悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
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| ジャンル | アクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション セガサターン Xbox 360 (LIVE アーケード) プレイステーション・ポータブル |
| 開発元 | PS: コナミコンピュータエンタテインメント東京 SS: コナミコンピュータエンタテインメント名古屋 XBLA: Digital Eclipse PSP: コナミデジタルエンタテインメント |
| 発売元 | PS/SS: コナミ XBLA/PSP: コナミデジタルエンタテインメント |
| 人数 | 1人 |
| メディア | PS/SS: CD-ROM XBLA: ダウンロード(128MB) PSP: UMD |
| 発売日 | PS: 1998年3月19日(廉価版 PlayStation the Best)、 2003年11月20日(廉価版 PS one Books) SS: XBLA: 2007年3月21日 PSP: |
| 価格 | PS: 5800円(税別)、 2800円(廉価版 PlayStation the Best)、 1800円(廉価版 PS one Books) SS: 3800円 XBLA: 800MSP(約1200円) PSP: 5229円(税込) |
| 対象年齢 | CERO: B 12才以上(PS one Books、PSP)、C 15才以上(XBLA) ESRB: Teen |
| その他 | PSP版は『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』に収録 |
『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』(あくまじょうドラキュラエックス げっかのやそうきょく、英題: Castlevania: Symphony of the Night[1])は、コナミから1997年3月20日に発売されたプレイステーション用ソフトのアクションゲーム。
目次 |
[編集] 歴史
1997年3月20日にプレイステーション用ソフトとして発売される。ゲーム雑誌「ファミ通」のクロスレビューでは30点だった。
1998年6月25日に新要素を追加した上でセガサターンへ移植された。北米および欧州ではプレイステーション版のみ発売。
2007年3月21日Xbox 360のLIVEアーケードにより日本含め世界で配信(ただし後述する問題により日本での正式配信は7月25日に)。
2007年11月8日プレイステーション・ポータブル用ソフト『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』に、新要素を追加した上で『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』のリメイク版・オリジナル版と同時に収録された。[2]
[編集] 概要
PCエンジン SUPER CD-ROM²用ソフトとして発売された『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の続編にあたり、物語は同作の5年後という設定になっている。ゲームのオープニングはリヒターがドラキュラと戦う所から始まる。また、ファミリーコンピュータ用ソフト『悪魔城伝説』とも関連があり、同作の登場人物を模した敵キャラクターも登場している(主人公のアルカード自身も同作の仲間キャラクターの1人)。
全体のゲームデザインはディレクターである五十嵐孝司が「ドラキュラは鞭アクションであり、またベルモンド一族である」という従来の固定観念からの脱却を意識したと語り、主人公をドラキュラの息子であるアルカードとし、その代表武器を「剣」としたことでゲームイメージの変更を目指した[3]。経験値制の導入による主人公のレベルアップ、アイテムを複数持ち歩き悪魔城内を探索するといったゲーム性は、ステージクリア型の2Dアクションゲームだった前作までとは異なり、双方向スクロールのダンジョン内を探索していくという『メトロイド』型の「2D探索型アクションゲーム」へと姿を変えた。
本作は、ソフト媒介がCD-ROMに移行した事による容量増加に伴い、音声をフルボイスにするなど演出面で様々な強化が施されている。映像はいわゆる「2Dアクション」であるものの、当時の最新鋭機が持つ3D描画機能を活用して、滑らかなアニメーションや奥行きのある背景などにより高品質の演出を実現している。また、山根ミチルが担当したクラシック的な音楽、小島文美の描く耽美的なイラストデザインにより、新たな世界観を提示することに成功している。操作性も大幅に変更されており、従来と比べると移動速度が速くなったほか、空中制御がほぼ自由となったり、盾を用いて敵の飛び道具が防御可能となったりと様々な変更がなされている。
