ハートキャッチプリキュア!

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プリキュアシリーズ > ハートキャッチプリキュア!
ハートキャッチプリキュア!
ジャンル 変身ヒロイン
戦闘美少女女児向けアニメ
アニメ
原作 東堂いづみ
シリーズディレクター 長峯達也
シリーズ構成 山田隆司
キャラクターデザイン 馬越嘉彦
音楽 高梨康治
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 ABCADK・東映アニメーション
放送局 ABC・テレビ朝日系列
放送期間 2010年2月7日 - 2011年1月30日
話数 全49話
その他 ステレオ放送
ハイビジョン制作
文字多重放送
連動データ放送
漫画
原作・原案など 東堂いづみ
作画 上北ふたご
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
発表期間 2010年3月号 - 2011年2月号
巻数 1
その他 12
ゲーム:ハートキャッチプリキュア! おしゃれコレクション
ゲームジャンル ファッションデザイン、ミニゲーム集
対応機種 ニンテンドーDS
開発・発売元 バンダイナムコゲームス
キャラクターデザイン 馬越嘉彦
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2010年8月5日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
コンテンツアイコン
キャラクターボイス あり
ゲーム:こえであそぼう ハートキャッチプリキュア!
ゲームジャンル 声優体験
対応機種 ニンテンドーDS
開発・発売元 東映アニメーション
キャラクターデザイン 馬越嘉彦
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2010年11月11日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
コンテンツアイコン
キャラクターボイス あり
テンプレート - ノート

ハートキャッチプリキュア!』(HEARTCATCH PRECURE!)は、2010年(平成22年)2月7日から2011年(平成23年)1月30日までABCテレビ朝日系列[注釈 1]で放送された東映アニメーション制作の日本テレビアニメ。全49話。

概要[編集]

前作『フレッシュプリキュア!』から設定や登場人物を一新した新シリーズで、「プリキュアシリーズ」の通算7作目にして、5代目のプリキュアである。プリキュアの設定自体は『Yes!プリキュア5』以降のそれに寄りつつも、初期メンバーが2人構成という点や、並びに変身時に妖精の力を必要とするなど、『ふたりはプリキュア Splash Star』までの要素も再び採り入れられている。

前作までのプリキュアシリーズでは、「元気かつ積極的な性格で勉強が苦手である」というのが主人公の性格設定であったが、本作品の主人公は「内気かつ消極的な性格で勉強が得意である」という逆の性格になっており、眼鏡をかけているのも特徴的である。反対に「元気な性格」は、主人公の相棒が引き継いでいる。当初から謎のプリキュアおよび悪のプリキュアの存在をほのめかしたり、かつてプリキュアだった人物の登場、そして変身アイテムを主に使用されていた携帯電話タイプのものから香水へ変更など、新たな試みも多く組み込まれている。さらに、本作品では各プリキュアのテーマソングが製作されており、これらは劇中でも挿入歌として使用されている他、サウンドトラック盤としてもリリースされた。

記者会見において、朝日放送の吉田プロデューサーは原点回帰を意識して初期メンバーのプリキュアを2人にしたということを明らかにした。また、前作のダンスから、本作品では女児が好きなものという意図でファッションを取り入れた[1]。また、各話には登場した花の花言葉を紹介するシーンも含まれている。

企画陣は前作とほぼ同様だが、本作品のシリーズディレクター・長峯の意向により、『おジャ魔女どれみ』シリーズのメインスタッフが合流するなど、初参加と経験者が入り交じった構成となっている(詳細は「スタッフ」を参照)。

本作品での敵組織が作り出す怪物は人間の「心」の負の部分から作りだされるという設定になっており、また各話の物語は人間の心情を扱うものが主軸となっている。『ハートキャッチプリキュア!』のタイトルについても、「子どもたちの心を掴むこと」と「心の大切さを知る物語であること」の2つの意味から名づけられた[2]

本作品から、完全16:9サイズでの放送(アナログ放送ではレターボックス)となった。地上デジタル放送ではデータ放送との連動で、番組放送中にプリキュアポイントを貯めるミニゲームを楽しむことができる。また公式サイトではミニゲーム『プリキュア花だん』が行われており、放送終了後にクイズに答えることにより花を育てていくことが実施された。

本作品から「プリキュア」の英字表記が、前作までの「PRETTY CURE」[注釈 2]から「PRECURE」に変更され[注釈 3]、また「ハートキャッチ」の英字表記は「HEART CATCH」と2つの単語で区切られておらず、「HEARTCATCH」と1つの単語にまとめられている。

本作品の第8話「カリスマモデルのため息!って、なぜですか?」(2010年3月28日放送)でプリキュアシリーズ通算300回の放送を迎えた。

ストーリー[編集]

中学2年生の花咲つぼみは希望ヶ花市に引っ越してくる車中で、こころの大樹が砂漠の使徒に襲われ、キュアムーンライトが敗れゆく夢を見ていた。つぼみは転校を機に内気な自分を変えようと決意したが、強引でマイペースなクラスメイト・来海えりかに振り回されてしまう。新たな環境に戸惑う中、つぼみの前に、夢の中で見たこころの大樹の妖精・シプレコフレが現れる。シプレとコフレを追ってきた砂漠の使徒の幹部・サソリーナは、居合わせたえりかのこころの花を奪ってしまう。つぼみは妖精にプリキュアになる資格があると聴かされ、彼女を救うため、つぼみはシプレの力を借りてプリキュアに変身することを決意する。そして同じくコフレの力でプリキュアになったえりかに続いて、生徒会長・明堂院いつきポプリが現れたことがきっかけでプリキュアに変身し、高等部の月影ゆりもキュアムーンライトに変身する能力も取り戻し、4人でサバーク博士が率いる砂漠の使徒に立ち向かう。だが砂漠の使徒の真の黒幕はサバーク博士ではなく、しかも博士の正体は意外な人物であった。

登場人物[編集]

プリキュア[編集]

第1話のアバンタイトルで先輩格のプリキュアであるキュアムーンライトが敗北し、変身能力を喪失する場面から物語が始まる。第1話では主人公である花咲つぼみがプリキュアの妖精と出逢い、キュアブロッサム[注釈 4]に、そして第3話で来海えりかがキュアマリンに選ばれる。

第23話で明堂院いつきが3人目のプリキュアとして仲間に加わり、第33話で月影ゆりがキュアムーンライトへの変身能力を取り戻して4人目の仲間として復活する。また、第44話では花咲薫子が一時的に若返りプリキュア時代の姿になった。「プリキュアの設定」も参照。

つぼみ、えりか、いつきは私立明堂学園中等部の2年生、ゆりは同学園高等部の2年生である。私服はプリキュアのイメージカラーとほぼ同色の服を着用している。

花咲 つぼみ(はなさき つぼみ) / キュアブロッサム
- 水樹奈々
本作品の主人公で14歳[3]。濃いマゼンタ色のツインテールが特徴。眼鏡をかけることがある。
一人称は「わたし」。えりかといつきを呼び捨て[注釈 5]、ゆりを「さん」付けで呼ぶ。
素直かつお人好しで、礼儀正しい性格。敬語で話しており、四字熟語ことわざをよく引用している。また、美形に惚れやすいが殆どが報われない恋に終わる。
デザトリアンの媒体にされた犠牲者たちの悩みを理解し、共感する感受性をもつ。一方で思いこみが激しく、それが原因で落ちこむこともある。
学業の成績は優秀で、古文理科が得意。運動は苦手であり、高所恐怖症でもある[注釈 6]
花言葉を覚えているほど花が好きで、将来の夢は植物学者であるが、最終話では宇宙飛行士を目指しており、「草も花もない宇宙に花を咲かせたい」と述べている。
親友のえりか[注釈 7]に振りまわされることも多く、彼女の強引な誘いでファッション部に副部長として入部するが、当初希望していた園芸部にも所属している。
鎌倉から祖母の住む「希望ヶ花市」に引っ越してきた[注釈 8]。「私立明堂学園」に入学するのを機に、引っ込み思案な性格を変えようと決意する。
両親は「HANASAKIフラワーSHOP」を営む。両親と祖母との4人暮らしだが、のちに妹が誕生して5人家族となる。両親が開業する以前は祖母である薫子に世話をされており、おばあちゃん子でもある。
第1話にてデザトリアン化したえりかを救うためにプリキュアとして覚醒し、シプレとコフレの後押しもあってキュアブロッサムへと変身をとげる。当初は戸惑っていたが、戦いを重ねるごとに自ら率先して敵に戦いを挑むようになる。
こころの花、プリキュアの種ともに不明。
来海 えりか(くるみ えりか) / キュアマリン
声 - 水沢史絵
つぼみの親友である14歳の少女。ウェーブのかかった青色のセミロングヘアが特徴[注釈 9]。小柄な体格で、子供扱いされることを嫌う。
一人称は「あたし」。つぼみといつきを呼び捨て[注釈 10]、ゆりを「さん」付けで呼んでいる。
つぼみと正反対な性格で、元気かつ節介者。前向きで明るいマイペースな性格だが、反動で落ちこむこともある。
「言いたいことは言葉にしないと伝わらない」という考えをもつ反面、内向的な相手の感情に合わせることは苦手[注釈 11]。勉強と虫も苦手。
カリスマモデルだった母の影響で、ファッションに興味をもっている[注釈 12]。学校では、ファッション部の部長を務めている。
当初は姉であるももかの容姿にコンプレックスをもっていたが[注釈 13]、つぼみとの交流を経て姉妹関係も良好になり、他人と協調していくようになる。
将来の夢はファッションデザイナースタイリスト。裁縫や服のデザインの腕前は高く、一目で相手のスリーサイズを言いあてることができる。
自宅は母親が営んでいる「フェアリードロップ」というファッションショップを併設している。
第3話でプリキュアの資格をもっていることが判明するが、廃部寸前のファッション部のことを理由に断る。しかし、他人を救うために戦うキュアブロッサムの姿に考えを改めて「キュアマリン」として覚醒し、それを機につぼみと親友同士となる。
こころの花は白いシクラメン。「プリキュアの種」はコスモス[注釈 14]
明堂院 いつき(みょうどういん いつき) / キュアサンシャイン
声 - 桑島法子
第3話より登場。茶髪のショートヘアが特徴である14歳の少女[5]。私服は黄色のチュニック[注釈 15]
一人称は「ボク」もしくは「わたし」。つぼみやえりかには呼び捨て[注釈 16]、ゆりを「さん」付けで呼んでいる。
武術の達人かつ成績優秀で、文武両道を体現している。また、学園では生徒会長を務めている。
おだやかな性格で、いつも笑顔を絶やさない。かわいいものに反応する一面もある[注釈 17]
病弱な兄の代わりに明堂院流の跡継ぎとなるため、学園生活では真夏でも男子用の学生服を着用している[注釈 18]。その兄を生涯守ることを誓い、次期当主および道場師範代という重圧に負けない覚悟をもつ。
実家は「明堂院流古武道」の道場。家族には両親と兄のほかに、祖父であり学園の理事長でもある厳太郎がいる。
当初は修行の妨げになるという理由から女の子らしい趣味の物はタンスの中に隠していたが、祖父や兄の助言もあって自分に素直になり、第15話では好きな武道を続けながらファッション部に入部することを決める。
第23話にて兄のさつきがデザトリアンにされたことがきっかけで、「キュアサンシャイン」へと覚醒する。相棒のポプリとは、「守りたいものがある」という共通点から深い信頼関係を築いている。
デューンとの戦いが終わったあとは髪が少し長くなっており、制服も女子生徒用のものに変えている[注釈 19]
こころの花は牡丹
月影 ゆり(つきかげ ゆり) / キュアムーンライト
声 - 久川綾[注釈 20]
キュアムーンライトに変身する17歳の少女。黒色のストレートヘアが特徴で、眼鏡をかけている。
一人称は「わたし」。学生としてもプリキュアとしても先輩なので、年下の3人を呼び捨てで呼んでいる。
学業の成績はいつもトップであり、聡明かつ物静かな性格。非常に大人びており、ミステリアスな雰囲気を醸しだしている。
ももかの数少ない友人であり、モデルの仕事で授業を欠席しがちな彼女のために気を遣っている。
父親であり植物学者の月影博士は行方不明となっているため、母と団地で2人暮らしをしている。
父の失踪後、間もなくプリキュアに選ばれて「キュアムーンライト」となっていた。「自身と同じ重責を、だれにも背負わせたくない」という思いから単身で砂漠の使徒と戦っていた。
本編が始まる以前に「ハートキャッチミラージュ」を手に入れる試練で「こころの大樹」を訪れた際、ダークプリキュアとの死闘の末に敗れる。その直前に「ココロパフューム」をシプレとコフレに託し、自身もコッペの助けで生還することはできたが、同時に「プリキュアの種」とコロンを失う[注釈 21]
つぼみとえりかに戦闘への参加や指導を懇願されているが、上記のトラウマが原因で断っていた。一方でプリキュアの先輩としての冷めた辛辣な発言も多く、厳しい言葉をかけることもあった[6]
変身前でも身体能力は高く、スナッキーを蹴散らしたり、ダークプリキュアの攻撃を受け止めることもできる[注釈 22]
第33話において、こころの大樹の力と「ココロポット」によって修復されたプリキュアの種の力で、ふたたびキュアムーンライトとして復活を果たす。復帰後は先輩として先頭に立ち、ほかのメンバーに指示などをしている。
コロンの仇であるサバーク博士が父親だと知ったときにはショックでこころを閉ざし、その父をデューンに殺された際には復讐心に満ちていたが、つぼみの説得でのりこえている。
こころの花はユリ
本作品のプリキュアの中でどういう訳でプリキュアになったのか、何時コロンと出会ったのかは明かされることはなかった。

元プリキュア[編集]

花咲 薫子(はなさき かおるこ) / キュアフラワー
声 - 坂本千夏
つぼみの父方の祖母にして、著名な植物学者。ソバージュの髪型が特徴。67歳。旧姓は五代(ごだい)。
つぼみが通っている植物園の園長を務めている。また、最年少で「全日本空手大会」で優勝した経験をもつ。
つぼみが幼いころ、両親が忙しい間は彼女がつぼみの世話をしており、つぼみの性格に少なからず影響を与えている。
死別した夫との思い出がつまったラベンダーが好きで、鎌倉在住時にはラベンダー畑を作るのを夢みていた。
若いころにプリキュアとして砂漠の使徒と戦っていた人物であり、シプレとコフレとも当初から面識があったが、現在は戦いからは一線を退き、「こころの大樹」の研究をしている。
プリキュアとしての辛さなどを理解できる唯一の存在として、つぼみたちを見守っている。
こころの花は不明。

妖精[編集]

プリキュアが変身するために必要な「プリキュアの種」を生み出す妖精。「こころの大樹」によって生み出され、プリキュアの候補者を探しに地上に降りてくる。

プリキュアへの変身アイテムをはじめとした、いろいろな道具を所持している。また、プリキュアに飛行能力を授けるマントに変身することが可能[注釈 23][注釈 24]

戦闘時には必要に応じてプリキュアのアシストも行ったりする。浮遊能力があり、普段は空を飛んで移動している。

部外者にはその存在は隠しており、プリキュア関係者以外の人物の前ではぬいぐるみのふりをしている[注釈 25]。ただし、緊急な状況においては他者に話しかけることへの躊躇はしない。正体を知る一般人とは友だちになる場合もある。

砂漠の使徒との決戦後や『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』以降のオールスターズ映画でも、引き続きつぼみたちと暮らしている。

