ファイナルファンタジーVIII
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| ジャンル | ロールプレイングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション(PS) Windows(Win) |
| 開発元 | スクウェア |
| 発売元 | スクウェア・エニックス Win版:エレクトロニック・アーツ・スクウェア |
| 人数 | 1人 |
| メディア | [PS]CD-ROM4枚 [Win]CD-ROM5枚 |
| 発売日 | [PS]1999年2月11日 |
| 価格 | 8,190円(税込み) |
| 対象年齢 | CERO: B |
| 売上本数 | 全世界合計:約804万本 日本国内:約369万本 海外:約435万本 |
『ファイナルファンタジーVIII』(-エイト、FINAL FANTASY VIII、略称 : FFVIII、FF8)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたRPGである。ファイナルファンタジーシリーズのメインシリーズ8作目に当たる。
日本での販売数は約360万本。プレイステーションソフトとして販売本数第2位である[注 1]。また、1999年10月3日には、いくつかのバグが修正されたWindows版が発売された。
目次 |
[編集] 概要
タイトルロゴには本作品の主人公スコールとヒロインのリノアが描かれている。
ファイナルファンタジーVIIが初のPS版作品として商業的成功をおさめたことを受け、本作品は予算が前作から倍以上になり、ハリウッドとの連携やスタッフ200人体制などが採られた。本作では、独特なキャラクターカスタマイズシステムとPS史に残る美麗なムービーとシリーズ初の主題歌『Eyes On Me』をかかげ発売された。主題歌は洋楽チャート2週連続首位を獲得するなど、世間一般に「ファイナルファンタジー」の名を知らしめ、その後のシリーズに強く影響を与えた作品でもある。第4回日本ゲーム大賞 優秀賞を受賞。
発売前や発売直後はTVでもよく取り挙げられ、社員がリポーターの前でプレイしてみせる等のかつてないプロモーション量で、TVやラジオ番組などで活躍する芸能人の間でもよく話題になっていた。また洋画『チャーリーズ・エンジェル』にも本作品が僅かに登場している。
[編集] ストーリー
兵士養成学校バラムガーデンに所属する主人公スコール・レオンハートはガーデン所属特殊部隊、SeeDの認定試験に合格しSeeDとなる。その夜行われた就任パーティーでスコールは一人の少女と成り行きで社交ダンスを踊ることになる。翌日、スコールは同じく合格したゼル・ディン、セルフィ・ティルミットと共にSeeDとしての初任務に向かうがその途中、突然の睡魔に襲われてしまう。そのとき見た夢はスコールのまったく知らない、ラグナ・レウァール、キロス・シーゲル、ウォード・ザバックという三人の兵士が登場するなんとも生生しい夢であった。しかもゼル、セルフィもまったく同じ夢を見ていたという。奇妙な夢のことを気にしつつも三人は任務の依頼主の元へと向かう。その依頼主とは昨夜の少女であった。この少女、リノア・ハーティリーが今まで他人に対し無関心を貫いてきたスコールを変えていく存在になるとはこのときは誰も知る由も無かった。
[編集] システム
本作ではキャラクターのステータスを上げるための、「ジャンクション」というシステムが導入されている。これは、従来の武器や防具を装備する行為に代わって「召喚獣」や「魔法」を装備する、という独特な概念である。また、敵キャラクターのレベルが味方キャラクターのレベルに合わせて上昇するため、低いレベルでのゲームクリアが容易になっている。他にもストーリー全編に渡ってプレイできる独自のトレーディングカードゲームが存在する。
[編集] G.F. (Guardian Force)
従来のシリーズの召喚獣に相当する。手に入れたG.F.は『FF6』と同様の形式でパーティキャラクターにジャンクション(接続という意味の英単語)させることができる。G.F.をジャンクションすると、「G.F.」コマンドで召喚魔法を発動することができるほか、パラメータを強化したりバトル中に使用できるコマンドを増やしたりすることができ、武器や防具の装備に代わる育成システムとしての側面も併せ持つ。G.F.は1キャラが複数装着することが可能。また、G.F.はキャラと同様にレベルを持ち、戦闘に応じて経験値とAPを入手して成長していく。
G.F.の入手方法は大きく2つに分かれる。1つはバトル中にモンスターから「ドロー」する方法、もう1つは敵として登場するG.F.と勝負して倒す方法である。「ドロー」で入手するG.F.の場合、そのモンスターはボスであるため、ドローせずに倒してしまうと2度と入手する機会はなくなる。敵として登場するG.F.は基本的にいつでも戦うことが可能である。なお、これ以外にも特定のアイテムによって入手できるものなどもある。
ゲーム中には16のG.F.がプレイヤーキャラがジャンクションできるものとして登場し、名前の変更なども可能である。その他、ジャンクションできないものや、設定上はG.F.と呼ばれるが、扱いとしては敵ボスキャラクターとして登場するものも存在する。
[編集] 育成要素としてのG.F.
G.F.にはそれぞれ固有のアビリティを持っており、G.F.をジャンクションしているキャラクターはそのG.F.の持つアビリティを得ることができる。
G.F.の持つアビリティには、「まほう」「ドロー」「G.F.」といった各種コマンド、能力値の強化やバトルに役立つ付加効果などはもちろん、戦闘でのG.F.を強化するものや、アイテムから魔法を精製したりショップを呼び出して取引ができたりするといった風変わりなものも存在している。中でも特筆すべきは所持している魔法をジャンクションするというアビリティで、これに関しては後述する。
アビリティは戦闘後に手に入るAPを消費することで選択して習得することが出来るほか、特殊なアイテムによってある程度カスタマイズできる。何らかのアビリティを習得した後、ジャンクションアビリティの項目を見ると、習得していないG.F.強化系のアビリティの項目に自動でセットされるという仕様がある為、アビリティ習得後には次に欲しいアビリティをセットする必要がある。
各能力値を個別に強化したり、バトルで使うコマンドを自由に変更できるカスタマイズ性の高さが本作の特徴である。一方で能力値の強化はジャンクションに頼る部分が大きいため、ジャンクションをせずにバトルをするとキャラクターが非常に弱く使い物にならない(アイテムすら使えない)事態となる。時には強制的にジャンクションが交換・外される不親切な場面もあり、ストーリーの後半では主人公がプレイヤーに「他のメンバーが戦闘するかもしれないのでジャンクションをセットしよう」「いまはセットしなくてもいい」等と注意が行われる。シリーズ中でも育成や攻略要素が特に高いシステムだが、理解できないと圧倒的に不利になったり新ルールを強制しておきながら外見が旧態依然で不親切であったりする箇所は、ゲームデザインを担当した伊藤裕之本人やFF10バトルディレクターからも後に苦言がでた[注 2]。
[編集] 魔法のジャンクション
過去のファイナルファンタジーシリーズと違い、本作ではMPを消費して魔法を使うのではなく、魔法をストックし消費する個数制を採用している。各キャラクターが持てる魔法は32種類、1種類につき最大100個である。
魔法は、バトル中にモンスターから「ドロー」することで入手できるほか、G.F.のアビリティによってアイテムから精製したり、フィールド・ワールドマップ上にある「ドローポイント」から入手したりすることでストックができる。
魔法は、魔法をジャンクションするアビリティ(ジャンクションアビリティ)を持ったG.F.をプレイヤーキャラにジャンクションさせることで、キャラが魔法をジャンクションできるようになる。ジャンクションアビリティはキャラのHP、力、体力、魔力、精神といった各能力値などに対応しており、魔法を各位置に原則一種類ずつジャンクションできる。習得している、または習得できるジャンクションアビリティは各G.F.ごとに異なり、G.F.「ケツァクウァトル」であれば魔力やHPなど、G.F「シヴァ」であれば精神や力などに対応したジャンクションアビリティを持つ。
一連の操作は「キャラの能力値に魔法を装備する」という感覚に近く、装備した魔法に応じてその能力値は強化される。能力の強化される幅は個数に比例して大きくなり、同じ魔法でもジャンクションする位置によって上昇する数値は異なり、強力・貴重な魔法ほどジャンクションでの能力値上昇が大きくなる傾向がある。また、ジャンクションアビリティにはキャラの持つ「属性」や「ステータス異常」などに対応したものもあり、「属性攻撃」に魔法「ファイア」を装備すれば「たたかう」が炎属性となったり、「ST防御」に魔法「スリプル」を装備すれば「睡眠」を防御するようになる。これらはジャンクションアビリティの強化によって一箇所に2個以上装備することもできる。
本作では、武器の概念こそ存在するものの防具にあたる装備品は存在せず、キャラクターの強化はこの魔法のジャンクションによって行うことになる。魔法のジャンクションによる能力の上昇幅は非常に大きく、「初期レベルクリア」といったプレイも可能となる一方、普通にレベルを上げてしまっても素の能力値の上昇幅は限定的で、しかも本作ではレベルアップと同時に敵も強くなってしまうため、このシステムによるパラメータの強化が実質的な戦闘力の強化となる。
本作における魔法は「擬似魔法」という位置付けであるためか、従来のFF作品に比べ威力は控えめで、魔法は使うためというよりもステータス強化のためのジャンクション目的という要素の方が強い。またストック数によっても能力値の上昇幅に違いが生まれるため、ジャンクションした魔法を消費してしまうと能力値が下がることになり、それゆえ時には魔法を使うのがためらわれる場合もある。加えてジャンクション次第では物理攻撃が魔法での攻撃よりも強力になる場合があり、さらに「かいふく」「そせい」「ちりょう」といった回復魔法の代用になるコマンドまで用意されているため、本作ではバトルで魔法を使う必要に迫られる場面が旧作に比べ少ない。
キャラクターから魔法をドローする敵や魔法そのものを消してしまう敵も存在するが、これをされた時はジャンクションシステムによりキャラクターの能力が大幅低下するため、場合によっては通常攻撃より手痛い打撃を被ることもある。
[編集] 戦闘コマンドとしてのG.F.
