カービィ

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カービィ
シリーズ 星のカービィシリーズ大乱闘スマッシュブラザーズシリーズなど
初登場 星のカービィ
作者 桜井政博
声優 大本眞基子
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星のカービィのコスプレ

カービィKirby)は、任天堂ゲームソフト『星のカービィ』シリーズ主人公。メディアミックスは漫画、テレビアニメ、小説など多岐に渡る。

概要[編集]

ピンクで小さく丸い姿をしている。身長は20cm程度[1]。他の登場キャラクター達は、大きさを比較する際、このカービィの身長が元とされる。

敵キャラ吸い込むことができ、吸い込んだ敵は吐き出すことで星型弾となり、敵に当ててダメージを与えることができる(『星のカービィ64』のように、吐き出された敵が星型弾にならない作品も存在する)。敵や物などの吸い込んだ物を飲み込むことによって、その敵の能力や外見などの特徴を自分のものにできる「コピー能力」を持つ。ただしスカキャラ(ワドルディ等)を飲み込んでも何も変わらない。コピー能力は初代『星のカービィ』には存在せず、『星のカービィ 夢の泉の物語』を製作する際に宮本茂によって追加された。ただし、マリオとは異なり、敵を踏んづけたりする事はできないため、敵に乗ったりするとダメージを受けてしまう。

キャラクターデザインは、当時HAL研究所の開発ディレクターだった桜井政博によるもの。桜井によれば、「デザイナーにちゃんとしたキャラクターのデザインを作ってもらおうとしたが、返ってきたデザインは初期のプレゼンテーションの際に打たれたドットそのものだった」という。カービィのデザインは、低年齢層を狙っているわけではなく、誰にでも親しみが持てるような「絵描き歌にできるほど簡単なデザイン」にしたためである[2]

体色の設定は第1作目よりピンク色で、などの配色変更はあるものの現在までほぼ変更されていないが、ごく初期では混乱も見られた(第1作目の海外版パッケージのイラストでは白色であった)。これは開発現場や「強いカービィをプロデュース」では画面白黒だったことで、カービィをデザインした桜井以外「カービィがピンク色だ」ということを知らなかったためで、他のスタッフも黄色だと思っており、同作に関わっていた宮本茂は黄色をイメージしていたという[3]。現在では、何人かでプレイする場合や追加要素でいくつかのカラーバリエーションはあるものの、基本となるカービィの配色はピンク、複数のカービィが配色違いで登場する場合は黄色が優先(『カービィボウル』以降)で統一されている。アニメ第1話では、戦闘で傷つくと色に変色する描写があった。また、「あつめて!カービィ」などでは、傷つくと体が青く変色する。

元々はアクションゲームのキャラクターだったが、体が丸い特性を生かしてピンボールやブロックボール(ブロック崩し)のようなボールゲームのキャラクターとして展開されるようになった。また漫画アニメCD絵本、小説などカービィを主人公とした多くのメディアミックスが行われている。また、本人自体は登場はしていないが絵でゲスト出演をしている作品もある (#ゲスト出演の項を参照)。

ゲーム・アニメにおける声優大本眞基子(『スーパーデラックス』のマイク能力時の掛け声は桜井ディレクターが兼任[4])、「星のカービィ おしゃべりCDコミック(さくま良子作)」では川田妙子小学一年生の応募者全員サービスの形で販売されていた「マリオ・カービィ 名作ビデオ」では田中真弓が演じている。ゲーム本編に於いては明確に台詞を喋る訳ではなく「えい!」や「うわ!」と発声する程度である。近年のゲーム作品では後述のアニメ版同様に「ぽよ」「ぱよ」等とも喋る。

名前の変遷[編集]

名称については、開発当初は「ポポポ」と呼ばれていた。これは子供に覚えやすい名前にしようという意図からで、商品名も「ティンクル・ポポ」となっていた。しかし宮本茂の提案で、任天堂から発売されるにあたり日米のタイトルを統一し「カービィ」の名が与えられた。

「カービィ」の由来は諸説あるが、正式なものは不明である。アメリカに存在した掃除機会社の名前「Kirby」から取ったという説、かつてドンキーコング著作権問題に従事していたアメリカ人の任天堂の顧問弁護士の名前「ジョン・カービィ」の名前から取った、などとも言われているが、桜井政博宮本茂本人も覚えていないという。

人物[編集]

ポップスターにあるプププランドの住人。身長は20cm。年齢は『わかもの』。性別は不明だが、後述のように男性として扱われる場合が多い。まん丸の胴体に短い手足、胴体とピンク[5]。好きなことは食べる事、寝ること、歌うことだが、音痴であり[1]、コピー能力「マイク」の説明は「かれがうたったあとには、ぺんぺんぐさもはえなくなったとさ」[6]「なぜうたっているだけなのにてきがやっつけられるのかな?」[7]と書かれているなど文字通り「殺人的」なレベルであるが、カービィ自身はまるで自覚が無い。

性別[編集]

説明書では「彼」と呼ばれており、公式サイトでの一人称は「ぼく」[8]。また、英語版のテキストでもカービィの代名詞は男性形の『he』になっており、性別は男性だと思われるが、正式には、分からない。

性格[編集]

自由気ままでのんびり屋。風の吹くまま気の向くままに行動する。天真爛漫で純粋無垢だが、自分で決めたことは絶対に変えない部分がある。『星のカービィ スーパーデラックス』及び『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』では「悩みの無いやつ」と説明されているが、それに対しカービィ自身は少ししかめ面をしている。

座右の銘は「明日は明日の風が吹く」。座右の銘は90年代小学館の学習雑誌に掲載されていた設定だが、桜井本人も同様に語っている[9]