シプレ
声 - 川田妙子
新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、つぼみのパートナー。模様の色はペパーミントグリーン。耳が上に立っている。
首には銀色のハートのブローチが付いたピンク色の襟飾りをつけており、頭には薄いピンク色の六角星の飾りがついた濃いピンク色のリボンをつけている。
一人称は「わたし」で、語尾は「ですぅ!」。性格はおっとりしているが、つぼみに対して気取る一面もある[8]
コフレ
声 - くまいもとこ
シプレと共に新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、えりかのパートナー。耳は横に倒れている。
首には銀色のハートのブローチが付いた青色の襟飾りをつけており、頭には青色の宝玉を3個つけている。
一人称は「ボク」で、語尾は「ですっ!」。やんちゃで生意気な性格であり、子供っぽく、えりかの弟分的な存在[8]。パートナーのえりかがいい加減かつわがままな所があるので、彼女の行動や言動に対して一言物申すこともある。
ポプリ
声 - 菊池こころ
第20話から登場する妖精。「こころの大樹」から生まれた赤ん坊で、いつきのパートナー。耳は離れている。
首には銀色のハートのブローチが付いた黄色のケープをまとっており、頭には羽の形をした黄色の耳飾りを付けている。また、ピンク色のポシェットも身につけており、その中に入っている種は「プリキュアパレス」の扉を開く鍵になっている。
一人称は自分の名前を言う。語尾に「でしゅ!」とつけ、いつきを「いちゅき」と呼ぶなど舌足らずな口調をする。
ワガママで甘えん坊な性格で、すぐに行動に出るなど直情的な一面もある。いつも多くのものを守りたいと願っている。
いつきのことが好きであり、行動をともにすることが多い。
守りの力をもち、強力なバリアを張ることができる。
コッペ
薫子がプリキュアだった時代に、彼女をサポートしていたパートナー。
身体は大柄でキョロっとした目と厚い唇、小さな耳と頭部の捻れた一本角をもつ。身体は緑色の厚い毛に覆われている。
胸にある大きなピンク色のハートマークは、シプレやコフレが中に隠れたり、妖精たちの食事に使う小道具を納められている。
現在は薫子の植物園に滞在しており、表向きは奇妙なぬいぐるみとして扱われている。
妖精たちにとっては憧れの存在であり、シプレとコフレは「さま」付けの尊称で呼んでおり、「伝説の妖精」「コッペさまのようになりたい」と語っているほか、ポプリも「カッコいい」と抱きついている。
言葉を発することはなく、リアクションはほとんどない。
気配を消すための結界を張るなどの特殊能力をもつ。戦闘時は怪力によって敵をなぎ払う。
謎の青年
声 - 堀内賢雄
つぼみの祖父・空に似た青年で、コッペが薫子を想って変身した姿。つぼみは正体が判明するまで「イケメンさん」と呼んでいた。
プリキュアの危機を救う。変身前と同様に無口。
眼鏡をかけ、書生服をはじめいくつかの前時代的な青年の服装をしている。
ダークプリキュアの打撃を素手でいなすほどの戦闘力をもっており、「プリキュアの種」に似たアイテムで花びらの吹雪をおこし、敵の行動を阻害することもできる。
「ハートキャッチミラージュ」を手に入れるための試練として、キュアフラワーの代理として現代のプリキュアと対決したが、結果として敗れたことで正体をあかされた。
コロン
声 - 石田彰
かつてゆりのパートナーだった妖精。模様は藤紫色で、精悍な目つきをしている。右耳が小さくとがっていて、左耳が大きく伸びていて、銀色の耳飾りを付けている。
一人称は「ボク」で、冷静な口調で話す。ゆりたちのことは、プリキュアの名前で呼んでいる。
過去の戦いでサバーク博士の光弾からキュアムーンライトをかばった際に、致命傷をうけて身体は塵となって消滅したが、精神は「こころの大樹」の中に留まり、ゆりを見守り続けている。
「ココロポット」の力で精神体としてゆりとの邂逅を果たした際は、助言を送ってキュアムーンライトの復活を後押しし、ゆりが立ち直ったのを見届けてから再度こころの大樹へと戻った。
東映の公式ホームページではメインキャラクターと扱われているが、逝去しているため『プリキュアオールスターズ』の歴代妖精には含まれていない[注釈 26]

砂漠の使徒[編集]

地球と人類の心を砂漠化し、世界の征服を狙う組織。

人間の「こころの花」を枯らし、枯れかけた「こころの大樹」にダメージを与えることが出撃の目的。また、それを阻止しようとするプリキュアの打倒も兼務する[注釈 27]

約400年前から歴史の影で暗躍していたが、50年前にキュアフラワーに敗れたために一度は退けられる。だが、徐々に組織の力を取り戻し、現代ではサバーク博士やダークプリキュアを擁してあらわれた。

惑星城[編集]

砂漠の使徒の本部で、地球の支部に命令している層。また、本部は木星のような姿にもなる。

デューン
声 - 緑川光
砂漠の使徒の王で、サバーク博士に指示をしている黒幕。
緑色の髪をした、虚ろ目の青年のような姿をしている。白色のコートを着ており、左肩には謎の生物を乗せている。
普段は物静だが、こころや愛という概念を憎むなど本性は冷酷。また、「憎しみ」を力の原動としている。
元々は母星を失った流浪の民で、自身にとって最適の環境にすべく、地球などを砂漠化しようとしている[注釈 28]。そのため、あらゆる星に「デザートデビル」を送りこみ、砂漠の星へと変えている。
50年前にキュアフラワーとの戦いで相討ちとなり、力を失って宇宙に逃亡した。そのあとは、プリキュアたちが「ハートキャッチミラージュ」を手に入れることを危惧し、奪われた力を取り戻そうとする。
「こころの大樹」の研究にいき詰まった月影博士を唆し、悪の心と力を与える仮面で彼をサバーク博士に変え、そのあとは地球での行動指揮を彼に一任させている。
第44話で地球に到着し、圧倒的な強さでプリキュアたちを戦闘不能に追い込む。そして、キュアフラワーから自身の力を奪い返し、こころの大樹を枯らすことに成功する。そのあとは地球を砂漠化させて侵略を進める。
第48話では洗脳がとけたサバーク博士を始末し、それに憤慨して「スーパーシルエット」となったプリキュアたちと激闘する。だが、憎しみではなく「愛」で戦うプリキュアたちによって徐々に追い込まれる。
最終的には巨大な姿となって地球を滅ぼそうとするが、プリキュアたちの最終形態である「無限シルエット」による「拳パンチ」をうけて浄化され、最期はおだやかな表情をみせて消滅した。
少年形態
キュアフラワーとの戦闘で力が失われた状態。
緑色のうつろな瞳をした少年のような容姿。この姿でも、プリキュア4人を圧倒するほどの戦闘力を備えている。
青年形態
薫子のもつペンダントを破壊し、その中に封印されていた自身の力を取り戻した姿。
瞳の色が黄色になったこと以外は、少年形態が成長したような外見をしている。
巨人形態
プリキュアたちの猛攻をうけて追い込まれたことで、自分の憎しみの力を増幅させて巨大化した姿。
基本的に青年形態と変わらないが、左肩の生物は上半身に巻きついている。

上層部[編集]

地球で指揮をしている層。地球の付近の星にそびえる三日月型の城を拠点としている。

サバーク博士 / 月影博士(つきかげはかせ)
声 - 楠大典
砂漠の使徒の総指揮官。顔全体を仮面で隠しており、黒色のコートを着た銀髪の男性。
普段は、アジトの玉座に鎮座している。戦闘時は、右手から光弾を放って攻撃する。
「こころの大樹」の守護者であるキュアムーンライトを倒すことに成功するが、こころの大樹が完全には枯死しなかったため、人間の「こころの花」を枯らさせようとする。また、こころの大樹を復活させようとするプリキュアの打倒を命じている。
正体は月影ゆりの父親で、こころの大樹の研究のためにフランスへと旅立ち、3年前に消息不明となっていた。こころの大樹の秘密を解きあかせば、人類をしあわせにできると信じて研究に没頭していたが挫折し、その不安定な心をデューンにつけ込まれて「サバーク博士」となった経緯をもつ。
キュアムーンライトを倒すべく、ゆりの体の一部と研究の技術によって「ダークプリキュア」を生みだした。ダークプリキュアがキュアムーンライトに固執することを快く思わず、独断でゆりを襲撃した彼女を咎めたこともある。
第47話ではキュアムーンライトとダークプリキュアの戦いに乱入した際に、仮面が破れたことで洗脳がとける。続く第48話ではゆりたちに真相を話し、ダークプリキュアの最期を父として見届けたあとはデューンと対決するも敗北。妻である春菜をゆりに託し、最期はデューンの光弾からゆりをかばって消滅した。
ダークプリキュア
声 - 高山みなみ
サバーク博士の側近である、漆黒のプリキュア。三幹部より地位や戦闘能力が格上[注釈 29]
緑色のおかっぱ型の髪をしており、頭部の左側に赤色のとがった花飾りを付けている。コスチュームは黒色のゴシックロリータで、胸元には力の源である青色のブローチを付けており、左手に黒色の手袋をはめて、ロングブーツを履いている。
右の瞳が金色、左の瞳が青色のオッドアイであり、普段閉じている右の目を開くと衝撃波を放ち、技の威力が増強される。また、背中の左側に、飛行能力と防御能力を備えた黒い片翼を生やしている。
初期のキュアムーンライトを圧倒するほどの高い戦闘能力をもち、彼女の「プリキュアの種」の欠片を所持している[注釈 30]。また、戦闘の際には「ダークタクト」を使用する。
サバーク博士の存在を心の支えとし、彼への強い想いから「キュアムーンライトを倒し、自分が真のムーンライトとなる」という強い意思をもつ。そのため、自分とキュアムーンライトを月の「光」と「影」に例え、「影が光を飲み込む」として彼女を自分の手で倒そうとする。
第34話では、復活したキュアムーンライトとの激闘で戦闘不能になる。そのあと、培養カプセルによって目が両方金色となった完全体として復活し、さらには強大な力を手に入れる。
正体は、月影ゆりの体の一部とサバーク博士の研究の技術によって作りだされた人造生命体。ゆりの妹ともいえる存在だったが、サバーク博士には「キュアムーンライトを倒すためだけに存在する、心のない人形」と評されている。
第47話ではキュアムーンライトと死闘をするが、結果として敗北する。続く第48話ではふたたび立ち上がって戦おうとしたが、月影博士が抱きしめられながら「自分の娘だ」という言葉に笑顔をみせて、最期は光の粒となって消滅した。

三幹部[編集]

サソリーナ、クモジャキー、コブラージャからなる3人の幹部[注釈 31]。3人の正体は、「こころの花」を枯らした人間から生みだされた存在。

互いをライバルとして反目しあうが、一方で危機に陥った仲間を助けるなどの仲間意識はある。

人々の「こころの花」を取りだしては、「デザトリアン」として誕生させて暴れさせる[注釈 32]。それぞれ人間の姿に酷似しているが、さまざまな超能力をもつ。

第31話以降は、サバーク博士に与えられた「ダークブレスレット」でパワーアップする。

サソリーナ
声 - 高乃麗
色黒でスリムな体型で、サソリの尾のような髪型が特徴の女性。中東風の衣装をまとい、黄色のダンダラ模様の短いマントを羽織っている。
短気で直情的な性格で喜怒哀楽が激しく、戦闘時もさわがしい。語尾に「よぉん」「だわぁん」など若干伸ばすのが口癖。
「こころの花」を奪った人間の悩みをつけ込ませて、暴れさせようとする。一方で女性らしい趣味をみせることもあるが、使命に一番忠実でもある。
髪を自在に伸縮させて、ムチ状の武器にして戦う。髪の先端部は猛毒をもつ針に変形する。また、「ダークブレスレット」使用時は髪のスピードや射程などが強化されている。
第25話では、キュアサンシャインの「プリキュア・ゴールドフォルテバースト」をうけた影響で心が徐々に浄化されていくが、第31話でサバーク博士が与えたダークブレスレットによって一度は戻るが、浄化作用が完全には消えず、ときどき物思いにふけるようになる。
第40話では、上記のことで危惧していた同僚たちから戦線撤退を進言され、最後のチャンスとしてダークブレスレットを3つ使用してプリキュアたちに挑むが、体が耐え切れなり、最期は「プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ」で完全に浄化される。最期は同僚たちに感謝の言葉を告げ、カタクリのこころの花を残して消滅した。
素体となった人物は山奥の病院で療養中の女性。最終回でつぼみは、彼女の仕事は保育士ではないかと考えている。
クモジャキー
声 - 竹本英史
片目を隠した赤い長髪が特徴の男性。赤色のダンダラ模様の白色のロングコートをまとい、常に剣を帯刀している。
生真面目かつ正々堂々とした性格で、仲間から「暑苦しい」と評されている熱血漢。土佐弁のような口調[9]で話し、語尾に「ぜよ」「じゃき」とつける。
「己の道を唯一人行くのが漢」という哲学をもち、価値観は「強さ」のみに集約されている。自らの強さをきわめる努力を惜しまない一方で、弱い者を激しく嫌い、デザトリアンにされた人々を軟弱と評する[注釈 33]
最初はキュアブロッサムを「史上最弱」と侮っていたが、のちにキュアブロッサムが成長していくのをみて認識を改める。以降は、プリキュアたちを好敵手と見定めて倒すことを目標にしている。そのため、砂漠の使徒の目的などには興味がない。
つねに技を編みだそうと修行に励む。第15話では「ビックバン・クモジャキー・スペシャル」、第22話では「台風パンチ」、第26話では「ビックバン・クモジャキー・サマーウェーブクラッシャー・スペシャル」という技を習得している。
「ダークブレスレット」使用時は剣に刃が形成され、これを素早く振るうことで衝撃波を連射して攻撃する。
第46話での最終決戦でキュアマリンに挑む際、力の強さだけに執着していたことを指摘されたうえ、「人を守る心がほんとうの強さ」と口説かれるが、あと戻りはできないとして戦いを続ける。最期はキュアマリンの「ブルーフォルテウェイブ」をうけて浄化され、自分の知らない強さを認めて、素体となったこころの花であるノコギリソウを残して消滅する。
素体となった人物の名は「熊本」で、最終回では明道院流の門下生となった。
コブラージャ
声 - 野島裕史
ウェーブがかかった青い長髪が特徴の男性。青色のダンダラ模様の白色の上着を着ている。
仲間も認めるほどのナルシストで、「宇宙一美しい男」を自称している。また、フランス語を交えた話し方をする。
マイペースであり、美しさを磨くことを優先している。ファッションには執着しておらず、中身の美しさを服で誤魔化すことを認めない。
スナッキーを使役して自分を美しく見せようとするが、部下の扇動に乗せられる単純な一面もある。
醜く染まる人の心を不要と考えており、「こころの花」を奪った人間の悩みを軽蔑する。また、「醜い人間の心が枯れはてた世界こそが美しい」と語り、砂漠の使徒の目的に共感している。 だが、自分より美しいと認めた者には素直に称賛する。
名刺代わりに、自身のブロマイドを相手に投げて渡すのが癖。このブロマイドは武器にもなり、戦闘時は手裏剣や爆弾のように扱われる。「ダークブレスレット」使用時はブロマイドがジョーカーのカードに変化し、カードから闇のような触手を放つようになる。
キュアサンシャインの美しさを高く評価しており、「ボクの相手に相応しい」と語っている。
第46話での最終決戦ではキュアサンシャインに挑み、外見的な美しさだけではなく「人を守る心こそがほんとうの美しさ」とキュアサンシャインに口説かれるが、あと戻りはしないとして戦いを続ける。最終的にキュアサンシャインの「ゴールドフォルテバースト」をうけて浄化され、満足した最期に微笑みつつ、素体となったこころの花であるハマナスを残して消滅する。
最終回でつぼみは、コブラージャの素体となった人物の仕事はコーディネーターではないかと考えている。

戦闘員[編集]

スナッキー
声 - 堀井茶渡岩崎了
砂漠の使徒の戦闘員で、三幹部の補佐などをしている。全員同じような風貌だが、個体による体格差がある。
三幹部に忠実で、彼らの指示で雑用を請け負うこともある。普段は無口で、話す言語も「キキッ」という鳴き声のみだが、表情が変わることはある。三幹部には言葉が通じており、ある程度の知性はある。
体にはサンドバッグのように砂が詰まっており、体が破れても砂を詰めなおして補修すれば復活が可能。
ボスナッキー
スナッキーたちを統率している上司的存在で、体格の大きい個体。
劇中には2体が登場し、1体は第39話でキュアマリンの「ブルーフォルテウェーブ」をうけたことで色が白くなった。

怪物[編集]

デザトリアン
声 - 金田朋子
三幹部が人々から奪った「こころの花」をさまざまな物体に埋め込んで生命を与え、誕生させる怪物。基本的に三幹部の命令に応じて破壊活動を行う。
顔などがスナッキーと共通している。とりつくものは無機物や植物が多い。質量の大きなデザトリアンはプリキュア単体の必殺技に耐えることもある。
こころの花の持ち主である人間の悩みや苦しみ、コンプレックスなどを吐露しながら破壊活動を行う。それ以外にも鳴き声を発するが、これはとりつくものに準ずる。なお、悩みや苦しみが萎えている人間からしか生みだせない。
媒体にされた人間の負の感情に忠実に行動するため、三幹部も完全には制御できず、場合によっては幹部の指示を無視して破壊活動を中止したり、その幹部を襲う場合もある。
デザトリアンにされた人物は復帰後も、自分が怪物になっていたときのことをぼんやりと記憶しており、夢として認識する場合が多い。また、デザトリアンにされた経験をもつ人々は、デューンによって地球の砂漠化が進行したときも水晶体に閉じ込められずにできた。
ダークブレスレットのデザトリアン
第31話以降に登場。「ダークブレスレット」の力でパワーアップをしたデザトリアン。
三幹部が「闇に沈みダークな心に支配されるがいい! ダークブレスレット!」の掛け声[注釈 34]でダークブレスレットの力を使うと、幹部がデザトリアンの体内に入り込む。すると、デザトリアンの目つきが鋭いものとなり、幹部が直接デザトリアンを制御可能になる。
1人でダークブレスレットの力を複数使用すると体に負担がかかり、幹部がその力に耐えきれなくなるとデザトリアンの動きが止まる[10]
第44話には、2人の幹部によってダークブレスレットを使用されたデザトリアンが登場した。その個体は遥かに強力なことに加え、単体の必殺技をすべて無効化してしまうため、「スーパーシルエット」でしか対処ができない。
デザートデビル
声 - 星野貴紀
デューンが使役する、星を砂漠にする怪物。水牛のような角を持つ漆黒の巨人の姿をしており、目から放つ光線であらゆる物を砂に変えさせる。
「砂漠の種」の形で惑星に送り込まれ、到着するとデザートデビルへと変化する。第38話で登場した固体はさらに巨大なサイズで、背中に6本のヘビの首が生えており、その口から巨大な破壊光線を放つ。
デューンにとって脅威である「ハートキャッチミラージュ」を狙って送り込まれたが、「スーパーシルエット」となった4人のプリキュアの前に敗れ去った。
デューンが地球に到着し、力を取り戻した直後にも多くの個体が地球に上陸して、一晩で地球を砂漠化した。

