トニートニー・チョッパー
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トニートニー・チョッパー(Tony Tony Chopper)は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』およびそれを原作とするアニメ『ワンピース』に登場する架空の動物(人間)である。また、テレビアニメでは大谷育江と伊倉一恵(大谷の体調不良による休業時の代役、254 - 263話)が声を担当している。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] プロフィール
- 所属:麦わらの一味・船医(一時的にフォクシー海賊団に入団した事もある)
- 異名:わたあめ大好き チョッパー(ペット)
- 悪魔の実の能力者:動物系(ゾオン系)ヒトヒトの実の人間トナカイ
- 懸賞金:50ベリー
- 誕生日:12月24日(クリスマス・イヴ)
- 年齢:(人間に換算して)15歳
- 出身:偉大なる航路 ドラム王国(現・サクラ王国)
- 夢:「万能薬(=何でも治せる医者)」になること
- 好きな食べ物:わたあめ・チョコレート・甘い物全般
- イメージナンバー:06
- イメージカラー:ピンク
- 弱点:海(カナヅチ)
[編集] 人物
麦わらの一味5人目の仲間にして、船医。元々トナカイだが、「ヒトヒトの実」を食べることによって人獣に変型する能力、および人語を話す能力を授かった人間トナカイ。年齢的に幼い少年であるためか、性格は純粋で無邪気で少々甘えん坊。通り名の通り、かなりの甘党でもある。
医者としての知識に加え、動物なのでよく鼻が利いたり、動物の言語を理解でき通訳を行うなど、他のメンバーには無い能力を備えている。前述の通り鼻がよく利くため、香水などのキツイ匂いは苦手。便宜上、普段は小柄な人獣型の姿をしている。人獣型はタヌキ、人型はゴリラ、獣型はシカ(トナカイはシカ科なのであながち間違いでは無いが)と間違えられる。ビビは「トニー君」、フランキー一家・チムニーは「トナカイさん(ちゃん)」と呼ぶ(他の愛称ではトナカイであることの方が少ない)。フランキーには最初ゴリラの能力者だと思われ「シカゴリラ」と呼ばれていたが、正式に一味に加わってからは名前で呼ばれるようになった。また、最近は麦わらの一味の仲間にすら、「タヌキ」と呼ばれ出している。本人は知らないがルフィには「トナカイみたいなタヌキ」と言われていた。アビ(アニメオリジナルキャラ)からはマメダヌキと思われており「マメちゃん」と呼ばれた。
人から褒められると照れ隠しで口が悪くなるが、嬉しさを隠すことが出来ずに顔面筋肉をデレデレに緩ませてしまう。見知らぬ人間相手には警戒心が強く、すぐ物陰に隠れる癖がある(が、隠れる方向が逆)。基本的には争いごとを好まず、ナミの怒った姿が大の苦手[1]。ウソップとは仲が良く、よく嘘に騙されたり[2]コンビを組んだりしている(Mr.4、ミス・メリークリスマスとの戦闘では抜群のコンビネーションを見せ、アニメやゲーム内でもコンビプレーの練習をする描写がある)。仲間の誰かと寄添っている描写が多い。後に仲間に加わったフランキーを時に「アニキ」と呼び慕っている。現在の所、麦わらの一味の船員(クルー)の中で唯一、純粋な“偉大なる航路(グランドライン)”出身者である(そのため船員の中で唯一、外海を知らない人物でもある)[3]。
Dr.ヒルルクと出会って以降、ヒルルクやDr.くれはと学問・研究に従事していたため、技は全て自己流である。ルフィ達の仲間に加わってから、数多の修羅場を乗り越え少しずつ成長している。ドルトンが「医師として最高の技術と精神を受け継いだ」と評するように、原作でもアニメでも、命の尊さを誰よりも理解している[4]。