基本的に迷わず行動し、自分の本能に忠実に行動するが、それゆえに度々トラブルを起こす。また、一度行動を起こすと猪突猛進になり、周りの制止を聞かなくなる(『夢の泉の物語』)。ただし、非を認めると一応謝ったり(『参上! ドロッチェ団』)お詫びをしている(『白き翼ダイナブレイド』)。また、困っている者を見ると放って置けない性分でもあり、『スーパーデラックス』の『銀河にねがいを』、『星のカービィWii』などでそれを悪事に利用されたこともある。

デデデ大王イタズラや侵略者の襲来、何者かが起こした事件がきっかけで冒険に出かける事が多いものの、動機は必ずしも悪役を倒すことではない。『参上! ドロッチェ団』では「盗まれたオヤツショートケーキを取り戻すため」に旅立ち、その後勘違いでデデデ大王に濡れ衣を着せた。更に、ドロッチェが盗んだ宝箱に自分のショートケーキが入っていると思い込んでを続け、ラストボスであるダークゼロと戦ったのもその成行きである。ダークゼロを倒し、世界を救った後も消えたケーキの事ばかり考えていた(最後はドロッチェがお詫びとしてカービィに与えたショートケーキにありついている)。『毛糸のカービィ』では、アミーボ・アモーレの制止が届かず勝手に彼が持っていたトマトを吸い込んだのが物語の発端である。また「スーパーデラックス」「ウルトラスーパーデラックス」の洞窟大作戦では自らが落とし穴に落ち、戻ってこようとしてたところをラスボスであるワムバムロックに見つかり戦うことになっている。(戦う以前にも大量のザコキャラがいたのでやむを得ず戦っている)


誰かを憎むことは決してなく、多くの作品で敵対しているデデデ大王やメタナイトと『Wii』では普通に共闘し、自分を利用していたマホロアについても『憎んでいる』からではなくあくまで『止める』ために戦っていた。また、仲間想いでもあるようで、マホロアとの最終決戦直前で撃墜されたのも『メタナイトがやられてしまったことにより余所見をした』ためであった。

好み[編集]

好物はリンゴとマキシムトマトで、苦手なものは毛虫[1]。そのため毛虫は「カービィの食べられないもの」としてミニゲームなどに登場することがある。味の好みについては『スマブラ拳!!』でのコックの説明にて「味はともかく食えればいいのか?」と言われている[10]。アニメでは、スイカを好んで食べている。

来歴[編集]

ゲームでは出自は不明[11]小学館の学年別学習雑誌付録の本におけるさくま良子HAL研究所スタッフから聞いた話では「ある晴れた日、から生まれた」「誕生直後はリンゴより小さい」「吸い込みも弱かった」というがこれも桜井が否定している[12]

かつては根無し草の若者として旅を続けていて(第1作目の説明書より)、『星のカービィ』で初めて舞台に姿を現し、食料を奪われ困っていたプププランドの人々を救うべくデデデ大王の手下達を相手に奮闘。最後はデデデ大王との一騎打ちの末に勝利を収めた。この一件を解決してくれた礼として、現在はプププランドの住人が好意で建ててくれた煙突付きのドーム型の白い家を貰ってそこに住み、以後はプププランドに定住している[1]

以後、プププランドでのんびり暮らしつつも、上述したように時には皆を守るため、時には結果として、ポップスターや宇宙の脅威と度々戦い、それらを退け続けている。『スーパーデラックス』の「銀河に願いを」や『64』のように宇宙規模の活躍もあり、『星のカービィ Wii』によるとカービィが意図せぬうちに宇宙でも名が知られた存在となっている。

特技[編集]

吸い込み、コピー以外に「ホバリング」が挙げられる。飛行するときは空気を吸い込み、風船のように膨らんで飛ぶ。上昇するときは短い手をはばたくように動かし、下降時は自由落下。多くの作品では基本的にずっと飛行できるが、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』や『星のカービィ64』、『カービィのエアライド』では飛行時間が制限されている。

その他[編集]

誕生日は初代星のカービィ発売日の1992年4月27日[13]である。

ステージをクリアしたときやボスを倒したときは、ほとんどのゲームでダンスをするシーンが入る。場合によっては分身して、3人(4人や5人の時もある)で踊る。 カービィの頬の線は『夢の泉の物語』の製作時に付け加えられたものだが、桜井政博によるものではない[3]。目の色は当初は黒く小さかったが、『N64版スマッシュブラザーズ』から現在の深い青色になり、目も大きくなった。

は無く、「いちおうもありません」という[14]。アニメ版では、歯が無いことは描写されている[15]。漫画版の『星のカービィ』、『星のカービィ ウキウキ大冒険』、『星のカービィ デデデでプププなものがたり』、『星のカービィ プププランドの仲間たち』、『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』では場面によってがある。なお『星のカービィ64』では、カービィが歯で齧ったかのような跡がある食べかけのリンゴを持っているシーンがある。

ピンクの悪魔[編集]

『スーパーデラックス』及び『ウルトラスーパーデラックス』のストーリー『格闘王への道』での説明文では、ここまで数多ものボス達を倒してきた強者として「ピンクの悪魔」と記述された事がある(『Wii』の同名のモードにも記載)。以降、漫画作品(主に4コマ漫画)では「敵キャラクター=プププランドの住人を吸い込み食べる為カービィを恐れている」というネタがしばしば使われている。この呼称はアニメ版49話の劇中アニメ「星のデデデ」においても使用され、アニメ放送後に製作された『星のカービィ マジカルシアター』でも魔獣エビゾウがカービィを分析した際に一瞬「DEVIL(悪魔)」や「EVIL(邪悪)」と表示されている。現在でも『大乱闘スマッシュブラザーズX』でのソリッド・スネーク通信のように、カービィが凶悪な怪物として表現されるネタが作られている(後述)。

