キングダム ハーツ シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
キングダム ハーツ シリーズ
ジャンル アクションRPG
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス
主な製作者 野村哲也
橋本真司
下村陽子
1作目 キングダム ハーツ
(2002年3月28日)
最新作 キングダム ハーツ HD 1.5 リミックス
(2013年3月14日)
公式サイト スクウェア・エニックス公式
テンプレートを表示

キングダム ハーツ シリーズKINGDOM HEARTS series)は、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)が発売しているアクションロールプレイングゲームシリーズである。略称はKH

ディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品であり、タイトルロゴの上部には「Disney SQUARE ENIX」(実際には両者の間に鍵マークが入る)と記されている[注 1]2002年から展開されているため、同社の他作品に比べて比較的歴史の浅いシリーズだが、世界的にも人気は高く、2013年10月現在の累計出荷本数は2000万本(8作品)を突破した[1]。スクウェア・エニックスは本シリーズを『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』と合わせ、「三本の柱」と位置づけている[2]

ディレクター野村哲也で、それまで主にキャラクターデザインを担当していた彼にとっては、本シリーズの1作目が初めてのディレクション作品となった。また野村はそれ以外にも企画立案、シナリオ原案、コンセプトデザイン、キャラクターデザイン等を手がけている。

開発の経緯[編集]

事の発端は『FFVIII』の開発中であった。当時スクウェアはウォルト・ディズニー・ジャパンと同じビル(アルコタワー)に置かれており、橋本真司がエレベーターの中でディズニーの幹部からゲームの共同制作を持ちかけられたことから始まっている[3]。話を受けた橋本が坂口博信とゲームの方向性についての話し合いをしている時、その席にたまたま野村も居合わせていた[4]

野村がデフォルメキャラでのアクションゲームを考案していた中で舞い込んだ話であり、またディズニーのキャラクターは世界中で有名なのにもかかわらず、ゲームにおけるディズニーオリジナルの作品はまだ誰も開拓できていないという思いが野村にはあった[5]。そこで自分の持つゲームの構想とディズニーを合わせれば今までになかったものが出来ると考え、野村が自ら手を上げたことからプロジェクトが始まった。それから一年間、一人でこつこつと企画やゲームデザインを進めていったという[4]

野村は当時『スーパーマリオ64』のプレイから受けた衝撃を基に、自社においての新たな3Dアクションゲームの開発を希望していたが、社内では「既に世界的キャラクターとなったマリオに対抗するのは不可能」「ディズニー級のキャラが必要」という意見が出た。この意見を覚えていた野村は、後にスクウェアでディズニーのゲーム制作が決まった際に、ディズニーの知名度と世界観を借りて、本シリーズを立ち上げる事となった[6]

ゲームの内容については、当初スクウェア側はミッキーマウスを、ディズニー側はドナルドダックを主役としたものなどを提案していた。しかし野村はそのどちらでもない、オリジナルキャラクターを主人公としディズニーの世界を冒険するという、現在の『KH』の原型となる企画書を持ち込んだ[7]。交渉は難航したというが、野村は「初めは難色を示されたが、説得できないことはないだろうと思いこんでやっていた」と回想している[4]

「キングダム」には“ディズニーらしいイメージ”と“自分たちが一から王国を作る気持ち”という意味合いが込められており、この名称での発売が予定されていたが、「キングダム」は既に商標に登録されていたためそのまま使用することは出来なかった。そこで作品中でも重要な「心」(ハート)を語呂を良く複数形の「ハーツ」にした上で付け足し、現在の名称に決定した[4]

シリーズ作品一覧[編集]

シリーズ作品を以下に記述する。「ファイナル ミックス」と付いたタイトルは北米版をベースに新要素が追加されたもので(『FF』における「インターナショナル」に該当)、「Re:」と付いたタイトルはリメイク作品である。また、「*」印は廉価版「アルティメットヒッツ」が発売していることを示す。

これらとは別に、アメリカの携帯電話事業者ベライゾン・ワイヤレスが提供するサービス「V CAST」向けの『キングダム ハーツ』が2005年2月4日に発売されている(日本未発売)。しかし野村は「これはディズニー単独で開発されたもので、本来の『KH』とは全く関係ない別物」と語っている[8]

限定版等
キングダム ハーツ ファイナル ミックス プラチナ リミテッド
『キングダム ハーツ ファイナル ミックス』と同日発売。ソフト本体に加え、ポストカードカレンダー、ステッカー、缶バッジ3個、ソラのフィギュアがセットになっている。
キングダム ディープシルバー エディション
『チェイン オブ メモリーズ』と同日発売。ソフト本体、特別カラーのゲームボーイアドバンスSP、3連ファスナーアクセサリーのセット。
キングダム ハーツ トリニティ マスターピース
『キングダム ハーツII』と同日発売。特製ケースに入れられた『キングダム ハーツ』『チェイン オブ メモリーズ』『キングダム ハーツII』の三本セット。
キングダム ハーツ 358/2 Days KINGDOM HEARTS EDITION
『358/2 Days』と同日発売。ソフト本体と特別カラーのニンテンドーDSiが同梱されたセット。
KINGDOM HEARTS Birth by Sleep "KINGDOM HEARTS EDITION"
『バース バイ スリープ』と同日発売。ソフト本体と特別カラーのPSP-3000が同梱されたセット。
KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance] KINGDOM HEARTS EDITION
『ドリーム ドロップ ディスタンス』と同日発売。ソフト本体と特別カラーのニンテンドー3DSが同梱されたセット。
KINGDOM HEARTS 10th Anniversary 3D+Days+Re:coded BOX
『ドリーム ドロップ ディスタンス』と同日発売。DS系列のソフト『ドリーム ドロップ ディスタンス』『358/2 Days』『Re:コーデッド』の三本と、ポストカード12枚、特製の3DS用プロテクトカバーがセットになっている。

作品解説[編集]

キングダム ハーツ
鍵型の剣「キーブレード」を手に入れた少年・ソラが、離れ離れになってしまった親友のリクカイリを探しながら、ドナルドグーフィーと共に闇と戦い世界を救う冒険に出る。
略称はKHKH1など。後の作品へ続く、基本的なシステムやコンセプト、ソラを中心としたストーリーを打ち出す。日本で英語音声版『ファイナル ミックス』を含めミリオンヒットを記録し、北米や欧州では『FF』シリーズを越える程の高い売り上げを達成する。最終的には全世界で600万本を越える大ヒットを記録、また国内外を問わず様々な賞を受賞し、それらを受けて発表された続編『COM』『KH2』と合わせて本シリーズが形成されてゆくこととなった。開発はスクウェア東京開発部。
キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ
謎の男に「忘却の城」へと誘われたソラ一行、そしてリク。ソラは忘却の城を進んでいくさなか、ある「大切な人」を思い出していく。
略称はCOM。『KH』のエンディングから直接続く、『KH』と『KH2』を繋ぐ作品。最初プレイできるのはソラ編で、クリアするとリク編「Reverse/Rebirth」がプレイ可能になる。低年齢層のユーザーの声に応えるためGBAで発売されたが、対応機種が『KH』とは異なるためプレイしていないユーザーも多く、後に『Re:チェイン オブ メモリーズ』(Re:COM)としてPS2向けにフル3Dリメイクされた。開発はGBA版がジュピター、PS2版がスクウェア・エニックス大阪開発部。
キングダム ハーツII
忘却の城での約1年間の眠りから目覚めたソラ達は、世界を危機にさらす新たな脅威・XIII機関に立ち向かうため、そしてリクと王様に再会するために、再び世界を渡り歩く。
略称はKH2。『KH』『COM』で展開された物語が終結する作品。シリーズ最大のボリュームを誇り、全体のシステムも『KH』からブラッシュアップされている。追加要素を含んだ『ファイナル ミックス+』は、『KH2』の英語音声版『キングダム ハーツII ファイナル ミックス』、『COM』のリメイク『Re:チェイン オブ メモリーズ』の2本セットとなっている。開発はスクウェア・エニックス東京開発部。
キングダム ハーツ 358/2 Days
『KH』終盤のある事件と同時に始まり、約1年後の『KH2』まで繋がっていく、ソラのノーバディロクサスがXIII機関として過ごした隠された物語。
新プロジェクトの一つとしてDSで発売。略称はDays。従来のシリーズで敵側の組織であったXIII機関の内情を描いたシナリオや、シリーズ初のマルチプレイを搭載しているのが特徴で、マルチプレイではXIII機関の全メンバーを含む総勢19名のキャラクターを操作できる。開発はハ・ン・ド
キングダム ハーツ コーデッド
事件は『KH2』のエンディング後。世界を巡る旅をつづった「ジミニーメモ」に発生した異変を巡り、データ世界に再現されたソラがジミニーメモの世界を探索する。
新プロジェクトの一つとして携帯電話で配信。携帯電話用ゲームとしてかなり高グラフィックで描写されているが、それゆえ対応機種が限られてしまい、最も普及しているハードであるDS向けに『Re:コーデッド』としてリメイクされることとなった。開発は携帯電話版がスクウェア・エニックス東京開発部(『KH2』とは別チーム)、DS版がハ・ン・ド。
キングダム ハーツ バース バイ スリープ
ソラがキーブレードを手にするより10年前。かつて存在した三人のキーブレードの戦士、テラアクアヴェントゥスが繰り広げた、全てに繋がる始まりの物語。
新プロジェクトの一つとしてPSPで発売。略称はBbS。『KH2』から発展したバトルシステム、『KH2』に近い操作性やグラフィック、シナリオのボリュームなど、内容としてはナンバリング作品に近く、野村も「ソラが主人公でないからナンバリングをつけなかっただけ」と語っている[9]。英語音声版『ファイナル ミックス』も発売された。開発はスクウェア・エニックス大阪開発部。
キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]
『KH2』の旅の後、イェン・シッドに呼び出されたソラとリク。来たるゼアノートとの決戦に向け、彼らは“眠りに閉ざされた世界”を舞台に、キーブレードマスターとなるための試練を与えられる。
略称は3D。これまでのシリーズで展開されてきた「ダークシーカー編」の完結する『キングダム ハーツIII』の序章となり、それに向け物語が大きく展開する。バトルシステムにおいても、ダイナミックなアクションを繰り出せる「フリーフローアクション」など新要素も多く盛り込まれている。開発はスクウェア・エニックス第1制作部・大阪チーム。
キングダム ハーツ HD 1.5 リミックス
PS2作品である『KH』『Re:COM』をPS3向けにHDリマスターを施し、さらにDS作品の『Days』を映像作品としてリメイクしたものを一本にまとめたコレクション作品。
略称はHD1.5など。複数のハードで発売されたシリーズ作品を集約し、新規ユーザーに向けてわかりやすく示すことと、『キングダム ハーツIII』へのおさらいのために制作された。HD化だけに留まらず、最新のポリゴンモデルへの差し替えやBGMの生音での再録音なども行われている。開発はスクウェア・エニックス第1制作部・大阪チーム。
キングダム ハーツ キー
遥かおとぎ話の時代。ユニオンのキーブレード使いの一員となったプレイヤーは、世界にはびこる闇・ハートレスを倒し、光を集めるための冒険を始める。
略称はχKHχなど。Yahoo!ゲームハンゲームにて展開されている。シリーズ初となるPCブラウザ向け、基本プレイ無料・アイテム課金制のソーシャルゲームであり、かつストーリーは本編であるダークシーカー編の作品群と密接には関わらない内容となる。開発はスクウェア・エニックス、制作協力サクセス[10]
シリーズの今後
現在発表されているタイトルとしては、『キングダム ハーツ HD 2.5 リミックス』と『キングダム ハーツIII』の二作品がある。
『キングダム ハーツ HD 2.5 リミックス』は2014年にPS3向けに発売予定で、『KH2』と『BbS』のファイナル ミックス版のHDリマスターと、『Re:コーデッド』の映像作品を収録する。野村は『HD1.5』の発表時に『HD2.5』について尋ねられた際に、「1.5があって2.5がないのは不自然」と答えており[11]、『HD1.5』のスタッフクレジットには『HD2.5』に収録される作品群の映像が予告編のように入っていた。
『キングダム ハーツIII』はPS4とXbox One向けに開発中。かつて本作に関してはインタビュー等で名前の出ることは多々あっても、『KH2』の開発チームが『ファイナルファンタジーXV』(旧題:『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』)を制作中のため、こちらの作業の終了後に制作に取りかかると明言されていた。『FFヴェルサスXIII』が発表以来長らく情報が出ていなかったこともあり、それに伴い『KH3』も全く進展のない状態が続いていたが、2013年6月10日(現地時間)に開催された「Electronic Entertainment Expo 2013」のSCEカンファレンスにおいて、『FFヴェルサスXIII』の『FFXV』への改題およびPS4・Xbox One両タイトルとしての発売の発表と共に、『KH3』も開発中であることが明かされた。ただし、開発チームは『KH2』のチームではなく、『BbS』などを開発した大阪チームをベースに東京のスタッフと共同での制作であると発表されている。
なお野村は「『KH3』でシリーズが終わると予想している人もいるが、KHシリーズは『KH3』まで含めて、もっと大きなくくりのシリーズの第一部というつもりで作っている」「現在は『ダークシーカー編』[注 2]が展開しているが、それが終わればまたソラの新しい冒険が始まる可能性がある」[12]「こういう展開で、こういうキャラクターで、という『KH3』の後のアイデアは、当然自分の頭の中にはある」[13]と述べている。
野村が以前に語っている構想としては、『BbS』のような複数主人公制の作品[12]や、「外伝というよりは正史」「プロデューサーに伝えたら『何それ?』と聞かれたくらい謎の『KH』」[14]があるという。ただし前者の詳細は一切不明で、後者も本来は『BbS』の開発後に取りかかる予定であったが、『3D』の開発が始まったことにより企画が止まってしまっている[15]。なお、『3D』のファイナル ミックス版についても、開発を担当した大阪チームが『HD1.5』『HD2.5』『KH3』という複数の作品を抱えることになったためすぐに制作する予定はないとのこと[15]
いずれの作品も、『BbS』『Re:coded』『3D』のシークレットムービーで名前の出た『Reconnect. KINGDOM HEARTS』と、『BbSFM』のシークレットエピソードで名前の出た『Birth by Sleep -Volume Two-』との関連は不明。