ジャンクションした召喚獣は、戦闘中に「G.F.」というコマンドを使用することで召喚できる。これは従来の「召喚」と同様に専用の全体魔法攻撃を行うというものだが、本作ではG.F.のレベルによって攻撃力が変化する(レベルが上がるとより強力になる)ほか、MPを消費せず(諸々の条件はあるが)、何度でも使用できる代わりに、「G.F.」のコマンドを選択して実際に攻撃が発動するまでには大きなタイムラグがあり、召喚までの待ち時間はG.F.が召喚者の攻撃を代わりに受け止める。このため各G.F.にはHPが設定され、専用のHP回復アイテムも存在する。なお、召喚デモは野村がアイデアを出すことが多く、しかもノリで決まってしまうことが結構多いとの事。[1]
各キャラクターには「相性」というパラメーターが設定されており、それによって召喚までの待ち時間が変化する。相性値が高いG.F.は素早く召喚できるが、逆に相性値の低いG.F.は召喚まで時間がかかる。「相性」はG.F.を召喚したり、特定のアイテム、魔法を使うことで増減する。
召喚魔法のエフェクトの間、コントローラーの□ボタンを連打することでダメージがアップする、「おうえん」というジャンクションアビリティがある。これは長いエフェクトの間にユーザーは待たされるだけになるという意見を汲んだものである。[1]しかし、画面上に"×"マークが表示されているときに□ボタンを押してしまうと75%まで落ちるため、闇雲に連打し続けると逆に弱くなる。
また、ジャンクションできない「乱入型G.F.」と呼ばれるG.F.も存在しており、今作にはFFVのギルガメッシュが乱入型G.F.として再登場を果たしている。
[編集] 属性
属性は炎・冷気・雷・水・風・地・毒・聖の8つが存在する。また、炎と冷気、雷と水、風と地、毒と聖はそれぞれ対立関係となっており、ある属性の耐性が強いモンスターは対立関係にある属性の耐性が弱いことが多くなっている。なお、地属性の攻撃はレビテト状態にある場合や空を飛んでいるモンスターには無効。
一部の魔法や一部の敵の攻撃に属性が設定されているほか、属性攻撃に魔法をジャンクションすることで通常攻撃にも属性を付けることが可能である。また、G.F.のうち、ジャンクション可能な16体のG.F.の中の8体には属性が設定されており、乱入型G.F.にも属性のついた攻撃をするものもいる。
[編集] 武器
本作では「武器屋」といった従来の装備品販売店は存在せず、代わりに武器は「ジャンク屋」というショップで、所定のアイテムを使い改造してもらうことで強化する。改造すると攻撃力・命中率が上昇するほか、主人公スコールの場合は使える特殊技の種類が増える。なお、いったん武器を改造した後でも、材料さえそろえれば以前の武器に改造しなおすことが可能である。
本作では従来の防具に当たるものは存在せず、防御力等の強化は全てジャンクションで行う。
[編集] アイテム
FF8は従来のFFシリーズと比較してモンスターはアイテムを落としやすく、「カード変化」のシステムもあるため、アイテムが非常に入手しやすくなっている。アイテムは単純に使用するほかに精製システムを通じて魔法や他のアイテムに変更したり、武器改造の素材に使ったりといった使い道がある。なお本作では戦闘によって所持金を入手できないシステムになっている。
[編集] 精製
精製とは、カードからアイテムを作成したりアイテムからより強力なアイテムや魔法を作成したりするシステムである。カードからアイテムを作成する事は「カード変化」とよばれ正確には精製ではないが、実際には「カード」→「アイテム」→「魔法」という流れで精製をすることが可能であるため、「カード変化」も一種の精製行為である。
精製を上手に使うことにより非常に手間のかかる「ドロー」の回数を減らすことができる。また精製を駆使することで、序盤に一部最強クラスの武器や魔法を手に入れられるなど、精製をうまく活用できた場合は利点が多い。
[編集] レベル連動制
本作ではプレイヤーのレベルがあがるに従いモンスターのレベルもあがる仕様になっている。(一部のダンジョンを除く)これは初期の提案の名残である。[1]そのためレベルアップによるメリットは、出現箇所やモンスターによってレベルがある程度固定されている従来のRPGと比較して少ない。
また、FF8はキャラクターのレベルが従来のFFと比較して非常に上がりやすい(たとえば序盤に登場する「アルケオダイノス」を2匹倒せばほぼ確実にレベルが1あがる)。ただし、「カード」「食べる」でモンスターを倒すと経験値が入らないなど、レベルを上げないように調節できるシステムも用意されている。
ジャンクションシステムを導入しているため本作では必ずしもレベルアップでの成長に頼る必要はなく、むしろ敵の強化を嫌ってあえて低レベルを維持したまま進行するプレイスタイルもひとつの手段となっている。また、モンスターのレベルアップによりレアアイテム・上位魔法が入手しやすくなるため、「レベルアップによって強力魔法を入手・ジャンクションができる」という二段構えの成長をしているとの指摘もある[要出典]。
[編集] 経験値ボーナス
本作では、戦闘で得られる経験値を戦闘終了時点での戦闘可能なキャラの人数分で分配せず、戦闘可能なキャラへ均等に獲得するようになっている。この基本値に、敵にトドメを刺して倒した数に応じて加算されるボーナス値の合計で算出される。
また従来は逃げて戦闘を終了した場合は経験値などが全く手に入らなかったが、本作では逃げる前に敵にダメージを与えていれば、与ダメージ値にあわせて逃走後に経験値が加算されるようになっており、プレイヤーのレベルを上げやすくなっている(逆にいえば低レベル状態を維持するのが難しくなっている)。なお、敵にダメージを与えても、回復させてから逃げて戦闘を終了すれば加算されない。
[編集] 所持金
本作はバトルに勝利してもお金の入手ができず、お金の入手のほとんどは「給料」「物品売却」の2種類に頼ることになる。
給料はスコール達がSeeD試験に合格した後、一定歩数を満たすごとに所持金に加算される仕組みである。給料額はSeeDランクで変化し、最大額はA(エース)ランクの30,000ギル。
SeeDレベルは、チュートリアルの筆記試験をクリアすれば上昇するほか、ストーリー上のミッションの成功・失敗や戦闘回数および内容などにより、給料振込み時に上下することがある。なお振り込み時にランクの変動がなくても表示されない小数点以下の部分で変動しており、イベント以外の要因でランクがいきなり大幅降格することはない。なお、筆記試験合格後やAランク昇進後には小数点以下の評価レベルが切り捨てられるため、これらの直後は評価が少しでも落ちると直ちにSeeDランクが下がってしまう[2]。
[編集] 特殊技
バトル中にHPが残り少なくなると、「たたかう」コマンドの横に|>マーク(右向き三角マーク)が出て各キャラ固有の特殊技が発動できる場合がある。基本的に残りHPが少なかったり仲間が戦闘不能だったり何らかの不利なステータス異常を起こしていたりするなど、味方が不利なほど特殊技の効果は上がる。また魔法「オーラ」が掛かることにより、HPが減っていなくても特殊技が発動しやすい状態になる。逆に特殊技を封じられるステータス異常「カーズ」も存在する。
ジャンクションによって各キャラの個性は希薄化されるため、大胆に言えば特殊技はキャラが個性を発揮する唯一の要素である。その際男性キャラクターの特殊技は連続攻撃系(物理系)であり、女性キャラクターの特殊技は特殊な効果(魔法系)を持つ傾向がある。ただしゲストキャラたちはその限りではない。なお、アイテムによる知識の習得や武器の改造により、新しい特殊技が使えるようになることがある。
注意:以降の記述で特殊技に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
- スコール:連続剣
- 剣で敵を数回斬った後、一定確率で「フィニッシュブロー」を放つ。ピンチ度が高ければ連続剣の回数が増え、より強力なフィニッシュブローが発動しやすい。武器を改造すると新しいフィニッシュブローを習得し、一番威力の強いフィニッシュブローはライオンハート装備時に使用可能な「エンドオブハート」である。フィニッシュブローは、ほかにラフディバイド、フェイテッドサークル、ブラスティングゾーンがある。
- リノア:コンバイン
