんたろう)
声 - 中博史
いつきの祖父で、明堂院家の現当主にして、明堂院流古武道の師範。また、私立明堂学園の創始者で、理事長も務める。名前のとおり厳格な面持ちで頑固な印象を醸し出しているが、実際は他者の心を重んじる、落ち着いた思慮深い性格。
明堂院 さつき(みょうどういん さつき)
声 - 前野智昭久嶋志帆(7歳時)
明堂院家の長男で、いつきの兄。短髪のいつきとは対照的に長髪が特徴。本来ならば明堂院の次期当主だが、時には車椅子に乗ることがあるほど病弱であるため、いつきが明堂院家を継ぐこととなった。妹に次期当主の大役を背負わせてしまったことを気に病み、いつきにはもっと同性の友達を多く作ってほしいと思っている。自分の体を気遣ういつきには、彼女の気持ちを汲みつつも無理をしないで欲しいと伝えた。
第23話では手術を受けることになり、それに対する不安を砂漠の使徒につけ込まれる。救出された後で無事手術は成功し、最終話では古武道に再び取り組めるほどまでに回復した。
こころの花はカモミール
明堂院 つばき(みょうどういん つばき)
声 - 湯屋敦子
いつきとさつきの母で、厳太郎の一人娘。兄の代わりに明堂院流を継ぐため稽古に励むいつきを気にかけており、無理をしがちな彼女を心配している。夫は婿養子で、36話に姿のみ登場している。

私立明堂学園 [編集]

つぼみ、えりか、いつき、ゆりが通っている私立学校。中等部と高等部が存在する。

教員 [編集]

鶴崎(つるさき)
声 - 牛田裕子
つぼみとえりかのクラス担任を務める女性教師で、26歳。担当教科は国語。えりか曰く「生徒とは親身になってくれる先生」。男性のような口調に、竹を割ったようなさっぱりした性格で、男性にもてないのが悩み。お化けの類が苦手で、第21話では教師としてお化けを怖がる姿を生徒に見られることに情け無さを感じていたところを、砂漠の使徒につけ込まれた。それでも多くの生徒達から慕われている。
こころの花はシャクナゲ

ファッション部 [編集]

えりかが部長を務める部活。その名のとおりファッションを楽しむための部活動。服飾デザインを起こしたり、実際にそれを作るなどを行う。部員がえりか以外やめたことで廃部寸前になるが、つぼみやクラスメイト達を強引に勧誘して事なきを得る。その後も何人かが部員として加入している。ななみ以外は7話から加入した。

志久 ななみ(しく ななみ)
声 - 藤井ゆきよ
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、小豆色の髪が特徴。第14話からファッション部の部員となる。愛称は「なみなみ」。母(声 - 今井由香)を幼少時に亡くし、現在は父(声 - 滝知史)と妹のるみ(声 - 玉川砂記子)の3人でアパート暮らしをしている。一家の母親代わりを務めるしっかり者の性格で、幼い頃に母から教わった「笑顔が1番」をモットーに、いつも笑顔を絶やさず明るく振る舞っている。しかし、本当は母がいない寂しさ、家事のため部活ができない寂しさを押さえ込んでおり、第14話でそこを砂漠の使徒につけ込まれ、デザトリアンにされてしまう。以前からファッションには興味があったが家事が忙しく断っていたものの、事件後はファッション部に入部した。
当初こころの花(赤いカーネーション)は錠つきの鳥篭に入れられていた。
持ち前の明るい笑顔と裁縫の上手さからファッション部のムードメーカーとしてえりかに信頼され、妹連れでの参加を特別に許されている。
沢井 なおみ(さわい なおみ)
声 - 埴岡由紀子
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、小豆色のロングヘアが特徴。以前から生徒会長のいつきに憧れており、いつきが同じファッション部に入部したことを嬉しく思っていた。しかし第26話で引っ込み思案な性格で話し掛けられず悩んでいたところをデザトリアンにされてしまう。プリキュアに救出された後、友達になりたいという思いをいつきに打ち明け、ようやく名前で呼び合えるようになった。
こころの花はイチゴ
佐久間 としこ(さくま としこ)
声 - 吉田聖子
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、愛称は「とっこ」。栗毛色のセミロングヘアが特徴。兄弟はおらず、独りっ子。
黒田 るみこ(くろだ るみこ)
声 - 足立友
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、メガネと黄褐色のロングヘアが特徴。兄弟は兄が一人いる。少し勝気で、張り合うことが多い。

中等部 [編集]

上島 さやか(うえじま さやか)
声 - 渡辺明乃
私立明堂学園中等部1年生。つぼみたちの後輩で明るく前向きな少女。幼少時からサッカーが好きで、中学でもサッカー部に入部しようとしたが男子サッカー部しかなく、女子であるが故に部長から断られ、その悔しさで第3話にてデザトリアンにされてしまう。プリキュアに救われた後は女子サッカー部を設立し、のちに正式な部となった。
こころの花はポインセチア
三浦 あきら(みうら あきら)
声 - 木内レイコ
えりかの友人の男子生徒。野球部に所属しており、常に絆創膏を持ち歩いている。両親(声 - 松山鷹志、埴岡由紀子)はラーメン屋を営んでいる。ラーメン屋を始めて以降父との交流が減り、寂しい思いを感じていた。1号店開店時に友人に喜びながら宣伝していたことや、父の夢を大事にしたいという板挟みに悩んでいたところを第5話にてデザトリアンにされてしまう。
こころの花はサルビア
多田 かなえ(ただ かなえ)
声 - 小島幸子
つぼみとえりかの同級生で、スクープ写真を撮るのが大好きな女子生徒。当初は注目を集める写真で見る人を喜ばせることだけに固執しており、他人の失敗した姿や恥ずかしい姿(スキーで転んだえりかなど、ほとんどがハプニング写真)ばかりを狙って撮っていたため、被写体になった人らからは苦情が絶えなかった。第6話で憧れていたえりかの父である流之介から「被写体への愛がない」という言葉を受け、悩んでいたところをデザトリアンにされてしまう。プリキュアに救われてからは「愛のある写真」を撮ろうと心機一転した。プリキュアをスクープすることに乗り出したが、情報の乏しさからなかなか核心にたどり着けずにいる。
こころの花はブラックベリー
小笠原 まお(おがさわら まお)
声 - 久嶋志帆
えりかの友人で、テニス部に所属する女子生徒。ダブルスのパートナーである熊沢 あゆみくまざわ あゆみ、声 - 足立友)の発言から彼女がパートナー解消を考えていると誤解し、第4話でそのやりきれない気持ちからデザトリアンにされてしまうが、プリキュアに助けられた。あゆみが自分の実力不足を感じ、まおの足を引っ張りたくないという想いからしばらく独りで練習をしたかっただけであり、コンビの解消の意思はなく、誤解は解けた。
こころの花はブルースター
酒井 まさと(さかい まさと)
声 - 長沢美樹
つぼみとえりかの同級生で、カンフーが大好きな男子生徒。授業中でもカンフーシューズを履き続けるくらいのめりこんでおり、いつも弟のよしと(声 - 津村まこと、こころの花はジキタリス)とともにカンフーの型の練習をしている。実は、実戦になると緊張して戦えなくなるという弱さをもっており、このことがきっかけでよしとをデザトリアンにされてしまう。この時には戦う決意を振り絞ってスナッキーに生身で立ち向かい、弟が閉じ込められた水晶玉を敵から取り戻した。
高岸 あずさ(たかぎし あずさ)
声 - 折笠富美子
つぼみとえりかの同級生で、演劇部の部長を務める女子生徒。茶色のセミロングヘアが特徴。えりかはファッションのことで彼女と張り合うことが多いものの、彼女の一生懸命さなどに自分との共通点を感じており、本心では良きライバルとして打ち解けている。演劇が好きなあまり周囲が見えなくなることが多く、遂に部員の反感を買い孤立してしまう。このことで悩んでいた気持ちを16話で砂漠の使徒につけ込まれる。事件解決後は部員たちとも和解した。学園祭ではつぼみ達にファッションショーの司会を頼まれる。
こころの花はブーゲンビリア
番 ケンジ(ばん ケンジ)
声 - 置鮎龍太郎
つぼみとえりかのクラスメイトで、中学生離れした身長の男子生徒。不機嫌になると本物の不良さえ逃げ出す程の鋭い眼光を放ち、そのせいで学園創設以来の番長と呼ばれていた。実際は口下手ながらも心優しい少年で、前述の噂も誤解からきたものである。とても裕福な家庭で育っており、母の慶子けいこ、声 - 井上喜久子)には頭があがらない。少女漫画を描くのが好きで、プリキュアをテーマにした漫画を描いていた。だが漫画家になりたいという夢を母に隠しており、それがバレて落ち込んだところを砂漠の使徒につけ込まれる。当の慶子は事件解決後にはケンジの夢に理解を示し、今後も漫画を描き続けることを許してもらった。学園祭ではファッション部の看板やポスター作りを手伝っていた。また男子でありながら、ポプリに3人目のプリキュアではないかと思われたことがある。
ちなみに登場当初は目が前髪で隠れていることが多かったが、第35話以降は素顔がはっきり見えるように描かれている。
こころの花はハナミズキ
水島 アヤ(みずしま アヤ)
声 - 白石涼子
つぼみが掛け持ちで入部している園芸部の部長を務める女子生徒。3年生なのだが、初対面のえりかには1年生と思われた。重度のドジで、泣き虫な性格。花を愛する優しい心の持ち主で、薫子を尊敬している。愛情に反して花の栽培がうまくいかず、悩んでいたところを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はサザンカ
林 ゆうき(はやし ゆうき)
声 - 折笠愛
つぼみとえりかのクラスメイトの男子生徒。夏休みに京都から学校まで自転車で走り抜くという目標を立てた。
その後目標通り帰ってきたが、途中で挫折して一部バスを利用していたため、皆から尊敬の目で見られることに苦しむ。そこを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花は菜の花
杉山 ごう(すぎやま ごう)
声 - 鈴木真仁
つぼみとえりかの同級生の少年。映画部に所属している。学園祭でも映画を発表することになったが、思うように製作が進まず、悩んでいたところを砂漠の使徒につけ込まれる。事件解決後は無事に立ち直り、ファッション部のファッションショーでは照明係を務めることになった。
こころの花は桔梗
池田 彩(いけだ あや)、工藤真由(くどう まゆ)
声:池田彩工藤真由
特別出演。つぼみとえりかの同級生で、軽音楽部のツインボーカル担当。学園祭でライブを開くことになったが、緊張のあまりステージに上がるのを躊躇い、その心情を砂漠の使徒につけ込まれる(デザトリアンは2人のこころの花を合わせて誕生)。事件後はスケジュールの都合でライブが開催前に中止になりかけたが、えりかの機転もあって、ファッション部のファッションショーと合同でライブを行うことになった。
2人とも、こころの花はアスター
佐藤 一二三(さとう ひふみ)
声 - 内藤玲
つぼみ達の同級生で、生徒会の副会長を務める眼鏡の少年。いつきの後任の生徒会長として期待されていたが、不純な動機であることをいつきに悟られ、自らを情けなく思っているところをデザトリアンにされる。救出された後は生徒会長としての自覚を持つようになり、率先して学校のために奮闘するようになり、それを見ていた他の生徒もそれに倣うようになった。
こころの花はニンジン

