MOTHER3

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MOTHER3
ゲーム
ゲームジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発元 任天堂
東京糸井重里事務所
HAL研究所
ブラウニーブラウン
発売元 任天堂
総監督 監修: 糸井重里
音楽: 酒井省吾
プロデューサー 宮本茂 岩田聡 田邊賢輔
メディア 256Mbitロムカセット
バックアップフラッシュメモリ搭載
プレイ人数 1人
発売日 日本の旗 2006年4月20日
売上本数 約39万本
レイティング CERO: A(全年齢)
その他 主題歌
大貫妙子「MOTHER3 愛のテーマ」
タイトルの移り変わり
『MOTHER3 キマイラの森』
→『MOTHER3 奇怪生物の森』
→『MOTHER3 豚王の最期』
→『MOTHER3』
プラットフォームの移り変わり
スーパーファミコン
NINTENDO64
64DD
NINTENDO64
ゲームボーイアドバンス
アルバム
サウンドトラック
  • 監修 : 糸井重里
  • 作曲 : 酒井省吾
  • 曲数 : 15曲
  • 発売日 : 2007年2月7日
  • 販売価格 : 2,000円(税込)
  • チャート : iTunesアルバム1位
テンプレート - ノート

MOTHER3』(マザースリー)は、任天堂ゲームボーイアドバンスゲームソフト2006年4月20日発売。ジャンルはロールプレイングゲーム。日本国外では未発売となっている。

概要[編集]

MOTHERシリーズの3作目にして2作目から12年が過ぎての新作。

開発は任天堂、東京糸井重里事務所、HAL研究所ブラウニーブラウン。前作『MOTHER2』まではHAL研究所などが糸井重里と独自に開発していたが、本作は任天堂の開発部署(田邊賢輔とその開発チーム)が主に開発を担当した。開発期間は12年。

キャッチコピーは「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」。前作までと同様、ゲームデザインの糸井が担当した。また、糸井は本作のテーマを「悪ふざけ」であると語っている。

プロモーションは糸井主宰のウェブサイトほぼ日刊イトイ新聞』(以下『ほぼ日』)を中心に展開された。テレビコマーシャルには柴咲コウが出演、任天堂スポンサー番組を中心に流された。内容は柴咲が本作の感想を語る、というもの。

カートリッジに256Mbitロムカセットが採用されている。

クォータービューからトップビューへ変更された

年譜[編集]

  • 1994年末 - 1995年頃:スーパーファミコン用ソフトとして製作開始。
  • 1997年:NINTENDO64用ソフト『MOTHER3 キマイラの森』として発表。その後64DD用ソフトとなり、タイトルも『MOTHER3 奇怪生物の森』に変更。
  • 1999年:「任天堂スペースワールド'99」で『MOTHER3 豚王の最期』としてプレイ可能な状態で公開。「2000年5月発売予定」と告知。
  • 2000年8月22日:開発6年目を迎える段階においても完成の目処が立たず、企業判断により開発見送り、発売中止を発表。
  • 2003年4月:ゲームボーイアドバンス用ソフトとして開発再開を発表。
  • 2005年10月下旬:『ほぼ日』の「今日も金魚は」で、突如金魚カメラ前にどせいさんの人形が置かれ、その後カメラの半分を占めるほどになる。また同時期に、任天堂と東京糸井重里事務所、HAL研究所とブラウニーブラウンが特許を出願。
  • 2005年11月:正式タイトル『MOTHER3』として発表。『MOTHER1+2』のCMで、ゲームボーイアドバンス用ソフトとして『MOTHER3』を開発していることを発表。
  • 2005年11月16日:『ほぼ日』の「今日のダーリン」で、ブラウニーブラウンスタッフの門井元がMOTHER3作画のチームの一員であるが明かされた。
  • 2006年1月24日:『ほぼ日』の「今日のダーリン」で発売日が2006年4月20日と発表。27日には任天堂からも公式発表された。
  • 2006年4月20日:発売。
  • 2006年11月2日:音楽CD『MOTHER3+』発売。
  • 2007年2月7日:iTunes限定配信サウンドトラック『MOTHER3i』発売。

システム[編集]

ダッシュ
Bボタンをしばらく押し続けて離すと「ダッシュ」ができる。高速移動ができるだけではなく、弱い敵を「体当たり」で弾き飛ばすことが可能。
サウンドプレーヤー
250曲のBGMを聴ける「サウンドプレーヤー」が用意されている。本編未使用曲を含むものの、逆に本編で使用されているが収録されていない曲もある。好きな曲を再生リストに保存可能。最初は曲自体は聞けるものの、曲タイトルは表示されず物語が進む毎に表示されていく。
ゲームオーバー
味方が全滅するとゲームオーバーとなり、コンティニュー画面に移る。ここで「はい」を選ぶと最後にセーブした場所に戻され、レベルはゲームオーバーになった時点のものが維持されるが、所持金が半分になる(カエルに預けている所持金は減らない)。「いいえ」を選ぶとタイトル画面に戻る。

