八奈見乗児

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やなみ じょうじ
八奈見 乗児
プロフィール
本名 白土 繁満
(しらと しげみつ)[1][2]
性別 男性
出生地 日本の旗 日本東京府
(育ちは福岡県
生年月日 1931年8月30日(82歳)
血液型 A型
身長 165 cm[3]
職業 声優ナレーター
事務所 青二プロダクション
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八奈見 乗児(やなみ じょうじ、本名:白土 繁満(しらと しげみつ)、1931年8月30日 - )は、日本声優俳優ナレーターである。2012年現在は青二プロダクションに所属している。東京府(現:東京都)生まれ、福岡県育ち。

人物[編集]

福岡県立修猷館高等学校卒業。九州RKB毎日放送劇団出身。テレビ創生期から活動しており、レギュラーを欠かした時期はほとんどない。

主人公の上司や師匠、祖父、博士、年季の入った先輩などの脇役を演じることが多い。特に温厚な役・コミカルな役柄・とぼけたタイプをよく演じるが、悪役も相当数担当している。そのユーモラスな演技は「八奈見節」と呼ばれる独特の台詞回しで知られている[4]

巨人の星』の伴宙太、『タイムボカン』のグロッキーや『ヤッターマン』のボヤッキーなどに代表されるタイムボカンシリーズにおける三悪の科学者タイプの男などが代表的である。

また、『ドラゴンボール』シリーズのナレーションや界王などでも知られている。さらに、2005年には愛・地球博マスコットキャラクター「モリゾー」の声を担当した。

近年は基本的にナレーション業を主体としているが、頻繁にアニメのレギュラー・ゲスト出演をしている。2007年11月からキッズステーションで放映された『エレキング』では主人公・おいさんを務めた。

2009年3月20日、藤子不二雄Aらと共に東京アニメアワード第5回功労賞を受賞している。

来歴[編集]

満州撫順で生まれ、13才の頃福岡に引き上げる。声優を目指してRKB毎日放送劇団に所属。しかし「東京でなければ芝居は出来ない」と思い、東京へ移住する。その後、俳協を経て青二プロダクションに所属する[5]

エピソード[編集]

アドリブ[編集]

アドリブを考える際はテスト、ラストテスト、本番で変えて出すほうであり、相手の台詞や突込みで変えて出しているという[5]

『タイムボカンシリーズ』では「ポチッとな」「ハァ〜イ、全国の女子高校生のみなしゃ〜ん」「今週の山場〜っ!」「来週から『タイムガイコッツ』が始まるよ〜っ!」「イケズ〜」などの有名な台詞を数多く残した。これらは、ほとんどがアドリブだったという。スタッフも心得ていて、シリーズ中盤から後期になると八奈見の台詞部分の尺にわざと余裕を持たせてアドリブを入れやすいようにしていた(似たような逸話が同じくアドリブの鬼として知られる千葉繁にもある)。近年でも、他の番組でこれらの「タイムボカンシリーズ」からの引用がパロディとして登場することもある。田中真弓は八奈見がこれまで演じた役柄に関して、「八奈見さん以外に代わりの人はいない」とも評している[4]

役柄など[編集]

『巨人の星』の伴宙太のオファーが来た際、外国映画で老け役を演じることが多かったため、10代の役は出来ないと一度断ったが、「そのままでやってください」と受けることになったという[5]

インタビューにおいて「『マジンガー』の弓博士は知的キャラクターだった為か収録に苦労した」と語っていた。

タイムボカン』シリーズにて自分は3枚目になってしまったとも語っている[5]

リリー・フランキー原作のアニメ「おでんくん」でだいこん先生役を放送開始の2005年~2009年の最終回まで演じたが、2013年の新作「がんばれ!おでんくん」では 八奈見ではなくふくまつ進紗がだいこん先生を演じている。

その他[編集]

顔出しでテレビ等に出演することはほとんどなく、2009年3月に公開された『実写版『ヤッターマン』』では、他の三悪を担当した声優(小原乃梨子たてかべ和也)が、どくろ鮨(インチキ商売)で騙された客役で出演しているが、八奈見は出演していない[6]。近年でも『大胆MAP』(テレビ朝日)でも顔出しNG(『プロキング』では写真のみが公開)、『スタア追悼2011 天国への☆ラブレター』(2011年12月16日)でも顔出しNGで声だけの出演だった。

80年代に発売された片岡鶴太郎のアルバムで、音声ドラマ(ホームドラマ風のコント)に出演した。鶴太郎が司会を務めたTV番組「オールナイトフジ」で、そのドラマを再現したコントが行われ、その際に一度だけ顔出し出演している。

母校である修猷館高校出身者の群像が綴られた『修猷山脈』(西日本新聞社編、1971年) の中で、芸能界において同校出身者がほとんど見当たらないことに対して、「あんなゴッツイ学校から芸能人が出るわけないよ。ぼくなんか不肖のセガレですよ」と苦笑いしたことが記されている。

芸名である「八奈見」の苗字は国内に6世帯程度しか存在しない。

出演作品[編集]

テレビアニメ[編集]

1963年

1965年

1966年

1967年

1968年

1969年

1970年

1971年

  • ゲゲゲの鬼太郎(第2作)(知恵蝿のブン太、ダイダラ教徒、安井社長、猛霊八惨の主、湯水侑会長)
  • ふしぎなメルモ(老人)

1972年

1973年

1974年

1975年

1976年

1977年

1978年

1979年

1980年

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

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1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

  • ゲゲゲの鬼太郎(第4作)(井戸仙人、ガマ仙人、毛羽毛現、骨董屋主人)
  • ドラゴンボールGT(ナレーター、北の界王)
  • ドラゴンボールZ(孫悟飯

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

OVA[編集]

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1991年

1992年

1993年

1996年

1999年

2000年

2001年

2003年

2006年

2011年

劇場アニメ[編集]

1967年

1968年

  • サイボーグ009 怪獣戦争(アイザック・ギルモア)

1971年

1972年

1973年

1974年

1975年

1976年

1977年

1978年

  • 惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団(昆虫人間A)

1979年

1980年

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

2001年

2003年

2005年

2008年

2009年

2013年

ゲーム[編集]

1988年

1992年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2013年

吹き替え[編集]

洋画・海外ドラマ[編集]

海外アニメ[編集]

特撮[編集]

ラジオ[編集]

ドラマCD[編集]

CD[編集]

  • タイムボカン名曲大全
  • タイムボカン王道復古 特訓満漢
  • 天才ドロンボー'08(シングルCD、ドロンボー名義)
  • ドロンボー伝説'08(アルバムCD、ドロンボー名義)

ナレーション[編集]

CM[編集]

その他[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「テレビ・タレント人名事典(第2版)」 p.893、1995年7月、ISBN 4-8169-1315-7
  2. ^ 『声優名鑑』、669頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
  3. ^ 「日本タレント名鑑(2011年版)」 p.385、2011年1月、ISBN 978-4-904674-02-4
  4. ^ a b 『プロキング』より
  5. ^ a b c d 神谷明「八奈見乗児」『みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち』主婦の友社、1994年1月6日、ISBN 4-07-214333-2、275-289頁。
  6. ^ 代わりに笹川ひろしが出演した

外部リンク[編集]