時系列[編集]

シリーズ作品は全て短い期間で繋がった同一の世界観における物語であり、上記をまとめると時系列は以下のような並びとなる。
♦マークは、『キングダム ハーツ HD 1.5 リミックス』にプレイアブル収録、♣マークは映像作品収録。
♥マークは、『キングダム ハーツ HD 2.5 リミックス』にプレイアブル収録予定、♠マークは映像作品収録予定。

  • ♥ キングダム ハーツ バース バイ スリープ - キングダム ハーツの10年前
  • ♦ キングダム ハーツ
  • ♦ キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ - キングダム ハーツのエンディング直後
  • ♣ キングダム ハーツ 358/2 Days - キングダム ハーツの終盤と同時期に開始、キングダム ハーツIIまでつながる1年間
  • ♥ キングダム ハーツII - キングダム ハーツのおよそ1年後、358/2 Daysのエンディング直後
  • ♠ キングダム ハーツ コーデッド - キングダム ハーツIIのエンディング後
  • キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス] - コーデッドのエンディング後、キングダム ハーツIIのエピローグ後
  • キングダム ハーツIII - ドリーム ドロップ ディスタンスのエンディング後[16]

ゲームの特徴[編集]

ゲームジャンルと特徴
メーカー公称ジャンルはRPG。自分でキャラを直接操作して進行するアクションゲームに、敵と戦い経験値を貯めてレベルアップするRPGの要素が加わっており、3D(『COM』のみ2D)の空間でプレイヤーキャラクターを操って移動・戦闘を行うのがシリーズ全般に共通した特徴である。なお、これはディレクターの野村が『スーパーマリオ64』に衝撃を受け、そこから発想を得たものであると語っている[17]
本シリーズのファン層の年齢は『FF』シリーズより幅広く、性別においても普段ゲームを触らないような女性が多いことが明かされており[18]、それほど難しい操作は要求しない。しかし、『KHFM』から実装された難易度選択や、ゲーム終盤やクリア後に現れる非常に強く設定された隠しボス、到達するのにかなりのやり込みを要するシークレットムービーなどにより、初級者から上級者まで楽しめるよう配慮された設計となっている。
また日本国内だけでなく海外でも高い人気を誇っているが、「面白いものなら受け入れられると信じている」という野村の考えから、特にゲーム内容やストーリーについて海外を意識して調整することはないという。これについては、ディズニーから「日本人的な感覚」「東洋的な考え」とも言われているとのこと[18]
ゲームの進行とストーリー
主人公が様々な世界(ワールド)を訪れ、敵を倒して事件を解決することで物語が進んでゆく形式はシリーズのどの作品においても共通している。この「ワールド」とは基本的にはディズニー作品をモチーフにしたマップであり、各作品はそれぞれ異なるワールドに分かれている。このように本シリーズはいわゆるクロスオーバーの要素を大きく含んでいるが、他のクロスオーバー作品で多く見られるように登場人物が一堂に集結するといったことはないという特徴がある(これはディズニー側からの要請の一つであったという[19])。
ディズニーの世界では各作品に沿ったストーリーが進んでいくが、シリーズオリジナルのストーリーはダーク性も含むシリアスな世界観と複雑な構成のシナリオで展開されてゆく。開発当初のストーリーは「マレフィセントを倒して終わり」といったシンプルなものが予定されていたが、「これは『FF』を遊ぶ層を考慮しないと失敗する」という坂口のアドバイスでシナリオの路線を変えることとなった[4][18]
バトルの特徴
簡単な操作と派手なバトルが大きな特徴。通常のバトルはプレイヤーキャラクターがマップ上の一定位置に踏み込むと敵のパーティが出現する形式で、『COM』以外の全ての作品で採用されている。この出現する敵の種類や数、強さはシナリオの進み具合などによって固定されている。マップ画面とバトル画面の切り替えは存在せず、移動中に現れた敵とそのまま同じマップで戦闘する「エンカウント性のあるアクションゲーム」とでもいうべきスタイルが採用されている。どの作品もコマンドアイコンが画面の左下に表示されており、武器で攻撃する「たたかう」や、魔法を使用する「まほう」などのアイコンの中から行動に移したいものを選択する。戦闘システムの細部は作品によって異なるため、詳細は各作品の記事を参照のこと。
プレイヤーのパーティ
プレイヤーキャラクターは作品によって異なるが、ナンバリング作品である『KH』『KH2』ではプレイヤーキャラクターであるソラの他に、NPCドナルドグーフィーが加わった三人パーティで行動する。このように、プレイヤーキャラクターとNPCのパーティがシリーズでの基本となる。さらに、特定のワールドでパーティに加えることのできるNPC(ピーター・パンやアラジン、ビーストなど)も存在し、その場合はNPCを三人の中から二人選んでパーティを組む。NPCはマップの移動中はソラの後をついてきて、バトルが始まると各自の判断で行動するのだが、これらの行動パターンはスタートメニューからある程度のカスタマイズが可能である。また、コマンド「しょうかん」を使うことによってパーティに加わるキャラクターもいるが、その場合はその他のNPCは一時的にいなくなり召喚されたキャラクターとの二人パーティになることが多い[注 3]
『COM』はバトルシステムが特殊なため、基本はソラ一人で行動し、バトル中にランダムで現れるフレンドカードによりドナルドやグーフィーら仲間が力を貸してくれる。『Days』ではミッションによってXIII機関のメンバーが同行し、プレイヤーキャラクターのロクサスをサポートする。またマルチプレイモードではXIII機関のメンバー全員をプレイヤーキャラクターとして使用できる。『coded』はエピソードごとにパーティが異なり、エピソード4ではヘラクレスとクラウドが、エピソード6ではドナルドとグーフィーがパーティに編入されるが、それ以外のエピソードはソラ一人となる。『BbS』は常に仲間になるキャラクターはいないが、特定のバトルで一時的にNPCがパーティに編入されることがあり、協力技なども使用可能。『3D』ではアイテムから「ドリームイーター」と呼ばれる魔物を生み出し、プレイヤーキャラクターであるソラとリクのお供に連れていくことができる。
シークレットムービー
一定の条件を達成すると視聴が可能になる特別なムービーで、『COM』『Re:COM』『Days』『coded』以外の作品に収録されている。内容はいずれも次回作を連想させるもので、今後のシリーズへの謎や伏線が散りばめられている。しかし、これらのムービーを見るための条件には、ゲームレコードである「ジミニーメモ」や「レポート」のコンプリート(隠しボスなどを含め全ての敵を倒す、全てのミニゲームのノルマを達成するなど)があり、辿り着くのは容易ではない。条件はゲームの難易度によって異なり、高い難易度ほど比較的緩やかな条件が設定されることが多い。
FFシリーズとの関係
『FF』の魔法やアイテム、キャラクターが登場することから本シリーズが『FF』のスピンオフと捉えられることもあるが、誤りである。FFシリーズのキャラクターはあくまでゲストとしての出演であり、設定はそのほとんどが元の作品から変更されている。作中でどうしてもディズニーキャラを当てはめられない役や、その役のためにオリジナルキャラを作ってもディズニーキャラよりインパクトが小さくなってしまう役が出てくる場合があり、第1作でのFFキャラはそういう役に当てはめて登場させるという位置づけだったが[4][20]、『KH2』からは役割に関わらずユーザーからの要望が多かったキャラが登場するようになった[21]。ただし、出演にそういった事情があるため、必要な状況でなければFFキャラを出す必要がないとも野村は考えている[20]

音楽[編集]

主題歌にはシリーズで一貫して宇多田ヒカルが起用されている。この楽曲提供については、野村の「『KH』には宇多田ヒカルしか考えられない」という強い思いからのオファーがあったことが関係している。無理を承知で送ったオファーだったが、宇多田本人がディズニーやゲームを好きであったこともあり、野村の意に反して交渉はスムーズに進んだという[4]。楽曲は国内版では日本語歌詞のものが、海外版と『ファイナル ミックス』では英語歌詞のものが使用されている。

ゲーム中のBGMの作曲は下村陽子が担当している(『BbS』以降は関戸剛石元丈晴も補佐的に一部参加)。登場するワールドではフィールド移動中とバトル中のそれぞれにBGMが用意されており、ワールドごとに豹変する楽曲も本シリーズのバラエティ感を盛り上げる要因となっている。また作品の性質上、ディズニー作品で使用された楽曲をゲームのBGMに用いているケースもいくつかある。また、ゲーム中のオーケストラアレンジはすべて和田薫によるものである。

主題歌
  • 』:KH、COM、Re:COM、BbS、Re:coded
  • Passion』:KH2、Days、3D
    • 『Sanctuary』:KH2FM
サウンドトラック・関連CD

これまで登場したディズニー・スクエニ作品[編集]

ディズニー作品は第1作の『KH』、それを追う形となる『COM』では長編アニメ作品の登場が多く、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』だけがストップモーション・アニメだった。しかし、『KH2』からは実写作品である『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『トロン』、モノクロ作品の『蒸気船ウィリー』、キャラクターだけだがCGアニメの『チキン・リトル』など、様々なジャンルの作品が登場するようになった。

FF作品は『KH』『COM』では野村がキャラクターデザインを務めた作品のキャラのみの出演だったが、『KH2』には彼がデザインをしていない『FFVI』や『FFIX』のキャラが出演した。それまではファンの間で「権利関係上で野村がデザインしたキャラしか使えないのでは?」という憶測が立っていたが、野村はこれを明確に否定し「自分がデザインをしていないとそのキャラを熟知できていないから出し辛かっただけで、『KH2』では少し冒険してみた」と語った[22]。またFF作品のキャラクターは本来、KHオリジナルキャラクターとディズニーキャラクターとの緩衝材として登場させていたが、XIII機関のようなオリジナルキャラクターが出揃い、彼らとディズニーキャラクターのみで物語を描ける算段が付いた事から、これからの出演は控えめに行っていく旨が語られている[20]

