亜空軍

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亜空軍(あくうぐん)とは、任天堂コンピュータゲーム大乱闘スマッシュブラザーズX』(以下「スマブラX」と略する)のアドベンチャーモード『亜空の使者』に登場する架空の軍団である。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] 概要

『亜空の使者』において、プレイヤーキャラクターが暮らす「この世界」の支配をもくろむタブーが、この世界に住む悪の住人やMr.ゲーム&ウォッチの体内から抽出された影虫という物質を使って作り上げた怪物や、人質に取ったエインシャント島のロボットたちで結成した軍団である。亜空軍は、タブーの目的であるこの世界の支配を達成するため、メタナイトから奪った戦艦ハルバードを駆って各地に影虫から作った兵士をばら撒き、さらに亜空間爆弾を使ってこの世界を切り取って回っていた。

タブーが倒れた後の亜空軍については、ゲーム中や「スマブラ拳!!」では語られておらず、不明である。

[編集] 構成員

[編集] 主要キャラクター

タブー
スマブラXオリジナルキャラクター。『亜空の使者』における一連の黒幕であり、同モードの最終ボス
スマブラXの舞台となる「この世界」とは異なる世界で生まれた存在で、自身は亜空間でしか行動できない。水色に光る半透明の人型のキャラクターで、身体や羽根には電気信号やコンピュータ回路など電脳世界を思わせる光の紋様が走る。攻撃時に、胸のコア以外の形状が変化することがある。
その目的は「この世界」を切り取り亜空間に引きずり込むことである。そのために、まずは双方の世界に存在できるマスターハンドを利用することで、「この世界」への干渉を可能とした。次にタブーはマスターハンドを操り、マスターハンドに仕えるクッパら「この世界」の悪の住人を掌握し手駒とする。ある程度の戦力を整えたタブーは、本格的な侵攻の準備をするべく、空中に浮かぶ謎の島「エインシャント島」を占領、島に住むロボットたちの高度な技術力を利用し、「この世界」を亜空間に引きずり込む亜空間爆弾と、当てたファイターを瞬時にフィギュア化するダークキャノンを開発させた。さらに、味方に引き入れたMr.ゲーム&ウォッチの身体から影虫を無限に抽出して無数の怪物を作り出し、エインシャント島のロボットたちも加えた亜空軍を結成した。最後に移送手段としてメタナイトから戦艦ハルバードを強奪して、ついに「この世界」への侵攻を開始する。終盤では亜空間爆弾によって切り取った「この世界」の各部を自分の世界に取り込んで再構成し、虚構の世界「大迷宮」を創り出した[1]
戦闘能力は極めて高く、ガノンドロフや「この世界」の創造者・マスターハンドでさえ一撃で倒されてしまう。さらに、背部から光り輝くチョウのような羽根を生やして自らの周囲一帯に波動を放つ「OFF波動」という必殺ワザを持ち、これを受けたキャラクターは一瞬でフィギュア化=無力化される。このOFF波動がある限り「この世界」の者たちは歯が立たないといえる。
最初の対峙では、キャラクターたちを待ち構えてOFF波動により、亜空間に集結したファイター達を一瞬で全滅させた。その後、別行動をとっていたデデデネスルイージ、そしてデデデブローチを飲み込んでいたおかげで復活したカービィらの活躍により復活したファイターたちと大迷宮の中心部で再び対峙した際は、再度OFF波動で殲滅しようとするが、発動の直前に何処からともなく現れたソニックの奇襲により発動に失敗してしまう。その際羽根の一部を破壊されたことでOFF波動の威力を弱められた状態(それでもファイターたちの戦闘距離における威力はほぼ一撃必殺に近いものがある)でファイターたちとの決戦に臨み敗北、消滅すると同時に自分の世界に取り込まれた「この世界」の各部も元に戻り、亜空間の穴も塞がった。