戦闘システム[編集]

サウンドバトルシステム
本作の戦闘システムは「サウンドバトル」という本作独自のものになっている。サウンドバトルとは、戦闘BGMに刻まれたモンスターの鼓動に応じてリズムよくボタンを押すことで、最大16回の連続攻撃ができるシステムである。タイミングの判定は若干シビアだが、連続攻撃を成功させると最大2.5倍の威力となる。
このため、全ての戦闘BGMにサウンドバトルのリズムが個別に設定されており、同じようなメロディーでも途中でテンポが変化するものもある。リズムは単調な拍子から「1137拍子」や「2342拍子」など不規則なものまで多種多様である。また敵を眠らせるとリズムを聴き取りやすくなる。
なお、この方式を採り入れたため、前作の「戦闘メッセージでダメージ・回復の数値を表示する」ものとは異なり、ファイナルファンタジーシリーズのような数値表示(対象に直接数字が表示される)タイプに変更され、「白数字がダメージ・緑数字が回復」と色分けされている。
ドラムカウンター式パロメータ
本作は、前作『MOTHER2』と同様、ドラムカウンター式のHP(体力)、PP(サイコポイント)となっており、HPやPPの減少や増加は少しずつ変化する。そのため、致命的なダメージを受けても、HPが0になる前に回復すれば、気絶(戦闘不能)を避けられる。また、PPのドラムカウンターは、それといった効果はない。また、前作の「ガッツ」は無くなった。
ステータス異常
今作のステータス異常は、下記の物となっている。
なみだ
涙が止まらなくなった状態。通常攻撃の初撃の命中率が下がる(1発目が当たれば、サウンドバトルの2発目以降の命中率には影響しない)。グッズ(アイテム)の「めぐすり」、PSIの「ヒーリング」で治る。
どく
戦闘中1ターンごとに、行動前に毒によるダメージを受ける。移動中は、8歩ごとに2ダメージ受ける。前作の「カゼ」状態。グッズ「どくけし」、PSIのヒーリングで治る。
しびれ
数ターン、行動が出来なくなることがある。自然回復、グッズ「しびれとり」、PSIのヒーリングで治る。
ノミ
サウンドバトルが出来なくなるほか、とくぎ、PSIが使用できないことがある。グッズ「ノミとりパウダー」、PSIのヒーリングで治る。
どんより
食べ物系のグッズが食べられなくなる。グッズ「すっきりミント」、ヒーリングで治る。
へん
時々、勝手な行動をとったり、味方に攻撃するようになる。この状態には症状が2段階あり、「さらにへん」になると、勝手な行動をとる頻度が増える。また、移動中は、しばらくの間入力した方向と逆に進む。前作の「キノコ」状態。グッズ「ハリセン」、PSIのヒーリングで治る。
どわすれ
とくぎ、PSIを一切使えなくなる。自然回復、グッズ「なにかのひょうし」、PSIのヒーリングで治る。
ねむり
しばらくの間、一切行動ができなくなる。グッズ「めざましゼミ」かPSIのヒーリングで治る。
このほかにも以下の状態異常があるが、これらはグッズなどでは治せず、自然回復を待つしかない。
炎が残る
PKファイアー等と言った炎系の攻撃を受けた時に発生する状態異常。1ターンごとに数ポイントのダメージを受けるが、自然に回復する。
凍る
PKフリーズなどの氷系攻撃を受けた時に発生する状態異常。数ターンの間行動する事が出来ない。
ころぶ
数ターンの間行動できなくなる。

ストーリー[編集]

その場所も、時代も、その世界が地球かどうかもわからない、全てが謎に包まれたノーウェア島という島にある唯一の村・タツマイリ村が舞台。前作までの旅情感から一転し、本作では1つの舞台にストーリーを蓄積させていく様式を取っている。

ゲーム内容は章立てになっており、章ごとに主人公が変わる。物語が進むにつれ、別の章で冒険をしていた主人公たちが合流・離別する。

タツマイリ村に住むフリント一家の双子の兄弟リュカとクラウスが、祖父のアレックのもとに母親のヒナワと遊びに行ったところから始まる。

シナリオ[編集]