- コンバインには「アンジェロ」と「ヴァリー」の2種類があり、それぞれ攻撃方法が異なる。「アンジェロ」はリノアのペットであるアンジェロと力を合わせて攻撃するもので、「ペット通信」を読み一定時間歩くことで、アンジェロに新しい技を覚えさせられる。一番威力の強い技は「ウィッシュスター」。「ヴァリー」はシナリオ終盤になって習得するもう1つの特殊技で、これは発動後に操作不能になるが、所持している魔法をランダムで発動し、魔法の威力も通常時の5倍となり個数を消費しなくなる。なお使用する魔法は、攻撃魔法と不利なステータス異常を起こす魔法(通常敵にかける魔法)であり、回復魔法や有利なステータス異常を起こす魔法は使用しない。使用できる魔法がないときは通常攻撃を繰り返す。
- ゼル:デュエル
- コマンドを入力して格闘攻撃する。入力はコントローラのボタンを押すもので操作も単純なものだが、技中に制限時間が設定されており、プレイヤーには素早いコマンド入力が求められる。一部の技は「格闘王」を読まないとコマンドが表示されないが、表示がなくともコマンドを押せば発動が可能である。ピンチになるほど制限時間が伸びる。一番威力の高い技は「ディファレントビート」もしくは「俺式ファイナルへヴン」で、俺式ファイナルヘブンはFFVIIの「ファイナルヘヴン」のセルフパロディとなっている。なおゼルの場合は無理に威力の高い技を出さずとも、基本技でキー入力のロスの少ない「ヘッドショック」「ラッシュパンチ」を繰り返すだけで大ダメージを与えられる。この連続技はFFVIIに登場したリミット技である「超究武神破斬」を文字って、「超究武神破拳」と呼ばれている[3]。
- セルフィ:スロット
- ランダムに魔法が選ばれるので、選び直して好みの魔法になったらそれを放てる。名前は「スロット」だがFFVIIのようなスロットマシーンは用意されておらず、ボタンを押すごとにメニュー画面に魔法の名前と回数が出るだけである。専用の魔法が4種類用意されている。ピンチ度が高ければより強力な魔法が出やすい。
- フルケア:味方全員のHPを完全回復し、「ゾンビ」、「戦闘不能」以外の不利なステータス異常を治療する。
- ウォール:味方全員を「シェル」「プロテス」状態にする。
- レビテガ:敵を吹き飛ばし、戦闘から消滅させる。
- ジエンド:全ての敵をその場で倒すことができる。ラスボスを含めボスキャラにも効く。
- キスティス:青魔法
- 敵が落とすアイテムを使用することにより、敵が使う技を使用可能。目からビームを放つ「メーザーアイ」や敵にさまざまなステータス異常を起こす「臭い息」等がある。各技にはピンチ度に応じた威力のレベルが設定されており、ピンチ度が高ければ技が強力になる。中でも「ショックウェーブ・パルサー」は威力が強く、他の攻撃は基本的にダメージが9999でカウンターストップするが、この技だけはダメージがカンストを起こさず一度に1万を超えるダメージを与えられる。
- アーヴァイン:ショット
- 制限時間内に敵に向かって銃を連射する。専用の弾を使用し、弾の種類によって効果や装填時間が異なる。ピンチ度が高ければ制限時間が伸びる。波動弾を用いる「ハイパーショット」が一応最強だが、装填時のロスが大きい上に波動弾の大量精製が難しいため、実用性は低い。敵によっては守備力無視でダメージを与えられる「アーマーショット」や、リロード時間の短い「クイックショット」などがよりダメージを与えられる。
- サイファー:始末剣
- 種類は敵全体を攻撃する「雑魚散らし」のみ。サイファーは他のキャラクターよりも特殊技を発動できる上限のHPが高い[4]。
- ラグナ・キロス・ウォード:リミット
- 種類はラグナが「デスペラード」・キロスが「ブラッドペイン」・ウォードが「マッシヴアンカー」のみ。「リミット」はFFVIIの「リミット技」が元ネタ。
- イデア:魔導
- 種類は敵1匹を攻撃する「冷徹なる一撃」のみ。攻撃方法は本作のムービーに出てくる攻撃方法を踏襲している。
以上で特殊技に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] Triple Triad
Triple Triad(トリプルトライアード)とはFFVIIIに登場するカードゲームで、プレイヤーとコンピュータが1対1で交互に縦3×横3のマス目にカードを配置していくゲームである。勝負に乱数要素が介入するファイナルファンタジーIXのカードゲームとは異なり、純粋にカードの強さと戦略性が勝負を分ける。
世界各地の街の人などに□ボタンで話しかける事でプレイできる。カードは主にモンスターの絵が描かれ、カードゲームに勝った相手から奪う、または、バトルで「カード」コマンドを使ってモンスターを倒すことで入手できる(戦利品として入手できる場合もある)。反対にプレイヤーが負けると相手にカードを奪われ、相手がそのカードを使ってくるようになる。このシステムはスタッフが「何度も対戦して取り返す。」というようにしたかったからとのこと。[1]1枚しか所持できない、G.F.やプレーヤーキャラが描かれた「レアカード」も存在する。
カードには、4辺に1 - 10(Aと表示される)の10段階の数字が書かれていて、場にカードを置いた際、隣接する相手のカードと、接した辺同士で数字を比べあう。そして自分のカードの方が大きい数字だった場合に相手のカードを奪う事ができる。このルールは勿論、敵がカードを置いた場合にも適用される。この他、地域ごとに、以下の特殊ルールが様々な組み合わせで設定されており、それに応じた戦略が要求される。特殊ルールの組み合わせは、主人公達があちこちでカードゲームをやる事で少しずつ変わってゆく。
- オープン
- 両プレイヤーとも手札を公開してプレイする。
- プラス
- 場にカードを置いた際、既に場にあるカードと接する面の数字の和が等しい組み合わせが2つ以上できた場合、その組を構成する相手カードを奪う事ができる。このルールはエレメンタルによる数値変更の影響を受けない。
- セイム
- 既に置かれたカードと同じ数値で接する組み合わせが2つ以上できた場合、その組を構成する相手カードを奪う事ができる。また、外周をAとして組み合わせのカウントに含めることができる上位ルール「ウォールセイム」もある。このルールも同じくエレメンタルによる数値変更の影響を受けない。
- なお、プラスまたはセイム成立時に、奪ったカードが隣接するカードに勝っている場合には、隣接するカードも続けざまに奪う事ができる。
- エレメンタル
- 属性が設定されたマスに、同じ属性のカードを置けば全方向の数字に+1の修正が与えられ、異なる属性や無属性のカードには-1の修正が与えられる。
- ランダムハンド
- 手持ちのカードの中からランダムで5枚が手札として選ばれる。
- サドンデス
- 引き分けの場合、ゲームが終わった時点でそれぞれの側にあったカードを新しく手札として再戦を行い、勝敗が決まるまでそれを続ける。ゲーム終了後のトレードでは、ゲーム開始時のカードの組み合わせに戻して行う。
また、ゲーム終了後に行われるカードのトレーディングにも方式がいくつかあり、地域ごとのトレーディングルールの伝搬なども細かく設定されている。
カードは、他の部分と独立したミニゲームという訳ではなく、G.F.アビリティ「カード変化」を使う事で普通のアイテムに変化させられる。特にG.F.やプレーヤーキャラが描かれたレアカードは、入手困難なレアアイテムに変化させられる点が大きな魅力である。なお、カードは当初は単にカードを集めるだけだったがそれだとあまりにもゲームから離れすぎるため「カード変化」が導入された。[1]
また、バラムガーデンにはこのカードゲームの強豪プレイヤーによる組織「CC団」が存在しており、パーティーメンバーの内1人も加入している。
[編集] おでかけチョコボRPG
本作ではポケットステーション用のミニゲーム「おでかけチョコボRPG」が存在する。おでかけチョコボRPGはゲーム内で特定のイベントをこなすことでプレイできるようになる。そこでは、ゲーム本編で入手困難、あるいは全く入手できない貴重なアイテムを入手できることがある。
レアアイテムの入手しやすさはポケットステーション本体の固有IDでランク分けされており、高ランクほど貴重なアイテムを入手しやすい。本編ゲーム中における効果が高いアイテムほど入手率の差が大きく(本編中で入手不可能なアイテムのひとつ「リボン」を例にすると50倍の差)、IDは通信対戦によって書き換えることができるものの、不公平感は否めない。