[編集] ストーリー
1792年、ヨーロッパにて復活したドラキュラ伯爵は正統なヴァンパイアハンターであるリヒター・ベルモンド、退魔の力を持つ少女マリア・ラーネッドの2人に滅ぼされた。
それから4年後、リヒターが失踪する。そしてその翌年、100年に1度復活すると言われていた悪魔城が突如として復活。それを察知したマリアは再び悪魔城を訪れることにする。
一方、それに呼応するかのようにある男が深い眠りから目覚めた。彼の名はアルカード。実の父親がドラキュラでありながら人間に味方し、リヒターの祖先とその仲間たちと共に父親を倒した男である。彼は、悪魔城の復活に宿命を感じる。そして、再びあの忌まわしき城へと足を運ぶことにしたのだった。
[編集] 登場キャラクター
詳細は「悪魔城ドラキュラシリーズの登場人物」を参照
- アルカード(Alucard) 声:置鮎龍太郎
- 本作の主人公。ドラキュラ伯爵と人間の母の間に生まれた吸血鬼。『悪魔城伝説』において父ドラキュラを倒している。
- リヒター・ベルモンド(Richter Belmondo) 声:梁田清之
- 5年前にドラキュラ伯爵を倒したヴァンパイアハンター。謎の失踪を遂げる。
- マリア・ラーネッド(Maria Renard) 声:横山智佐
- ベルモンド家の遠縁であり、リヒターの義妹。リヒターを探すため悪魔城に侵入する。
- 図書館の主(Master Librarian) 声:佐藤正治
- 蔵書庫の管理をしている。金で主を裏切り、アルカードを相手に商売する。
- 渡し守(The Ferryman) 声:佐藤正治
- 地下水脈の小舟の船頭。
- リサ(Lisa) 声:深見梨加
- 魔女裁判で処刑されたアルカードの母。
- サキュバス(Succubus) 声:深見梨加
- アルカードを騙そうとする夢魔。
- デス(Death) 声:佐藤正治
- ドラキュラ伯爵の腹心として仕える死神。
- シャフト(Shaft) 声:梁田清之
- 5年前に悪魔城を復活させた闇の神官。
- ドラキュラ伯爵(Dracula) 声:若本規夫
- ベルモンド一族と死闘を繰り広げてきた吸血鬼。悪魔城の城主であったが、5年前リヒターに倒された。アルカードの実父。
[編集] システム
広大なステージを探索し、悪魔城復活の謎を探り、敵を倒す事が目的である。従来の悪魔城ドラキュラシリーズと異なり、落下死の概念が無く同じエリアを往復するような事が可能となっている。ライフがなくなるとゲームオーバーとなり進行状況がリセットされる。悪魔城内部にはセーブポイントが多数設けられており、そこではセーブと同時に体力を回復させることができる。特定の条件下・装備でないと入ることの出来ないエリアも数多く存在し、アイテムを探したり謎解きを要求されることもある。通過したことのあるブロックはマップ上に青く塗りつぶされて表示され、塗りつぶされた部分の割合がマップ達成率として記録される。
当初の目的における黒幕が判明した段階で、悪魔城のマップを180度回転させた「逆さ城」が登場する。この2つの城はワープポイントで任意に行き来ができる。なお逆さ城のマップは地形は完全に180度回転させた物であるが、ブロックとしては完全に180度回転させた物ではなく特殊な操作によってマークされる部分が存在するため、前述のマップ達成率の最大値は200%ではなく200.6%。
エンディングは、当初の目的における終盤のバトルにおいて黒幕を明かせなかった場合のバッドエンドが特定のイベントの前と後で計2つ、最終的な目的を達成した後のエンディングがマップ達成率によって2つ、後述するアナザープレイの内の1つによるものを合わせて、全部で5つ存在する。
[編集] アルカードのアクション
プレイヤーであるアルカードのステータスは、状況により細かく変化する。まず敵を倒す毎に経験値が蓄積され、一定量まで溜まるとレベルアップを果たし基本パラメータが上昇する。ボスを倒したり特定の部屋に落ちているアイテムによって、ライフやハートの上限値が上がり耐久力や戦闘力が上昇する。他にも様々なアイテムによってアクションを変化することができる。
- 装備
- アルカードは様々な武器や防具を装備する事ができる。「武器」は軽量な短剣や両手で扱う大剣など様々な種類に分別され、さらに性能やグラフィックなどの違いが細かく設定されている。左右の手にそれぞれ1本ずつ、最大2本の武器を同時に装備できる。消費型の武器や成長する武器もいくつか存在する。「防具」は盾・衣服(鎧)・帽子(兜)・マント。防御力以外にも、特定の能力を上昇させるものや、特定の属性攻撃を吸収しHPを回復できるものも存在する。「装飾品」は指輪などのアクセサリーが2つまで装備でき、能力上昇やイベント攻略などに活用される。「アイテム」はHPやMP、ステータス異常を回復する。飲食物から薬まで数多く存在し、使用する際は手に装備してアイテムを使う必要がある。飲食物は40種類以上とシリーズ最多の品数を誇る。