『3D』に『すばらしきこのせかい』が登場したことによって、初めてFFシリーズ以外からスクウェア・エニックスのキャラクターが登場することとなった。ただし、ゲスト出演は当初からFFキャラクターのみに限定されていたわけではなく、『KH』に登場したエアリスも開発途中までは『パラサイト・イヴ』のアヤがそこへ当てはめられる予定であった[23]

以下の並びは基本的に年号順とする。ディズニー作品はワールドとして登場したものにはW、キャラクターのみが登場したものにはC、未登場には×を付記する。FF等のスクウェア・エニックス作品は全てキャラクターのみの登場のため、登場したものに、未登場のものに×を付記する。

作品名 KH1 COM KH2 Days coded BbS 3D χ
蒸気船ウィリー × × W × × × × C
白雪姫 C × × × × W × W
ピノキオ W W C × C C[注 4] W C
ファンタジア C × C × C[注 5] C W C
ダンボ C C × × × × × C
バンビ C C × × × × × C
シンデレラ C × × × × W × C
ふしぎの国のアリス W W × W W × × W
ピーター・パン W W C W × W × ×
わんわん物語 C × × × C × C ×
眠れる森の美女 C C C × C W C C
101匹わんちゃん C × × × C[注 5] × × ×
王様の剣 C × C × × C × C
くまのプーさん W W W × × C × C
トロン × × W × × × × ×
リトル・マーメイド W W W × × × C C
美女と野獣 C C W W × × × ×
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス W W W W × × × C
アラジン W W W W W × × W
ライオン・キング C C W × × × × C
ノートルダムの鐘 × × × × × × W ×
ヘラクレス W W W W W W × W
ムーラン C C W × × × × C
ターザン W × × × × × × ×
リロ・アンド・スティッチ × × C × × W × C
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち × × W × × × × ×
ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士 × × × × × × W C
チキン・リトル × × C × × × × C
トロン: レガシー × × × × × × W ×
ファイナルファンタジーVI × × × × × ×
ファイナルファンタジーVII × ×
ファイナルファンタジーVIII × × ×
ファイナルファンタジーIX × × × × × ×
ファイナルファンタジーX × × ×
ファイナルファンタジーX-2 × × × × × ×
すばらしきこのせかい × × × × × × ×

世界観[編集]

世界[編集]

『KH』シリーズには「星の大海」または「異空の海」と呼ばれる、宇宙に相当する広大な空間がある。それぞれの世界は大きな区分として、「光の世界」「闇の世界」「狭間の世界」がある。またそれら以外にも様々な世界が存在し、ソラ達は仲間達と共にそれらの世界を守るために冒険していく。

光の世界
ソラたちが冒険することになる主な世界。「星の大海」で光る星の一つ一つが「ワールド」であり、ディズニー作品をモチーフとしたワールド、シリーズオリジナルのワールド(「デスティニーアイランド」や「ホロウバスティオン(レイディアントガーデン)」)など、様々な世界が点在している。世界同士はそれぞれが見えない殻で覆われており、本来は外界からの訪問者を寄せ付けることはない。しかし、「世界の心」が開かれると、覆われていた殻が割れて流星群となって降り注ぐ。この割れた殻の欠片を「グミブロック」といい、グミブロックで組み立てられた船である「グミシップ」でその世界に来訪することが可能となる。この他にも闇の回廊を通る方法や乗り物に変形させたキーブレードに乗る方法など、グミシップを使用しなくても別の世界へと移動する手段はいくつか存在する。こうした場合、世界同士が互いに必要以上に干渉しあえば、秩序を乱すこともありえるので、その世界や住民達に合わせた言動を取らなければならない。したがって、このことを理解しているキーブレード使いなど一部の者を除けば、大抵の世界に住む人々は、自分達の住む世界とは異なる世界があることを知らない。
闇の世界
「光の世界」を平面状の空間として見た時、その裏側の階層に存在しているのが「闇の世界」とされている。「闇の世界」の全容はシナリオ上ではほとんど明かされておらず、膨大な数のハートレスが生息していること、「光の世界」とは時間の流れにズレが生じており、この世界にいる者の時間の体感速度も普通より遅い[24]こと以外は依然として謎に包まれている。また「闇の世界」は、「光の世界」や「狭間の世界」のようにグミシップなどでの往来ができない為、闇の力を持たない者(闇の回廊を開く事ができない者)が「闇の世界」に入り込んだ場合は、元の世界に戻る事はほぼ不可能に近い。作中で何度か登場する「闇の海岸」は、闇の世界と狭間の世界との境界であり、砂浜側が狭間の世界、海側が闇の世界という区分けになっている。
狭間の世界
光と闇の二つの階層の間に存在している世界。「トラヴァースタウン」「忘却の城(旅立ちの地)」「トワイライトタウン」「不思議な塔」「存在しなかった世界」が該当する。「光の世界」に比べて数がかなり少ない。この世界にも街や住民などが存在する場合があるため、一見すれば「光の世界」と大差無いように思えるが、光と闇の双方の世界と違い、比較的不安定な位置にあるため、「光の世界」とも法則やルールが異なっている。また稀に闇の回廊がひとりでに開き、別世界の住人が弾き出されることがある。
精神世界
「星の大海」や「異空の回廊」とは別に人々の心の中に存在する世界で、『KH』に出現する「目覚めの園」などがこれに該当する。目覚めの園は主にステンドグラスのような円形の床で構成されており、それぞれの心理状態やこれから起こりうる出来事を示唆するもの、その人物に関係のある絵柄などが描かれている。
データ世界
『coded』で最初の旅でのジミニーメモに掛かれていた謎のメッセージを解読するため、王様たちがメモをデータ化した世界。解析した際にメモの中のいくつかの世界でバグが出ていた為、王様はデスティニーアイランドを旅立つ前のデータソラにデータを修復する能力を与え、メモの中を旅させた。またジミニーメモにおけるリクは、ジニミーメモがバグの影響でバラバラになったデータを完全に戻せなかったため、記録を保管する器として選ばれた「ジミニーメモそのもの」である。様々な世界のことが記録されていることから、現実世界でも大きな影響力を持ち、マレフィセントは世界を支配する手がかりとして狙っている。
眠りに閉ざされた世界
『KH』でのソラ達の活躍により、闇の探究者アンセムによって闇に飲み込まれた世界の多くは再生したが、一部の世界は再生が不完全なため、眠ったまま取り残されてしまった。「眠りに閉ざされた世界」とは眠っている世界が見ている夢の世界のことであり、闇に飲まれた時に時間が止まっているため時間の概念がなく、かつて世界で起きた出来事を繰り返しているような状態になっている。「眠りに閉ざされた世界」の住民の中で現在本人が別の世界にいる状態でも、世界自体が夢でその人物の存在を補完している。「眠りに閉ざされた世界」ではゲートが通じず、ハートレスですら侵入することができない。また、この世界にはハートレスとは異なる闇の存在「ドリームイーター」が存在する。眠りに閉ざされた世界のどこかにある「眠りの鍵穴」を開くことで、世界は眠りから覚め、完全に再生すると言われている。
ソラとリクはマスター承認試験として「眠りの鍵穴」を閉ざして世界を眠りから覚めさせるという任務を受け、イェン・シッドの魔法で過去に時間移動して闇に飲まれる直前のデスティニーアイランドに行き、デスティニーアイランドが闇に飲まれて眠りに落ちる瞬間に「眠りに閉ざされた世界」に入り込むことに成功した。しかし、ソラとリクは気付いたらそれぞれ別々の「眠りに閉ざされた世界」のトラヴァースタウンにおり、並行世界でもなく過去でも未来でもない同じようで違う世界をそれぞれ冒険していくことになる。後に本当の「眠りに閉ざされた世界」を冒険していたのはソラの方で、リクが冒険していたのは「眠りに閉ざされた世界を冒険するソラの夢の世界」であったことが判明する。

「扉」と「鍵穴」[編集]

人が心を持つように、全ての生命には心があり、それは世界も例外ではない。世界の心は「」と「鍵穴」によって守られており、扉が開けば世界を守る壁が崩壊し、外界からの危機を招き入れる危険性をはらんだ状態となる。扉から侵入した者に心が奪われれば、その世界は闇に飲み込まれて消滅してしまう。この扉は闇の力を持つ者とキーブレードを持つ者にしか開けることができず、一度開いた扉を閉じるにはキーブレードで鍵穴を閉じるしかない。この他にも様々な種類の扉と鍵穴が存在し、『KH2』では、ピートが過去につながる扉を呼び出したり、ゼムナスとの決着をつけさせるために世界が扉を用意していた。また、眠りに閉ざされた世界では「眠りの鍵穴」と呼ばれるものが存在し、解放することで世界が夢から覚め、外部からの干渉が可能になる。

『KH』では闇の探究者アンセムによっていくつかの世界は壁が崩れた状態だった。グミシップのパーツにその崩れた壁を取り付けていたために自由に世界を行き来することができた。心を失って消滅した世界は、ソラが闇の探究者アンセムを倒して闇の扉を閉じることで再生し、別世界に迷い込んだ住人や闇に飲まれて消えていった住人たちも元の世界に戻った。そのため『KH2』では世界を守る壁も修復しており、以前の道を通ることができなくなったが、代わりに世界そのものがハートレスとXIII機関の脅威に対抗するため、ソラたちに新たな道を用意し、キーブレードによって導かれた世界に来航できるようにしてくれたおかげで、再びグミシップで自由に世界を渡り歩くことができるようになった。

キーブレード戦争[編集]

伝説に残る、キーブレードの使い手同士が繰り広げた戦争。かつて世界を隔てる壁はなく世界中に光が溢れており、それは目に見えないキングダムハーツの恩恵だと信じられてきた。しかし、大いなる光の心キングダムハーツを手に入れようと光の奪い合いが始まり、人々の心に闇が生まれた。キングダムハーツを奪おうとした者たちは、キングダムハーツと対を成すように存在していたχ(キー)ブレードからキーブレードを造り出し、キーブレードを光を守るために使い始めた者たちと対立して戦火は拡大し、戦いに参加していなかった世界も巻き込んでいき、その結果ほとんどのキーブレード使いが命を落とす。更にχブレードは「7つの光と13の闇」に砕け散り、χブレードの破壊によってキングダムハーツは闇に覆われてしまい、その結果全ての世界は闇に覆われてしまった。その後、子供達の心の光から今の世界が誕生し、二度とこのような争いが起こることのないよう世界は壁によって隔てられ、それぞれの世界に存在する「7つの純粋な光の心」がなければ、キングダムハーツに近付ことはできなくなった。これがマスター・ゼアノートとイェン・シッドが語ったキーブレード戦争の言い伝えである。

カイリの祖母がカイリに聞かせていたおとぎ話はこれと類似している点が多く、別の形でのキーブレード戦争の伝承とも考えられる。また、マスター・ゼアノートが「キーブレード戦争を再来させれば世界を再編できるのではないか」と語っていたように、この伝承は現在判明している部分の他に様々な仮説が推測されるが、その詳細に関しては明確な記録が少ないため、現時点では不明である点が多い。

キーブレード戦争の戦場となった荒野には、未だにおびただしい数のキーブレードが見渡す限り突き刺さったままとなっている。まるで彼らキーブレード使いの眠りを守るかのような光景から、その地は後に「キーブレード墓場」と呼ばれるようになった。

キーブレード使いの役割[編集]

生き残ったキーブレード使い達はキーブレード戦争以来、それぞれの光から新たに再生された世界を守るために影ながら世界の秩序を見守り、それらの世界に悪影響を及ぼす様々な脅威から世界と人々を救う役割を担うようになった。キーブレード使い達は「異空の回廊」を開いて鎧を纏い、キーブレードライドによって通行する事で別世界への往来が出来る。しかし、前述の理由から無断で別世界へ訪れる事はたとえキーブレード使いであっても原則として認められておらず、また往来した時も自身や外界の事情を明かすのは極力控える必要がある。とはいえ、いざという時はその世界の住人と協力して世界の平和を守り、その人々と交流を持つ事もある。事実、テラ達やソラ達も訪れた世界で出会った仲間達と共にトラブルを解決し、彼等との絆を深めていき、それを力として世界を救ってきた。

