トニートニー・チョッパー
トニートニー・チョッパー(Tony Tony Chopper)は、尾田栄一郎作の漫画『ONE PIECE』に登場する架空のキャラクター。
テレビアニメ版の声優は大谷育江。大谷の休業時には伊倉一恵が代役を担当(第254話から第263話及び映画『カラクリ城のメカ巨兵』)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] プロフィール
- 所属:麦わらの一味・船医(一時的にフォクシー海賊団に入団した事もある)
- 異名:わたあめ大好き チョッパー
- 懸賞金:50ベリー
- 年齢:(人間に換算して)15歳→17歳[1]
- 誕生日:12月24日[2]
- 出身:偉大なる航路 ドラム島 ドラム王国(現・サクラ王国)
- 夢:「万能薬(=何でも治せる医者)」になること
- 悪魔の実:ヒトヒトの実
- 好きな食べ物:わたあめ・チョコレート・甘い物全般[3]
- イメージナンバー:06[4]
- イメージカラー:ピンク[4]
- イメージマーク:桜をあしらったドクロマーク(Dr.ヒルルクのマーク)
- イメージ国:カナダ[5]
- 家族に例えると:末っ子[6]
- ニオイ:オレはわかんねえ(本人談)[4]
[編集] 人物
麦わらの一味5人目の仲間にして、船医。トナカイであるが、動物系悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べることによって人獣に変型する能力、および人語を話す能力を授かった人間トナカイ。
麦わらの一味の中では最年少。年齢的に幼い少年であるためか、性格は純粋で無邪気。通り名の通り、かなりの甘党でもある。医者としての知識に加え、動物なのでよく鼻が利いたり、動物の言語を理解でき通訳を行うなど、他のメンバーには無い能力を備えている。人から褒められると照れ隠しで口が悪くなるが、嬉しさを隠すことが出来ずに顔面筋肉をデレデレに緩ませてしまう。見知らぬ人間相手には警戒心が強く、すぐ物陰に隠れる癖がある(が、隠れる方向が逆)。冬島であるドラム島生まれのため暑さに弱く、また香水などのキツイ匂いは苦手。基本的には争いごとを好まず、ナミの怒った姿が大の苦手。ウソップとは仲が良く、よく嘘に騙されたりコンビを組んだりしている。仲間の誰かと寄添っている描写が多い。
普段は小柄な人獣型の姿をしている。人獣型はタヌキ、人型はゴリラ、獣型はシカと間違えられる。人の能力を持っているが、トナカイなので人間の女には基本的には興味が無い[7]。一味の中で身長が唯一判明していないが、人獣形態の時は一味で最短身なのは明らか。
ドルトンが「医師として最高の技術と精神を受け継いだ」と評するように、命の尊さを誰よりも理解している。傷ついたものはたとえ海兵であっても分け隔てなく治療する。ドクトル・ホグバックを尊敬していたが、彼の真の姿を目の当たりにしてからは嫌悪感を剥き出しにして痛烈に批判している。
Dr.ヒルルクと出会って以降、ヒルルクやDr.くれはと学問・研究に従事していたため、技は全て自己流である。ルフィ達の仲間に加わってから、数多の修羅場を乗り越え少しずつ成長している。戦闘時はランブルボールを駆使する事で高い戦闘力を発揮し、自分より格上の強敵を倒してきた。またランブルボールを使用せずとも、元々人型の姿の腕力は相当なものを持っているので、基本は人型で力任せの戦闘を行う。
「トニートニー・チョッパー」という名前と、チョッパーが現在被っている帽子は、いずれもヒルルクから貰ったもの。ヒルルク曰く、名前の由来はトナカイであることと、木をも切り倒す立派な角を持っているから。トレードマークの×印がついたピンクのシルクハットは、ヒルルクがチョッパーとの喧嘩の仲直りの印としてプレゼントした物である。2年後の現在はバツ印の付いたピンクと水色の帽子をかぶっているが、これは元々かぶっていたシルクハットに水色のかぶりものをしているだけで、帽子を変えたわけではない[8]。
作者によれば、「客にこび、甘ったれた『マスコットキャラ』という奴らが嫌い」なため、当初チョッパーの口元を本物のトナカイと同じく隆起させていた。しかし、アニメで小泉昇の描く可愛らしいチョッパーと、声優の大谷育江の「反則もの」の声に感化され、「ちゃんとチョッパーには中身がある。顔が可愛くてもこびては見えまい」と考えを変えて、「マスコット・チョッパー」を徹底的に解禁した[9]。