- サブウェポン
- 装備武器とは異なる特殊武器を1つ装備する事ができる。サブウェポンの使用にはハートを消費する(ハートは障害物や敵を倒す事で回収できる)。ナイフ、斧、十字架、聖水、時計などがある。
- 魔導器
- 「魔導器」を使用するとさまざまな特殊効果が得られる。霧・蝙蝠・狼への変身能力を提供するものや変身した後の姿に特殊能力を付加するもの、使い魔を呼んで一緒に戦えるようにするもの、特殊なアクションができるものなどが存在する。
- 変身
- 狼になると高速移動が可能となり、蝙蝠と霧は空を飛ぶことができる。加えて霧は一部の柵を潜り抜ける事が出来る。これらのアクションを利用して行動範囲を広げる事が重要となる。変身中はMPを消費する。
- 使い魔
- アルカードの攻撃補助をしたり、助言をしたりする。使い魔も経験値を獲得することによって成長する。7種類(国外版は5種類)の使い魔が存在するが、一度に複数の使い魔を使役することはできない。
- 必殺技
- 特定のコマンドを入力することによって必殺技を使うことができる。技の使用にはMPを消費する。
[編集] 爺の部屋
蔵書庫の一室に執事である爺の部屋がある。爺はアルカードの手助けとなる様々なアイテムを売買してくれる、ゲーム中の道具屋的存在。
- 物品購入
- 装備品・アイテムなどを販売。買える品物はゲームの進行状況により増えていく。
- 宝石売却
- アルカードが得た宝石を換金する。
- 戦術指南
- ボスキャラの攻略手順を紹介。稀に処理の同期が取れずに死ぬ事がある。
- 怪物図鑑
- 会ったことがある[4]敵のデータを図鑑で総括できる。
- 自由会話
- 全出演者が一言ずつコメントするサービスオプション。クリア後に表示される。
[編集] アナザープレイ
クリアデータがある状態で新たにゲームを始めると、そのデータは「アナザープレイ」となる。アナザープレイでは、蔵書庫の爺が始めから販売品を全て揃えている、「システム」のウインドウに新しい項目が追加されている、特定の敵の落とすアイテムが変化する、などファーストプレイとは異なる状態でゲームを進めることができる。
またニューゲーム時のネームエントリーにて特定の名前を入力すると、サブキャラや特殊条件でのプレイが可能となる。以下の3種類がある(具体的な名前はここでは伏せておく)。
- 隠しプレイヤー『リヒター・ベルモンド』でプレイできるもの。リヒターはアイテムクラッシュなど多彩な攻撃方法を持つ。初期ステータスはアルカードよりも高いが能力の上昇が一切無い(ただしライフアップについてはアルカードと同じ効果を発揮する。取る前後で体力ゲージの長さは変わらないが、ダメージを受けた際のゲージ減少量が変化する)。アイテムを持ち歩くことはできず(装備アイテムそのものが出現しない)、蔵書庫での買い物もできないが、ゲーム進行に必要な魔導器は全て所持した状態となっている。なおリヒターでプレイした場合は会話などのイベントが一切なく、一部のボスが登場しない。
- LCKが99になり他のパラメータが0となる。またゲームスタート時からアイテム「ラピス・ラズリ」を所持している、というもの。
- ゲームスタート時からアイテム「アックスアーマーの鎧」を持っているもの。
[編集] ステージ
(オープニング)
- FINAL STAGE 『血の輪廻』 - BGM:プロローグ ボス:ドラキュラ
(悪魔城)
- 悪魔城入口 - BGM:ドラキュラ城
- 錬金研究棟 - BGM:黄金の舞曲 ボス:ベリガンとギャイボン
- 大理石の廊下 - BGM:大理石の廊下
- 崖側外壁 - BGM:魔霧の塔 ボス:ドッペルゲンガーLV10
- 蔵書庫 - BGM:木彫パルティータ ボス:レッサーデーモン
- 礼拝堂 - BGM:神々たちのレクイエム ボス:ヒポグリフ
- 時計塔 - BGM:悲境の貴公子 ボス:マルファス
- 闘技場 - BGM:さまよえる魂 ボス:ウェアウルフとミノタウロス
- オルロックの間 - BGM:パール舞踏曲 ボス:オルロック
- 地下水脈 - BGM:水晶のしずく ボス:スキュラ、サキュバス(悪夢にて)
- 焉道 - BGM:焉道 ボス:ケルベロス
- 地下墓地 - BGM:虹の墓地 ボス:レギオン
- 悪魔城中心部 - BGM:深淵への扉 ボス:マリア・ラーネッド(SS版とPSP版のみ)
- 悪魔城最上部 - BGM:天界への扉 ボス:リヒター・ベルモンド
(逆さ城)
- 逆さ城最下部 - BGM:天界への扉
