ONE PIECE FILM Z
| ONE PIECE FILM Z | |
|---|---|
| 監督 | 長峯達也 |
| 脚本 | 鈴木おさむ |
| 原作 | 尾田栄一郎 |
| 製作 | 尾田栄一郎(総合プロデューサー) |
| 出演者 | 田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 大塚芳忠 ほか |
| 音楽 | 田中公平 浜口史郎 中田ヤスタカ(オープニングテーマ) |
| 主題歌 | アヴリル・ラヴィーン 「How You Remind Me」 「Bad Reputation」 (ダブル主題歌) |
| 配給 | 東映 |
| 公開 | 2012年12月15日 |
| 上映時間 | 108分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 68億円以上[1] |
| 前作 | ONE PIECE 3D 麦わらチェイス |
『ONE PIECE FILM Z』(ワンピース フィルム ゼット)は、2012年12月15日に公開された日本のアニメーション映画。漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第12作目。
目次 |
概要 [編集]
前々作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(2009年)以来となる長編劇場版。原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める[2]。尾田は原作の執筆と同時に映画『STRONG WORLD』の製作総指揮を行った多忙から「もう二度と映画には深く関わらない」と考えていたが、映画スタッフからの相談を何度か受けるうちに、今作でも製作に深く関わることになった[3]。
劇場版『ONE PIECE』シリーズ初の「最後の海 新世界編」を舞台としたストーリーであり、「魚人島編」直後の物語となる[2]。
監督は本シリーズ初参加となる長峯達也、脚本は『ONE PIECE』ファンを公言する放送作家の鈴木おさむ[4]、オープニング音楽は展覧会『ONE PIECE展』のテーマ曲を手がけた中田ヤスタカが担当。主題歌は、劇場版では初となる海外歌手としてカナダの歌手アヴリル・ラヴィーンを起用[5]。また、ゲスト声優としてゼットの部下・アインの声を女優の篠原涼子、同じくビンズの声を俳優の香川照之が担当する[6]。
入場者には先着で、尾田描きおろしのコミックス「第千巻」などが入った「海賊の宝袋」がプレゼントされる[7]。
前売り券 [編集]
前売り券特典第1弾は作者書き下ろしの特製原画クリアファイル、第2弾は光る文字が浮かぶブラックライト付きペン「海賊ペン」と「海軍ペン」の2種類。販売数は、『STRONG WORLD』の約50%増となる65万枚を突破[8]。
2012年11月には、2013年3月公開予定の映画『ドラゴンボールZ 神と神』と合わせた2作の鑑賞券がセットになり、尾田と『ドラゴンボール』原作者・鳥山明がビジュアルを書き下ろしたコラボチケットが、限定で8989枚発売された[9]。
経緯 [編集]
2011年11月19日、前々作『STRONG WORLD』のテレビ放送後に、劇場版第12弾の製作決定が公表された。2012年1月、公開日が同年12月になることが発表され[10]、4月にはタイトルとメインスタッフが発表された[2]。
2012年11月7日、お台場シネマメディアージュでプレミアム試写会と舞台挨拶が行われた[11]。また、同日にアクアシティお台場で開催されたイルミネーションイベントの点灯式も行われた[12]。
12月5日から10日連続で、過去の劇場版10作品がニコニコ生放送にて生放送された。12月13日と公開日の12月15日には公開記念特番が生放送された[13]。12月13日、六本木ヒルズでカウントダウンイベント『ONE PIECE AWARD』が開催され、メイン声優陣他、ゲスト声優や著名人ファンらが参列した[14]。公開日の12月15日、丸の内TOEIで初日舞台挨拶が行われ[15]、2013年1月6日には梅田ブルク7と名古屋ピカデリーで舞台挨拶が行われた。