高等部 [編集]

才谷 秀雄(さいたに ひでお)
声 - 阪口大助
私立明堂学園高等部2年1組。成績優秀だがゆりには勝てず、学年成績が万年2位に甘んじている男子生徒。ゆりに対して強いライバル心を燃やすが、どれだけ頑張っても勝てないことに学業への意欲を失いかけ、そこを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はほうれん草

デザトリアン化した人物 [編集]

一部を除いて主にデザトリアン化した人物を記す。

小畑(おばた)
声 - 千葉進歩
第9話に登場。つぼみの父・陽一の大学教授時代の教え子。現在は新種の植物を研究・開発する会社に就職し営業マンを務める。いつも携帯電話で慌ただしく連絡を取り合っている。
陽一の知識を研究に役立てて欲しいと考え、スカウトしにきたが何度も断られ、つぼみを通じて説得を試みるが、薫子から改めて花咲家の過去を聞き、やむなく断念した。
大の植物好きで、薫子の植物園に行った際は子供のように興奮する姿を見せている。実は自身も研究チームの一員として新種の花を開発したいという夢を持っているが、会社を解雇されるのを恐れて悩んでいたところを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花は白いヒヤシンス
柴田 リサ(しばた リサ)
声 - 浅田葉子
第12話に登場。栗色の長い髪かつ愛らしい容姿が特徴のフェアリードロップの常連客。フラワーショップの常連客であり、恋人の利岡 ユウトとしおか ユウト、声 - 高橋広樹)との関係に悩み、彼が最近余所余所しくなったことを不安に思っていた。この気持ちを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花は赤いチューリップ
ヒロト
声 - 小林由美子
第15話に登場。明堂院流の元門下の少年。黒い道着を着て、赤く長い髪を後ろを結んでいるのが特徴。勝ちにこだわり、反則などの卑劣な手ばかりを使っていたため厳太郎から破門され、それを恨んで道場破りにやってくる。いつきを卑怯な手段で打ち破り看板を奪うが、本心では明堂院流に戻ることを望んでおり、それを砂漠の使徒につけ込まれる。浄化された後は、勇気を出して道場に戻り、和解する。
こころの花はスミレ
原野 正広(はらの まさひろ)
声 - 田中一成
第17話に登場。美味しい大福で評判のはらの和菓子店の3代目。妹の千鶴子ちづこ、声 - 足立友)、と父親の正一まさかず、声 - 立木文彦)、祖父の正治郎しょうじろう、声 - 園部啓一)との4人で和菓子屋を切り盛りしていたが、父や祖父から自身が作った大福の味に反対され続けた挙句、彼等に認めて貰えない悔しさを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はツツジ
堀内 アキ(ほりうち アキ)
声 - 山崎和佳奈
第19話に登場。近々結婚予定である農家の娘。堀内家はえりかの父である流之介が若い頃に世話になった家族であり、アキとその父親であるただし、声 - 田中正彦)はともに流之介とは旧知。結婚にあたって父親を一人残して家を出て行けないと心配するアキに、当の父親が彼女の悩みを真面目に取り扱おうとしない態度を取りつづけたため、自分が愛されていないのではないかという不安が生まれ、そこを砂漠の使徒につけ込まれる。マルという柴犬を飼っている。
こころの花はみかん
露木 かりん(つゆき かりん)
声 - かかずゆみ
第20話に登場。ももかの後輩に当たるモデルの少女。ももかのことを「親の七光り」として嫌っていた。ももかには「才能はあるが目立ちたがり屋」と評されている。ももかの妹役として抜擢されたが、妹役ゆえに目立てないことに不満を感じていた。さらにその態度の悪さをももかに諭されたことに怒りを感じ、妹役を降板し、その憤りを砂漠の使徒につけ込まれる。浄化された後、ももかが自分に期待しているがゆえに厳しく注意したことに気づき、妹役に復帰した。
こころの花はブロワリアen:Browallia)。
中野 みつる(なかの みつる)
声 - 園崎未恵
第27話に登場。つぼみの幼馴染で、剣道に打ち込んでいる。つぼみが困っているとなぜかいつも助けてくれる面倒見の良い少年。つぼみが引越しの時に落としたオルゴールを拾い、ずっと返せずにいたことを悩んでいた気持ちを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はラベンダー
はるか
声 - 皆口裕子
第30話、第39話、第41話に登場。第30話では両親にかまってもらえないことが不満で家出した幼児。公園でたたずんでいたところに、同じ理由でいつきの元から家出してきたポプリと出会い意気投合する。たまたま通りすがったゆりに諭されるが、ちょうどはるかを探しにきていた母親(声 - 茂呂田かおる、こころの花はバーベナ)がデザトリアンにされてしまい、戦闘に巻き込まれる。第39話ではるみと遊んでいたところを再度戦闘に巻き込まれた。
ノリコ
声 - 浅田葉子
第41話に登場。るみやはるかが通う保育園の先生。園児に慕われる先生を目指しているが、なかなか思うようにいかずに悩んでいたところを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はベニバナ
ハヤト
声 - 浦和めぐみ
第42話に登場。ゆりと同じ団地に住む少年。ゆりとは幼い頃から姉弟のように育った仲であり、彼女を慕っている。父親が失踪してから明るさを失ったゆりをずっと気にかけており、何の助けにもなれない自分に苛立ちを感じていた。ゆりにラブレターを書き、渡そうとしていたが、彼女が自分を弟のようにしか見ていないことを知り、その悔しさを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はさくらんぼ
カスミ
声 - 下屋則子
第43話に登場。祖母と一緒にHANASAKIフラワーSHOPに両親へのブーケ作りを依頼に来た少女。6歳。両親が生まれたばかりの妹ばかり可愛がり、自分の存在を忘れていると思い込み、その悲しみを砂漠の使徒につけ込まれる。
こころの花はスズラン
橘 まゆか(たちばな まゆか)
声 - 天野由梨
第44話に登場。薫子の植物園の職員の娘で、つぼみとも顔見知り。恥ずかしがり屋で引っ込み思案なため、なかなか友達を作れず、友達の気を引くために「自分はプリキュアと友達」だと嘘をついてしまう。つぼみは彼女のためにプリキュアとして会いに行こうとするが、そこにデザトリアンが現れて戦闘に巻き込まれる。

プリキュアの設定 [編集]

本作でのプリキュアは、妖精から選ばれた人間の少女が変身する伝説の戦士である。「こころの大樹」と人々の心の中にある「こころの花」を守るため、大樹を枯らし世界を征服しようとする「砂漠の使徒」と戦う使命を持つ。両者の攻防は人類の歴史の裏側で昔から繰り返されており、砂漠の使徒が活動を開始するたびに新たなプリキュアが選ばれて世界を守ってきた。プリキュアに変身できる資格を持つ者はこころの大樹に関する夢を見ることがある。プリキュアに変身するとあらゆる身体能力が大幅に強化されるが、慣れないうちは強大なパワーを制御できず、暴走したり自滅してしまう場合もある。また、前作と同様に体調面は変身前後で変化せず、体調によっては戦闘力が十分に発揮できないほか、精神状態も大きく影響する。事件を解決する(デザトリアンを浄化する)と、パートナーの妖精が「こころの種」を生み出す。胸に着けたプリキュアのエンブレムを模ったブローチは力の源となっており、こころの種の使用時などに発光する。

ブロッサム、マリン、サンシャインの変身の際はまずノースリーブのワンピースのような光の衣に全身が包まれ、パートナーの妖精が生み出した「プリキュアの種」をココロパフュームに装填した後、「プリキュア! オープン・マイ・ハート」の掛け声で変身を開始する。変身中はココロパフュームを吹きかけた部分がプリキュアのコスチュームに変化していき(この際、ココロパフュームをお互いに吹きかけあって変身することも可能)、変身が完了すると名乗りを上げて、ポーズをとる。キュアムーンライトは「プリキュアの種」をココロポットに装填し、光の衣に全身が包まれてその後上空に飛び、下降途中でプリキュアのコスチュームに変化していく。変身を強制解除または戦闘不能にされると、前述の光の衣をまとった状態になる。変身バンクシーンも単独のものに加え、二人、三人同時のものなど複数種類が用意されている。

本作では、従来のシリーズでは曖昧なままであった「主人公たち以前に活躍していたプリキュア」の存在を初めて明確にし[注釈 9]、プリキュアの使命が様々な人間に継承されていくものであることが描写された。また、主人公らと互角に渡り合う敵キャラとして、こころの大樹を枯らそうとする敵戦力側のプリキュア「ダークプリキュア」も登場する。「プリキュア」の名を持つキャラクターが敵役として登場するのは、過去にも2007年公開の映画作品『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』での例があったものの[注釈 10]、テレビシリーズのレギュラーキャラクターとしては本作が初となる。

前作『フレッシュプリキュア!』と同じく、敵である砂漠の使徒は人通りの多い街中で暴れることを躊躇しない。そのため、本作のプリキュアの活躍にも目撃者が多く、物語の進行に伴い希望ヶ花市の住民の間でその存在が認識されていく。なお、プリキュアの正体を明かすことは「大変なことになる」ため、暗黙の了解で控えることになっている(前作ではプリキュアが自ら正体を明かしたため、例外となっている)[注釈 11]。また、戦闘後の周囲への被害は基本的に修復されない[注釈 12]

過去シリーズのプリキュアは変身で髪型や髪の色は大幅に変化し、顔も目元の形などが変化していたが、本作では瞳の色も若干明るい色に変化する。また、「変身時や必殺技使用時において、本人の意思とは無関係に決め台詞を口走り、ポージングを取ってしまう」というプリキュアシリーズでは定番となっている要素が本作ではほとんど排除されている。一部を除く変身後のネーミング、決め台詞、技などは、プリキュアへの変身対象者が自分自身で考案するものとなっている。そのためもあり、従来のシリーズと比べると名前のある技が大量に存在する。

