大乱闘スマッシュブラザーズDX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大乱闘スマッシュブラザーズDX
Super Smash Bros. Melee
ジャンル アクション
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
開発元 HAL研究所
発売元 任天堂
人数 1〜4人
メディア ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク
発売日 日本の旗 2001年11月21日
アメリカ合衆国の旗 2001年12月3日
欧州連合の旗 2002年5月24日
オーストラリアの旗 2002年5月31日
価格 日本の旗 7,140円(税込
対象年齢 ELSPA: 11+
ESRB: T(Teen)
OFLC: G8+
PEGI: 3+
売上本数 日本の旗 約135万本
  

大乱闘スマッシュブラザーズDX』(だいらんとうスマッシュブラザーズデラックス)は、HAL研究所開発、任天堂発売のニンテンドーゲームキューブ専用ゲームソフト大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの第2作目。略称は「スマブラDX」、「スマデラ」。欧米でのタイトルは『Super Smash Bros. Melee』。

目次

[編集] 概要

本作は、マリオピカチュウなどといった様々な任天堂作品のキャラクター達が多人数で入り乱れながら相手をふっ飛ばし合って対戦する対戦アクションゲーム『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』の続編である。

ゲームキューブ発売前の1999年の時点から企画は進行しており、2001年5月17日〜19日に開催された、「E3(Electronic Entertainment Expo 米国のコンピューターゲームの見本市)」で初公開され[1]、2001年11月21日に日本で正式に発売された。情報公開には雑誌での掲載とほぼ同時に「速報スマブラ拳!!」という形で開発リーダーであるディレクター桜井政博自らが、公式サイト上で情報を公開するという形がとられており、この宣伝手法は次回作の『大乱闘スマッシュブラザーズX』にも引き継がれた。

末尾に「デラックス」とつけられたタイトルの通り、対戦ゲームとしての色合いが強かった前作に比べてバラエティ要素が強くなっているのが特徴で、様々な面でボリュームアップが図られている。

このソフトが発売される直前時点でのゲームキューブの推定販売台数約30万台だったのに対し、このソフトの初週推定販売本数が約35万台と、ソフトの販売本数がハードの販売台数と同程度以上など、ゲームキューブの普及に多大な功績を残した。最終的な売上本数は推定約130万本であり、ゲームキューブ専用ソフトとしては最大かつ唯一のミリオンヒットとなった[2]


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] キャラクター

本作では前作に登場した各シリーズ作品の主人公キャラクターに加え、クッパピーチゼルダなどのシリーズ皆勤のメインキャラクター、レトロゲームでありシリーズ化されていない『アイスクライマー』に登場するキャラクターアイスクライマーや最も古い年代のゲーム機であるゲーム&ウオッチを出典としたキャラクターMr.ゲーム&ウォッチ、アニメ映画での主役となった人気ポケモンであるミュウツーなど、いずれもゲーム中では一味違う操作感覚を持たせた個性派キャラクターを揃えている。

隠しキャラクターとしてマルスファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)と、当時ではまだ発売前のタイトルからの出典となったロイファイアーエムブレム 封印の剣)が登場するが、『ファイアーエムブレム』のキャラクターなどに関する権利はインテリジェントシステムズと合同で有しており、任天堂およびHAL研究所以外の「他社からの登場キャラクター」としては初のケースとなる。
このため、このゲームに関連した著作物の著作権表示の中に、インテリジェントシステムズが含まれているものと、含まれていないものがあるが、これはファイアーエムブレム関連のキャラクターが登場しているか否かに関係している。ゲームのタイトルに表示されている著作権表示については、マルスを出現させることで表示される。 また、『ファイアーエムブレム』シリーズはこれまで国内向けにのみ販売してきた作品であるため、これらは海外版では削除される予定だったが、海外の関係者やユーザーからの評判が良かったため海外版でもそのまま登場することになり、これは後に同シリーズが海外向けに発売されるようになるきっかけともなった。

