モンスターハンター
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『モンスターハンター』(Monster Hunter)は、カプコンから発売されたハンティングアクションゲーム、及びそのシリーズ作品。
[編集] 概要
プレイヤーは“ハンター”となり、村や街で依頼を受け、特定のモンスターの討伐・捕獲やアイテムの運搬・採取等の様々な「クエスト」に挑む。時には身の丈より巨大な武器を振り回し、時には小回りの利く武器で狩猟対象を翻弄しながら、巨大な“飛竜”を始めとするモンスターを狩り、クエストを達成していく。ゲームクリアとなる具体的な最終目的は用意されておらず、クエストの成功報酬や狩猟したモンスターから素材を得て自分の装備を強化していき、より手強いモンスターと戦う事が主な目的となる。
成長要素としての「レベル」等は存在せず、キャラクターの動作そのものは、プレイヤー自身の鍛錬によって向上させるしかない。また「職業」のような区別も設定されておらず、所持品の中から自由に持ち替えられる武器によって操作方法や攻略方法が大きく変化することで、様々な遊び方を選択できる。武具の性能に関しては、プレイヤーからの批判やゲームバランスをもとに、シリーズやバージョンごとの修正が行われている。
“巨大な生物と対峙し、狩る”という考え方に拘った描写にオンラインによる共闘などの要素を絡め、『○○の生態』といった生態紹介CG映像も記録されているなど、「狩猟」をテーマにした独特な世界観を持ち、この作品を題材とした小説を始め、フィギュア、ドラマCD、トレーディングカードなど展開されている(詳しくは下記を参照の事)。
元々は有料のオンライン専用ゲームとして開発が進められていたが、オンライン専用では売れないという風潮から急遽オフラインでも遊べるモードが付け足されたという経緯がある。クエストやモンスターを始め、オフラインでは入手不可能なアイテムなどの格差が存在する。『モンスターハンターポータブル』シリーズでは、携帯ゲーム機対応という事もあり、オフラインプレイを前提とした環境やシステムが整備されたほか、ネットワーク接続が無料となっている。
頻繁な追加クエストの配信を始め、『電撃PlayStation』、『ファミ通』などのゲーム雑誌とのコラボレーションも恒例で行われている。主に、雑誌名を冠したイベントクエストが配信され、報酬で得られるゲーム内アイテムにより特別装備が作れるという形式をとっている。
通称は「モンハン」、記述する際には「MH」が多い。なお、この項目で用いるシリーズの便宜上の略称は以下の通りにする。
- 「モンスターハンター」→「MH」
- 「モンスターハンター G」→「MHG」
- 「モンスターハンター ポータブル」→「MHP」
- 「モンスターハンター ドス」→「MH2」
- 「モンスターハンター ポータブル2nd」→「MHP2」
- 「モンスターハンター フロンティア オンライン」→「MHF」
- 「モンスターハンターポータブル2ndG」→「MHP2G」
[編集] 世界観
基本コンセプトは「狩猟」「巨竜(モンスター)退治」(ファンタジー物語(ドラゴンスレイヤーの項目も参照))。
あえて中世ヨーロッパ風の舞台や、魔法等の超自然的技術を廃した原始的な狩猟生活を全面に打ち出した世界観は、マタギや恐竜といった実在のモチーフから構築されている。プレイヤーと相対する飛竜も、モンスターと呼ばれる敵キャラクターも、非常に生物的に表現されており独特のリアリティがある。
この世界の竜には生物としての恐竜のイメージが付加されており、特にランポス種と呼ばれる小型モンスターの姿は小型肉食恐竜そのものである。他にも中型の草食恐竜、大きなイノシシ、巨大な蜂のような羽虫など、モンスターとは呼ばれるものの、あくまで現実的な"動物"として登場する。
その中で特異な能力を持つのが飛竜種と呼ばれる大型の竜で、空を飛んだり、火を吐いたり、ガスを噴出したりと他の生物とは一線を画す要素を持つ。しかし、それぞれの特徴はやはり生態に基づく物で、あくまで或る生物種の一個体として存在している。
さらに、多くの謎に包まれた「古龍種」(MH2より追加)は、前述の飛竜種すら超越した"天災"と表現されるほどの能力と特異な容姿を有しており、風のバリアをまとって弓矢を弾き返す、粉塵爆発の原理で周囲一帯を爆破する等、生態系を含む従来の泥臭く原始的な世界観において異彩を放っている。
これらモンスターを討伐、または捕獲する事が多くのクエストの目標であり、この世界のハンターの生業である。MH2以降は、討伐と捕獲をまとめて「狩猟」と呼ぶようになった。
自然には無い方法でアイテムを生成する錬金術は存在するが、魔法と言う概念は存在しない。そのかわり、モンスターの素材や鉱石の持つ、発火や放電といった特性を利用することで、炎を発する剣や電気を帯びた槍などの超自然的な能力を持った道具が製作される。これらは素材の特性を活かす研究と設計の産物であり、一定の技術を持つ者ならば作成可能な工業製品のように扱われている。
[編集] ハンターの武装
本作の魅力の1つに、多種多様な装備品がある。これらは店で購入する他、クエスト中に入手した材料を利用して生産・強化したり、既存の物を改造する等してより強力な物を入手出来るようになっている。中にはオンラインモードでしか入手出来ない貴重な素材を多数必要とする物もあり、高い性能を持つそれらの武具はハンター達の垂涎の的となっている。 狩猟したモンスターの外皮、臓器等をふんだんに利用した武装が多く、他のファンタジー作品とは一線を画す、生々しくもワイルドな見た目を持つものが多い。
また武器については、前述のとおりカテゴリによって操作方法が全く異なる為、多人数プレイにおいては武器の特性の違いによる役割分担が重要となる。
詳細はモンスターハンターの武器参照
[編集] ハンターの防具
武器同様、狩猟場所などで得た鉱石や骨などのアイテム、モンスターから剥ぎ取った素材から作られ、各種の武器同様に、元となった素材や設計思想によって防具の外見も変化に富む。火属性に弱いモンスターの素材からは、火属性に弱い防具ができたり、毒を持つモンスターの素材からは、毒を無効化する防具が作り出されるなど、素材となるアイテムやモンスターの性質を反映した能力や属性への耐久性を持つ物が多くなっている。