キュアブロッサム [編集]

花咲つぼみが変身した大地の戦士の姿[13]。変身時の名乗りは「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」。桃色の巨大なポニーテールが特徴。コスチュームの基本カラーはピンク色で、ピンクと白のフリルのついたミニスカートワンピースを身に纏い、胸部に丈の短いリボンをつけ、膝まであるロングブーツを履いている。名前は初変身の時に近くにあったにちなんでつぼみ自身がつけたもの。初変身の際、困惑するあまりプリキュアの身体能力を制御できずに自滅し、「史上最弱のプリキュア」と呼ばれてしまうが、その後は話数が進むごとに技量も上がっていった。身長はキュアマリンよりは高いが、歴代の主人公プリキュアの中では低い方である[14]。決め台詞は「私、堪忍袋の緒が切れました!」。

通常技
ブロッサム・おしりパンチ
ただのヒップアタックだが、こころの種の効果による加速状態で放たれ、見た目とは裏腹に威力は高い。サソリーナには「おしりなのにパンチ!?」と突っ込まれた。
ブロッサム・シャワー
突風の力で、手から無数の桜の花弁を放ち、相手にぶつける。
ブロッサム・フラワーストーム
桜の花弁の旋風に身を包み、敵に突進する。
ブロッサム・インパクト
ピンク色のエネルギー光波を拳に込めて掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。両方の拳にエネルギー光波を込めて繰り出す「ブロッサム・ダブルインパクト」という強化版もある。
ブロッサム・スクリューパンチ
自身のこころの花の力を拳にこめ、エネルギーとして放つ。クモジャキーの台風パンチを相殺するほどの威力を持つ。
ブロッサム・ぜんぶパンチ
身体を大の字に広げ、正面から敵に体当たりする。
ブロッサム・シュート
手からピンク色の光弾を連続で発射して、相手にぶつける。
必殺技
プリキュア・ピンクフォルテウェイブ
花よ輝け!」という掛け声でブロッサムタクトから放つ必殺技。ピンクの花の形をしたエネルギー弾を飛ばし、ブロッサムタクトの中心にあるクリスタルドームを回転させることで力を送り込み、敵を浄化する。

キュアマリン [編集]

来海えりかが変身したの戦士の姿[15]。変身時の名乗りは「海風に揺れる一輪の花、キュアマリン!」。水色の左右に分かれたロングヘアーとティアラのようなリボン飾りが特徴。コスチュームの基本カラーは青色で、色以外は基本的にキュアブロッサムと同じコスチュームである。主な相違点は、胸には丈の長いリボンをつけ、オーバーニーソックスの上にショートブーツを履いている。ブロッサムの戦う姿を見ていたため、既に戦い方などは学んでおり、初めての変身からその力を制御している。水の力を自在に操って敵を攻撃していく。名前はプリキュアに勧誘された際に考えていたもの。中学生が変身する歴代のプリキュアの中で最も背が低い[注釈 13]。決め台詞は「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」。

通常技
マリン・シュート
手から水の塊を無数に放ち、相手にぶつける。
マリン・インパクト
水色のエネルギー光波を拳に込めて掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。
マリン・ダイブ
超高空から繰り出す両足による飛び蹴り。発動時はソニックブームが起こる。
マリン・ダイナマイト
自身を中心にして、エネルギーをこめて水色の爆発を起こす。多くの敵を吹き飛ばすことができる。近くの仲間に被害はおよばない。
プリキュア・おでこパンチ
マゼンタの種の使用時に放った頭突き。巨大なデザトリアンに叩きつけた。
必殺技
プリキュア・ブルーフォルテウェイブ
花よ煌け!」という掛け声でマリンタクトから放つ必殺技。水色の花の形をしたエネルギー弾を飛ばし、マリンタクトの中心にあるクリスタルドームを回転させることで力を送り込み、敵を浄化する。

キュアサンシャイン [編集]

明堂院いつきが変身した太陽の戦士の姿[16]。変身時の名乗りは「陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!」。黄金色のツインテールを持つ。変身途中にはいつき本来のショートヘアからロングヘアになり、変身した本人も驚くほど外見が変化する。名前は初変身の時に雲から差し込んできた太陽にちなんでいつきが名づけた。なお、変身後の一人称は「僕」から「私」に変わり、口調や声質も少女らしさを強調したものになる。

基本的なコスチュームデザインはブロッサムやマリンのものと同様だが、腹部の開けた露出度の高いもので、靴にはキュアムーンライトと類似点が見られる。コスチュームの基本カラーはゴールド色で、首に同色のリボン飾りをつけている。初変身時からその力を完全に制御し、いつき自身の格闘センスが抜群なことも相俟って高い戦闘能力を誇り、エネルギー力場を発生させ空中の方向転換や水上の高速移動を行うほか、強力な光のバリアを展開することができるなど防御にも長ける。決め台詞は「その心の闇、私の光で照らしてみせる!」。

通常技
サンフラワー・イージス
ひまわりの花状の強力な巨大シールドを前方に展開させ、敵からの攻撃を防ぎ、エネルギー弾の類を反射して撃ち返すことも可能。ダークプリキュアの「ダークフォルテウェイブ」を跳ね返すほどの防御力を有し、敵に押しつけることで攻撃技に転用することもできる。ただし発動中は前方以外が無防備になるという弱点がある。
サンフラワー・プロテクション
ドーム型のバリアを自身の周囲に発生させる。
サンシャイン・フラッシュ
手から光の飛礫を無数に放ち、相手にぶつける。
サンシャイン・ダイナマイト
薫子の夢のなかに登場した技。自身を中心にして、エネルギーをこめて金色の爆発を起こし、多くの敵を吹き飛ばす。
サンシャイン・インパクト
「サンフラワー・イージス」の防御壁からレーザー状の光線を発射して攻撃する。
サンフラワーイージス・インパクト
「サンフラワー・イージス」の巨大バリアーが創りだした掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。
必殺技
プリキュア・ゴールドフォルテバースト
花よ舞い踊れ!」という掛け声でシャイニータンバリンから放つ必殺技。シャイニータンバリンよりひまわり型のエネルギー光弾を多数放って敵を包み込み浄化する。軌道を変えて相手を追尾したり、敵の動きを封じることも可能。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
フォルテッシモ記号のような形をした明るい金色のエネルギーを纏って突撃する。

キュアムーンライト [編集]

月影ゆりが変身したの戦士の姿[17]。変身時の名乗りは「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」。ブロッサム、マリン、サンシャインよりも頭身が高く[注釈 14]スタイリッシュなデザインとなっている。変身時に妖精とココロパフュームを必要とせず、変身バンクは他の三人より短めとなっている。

本作の冒頭において、つぼみとえりかの夢の中に現れた。キュアフラワーの次代のプリキュアにあたり、かつてハートキャッチミラージュを入手すべく、プリキュアパレスへ試練を受けに赴くが、その途中でダークプリキュアに敗れ、物語開始時点では変身能力が失われていた。その後、第33話にてココロポットの力によって再び変身できるようになる。このような経緯があり、作中においては「初めのプリキュアでありながら4人目のメンバー」となった。

髪は薄い紫色のロングヘアーとなり、前髪の左側が三日月のように逆立った特徴的な髪型を持つ。ブロッサム達とはコスチュームのデザインが大きく異なるロングドレス状で、肩に天使の羽のような装飾が施されている。銀色と藍色をおもな基調とした配色にウエストのリボンなど黒の挿し色が入る、スカートの部分は前から後ろにかけて徐々に長くなっているトレーンタイプ。右手にのみ薄い藍色の手袋をしている。靴は白い編み上げ風のブーツ。また、エンブレムも左胸についており、リボンではなく青いバラがあしらわれている。左腰に装着していたココロパフュームキャリーは、変身アイテムが変更されたことで取り払われている。戦闘能力は他の三人よりも格上で、ダークブレスレットによって強化されたデザトリアンや三幹部を単独で圧倒し、ダークプリキュアとも互角に渡り合う程。決め台詞は「全ての心が満ちるまで、私は戦い続ける!」。

通常技
ムーンライト・リフレクション
左右の掌からエネルギー弾の類を反射する小型の銀色の円盤を二枚発生させる。円盤を放出し、空中で自在に操ることで、一枚目の円盤で跳ね返した攻撃をさらに二枚目の円盤で反射させるなどトリッキーな攻撃が可能。技の名を省略した、多数の円盤を飛ばして攻撃する以外にも大きな円盤状のシールドを張る事ができる。
ムーンライト・シルバーインパクト
銀色のエネルギー光波を拳に込めて掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。
必殺技
プリキュア・シルバーフォルテウェイブ
花よ輝け!」という掛け声でムーンタクトから放つ必殺技。銀色の花の形をしたエネルギー弾を飛ばし、ムーンタクト本体を円を描くように回すことで力を送り込み、敵を浄化する。また、他の三人より上回る攻撃力を発揮できる。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
ムーンタクトから放つ必殺技。フォルテッシモ記号のような形をした明るい赤紫色のエネルギーを纏って突撃する。

スーパーシルエット [編集]

プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラを発動時に4人がハートキャッチミラージュの力を受けてパワーアップした姿。全員のコスチュームが純白色メインとなって、各プリキュアのメインカラーは薄くなる。通常時と比べ鋭いシルエットとなり、背中にハートの形をした光る帯をつけ、ハートキャッチミラージュから射出されるハートをあしらったスーパーイヤリングかスーパーティアラを4人それぞれがつけている。ポプリが持つ金色の「スーパープリキュアの種」をハートキャッチミラージュのテーブルにセットし、4人のプリキュアがハートキャッチミラージュに呼びかけることで変身できる。

変身時の掛け声は「鏡よ鏡、プリキュアに力を!世界に輝く一面の花!ハートキャッチプリキュア!スーパーシルエット!」。

過去シリーズでは「映画限定で強化形態が登場」したり、前作のように「映画で先行登場し、のちにTVシリーズでも登場」する設定だったが、本作では「TVシリーズで強化形態が先行登場し、映画にも登場」というパターンで登場している。また、前後の作品が最終決戦のみの登場だったのに対し、本作では後半戦で活躍した。