第1章 とむらいの夜
主人公はフリント。平和なタツマイリ村の夜に森火事が襲い、家族の帰りを待っていたフリントのもとにその知らせが来て、燃え盛る森の中に残されたライタとその息子フエルの救出に向かった。そして救出を終え雨によって鎮火した後、山で妻や子供たちを見かけたというイサクから不穏な話を聞き、その安否を確認するために慌てて家に戻る。しかし家族はまだ帰って来ておらず、あったのは伝書鳩によって届けられた、夕方までには帰ると書かれていた妻の手紙だけ…。村人たちと共に家族を探すフリントだったが、それは壮絶なる試練の兆候であった。
第2章 泥棒アドベンチャー
主人公はダスター。第1章の事件から数日後、突然ドロボー術の師匠でもある父ウエスから「あるじゅうようなもの」を取りに行くよう命令を下され、それを探しにオソヘ城へ向かう。城の中でオソヘの姫であるクマトラと出会い、ウエスを混じえた3人で城の奥へと進んでいくが、謎の集団ブタマスクもまた、彼らと同じ目的でオソヘ城に潜入していた。
第3章 あやしい行商人
主人公はサルサ。芸達者であったためにブタマスクたちに捕らわれてしまったサルサは、人質ならぬ「さるじち」の恋ザルのサルコのため、酷い虐待を受けながらも仕方なくヨクバの言うことを聞くことになる。そしてヨクバに連れられて着いた場所はタツマイリ村だった。時間軸は第2章と同時進行で、第2章で起きた出来事をサルサを中心としたブタマスク側の視点で描かれている。謎の行商人ヨクバによって変わりつつあるタツマイリと、サルサの運命は…。
第4章 チチブーの劇場
主人公はフリントの息子で双子の弟リュカ。第1章の事件から3年後、タツマイリ村はすっかり近代化しており、ブタマスクたちが完全に村を占拠していた。「シアワセのハコ」を受け取らず、以前の生活を営んでいる者たちの家には毎日のように雷が落とされており、リュカも3年前の件でヨクバたちや「シアワセのハコ」を受け入れることはできず、他の村人たちから異端視されていた。そんな中、3年前に行方不明になったダスターがクラブ・チチブーにいるという噂を聞き、リュカはウエスの頼みでボニーとともにクラブ・チチブーへ乗り込む。そこにはタメキチというベーシストと、ヨシコシという人気ウェイトレスがいた。
第5章 イカヅチの塔
ダスターやクマトラとの再会を果たし、「ハミングバードの卵」の隠し場所である壊れたネンド人のところにやって来た。だが突然の雷によって壊れていたはずのネンド人が動き出し、それを追ってネンド人工場に辿り着く。だが工場にいたブタマスクたちは何故かリュカを「指揮官殿」と間違え、彼らをブタマスクたちの服に着替えさせる。何はともあれブタマスクたちに怪しまれる心配がなくなったリュカたちは、ゴミ収集車に乗って行ってしまったネンド人を追いかけるべく、ハイウェイへと向かった。
第6章 ひまわりの高原
イカヅチタワーから落下したリュカがふと目覚めると、そこには一面にヒマワリの咲いた高原が広がっていた。ひまわりの高原を歩き出すリュカの胸に広がるのは、今はもういないあの人の面影。そしてリュカの目の前に現れたのは…。
第7章 7つの針
マジプシーによって、かつて彼らの先祖が巨大な力を持つ「闇のドラゴン」をノーウェア島の地下に眠らせており、7本の針を抜いた者が「闇のドラゴン」に自らの心を写し、その主になれるという話を聞かされるリュカ。しかし今「PKLOVE」を使える選ばれた者にしか抜けないその針が、ブタマスクの指揮官「仮面の男」によって抜かれ始めていた。異変に気付いたマジプシーたちは良き心を持ったリュカに抜いて欲しいと願い、リュカはマジプシーたちの願いを果たすため、またブタマスクたちの野望を阻止する決意をする。ノーウェア島各地に散らばる針を抜くため、離れ離れになった仲間を捜しながらマジプシーの家を訪れるリュカの旅が始まる。
第8章 なにもかも なにもかも
リュカが3本、仮面の男が3本針を抜き、残る針は1本になった。その直後、ブタマスクたちの首領ポーキーからの招待を受けたリュカたちは、タツマイリ村の人々が憧れていたトカイニューポークシティに連れてこられた。この島のありとあらゆる生き物がニューポークシティに集められていく中、リュカたちは「リーダー」なる人物によってタツマイリ村と世界の残酷な真実を知らされることになる。リュカはそれを全てを受け止め、ノーウェア島を守るために最後の針へと向かって行った。

ノーウェア島の主な町・地点[編集]