その他、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは「ピンクだま」、『スマブラ拳!!』では「丸くて、ピンクで、やわらかく」と表現されている[16]。『ウルトラスーパーデラックス』の『大王の逆襲』の劇中ではデデデ大王も何度か「ピンクだま」と呼んでいた。アニメ版においては、デデデやエスカルゴンからは専ら「ピンクボール」と呼ばれている。

コピー能力[編集]

カラーバリエーション[編集]

  • おもに多人数プレイ対応の作品に登場する色違いのカービィ。明確にストーリー上かかわってくるのは『鏡の大迷宮』のみで[17]、それ以外の作品では実在する存在なのか不明。
  • 『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』では、カービィの色を変更する事ができる「カラースプレー」が存在する。
黄色(イエロー)
『カービィボウル』にて初登場。通称「キービィ」(公式な愛称である)[18]。足の色はオレンジ。通信サブゲーム2Pが使うカービィである。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにイエローという色がある。『鏡の大迷宮』では仲間のカービィの1人。また、『ウルトラスーパーデラックス』のゲーム「激突!グルメレース」では2Pが使うカービィとしても使用できる(名義は「カービィ」のまま)。
赤(レッド)
足の色はマゼンタ。こちらも、通信サブゲームで3Pが使うカービィである。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにレッドという色がある。『鏡の大迷宮』では、仲間のカービィの一員。
緑(グリーン)
足の色は明るいオレンジ。こちらも、通信サブゲームで4Pが使うカービィである。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにグリーンという色がある。『鏡の大迷宮』では、仲間のカービィの一員。
黄緑
通称「くさもちカービィ」(公式な愛称である)。足の色は緑。星のカービィ Wiiなど、おもに据え置き機用の作品で緑のかわりとして登場する。
水色
足の色は。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのソーダを使うことで使用できる。 星のカービィ Wiiでは赤のかわり、カービィのエアライドでは緑のかわりとして登場する。
足の色は。「トリプルデラックス」のカービィファイターズに登場する。
うらばやなぎ
足の色は灰色。「トリプルデラックス」のカービィファイターズに登場する。
シャドーカービィ
体色は灰色で足の色は濃灰。『鏡の大迷宮』にのみ登場する、カービィのほんの僅かな悪い心が鏡の世界で実体化したもの(ただし同様の写し身であるダークメタナイトとは違い、イタズラ好きな程度)。たまにファイアなどのコピー能力を持っていることがあるが、そのときに頑張り吸い込みで吸い込むとそのコピーを得ることができる。
最終的には本物のカービィと同じく正義の意思を持つようになり、生みの親であるダークマインドの第二形態戦では、それまでにマスターのコピー能力を失っていた場合はマスターソードを渡してくれる。エンディングデモによれば、以後は鏡の世界のカービィとして鏡の世界を守っているらしい。
『参上!ドロッチェ団』には登場しないが、カラースプレーの1つにシャドウという色があり、それを使うことでシャドーカービィと同じ色になることが可能。
「トリプルデラックス」ではカービィファイターズの1人用モードにおいて最終ステージの相手として登場し、こちらと同じコピー能力で戦う。ボスという位置づけのためか、体力はこちらより多くなっている。
サファイア
体色は群青色で足の色は藍色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのサファイアを使うことで使用できる。
グレープ
『鏡の大迷宮』では体色はで足の色は赤紫。『参上!ドロッチェ団』では体色は菫色で足の色は紫。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのグレープを使うことで使用できる。
チョコレート
体色と足の色はチョコレート色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのチョコレートを使うことで使用できる。
オレンジ
体色はみかん色で足の色は橙色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのオレンジを使うことで使用できる。
カーボン
体色は黒で足の色はオレンジ。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのカーボンを使うことで使用できる。
スノウ
体色は白で足の色は赤。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのスノウを使うことで使用できる。
ホワイト
体色と足の色は白。『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのホワイトを使うことで使用できる。
チェリー
体色は通常のカービィと同じだが足の色は。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのチェリーを使うことで使用できる。
シトラス
体色はライムグリーンで足の色は黄緑。『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのシトラスを使うことで使用できる。
ラベンダー
体色は藤色で足の色は藤紫。『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのラベンダーを使うことで使用できる。
アイボリー
体色はアイボリーで足の色は黄土色。『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのアイボリーを使うことで使用できる。
エメラルド
体色はエメラルドグリーンで足の色は明るい橙色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのエメラルドを使うことで使用できる。
モノトーン
体色は薄い灰色で足の色は灰色。『参上!ドロッチェ団』のみ衣装やエフェクトがモノクロになる。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』でカラースプレーのモノトーンを使うことで使用できる。

関連キャラクター[編集]