スーパーキュアブロッサム
頭のリボンの形状が変わり、スカートの先端が尖る。両手に純白色の長手袋をつけており、ロングブーツがニーハイロングブーツへと変わる。
スーパーキュアマリン
ブロッサムと同じくスカートの先端が尖る。両手に純白色の長手袋をつけており、ショートブーツが変わり、オーバーニーソックスが更に長くなる。
スーパーキュアサンシャイン
マリンと同じく頭にティアラをつけるようになり、スカートの先端が尖る。両手に純白色の長手袋をつけており、編み上げ模様が増えたニーハイロングブーツへと変わる。
スーパーキュアムーンライト
肩の袖飾りの装飾が一回り大きくなり、コスチュームの黒い部分は白に変わる。スカートの先端が鋭く尖り、サンシャイン同様のニーハイロングブーツへと変わる。通常時には素手だった右手にも短い手袋をつけている。
必殺技
プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ
花よ咲き誇れ!」の掛け声で4人が同時に放つ必殺技。ハートキャッチミラージュから純白の衣を纏った巨大な女神を召喚し、4人の掛け声で女神を操り、拳を叩きつけて地面を粉砕しつつ敵をその掌中に収める。最後は通常の必殺技と同様の動作で浄化する。

ミラージュプリキュア [編集]

プリキュアパレスでの試練において、キュアブロッサム・キュアマリン・キュアサンシャイン・キュアムーンライトの4人の前に現れたそれぞれの鏡像。

ミラージュブロッサム
つぼみ自身の心の迷いを指摘する。髪型はブロッサムと異なり、腰程度まで伸びたロングヘアーになっている。色もブロッサムと異なる。
ミラージュマリン
えりかの姉に対するコンプレックスを指摘する。髪型は変身前のえりかに近く、色もマリンと異なる。
ミラージュサンシャイン
いつきが抑えていた自分の気持ちのことを指摘する。髪型はサンシャインと異なり、腰程度まで伸びたロングヘアーになっている。色はほぼ同一。
ミラージュムーンライト
ゆりがコロンを失った際の悲しみを指摘する。髪型は同様だが頭頂の花飾りがなく、色が暗くなっている。

無限シルエット [編集]

変身時の掛け声は「宇宙に咲く大輪の花!」。変身後の名乗りは「無限の力と無限の愛を持つ星の瞳のプリキュア!ハートキャッチプリキュア、無限シルエット!!」。ハートキャッチミラージュを介して無限の可能性と力を引き出し、4人のプリキュアとそのパートナー妖精達が1つとなり、巨大化した砂漠王デューンに匹敵する大きさとなった奇跡の姿。基本的な容姿は変身前のつぼみに近似しており、喋る際もつぼみの声で話す。衣装は白一色で、左胸のエンブレムを除けば装飾の類は殆ど無く、衣装や髪型の一部に4人のプリキュアの面影・特徴を残しており、妖精が変化したものと同型のマントを身につけている。左右の瞳はそれぞれが星の光のように多様な色彩に変化しながら瞬き、擬似的なオッドアイとなっている。

必殺技
プリキュア・こぶしパンチ
食らえ、この愛」の台詞[注釈 15]の後に放つ、殴るのではなく憎しみで満ちたデューンの胸に拳を当てハート(愛)を与えた浄化技。

キュアフラワー [編集]

かつて若い頃にプリキュアであった、花咲薫子が変身した姿。変身時の名乗りは「聖なる光に輝く一輪の花、キュアフラワー!」。

長いピンク色のソバージュの髪型が特徴で、左右には花の髪飾が施されている。エンブレムはブロッサム達と同じく胸の中央についているが、リボンではなくピンク色のバラがあしらわれており、全身が薄桃色の燐光に包まれている。自前の飛行能力を持っており、自由自在の空中機動が可能。その他花びらによるバリアや光の網による拘束技など、様々な特殊能力や技を持つ。

キュアムーンライトの前代にしてかつて歴代最強と謳われた伝説のプリキュアであり、シプレとコフレは今も薫子をそう呼んでいる。50年前にひとりで砂漠の使徒と戦い、ハートキャッチミラージュの力で辛うじてデューンを退けることに成功したが、その代償としてココロパフュームが壊れてしまい変身能力を失った。第44話においてクリスマスの夜だけに再び変身して若返った姿となり、砂漠の使徒を圧倒するも、全盛期の力は既に失われておりフォルテウェイブなどの浄化技を使う力は残されていない。

1回ではあるが劇中で変身を披露し、しかも「キュア」名称が付いてはいるが、「プリキュアオールスターズ」扱いはされていない。変身披露後に唯一出演したオールスターズ映画『DX3』(2011年3月公開)でも、(コッペが居ないとはいえ)変身は披露せず、プリキュア達の動向を見守ったり、応援しているだけである。

通常技
プリキュア・フラワーキャンドル
敵の足下に円状のフィールドを展開し、フィールド内部の花冠を高速回転させて敵の体勢を崩す。
プリキュア・フラワーカーニバル
敵を包囲するように4枚の花冠を放ち、そこから更に自身の分身を出現させて飽和攻撃をかける。デザトリアン内部に侵入することで幹部への直接攻撃が可能。

ダークプリキュア [編集]

プリキュアの名を冠しながらも、敵勢力側であるサバーク博士の腹心として砂漠の使徒に加担する悪のプリキュア。

髪の毛は暗い緑色のおかっぱと赤黒くなる花のような飾りが特徴。全身黒いゴスロリ風のコスチュームで、一部が赤くなっている。背中の左側にコウモリのような片翼を生やしているのが特徴で、自由に空を飛んだり、プリキュアの必殺技を防いだりできる。右目が金色、左目が青のオッドアイであり、普段閉じている右目を開くと超能力や衝撃波を放つことができる。また、手から赤いエネルギー弾や電撃を放ち攻撃することも可能。ムーンライトとは左右逆に、左手にのみ黒色の手袋をしている。

凄まじい戦闘能力を持ち、第1話冒頭でムーンライトを撃破したほか、その後のブロッサム、マリンとの対決では合体技を打ち破り、ほぼ一撃で2人を変身解除にまで追い込んだ。また、サンシャインを加えた3人との交戦でも余裕を見せていた。戦闘以外の面でも、プリキュアの名を騙り自ら破壊活動を行うことでプリキュアの名を貶めるなど、デザトリアンに頼らない作戦行動を取る。

必殺技
ダークフォルテウェイブ
ダークタクトから放つ必殺技。赤黒い花の形をしたエネルギー弾を飛ばす。
プリキュア・ダークパワー・フォルティシモ
ダークタクトから放つ必殺技。フォルテッシモ記号のような形をした赤色のエネルギーを纏って突撃する。

合体技 [編集]

共通
二人のプリキュアによって繰り出される。
プリキュア・大爆発
二人のプリキュアが手を繋いだ状態で放つ技。両手でも片手でも可能。二人を中心に大爆発を起こし、敵や自分を拘束している物体等を吹き飛ばす。劇中ではブロッサム・マリン、マリン・サンシャインの組み合わせのみ披露。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
ムーンライトの技と同名だが、こちらは二人で放つ必殺技。主にブロッサム・マリンによって繰り出されるが、アイテムや組み合わせに関わらずプリキュアが二人揃えば使用することが可能である[注釈 16]。「集まれ、二つの花の力よ!」という掛け声で花の力を集めて、二人で手を繋ぎ放つ強力な必殺技。まず、タクトを振ってフォルテッシモ記号のような形をしたピンクとブルーのエネルギーを生み出す。それを身に纏ったうえで敵に突撃し、敵の身体をハート型に貫き、こころの花を奪還する。その後、「ハートキャッチ!」の掛け声とともに花弁の大爆風が起きる。最後はクリスタルドームでエネルギーを送り込んで浄化する。
キュアブロッサム、キュアマリン
プリキュア・ダブルシュート
ブロッサムとマリンの手から、それぞれ単発でピンクとブルーのエネルギー光弾を放つ合体技。
ダブル・プリキュア・パンチ
ブロッサムとマリンが同時にパンチを繰り出す技。
プリキュア・クリスマス・インパクト
ブロッサムとマリンがハートマークを描くように両腕を繋ぎ、そこからハート型の巨大な光弾を打ち出す技。
キュアブロッサム、キュアサンシャイン
プリキュア・ダブル・インパクト
ブロッサムとサンシャインが同時にパンチを繰り出し、衝撃波として放つ破壊技。
キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン
プリキュア・インパクト
プリキュア三人が同時にエネルギー光波を掌に集中させ、直接叩き込む技。敵を大きく吹き飛ばすことができる。
プリキュア・シャイニング・フォルティシモ
三人の特訓によって編み出された合体必殺技。キュアサンシャインがゴールドフォルテバーストの力で太陽のような光のゲートを中空に作り出し、キュアブロッサムとキュアマリンがプリキュア・フローラルパワー・フォルティシモでデザトリアンに突撃する際にそのゲートをくぐることで、二人の体が黄金に輝き必殺技の効果が増強される。

関連アイテム [編集]