戦闘時はランブルボールを駆使する事で高い戦闘力を発揮し、自分より格上の強敵を倒してきた。またランブルボールを使用せずとも、元々人型の姿の腕力は相当なものを持っているので、基本は人型で力任せの戦闘を行う。また、オーズとの戦いでは自らの医療技術を生かして最適な攻撃法を見出し、善戦した。
余談だが、JC16巻初版にて、背表紙の説明を含め全体的に「トニー・トニー・チョッパー」と誤植され、17巻のSBSの前に「C(ちょっと)M(まちがえ)C(ちゃった)のコーナー」で訂正された。第2版以降は修正されている。彼を主人公として尾田が描いた番外編を、ミニアニメーション「チョッパーマン」として放送したことがある。
作者によると、「客にこび、甘ったれた『マスコットキャラ』という奴らが、きらい」なため、当初チョッパーの口元を本物のトナカイと同じく隆起させていた。しかし、アニメで小泉昇氏の描く可愛らしいチョッパーと、声優の大谷育江の「反則もの」の声に感化され、「ちゃんとチョッパーには中身がある。顔が可愛くてもこびては見えまい」と考えを変えて、マスコット・チョッパーを徹底的に解禁した。この件に関してはウソップからツッコミが入っていた。
仲間に加わった当初は自分が医者なのにも関わらず病人やケガ人を見て「医者ぁ〜!」と叫んだ時期もあった(しばらくすると叫んだ後に「俺だぁ~」と言うようになった)。
Dr.ヒルルク曰く、トニートニー・チョッパーという名前の由来は、トナカイであることと立派な角を持っているから。
[編集] 来歴
青っ鼻で生まれたためにトナカイ達の間で仲間外れにされ、さらに動物系悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べて人間トナカイとなってしまうが、なぜか人型になっても青っ鼻はなおらず、人間からも「化け物」として疎まれ、迫害を受け続けてきた。人間から「雪男」と間違えられて攻撃され傷ついていたときに、Dr.ヒルルクに助けられる[5]。ヒルルクの死後、彼の遺志を継ぎ、「万能薬」になるべくDr.くれはに医術を学んだ。数年後、ブリキング海賊団がワポルの王政を復活させようと島を訪れたとき、ルフィと共闘したのをきっかけに仲間に加わる[6]。
一度、麦わらの一味が「デービー・バック・ファイト」の1回戦で敗れた際、フォクシー海賊団に(一時的に)入団させられたことがある。その際、泣き喚いたが、ゾロに叱咤され腹を括った。
エニエス・ロビーの事件後、50ベリーの懸賞金が懸けられた。この懸賞金の低さは、チョッパーが麦わらの一味のペットと考えられた(Mr.0 サー・クロコダイルからも思われた)ためと、クマドリを倒したときの姿が仲間以外は誰も同一人物だと思えないほどに変化していたためと思われるが、チョッパー自身はあまりの低額さにショックを受け、その後のルフィとの会話で泣き喚いていた。しかし、懸賞金が懸かったこと自体はうれしいのか、サニー号の男部屋の壁に手配書を貼っている。
シャボンディ諸島での戦闘中に、再び現れたバーソロミュー・くまの肉球によって南の海のトリノ王国に飛ばされた。
[編集] 対戦歴
- VS チェスマーリモ(ブリキング海賊団・ドラム王国最強の戦士)
- 勝利。とどめは「刻蹄 桜」。
- VS ミリオンズ
- サンジと共に勝利。
- VS Mr.4&Ms.メリークリスマス(B・W社オフィサーエージェント)
- ウソップと共に勝利。とどめは「ウソッチョハンマー彗星」。
- VS スカイライダー・シュラ(スカイピア神官)
- 途中で空の騎士が助けに来るが、空の騎士共々敗北。
- VS 空番長・ゲダツ(スカイピア神官)
- 勝利。とどめは「刻蹄 十字架」。