海外では台湾(2013年1月25日)を皮切りに、シンガポール(2月1日)、香港(2月14日)、タイ・韓国(近日公開予定)での公開が決定している[16]。
2013年3月、第36回日本アカデミー賞にて、シリーズ3作品目となる優秀アニメーション作品賞を受賞[17]。
成績 [編集]
上映スクリーン数は『STRONG WORLD』188から300に拡大し、各地で満席状態が続出[8]。12月15日・16日の公開初日2日間で、動員114万81人、興行収入13億7205万4050円を記録(『STRONG WORLD』と比べて動員は39%増、興収は32%増)[18]。公開から2日間の動員数は、2004年の『ハウルの動く城』(110万人)を抜いて21世紀邦画最高記録となり[19]、興収も『ハウル』の14億8000万円に次ぐ歴代2位の記録となった[20]。また、シネマぴあ調べの新作映画満足度ランキングでもトップとなり、『STRONG WORLD』を上回った[21]。公開10日間で累計動員261万1284人・興収31億7636万7450円を記録[22]。さらに公開19日間で累計動員393万1200人・興収47億1300万円となり[23]、『STRONG WORLD』の最終動員数約385万人を上回った[24]。
2013年以降も好調を維持し、1月5日時点で動員439万7000人・興収52億8600万円を記録し、2000年以降の東映の歴代興行収入の最高記録であった『男たちの大和/YAMATO』(51億1000万円)を上回り、東映歴代最高記録を樹立した[25]。公開4週目で、累計動員452万4691人・興収54億5057万8400円を突破し、『レ・ミゼラブル』『007 スカイフォール』などを抑え2013年正月興行のトップに立った[26]。週末動員ランキングでは4週連続首位を達成した[26]。公開5週目で、週末動員ランキング3位に下がるも、累計動員502万2708人・興収60億5776万7850円を記録し、公開1カ月で動員500万人・興収60億円を突破した[27]。
ストーリー [編集]
「新世界」のある島で、古代兵器にも匹敵するという海軍の切り札「ダイナ岩」が奪われる。首謀者は、全海賊の抹殺を目論む元海軍大将ゼット。新世界が消滅の危機にさらされ、その牙は麦わらの一味にも襲いかかる。同時に海軍もルフィたちを追い詰め、青雉が影からその動向をうかがう。巨大な力が次々と迫り来る中、ルフィたちは新世界の命運をかけた死闘に挑む。
登場人物 [編集]
麦わらの一味 [編集]
劇中では3種類の映画専用衣装が登場している(フランキーのみ2種類)。そのうち、セカン島でルフィ・ゾロ・サンジ・ロビン・ブルックが着用していた衣装は、作画監督・佐藤雅将と「アルマーニ」の姉妹ブランド「アルマーニ・エクスチェンジ」とのコラボデザインによるものである[28]。
- モンキー・D・ルフィ
- 声 - 田中真弓
- 本作の主人公。麦わらの一味船長。
- ロロノア・ゾロ
- 声 - 中井和哉
- 麦わらの一味戦闘員。
- ナミ
- 声 - 岡村明美
- 麦わらの一味航海士。
- ウソップ
- 声 - 山口勝平
- 麦わらの一味狙撃手。
- サンジ
- 声 - 平田広明
- 麦わらの一味コック。劇中でサンジが使っているライターは、作者とフランスのメーカー「エス・テー・デュポン」とのコラボデザインによるもの[28]。
- トニートニー・チョッパー
- 声 - 大谷育江
- 麦わらの一味船医。
- ニコ・ロビン
- 声 - 山口由里子
- 麦わらの一味考古学者。
- フランキー
- 声 - 矢尾一樹
- 麦わらの一味船大工。
- ブルック
- 声 - チョー
- 麦わらの一味音楽家。
原作キャラクター [編集]
「海軍 (ONE PIECE)#人物」も参照
- クザン(青雉)
- 声 - 子安武人
- 元海軍本部大将。次期元帥の座を賭けた赤犬との決闘に敗北した後、海軍を脱退し消息を絶っていた。かつての師・ゼットの動向を見守り、ルフィたちの前にも姿を現す。
- ボルサリーノ(黄猿)
- 声 - 石塚運昇
- 海軍本部大将。ゼット討伐のため、多くの海兵を引き連れ出動する。
- サカズキ(赤犬)