各プリキュアが、変身や攻撃などに使用するアイテム。

ココロパフューム
プリキュアへの変身や特殊能力の付与のために使用する香水瓶型のアイテム。本体中央部の丸い窪みに「プリキュアの種」や「こころの種」を装填し、ココロパフュームから体に光の香水を振りかけることで種に応じた効果を付与できる。プリキュアに変身後はタッチすることでココロパフュームキャリー(ピンク色の細長い巾着袋)が現れ、一瞬で収納される。
シャイニーパフューム
キュアサンシャイン専用のココロパフューム。形状は同じだが、本体色は金黄色で、レリーフ部分のデザインが異なる。
プリキュアの種
プリキュアの徽章を刻む丸い形の種。プリキュアの種を装填したココロパフュームから光の香水を振り掛けることでプリキュアに変身できる。プリキュアの種は妖精が胸につけているブローチから変身のたびに産み出される。
キュアムーンライトはパートナー妖精を失っているがプリキュアの種は本人が持ち続けている。ムーンライトの種は物語開始時点では砕けており、プリキュアへの変身能力は失われているが、強度は低いもののバリアを張るなど、ある程度の超常的な力を発動することもできた。また、ダークプリキュアが持つムーンライトの種の片割れと共鳴のような現象を起こすことがあり、ダークプリキュアはこれによりムーンライトの居場所を探ったこともある。なお、この種は第33話で修復されているが、あくまでも欠けた部分をココロポットの力で補っているだけであり、ダークプリキュアが持っている欠片はそのままの状態になっている。第48話において欠片を取り戻し、種は完全に修復された。
こころの種
デザトリアンを倒した際、浄化されたこころの花からシプレかコフレが生み出す種(どちらが生み出すかは回によって異なる)。産まれる際、彼らのお尻から白い光をまとって出てくる。さまざまな色と種類が存在する。こころの種を装填したココロパフュームから光の香水を振り掛けることで、種の色に応じた特殊な効果が付与できる。なお、玩具では花の名前と宝石や貴金属の名前を組み合わせた、個別の名前がつけられている。
レッドの種
使用時の掛け声は「レッドの光の聖なるパフューム! シュシュッと気分でスピードアップ!」。身体が赤色に発光し、移動や攻撃のスピードが大幅に向上するが、あまりに高速すぎて目を回したり、自滅することもある。
ブルーの種
使用時の掛け声は「ブルーの光の聖なるパフューム! シュシュッと気分でクリアになーれ!」。戦闘では使用していないが、気分を晴れやかにする効果がある。
マゼンタの種
使用時の掛け声は「マゼンタの光の聖なるパフューム! シュシュッと気分でがんばっちゃおう!」。身体がマゼンタ色に発光し、戦意が高揚する。
ココロポット
精霊が生んだ「こころの種」を溜めておくためのアイテム。小さなガラスの壺のような外観をしている。こころの種を蓋のくぼみにはめ、ハンドルを回すとポットの中に落ちて収納される。ココロポットにこころの種が一杯に溜まれば、こころの大樹が蘇ると言う。当初はコフレが持っていたが、シプレと交替で持ったり、コッペに預けたりすることもある。
蓋の部分は取り外すことでコンパクト型のアイテムになり、第33話以降はキュアムーンライトの変身アイテムも兼ねるようになった。プリキュアの種はこころの種を収納する際と同じ動作で装填され、変身後はキュアムーンライトのエンブレムに変化する。
ポットの中の「こころの種」の力で砕かれたキュアムーンライトのプリキュアの種の力を補っており、補修された部分は赤紫色に発光している。
ハートスコープ
妖精が持っている、ハート型のレンズのような道具。人間やデザトリアンの体内にあるこころの花を見ることができる。
キュアフルミックス
精霊の主食である飲み物が入ったアイテム。オレンジ色と緑色を基調としたシェーカーのような形状で、ジュースのようにストローで吸って食べる。激しく振ることで中身が補充され、上部のボタンを押して配合を決められる。なお、味の方は「まったりとした舌触り、病みつきになる甘さ」らしく、幸せになる味らしい。なお、他シリーズの妖精と異なり、キュアフルミックス以外の物を喫食する描写が無い。
ハートキャッチミラージュ
プリキュアの持つ可能性と力を無限に高めることができる鏡台型精霊アイテム。プリキュアの城「プリキュアパレス」で眠り続けており、手に入れるには先代のプリキュアと戦って打ち勝たなければならない。強大な力を秘めているが、限界を超えた力を引き出した場合、その反動でプリキュアへの変身能力を失ってしまう危険性もある。かつてデューンと戦った際にこのアイテムの力を引き出したキュアフラワー(薫子)もその反動によってココロパフュームが壊れ、変身能力を失った。その他、こころの大樹へのワープ、ハートスコープのようにこころの花を映すといった機能も備えている。使用する際は台座の四隅にあるボタンを押したり、本体付属のハートキャッチペンで台座中央部のテーブルを回すことで操作する。
ガールズトイ事業部の商品化では「ハートキャッチドレッサー♥」という仮の表記で発表された。

武器 [編集]

今作のプリキュアは全員武器を標準装備で所持している。プリキュア以外の者が武器を使用しようとしても武器の本来の能力は発揮されない[注釈 17]

フラワータクト
サンシャイン以外のプリキュアが必殺技を使用するために召喚するタクト型のアイテム。「集まれ! 花のパワー!」という掛け声で胸に着けたエンブレムから取り出す。必殺技以外にも光弾やエネルギー波などを放つ武器としても使える(直接攻撃に使用される時もある)。グリップ部にハート型の飾りがあしらわれており、前端部には大きい水晶が装着されている。本体中央部にあるクリスタルドームには世界の花のパワーが篭められており、プリキュアがクリスタルドームを手で回転させることによりプリキュアのパワーと花のパワーがミックスされ能力を発揮する。なお、タクトを持たずに変身を解くとタクトはそのまま残る。
ブロッサムタクト
キュアブロッサムの使用するフラワータクト。ハートの部分がピンク色になっているのが特徴。
マリンタクト
キュアマリンの使用するフラワータクト。ハートの部分が水色になっているのが特徴。
ムーンタクト
キュアムーンライトの使用するフラワータクト。ハートの部分が紫色になっているほか、ブロッサムタクトやマリンタクトでは金色になっている部分が銀色になっていて、クリスタルドーム内の水晶が桃・白・バイオレット・紫・青色で統一されているのが特徴[注釈 18]
ダークタクト
闇の力よ集え!」という掛け声で胸元の丸いブローチから取り出す、ダークプリキュアの使用するフラワータクト。他のタクトと異なり基本色が黒く、前端部の水晶は赤い色で先端が尖った形になっている。必殺技とは別に、花を枯れさせる赤い光線を放つこともできる。
シャイニータンバリン
キュアサンシャインが必殺技を使用するためのタンバリン型のアイテム。フラワータクトと同様「集まれ! 花のパワー!」という掛け声で胸に着けたエンブレムから取り出す。外周部にひまわりの花状の金色の飾りがついていて、黄色とオレンジ色のハート型の宝石が交互にあしらわれており、この外周部を回転させることで力を発揮する。浄化時はタンバリン自体を回す。またフラワータクトとは異なり、劇中で直接攻撃で使用されることはなかった。

作中用語 [編集]

希望ヶ花市
本作の主要な舞台で、つぼみとえりかといつきが住む街。
HANASAKIフラワーSHOP
花咲家が経営している花屋。仕事で親が家にいないことを寂しがっていたつぼみのために、両親が仕事を辞めて開いた店である。
フェアリードロップ
来海家で、母親が経営しているファッションショップ。本作の単独映画では海外進出を果たした。
こころの大樹
声 - 鶴ひろみ
歴代のプリキュア達が守ってきた樹木。浮遊する島に生えており、世界中の上空を彷徨っている。本作における妖精たちを生み出した存在。人間一人ひとりが持つ「こころの花」の源でもあり、大樹が枯れると全ての人の心が消えてしまう。砂漠の使徒はこれを枯らすことで世界を征服しようと企む。一方、大樹は妖精を派遣してプリキュアを作り出すことで砂漠の使徒に対抗している。第一話冒頭でダークプリキュアの攻撃を受け、大樹の花(こころの花ではない)が全て落ちてしまったため、枯れてこそいないものの大樹の力は弱まっている。弱った力はこころの種を集めることで回復する。
大樹には自意識があるらしく、妖精たちとは言葉を介さずに意思疎通ができるほか、32話ではテレパシーでプリキュア達に語りかけている。また、自ら雲を出してカモフラージュしたり、瞬間移動ができたりと、ある程度の防御策も持っている。第24話においてダークプリキュアや砂漠の使徒による攻撃を防ぐため、キュアサンシャインとポプリによって光の結界が張られた。それ以後は再び移動を続けていたようだが、第32話以降はプリキュアパレス上空に留まる。
第45話でパワーアップしたデューンの魔力によって枯れてしまうが、第49話(最終回)でデューンが浄化された後で新しい木の芽が誕生し、現在もこころの種の力で成長を続けている。
こころの花
人間一人ひとりの心の中に咲いている花。こころの花は悩みや苦しみなどの負の感情を抱えることで萎れていく。自分の心を閉じ込めている状態になると、鳥かごに覆われるなどの変化もある。砂漠の使徒の幹部は、こころの花が少しでも萎れている人間を見つければ、その人間から花を奪うことができる。奪われたこころの花は角柱型のクリスタルに閉じ込められた形で顕現し、花を奪われた人間の肉体は小さな水晶球に閉じ込められる。
砂漠の使徒の幹部は、奪ったこころの花をなんらかの物体に憑依させることでデザトリアンを生み出せる。そのデザトリアンが暴れることで媒体にされたこころの花はさらに萎れていき最終的には枯れ果てることになる。花を奪われた人間は水晶玉の中で苦悶する描写も見られ、花が完全に枯死した場合は永遠に水晶球の中で眠り続けることになる。プリキュアがデザトリアンを浄化した後、取り返したこころの花のクリスタルを水晶球に当てることで、花を奪われた人間は復活する。
こころの花はこころの大樹とつながっており、誰かのこころの花が枯れることでこころの大樹も弱っていく。
45話で地球が砂漠化した際、街の人々が結晶に包まれている一方で、プリキュアにこころの花を取り戻されたことのある人物は結晶化しなかった。
プリキュアパレス
雲の上にそびえる城。薫子の植物園にある樹木に備えつけられた扉をくぐることで訪れることができる。プリキュアに試練を与え、乗り越えたものにハートキャッチミラージュを授ける。内部には歴代の(これまでこころの大樹を守ってきた)プリキュアの石像が建てられた間も存在する。最後の試練を乗り越えた際に自身の石像が現れる。
ダークブレスレット
サバーク博士が三幹部に与えた新たな力。第31話から登場。紫色の大きいダイヤ型の飾りがついた、黒い細身のグローブ。三幹部がダークブレスレットの力を使用すると三幹部はデザトリアンの体内に入り込み、デザトリアンにした者のこころの花に直接触れることでそれを完全にコントロールすることができる。これによりデザトリアンは自身の意思で暴れている時よりも見た目・凶暴性がパワーアップし、奪われたこころの花も急速に萎れていく。また三幹部達本人の戦闘能力を強化することもできる。

スタッフ [編集]

東映からのプロデューサーは梅澤淳稔が、劇伴は高梨康治が前作から引き続き参加する。なお、高梨が作曲した前作の楽曲に限り、『Yes! プリキュア5』シリーズまでは佐藤直紀の楽曲間で行われていたシリーズ作品の楽曲を流用する手法が復活した。

シリーズディレクターには、『Yes! プリキュア5』シリーズの映画版で監督を務めた長峯達也を起用[注釈 19]し、キャラクターデザインには馬越嘉彦が、シリーズ構成には山田隆司が配置された。2人はプリキュアシリーズ初参加にして『おジャ魔女どれみ』シリーズ以来の同時間帯作品での起用[注釈 20]となる。同シリーズのメインスタッフを合流させた[注釈 21]ことは、『どれみ』で演出デビューした長峯の意向を尊重してのことで、気心の知れたスタッフであると同時に、「『どれみ』を知らない今の子供たちにとっては『プリキュア』への新鮮な風になる」という意図もある[2]