カービィの仲間たち
カービィにはリック、クー、カイン、ナゴ、チュチュ、ピッチ、グーイというカービィを助ける仲間たちがいる。
デデデ大王
プププランド自称大王で、カービィのライバル。『星のカービィ』で敗北したあと、彼に勝つために飛行能力の入手などの猛特訓をしたとされている[19]
対抗心を抱いているのはデデデ大王の方だが、カービィは嫌ってはおらず『夢の泉の物語』や『64』、『星のカービィWii』など、カービィに協力した作品もある。
メタナイト
デデデ大王と共にカービィのライバルとされている騎士。常に仮面を付けており、素顔はカービィに近い。
ナイトメア
ゲームでは『夢の泉の物語』『夢の泉デラックス』のラストボスとして登場。プププランドの住人を悪夢で苦しめようと企んだ。
アニメでも黒幕として登場。自身が作り出した魔獣で宇宙を支配するため「ホーリーナイトメア社」を設立し、宇宙中に魔獣を拡散させようと目論む。
ダークマター
邪悪な黒いから生まれた生命体種族。様々な惑星に流れ着いては黒い雲を撒き散らし、自分達の住みやすい暗闇の世界に変えてしまう。別の種族に憑依する能力がある。同種族ないし似た系統のキャラクターが数作にわたってラストボスとして立ち塞がり、カービィにとっては因縁の一族である。グーイもダークマターの一種であるが、悪意は持っていない。
リボン
64』のみ登場。リップルスターに住む妖精。カービィの仲間。ステージ中にあるクリスタルに触れると、どんな所に居てもクリスタルへ向かい取ってくる。黒幕「02」との戦闘ではカービィを掴んで飛行し、みずから戦いに加勢した。
フラッフ
毛糸のカービィ』のみ登場。毛糸の国に住む王子。アミーボ・アモーレの野望をカービィに教え、協力を申し出たカービィと共に冒険して友情を築いた。
カービィの友達
『毛糸のカービィ』のみ登場。マンションの空き部屋に、特定のインテリアを置くと引っ越してくる。話しかけると、ミッションに挑戦でき、クリアするとごほうびが貰える。かくれんぼ好きなクルリンビーズ集めが好きなビータン、お出かけ好きのコロン修行好きのガッチン競走好きのフミフミがいる。
ほかに、ステージでミスしたときに助けてくれるエンジィがいるが、カービィとの関係性は不明。
クルリン
マンションの102室に「はなのソファ」と「ひまわりのとけい」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間以内にステージ内に隠れた五体のクルリンを探す「かくれんぼ」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は楕円形。体色と足の色は茶色尻尾は名前の通り先っぽがくるんと巻いており、色は黄色
見た目は可愛いが一人称は「オレ」。
ビータン
マンションの201室に「にじのアーチ」と「らくだソファ」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間内にステージ内の一定量のビーズを集める「ビーズ集め」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は正方形型。体色と足の色はで四つの小さな体型のダイヤ型は青緑
一人称は「ボク」。
コロン
マンションの202室に「きょうりゅうすべりだい」と「クマのぬいぐるみ」と「パフェタンス」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間内にコロンを所定の位置まで運ぶ「おでかけ」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型はピンクの花びらをもつ花型。体色と足の色はレモンイエロー
一人称は「私」。
ガッチン
マンションの301号室に「わくわくえんとつ」と「トーテムポール」と「ろてんぶろ」と「かがりび」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間内にステージ内の敵キャラを一定の数倒す「しゅぎょう」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は六角形型。体色と足の色はこげ茶色で、顔の色は黄緑。
一人称は「拙者」で語尾は「ごさる」。
フミフミ
マンションの302号室に「ぼうしのソファ」と「メロディウッド」と「くらげライト」と「みらいテレビ」を置くと入室してくる。話しかけるとフミフミよりも先にステージのゴールを目指す「きょうそう」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は白いウサギのような、Tシャツのような姿。耳の色は桃色
一人称は「私」で語尾は「ですわ」。
エンジィ
お助けキャラ。ゲーム中にカービィが穴などに落ちたときステージに連れ戻してくれる[20]。また、2人協力プレイ時には、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』のシャボンのようにキャラクターをつかんでスクロールについて行ってくれたりもする。
体型は球体。体色と足の色は金色で名前の通り天使のようなをもち、頭のてっぺんみは、アホ毛のようなくるんとした細い物がある。
カービィのカラーバリエーション
#カラーバリエーションを参照。
10人のカービィ
あつめて!カービィ』のみに登場する、ネクロディアスの攻撃を受けた際に10人に分裂したカービィ。吸い込み・飛行・コピー能力を失ってしまったため素手で戦う。本作ではフルーツを食べて仲間を10人まで集めることが可能。また、協力をして敵を倒すことが可能。
フルーツがエネルギーの元。ビッグキャンディーで巨大化し無敵状態になる。
ダメージを受けると青くなり、もう一度ダメージを受けると天使となり飛んでいく。
勇者の心
『あつめて!カービィ』のみに登場する。ネクロディアスの攻撃を受けた際に分裂してしまった「カービィの心」が強い思いが結晶になった精霊
本作ではタッチペンの操作で協カすることが可能。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおけるカービィ[編集]

カービィは本シリーズプレイヤーキャラの1人である。声は大本眞基子で、ゲームのカービィに声が付いたのはシリーズ第1作目の『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』が最初である[21]。全作品で最初から使用できるキャラクターとして登場する他、コピー能力の絡みもあり毎作品ごとに新録が行われている。カービィの身長は本シリーズの第1作目においても20cmと公表されているが、実際のプレイ画面ではそれよりも大きくなっている。

『64』のオープニングや『X』のアドベンチャーモード冒頭などではマリオと対峙しており、彼とともにシリーズのシンボル的キャラクターを務めることが多い。前述のように『X』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では最初から登場して、その後も群像劇となるストーリー全体におけるの中心人物の一人を担い、同モードにおける出番は全キャラクター中最多クラスである。終盤には、敵勢力である亜空軍の切り札・亜空砲戦艦をエアライドマシンのドラグーンの突進で撃破した、黒幕・タブーにファイター全員が敗北した後、事前に食べ物と勘違いして飲み込んでいたデデデ大王のブローチにより復活、戦闘不能になった他のファイターたちを復活させたなど、重要な役割を果たした。最終決戦に必ず参加できるキャラクターの一人。なお、同モードのムービーではカービィがアニメ版のように「ぽよ」と喋るシーンが存在する。