なお「おでかけチョコボRPG」はポケットステーションを持っていなくてもWindows版の公式サイトからダウンロードすることで遊ぶことが可能。公式サイトからダウンロードすることのできる「おでかけチョコボRPG」には前作「ファイナルファンタジーVII」の音楽が一部使われている。もちろんPS版にデータを移行することはできない。
[編集] その他
コンフィング画面にあるチュートリアルで、ストーリー背景や基本操作・説明書には載っていない「ちょっとしたコツ」をいつでも見られる。
G.F.を「ドロー」で入手できるボスでは、ドローする前とドローした後で攻撃方法が変わったり、状態変化する場合がある。以下がその例である。
- シュメルケ(ドロー前:オートリフレク、ドロー後:リフレク解除)
- ノーグ(ドロー前:ウォータを使用、ドロー後:ウォータ以外の魔法を使用)
- 風神1回目(ドロー前:トルネドを使用、ドロー後:特殊技を使用、トルネドは使用しない)
FFシリーズでは初めて、1万以上のダメージを与えることができる。通常、1万以上の値が出る場合は9999でカウンターストップするが、上記の青魔法「ショックウェーブパルサー」以外には、以下の攻撃方法に限りこの上限を超えられる。
- G.F.「エデン」
- G.F.「サボテンダー」
- コチョコボの召喚魔法「チョコボックル」
- コマンド「自爆」
[編集] バグ技
一つの魔法を何カ所でもジャンクションできるという裏技(マルチジャンクション)があり、たとえばアルテマをすべての能力に反映することもできる。これを用いると非常に簡単にキャラクターが強くなる。このバグ技はWindows版では修正されている。[5]
[編集] 主題歌
本作ではファイナルファンタジーシリーズとしては初めての主題歌が起用された[注 3]。フェイ・ウォンが起用された理由はシナリオライターの野島一成がフェイ・ウォンのファンであり、歌い手を誰にするか悩んでいた時に集められたCDの中に野島がフェイ・ウォンの曲をいれていたことで、フェイ・ウォンに決まったという。[6][7]ゲームの挿入歌でありながらEyes On Meは記録的なヒットとなり、1999年の日本ゴールドディスク大賞を含む数々の賞を受賞している。なお、ゲーム中では様々なアレンジが流される。
- OP : Liberi Fatali
- ED : Eyes On Me
- 作詞:染谷和美
- 作曲:植松伸夫
- 歌:フェイ・ウォン
ゲーム中でたびたび流れる「FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC」はアナグラム[6]で並び替えると「SUCCESSION OF WITCHES」と「LOVE」となり、「魔女の力の継承」を取り除くと(本作のテーマのひとつである)「愛」が残る、という仕掛けになっている。 これらをひとまとめにし「SUCCESSION OF WITCHES’LOVE」(魔女の愛の継承)とするのは誤解釈である。
[編集] ハングアップの問題
発売後、一定条件下でエスタに入った時にゲームの進行が停止するという問題が発覚し、新聞などで大きく取り上げられた。この問題は以下の条件を全て満たしたときに発生する。
- Disc3でトラビア渓谷でのラグナのイベントを見る前に、セントラ遺跡の時間制限イベントをクリアしていない
- ラグナのイベントの後にセントラ遺跡の時間制限イベントに挑戦する
- 戦闘中に時間切れになった際に再挑戦を選ぶ
尚、このハングアップ問題はWindows版では発生しない。またアルティメットヒッツ版では修正されていないため、このバグについて注意事項の用紙が入れられているほか、アルティマニアにも掲載されている[8]。
[編集] 世界観
注意:以降の記述で世界観・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 国家・地域
本作の世界は、大別して4つの国とそれ以外の地域に分けることができる。マップ上の陸地は佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県の4県を組み替えたような形をしている。本作の世界はFFVIIが薄暗い世界を舞台としていたので「明るい感じにしよう」というコンセプトの元で作られている[9]。
- バラム公国
- 美しい海と温暖な気候に囲まれた、小さな島国。SeeDと呼ばれる傭兵集団を抱えるガーデンがある。「バラムフィッシュ」が名物。国防をSeeDに頼っている部分が多く、ガルバティア・エスタの両強国と海を挟んで対峙しているにもかかわらず、独自の軍隊は持っていない[10]。
- ガルバディア共和国
- 強大な軍事力を持つ西の大国。共和制とは名ばかりの独裁国家であり、終身大統領の恐怖政治によりその国力は成り立っている。首都はデリングシティ。領内に存在するガルバティアガーデンは軍人の養成機関としての面が強くなっている。砂漠地帯に生息する「ウエスタカクタス」が名物[11]。
- ティンバー
- 森と湖の国。かつては独立国であったが、豊富な天然資源を狙った隣国ガルバディアに侵攻され、主権を失った。ガルバディアの占領下にあるが、「森のフクロウ」などのレジスタンス組織の抵抗が根強い。名前の由来は森林を意味する「timber」から[12]。
- トラビア
- 北方の雪国。ガーデンはバラムガーデンと親交が深く、SeeD筆記試験に合格した者を派遣して実地試験を受けさせている。なお徴兵制を採用しているため、全国民はガーデンでの軍事訓練の義務を負う。北部には人とは異なる姿をしたシュミ族の村がある[13]。
- エスタ
- 優れた科学技術を誇る東の大国。魔女戦争の際、世界中を敵に回して戦った。17年前に突如外界との接触を断ち、それ以来「沈黙のエスタ」と呼ばれている[14]。沈黙した理由については後述する。
- ドール公国
- ガルバディア大陸東端に位置する小国。かつての大国、神聖ドール帝国の名を残すが、その面影は感じられない。この世界では数少ない電波塔を保持している[15]。
- F.H.(フィッシャーマンズ・ホライズン)
- エスタの技術者達が分離独立して興した街。かつてはティンバーとエスタをつなぐ橋の中間に位置する駅であったが、完成後程なくしてエスタが外界との接触を断ち、駅としての役目はなくなった。駅であった名残から、街の長は駅長と呼ばれている[16]。
- セントラ
- 過去に起きたモンスターの大量降下現象「月の涙」で滅んだ地域。荒涼とした荒れ地のどこかに古い遺跡がある[13]。
[編集] 魔女と疑似魔法
本作における魔法は、「魔女」と呼ばれる、特別な力を持った女性だけが持つ能力である[17]。他の人間や魔物もそれに似たものを使えるが、それは威力の小さい擬似的なものであり「疑似魔法」と呼んで区別される[17]。バラムガーデンではG.F.との相乗効果による疑似魔法の強化法が研究され、ある程度の威力を持った疑似魔法の使用が可能となっているが、「真の魔法」は、物語中では敵の魔女と、「ヴァリー」状態のリノアが使うものが確認されるに過ぎない。
疑似魔法の能力自体はモンスターや、各地に存在するドローポイントと呼ばれる魔力があふれ出ている場所から、その魔力を取り出す(ドロー)ことで獲得でき、訓練さえつめば誰でも使用自体は可能[17]。獲得した魔法を魔法として使うほかにも、G.F.を介して装備することにより自己の強化が可能。しかしG.F.を装備することが使用者の記憶の欠落を誘発している(G.F.が装備者の精神に自身が駐留するためのスペースを確保してしまうためで[17]、要するに副作用である)という批判もあがっており[17]、特にガルバディアガーデンはG.F.の利用に対し否定的な立場を取っている。このため、ガルバディアガーデン出身のアーヴァインだけはスコールたちが忘れてしまったある重大な事実を覚えている。
なお、セルフィの「スロット」やガルバティア兵の疑似魔法使用などG.F.を使用せずに疑似魔法を使用する方法も存在する。ただし、G.F.を介さないで疑似魔法を使用する場合、放つ魔法の種類を制御できなかったり威力が弱まったりするためG.F.を介した場合と比較して実用性は劣る。