キーブレード使い達は「キーブレードマスター」の指導の下に修行して技や魔法などを習得して世界の平和を守り、承認試験を経てマスターから認められる事で新たなキーブレードマスターとなり、世界の監視と後任の指導を任せられるようになる。ソラ達の場合はこれら本来のキーブレード使いの修行法とは異なり、まだキーブレードを手に入れたばかりで、キングダムハーツやキーブレードなどに纏わる真実について知らなかった事もあり、旅の中でキーブレードの能力を我流で習得していた。このように、キーブレード使い達はキーブレードに選ばれる事で世界を守る役割を担うようになるが、『KH』のアンセムレポートやキーブレード戦争の伝説でも語られているように、この能力を悪用する者も存在し、『BbS』から現時点までではマスター・ゼアノートやヴィランズ、XIII機関などが登場している。しかし、そのどれもがソラ達によって防がれ、これらの脅威から守られてきた。

現在(『3D』時点)で確認されているキーブレード使いは、ソラ達やマスターの座を引退したイェン・シッド、さらにはヴェントゥスの心の闇が具現化した存在であるヴァニタスや、ソラのノーバディであるロクサスとその能力を共有していたシオンを含めてもわずか数えるほどしか存在していないが、彼ら以外のキーブレード使いが存在する可能性も示唆されている。また、『BbS』での出来事からテラ達がそれぞれ行方知れずとなった事で、『KH』開始直前までこの役割を果たしていたのは事実上ミッキー(王様)だけだったが、テラ達からキーブレード使いとしての資格を受け継いだソラ、リク、カイリがキーブレードを手に入れた事で物語が動き出し、彼等も世界を脅やかす様々な脅威に立ち向かっていき、また自分達に課せられた運命とも向き合うために仲間達と共に様々な世界を冒険する事になった。

ソラ達を含む現存しているキーブレード使い達はゼアノート率いる「13人の闇の探求者」に対抗する事が出来る「7人の光の守護者」になりえる存在であり、現時点では両者共に人数が欠けている状態にあり、『3D』にて真相を突き止めたソラ達とイェン・シッド達は来たるべき決戦に向けて動き出した。

登場キャラクター[編集]

主なキーワード[編集]

物語に関連するキーワードを記載する。

キーアイテム[編集]

物語の中で重要な役割を果たすアイテム。

キーブレード (Keyblade)
鍵状の刀身を持つ剣。持つ資格がある者の心の数だけ存在するのだが、その条件については現在は「心が強い者」としか明らかになっていない。キーブレード自体に善悪の区分はないため、資格を持っていれば闇の勢力の者でも扱うことができる。
キーブレードを使えるようになるためには、キーブレードマスターのキーブレードに触れるという「継承の儀式」を行なう必要がある。この時、資格が無い者であれば自動的に持ち主の手元に戻るが、資格のある者はそうはならず、相応の力があればキーブレードが使い手としてその者を選び、いずれ目の前に現れる(テラはキーブレードマスターではないが、マスター相応の力を備えている為、リクに「継承の儀式」を行えた)。継承には持ち主の意思は関係ないようで、条件さえ満たしていれば無意識のうちに資格を継承していまう場合がある。また、本来なら「継承の儀式」の後にキーブレードを呼び出す段階から修業を行っている。作中のキーブレード使いは全員儀式を経ているが、ソラだけは「継承の儀式」を行なっていないにもかかわらず、キーブレードを扱うことができる。『Days』に登場するシオンもキーブレードを使えるが、それはロクサスの能力をコピーして得たもので、あくまで能力が同じだけの偽物である。それに対して、ソラのノーバディであるロクサスが使うキーブレードは正真正銘の本物であった為、リクを驚愕させていた。
キングダムハーツを手に入れようとする者達が「χ(キー)ブレード」を模して作り出した人工物。純粋な光の心と純粋な闇の心、この二つの心が均等な力でぶつかりあった時にχブレードは生まれ、同時に生まれる全ての世界の心をつないだ「真のキングダムハーツ」と対になるように存在していたが、キーブレード戦争で世界が闇に覆われた際に「7つの光と13の闇」に砕け散り、それによって「真のキングダムハーツ」も闇の奥深くに閉ざされた。
『BbS』から『KH2』に至るまでキーブレードの所有者は十数名程度しか登場しないが、伝説に残る「キーブレード戦争」ではかつて世界中にキーブレード使いが存在しており、その戦争でほぼ全てのキーブレード使いが命を落としたという言い伝えがある。キーブレードを光を守るために使い始めた者たちが「キーブレードの勇者」と呼ばれるようになったと伝えられている。全貌は現状ではまだほとんど明かされておらず、『KH』シリーズを象徴するアイテムであるのと同時に、もっとも大きな謎の一つであると言える。
ハートレスやノーバディ、アンヴァースのような存在に対して絶大な威力を持つ。「ブレード」と名は付いているが、その多くは斬るというより打撃のような攻撃を行う。その他にも魔法や魔力を集中させて攻撃力を高めたり、魔力を凝縮した攻撃を放つことができる。また有資格者の力が増すと、両手から離れて意思を持つように動く(ソラ・ファイナルフォーム)、ムチや弓矢、大砲にまで自在に形を変える(テラ/留まりし思念)、乗り物に変形させて星の大海を渡る「キーブレードライド」(テラ・ヴェントゥス・アクア)といった様々な能力を見せつける。また、マスター相応の力を持つ者は心の扉を開けて心を取り出すことすらも可能である。
キーブレードは本来1人につき1本しか使えないはずなのだが、体の中に自分以外のキーブレード使いの心が存在する場合2つ使える。ヴェントゥスの心を宿したことでソラと、そのノーバディであるロクサスは同時に二本のキーブレードを扱うことができ、二刀流で戦うことができる。ただし、心を複数所持しているからといって初めから二刀流になれるわけではなく、宿している心を覚醒させる必要がある(ロクサスの場合、『Days』でのシオン消滅がこれにあたる)ことが明らかになっている。
世界中のあらゆる鍵を自由に封印・解放できる力を持っており、その力を厭うハートレスや、またそれを利用しようとするXIII機関に狙われている。またもう一つの能力としてハートレスを倒すと、闇に飲まれてハートレス化した心を元の姿へ帰すことができる。ただし、心を抜かれた身体がノーバディになっている場合は、ノーバディと化したその身体が第三者によって倒されるまで心は浮遊状態となり、元の姿には戻ることはできない。なお、元の姿に戻った者は、自分のもともと存在していた世界に跳ばされるため、ゲーム中に倒したハートレスが元の姿に戻る描写はない。
根元にキーチェーンを付けることができ、キーチェーンを付け替えることにより姿形や能力ががらりと変わり、中にはまったく鍵の意匠を残さないものもある。その中には『ファイナルファンタジーシリーズ』によく出てくる剣『アルテマウェポン』も存在し、アルテマウェポンのみ作品ごとに形状が違う場合がある。
普段は実体がないが必要時には所有者の意思に応じてその姿を顕現させ、離れた位置や他者の手の内にあっても自在に手元に戻せるため、奪われたりすることはない。
キーブレードの系統
3つの系統に分かれる。まず「世界の心のキーブレード」と呼ばれる内の、「光の世界のキーブレード」と「闇の世界のキーブレード」があるが、これはその名の通りどちらの世界で入手したものかという、内鍵と外鍵程度の違いでしかなく、能力の差異はない。例外として「狭間の世界のキーブレード」と呼ばれる「ウェイトゥザドーン」が存在するが、こちらも能力の差異はないと思われる。
3つ目の系統「人の心のキーブレード」は、セブンプリンセスの「7つの純粋な光の心」を集約させて完成する人工的なキーブレードであり、これを用いることでキングダムハーツの扉を開けることができるという。『KH』で闇の探求者アンセムは、「人の心の扉を開くキーブレード」と呼んでいた。これは「キーブレード戦争」の後に誕生したもので、本来ならこのキーブレードがなくてはキングダムハーツには辿り着けないと言われている。
キングダムハーツ (Kingdom Hearts)
「世界の中心」「大いなる心」「王国の心」とも呼ばれる、心の集合体。アンセムは「世界の心がつながり、全ての心が帰る場所」と推測しているが詳細は不明で、またその性質によって形は一定ではない。本シリーズのタイトルにもなっているように劇中では重要な位置を占めており、敵となる存在が何度も完成を目論んでは主人公たちに阻止されてきた。
『KH』には、「世界の心のキングダムハーツ」が登場した。このキングダムハーツはハートレスが奪った世界の心で構成されており、光の世界と闇の世界をつなぐ「闇の扉」(後述参照)の奥に存在するものであった。闇の探求者アンセム(テラ=ゼアノートのハートレス)はマレフィセントらヴィランズの影で暗躍し、ホロウバスティオンを拠点とし、ハートレスを使い数々の世界を闇へと飲み込ませていった。また彼はヴィランズを使い、純粋な光の心をもつ七人のプリンセスたちをあらゆる世界から探し出し連れ去り、集めさせたプリンセスの力で「闇へと通じる鍵穴」を呼び出した。同時に、この鍵穴を解放するための鍵として彼女たちの心から「人の心のキーブレード」を作り出す。解き放たれた鍵穴から全世界にハートレスをあふれださせ、また、開かれた闇への入り口からキングダムハーツへたどり着けると考えていたのだ。しかし、カイリの心が欠けていたためキーブレードは完成せず、「鍵穴」はソラによって封印されることになる。しかし彼は、闇の中心と呼ばれるエンド・オブ・ザ・ワールドにてキングダムハーツへと直接続く「闇の扉」を開き、光の世界のすべてを闇に包もうと既に動いていた。アンセムの呼びかけに応じるように、ソラたちの前で「闇の扉」が開かれようとしたその時、闇の奥に光があると信じたソラの言う通り、扉の隙間から強烈な光が射し込み、光に触れたアンセムは跡形もなく消え去った。彼が消滅したことでハートレスの統率はなくなり、一箇所に集められていた世界の心が解放されたことで、探求者の野望と共に「世界のキングダムハーツ」は消滅した。なお、このキングダムハーツは闇の探求者アンセムがハートレスを使って作らせたもののため、人工物という区分けになっている。
『Days』『KH2』では、XIII機関が「人の心のキングダムハーツ」を作り出そうとしており、指導者のゼムナスを始めとするXIII機関はこれと融合して完全な存在になろうとしていた。「人の心のキングダムハーツ」は、本来ハートレスがキーブレードで倒されることによって元の姿へと戻る心を奪い、一箇所に結集させることで完成するもので、これにより心が帰るべき場所を失い、世界に悪影響を及ぼしていた。XIII機関の本拠地である「存在しなかった世界」の空に、ハート型の月の形で浮かんでいる。「人の心のキングダムハーツ」はあくまでXIII機関が作り出した人工物であり、真のキングダムハーツではない。ソラたちの冒険によって完成直前まで至るが、賢者アンセムの作った装置により分解され、ゼムナスは分解されたキングダムハーツと融合してソラたちを葬ろうとするが、ソラとリクの前に敗れて消滅した。
『BbS』でマスター・ゼアノートが呼び出そうとしたのは「全ての世界の心が集約されたキングダムハーツ」で、これはχブレードの完成と同時に現れるものである。前記の「世界の心のキングダムハーツ」と同じように世界の心で作られたものだが、世界を崩壊させて人為的に集められた前者と違い、こちらは完成型のキングダムハーツそのものであるという。マスター・ゼアノートは周到な計画によって伝説のキーブレード戦争を再来させ、さらにテラの体を乗っ取ることで老いた体を捨て去り、その先に待つ未来を見届けようとした。χブレードが完成したことで野望は果たされようとしていたが、テラ・ヴェントゥス・アクアの絆の力の前に彼の計画は打ち砕かれた。
「キーブレード戦争」では多くのキーブレード使いが「全ての世界の心が集約されたキングダムハーツ」を求めて争ったと言われている。戦争を経て世界が隔離された現在では、キングダムハーツに近付くには各ワールドに存在するセブンプリンセスの心を集め、「人の心のキーブレード」を作り世界の扉を開かなければならないという仕組みとなっている。そこでマスター・ゼアノートは「キーブレード戦争」の発端となったχブレードがあれば、セブンスプリンセスの心を集めなくともキングダムハーツを手に入れることができるという結論に達した。

