地獄先生ぬ〜べ〜

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地獄先生ぬ〜べ〜
漫画
原作・原案など 真倉翔
作画 岡野剛
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 1993年38号 - 1999年24号
巻数 全31巻(JC)
全20巻(文庫)
アニメ
原作 真倉翔
岡野剛
シリーズディレクター 貝澤幸男
キャラクターデザイン 大西陽一
音楽 BMF
アニメーション制作 東映動画
製作 テレビ朝日、電通
東映動画
放送局 テレビ朝日
放送期間 1996年4月 - 1997年6月
話数 全49話
その他 スピンオフ作品に『霊媒師いずな
テンプレート - ノート

地獄先生ぬ〜べ〜』(じごくせんせいぬーべー)は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による漫画作品、およびそれを原作とした各種作品群である。略称は「ぬ〜べ〜」。

概要[編集]

の手」を持つ小学校教師「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介児童を守る為に、妖怪や悪霊を退治する学園コメディー。

集英社週刊少年ジャンプ』にて1993年38号-1999年24号まで連載。友情、努力、勝利というジャンプ従来のコンセプトに加え、教育都市伝説ホラー怪談ラブコメディ、博学、お色気など様々な要素を採り入れ、バリエーションに富んだ展開と個性豊かなキャラクターが繰り広げるストーリーで非常に幅広い年代から老若男女問わず多くの支持を受け、1990年代後半のジャンプ低迷期の中、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』などとともにジャンプの一翼を担う大ヒット作となった[注 1]メディアミックスも果たし、テレビ朝日系でテレビアニメ化(1996年4月-1997年6月・全49話)やアニメ映画化(3作)、OVA化(3作)、PSゲーム化などが実現している。 総発行部数は、コミックス版全31巻、販売実績では2000万部[注 2]。また、2006年には全20巻の文庫版が発売された。

2014年3月、15年ぶりに集英社『グランドジャンプ』2014年9号にて続編となる新作読み切り『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』が発表され、同年5月発売の増刊『グランドジャンプPREMIUM』28号(新装刊2号、2014年6月号)から連載が開始された。こちらでは学級崩壊学校裏サイトいじめに対する学校及び教育委員会の隠蔽体質など現代的な学校問題や、ネグレクトモンスターペアレント定職に就かない若者たちなど大人の教育問題の要素も取り入れている。さらに、『霊媒師いずな Ascension』と交換移籍という形で『グランドジャンプ』に移動(2014年16号から)。

作品の特徴[編集]

作品の構成は基本的に1話完結ものであり(連載終盤ではそのスタンスが崩され、長編も増えた)、その中に様々な要素を採り入れている。根元となっている作品の構成やテーマについては、後の文庫版収録のこぼれ話「メイキング・オブ・ぬ〜べ〜」によって仄めかされている。主人公は強力な武器と必殺技を持っているものの敵を倒す際に必ずしも使うことはなく、主人公を含め登場人物達が有り合わせの武器や日用品など限られた科学力と知恵と勇気を振り絞って敵と戦い敵を倒す場合も多いのが本作の特徴である(寄生虫やゴーレムの回など)。ぬ~べ~が妖怪を倒すだけではなく、敵の妖怪と戦って深手を負ったぬ~べ~を生徒達が助けるといったエピソードもある。反魂香で復活したゾンビが現れた話でも発煙筒を使って警察のヘリコプターを呼び、その強風を利用して反魂香の効果を打ち消すという対処法でゾンビを撃退している。

妖怪・霊の位置づけ[編集]

作品の主体となっているのは、舞台となる童守町での正義感の強い霊能力教師、「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介の活躍劇で、彼が妖怪や霊から教え子や町民を助けるという図式で成り立っている。とりわけ、この作品には「妖怪」「霊」の存在が強く作品に働きかけており、「人の心が妖怪を創り出す」が作品に対する共通理念として掲げられ[注 3]、それに対する人の心理が深く作品の中身に関わっている。よって、彼らは牙を剥き、ぬ〜べ〜たちに襲い掛かるだけでなく、時に彼らは人間の理解者、味方だったり、時には人間によって捻じ曲げられた被害者としても描かれている。その中に後述の登場人物たちが複雑に絡み合っていくことで、独特の作品世界が形作られている。また、妖怪や悪霊のほか、都市伝説や怪奇ファイルなどを採り上げたりもしているが、これらも全て基本概念である妖怪、霊の存在に置き換えたりしている。

ストーリーの傾向[編集]

ストーリーの傾向は実に多種多様であり、パターン化されないよう作者の試みが生かされた[注 4]。児童や町民に襲いかかる妖怪や悪霊を倒すバトル中心の展開だけでなく、本格的なホラーや、ドラマチックなメロドラマ、ラブストーリー、読者に対して人生観を問うようなヒューマンドラマ、ミステリアスな伝奇ストーリーやナンセンスギャグ、諷刺や皮肉を込めた話なども見られ、子供っぽい話から大人びた話まで幅広い。このような趣向の背景には、当時担当の編集者の意向もあり、それに合わせていたと真倉が語っている[注 5]。また、ぬ〜べ〜以外にも、童守小の児童たち、ゆきめや玉藻といった妖怪などにスポットを当てることで、がらっと作品の雰囲気が入れ替わることもある。採り上げる題材によって日本の妖怪編、学校の七不思議・都市伝説編、Xファイル編、ホビー編、バトル編などに分けられる。

キャラクター[編集]

この作品の魅力の一つとして、登場キャラクターも挙げられる。原作者の真倉はキャラクター設定において、性格や心理学に基づく行動原理に重点を置いており[注 6]、キャラクターの心理描写は緻密に描かれている。また、それは友人、師弟、親子、男女といった人間関係にも有用に働きかけており[注 7]、一層キャラの個性を引き立てるものとなっている。それに加え、岡野の画風はいわゆる美形、美少女キャラが多く、一部のキャラには熱心なファンが付くほどである[注 8]

教養漫画としての側面[編集]

話のベースとなっているものはぬ〜べ〜の教育理論や道徳論、人生論であり、各ストーリーに於いて個々のテーマが設けられ、読者に対するメッセージ性が強いのも大きな特長である。更に、テーマは心理学や社会学論理学などの専門知識を採り上げている場合もあるが、話は子供にも理解しやすく描くようにしている。

テーマがストーリーの裏側にカモフラージュされた話も多く、深く内容を読み取らないと主旨に気付かない仕掛けになっている作品もあり[注 9]、全体で一貫したテーマを持ったオムニバス作品としても仕上がっている。

連載終了とその後[編集]

『週刊少年ジャンプ』連載作品において、基本的に一話完結もので30巻以上続いた作品は、本作と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『銀魂』、『SKET DANCE』だけである。また、連載終了まで数か月(単行本1巻に相当)の猶予期間を与えられた[注 10]ことで、ジャンプ連載作品としては珍しく円満な完結を遂げている。