魔女は自らが持つ魔力を使い一般の者を恐怖に陥れたと伝えられている[17]。が、魔女の全てがそうだったのではない。自らの力を忌み嫌い、終生隠遁生活を送っていた者もいると言われる[17]。また魔女の中には信頼の置ける男性を「魔女の騎士」として側に置き、魔女であることの不安に共に立ち向かった者もいると伝えられている。なお、魔女の力はその血筋には全く関係なく、その資質を魔女に認められて力を継承されることによって代替わりしており、また魔女はその力を持ったまま死ぬことはできない[17]。
なお作中において「世界を創造したハインが自らの半身を人間に与えたとき、その半身は力を持たない抜け殻であった」という伝承が登場するが、ここで言及されている「力を持った方の半身」が魔女の起源かどうかについては示されていない。
[編集] SeeD
魔女を倒すために設立された傭兵集団。シドが設立したバラムガーデンのSeeDとイデアが設立した白いSeeDの2種類が存在し、物語の中心となるのはバラムガーデンのSeeDである。バラムガーデンにて15歳になるとSeeD試験への参加が認められる[18]。が、合格者は3割程度に留まる。また、20歳になると引退させられるため在任期間は最長5年である。SeeDになると専用の制服と個室が与えられ、給料が払われるようになる[18]。
設立資金を援助したノーグの思惑により当初の目的を離れ各国に優秀な戦力として派遣されることが多くなり、軍事バランスをも左右する存在となる。また、上記のG.Fの副作用が囁かれ始めた後もノーグは派閥を利用しこれを抑えつけている。
SeeDとは種を意味する英単語であり、庭(ガーデン)で育つ種(シード)という意味を持つ[17][9]。
[編集] エスタの沈黙
『ファイナルファンタジーVIII』に登場する都市や国家の内、エスタを除く各地の間は多かれ少なかれ交流が存在するが、エスタだけは他の国と接触を持たず沈黙を保っている。これは17年前にエスタで大規模なクーデターが発生して以降、エスタが諸国との接触を断っているためである。このエスタの断交は「エスタの沈黙」と呼ばれている。そのため、エスタが平和主義国家になったことは他国には知られておらず、未だに警戒心を持たれている。
17年前、エスタは強大な力を持った魔女「アデル」に支配されていた。アデルは、自らの力を継承する器となる女性を捜すため、世界各地に兵を送り暴虐の限りを尽くしていたが、とある事件を機に宇宙に追放、封印された。外部からのアデルへの意識の接触を防ぐために、強力な電波を発生する装置を使用しているため、これ以降長距離通信(電波放送など)は行えず、テレビの放映等は地下に張り巡らされたHD(ハイパー・データ)ケーブル通信を用いている[17]。
[編集] 登場キャラクター
声優はキングダムハーツシリーズ、ディシディアファイナルファンタジーのもの。
[編集] メインキャラクター
今回名前の変更が可能なメインキャラクターはスコールとリノアだけであるが、これはプレイヤーに対しての配慮とのこと[19]。
- スコール・レオンハート (Squall Leonhart)
- 年齢17歳 身長177cm 誕生日8月23日 血液型AB型
- 声:石川英郎
- 主人公。バラムガーデン所属のSeeD候補生。ガンブレードという特殊な武器を使用する。無口で無愛想な上、常に他人と距離を置いた姿勢をとる孤独癖のある青年。ただ、ガーデン内の成績はトップクラスで、彼に一目置く者も少なくない。サイファーに一方的にライバル視されており、額の傷はサイファーとの訓練中(実際は決闘さながらの真剣勝負)でつけられたもの。
- 実は孤独な生い立ちで、かつて孤児院にいた時に実姉のように慕っていたエルオーネがある事情で自分の前からいなくなってしまった寂しさで、他人に対して心を開く事を極端に恐れるようになってしまった。5歳の時にサイファーと共にバラムガーデンに入学しており、過去の記憶はG.F.によって失っていたものの、そのような過去からか他人を思いやるほどの心的余裕がなかった。しかしリノアとの出会いを機に、徐々に行動的で熱い男に変貌していく。いつも着けている獅子の首飾りは彼の孤高の意志と強さの象徴であり、獅子にはグリーヴァという名前が付いている。また、今や扱いづらいことで前線ではほぼ使われなくなったガンブレードを扱うのも彼の強さの拘りである。
- なお「KH」シリーズにおいては年齢、容姿、更に名前(本名は同じだがKHでは「レオン」と名乗っている)までもが大幅に変更され、主人公の兄貴分のキャラクターとして描写されている。『KHII』ではFFVIIの主人公クラウドと共演を果たした(1作目ではコロシアムでの対戦時のみ)。(カード:ラグナ所持)
- 「ディシディア ファイナルファンタジー」にも登場した。
- リノア・ハーティリー (Rinoa Heartilly)
- 年齢17歳 身長163cm 誕生日3月3日 血液型不明
- 本作のヒロイン。ティンバーのレジスタンス組織「森のフクロウ」のメンバー。明るく勝ち気で、直情的な性格。スコール達にクライアントとして関わり、物語序盤からスコールに想いを寄せるようになる。後に成り行きに近い形でスコールたちと行動を共にするようになる。父親はガルバディア軍の事実上の最高実力者であるカーウェイ大佐だが、父親への反発からか数年前に家を飛び出し、今は母親の旧姓である「ハーティリー」を名乗っている。メインキャラクターの中では唯一孤児院の出身ではない。ブラスターエッジというチャクラムを飛ばして攻撃する武器を使用する。
- 彼女のキャラデザインは野村哲也であるが、ファミ通のインタビューによればシナリオ担当の野島との連絡ミスで、当初予定していたキャラとは違うものになっていたとのこと。この時野村氏は「リノア語録」とよばれるノートを作成し、野島氏に渡していた。ちなみに、彼女の独特なセリフの一部は、野島の知り合いの外国人の娘の話し方がモチーフである。(カード:カーウェイ大佐所持)
- キスティス・トゥリープ (Quistis Trepe)
- 年齢18歳 身長172cm 誕生日10月4日 血液型A型
- バラムガーデン所属のSeeD兼教官。チェーンウィップという鞭を使用する。才色兼備の女性で、ガーデン内にファンクラブもできるほどの人気者。最年少(15歳)でSeeDになり、17歳で教員の資格を取る程のエリート。しかしそれ故に挫折には不慣れで苦悩することも多く、その素質を疑問視する教官もいる。物語の序盤で、教え子にあたるサイファーの実地試験での命令違反により指導力不足として教員の資格を剥奪されてしまい、以後SeeDとして活動している。それでも教師であった頃の名残からか、時折仲間たちに「先生」と呼ばれている。教え子でありながら、ひとつ年下のスコールに対しては好意を抱いていたが、リノアの出現で自ら身を引いた。
- 彼女もスコールたちと同じ孤児院の出身。彼女は引き取り手が見つかったものの、その家とは上手くいかず、10歳の時にバラムガーデンに入学している。入学した直後は同じ孤児院にいたスコールやサイファーの事に気付いていたが、G.F.によって徐々に幼少時の事を忘れてしまっていた。敵の技を覚え、使用する青魔法の使い手でもある。(カード:トゥリープFC会員所持)
- ゼル・ディン (Zell Dincht)
- 年齢17歳 身長168cm 誕生日3月17日 血液型B型
- 出身地バラムでは「暴れん坊ゼル」と呼ばれていたほどの、やんちゃなSeeD候補生。校則違反の常習者で風紀委員にマークされており、ガーデン内の成績もいまいちな、通称「チキン野郎、弱虫泣き虫ゼル」。反面様々な情報に精通している、自称「物知りゼル」。その情報通はスコールでさえ本当に関心する程。また手先が器用で、見本があれば複製品の指輪を作ることができる。学食のパンに強い憧れを抱いているが、人気が凄まじい為いつも出遅れてしまうらしく、いまだに口にしたことはない。
- 実は彼もまたスコールたちと同じ孤児院の出身で、幼い頃にバラムに住むディン夫婦に引き取られた。G.F.によって自分がディン夫妻の本当の子どもではないことを忘れていた為、記憶を取り戻した後は少々ショックを受けるが、それでも変わらずに実の両親のように慕っている。
- 高い格闘能力を持ち、戦闘ではグローブを着用してのパンチを得意とする。(カード:ゼルの母所持)
- セルフィ・ティルミット (Selphie Tilmitt)