世界[編集]

「星の大海」や「異空の回廊」に存在する、物語の舞台となる主な(本作オリジナルの)世界。

デスティニーアイランド
ソラとリクの故郷で、のどかで平和な南国風の世界。また、マスター・ゼアノートもかつてはこの世界の住人であった。島の人々が住む本島と、子供たちが遊び場として利用している離れ小島だけで形成される小さな世界で、ゼアノートは「何もない牢獄のような世界」「海に囲まれた牢獄」と評している。カイリはこの島の出身ではないが、幼少時にゼアノートによりレイディアントガーデンから外の世界へと送り出されてこの世界に辿り着き、以後は村長の家で育てられた。ソラ、リク、カイリの3人が秘密の遊び場としている洞窟には、この世界の「扉」と「鍵穴」が存在しており、鍵穴は幼い頃にキーブレードの資格をテラから継承していたリクにしか見えていなかった。3人は離れ小島で外の世界に行くためのいかだを作っていたが、そこから数奇な運命に巻き込まれていくこととなる。
この世界に古くから伝わる言い伝えで、星型をしている「パオプの実」を食べさせあった二人は永遠に結ばれると言われ、またその実を模して昔の船乗り達が旅の無事を祈って身に着けていた「サラサ貝」で作ったお守りを身に着けていれば、どこにいても仲間と必ず再会できると言われている。カイリとアクアはこの言い伝えを聞いて仲間達とずっと一緒にいられるようにそれぞれ「約束のお守り」「つながりのお守り」を作ってソラ、ヴェン、テラに渡した。
『BbS』ではかつて、テラとアクア、ヴェントゥスはこの世界に辿り着き、彼らはそれぞれ幼い頃のソラとリクと出会った。『KH』の時期にソラ達が外の世界への準備を進めていく中で、その日の夜にリクが扉を開いたことで一度島は崩壊し、ソラがダークサイドを倒した直後に消滅した。ソラ達がゼアノートを倒した事で元に戻り、カイリはここでリクとミッキーを探しに行ったソラ達を待ち続けていた。『KHII』でカイリはアクセルによって一時的にこの世界を離れてトワイライトタウンに辿り着き、異世界でのXIII機関との戦いの中でソラ達と再会し、それらの紆余曲折を経てカイリ達は再度ここに戻り、ソラ達も機関との戦いを終えた後に光に導かれてこの世界に帰還しカイリ達と再会した。
『3D』ではイェン・シッドに課せられたマスター承認試験を受ける際、眠りに閉ざされた世界を解放するためにソラとリクは2年前の過去に移動し、闇に飲まれる寸前のデスティニーアイランドから眠りの世界に入り込んだ(イェン・シッドの魔法を持ってしても過去に移動するには移動先に自分自身がいなくてはならず、『KH』のソラとリクがいるデスティニーアイランドであれば時間移動が可能であった)。
ディズニーキャッスル&ディズニータウン = タイムレスリバー
王様(ミッキー)・ドナルド・グーフィー達の故郷。王様が治める「ディズニーキャッスル」、城下町には「ディズニータウン」という、見た目もにぎやかな町がある。ディズニーキャッスルが建設される前は「礎の丘」と呼ばれるのどかな草原地帯で、丘の脇を流れる川には当時ピートが船長を勤めていた「ウィリー号」があり、かつてミッキーもそこで働いていた。
ディズニーキャッスルは謁見室の地下に納められている、闇を払う力を持つ「光の礎」の力によりハートレスなどの外界からの脅威から守られ平和を保ってきたため、世界全体の平和の象徴とされている。城内にある中庭の地下には、グミシップの格納庫があり、チップとデールはここで船(グミシップ)の開発と整備を行い、通信でソラ達の航行のサポートをしていた。
ディズニータウンでは毎年「ドリーム・フェスティバル」と言う街を挙げての祝祭が開催され、様々な催し物が出展される。そのメインイベントである「ミリオン・ドリーム・アワード」では、それぞれが誰かの人気者である事を気付かせるという主旨の下に、人気投票により街一番の人気者を決め、その受賞者に賞品が授与されてきた。
『BbS』ではテラ、ヴェントゥス、アクアがそれぞれスクルージから貰ったチケットで、ドリーム・フェスティバルが行開催されていた頃のこの街を訪れ、トラブルを解決した功績からミリオン・ドリーム・アワードの受賞者に選ばれ、賞品である自分だけのオリジナルアイスを受け取った[注 6]
『KH』の時期に王様達が旅に出てミニー達が留守を任されていた間も、ディズニーキャッスルは光の礎のおかげで外界からの干渉を受ける事はなかったが、その一年後(『KH2』時)にマレフィセントとピートが過去の世界(タイムレスリバー)に通じる扉を手に入れて、それを悪用して礎の間にイバラを張り巡らせたために、光の礎の力が半減してしまい、城は一時ハートレスの脅威に曝されてしまった。駆け付けたソラ達がミニーとマーリンの協力で過去の世界へ降り立ち、ピートから光の礎を守り抜いた事で、城のイバラは消え去り平和が戻った。『KH2FM+』ではその後に礎の間に謎の空間(キーブレード墓場)に続く入り口が出現し、そこを調べに入ったソラ達が留まりし思念となったテラと対面した。その後、ソラとドナルド達は共にミニーとデイジー達に見送られ再び旅立ち、XIII機関との戦いが終結して旅を終えて帰って来たミッキー達をミニー達は喜んで迎えた。
そして帰還したミッキー達はジミニーメモに残されたメッセージを解析して真実を突き止め(『coded』時)、その事とイェン・シッドからのマスター承認試験の召集を手紙に書き留めてソラ達に伝えた。
トラヴァースタウン
闇の探究者アンセムが差し向けたハートレスによって「鍵穴」が開かれ、闇へと失われた世界の欠片によって作られた狭間の世界。住んでいた世界が消滅した時に「闇の回廊」を通って流れ着いた者たちが街を作り、身を寄せ合うように暮らしている。ここではひとりでに闇の回廊が口をあけることがあり、かつてプルートがこの町から王様の下へと辿り着いている。常に夜の暗闇に包まれており、1番街から3番街まであるが、1番街以外はハートレスが出現する危険区域となっている。
かつてレイディアントガーデンを追われたシドが、幼いレオンたちを連れて逃げ込んだのもこの世界で、ソラたちがマレフィセントを倒すまではトラヴァースタウンで暮らしてきた。また、『KH』では王様はトラヴァースタウンに出現した「闇の回廊」から闇の世界に入り、デスティニーアイランドが崩壊した後にソラが「闇の回廊」を通って流れ着いた。その直後にドナルドとグーフィーに出会い、以後ソラたちの冒険の拠点となる。『KH』のエンディングで失われた世界が元に戻った為、それ以降の作品では消滅しているが、忘却の城では記憶の中の世界として一時的に復活した。また『3D』ではこの世界も「眠りに閉ざされた世界」の一つとして眠りについており、マスター承認試験を言い渡したイェン・シッドの導きで、ソラとリクが再度この世界に降り立った。
ホロウバスティオン = レイディアントガーデン
かつて、賢者アンセムが治めていた光の世界で、カイリとレオン(スコール)達の故郷でもある。かつて、人間だった頃のアクセル(リア)とサイクス(アイザ)もこの世界で暮らしていた。本来は賢者アンセムの尽力もあり、美しい草花と清らかな水に囲まれた街並みに人々が平和に暮らす、まさに「レイディアントガーデン/Radiant Garden(輝ける庭)」の名に相応しい楽園のような世界だったが、ゼアノートが師であった賢者アンセムを追放した後に呼び寄せたハートレスに襲撃され、賢者アンセムの研究に目をつけたマレフィセントに乗っ取られた結果、「ホロウバスティオン/Hollow Bastion(虚ろなる城)」と呼ばれる荒廃した世界へと変貌してしまった。
賢者アンセムの城には後にゼアノートが作ったハートレス製造装置と実験施設と闇の世界に通じる鍵穴、謎の鎧とキーブレード(両方ともアクアの物)が収められている「眠りの部屋」とそれらを含めるレイディアントガーデンのシステムを一手に管理するコンピューターが存在する。コンピュータープログラム内には全てのシステムを管理する人型のプログラム達が住まう電脳空間「スペース・パラノイド」が存在し、その中にあるデータエリア「DTD(「Door To Darkness(闇の扉)」の略称)」には賢者アンセムの研究資料などのデータが収められており、パスワードを入力すればそれらを調べる事ができる[注 7]
『BbS』では、かつてテラ、ヴェントゥス、アクアはこの世界に降り立ち、それぞれが運命的な出会いと再会を果たした後に、再び外の世界へと旅立った。そしてアクアは眠るヴェントゥスを忘却の城(旅立ちの地)に安置した後、テラの声に導かれて再びこの世界に辿り着き、テラの身体を乗っ取ったゼアノートと対決した。『KH』でのソラ達とアンセム(ゼアノートのハートレス)との決戦の後に住民達が戻り、『KH2』の時点では帰郷したレオン達「ホロウバスティオン(レイディアントガーデン)再建委員会」と住民達の手によって大部分が復興された。その後も管理プログラムのMCPの暴走や、ハートレスとノーバディ、そしてXIII機関の襲撃など、数々の危機に見舞われたが、ソラ達の協力でそれらを乗り越えた末に平和を取り戻し、トロンの活躍によりこの街の本来の名前を取り戻した。
エンド・オブ・ザ・ワールド
ハートレスによって失われた世界の破片で作られた世界。世界の闇の中心に存在しているといわれ、他の世界よりも強力なハートレスが多数生息している。グーフィーは「ハートレスの世界」と呼んでいた。FF7の「メテオを受け止めるホーリー」のような外観をしており、世界の終末を思わせる雰囲気をかもし出している。闇に飲み込んだ世界を閉じ込めている「世界の牢獄」と呼ばれる場所があるが、その中にはまだ闇に飲まれていない筈の世界の断片も見え隠れし、すべてを闇に還すほどの強大さと重圧感を放っている。最下層には、闇の世界に通じる「闇の扉」があり、扉の奥には闇の探求者アンセムが創りあげたキングダムハーツがある。ソラたちがアンセムを倒し、失われた世界が元に戻った事で消滅した。
忘却の城 = 旅立ちの地
XIII機関が人の記憶を研究するために利用していた、狭間の世界に存在する城。「訪れた者の記憶を忘却の彼方へと消し去る」という特殊な城で、機関No.11のマールーシャによって管理されている。地上は13階、地下は12階で構成されていて、それぞれが光(地上)と闇(地下)を象徴している。ナミネの力とXIII機関が作り出したカードによってそれぞれの階層と「白い部屋」にそのカードに描かれた世界を作り出し、訪れた者の記憶に作用する。その部屋で見知った人物との出会いを終えるかフロアを出てしまうと、その中で起きた出来事や出会った人物についての記憶は、「誰かに出会った」という事実以外一切思い出せなくなってしまう。これは、記憶に対するカードの効果が切れる、あるいはカードの効果範囲外に出たために起こる現象である。尚、カードを使わずに進んだ場合は、どこまで行っても白い部屋が続くだけのフロア構成となってしまう。
かつては歴代のキーブレードマスターが治めてきた「旅立ちの地」と呼ばれる世界であり、テラとアクアの故郷でもあったが、マスター・ゼアノートの力により崩壊してしまう。しかしこの地には歴代のマスターによって仕掛けが施されており、この地を守る必要が出てきた場合には、マスター・エラクゥスのキーブレードで鍵穴を閉じる事により仕掛けが作動するようになっていた。アクアが眠りについたヴェントゥスを守るために鍵穴を閉じたことで、旅立ちの地は「忘却の城」へと姿を変え、ヴェントゥスを安置した「鍵穴」が存在するかつての玉座のある部屋は「目覚めの部屋」と呼ばれるようになり、今もなおヴェントゥスが眠り続けている。尚、マスター・エラクゥスが言っていた「訪れる者すべてを忘却へと誘う」という言葉の真意は明かされていない。
かつてナミネはこの城で生まれ、程なくしてXIII機関に捕らえられた。ゼムナスはこの城で記憶と心の関連について研究するのと同時に「目覚めの部屋」を探していたが、城に配置された謎を解く事ができるのは鍵穴を閉じたアクアだけで、ゼムナスを含め城を管理していたXIII機関でさえ完全に構造を把握することは不可能であった。アクセルを除く機関員達が到された後も、XIII機関の使用していた設備や資料などが残されており、ヴィクセンが進めていた「レプリカ計画」に関係する記録もある。
『COM』でソラ達は地上で、リクは地下でそれぞれXIII機関と戦いながら城の中を進み、ソラ達はナミネを救い出した後に失われた記憶の再生のために眠りに着き、リクは闇の探求者アンセムとの決着の後に王様と共に城を出た。機関が城を退った後も、ソラ達はしばらくここで眠っていたが、後にディズとナミネによってトワイライトタウンへと移された。
『Days』ではソラ達と機関の戦いの後も、機関員達がここを訪れており、ロクサスとシオンはここで自らの出生の秘密を知った。
不思議な塔
イェン・シッドの住まう塔が建つ狭間の世界。イェン・シッドはキーブレードマスターを引退した後もここで様々な世界の監視を行い、訪れる者に助言を与えてきた。かつて王様はここでキーブレードと魔法の修行に励み、テラ、ヴェントゥス、アクアもここを訪れてイェン・シッドの助言を受けた。ここへはトワイライトタウンからでも電車で向かう事が出来るため、『KH2』の時期に記憶の再生の眠りから目覚めたソラ達は王様の助言によって電車でこの塔へ赴き、ノーバディとXIII機関について教えられた後、新たな旅に出た。XIII機関との戦いが終わり、王様はジミニーメモのメッセージを解析した後(『Re:coded』時)に再びここに赴き、イェン・シッドからソラとリクのマスター承認試験の決定が言い渡された。
狭間の世界であるため法則が光の世界と異なっており、常に同じ場所に存在している訳ではないらしい。
トワイライトタウン
沈む事のない夕日に照らされた、「黄昏の街」とも呼ばれている狭間の世界。数々の街や住民が存在し、町の中心部にある「セントラルステーション」には街の象徴である時計塔があり海や住宅街など様々な場所に向かう電車が到着する。中にはイェン・シッドの住む「不思議な塔」へ向かう電車もある。街の外れには「幽霊屋敷」と呼ばれる古い建物が存在し、無の世界から逃れたディズ(賢者アンセム)が活動拠点として利用していた。屋敷の2階にはナミネのいる「白い部屋」と地下への入り口が、そして地下にはディズのコンピュータールームとそのプログラムの中に構成された「もう一つのトワイライトタウン」とソラ達が眠るカプセルルームが存在する。この街では毎年「ストラグルバトル」というその年の街一番の強者を決める大会が開催され、トーナメント戦の後に前年のチャンピオンと対戦し、トーナメント戦の優勝者にはクリスタルトロフィーが、そしてチャンピオンとなった者にはチャンピオンベルトが授与されてきた。
かつてロクサスはこの世界で誕生し、XIII機関に勧誘された。時計塔でアクセルとシーソルトアイスを食べたのを機に、ロクサスはここで毎日任務が終わった後に、アクセルとシオンと一緒にここでアイスを食べるようになっていった。また『COM』での出来事の後、記憶を取り戻すために眠りに着いたソラ達はディズによってこの街の屋敷の地下へ運ばれ、ロクサスと一体化して目覚めるまでここで管理されていた。ソラ達が目覚めた後も、カイリとハイネ達の出会いやノーバディの出現などの奇妙な出来事が多発したが、機関の手がかりを求めて度々訪れたソラ達の活躍で解決し、ソラ達も王様とハイネ達の協力により屋敷から機関の本拠地へと繋がる道を見つけ出す事が出来た。
存在しなかった世界
狭間の世界に位置する、XIII機関の本拠地である世界。狭間の世界ではあるが、位置的には闇の世界に近い。XIII機関が実験・研究を行うのと同時に機関メンバーの住居にもなっている「存在しなかった城」と、それを囲むようにして立ち並ぶビル街「ダークシティ」で構成される。その上空にはXIII機関が完成を目論むハート型の月、人の心のキングダムハーツが浮かんでいる。『KH2』でソラ達は最後の決着をつけるためこの世界を訪れ、残るXIII機関を撃破しながらリクやカイリと再会を果たしていった。その後、ソラ達がゼムナスに勝利した後、まだ力を残していたゼムナスの操る龍型の巨大ノーバディが襲来して城に攻撃し、城は崩れていった。XIII機関が倒されてからも世界はまだ存在しているが、XIII機関がいなくなってから世界としての存在が不安定になっている。
『Days』では、機関に所属していた頃のロクサスが、他のメンバーと共に生活する場として「存在しなかった城」が描かれている。メンバーにはそれぞれ個室が与えられており、基本的には朝目覚めたらロビーに向かい、サイクスからその日のミッションを受領してから、「闇の回廊」でそれぞれの世界へ向かう。また、ゼムナスが機関員全員に意向を伝える際は、「円卓の間」に集合する事になっている。小説版によると、掃除や洗濯などの雑務は全て下っ端のダスクが行なっているらしい。
『3D』ではゼアノートたちに誘導されてソラとリクが辿り着き、そこでゼアノートたちの陰謀を知る事となる。「存在しなかった世界」は不安定な世界でありながら特別な空間でもあり、過去や現在のゼアノートたち12人が集まることができたのは、その特別な空間に由来しているという。
キーブレード墓場
かつてχブレードの完成とキングダムハーツの出現によって勃発したとされるキーブレード戦争が起こったという荒野。おびただしい数のキーブレードが、かつての持ち主の眠りを守るかのように地面に突き刺さっている。
『BbS』では、χブレードの完成とキーブレード戦争の再来を目論んだマスター・ゼアノートとヴァニタス、それを阻止しようとするテラ、ヴェントゥス、アクアが激しい戦いを繰り広げた。戦いの結果、マスター・ゼアノートはテラの身体を乗っ取る事、ヴァニタスはヴェントゥスと融合してχブレードを完成させる事には成功したが、ゼアノートはテラの思念が鎧に宿った「留まりし思念」に敗れ、ヴァニタスはアクアとミッキーとの戦いに敗れ、精神世界でヴェントゥスによってχブレードを破壊された。χブレードが爆発した衝撃で、「留まりし思念」以外の全員が別々の世界へと飛ばされて行き、荒野には「留まりし思念」が独り座り込むだけとなった。
『KH2FM』ではディズニーキャッスルにキーブレード墓場へ繋がる異空の穴が出現し、先にあるものを確かめる為に乗り込んでいったソラたちは、墓場にいた「留まりし思念」と対面した。

