キン肉マン 大暴れ!正義超人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
キン肉マン > キン肉マン (テレビアニメ) > キン肉マン 大暴れ!正義超人
キン肉マン
大暴れ!正義超人
監督 白土武
脚本 山崎晴哉
原作 ゆでたまご
製作 田宮武(「プロデューサー」名義)
製作総指揮 今田智憲
出演者 神谷明
松島みのり
柴田秀勝
ゆでたまご
ほか
音楽 風戸慎介
主題歌 「炎のキン肉マン」(串田アキラ
撮影 角原幸枝ほか
編集 祖田富美夫
製作会社 東映動画
配給 東映
公開 日本の旗1984年12月22日
上映時間 48分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト
次作 キン肉マン 正義超人vs古代超人
テンプレートを表示

キン肉マン 大暴れ!正義超人(キンにくマン おおあばれ!せいぎちょうじん)は、ゆでたまごの漫画を原作とするアニメ『キン肉マン』の劇場版第2作目。

東映まんがまつりの1作品として1984年12月22日に公開された。上映時間は48分。

概要[編集]

原作における超人オリンピック ザ・ビッグファイト前にキン肉星に帰国した際の話をベースにしている。作中の時系列では7人の悪魔超人編と黄金のマスク編の間に起こった出来事とされているが、バッファローマン加入の下りや、会得前のキン肉ドライバーを使用する[1]点など原作と異なる場面もある。

ストーリー[編集]

超人オリンピックV2達成、7人の悪魔超人撃破を果たしキン肉星へと凱旋帰国したキン肉マン。祝福のパレードの最中、キン肉族と敵対するホルモン族の女超人・ビビンバに命を狙われる。間一髪回避しビビンバを追いかけるキン肉マンだったが、負傷したビビンバの素顔を見て彼女に一目ぼれし、良い所を見せようと手当てをしたり、一族を裏切るなどアプローチをかける。そしてビビンバの父ホルモン・ヤーキの手引きにより彼女をデートに誘うが、それはホルモン・ヤーキによる罠だった。

美ヶ原にて罠にかけられ気絶したキン肉マンに剣を向けるビビンバだったが、自分を手当てしてくれた彼の優しさに触れ恋心が芽生えていた故に剣を振ることをためらう。キン肉マンは無意識にこれを破るが、見かねたキン肉大王らの手により地球へと強制送還される。

キン肉族打倒を狙うホルモン・ヤーキは、バーベキュー族のチャンピオン・シシカバ・ブーと彼に助力するブラック軍団を率いる宇宙暗黒帝王ブラック・エンペラーと手を組むことになった。しかしブラック・エンペラーは地球征服のために邪魔な正義超人打倒を目論んでいた。

そうとは知らず、キン肉マンは富士山にてビビンバを賭けシシカバ・ブーの挑戦を受ける。同じ頃、それぞれの夢を叶えるために故郷へと帰っていた正義超人たちにもブラック軍団の尖兵が襲いかかろうとしていた。

ゲストキャラクター[編集]

ブラック軍団以外は原作にも登場しているが、劇中のことに関してのみ記述する。

ビビンバ
ホルモン族の娘。キン肉マンとはお互い一目惚で、ほぼ相思相愛だったが最後はマリがいることもあり、キン肉マンが身を引いてシシカバ・ブーに譲る形に終わる。
ホルモン・ヤーキ
ホルモン族の王。娘ビビンバを使い、キン肉マン暗殺を目論む。
エンディングではホルモン王とクレジットされている。
シシカバ・ブー
バーベキュー族のチャンピオン。ビビンバのことが好きであり、許婚を自称する。終盤ではブラック・エンペラーに用済みとされ大ウコンたちに命を狙われるが、キン肉マンと共闘する。ブラック・エンペラーの人質となったビビンバも助けようとするが、負傷した彼の身を案じたキン肉マンによって気絶させられる。その後、キン肉マンが身を引いたため、ビビンバと結ばれた。

ブラック軍団[編集]