ノーウェア島
物語の舞台となる島。主人公たちの住むタツマイリ村を中心に、森・火山・雪山・砂漠など様々な環境が存在する島である。
島の地下深くには闇のドラゴンと呼ばれる、世界を変えるほどの力を持つ巨大な龍が眠りについている。ドラゴンの力のおかげでノーウェア島は外部からのあらゆる災いから守られており、かつて「世界」が滅びた時も「世界」の一部に過ぎなかったノーウェア島はその力で滅亡を逃れた。
タツマイリ村
フリント一家が暮らす村で、平和で欲を持たない人間が集まっている。通貨は存在せず、互いに助け合って生きており、森の動物たちとも仲がいい。しかしブタマスクたちからもたらされた近代的な文化によって、時間が経つに連れ村人たちや村の様子が徐々に変化していく。
実はタツマイリ村の住民たちは、世界が崩壊したことで「白い船」に乗ってノーウェア島に逃げ延びた、人類最後の生き残りである(滅亡の詳細は不明だが、リダ曰く、人間が滅ぼしたらしい)。彼らは世界を滅ぼす要因となった自分たち人間たちが二度と同じ過ちを犯さないようにと考え、島に着いた後は自らの記憶を封印し、新しく付け直した名前と偽の記憶と作られた人格で、人々の理想の象徴である素朴で平穏な「タツマイリ村」という「物語」を演じていた。白い船の人々の前の世界での記憶は、全て「ハミングバードのタマゴ」の中に封印されており、この事実を知る者は、ひとりだけ前の世界の記憶を残して当番の役割をしていたタツマイリの“リーダー”であるリダと、ノーウェア島の先住民であるマジプシーたちだけである。
更にナナの「この村の家族は似ていない」との発言から、タツマイリ村の家族のほとんどは身寄りのない者同士で作られた、血の繋がりのない家族であることが示唆されている。ただし、崩壊当時で生後間もない赤ん坊だったクマトラより年下の子供たちは生粋のノーウェア島生まれであり、少なくとも親兄弟との血の繋がりはある。具体的にはリュカ、クラウス、フエル、アンジー、リッチ、ニコル、アル、ナナの計8名が該当する。しかしフエルとアンジーはそれぞれ母親、父親が登場せず、ナナに至っては家族関係が完全に不明になっている。
タツマイリ成立後の「世界」の本来の住民は、1章からいたタツマイリ村の住民および、アレック、クマトラ、マジプシーたちだけであり、それ以外の人間たちは全員ポーキーによって洗脳され、或いはD.C.M.C.のように意思が強かったために洗脳されずに記憶だけを失って、他の時代から無理矢理連れて来られた人々である。
オオウロコ海岸
タツマイリ村の西側にある海岸。第3章まではハトがたくさんいるだけの海岸だったが、第4章からは若者が多く集まる観光ビーチの場所になっている。
NINTENDO64版は「オオウロコ村」というタツマイリ村から独立した村だった。
クロスロード
森の入り口、ミソシレ墓場の前にある十字路。リダの鐘突き台があるが、3年後には彼と同時に無くなっている。
ミソシレ墓場
ニッポリートが墓守を務めている墓場で、丘の上にはヒナワの墓がある。丘の上と下とでは全く雰囲気も違う。ダスターは2章の序盤に訪れるが、少なくともその時点では夜は丘の下が亡霊の巣と化している。
オソヘ城
タツマイリ村の北にある古びた城で、「ハミングバードのタマゴ」、そしてエオリアの守る針がある。城の主であるオソヘ王とセナカ皇后は行方不明となっており、今ではオバケたちが住み着いている。
実は過去にオソヘの王を中心とした王国がノーウェア島にあったのだが、いつか来る闇のドラゴンの目覚めを恐れて人々は島から出て行ってしまったらしく、「白い船」の人々がノーウェア島にやってきた時には、既にオソヘ城は古の王国の廃墟となっていた。クマトラの両親とされているオソヘ王とセナカ皇后は遥か昔に実在した人物に過ぎず、作られた「物語」の中には実在しない。
また急いで作られたタツマイリ村の「物語」の中には、神話や伝説といった歴史が極端に少ない(リダはそれらをもっと作りたかったらしいが、何らかの理由で急いでいたためできなかった)。そのため、オソヘ城はノーウェア島に存在する数少ない歴史のひとつでもある。
オールドマンズパラダイス
第4章以降、ウエスがヨクバに騙されて家と土地を奪われた跡地に建てられた老人ホーム。名前とは裏腹にほとんど金をかけていないので、内装はボロボロで雨漏りがあったり床に穴が開いていたりと、とても老人のことを考えて作ったとは思えない、「老いぼれ隔離施設」「老人たちの刑務所」といったような建物。住む場所を奪われたウエスやアレック、マイクがいる。
タツマイリ駅
第4章以降、クロスロードの中央部に作られた駅。封鎖されていた道が線路になっていて、線路がコーバへ通じている。
テリの森
タツマイリ村の北西にある森。第4章からは「おもしろ動物保護区」という名目で、キマイラだらけの森と化す。
NINTENDO64版では「キマイラの森」だった。
オリシモ山
大岸壁、アレックの家、エオリアの家がある大きな山。タツマイリ村からテリの森を抜けた先にある。
ドラゴ台地
ドラゴの住む場所。エオリアの家の裏の洞窟から行ける。
アレックの家
リュカ・クラウスの祖父、ヒナワの父アレックのログハウス。よくヒナワと双子が遊びに行っていた。
第4章以降は雷によって崩壊しており、跡地に展望台を建設する計画が立てられていたが、破棄されている。
デス砂漠
第3章序盤で舞台となる砂漠。ここの建物からカマキュラ地下道を通ってハイウェイやミソシレ墓場に行ける。
コーバ
