リトル・マーメイドII Return to The Sea

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リトル・マーメイドII Return to The Sea』(リトル・マーメイドツー リターン・トゥー・ザ・シー、原題:The Little Mermaid II: Return to the Sea)は、アニメ映画リトル・マーメイド』の続編として作られたOVAである。

日本では2006年10月4日ウォルト・ディズニー・スタジオより期間限定生産DVD(VWDS-5190)が発売されている。ミュージック・クリップやオリジナル・テーマソングなど映像特典を収録されている。

ストーリー[編集]

前作『リトル・マーメイド』で結ばれたトリトンの末姫である元人魚―アリエルと海辺の王国の王子―エリックの間に、陸と海を繋ぐ子供―メロディが誕生した。メロディの誕生に沸き立つ中、アースラの妹―モルガナが現れ、自身が姉の代わりに海の支配者になると宣言して消えてしまう。それから十年―、その身を案じられて海の世界に関する全てを秘されて育ったメロディは、母のアリエルが陸の世界に憧れた様に、海の世界に憧れていた。

登場キャラクター[編集]

メロディ(Melody)
アリエルとエリックの間に生まれた女の子。
外見は父親似で中身は母親似。純粋で明るい性格だが、『自分はみんなと違う』という考えを持っていて、それがある種のコンプレックスになっている。
海の世界、特に人魚に対して強い憧れを抱いているが、ある理由により両親に海に近付くことを禁じられている。が、その理由を一切知らない。
またメロディは自分がトリトン王の孫であることを知らない。またアトランティカの存在もおとぎ話の世界のことだと思っている。
ある日、海でこっそり泳いでいたところ自分の名前が刻まれた貝のロケットを発見したことから、自分に隠されている秘密を調べに城を抜け出して海にいき……
アリエル(Ariel)
前作の主人公である元人魚で、メロディの母。現在は娘思いでいろいろな相談にものる優しい母親。
メロディの身に降り掛かる危険を案じ、娘には自分の過去や父親のトリトン王のこと、故郷―アトランティカの事を隠していて教えていない。そのため娘には海で泳いだこともないと思われている。
またモルガナに狙われたメロディを案じ、メロディには理由を告げず海に近付くことをとにかく禁じているため、わからずやと思われている。
若いころは周りになじめなくて陸に上がった魚みたいに苦しんだらしい。
美しい歌声は今も健在。メロディが行方不明になった後、「海に行ったのかもしれない」と一時的に人魚に戻って故郷や周辺を探す。
エリック(Eric)
メロディの父親であり、アリエルの夫。娘思いの優しい父親。子育てに悩むアリエルの相談に乗っている。
メロディを守るため、アリエルと結ばれた頃にはあった、城から直接海へ入れる部分に壁を設けた。船乗りとしての腕も高く、行方不明になったメロディの捜索の指揮をとり、船の舵も取っている。
本作では前作よりも12年以上が経過しているが、王子のままである。アリエルとは結婚以来、ラストを見る限りでは未だ熱い仲のようである。
セバスチャン(Sebastian)
カニの宮廷音楽家。引退したいのだが、周りがなかなかそうさせてくれない。現在はトリトン王の命令でメロディのお世話を任され、母親似の彼女に振り回されている。
若いころは声はボーイソプラノでハサミも小さかったらしい。宿敵のルイとも相変わらずで顔を合わせれば料理されそうになり、本人曰く「もう年だからおいしくない」らしい。
モルガナ(Morgana)
前作に出てきたアースラの妹で彼女を『姉さん』と呼んでいた。アースラと違い体型はほっそりした体をしており、魔法の腕はからっきしでそれがコンプレックスとなっている。
母親や手下には姉を見習えとよく言われていたらしく、アースラが殺された事に関しては無関心でいつかトリトンの鉾を手に入れ、自分のほうが姉より優れていることを証明しようと企んでおり、自分と同じコンプレックスを持っているメロディを利用して手に入れようと画策している。
アンダートゥ(Undertow)
モルガナの配下の鮫だが口が悪く魔法の腕がからっきしなことを指摘してはモルガナを怒らせることがある。
本来は巨大な鮫だが、生まれたばかりのメロディを食べようとしたため、トリトンによって体を小さくされてしまい、鉾の力で元に戻るため、モルガナとともにメロディを利用しようとする。
トリトン王(King Triton)
矛と王冠の現所持者として、アトランティカを治める王。
アリエルの父親であり、メロディの祖父でもある。メロディ誕生の祝いに、名前を刻んだロケットペンダント(開くとアトランティカが浮かび上がる)を贈る。
モルガナに狙われたメロディの身を案じ、海に近づけさせないようにしていたため赤子の時以来会っておらず、さらに娘夫妻が語らないようにしているためメロディには顔も存在も知られていない。
ティップ(Tip)
冒険家で探検家のペンギン。相棒のダッシュと共に旅をしている。性格やポジションなど「ライオンキング」のティモンに似ている。鳥なのに飛べないことを気にしている。
ダッシュ(Dash)
冒険家で探検家のセイウチ。相棒のティップと共に旅をしている。性格やポジションなど「ライオンキング」のプンバァに似ている。贅肉のことを気にしている。
フランダー(Flounder)
アリエルの親友の魚。本作では立派な父親になっており、若い頃の自分にそっくりな子供がいる。
スカットル(Scuttle)
アリエルの友人のカモメ。人間についての知識が豊富と本人は思っているが、教える情報は全くのデタラメ。かなり性格は抜けている。
グリムズビー(Grimsby)
エリックに仕える重臣。

声の出演[編集]

コーラス:ミュージッククリエイション

役名 原語版声優 日本語吹き替え
メロディ タラ・シャレンドフ 台詞:中山エミリ
歌:安田恵
モルガナ パット・キャロル 久本雅美
アリエル ジョディ・ベンソン すずきまゆみ
セバスチャン サミュエル・E・ライト 山寺宏一
スカットル バディ・ハケット 後藤哲夫
トリトン ケネス・マース 石田太郎
ティップ マックス・カセラ 高木渉
ダッシュ スティーヴン・ファースト 茶風林
エリック ロブ・ポールセン 井上和彦
アンダートウ クランシー・ブラウン 銀河万丈
フランダー カム・クラーク 神奈延年
ルイ ルネ・オーベルジョノワ 岩崎ひろし
グリムズビー ケイ・E・クッター 八奈見乗児
カーロッタ エディ・マックラーグ 堀越真己
母さんペンギン トレス・マクニール
子供ペンギン 瀧本富士子
ハンサムボーイ ジャスティン・シュルテ 林勇
マックス フランク・ウェルカー 原語版流用
クローク ディー・ブラッドリー・ベイカー
ダガー
その他声の出演
田野恵 増田ゆき 鈴木正和
小野塚貴志 西村朋紘

主題歌・挿入歌[編集]

主題歌
  • 「パート・オブ・ユア・ワールド」
作曲:ハワード・アシュマン&アラン・メンケン
日本語版オリジナルテーマソング
  • 「someone」
歌:松本英子、作詞:川村真澄、作曲・編曲:Robbie Buchanan
挿入歌
  • 「なつかしい海へ」
歌:すずきまゆみ、井上和彦、八奈見乗児、山寺宏一
  • 「海のメロディ」
歌:すずきまゆみ、安田恵
  • 「ティップとダッシュ」
歌:高木渉、茶風林、安田恵
  • 「陸と海で〜フィナーレ〜」
歌:山寺宏一、安田恵、すずきまゆみ

※コーラス:ミュージッククリエイション

スタッフ[編集]

日本語版制作スタッフ[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]