また、隠しキャラクターとしてモデル替えキャラというカテゴリのキャラクターが存在する。これはほかのキャラクターモーションをそのまま流用することでプログラムとモーションを作成する時間を節約、新たに外見や操作感が異なる別キャラクターとして制作したものであり、今作は開発期間が短くキャラクターを制作するあまり時間がなく、その際少しでも登場キャラクターを増やす為の苦肉の策として用いられた手法である[3]。モデル替えキャラはモーションに流用が可能なくらいの共通点があることが制作の条件である為、Dr.マリオファルコスターフォックス)といった基本的にモデルとなったキャラクターに関連したキャラクターが制作されている。唯一の例外がガノンドロフゼルダの伝説)で、原作が異なるキャプテン・ファルコンのモーションを流用している。これは二人の体型や頭身がよく似ていたり、ガノンドロフの人気が高かったことなどといった都合のよい条件が偶然重なった為[4]である。

前作のキャラクター数は12体だったが、今回は総勢25体で2倍以上となった。前作に登場したキャラクターは全て残されている。

本作では、前作が抱えていた「唯一の任天堂のキャラクター・世界観を集めたゲーム」というテーマの視点を変え、「任天堂が辿ったゲームの歴史を楽しませる」という役割を持たせるため、任天堂のゲームキャラクターを立体化した「フィギュア」が多数登場している。これに関連して、「本作に登場するキャラクターはフィギュアにイメージを吹き込まれたもの」という設定が加えられ、敵キャラクターにも「創造の右手・破壊の左手」、「イレギュラーな存在」などのストーリーが持たされている。

[編集] ゲームモード

1Pモードや対戦をすると、ゲーム独自のコインが手に入るようになった。このコインはいろいろな場面で使用する。1Pモードでストックが無くなりゲームオーバーになったときに、コンティニューしたければいくつかのコインを使わなければいけない。尚、貰えるコインの枚数はスティックをはじき入力した回数で決まる。

[編集] ひとりゲーム

本作の一人用には三種類(うち一つは隠し要素)のメインゲーム(レギュラー戦)、「イベント戦」と「競技場」からなる四種類のサブゲーム、トレーニングモードが用意されている。

[編集] レギュラー戦

レギュラー戦では、プレイヤーの腕前に合わせて、プレイ前に5段階の難易度、1〜5までの残機数(オールスターはルール上1)から設定することが出来る。最高難度(ベリーハード)では任天堂のゲームの中でも最難クラスと称されるほどの難易度を誇る。

シンプル
前作64版の一人用ゲームと同じ対戦形式。前作とは異なり出現するキャラクター・ステージはランダム。ステージ数も減った。ボスはマスターハンド(条件を満たすとクレイジーハンドも)。
アドベンチャー
今作から追加されたモード。様々な任天堂の世界を舞台にしたステージを次々と進めていく。アクションゲームのようにゴールを目指すステージもある。内容は一定だが、条件を満たすとステージ内容が分岐する場合もある。ボスはクッパ(条件を満たすとギガクッパ)。
なお、今作のアドベンチャーモードはXの『亜空の使者』の様な明確な設定やストーリーはない。
オールスター
全キャラクターと対戦していくモード。隠しキャラクターを全て使用可能にすると現れる。ステージが進むにつれ、1対1から1対2、1対3と敵キャラの数が増えていく。プレイヤーの残機は一機のみだが、ステージとステージの間の休憩所で全回復できる3個のハートのうつわがある。最後は必ずMr.ゲーム&ウォッチ軍団が敵となる。
星のカービィ スーパーデラックス』の1モード「格闘王への道」に似た形式であり、休憩所のBGMも『星のカービィ スーパーデラックス』に使用されたものを再利用している。
なお、オールスター戦では、休憩所で左上に表示されるキャラマークのうち最初のキャラ(戦闘では2Pになる)に合わせてステージが決定する。キャラの都合上、参加ジャンルとは別のステージが割り当てられていることがある(但し、BGMはキャラ準拠のものになる)。
オールスターモードでは、プレイヤーがミスした際のコンティニューに必要なコインは必ず10枚(最大値)となっている。また、ハートの器を取って回復している最中に次のステージに入ると、回復しきらない状態で戦うことになる。