タツマイリ村の東にある。電車で行くのが一般的だが、線路上を歩いていく者もいる。線路を歩いているとたまに電車が通る。
ネンド人のための土を掘るための作業場があり、村人は昼はここでバイトをし、夜はここで貰ったチケットでクラブ・チチブーへD.C.M.C.のライブを見に行く。クラブ・チチブー目当てで働く人間も多い。とは言え土を掘る作業のほとんどネンド人が行っていて、村人は調子の悪くなったネンド人を運んだりとサポートを行っている。バイト代は日給200DPであり、実はブタマスク大佐よりはるかに給料が高い(ブタマスク大佐は月給2000DP)。
ブタマスクのうわさによると、土を掘る目的は村人の近代化やネンド人のためだけでなく、針を探すこともあったようである。
ムラサキの森
コーバの北の森。キマイラ研究所があるせいかキマイラが多い。ここのロープウェイでクラブ・チチブーへ向かう。ドリアが針を守っている場所。
カエリベの滝の奥はモグラが3年かけて掘った穴がいくつも開いていて非常に複雑になっている。後にオケラ達がオケラホールを作る。
クラブ・チチブー
大人気バンドグループD.C.M.C.のライブが行われるクラブ。ウェイトレスは語尾に必ず「うっふん」と付けなければならないという変な決まりがある。未成年やペット連れはお断りだが、簡単な変装で抜けられる。
屋根裏の一角にはネズミの老夫婦が住み着いている。
キマイラ研究所
ムラサキの森にあるキマイラの開発・製造を行っている施設。不気味なモニュメントや標本が数多く陳列されている。資料室の中には、『MOTHER2』に登場した本も置いてある。地下には究極キマイラがいるが、なぜかサルでも開けられるようなオリに入れられていた。
ハイウェイ
ムラサキの森の奥にある巨大な高速道路。カマキュラ地下道とも繋がっている。キマイラやロボットがうろうろしている上にバナナの皮が捨てられており、ブタマスクたちが物資運搬などに使っているが彼らにとってもそれなりに危険な所。乗り物の充電エリアやパーキングエリアもある。
イカヅチタワー
クラブ・チチブーからよく見える巨大建造物。ハイウェイの先にある。人工的に雷を発生させることが出来、シアワセの箱を拒絶するなどしてブタマスクに逆らう者達の家に落雷させていた。電力源はナマズで、ブタマスクたちが脅して電気を生み出している。
向日葵の高原
第6章の舞台。リュカとボニーがイカヅチタワーから落ちてくる場所。場所はタツマイリ村にあるブタマスク訓練所の東にある崖の上と思われるが、正確な位置は明らかにされていない。一面に向日葵が咲き誇っており、雲居より高い場所にある。
オケラホール
ムラサキの森、カエリベの滝にあるオケラにより掘られた地下居住地。この穴が掘られたことで、付近のモグラ達は立腹している様子。非常に複雑な構造になっているが、あるとても根気のいる方法を使えばマップも見ずに抜ける事ができる。
シログネ山
オケラホールを抜けた先にある大きな雪山。リディアが針を守っている場所。モンスターの他にウサギも住んでいる。ここにある雪だるまは『MOTHER2』にも登場し、どちらも言葉をしゃべる。ここのBGMは、初代『MOTHER』のSNOWMANである。
どせいだに
ハイウェイのトンネルを抜けた先にある谷。どせいさんの住む村がある。名前の由来は、前作に登場したどせいさんの住処の名前を和訳したもの。
ゴマフ火山
どせいだにの北にある活火山。フリギアが針を守っている場所。塞ぎ込んでいたり、調べることで決まった方向に勝手に動いたりするおかしな岩がある。
タネヒネリ島
オオウロコ海岸から海底ダンジョンを通っていく小さな島。ミクソリディアが針を守っている場所。
ヨーネル曰く別名「ぶきみじま」で、食べた者にトラウマやネガティブな幻覚(ミクソリディア曰く、心の傷や弱い部分をかきむしるような幻覚)を見せるキノコがあったり、キマイラが住み着いていたりする非常に恐ろしい島。ここで見る幻覚からリュカ、クマトラ、ダスターの心の内を察することができる。ゴージャス温泉があるが、幻覚を見ている間に入ってしまうと後でひどく後悔させられる。
海底ダンジョン
タネヒネリ島へ通じる唯一のダンジョン。おかしな形をした「さんそほきゅうマシン」を使って進んでいく。酸素が無くなるとオオウロコ海岸まで戻される。
チュピチュピョイ神殿
オリシモ山の先にあるアウサケキ峠を抜けた先にある。時を止められたツタによって入り口が塞がれている。イオニアが針を守っている場所。
ニューポークシティ
タツマイリ村のほとんどの人が憧れた「トカイ」。ポーキーの欲望の全てが詰め込まれたといってもよい街で、見る人によっては子供っぽい不気味な街であるが、MOTHERシリーズへのオマージュ要素がたっぷりある。映画館・ゲームセンター・遊園地・レストラン・巨大ポーキー像などがあるが、建物の多くは張りぼてであり、街の一角には粗大ゴミが放置されている場所もある。また、ゲームセンターから下水道に入ることができ、その奥には誰も住んでいない古いアパートがある。
エンパイアポーキービル
ポーキーの本拠地で、100階まであると言われる、建設中の超高層ビル。ポーキーコーポレート本社ビルも兼ねる。
ビル内には様々な部屋があり、D.C.M.C.もライブを行ったライブホール、特製キマイラであるカバランチャーを飼っているプール、トイレだらけの部屋、建設現場、洗脳施設である良い人温泉(実際は緑色の液体で満たされたカプセルに入るもの)など多様である。ネタ元はエンパイアステートビル