『X』でゲスト出演したスネークが通信でオタコンからカービィの情報を聞くと、オタコンはカービィを「地球外生命体・吸い込み・コピー・飛行」という能力情報から「強靭な胃袋で何でも無残に溶かす」「敵の能力を強奪するコピー能力で相手になりすまして捕食する」「飛行能力でどこまでも獲物を追いかける」などと人を食らう怪物のように解説される。この通信の内容はカービィの生みの親であり、『スマブラ』シリーズのディレクターおよび監修者である桜井政博によって書かれている[22]

概要[編集]

必殺ワザ「吸い込み」(詳細は後述)で相手の必殺技をコピーする能力を持っている。コピーした際には原作と同様にコピー能力に応じた帽子を被る(リンクカービィとソードカービィ、アイスクライマーカービィとフリーズカービィなど、一部原作と共通のものはあるが、ほとんどが『スマブラ』オリジナルにデザインされた帽子である)。相手の数や種類が多いほど戦略を変える事が出来るユニークなキャラクターである。

シリーズ通じての大きな特徴は、連続で5回の空中ジャンプができることである。それによって圧倒的な復帰力を持ち、連続ジャンプのため小刻みに軌道を変えた空中軌道が出来るため空中からのラッシュをかけ易く、空中戦ではかなり有利に戦える。また、地上の攻撃ワザも連続ヒットしたり飛び込みつつ攻撃するなどラッシュに適したものが多く、これらを活かして空中戦を軸にラッシュやコンボを畳み掛けるのが得意である。また被攻撃範囲が小さく、相手の攻撃を受けにくい。

ただし他のキャラクターに比べて体重が軽いために吹っ飛びやすく、体格故にリーチも短い。攻撃一発あたりの威力も低めであるため、重量級の相手には的確に連続攻撃を仕掛けられる技量が必要となる。また、メテオスマッシュ(場外に叩き落すのに適した下ふっとばし攻撃)や『DX』以降の必殺ワザ「ハンマー」など、攻撃力を補うワザも幾つか持っている。

必殺ワザ[編集]

それぞれのワザは「星のカービィ」シリーズのコピー能力から採用されたものだが、「鏡の大迷宮」で『DX』に準拠したワザが使用できるコピー能力「スマブラ」が逆採用されている。

吸い込み
通常必殺ワザ。カービィの特徴であるコピー能力へとつながる技。口を大きく開け吸引する。相手を吸い込むと口の中に入れただけの「ほおばり状態」になり、このまま移動することもでき、通常通り星形弾として吐き出せる[23]他、ほおばり状態で穴に落ちるなどで死亡することでほおばった相手も道連れにできるという反則級な応用技がある。ほおばり状態でキャラクターを呑み込むとそのキャラの通常必殺ワザをコピーし、吸い込みの代わりに使用できる。能力はアピールで捨てることができる。なお、基本的にカービィがカービィを吸い込んでもコピーは出来ないが、吸い込まれた側のカービィがコピー能力を持っていた場合、吸い込んだ側が能力を奪取する。
『X』ではアイテムも吸い込めるようになった。ボム兵などの爆発物のアイテムを吸い込むと体内で爆発してダメージを受けるが、この際に吐き出す煙にもそこそこ威力の高い攻撃判定がある。
スマブラにおけるカービィのコピー能力一覧も参照。
ファイナルカッター
上必殺ワザ。『スーパーデラックス』の「カッターめったぎり」を元にした技。発動すると「カッターを持つ」「切り上げつつジャンプした後カッターを振り下ろす」「着地時にカッターを前方に飛ばす」という3つの動作が順番に行われる。着地時に飛ばすカッターは、コピー能力を使わない場合カービィにとって唯一の飛び道具である他、攻撃範囲も広く貫通能力がある。上昇効果があるためステージ外に吹っ飛ばされた際には復帰として使えるワザだが、一度発動すると地面に着くまで永遠に降下し続ける上、左右への移動はほぼ出来ない。なお64版『スマッシュブラザーズ』のみ、2番目のカッター降り下ろしに強力なメテオスマッシュ効果がある。
前述の通り「カッターめったぎり」由来だが、『ウルトラスーパーデラックス』以降の原作では設定が逆輸入されて「カッターめったぎり」の技名に「ファイナルカッター」が追加された。
ストーン
下必殺ワザ。コピー能力「ストーン」を元にした技。石に変身する。初代『スマブラ』では石の変身パターンは1種類のみだったが、『DX』からは5種類に増えた(オリジナルゲームでの変身に近いピンクの石、『パネルでポン』のおじゃまパネル、棘つき鉄球、100tの重り、『マリオシリーズ』のドッスン)。ただし、変身パターンで技の効果は変わらない。変身中は投げ技以外ほぼ攻撃を受け付けないが、一定時間経過や過度のダメージで変身解除される。空中で変身すると高速で落下し、敵に当たればダメージを与える。『X』では地上で変身したときにも攻撃判定がある。
ハンマー
横必殺ワザ。『DX』以降に登場。コピー能力「ハンマー」由来の技。地上と空中で攻撃範囲と威力が異なる。地上では、隙の大きい横スイングで相手を弾き飛ばす。空中では、ハンマーを縦に回転させ弱い攻撃を連続で当てる(空中だと縦回転になるのは原作でのハンマーと同じである)。
『X』では空中での攻撃が縦回転から横回転に変更されており、地上と空中で威力、範囲は同程度になっている。ただし空中で発動した場合は、自動的に2段振りになるという差異がある。2007年のE3で『スマブラX』が初公開された際の紹介ムービー(製品版にも収録)時点では、『DX』と同じく縦回転となっていた。
『for』ではハンマーを構えたまま力を溜めることでより強力な「鬼殺し火炎ハンマー」へとつなげることが可能となった。
コック
『X』における最後の切りふだ。コピー能力「コック」をもとにした技。周囲の敵 (オリマーのピクミンも含む)、アイテム、敵の飛び道具の弾、アシストフィギュア、モンスターボールから登場したポケモンなどを全て鍋の中に吸い込む。鍋に入った敵は煮込まれダメージを受けた後、鍋から上方へ吹き飛ばされる。同時に鍋は吸い込んだものの量に応じて、回復系を中心に様々なアイテムを噴き出す。プレイヤーを鍋に吸い込める範囲は制限があるが、アイテムなどほかの対象物は吸い込める範囲に制限はない。なお、吸い込める数には制限があり、限界数を超えると自動的に調理を始める。
ウルトラソード
『for』における最後の切りふだ。『Wii』におけるスーパーコピー能力「ウルトラソード」を元とした技。相手を拘束した後、ウルトラソードをコピーした姿となって巨大な剣な剣で滅多切りにする。