主人公たちの家族[編集]

花咲家[編集]

花咲 陽一(はなさき よういち)
声 - 金光宣明
つぼみの父で、空と薫子の息子にあたる。38歳。「HANASAKIフラワーSHOP」を経営している。
かつては高名な大学教授で、現在でも講師を請われることもある。専攻は薫子と同じく植物学。
教授時代は花の研究のために妻のみずきと一緒に世界中を飛び回っていた。しかし、両親不在の淋しさに耐え切れず泣いていたつぼみの姿を見て、大学を退職。家族が一緒にいられるように花屋になる道を選んでいた。
花咲 みずき(はなさき みずき)
声 - 加藤優子
つぼみの母。36歳。娘と同じく眼鏡をかけている。
有名な花の商社「レッドフローリアン」に勤務していたころ、花畑で陽一と出会い、お互い一目惚れして一ヶ月で結婚した。
陽一同様、かつては仕事に熱心なあまり家族がバラバラになっていたことに気づかなかったが、今では家族を何より大切にしている。43話ではふたばを懐妊する。
花咲 空(はなさき そら)
声 - 堀内賢雄
つぼみの父方の祖父。眼鏡をかけている。植物を愛する穏やかな性格。
青年時代は山小屋に一人で住み、一人チェロを弾く風変わりな生活をしていた。
空手大会に向けた特訓のため山篭りしていた薫子と出会い、親しくなり結婚。そのあと陽一を儲けるが、つぼみが生まれる前に死去した。
花咲 ふたば(はなさき ふたば)
声 - 川田妙子?
最終話で誕生したつぼみの妹。

来海家[編集]

来海 流之助(くるみ りゅうのすけ)
声 - 遠近孝一
えりかの父で、世界的に有名なカメラマン。若いころは数々の国際的賞を受賞した。
「写真にとって一番大切なのは愛」が持論で、熱弁をふるい始めると止まらなくなる。
えりかのマイペースで明るい性格は彼譲り。カメラマンの仕事が休みの時はフェアリードロップの手伝いもしている。
来海 さくら(くるみ さくら)
声 - 氷青
えりかの母。元有名ブランドの専属モデルで、パリコレに出演するカリスマスーパーモデルだった。
現在は女手一つでファッションショップ「フェアリードロップ」を経営しているオーナー兼デザイナー。
来海 ももか(くるみ ももか)
声 - 伊藤静
えりかの姉。「私立明堂学園高等部」の2年生の17歳[11]で、ゆりの親友。えりかはほぼ「ももネェ」と呼ぶ。
小学生のときにスカウトされて以来、高校生の今も現役でモデルの仕事を続けており、学校では同級生からも「高嶺の花」として特別扱いされている。
ティーンズファッション雑誌のグラビアを飾ったり、「BiBi」の専属モデルとして大活躍している一方、仕事が忙しく学校に通えない日もしばしば。
えりかは彼女のスタイルのよさと圧倒的な人気を妬んでいるが、ももか本人は普通の生活を送っている妹を羨ましがっており、第8話ではそのこころをクモジャキーにつけ込まれた。
目標は、妹のように友人をたくさん作ること。
こころの花はダリア

明堂院家[編集]

明堂院 厳太郎(みょうどういん げんたろう)
声 - 中博史
いつきの祖父で、明堂院家の現当主にして、明堂院流古武道の師範。また、私立明堂学園の創始者で、理事長も務める。
厳格な面もちで頑固な印象を醸しだしているが、実際は他者のこころを重んじる、おちついた思慮深い性格。
明堂院 つばき(みょうどういん つばき)
声 - 湯屋敦子
いつきとさつきの母で、厳太郎の一人娘。夫は婿養子で、36話に姿のみ登場している。
兄の代わりに明堂院流を継ぐため稽古に励むいつきを気にかけており、無理をしがちな彼女を心配している。
明堂院 さつき(みょうどういん さつき)
声 - 前野智昭久嶋志帆(7歳時)
明堂院家の長男で、いつきの兄。短髪のいつきとは対照的に長髪が特徴。
本来ならば明堂院の次期当主だが、ときには車椅子に乗ることがあるほど病弱であるため、いつきが明堂院家を継ぐこととなった。
妹に次期当主の大役を背負わせたことを気に病み、いつきにはもっと同性の友人を多く作ってほしいと思っている。自分の体を気遣ういつきには、彼女の気持ちを汲みつつも無理をしないで欲しいと伝えた。
第23話では手術をうけることになり、それに対する不安をサソリーナにつけ込まれる。救出されたあとに無事手術は成功し、最終話では古武道にふたたび取り組めるほどまでに回復した。
こころの花はカモミール

月影家[編集]

月影 春菜(つきかげ はるな)
声 - 佐久間レイ
ゆりの母親。希望ヶ花駅前の売店で働いている。13話のみ登場。
娘と団地で2人暮らしをしているが、今でも夫の無事を信じており、いつ帰ってきてもいいように食事時には常に一人分多く用意している。

私立明堂学園[編集]

いつきの祖父・厳太郎が創設した私立学校。中等部と高等部が存在し、つぼみ、えりか、いつきの3人が中等部、ゆりが高等部に通っている。

中等部の制服は男子が薄いグレーの学生服、女子がセーラー服風の襟をもつワンピースで赤いリボンをつけている。ただし、いつきは事情により白の学生服を着用している。

高等部の制服は男女ともシャンパン色のブレザーで、男子はグレーのスラックス、女子は濃いグレーのスカートとなっている。また、男子は臙脂色とグレーの縞柄のネクタイ、女子は臙脂色の紐ネクタイを締めている。

教員[編集]

鶴崎(つるさき)
声 - 牛田裕子
つぼみとえりかのクラス担任を務める女性教師で、26歳。担当教科は国語。えりか曰く「生徒とは親身になってくれる先生」。男性のような口調に、竹を割ったようなさっぱりした性格で、男性にもてないのが悩み。お化けの類が苦手で、第21話では教師としてお化けを怖がる姿を生徒に見られることに情け無さを感じていたところを、コブラージャにつけ込まれた。それでも多くの生徒達から慕われている。
こころの花はシャクナゲ

ファッション部[編集]

えりかが部長を務める部活。その名のとおりファッションを楽しむための部活動。服飾デザインを起こしたり、実際にそれを作るなどを行う。

部員がえりか以外やめたことで廃部寸前になるが、つぼみやクラスメイトを強引に勧誘して事無きを得る。そのあとも何人かが部員として加入している。ななみ以外は7話から加入した。

志久 ななみ(しく ななみ)
声 - 藤井ゆきよ
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、小豆色の髪が特徴。第14話からファッション部の部員となる。愛称は「なみなみ」。
母(声 - 今井由香)を幼少時に亡くし、現在は父(声 - 滝知史)と妹のるみ(声 - 玉川砂記子)の3人でアパート暮らしをしている。
一家の母親代わりを務めるしっかり者の性格で、幼いころに母から教わった「笑顔が1番」をモットーに、いつも笑顔を絶やさず明るく振る舞っている。しかし、母がいない寂しさ、家事のため部活ができない寂しさを押さえ込んでおり、第14話でそこをサソリーナにつけ込まれた。
以前からファッションには興味があったが、家事が忙しく断っていたものの、事件後はファッション部に入部した。
当初こころの花(赤いカーネーション)は錠つきの鳥篭に入れられていた。
もち前の明るい笑顔と、裁縫のうまさからファッション部のムードメーカーとしてえりかに信頼され、妹連れでの参加を特別に許されている。
沢井 なおみ(さわい なおみ)
声 - 埴岡由紀子
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、小豆色のロングヘアが特徴。
以前から生徒会長のいつきに憧れており、いつきが同じファッション部に入部したことを嬉しく思っていた。しかし第26話で引っ込み思案な性格で話しかけられず悩んでいたところをクモジャキーによってデザトリアンにされた。プリキュアに救出されたあと、友だちになりたいという思いをいつきにうち明け、ようやく名前で呼び合えるようになった。
こころの花はイチゴ
佐久間 としこ(さくま としこ)
声 - 吉田聖子
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、愛称は「とっこ」。栗毛色のセミロングヘアが特徴。兄弟はおらず、独りっ子。
黒田 るみこ(くろだ るみこ)
声 - 足立友
つぼみとえりかの同級生の女子生徒で、メガネと黄褐色のロングヘアが特徴。兄弟は兄が一人いる。少し勝気で、張り合うことが多い。

中等部[編集]

上島 さやか(うえじま さやか)
声 - 渡辺明乃
私立明堂学園中等部1年生。つぼみたちの後輩で明るく前向きな少女。幼少時からサッカーが好きで、中学でもサッカー部に入部しようとしたが男子サッカー部しかなく、女子であるが故に部長から断られ、その悔しさでサソリーナにデザトリアンにされてしまう。プリキュアに救われた後は女子サッカー部を設立し、のちに正式な部となった。
こころの花はポインセチア
三浦 あきら(みうら あきら)
声 - 木内レイコ
えりかの友人の男子生徒。野球部に所属しており、常に絆創膏を持ち歩いている。両親(声 - 松山鷹志、埴岡由紀子)はラーメン屋を営んでいる。ラーメン屋を始めて以降父との交流が減り、寂しい思いを感じていた。1号店開店時に友人に喜びながら宣伝していたことや、父の夢を大事にしたいという板挟みに悩んでいたところをコブラージャにデザトリアンにされてしまう。
こころの花はサルビア
多田 かなえ(ただ かなえ)
声 - 小島幸子
つぼみとえりかの同級生で、スクープ写真を撮るのが大好きな女子生徒。
当初は注目を集める写真で見る人を喜ばせることだけに固執しており、他人の失敗した姿や恥ずかしい姿(スキーで転んだえりかなど、ほとんどがハプニング写真)ばかりを狙って撮っていたため、被写体になった人らからは苦情が絶えなかった。第6話で憧れていたえりかの父である流之介から「被写体への愛がない」という言葉を受け、悩んでいたところをサソリーナによってデザトリアンにされてしまう。
プリキュアに救われてからは「愛のある写真」を撮ろうと心機一転した。プリキュアをスクープすることに乗り出したが、情報の乏しさからなかなか核心にたどり着けずにいる。
第36話では、学園祭に突如として現れたコブラージャに「引っ込め」とブーイングした。
こころの花はブラックベリー
小笠原 まお(おがさわら まお)
声 - 久嶋志帆
えりかの友人で、テニス部に所属する女子生徒。ダブルスのパートナーである熊沢 あゆみくまざわ あゆみ、声 - 足立友)の発言から彼女がパートナー解消を考えていると誤解し、第4話でそのやりきれない気持ちからクモジャキーにデザトリアンにされてしまうが、プリキュアに助けられた。あゆみが自分の実力不足を感じ、まおの足を引っ張りたくないという想いからしばらく独りで練習をしたかっただけであり、コンビの解消の意思はなく、誤解は解けた。
こころの花はブルースター
酒井 まさと(さかい まさと)
声 - 長沢美樹
つぼみとえりかの同級生で、カンフーが大好きな男子生徒。授業中でもカンフーシューズを履き続けるくらいのめりこんでおり、いつも弟のよしと(声 - 津村まこと、こころの花はジキタリス)とともにカンフーの型の練習をしている。実は、実戦になると緊張して戦えなくなるという弱さをもっており、よしとの前で二人の男子生徒(声 - 奈良徹、堀井茶渡)にバカにされる。このことがきっかけでよしとをクモジャキーによってデザトリアンにされてしまう。この時には戦う決意を振り絞ってスナッキーに生身で立ち向かい、弟が閉じ込められた水晶玉を敵から取り戻した。
高岸 あずさ(たかぎし あずさ)
声 - 折笠富美子
つぼみとえりかの同級生で、演劇部の部長を務める女子生徒。茶色のセミロングヘアが特徴。えりかはファッションのことで彼女と張り合うことが多いものの、彼女の一生懸命さなどに自分との共通点を感じており、本心では良きライバルとして打ち解けている。演劇が好きなあまり周囲が見えなくなることが多く、遂に部員の反感を買い孤立してしまう。このことで悩んでいた気持ちを16話でコブラージャにつけ込まれる。事件解決後は部員たちとも和解した。学園祭ではつぼみ達にファッションショーの司会を頼まれる。
こころの花はブーゲンビリア
番 ケンジ(ばん ケンジ)
声 - 置鮎龍太郎
つぼみとえりかのクラスメイトで、中学生離れした身長の男子生徒。不機嫌になると本物の不良さえ逃げ出す程の鋭い眼光を放ち、そのせいで学園創設以来の番長と呼ばれていた。実際は口下手ながらも心優しい少年で、前述の噂も誤解からきたものである。とても裕福な家庭で育っており、母の慶子けいこ、声 - 井上喜久子)には頭があがらない。少女漫画を描くのが好きで、プリキュアをテーマにした漫画を描いていた。だが漫画家になりたいという夢を母に隠しており、それがバレて落ち込んだところをクモジャキーにつけ込まれる。当の慶子は事件解決後にはケンジの夢に理解を示し、今後も漫画を描き続けることを許してもらった。学園祭ではファッション部の看板やポスター作りを手伝っていた。また男子でありながら、ポプリに3人目のプリキュアではないかと思われたことがある。
ちなみに登場当初は目が前髪で隠れていることが多かったが、第35話以降は素顔がはっきり見えるように描かれている。
こころの花はハナミズキ
水島 アヤ(みずしま アヤ)
声 - 白石涼子
つぼみが掛け持ちで入部している園芸部の部長を務める女子生徒。3年生なのだが、初対面のえりかには1年生と思われた。重度のドジで、泣き虫な性格。花を愛する優しい心の持ち主で、薫子を尊敬している。愛情に反して花の栽培がうまくいかず、悩んでいたところをクモジャキーにつけ込まれる。
こころの花はサザンカ
林 ゆうき(はやし ゆうき)
声 - 折笠愛
つぼみとえりかのクラスメイトの男子生徒。夏休みに京都から学校まで自転車で走り抜くという目標を立てた。
その後目標通り帰ってきたが、途中で挫折して一部バスを利用していたため、皆から尊敬の目で見られることに苦しむ。そこをクモジャキーにつけ込まれる。
こころの花は菜の花
杉山 ごう(すぎやま ごう)
声 - 鈴木真仁
つぼみとえりかの同級生の少年。映画部に所属している。学園祭でも映画を発表することになったが、思うように製作が進まず、悩んでいたところをクモジャキーにつけ込まれる。事件解決後は無事に立ち直り、ファッション部のファッションショーでは照明係を務めることになった。
こころの花は桔梗
池田 彩(いけだ あや)、工藤真由(くどう まゆ)
声:池田彩工藤真由[注釈 35]
特別出演。つぼみとえりかの同級生で、軽音楽部のツインボーカル担当。学園祭でライブを開くことになったが、緊張のあまりステージに上がるのを躊躇い、その心情をコブラージャにつけ込まれる(デザトリアンは2人のこころの花を合わせて誕生)。事件後はスケジュールの都合でライブが開催前に中止になりかけたが、えりかの機転もあって、ファッション部のファッションショーと合同でライブを行うことになった。
2人とも、こころの花はアスター
佐藤 一二三(さとう ひふみ)
声 - 内藤玲
つぼみ達の同級生で、生徒会の副会長を務める眼鏡の少年[注釈 36]。いつきの後任の生徒会長として期待されていたが、不純な動機であることをいつきに悟られ、自らを情けなく思っているところをサソリーナによってデザトリアンにされる。救出された後は生徒会長としての自覚を持つようになり、率先して学校のために奮闘するようになり、それを見ていた他の生徒もそれに倣うようになった。
こころの花はニンジン

高等部[編集]

才谷 秀雄(さいたに ひでお)
声 - 阪口大助
私立明堂学園高等部2年1組。成績優秀だがゆりには勝てず、学年成績が万年2位に甘んじている男子生徒。ゆりに対して強いライバル心を燃やすが、どれだけ頑張っても勝てないことに学業への意欲を失いかけ、そこをサソリーナにつけ込まれる。
こころの花はほうれん草

デザトリアン化した人物[編集]