キャラクター[編集]

プレイヤーキャラ[編集]

リュカ
フリントとヒナワの息子で、双子の弟。第4章以降の主人公。ネーミング時の説明文は「ふたごの おとうと やさしい おとこのこだ」。金髪(フリント一家で唯一髪の色が違う)。朝早く起きるのが苦手で、決まって寝癖が爆発する。2章では気弱そうにしゃべっていたが、4章以降は物静かな少年へと成長している。
とても泣き虫で引込思案かつ甘えん坊な性格だったが、そんな彼の目の前で母ヒナワがメカキマイラに改造されたドラゴに殺され、その翌日に敵討ちに行った双子の兄クラウスが行方不明になるという悲劇が襲い掛かる。それからしばらくしてドラゴたちと和解し、母の死から立ち直ることができた。しかし、3章終了時から4章開始時までの3年間は「シアワセのハコ」を求めないために周りのほとんどの大人たちから冷たい目で見られ、毎日のようにクラウスを捜しに山に行っていた父フリントからは殆ど放任されていた。そのような経験を経たためか、3年後では「泣き虫だったように見えない」と言われる程たくましく成長している。しかし笑顔を見せることは殆どないらしく、自分を置いて山に通い続けている父親への複雑な気持ちや、一人で山に向った兄を止められなかった後悔を、今もなお心の奥で抱え続けている。
幼い頃からPSIの素質を持ち、選ばれた人間にしか使えないPKLOVE[注釈 1]を使うことができるため、マジプシーの針を抜くことができる。そして彼の行動と意思はやがて「世界」を大きく変えていくこととなる。
武器はフリントと同じく主に棒を使って攻撃する。特技は「PSI」。攻撃・回復・PSI補助・PSI攻撃など、全ての役割をこなす。攻撃力は上位クラスになるが、4人パーティになると攻撃の順番が最後に回ることが多く、素早さに圧倒的な差が出る。
サウンドバトル時の音はギター
大乱闘スマッシュブラザーズX』では初期から使えるプレイヤーキャラクターとして登場(声優はレニ・ミネルラ (Lani Minella))。
独特の軌道を描く空中ジャンプや、自分にPKサンダーを当てて復帰するなど、これまで出ていたネスと技が似ているが、彼とは全く違う体術を使って戦う。設定ではPKサンダーやPKスターストームなどはクマトラから教わったらしく、また体術に蹴り技が多いのはダスターの影響と思われる。当初はネスと交代予定であったが競演する事となった。
アドベンチャーモード『亜空の使者』では、亜空軍とポーキーに襲われたところをネスに助けられて彼と共闘するが、ワリオにフィギュアにされそうになった所をネスはリュカをかばってフィギュアにされてしまい、連れて行かれてしまう。その後勇気を振り絞りネスを助ける事を決意、その途中に出会ったポケモントレーナーと一緒に旅に出る。
クラウス
フリントとヒナワの息子で、双子の兄。ネーミング時の説明文は「ふたごの おにいさん げんきな おとこのこだよ」。茶髪。物語全体を通してリュカと双璧をなす実質的な主人公的存在である。
性格は双子の弟であるリュカとは対照的に、やんちゃでちょっとあわてん坊で、早起きをしてはリュカより先に外で遊んでいる。しかし心より力を求める傾向があり、危なっかしい無鉄砲さがある。その性格が仇となり、母・ヒナワの仇であるメカドラゴを倒そうと1人で家を飛び出し、途中で出会ったエオリアからPSIを教わった後で無謀に立ち向かい敗北、そのまま行方不明となってしまった。
実はメカドラゴに敗れた時に崖から落ちてしまい、第1章終了時には既に絶命していた[注釈 2]。その後ポーキー率いるブタマスク達に亡骸を発見されたため、メカキマイラ・仮面の男に改造されたことにより、クラウスであった時の記憶は失われ、弟であるリュカとは敵として再会することとなる。
サウンドバトル時の音はシタールだが、クラウスをプレイヤーキャラとして戦闘で使えるのは、最初のオケラとの1戦のみである。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではリュカのカラーの中にクラウスカラーがある。
フリント
リュカとクラウスの父親で、ヒナワの夫。第1章の主人公。ネーミング時の説明は「つよくて やさしい たよれる おとうさんだ」。茶髪でいつも帽子を被っている。