- VS スカイブリーダー・オーム(スカイピア神官)
- 敗北。
- VS フランキー一家(手下達)
- ルフィ・ゾロ・サンジと共に勝利。
- VS クマドリ(世界政府直下暗躍諜報機関 CP9)
- 勝利。とどめは怪物化によるめった打ち。
- VS リスキー兄弟(スリラーバーク・動物ゾンビ)
- 勝利。とどめは「ヘビーゴング」。
- VS 犬ッペ(スリラーバーク・動物ゾンビ)&風のジゴロウ(スリラーバーク・将軍ゾンビ)
- ゾンビの性質(ゾロとサンジの性格)とロビンの機転により、結果的に勝利。ロビンと共闘。
- &ドクトル・ホグバック(スリラーバーク・四怪人);&ビクトリア・シンドリー(スリラーバーク・兵士ゾンビ)
- オーズの乱入で中断。ロビンと共闘。
- VS オーズ(特別ゾンビ)
- 敗北。
- VS オーズ(特別ゾンビ・モリアが「影革命」でサポート)
- 勝利。とどめはルフィの「ゴムゴムの巨人のバズーカ」。麦わらの一味全員で共闘。
- VS トビウオライダーズ(人攫い屋)
- 勝利。
- VS PX-4(パシフィスタ)
- 勝利。麦わらの一味全員での共闘。
[編集] 技
[編集] 主な能力
通常、動物系悪魔の実の能力者は3段階にしか変形できないが、チョッパーは、自身の研究から編み出したランブルボールという特殊な薬を使うことで、悪魔の実の波長を狂わせることができ、3分間、七段変形が可能になる。また彼の技の名前には、彼の父親代わりであったDr.ヒルルクが愛し、同時に自分のひづめとよく似た形である、「桜(ロゼオ)」が用いられることが多い。
- 脚力強化(ウォークポイント)
動物系能力者の「獣型」と同じ。
- 重量強化(ヘビーポイント)
動物系能力者の「人型」と同じ。
- 重量(ヘビー)ゴング
- 重量強化の状態でのパンチ。通常の人型でも使用し、時に岩を砕く事もできる[7]。
- 頭脳強化(ブレーンポイント)
動物系能力者の「人獣型」と同じ。
- 診断(スコープ)
- 両手の蹄を合わせてその中から相手を覗き、相手の弱点を診つける。
- 飛力強化(ジャンピングポイント)
ランブルボールによって追加された変型。跳躍力が飛躍的に上昇する。敵の攻撃の回避に使用。人獣型と人型の間。外見は二足歩行+下肢のみ獣型+両手は人型に近い+角のない獣型の顔。
- 毛皮強化(ガードポイント)
ランブルボールによって追加された変型。全身を顔と足の先を除いて長い毛で覆い、球状になる。敵の攻撃の防御に使用されるが、毛で覆っているだけなので炎などには弱い。外見は獣形と人獣型の間。四足歩行+人獣型の顔+球状の体。
- 腕力強化(アームポイント)
ランブルボールによって追加された変型。上半身が強化される。蹄による強力な攻撃を見舞う。人型と人獣型の間。外見は二足歩行+筋骨隆々とした両腕+獣型の顔。
- 刻蹄桜(こくていロゼオ)
- 腕力強化の状態で攻撃。喰らわせた箇所に桜のような蹄の跡を残す。
- 刻蹄桜吹雪(こくていロゼオミチエーリ)
- 腕力強化の状態で、刻蹄桜を両手から連続で繰り出す。喰らわせた相手の体に桜吹雪のような無数の蹄の跡を残す。チョッパーの現時点での「最高の攻撃」であり、CP9相手にも十分通用する威力を持った。クマドリの使用した六式最強の鉄塊“剛”をも打ち破った。
- 刻蹄十字架(こくていクロス)
- 腕力強化の状態で、両手の蹄を合わせて放つ刻蹄桜。当たった箇所に十字架のような蹄の跡を残す。
- 刻蹄菱形(こくていダイヤモンド)
- 腕力強化の状態で攻撃。喰らわせた箇所に菱形の蹄の跡を残す。
- 角強化(ホーンポイント)
ランブルボールによって追加された変型。角が巨大になり形も複雑になる。チョッパー曰く「とっておきの形態」。人獣形と獣型の間。外見は四足歩行+人型に近い手足+背中の毛がふさふさになる+巨大な角。