- 声 - 立木文彦
- 海軍本部元帥。会議を開き、ゼット討伐を命令する。
- モンキー・D・ガープ
- 声 - 中博史
- 海軍本部中将。ルフィの祖父。ゼットによって破壊されたエンドポイントに派遣される。
- センゴク
- 声 - 石森達幸
- 元海軍本部元帥。現在は海軍本部大目付。
- つる
- 声 - 松島みのり
- 海軍本部中将。ゼットに関する海軍会議に出席する。
- コビー、ヘルメッポ
- 声 - 土井美加、永野広一
- それぞれ海軍本部大佐、少佐。ガープと共にエンドポイントに派遣される。
- キビン
- 声 - 高木俊
- 海軍本部准将(アニメオリジナルキャラクター)。セカン島でゼットと戦うが、敗北した。
オリジナルキャラクター [編集]
NEO海軍 [編集]
- ゼット / ゼファー(黒腕のゼファー)
- 声 - 大塚芳忠、鈴木真仁(子供時代)
- NEO海軍総帥。元海軍本部大将。
- 本名は「ゼファー」。かつて、武装色の覇気の達人として「黒腕(こくわん)のゼファー」の異名をとった伝説の海兵。過去の一件から海賊を激しく憎んでおり、全ての海賊の抹殺を企む一方、現在の海軍に対しても強い怒りを抱いている。目的のためなら一般市民の犠牲すら厭わない苛烈な面があるが、揺るぎない信念を持つ。部下からは非常に信頼されており、かつての教え子である海兵たちからは「先生」と呼ばれている。サングラスをかけ、NEO海軍のマークが入った黒いコートを地肌に直接羽織っている。高齢ながら筋骨隆々の肉体をしているが、肺や心臓は弱っており、時折吸入器を使用している。74歳[28]。
- 右腕に「バトルスマッシャー」という海楼石でできた巨大な武器を装着している。殴った時の衝撃で内蔵された爆発物を炸裂させる機能があり[28]、銃兵器も内蔵されている。悪魔の実の能力者ではないが、六式や武装色の覇気により高い身体能力を有し、年老いた今でも黄猿と渡り合う実力を誇る。
- 子供の頃から悪を倒す正義のヒーローに憧れ、海軍に入隊。海軍ではガープ、センゴク、つると同期。一兵卒からたたき上げで階級を上げていき、下士官になるころには六式を修得。さらに、武装色の覇気を修得し、覇気を纏い黒く染まった両腕から「黒腕」と呼ばれるようになる。38歳の若さで大将に就任し、その年に結婚。翌年には息子が生まれる。大将時代は決して敵を殺さない情け深い海兵だった。しかし42歳の時、家族を海賊に殺害されたのを機に、大将を辞して軍の教官となる。以降、部下を死なせたくない思いから厳しく指導し、サカズキ、ボルサリーノ、クザンをはじめ、数多くの名だたる海兵たちを育ててきた。
- 9年前、指揮していた訓練艦が、ある海賊に襲撃され、アインとビンズ以外の新兵は全滅。自身も右腕を切り落とされる重傷を負う。4年前、海軍の科学者により強力な機械義手「スマッシャー」をつけられ、教え子たちを率いて「遊撃隊」を組織し、多くの能力者の海賊を討ち取った。だが1年前、かつて訓練艦を襲った海賊が王下七武海に加盟したことで、海軍の正義を見限る。海軍を退役し、「Z(ゼット)」を名乗り、全海賊抹殺を目的とした組織「NEO海軍」を立ち上げる[28]。
- 「ダイナ岩」を使い新世界にある3つの「エンドポイント」を破壊し、海ごと海賊を抹殺する新世界殲滅作戦「グランリブート」を決行する。
-
技一覧
- スマッシュ・バスター
- スマッシャーで相手を殴りつけ、その衝撃で内蔵された爆発物を炸裂させる事で、打撃と爆撃を同時に与える。
- スマッシュ・ブラスター
- スマッシャーから強烈な砲撃を放つ。
- スマッシュ・トルネード
- スマッシャーを地面に叩きつけ、足場を崩す。
- アイン
- 声 - 篠原涼子(特別出演)
- NEO海軍幹部。元海兵で、ゼットの教え子。
- ゼットの腹心で、落ち着いた雰囲気の女性。フード付きのマントやフリルのついたブラウスを着用。ゼットを「先生」と呼び、深い信頼を寄せている。武器は2本のファイティングナイフと、それぞれ「赤丸」「黒丸」という名の二丁拳銃[28]。ナイフを逆手に持っての二刀流の使い手。
- 悪魔の実「モドモドの実」の能力者。手から放つエネルギーに触れた者の身体年齢を、12年戻すことができる。複数回触れることで更に年齢を戻すことができ、生まれて12年未満の者に触れると存在ごと消滅させてしまう。生物のみならず物質の年齢も戻せるが、自分の年齢を戻すことはできない[29]。