家族の中では「頼れる父親」と同時に「人間味溢れる不器用な性格」で、トマス曰く「むこうみずなナイスガイ」。短気で人の助けを借りない性格のせいか、人付き合いは少々苦手。一章は無口だったが二章以降は少しずつしゃべり始めている。森と家族を心から愛しており、それらの平和を守るために立ち上がる。そのため村人たちの信頼は厚かったが、愛する妻ヒナワの死と息子クラウスが行方不明になった事件をきっかけに心を閉ざし、いつしかクラウスを捜すか妻の墓参りしかしなくなってしまった為、時とともに村人からの彼に対する信頼や関心は少しずつ薄くなっていった。しかしライタやニッポリートなど一部の村の人々は彼を心配し続けている。
実は帽子を被っているのはハゲを隠すため(本人はスキンヘッドだと言い張る)。息子2人がPSIを使うことができるように、彼自身もPSIは使えなくとも動物の言葉がわかり、会話することができるなど不思議な力を持っている。子どもの頃から「ゆうきのバッヂ」をお守りとして大切に持っていて、リュカがボニーと共に家を空けるようになった後、ニッポリートに「ゆうきのバッヂ」をリュカに会ったら渡してほしいと頼んで託し、後にリュカはニッポリートから受け取った。
クラウスがまだどこかにいるかもしれないという望みから山に通って探し続け、村人たちがトカイに行く中で妻の墓があるタツマイリ村を離れたくないと思っていたが、終盤で「仮面の男」がクラウスであることを知り、リュカたちの背負う宿命を知って彼らの後を追うようにニューポークシティに向った。そして元の「頼もしい父」としての一面を取り戻し、2人の戦いではクラウスの攻撃からリュカを庇い、クラウスの死の際はリュカや「あなた」の代わりにクラウスへの許しを代弁した。
武器は棒とカクザイ。特技は「きあいをいれる」で、力任せに殴りつける、武器を振り回して全体攻撃など。攻撃・補助・回復をほぼ1人で行う。息子2人と違いPSIは使えないが、HPと攻撃力に優れている。また、補助技もある。
サウンドバトル時の音はサキソフォン
ボニー
フリント家の愛犬。ネーミング時の説明文は「ゆうかんで りこうな イヌ」。3年前から変わらずにリュカの傍にいる唯一の家族でもあり、一家を引き裂いた悲劇の後もずっと彼を見守ってきた。
とても賢く、リュカ達と意思の疎通が出来るほか、優れた嗅覚でいろんな物を見つけることができる。ペット連れ込み禁止のクラブ・チチブーに入るために服を着て二足歩行させられたり、アンドーナッツ博士に囮にされそうになったり、クマトラに名前を忘れられていたりと、色々と酷い目に遭うことが多い。なぜかイオニア関係のことに敏感に反応する。
武器は基本的にはなしだが、首輪を装備することで防御力と攻撃力が上がる。装備の少なさ故に戦闘力は低めだが、スピードが高く、ほとんどの場合パーティーの中で最初に行動できる。特技は「においをかぐ」で、敵の弱点や分類を調べることができる。「においをかぐ」や攻撃アイテム、回復アイテムなどを使ったサポート役に適している。ただし、回復アイテムを使う際に時々ボニー自身が食べてしまうことがある。
サウンドバトル時の音は犬の鳴き声。
ダスター
何も盗まないドロボーの青年。第2章の主人公。ネーミング時の説明文は「かわりものだが ナイスガイ いがいなとくぎも あるよ」。茶髪。
けだるさが強調している性格で、鏡を見ると髭が伸びていることを気にする。どちらかというと昼よりも夜うろうろすることが多く、村人たちの間にあまり馴染めないでいた。誰に対してもそういった第一印象を与えてしまうほど貧乏臭く、足が臭くて口臭が少しキツい。しかし顔立ちは悪く無いらしく、エルモアに「よく見ると案外おとこまえ」と称されたり、テッシーは想いを寄せているような発言をしている。父・ウエスから学んだ様々なドロボー術を駆使して冒険の役に立ってくれる。子供の頃にドロボー術の訓練中での事故が原因で、左足が不自由になる。そのため、走るときや蹴るときに足を引きずるような感じになるが、障害は全く感じさせない。だが、足が不自由になってしまったのをウエスが気にしているのではないかと思っており、それが一種のトラウマとなっている。
