ダンボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ダンボ Dumbo |
|
|---|---|
| 監督 | ベン・シャープスティーン |
| 製作 | ウォルト・ディズニー |
| 出演者 | エド・ブロフィ ハーマン・ビング |
| 音楽 | オリバー・ウォレス フランク・チャーチル |
| 配給 | ディズニー |
| 公開 | |
| 上映時間 | 64分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | 81万ドル |
| 前作 | ファンタジア |
| 次作 | バンビ |
『ダンボ』(Dumbo )は、1941年制作のディズニーのアニメ映画作品。またその主人公である子象の名前。アメリカでは1941年10月23日に公開している。日本では『空飛ぶゾウ ダンボ』という題名で1954年3月12日に公開された。
目次 |
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
サーカスの象のジャンボのもとに、コウノトリが一匹の赤ちゃん象を届ける。ジャンボはその小象にジャンボ・ジュニアと名づけたが、耳がとても大きく珍しい外見だったので、他の象達に笑われダンボというあだ名をつけられてしまう。
それでもジャンボは愛情をたっぷり注ぎ、可愛い我が子ダンボを大切に育てた。ある日、サーカスを見に来た子供にダンボが耳を引っ張られいじめられているのを見て、母親象のジャンボはたまらずその子供に暴力を振るってしまう。サーカス団員がそれを止めに来るが、興奮したジャンボは思わず団長を投げ飛ばしてしまい、凶暴な象として檻に入れられてしまう。
耳が大きいだけで化け物扱いされていたダンボは誰にも慰めてもらえず、悲しみのどん底に落ちる。これを放っておけなかったサーカス団員のネズミ、ティモシー(チモシーマウス)はダンボを助ける為、ダンボをサーカスのスターにする事を提案。象のピラミッドの頂上へジャンプさせる事を思いつくが、失敗してしまいサーカスをめちゃくちゃに壊してしまう。
この事で惨めな道化役にされてしまったダンボを、ティモシーは檻にいるジャンボに会わせて元気づけようとする。その帰りにとあるきっかけで一緒にピエロたちが落としたお酒の混ざった水を飲んでしまい、ピンクの象達が踊る変な夢を見てしまう。そして気がついてみると、何とダンボたちは高い木の上にいた。ダンボがその大きな耳で飛ぶことができると気付いたティモシーは、カラスたちの協力もあり、ダンボをサーカスで飛ばせることに成功する。勇気を振り絞りサーカスでも飛んで見せたダンボはアメリカ中の人気者になり、最後は開放された母のジャンボともめでたく再会する。ちなみに、ティモシーはハリウッドと契約を結んだ。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 監督:ベン・シャープスティーン
- 動画監督:ウォード・キンボール
- 製作:ウォルト・ディズニー
- 脚本:ジョー・グラント、ディック・ヒューマー
- 脚色:オットー・イングランダー、ビル・ピート
- 作詞:ネッド・ワシントン
- 音楽:オリヴァー・ウォーレス、フランク・チャーチル
[編集] キャスト
- ダンボ:なし(吹き替え:大場久美子)
- ティモシー:エドワード・ブロフィ(吹き替え:牛山茂)
- 団長:ハーマン・ビング(吹き替え:内田稔)
- メイトリアーク:ヴァーナ・フェルトン(吹き替え:久保田民絵)
- コウノトリ:スターリング・ホロウェイ(吹き替え:関時男)
- 悪役:?(吹き替え:後藤真寿美)
- カラス:?(吹き替え:中村雄一、橋本友之、片岡弘貴、吉水慶)
- ダンディ・クロウ:クリフ・エドワーズ(吹き替え:加藤治)
- 意地悪な象さん:ディック・ジョーンズ(吹き替え:土井美加)
- キャティ・ジョー:ビリー・シーツ(吹き替え:北城真記子)
- ジャンボ:ヴァーナ・フェルトン(吹き替え:磯辺万沙子)
- デンボリー王:ポール・ウィンチェル(吹き替え:福田信昭)
- ナレーター:ジョン・マクリーシュ(吹き替え:小山武宏)
[編集] 挿入歌
- ケイシー・ジュニア(Casey Junior)
[編集] メモ
- ダンボ公開の1941年は、欧州では第2次世界大戦が既に始まり、太平洋戦争開戦直前の日米間の緊張もピークに達していた頃であった。真珠湾攻撃の直後を描いたスピルバーグ監督作品『1941』では、米陸軍の将軍が劇場で公開中のダンボを鑑賞し、母子の愛情に涙するシーンがある(もちろんコメディなのだが)
- MGMカートゥーンの『トムとジェリー』に、本作のパロディである「ジェリーとジャンボ(Jerry and Jumbo)」という短編作品が存在する。なお、同作では子象が「ジャンボ」を名乗っている。
- 1970年代中頃に、富士フイルムと東宝の提携により8ミリ映写機を対象とした本作のフィルムソフトが市販されたことがある。但し20分弱に再編集したものであり、本来ならストーリーの途中となる場面でエンドクレジットが表示された。
- 1979年にはTBSテレビ系全国ネットで本作がノーカット放送されたことがある(間にCMを挟んではいたが)。その際の日本語吹き替えはダンボを当時トップアイドルだった大場久美子、ナレーションを新自由クラブ代表(当時)の河野洋平が担当した。その後、1991年12月26日にフジテレビ系列にて日本語吹き替え版がノーカットで放送された。また、ディズニーチャンネルでは割と頻繁に放送されている。
- 耳の大きな人物に対し揶揄する意味で「ダンボ」という言葉が用いられることもある(例として元巨人選手の江川卓など)。
- マンガなどで聞き耳を立てている状態を表現するとき、耳を大きく描くことがある。このことから、聞き耳を立てることを「耳をダンボにする」などと表現することがある。
[編集] 関連項目