防具には、それぞれにスキルポイントと呼ばれる特殊な補助効果を発生させるための累積値が設定されており、装備する防具によってその合計が一定値を超えたスキルのみが発動する。プレイヤーは自分のプレイスタイルに合ったスキルを、ゲーム進行の補助とすることが出来る。また、スキルポイントを追加できるアクセサリーを装着するためのスロットを持つ防具も存在する。中には、能力が向上するがスタミナの減りが増大するなど、プレイヤーに不利なスキルが同時発生してしまう防具も存在し、一定のリスクを伴う場合もある。
モンスターの素材を材料とする防具を作るには、当然ながらそのモンスターを倒すことで素材を入手しなくてはならない。即ち、モンスターの名を冠する防具を所有することは、そのモンスターを打ち倒したという証明であり、当然、強いモンスターから作られた防具は希少性や性能が高い傾向にある。強力なモンスターの素材をふんだんに使用した防具を身に纏うことは、ハンターの技量を示すとともにある意味でステータスシンボルともなりうる。
素材の特徴を活かした外見を持つ防具の他にコックや忍者や侍、メイドなど、中世から現代に実在するような衣服を連想させる外見を持つ物や、モンスターを模したかぶり物も存在し、武器以上にプレイヤーの外見を変化させる効果が高い。またキャラクターの性別の違いによって同じ防具でも外見が大幅に違っており、男性装備は重装甲の鎧のようなものが多く、女性装備はドレスのような形状のもの、水着のように太腿や腕の露出度が非常に高い物もある。また、各性別専用の防具も存在する。
防具という観点から見れば純粋な防御力が高い物ほど強力だと言えるが、多彩な色や形状を組み合わせて外見の変化を楽しんだり、スキルによる能力の特化や特定の属性に対する抵抗力を重要視するプレイヤーも多い。それに応えるように、防御力は高くないが外見が特徴的であったり、スキルポイントやそれを増設するスロット数が多かったり、属性耐性が高く設定された防具も存在する。
MHPまでは武器のように製作後の強化ができなかったが、MH2からは素材と費用を渡せば強化ができるようになった。さらに防具には、改良型(スキルが変化していることもある)の『G/D/K』、スキルポイントとアクセサリースロットの数を重視した『U』、純粋な防御力を重視する『S』の4系統に分けられ、それぞれ細部のデザインや色が異なる。MHP2では「鎧玉」という特殊な鉱石を使用して防具を強化する。
さらに、MHFでは『F』、『SP』、MHP2Gでは『Z』、『X』という系統が現れ、さらに防具種類の幅が広がっている。
[編集] その他
以下はさらに詳細な設定の解説である。これらは説明書やゲーム内で直接説明されるものの他に、ハンター大全等の書籍での記述や、各アイテム毎に設けられている解説を読み解く事でも理解する事が出来る。関連項目も参照の事。
- 古代文明
- 舞台は、高度な科学技術を持った古代文明が滅びた後の時代とされる。古代文明が滅びた具体的な説明はおろか、古代文明の存在自体が作中では殆ど語られない[1]。
- ゲームの舞台となっている時代の方が技術的にかなり劣っている為、古代文明の武器等は再現する事が非常に難しい。遺跡等から発掘された物を解析・再現した武器も一応存在するが、オリジナルと比べると完成度が低い。
- その為、原形を留めている武器が発見されると、様々な研磨剤を使用して復元・実用化している場合もある。
- 現代
- 古代文明が滅びた後の時代で、ハンター(プレイヤー)が活躍する時代。ハンターは辺境と呼ばれる地域で村や街を拠点に活動し、人々から仕事の依頼を村長やギルドの窓口を介して受けている。また作中では全く関与してこないが、王や王国騎士などが仕事を依頼してくる事から、この時代は王国が存在する王政である事が判る。また、シュレイド地方と呼ばれる地域が東西に分割されており、王都ヴェルド、共和国首都リーヴェルという記述があることから、共和制国家も存在している事が判る。また時折依頼(クエスト)には戦争の妨げになるものの駆除などもあり戦争の概念もあることが示唆されている。辺境と都市部の人的交流は乏しく、都市部に住む人の中にはモンスターの姿を見るどころか、存在を実感することさえなく一生を終える者も多い。そのため、ゲームの舞台である辺境よりも、モンスターに抗するすべや自然環境に対する理解は未発達になっている。
- ハンターズギルド
- 多くのハンターが集う街などの拠点では、ハンターズギルドと呼ばれる組織がハンターの活動を統括しており、その影響力は辺境の村にも及ぶ。主な業務は依頼者とハンターを仲介しての依頼の斡旋で、プレイヤーはギルドの受付から各種の依頼を受けてクエストに臨む。
- また依頼の斡旋以外にも、モンスター取り引き価格の設定や、新人ハンターの命を守るためのランク制狩猟制限などのルール造り、街を襲う古龍に対する迎撃作戦の実施など、ハンターの活動に関わるほぼすべてを取り仕切るほか、ギルドナイト(ギルドナイツ)と呼ばれる専属ハンターによる、未登録ハンターに対する取締りもギルドが行う。こうした戦闘的な側面も持つため正式装備が定められており、プレイヤーの作成可能な装備品にもギルドナイトセーバーやギルドナイトベストといった、正式品を模してギルドの名を冠する物が存在する。
- 古生物書士隊(王立書士隊)
- 西シュレイド王国において「王国の頭脳」と称される王立学術院の研究員である王国書士官と、情報収集役のハンターによって構成される研究機関。ハンターズギルドの助力なども受けながら、モンスターの生態や自然環境、人類文化まで、モンスターハンター世界のありとあらゆる分野の情報に対して収集と研究、記録を行っており、ハンターという職業そのものも、辺境における特殊な存在として、アイテムや装備などが研究対象になっている。中には自身がハンターとなり、狩猟を通じてモンスターの生態を探っている書士官もいる。
- 「ハンター大全」をはじめとするモンスターハンター関連の企画出版物は、この書士隊の手によって編さんされ、モンスターハンターの世界で出版された図鑑や辞典のような書物という扱いになっている。
- 火薬の利用
- 作中において爆薬は、火薬草、ニトロダケと呼ばれる発火作用や熱を含んだ素材を調合する事で比較的容易に入手でき、これらをタルに詰めた爆弾は狩りにおいて一般的な道具である。しかし、銃に近い構造を持つボウガンは、弦と火薬を併用する武器であり、他の武器に比べて特に強力とは言えず、火薬の応用技術はまだ十分でないと思われる。