[編集] イベント戦

今作から追加された新モード。キャラクターが限定・勝利条件が特殊などの決められたシチュエーションでの対戦で勝利条件を目指すというもので、いろいろな対戦条件が用意されている。初めは、Lv.1〜10までしかないが、条件を満たしていくことで増えていく。全ステージ数は51。また、特定のイベントをクリアすると隠れキャラクターやフィギュアなどが入手できる。また、スコアやクリアタイムなどが記録されるため、スコア・タイムアタックにも使うことができる。

[編集] 競技場

スマブラのシステムを利用して別の楽しみ方が出来るモード。

ターゲットをこわせ!
前作から引き続き登場。キャラクターごとに決められたアスレチックステージに点在する10個のターゲットを全て壊すまでの時間を競う。
ホームランコンテスト
新しく登場。「サンドバッグくん」を10秒以内にダメージを与えてふっとばし、その距離を競う。距離を伸ばすために、台の左端にあらかじめホームランバットが用意されている。
百人組み手
前作の「謎のザコ敵軍団」戦を発展させたゲーム。一撃で吹っ飛ぶ「謎のザコ敵軍団」を、「十人」、「百人」、「三分間耐久」、「十五分間耐久」などの決められた条件を満たすまで倒し続けるとクリア。
キャラクターがミスするまで続く「エンドレス」やザコ敵軍団が非常に強化され、アイテムも出ない「情け無用」も存在する。

[編集] 対戦ゲーム

基本的なルールについては「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」を参照

[編集] 大乱闘

通常の対戦モード。前作にあった「時間制乱闘」、「ストック制乱闘」に加え、「コイン制乱闘」、「評価制乱闘」という2つのルールが追加された。いずれも撃墜数が勝敗に直結するとは限らない特殊なものとなっている。

対戦条件は前作よりもさらに詳細に設定にできるようになっており、ふっとばし率の変更や前作で隠し要素だったアイテムスイッチの他にも、

  • タイム制での自滅の扱い
    通常設定では自滅した場合、自滅点と撃墜点で-2点となる。撃墜されるよりも自滅したほうが得であることを利用した戦法への措置
  • ストック制での時間制限(時間切れの場合はストック数で勝敗)
  • ステージをランダムで選んだときに設定されるステージを限定できるランダムステージスイッチ
  • ゲーム中のポーズの可否
    負けたプレイヤーが途中中断で無効試合にするのを防ぐ意味合い

などが含まれている。

また、新たに「名前の登録」のシステムが登場した。名前を付けて戦うと、対戦中キャラクターの頭上に登録された名前が表示され、各名前ごとに対戦成績やコントローラの振動機能のON/OFFが記憶されるようになった。

[編集] スペシャル乱闘

基本の対戦(大乱闘)とは趣向を変えた、バラエティ要素の高いモード。このモードにおける撃墜数・落下数・試合回数などの各記録は保存されない。

カメラモード
4Pコントローラでカメラを移動させ、写真を撮影・保存するという対戦とは異なる遊び方。ただし、写真のデータはゲームのデータとは別に保存され、しかもかなり容量ブロック数を使うので注意が必要である。なお、速報スマブラ拳!!において、このモードを利用した「カメラモードコンテスト」が行なわれたことがある。
体力制乱闘
150HPの体力が無くなると負けという普通の対戦型格闘ゲームに則ったルール。HPが0になった時、対戦型格闘ゲームのようにスローモーションになる演出がある。また、落下しても負けとなる。このゲームのみ、対戦終了後の結果画面がない。
スーパーサドンデス
最初から300%のダメージを負っているというルール。復活したときも、300%のダメージを負っている。ただ、ボム兵は降ってこない。
でかい乱闘・ちっちゃい乱闘・見えない乱闘
それぞれスーパーキノコ、毒キノコ、スパイクローク(ダメージ無効効果は無し)による効果が最初から常に続くというルール。この状態でアイテムを取っても効果は重複する。
固定画面乱闘
キャラクターの移動による画面のズームイン・ズームアウトが全く無い(強制スクロールコースは無効)というルール。
1ボタン乱闘
プレイ中にボタンはAボタンしか使えないというルール。つまり、Bボタン(必殺ワザ)の攻撃ができない。ジャンプはスティックを上に弾く以外の方法がない。この乱闘のみ『X』では搭載されなかった。
クイック乱闘・スロー乱闘
ゲームスピードがそれぞれ1.2倍、0.5倍になっているというルール。