脅威[編集]

世界を脅かす危険な存在。

ハートレス
心無き者」とも呼ばれる、闇に心を囚われた者が心を失うことで生まれる、心が変質した存在。
ノーバディ
存在しない者」「抜け殻」とも呼ばれ、強い心の持ち主がハートレスとなった時に残された身体と魂が意思を持つことで生まれる。
アンヴァース
イェン・シッドにより「生命に精通しない者」と名付けられた、人々の負の感情(憎悪や嫉妬、悲しみや恐怖など)に芽生える魔物。
その正体は純粋な闇の心を持つヴァニタスから生まれた存在であり、彼の感情の一部でもある。また、生命として「精通していない」という点は、1つの心としては不完全であるヴァニタスそのものを示しているとも言える。また倒されたアンヴァースの感情はヴァニタスへと還元されるので、倒しても彼の手によって再び誕生してしまう。
マスター・ゼアノートの計画の元、ヴェントゥス達3人を更に強くさせる目的で世界中にばら撒かれた。このアンヴァースの発生源となる負の感情は、純粋な光の心を持つセブンプリンセスも例外ではなく、シンデレラの悲壮感や白雪姫の恐怖心を媒体にしてアンヴァースが発生している。またこの力を逆に利用するのは、ハートレスを使役するのと同義であり、トレメイン夫人のように力に溺れた者は心の闇によって押しつぶされてしまう。
発生源であるヴァニタスがヴェントゥスに倒されたことによって後の世界に現れなくなった。
ドリームイーター
「眠りに閉ざされた世界」に巣食う、ハートレスとは別の闇の存在。ハートレスのいないこの世界で彼らは人の夢を貪り続けている。
ドリームイーターにはナイトメアスピリットの二種類がある。ナイトメアは人の夢を喰らって悪夢を植え付ける力があり、ソラとリクに敵対することとなる。それに対し、スピリットは悪夢だけを喰らう習性があり、こちらは逆にソラとリクに力を与えてくれる存在となる。エンブレムは、ハート型にユリをイメージして付けたデザインで、ナイトメアはスピリットのものより少し尖っている。

人物・組織[編集]

物語の中で特別な能力を持ち、重要な役割を担う存在。

セブンプリンセス
「純粋な光の心」を持つ、光の世界を支える7人の特別な少女たちのこと。カイリ、白雪姫、シンデレラ、アリス、オーロラ、ベル、ジャスミンの7名からなる。彼女たちの心には闇が存在しないため、通常の人間のように心を失っても身体は滅びず、ハートレスとノーバディは誕生しない(ただしナミネの場合は他のノーバディとは異なる経緯で生まれたため例外)。彼女たちの心が闇の扉を開く「人の心のキーブレード」を作り出す鍵にもなるため、『KH』ではヴィランズとアンセムに次々と捕らえられたが、ソラたちによって救われ、それぞれの故郷である世界へと無事帰還した。
『3D』では、かつてχブレードが砕け散ったうちの「7つの純粋な光」そのもので、「光の世界」の根源であると語られており、彼女たちの消滅は世界が闇に覆われる事と同義である言われている。
ヴィランズ
「ヴィラン」とはそれぞれの世界を支配しようとする悪漢、つまり歴代のディズニー作品の悪役のことで、ヴィランズとはその者たちによって構成された組織の通称である(ゲーム中では呼称されない)。マレフィセントがこのヴィランズのリーダー的存在で、彼女の下で何人ものヴィランが指揮されているが、各々は自らの世界の征服くらいしか考えていないためその内部は一枚岩ではない。闇の力でハートレスを操り、それを手駒として使役することが多い。
XIII機関
ノーバディの中でも特別な力を持った存在達によって結成された組織。
キーブレードマスター
世界の秩序を影から見守る、キーブレード使いの代表的存在。次世代のキーブレード使いを育てる役目も持っており、その弟子はマスター承認試験に合格すると新たにキーブレードマスターとして任命される。かつては世界各地に存在していたがその数は次第に減っていき、『3D』時点で現存しているのは以前からその座に就任していた王様と、新たにマスターに承認されたリクの二名のみとなっている。『BbS』ではマスター・エラクゥスとマスター・ゼアノート、シナリオ序盤でエラクゥスによって任命されたマスター・アクアの三名がいたが、いずれの人物も世界から姿を消してしまっている。また、中盤ではテラもゼアノートからマスター・テラと呼ばれるようになるが、彼は自身の師であるエラクゥスからは正式に認められていないため、呼び名だけという形でのマスターになってしまった。いかに相応の実力があっても自身の師から称号を授からない限りは正式なマスターにはなれないようである。王様の師匠であるイェン・シッドも以前はマスターを務めていたが、現在はその身を退いている。
旅立ちの地を守護するエラクゥスとその弟子たちは、ハートと十字架を組み合わせたような形のシンボルマークを証として身に着けており、後にゼムナスがこのシンボルマークを逆にしたノーバディのシンボルを考案している。
7人の光の守護者と13人の闇の探究者
『3D』でマスター・ゼアノートが語った、キーブレード戦争の再来にしてχブレードの真の生成方法が、7人の光の守護者と13人の闇の探究者がぶつかり合うことである。7はセブンプリンセス同様に純粋な光の数字であり、13は純粋な闇の数字とされている。
ヴェントゥスとヴァニタスによるχブレードの生成に失敗したマスター・ゼアノートは、本来の手順通りの方法でキーブレード戦争を再来させようと目論み、その手段として13人の純粋な闇の探究者として自分自身を量産しようとする計画を立てた。その意思を引き継いでいたゼムナスは、キングダムハーツを媒介とし13人の器に同じ心を植え付けて13人のゼアノートを造り出すためにXIII機関を結成したが、器として適していたのはシグバール(ブライグ)、サイクス(アイザ)、ロクサスだけであり、ロクサスもソラの中に帰ったことで二人しか器を確保できなかった。しかしマスター・ゼアノートは過去の自分自身や、心を植え付けることで枝分かれして増えて行った分身を、シグバールたちも含めて12人まで集め、ソラを最後の器にしようとするもリクたちの妨害によって失敗に終わり、1人欠けたままとなった。
それと対を成す7人の光の守護者とは、現在「光の世界」を守護するキーブレード使いのこと。ソラ、リク、ミッキー、テラ、ヴェン、アクアの6人が該当するが、元々1人欠けている上にテラがゼアノートに体を乗っ取られている状態であるため、厳密には2人欠けている。しかし、マスター・ゼアノートは欠けている人数はおのずと選ばれるだろうと語っていた。