一部を除いて主にデザトリアン化した人物を記す。

小畑(おばた)
声 - 千葉進歩
第9話に登場。つぼみの父・陽一の大学教授時代の教え子。現在は新種の植物を研究・開発する会社に就職し営業マンを務める。いつも携帯電話で慌ただしく連絡を取り合っている。
陽一の知識を研究に役立てて欲しいと考え、スカウトしにきたが何度も断られ、つぼみを通じて説得を試みるが、薫子から改めて花咲家の過去を聞き、やむなく断念した。
大の植物好きで、薫子の植物園に行った際は子供のように興奮する姿を見せている。実は自身も研究チームの一員として新種の花を開発したいという夢を持っているが、会社を解雇されるのを恐れて悩んでいたところをコブラージャにつけ込まれる。
こころの花は白いヒヤシンス
柴田 リサ(しばた リサ)
声 - 浅田葉子
第12話に登場。栗色の長い髪かつ愛らしい容姿が特徴のフェアリードロップの常連客。フラワーショップの常連客であり、恋人の利岡 ユウトとしおか ユウト、声 - 高橋広樹)との関係に悩み、彼が最近余所余所しくなったことを不安に思っていた。この気持ちをコブラージャにつけ込まれる。
こころの花は赤いチューリップ
ヒロト
声 - 小林由美子
第15話に登場。明堂院流の元門下の少年。黒い道着を着て、赤い長髪を後ろで結んでいる。勝ちにこだわり、反則などの卑劣な手ばかりを使っていたため厳太郎から破門され、それを恨んで道場破りにやってくる。いつきを卑怯な手段で打ち破り看板を奪うが、本心では明堂院流に戻ることを望んでおり、それをクモジャキーにつけ込まれる。浄化された後は、勇気を出して道場に戻り、和解する。
こころの花はスミレ
原野 正広(はらの まさひろ)
声 - 田中一成
第17話に登場。美味しい大福で評判のはらの和菓子店の3代目。妹の千鶴子ちづこ、声 - 足立友)、と父親の正一まさかず、声 - 立木文彦)、祖父の正治郎しょうじろう、声 - 園部啓一)との4人で和菓子屋を切り盛りしていたが、父や祖父から自身が作った大福の味に反対され続けた挙句、彼等に認めて貰えない悔しさをサソリーナにつけ込まれる。
こころの花はツツジ
堀内 アキ(ほりうち アキ)
声 - 山崎和佳奈
第19話に登場。近々結婚予定である農家の娘。堀内家はえりかの父である流之介が若い頃に世話になった家族であり、アキとその父親であるただし、声 - 田中正彦)はともに流之介とは旧知。結婚にあたって父親を一人残して家を出て行けないと心配するアキに、当の父親が彼女の悩みを真面目に取り扱おうとしない態度を取りつづけたため、自分が愛されていないのではないかという不安が生まれ、そこをコブラージャにつけ込まれる。マルという柴犬を飼っている。
こころの花はみかん
露木 かりん(つゆき かりん)
声 - かかずゆみ
第20話に登場。ももかの後輩に当たるモデルの少女。ももかのことを「親の七光り」として嫌っていた。ももかには「才能はあるが目立ちたがり屋」と評されている。ももかの妹役として抜擢されたが、妹役ゆえに目立てないことに不満を感じていた。さらにその態度の悪さをももかに諭されたことに怒りを感じ、妹役を降板し、その憤りをサソリーナにつけ込まれる。浄化された後、ももかが自分に期待しているがゆえに厳しく注意したことに気づき、妹役に復帰した。
こころの花はブロワリア(en:Browallia)。
中野 みつる(なかの みつる)
声 - 園崎未恵
第27話に登場。つぼみの幼馴染で、剣道に打ち込んでいる。つぼみが困っているとなぜかいつも助けてくれる面倒見の良い少年。つぼみが引越しの時に落としたオルゴールを拾い、ずっと返せずにいたことを悩んでいた気持ちをサソリーナにつけ込まれる。
こころの花はラベンダー
はるか
声 - 皆口裕子
第30話、第39話、第41話に登場。第30話では両親にかまってもらえないことが不満で家出した幼児。公園でたたずんでいたところに、同じ理由でいつきの元から家出してきたポプリと出会い意気投合する。たまたま通りすがったゆりに諭されるが、ちょうどはるかを探しにきていた母親(声 - 茂呂田かおる、こころの花はバーベナ)がコブラージャによってデザトリアンにされてしまい、戦闘に巻き込まれる。第39話ではるみと遊んでいたところを再度戦闘に巻き込まれた。
佐藤 ノリコ(さとう ノリコ)[12]
声 - 浅田葉子
第41話に登場。るみやはるかが通う保育園の先生。園児に慕われる先生を目指しているが、なかなか思うようにいかずに悩んでいたところをクモジャキーにつけ込まれる。
こころの花はベニバナ
ハヤト
声 - 浦和めぐみ
第42話に登場。ゆりと同じ団地に住む少年。ゆりとは幼い頃から姉弟のように育った仲であり、彼女を慕っている。父親が失踪してから明るさを失ったゆりをずっと気にかけており、何の助けにもなれない自分に苛立ちを感じていた。ゆりにラブレターを書き、渡そうとしていたが、彼女が自分を弟のようにしか見ていないことを知り、その悔しさをコブラージャにつけ込まれる。
こころの花はさくらんぼ
カスミ
声 - 下屋則子
第43話に登場。祖母と一緒にHANASAKIフラワーSHOPに両親へのブーケ作りを依頼に来た少女。6歳。両親が生まれたばかりの妹ばかり可愛がり、自分の存在を忘れていると思い込み、その悲しみをクモジャキーにつけ込まれる。
こころの花はスズラン
橘 まゆか(たちばな まゆか)
声 - 天野由梨
第44話に登場。薫子の植物園の職員の娘で、つぼみとも顔見知り。恥ずかしがり屋で引っ込み思案なため、なかなか友達を作れず、友達の気を引くために「自分はプリキュアと友達」だと嘘をついてしまう。つぼみは彼女のためにプリキュアとして会いに行こうとするが、そこにデザトリアンが現れて戦闘に巻き込まれる。
青年
声 - 岩崎了
第44話に登場。コンビニ前でサンタクロースのコスチュームを着てクリスマスケーキの宣伝をしているが、内心はカップルを非常にねたんでいる。この心情をクモジャキーとコブラージャにつけ込まれる。
プリキュアが大好きで、携帯の待ち受けにしているほど。プリキュアから救われた後は彼女たちからクリスマスカードをプレゼントされた。
こころの花はカスミソウ

プリキュアの設定[編集]

本作品でのプリキュアは、妖精から選ばれた人間の少女が変身する伝説の戦士である。「こころの大樹」と人々の心の中にある「こころの花」を守るため、大樹を枯らし世界を征服しようとする「砂漠の使徒」と戦う使命を持つ。両者の攻防は人類の歴史の裏側で昔から繰り返されており、砂漠の使徒が活動を開始するたびに新たなプリキュアが選ばれて世界を守ってきた。プリキュアに変身できる資格を持つ者はこころの大樹に関する夢を見ることがある。プリキュアに変身するとあらゆる身体能力が大幅に強化されるが、慣れないうちは強大なパワーを制御できず、暴走したり自滅してしまう場合もある。また、前作と同様に体調面は変身前後で変化せず、体調によっては戦闘力が十分に発揮できないほか、精神状態も大きく影響する。事件を解決する(デザトリアンを浄化する)と、パートナーの妖精が「こころの種」を生み出す。胸に着けたプリキュアのエンブレムを模ったブローチは力の源となっており、こころの種の使用時などに発光する。

ブロッサム、マリン、サンシャインの変身の際はまずノースリーブのワンピースのような光の衣に全身が包まれ、パートナーの妖精が生み出した「プリキュアの種」をココロパフュームに装填した後、「プリキュア・オープンマイハート!」の掛け声で変身を開始する。変身中はココロパフュームを吹きかけた部分がプリキュアのコスチュームに変化していき(この際、ココロパフュームをお互いに吹きかけあって変身することも可能)、変身が完了すると名乗りを上げてポーズをとる。キュアムーンライトは「プリキュアの種」をココロポットに装填し、光の衣に全身が包まれてその後上空に飛び、下降途中でプリキュアのコスチュームに変化していく。変身を強制解除または戦闘不能にされると、前述の光の衣をまとった状態になる。変身バンクシーンも単独のものに加え、2人や3人同時など複数種類が用意されている。ブロッサムとマリンは胸のリボンにあるハート型ブローチに触り、そこから出るハートを掴んで「ハートキャッチプリキュア!」と揃ってポーズをとる。サンシャインはムーンライト加入前は行うが加入後は行わない。ムーンライトはスーパーシルエットのみ行う。全員イメージカラーと同色の花びらを模したイヤリングをつけている。

変身終了後の立ち位置は、向かって左から第4話からマリン・ブロッサムとなり、サンシャインは第24話からブロッサムの右側に、ムーンライトは第45話(スーパーシルエットでは第38話から)からマリンの左側に立つ。

本作品では、従来のシリーズでは曖昧なままであった「主人公たち以前に活躍していたプリキュア」の存在を初めて明確にし[注釈 37]、プリキュアの使命が様々な人間に継承されていくものであることが描写された。

前作『フレッシュプリキュア!』と同じく、敵である砂漠の使徒は人通りの多い街中で暴れることを躊躇しない。そのため、本作品のプリキュアの活躍にも目撃者が多く、物語の進行に伴い希望ヶ花市の住民の間でその存在が認識されていく。なお、プリキュアの正体を明かすことは「大変なことになる」ため、暗黙の了解で控えることになっている(前作ではプリキュアが自ら正体を明かしたため、例外となっている)[注釈 38]。また、戦闘後の周囲への被害は基本的に修復されない[注釈 39]

前作よりもさらに変身後の髪の色が明るく鮮やかに変わるのが特徴で、瞳の色も前作に比べて目に見えて変化が明らかになった。「変身時や必殺技使用時において、本人の意思とは無関係に決め台詞を口走り、ポージングを取ってしまう」というプリキュアシリーズでは定番となっている要素が本作品ではほとんど排除されている。一部を除く変身後のネーミング、決め台詞、技などは、プリキュアへの変身対象者が自分自身で考案するものとなっている。そのためもあり、従来のシリーズと比べると名前のある技が大量に存在する。

キュアブロッサム[編集]

第1話の終盤で花咲つぼみがプリキュアとして変身した大地の戦士の姿[13]。イメージカラーはピンクで、変身時の名乗りは「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」。身長はキュアマリンよりは高いが、歴代の主人公プリキュアの中では低い方である[14]

髪は暗い赤色から鮮やかなマゼンタの巨大なポニーテールになり、それを赤いリボンで結っている。瞳の色も髪の色同様、暗い赤色から明るいマゼンタに変化する。コスチュームの基本カラーはピンク色で、ピンクと白のフリルのついたミニスカートワンピースを身に纏い、胸部に丈の短いリボンをつけ、膝まであるロングブーツを履いている。

名前は初変身の時に近くにあったにちなんでつぼみ自身がつけたもの。初変身の際、困惑するあまりプリキュアの身体能力を制御できずに自滅し、「史上最弱のプリキュア」と呼ばれてしまうが、その後は話数が進むごとに技量も上がっていった。決め台詞は「私、堪忍袋の緒が切れました!」。

後述するキュアフラワーは彼女の祖母(花咲薫子)にあたる。

通常技
ブロッサム・おしりパンチ
ただのヒップアタックだが、こころの種の効果による加速状態で放たれ、見た目とは裏腹に威力は高い。サソリーナに「おしりなのにパンチ!?」と突っ込まれた。
ブロッサム・シャワー
突風の力で、手から無数の桜の花弁を放ち、相手にぶつける。
ブロッサム・フラワーストーム
桜の花弁の旋風に身を包み、敵に突進する。
ブロッサム・インパクト
ピンク色のエネルギー光波を拳に込めて掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。両方の拳にエネルギー光波を込めて繰り出す「ブロッサム・ダブルインパクト」という強化版もある。
ブロッサム・スクリューパンチ
自身のこころの花の力を拳にこめ、エネルギーとして放つ。クモジャキーの台風パンチを相殺するほどの威力を持つ。
ブロッサム・ぜんぶパンチ
身体を大の字に広げ、正面から敵に体当たりする。
ブロッサム・シュート
両手からピンク色の光弾を連続で発射して、相手にぶつける。
必殺技
プリキュア・ピンクフォルテウェイブ
花よ輝け!」という掛け声でブロッサムタクトから放つ必殺技。ピンクの花の形をしたエネルギー弾を飛ばし、敵にぶつけるとブロッサムタクトの中心にあるクリスタルドームを回転させることで力を送り込み、敵を浄化する。

キュアマリン[編集]

第3話で来海えりかがプリキュアとして変身したの戦士の姿[15]。イメージカラーはブルーで、変身時の名乗りは「海風に揺れる一輪の花、キュアマリン!」。中学生が変身する歴代のプリキュアの中で最も背が低い[注釈 40]

髪は暗い青色から、ウェーブがかって左右に分かれた鮮やかなシアンロングヘアーになり、頭頂部に青色のハートがついたリボンをつけている。瞳の色も髪の色同様、暗い青色から明るいシアンに変化する。コスチュームの基本カラーは青色で、色以外は基本的にキュアブロッサムと同じコスチュームである。主な相違点は、胸には丈の長いリボンをつけ、オーバーニーソックスの上にショートブーツを履いている点など。

ブロッサムの戦う姿を見ていたため、既に戦い方などは学んでおり、初めての変身からその力を制御している。水の力を自在に操って敵を攻撃していく。名前はプリキュアに勧誘された際に考えていたもの。決め台詞は「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」。

変身してもえりか本来の性格はそのままで、後述のマリンタクト事件や『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』ではブルーチームのメンバーから苦笑いされる場面もある。

通常技
マリン・シュート
手から水の塊を無数に放ち、相手にぶつける。
マリン・インパクト
水色のエネルギー光波を拳に込めて掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。
マリン・ダイブ
超高空から繰り出す両足による飛び蹴り。発動時はソニックブームが起こる。
マリン・ダイナマイト
自身を中心にして、エネルギーをこめて水色の爆発を起こす。多くの敵を吹き飛ばすことができる。近くの仲間に被害はおよばない。
プリキュア・おでこパンチ
マゼンタの種の使用時に放った頭突き。巨大なデザトリアンに叩きつけた。『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』では、影に叩きつけた。
必殺技
プリキュア・ブルーフォルテウェイブ
花よ煌け!」という掛け声でマリンタクトから放つ必殺技。水色の花の形をしたエネルギー弾を飛ばし、敵にぶつけるとマリンタクトの中心にあるクリスタルドームを回転させることで力を送り込み、敵を浄化する。
上記の通り本来は敵を浄化するための必殺技だが、第39話でえりかの部屋の浄化(掃除)に使おうとセリフを言いかけた時、コフレが慌てて止める。更にマリンタクトをマッサージに使ったり、居眠りして放っておくなどしてコフレが激怒し、ブロッサムとマリンの決め台詞を言ってタクトを持って家出する。

キュアサンシャイン[編集]

第23話で明堂院いつきがプリキュアとして変身した太陽の戦士の姿[16]。イメージカラーはゴールド[17]で、変身時の名乗りは「陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!」。

髪は茶色のショートヘアーから鮮やかな黄金色のツインテールになり、それを橙色のリボンで結っている。瞳の色も髪の色同様、茶色から明るいイエローに変化する。変身途中にはいつき本来のショートヘアからロングヘアになり、変身した本人も驚くほど外見が変化する。基本的なコスチュームデザインはブロッサムやマリンのものと同様だが、腹部の開けた露出度の高いもので、ブーツには編み上げが施されているなど、キュアムーンライトと類似点が見られる。コスチュームの基本カラーはゴールドで、首に同色のリボン飾りをつけている。

名前は初変身の時に雲から差し込んできた太陽にちなんでいつきが名づけた。なお、変身後の一人称は「僕」から「私」に変わり、口調や声質も少女らしさを強調したものになる。初変身時からその力を完全に制御し、いつき自身の格闘センスが抜群なことも相俟って高い戦闘能力を誇り、エネルギー力場を発生させ空中の方向転換や水上の高速移動を行うほか、強力な光のバリアを展開することができるなど防御にも長ける。決め台詞は「その心の闇、私の光で照らしてみせる!」。

通常技
サンフラワー・イージス
ひまわりの花状の強力な巨大シールドを前方に展開させ、敵からの攻撃を防ぎ、エネルギー弾の類を反射して撃ち返すことも可能。ダークプリキュアの「ダークフォルテウェイブ」を跳ね返すほどの防御力を有し、敵に押しつけることで攻撃技に転用することもできる。ただし発動中は前方以外が無防備になるという弱点がある。
サンフラワー・プロテクション
ドーム型のバリアを自身の周囲に発生させる。
サンシャイン・フラッシュ
手から光の飛礫を無数に放ち、相手にぶつける。
サンシャイン・ダイナマイト
薫子の夢のなかに登場した技。自身を中心にして、エネルギーをこめて金色の爆発を起こし、多くの敵を吹き飛ばす。
サンシャイン・インパクト
「サンフラワー・イージス」の防御壁からレーザー状の光線を発射して攻撃する。
サンフラワーイージス・インパクト
「サンフラワー・イージス」の巨大バリアーが創りだした掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。
必殺技
プリキュア・ゴールドフォルテバースト
花よ舞い踊れ!」という掛け声でシャイニータンバリンから放つ必殺技。シャイニータンバリンよりひまわり型のエネルギー光弾を多数放って敵を包み込み浄化する。軌道を変えて相手を追尾したり、敵の動きを封じることも可能。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
フォルテッシモ記号のような形をした明るい金色のエネルギーを身に纏って突撃する。