なお本作の好評により、『おジャ魔女どれみ』シリーズはライトノベル『おジャ魔女どれみ16』として復活することになった[18]

主題歌 [編集]

主題歌は、オープニングテーマにシリーズ初参加の池田彩C-ZONE、2010年11月より単独で活動。)を起用。また、エンディングテーマの歌手は『Yes! プリキュア5』シリーズのオープニングテーマを歌っていた工藤真由である。EDにおけるCG技術は本作にも継承され、ダンス振りつけも前田健が続投した。

「Alright!ハートキャッチプリキュア!」、「ハートキャッチ☆パラダイス」、「Tomorrow Song 〜あしたのうた〜」については前作までにおける「通常のインストゥルメンタル」ではなく、「インストゥルメンタルにカラオケメロが追加されたもの」がシングルCDに収録されている。このため「通常のインストゥルメンタル版」はCD化されることはなかったが、「 ハートキャッチプリキュア!オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・サウンド・バースト!! 」にボーナストラックとして収録された。なお「無印・MaxHeart」時代にはサウンドトラックにオープニング曲のインストゥルメンタルがフルサイズで収録されていた。

オープニングテーマ [編集]

「Alright!ハートキャッチプリキュア!」
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌、歌 - 池田彩
第2話、第24話、最終話ではアバンタイトルなしで番組開始後即オープニングが流れた。
特別仕様オープニングはいずれも本放送のみの使用で、遅れネットや再放送、DVDでは通常のオープニングに差し替えられている。
オープニング映像の変遷
第14話から部分修正があった(詳細は「話題」を参照)[注釈 23]
第25話からオープニング映像が新たなプリキュアやポプリが登場する物にマイナーチェンジされた。
第42話からオープニング映像が再びマイナーチェンジされ、キュアブロッサムとキュアマリンが二人で必殺技を放つシーンがキュアサンシャイン、キュアムーンライト、コッペの戦闘シーン及びプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラを放つシーンに差し替えられた。
特別仕様オープニング
第5話 - 第8話は『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』の本編映像を一部使用した特別仕様。
第37話 - 第41話は『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』の本編映像を一部使用した特別仕様。

エンディングテーマ [編集]

「ハートキャッチ☆パラダイス」(第1話 - 第24話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - marhy、編曲 - 久保田光太郎、歌 - 工藤真由
第22話ではBパート終了後CMを挟まずエンディングと次回予告が流れた(提供クレジットとエンドカードはCMの後)。
踊っているのは、花咲つぼみと来海えりかの2人。途中からはキュアブロッサムとキュアマリンに変身する。
「Tomorrow Song 〜あしたのうた〜」(第25話 - 第49話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌、歌 - 工藤真由
第46話以降の(2011年(平成23年)1月放送分)ではBパート終了後CMを挟まずエンディングと次回予告と新番組『スイートプリキュア♪』の番宣が流れた(提供クレジットとエンドカードはCMの後)。
踊っているのはキュアサンシャインとキュアムーンライトを加えた4人となった。最後には4人の強化形態「スーパーシルエット」が本編に先駆け登場している。

挿入歌 [編集]

「つ.ぼ.み 〜Future Flower〜」(第4話、第24話、第25話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 水谷広実、歌 - 花咲つぼみ / キュアブロッサム(水樹奈々)
「スペシャル*カラフル」(第8話、第19話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 藤澤健至、歌 - 来海えりか / キュアマリン(水沢史絵)
「MOON 〜月光〜ATTACK」(第35話、第47話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 藤澤健至、歌 - 月影ゆり / キュアムーンライト(久川綾)
「HEART GOES ON」(第36話、第38話、第48話)
作詞 - 青木久美子、作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌、歌 - 工藤真由、池田彩
「Power of Shine」(第46話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 藤澤健至、歌 - 明堂院いつき / キュアサンシャイン(桑島法子)

各話リスト [編集]

  • サブタイトル表記時の背景とBGMは前作では週替わりだったが再び固定の背景とBGMに戻った[注釈 24]。一方で番組終了時に表示されるエンドカードは、過去シリーズでは毎週週替わりだったが、今作では特定の話数に進むまでは同じものが使われている。
  • 花言葉は本編中で語られたものを中心に記述しており、東映アニメーション各話あらすじ、及びプリキュア花だんで言及されているものには別途注釈を設けている。
  • 本作のサブタイトルはつぼみの口調(敬語)で統一されており、読み上げもつぼみ役の水樹奈々が行う。
  • 放送日は系列キー局のテレビ朝日基準。
話数 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術監督 花言葉 本放送日
1 私、変わります!変わってみせます!! 栗山緑 長峯達也 馬越嘉彦 増田竜太郎 四つ葉のクローバー(幸福)[注釈 25] 2010年
2月7日
2 私って史上最弱のプリキュアですか?? 黒田成美 小島彰 戸杉奈津子 白いシクラメン(純潔)
赤いシクラメン(嫉妬)
2月14日
3 2人目のプリキュアはやる気まんまんです! 岩井隆央 伊藤智子 増田竜太郎 ポインセチア
(私の心は燃えている)
2月21日
4 早くもプリキュアコンビ解散ですか? 米村正二 川田武範 川村敏江 須和田真 ブルースター(信じる心) 2月28日
5 拒否されたラーメン!親子の絆なおします! 成田良美 畑野森生 奥山美佳 井芹達朗 タイム / サルビア(家族愛) 3月7日
6 スクープ!プリキュアの正体ばれちゃいます!? 伊藤睦美 勝間田具治 河野宏之 佐藤千恵 ブラックベリー(人を思いやる心) 3月14日
7 あこがれの生徒会長!乙女心はかくせません!! 栗山緑 小川孝治 爲我井克美 増田竜太郎 牡丹
(王者の風格、高貴、恥じらい)
3月21日
8 カリスマモデルのため息!って、なぜですか? 井上美緒 志水淳児 ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
ダリア(優雅) 3月28日
9 スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます!? 成田良美 境宗久 小島彰 井芹達朗 白いヒヤシンス(こころ静かな愛) 4月4日
10 最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました! 米村正二 長峯達也 馬越嘉彦 須和田真 ゼラニウム(真の友情) 4月11日
11 アチョー!!カンフーでパワーアップします!! 伊藤睦美 岩井隆央 伊藤智子 佐藤千恵 ジギタリス(熱い思い) 4月18日
12 ドッキドキです!プロポーズ大作戦!! 井上美緒 川田武範 奥山美佳 本田修 チューリップ(永遠の愛) 4月25日
13 真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!! 栗山緑 座古明史 河野宏之 田中美紀 リュウゼツラン(繊細)[19] 5月2日
14 涙の母の日!家族の笑顔守ります!! 成田良美 小川孝治 川村敏江 渡部葉 カーネーション(母への愛) 5月9日
15 なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!! 米村正二 畑野森生 爲我井克美 井芹達朗 すみれ(謙虚)
アヤメ(仲直り〈良いしらせ〉)
5月16日
16 ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!! 伊藤睦美 黒田成美 ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
須和田真 ブーゲンビリア(情熱) 5月23日
17 認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!! 井上美緒 岩井隆央 小島彰 杦浦正一郎
斎藤信二
ツツジ(努力) 5月30日
18 最強伝説!番長登場、ヨロシクです!! 米村正二 地岡公俊
中尾幸彦
青山充 増田竜太郎 ハナミズキ
(わたしの想いを受け入れて)
6月6日
19 涙の嫁入り!父の日の記念写真です!! 伊藤睦美 大塚隆史 奥山美佳 倉本章 みかん(花嫁の喜び) 6月20日
20 第3の妖精!ポプリはかわいい赤ちゃんです!! 栗山緑 志水淳児 河野宏之 渡部葉 ブロワリア
(あなたは魅力に富んでいる)
6月27日
21 妖精アドベンチャー!プリキュアスカウト作戦です!! 井上美緒 座古明史 稲上晃 井芹達朗 シャクナゲ(威厳) 7月4日
22 ついに見つけました!!3人目のプリキュア!! 米村正二 小村敏明
広嶋秀樹
伊藤智子 増田竜太郎 サザンカ(ひたむきな愛) 7月11日
23 キュアサンシャイン誕生ですっ!! 成田良美 畑野森生 馬越嘉彦 須和田真 スパティフィラム
(清らかな心、爽快)[19]
7月18日
24 こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!! 境宗久 爲我井克美 倉本章 カモミール(苦難に耐える) 7月25日
25 海へゴーです!いつきウキウキ夏合宿! 伊藤睦美 川田武範 小島彰 渡部葉 ユーチャリス[20](清らかな心)[19] 8月1日
26 勇気を出して!友達になるって素敵なんです!! 井上美緒 岩井隆央 ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
井芹達朗 いちごの花(尊敬と愛) 8月8日
27 おじいちゃんはイケメンさん?キュアフラワーの初恋です! 米村正二 小川孝治 青山充 杦浦正一郎
大谷正信
ラベンダー
(わたしは待っています)
8月15日
28 サバーク史上最大の作戦!夏休みの宿題おわりません!! 成田良美 黒田成美 奥山美佳 佐藤千恵 チトニア[20](優美)[19] 8月22日
29 夏、ラストスパート!私のドレスできました!! 伊藤睦美 織本まき子 稲上晃 須和田真 菜の花(元気いっぱい) 8月29日
30 ポプリが家出!いつき、ボロボロです!! 井上美緒 大塚隆史 河野宏之 田中美紀 バーベナ(家族の幸福) 9月5日
31 悲しみの正体!それは、ゆりさんの妖精でした… 米村正二 地岡公俊
広嶋秀樹
青山充 井芹達朗 ほうれん草の花(活力) 9月12日
32 イケメンさんと対決?そんなの聞いてないです〜!! 成田良美 座古明史 伊藤智子 渡部葉 コスモス[20](乙女の真心)[19] 9月19日
33 キュアムーンライト、ついに復活ですっ!! 栗山緑 畑野森生 爲我井克美 佐藤千恵 ユリ[20]
(威厳、純潔、無垢)[19]
9月26日
34 すごいパワーです!キュアムーンライト!! 小川孝治 馬越嘉彦 須和田真 ヒガンバナ[20](情熱)[19] 10月3日
35 ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!! 伊藤睦美 岩井隆央 ポール・アンニュヌエボ
フランシス・カネダ
ききょう(変わらぬ愛) 10月10日
36 みんなが主役!わたしたちのステージです!! 井上美緒 黒田成美 小島彰 井芹達朗 アスター(信じる心) 10月17日
37 強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!! 米村正二 境宗久
畑野森生
奥山美佳 渡部葉 パンジー(心の平和)[19] 10月24日
38 プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!! 長峯達也 稲上晃 佐藤千恵 キンモクセイ(真実)[19] 10月31日
39 えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!! 成田良美 地岡公俊
広嶋秀樹
河野宏之 スギ浦正一郎 きく(高貴)[19] 11月14日
40 さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です! 栗山緑 織本まき子 ポール・アンニュヌエボ
フランシス・カネダ
井芹達朗 カタクリ
(嫉妬・寂しさに耐える)
11月21日
41 妖精が変身!?プリキュア劇団はじめました!! 伊藤睦美 小川孝治 山岡直子 須和田真 ベニバナ(包容力) 11月28日
42 とまどいのゆりさん!ラブレター見ちゃいました… 井上美緒 うえだひでひと
広嶋秀樹
伊藤智子 渡部葉 さくらんぼ(小さな恋人) 12月5日
43 あたらしい家族!私、お姉さんになります!! 成田良美 うえだひでひと
岩井隆央
爲我井克美 佐藤千恵 スズラン(幸福の訪れ) 12月12日
44 クリスマスの奇跡!キュアフラワーに会えました! 栗山緑 畑野森生 小島彰 田中美紀 カスミソウ(夢見心地)[19] 12月19日
45 もうダメです…世界が砂漠になりました… 伊藤睦美 黒田成美
広嶋秀樹
奥山美佳 杦浦正一郎
大谷正信
- 12月26日
46 クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!! 井上美緒 織本まき子
地岡公俊
ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
井芹達朗 ノコギリソウ(戦い)
ハマナス(美しい悲しみ)
2011年
1月9日
47 嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!! 米村正二 小川孝治 河野宏之 須和田真 - 1月16日
48 地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です! 栗山緑 長峯達也
広嶋秀樹
馬越嘉彦 田中美紀 1月23日
49 みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!<終> 長峯達也 1月30日