[編集] トーナメント乱闘

トーナメント形式での大会方式や勝ち抜け・負け抜けによるゲーム側からのプレイヤーの指定など、5人以上のプレイヤーがいる場合でも円滑に対戦を進めることが出来るようマッチングするという機能が追加された。トーナメント乱闘のみ、プレイヤーキャラクターにメタモンを選ぶことができる。といってもメタモンを使えるわけではなく、キャラクターがランダムに決定されるだけである。

[編集] フィギュア

任天堂のコンピュータゲームに登場したキャラクターたちを立体化した「フィギュア」をゲーム内で収集することができる。フィギュアには比較的新しいゲームキューブやNINTENDO64、スーパーファミコンのキャラクターはもちろん、「カモ」や「モトクロッサー」、「タマゴン」などのファミコンのキャラクターも登場する。

基本的には「フィギュポン」という、コインを入れるとフィギュアが入手できるカプセルトイに似た機械を使って入手できる。また、一人用のレギュラー戦でもボーナスゲームやアイテムとして入手できる。中には特定の条件を満たす事で入手できるフィギュアもある。

また、フィギュアには「シークレットフィギュア」というゲーム中では絶対に手に入らないものが存在し、『マントマリオ+ヨッシー』と『マスクを脱いだサムス』というフィギュアが公式大会などで配布された。

[編集] オプション

  • ゲーム中の記録が詳しく記録されるようになり、本体の起動回数、総起動時間はもちろん、攻撃ヒット率や地上を歩いた距離なども見ることができる。
  • 言語設定の変更で、英語の選択が可能(ただし海外版と全く同じ仕様になるわけではない)。
    • フィギュア名鑑の、登場作品の欄が一部アメリカ仕様(北米版の発売年代と機種)になる。本文の内容が変化するものもあり、例えばサムスは日本版フィギュアでは生い立ちは不明とされているが英語版では子供時代の詳細が記されている。
    • ホームランコンテストの飛距離や、距離に関する項目が、メートル法(単位:メートル)からヤード・ポンド法(単位:フィート、一部ではマイル)に変わる。
    • アナウンスの一部のセリフが変わり、一部のキャラクターの名前・声優・セリフも変更されている。