- 年齢17歳 身長157cm 誕生日7月16日 血液型B型
- 声:青木麻由子
- バラムガーデンと親交が深い、トラビアガーデンからやって来たばかりの転校生。武器として「ヌンチャク」を使用する。天然ボケな発言とは裏腹に、ゼルすら凌ぐ行動力と体力の持ち主。転校して早々に空位であった学園祭実行委員になる。頭の中では常にトラビア弁(関西弁に似た方言)で物事を考えており、意外と毒舌。幼少の頃にスコールたちと一緒にいた孤児院から出た後は、トラビアガーデンに入学している。トラビアガーデンではG.F.の使用は禁じられていたが、セルフィは12歳の時にあった実地訓練で倒したモンスターがジャンクションしていたG.F.をジャンクションしてしまった為、孤児院にいた時の記憶を失っていた。スタッフによると何でもありのキャラクターだったとのこと[17]。
- スコール同様「KH」シリーズにも登場しており、外見などは似ているが年齢が違う。(カード:セルフィの親友所持)
- アーヴァイン・キニアス (Irvine Kinneas)
- 年齢17歳 身長185cm 誕生日11月24日 血液型A型
- ガルバディアガーデンの生徒。狙撃を得意とし、戦闘ではショットガンを扱う。女の子を見ると片っ端から口説くなど軽い男に見えるが、それは本来のナイーヴな性格を隠す為のもの。また本番にはかなり弱く、かなりのヘタレ。スコールたちと同じ孤児院にいた孤児だったが、スコールが「覚えていない」という程、当時は影が薄かったらしい。孤児院から出た後はガルバディアガーデンに入学し、スコールたちと再会するまでG.F.を使った事が無かった為、彼等が失った幼少時の記憶を唯一人覚えていた。セルフィには小さい頃から好意を抱いており、口調もそれとなくセルフィに似てくる。野島によると無意識のうちに口調を似せてしまっているらしい。(カード:F.H.のフロー駅長所持)
[編集] サブキャラクター
ラグナ、キロス、ウォード、そしてエルオーネ(後述)の年齢については、スコールの夢の中の年齢。
- ラグナ・レウァール (Laguna Loire)
- 年齢(夢の中では)27歳 身長181cm 誕生日1月3日 血液型B型
- 時々スコールが見る不思議な夢の主人公。ことわざ、更には人の名前ですら間違える事が多く、緊張すると足がつるなど、おっちょこちょいな人物。一度こうと決めると後先考えずに突進するので、キロスとウォードはしばしば迷惑を蒙っている。しかしながら周囲を惹きつける熱い心と実直さを持ち、キロス、ウォードを始め彼を慕う人物は多い。元はガルバディア兵だったが、ある任務で重傷を負って軍を退役。その時の怪我でウィンヒルに担ぎ込まれた自分を親身になって世話してくれたレインと、その養女であるエルオーネと過ごすうちに、次第に彼女たちを守りたいと思うようになる。
- しかし平穏な日々は長くは続かずエルオーネがエスタ兵に攫われてしまい、キロス、ウォードと共にエルオーネを助けるためにエスタを目指す。途中で記者、俳優など様々な紆余曲折を経てエスタに辿り着き、エルオーネを守る為に当時エスタを独裁政治で支配していた魔女アデルを封印するも、その功績と人柄が支持されて本人の意思と関係なく大統領まで駆け上がってしまう。しかしアデルを封印した直後、混乱真っ只中のエスタを放っておけなかった彼はエルオーネだけを先にウィンヒルのレインのもとに帰すが、レインはその直後に亡くなってしまい、あの時自分も一緒に行けばレインにも会え、エルオーネと17年も生き別れにならずに済んだと後悔している。
- ゲーム中明確な表現はないもののスコールの父親である。漫画好き。使用武器はマシンガン。特殊技ではアクション映画さながらのアクションを行う。(カード:エルオーネ所持)
- キロス・シーゲル (Kiros Seagill)
- 年齢(夢の中では)23歳 身長191cm 誕生日7月6日 血液型O型
- ラグナの仲間。無茶な行動や天然ボケ発言を繰り返すラグナに対するツッコミ役的存在。褐色の肌と、独特な服のセンスを持つ。趣味はラグナそのもので、「ラグナなしの人生は考えられない」とは本人の弁。怪我を期に軍を退役した後は、別の場所に搬送されたラグナを探してウィンヒルで再会する。そして誘拐されたエルオーネを救出しようとエスタを目指すラグナに同行し、エスタで反アデル派のクーデターに関わる事になる。
- 約17年経った現在ではエスタで大統領補佐官を勤めており、エスタ軍とガルバディア軍との交戦の場に居合わせてしまった白いSeeDの船で偶然エルオーネと再会し、彼女を保護してラグナのもとに連れて行った。武器はカタールで、特殊技ではカタールで6度相手を切り刻む。(カード:デリングシティ・ショッピングモールにいる黒い服の男所持)
- ウォード・ザバック (Ward Zabac)
- 年齢(夢の中では)25歳 身長217cm 誕生日2月25日 血液型A型
- ラグナ・キロスの仲間。大柄な外見に似合わずよく喋り、表情豊か。ある偵察任務でエスタ兵と交戦になった際、喉元を斬られた事で全く喋れなくなる。その後は主にキロスが「通訳」を買って出ている。その時の怪我で軍を退役した後はガルバディアのD地区収容所で働いていた。なお、この時D地区収容所に収容されていたゼルが、当時収容所で働いていた時のウォードにジャンクションしていた事で、結果的にスコールたちを救う事になる。しかしキロス同様に退屈だった為すぐに辞め、後にラグナたちと合流してエスタに関わる事になる。使用武器はハープーン。特殊技では武器をミサイルのように扱う。(カード:オダイン博士所持)
- サイファー・アルマシー (Seifer Almasy)
- 年齢18歳 身長188cm 誕生日12月22日 血液型O型
- 声:子安武人
- スコールより1歳年上のSeeD候補生で、学園一の問題児にもかかわらず何故か風神と雷神を連れて風紀委員長を務める。同じガンブレード使いであり、実力伯仲のスコールを猛烈にライバル視している。とっくに正SeeDになっていそうな実力の持ち主だが、自己中心的で協調性皆無な上、必要以上に好戦的な性格ゆえ万年候補生に甘んじている。最終的にはバラムガーデンを抜け出し、イデアと出会い、永年のロマンティックな夢だった「魔女の騎士」となり、その後何度もスコール達と戦うことになる。ちなみに「魔女の騎士」に憧れるようになったのはラグナ主演の「魔女の騎士」を題材とした映画を幼少期に見たからであり、サイファーの戦闘におけるガンブレードの構えは、この映画の中でラグナが使った構え方である。犬が嫌いで風紀委員長からのお知らせにも校内への犬の持ち込み不可について記されている。序盤(SeeD試験時)に一度仲間としてパーティに参加する。キングダムハーツにも登場する。(カード:シド所持)
- イデア (Edea)
- 年齢等は一切不明
- ガルバディアに突如現れた妖艶な魔女。当初はデリング大統領が世界に対して優位に立とうと企み彼女と手を組んだのだが、巨大な魔力で国民を魅了し、デリング大統領を殺してガルバディアの最高指導者となる。魔女を倒す為に作られたSeeDに対しては並々ならぬ憎悪を抱いており、自国のガルバディアガーデンを除いた2校のガーデンを破壊するためにミサイル発射を命じる。
- フルネームはイデア・クレイマー。バラムガーデンの学園長シド・クレイマーの妻で、かつてスコールたちがいた孤児院で彼等の面倒を見ていた「ママ先生」。また自身の敵とも言えるSeeDと、それを育てるガーデンの提唱者でもあった。以前は優しく献身的な女性で、スコールたちの事も本当の子どものように可愛がっていたが、成長したスコールたちの前に現れた彼女にはその面影が全く感じられない。
- 実は彼女自身も未来の魔女アルティミシアに操られている。アルティミシアの干渉を強く受け始めた時、まだ辛うじて正気を保っていた彼女はこのままでは遅かれ早かれ精神を乗っ取られてしまうと悟り、エルオーネを守る為に彼女に関する情報をアルティミシアに渡さないよう自ら精神を閉じ、SeeDが自分を倒してくれる事を願いながら抜け殻となった肉体をアルティミシアに明け渡してしまった。後にスコールたちに倒されたことで正気に帰り、エスタへ向かう時には一時的に仲間としてパーティに加わる。(カード:イデア所持)
[編集] その他のキャラクター
- シド・クレイマー (Cid Kramer)
- 年齢40代
