ファイナルファンタジーXV

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ファイナルファンタジーXV: エピソード・ダスカ
FINAL FANTASY XV
ジャンル アクションRPG
対応機種 PlayStation 4Xbox One
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 橋本真司
ディレクター 田畑端
シナリオ 野島一成
音楽 下村陽子
美術 野村哲也
竹谷隆之
発売日 未定
エンジン ルミナス・スタジオ
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ファイナルファンタジーXV』(ファイナルファンタジー フィフティーン、FINAL FANTASY XV、略称:FFXVFF15)は、スクウェア・エニックスより発売予定のPlayStation 4Xbox OneアクションRPGファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)、「FABULA NOVA CRYSTALLIS」のひとつ。

概要・経緯[編集]

2006年5月に開催された「Electronic Entertainment Expo(E3) 2006」において、「FABULA NOVA CRYSTALLIS」プロジェクトの中核タイトルの一つ且つこの時点では『ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII』(PlayStation 3向け)として、『ファイナルファンタジーXIII』(以下、『FFXIII』)及び『ファイナルファンタジー アギトXIII』(後に『ファイナルファンタジー 零式』と改題され発売。以下、『FF零式』)と共に発表された。

その後、他の2作品は無事に発売され、『FFXIII』の続編である『ファイナルファンタジーXIII-2』も発売されたが、本作は開発の進捗に関する発表がない状態が長期間続いていた[注 1]。そして、プロジェクトの発表から7年後の2013年6月に行われた「Electronic Entertainment Expo 2013」において、本作のタイトルをFFシリーズの新たなナンバリングとなる『ファイナルファンタジーXV』に改題[注 2]し、プラットフォームもPlayStation 4とXbox Oneに変更することが発表された[1][2]。ディレクターである野村哲也2010年9月のツイートで「(『ヴェルサス』は)PS3に特化して制作」とコメントしていたが[3]、タイトル変更後の2013年6月のインタビュー記事では「特定の機種に特化せずにDirectX11をベースにオリジナルを開発し、そこからPS4とXbox Oneへ移植する」としている[4]

なお、旧タイトルの「ヴェルサス(Versus)」は「向きを変えている」という意味のラテン語であると発表されているが、正確な読み方ではない[注 3]。また、本作は外伝のような位置づけではなく、従来のFFシリーズ作品における「インターナショナル版」や、『ファイナルファンタジーX』における『FFX-2』などのような続編の関係でもない。『FFXIII』や『FF零式』と同様に、それぞれが補完・独立した『FFXIII』とされていた[5]。『FFXIII』や『FF零式』とは共通した神話が存在するが、時代や世界観などは異なる。

『FFXIII』と区別をつけるため悲しく切ない物語にしてほしいと依頼されているが、数十時間に及ぶプレイ時間の末にプレイヤーを嫌な気分にさせたくないため工夫しているという。主人公の友情が骨子となり、絆をテーマにした(心に)痛みのある描写になる。また『FFXIII』では、「クリスタルの神話」は世界観を彩るピースの一部に過ぎない使い方をされているというが、本作ではその中核に迫る内容になり、叙事詩的な作品になるという。また、本作の物語は1作で収まらないほど壮大なものであるため、シリーズ化を想定して本作のみでは完結しないとされている[6]

ゲームパートを『キングダム ハーツII』のスタッフが、ムービーパートを『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』のスタッフが担当する。バトルシステムは従来のファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトルで採用されてきたコマンドバトルではなく、『キングダム ハーツ シリーズ』のようなアクションRPG仕様になる[6]

これまでのナンバリングタイトルは3作品ごとに機種を変更していったが今作は2作品で機種が変更された[7]

2014年9月18日にスクウェアエニックスの開発体制の見直しに伴い、野村哲也がディレクター業務を降板、田畑端へと引き継ぐことになった[8]

ストーリー[編集]