- 元時計塔 - BGM:終曲トッカータ ボス:おおコウモリ
- 異端礼拝堂 - BGM:失われた彩画 ボス:メディウサ
- 死翼の間 - BGM:終曲トッカータ ボス:ミイラ男
- 異界側外壁 - BGM:終曲トッカータ ボス:フランケン
- 禁書保管庫 - BGM:失われた彩画
- 裏闘技場 - BGM:聖霊の扉 ボス:ラルフ・フェイクとグラント・フェイクとサイファ・フェイク
- 卑鉱石の廊下 - BGM:終曲トッカータ
- 黒魔術研究棟 - BGM:終曲トッカータ ボス:ベルゼブブ
- 逆さ城入り口 - BGM:終曲トッカータ
- 天井水脈 - BGM:失われた彩画 ボス:ドッペルゲンガーLV40
- 洞窟 - BGM:焉道 ボス:デス
- 空中墓地 - BGM:呪いの聖域 ボス:ガラモス
- 逆さ城中心部 - BGM:深淵への扉 ボス:シャフト、真祖ドラキュラ
(SS版のみ)
- 地下庭園 - BGM:Vampire Killer remix.1 ボス:スケルトン・リーダー
- 呪われた牢獄 - BGM:Chaconne c.moll
- 地獄庭園 - BGM:Beginning remix.1
- 魂の牢獄 - BGM:Vampire Killer remix.2
[編集] 主なスタッフ
- プロデューサー: 萩原徹
- ディレクター: 萩原徹
- アシスタントディレクター: Kouji IGA(五十嵐孝司)
- シナリオ: Kouji IGA、Toshiharu Furukawa
- ミュージックコンポーザー: 山根ミチル、(SS版の追加曲は大園哲也、岡田かおる、辛島純子)
- キャラクターデザイン & イラスト: 小島文美
[編集] 主題歌等
- エンディングテーマ:『I AM THE WIND』
- 歌:CYNTHIA HARRELL 作詞:TONY HAYENES 作・編曲:村中りか、JEFF LORBER
- CDシングルが1997年4月9日に発売、1020円(税込)。同時収録曲は「4EVER YOURS 2NIGHT」。
- 挿入歌:『夜曲』
[編集] 各機種間の違い
[編集] プレイステーション版
いくつかのバージョンがあるが、主な違いはバグ修正である。
- 初期版
- キャラクターデザインイラスト & コミックブックと悪魔城ドラキュラシリーズのサウンドトラックCDが同梱されている。
- 通常版
- フェンリルがアイテムを落とさないバグの修正と、食人花が落とすアイテムの変更が行われている。
- 改良版 (PlayStation the Best版 & PS one Books版)
- 多数のバグ[5]が修正されている他、セガサターン版での追加要素である「半妖精が歌を披露する」が逆移植で追加された(ただしそれに関連したアイテムは追加されていない)。
[編集] セガサターン版
いくつかの追加要素がある。
- 新たな敵やアイテムや楽曲が追加されており、マップも一部追加されている。
- 隠し要素だったリヒターモードが初期状態で選ぶことが可能で、さらにマリアモードを遊ぶこともできる。
- 半妖精が歌を披露するようになった。サターン版ではそれに関連したアイテムも追加されている。
しかしハードの制約により、いくつかの演出は簡略化されている他、メニューを開いたりマップを閲覧するたびに待たされる等の欠点がある。また、爺の部屋での戦術指南が削除されている。
[編集] Xbox 360版
LIVEアーケードで配信。基本的な作りは国内プレイステーション版(改良版)の完全移植である。一方で、エンディングの曲が変更されている。
画質については、当時の物を忠実に再現したオリジナル版と、ハイディフィニション環境を念頭においたアンチエイリアスがかかったエンハンスド版の2種類をゲームのオプションで選択できる。冒頭(ベリガンとギャイボンを倒す所まで。ただし15分の時間制限付き)を無料でプレイできるデモ版が用意され、800マイクロソフトポイント(約1200円)を支払う事で完全版のロックを解除できる。他のソフトと同様に特定条件を満たすことによって「実績」を得ることができる他、テーマファイルが3種類(各150マイクロソフトポイント)、ゲーマーアイコンパックが2種類(各100マイクロソフトポイント)配信されている。
本作に関しては従来販売されていたメモリーユニットの総容量である64MBを超えた(国外版の本体ファイルサイズは95MB、日本版では128MB)最初のタイトルであり[6]、512MBメモリーユニットかハードディスクが必要である。なお、以前はXbox Live Arcadeタイトル本体のファイルサイズには50MBまでという制限がかかっており[7]、この制限の元で制作されていたタイトルの内最大であった『LUMINES LIVE!』でも本体は64MBメモリーユニットに収まるレベルであった[8]。