なお、タブーの綴りは“Tabuu”であり、「禁忌」の“Taboo”ではない。
マスターハンド
「この世界」の創造主。亜空間と「この世界」を自由に行き来できる特性を持つ。世界を亜空間に飲み込もうとする亜空軍の首領として登場するが、前述のように実際には真の黒幕であるタブーに操られており、突き刺さった光の鎖で操作されてしまう文字通りの「操り人形」となっている。同作の「シンプル」モードとは異なり、ファイターたちとは闘うことはない。
物語の終盤で、タブーがガノンドロフの前に姿を現した時に、ガノンドロフが真相を知りタブーに攻撃を仕掛けたことで、マスターハンドは光の鎖から解放される(光の鎖が刺さっていたところには傷ができており、血らしきものが出ている)。その後正気を取り戻しタブーに反撃をするが、返り討ちにされてしまった。その後は倒れたままで、どうなったかは不明。
ガノンドロフ
亜空軍の司令官的な立場。
マスターハンドの側近たる司令官として、実働部隊のクッパ軍団に逐次指示を出している。また、エインシャント卿のロボット軍団を、ファイター達もろとも大量の亜空間爆弾で自爆させようと手元のスイッチで強制的に従わせたり、亜空砲戦艦を動員し砲撃の指示をしたり、クッパと共にマスターハンドの謁見に向かう際クッパを不意打ちしてフィギュアにしたりと、悪役振りも遺憾なく発揮している。
黒幕たるタブーの存在を知らないまま、操られたマスターハンドに従い行動していた[1]。マスターハンドが操られていることを知るなりタブーに攻撃を仕掛けるも、あっけなく返り討ちにされてしまう。その後、リンクゼルダによって復活し、共にタブー打倒に向かった。これは、フィギュアの世界の出来事とはいえ、ゼルダの伝説シリーズにおいて主格となる三人が初めて共闘するシーンでもある。
実はマスターハンドに忠誠を誓っていたわけではなく、従っているフリをしてマスターハンドを倒し、自らがのし上がろうと企んでいた[1]。実際に作中ムービーでも、マスターハンドに敬礼しつつ邪悪な笑みを浮かべる描写がある。クッパとは、マスターハンドへの忠誠心以外にも馬が合わなかったらしい。
クッパ
ダークキャノンを用いて計画の脅威になりうるファイターたちの撃破・捕獲を担当。
ガノンドロフと同じく、タブーの存在を知らないままに指令に従っている[1]。マスターハンドの指示により、クリボーノコノコ等のクッパ軍団を率い、ダークキャノンと、影虫で作った偽者のファイター(ニセクッパ、ニセピーチ、ニセゼルダ、ニセディディーコング)を使って悪事の限りを尽くす。終盤は亜空砲戦艦を動員し、ガノンドロフとともに艦橋から砲撃を指示して戦艦ハルバードを撃沈するも、カービィの乗ったドラグーンの一撃で戦艦は大破され、亜空間に撤退する。マスターハンドに報告へ向かうが、背後からガノンドロフの不意打ちを受け、フィギュアにされてしまう。
その後、デデデに発見されて再び目覚め一騎打ちを挑むが敗北。マスターハンドを操っていた真の敵タブーを認識し、ファイター達と共闘を決意する。タブーに倒されフィギュア化していたガノンドロフにお返しとばかりに攻撃を加えるなど、原作に通ずるコミカルな一面も見せる。最終決戦に必ず参加できるキャラクターの一人。
マスターハンドには忠実だが、内心ではガノンドロフの事が気に入っていない[1]
ワリオ
ダークキャノンを用いて計画の脅威になりうるファイターたちの撃破・捕獲を担当。