連載終了後も根強い人気を誇り、息の長いロングランヒット作品といえる。後述のアニメ作品が夏休みなどの朝のアニメ番組として何度も再放送された実績があり、その度に新たな世代の読者層を開拓していた[注 11]ことが大きな要因である。

後に同作者によって連載された『ツリッキーズピン太郎』や『未確認少年ゲドー』に本作のキャラが脇役や背景キャラとして登場している。

作中の描写について[編集]

この作品は読者サービスと銘打ったお色気シーンとして、「サービスカット」が多い。インパクトの強い描写はこの作品の特徴でもあり、他にギャグ的表現や人・妖怪の生々しい存在感、また、死体や虫などのいわゆるグロテスクな表現も大胆に描いたりしている。 最初期は当時の退魔アクション物の定番通りにモブキャラクターを容赦なく殺していたが、連載が軌道に乗ると死者の数は一気に減少した。 他にも幼年読者に定着するために、要所要所で「本当は大人は皆怪物の実在を知っているのに何か理由があって子供には隠している」という雰囲気を出していた。

スピンオフ作品[編集]

作中に登場するイタコ見習い・葉月いずなを主人公としたスピンオフ作品『霊媒師いずな』が、集英社『オースーパージャンプ』2007年8月号・11月号、『スーパージャンプ』2007年24号に掲載されている。その後『オースーパージャンプ』2008年6月号から連載開始、『スーパージャンプ』『グランドジャンプ』と掲載誌を移しながら連載した。2014年6月に地獄先生ぬ〜べ〜NEOと入れ替わりで現在『グランドジャンプPREMIUM』で連載中である。

コミックスと文庫版との違い[編集]

2006年1月から漫画が文庫サイズで発売。巻数は全20巻。

描き下ろし漫画として構想だけ練られてお蔵入りした「九月のレクイエム」(文庫版第4巻)、登場人物ゆきめに関係した描き下ろし漫画「二人のゆきめ」(文庫版第12巻)、そしてジャンプコミックス第31巻に収録された「それからの地獄先生ぬ〜べ〜」から7年後のキャラクターたちの活躍を描いた「さらにそれからの地獄先生ぬ〜べ〜」が収録(文庫版第20巻)されている。なお、ジャンプに掲載された「ぬ〜べ〜ニューヨークへ行く」のみが版権の関係で単行本未収録である。内容はハリウッドのゴジラ・ワールド・プレミアの招待券を貰ったぬ〜べ〜が郷子、美樹と共にゴジラに会いに行くという内容であくまで形だけであるがパロディではなく正式に映画GODZILLAのゴジラが登場し、さらに「ゴジラ」という名称が登場しているため版権の関係で未収録となったことがジャンプコミックス第30巻に掲載されている。

第19巻にはボツネタ特集としてボツになった作品が3作(「妖怪赤ひげ」、「エアフォースぬ〜べ〜 ー 航空妖怪グレムリンを倒せ! ー」、「最強!暁の三大妖怪来襲」の計3作)、ダイジェストで掲載されている。ボツになった理由はそれぞれ「描写が残酷すぎる」、「世界観が違いすぎる」、「妖怪があまりにもアホすぎる」(話が幼稚すぎる)という理由であった。ジャンプコミックスに掲載されていた妖怪大百科は、文庫版サイズだと文字が潰れてしまうため文庫版では収録されていない。

現在では不適当な会話の台詞の一部が変更されていたり、商標や肖像権の問題上、店舗や人物などの細かい名称が変更されていたり、抹消されていたりしている場合がある[1]。その関係で2作品のサブタイトルが変更になっており、本誌での掲載順と入れ替わっている[2]

第20巻には真倉翔と岡野剛によるあとがきが掲載されている。

メイキングコーナー[編集]

各巻には「メイキング・オブぬ〜べ〜」と題して著者とキャラクターの対談が掲載されている。内容はこの物語の舞台裏や裏話、雑談などである。なお、第19巻は対談ではなくジャンプコミックス第29巻に掲載されていたキャラクター星占いが再録されている[注 12]

メイキングを担当したキャラクターは以下の通りである。

  • 第1巻、第2巻 - ぬ〜べ〜
  • 第3巻、第4巻 - 広、郷子
  • 第5巻、第6巻 - 美樹、克也
  • 第7巻、第8巻 - まこと、愛
  • 第9巻、第10巻 - 法子、晶
  • 第11巻、第12巻 - ぬ〜べ〜、ゆきめ
  • 第13巻、第14巻 - 静、秀一
  • 第15巻、第16巻 - リツコ先生、校長
  • 第17巻、第18巻 - 玉藻、いずな
  • 第20巻 - ぬ〜べ〜

備考[編集]

  • 本作の連載開始前に掲載された読み切り版のタイトルは、『地獄先生ぬ〜ぼ〜』だった。森永製菓の商品に「ぬーぼー」という同音のものが存在したため、今後仮にアニメ化した時に協賛が森永製菓のライバル企業だった場合にどうなるかを考慮し、連載開始の際にはタイトルを『地獄先生ぬ〜べ〜』に変更している。なお、読み切り版『ぬ〜ぼ〜』は『ぬ〜べ〜』のコミックス第1巻と第3巻の巻末(文庫版では第1巻と第2巻の巻末)に収録されており、第1巻に収録された作品はテレビアニメ版の第1話に採用されている。
  • 読みきり作品とは別に番外編『ぬ〜べ〜ニューヨークへ行く』が1998年頃にジャンプ本誌に掲載されたが、コミック版にも文庫版にも未収録である(上述の版権の関係のため)。
  • 連載当時の週刊少年ジャンプには「1/2広告」というページの下半分を使った広告が存在したが、本作第9話においては「ページ左側に掲載する」という暗黙のルールを知らず、右側に掲載してしまった。その後、他の作家が同じく右側に掲載してしまった際には、「『ぬ〜べ〜』でやっていたから…」と理由を語ったと言う。この件以降、余計なトラブルの元になるということで、1/2広告や1/3広告は行われなくなった[注 13]
  • 女性の乳首陰部を隠す際にジャンプマークを挿入した初の作品でもある。考案者は岡野。

登場人物[編集]

童守町[編集]

童守町は本作の舞台である架空の町。命名の由来は「わらべを守る町」。大字の町ではなく町制が敷かれている。しかし後に市規模の自治体だったことが判明する。

巻末に載った童守町の概要を紹介したページでは山あり谷ありであまり大きな町ではないが、田舎という程でもない郊外に位置する中規模の町という設定だったが、ストーリーの殆どがこの童守町内で展開されていく構図をとっているため、ありとあらゆる名所が存在する巨大な町というコンセプトに変更されていった。また、アニメにおいて童守小の地下には関東ローム層があるとされている。戦国時代では関東を支配した後北条氏の支配地では童守城という城も存在した。