キュアムーンライト[編集]

第1話の冒頭で変身能力を喪失した月影ゆりが第33話で再びプリキュアに変身したの戦士の姿[18]。イメージカラーはシルバー[17]で、変身時の名乗りは「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」。ブロッサム、マリン、サンシャインよりも背が高く[注釈 41]スタイリッシュなデザインとなっている。変身時に妖精とココロパフュームを必要とせず、変身バンクは他の三人より短めとなっている。

髪は暗い紫色から、淡い藤色のロングヘアーとなり、前髪の左側が三日月のように逆立った特徴的な髪型を持っており、頂頭部の左側に青いバラの花飾りを付けている。瞳の色は暗い青色から明るい青色に変化する。ブロッサム達とはコスチュームのデザインが大きく異なるロングドレス状で、肩に天使の羽のような装飾が施されている。銀色と藍色をおもな基調とした配色にウエストのリボンなど黒の挿し色が入る、スカートの部分は前から後ろにかけて徐々に長くなっているトレーンタイプ。右手にのみ薄い藍色の手袋をしている。靴は白い編み上げ風のブーツ。また、エンブレムも左胸についており、リボンではなく青いバラがあしらわれている(手を触れずに飛行能力を備えた白いマントを生み出したことができる)。左腰に装着していたココロパフュームキャリーは、変身アイテムが変更されたことで取り払われている。

第1話の冒頭で、つぼみとえりかの夢に現れる。キュアフラワーの次代のプリキュアにあたり、かつてハートキャッチミラージュを入手すべくプリキュアパレスへ試練を受けに赴くが、その途中でダークプリキュアに敗れ、物語開始時点では変身能力が失われていた。その後、第33話にてココロポットの力によって再び変身できるようになる。このような経緯があり作中では「1番目のプリキュアでありながら4人目のメンバー」となる。また、シリーズ初の「高校生プリキュア」でもある。戦闘能力は3人よりも格上で、ダークブレスレットによって強化されたデザトリアンや三幹部を単独で圧倒し、ダークプリキュアとも互角に渡り合う程。決め台詞は「全ての心が満ちるまで、私は戦い続ける!」。

通常技
ムーンライト・リフレクション
左右の掌からエネルギー弾の類を反射する小型の銀白色が光る円盤を二枚発生させる。円盤を放出し、空中で自在に操ることで、一枚目の円盤で跳ね返した攻撃をさらに二枚目の円盤で反射させるなどトリッキーな攻撃が可能。技の名を省略した、多数の円盤を飛ばして攻撃する以外にも大きな円盤状のシールドを張る事ができる。
ムーンライト・シルバーインパクト
銀色のエネルギー光波を拳に込めて掌底を叩きつけ、敵を吹き飛ばす。
必殺技
プリキュア・シルバーフォルテウェイブ
花よ輝け!」という掛け声でムーンタクトから放つ必殺技。銀色の花の形をしたエネルギー弾を飛ばし、敵にぶつけるとムーンタクト本体を円を描くように回すことで力を送り込み、敵を浄化する。また、他の三人より上回る攻撃力を発揮できる。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
ムーンタクトから放つ必殺技。フォルテッシモ記号のような形をした明るい赤紫色のエネルギーを身に纏って突撃する。

スーパーシルエット[編集]

プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラを発動時に4人がハートキャッチミラージュの力を受けてパワーアップした姿。変身時の掛け声は「鏡よ鏡、プリキュアに力を! 世界に輝く一面の花、ハートキャッチプリキュア! スーパーシルエット!!」。

ポプリが持つ金色の「スーパープリキュアの種」をハートキャッチミラージュのテーブルにセットし、4人のプリキュアがハートキャッチミラージュに呼びかけることで変身できる。全員のコスチュームが純白色メインとなって、各プリキュアのメインカラーは薄くなる。通常時と比べ鋭いシルエットとなり、背中にハートの形をした光る帯をつけ、ハートキャッチミラージュから射出されるハートをあしらったスーパーイヤリングかスーパーティアラを4人それぞれがつけている。

これまでの作品では「映画限定で強化形態が登場」したり、前作のように「映画で先行登場し、のちにTVシリーズでも登場」という形が取られていたが、本作品では「TVシリーズで強化形態が先行登場し、映画にも登場」というパターンでの登場となった。また、前後の作品では強化形態が最終決戦のみの登場だったのに対し、本作品では4クール目手前で初登場し、以降ほぼ毎回使用されている。

スーパーキュアブロッサム
頭のリボンの形状が変わり、スカートの先端が尖る。両手に純白色の長手袋をつけており、ロングブーツがニーハイロングブーツへと変わる。
スーパーキュアマリン
ブロッサムと同じくスカートの先端が尖る。両手に純白色の長手袋をつけており、ショートブーツが変わり、オーバーニーソックスが更に長くなる。
スーパーキュアサンシャイン
マリンと同じく頭にティアラをつけるようになり、スカートの先端が尖る。両手に純白色の長手袋をつけており、編み上げ模様が増えたニーハイロングブーツへと変わる。
スーパーキュアムーンライト
肩の袖飾りの装飾が一回り大きくなり、コスチュームの黒い部分は白に変わる。スカートの先端が鋭く尖り、サンシャイン同様のニーハイロングブーツへと変わる。通常時には素手だった右手にも短い手袋をつけている。
必殺技
プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ
花よ咲き誇れ!」の掛け声で4人が同時に放つ必殺技。ハートキャッチミラージュから純白の衣を纏った巨大な女神を召喚し、4人の掛け声で女神を操り、拳を叩きつけて地面を粉砕しつつ敵をその掌中に収める。最後は通常の必殺技と同様の動作で浄化する。

ミラージュプリキュア[編集]

プリキュアパレスでの試練において、キュアブロッサム・キュアマリン・キュアサンシャイン・キュアムーンライトの4人の前に現れたそれぞれの鏡像。

ミラージュブロッサム
つぼみ自身の心の迷いを指摘する。髪型はブロッサムと異なり、腰程度まで伸びたロングヘアーになっている。色もブロッサムと異なる。
ミラージュマリン
えりかの姉に対するコンプレックスを指摘する。髪型は変身前のえりかに近く、色もマリンと異なる。
ミラージュサンシャイン
いつきが抑えていた自分の気持ちのことを指摘する。髪型はサンシャインと異なり、腰程度まで伸びたロングヘアーになっている。色はほぼ同一。
ミラージュムーンライト
ゆりがコロンを失った際の悲しみを指摘する。髪型は同様だが頭頂の花飾りがなく、色が暗くなっている。

無限シルエット[編集]

ハートキャッチミラージュを介して無限の可能性と力を引き出し、4人のプリキュアとそのパートナー妖精達が1つとなり、巨大化した砂漠王デューンに匹敵する大きさとなった奇跡の姿。変身時の掛け声は「宇宙に咲く大輪の花!」。変身後の名乗りは「無限の力と無限の愛を持つ星の瞳のプリキュア、ハートキャッチプリキュア! 無限シルエット!!」。

基本的な容姿は変身前のつぼみに近似しており、喋る際もつぼみの声で話す。衣装は白一色で、左胸のエンブレムを除けば装飾の類は殆ど無く、衣装や髪型の一部に4人のプリキュアの面影・特徴を残しており、妖精が変化したものと同型のマントを身につけている。左右の瞳はそれぞれが星の光のように多様な色彩に変化しながら瞬き、擬似的なオッドアイとなっている。

必殺技
プリキュア・こぶしパンチ
食らえ、この愛!」の台詞[注釈 42]の後に放つ、殴るのではなく憎しみで満ちたデューンの胸に拳を当てハート(愛)を与えた浄化技。

キュアフラワー[編集]

かつて若い頃にプリキュアであった、花咲薫子が変身した姿。変身時の名乗りは「聖なる光に輝く一輪の花、キュアフラワー!」。

長いピンク色のソバージュの髪型が特徴で、左右には花の髪飾が施されている。エンブレムはブロッサム達と同じく胸の中央についているが、リボンではなくピンク色のバラがあしらわれており、全身が薄桃色の燐光に包まれている。自前の飛行能力を持っており、自由自在の空中機動が可能。その他花びらによるバリアや光の網による拘束技など、様々な特殊能力や技を持つ。

キュアムーンライトの前代にしてかつて歴代最強と謳われた伝説のプリキュアであり、シプレとコフレは今も薫子をそう呼んでいる。50年前にひとりで砂漠の使徒と戦い、ハートキャッチミラージュの力で辛うじてデューンを退けることに成功したが、その代償としてココロパフュームが壊れてしまい変身能力を失った。第44話においてクリスマスの夜だけに再び変身して若返った姿となり、砂漠の使徒を圧倒するも、全盛期の力は既に失われておりフォルテウェイブなどの浄化技を使う力は残されていない。

1回ではあるが劇中で変身を披露し、しかも「キュア」名称が付いてはいるが、「プリキュアオールスターズ」扱いはされていない。変身披露後に唯一出演したオールスターズ映画『DX3』(2011年3月公開)でも、(コッペが居ないとはいえ)変身は披露せず、プリキュア達の動向を見守ったり、応援しているだけである。

通常技
プリキュア・フラワーキャンドル
敵の足下に円状のフィールドを展開し、フィールド内部の花冠を高速回転させて敵の体勢を崩す。
プリキュア・フラワーカーニバル
敵を包囲するように4枚の花冠を放ち、そこから更に自身の分身を出現させて飽和攻撃をかける。デザトリアン内部に侵入することで幹部への直接攻撃が可能。

合体技[編集]

共通
二人のプリキュアによって繰り出される。
プリキュア・大爆発
二人のプリキュアが手を繋いだ状態で放つ技。両手でも片手でも可能。二人を中心に大爆発を起こし、敵や自分を拘束している物体等を吹き飛ばす。劇中ではブロッサム・マリン、マリン・サンシャインの組み合わせのみ披露。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
ムーンライトの技と同名だが、こちらは二人で放つ必殺技。主にブロッサム・マリンによって繰り出されるが、アイテムや組み合わせに関わらずプリキュアが二人揃えば使用することが可能である[注釈 43]。「集まれ、二つの花の力よ!」という掛け声で花の力を集めて、二人で手を繋ぎ放つ強力な必殺技。まず、タクトを振ってフォルテッシモ記号のような形をしたピンクとブルーのエネルギーを生み出す。それを身に纏ったうえで敵に突撃し、敵の身体をハート型に貫き、こころの花を奪還する。その後、「ハートキャッチ!」の掛け声とともに花弁の大爆風が起きる。最後はクリスタルドームでエネルギーを送り込んで浄化する。
キュアブロッサム、キュアマリン
プリキュア・ダブルシュート
ブロッサムとマリンの手から、それぞれ単発でピンクとブルーのエネルギー光弾を放つ合体技。
ダブル・プリキュア・パンチ
ブロッサムとマリンが同時にパンチを繰り出す技。
プリキュア・クリスマス・インパクト
ブロッサムとマリンがハートマークを描くように両腕を繋ぎ、そこからハート型の巨大な光弾を打ち出す技。
キュアブロッサム、キュアサンシャイン
プリキュア・ダブル・インパクト
ブロッサムとサンシャインが同時にパンチを繰り出し、衝撃波として放つ破壊技。
キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン
プリキュア・インパクト
プリキュア三人が同時にエネルギー光波を掌に集中させ、直接叩き込む技。敵を大きく吹き飛ばすことができる。
プリキュア・シャイニング・フォルティシモ
三人の特訓によって編み出された合体必殺技。キュアサンシャインがゴールドフォルテバーストの力で太陽のような光のゲートを中空に作り出し、キュアブロッサムとキュアマリンがプリキュア・フローラルパワー・フォルティシモでデザトリアンに突撃する際にそのゲートをくぐることで、二人の体が黄金に輝き必殺技の効果が増強される。

関連アイテム[編集]

各プリキュアが、変身や攻撃などに使用するアイテム。

ココロパフューム
プリキュアへの変身や特殊能力の付与のために使用する香水瓶型のアイテム。本体中央部の丸い窪みに「プリキュアの種」や「こころの種」を装填し、ココロパフュームから体に光の香水を振りかけることで種に応じた効果を付与できる。プリキュアに変身後はタッチすることでココロパフュームキャリー(ピンク色の細長い巾着袋)が現れ、一瞬で収納される。
シャイニーパフューム
キュアサンシャイン専用のココロパフューム。形状は同じだが、本体色は金黄色で、レリーフ部分のデザインが異なる。
プリキュアの種
プリキュアの徽章を刻む丸い形の種。プリキュアの種を装填したココロパフュームから光の香水を振り掛けることでプリキュアに変身できる。プリキュアの種は妖精が胸につけているブローチから変身のたびに産み出される。
キュアムーンライトはパートナー妖精を失っているがプリキュアの種は本人が持ち続けている。ムーンライトの種は物語開始時点では砕けており、プリキュアへの変身能力は失われているが、強度は低いもののバリアを張るなど、ある程度の超常的な力を発動することもできた。また、ダークプリキュアが持つムーンライトの種の片割れと共鳴のような現象を起こすことがあり、ダークプリキュアはこれによりムーンライトの居場所を探ったこともある。なお、この種は第33話で修復されているが、あくまでも欠けた部分をココロポットの力で補っているだけであり、ダークプリキュアが持っている欠片はそのままの状態になっている。第48話において欠片を取り戻し、種は完全に修復された。
こころの種
デザトリアンを倒した際、浄化されたこころの花からシプレかコフレが生み出す種(どちらが生み出すかは回によって異なる)。産まれる際、彼らのお尻から白い光をまとって出てくる[注釈 44]。さまざまな色と種類が存在する。こころの種を装填したココロパフュームから光の香水を振り掛けることで、種の色に応じた特殊な効果が付与できる。なお、玩具では花の名前と宝石や貴金属の名前を組み合わせた、個別の名前がつけられている。
レッドの種
使用時の掛け声は「レッドの光の聖なるパフューム! シュシュッと気分でスピードアップ!」。身体が赤色に発光し、移動や攻撃のスピードが大幅に向上するが、あまりに高速すぎて目を回したり、自滅することもある。
ブルーの種
使用時の掛け声は「ブルーの光の聖なるパフューム! シュシュッと気分でクリアになーれ!」。戦闘では使用していないが、気分を晴れやかにする効果がある。
マゼンタの種
使用時の掛け声は「マゼンタの光の聖なるパフューム! シュシュッと気分でがんばっちゃおう!」。身体がマゼンタ色に発光し、戦意が高揚する。
ココロポット
精霊が生んだ「こころの種」を溜めておくためのアイテム。小さなガラスの壺のような外観をしている。こころの種を蓋のくぼみにはめ、ハンドルを回すとポットの中に落ちて収納される。ココロポットにこころの種が一杯に溜まれば、こころの大樹が蘇ると言う。当初はコフレが持っていたが、シプレと交替で持ったり、コッペに預けたりすることもある。
蓋の部分は取り外すことでコンパクト型のアイテムになり、第33話以降はキュアムーンライトの変身アイテムも兼ねるようになった。プリキュアの種はこころの種を収納する際と同じ動作で装填され、変身後はキュアムーンライトのエンブレムに変化する。
ポットの中の「こころの種」の力で砕かれたキュアムーンライトのプリキュアの種の力を補っており、補修された部分は赤紫色に発光している。
ハートスコープ
妖精が持っている、ハート型のレンズのような道具。人間やデザトリアンの体内にあるこころの花を見ることができる。
キュアフルミックス
精霊の主食である飲み物が入ったアイテム。オレンジ色と緑色を基調としたシェーカーのような形状で、ジュースのようにストローで吸って食べる。激しく振ることで中身が補充され、上部のボタンを押して配合を決められる。なお、味の方は「まったりとした舌触り、病みつきになる甘さ」らしく、幸せになる味らしい。なお、他シリーズの妖精と異なり、キュアフルミックス以外の物を喫食する描写が無い。
ハートキャッチミラージュ
プリキュアの持つ可能性と力を無限に高めることができる鏡台型精霊アイテム。プリキュアの城「プリキュアパレス」で眠り続けており、手に入れるには先代のプリキュアと戦って打ち勝たなければならない。強大な力を秘めているが、限界を超えた力を引き出した場合、その反動でプリキュアへの変身能力を失ってしまう危険性もある。かつてデューンと戦った際にこのアイテムの力を引き出したキュアフラワー(薫子)もその反動によってココロパフュームが壊れ、変身能力を失った。その他、こころの大樹へのワープ、ハートスコープのようにこころの花を映すといった機能も備えている。使用する際は台座の四隅にあるボタンを押したり、本体付属のハートキャッチペンで台座中央部のテーブルを回すことで操作する。
ガールズトイ事業部の商品化では「ハートキャッチドレッサー♥」という仮の表記で発表された。