- ビンズ
- 声 - 香川照之(特別出演)
- NEO海軍幹部。アインと同じく、元海兵でゼットの教え子。
- 忍者風の大柄の男。アインと違い表情が多彩。武器は太刀と手裏剣。俊敏な動きで相手を翻弄する。
- 悪魔の実「モサモサの実」の能力者。成長を早めた植物を自在に操り、自身の身を守ったり、相手を拘束したりすることができる。
- PX-Z(白くま)
- プロトタイプのパシフィスタの改造型。
- NEO海軍の切札的戦闘兵器で、ゼットの命令に従うようプログラムされている。髪は白髪で、NEO海軍のマークが入った白いコートを着用している。
ドック島 [編集]
- モブストン
- 声 - 広瀬正志
- 造船会社「シマナミカンパニー」事務所の船大工。肩にはボルトという鳥を乗せている。
- 元船乗りで、船の修理やドックの貸し出しなどで稼いでいる。海の男の自由を奪うゼットを快く思っておらず、かつて海賊達が残した装備品をルフィ達に与える。
- ガリ
- 声 - 渡辺久美子
- シマナミカンパニーのドックで働いている少年。カッコいいヒーローに憧れている。
- モブストンの孫娘
- 声 - 加藤綾子(特別出演)
- モブストンを手伝う孫娘。
セカン島 [編集]
- セカン島の3人娘!?
- セカン島で火山爆発事件に巻き込まれた観光客。青雉に助けられた。
用語 [編集]
- NEO海軍(ネオかいぐん)
- 元海軍本部大将ゼットが海軍退役後に立ち上げた、全海賊殲滅を目的とする過激組織。旗は逆さにした海軍旗に剣が刺さったデザインのドクロ。
- 旗艦は大型帆船「ホワイトタイガー号」。名前の通り白い虎を模った船首を持ち、巨大な刃がその下から突き上げるように装備されている。
- ダイナ岩(ダイナがん)
- 古代兵器にも匹敵するという巨大なエネルギーを持つ鉱物。酸素に触れ衝撃が加わると、島一つが消し飛ぶほどの大爆発を起こす。そのため全てのダイナ岩は海軍により厳重に管理され、普段は特殊な容器の中に保管されている。
- エンドポイント
- 新世界に3箇所あるマグマ溜り。3つ全てが破壊されると、新世界の海全体を焼きつくすほどの「大破局噴火」が起きるとされる。世間ではただの伝説とされているが、実際は真実であり、世界政府が情報操作を行なって隠蔽していた。真実を知るのは政府と軍の上層部の一部のみ。
- ファウス島
- エンドポイントの一つ。ダイナ岩が保管されている海軍基地がある島。
- セカン島
- エンドポイントの一つ。観光業が盛んな温泉島。
- ピリオ島
- エンドポイントの一つ。巨大なカルデラ火山がある無人島。麦わらの一味・NEO海軍・海軍が激闘を繰り広げた。
- ドック島
- 造船会社「シマナミカンパニー」がある小さな島。セカン島とは海列車で結ばれている。
- 海導
- 劇中でゼットやクザンが歌っていた挿入歌。戦死した海兵を讃える意味が込められている。
- 作詞は脚本を担当した鈴木おさむ、作曲は田中公平。オリジナルサウンドトラックに合唱バージョンが収録されている。
スタッフ [編集]
- 原作・総合プロデューサー - 尾田栄一郎
- 監督 - 長峯達也
- 脚本 - 鈴木おさむ
- 音楽 - 田中公平、浜口史郎
- オープニングテーマ - 中田ヤスタカ(capsule)
- 企画 - 柴田宏明
- プロデューサー - 種田義彦、情野誠人
- アソシエイトプロデューサー - 服部ジャン=バティスト哲
- 美術監督 - 小倉一男
- 美術設定 - 須江信人
- ビジュアルコーディネート - 辻田邦夫
- 撮影監督 - 荻原猛夫
- CG監督 - 中沢大樹
- 製作担当 - 稲垣哲雄
- 作画監督 - 佐藤雅将
- 配給 - 東映
- 製作 - 2012 「ワンピース」製作委員会(フジテレビジョン、東映アニメーション、東映、集英社、バンダイ)
キャッチコピー [編集]
- 興奮再び。
- 海賊滅亡
- 標的、全海賊。
主題歌 [編集]
制作サイドが大の「親日家」であり、アヴリルが展開するファッションブランド「Abbey Dawn」が『ONE PIECE』と同じくドクロマークをモチーフにしていることから、主題歌のオファーを出したことで実現し[30]、アヴリル初の邦画楽曲提供となった[5]。