殆どの話の舞台が童守町になっている都合上、時には渋谷をそのまま模倣したようなセンター街が出てきたり、漁場、農村、巨大なアミューズメントパークや花やしきそのままの遊園地も出てくる。また、玉藻が絡むストーリーではスタイリッシュで都会的な風景や街並が出てきたり、時には東京タワーそのままの「童守タワー」が出てくるなど、赤坂あたりを舞台にしていると読者に思わせるような雰囲気で描かれているが、あくまで「童守町内で街並のある港」が舞台ということになっている。

本編ストーリー中では大激戦が絡むような大ストーリーであっても、あくまで舞台設定は童守町内で起こるというコンセプトを維持しており[注 14]、終始身近な日常に巻き起こる出来事という路線で描かれている。

アニメ[編集]

テレビアニメ[編集]

テレビ朝日系で1996年4月13日から1997年6月21日まで土曜日19:30-20:00[注 15]に放送。スポンサーの都合やテレビ局編集の関係、視聴率が爆発的に良ければ延長もあり得たが当初の予定通り4クールでの放送となった[注 16]。最終回(48話)は原作が終了していないこともあり、原作.第137話「次元妖怪・まくらがえし」でいつものように妖怪を退治した後、「これからも話は続いていく」という終わり方であった。平均視聴率は11.3%。最終話は第48話だが、「完全保存版!! 地獄先生ぬ〜べ〜超百科」もカウントされるので全49話となる。

ぬ〜べ〜』のタイトルロゴはアニメっぽいものを意識して原作者である真倉が原案したものである。 後にスペインでも放送された。

原作とアニメ版の相違点[編集]

読み切り作品『ぬーぼー』を除く。

  • 原作ではぬ〜べ〜は「白衣観音経(実在する経文で、実際の名称は白衣神咒[注 17])」を唱えるが、アニメではオリジナルの呪文になっている。これはテレビ側のスタッフが実在する経文の使用に難色を示したためであり、アニメ版では「宇宙天地 賜我力量 降伏群魔 迎來曙光 吾人左手 所封百鬼 尊我號令 只在此刻 天地混沌 乾坤蒼范 人世蒙塵 鬼怪猖狂 天空海闊 鬼面私心 鬼哭啾啾 靈感散消」という経文へ差し換えられた。ただし、この創作経文は漢文学の専門家の協力を仰いでおり、押韻平仄といったルールにも従った本格的なものである[注 18]
  • アニメでは、封印された鬼の手を出すときに、手袋から「鬼」に因んだアニメ制作スタッフ創作のマークが浮き出る演出が盛り込まれている(梵字ではない)。
  • 原作では第1話で広が転校してくるが、アニメでは広が在学生であり、ぬ〜べ〜が転任してくる(読み切り作品第1話の展開を内包)。それに従い、登場する妖怪も疳の虫から心臓病を引き起こす妖怪(読みきり作品で広に取り付いていた妖怪)へ変更されている。
  • アニメオリジナルキャラクターとして、原作者の自画像をモデルにした「マクラノショージ」という解説役が登場し、作品の展開を補佐している。後に原作にも登場した。
  • 玉藻の髪は原作が金髪でアニメが銀髪になっている(ただし、OVA版3作目のみ金髪に修正)。
  • ゴールデンタイムでの放送ということもあり、原作に描かれているグロテスクな描写や、性的描写などはほぼカットされている。それでも、第9話における郷子の入浴シーンや彼女が全裸で部屋を駆け抜けるシーン、第13話におけるはたもんばの刀による打ち首など、現在においては過激と見なされるシーンも存在する。また、シリーズ中盤以降は美樹が何かしら動くたび、彼女の乳房がいちいち大げさに揺れるようになった。
  • アニメ版及びOVA版では、殺人犯や切り裂き魔など悪人は全て妖怪が化けた姿という設定にされているが、これはアニメ版の監督のこだわりによるものである。例外は劇場版に登場した殺人犯ぐらいであるが、彼も作中では一度も事件を起こしていない(悪の部分は全て悪霊の仕業へ変更されている)[注 19]
  • クラスメートで原作と設定が異なるキャラが多い(広、金田、法子など)。
  • 人魚の速魚(はやめ)、童守寺の和尚、黒井まみは未登場。木下あゆみについてはクラスメートの登場キャラとして設定されていた[注 20]が、モブシーンのみの登場となっている。
  • ゆきめの復活後の服は、原作では微妙に変わってるが、アニメでは変わっていない(ただし、OVA版3作目のみ修正されている)。

アニメ再放送[編集]

地上波ではテレビ朝日サンテレビが総集編も含めて再放送。

BSデジタル波では、テレビ朝日系列のBS朝日にて、2011年11月からアニメストリート枠での再放送が開始(前番組はスラムダンクであり、地上波本放送時と同じ変遷)。

有料チャンネルでは、2000年12月から2001年6月まで東映チャンネルにて(毎回2話ずつの放送)、東映の資本が入っているアニマックスでも2006年9月から2007年3月まで(毎回2話ずつの放送)と、2007年3月から2007年5月まで(毎回1話ずつの放送)の期間に再放送された。2014年4月からCSのテレ朝チャンネル1で放送している。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ
バリバリ最強No.1
歌 - FEEL SO BAD
第48話(最終話)、第49話(特番)及び劇場版2作目ではEDとして使用。児童たちの視点で、霊能力教師、ぬ〜べ〜のヒロイズムを全面的に押し出した楽曲。
激しいリズム、ダウン・チューニングのギターフレーズが使われたジャパニーズ・メタルに分類される楽曲ではあるが、サビの部分はベートーベンの交響曲『第九』に似た音階が使われている。原作でも、広たちがカラオケでこの曲を歌う場面が描かれている。
エンディングテーマ
ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」(1話 - 29話)
歌 - B'z
B'z初のアニソンであるが「アニメとは全く関係ないものになってしまい(作品のファンには)申し訳なかった」とメンバーは述べている。シングル発売から遅れてぬ〜べ〜のイラストが描かれたタイアップ用のオリジナルパッケージも発売された。「MOVE」と両A面。劇場版1作目ではEDとして使用。
SPIRIT」(30話 - 47話)
歌 - PAMELAH
ヒロインのゆきめの心境を歌った楽曲といわれ、彼女のテーマソングとして認識されている。実際、背景の映像はほとんどゆきめで占められている。
OVA版オープニングテーマ - 「ニュースな学校」
歌 - 高山成孝&ひまわりキッズ
生き生きとした児童たちの様子を描いた歌。映像の主役は児童たちであり、アニメ版OPとは全く違った視点となっている。
OVA版エンディングテーマ - 「HURT」
歌 - CASH
うら寂しさが漂う下校時の小学校をバックに、児童たちを守るために戦うぬ〜べ〜の心の内側を描いた歌。全主題歌の中で最も暗いイメージが漂う楽曲である。
劇場版3作目エンディングテーマ - 「胸に抱いて忘れない
歌 - BAAD
児童たちが抱く渚への友情や、思いを描いた楽曲。ボーカルが山田恭二から秦秀樹に代わってからの2枚目のシングルであり、BAADとしては7枚目になる。