彼を主人公とした番外編「チョッパーマン」がある。
[編集] 来歴
[編集] 過去
ドラム島に、青っ鼻で生まれたためにトナカイ達の間で仲間外れにされ、さらに「ヒトヒトの実」を食べて人間トナカイとなったために人間からも「化け物」として疎まれ、迫害を受け続けてきた。人間から雪男と間違えられて攻撃され傷ついていたときに、Dr.ヒルルクに助けられる。ヒルルクの死後、彼の遺志を継ぎ、「万能薬」になるべくDr.くれはに医術を学んだ。また、それと並行し、自身能力をを強化するため「ランボルボール」の開発研究も行っていた。
[編集] サバイバルの海 超新星編
元ドラム王国国王ワポルが王政を復活させようとドラム島を訪れたとき、それを阻止すべくワポル達に挑み、ワポルの能力で合体したチェスマーリモをランボルボールを使用した七段変型能力を駆使し撃破。終結後、ルフィから一緒に海に出ようと誘われた際、トナカイでありバケモノである自分が人間の仲間になることはできないと一度は誘いを拒むが、ルフィの強い意志に心を動かされ仲間に加わる[注 1]。
アラバスタでは、ウソップと組みMr.4ペアを撃破。空島ではルフィ達と同じく黄金探索組として神の島に上陸し、神官ゲダツを撃破。さらに一足速く、上層遺跡に辿り着くが、神官オームに敗れリタイアした。
ロングリングロング島では、フォクシー海賊団との「デービーバックファイト」で麦わらの一味が1回戦で敗れた際、フォクシー海賊団に一時的に入団させられてしまったが、2回戦でゾロとサンジが勝利したことですぐに復帰した。
エニエス・ロビーでのCP9との戦いでは、クマドリと対峙するも六式と生命帰還を駆使した戦法に窮地に追い込まれ、捨て身の覚悟で3つ目のランボルボールを使用し、理性を失った巨大な怪物となり、クマドリを一方的に圧倒した。その後、フランキーによって海に落とされたことで暴走は止まった。事件後、50ベリーの懸賞金が懸けられた。この懸賞金の低さは、チョッパーが麦わらの一味のペット扱いされたため。チョッパー自身はあまりの低額さにショックを受け、その後のルフィとの会話で泣き喚いていた。しかし、懸賞金が懸かったこと自体は嬉しいのか、サニー号の男部屋の壁に手配書を貼っている。
スリラーバークでは、天才外科医として知られるドクトル・ホグバックと出会い感激していたが、死体を蘇らせ服従させる人の命を冒涜する行為に激怒した。
シャボンディ諸島での戦闘中、バーソロミュー・くまのによって南の海のトリノ王国に飛ばされ、原住民と巨大鳥との戦争に巻き込まれるが、双方の誤解を解き和解に導いた。原住民に別れを告げ巨大鳥に乗ってシャボンディ諸島に向かう途中、新聞に載っていたルフィの「16点鐘」の行動にメッセージがあるのを読み取り引き返す。そして、原住民が有していた高度な製薬技術の学習と島の独自の生態系の研究を始める。
[編集] 最後の海 新世界編
2年後の現在、研究の結果、後述のような成長を遂げた。巨大鳥にシャボンディ諸島まで送り届けてもらって5番目に到着し、麦わらの一味の仲間と再会する。
[編集] 変形点・技
チョッパーは通常の動物系能力者が持つ3つの変身形態に加え、さらに複数の変身形態を持つ。
[編集] 通常の変形
通常の動物系能力者が持つ能力と同じ、人型・獣型・人獣型の3形態。
- 脚力強化(ウォークポイント)
- 動物系能力者の「獣型」と同様。チョッパーはこの形態がトナカイとしての本来の姿。新世界編からは以前よりも大きく、角も立派に成長している。
- 重量強化(ヘビーポイント)
- 動物系能力者の「人型」と同様。
- 重量(ヘビー)ゴング
- 重量強化の状態でのパンチ。岩を砕く事もできる。
- 頭脳強化(ブレーンポイント)
- 動物系能力者の「人獣型」と同様。新世界編でも外見は変わらず。
- 診断(スコープ)
- 両手の蹄を合わせてその中から相手を覗き、相手の弱点を診つける。この時、グリッド線のような模様が視界に浮かび上がる。
[編集] ランブルボールによる変形
チョッパーが長年の研究で開発した、動物系悪魔の実の変形の波長を狂わせる丸薬『ランブルボール』による変身形態。服用すると3分間、通常の3形態に加えてさらに4形態、合わせて七段変形を可能としている。