テレビアニメ「星のカービィ」におけるカービィ[編集]

カービィは、テレビアニメ星のカービィ」の主人公である。英名は"Kirby"。声優大本眞基子。日本語版のみならず、外国語版でも大本の声がそのまま使われている。原作であるゲーム版とは出自などの設定が大幅に異なっている。

概要[編集]

ホーリーナイトメア社から続々と送られる魔獣を倒し、プププランドの平和と安全を守る正義のヒーロー。しかし、自分自身では敵と味方の区別ができず(理由は後述)、敵であるデデデ大王命令に従ってしまうこともしばしば。後述の理由から、他者との意志疎通こそ可能ではあるものの、主に「ぽよ」(稀に「ぱよ」、叫ぶときは「ぱよい」とも言う)としか喋ることができない(第1話では表記し難い言葉を発していた)。ただし誰かが発した簡単な単語や、人の名前、技の名前などを片言で喋ることもできる。そのため、親友であるフームやブン、および星の戦士として先輩メタナイトが戦いのサポートに当たっており、魔獣戦では吸い込みを促したり、カービィ単独で状況を打破できないときはワープスターを呼んでいる。そして、魔獣との戦いやグランプリレース格闘技大会などさまざまな試練を乗り越えることで、カービィは星の戦士としての力を着実に身につけていった。

出自[編集]

実はカービィ自身も数百年前にナイトメアの魔獣として生み出された(これはメタナイトを含めた星の戦士の大部分にもいえる誕生経緯である)。しかし、生まれつき正義の心を持っていたため、ナイトメアに反抗して居場所を追われる。その後、どこからか手に入れた宇宙艇 (「ゆりかご」とも呼称されている) の中で、正義の味方『星の戦士』に必要な能力を高めるため眠りについた。だが、突如としてナイトメア勢力の活動が急激に活発化したことを宇宙艇が察知したため、カービィは予定よりも200年早く目覚めてしまった。これが原因で彼は自分の出自、宇宙艇の操縦法やエネルギーの源・ワープスターの操り方はおろか、言葉を喋ることすらもできないまま、ナイトメアからの魔獣が送り込まれている惑星で最も近い場所だったポップスターのプププランドに到着した。

その後、第1話の最後では一旦ポップスターから旅立とうとするも宇宙艇をデデデ大王に壊されたことで再睡眠にはならなかった。そのままプププランドで生活することとなり、元より新世代の星の戦士が現れることを期待してプププランドに来ていたメタナイトが代わりに鍛えていくこととなった。

戦法[編集]

敵と戦うときにはコピー能力を使う。これは敵の体の一部や機械道具などを空気と共に吸い込み、その特長を自身に移し取る能力で(変身のとき、一回目はメタナイトが、2回目以降は主にブンが変身のレパートリー名を話す)、を吸い込んで変身する「ファイアカービィ」、を吸い込んで変身する「パラソルカービィ」、を吸い込んで変身する「ソードカービィ」など、20種類以上の変身レパートリーがある。

変身中に技を使う際はその名前を心の声で叫ぶ(ただしデデデのみは第44話で「何がカッタービーム(技名)ぞい!」とカービィに言い放っている。メタフィクションなのかは不明)。まれにコピーを行わず、吸い込んだもの(27話でデデデが撃った砲弾、94話のハンマーなど)をそのまま勢いよく吐きだして攻撃することもある。本編中ではゲームの様な星型弾にしたことはなく、後期オープニングで1回だけ披露しただけである。

吸い込みは基本的にコピー能力を得て、戦いやすくする為の手段として用いられ、何をコピーさせたらよいかをフーム達がカービィに教えている。だが、場合としてカービィ自ら物を選んで吸い込む事もあり、教えられずともカービィ自身「何を吸い込んだらどんなコピー能力が得られるか」を知っている(第21話)。フーム達の指示で戦況が悪くなる場面もあった。 ですら引き寄せ飲み込むが、第88話ではデデデやワドルディが至近距離の吸い込みの中でサザエを押さえることが出来ていた。 普通の吸い込みでは特に何もないが、コピー能力を得られるモノを吸い込んだ事を認識するとリアクションが変わる(第15話)。しかし、能力を得るか得ないかの選択肢はカービィの判断なのか、ある程度の質量を持たないと得られないのか、はたまたコピー能力を得る為の物質条件が何かなど、カービィの最大の特徴のコピー能力の取得方法にはとにかくが多い。

フームがカービィ以上にコピー能力の条件を理解している様で、魔獣の特徴からどんな能力が得られるかがわかっている。まだ見た事がない能力でも、これを吸い込んだらどうなるかと探求してカービィをサポートする。