- 攻撃に火薬の熱と爆発力を付加する機械式の近接武器はMHの時代から幾つか試作されていたが、これらの強化版はMHGの時代にギルドで正式に採用され、その中の一つはMH2の時代にガンランスという新しい武器カテゴリに発展している。ギルドはこれら機械式武器を積極的に採用しているようで、プレイヤーも機械式武器の強化を進めると「正式採用」と名のつく高級品を入手できる。
- ガンランスはMHから在る同名の試作品を発展させた物で、火薬を使った「砲撃」ができる新兵器である。また、MH2では弦の力を使用しないリボルバー式のボウガンが作られるなど、火薬の利用技術は次第に向上している。
- 古代文明でも火薬は使われており、火縄銃のような外見のボウガンが発掘される事がある。
- 亜人類
- プレイヤーの分身であり現実におけるホモサピエンスに相当する人類の他に、竜人と呼ばれる亜人類が存在する。体格は様々で、人類とほぼ同じ者もいれば、人類の腰ほどまでしか身長のない小柄な老人もいる。外見上では、尖った耳や顔つき、脚の関節構造などに人類との違いが見られる。また、繁殖力は高くないが非常に長命で、人類と関わる竜人の多くが、高度な技術を習得していたり、自然や科学の豊富な知識を蓄えている。その為か、ギルドや村のような共同体の長や重役を竜人が担っている場合も多い。特に周囲から一目置かれる高齢の竜人は「山菜ジジイ」や「鉄ジジ」のように、その特徴に「ジジイ」や「ジジ」をつけた呼び名で人々から親しまれる。
- また、MH2のジャンボ村で造船所を取り仕切っている親方は、指がヒレ状になっているなど明らかに人類とも竜人とも違う身体的特徴を持ちながら、公式な設定でも種族が明らかになっておらず、亜人類が他にも存在することを示している。
[編集] シリーズ
[編集] モンスターハンター(MONSTER HUNTER)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人(オンライン接続時は最大4人) |
| メディア | DVD-ROM1枚 |
| 発売日 | 2004年3月11日発売 |
| 価格 | 6800円(税抜) |
| 対象年齢 | CERO:15歳以上対象 |
| 売上本数 | 約29万本 |
| その他 | Playstation BB Unit対応、PS2専用ネットワークアダプタ対応、USBキーボード対応、MM(マルチマッチング)BBサービス対応(オンライン対応) |
2004年3月11日発売。プレイステーション2専用ソフト。シリーズ第1弾として発売された。発売前は、プレイヤーや各メディアからそれほど注目を受けていなかったものの、その独創的なゲーム内容から口コミで人気に火がつき、カプコンの代表作と言えるシリーズへと成長していく。当のカプコンも、それほどプレイヤーが増えるとは考えていなかったらしく、発売からしばらくの間、サーバーの能力不足によるサーバーダウンからのサーバー増強を、幾度も繰り返し行っていた。初代に当たる本作は、プレイヤーの間で「無印」とも呼ばれている。
オフラインではココットという辺境の村、オンラインではミナガルデという大きな街を拠点とし、「森と丘」や「砂漠」など、特色豊かな狩場へと赴く。武器は「片手剣」「大剣」「ランス」「ハンマー」「ボウガン(ヘビィ/ライト)」の6種類。また防具のスキルシステムは未発達で、同一モンスターの名を冠した防具を統一して着用すると発動する仕組みである。例外として、別系統の防具でも、特定の組み合わせでスキルが発動するものも存在した。
テレビCMの終わり方が、ハンドル式の肉焼き機を使って焚き火で肉を焼くムービーに「上手に焼けました~」という台詞が入ったものだったせいか「CMで肉を焼いているゲーム」などと店員に注文する人がいたと開発陣のインタビューで語られている。
[編集] モンスターハンター G(MONSTER HUNTER G)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人(オンライン接続時は最大4人) |
| メディア | DVD-ROM1枚 |
| 発売日 | 2005年1月20日発売 |
| 価格 | 4990円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:15歳以上対象 |
| 売上本数 | 約30万本 |
| その他 | Playstation BB Unit対応、PS2専用ネットワークアダプタ対応、USBキーボード対応、MM(マルチマッチング)BBサービス対応(オンライン対応) |
2005年1月20日発売。プレイステーション2専用ソフト。前作の好評を受け、製作された続編である。カプコンでは「モンスターハンターの廉価版を出す」という案があったが、ただ単にThe Best版として発売する事に抵抗があったと言われる。同時期、北米版のローカライズをしていたスタッフの1人が「双剣」のモーションを持ち込んだ事で「廉価版」ではなく「アップグレード版」のモンスターハンターを作る事になった、という経緯がある。
新モードである訓練所が導入され、新たな武器「双剣」の導入に加え既存カテゴリにも多数の武具を追加した。加えて防具の組み合わせにより発動するスキルの発動条件が、特定防具の組み合わせではなくスキルポイントの合計に変更される等、大幅なバージョンアップが成された。更に、オンラインモードのクエストに上級クエストの次の段階に当たるG級クエストが追加され、ボリュームが増した。G級クエストに於いては、通常と体色の異なる亜種、希少種が登場する。
[編集] モンスターハンター ポータブル(MONSTER HUNTER PORTABLE)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション・ポータブル(PSP) |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人(アドホック通信接続時は最大4人) |
| メディア | UMD1枚 |
| 発売日 | 2005年12月1日発売 |
| 価格 | 5040円(税込) 3129円(税込)(ベスト版) |
| 対象年齢 | CERO:15才以上対象 |
| 売上本数 | 約100万本(ベスト版含む) |
| その他 | PSPアドホック通信モード対応、PSPインフラストラクチャ通信モード対応(無線LAN対応) |