- 「How You Remind Me」
- 作詞・作曲 - チャド・クルーガー / 歌 - アヴリル・ラヴィーン
- 「How You Remind Me」は、アヴリルの夫・チャドがボーカルを務めるカナダのロックバンド「ニッケルバック」が2001年にリリースした楽曲。それをアヴリルがカバーする形で、映画のために新たにレコーティングしたものになっている[30]。
- 「Bad Reputation」
- 作詞・作曲 - ジョーン・ジェット / 歌 - アヴリル・ラヴィーン
- 「Bad Reputation」は、アメリカのシンガーソングライター、ジョーン・ジェットが1981年にリリースした楽曲をアヴリルが2008年にカバーした曲。作者が「How You Remind Me」の感謝の手紙をアヴリルに送ったところ、作者のお気に入りである「Bad Reputation」が『ONE PIECE』といいコラボになるのではないかとアヴリルから提案され、ダブル主題歌という形で2曲が主題歌に起用された[30]。
受賞歴 [編集]
- 第36回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞[17]
海賊の宝袋 [編集]
先着200万人限定で配布された入場者プレゼント。封入物は第千巻、ポストカード、ステッカーセット、データカードダス「ワンピートレジャーワールド」非売品カード、すごろくセット、全20種類ある「ゴムゴムのなりきりスタンプ」。
ONE PIECE 巻千 [編集]
『ONE PIECE 巻千』(第千巻)は、「海賊の宝袋」に封入されたコミック。尾田栄一郎による映画や関連エピソードの設定画、ゼットのイラスト付き年表などが収録されている。巻末には「黄金の宝箱」が100名に当たるスクラッチくじがついている。
当初は200万部限定であったが、動員数が想定以上であったため更に200万部増刷された(宝袋は当初の200万セットのみ)[31]。
ビデオソフト [編集]
Blu-ray Disc、DVDで2013年6月28日発売予定[1]。発売元はポニーキャニオン。通常版(1枚組)と、完全初回限定生産の「GREATEST ARMORED EDITION」(2枚組)がある。
関連作品 [編集]
Zの野望編 [編集]
テレビシリーズの第575話から第578話で放送された、映画連動エピソード。劇中の麦わらの一味の衣装は、アニメのキャラクターデザインを務める久田和也がデザインした[28]。
ストーリー(Zの野望編) [編集]
魚人島を出港し新世界に進出した麦わらの一味は、異常気象が次々に襲う危険な海「モベジュムール海域」(別名・不機嫌海域)へ入る。そこでサニー号の食料が盗み食いされる事件が発生。犯人は「ミニミニの実」を食べた巨人族の少女リリーだった。リリーは、海軍に捕まりインペルダウンに護送される父親パンズフライを救うため、護送船が通る海域で待ち伏せしていたという。パンズフライが凄腕の料理人と知ったルフィは、リリーの父親救出作戦に協力する。一方、海賊抹殺を目論む「NEO海軍」の潜水艦がモベジュムール海域へ向かっていた。
パンズフライの護送船を発見したルフィたちは、奇襲をかけ、パンズフライ解放に成功する。だがその時、海軍船はシューゾが指揮するNEO海軍遊撃隊の襲撃を受ける。シューゾは海軍もろとも海賊パンズフライを海に沈めようとしていた。麦わらの一味、NEO海軍、中将モモンガ率いる海軍の三つ巴の戦いが始まる。
オリジナルキャラクター(Zの野望編) [編集]
- リリー・エンストマック(悪食リリー)
- 声 - 伊藤静
- 巨人族の少女。悪魔の実「ミニミニの実」の能力者で、身体を人間の体内に入れる程にまで小さくすることができる。身体を小さくしても力は変わらない。
- パンズフライ
- 声 - 西村知道
- リリーの父親。新世界一の海賊料理人。懸賞金3億2000万ベリー。
- エルバフの戦士で、ドリーやブロギーとは幼馴染。政府や海軍、海賊の船から食料を奪い、貧しい人たちに料理を振る舞っているという。
- シューゾ
- 声 - 廣田行生