[編集] ゲームシステム

詳細は「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」を参照

新たなテクニックが多数登場し、例としては以下のようなものなどがある。ほとんどは『X』にも引き続いて搭載されている。

横必殺ワザ
前作で必殺ワザは、ニュートラル・上・下のスティック操作とボタンの組み合わせで各キャラクター3種類だったが、今作では新たにスティックを横に入れながらボタンを押すことで発動する「横必殺ワザ」が追加され、繰り出せる必殺ワザが4種類となった。
スマッシュホールド
スマッシュ攻撃時に、攻撃ボタンを放さず押しつづけるとその場でパワーを貯め、攻撃力を高めて出すことができる。攻撃力の大幅な増加はないが、スマッシュ攻撃の発動タイミングずらすことができ、それによって様々な応用戦術が使える。ただし限界点まで貯めると自動的に攻撃が出てしまうので、ずらせるタイミングには限界がある。
その場緊急回避
シールドを出している時にスティックを下に弾くと、その場から動かずに緊急回避を出すことができる。
空中緊急回避
空中でシールドを張る操作をする(LRトリガーを強く押し込む)と、空中で緊急回避を発動させることができる。発動時にスティック操作をすることで、空中を短距離移動することが可能。
後述するように、これを応用したテクニックとして「絶超低空空中緊急回避」(絶、絶空)というものがユーザーの間で生み出された。なお、『X』では空中緊急回避の仕様が変更され、このテクニックは使えなくなった。
空中アイテムキャッチ
空中でつかみ(投げ)の動作をすることで、空中でもアイテムをつかむことができるようになった。
Cスティック
対戦中にゲームキューブコントローラのCスティックをたおすと、たおした方向に対応したスマッシュ攻撃が発動する。なお、「ひとりゲーム」モード中のCスティックは視点のズームイン・アウトに対応するようになるため、この操作は「対戦モード」でしか使用できない。
ルーペダメージ
キャラクターが画面外に出ると「ルーペ」というふきだし状のアイコンでキャラクターの行動状態が表示されるが、この状態になっていると一定時間ごとに少しずつダメージが蓄積されていくようになった。
メテオ返し
前作は、空中でメテオスマッシュ(当てた相手を真下方向に吹っ飛ばす攻撃)を受けると地面にぶつかるまで操作が効かず、下が穴だと即ミスを意味したが、今作では受けてから一定時間経過すると吹っ飛んでる最中でも空中ジャンプや上必殺ワザが使えるようになり、対処可能になった。ただし、これは「プログラムではメテオスマッシュ扱いにされている」攻撃にのみ可能で、マルスの空中下攻撃など下に吹っ飛ばすがメテオスマッシュ扱いではない攻撃には使用できない。
オートヒットストップずらし
スティックを倒しっぱなしでも自動的にヒットストップずらしを行う。ただし、効果は通常の入力よりも低い。
ふっとび方向変更
吹っ飛ばされた際にスティックを任意の方向へ傾けていると、同じ攻撃でもその方向に偏ったベクトルへと吹っ飛んでいく。ステージ外に飛ばされたときなどで少しでも自分の有利な状況にするために必要となる。
ジャストディフェンス/シールドリフレクト
攻撃が当たった瞬間にシールドを張ることで発動。近接技なら通常よりもガードの隙が少なくさらにシールドの残量を消費せずに防御ができるジャストディフェンス、飛び道具なら威力は2分の1になるがその飛び道具を自分の攻撃扱いで反射するシールドリフレクトになる。タイミングは非常にシビアで、狙って出すのはほぼ不可能に近いが、熟練に熟練を重ねた上級者の中には簡単に出してしまう人もいる。高レベルのCPUは積極的に使ってくる。
三角飛び
スティックを壁に向かって入れ、壁に触れた瞬間逆方向にスティックを入れると、壁を蹴って上昇することができる。飛んだ方向に壁があれば連続で使用できるが、使い続けると上昇力が減っていく。マリオ、フォックスサムス、キャプテン・ファルコン、シーク、ファルコ、こどもリンク、ピチューが使用可能。なお、難度は高いが、上記以外のキャラクターでも、カベ受身時にスティックを崖と反対方向に倒すことによって三角飛びが可能である。ちなみに、ファルコンのみ垂直な壁にぶらさがっている時、壁と反対側にスティックを入れることで三角とびができる。
ワイヤー復帰
リンク、こどもリンク、サムスが使用可能。つかみであるフックショットやグラップリングビームをジャンプ中に使うと、通常の倍の長さになるというもの。復帰等の際に壁に向けてこれを使うことで、壁に刺さってぶら下がることが出来、復帰を補助したり、相手の攻撃タイミングをずらしたりすることが出来る。また、フックショットやグラップリングビームの先に当たり判定がありダメージを与えることが出来る。ただし、与えるのダメージは微々たるものと軽いのけぞりだけなので、実際には使いどころがほとんどない。