サウンドトラック[編集]

  • 地獄先生ぬ〜べ〜オリジナルサウンドトラック、OVA版のOPとED、BGMを収録、先に放送されたテレビアニメ版のサウンドトラックは未発売である。

放送リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術
1 1996年
4月13日
恐怖の新学期!謎の鬼の手 富田祐弘 貝澤幸男 須田正己 坂本信人
2 4月20日 トイレの花子さんが出たぁ〜っ! 小山高生 山田徹 氏家章雄 中山恭子
3 4月27日 うわさ話はやめられない!おしゃべり妖怪・恐怖の五枚舌! 菅良幸 中村哲治 上野ケン 篠田邦宏
4 5月4日 使用禁止!?河童の出る鉄棒 富田祐弘 角銅博之 近藤優次 小名木麻起子
5 5月11日 学校の七不思議魔の13階段 小山高生 芝田浩樹 寺岡巌 坂本信人
6 5月18日 ぬ〜べ〜死す!?最強の敵(ライバル)・妖狐玉藻 菅良幸 山田徹 加々美高浩 内川文広
7 5月25日 鬼の手VS火輪尾の術 角銅博之 大西陽一 坂本信人
8 6月1日 UFO襲来!宇宙人童守町に現る 富田祐弘 中村哲治 須田正己 内川文広
9 6月8日 5年3組大パニック!巨乳ろくろ首 小山高生 芝田浩樹 氏家章雄 坂本信人
10 6月15日 悪鬼大暴れ!努力する子はご用心 菅良幸 山田徹 上野ケン 内川文広
11 6月22日 スクープ!ぬ〜べ〜が雪女と婚約!? 小山高生 角銅博之 松本朋之 坂本信人
12 6月29日 恐怖の遠足!鬼門峠の謎 菅良幸 山内重保 大西陽一 内川文広
13 7月13日 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い 小山高生 角銅博之 加々美高浩 坂本信人
14 7月20日 郷子が2人!?ドッペルゲンガーの恐怖 富田祐弘 山田徹 柳沢テツヤ 藤田勉
15 8月3日 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦 菅良幸 芝田浩樹 須田正己 中山恭子
16 8月10日 鬼の手使用不能!!旧校舎の怪人 小山高生 貝澤幸男 氏家章雄 芳野満雄
17 8月17日 プールサイドのロマンス…第4コースの幽霊 富田祐弘 中村哲治 上野ケン 中山恭子
18 8月24日 復活の妖狐(ライバル)・玉藻!校庭に潜む巨大怪魚!! 菅良幸 石崎すすむ 近藤優次 芳野満雄
19 9月7日 連続切り裂き魔!最強ペア愛の大追跡!! 富田祐弘 角銅博之 大西陽一 中山恭子
20 9月14日 過去へのタイムスリップ!見たぞぬ〜べ〜の秘密!! 菅良幸 山田徹 横山健次 内川文広
21 10月12日 神との激突!裁きを受けるのは俺だ!! 富田祐弘 貝澤幸男 柳沢テツヤ 中山恭子
22 10月19日 君のうしろに誰かいる!恐怖の心霊写真!! 菅良幸 中村哲治 加々美高浩 芳野満雄
23 10月26日 0時0分0秒の怪!?合わせ鏡の七不思議 富田祐弘 角銅博之 須田正己 中山恭子
24 11月9日 魔性のDカップ!!愛のカラス伝説 小山高生 山田徹 上野ケン 内川文広
25 11月16日 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし 菅良幸 志水淳児 近藤優次 中山恭子
26 11月30日 戦慄の2世誕生!!ママは妖怪、パパは先生! 富田祐弘 芝田浩樹 大西陽一 藤田勉
27 12月7日 コギャルの危険なアルバイト!?霊獣を操る美少女いずな 角銅博之 加々美高浩 中山恭子
28 12月14日 世にも奇妙なXマス…幸せのケサランパサラン 菅良幸 中村哲治 横山健次 藤田勉
29 1997年
1月11日
妖怪オールスター総登場!呪われた学園祭!! 山田徹 上野ケン 中山恭子
30 1月18日 放課後の恐怖!走る二宮金次郎像!! 小山高生 石崎すすむ 柳沢テツヤ
31 1月25日 誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪 貝澤幸男 須田正己 藤田勉
32 2月1日 そして誰もいなくなる!図書室の赤い怪少女!!
(アニメオリジナル)
富田祐弘 角銅博之 柳沢テツヤ
33 2月8日 しょうけらが窓からのぞく!リツコ先生最大の危機!! 小山高生 志水淳児 横山健次 中山恭子
34 2月15日 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!! 菅良幸 山田徹 加々美高浩 藤田勉
35 2月22日 ダイダラボッチは私の虜!美樹ちゃんのドリームタウン!! まるおけいこ 中村哲治 上野ケン
36 3月1日 真夜中の㊙レッスン!音楽室の危険な誘惑!!
(アニメオリジナル)
菅良幸 芝田浩樹 須田正己 和田いづみ
37 3月8日 20年前の忘れ物!?血に染まった予言ノート!! 富田祐弘 石崎すすむ 柳沢テツヤ 藤田勉
38 3月15日 エッ!ライバルが初デート?ゆきめの熱くて長い一日!! 菅良幸 角銅博之 横山健次
39 3月22日 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!! 富田祐弘 志水淳児 加々美高浩 和田いづみ
40 4月19日 セーラー服が燃えちゃう!隠しきれない、いずなのハート!! 菅良幸 山田徹 上野ケン 藤田勉
41 4月26日 トモダチニナリタイ…謎の同級生、戦慄の正体!! 小林靖子 中村哲治 大西陽一
42 5月3日 母ちゃんは4歳児!?嵐を呼ぶ前世の記憶!! まるおけいこ 芝田浩樹 柳沢テツヤ 和田いづみ
43 5月10日 ゆきめ死す!!愛は雪の結晶と消えて… 富田祐弘 志水淳児 横山健次 藤田勉
44 5月17日 子どもは見ちゃダメ!!禁断の怪談・百物語 菅良幸 角銅博之 須田正己
45 5月31日 夢?幻?復活のゆきめ恋人よ、なぜ俺の命を狙う!! 富田祐弘 山田徹 上野ケン 和田いづみ
46 6月7日 狙われたヒロインたち!ドキドキおふろパニック!! 小林靖子 中村哲治 柳沢テツヤ 藤田勉
47 6月14日 最強!最大!最後の敵その名は…貧乏神!! 富田祐弘 貝澤幸男 横山健次
48 6月21日 夢をいつまでも!!大好きな僕らのぬ〜べ〜! 小林靖子 芝田浩樹 須田正己 和田いづみ
SP 8月7日 完全保存版!!地獄先生ぬ〜べ〜超百科 富田祐弘 貝澤幸男 横山健次 中山恭子
  • 第7話のぬ〜べ〜と玉藻が自動車スクラップ場で戦うシーンで、ほんの一瞬だが鬼の手が右手に描かれているカットが存在する(正しくは左手)。
  • この他、第44話と第45話の間で野球中継が中止になって本放送の時間が空いてしまったため、第34話の「今明かされる禁断の過去! 鬼の手誕生の秘密!!」が再放送された。この回が再放送であることは、AパートおよびBパートの最初にテロップで告知された。また、この再放送および前回の第44話では、共に次回予告は第45話が紹介された。
  • 1996年7月6,27日、8月31日、9月21、28日、10月5日、11月2,23日、12月21、28日、1997年1月4日、3月29日、4月5日、12日は休止。
テレビ朝日 土曜19時台後半(1996年4月-1997年6月)
前番組 番組名 次番組
SLAM DUNK
(19:30 - 19:58)
We
(19:58 - 20:00)
※一旦休止
地獄先生ぬ〜べ〜
テレビ朝日 土曜19:58 - 20:00(1996年10月-1997年6月)
We
地獄先生ぬ〜べ〜
【2分拡大して継続】
忍ペンまん丸
(19:30 - 20:00)