放送局 [編集]

放送局 放送期間 放送曜日 時間 備考
ABC(制作局)テレビ朝日系列 2010年2月7日 - 2011年1月30日 日曜日 8:30 - 9:00 同時ネット
山陰放送TBS系列 2010年2月13日 - 2011年2月5日 土曜日 11:15 - 11:45 6日遅れ
宮崎放送(TBS系列) 2010年7月20日 - 2011年7月12日 火曜日 15:30 - 16:00 番組販売
156日遅れ

制作局のABCでは全国高校野球選手権大会中継に伴う放送日時の変更が行われた。

視聴率 [編集]

平均視聴率は6.5%、最高視聴率は8.4%、最低視聴率は3.8%。(ビデオリサーチ調べ)

映画 [編集]

映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?
2010年10月30日公開。
映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!
2010年3月20日公開。本作からはキュアブロッサム、キュアマリンが登場。
映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花
2011年3月19日公開。本作からは『DX2』の2人に加え、キュアサンシャイン、キュアムーンライトが登場。

漫画 [編集]

漫画雑誌なかよし』(講談社2010年(平成22年)3月号から2011年(平成23年)2月号まで、漫画版が連載されていた。これまでのシリーズ同様、上北ふたごが手掛ける。2月号で終了するため、他シリーズと同様にクライマックスの手前で連載が終了した。

単行本としての発行は行われていないが、2010年(平成22年)年7月22日発行の『ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! まるごとキュアサンシャイン!』(ISBN 978-4063794779)に第1話から第7話までが、2011年(平成23年)2月7日発行の『スイートプリキュア♪&ハートキャッチプリキュア! おはなしブック!』(ISBN 978-4063895322)には第8話から第12話及び書き下ろしの最終回が収録されている。

また、花咲つぼみのこころの花が漫画版ではサクラと設定されており、プリキュアとしての花も、4人の中で唯一こころの花と同じものになっている。

漫画版でモチーフとなった花や紹介された花言葉は以下のとおり。

話数 花言葉
1 風船唐綿 隠された能力
2 葛の花 芯の強さ・恋のため息
3 デンドロビウム わがままな美人・思いやり
4 ネコヤナギ 自由な心
5 竜舌蘭
6 - 8 ひまわり
11 ポインセチア 聖なる願い・祝福・わたしの心は燃えている
最終話

関連商品 [編集]

音楽CD [編集]

いずれもマーベラスエンターテイメントより発売。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は「ハートキャッチプリキュア! サウンドアルバム」を参照。

シングル
  1. Alright! ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス』(2010年(平成22年)3月17日発売)
    • 通常盤:MJCD-23080
    • CD+DVD盤:MJCD-23079
    オープニングテーマとエンディングテーマを2曲収録。初回限定封入特典は、通常盤がジャケットイラスト・ステッカーで、CD+DVD盤がハートキャッチドリームダンスのオリジナルカード。定価は1,803円(税込)。チャート最高位は3位。
  2. つ.ぼ.み 〜Future Flower〜/スペシャル*カラフル』(2010年(平成22年)4月21日発売、MJCD-23086)
    挿入歌2曲を収録した両A面シングル。初回限定封入特典にオリジナルステッカーがある。定価は1,260円(税込)。
  3. Tomorrow Song 〜あしたのうた〜』(2010年(平成22年)9月8日発売)
    • 通常盤:MJCD-23090
    • CD+DVD盤:MJCD-23089
    後期エンディングテーマと劇中歌を2曲収録。初回限定封入特典は、通常盤がジャケットサイズステッカーで、CD+DVD盤がデータカードダス・プリキュアオールスターズ・オリジナルカード。CD+DVD盤定価は2,100円(税込)。通常盤定価は1,260円(税込)。
  4. Power of Shine/MOON 〜月光〜ATTACK』(2010年(平成22年)10月27日発売、MJCD-23092)
    新たな挿入歌2曲を収録した両A面シングル。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。定価は1,260円(税込)。
サウンドトラック
  1. ハートキャッチプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・フォルテウェイブ!!』(2010年(平成22年)6月9日発売、MJCD-20188)
    BGM33曲を収録したサントラ盤。初回封入特典はオリジナル・デザインステッカー。定価は3,150円(税込)。
  2. ハートキャッチプリキュア! オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・サウンド・バースト!!』(2010年(平成22年)12月22日発売、MJCD-20198)
    BGM38曲を収録したサントラ盤。初回封入特典はオリジナルデザインステッカー。定価は3,150円(税込)。
ボーカルアルバム
  1. ハートキャッチプリキュア! ボーカルアルバム1 〜大地と海と陽と月と〜』(2010年(平成22年)7月22日発売、MJCD-20189)
    全12曲イメージソングを収録した初のボーカルアルバム。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。定価は3,150円(税込)。
  2. ハートキャッチプリキュア! ボーカルアルバム2 〜いろとりどりの花言葉〜』(2010年(平成22年)12月22日発売、MJCD-20197)
    全12曲イメージソングを収録した2枚目のボーカルアルバム。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。定価は3,150円(税込)。
  3. ハートキャッチプリキュア! ボーカルベスト』(2011年(平成23年)2月16日発売、MJSA-1001)
    イメージソングを全収録したボーカル・ベストアルバム。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。定価は3,150円(税込)。

DVD [編集]

マーベラスエンターテイメントより2010年(平成22年)6月16日より発売、ポニーキャニオンより販売中。全16巻の各巻3話収録(最終16巻のみ4話収録)[21]で、各巻定価は各3,990円(税込)。第1巻の発売とともにレンタルDVDも同時にリリースされた。第8巻までは各月1巻ずつ、第9巻以降は各月2巻ずつ発売された。なお、ポニーキャニオンでの販売は今作が最後となり、次作「スイートプリキュア」以降はTCエンタテインメントに移行した。

  • 2011年(平成23年)4月20日発売の第14巻で、プリキュアTVシリーズのDVDが通算100巻に到達した。

ゲーム・アプリ [編集]

『ハートキャッチプリキュア! おしゃれコレクション』
バンダイナムコゲームスより2010年(平成22年)8月5日発売のニンテンドーDS専用のコンピュータゲームソフト
新・あそんでプリキュア
東映アニメーションの課金制有料サイトゲーム。2010年(平成22年)5月17日よりサービス開始。
『こえであそぼう ハートキャッチプリキュア!』
東映アニメーションより2010年(平成22年)11月11日発売のニンテンドーDS専用ゲームソフト。
『ハートキャッチプリキュア! デコカメラ』
東映アニメーション・ホビーストックより2010年(平成22年)10月25日発売のiPhone用写真アプリ。
『ハートキャッチプリキュア! パズル』
東映アニメーション・ホビーストックより2010年(平成22年)12月16日発売のiPhone用ゲームソフト。

玩具 [編集]

メインスポンサーであるバンダイは劇中の「こころの種」を玩具として発売[22]。こころの種は全数十種類が順次発売され、種のみが単独で販売されるだけでなく、本作の関連玩具の一部にも数個ずつ封入されている[23]。また、種が付属する関連玩具の中にはこころの種を装填することで種の種類に応じたアクションを起こすものもあり、データカードダスプリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス』にこころの種連動システムが実装されるなど、こころの種の収集意欲を高める狙いの商品展開が行われている。

本作におけるプリキュアの変身アイテム「ココロパフューム」は、従来の変身アイテムシリーズで必ず組み込まれていた液晶画面を用いた育成ゲーム要素を廃止、プリキュアとしては初の完全な変身遊び用の玩具となった[注釈 26]。こころの種を利用した音と光の簡単なゲーム機能(占いあそび、記憶ゲーム、2つのこころの種の色を混ぜるあそび)はついているが、液晶画面を使った電子ゲーム機能はココロポットに移行されている。

話題 [編集]