日本で配信されているものは2007年7月25日に配信が再開されたものであり、内容も日本でのプレイステーション版に準拠している。それ以前の2007年3月21日に全世界で配信されたものは北米プレイステーション版をベースに移植したものであるため、以下の様な違いがあった。
- 音声は英語であり、日本語字幕で対応していた。
- 「使い魔」が5体であった(日本版は7体)。「全種類の使い魔を手に入れる」という内容の「実績」があるが、その内容にもこの違いは反映されている。
これらのことから「『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』と銘打ちながらその実態は『Castlevania: Symphony of the Night』の日本ローカライズ版に過ぎない」とされ、多数のシステムバグもあって購入者からは不満の声があがっていた。これに対して、シリーズのプロデューサーである五十嵐孝司は自身のブログで原因の究明と対応を約束していた[9]。この件により配信開始後数日で日本での配信は一時中止され、それから4か月後に日本版ベースの別バージョンが日本向けに再配信されたのである。なお日本ではXbox Liveマーケットプレースにこのタイトルについて2つのエントリが存在するが、1つは国外版のエントリであるが日本でもテーマファイルおよびゲーマーアイコンのダウンロードのために用意されており、もう1つが日本向けに本体を配信しているエントリである。ゲーム本体を格納するフォルダについても日本版と国外版で異なり、国外版では「Castlevania: SOTN」、日本版では「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」となっていて双方にセーブデータなどに関する互換性はなく、実績の項目も独立している[10]。
[編集] プレイステーション・ポータブル版
『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』に収録。基本的にはプレイステーション版の完全移植だが、新たな要素が幾つか追加されている。
- マリア戦、及び隠し要素としてマリアプレイが追加された。マリアはセガサターン版の流用ではなく、本作の為に新規に作成されたものであり、グラフィックやキャラクター性能はセガサターン版と異なる。
- 爺の部屋に「音楽鑑賞」が追加された。
- エンディングテーマが「I AM THE WIND」から山根ミチル作曲の新曲「哀悼のセレナーデ」へ変更された。
[編集] 注釈
- ^ 日本ではこの他『Dracula X: Nocturne in the Moonlight』という英字表記も存在する。
- ^ New Castlevania Revealed for PSP (1UP.com)
- ^ ゲームセンターCX #7「この人に会いたい」インタビューより
- ^ 特定の魔導器を使用している場合、ダメージを与えるか受けた際に敵の名前が表示される。このタイミングで会ったというフラグが立てられる。もちろんその魔導器をオフにしている場合もダメージを与えるか受けた際にフラグ処理は行われる。
- ^ プレイ時間に連動する大時計に関する不具合や、通常のプレイではあり得ないルートを取ったことによる特定イベントでのフリーズなど。なお、特定の技を使用した結果宝石の所持数を異常にできるバグについては修正されず、Xbox 360版にも継承されている。
- ^ 64MBメモリーユニットの「実際に使用可能な容量」(52MB)を超えたタイトルの前例にはハードディスクにプリインストールの『Hexic HD』(55MB)があり、またXbox Live Arcadeタイトルのダウンロードコンテンツの容量がメモリーユニットの容量を超えている前例は『LUMINES LIVE!』の「Heavenly Starスキン」(124MB)が存在する。しかしXbox Live Arcadeタイトルの本体がメモリーユニットの「総容量」を超えたのは本作が最初である。
- ^ マイクロソフト、Xbox 360™ 向け 512 MB の Xbox 360 メモリー ユニットおよび Xbox Live® アーケード対応ゲームのサイズ上限拡張を発表 Xbox.comプレスリリース 2007年3月6日
- ^ 空の64MBメモリーユニットに「LUMINES LIVE! Base Pack」をコピーした後に表示されるメモリーユニットの残り容量は1,008KBである。
- ^ イガログ: 突然ですが…。
- ^ ただし、ゲーマープロフィールに記録される日本でのタイトル表記は国外版・日本版とも『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』である。