映画[編集]

OVA[編集]

テレビアニメの続編として計3作がリリースされており、3作とも冒頭ナレーションはテレビアニメでの来宮良子に代わり、ぬーべー役の置鮎龍太郎が担当している。タイトルはという文字はOPタイトルではなく、テレビシリーズ同様サブタイトルとして表記されている。パッケージに「東映VANIME」の表記はないものの、アニメ関連のライターである小黒祐一郎は同レーベルのOVAとして分類している[3]

東映動画がデジタル彩色へ移行してからまもない時期に制作されたこともあり、第3作目の色味はテレビアニメとは異なるものとなっている。

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 決戦!陽神の術vs壁男』1998年9月21日発売。
  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 なぞなぞ七不思議・ブキミちゃん』1998年10月21日発売。
  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 史上最大の激戦! 絶鬼来襲!!』1999年10月21日発売。

DVD[編集]

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 コンプリートDVD-BOX 1』(テレビ版第1話〜第24話、劇場版3作品収録)2006年2月21日発売。
  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 コンプリートDVD-BOX 2』(テレビ版第25話〜第49話、OVA3作品、真倉翔&岡野剛描き下ろし番外編漫画収録)2006年6月21日発売。
  • DVD(単巻)地獄先生ぬ〜べ〜(毎月3巻リリース、全8巻)2008年1月21日〜3月21日発売。映画とOVAの単巻はどちらも2008年3月21日発売。

ゲーム[編集]

プレイステーション用『地獄先生ぬ〜べ〜
1997年5月16日にバンダイより発売。
主人公の少年(名前はプレイヤーが決める)が童守小5年3組へ転入し、ぬ〜べ〜や広たちと一緒に1年間の生活を体験していくシミュレーションゲーム。コンセプトとして学校の七不思議が採用されており、主人公はぬ〜べ〜クラスの仲間と一緒に不思議な事件を体験していく。イベントを通して彼らの間で会話が繰り広げられ、その答え方によって話の展開やエンディング、キャラクターの好感度が変化する。夏休み、冬休み、バレンタインデーにはスペシャルグラフィックが用意されており、その学期において最も仲が良かったキャラのグラフィックを見られる。会話場面での表情選択や他人の会話に割り込むツッコミモードは、本作独特のユニークなシステムである。なお、ごくわずかの出演であるが、アニメでは未登場の速魚が登場している。
登場人物
オープニングテーマ - 『バリバリ最強 NO.1』
歌 - FEEL SO BAD
ニンテンドーDS用『ジャンプアルティメットスターズ
2006年11月23日に任天堂より発売。
週刊少年ジャンプ作品のキャラクターによるバトルゲーム。その中の登場人物に含まれる。実際にはバトルキャラとしては使われないが、サポートとして使用される。登場するのはぬ〜べ〜、ゆきめ、郷子、広の4人である。
PS3・PSvita用『ジェイスターズ ビクトリーバーサス
2014年3月19日にバンダイナムコゲームスより発売。
週刊少年ジャンプ作品のキャラクターによるバトルゲーム。その中の登場人物に含まれる。バトルキャラとしてぬ〰べ〰のみ登場。

小説[編集]

1996年4月にジャンプJブックスとして発売。原作の玉藻編、ゆきめ編の他にオリジナルストーリー「呪われたスポットライト」も収録。2013年には集英社みらい文庫からもノベライズ版が2冊発売されており、ドラマ版ノベライズも2014年12月に発売予定である。

テレビドラマ[編集]

地獄先生ぬ〜べ〜
ジャンル テレビドラマ
放送時間 土曜21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2014年10月11日 - 12月13日(10回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本テレビ
製作総指揮 (チーフプロデューサー)
伊藤響
演出 佐久間紀佳
池田健司
明石広人
松山雅則
原作 真倉翔、岡野剛
『地獄先生ぬ〜べ〜』
脚本 マギー
佐藤友治
プロデューサー 戸田一也
小泉守
出演者 丸山隆平
桐谷美玲
速水もこみち
知英
山本美月
知念侑李
優香
坂上忍
高橋英樹
外部リンク 公式サイト

特記事項:
初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
第2話は『プロ野球 クライマックスファイナルステージ第4戦 巨人×阪神』中継延長および『ダッグアウト』放送のため60分繰り下げ(22:00 - 22:54)。
テンプレートを表示

2014年10月11日から12月13日まで毎週土曜日21:00 - 21:54[注 21]に、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送された日本テレビドラマ。主演は丸山隆平[4]

キャスト[編集]

詳細な人物設定は地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物を参照。本項ではドラマ独自の人物設定を記載。

童守高校 教職員
童守高校 2年III組生徒
  • 金田 勝 - 島丈明
  • 北原 徹 - 原勇弥
  • 黒木 雄一郎 - 山田ジェームス武[10]
  • 日向 勉 - 佐奈宏紀
  • 三井 修 - 江口祐貴
  • 安岡 正樹 - 河野将也
  • 吉崎 佳祐 - 古指武輝
  • 川瀬 葵 - 高橋春織
  • 桐原 玲子 - 芝崎唯奈
  • 斉藤 芽以 - 小林智絵
  • 佐藤 あゆみ - 三上紗弥
  • 高野 早希 - 倉持聖菜
  • 古田 真梨子 - 小川紗良
  • 松本 詩織 - 岡本夏美
  • 吉野 桜子 - 加藤里保菜
その他