マジックハンドを装備した専用カーゴ(運送機)に乗り込み、ダークキャノンを用いてファイターたちをフィギュア化してまわっていた。しかし途中でデデデにカーゴを回収したフィギュアごと強奪され、リュカポケモントレーナーに自ら襲い掛かるも返り討ちにされフィギュア化、さらには亜空間爆弾で遺跡もろとも亜空間に吸い込まれてしまうなど散々な目に逢い続けた。その後はデデデのブローチによって復活したファイターによって、タブーに倒されフィギュア化してしまった他のファイターと共に回収されて復活。事態を理解せずデデデにお返しの一撃をかました後、素直じゃないながらもタブーに立ち向かうべく味方に加わった。
やはりタブーの存在は知らずに動いていたが、その目的に関して深く考えておらず、自分の気の向くままに好き勝手にしていた[1]
このモードのワリオは初期キャラクターの中で唯一の隠れキャラである。
Mr.ゲーム&ウォッチ
母艦となる戦艦ハルバードの操縦、影虫の生成を担当。
作中で敵として姿を見せる期間は僅かであるが、亜空軍兵士の材料となっていた「影虫」はMr.ゲーム&ウォッチ体内に存在する物質から無限に抽出されるものであり、それを発見したタブーが亜空軍を作り出した[1]。このように、設定上はストーリーの根底に係わっている重要キャラクターである。
メタナイトから奪い亜空軍の母艦と化した戦艦ハルバードを、影虫から作り出した自身の分身とともに操縦し、亜空軍の移動手段となるとともに世界各地に影虫を散布し兵士を送り込んでいた。ストーリー後半に、メタナイトたちがハルバードに潜入した際に初めて姿を見せるが、登場するなりスネークの攻撃を受け、ハルバードの艦橋(ブリッジ)から甲板へ叩き落される。その後、大量の影虫を吸収し、デュオンへと変身して襲い掛かるが、ファイターたちとの闘いに敗れフィギュアに戻る。フォックスがとどめをさそうとしたが、ピーチが再び復活させ、彼女の仲立ちによってファイターたちと和解した。その後は改心し、共にタブーとの闘いに向かう。
Mr.ゲーム&ウォッチには善悪の概念がなく、そのため自身が与えている影響を充分理解していない状態で亜空軍に加わっていた[1]
エインシャント卿
ロボット軍団の指揮、及び亜空間爆弾の設置・起動を担当。
ゲーム中最初に姿を現す亜空軍主要キャラクターで、目以外全身をローブで包んで正体を隠している。ストーリーが進むにつれ、作戦に苦悩している様子が伺えたり、ロボット軍団が身を挺してまで守ろうとするなど謎が深まっていく。
後半に判明するその正体は、エインシャント島のロボットたちのリーダー、マスターロボットである。ロボット軍団のエインシャント卿に対する絶対的な忠誠心は、このためである。
彼らロボットたちが亜空軍にいたのは、自分たちが生活していたエインシャント島を、科学技術に目をつけたタブーに占拠され、むりやり協力させられていたためである。マスターロボットがエインシャント卿として行動したのも、亜空軍に加担することになった罪の意識からであり、本意ではなかった。
ファイターたちが亜空間爆弾工場に攻めて来た時には、自分たちに敵意がないことを示し、ロボット軍団にもこれ以上ガノンドロフの命令を聞かないよう促す。だがしかし、最終兵器・亜空砲戦艦が完成したためにエインシャント島は既に用済みとなっていたため、ガノンドロフはファイターもろとも亜空間爆弾でこれを自爆させ、これによって戦艦用の通行口となる穴を作るべく、ロボット軍団に強制命令を下す。エインシャント卿はこれを止めるべく、正体であるマスターロボットの姿を現してファイターたちに協力する。しかし最早手遅れの状態であり、ファイターたちとともに工場からの脱出には成功するものの、亜空間爆弾の起爆は止められなかった。あまりにも大量の亜空間爆弾によって亜空間に飲まれてしまったエインシャント島は、タブー撃破後も消失したまま行方知れずになってしまった[1]