2005年12月1日発売。プレイステーション・ポータブル(PSP)専用ソフト。『モンスターハンターG』をベースに、村の中で栽培や採掘、採取が行えるココット農場や、従来の食事システムを拡張したアイルーキッチン等、システムの拡張が行われ、更に2に登場する一部の武具が追加されている。2006年9月時点で出荷本数が65万本に到達し、PSPソフトの国内最多を記録した。2007年に『モンスターハンターポータブル2nd』発売に合わせて低価格化され、累計販売本数が100万本を突破した。2006年の東京ゲームショウ賞内で行われた日本ゲーム大賞の特別賞を受賞した。『モンスターハンターポータブル』の海外呼称は「Monster Hunter Freedom」である。
PSPには従来の右スティックに当たる入力装置がない為、ボタン入力のみで攻撃を行うようになっている。携帯機という事で全体的に難易度がややマイルドな仕様で、武器の実質的な攻撃力が全体的に高く、モンスターの体力が低めに調整されており、更にオフラインでのプレイで全てのクエストが遂行出来る為、参考にして作られた前作の『モンスターハンターG』とは、大分プレイ感覚の違うゲームに仕上がっている。
マルチプレイはアドホック通信にのみ対応しており、インターネットを通じての通信プレイは本来不可能だが、「Xlink Kai」(非公式)というソフトウェアを用いる事でパソコンとネット回線を介してプレイ可能になる為、インターネットを通じてマルチプレイを行なえる。
MHGの移植版であるが、「伝説のガンナー」と呼ばれる人物が村におらず、ハンターに復帰したことになっている点など、ゲーム中である程度の時間が経過した事になっている。ただし、村人の会話内容は前作までと大きな変化はない。
[編集] モンスターハンター i(MONSTER HUNTER i)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | 携帯アプリ |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2006年2月6日 |
| 価格 | 月額315円(税込) |
DoCoMo・FOMA90Xシリーズ向けに2006年2月6日配信開始。携帯電話用アプリケーション。『丘と密林』『沼と砂漠』『岩地と火山』の3種類のアプリから成る。
同年10月31日より、FOMA903iシリーズ向けメガiアプリとして3種のアプリをまとめたパックが配信され、また、12月13日よりau向けのEZアプリ(BREW)版(ただしBREW3.1をサポートする一部のCDMA 1X WIN対応端末のみ対応)が配信された。FOMASH903iにプリインストールされているが、『モンスターハンターi for SH』というタイトルで、若干の違いが見られる。EZアプリ版にはiが付いておらず、単に『モンスターハンター』と言うタイトルとなっているが、内容は同一なのでこの項目に含む。
PS2版『モンスターハンター』を携帯電話用に移植したもので、対応機種の性能を生かしたフル3Dで原作の雰囲気を再現している。主な特徴は以下の通り。
- 舞台はココット村で、村長か、ギルドを模した携帯サイトから依頼を受注してクエストに赴く。
- キャラクターは男性のみとなり、ボイスはない。
- モンスターとの戦闘はエンカウント制になっており、モンスターか自分が戦闘フィールドから逃げるか、モンスターを狩猟すると通常のフィールドに戻る。
- 切れ味システムが省略され、武器が劣化しない。
- 武具の種類はやや少なく、パーツごとではなく一式単位で装備する。
- PS2版『モンスターハンター』に登場するモンスター(『G』の亜種を含む)はほぼ登場するが、フルフル、ラオシャンロン、ミラボレアスは登場しない。
- 2007年7月1日に『モンスターハンターi』から『モンスターハンター』に変更された。
[編集] モンスターハンター 2(MONSTER HUNTER 2)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人(オンライン接続時は最大4人) |
| メディア | DVD-ROM1枚 |
| 発売日 | 2006年2月16日発売 |
| 価格 | 7329円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:15歳以上対象 |
| 売上本数 | 約58万本 |
| その他 | Playstation BB Unit対応、PS2専用ネットワークアダプタ対応、USBキーボード対応、MM(マルチマッチング)BBサービス対応(オンライン対応) |
2006年2月16日発売。プレイステーション2専用ソフト。前作『モンスターハンターG』の発売から約1年、満を持して発売された。
『モンスターハンターG』の世界観を受け継ぎつつ、フィールドとモンスターが大幅に増加、従来の飛竜を超える存在としての古龍の追加、加えて昼夜及び季節という時間経過の概念が導入され、更に広がりのある世界となった。システム面では「太刀」「狩猟笛」「ガンランス」「弓」の4種類の武器が追加され、加えて防具も強化が行えるようになり、戦略に深みが増した。
タイトルのドス(Dos)はスペイン語で2の意。開発中タイトルを決定する際に、前作で通常の物より強いモンスターを意味した「ドス」にあやかり「ドスモンスターハンター」にする案と、「モンスターハンター2」にする案が対立し、結果的に「モンスターハンター2」と書いて2をドスと読ませる現在の形に落ち着いた。
オフラインではジャンボ村が拠点となり、条件を満たせばココット村へ行くこともできる。オンラインでの拠点はドンドルマの街。ゲーム内の時系列はMHG、MHPよりもさらに後の位置づけとなる。また、USBケーブルを用いてMHPと連動させる事により、特別なクエストを出現させたり、武具の生産レシピが追加されるといった特典がある。
前作までのプレイヤーより多くの期待が寄せられ、セールス的にもまずまずの数字を残したが、一部のプレイヤーから芳しい評価を得る事は出来なかった。以下に主な問題点を列挙する。
- 5分で強制的にエリア移動する、なかなか地上に降りてこない、攻撃判定がモンスターの身体より大きく空間にはじかれたように見える等、プレイに直接影響を与えるモンスターの行動に不自然な点がある。