オープニングナレーション[編集]

毎回週ごとに週替わりで変わり、シークレットナレーターとして登場する[15]。また、公式サイトでは放送中にシークレットナレーター当て企画が行われており抽選で番組グッズやドラマの見学権(第7話まで)が当たる[16]

ゲスト[編集]

キャスト名横の表記は出演回。☆印は無限界時空が除霊し助けた人。

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
  • ジンタ(しゃべる人体模型) - 清水一希(二役)
第6話
第7話
第8話 - 第9話
  • 絶鬼 - 山田涼介[24]
第10話

スタッフ(テレビドラマ)[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 主人公人物 脚本 演出 視聴率[26]
第1話 2014年10月11日 怪奇事件は妖怪の罠 ドジでマヌケな先生が学校救う!? 栗田まこと
中島法子
マギー 佐久間紀佳 13.3%[27]
第2話 10月18日 学園パニック! 人を操るキザ妖怪!? 超魔術が信頼の絆を壊す!? 稲葉郷子
立野広
玉藻京介
07.9%
第3話 10月25日 トイレの花子さんが大暴走&原作人気妖怪が鬼の手の秘密暴露 細川美樹 佐藤友治 池田健司 10.1%
第4話 11月01日 危険な遊びで妖怪が激怒! ろくろ首が走り(秘)巨大怪鳥も召喚!? 葉月いずな マギー 明石広人 09.9%
第5話 11月08日 ボク人間になりたい人体模型に命が宿る!? 余命24時間涙の青春 山口晶 佐藤友治 佐久間紀佳 10.2%
第6話 11月15日 今夜、重大発表が! 大波乱! 恋の三角関係切ない恋と優しい嘘 高橋律子
ゆきめ
マギー 松山雅則 09.2%
第7話 11月22日 明石家さんまがアノ伝説妖怪に! 悪夢の力で皆が悪魔に変身? - 佐藤友治 佐久間紀佳 09.0%
第8話 11月29日 名画モナリザが人を食う!? 学園パニック! 怪奇ミステリーの謎 木村克也 マギー 明石広人 10.8%
第9話 12月06日 美しき鬼! 山田涼介世界を破滅させる魔力 正義が負ける瞬間… 絶鬼 池田健司 10.8%
第10話 12月13日 さよなら先生!? この命と引換えに俺は皆を守る! 奇跡よ起きろ - 佐久間紀佳 09.5%
平均視聴率:10.2%(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ社調べ)

備考(テレビドラマ)[編集]

原作とドラマ版の相違点[編集]

  • 舞台は原作の小学校から、高等学校に置き換えられている。そのため生徒たちの学校での服装も、私服から制服に変更している。同様に、ぬ〜べ〜が国語、律子が化学、玉藻が家庭科と担当教科が決まっている。
  • 律子は「妖怪嫌い」という点では原作と変わらないが、ドラマでは妖怪を鼻から信じようとせず、妖怪や怪奇現象を科学の力で説明しようと試みている(原作の大月先生の性格を継承している)。ただし、妖怪に遭遇した場合にはショックのあまり気絶してしまい、原作以上に怖がりである(原作では悲鳴を上げることが多く、気絶することは殆どない)。
  • 原作では第1話で広が転校してくるが、ドラマでは広が在学生であり、ぬ〜べ〜が赴任してくる(テレビアニメ・読み切り作品第1話も同様)。
  • 原作では教育実習生から医師になっていた玉藻だが本作では正式な教師として登場し、ぬ〜べ〜と一緒に赴任する。
  • 登場人物の1人である篠崎愛がぬ〜べ〜のクラスの生徒になっている(原作では小学6年生で広たちレギュラーキャラクター(小学5年生)より先輩)。
  • 覇鬼の外見が人間が演じる関係上、原作のような筋骨隆々ではなく、スリムな体型になっている(ただし、ぬ〜べ〜より巨大)。また「腰みの」ではなく服を着ている。
  • 後述の「異空間での論争」の関係か、覇鬼は原作のような頭の弱い設定ではなく、極めて頭の切れるキャラとなっており、対照的に美奈子先生は天然ボケキャラとなっている。
  • 原作では中学生だったいずなが広たちの年齢引き上げにより霊能力者見習いという肩書になっており、原作では彼女の代名詞と言えるほどだった「管狐」を使うことができない[注 22]。また原作では叔父が所有しているマンションで一人暮らしをしているが、ドラマでは童守寺の和尚とは「いずなの父の旧友」という関係にあたるため、童守寺に居候する設定に変更している。
  • 玉藻の髪が原作では金髪だが、ドラマではアニメ(OVA版3作目は原作通り)同様、銀髪になっている。
  • 玉藻が人間界に来た目的は、原作では「『人化の術』を完成させる材料として広の髑髏を手に入れるため」だが、ドラマでは「人間界を妖狐一族で支配するため」になっている。そのため、広に対する執着の描写などはなくなっており、興味の対象が高い霊力を持ちながら他人のために尽力するぬ〜べ〜に移っている。
  • ゆきめのぬ〜べ〜の呼び名が「鵺野先生」から「ダーリン」に代わっている。また隣部屋の住人を妖力で追い出し、そこに引っ越してくる(原作ではぬ〜べ〜とは別のマンションで一人暮らしをしている)。また、当初生徒たちはぬ〜べ〜とゆきめの関係を知らないが、影愚痴の一件が片付いた後に2人の関係性を理解する[注 23]
  • アニメ同様ぬ〜べ〜の経文がオリジナルのものに代わっている。また、最初から覇鬼の力を借りる形で鬼の手を使用している(原作では当初覇鬼の意識はなく、力を借りるのは終盤の和解以降である)。
  • 玉藻が妖孤であるのを知っているのが現時点ではぬ〜べ〜と、無限界時空から聞いたまこと・いずなの3人のみ(原作では当初から正体を知るのはぬ〜べ〜・広・郷子の3人)。原作ではぬ〜べ〜は玉藻に対して当初は危険意識を持っていたが、ドラマはそのような素振りを見せず、正体を知った以降は教育者としての悩みや妖怪の話題を共有できる唯一の友人として、非常に友好的に接している。また呼び方も原作のような呼び捨てではなく、原作で1回使用したが玉藻本人から嫌がられた「たまちゃん」というあだ名で呼んでいる。
  • 原作では4回程度しか登場しなかったぬ〜べ〜の父・時空だが、ドラマでは準レギュラーになり、出番が増えている。それにより、時空が原作では会ったことがない人物(玉藻や和尚など)と対面しており、ぬ〜べ〜が時空と親子であることを玉藻に告白する描写がある。また、時空が拝金主義者になってからもぬ〜べ〜と暮らしていたような描写がある(原作では母親の死後にぬ〜べ〜は祖母に預けられて、時空はぬ〜べ〜の前から姿を消し、それから数年後に拝金主義霊能力者として表舞台に登場した)。
  • ぬ〜べ〜の母親の死因は原作では「病死」だったが、ドラマでは「悪霊にとりつかれたことによる衰弱死」となっている。またこの時点では時空はすでに拝金主義者になっており、ぬ〜べ〜と時空の確執の原因は母親に憑いた悪霊を祓おうとせず、見殺しにしたため。
  • 原作では廃車置き場にあるクレーンの先にある電気磁石によって玉藻の分身の術を破っていたが、ドラマは戦闘場所が教室に変わったため教室にあるバケツの水で分身の術を破り、発案者も広からまことに変更されている。
  • 原作で影愚痴が美樹を陥れるのに使った方法が彼女の影を使った陰口だったのに対し、ドラマでは時代背景、高等学校への置き換えなどから美樹のTwitterにクラスメイトやぬ〜べ〜の恥ずかしい写真をアップするという形に変わる。
  • 陰摩羅鬼の出現が「和尚のいい加減な読経による偶発的なもの」ではなく、「いずなが唱えた読経で召喚された」という設定になっている。また陰摩羅鬼の成仏方法は、原作では「和尚がちゃんとした気持ちで読経する(不完全でも可)」というものに対し、ドラマではぬ〜べ〜が鬼の手で退治しており、前述の原作の設定は「和尚やいずなを改心させるための嘘」として使用されている。
  • 動く人体模型が原作通りに人間になりたいと思うのは同じだが、ドラマでは自分の意思で自由に動けず、代わりとして晶に一時的に憑依する。また、最後もぬ〜べ〜の手により成仏したのみで人間に転生した描写はない。
  • 原作では子供を襲う通称「A」(怪人赤マント)だが、ドラマは連続殺人鬼が死刑執行後、被害者の体にAの文字を刻み付ける妖怪として蘇ったという設定に変更。また、現実世界ではなく占いで目をつけた人物を夢の世界に連れ込み襲うという形[注 24]に変わっており、原作の広・郷子・美樹に変わりぬ〜べ〜が直接被害にあっている。なお不気味な言動が多い原作と比べ、関西弁を話すコミカルな面を見せており、最後もぬ〜べ〜により完全に倒されている。
  • 上記の陰摩羅鬼・人体模型・Aを筆頭に完全な善良妖怪になったさとりや呪縛霊になった壁男など、設定が変更された妖怪が多数いる。