世界に現存する最後のクリスタルを有するルシス王国。軍事国家ニフルハイムとの長き冷戦に終止符を打つべく、和平調停を結ぶ運びとなった。その歓喜の中、兵器の使用を禁ずるルシスの魔法障壁が破られ、ニフルハイム軍の攻撃が始まる。平穏な日々を過ごしていたルシス王家後継者のノクトと、その仲間達は突如として戦乱に巻き込まれて行く。

キャラクター[編集]

ノクティス・ルシス・チェラム(Noctis Lucis Caelum)[注 4]
- 鈴木達央[9]
本作の主人公。仲間たちからは、「ノクト」とあだ名で呼ばれている。
ルシス王国の次期国王。
高い身体能力を誇り、クリスタルの力を解放する事で複数の武器を自らの周りに出現させる事が出来る。
力を解放した時、瞳が蒼から赤に変わり、武器召喚だけでなく瞬間移動も可能となる。
性格はクールでも熱血でもなく、プライドが高い自信家。自分は「強い」と思い込んでいるが、ごく普通の青年である。
王族の堅苦しさを嫌い、自由奔放な言動を繰り返し、周囲を呆れさせることも。
幼い頃に遭った事故により、空から射す“光”で人の死を予見する目を持つようになる。 
強がりなのは国のみんなを護ろうとする考えからきており、自分の為に犠牲を出したくなく、仲間に止められても飛び出してしまう。
右手の指輪だけが唯一の装飾品。
ステラ・ノックス・フルーレ(Stella Nox Fleuret)[注 5]
-
テネブラエ王国の名門「フルーレ家」の令嬢。
育ちが良いため行儀がよく、真っ直ぐな性格で礼儀正しい。とは言っても、堅い性格なわけではないようだ。
お嬢様タイプでおしとやかだが、物怖じしない一面もある。
ノクトと同じく「光」を視る能力がある。
プロンプト・アージェンタム(Prompto Argentum)
- 柿原徹也[9]
ノクトの仲間の1人。明るく陽気な性格。主人公の仲間の中では、ムードメーカー的な存在でお調子者かつ女好きでもある。
ノクト達とは違い、特別な家柄にはない、学生時代からの悪友。
内心では身分の違いに負い目を感じており、幼なじみでないことも気にしているため、仲間の役に立ちたいと願う健気な一面も持っている。
PVを見る限りではよく手にしているショットガンやハンドガンなどの銃器を武器とするようである。
グラディオラス・アミシティア(Gladiolus Amicitia)
- 三宅健太[9]
ノクトの仲間の1人。腕や胸元に見える猛禽類らしきタトゥーと顔に傷のある、大柄な体格の青年。
王家の“盾”として代々その任に着く、アミシティア家の総領。
ノクトとは家柄を越え、幼い頃から兄弟のように育ってきた。
王家とは家族ぐるみの付き合いがあり、臣下というよりは、盟友に近い関係。
性格はノリのいい兄貴分といったところ。
素手で格闘攻撃をしたり、 パイルバンカーや大剣で戦うことも。
イグニス・スキエンティア(Ignis Scientia)
- 宮野真守[9]
ノクトの仲間の1人。長身の眼鏡をかけた青年。
冷静で頭の回転が早く、真面目な性格。
車の運転もできるらしく、ノクト達がリムジンで移動するシーンでは運転手を務めていた。
居合を思わせる戦闘術を駆使し敵を薙ぎ払う。
幼少の頃より将来ノクトに参謀として仕えるため、英才教育を受けてきた。
固い絆で結ばれたノクトの幼なじみ。不器用なノクトをフォローし、相談にも乗る理解者。
コル・リオニス(Cor Leonis)
- 東地宏樹[9]
ルシス王国親衛隊長であり、祖国とレギス王に忠誠を尽くす、堅物の武人。厄年。
実力はルシス3強に数えられるほどで、「不死身将軍」の異名を持つ。
ノクト達に対しては厳しく接しており、煙たがれてもいるが、彼らを見守るため、旅に同行する。
メインの武器は刀。
レギス
-磯部勉[要出典]
ルシスの国王であり、ノクトの父。
イドラ
-小川真司[要出典]
ニフルハイムの代表。