- 新要素の古龍について、弱点がひとつの属性に偏っているため、その弱点を突ける武器がプレイスタイルの幅を狭める要因となりうる。
- 一方通行で遠回りせざるを得なかったり、プレイヤーだけがダメージを受ける、もしくは通行不可等、プレイヤー側のみに不利な地形的条件が増えている。
- 第1作から継続して批判されていた、壁際に追い詰められた際などのカメラワークの悪さが改善されていない。
一方、モンスターの風圧に背を向けていると逆に引き寄せられる現象については改善されている。
プレイヤーから期待された追加要素のほとんどが本作の評価を下げる要因となっていたことで多くのユーザーが落胆した。一方、同時期にて販売されたMHPのトータルバランスの良さが再評価され、ジワジワと売り上げを伸ばすという皮肉な逆転現象も生み出した。
当初は『ファンタシースターユニバース』が当タイトルと同日に発売される予定で、家庭用機におけるネットゲームの2大タイトルが衝突する、異例の事態が起こる筈であった。しかしファンタシースターユニバースは開発が遅れ、発売延期となったため、結果として衝突は回避された。
[編集] モンスターハンター ポータブル 2nd(MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人(アドホック通信接続時は最大4人) |
| メディア | UMD1枚 |
| 発売日 | 2007年2月22日発売 |
| 価格 | 5229円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:15才以上対象 |
| 売上本数 | 約164万本(2008年3月現在) |
| その他 | PSPアドホック通信モード対応 |
MH2をベースにMHPの続編として発売された。3月6日には国内PSP初となる累計出荷本数100万本を達成([2])、前作に続いてPSPのキラータイトルとなった。
今作の特徴として、MHPのような移植作品ではなく、MH2から世界観を受け継いだ新作という点が挙げられる。その為、拠点も既存の村や街ではなく、ポッケ村という新しい村である。ポッケ村が雪山近辺の立地のため、今作における最初の狩場はMH2のように密林ではなく、雪山である。なお、MH2では雪山に行けるのは中盤以降であった事を踏まえて、難易度は調整されている。またその他の多くのフィールドにおいても、MH2では一方通行だった崖などが上り下り可能となり、遠回りする必要がなくなったため難易度がある程度低く抑えられると共に、問題点であったエリア切り替えの際のロード時間も短縮された(下記参照)。加えてMH2において著しく不評であった上位クラスの雑魚モンスターの無限発生や、新規追加武器のバランスも調整された。ただし太刀の性能面での上方修正や一部の武器の突出した高性能、上位モンスターの攻撃力等についてはバランスの偏りが指摘されることもある。
登場するモンスターは、MH2までに登場したモンスター、そして新規モンスターの「ティガレックス」「アカムトルム」である。ただしヤマツカミは登場せず、前作まで「白ランポス」「ランポス亜種」と呼ばれていたモンスターに「ギアノス」という正式名称が与えられるなどの変更点も見られる。武器にはMH2同様、MHPの武器に「太刀」「狩猟笛」「ガンランス」「弓」が追加され、全11種になる。勿論、MHPで好評であったアイルーキッチン、農場なども登場し、アイルーキッチンにはよろず焼きという新要素を追加。また農場にはトレニャーという新要素が追加された。また「トレジャーハンターズ」が「トレジャーハンター」となり1人でプレイできるようになり、ギルドカードのページ数が6ページに、自宅だけでなく農場・集会所・アイルーキッチンにもアイテム限定の小型アイテムボックスが置かれるようになった。ただし装備変更は従来どおり自宅のアイテムボックスのみで行う。
更にクエスト中のエリア間の移動の際にかかるロード時間を短縮する為、BG(バックグラウンド)ロードという機能が追加された。ただし、BGロード使用時はバッテリーの消費が激しく、PSPをACアダプタに繋げておく事を推奨している。なお、このBGロードはON、OFFが設定できる。ただし、キャラクターの行き来が早すぎてロードをする前にマップ移動に入った場合等、条件によってはロード時間の短縮が行われない場合もある。また、新型PSPにはキャッシュ機能という物があり、既に訪れたことがあるエリアではロード時間が従来の1/3ほどになる。BGロードがON状態であれば、最短1秒を切るという高速ロードを実現した。
非公式ながら、Xlink Kaiでのオンラインプレイは今作でも可能。
[編集] モンスターハンター フロンティア オンライン(MONSTER HUNTER Frontier)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | Windows |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1 - 4人(クエスト)、多人数 |
| メディア | ダウンロード、CD-ROM1枚 |
| 発売日 | 2007年7月5日 |
| 価格 | トライアルコース:無料 ハンターライフ30日コース:1,400円 ハンターライフ60日コース:2,660円 ハンターライフ90日コース:3,780円 エクストラコース:月額600円(2007年10月3日より) (公認ネットカフェではネットカフェ利用料金のみでハンターライフコースとエクストラコースを利用可能) |
| 対象年齢 | CERO:15才以上対象 |
| コンテンツ アイコン |
暴力表現 |
| デバイス | キーボード、マウス、ゲームパッド |
| 必要環境 | Windows 2000、XP、Vista |
2007年7月5日より配信開始した、Windows用オンラインゲームでMOの要素を持つアクションロールプレイングゲームである。MH2をベースにインターネットを活用したギルドシステムやランキングモード、一度に30人ものプレイヤーが入室可能なビジュアルロビー、SkypeでのボイスチャットのサポートなどPCゲームならではの新たなシステムの実装や、マイギャラリー、マイガーデン、新規武器や防具、MHP2の武器や防具、また、提携企業とのタイアップキャンペーンの装備や武器なども登場する。新たに追加されるモンスターは「ヒプノック」「ヴォルガノス」「エスピナス」が、マップには「樹海」が正式サービス時に追加され、以後も長期的な新システム実装を計画している。