- 桜並木(ロゼオコロネード)
- 角強化の状態で敵に突進し、跳ね飛ばす。
[編集] ランブルボールの複数使用
ランブルボールは言わば、「本来不可能な変形を無理矢理可能とする劇薬」である。それゆえに服用すれば通常ありえない形態への変形を可能とするが、6時間以内に1つが適量とされる。6時間以内に2つ服用すると薬効が重複し、変形の波長が狂い過ぎて七段変形を上手くコントロール出来なくなってしまう(思ったとおりの形態に変形できなくなる)。さらに3つ目を服用すると狂い過ぎた波長により変形能力が暴走、巨大な怪物(モンスター)に変形し理性も失ってしまう。この形態は命に関わるほど体力の消耗が激しく、変形が解けた後は反動でしばらく動けなくなる。3つ目を服用した際の巨大な形態も悪魔の実の能力によるものであるため、海に落ちれば変形が解けて暴走が収まる。SBS曰く、4つ目を服用すると作者が暴走するらしく、5つ目を服用すると読者が暴走するらしい。
[編集] 連携技
- ウソッチョハンマー彗星
- 角強化状態のチョッパーの角にウソップがゴムを引っかけて作った即席パチンコでハンマーを打ち出す技。
- ロビッチョスープレックス
- 敵を抱えたチョッパーにロビンの「脚場咲き」を使って高所からスープレックスを仕掛けるという技。
- パイレーツドッキング6
- ゾロ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキーの身体を合体させて巨大ロボ戦士「ビッグ皇帝(エンペラー)」になるというもの。
- チョッパーは頭部を担当。
- フラッパーゴング
- フランキーの「ストロングハンマー」と「ヘビーゴング」の同時攻撃。
- パイレーツドッキング3
- アニメオリジナル。フランキー、ウソップ、チョッパーの身体を合体させて巨大ではないが、ロボ戦士になる。
- 空軍(アルメ・ド・レール)刻蹄桜シュート
- サンジが敵に向かってチョッパーを蹴り飛ばし、刻蹄桜をくらわすという技。
[編集] 『CROSS EPOCH』でのトニートニー・チョッパー
クリチョッパ海上列車コースターの運営者としてクリリンと共に登場。ミスター・サタンが王になったことで、ある場所へ向かうことになる。途中で現れたピッコロとゾロを完全に列車強盗と勘違いしていた[8]。
[編集] 脚注
- ^ アニメでは、怒り狂うナミが恐怖の対象となった経歴を描写された。(アニメ132話参照)
- ^ 医者だけに「○○してはいけない病」などの仮病系の嘘は「それは治せない」とあっさりかわしている。しかし遠目に見たケチャップ星の血糊には騙されており、またスリラーバークでは自分自身が「島には入ってはいけない病」にかかったとしている。
- ^ 途中離脱したビビを除く
- ^ ドクトル・ホグバックを尊敬していたが、ホグバックのマッドサイエンティストぶりを目の当たりにしてから嫌悪感を剥き出しに痛烈に批判している。
- ^ 「トニートニー・チョッパー」という名前と、チョッパーが現在被っている帽子は、いずれもヒルルクから貰ったもの。
- ^ ただし、チョッパーを仲間に勧誘するとき、チョッパーのことをルフィは「七段変形おもしろトナカイ」、サンジは「非常食」と考えていた。入団当初、彼のことを「医者」だと知っていたのはナミとビビだけだった(アニメでは、サンジは医者であることを知りつつも非常食として扱っていた)。
- ^ しかし、クマドリの鉄塊には通用しなかった。
- ^ 実際、ゾロとピッコロは目的地が同じと知るまで、それを使い目的地へ行こうとしていた
[編集] 関連項目
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