  • メインキャラクターの担当声優は、プリキュア初参加となる水樹奈々を除き、水沢史絵川田妙子くまいもとこらは、過去のプリキュアシリーズで声を当てた経験がある。水樹と水沢はメインのプリキュア役に決まったことを喜ぶコメントをしている[24][25]
  • 本作のキーになる登場人物であるダークプリキュアは、構想当初は設定されていなかった。しかし、声優オーディションに参加した高山みなみが「あまりに素晴らしかった」(長峯談)ため、高山が担当するにふさわしい人物を設定しなければならないと考えた長峯が、急遽ダークプリキュアを登場させることにしたという[26]
  • 2010年(平成22年)3月28日放送の本作第8話でプリキュアシリーズ通算300回の放送を達成。これを受け、朝日放送の公式携帯サイトでは記念の待受け画面が配布された。
  • 2010年(平成22年)3月には放送倫理・番組向上機構の「視聴者の意見」として「敵に尻で攻撃したり[注釈 27]妖精が黄色いものを出すのが下品だ」というクレームが取り上げられている[27][28][29]。なお苦情に対する公式なコメントはなく、この件との因果関係は明らかではないものの、第14話からは問題視されたシーンにおけるシプレとコフレがこころの種を生み出す演出がオープニング映像と共に修正されており、こころの種になる前の黄色い液体状のものが無くなり、こころの種のみが直接出てくるようになっている[30]。なお、再放送では第13話まで該当箇所は修正されずに放映されている。
  • 2010年(平成22年)6月17日は、フジテレビ系列の『とんねるずのみなさんのおかげでした』のワンコーナー「食わず嫌い王決定戦」に、水樹奈々が出演、番組内では水樹が、キュアブロッサムの変身口上「プリキュア・オープンマイハート!」「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」や、激怒時の口癖「私、堪忍袋の緒が切れました!!」の声を披露した。
  • 2010年(平成22年)7月24日・25日に西武ドームで催された『NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010』では水樹自身がキュアブロッサムの扮装で登場し、着ぐるみのキュアブロッサムとキュアマリンと共演した(25日には、キュアマリン役の水沢も登場)。
  • 今作では「フェアリードロップドレスデザインコンテスト」と銘打った視聴者参加企画を実施し、ABCホームページにて番組内で花咲つぼみが着用するドレスのデザインを一般公募する企画が行われた。同コンテストでグランプリとなった作品は2010年(平成22年)8月29日放送の第29話の劇中で実際につぼみが着用し、受賞者の氏名も同話のエンディングクレジットに記載された。その後データカードダスのカードとして商品化された(現在は販売終了)。また他にも惜しくもグランプリを逃したが「おともだち賞」「たのしい幼稚園賞」に入賞した作品[注釈 28]も入賞者氏名と併せてABCホームページに掲載された。
  • 本作ではオープニングテーマ・エンディングテーマをそれぞれ担当している池田彩工藤真由が軽音部の生徒役で出演し、2010年(平成22年)10月17日放送の第36話にて挿入歌「HEART GOES ON」を劇中で演奏した。またこの回では前述した視聴者参加企画のグランプリ受賞作品をつぼみが文化祭ステージ上で着用する形で再登場した。
  • 2010年(平成22年)12月31日のNHK第61回NHK紅白歌合戦』キャラクター紅白歌合戦コーナーで、プリキュアキャラクターが水樹奈々やAKB48と共に共演し『Alright!ハートキャッチプリキュア』を歌っている[31]
  • 東京国際アニメフェア2011の第10回東京アニメアワードにて馬越嘉彦が本作のキャラクターデザインで個人部門キャラクターデザイン賞を受賞した。また作品自体としても日本オタク大賞2010を受賞している。

脚注 [編集]

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注釈 [編集]

  1. ^ フルネット局のみ。
  2. ^ 転居後も鎌倉の家は人手に渡らず花咲家が所有している。
  3. ^ シクラメンでは映像演出に使いにくいことから、マリンのイメージカラー『青』のコスモスに決定された。[4]
  4. ^ デザトリアンになっている間、一人称が「わたし」になり、口調も女の子っぽくなっている。
  5. ^ キュアムーンライトとしては第12話まで非公開扱いで、クレジットでは『?』と表記されていた。
  6. ^ 第1話のオープニングからマント姿のプリキュアが登場するが、本編に最初に登場したのは24話から。
  7. ^ 制作側も視聴者もプリキュア・妖精・敵と3箇所を把握する必要があり、プリキュアと妖精とが一体化するマントにはそれを軽減という効果もある。[9]
  8. ^ 特にサソリーナは劇中こころの花を取り出した人物から「変な人」と言われたのが4度もある。
  9. ^ 前シリーズまでのプリキュアという意味ではなく、あくまで『ハートキャッチプリキュア!』の世界観の中で、本編よりも過去の時期に活躍していたプリキュアという意味。
  10. ^ 同作では主人公たちのコピー存在である「ダークプリキュア5」が敵役として登場している。
  11. ^ ただし、30話においてはポプリがプリキュアとは無関係の人物にプリキュアに関することを話したことがある。
  12. ^ 例外的に、最終話では砂漠化した地球が復元されている。
  13. ^ 次作『スイートプリキュア♪』では小学生が変身するキュアミューズが登場しており、真の姿は当然キュアマリンより背が低い。
  14. ^ 歴代のプリキュアの中で最も背が高い。
  15. ^ この掛け声は水樹奈々と監督とで「届け」か「食らえ」かのどちらにすべきか協議されたが、薫子役の坂本千夏の一声で最終的に決まった(『水樹奈々のMの世界』#092より)。
  16. ^ ただし、全ての組み合わせが披露されたわけではない。
  17. ^ 第39話でボスナッキーがマリンタクトを使用しようとしたが本来の能力は発揮されなかった。
  18. ^ つぼみ達の夢の中や、一部の商品イラストではブロッサムタクト及びマリンタクトと同様の色になっている。
  19. ^ アニメージュ』2010年2月号(徳間書店)では長峯はテレビシリーズ初監督となっているが、実際はそれ以前にテレビアニメの監督を数作務めている。
  20. ^ 山田は『明日のナージャ』において脚本参加の経験があり、馬越も原画として『ナージャ』やプリキュアシリーズに参加している。
  21. ^ 『どれみ』でプロデューサーを務めた関弘美も本作の企画担当としてメインスタッフに名を連ねている。ただし、馬越や山田と違って関は前年の『フレッシュプリキュア!』からの継続参加である。
  22. ^ 2010年11月14日から2012年3月25日(『スマイルプリキュア!』の8話)までは朝日放送創立60周年のロゴマーク「ABC 60th Anniversary」を表示。
  23. ^ 第13話以前のオープニングはDVDでも修正前の映像がそのまま収録されている。
  24. ^ タイトル字の後方にいる落書きタッチのプリキュアは、話数が進みメンバーが増えるごとに追加されている。
  25. ^ プリキュア花だんではとなっている(花言葉は"心の美しさ")。
  26. ^ ただし、プリキュアに限定しなければ、『Max Heart』のタッチコミューン、『5 GoGo!』のミルキィパレットも該当する。
  27. ^ 第6話での、キュアブロッサムがカメラ型デザトリアンにおしりパンチをしたシーン。
  28. ^ これらの作品は第24 - 28話で番組終了時のエンドカードでグランプリ候補作としても公開された。

出典 [編集]

  1. ^ 記者会見ニュース・東映アニメーション
  2. ^ a b アニメージュ』2010年4月号、徳間書店、2010年3月発行、P.36 - P.37
  3. ^ 第3話。
  4. ^ 長峯達也 (2011年7月5日). “マリンの変身バンク。えりかだから背景CGはエリカの花 ...”. Twitter. 2012年9月12日閲覧。
  5. ^ 第7話。
  6. ^ 第15話。
  7. ^ 第17話・第30話。
  8. ^ 第13話。
  9. ^ 長峯達也 (2011年8月6日). “戦闘中は傍観や解説キャラな妖精がマントになる事でカメ ...”. Twitter. 2012年9月12日閲覧。
  10. ^ a b キャラクター紹介 こころの大樹の妖精”. ハートキャッチプリキュア! 公式サイト. 朝日放送. 2010年6月2日閲覧。
  11. ^ キャラクター紹介 砂漠の使徒”. ハートキャッチプリキュア! 公式サイト. 朝日放送. 2010年6月2日閲覧。
  12. ^ 第40話
  13. ^ 月刊ニュータイプ』2010年5月号(角川書店
  14. ^ プリキュアオールスターズDX2の身長比較画より。なお、年下のレモネードやルミナスはブロッサムと同じ程度の身長である。
  15. ^ 『月刊ニュータイプ』2010年7月号(角川書店)
  16. ^ 『月刊ニュータイプ』2010年8月号(角川書店)
  17. ^ 『月刊ニュータイプ』2010年9月号(角川書店)
  18. ^ 『おジャ魔女どれみ16』第1巻インタビューより。
  19. ^ a b c d e f g h i j k 花言葉はプリキュア花だん及び東映アニメーション公式サイトより。本編中では言及されていない。
  20. ^ a b c d e ここで記載されている花は本編中では登場していない。プリキュア花だんでのみ紹介されている。
  21. ^ ポニーキャニオン公式ホームページ
  22. ^ 【こころの種ネット】公式ホームページ ハートキャッチプリキュア! こころの種
  23. ^ こころの種 関連商品 データカードダス プリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス
  24. ^ 紅白歌合戦に出場した歌手・声優の水樹奈々が新プリキュアの主役に決定(GIGAZINE)
  25. ^ プリキュア主演声優コメント(ABC)
  26. ^ ぴあMOOK プリキュアぴあ
  27. ^ 2010年3月に視聴者から寄せられた意見 - 青少年に関する意見”. 放送倫理・番組向上機構 (2010年3月). 2010年5月22日閲覧。(【低俗、モラルに反する】の3項目目より)
  28. ^ “BPOに「プリキュア」に関する苦情!?”. 日刊テラフォー (マキシムライト). (2010年4月18日). http://www.terrafor.net/news_adVidR3JKi.html 2010年5月21日閲覧。 
  29. ^ “人気TVアニメ「ハートキャッチプリキュア」にクレーム!「妖精が身震いして黄色いものを出す」”. ロケットニュース24. (2010年4月19日). http://rocketnews24.com/?p=30689 2010年5月21日閲覧。 
  30. ^ “BPOに苦情が寄せられた「プリキュア」、問題のシーンを修正”. 日刊テラフォー (マキシムライト). (2010年5月10日). http://www.terrafor.net/news_app2beVHIc.html 2010年6月22日閲覧。 
  31. ^ [紅白歌合戦]水樹奈々「49人目になれますか?」 AKB48とプリキュア披露マイコミジャーナル 2010年12月30日

外部リンク [編集]

ABC制作・テレビ朝日系列 日曜8:30枠
前番組 番組名 次番組
フレッシュプリキュア!
(2009年2月1日 - 2010年1月31日)
ハートキャッチプリキュア!
(2010年2月7日 - 2011年1月30日)
スイートプリキュア♪
(2011年2月6日 - 2012年1月29日)