Core 2 Duoを搭載したPCならば、クライアントを二つ同時に起動してプレイすることが可能となる。また、エリア間のロード時間はHDDインストールに対応した事で、後発であるMHP2GのBGロード+メディアインストール以上に早い。
- サーバ構成
- サーバ1…正式運用前から存在するサーバ
- サーバ2…オープンβ2テスト期間中の2007年6月29日から追加されたサーバ
- サーバ3…サーバ2と同じく、オープンβ2テスト期間中同日から追加されたサーバ
- 沿革
- クローズドβ
- 2007年2月1日 - 第1回クローズドβテスト開始
- 2007年2月15日 - 第1回クローズドβテスト終了
- 2007年3月29日 - 第2回クローズドβテスト開始(3月1日の予定を延期)
- 2007年4月5日 - 第2回クローズドβテスト終了
- 2007年5月10日 - クローズドβテストファイナル開始
- 2007年5月21日 - クローズドβテストファイナル終了
- オープンβ1
- 2007年6月21日 - オープンβ1テスト開始、同日オープンβ1テスト終了(サーバ負荷過大により一時的に休止)
- テクニカルテスト
- 2007年6月25日 - テクニカルテスト開始
- 2007年6月27日 - テクニカルテスト終了
- オープンβ2
- 2007年6月28日 - オープンβ2テスト開始
- 2007年6月29日 - サーバが増設される
- 2007年7月5日 - オープンβ2テスト終了
- 正式運用後
- 2007年7月5日 - 正式運用開始、新モンスターヒプノック実装
- 2007年7月25日 - 第1回リファインアップデート
- 2007年8月8日 - 新モンスターヴォルガノス実装
- 2007年9月5日 - 大型アップデート(シーズン1.5)、ティガレックス実装
- 2007年10月3日 - リファインアップデート、エクストラコースを追加
- 2007年11月7日 - リファインアップデート
- 2007年12月5日 - リファインアップデート
- シーズン2.0
- 課金方式
- 過去のシリーズでのプレイ料金は月額900円だったが、「月額900円では不具合などの対応に耐えることができないため500円値上げをした」[3]との理由で本作では1400円の料金設定となっている。
- 9月19日の利用規約改定では、2007年10月3日のリファインアップデートから新課金サービスも並行して行う旨が発表され、追加料金を支払えばゲーム内で様々なサービスを受けられるという新しい課金コース(エクストラコース)をスタートした。その発表ではアイテム課金は行わないとの事であったが、新しい課金コースに加入する事でゲーム内で購入可能になる家具(ゲーム進行には影響しない)や、一定の条件を満たした購入者のみ配布されるアイテムも存在する。
- 運営レポートと公式掲示板
- 毎週火曜日(2007年9月21日までは毎週金曜日)にアップデート内容の通知とその意図などを示す運営レポートが更新されている。攻略のQ&Aについての会員同士での意見交換の場として公式掲示板が開設されているが、何か問題が発生する度に公式掲示板が荒れ、問題についてプレイヤーの投稿と運営の削除が繰り返されるという状態が続いていた。当時の掲示板はダレットへの無料会員登録を済ませれば誰でも書き込みが行える仕様だったが、2007年9月19日の掲示板規約改正に伴い、無料会員の書き込みは一切行えなくなった。[4][5]
- MHFからの新要素
- 猟団システム(MHF開始当初より)
- 他のオンラインゲームの「ギルド」に相当し、プレイヤー間で自由に組むことができる。猟団ランクというレベルが存在する。キャラクターが持っている猟団ポイントを消費することで上げることができ、ランクを上げていくと猟団に設けられた様々な要素が使えるようになる。上限は12。
- マイギャラリー(MHF開始当初より)
- モンスターから剥ぎ取った素材やお金を使って購入した家具で部屋を飾ったり、配置したりすることができる。「ギャラリー大会」という大会に出場し、一定のポイントを得ると賞品として特定のアイテムを入手できる。
- セレクティブクエスト(2007年11月7日より追加)
- クエストの成功報酬がハンターランクポイント(経験値)とゼニー(報酬金額)のどちらかが多い方を選ぶことができる。
- 追加アイテムボックス(2007年11月7日より追加)
- 仕様上の問題により、従来のアイテムボックスと分けて第2のボックスとして4ページの倉庫枠が設けられた。MHP2Gの仕様に合わせてスタック数増加(シーズン3.0予定)。
- マイトレ(2008年1月30日より追加、2008年4月23日から一部の追加要素あり)
- 管理人NPC(3人のうちどれか1人)と親しくなることで様々な機能が利用できるようになる。マイトレポイントを消費することで、猟団単位でしか飼えなかったプーギーを個人飼育できるようになったり、アイルー広場の拡張が行える。
- ギルド特別依頼
- 特定モンスターの討伐などによって特殊なアイテムが報酬として入手できる。
- 新規に追加された武器防具及び装飾品
- SP武器」、「SP防具」、「SP装飾品」、「特殊リーチ武器」、新規の装飾品Gシリーズが追加。「SP武器」と「SP防具」は既存の武器防具の色替えとパラメータ変更を施した物で、SP防具には「SP装飾品」を装着することが可能。「SP装飾品」は複数の防具や装飾品を組み合わせて取得していたスキルを1つで使用できる。これらの生産素材にはHR100以上のクエストで採取できる「センショク草」、HR100以上で狩猟できるボスモンスターの「変種」から取れる素材等がある。
- 猟友祭(シーズン2.5より)
- 友情スキルの廃止(シーズン3.0予定)
- 運営トラブル