[編集] ボスキャラクター

ガレオム
スマブラXオリジナルキャラクター。
亜空軍の大型ロボット兵器で、人型形態から低空飛行で高速移動する戦車形態に変形可能。巨体を活かした叩き潰しや踏みつけ、背部からのミサイルなどで攻撃する。
ゲーム中では2回戦う。1回目はマルスアイク、メタナイトが荒野を走行中のガレオムを見つけ追撃し、遺跡へと落とす。直後、折しも遺跡の最深部にいたリュカポケモントレーナーとさらに交戦する。敗北後、最後の力で彼らを捕捉し、搭載されていた亜空間爆弾を爆発させ道連れにしようとするが、彼らを捕まえた右手をリュカがPKサンダーで破壊して脱出したため失敗に終わっている。
戦闘不能になるダメージを受けても、影虫を放出したり分解される事はなく、ショートし火花を散らしていた点などから、影虫で構成されたのではなく純粋に機械によって動くロボットである可能性もあるが、詳細は明らかにされていない。
デュオン
スマブラXオリジナルキャラクター。
戦艦ハルバードの操舵室からスネークの攻撃によって外に追い出されたMr.ゲーム&ウォッチが、多数の影虫を吸収して変貌した姿。陰陽太極図柄の車輪を持つ下半身を持ち、そこから2つの騎士の甲冑を思わせるロボットの上半身が生えたような姿をしている。上半身は前面部の刀剣を装備した青い体(ソードサイド)と、背面部の砲塔を装備したピンク色の体(ガンサイド)とで構成され、それぞれが異なる攻撃を仕掛けてくる。
スネーク、ピーチシーク(ゼルダ)、フォックスファルコルカリオによって倒された。
ボスパックン
マリオシリーズからの客演キャラクター。
クッパと同様に亜空軍側の立場らしく、カービィの前に立ちはだかり、両腕にピーチゼルダが監禁された二つの鉄カゴを持って暴れ回る。
助けられるのはどちらか一人で、ダメージを多く与えた方のカゴを壊すことが出来る。また、本体に攻撃すれば両方のかごにダメージを与えられる。どちらを助けたかによってその後のストーリーが若干変わる。なお、大迷宮での再戦時&ボスバトルではカゴの中に誰も入っていないため、体力ゲージの表示が単に「カゴ」となる。
レックウザ
ポケットモンスターシリーズからの客演キャラクター。
湖から現れる。墜落していたアーウィンを破壊し、その横にいたディディーコングを襲おうとするもフォックスに阻止され、そのまま彼らと交戦し敗れる。
主な攻撃手段としては長い身体を活かした「アイアンテール」や口からの「はかいこうせん」、「かみなり」などの技を使う。鳴き声は、劇場版ポケットモンスターでのレックウザと同じく小西克幸が演じている。
ボスキャラクターとして登場するが、ディディーコングとフォックスと鉢合わせして戦闘する形となっており、亜空軍の一員かは不明である。
ポーキー
MOTHERシリーズからの客演キャラクター。
MOTHER3』の姿で登場。最初は「キングの像」に乗り込みリュカを襲うが、ネスがリュカを助けに登場しPKフラッシュで像を破壊する。直後に『MOTHER3』で最後に戦った際の移動メカに乗った姿となり襲い掛かるが、2人に倒される。
スマブラXという外伝的作品ではあるが、本作でネスと『MOTHER3』のポーキーが初めて同時に登場したこととなった。
ボスキャラクターとして登場するが亜空軍の一員かは不明。一応、プリムら亜空軍兵士と一緒には登場するが、キングの像で敵味方関係なく押しつぶして歩いていく。
リドリー、メタリドリー
メトロイドシリーズからの客演キャラクター。
研究施設でリドリーとして登場し、サムスピカチュウに奇襲をかけるも、敗北。その後メタリドリーとして復活し、亜空間爆弾工場の後半では、ファルコンフライヤーに乗って工場からの脱出を図るサムス、ピカチュウ、キャプテン・ファルコンピクミン&オリマードンキーコングディディーコングロボット一行に襲い掛かってくるが、彼らによって倒された。
ボスキャラクターとして登場するが、亜空軍の一員かは不明。ただし、亜空軍の施設内で意図してファイターたちを襲撃している。
『亜空の使者』の亜空間爆弾工場におけるメタリドリー戦では、他のボスとは違い2分の制限時間が設けられているので、それ以内に倒さなければならない。
ファイターキャラクターの影
大迷宮までに登場したキャラクターの姿を模した「影」(ダークキャラクター)で、収集された亜空軍とファイターたちの戦闘データを元にタブーが再生ボスキャラクターとともに生み出した存在。
不気味な虹色をしており、体格もオリジナルより若干大きいが、それ以外はオリジナルとほぼ同じ能力を持つ。大迷宮の守護者として、再生ボスと共にプレイヤーを待ち受けている。