武器[編集]

本作品のプリキュアは全員武器を標準装備で所持している。プリキュア以外の者が武器を使用しようとしても武器の本来の能力は発揮されない[注釈 45]

フラワータクト
サンシャイン以外のプリキュアが必殺技を使用するために召喚するタクト型のアイテム。「集まれ! 花のパワー!」という掛け声で胸に着けたエンブレムから取り出す。必殺技以外にも光弾やエネルギー波などを放つ武器としても使える(直接攻撃に使用される時もある)。グリップ部にハート型の飾りがあしらわれており、前端部には大きい水晶が装着されている。本体中央部にあるクリスタルドームには世界の花のパワーが篭められており、プリキュアがクリスタルドームを手で回転させることによりプリキュアのパワーと花のパワーがミックスされ能力を発揮する。なお、タクトを持たずに変身を解くとタクトはそのまま残る。
ブロッサムタクト
キュアブロッサムの使用するフラワータクト。ハートの部分がピンク色になっているのが特徴。
マリンタクト
キュアマリンの使用するフラワータクト。ハートの部分が水色になっているのが特徴。
ムーンタクト
キュアムーンライトの使用するフラワータクト。ハートの部分が紫色になっているほか、ブロッサムタクトやマリンタクトでは金色になっている部分が銀色になっていて、クリスタルドーム内の水晶が桃・白・バイオレット・紫・青色で統一されているのが特徴[注釈 46]
シャイニータンバリン
キュアサンシャインが必殺技を使用するためのタンバリン型のアイテム。フラワータクトと同様「集まれ! 花のパワー!」という掛け声で胸に着けたエンブレムから取り出す。外周部にひまわりの花状の金色の飾りがついていて、黄色とオレンジ色のハート型の宝石が交互にあしらわれており、この外周部を回転させることで力を発揮する。浄化時はタンバリン自体を回す。またフラワータクトとは異なり、劇中で直接攻撃で使用されることはなかった。

作中用語[編集]

希望ヶ花市
本作品の主要な舞台で、つぼみとえりかといつきが住む街。
HANASAKIフラワーSHOP
花咲家が経営している花屋。仕事で親が家にいないことを寂しがっていたつぼみのために、両親が仕事を辞めて開いた店である。
フェアリードロップ
来海家で、母親が経営しているファッションショップ。本作品の単独映画では海外進出を果たした。
こころの大樹
声 - 鶴ひろみ
歴代のプリキュアたちが守ってきた樹木。浮遊する島に生えており、世界中の上空を彷徨っている。本作品における妖精たちを生み出した存在。
人間一人ひとりが持つ「こころの花」の源でもあり、大樹が枯れるとすべての人の心が消える。砂漠の使徒はこれを枯らすことで世界を征服しようと企む。一方、大樹は妖精を派遣してプリキュアを作りだすことで砂漠の使徒に対抗している。
第1話冒頭でダークプリキュアの攻撃を受け、大樹の花(こころの花ではない)がすべて落ちたため、枯れてこそいないものの大樹の力は弱まっている。弱った力はこころの種を集めることで回復する。
大樹には自意識があるらしく、妖精たちとは言葉を介さずに意思疎通ができるほか、32話ではテレパシーでプリキュアたちに語りかけている。また、自ら雲を出してカモフラージュしたり、瞬間移動ができたりと、ある程度の防御策も持つ。
第24話においてダークプリキュアや砂漠の使徒による攻撃を防ぐため、キュアサンシャインとポプリによって光の結界が張られた。それ以後は再び移動を続けていたが、第32話以降はプリキュアパレス上空に留まる。
第45話でパワーアップしたデューンの魔力によって枯れるが、第49話(最終回)でデューンが浄化された後で新しい木の芽が誕生し、現在もこころの種の力で成長を続けている。
こころの花
人間一人ひとりの心の中に咲いている花。こころの花は悩みや苦しみなどの負の感情を抱えることで萎れていく。自分の心を閉じ込めている状態になると、鳥かごに覆われるなどの変化もある。
砂漠の使徒の幹部は、こころの花が少しでも萎れている人間を見つければ、その人間から花を奪うことができる。奪われたこころの花は角柱型のクリスタルに閉じ込められた形で顕現し、花を奪われた人間の肉体は小さな水晶球に閉じ込められる。
砂漠の使徒の幹部は、奪ったこころの花をなんらかの物体に憑依させることでデザトリアンを生み出せる。そのデザトリアンが暴れることで媒体にされたこころの花はさらに萎れていき最終的には枯れ果てることになる。
花を奪われた人間は水晶玉の中で苦悶する描写も見られ、花が完全に枯死した場合は永遠に水晶球の中で眠り続けることになる。プリキュアがデザトリアンを浄化した後、取り返したこころの花のクリスタルを水晶球に当てることで、花を奪われた人間は復活する。
こころの花はこころの大樹とつながっており、誰かのこころの花が枯れることでこころの大樹も弱っていく。
45話で地球が砂漠化した際、街の人々が水晶に包まれている一方で、プリキュアにこころの花を取り戻されたことのある人物は水晶化しなかった。
プリキュアパレス
雲の上にそびえる城。薫子の植物園にある樹木に備えつけられた扉をくぐることで訪れることができる。
プリキュアに試練を与え、上空においてこころの大樹が観戦に訪れたが、乗り越えたものにハートキャッチミラージュを授ける。
内部には歴代の(これまでこころの大樹を守ってきた)プリキュアの石像が建てられた間も存在する。最後の試練を乗り越えた際に自身の石像が現れる。
ダークタクト
ダークプリキュアが「闇の力よ集え!」という掛け声で胸元のブローチから取り出すアイテム。プリキュアのフラワータクトと異なり基本色が黒く、前端部の水晶は赤い色で先端がとがった形になっている。
赤黒い花の形をしたエネルギー弾「ダークフォルテウェイブ」、フォルテッシモ記号のような形をした赤色のエネルギーで突撃する「プリキュア・ダークパワー・フォルティシモ」を放つときに使用する。また、花を枯れさせる赤い光線を放つことも可能。
ダークブレスレット
サバーク博士が三幹部に与えた新たな力。第31話から登場。紫色の大きいダイヤ型の飾りがついた、黒い細身のグローブ。
三幹部がダークブレスレットの力を使用すると三幹部はデザトリアンの体内に入り込み、デザトリアンにした者のこころの花に直接触れることでそれを完全にコントロールすることができる。これによりデザトリアンは自身の意思で暴れているときよりも見た目・凶暴性がパワーアップし、奪われたこころの花も急速に萎れていく。また三幹部たち本人の戦闘能力を強化することもできる。

スタッフ[編集]

東映からのプロデューサーは梅澤淳稔が、劇伴は高梨康治が前作から引き続き参加する。なお、高梨が作曲した前作の楽曲に限り、『Yes!プリキュア5』シリーズまでは佐藤直紀の楽曲間で行われていたシリーズ作品の楽曲を流用する手法が復活した。

シリーズディレクターには、『Yes!プリキュア5』シリーズの映画版で監督を務めた長峯達也を起用[注釈 47]し、キャラクターデザインには馬越嘉彦が、シリーズ構成には山田隆司が配置された。2人はプリキュアシリーズ初参加にして『おジャ魔女どれみ』シリーズ以来の同時間帯作品での起用[注釈 48]となる。同シリーズのメインスタッフを合流させた[注釈 49]ことは、『どれみ』で演出デビューした長峯の意向を尊重してのことで、気心の知れたスタッフであると同時に、「『どれみ』を知らない今の子供たちにとっては『プリキュア』への新鮮な風になる」という意図もある[2]

なお本作品の好評を受け、『おジャ魔女どれみ』シリーズがライトノベル『おジャ魔女どれみ16』として復活することになった[19]

  • 企画 - 西出将之(ABC)、松下洋子(ADK)、関弘美(東映アニメーション)
  • 原作 - 東堂いづみ
  • 連載 - 講談社なかよし
  • シリーズ構成 - 山田隆司
  • キャラクターデザイン - 馬越嘉彦
  • 美術デザイン - 増田竜太郎
  • 色彩設計 - 佐久間ヨシ子
  • 編集 - 麻生芳弘
  • 音響効果 - 石野貴久
  • 音楽 - 高梨康治
  • プロデューサー - 吉田健一郎(第1話 - 第38話) → 松下洋幸(第39話 -第49話)(ABC)、鶴崎りか(第1話 - 第25話) → 佐々木礼子(第26話 -第49話)(ADK)、梅澤淳稔(東映アニメーション)
  • アシスタントプロデューサー - 若林豪
  • 制作担当 - 額賀康彦
  • シリーズディレクター - 長峯達也
  • 制作協力 - 東映
  • 制作 - ABCADK東映アニメーション

主題歌[編集]

主題歌は、オープニングテーマにシリーズ初参加の池田彩C-ZONE、2010年11月より単独で活動。)を起用。また、エンディングテーマの歌手は『Yes!プリキュア5』シリーズのオープニングテーマを歌っていた工藤真由である。EDにおけるCG技術は本作品にも継承され、ダンス振りつけも前田健が続投した。

「Alright!ハートキャッチプリキュア!」、「ハートキャッチ☆パラダイス」、「Tomorrow Song 〜あしたのうた〜」については前作までにおける「通常のインストゥルメンタル」ではなく、「インストゥルメンタルにカラオケメロが追加されたもの」がシングルCDに収録されている。このため「通常のインストゥルメンタル版」はCD化されることはなかったが、「 ハートキャッチプリキュア!オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・サウンド・バースト!! 」にボーナストラックとして収録された。なお「無印・MaxHeart」時代にはサウンドトラックにオープニング曲のインストゥルメンタルがフルサイズで収録されていた。

オープニングテーマ[編集]

「Alright!ハートキャッチプリキュア!」
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌、歌 - 池田彩
第2話、第24話、最終話ではアバンタイトルなしで番組開始後即オープニングが流れた。
特別仕様オープニングはいずれも本放送のみの使用で、遅れネットや再放送、DVDでは通常のオープニングに差し替えられている。
オープニング映像の変遷
第14話から部分修正があった(詳細は「話題」を参照)[注釈 50]
第25話からオープニング映像が新たなプリキュアやポプリが登場する物にマイナーチェンジされた。
第42話からオープニング映像が再びマイナーチェンジされ、キュアブロッサムとキュアマリンが二人で必殺技を放つシーンがキュアサンシャイン、キュアムーンライト、コッペの戦闘シーン及びプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラを放つシーンに差し替えられた。
特別仕様オープニング
第5話 - 第8話は『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』の本編映像を一部使用した特別仕様。
第37話 - 第41話は『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』の本編映像を一部使用した特別仕様。

エンディングテーマ[編集]

「ハートキャッチ☆パラダイス」(第1話 - 第24話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - marhy、編曲 - 久保田光太郎、歌 - 工藤真由
第22話ではBパート終了後CMを挟まずエンディングと次回予告が流れた(提供クレジットとエンドカードはCMの後)。
踊っているのは、花咲つぼみと来海えりかの2人。途中からはキュアブロッサムとキュアマリンに変身する。
2013年現在、エンディングムービーが3Dアニメーションとなってからは変身前の姿が登場する唯一の楽曲となっている。
「Tomorrow Song 〜あしたのうた〜」(第25話 - 第49話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌、歌 - 工藤真由
第46話以降の(2011年(平成23年)1月放送分)ではBパート終了後CMを挟まずエンディングと次回予告と新番組『スイートプリキュア♪』の番宣が流れた(提供クレジットとエンドカードはCMの後)。
踊っているのはキュアサンシャインとキュアムーンライトを加えた4人となり、最後には4人の強化形態「スーパーシルエット」が本編に先駆け登場している。また、妖精達(シプレ・コフレ・ポプリ・コッペ)も登場している。

挿入歌[編集]

「つ.ぼ.み 〜Future Flower〜」(第4話、第24話、第25話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 水谷広実、歌 - 花咲つぼみ / キュアブロッサム(水樹奈々)
「スペシャル*カラフル」(第8話、第19話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 藤澤健至、歌 - 来海えりか / キュアマリン(水沢史絵)
「MOON 〜月光〜ATTACK」(第35話、第47話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 藤澤健至、歌 - 月影ゆり / キュアムーンライト(久川綾)
「HEART GOES ON」(第36話、第38話、第48話)
作詞 - 青木久美子、作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌、歌 - 工藤真由、池田彩
「Power of Shine」(第46話)
作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 高梨康治、編曲 - 藤澤健至、歌 - 明堂院いつき / キュアサンシャイン(桑島法子)

各話リスト[編集]