- バラムガーデン学園長。穏和な性格で生徒たちの信頼も厚い。ガルバディアに突如現れた魔女イデアは彼の妻であり、悪しき魔女を倒すSeeDとしての役割と妻への思いに板ばさみになり、イデアとの戦いから逃げ出してしまった。何故かスコールを特別視している。
- 雷神 (Raijin)
- 年齢18歳
- 声:中井和哉
- サイファーを慕うバラムガーデンの風紀委員。語尾に「~だもんよ」を付ける。人当たりが良い性格で、スコールたちに対してもわだかまりなく接している。弱音を吐くなどすると年下である相棒の風神から強烈な喝を叩き込まれるなど、完全に尻に敷かれている。虫が好きらしい。暴走していくサイファーを傍で見ながら、友人として彼を止めるべきか、最後まで彼に従い続けるべきか迷いを見せるようになる。名前のとおり、雷属性の技・魔法を使う。KH2にも登場する(名前が「ライ」になっている)。
- 風神 (Fujin)
- 年齢17歳
- 声:夏樹リオ
- サイファーを慕うバラムガーデンの風紀委員。隻眼の女性。発言の大部分が漢字のみで構成される。しかし終盤のイベントでは普通のしゃべり方をする。雷神が弱音を吐くなどすると、強烈な喝を叩き込む。冷淡な言動とは裏腹にサイファーへの献身的な想いは誰よりも強く、サイファーが魔女イデアに従うようになった後もずっと付き従っていきたいという想いがあったが、雷神同様に何者かに操られているかのように世界に悪い影響を与えるサイファーを見て、その心に徐々に迷いが生じるようになる。名前のとおり、風属性の技・魔法を使う。KH2にも登場する(名前がフウになっている)。
- ニーダ (Nida)
- スコール達と一緒にSeeD試験に参加し合格。ガーデンを動かす程の人物になりたいと思っていたところ、物語中盤から物理的な意味でガーデンを動かす人物になる。存在感が薄いというコンプレックスを持っていながら、ガーデン納涼カード大会で優勝するなど、意外と目立つ機会が多い。
- シュウ (Xu)
- スコール達の先輩のSeeD。スコール達が受けた実地試験では任務の説明をしていた。リーダーシップに優れ、緊急事態が起こったときは率先してSeeDをまとめる。キスティスとは同じ趣味を持つからか、かなり親しい。
- エルオーネ (Ellione)
- 年齢(夢の中では)4歳
- 物語のキーパーソンとなる人物。スコールたちが見た夢では4歳の少女だったが、実は夢を見る前に既に彼等に会っている。生まれながらに「自分の知る人間の意識を、自分が知っている人の過去にジャンクションさせる」という特殊な能力を持っている。通称エル。
- 2歳の頃に両親を戦災で亡くし、同じウィンヒルに住むレインに引き取られる。4歳の時に運ばれて来たラグナとは家族ぐるみの付き合いがあり、レインとラグナを本当の両親のように慕っていた。
- しかしある日、魔女アデルの後継者候補の少女を集めていたエスタ兵によって誘拐されて、エスタに連れて行かれてしまう。その中で彼女の持つ能力に目をつけたアデルとオダイン博士に実験体にされるも、エスタにやってきたラグナたちに救出される。アデルが封印された後は、混乱真っ只中のエスタからひとりウィンヒルのレインのもとに帰されるものの、彼女が帰って間もなくレインはラグナの子どもを生んで亡くなってしまい、当時はラグナたちとも連絡がつかず、行き場を失ったエルオーネはレインの子どもと共にクレイマー夫妻の経営する孤児院に引き取られた。そこでスコールたちより少し年上の姉として共に過すこと数年、オダイン博士に狙われていた彼女はひとりイデアによって白いSeeDの船に預けられ、スコールたちと別れた後の10年以上の時間を船の上で過す事となる。
- 実はスコールたちが時折見るラグナたちの夢は、彼女が自分の持つ能力で起こしている現象である。野島によると彼女自身はスコール達との関係を覚えていたが、当人にとって重要な話であったために言い出せなかったとのこと。その特殊な能力故にアルティミシアに狙われている。
- ジュリア・ハーティリー (Julia Heartilly)
- リノアの母で、かつてガルバディアで有名だった歌手。ラグナの憧れだった人で、元々はバーでピアノを弾いていたが、ラグナとの出会いで思い浮かんだ詩を書き、歌手として有名になる。ラグナに想いを寄せていたが、ラグナが戦場に行ったきり帰って来ることはなく、落ち込んでいたところを当時少佐だったカーウェイ大佐に慰めてもらった事がきっかけで彼と結婚。後に夫との間にリノアが生まれるが、彼女が5歳になる前に事故で他界している。
- フューリー・カーウェイ (Fury Caraway)
- ガルバディア軍大佐。少佐時代に歌手のジュリアと知り合い結婚。リノアの父親であるが、親子仲は良好ではない。
- アデル (Adel)
- 過去にエスタを独裁し、世界中を恐怖に陥れた魔女。自身の後継者候補として世界各地から少女たちを集めていたが、その中でも特殊な力を持つエルオーネに目を付けていた。17年前にラグナたちが起こしたクーデターでアデル・セメタリーに封印され、宇宙に飛ばされた。アデルに外部からの思念が干渉しないよう、アデル・セメタリーには強力な電磁波が発生しており、それが17年前から世界規模で起こっている電波放送の不通の要因となっている。後にリノアに憑依したアルティミシアの手によって復活を遂げる。
- レイン(Raine)
- エルオーネの幼少時代の保護者。ガルバディア領ウィンヒルに住んでいた。辺境での任務で重傷を負って担ぎ込まれたラグナを介抱し、少しずつラグナと想いを寄せ合うようになっていく。しかしラグナが一箇所に留まるタイプではないと察しており、それを気遣って素直に好意を言い出せずにいる。ラグナがエルオーネを助けにエスタにいる間にラグナの子供を出産するも、その直後に衰弱してしまい、帰ってきたエルオーネに看取られながら亡くなってしまう。死に際の彼女の「ラグナに子どもを見せてあげたかった」という想いが、後のエルオーネが過去を変えたいと願う思いに繋がっていくことになる。
- ラグナとの間に生まれた子供が誰かは作中では明確にはされていないが、開発スタッフによってスコールである事が示唆されている。
- ドドンナ (Dodonna)
- ガルバディアガーデンの学園長兼マスター。後に魔女イデアによってガーデンから追放され、F.H.の人々に助けられ、改心する。カーウェイ大佐とはカード仲間でもある。
- ノーグ (Norg)
- バラムガーデンのマスター。シドにガーデン設立の金銭援助を行った。金銭に欲深い性格であり、それが外見にも表れている。シュミ族。
- アンジェロ (Angelo)
- リノアの愛犬。実在の犬種「オーストラリアン・シェパード」がモデルで、尻尾がないのが特徴。数々の能力で飼い主をサポート。犬なのにドッグフードが大の苦手で、ホワイトチョコレートをはじめとした人間の食べ物を好む。甘えん坊で寂しがりやな性格のため、いつもリノアの後をついてきている[20]。特殊技「コンバイン」では、犬とは思えない攻撃力や格闘テクニックを披露。
- バウンサーでは作中に登場するファッションブランド「ドッグストリート」のイメージマスコットとして登場している。
- ムンバ (Munba)
- 紅い体の毛を持ち、愛らしい目を持つ種族。頭が良く綺麗好きで、ホコリがたまっているとシッポで掃除する習性がある。警戒心が強く臆病な性格なため、ストーリー中ではガルバディアのD地区収容所やエスタの研究施設で無理矢理働かされている。しかし義理堅く、一度受けた恩は一生忘れない。ムンバは血の味で相手を記憶するため、風貌が変わっても相手を認識する事ができる。D地区収容所のムンバは、17年前にエスタで働かされていた時にラグナに助けられた事で恩を感じており、ラグナの血を引くスコールの事を「ラグナ」と呼び、彼らを助けてくれる。
- オダイン博士 (Dr.Odine)
- エスタの魔法科学者。擬似魔法やG.F.のジャンクションを発見・開発した、魔法研究の第一人者である。天才でありながら子供のような振る舞いが多く、人格的に問題がある人物で、ラグナ曰く「天才だが人でなし」。バカ殿のようなファッションに「~でおじゃる」という口癖が特徴。魔女アデルのもとで魔法の研究をしていたが、ラグナに半ば脅されるような形でアデルの封印に加担する事になる。