ドラマ版の設定[編集]

  • 冒頭で無限界時空が怪しげな祠(天狗塚)を破壊する描写があり、それが童守高校をはじめ童守町内での怪奇現象の発端となっており、ゆきめなど善良な妖怪がそれが原因で被害を受けている。
  • 「ぬ〜べ〜」というあだ名の由来と住まいが明らかになっている。
  • ぬ〜べ〜は教師になった現在でも自身が霊能力者であることにコンプレックスを持っており、鬼の手のことや霊力を持っていることも同僚や生徒たちには秘密にしている。そのため、当初は原作に登場する校長や石川先生のような理解者がおらず、生徒たちも妖怪や霊の存在を信じていなかった。しかし、まことと法子、広と郷子をそれぞれ妖怪から救うために彼らの目の前で鬼の手を使用したため、この4人には秘密を知られてしまう[注 25](能力を発揮する寸前に目をつむるように言ったが、4人はそれぞれしっかり見ていた)。見られたことに大きなショックを受けるぬ〜べ〜に、まことと法子はこのことを秘密にすると約束し[注 26]、まことから事情を聴いた広と郷子も他言しないと約束した[注 27]。そして影愚痴から美樹を救った際に、駆け付けたクラスの生徒全員に鬼の手がばれるも生徒自身が状況を受け入れたため[注 23]、コンプレックスが緩和される。
  • ぬ〜べ〜の左手内の異空間で吸い込まれた鵺野本人を交えて、覇鬼(性悪説)と美奈子先生(性善説)が論戦を繰り広げるという展開がある。
  • 覇鬼が人間界を襲撃した時点では美奈子先生はまだ生きており、「美奈子先生が自分の命と引き換えにぬ〜べ〜の左手に覇鬼を封印した」という鬼の手の誕生秘話がぬ〜べ〜の口から語られた[注 28]
  • 時空が何らかの病を患っており、吐血をする描写がある[注 29]
  • 雲外鏡が法子に語った「ありのままの姿」に悩む彼女に対してクラスメイトたちが『レット・イット・ゴー』の歌詞を用いて揶揄する、克也は「妖怪の仕業」だと言うぬ〜べ〜に妖怪を探そうと『妖怪ウォッチ』のポーズ[注 30]をとる、[注 26]玉藻が調理実習中にオリーブ・オイルを使って料理をする[注 26][注 31]といった小ネタ・パロディ及び放送当時流行していたネタ等が随所に散りばめられている。
日本テレビ 土曜21時台
前番組 番組名 次番組
金田一少年の事件簿N(neo)
(2014.7.19 - 2014.9.20)
地獄先生ぬ〜べ〜
(2014.10.11 - 2014.12.13)
学校のカイダン
(2015.1.10 - 〈予定〉)

出典[編集]