その他にも、本作独自のテクニックとして「絶超低空空中緊急回避」、略称として「絶」もしくは「絶空」と呼ばれるものがある。この名前は任天堂HAL研究所が定めたわけではなく、ファンの間で生まれたものである。小ジャンプまたはジャンプして地上に着く寸前に、ななめ下方向へ空中緊急回避を行うことで発生し、キャラクターが地面を滑るように移動する。これを利用できれば、滑っている途中にスマッシュを出せたり、相手の方向を向きながら相手と逆の方向に移動できたりと、キャラクターの動きに大きく自由度を持たせることができる。

[編集] 対戦ステージ

前作と名称が同じであったり、似たような形状を持っているものもあるが、基本的にはステージは前作から一新されている。本作では原則出典となるシリーズごとに「表ステージ」と「裏ステージ」の二つのステージが存在しており(『ファイアーエムブレム』は固有のステージが、『アイスクライマー』と『ゲーム&ウオッチ』は裏ステージが存在しない)、出典となるシリーズも増加したため、総ステージ数は前作の9から25と大幅な増加となった。その中には、前作では一人用専用であった「デュエルゾーン(本作では「戦場」)」、「終点」、そして前作から3つのステージが再登場した「旧ステージ」が含まれている。

一部のステージでは低確率でBGMが別のものに変化する「裏音楽」が用意されており、これは続編『X』での「オレ曲セレクト」の原型となった。

[編集] アイテム

以下は本作で追加されたアイテムについて記述する。

くす玉
アイテムが含まれたキャリアー。投げ落とすか一定以上のダメージを与えるとその場で浮遊し、効果音と共に中のアイテムが出現。全てボム兵であったり、キャリアーそのものが爆弾などのトラップもある。ビッグブルーではあっという間にスクロールアウトしてしまうのでキャリアとしてまったく意味が無い(ぶつけることは可能だが)。
たべもの
小さな回復アイテム。回復量は微量で、種類によって回復量が異なる。主にはくす玉から大量に出現する。
パラソル (星のカービィ
打撃攻撃として使えるほか、空中をゆっくり降りられる。しりもち落下中はスティック上で開く。
リップステッキ (パネルでポン
攻撃を当てると相手にじわじわダメージを与える花を咲かせる(振動をONにしているとその度に振動がくる)。何回も攻撃すればそれだけ花が大きくなるが、ダメージは変わらない。攻撃法によって花が咲いている時間が長くなる。(粉<打撃<投げ)これもスターロッド・はりせん同様、跳ね返されない。
スーパースコープ (同名の任天堂周辺機器)
射撃アイテム。連打による連射弾、貯めによる大型弾を使える。最大弾3発分で電池切れ。この武器を水平ステージ上で敵に撃ち続けると、一種のハメ攻撃になる。裏技を使用することで、弾数を無限にすることもできる。
グルグル (バルーンファイト
前作バンパーの改良型。空中設置が可能。ダメージは微小だが、移動の邪魔になる。軽い敵では吹っ飛びやすく、謎のザコ敵軍団戦では強力なアイテムになる。
タル大砲 (スーパードンキーコング
接触した相手を強制収納、矢印の方向へ吹き飛ばす。
フリーザー (マリオブラザーズ
持つまでは滑っていて、敵に当てると凍る。レバガチャでより早く解凍可能。また打撃によって破壊することも可能。
どせいさんMOTHER2 ギーグの逆襲
投げて当てても威力は低く、放って置くと勝手に動く。打撃や飛び道具を受け止める効果がある。また、相手のシールドを大きく削ることができる。キャッチに成功すると通常の「アイテムキャッチ」ボーナスに加えて「どせいさんキャッチ」ボーナスが加わるなど、どせいさんに関連したボーナス項目は多い。
スクリューアタック (メトロイド
持っている間はジャンプがスクリューアタック状態になる。相手に投げつけると無理やりスクリューアタックをさせ、しりもち落下にする。
ハンマーヘッド
本作ではハンマーを取ると一定の確率でハンマーの頭が取れ、攻撃判定が無くなるというトラップがある。取れたハンマーの頭は拾って投げることができる。
ウサギずきん (ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
取ると頭に装着。装着中はダッシュ力・ジャンプ力UP。一部のキャラクターは弱攻撃の速度が上がる。
スパイクローク (パーフェクトダーク
取ると10秒間透明になる。透明の間は蓄積ダメージが増えないが自滅に注意。
スーパーキノコスーパーマリオブラザーズ
10秒間体が大きくなり、声が低くなる。吹っ飛びにくくなり、攻撃力がUP。しかし、大きくなることで攻撃が当てられやすくなるという短所がある。
毒キノコ (スーパーマリオブラザーズ2
10秒間体が小さくなり、声が高くなる。吹っ飛びやすくなり、攻撃力がダウン。マリオ2と異なりスーパーキノコの外見の差異は少ないため、スーパーキノコと間違えやすい。悪いことずくめのようで、じつは、混戦を身のこなしようでよけられる、つまり攻撃を受けにくくなる(かもしれない)という微妙な長所がある。かなりよく見ると白い部分がゆがんでいる。
緑ブロック (スーパーマリオ64
取ったり殴ったりすると12秒間メタル状態となり、ふっとびにくくなる。ダメージを受けると変身時間が減る。
ワープスター (星のカービィ)
上空へ移動し、急降下で攻撃。落下地点はコントロールスティックである程度操作できるが、傾けすぎると、ステージ外を急降下して自滅することがある。ガードも無効化される。因みに、ビッグブルー、アイシクルマウンテン、レインボークルーズでは出現しない。