性格[編集]

ゲーム版と同様、食べる事と寝る事が大好き。特にスイカを好んで食べている(ゲーム版の好物であるマキシムトマトは登場しない)。ナイトメアが「食べることだけしか考えていない」と評すほど食い意地の悪さは天下一品で、戦闘中に食い意地を貼って窮地に陥った事もある。ナイトメアがカービィに見せた悪夢の中も食べ物しかなかった。また、一部の食べ物で特殊なリアクションを見せることもあり、コックカワサキがカービィが苦しむほどの辛さを追求した結果誕生した最高に激辛のカレーで炎を吹き(29話)、焼き芋を食べてシャックリが止まらなくなったり(73話)(この二つはシリーズ一作目に類似が見られる)、魔獣パワーストマックの作るパイの恐ろしい不味さに食べられなかった(57話)などがある。朝昼晩は村の住人のご馳走にありついており、コンビニの売れ残りを残飯処理として食べていたり(59話)、時にはデデデ城の食堂でワドルディ達と一緒に食事を取る(92話)。何処からか大量の野菜を仕入れて来た事もあった(19話)。初期の頃はスイカ畑のスイカを勝手に食べたり、他人の料理もお構いなしに食べ物を吸い込んで摂っていたが、カービィ自身も成長しているためか手で掴んで食べたり食器を使うようになった。

普段は純粋で温和な性格で、特に信頼しているフームからの言いつけの場合は食べ物関連であっても守ろうとすることがある。但し、出前を任された時は料理に手を出しこそはしなかったものの結局食欲には勝てず立ち往生してしまい、デデデへのプレゼントとしてスイカを持って行った時も結局途中で食べてしまっていた。純粋さゆえに一旦怒ると激しい面も見せ、後述のガルボの件など魔獣の行いに対する怒りの場合は、非情ともいえるほど徹底的に叩きのめしている(ちなみにカービィをここまで怒らせた魔獣はガルボのみであった)。

ちなみに、メタナイトは、カービィの性格について「カービィが真に怒る時・・・それは、宇宙の正義が踏みにじられた時だ・・・」と言っていた(95話)が、結局、その真の怒りを見せる時は最終回まで見られなかった。

15話のロボット犬や30話のガルボ(話の中盤で魔獣と判明)など、自分より小さいものに対しては親切である。ロボット犬には信号の渡り方を教え、ガルボが実のによって倒された時には怒りをあらわにして自らの意思で果敢に戦った。また、20話のチリー、79話のボンカース、94話のファンファンなど、本質が善良である存在もそれを見抜いて親身に接していた。

ププビレッジのはずれの丘に子供たちが建てたカマクラ型の一軒屋に住んでいる(前述したゲーム版におけるカービィ宅と同じデザインである)。これは、デデデ大王とのトラブルを少しでも避けるためである(2話)。就寝時は傍の木にあるトッコリの巣で寝る事が多い為、自宅のベッドは自分ではあまり使わない(大抵、トッコリが使用しており、使うとしてもトッコリと一緒に寝る)。当初はトッコリがカービィを家から追い出したと思われていたが、実際はカービィ自身が巣の方の寝心地を好んで居座っている為でもあり、フーム達に注意を受けた事もある(30話)。

その他[編集]

  • ゲーム版では若者という設定だが、アニメ版では上記のように200年早く目覚めてしまった事から赤ん坊として扱われている。
  • カービィの飛来はプププランドのカブーが予言していたのだが(カブーも星の戦士たちが作った存在である)、当初プププビレッジの住人たちはかなり美化して想像しており、初見時はかなり幻滅されていた。
  • そのブラックホールのごとき大食いの理由は、体の中に宇宙がある(50話)ため。
  • 外見がワドルディに似ているため、ワドルディの格好をした事もある(47話、72話)。
  • ゲームと同様空を飛べる(1話など)が、主にワープスターを利用して飛行する。
  • ゲーム同様マイクカービィに変身するとその強烈な歌声で敵味方問わず苦しめる。最終的にはデデデ城を崩壊させるほどの破壊力を見せた(31話・61話)。カービィ自身は被害を気にも留めず、城の崩壊後も楽しそうに歌い続けていた。
  • ゲーム版では水中でも息継ぎなどをすることは無いが、アニメ版においては水に浮く・水中で息が続かない(7話)、溺れそうになる(20話)等の場面があった。一方、第2話や第16話では長時間水中にいても平然としている。
  • CGと手描き兼用で描かれる。平和なシーンでは比較的手書きになる事が多く、戦闘シーンなどの激しい場面では大体がCGである。後期になるにつれCGの割合は増えていき、手書きではあまり描かれなくなっていった。

漫画作品[編集]

多数の漫画に主人公として登場している。作品によって性格などが大きく異なる。以下で挙げるものの他に、旧エニックス光文社双葉社4コマ漫画を発行している。

かっとび星のカービィ
星のカービィ
幼稚園児のような性格で、いつも騒動を引き起こしているが、悪意はない。単行本3巻以降は、グーイと暮らす。
星のカービィ ウキウキ大冒険
星のカービィ デデデでプププなものがたり
常にプププランドの住人に迷惑をかけているが、気にかけることすらなく、寧ろいいことをしたと思っている。「~ペポ」や「ポペ」が口癖。
記念すべき第1巻の第1話では「プププランドの平和を脅かす1人の怪物」として紹介・登場し、登場直前のコマでは怪物のようなシルエットになっていた。
星のカービィ プププランドの仲間たち
友達のリックとクー、カインに代わり、ワドルディとブルームハッター、キャピィ、スカーフィが友達となり、一緒に家に住んでいる。ボケやツッコミも果たす。
星のカービィ プププランドは大騒ぎ
星のカービィ パクッと大爆ショー!!
星のカービィ カービィとデデデのプププ日記
星のカービィ! も〜れつプププアワー!
他のカービィ漫画と違い、常時歯が生えている。「アハハ」と笑っていることが多い。「~のだ」が口癖。雪を食べてお腹を壊したことがあるほか、スイカ大明神として祀られているスイカを食べて巨大スイカになってしまった事がある。
友達はクールスプークとバウファイター、ガオガオ、ナックルジョー。
星のカービィ プププヒーロー
星のカービィ ウルトラスーパープププヒーロー