[編集] 雑魚敵キャラクター

ここでは主要な雑魚敵キャラクターのみ記述する。

プリム 
亜空軍の基本兵力。見た目はサンドバッグに手足が生えたような人形などを思わせる少々ユーモラスな雰囲気漂う人型である。目には数種類パターンがあり、ゲームを起動するたびにランダムで変わる。基本タイプであるプリムのほか、ソードプリムやメタルプリムなど何種類かの強化タイプがある。
ロボット 
エインシャント卿が率いているロボットたち。量産型と思われ数が非常に多い。いずれもエインシャント卿に絶対的な信頼を寄せている。作中では、ロボットアタッカー、ロボットブラスター、ロボットランチャーの3種類が確認できる。
クッパ軍団 
クッパの部下としてクリボー、デカクリボー、ノコノコパタパタハンマーブロスキラーが登場。クリボー、ノコノコ、パタパタはマリオシリーズと同様に踏みつけることが出来る。

[編集] 装備

戦艦ハルバード
亜空軍が移動手段として用いていた空中戦艦。船体下部のハッチから影虫を地上に散布し、兵士を送り込む事が可能。本来はメタナイトの所有物だが、移動手段として目をつけたタブーが強奪した。ハルバードが亜空軍に強奪された経緯はゲーム中では明かされず、後に裏設定として「スマブラ拳!!」で発表された[1]。詳細は、#プレイヤーキャラクター側の用語・設定のメタナイト及びデデデの項を参照。
作中では、スターフォックスシリーズに登場するアーウィングレートフォックスと激しい砲撃戦を繰り広げる。以前の作品に登場したハルバードに比べ武装が強化されており、新たにレーザー砲や対空機関砲が多数装備されている。2連主砲に取り付けられているアームもアーウィンに命中させるだけの精度と射程距離、そしてグレートフォックスを艦底に締め上げるだけの力を持っている。更に、グレートフォックスの攻撃を無効化するほどの強い装甲を持つ。
エインシャント卿の移動メカ
エインシャント卿が移動の際使っていた一人乗りの飛行装置。装置下部に亜空間爆弾を1つ牽引する事が可能で、これを用いて予定された位置に運ぶ。防衛用のレーザー砲も一門装備されている。
亜空間爆弾
タブーが「この世界」を亜空間に引きずり込むために開発した兵器。前述のようにエインシャント卿が自身の移動メカ下部にぶら下げて輸送し、起動してカウントダウン(ゲーム中では3分後。ほかに設定可能かは不明)終了後にブラックホールのような空間を広範囲に発生させ、爆発した箇所とその周囲を亜空間へと引きずり込む。一度起動させると二度と解除できないうえ、爆発の際、起動役のロボットが必ず二体犠牲になるという代償がありエインシャント卿を苦悩させている。起動前に破壊すれば無力化可能のようで、アイクの攻撃で地面に落下したものは起動不能になっている。
ガレオムも頭部に自爆用として装備していた。こちらは起動してから15秒強ですぐ爆発する。
ダークキャノン
タブーが「この世界」に存在するファイターたちをフィギュア化するために開発した兵器。矢印状の光線を放ち、命中した相手を一撃でフィギュア化してしまう。作中ではワリオが持っているもの、クッパが持っているもの、クッパがニセピーチまたはニセゼルダに与えたもの、ガノンドロフが持っているものの4つが確認できる。このうちニセピーチまたはニセゼルダのものは、リンクまたはピットによって破壊され、クッパが持っていたものもファルコによって破壊されている。
最終戦でタブーがこれに酷似したレーザーを放つが関係は不明。
カーゴ
悪の住人が移動手段として使う乗り物。レバー1本で操作が可能。作中では、クッパが手下にドンキーコングのバナナを奪う際に運搬手段として使用させたキラー砲台を装備したもの、ワリオが使用したマジックハンド装備のものがあるが、ワリオのものは途中でデデデによって強奪された上にカービィによってアームを斬られ、さらにリンクまたはピットによって破壊されている。
フライングプレート
捕らえたドンキーコングをエインシャント島に連れて行く際用いた、薄いプレート状の飛行装置。自動操縦なのか誰かが操作している様子はない。武装はなく代わりにプリムら兵士が乗り込んでいた。
亜空砲戦艦
亜空軍の最終兵器である巨大戦艦で、エインシャント島で設計され亜空間で極秘に建造されていた。先端の主砲からは亜空間爆弾の爆発と同様の効果を持つ光線を放ち、無限に「この世界」を切り取ることが出来る。それ以外の火力もすさまじく、ファイターたちに奪還された戦艦ハルバードを撃墜している。しかしその直後に出撃したアーウィン、スターシップ(メトロイドシリーズ)、ファルコンフライヤー(F-ZEROシリーズ)、ドルフィン初号機(ピクミン2)による猛攻を受け、最終的にはカービィの乗ったドラグーンの突貫により破壊される。