- チート等の不正行為への追及やnProtectによる一連の被害問題への対応、DUPE(チート)問題、公式掲示板の対応、イベントコードの配信ミス[6][7]などがあった。「スキルの調整を行う際はアップデート事前に公式発表を行う」としていたが、2007年7月25日に行われたリファインアップデートでは事前発表もなく一部のスキルが変更され[6]、9月5日に行われた大型アップデートにおいても、事前告知なしに一部武器のパラメータ値が変更されている。[8]これにはプレイヤーから苦情が寄せられ、一部は元の仕様に戻されたが変更されたままのものもある。10月3日の第2回リファインアップデート後から一部モンスターの行動パターンに変化が見られる点、一部の地形に従来とは異なる地形条件を加える等の修正がされていることが公式掲示板への投稿で判明し、不具合として10月17日のアップデートで修正されたが、直前まで公式なアナウンスがなかった。[9]
- チート行為(不正行為)とその対応
- 2007年8月上旬頃からクライアントのセキュリティホールを突いたチート(不正行為)を利用したプレイヤーが出現、その様子を撮影した動画が公開された。苦情を受けたカプコンは一連の問題についての見解[10]を発表。本人がチート行為を実行せずとも、チートによって得られたアイテムを受け取ったプレイヤーへも処罰が波及するとの記述や、プレイヤーが不正を続ける限り対策にリソースを奪われ今後のアップデートを遅らせざるを得ないとする記述があったが、後の運営レポートでは「チート行為や迷惑行為の対策や取り締まりを行なう人的リソースはしっかりと確保しており、それらの行為で大幅にアップデートスケジュールが遅延するようなことは、現在は想定していない。しかし、想定を大幅に超える多数のチート行為や迷惑行為がゲーム内で起こってしまうと、いずれアップデートよりも違反行為対策に多数の人的リソースを割かざるをえなくなり、今後のアップデートに大きな影響がでてしまうかもしれない事を懸念している。」と述べている。[5]チート対策のため2007年8月15日にnProtectのアップデートが行われたが、クライアント(mhf.exe)を起動した途端にブルースクリーンが表示されてPCがハングアップするという現象が発生し、一部ではOSが起動しなくなる場合もあった。この事を受け、システム管理を担当するテクノブラッドは謝罪文[11]を発表し、8月17日にnProtectを問題が発生する前のバージョンへロールバックする処置を実施した。
- 10月3日のリファインアップデートよりスタートした新たな課金コースでは、アイテムが無限複製できてしまうチート(DUPE)が発生した。運営は直ちに緊急メンテナンスを行ったが、[12]不正に増殖されたアイテムはそのまま残されており、不正行為前の状態へのロールバックはなかった。
- 冤罪BAN疑惑
- 2007年9月12日のチート対策ソフトnProtectのバージョンアップより一部ユーザーのパソコンにおいてアプリケーションエラーが発生し、このエラーそのものがシステム側にチートツールと誤認され、アカウントが永久停止(BAN)されたユーザーがいたとの話題が、オンラインゲームニュースサイトの4gamerに掲載された。[13]。しかし、数時間後には運営側から「nProtectによる強制終了でアカウントが停止されるという事はなく、記事は事実無根である」というコメント[14]が発表されている。
[編集] モンスターハンター ポータブル 2nd G(MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人(アドホック通信接続時は最大4人) |
| メディア | UMD1枚 |
| 発売日 | 2008年3月27日発売 |
| 価格 | 4800円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:15才以上対象 |
| その他 | PSPアドホック通信モード対応 |
2008年3月27日発売のPSP専用ソフト。PSP用ソフトの第3弾。2007年の東京ゲームショウで発表された。
MHP2のアップグレード版であり、武器・防具その他データは引継ぎ可能(バランス調整の為、武器・防具の一部の数値が修正された)。新システムとして、狩りにアイルーを連れて行ける「オトモアイルー」が、またモンスターハンターGでも存在した、上位よりも難しいG級クエストが追加され、さらにMHPまでに登場した旧フィールドや、新フィールド「樹海」が搭載。前作には出現しなかったヤマツカミや、新モンスターとして迅竜ナルガクルガやババコンガ亜種、ダイミョウザザミ亜種、ショウグンギザミ亜種、ドドブランゴ亜種、崩竜ウカムルバスなどが登場する。また、MHFからヒプノック、ヴォルガノスが登場する。新たにG級ハンター用の防具に「Xシリーズ」と「Zシリーズ」が追加された。これらの防具は髪の色のように3種類のバーを動かすことによって、一部の色を変えることが出来る。また、MHP2G仕様のPSPも同時発売された。[15] 今作ではシステム的な側面においてもアップデートされている部分が非常に多く、メディアインストール機能では一部のゲーム情報をメモリースティックにキャッシュとして保存することで次回からゲームのロード時間を格段に短縮することができる。BGロードも継承され、この二つを組み合わせることによってロード時間が大幅に早まった。
その他、前作からの機能も殆どが引き継がれており新ユーザーとしても前作からのデータ引継ぎユーザーとしても十分に楽しめるゲームになっている。
武器性能の調整が行われたほか、ほぼすべてのモンスターに攻撃方法の追加、調整がされている。
2008年4月1日には100万本出荷が公式に発表され、PSPシリーズとしてはモンスターハンターポータブル、モンスターハンターポータブル2ndに次いで、3作連続で100万本出荷を達成した。(ちなみに発売から6日での100万本出荷はシリーズ通して初)その後4月25日プレスリリースよりPSPのソフトでは最多となる200万本出荷が発表された。
[編集] モンスターハンター トライ(MONSTER HUNTER 3)
| ジャンル | ハンティングアクション |
|---|---|
| 対応機種 | Wii |
| 発売元 | カプコン |
| メディア | Wii用12cm光ディスク |
| 発売日 | 未定 |
| 価格 | 未定 |
| 対象年齢 | CERO:審査予定 |
発売日未定のWii専用ソフト。『任天堂カンファレンス 2007.秋』で発表されたナンバリングタイトル第3弾で、MH2の正統な続編である。また、今作はシリーズ初の任天堂ハードでの発売となる。なお、PS3向けに発売が予定されていた『モンスターハンター3(仮題)』はWiiへの移行に伴い開発中止となった。[16]