いずれも劇場版予告では「ブラック〜(名前)」の間に「・」表記だが、エンディングクレジットやパンフレット、DVD特典「悪の超人大図鑑」では未表記である。

ブラック・エンペラー
超人強度:2000万パワー[2]、100万パワー[3]
ブラック軍団の総統。宇宙一恐ろしいと言われる暗黒帝王。劇中では部下に集めさせたキン肉マンの映像を見てずっこけるなど、コミカルな場面も見せる。相手に体を触れさせたことがないほど身軽であり、本人いわく「体に触れた時が最後」。彗星のような炎になっての突進「ブラックスターファイヤー」が必殺技。
最後はキン肉マンの48の殺人技デビルファイヤーとキン肉ドライバーにより敗れる。
ブラック・バッファロー
超人強度:350万パワー[2]、90万パワー[3]
バッファローのような角を持つ超人。富士大沢崩れにてテリーマンと闘う。
ブラック・ナイト
超人強度:280万パワー[2]、91万パワー[3]
騎士のような姿をした超人。山中湖湖岸にてロビンマスクと闘う。
ブラック・ベア
超人強度:450万パワー[2]、95万パワー[3]
熊のような爪を持つ超人。風穴にてウォーズマンと闘う。
ブラック・レイン
超人強度:285万パワー[2]、85万パワー[3]
その名の通り「黒い雨」の異名をとる機械超人。富士の火口にてブロッケンJr.と闘う。また彼と闘う際、部下の借りを返すことを発言していた。
ブラック・メンルイ
超人強度:300万パワー[2]、92万パワー[3]
カンフーを得意とする超人。青木が原樹海にてラーメンマンと闘う。ラーメンマンを味噌ラーメンにして、ブラック・エンペラーに食べてもらうことを夢としていた。
ブラック・ズモウ
超人強度:850万パワー[2]、75万パワー[3]
リキシマンの二倍の体格を誇る相撲超人。富士大沢崩れ同様足場の悪い砂場にてリキシマンと闘う。
ブラック・サタン
超人強度:50万パワー[3]
曲芸のような身軽な技を得意とする超人。5人がかりでキン肉マンを攻撃するが、駆け付けたバッファローマンにより倒される。
大ウコン(だい-)
超人強度:95万パワー[3]
前作にて敗れたウコン一族のボス。大忍者超人を率いて戦いで消耗したキン肉マンらと闘うが、キン肉マンのキン肉バスターで倒される。
初登場時、キン肉マンに名前を間違えられトイレを差し出されていた。ウコン一族のボスであるだけに歴代のウコン一族の中で一番の活躍と実力を見せるも彼以降に登場するウコン一族はあっけなく倒されることになった。
劇場版予告ではブラック・大ウコンと紹介されている。

声の出演[編集]

スタッフ[編集]

  • 製作総指揮:今田智憲
  • プロデューサー:田宮武
  • 原作:ゆでたまご
  • 脚本:山崎晴哉
  • 音楽:風戸慎介
  • 撮影監督:高橋明彦
  • 美術監督:襟立智子
  • 作画監督:森利夫
  • 製作担当:関良宏
  • 監督:白土武
  • 原画:高橋英吉、深谷英作、山崎唯文、多田康之、小曽根孝夫
  • 動画:小林賢次、上野茂々子、川端良子、大村まゆみ、杉山典子、小曽根陽子、植木貴子、吉田雅一、村松啓子、村上暢康、上野千夏、大島明子、大西陽一、宮下恵理子、山田千律子、横地利恵子、猪瀬幸子、中山和子、福田幸子、船津丸紀子
  • 背景:井出智子、池上みどり、壇久美子、松尾美千代、田中みつる
  • セログラフ:高橋章
  • トレース:板野園江
  • 彩色:古屋純子、鈴木義剛、根本圭子、成田賢二
  • 検査:新井マリー
  • 特殊効果:壇合昇
  • 撮影:角原幸枝、熊谷正弘、菊地英明、尾崎美季
  • 編集:祖田冨美夫
  • 録音:市川修
  • ネガ編集:福光衣久子
  • 音響効果:横山正和
  • 記録:竹沢裕美子
  • 仕上進行:茂木明子
  • 美術進行:中村実
  • 製作進行:城田佳和
  • 助監督:浅田裕二
  • 録音スタジオ:タバック
  • 現像:東映化学

同時上映[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ - 『炎のキン肉マン』
歌 - 串田アキラ / 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 奥慶一
エンディングテーマ - 『キン肉マンボ』
歌 - 神谷明、こおろぎ'73、Shines / 作詞・作曲 - 森雪之丞 / 編曲 - 奥慶一

映像ソフト[編集]

いずれも東映ビデオより発売。

  • VHS
1985年2月21日に発売。

関連書籍[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 予告においても「炸裂するか新必殺技」と言われていた。
  2. ^ a b c d e f g 劇場パンフレットより。
  3. ^ a b c d e f g h i ニンテンドーゲームキューブソフト『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人
キン肉マン映画作品
通番 題名 公開日
第1作 奪われたチャンピオンベルト 1984年7月14日
第2作 大暴れ!正義超人 1984年12月22日
第3作 正義超人vs古代超人 1985年3月15日
第4作 逆襲!宇宙かくれ超人 1985年7月13日
第5作 晴れ姿!正義超人 1985年12月21日
第6作 ニューヨーク危機一髪! 1986年3月15日
第7作 正義超人vs戦士超人 1986年12月20日