世界観[編集]

『FFXV』は、主人公のいる世界は現代的で、外世界と呼ばれる異文化が周りに存在する世界となっている。

国家[編集]

ルシス
ノクトの父レギスが治める王国。世界に残された最後のクリスタルを保有している。東京新宿がモチーフとなっている。
ニフルハイム
軍事国家。クリスタルを奪うため、ルシスへ侵攻する。過去にも多くの国と戦争を起こす、近代武力を有する国。
テネブラエ
ステラ出身の王国で、ルシスの隣国。
ソルヘイム
アコルド
水の都。水量に恵まれた美しい国。イタリアヴェネチアがモチーフとなっている。

スタッフ[編集]

  • ディレクター - 田畑端(降板した野村に代わり就任)
  • キャラクターデザイン - 野村哲也
  • ムービーディレクター - 野末武志
  • コンポーザー - 下村陽子
  • プロデューサー - 橋本真司
  • イメージイラストレーション&タイトルロゴデザイン - 天野喜孝
  • シナリオ - 野島一成
  • メカニックコンセプトデザイン - 竹谷隆之

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2012年7月24日、スクウェア・エニックスの和田洋一社長(当時)が開発は継続していることをTwitterで明かしていた。 - [1]
  2. ^ これに伴い、タイトルのロゴ及び背後イラストの色彩も変更されている。
  3. ^ 古典ラテン語では「ウェルスス」と発音し、英語読みでは「ヴァーサス」となる。この場合は両者を混ぜた読み方になっている。
  4. ^ 名前の由来はラテン語で順に「Noctis(夜の)・Lucis(光の)・Caelum(空)」を意味する。古典ラテン語ではそれぞれ「ノクティス」「ルーキス」「カエルム」という発音になる。
  5. ^ 名前の「Stella」はラテン語で「星」、同様に「Nox」は「夜」に由来する。これも正確な読み方ではなく、古典ラテン語では「ステーッラ」及び「ノクス」と発音する。「Fleuret」はフランス語の「フルーレ」である。また彼女の祖国「テネブラエ」は「暗闇」を意味する。

出典[編集]

  1. ^ “【E3 2013】スクエニ、「FF Versus XIII」を「FF XV」へと改称!”. GAME Watch. (2013年6月11日). http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130611_603049.html 2013年6月11日閲覧。 
  2. ^ “【速報】『ファイナルファンタジーXV』と『キングダム ハーツIII』はXbox Oneにも対応決定【E3 2013】”. ファミ通.com. (2013年6月12日). http://www.famitsu.com/news/201306/12034789.html 2013年6月12日閲覧。 
  3. ^ SQEX 第一制作部 PR(2010年9月8日 - 8:27)
  4. ^ “『FFXV』の実機映像をストリームチャンネルで公開! 『キングダム ハーツIII』に関する発言も【E3 2013】”. ファミ通.com. (2013年6月12日). http://www.famitsu.com/news/201306/12034800.html 2013年6月13日閲覧。 
  5. ^ ファミ通.com (2008年6月30日). “開発者に直撃インタビュー『ディシディア ファイナルファンタジー』”. 2009年1月27日閲覧。
  6. ^ a b ファミ通.com (2013年6月12日). “野村哲也氏を直撃! 『ファイナルファンタジーXV』&『キングダム ハーツIII』最速インタビュー【E3 2013】”. 2013年6月12日閲覧。
  7. ^ 1~3がFC、4~6がSFC、7~9がPS、10~12がPS2、13と14がPS3
  8. ^ game.watch (2014年9月18日). “PS4/Xbox One「FINAL FANTASY 零式 HD」”. 2014年9月18日閲覧。
  9. ^ a b c d e 『ファイナルファンタジーXV』一部メインキャラクターのキャストが公開”. ファミ通.com. 2013年6月12日閲覧。

外部リンク[編集]