[編集] メディアミックス
[編集] ゲームドラマ
公式サイトで掲載されているハンター日誌をベースに、ファミ通WaveDVDで連載されていたドラマ。
- モン(声優:陰山真寿美)
- いつも元気で明るく、狩りを通じて一人前のハンターを目指す少女。口調は関西弁。MHP2ndGの村長上位クエストにて、彼女が依頼しているクエストが存在する。
- 使用武器は片手剣「ハンターナイフ」→「ハンターカリンガ」他。エンタロウにあこがれて『ハンター日誌G』第4話より双剣「オーダーレイピア」→「封龍剣【超絶一門】」。『ハンター日誌』では一時的にDDの斬破刀で戦った。
- 防具は「チェーンシリーズ」→「ハンターSシリーズ」→「フルフルSシリーズ」。ピンキーストリートではオリジナルの「アイルーシリーズ」。
- DD(声優:戸谷公次(MH)→田中秀幸(MH2))
- 使用武器は「斬破刀」。モンが初めて出会ったハンターであり、師匠と慕われている。斬破刀がMH2より太刀に移行したため、大剣から太刀使いのハンターとなった。
- 『ハンター日誌2』では狩りのことしか頭になく、装備の支払いなどを忘れてモンが借金の肩代わりをするハメになることも。
- 防具は未装着→「レウスSシリーズ」→「クシャナシリーズ」。
- 『ハンター日誌』
- 『ハンター日誌G』
新しくできた仲間と共に、ハンター生活を楽しみながらもラオシャンロンと戦うことになる。小説版MHとキャラクターでのクロスオーバーがある。
-
- ビクトリア・アルフレッド(声優:永島由子)
- モンと共に行動するランス使いのハンター。今は没落したが育ちのいいお嬢様で、わがままを言っては皆を困らせることも。
- 家を壊滅に追い込んだラオシャンロンを憎んでいる。また、全登場人物の中で唯一フルネームがわかっている。
- アレックス(声優:草尾毅)
- ビクトリアお付き大剣使いのハンター。礼儀正しく、わがまま放題のビクトリアのサポートに回っている。
- エンタロウ(声優:服部潤)
- 小説版MHより出演の双剣使いハンター。常に空腹。最終回のラオシャンロン決着戦で超絶一門を使用した。その後モンは『2』最終話で同じものを持つことになる。
- リチャード(声優:増谷康紀)
- ディアブロス討伐で知り合ったヘビィボウガン使いのハンター。かつては実力者集団「黒い翼」のメンバーだったが、仲間を見捨てた彼らの行動に嫌気がさして脱退している。
- ナレーション、タツジー(声優:永井一郎)
- 『ハンター日誌2(Dos)』
ドンドルマを舞台にDDがこしらえた借金(レウスS装備×4)12万ゼニーの完済を目指して借金取りのランディとギンジの3人で奮闘する話。
-
- ランディ(声優:石川英郎)
- モンの借金返済のために協力する借金取りでランス・ガンランス使いのハンター。硬派な男でシフォンのラブコールに本気で嫌がっている。人を呼ぶとき「~はん」と呼ぶため、モンのことはモンハンと呼んでいる。
- ギンジ(声優:根本幸多)
- モンの借金返済のために協力する借金取りでライトボウガン使いのハンター。ランディを兄貴と慕う。
- シフォン(声優:鹿野優似)
- 楽譜を求めて旅する狩猟笛使いのハンター。ランディが好きでキレると怖い。
- 伝説のお笑いハンター(声優:柳原哲也、平井善之(アメリカザリガニ))
- ハリー(声優:若本規夫)
- 塔周辺で古龍の研究とトレジャーハンティングに精を出す太刀使いのハンター。封龍剣を探しているらしい。
- ナレーション、古龍観測所の老人、伝説の職人(声優:八奈見乗児)
[編集] 小説
ファミ通文庫から『狩りの掟』『英雄の条件』『長の資格』『狩りの追憶』が発売されている。
詳しくはモンスターハンター (小説)の項を参照。
[編集] トレーディングカードゲーム
2007年4月6日に『モンスターハンタートレーディングカードゲーム』が発売されている。第3弾までが発売されている。
[編集] 漫画
電撃「マ)王にて「モンスターハンター2」が連載されていた。著者は新井テル子。
月刊少年ライバルにて真島ヒロによる「モンスターハンター オラージュ」が連載中。[17]
[編集] 脚注
- ^ 田中剛プロデューサーは非公式設定と断った上で「高度に発展した現代人類が巨大隕石によって滅亡した後、遥か未来の地球の氷河期後をイメージして」と語っている。
- ^ カプコンの人気シリーズ最新作『モンスターハンターポータブル 2nd』が国内初の100万本突破 ~ 前作『モンスターハンター ポータブル』もまもなく国内市場ミリオン達成! ~
- ^ 4Gamer.net ― インタビュー:カプコンは「モンスターハンター フロンティア オンライン」で何を目指すのか(モンスターハンター フロンティア オンライン)
- ^ MHF公式サイト MHF公式掲示板書き込み条件変更のお知らせ
- ^ a b MHF公式サイト 第8回 運営レポート 9月5日のアップデートに関して/掲示板の再開と削除に関して
- ^ a b MHF公式サイト 第6回 運営レポート リファインアップデート」における防具の性能変更に関して/【パッケージ追加アイテム用イベントコードの配信不具合について】
- ^ MHF公式サイト 「イベントコード」が記載されているメールが届かないお客様について
- ^ MHF公式サイト 第11回 運営レポート 武器・防具のバランス調整について
- ^ MHF公式サイト 第16回 運営レポート お問い合わせ状況
- ^ MHF公式サイト 現在、多数のお問い合わせをいただいている利用規約違反行為について
- ^ 『nProtect:GameGuard』(Ver.1058)アップデートに起因する『モンスターハンター フロンティア オンライン』動作不良問題に関するお詫び
- ^ MHF公式サイト 不具合の悪用についてのご注意
- ^ 4Gamer.net ― 「MHF」運営レポート発表,nProtect関連のトラブルなどを報告
- ^ オンライン&PCゲーム情報サイト「4gamer」において掲載されている記事内容に関しまして
- ^ モンスターハンター ポータブル 2nd G公式サイトより
- ^ プレイステーション3版の『3(仮題)』はスケジュールから消えることに(ファミ通.com)
- ^ >>モンスターハンター×真島ヒロ先生 最強コラボレーション実現!