移動手段[編集]

世界を渡り歩くための手段と、そのために必要な乗り物やアイテムなど。

グミシップ
世界を飛び回るためにソラ達が移動手段として使用している船。世界を隔てている壁と同じ物質である「グミブロック」で製造されている。チップとデールはこのグミシップの整備士を務めていて、旅の間ソラ達のグミシップの航海をサポートしている。
闇の回廊
闇の力によって作られた、世界同士を繋ぐ通路。これを使えば光の世界のワールド間だけでなく、狭間の世界や闇の世界とも自由に行き来が可能となる。ハートレスはこの回廊を通ることで世界中に出現している。ハートレスのような純粋な闇の存在の他に、闇に堕ちた者や狭間の存在(XIII機関やナミネを含むノーバディ)のみが使用できるため、これを移動手段として用いるのは主にヴィランズやXIII機関となる。ただし、心に強い感情を抱いていると、まれに闇の力を持たない者でも回廊を開き、別の世界へ導かれることもある。また世界が心を奪われて闇に消えると、闇の回廊がその世界と狭間の世界をひとりでに繋ぎ、その世界の住人を狭間の世界にはじき出すことがある。
闇の力を操る者ならば、自分の意思でどこにでも開くことができるが、心を持つ者は闇の回廊を通るたびに心が闇に蝕まれていく。これはXIII機関のメンバーでも例外ではなく、機関メンバーの纏う黒いコートは、闇に蝕まれて消えるのを防ぐためのものでもある。
異空の回廊
本来なら通る事は許されない禁断の道。闇の回廊とは違い、キーブレードマスターを始めとしたキーブレード使いにしか使えないが、生身で滞在しすぎると心が闇に蝕まれる点は共通している。キーブレード使いは闇に蝕まれぬよう、あらかじめ鎧[注 8]を身にまとうことで、闇から身を防いでいる。
キーブレードライド
キーブレードを乗り物に変形させる技。テラ、ヴェントゥス、アクアはこれに搭乗することで異空の回廊を駆け巡る。テラはバイク、ヴェントゥスはサーフボード、アクアはグライダーに変形させる。
星のカケラ
後にグミブロックと呼ばれることになるもの。イェン・シッドが持つ世界の壁を越えるアイテムで、別世界を移動する力を持つ。ただし持ち主の思う場所に自由に移動できるという訳でもなく、何かに反応してそれに引き寄せられて発動するため、行き先やそこへ移動するタイミングがランダムに決まる場合が多い。修行時代のミッキーはアンヴァースの脅威に立ち向かうため、イェン・シッドに無断で使って世界を渡り歩き、ヴェントゥスとアクアと出会った。
時間移動
『3D』にて明らかとなった時間を超える手段。時を超えるにはまず超えた先に自分自身がいなくてはならず、起きた出来事を変えることはできず、最終的に元の時代に戻される。
ゼアノートの力ではまず最初に肉体を捨てる必要があり、更に時間を超えていって元の時代に戻る際、時を超えていた時の記憶は失われる(しかし青年ゼアノートによれば、記憶は失っても心に標として残るとのこと)。対してイェン・シッドの力では生身のまま時を超えることが可能であり、元の時代に戻ってくる時も記憶は継承される。

その他[編集]

上記以外の系統で物語に深く関わるキーワード。

約束のお守り
カイリがソラ達といつまでも一緒にいられることを願って作ったお守り。デスティニーアイランドに伝わるお守りで、「サラサ貝」の貝殻で「パオプの実」に似せて作ったこのお守りを持てば、仲間と離れ離れになっても必ず再会出来るとされている。お守りの貝殻の中にはソラの顔が描かれているものがある。カイリはソラとリクと共に島を出発する準備を進める中でお守りを作った。
『KH』でソラ達がアンセムとの決戦に向かう時、カイリは彼らの無事を祈ってこのお守りをソラに渡した。『COM』ではナミネによって記憶と同時にこのお守りも形が変えられてしまったが、機関から逃れたナミネが真実を告げてソラがカイリの存在を思い出したため元通りになった。『KH2』でソラとリクが闇の世界から脱出して故郷に戻り、仲間達と再会を喜び合うなか、ソラはカイリに約束通りこのお守りを返した。後に王様からの手紙を読んだソラが世界を救うため再び旅立とうとした時、カイリから改めて同じお守りを渡された。キーホルダーとしてキーブレードに装備でき、同名の武器がシリーズを通じて登場している(形は鍵の部分が「光」の漢字が付けており、白い中剣の様な形になっている)。
つながりのお守り
アクアがキーブレードマスター承認試験の前日に、約束のお守りの言い伝えを基に作ったもので、自分とおそろいのものをテラとヴェントゥスの分も作ってあげた。旅立ちの地ではサラサ貝が手に入らないため、アクアが独自の材料で作り上げたものだが、二人とのつながりを大切にするための魔法がかけてある。3人のものはそれぞれ色が違い、テラが橙色、ヴェントゥスが緑、アクアが青となっている。またスティッチもテラから友達や絆の意味を教わって以来、彼のお守りを真似て作ったお守りを持っている。約束のお守りと同様、アクアのみがキーホルダーとして装備でき、「ブライトクレスト」というキーブレードに変化させることができる。
パオプの実
デスティニーアイランドに実る星形の果実。この実を食べさせ合った二人は結ばれると言い伝えられている。ソラは幼い頃に自分達の秘密の遊び場としている洞窟に描いた自分とカイリの落書きに旅立ちの前日に自分がこの果実をカイリに食べさせる絵を上書きし、後に元通りに戻ったデスティニーアイランドに帰還したカイリがこの絵を見付けて、彼女もこの果実をソラに食べさせる絵を書き加え、『KH2』で帰郷したソラがこの絵を見付けた。
サラサ貝
デスティニーアイランドに生息する貝。ソラ達の故郷の昔の船乗り達は旅の無事を祈ってサラサ貝を身に着けていたらしく、またこの貝殻でパオプの実に似せて作ったお守りを持つと、たとえ離れ離れになっても仲間と必ず再会できると言う言い伝えがあり、そのためカイリはこれで約束のお守りを作った。『Days』ではロクサスが眠っている間にシオンが任務から戻る時に、デスティニーアイランドに立ち寄りこの貝殻を拾ってロクサスに届けていた。
光の扉
ミッキーとイェン・シッドが口にした扉の事で、その存在は場所や状況によって様々な解釈が用いられている。ミッキーは『KH』で闇の世界に残った際に、「闇の中には必ず光がある」という解釈で光への扉がどこかにあると口にした。また、『KH2』ではイェン・シッドがソラの事を「光の扉を開く鍵」と言い、闇の世界に迷い込んだソラとリクが手にしたカイリの手紙の先から光への道が現れ、二人はそれを「光への扉」と呼んだ。そしてリクは光の扉について尋ねたソラの胸を指して「どこにでもある」と答えた。光の世界に心のつながりが深い人物が存在し、なおかつ心がつながることで開かれると思われているが詳細は不明。
闇の扉
闇の探求者アンセム(テラ=ゼアノートのハートレス)が呼び覚ました闇の世界へと通じる扉。ホロウバスティオンではセブンプリンセスの心から人の心のキーブレードを完成させると同時に、闇の世界に続く「鍵穴」を出現させが、ソラによってこの鍵穴は閉ざされた。また、エンド・オブ・ザ・ワールドの奥深くには「闇の世界へと直接通じる扉」が存在し、アンセムによって開かれ全ての世界が闇に飲まれそうになった。だが、扉の隙間から漏れ出した光によりアンセムは消え去り、闇の世界で肉体を取り戻したリクと、同じく闇の世界を冒険していた王様と協力して、ソラたちは大扉を完全に閉め切り、光と闇の両側の世界からキーブレードで鍵をかけたことにより、扉は失われ、世界は救われた。
狭間の者の衣(黒いコート)
XIII機関全員が着用しているフード付きの黒いロングコート。着用した者の気配を消し、闇からの侵食を防ぐ効果を持つ。XIII機関は闇の回廊を通過する際、闇からの侵食を防ぐためにこのコートを常時着用している。リクと王様は機関からの追跡を逃れるために、忘却の城でディズ(賢者アンセム)から手渡されたコートを着ていた。
今ではXIII機関のトレードマークのようなものになっているが、元々はマスター・ゼアノートが使用していたものである。
ジミニーメモ
ジミニーがミニーの頼みで作成しているソラ達の冒険の記録。ソラ達が冒険の中で訪れた世界やそこで出会った仲間達など、様々なできことが詳細に記録されてある。
『COM』で忘却の城を散策した際に彼が今まで記録していたメモが、ナミネの力により自分達の記憶と共に抹消されてしまったため、『KHII』では『KH』の記録が残されていない。また忘却の城の戦いの後、記憶が戻されると同時に城での記憶がなくなった時に備えてナミネにお礼を言うために書き残したメモがある。
また『coded』ではジミニーが調べた時に「彼らの痛みを癒しに戻らなければならない」という謎のメモが書かれており、このことを相談された王様はチップとデールと協力して記録から「過去の世界」をデータ化して再現させ、同じく記録を素にデータ化したソラをこの世界に送り込み、この謎の文章の解明に乗り出した。また、データ化したリクはジミニーメモの分身、つまり記憶の保存する器の住民としてバグブロックを直す努力をしている。『coded』のエンディングでデータ世界のナミネによって、謎のメモを残したのは本物のナミネであった事、そしてデータのバグの原因は、本来記載されていなかった記録(ソラに繋がる者たちの痛みの記憶)をナミネがメモに書き加えたことが原因であったことが判明した。
シーソルトアイス
トワイライトタウンとレイディアントガーデンで売られているアイス。その名の通り海塩のようなしょっぱさと甘さを併せ持った不思議な味をしている。トワイライトタウンではハイネ達がよくこのアイスを食べており、元々人間だった頃からこのアイスが好きだったアクセルがロクサスに勧めて以来、シオンを交えた三人で任務を終えた後に時計塔の上で食べるのが日課となっていた。また仮想のトワイライトタウンで過ごしていたロクサスも、かつてアクセルとシオンとそうしていたように、ハイネたちと時計塔の上で食べていた。
レイディアントガーデンでも賢者アンセムが大好物だったほど好評だった。しかしゼアノートの実験とマレフィセントの襲撃でホロウバスティオンに変貌してから、いつの間にか忘れ去られてしまっていた。だがスクルージが僅かな記憶を頼りに新商品として完成させ、復興したレイディアントガーデンに再び広まっていった。
ハートレスとXIII機関の襲撃の後にマレフィセントの異空間の中でリクがソラ達に渡した箱の中にロクサスの写真と一緒にこのアイスも入っており、ソラ達の新たな世界へ続くゲートへの道標となった。またトワイライトタウンのコンピューターのパスワードにこのアイスの名前が用いられており、これを入力した事で仮想空間へと繋がる装置が作動し、機関の本拠地への道が存在する「もう一つのトワイライトタウン」に辿り着く事が出来た。
記憶の鎖
人が持つ記憶と記憶の繋がり。『KH』の世界の記憶はその一つ一つのかけらが鎖のように繋がって構成されており、人の心を繋ぎとめている。これが解けばその記憶を思い出すことができなくなり、また逆にこの解かれた記憶の鎖を元に戻すと失われた記憶は元に戻り、鎖が解かれていた時の記憶を忘れることとなる(ただし、完全に記憶が消える訳ではなく、なんらかの切っ掛けさえあれば、その時の記憶が蘇る可能性もある)。ナミネはソラとその関係者の記憶の鎖を解いて繋ぎ直す力を持ち、忘却の城に訪れたソラ達の記憶を操作し、XIII機関から解放された後に彼らの記憶を元に戻した。シオンはロクサスの持つソラの記憶のかけらを吸収する力を持ち、このために彼女はキーブレードを扱うことができた。彼女が消滅した後ソラの記憶はロクサスとソラに戻り、吸収されていたキーブレードの力も2人に戻っていった。
レプリカ計画
XIII機関が秘密裏に進めていた計画。キーブレード使いの記憶の欠片をコピーしレプリカ人形に埋め込むことで、人為的にキーブレード使いを量産しようという計画である。レプリカ人形は本編ではリク=レプリカとシオンの2名が登場する。
元々レプリカ製作はヴィクセンが独自に行っていた実験であったが、ロクサスとナミネというイレギュラーなノーバディを手中に収めたことで、キーブレード使い確保の計画に変更された。ナミネの能力でコピーした記憶の書き換えが可能(記憶のコピーは元から機関の技術で可能だったが、記憶の上書きまではできなかった)となり、更にロクサスの中に流れ込んでいるソラの記憶をレプリカ(シオン)にコピーさせていた。
忘却の城において進められており、人の心のキングダムハーツを完成させるためのものであった。この計画が成功すれば、キーブレードの勇者の力を利用するというリスクの高い選択をする事なく効率的にハートレスから心を回収することができるようになり、機関にとってはとても都合のよいものであった。しかし、計画はヴィクセンが消滅したことをきっかけに大きく狂い始め、さらに実験体のレプリカたち(リク=レプリカとシオン)が強い自我を持ってしまったということもあり、計画そのものの大幅な変更を強いられることとなった。最終的にレプリカは2名とも消滅し、キーブレードの勇者のノーバディであるロクサスを連れ戻そうとするも失敗。ロクサスは本体であるソラに戻ってしまい計画は失敗に終わった。
眠りの部屋
ホロウバスティオン(レイディアントガーデン)の地下に隠された施設の奥に存在する「墓場」。忘却の城にあるとされる「目覚めの部屋」とは対を成し、「目覚めの部屋」に似た構造となっている。部屋の中には玉座と、アクアの鎧とキーブレードが収められている。アンセムのコンピュータに特殊なディスクを入れてパスワードを入力しなければ入れない仕組みとなっており、その存在はXIII機関しか知らない。
「墓場」はかつてゼアノートたちがハートレスの製造や心の闇の研究を行なっていた場所で、研究を中止したアンセムによって封印されてきたが、アンセムを追放したゼアノートによって封印が解かれた。シグバールによれば師を追放したゼアノートが真っ先に行なった事が、地下の研究施設の奥に「眠りの部屋」を造ることだったという。ゼムナスは頻繁に「眠りの部屋」を訪れているが、それ以外の元弟子たちは「あの場所は苦手」と言い、近付く事すら避けている。
目覚めの部屋
忘却の城の何処かにあるとされている、もうひとつの「墓場」。ホロウバスティオンの地下にある「眠りの部屋」とは対を成すが、「眠りの部屋」を造ったのがゼアノートであるのに対し、こちらはアクアが造り出した部屋である。部屋にはヴァニタスとの戦いで眠りについたヴェントゥスが玉座に寝かされている。元々は旅立ちの地において玉座と鍵穴があった場所で、アクアがヴェントゥスを安全な場所に隠す為にエラクゥスから聞かされていた仕掛けを作動させた事で、旅立ちの地は忘却の城となり、かつての玉座の間は「目覚めの部屋」となった。
ゼムナスは「友」のヴェントゥスを求めて、記憶に関する研究を名目に忘却の城を新しい活動拠点地とし、部屋を捜していた。またゼムナスから部屋の捜索を命じられていたサイクスも、ゼムナスの真の目的を探るためにアクセルを通じて部屋を捜していたが、忘却の城の仕掛けによって守られた「目覚めの部屋」を捜し出せるのはアクアだけであり、XIII機関が部屋を発見することはついになかった。