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  1. ^ Takeshi_Okanoのツイート (506854740974510080)
  2. ^ Takeshi_Okanoのツイート (506855972564779008)
  3. ^ 【雑談】東映Vアニメ年表(暫定版):編集長メモ
  4. ^ 『地獄先生ぬ〜べ〜』、関ジャニ丸山主演で実写化 10月期連ドラで放送”. オリコンスタイル (2014年8月18日). 2014年8月18日閲覧。
  5. ^ 地獄先生ぬ〜べ〜:関ジャニ∞丸山主演で連ドラ化 ゴールデン初に「超大抜てきだな」”. 毎日新聞デジタル (2014年8月18日). 2014年8月18日閲覧。
  6. ^ 「地獄先生ぬ〜べ〜」実写化 関ジャニ∞丸山隆平主演、桐谷美玲、山本美月ら出演決定”. モデルプレス (2014年8月18日). 2014年8月18日閲覧。
  7. ^ Hey!Say!JUMP知念『ぬ〜べ〜』生徒役で出演 先輩・丸山隆平から「ギャグも吸収」”. オリコンスタイル (2014年8月30日). 2014年9月5日閲覧。
  8. ^ 関ジャニ∞丸山主演「地獄先生ぬ〜べ〜」 優香、佐野ひなこ、松井愛莉ら新キャスト発表”. モデルプレス (2014年9月5日). 2014年9月7日閲覧。
  9. ^ 地獄先生ぬ〜べ〜:美奈子先生役に優香 松井愛莉、高月彩良も”. 毎日新聞デジタル (2014年9月6日). 2014年9月7日閲覧。
  10. ^ 実写版「ぬ〜べ〜」出演決定 山田ジェームス武「誰もが認める役者に絶対になる」”. モデルプレス (2014年9月16日). 2014年10月13日閲覧。
  11. ^ 元KARAジヨン、ぬ〜べ〜の婚約者役に”. 日刊スポーツ (2014年9月4日). 2014年9月5日閲覧。
  12. ^ 優香、実写版『ぬ〜べ〜』で美奈子先生役 生徒ら追加キャスト発表”. オリコンスタイル (2014年9月5日). 2014年9月7日閲覧。
  13. ^ マキタ、ドラマ「ぬ〜べ〜」で童守寺和尚役”. お笑いナタリー (2014年9月6日). 2014年9月7日閲覧。
  14. ^ 坂上忍:17年ぶり民放連ドラ出演で“毒舌鬼”に”. 毎日新聞デジタル (2014年8月27日). 2014年9月5日閲覧。
  15. ^ ぬ〜べ〜、“オープニングナレーション”に稲川淳二 山田涼介らもシークレットで登場”. ORICON STYLE. オリコン (2014年10月9日). 2014年10月12日閲覧。
  16. ^ ドラマぬ〜べ〜、ナレーターを当て賞品ゲット”. コミックナタリー (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。
  17. ^ 地獄先生ぬ〜べ〜:山田涼介や稲川淳二がOPナレーターに クイズも実施”. 毎日新聞デジタル (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。
  18. ^ 実写版「ぬ〜べ〜」Hey!Say!JUMP山田涼介ら“シークレット・ナレーター”発表”. モデルプレス (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。
  19. ^ 『地獄先生ぬ〜べ〜』OPナレーションを稲川淳二、Hey!Say!JUMP山田涼介、佐野史郎、船越英一郎らが週替わりで担当”. テレビドカッチ (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。
  20. ^ ドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」、ナレーションにアニメ版主役声優起用”. RBB TODAY (2014年10月17日). 2014年10月21日閲覧。
  21. ^ 本日の「地獄先生ぬ〜べ〜」は”. 番組公式Twitter (2014年10月17日). 2014年10月21日閲覧。
  22. ^ 高橋真麻「ぬ〜べ〜」で“トイレの花子さん”役で女優デビュー!父・高橋英樹も期待”. CinemaCafe.net (2014年10月20日). 2014年10月27日閲覧。
  23. ^ 明石家さんま、「ぬ〜べ〜」で7年ぶりの連ドラ出演! 桐谷美玲のお願いで実現”. CinemaCafe.net (2014年11月15日). 2014年11月25日閲覧。
  24. ^ Hey!Say!JUMP山田涼介、「ぬ〜べ〜」で絶鬼役に!先輩・丸山隆平との共演に「光栄」”. CinemaCafe.net (2014年11月22日). 2014年11月25日閲覧。
  25. ^ 鶴瓶、丸山隆平に「さんまが出たなら俺も」と直訴!? 「ぬ〜べ〜」最終回に出演”. CinemaCafe.net (2014年12月6日). 2014年12月16日閲覧。
  26. ^ 地獄先生ぬ〜べ〜スポニチアネックス、2014年12月15日閲覧。
  27. ^ 関ジャニ丸山主演「地獄先生ぬ〜べ〜」13・3%スタート”. スポニチアネックス (2014年10月14日). 2014年10月14日閲覧。
  28. ^ 「地獄先生ぬ〜べ〜」実写ドラマ化特集「グランドジャンプ」で、主演・丸山隆平もマンガに登場”. ニュース. アニメ!アニメ! (2014年9月30日). 2014年10月3日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ DVDBOX付録『5年3組学級だより』前書きより。
  2. ^ 公式ページより。
  3. ^ 単行本14巻 扉参照。
  4. ^ 文庫版14巻より 読者のマンネリが来ないように、いろいろやってみたとコメント。
  5. ^ 文庫版13巻。
  6. ^ 文庫版20巻。
  7. ^ 文庫版5巻で、キャラの相互関係を縦軸に変えていったとコメント。
  8. ^ 文庫版7巻で、玉藻を女性ファンの後押しで復活させたとコメント。
  9. ^ 文庫版14巻。
  10. ^ 単行本31巻扉。
  11. ^ 文庫版18巻。
  12. ^ 作者曰く、この時期ぬ〜べ〜の人気が低下してきたため、話題にしたくないので対談を見送ったとのこと。
  13. ^ 文庫版1巻P218。
  14. ^ 文庫版16巻。
  15. ^ ABCテレビでは同時刻にローカルドラマ『新・部長刑事アーバンポリス24』を放送したため同日17:00-17:30(週によっては変動があった)に先行ネットで放送された。また、広島ホームテレビでは、時折プロ野球広島東洋カープ主催ゲームの中継をこの時間に放送したため、当該日の放送分は平日の夕方枠等での遅れネットとなっていた。
  16. ^ 文庫版14巻。
  17. ^ 正式名称は「白衣大士神咒」である。
  18. ^ DVD-BOX付録「5年3組学級だより」の対談より。ただしぬーべーの経文が変更されているのに対して玉藻の経文は変更されず。
  19. ^ DVD-BOX付録「5年3組学級だより」の対談より。
  20. ^ デスクトップアクセサリー「まるごと地獄先生ぬ〜べ〜」の隠しフォルダに設定資料集があり、その中に木下あゆみの設定が載っている。
  21. ^ 初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。第2話は『プロ野球 クライマックスファイナルステージ第4戦 巨人×阪神』中継延長および『ダッグアウト』放送のため60分繰り下げ(22:00 - 22:54)。
  22. ^ 第1話の段階では修行不足という理由で使えず、第2話で時空の力で召喚できたものの、使えるようになったのは第4話からである。
  23. ^ a b 第3話エピソードより。
  24. ^ 原作に登場したブキミちゃんの要素が混じっている。
  25. ^ 第1話 - 第2話エピソードより。
  26. ^ a b c 第1話エピソードより。
  27. ^ 第2話エピソードより。
  28. ^ 第6話エピソードより。
  29. ^ 第7話エピソードより。
  30. ^ 『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』でも『妖怪ウォッチ』のパロディ商品「もののけクロック」が登場している。ゆきめの家に集まった妖怪が『妖怪ウォッチ』のテーマ曲の1つである『ゲラゲラポーのうた』を唄っていた(第2話)。
  31. ^ 玉藻を演じる速水もこみちが出演するテレビ番組『ZIP!』内の料理コーナー『MOCO'Sキッチン』でももこみちはオリーブオイルを多用しているため、どちらかというとメタフィクションに近い。

外部リンク[編集]