- NEO海軍遊撃隊隊長。潜水艦隊を率いる。元海軍本部准将。
- 手長族。六式と「武装色の覇気」の使い手。笑い声は「バラララ」。
- 元海兵で、モモンガ中将と面識がある。ゼットの側近の座をかけたアインとの決闘に敗れ、遊撃隊の隊長となる。以降NEO海軍幹部の地位を狙っている。
- 手柄を立てるためパンズフライ抹殺を目論み、独断で海軍の護送船を襲撃する。しかし、麦わらの一味に妨害され、最後はルフィとリリーの合体技「ゴムゴムのジャイアントJET槍」に敗れ、モモンガによってインペルダウンに投獄された。
- アルパカチーノ
- 声 - 笠原留美
- シューゾのバズーカ。アルパカの力を得る動物系悪魔の実を食べた「獣砲」。口から砲弾を発射でき、更にその砲弾に覇気を纏わせることもできる。
サブタイトル [編集]
詳細は「ONE PIECE (アニメ) のエピソード一覧」を参照
- 第575話『Zの野望編 小さな巨人リリー!』(2012年12月2日)
- 第576話『Zの野望編 謎の最強軍団登場!』(2012年12月9日)
- 第577話『Zの野望編 決死の大脱出作戦!』(2012年12月16日)
- 第578話『Zの野望編 ルフィVSシューゾ!』(2012年12月23日)
エピソードオブルフィ [編集]
『ONE PIECE エピソードオブルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜』は、2012年12月15日に土曜プレミアム枠で放送されたスペシャルエピソード[32]。映画より少し前の物語で、新世界「ハンドアイランド」での事件を描く。劇中で、ルフィとコビーが原作第1・2話のエピソードを回想する。
GLORIOUS ISLAND [編集]
『GLORIOUS ISLAND』(グロリアスアイランド)は、スマートフォン向け放送局『NOTTV』で放送されたオリジナルエピソード[33]。特集番組『ワンピース・サミット』内で2012年12月23日に前編、12月30日に後編を放送。原作者・尾田栄一郎描き下ろしのプロローグストーリー。
関連書籍 [編集]
- 『ONE PIECE FILM Z オフィシャル ムービーガイド』(2012年12月13日発売、ISBN 978-4-08-102153-6)
脚注 [編集]
- ^ a b “尾田栄一郎も「感謝」!興収68億円超の大ヒット作『ONE PIECE FILM Z』DVDが6月発売”. cinemacafe.net (2013年4月22日). 2013年4月22日閲覧。
- ^ a b c “劇場版『ワンピース』最新作の公開決定! 脚本・鈴木おさむ×音楽・中田ヤスタカ”. cinemacafe.net. カフェグルーヴ (2012年4月20日). 2012年4月21日閲覧。
- ^ ONE PIECE 単行本66巻
- ^ “Z?? 2012年4月20日のブログ”. 鈴木おさむオフィシャルブログ「放送作家鈴木おさむのネタ帳」 (2012年4月20日). 2012年4月24日閲覧。
- ^ a b “アヴリル・ラヴィーン 劇場版『ワンピース』主題歌決定”. ORICON STYLE (2012年10月18日). 2012年10月25日閲覧。
- ^ “篠原涼子&香川照之、 『ONE PIECE FILM Z』で“新世界”に挑戦!”. cinemacafe.net. カフェグルーヴ (2012年8月3日). 2012年8月3日閲覧。
- ^ “「ONE PIECE FILM Z」入場者特典は「第千巻」含む宝袋”. コミックナタリー (2012年11月5日). 2012年12月15日閲覧。
- ^ a b “『ONE PIECE FILM Z』、史上最速2日で100万人突破へ 『海猿』超える邦画No.1スタート”. ORICON STYLE (2012年12月16日). 2012年12月19日閲覧。
- ^ “ドラゴンボールZとONE PIECE FILM Zのコラボ前売券発売”. コミックナタリー (2012年11月19日). 2013年1月7日閲覧。