作品外用語[編集]

ここで紹介するのは作品中には登場しないが、公式で使用されているキングダムハーツシリーズに関わる用語を記述する。

ダークシーカー編
アンセム、ゼムナス、ゼアノート、マスター・ゼアノートのいずれかが登場し、行動を起こす作品の総称。○○編という名前が付いているが、現在のところはこれ以外に○○編とついたものはなく、現在のところはこれは各編の一つというよりもある特徴を備えた作品の総称と考えた方がいい。
上記の説明だとシリーズ第1作の『キングダム ハーツ』を始め、ほとんどの作品がこれに含まれてしまう。これに含まれないと明白に決め付けられるのは『キー』くらいのものだが、『COM』ではソラ編では上記の4名は一切登場せず、『Re:コーデット』では隠しエンディングにのみマスター・ゼアノートの話が出てくるくらいなので、この2つはこれに含まれるかどうかは不明である。

漫画・小説[編集]

漫画や小説の展開は独自のアレンジが加えられている。旅立つワールドが一部登場しなかったり、『KH2』では漫画はワールドのEP1とEP2の物語が組み合わされていて、小説では主にXIII機関が行動するワールドしか登場しないなど原作ゲームとは差異が見受けられる。

また、『KH2FM』の予約特典の小冊子『KINGDOM HEARTS Another Report』には、それぞれ書き下ろしの漫画と小説が掲載された。

漫画(作:天野シロ
  • キングダム ハーツ(ファミ通PS2連載、全4巻。エンターブレイン刊、現在は絶版)
    • キングダム ハーツ FINAL MIX(スクウェア・エニックス刊の新装版、全3巻)
  • キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(月刊少年ガンガン連載、全2巻)
  • キングダム ハーツII(月刊少年ガンガン連載中、5巻まで刊行中)
  • キングダム ハーツ 358/2 Days(月刊少年ガンガン連載、全5巻)
小説(著:金巻ともこ、画:天野シロ)
  • キングダム ハーツ(上下巻)
  • キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(ソラ編上下巻、リク編1巻)
  • キングダム ハーツII(全4巻、短編全2巻)
  • キングダム ハーツ 358/2 Days(全3巻)
  • キングダム ハーツ バース バイ スリープ(全3巻)
  • キングダム ハーツ Re:コーデッド(全1巻)
  • キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス](全2巻)

その他の話題[編集]

  • ディズニーキャラはもちろんのこと、本シリーズのオリジナルキャラクターの権利もディズニーに帰属している。そのためコミックマーケットなどの同人誌業界は、著作権に対する厳格性で知られるディズニーに配慮し(実際、以前からサークル参加案内にはディズニーキャラクターを題材にした同人誌の発行を禁じる注意書きが存在している)、キングダム ハーツを題材とした同人誌の発行自粛、印刷請負の自粛を作家、印刷業者に呼びかけた。ただしFFキャラはその限りではなく、本シリーズのバージョンでも権利はスクウェア・エニックスに帰属している。
  • 主人公ソラとKHバージョンのドナルド、グーフィーの着ぐるみは既に作られており、日本では2004年8月に開催された「キングダム ハーツ プレミアパーティー」で初登場した。東京ディズニーリゾートではまだ登場していないが、アメリカのウォルト・ディズニー・ワールドではキャラクターグリーティングやパレードに参加したこともある。
  • 東京ディズニーランドでディズニーキャラの仮装で入場できるハロウィンイベントでは、本シリーズのキャラクターの仮装をして入場することは認められていない。仮装はパーク側から「ディズニーアニメーション映画やアトラクションに登場するキャラクター」のみが許可されており、遠慮していただく仮装装飾アイテムのイラストにソラの衣装の一部(ズボンのチェーン部分)が載っている[25]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ スクウェア・エニックスに合併する前のロゴは「Disney SQUARE SOFT」だった。間には同じように鍵マークが入る。
  2. ^ 原典のインタビューでは「ゼアノート編」と発言しているが、現在は「ダークシーカー編」に統一されているためこのように記述する。
  3. ^ 例外は『KH』のティンカー・ベルのみ。
  4. ^ 『バース バイ スリープ ファイナル ミックス』のみ。
  5. ^ a b 『Re:コーデッド』のみ。
  6. ^ 受賞の展開はいずれかの主人公(テラ、ヴェントゥス、アクア)によって異なる。
  7. ^ 当時のパスワードはDTDの名前の由来に因んだセブンプリンセスの名前だったが、作中でトロンによりソラ達の名前に変更された。
  8. ^ 『KH2』『KH2FM』でのシークレットムービーでは鎧の背中にマントが付けられていたが、マルチプレイでの処理上の問題から『BbS』ではマントを外されている。

出典[編集]

  1. ^ キャストと野村哲也氏から多数の秘話も!“キングダム ハーツ リミテッド ステージ”詳細リポート”. . ファミ通.com (2013年10月15日). 2013年10月15日閲覧。
  2. ^ スクウェア・エニックス、和田洋一CEO記者懇親会を開催
  3. ^ IGN: TGS 2004: Tetsuya Nomura Q&A
  4. ^ a b c d e f g キングダム ハーツ アルティマニア 野村哲也インタビューより
  5. ^ 電撃PlayStation Vol.335 野村哲也インタビューより
  6. ^ 『ニンテンドー3DS』ソフトメーカークリエーター 篇 第15回:『KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance』 (2012年4月3日公開)]”. 任天堂株式会社 (2012年4月3日). 2012年4月7日閲覧。
  7. ^ 週刊ファミ通 2009年7月3日号 野村哲也インタビューより
  8. ^ キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ アルティマニア 野村哲也インタビューより
  9. ^ 電撃PlayStation Vol.463 野村哲也インタビューより
  10. ^ 【PCブラウザ】KINGDOM HEARTSχ[chi] 正式タイトル&タイトルロゴ決定”. Message from the KINGDOM. スクウェア・エニックス (2013年2月20日). 2013年11月24日閲覧。
  11. ^ 『キングダム ハーツ』シリーズのディレクター野村哲也氏にインタビュー! ゼアノートが敵となる“Dark Seeker編”はいよいよクライマックスへ
  12. ^ a b キングダム ハーツ バース バイ スリープ アルティマニア 野村哲也インタビューより
  13. ^ ファミ通.com - 【PS4クリエイターインタビュー】『キングダム ハーツIII』ディレクター野村哲也氏が目指す“いちばん高い山””. ファミ通.com. エンターブレイン (2013年10月16日). 2013年10月29日閲覧。
  14. ^ キングダム ハーツ 358/2 Days アルティマニア 野村哲也インタビューより
  15. ^ a b キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス] アルティマニア 野村哲也インタビューより
  16. ^ 『キングダム ハーツIII』ディレクター野村哲也氏インタビュー【追記版】”. ファミ通.com (2013年7月2日). 2013年7月2日閲覧。
  17. ^ Creator's Voice No.12
  18. ^ a b c 週刊ファミ通 2011年7月28日号 野村哲也インタビューより
  19. ^ Official Playstation Magazine 2002年10月号スタッフインタビューより
  20. ^ a b c ニンテンドードリーム 2009年6月号 野村哲也インタビューより
  21. ^ キングダム ハーツII アルティマニア 野村哲也インタビューより
  22. ^ 電撃PlayStation』 Vol.312 野村哲也インタビューより
  23. ^ キングダム ハーツ アルティマニア P.525 野村哲也のコメントより
  24. ^ ファミ通』2010.02/18発売号、野村哲也インタビューより
  25. ^ 東京ディズニーランド スペシャルイベント ディズニー・ハロウィーン イベント期間中は仮装して楽しもう!”. 東京ディズニーリゾート. 2011年7月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]