前述の旧エニックス、光文社、双葉社の4コマ漫画において、上記の「ピンクの悪魔」の解説のように非常に毒のある描写がされることがしばしばあった。

小説作品[編集]

角川つばさ文庫KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)より発刊されている児童向け小説。ゲームの設定を元としたオリジナルストーリーとなっている。 いずれも小学中級以上向けで、高瀬美恵作、苅野タウ・ぽとが挿絵を担当している。

  • 星のカービィ あぶないグルメ屋敷!?の巻(2013年8月12日発売 ISBN 978-4046313362
  • 星のカービィ くらやみ森で大さわぎ!の巻(2014年3月15日発売 ISBN 978-4-04-631388-1-C8293)
  • 星のカービィ 大盗賊ドロッチェ団あらわる!の巻(2014年8月15日発売 ISBN 978-4-04-631437-6-C8293)

ゲスト出演[編集]

『大乱闘スマッシュブラザーズ』は上記を参照。

ゼルダの伝説 夢をみる島
ゲーム後半のダンジョンにザコ敵として登場。リンク(プレイヤー)を発見すると吸い込んでくる。なお、開発スタッフはカービィ製作元のHAL研究所に使用許可を取ったかよく覚えていない[24]
ワイルドトラックス
ゲーム中の看板にカービィの看板が混じっていた。
ピクロスNP Vol.3
登場パズルの題材が全て『カービィ』シリーズに因んだものとなっており、カービィもパズルの解答として登場している。
マリオ&ルイージRPG
作中に登場する映画館「ヨッシーシアター」に掲示された広告ポスターの中でカービィが描かれたものがある。イラストのみであり、カービィ自身は登場していない。
ニンテンドー3DSの内蔵ソフト
ARゲームズ
ARカードで表示できるキャラクターの1体として、ワープスターに乗ったカービィがある。
すれちがいMii広場
ピースあつめの旅』では、ピースを集めることで作れる絵の一つとしてカービィのイラストがある。
すれちがい伝説』では、入手できるMii用の帽子として「カービィの帽子」が登場。被ると、ワープスターに乗る際のポーズをしたカービィの模型を頭の上に乗せる。一度入手すれば『すれちがいMii広場』全体で使用できる。

その他[編集]

初期の頃は開発スタッフからあだ名としてチンクルとも呼ばれていたらしい。これは開発中のシリーズ第1作の題名『ティンクル・ポポ』をもじったもの。

後に任天堂が発売した別シリーズのゲーム『ゼルダの伝説』にチンクルというキャラクターが登場しているが無関係である。

参照[編集]

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  1. ^ a b c d Nintendo Online Magazine 「カービィのプロフィール大公開」。
  2. ^ 『星のカービィ 夢の泉の物語 任天堂公式ガイドブック(ISBN 4-09-102425-4)』 開発スタッフインタビュー(pp.91-95)より。
  3. ^ a b 人気キャラ・カービィの魅力に迫る! カービィの生みの親・桜井政博さん(HAL研究所)突撃インタビューより。
  4. ^ スマブラ拳!! アンケート集計拳!! Page.159
  5. ^ 鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにピンクという色がある。
  6. ^ 『スーパーデラックス』におけるコピー能力「マイク」の解説。
  7. ^ 『夢の泉の物語』における「コピーについて」の「マイク」。
  8. ^ 『星のカービィ64』公式サイトの「なかまたち」
  9. ^ スマブラ拳!! アンケート集計拳!!より。カービィのプロフィールについての質問があり、桜井本人が自分で考えたことを肯定している。
  10. ^ スマブラ拳!! カービィ:最後の切りふだ (2007年10月9日)より。
  11. ^ 桜井政博twitterより
  12. ^ 桜井政博twitterより
  13. ^ アニメカービィの裏側 カービィの誕生日より 
  14. ^ 速報スマブラ拳!! アンケート集計拳!!より。
  15. ^ アニメ第32話より。
  16. ^ スマブラ拳!! カービィ(2007年6月7日)より。
  17. ^ ダークメタナイトの攻撃を受けた際、4人4色(桃色、黄色、赤色、緑色)のカービィに分裂してしまった。
  18. ^ スマブラ拳!! 12人の挑戦者たち 色ちがいのひみつ」より。
  19. ^ 大乱闘スマッシュブラザーズDX』の同フィギュア説明文より。
  20. ^ ただし、復帰時には大量のビーズを失う。
  21. ^ 日本では1999年1月21日に発売。『星のカービィ』シリーズにおいてカービィに声が付いた初めてのゲームは、日本では2000年3月24日に発売された『星のカービィ64』である。なお、当時の開発者インタビューによると『64』の音声はすべて第1作目『スマブラ』からの流用である。
  22. ^ ニンテンドードリーム』2008年4月号における桜井および『大乱闘スマッシュブラザーズX』の誌上インタビューより。
  23. ^ ただし、ゲームのように長い距離を進むわけではなく、あっという間に星形弾から通常の姿に戻ってしまう。
  24. ^ 「社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』携帯機ゼルダの歴史 篇」より。