下村陽子

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下村陽子
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基本情報
出生 1967年10月19日(46歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県
学歴 大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻卒
ジャンル ゲームミュージック
職業 作曲家編曲家
担当楽器 ピアノ
活動期間 1988年 -
共同作業者 ALPH LYLA
公式サイト http://www.midiplex.com/

下村 陽子(しもむら ようこ、1967年10月19日 - )は日本の作曲家兵庫県生まれ。大阪音楽大学短期大学部音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒。

主にゲームミュージックの作曲活動で知られている。担当作品に『ストリートファイターII』、『スーパーマリオRPG』『マリオ&ルイージRPG』シリーズ、『パラサイト・イヴ』、『キングダム ハーツ シリーズ』など。

カプコンスクウェア(現スクウェア・エニックス)を経て、現在フリー。ゲーム以外にもテレビアニメや舞台作品に関わり、活躍の場を広げている。

人物[編集]

自分自身を『直情型』と評するように[1]直感的な作曲傾向が見られるが、『パラサイト・イヴ』では感情を封印した曲作りを行う。通称「下村節」と呼ばれ最も得意としているのは16ビートのバトル曲。

自身が最も感動したゲーム音楽には『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の『おおぞらをとぶ』(作曲すぎやまこういち)を挙げており、これほどの曲が作れたその瞬間に死んでも構わないと思わせる程の衝撃であったと語っている[2]。また、凄いと思ったミュージックコンポーザーには任天堂近藤浩治を挙げている[2]

主な担当作品[編集]

ゲームソフト[編集]

※印が付いている作品は数曲のみの一部参加タイトル。また、印が付いていないタイトルも、一部他の作曲者による楽曲が含まれているものがある。

カプコン在籍時代[編集]

カプコンサウンドチーム「ALPH LYLA」の一員としての仕事のため、メイン担当作品でも他のコンポーザーの曲が含まれている作品も存在する。この頃は「ぴぃ♪」「SHIMO P」などの名前で活動していた。

スクウェア(スクウェア・エニックス)在籍時代[編集]

フリー以降[編集]

未発売作品

テレビアニメ[編集]

テレビ番組[編集]

舞台作品[編集]

  • Pures 「終わらない僕たちの夜~The spring time of life~」(2006年
  • R:MIX 「魔王降臨」(2006年)
  • Puresセカンドエディション 「バレンタイン☆キッス」(2007年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当
  • R:MIX 「ストラルドブラグ」(2007年、2010年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当
  • R:MIX 「魔王転生」(2008年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当

ソロアルバム[編集]

  • drammatica -The Very Best of Yoko Shimomura- (2008年) - 作曲家20周年記念アルバム。
  • memória! The Very Best of Yoko Shimomura (2014年) - 作曲家25周年記念アルバム。

その他[編集]

  • ゲームソフトでは『サムライソード』がデビュー作だが、それ以前にメダルゲーム『ハイスクールカンちゃん』のBGMを担当しており、これがカプコンでの初仕事となっている[6]
  • バハムートラグーン』のサウンドトラック(松枝賀子作曲)のライナーノーツに、作曲は担当していないものの一言だけゲスト出演している。
  • 1999年、ヴィーナスフォートのクリスマスパレード用音楽を担当した。
  • 2007年3月21日、女性歌手・茶太とのコラボレーションでアルバム『murmur』を発表した。また、2008年4月23日に発売された茶太のミニアルバム『空の記憶』にも1曲参加している。
  • 2007年、マーベラスエンターテイメントWii用ゲームソフト『王様物語』のPV用アレンジ楽曲を担当。
  • 2008年3月26日、スクウェア・エニックスより過去に下村が担当した複数のゲームソフトのBGMを新録音でオーケストラアレンジしたベストアルバム『drammatica -The Very Best of Yoko Shimomura-』が発売され、ボーナストラックとして『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』の楽曲も収録されている。
  • 2008年12月24日、ティームエンタテインメントより発売されたコラボレーションアルバム『メッセージ』にて、女性歌手・真理絵とのコラボレーションで1曲参加している。
  • 2014年2月10日、作曲家生活25周年を記念し自身初のコンサートを行った。
  • 『マリオ&ルイージRPG』シリーズのBGMは元の『マリオシリーズ』の雰囲気を踏襲したラテンテイストのものが主だが、ラストバトルのBGMはそれまでの雰囲気とは一変した非常に重厚なBGMとなっている。これは「自分の世界とは違う異質なものを作るため、それまで作ってきた世界観を忘れて作曲しているから」だと語っている[7]

脚注[編集]

  1. ^ サウンドトラックCD『ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンド・ヴァージョン』ライナーノーツより
  2. ^ a b 週刊ファミ通 2010年3月11日増刊号』 エンターブレイン刊 「すばらしきゲームミュージックの世界」ミュージックコンポーザーインタビューより
  3. ^ ステージBGMのうち1曲(サガットステージ)と、システムBGMのうち2曲を別の人が担当。マジカル・プラネット: 菊田裕樹 & 下村陽子 - ジェリアスカ.comより
  4. ^ ゲームミュージック・コア スペシャルインタビュー 第5回 下村陽子 インタビュー 3/4回 - 1 - ジーエー・コア(2009年6月14日時点のアーカイブ
  5. ^ ゲームミュージック・コア スペシャルインタビュー 第5回 下村陽子 インタビュー 3/4回 - 2 - ジーエー・コア(2009年6月14日時点のアーカイブ
  6. ^ ゲームミュージック・コア スペシャルインタビュー 第5回 下村陽子 インタビュー 1/4回 - 1 - ジーエー・コア(2011年8月17日時点のアーカイブ
  7. ^ クラブニンテンドーの会員オリジナルグッズ『マリオ&ルイージRPG サウンドセレクション』(非売品)のライナーノーツより

関連項目[編集]

外部リンク[編集]