[編集] その他用語

影虫
Mr.ゲーム&ウォッチの体内から無限に抽出される物質で亜空軍の兵士を構成する物質であるほか、フィギュア化してしまったファイターのデータを読み取ることでそのファイターの偽者を作り出すことも可能である(但し作中では、ファイターではない「サムスのパワードスーツ」もコピーしている)。また、周囲の影虫を吸収することで巨大化することもある。
大迷宮
ストーリー終盤、タブーが亜空間へと切り取った世界などを再構成し、築き上げた虚構の迷宮。『亜空の使者』における最終ステージ。
亜空軍による戦闘の分析によって生み出した再生ボスや、ファイターたちの影を守護者として配備している。

[編集] プレイヤーキャラクター側の用語・設定

「この世界」
マスターハンドが創造した、大乱闘スマッシュブラザーズの舞台となる世界の事で、「スマブラ拳!!」や作中の「フィギュア名鑑」でこう呼ばれる。
“イメージ”という命が吹き込まれたフィギュアたちが住人(作中ではファイターと呼称)であり、戦う事でイメージを維持している。“戦闘不能”になるとフィギュアに戻ってしまうが、「この世界」の住人が復活させようとする意思を持った上で、プレート(台座)に触れる事で復活できる。戦い続ける事でしか存在できないという世界だが、亜空軍襲来までは、それはそれでルールや規律のある世界だった。
メタナイト戦艦ハルバード
ゲーム序盤に亜空軍が戦艦ハルバードで空中スタジアムを襲撃するため、プレイヤー側にハルバードの所有者であるメタナイトも亜空軍の一員かと思わせるような印象を与えている。しかし戦場のマルスの前にメタナイトが味方として姿を見せ、亜空軍と戦うことにより、ハルバードを操縦しているのはメタナイトではなく、メタナイトは亜空軍側のキャラクターでもないということが判明する。その後、ストーリーはメタナイトが自身の戦艦を取り返すために亜空軍を追う展開となる。途中でアイクとも出会い、しばらくの間、この3人で旅することとなる。
物語後半では、メタナイトは氷山で出会ったルカリオと共にハルバードに潜入する。先に内部に潜入していたスネークも途中で仲間になり、幽閉されていたピーチゼルダを助け、操舵室に辿り着く。ハルバードを操縦していたのはMr.ゲーム&ウォッチたちであり、スネークらによって甲板に叩き落されたMr.ゲーム&ウォッチは影虫を吸収し、巨大ロボット「デュオン」に変身して襲い掛かってくる。スネーク、ルカリオ、ピーチ、ゼルダ、そして戦闘機アーウィンで駆けつけたフォックスファルコは、デュオンと戦いこれを撃破する。
6人がデュオンを倒した後、操舵室に残っていたメタナイトが舵をとったことでハルバードの周りを取り巻いていた不気味な赤い雲は消え、ハルバードは真の所有者の元に戻った。
その後、集結したファイターたちは戦艦ハルバードで亜空間への突入を敢行するが、亜空軍の亜空砲戦艦の砲撃によりハルバードは撃沈する。しかし、このハルバードは実は囮で、爆破したハルバードの中からファイター達が所有する飛行艇が発進。亜空軍がそれに気を取られている隙にあらかじめドラグーンで先回りして待ち伏せていたカービィが亜空砲を破壊する、という算段だった。計画は見事に成功し、撤退する亜空軍を追いかけるように一行は亜空間へ突入した。