- エルオーネの力に非常に興味を抱いており、彼女の脳波を分析して、エルオーネの力と同じことができる機械の基盤を作る。それは長い時を経て改良されていき、アルティミシアの時代では過去の人物に完全にジャンクションできるようになっている。しかしオダイン博士は開発した機械を「ジャンクション・マシーン・エルオーネ」と名付けた為、更なる過去へと行こうと企んでいたアルティミシアがエルオーネの存在に気付いてしまい、今作での事件が起きてしまった。
- アルティミシア (Ultimecia) 声:田中敦子
- 遥かな未来世界を支配している魔女。魔女として人々から迫害されてきた恨みから時間圧縮を発動し、魔女が虐げられてきた世界を根底から全て作り変えようとしていた。本編のラストボス。ラストバトルでは戦闘パーティをランダムで決定したり、ジャンクションしている魔法や戦闘不能のキャラクターを時空の彼方へ消し去ったり、スコールの強さの象徴である獅子「グリーヴァ」を召喚、ジャンクションしたりなどプレイヤーを驚かせる演出が盛り込まれている。
- 『ディシディア ファイナルファンタジー』にも登場している。グリーヴァもアルティミシアのEXバースト時にジャンクションされた状態で登場する。
以上で世界観・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- エグゼクティブプロデューサー: 坂口博信
- プロデューサー: 橋本真司
- キャラクターデザイン、バトルビジュアルディレクション: 野村哲也
- ディレクター: 北瀬佳範
- イベントディレクター: 千葉広樹
- シナリオ: 野島一成
- 音楽: 植松伸夫
- イメージイラストレーション、タイトルロゴデザイン: 天野喜孝
- バトルデザイン: 伊藤裕之
- メインプログラマー: 成田賢
- アートディレクター: 直良有祐
- ムービーディレクター: 榊原幹典
[編集] 関連商品
- 「ファイナルファンタジーVIII オリジナル・サウンドトラック」
DISC1
- Liberi Fatali
- Balamb GARDEN
- Blue Fields
- Don't be Afraid
- The Winner
- Find Youe Way
- SeeD
- The Landing
- Starting Up
- Force Youe Way
- The Loser
- Never Look Back
- Dead End
- Breezy
- Shuffle of Boogle
- Waltz for the Moon
- Tell Me
- Fear
- The Man with the Machine Gun
- Julia
- Roses and Wine
- Junction
- Timber Owls
DISC2
- My Mind
- The Mission
- Martal Law
- Cactus Jack (Galbadian Anthem)
- Only a Plank Between One and Perdition
- SUCCESSION OF WITCHES
- Galbadia GARDEN
- Unrest
- Under Her Control
- The Stage is Set
- A Sacrifice
- FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC
- Intruders
- Premonition
- Wounded
- Fragments of Memories
- Jailed
- Rivals
- Ami
DISC3
- The Spy
- Retaliation
- Movin'
- Blue Sky
- Drifting
- Heresy
- Fisherman's Horizon
- ODEKA ke Chocobo
- Where I Belong
- The Oath
- Slide Show Part1
- Slide Show Part2
- Love Grows
- The Salt Flats
- Trust Me
- Silence and Motion
- Dance with the Balamb-fish
- Tears of the moon
- Residents
- Eyes On Me
DISC4
- Mods de Chocobo (featuring N's Telecaster)
- Ride On
- Truth
- Lunatic Pandora
- Compression of Time
- The Castle
- The Legendary Beast
- Maybe I'm a Lion
- The Extreme
- The Successor
- Ending Theme
- Overture
- PIANO COLLECTIONS/FINAL FANTASY VIII
- Blue Fields
- Eyes On Me
- Fisherman’s Horizon
- SUCCESSION OF WITCHES
- Ami
- Shuffle or Boogie
- Find Your Way
- The Oath
- Silence and Motion
- The Castle
- The Succesor
- Ending Theme
- Slide Show Part2
- FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC FINAL FANTASY VIII Orchestra Version
- Liberi Fatali
- Blue Fields
- Don't be Afraid
- Balamb Garden-Ami
- Fisherman's Horizon
- FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC
- Eyes On Me
- The Man with the Mashine Gun
- Dance with the Balamb-fish
- Love Grows
- The Oath
- Ending Theme
- Fragments of Memories
[編集] 参考文献
- FINAL FANTASY VIII ULTIMANIA (ISBN 4-925075-49-7、ISBN 4-7575-1243-0
[編集] 脚注
- ^ 1位は『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の約412万本。
- ^ 前者は成長システムを単純に戻したFF9のファミ通インタビューで、後者は既存のシステムを捨て新システムのみに合理化したFF10の「Vジャンプ緊急増刊号」でそれぞれ発言
- ^ ただし主題歌以外では、これ以前にもボーカルソングが存在する。
[編集] 出典
※ ソース(発言者)を明確にするため、通常記事と、開発者発言(インタビュー)については別記載。
※ インタビュー回答者が五人以上いる場合は代表として発言者の名前のみ記載。
- ^ a b c d e インタビュー(原田弘、安井健太郎他)『アルティマニア』p.74~75
- ^ 『アルティマニア』p.327
- ^ 『アルティマニア』p.346
- ^ 『アルティマニア』p.64
- ^ 『アルティマニア』p.349
- ^ a b インタビュー(植松伸夫、赤尾実、中村栄治)『アルティマニア』p.184
- ^ インタビュー(野島一成他)『アルティマニア』p.355
- ^ 『アルティマニア』p.353
- ^ a b インタビュー(直良有祐他)『アルティマニア』p.46~47
- ^ 『アルティマニア』p.34
- ^ 『アルティマニア』p.37
- ^ 『アルティマニア』p.36
- ^ a b 『アルティマニア』p.40
- ^ 『アルティマニア』p.39
- ^ 『アルティマニア』p.35
- ^ 『アルティマニア』p.38
- ^ a b c d e f g h i j k 『アルティマニア』p.42
- ^ a b 『アルティマニア』p.41
- ^ 『アルティマニア』p.467
- ^ 『アルティマニア』p.33
[編集] 外部リンク
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