[編集] 音楽

[編集] オーケストラコンサート

2002年8月27日に、東京文化会館大ホールにて、大乱闘スマッシュブラザーズDXオーケストラコンサートが開催された。演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団。司会は桜井ディレクターと大本眞基子(今作でカービィネスの声優を担当)が担当。入場料は3000円(全席指定)だった。

後に雑誌『ファミ通キューブ+アドバンス』(エンターブレイン)2002年12月号の付録として、演奏部分のみを纏めてCD化された。アンコールまでの全15曲を完全収録しており、あくまで付録という事で雑誌の値段はそのままという非常に良心的な設定ではあったものの、現在では入手は非常に困難である。海外でも雑誌『Nintendo Power』や『Official Nintendo Magazine』の付録として収録された。英語版Wikipediaの当該項目(英語)も参照。

[編集] その他

  • 発売前のフィギュポンのスクリーンショットにルイージのフィギュアが出てきており、公式サイトでも「ルイージにも招待状を送ったのだがマンションに出張中だった」とコメントがあり発売前当時ルイージは本作には登場しないと思わせていた。桜井曰く「ルイージが純粋にスタメンとして発表されるより、みんな楽しい発売前をすごせたに違いない」「この人には最初は隠れていてほしかった」。
  • 開発及びデバッグの期間が短かったためバグが多数発見されており、競技場の「ターゲットをこわせ!」や「百人組み手」は明らかに低い記録が新記録として上書きされてしまう、「ホームランコンテスト」はあまり長距離に飛ばし過ぎると測定不能扱いにされてしまう(初期生産版のみ)といったものなどが確認されている。
  • 「フィギュア名鑑」でのキャラクター解説文は、一部誤ったものも存在しており、『スマブラ拳!!』の「アンケート集集拳!!」でユーザーからの指摘を受けたこともある。例を挙げると、「クラップトラップ」の代表出演作の欄に実際は登場していない『スーパードンキーコング3』が書かれている、といったものが有名である。
  • 「名前の登録」の画面で「おまかせ」にした場合に表示される名前のバリエーションは非常に多彩で、100種類以上もある。また、その内容のほとんどが食料品か、過去の任天堂のゲームに登場したキャラクターの名前となっている。中には「セガガ」や「ソニッコ」、「ボコチョ」など任天堂以外の会社を元ネタとした際どい名前も存在する。

[編集] 脚注・参考文献

[ヘルプ]

[編集] 外部リンク