デデデの行動とブローチ
デデデは当初、ファイターを襲ったりフィギュアを集めたりワリオを襲ったりするなど、亜空軍の一員なのか味方なのか分からない行動を起こすが、後にそれは「この世界」の敗北を阻止するための行動であった事が明かされる。
亜空軍による戦艦ハルバートの強襲には実はデデデが絡んでおり、彼が図らずもメタナイトの足を引っ張ってしまった事で戦艦ハルバードは強奪される。この一件でタブーと「OFF波動」の存在を知ったデデデは、全ファイターが戦闘不能になり復活させる者が消失し「この世界」側が完全敗北してしまう危険性を察知する。そこで、貼り付けておけばフィギュアになったファイターを一定時間後に自動的に復活させる、自分の顔を模したブローチを用意し、フィギュア化したファイターをワドルディら子分とともに探し回っていた[1]
ゲーム中で登場するや否や、ワドルディに怯えていたルイージをいきなり後ろからハンマーで殴り飛ばしフィギュア化する。そのルイージを囮に、亜空軍に協力しているワリオが持っていたフィギュアをワリオのカーゴごと奪い取り、デデデ城へと持ち帰る。その後デデデ城にてフィギュアにブローチを付けていた際、クッパの奇襲を受け、城が半壊し、その際崩れた瓦礫が頭にぶつかり、自分がフィギュアに戻ってしまう。ブローチを付けた他のフィギュア(ただしゼルダ(orピーチ)のみ見つかってしまう。またこのときデデデは自身のブローチを助けたほうに付けていた)とともに瓦礫に深く埋もれたため、城に突入したクッパ一味や、カーゴを追いかけて城へやってきたマリオ一行には発見されなかったが、見つからなかった事が勝利に導けた要因となっている。その後、城は亜空間爆弾によって亜空間に取り込まれてしまい、瓦礫の下のデデデらも一緒に吸い込まれてしまった。
終盤において、亜空間に突入しタブーと対峙したファイターたちは、タブーのOFF波動の前に一瞬で全滅してしまう。しかしその頃、亜空間内のデデデ城に残っていたルイージ、ネスが復活する。これは、デデデの付けたブローチが効果を現したためであった。また、他所で偶然ブローチ(捕まったゼルダ(orピーチ)が所持していた(元々デデデが付けていた物)を拾って食べていたカービィも後から復活する。そして、彼らの助けによって、フィギュアに戻ってしまったデデデや他のファイターたちは再び立ち上がる事ができた。
ちなみに、ルイージ強襲前の話はゲーム中では諸事情でカットされたため裏設定となっている。また、メタナイトがデデデの計画を知っていたのかについては不明である。
この作品のデデデも星のカービィシリーズ内での「世界の為に悪役のような立ち回りをする」という行動を起こしていると言える。

[編集] 脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k “亜空の使者”の謎(「スマブラ拳!!」2008年4月10日)
個人用ツール
名前空間
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