  • サブタイトル表記時の背景とBGMは前作では週替わりだったが再び固定の背景とBGMに戻った。タイトル字の後方にいる落書きタッチのプリキュアは、話数が進みメンバーが増えるごとに追加されている(左上にマリン、同下にコフレ、右上にシプレ、同下にブロッサム、中央上にムーンライト、同下にサンシャインとポプリ)[注釈 51]。ただし、シプレとコフレはタイトルコール前に登場しており、他のキャラクターより若干大きい。一方で番組終了時に表示されるエンドカードは、過去シリーズでは毎週週替わりだったが、本作品では特定の話数に進むまでは同じものが使われている。
  • 花言葉は本編中で語られたものを中心に記述しており、東映アニメーション各話あらすじ、及びプリキュア花だんで言及されているものには別途注釈を設けている。
  • 本作品のサブタイトルはつぼみの口調(敬語)で統一されており、読み上げもつぼみ役の水樹奈々が行う。
  • 放送日は系列キー局のテレビ朝日基準。
話数 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術監督 花言葉 本放送日 収録DVD
1 私、変わります! 変わってみせます!! 栗山緑 長峯達也 馬越嘉彦 増田竜太郎 四つ葉のクローバー(幸福)[注釈 52] 2010年
2月7日
VOL.1
2 私って史上最弱のプリキュアですか?? 黒田成美 小島彰 戸杉奈津子 白いシクラメン(純潔)
赤いシクラメン(嫉妬)
2月14日
3 2人目のプリキュアはやる気まんまんです! 岩井隆央 伊藤智子 増田竜太郎 ポインセチア
(私の心は燃えている)
2月21日
4 早くもプリキュアコンビ解散ですか? 米村正二 川田武範 川村敏江 須和田真 ブルースター(信じる心) 2月28日 VOL.2
5 拒否されたラーメン! 親子の絆なおします! 成田良美 畑野森生 奥山美佳 井芹達朗 タイム / サルビア(家族愛) 3月7日
6 スクープ! プリキュアの正体ばれちゃいます!? 伊藤睦美 勝間田具治 河野宏之 佐藤千恵 ブラックベリー(人を思いやる心) 3月14日
7 あこがれの生徒会長! 乙女心はかくせません!! 栗山緑 小川孝治 爲我井克美 増田竜太郎 牡丹
(王者の風格、高貴、恥じらい)
3月21日 VOL.3
8 カリスマモデルのため息! って、なぜですか? 井上美緒 志水淳児 ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
ダリア(優雅) 3月28日
9 スカウトされたお父さん! お花屋さんをやめちゃいます!? 成田良美 境宗久 小島彰 井芹達朗 白いヒヤシンス(こころ静かな愛) 4月4日
10 最大のピンチ! ダークプリキュアが現れました! 米村正二 長峯達也 馬越嘉彦 須和田真 ゼラニウム(真の友情) 4月11日 VOL.4
11 アチョー!! カンフーでパワーアップします!! 伊藤睦美 岩井隆央 伊藤智子 佐藤千恵 ジギタリス(熱い思い) 4月18日
12 ドッキドキです! プロポーズ大作戦!! 井上美緒 川田武範 奥山美佳 本田修 チューリップ(永遠の愛) 4月25日
13 真実が明かされます! キュアムーンライトの正体!! 栗山緑 座古明史 河野宏之 田中美紀 リュウゼツラン(繊細)[20] 5月2日 VOL.5
14 涙の母の日! 家族の笑顔守ります!! 成田良美 小川孝治 川村敏江 渡部葉 カーネーション(母への愛)[注釈 53] 5月9日
15 なんと! 生徒会長がキュートな服着ちゃいます!! 米村正二 畑野森生 爲我井克美 井芹達朗 すみれ(謙虚)
アヤメ(仲直り〈良いしらせ〉)
5月16日
16 ライバルはえりか! 演劇部からの挑戦状です!! 伊藤睦美 黒田成美 ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
須和田真 ブーゲンビリア(情熱) 5月23日 VOL.6
17 認めてくださいっ! 私たちのプリキュア魂!! 井上美緒 岩井隆央 小島彰 杦浦正一郎
斎藤信二
ツツジ(努力) 5月30日
18 最強伝説! 番長登場、ヨロシクです!! 米村正二 地岡公俊
中尾幸彦
青山充 増田竜太郎 ハナミズキ
(わたしの想いを受け入れて)
6月6日
19 涙の嫁入り! 父の日の記念写真です!! 伊藤睦美 大塚隆史 奥山美佳 倉本章 みかん(花嫁の喜び) 6月20日 VOL.7
20 第3の妖精! ポプリはかわいい赤ちゃんです!! 栗山緑 志水淳児 河野宏之 渡部葉 ブロワリア
(あなたは魅力に富んでいる)
6月27日
21 妖精アドベンチャー! プリキュアスカウト作戦です!! 井上美緒 座古明史 稲上晃 井芹達朗 シャクナゲ(威厳) 7月4日
22 ついに見つけました!! 3人目のプリキュア!! 米村正二 小村敏明
広嶋秀樹
伊藤智子 増田竜太郎 サザンカ(ひたむきな愛) 7月11日 VOL.8
23 キュアサンシャイン誕生ですっ!! 成田良美 畑野森生 馬越嘉彦 須和田真 スパティフィラム
(清らかな心、爽快)[20]
7月18日
24 こころの大樹の危機! プリキュア、飛びますっ!! 境宗久 爲我井克美 倉本章 カモミール(苦難に耐える) 7月25日
25 海へゴーです! いつきウキウキ夏合宿! 伊藤睦美 川田武範 小島彰 渡部葉 ユーチャリス[注釈 54](清らかな心)[20] 8月1日 VOL.9
26 勇気を出して! 友達になるって素敵なんです!! 井上美緒 岩井隆央 ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
井芹達朗 いちごの花(尊敬と愛) 8月8日
27 おじいちゃんはイケメンさん? キュアフラワーの初恋です! 米村正二 小川孝治 青山充 杦浦正一郎
大谷正信
ラベンダー
(わたしは待っています)
8月15日
28 サバーク史上最大の作戦! 夏休みの宿題おわりません!! 成田良美 黒田成美 奥山美佳 佐藤千恵 チトニア[注釈 54](優美)[20] 8月22日 VOL.10
29 夏、ラストスパート! 私のドレスできました!! 伊藤睦美 織本まき子 稲上晃 須和田真 菜の花(元気いっぱい) 8月29日
30 ポプリが家出! いつき、ボロボロです!! 井上美緒 大塚隆史 河野宏之 田中美紀 バーベナ(家族の幸福) 9月5日
31 悲しみの正体! それは、ゆりさんの妖精でした… 米村正二 地岡公俊
広嶋秀樹
青山充 井芹達朗 ほうれん草の花(活力) 9月12日 VOL.11
32 イケメンさんと対決? そんなの聞いてないです〜!! 成田良美 座古明史 伊藤智子 渡部葉 コスモス[注釈 54](乙女の真心)[20] 9月19日
33 キュアムーンライト、ついに復活ですっ!! 栗山緑 畑野森生 爲我井克美 佐藤千恵 ユリ[注釈 54]
(威厳、純潔、無垢)[20]
9月26日
34 すごいパワーです! キュアムーンライト!! 小川孝治 馬越嘉彦 須和田真 ヒガンバナ[注釈 54](情熱)[20] 10月3日 VOL.12
35 ワクワク学園祭! ファッション部はバタバタです!! 伊藤睦美 岩井隆央 ポール・アンニュヌエボ
フランシス・カネダ
ききょう(変わらぬ愛) 10月10日
36 みんなが主役! わたしたちのステージです!! 井上美緒 黒田成美 小島彰 井芹達朗 アスター(信じる心) 10月17日
37 強くなります! 試練はプリキュア対プリキュア!! 米村正二 境宗久
畑野森生
奥山美佳 渡部葉 パンジー(心の平和)[20] 10月24日 VOL.13
38 プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!! 長峯達也 稲上晃 佐藤千恵 キンモクセイ(真実)[20] 10月31日
39 えりかピンチ! マリンタクトが奪われました!! 成田良美 地岡公俊
広嶋秀樹
河野宏之 スギ浦正一郎 きく(高貴)[20] 11月14日
40 さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です! 栗山緑 織本まき子 ポール・アンニュヌエボ
フランシス・カネダ
井芹達朗 カタクリ
(嫉妬・寂しさに耐える)
11月21日 VOL.14
41 妖精が変身!? プリキュア劇団はじめました!! 伊藤睦美 小川孝治 山岡直子 須和田真 ベニバナ(包容力) 11月28日
42 とまどいのゆりさん! ラブレター見ちゃいました… 井上美緒 うえだひでひと
広嶋秀樹
伊藤智子 渡部葉 さくらんぼ(小さな恋人) 12月5日
43 あたらしい家族! 私、お姉さんになります!! 米村正二 うえだひでひと
岩井隆央
爲我井克美 佐藤千恵 スズラン(幸福の訪れ) 12月12日 VOL.15
44 クリスマスの奇跡! キュアフラワーに会えました! 栗山緑 畑野森生 小島彰 田中美紀 カスミソウ(夢見心地)[20] 12月19日
45 もうダメです… 世界が砂漠になりました… 伊藤睦美 黒田成美
広嶋秀樹
奥山美佳 杦浦正一郎
大谷正信
- 12月26日
46 クモジャキー! コブラージャ!あなたたちを忘れません!! 井上美緒 織本まき子
地岡公俊
ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
井芹達朗 ノコギリソウ(戦い)
ハマナス(美しい悲しみ)
2011年
1月9日
VOL.16
47 嘘だと言ってください! サバーク博士の正体!! 米村正二 小川孝治 河野宏之 須和田真 - 1月16日
48 地球のため! 夢のため! プリキュア最後の変身です! 栗山緑 長峯達也
広嶋秀樹
馬越嘉彦 田中美紀 1月23日
49 みんなの心をひとつに! 私は最強のプリキュア!! 長峯達也 1月30日

放送局[編集]

放送局 放送期間 放送曜日 時間 備考
ABC(制作局)テレビ朝日系列 2010年2月7日 - 2011年1月30日 日曜日 8:30 - 9:00 同時ネット
山陰放送TBS系列 2010年2月13日 - 2011年2月5日 土曜日 11:15 - 11:45 6日遅れ
宮崎放送(TBS系列) 2010年7月20日 - 2011年7月12日 火曜日 15:30 - 16:00 番組販売
156日遅れ

制作局のABCでは全国高校野球選手権大会中継に伴う放送日時の変更が行われた。

映画[編集]

映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?
2010年10月30日公開。キュアサンシャイン、キュアムーンライト、ポプリが映画初登場、またコッペが人間態を含めて唯一の映画登場となっている。敵キャラクター「サラマンダー男爵」の回想シーンでは、デューンが台詞無しで登場。
なおサラマンダー男爵は同じく映画オリジナルキャラクター「オリヴィエ」と共に、テレビ本編第49話で月影博士の回想シーンにも登場する。

オールスターズ映画[編集]

映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!
2010年3月20日公開。本作品からはキュアブロッサム、キュアマリン、シプレ、コフレが登場。キュアサンシャイン覚醒前のいつきとキュアムーンライトの変身能力失効中のゆりは、薫子・としこ・るみこと共に「フェアリーパーク」観客として登場(全て台詞無し)。またプロローグでは、さくらとみずきが台詞無しで登場。
映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花
2011年3月19日公開。本作品からは『DX2』に登場した2人と2匹に加え、キュアサンシャイン、キュアムーンライト、ポプリがオールスターズ映画初登場。薫子・流之助・かなえ・鶴崎先生もファッションショーの観客役でモブ登場(前述の通り薫子はキュアフラワーに変身せず)。また映画に登場したサラマンダー男爵も「浄化された悪心が敵首領・ブラックホールに集められた」という形で再生され、「ダークライズ」[注釈 55]の一員として登場。
映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
2012年3月17日公開。本作品に登場する全てのプリキュアと妖精が登場。本編前半では、ももか・ファッション部員4名・鶴崎先生を初め、「砂漠の使徒」三幹部の素体となった人間が、いずれも横浜の通行人役でモブ登場。
映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち
2013年3月16日公開。『NewStage』に引き続き、キュアブロッサムとキュアマリンが声付きで登場。オープニングのみ、ももかとファッション部員4名がモブ登場。
映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち
2014年3月15日公開。『NewStage2』に引き続き、キュアブロッサムとキュアマリンが『DX2』から本作品まで5作連続声付きで登場。来海家(父は除く)、ファッション部員4名、ケンジがモブ登場[注釈 56]

その他の作品[編集]

ハピネスチャージプリキュア!
2014年2月2日から放送中のTVシリーズ11作。「シリーズ10周年」を記念して、OP前に歴代プリキュアが祝福のメッセージを述べるコーナーが設けられており、2月23日放送分の第4話ではキュアムーンライト、4月6日放送分の第10話ではキュアブロッサム、6月15日放送分の第20話ではキュアサンシャイン、8月17日放送分の第28話ではキュアマリンがそれぞれ登場した。

漫画[編集]

漫画雑誌なかよし』(講談社2010年(平成22年)3月号から2011年(平成23年)2月号まで、漫画版が連載されていた。これまでのシリーズ同様、上北ふたごが手掛ける。2月号で終了するため、他シリーズと同様にクライマックスの手前で連載が終了した。

単行本としての発行は行われていないが、2010年(平成22年)年7月22日発行の『ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! まるごとキュアサンシャイン!』(ISBN 978-4063794779)に第1話から第7話までが、2011年(平成23年)2月7日発行の『スイートプリキュア♪&ハートキャッチプリキュア! おはなしブック!』(ISBN 978-4063895322)には第8話から第12話及び書き下ろしの最終回が収録されている。

また、花咲つぼみのこころの花が漫画版ではサクラと設定されており、プリキュアとしての花も、4人の中で唯一こころの花と同じものになっている。

漫画版でモチーフとなった花や紹介された花言葉は以下のとおり。

話数 花言葉
1 風船唐綿 隠された能力
2 葛の花 芯の強さ・恋のため息
3 デンドロビウム わがままな美人・思いやり
4 ネコヤナギ 自由な心
5 竜舌蘭
6 - 8 ひまわり
11 ポインセチア 聖なる願い・祝福・わたしの心は燃えている
最終話

関連商品[編集]

音楽CD[編集]

いずれもマーベラスエンターテイメントより発売。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は「ハートキャッチプリキュア! サウンドアルバム」を参照。

シングル
  1. Alright! ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス」(2010年(平成22年)3月17日発売)
    • 通常盤:MJCD-23080
    • CD+DVD盤:MJCD-23079
    オープニングテーマとエンディングテーマを2曲収録。初回限定封入特典は、通常盤がジャケットイラスト・ステッカーで、CD+DVD盤がハートキャッチドリームダンスのオリジナルカード。チャート最高位は3位。
  2. つ.ぼ.み 〜Future Flower〜/スペシャル*カラフル」(2010年(平成22年)4月21日発売、MJCD-23086)
    挿入歌2曲を収録した両A面シングル。初回限定封入特典にオリジナルステッカーがある。
  3. Tomorrow Song 〜あしたのうた〜」(2010年(平成22年)9月8日発売)
    • 通常盤:MJCD-23090
    • CD+DVD盤:MJCD-23089
    後期エンディングテーマと劇中歌を2曲収録。初回限定封入特典は、通常盤がジャケットサイズステッカーで、CD+DVD盤がデータカードダス・プリキュアオールスターズ・オリジナルカード。
  4. Power of Shine/MOON 〜月光〜ATTACK」(2010年(平成22年)10月27日発売、MJCD-23092)
    新たな挿入歌2曲を収録した両A面シングル。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。
サウンドトラック
  1. ハートキャッチプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・フォルテウェイブ!!』(2010年(平成22年)6月9日発売、MJCD-20188)
    BGM33曲を収録したサントラ盤。初回封入特典はオリジナル・デザインステッカー。
  2. ハートキャッチプリキュア! オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・サウンド・バースト!!』(2010年(平成22年)12月22日発売、MJCD-20198)
    BGM38曲を収録したサントラ盤。初回封入特典はオリジナルデザインステッカー。
ボーカルアルバム
  1. ハートキャッチプリキュア! ボーカルアルバム1 〜大地と海と陽と月と〜』(2010年(平成22年)7月22日発売、MJCD-20189)
    全12曲イメージソングを収録した初のボーカルアルバム。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。
  2. ハートキャッチプリキュア! ボーカルアルバム2 〜いろとりどりの花言葉〜』(2010年(平成22年)12月22日発売、MJCD-20197)
    全12曲イメージソングを収録した2枚目のボーカルアルバム。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。
  3. ハートキャッチプリキュア! ボーカルベスト』(2011年(平成23年)2月16日発売、MJSA-1001)
    イメージソングを全収録したボーカル・ベストアルバム。初回限定封入特典にジャケットサイズステッカーがある。

DVD[編集]

マーベラスエンターテイメントより2010年(平成22年)6月16日より発売、ポニーキャニオンより販売中。全16巻の各巻3話収録(最終16巻のみ4話収録)[21]。第1巻の発売とともにレンタルDVDも同時にリリースされた。第8巻までは各月1巻ずつ、第9巻以降は各月2巻ずつ発売された。なお、ポニーキャニオンでの販売は本作品が最後となり、次作「スイートプリキュア」以降はTCエンタテインメントに移行した。

  • 2011年(平成23年)4月20日発売の第14巻で、プリキュアTVシリーズのDVDが通算100巻に到達した。

ゲーム・アプリ[編集]

『ハートキャッチプリキュア! おしゃれコレクション』
バンダイナムコゲームスより2010年(平成22年)8月5日発売のニンテンドーDS専用のコンピュータゲームソフト。ゲストとして、前作『フレッシュプリキュア!』までの歴代プリキュア達が登場。
新・あそんでプリキュア
東映アニメーションの課金制有料サイトゲーム。2010年(平成22年)5月17日よりサービス開始。
『こえであそぼう ハートキャッチプリキュア!』
東映アニメーションより2010年(平成22年)11月11日発売のニンテンドーDS専用ゲームソフト。
『ハートキャッチプリキュア! デコカメラ』
東映アニメーション・ホビーストックより2010年(平成22年)10月25日発売のiPhone用写真アプリ。
『ハートキャッチプリキュア! パズル』
東映アニメーション・ホビーストックより2010年(平成22年)12月16日発売のiPhone用ゲームソフト。

玩具[編集]

メインスポンサーであるバンダイは劇中の「こころの種」を玩具として発売[22]。こころの種は全数十種類が順次発売され、種のみが単独で販売されるだけでなく、本作品の関連玩具の一部にも数個ずつ封入されている[23]。また、種が付属する関連玩具の中にはこころの種を装填することで種の種類に応じたアクションを起こすものもあり、データカードダスプリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス』にこころの種連動システムが実装されるなど、こころの種の収集意欲を高める狙いの商品展開が行われている。

本作品におけるプリキュアの変身アイテム「ココロパフューム」は、従来の変身アイテムシリーズで必ず組み込まれていた液晶画面を用いた育成ゲーム要素を廃止、プリキュアとしては初の完全な変身遊び用の玩具となった[注釈 57]。こころの種を利用した音と光の簡単なゲーム機能(占いあそび、記憶ゲーム、2つのこころの種の色を混ぜるあそび)はついているが、液晶画面を使った電子ゲーム機能はココロポットに移行されている。

フィギュア[編集]

S.H.Figuartsシリーズ
S.H.Figuarts キュアブロッサム
2011年3月19日発売。シプレのミニフィギュア付き。
S.H.Figuarts キュアマリン
2011年3月19日発売。コフレのミニフィギュア付き。
chibi-arts キュアブロッサム
2011年4月29日発売。シプレのミニフィギュア付き。
chibi-arts キュアマリン
2011年5月28日発売。コフレのミニフィギュア付き。
S.H.Figuarts キュアサンシャイン
2011年6月11日発売。ポプリのミニフィギュア付き。
chibi-arts 花咲つぼみ
2011年7月30日発売。
Figuarts ZERO コッペ様
魂ウェブ商店限定。2011年7月発送。別売りのブロッサム、マリン、サンシャイン用の「我々はすごいことをしてしまった」の顔パーツ付き。
S.H.Figuarts キュアムーンライト
2011年8月6日発売。コロンのミニフィギュア付き。
chibi-arts 来海えりか
2011年8月20日発売。
chibi-arts キュアムーンライト
2011年9月17日発売。コロンのミニフィギュア付き。
S.H.Figuarts ダークプリキュア
魂ウェブ商店限定。2011年12月発送。
chibi-arts キュアサンシャイン
魂ウェブ商店限定。2012年1月発送。ポプリのミニフィギュア付き。
S.H.Figuarts キュアブロッサム スーパーシルエット
魂ウェブ商店限定。2012年8月発送。
S.H.Figuarts キュアマリン スーパーシルエット
魂ウェブ商店限定。2012年9月発送。
S.H.Figuarts キュアサンシャイン スーパーシルエット
魂ウェブ商店限定。2012年12月発送。
S.H.Figuarts キュアムーンライト スーパーシルエット
魂ウェブ商店限定。2013年4月発送。
エクセレントモデル(メガハウス
エクセレントモデル ハートキャッチプリキュア! キュアブロッサム
2010年10月下旬発売。
エクセレントモデル ハートキャッチプリキュア! キュアマリン
2010年10月下旬発売。
エクセレントモデル ハートキャッチプリキュア! キュアサンシャイン
2011年4月下旬発売。
エクセレントモデル ハートキャッチプリキュア! キュアムーンライト
2011年4月下旬発売。
エクセレントモデルLIMITED ハートキャッチプリキュア! ダークプリキュア
東映アニメオンラインショップ・HobbyJAPAN OnlineShop・メガトレショップ限定。2011年12月中旬発送。
ぷちきゃら!
メガハウスから発売されているSDフィギュアシリーズ「ぷちきゃら! シリーズ」の一環として、2013年12月より本作品のプリキュアが発売。発売されるのは「キュアブロッサム」「キュアマリン」「キュアサンシャイン」「キュアムーンライト」「ダークプリキュア」「キュアフラワー」の計6種(各2種有り)で、「ラッキーアイテム」として、一部に「コッペ」のフィギュアが付属されている。
なおSDキャラとはいえ、キュアフラワーがフィギュア化されるのはこれが初である。