- ^ “〈速報〉ワンピース劇場版最新作12月公開へ”. 朝日新聞デジタル (2012年1月30日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ “映画『ONE PIECE FILM Z』イルミネーション点灯式&プレミアム試写会 レポート”. 東映アニメーション (2012年11月9日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ “「ワンピース」サウザンド・サニー号がクリスマス仕様に!篠原涼子もドキドキ!”. シネマトゥデイ (2012年11月7日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ “『ONE PIECE FILM Z』公開直前! 矢尾一樹、山口勝平ら出演の生特番が放送!”. CDジャーナル (2012年12月12日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ “篠原涼子、大胆ドレス姿で会場魅了!『ONE PIECE』ファンから大歓声!”. シネマトゥデイ (2012年12月13日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ “「ONE PIECE FILM Z」“比較外”の猛ダッシュに篠原涼子、香川照之も感動”. 映画.com (2012年12月15日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ “映画『ONE PIECE FILM Z』興収60億円突破 アジア公開も続々決定”. ORICON STYLE (2013年1月17日). 2013年1月19日閲覧。
- ^ a b 第36回日本アカデミー賞日本アカデミー賞公式サイト
- ^ “『ONE PIECE FILM Z』2日で動員114万人! 2000年以降で過去最多”. ORICON STYLE (2012年12月18日). 2012年12月19日閲覧。
- ^ “ONE PIECE FILM Z : 公開2日間114万人 「ハウル」超えで今世紀最高の出足に”. まんたんウェブ (2012年12月18日). 2012年12月19日閲覧。
- ^ “「ONE PIECE」公開2日 邦画歴代最多動員”. スポニチアネックス (2012年12月18日). 2012年12月19日閲覧。
- ^ “映画『ONE PIECE』新作、満足度も“前作超え”でランク首位”. ぴあ映画生活 (2012年12月18日). 2012年12月19日閲覧。
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- ^ a b c d e f g h i j k 『ONE PIECE 巻千』より。
- ^ “篠原涼子、アンチエイジング希望!「ワンピース」悪魔の実にお願い!”. シネマトゥデイ (2012年11月7日). 2012年12月24日閲覧。
- ^ a b c “アヴリル・ラヴィーン、『ONE PIECE FILM Z』にW主題歌で参戦!”. cinemacafe.net. カフェグルーヴ (2012年10月18日). 2012年11月12日閲覧。
- ^ “「ONE PIECE FILM Z」今世紀邦画No.1の滑り出し 「千巻」の増刷決定!”. 映画.com (2012年12月18日). 2012年12月18日閲覧。
- ^ “土曜プレミアムで「ワンピース」の放送が決定! 今度はルフィのエピソード!!”. ウォーカープラス (2012年11月21日). 2012年11月25日閲覧。
- ^ “映画「ONE PIECE FILM Z」公開記念の大特集をNOTTVで放送!”. Digital PR Platform (2012年11月15日). 2012年11月25日閲覧。
外部リンク [編集]
- 公式ウェブサイト
- Blu-ray&DVD特集ページ
- NOTTV『ワンピース・サミット』
- ONE PIECE FILM Z - allcinema
- ONE PIECE FILM Z - KINENOTE
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