ランブルボールは言わば、「本来不可能な変形を無理矢理可能にする劇薬」である。それゆえに服用すれば通常有り得ない形態への変形を可能とするが、適量は6時間に1つとされる。6時間以内に2つ服用すると薬効が重複し、変形の波長が狂い過ぎて七段変形を上手くコントロールできなくなり、思い通りの形態に変化することが難しくなる。さらに3つ目を服用すると狂いすぎた波長により変形能力が暴走し、巨大な怪物(モンスター)に変形し理性も失ってしまう。この形態はCP9のクマドリを一方的に叩きのめす程パワー・攻撃力が高いが、命に関わる程体力の消耗が激しく、変形が解けた後は反動でしばらく動けなくなる。3つ目を服用した際の巨大な形態も悪魔の実の能力によるものであるため、海に落ちれば変形が解けて暴走が収まる。
- 飛力強化(ジャンピングポイント)
- 跳躍力が飛躍的に向上する、回避用の形態。人獣型・人型の間。外見は二足歩行+下股のみ獣型+両手は人型に近い+角の無い獣型の顔。
- 毛皮強化(ガードポイント)
- 全身を顔・足の先を除いて長い毛で覆い、球形になる。人獣型・獣型の間。外見は四足歩行+人獣型の顔+球状の身体。敵の攻撃の防御に使用されるが、毛で覆っているだけなので炎などには弱い。
- 新世界編からはランブルボールなしで変形が可能となり[注 2]、毛の範囲が大幅に拡大しており、耐久力も上昇している。
- 腕力強化(アームポイント)
- 上半身が強化され、蹄による強力な攻撃を見舞う。人型・人獣型の間。外見は二足歩行+筋骨隆々とした両腕+獣型の顔。
- 刻蹄 桜(こくてい ロゼオ)
- 自慢の蹄でパンチを打ち込み、桜のような蹄の跡を残す。
- 刻蹄 桜吹雪(こくてい ロゼオミチエーリ)
- 連続で放つ刻蹄桜。チョッパー曰く「最高の攻撃」。相手の体に無数の蹄の跡を残す。クマドリの最強の鉄塊「剛」を打ち破る程の強力な威力を誇る。
- 刻蹄 十字架(こくてい クロス)
- 両手の蹄を合わせて殴りつけ、十字架のような蹄の跡を残す。
- 刻蹄 菱形(こくてい ダイヤモンド)
- 両手の蹄を合わせて殴りつけ、菱形の蹄の跡を残す。刻蹄十字架(蹄を外側に開いて合わせる)と異なり、内側に向けて合わせる。
- 角強化(ホーンポイント)
- 角が巨大になり形も複雑になる、チョッパー曰く「とっておきの形態」。獣型・人獣型の間。外見は四足歩行+人型に近い手足+背中の毛がふさふさになる+巨大な角。
- 新世界編からはランブルボールなしで変形が可能となり、地中を高速で掘り進む事が可能になった。外見も四速歩行から人間の子供に近い小柄な体型(二足歩行)+肥大化した両腕+巨大な角(形状も以前とは異なり、左右ではなく前方に伸びている)に変化。背中の毛は以前と同様。
- 桜並木(ロゼオコロネード)
- 角強化の状態で敵に突進し、跳ね飛ばす。
[編集] 新世界編以降の変形
新世界編からは従来の七段変形を強化一新し、6つはランブルボールなしで自由に変形可能になり、それぞれの形態も姿や能力が大きく強化された。
- 柔力強化(カンフーポイント)
- 軽快なフットワークでカンフーを繰り出す。外見は二足歩行+獣人型の顔+平べったい体型+筋骨隆々とした腕。
[編集] 連携技
- ウソッチョハンマー彗星
「ウソップ#ウソッチョハンマー彗星」を参照
- ロビッチョスープレックス
- 敵を抱きかかえたチョッパーの足裏に、ロビンが「脚場咲き」で足を咲かせ、高所からスープレックスを仕掛けるという技らしいが、緊急事態に陥ったため中断した。
- パイレーツドッキング6
「フランキー (ONE PIECE)#パイレーツドッキング6」を参照
- フラッパーゴング
- スリラーバーク編・対オーズ戦で使用。チョッパーの「重量コング」とフランキーの「ストロングハンマー」の同時攻撃。
- 空軍刻蹄桜シュート(アルメ・ド・レールこくていロゼオシュート)
- スリラーバーク編・対オーズ戦で使用。サンジがチョッパー(腕力強化)を蹴り飛ばし、チョッパーが「刻蹄桜」を打ち込む。通常よりもはるかに大きな蹄の跡を残す。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
[編集] 出典
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