書籍[編集]

馬越嘉彦 東映アニメーションワークス』(一迅社、2011年7月20日発売)ISBN 978-4-7580-1221-8
本作品を始め『おジャ魔女どれみ』シリーズ、『マリー&ガリー』シリーズといった馬越が東映アニメーションで関わった作品の画集。各種アニメ雑誌やDVDジャケットなどに使われた版権イラスト、キャラクター設定、修正原画などで構成。

話題[編集]

  • メインキャラクターの担当声優は、プリキュア初参加となる水樹奈々を除き、水沢史絵川田妙子くまいもとこらは、過去のプリキュアシリーズで声を当てた経験がある。水樹と水沢はメインのプリキュア役に決まったことを喜ぶコメントをしている[24][25]
  • 本作品のキーになる登場人物であるダークプリキュアは、構想当初は設定されていなかった。しかし、声優オーディションに参加した高山みなみが「あまりに素晴らしかった」(長峯談)ため、高山が担当するにふさわしい人物を設定しなければならないと考えた長峯が、急遽ダークプリキュアを登場させることにしたという[26]
  • 2010年(平成22年)3月28日放送の本作品第8話でプリキュアシリーズ通算300回の放送を達成。これを受け、朝日放送の公式携帯サイトでは記念の待受け画面が配布された。
  • 2010年(平成22年)3月には放送倫理・番組向上機構の「視聴者の意見」として「敵に尻で攻撃したり[注釈 58]妖精が黄色いものを出すのが下品だ」というクレームが取り上げられている[27][28][29]。なお苦情に対する公式なコメントはなく、この件との因果関係は明らかではないものの、第14話からは問題視されたシーンにおけるシプレとコフレがこころの種を生み出す演出がオープニング映像と共に修正されており、こころの種になる前の黄色い液体状のものが無くなり、こころの種のみが直接出てくるようになっている[30]。なお、再放送では第13話まで該当箇所は修正されずにそのまま放送されている。
  • 2010年(平成22年)6月17日は、フジテレビ系列の『とんねるずのみなさんのおかげでした』のワンコーナー「食わず嫌い王決定戦」に、水樹奈々が出演、番組内では水樹が、キュアブロッサムの変身口上「プリキュア・オープンマイハート!」「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」や、激怒時の口癖「私、堪忍袋の緒が切れました!!」の声を披露した。
  • 2010年(平成22年)7月24日・25日に西武ドームで催された『NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010』では水樹自身がキュアブロッサムの扮装で登場し、着ぐるみのキュアブロッサムとキュアマリンと共演した(25日には、キュアマリン役の水沢も登場)。
  • 本作品では「フェアリードロップドレスデザインコンテスト」と銘打った視聴者参加企画を実施し、ABCホームページにて番組内で花咲つぼみが着用するドレスのデザインを一般公募する企画が行われた。同コンテストでグランプリとなった作品は2010年(平成22年)8月29日放送の第29話の劇中で実際につぼみが着用し、受賞者の氏名も同話のエンディングクレジットに記載された。その後データカードダスのカードとして商品化された(現在は販売終了)。また他にも惜しくもグランプリを逃したが「おともだち賞」「たのしい幼稚園賞」に入賞した作品[注釈 59]も入賞者氏名と併せてABCホームページに掲載された。
  • 本作品ではオープニングテーマ・エンディングテーマをそれぞれ担当している池田彩工藤真由が軽音部の生徒役で出演し、2010年(平成22年)10月17日放送の第36話にて挿入歌「HEART GOES ON」を劇中で演奏した。またこの回では前述した視聴者参加企画のグランプリ受賞作品をつぼみが文化祭ステージ上で着用する形で再登場した。
  • 2010年(平成22年)12月31日のNHK第61回NHK紅白歌合戦』キャラクター紅白歌合戦コーナーで、プリキュアキャラクターが水樹奈々やAKB48(但し、コーナーで水樹と共に歌ったのは、前田敦子大島優子柏木由紀である。尚、前田と大島は2014年時点で、AKB48を卒業している。)と共に共演し『Alright!ハートキャッチプリキュア』を歌っている[31]
  • 東京国際アニメフェア2011の第10回東京アニメアワードにて馬越嘉彦が本作品のキャラクターデザインで個人部門キャラクターデザイン賞を受賞した。また作品自体としても日本オタク大賞2010を受賞している。
  • 2012年(平成24年)6月10日放送分の『新堂本兄弟』(フジテレビ系列)にて水樹奈々が出演し、番組出演者と共に当作品の変身シーンのアフレコを行った。配役はブロッサムは水樹本人が担当し、それ以外は水樹の指名で、マリンは高橋みなみAKB48)、サンシャインは堂本剛KinKi Kids)、ムーンライトは高見沢俊彦THE ALFEE)が担当。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ フルネット局のみ。
  2. ^ 英字表記が設定されていない『Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!』を除く。
  3. ^ ただし、『ハピネスチャージプリキュア!』放送時に設定された10周年ロゴなど一部は「PRETTY CURE」と表記されている。
  4. ^ 第1話の冒頭でキュアムーンライトが登場したので2番目となる。主人公プリキュアが1番目の登場でないのはシリーズ初。
  5. ^ 当初「さん」付けで呼んでいた。同級生に対しても基本的に「さん」「くん」と敬称を用いて呼ぶが、えりかからは「他人行儀」と言われていた。そのため、友人には呼び捨てするようになる。
  6. ^ 映画『オールスターズ』シリーズにおいても、高所恐怖症は相変わらず。
  7. ^ 教室の席も自宅も隣同士である。
  8. ^ 転居後も鎌倉の家は人手に渡らず花咲家が所有している。
  9. ^ よく髪型を変えている。
  10. ^ 当初、いつきには「さん」付けで呼んでいた。
  11. ^ 物語当初は思ったことをすぐ口に出す悪い癖が原因で相手を傷つけることもしばしばあった。
  12. ^ 私生活では無頓着になることもある。
  13. ^ 第1話ではそのコンプレックスをサソリーナに付け込まれ、同話でデザトリアンにされた。
  14. ^ シクラメンでは映像演出に使いにくいことから、マリンのイメージカラー『青』のコスモスに決定された。[4]
  15. ^ 彼女自身が考案したデザインをもとにつぼみやえりかと一緒に自作したものである。
  16. ^ 当初は、「さん」付けで呼んでいた。
  17. ^ 第7話ではそれらを無理に抑え込んでいた気持ちをコブラージャにつけ込まれ、デザトリアンにされる。デザトリアンになっている間、一人称が「わたし」になり、口調も女の子っぽくなっている。
  18. ^ このことは全校生徒が周知の事実だが、それでも女子生徒からはアプローチをうけ、それを知らない転校生のつぼみも好意をもっていた。
  19. ^ ただし、『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』以降のオールスターズ映画では髪はショート、制服は男子用のままである。
  20. ^ キュアムーンライトとしては第12話まで非公開扱いで、クレジットでは『?』と表記されていた。
  21. ^ 2つに割られた種の片方はゆりが所持しているが、もう片方はダークプリキュアの手にあるため変身能力を失っていた。
  22. ^ よって砂漠の使徒との戦闘に巻き込まれた人々を守るために生身で戦うことには躊躇がない。
  23. ^ 第1話のオープニングからマント姿のプリキュアが登場するが、本編に最初に登場したのは24話から。
  24. ^ 制作側も視聴者もプリキュア・妖精・敵と3箇所を把握する必要があり、プリキュアと妖精とが一体化するマントにはそれを軽減という効果もある。[7]
  25. ^ しかし、シプレとポプリは『プリキュアまんがえほん』の『みんなで おえかき がんばるクル~』で『スマイルプリキュア!』の妖精・キャンディと共にぬいぐるみのふりをするが、一般の子供達の前で喋ったり動いてしまい、つぼみといつき、そして『スマイル』のメンバー達を慌てさせていた。コフレは『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』のオープニングでえりかがフランス人とあいさつした後、フランス人の前で動いてしまい、えりかを慌てさせていた。
  26. ^ なお、『プリキュアオールスターズ スペシャルブック』及び『プリキュアオールスターズ スペシャルだいずかん』では記載される事がある。
  27. ^ 第1話ではサソリーナが新たなるプリキュアの誕生を阻止するためにココロパフュームを狙う場面もあった。
  28. ^ この設定はアニメ版では語られていない。
  29. ^ この扱いを三幹部は不服に思っている。
  30. ^ キュアムーンライトを倒した際に手に入れた。種によってゆりの居場所を探ったことがある。
  31. ^ 劇中では大幹部と呼称されている。
  32. ^ ただし、心が萎れていたり、悩みを抱えている人間からしか、こころの花を奪えない。こころの花を取り出す対象の人数は基本的に1人で、萎れ具合が最も深刻な人を選ぶが、似たような悩みを抱えている人間全員を狙う場合もある。
  33. ^ こころの花を奪った人間の悩みに対し侮蔑に満ちた言葉をぶつける。
  34. ^ サソリーナのみ「闇に沈みダークな心に支配されるのよ〜!」という掛け声を出す。
  35. ^ 工藤は『Yes!プリキュア5』にも出演経験があるので、2度目のゲスト出演となる。
  36. ^ 彼も含めたいつき以外の生徒会役員は全員眼鏡をかけており、目が描かれていない。
  37. ^ 前作までに登場したプリキュアという意味ではなく、あくまで『ハートキャッチプリキュア!』の世界観の中で、本編よりも過去の時期に活躍していたプリキュアという意味。
  38. ^ ただし、30話においてはポプリがプリキュアとは無関係の人物にプリキュアに関することを話したことがある。
  39. ^ 例外的に、最終話では砂漠化した地球が復元されている。
  40. ^ 次作『スイートプリキュア♪』では小学生が変身するキュアミューズが登場しており、真の姿は当然キュアマリンより背が低い。
  41. ^ 歴代のプリキュアの中で最も背が高い。
  42. ^ この掛け声は水樹奈々と監督とで「届け」か「食らえ」かのどちらにすべきか協議されたが、薫子役の坂本千夏の一声で最終的に決まった(『水樹奈々のMの世界』#092より)。
  43. ^ ただし、全ての組み合わせが披露されたわけではない。
  44. ^ 物語初期の頃は、黄色い液体状の物質が変化する描写であったが、視聴者からの苦情などから、本文のような描写に変更された。
  45. ^ 第39話でボスナッキーがマリンタクトを使用しようとしたが本来の能力は発揮されなかった。
  46. ^ つぼみ達の夢の中や、一部の商品イラストではブロッサムタクト及びマリンタクトと同様の色になっている。
  47. ^ アニメージュ』2010年2月号(徳間書店)では長峯はテレビシリーズ初監督となっているが、実際はそれ以前にテレビアニメの監督を数作務めている。
  48. ^ 山田は『明日のナージャ』において脚本参加の経験があり、馬越も原画として『ナージャ』やプリキュアシリーズに参加している。
  49. ^ 『どれみ』でプロデューサーを務めた関弘美も本作品の企画担当としてメインスタッフに名を連ねている。ただし、馬越や山田と違って関は前年の『フレッシュプリキュア!』からの継続参加である。
  50. ^ 第13話以前のオープニングはDVDでも修正前の映像がそのまま収録されている。
  51. ^ サンシャイン、ムーンライト、ポプリは第25話から追加。また、この手法は4年後の『ハピネスチャージプリキュア!』でも採用された。
  52. ^ プリキュア花だんではとなっている(花言葉は"心の美しさ")。
  53. ^ 本編での言及。一般的なカーネーションの花言葉は「感謝」である。
  54. ^ a b c d e ここで記載されている花は本編中では登場していない。プリキュア花だんでのみ紹介されている。
  55. ^ 公開前発売の「スイートプリキュア♪&プリキュアオールスターズ まるごとブック」(講談社)に記載された設定名(劇中未呼称)。
  56. ^ ケンジは『スマイルプリキュア!』の黄瀬やよい(キュアピース)の夢の世界のみ登場。
  57. ^ ただし、プリキュアに限定しなければ、『Max Heart』のタッチコミューン、『5 GoGo!』のミルキィパレットも該当する。
  58. ^ 第6話でキュアブロッサムがカメラ型デザトリアンにおしりパンチをしたシーン。
  59. ^ これらの作品は第24 - 28話で番組終了時のエンドカードでグランプリ候補作としても公開された。

出典[編集]

  1. ^ 記者会見ニュース・東映アニメーション
  2. ^ a b アニメージュ』2010年4月号、徳間書店、2010年3月発行、P.36 - P.37
  3. ^ 東映版ハートキャッチプリキュア公式サイト・キャラクター
  4. ^ 長峯達也 (2011年7月5日). “マリンの変身バンク。えりかだから背景CGはエリカの花 ...”. Twitter. 2012年9月12日閲覧。
  5. ^ 東映版ハートキャッチプリキュア公式サイト・キャラクター
  6. ^ 第17話・第30話。
  7. ^ 長峯達也 (2011年8月6日). “戦闘中は傍観や解説キャラな妖精がマントになる事でカメ ...”. Twitter. 2012年9月12日閲覧。
  8. ^ a b ハートキャッチプリキュア! 公式サイト(朝日放送)より。
  9. ^ 東映版ハートキャッチプリキュア!公式サイト・キャラクター
  10. ^ 第40話。
  11. ^ 東映版ハートキャッチプリキュア公式サイト・キャラクター
  12. ^ ハートキャッチプリキュア! 公式サイト(朝日放送)より。
  13. ^ 月刊ニュータイプ』2010年5月号(角川書店
  14. ^ プリキュアオールスターズDX2の身長比較画より。なお、年下のレモネードやルミナスはブロッサムと同じ程度の身長である。
  15. ^ 『月刊ニュータイプ』2010年7月号(角川書店)
  16. ^ 『月刊ニュータイプ』2010年8月号(角川書店)
  17. ^ a b 作中での発言・必殺技名から。
  18. ^ 『月刊ニュータイプ』2010年9月号(角川書店)
  19. ^ 『おジャ魔女どれみ16』第1巻インタビューより。
  20. ^ a b c d e f g h i j k 花言葉はプリキュア花だん及び東映アニメーション公式サイトより。本編中では言及されていない。
  21. ^ ポニーキャニオン公式ホームページ
  22. ^ 【こころの種ネット】公式ホームページ ハートキャッチプリキュア! こころの種
  23. ^ こころの種 関連商品 データカードダス プリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス
  24. ^ 紅白歌合戦に出場した歌手・声優の水樹奈々が新プリキュアの主役に決定(GIGAZINE)
  25. ^ プリキュア主演声優コメント(ABC)
  26. ^ ぴあMOOK プリキュアぴあ
  27. ^ 2010年3月に視聴者から寄せられた意見 - 青少年に関する意見”. 放送倫理・番組向上機構 (2010年3月). 2010年5月22日閲覧。(【低俗、モラルに反する】の3項目目より)
  28. ^ “BPOに「プリキュア」に関する苦情!?”. 日刊テラフォー (マキシムライト). (2010年4月18日). http://www.terrafor.net/news_adVidR3JKi.html 2010年5月21日閲覧。 
  29. ^ “人気TVアニメ「ハートキャッチプリキュア」にクレーム!「妖精が身震いして黄色いものを出す」”. ロケットニュース24. (2010年4月19日). http://rocketnews24.com/?p=30689 2010年5月21日閲覧。 
  30. ^ “BPOに苦情が寄せられた「プリキュア」、問題のシーンを修正”. 日刊テラフォー (マキシムライト). (2010年5月10日). http://www.terrafor.net/news_app2beVHIc.html 2010年6月22日閲覧。 
  31. ^ [紅白歌合戦]水樹奈々「49人目になれますか?」 AKB48とプリキュア披露マイコミジャーナル 2010年12月30日

外部リンク[編集]

ABC制作・テレビ朝日系列 日曜8時台後半
ニチアサキッズタイム第4枠)
前番組 番組名 次番組
フレッシュプリキュア!
(2009年2月1日 - 2010年1月31日)
ハートキャッチプリキュア!
(2010年2月7日 - 2011年1月30日)
スイートプリキュア♪
(2011年2月6日 - 2012年1月29日)