第1章では村の中で地味な存在だったが、カベホチでフリントを崖に登らせたり、ヒナワの死で錯乱したフリントを彼なりの言葉で慰めた。第2章では父親のウエスの命令でオソヘ城にある「ハミングバードのタマゴ」の回収に向かい、その中で主君にあたるクマトラとの出会いを果たすが、終盤で卵と共に行方不明になる。実はその時に記憶喪失になってしまい、その3年後にはアフロのカツラを被り、D.C.M.C.のベーシストタメキチとして活躍していた。自身の記憶を探るためにリュカたちと同行することになるが、物語を進めるうちに性格も明るくなり、パーティーの頼れる兄貴分になっていく。リュカのことは弟のように慕っており、記憶を取り戻してからは改めて彼の力となることを決意する。
実は彼もまた滅びた世界からノーウェア島に逃げ延びた白い船の人であり、以前の世界での記憶も本当の名前も「ハミングバードのタマゴ」の中に封印されている。ウエスの本当の息子であるのかは不明。「物語」での役は「クマトラの家臣にあたる泥棒親子の息子」。ウエス同様「物語」に危機が迫った時にはオソヘ城に隠してある「白い船」の人々の記憶である「ハミングバードのタマゴ」を回収し、守るという使命が与えられていた。それらが平和なタツマイリでドロボー術の修行をしていたり、何も盗らないのに「泥棒」を名乗っていた理由である。
武器は主に靴(足技)。特技は「ドロボーグッズ」。スピードはボニーと同レベルで、オフェンスやHPも高い。敵にぶつかったり背後を回られた時、後ろ蹴りを食らわせたり逆に背後に回り込んだりも出来る。主に攻撃と戦闘補助に適している。また後ろを振り向かせる「サイレンクワガタ」が使えるので「戦いの記憶」コンプリートに欠かせない存在。ちなみにキャラクター名をタメキチとつけた場合、D.C.M.C.での名前はウメマロとなる。
サウンドバトル時の音はベース
クマトラ
オソヘ城のお姫様である少女で、今作のヒロイン的存在。ネーミング時の説明文は「つよくて かしこい おとこまさりの おんなのこ」。赤髪。
典型的な男勝りで、女であるにもかかわらず一人称は「オレ」。ガサツな印象が強いが、見ず知らずのサルサを助けたりするなど、とても優しい心の持ち主。また、少し粗暴な言動とは裏に頭も良く、整った顔立ちの持ち主である。ダスターとの初対面時は真っ先に彼の口臭を気にし、チチブーの汚い地下通路を通った後は真っ先にシャワーを浴びたりするなど少し潔癖症気味。仲間との出会いにロマンチックなものを感じていたりと、随所で女の子らしい面を見せている。マジプシーのイオニアが育ての親であり、ダスターの父・ウエスはかつて彼女の養育係だった。普段は強気な反面、内心は非常にナイーブで、「自分が本当にお姫様なのか」「本当は誰にも愛されていないのだろうか」というジレンマが心の奥で渦巻いている。
3章終了後はイオニアの元に戻って暮らしながら「ハミングバードのタマゴ」とダスターを捜していたが、第4章ではタマゴの行方とダスターの手掛かりを掴むために、ヨシコシという偽名でクラブ・チチブーでウェイトレスとして働いていた。イオニアから化粧の方法や礼儀作法は学んでいたようで、客からの評判は良く、彼女のファンもいる。しかし活発な性格ゆえか、ウェイトレスの制服はあまり好きではなかったらしい。最初は成り行きに近い形でパーティに参加するが、リュカの宿命や7つの針のことを知ると、今度は自分の意思で仲間達と共に戦う事になった[注釈 3]
実はオソヘ城の姫ではなく、生まれてまもない頃に世界の崩壊で両親を亡くし、「白い船」に託された赤ん坊である。その後、島にたどり着いた時に両親がいなかったため、当時赤ん坊だった彼女は「オソヘ城の姫」ということにされて、マジプシーのイオニアに引き取られた。役割こそは与えられたものだが、リュカたち同様名前と記憶は生来のものである。上記にある通り本人も薄々自覚していたらしく、真実を聞かされても大きなショックを受ける様子はなく、真実を受け入れた。
武器は手袋。特技は「PSI」。PSIの才能はパーティで最も秀でており、強力な攻撃系PSIが使える。ただし打撃による攻撃力は低め。PPが特に高く、主にPSI攻撃とPSIでの戦闘補助に適している。
なおキャラクター名をヨシコシにしていた場合、クラブ・チチブーでの偽名がクマトラとなる。
サウンドバトル時の音はエレキギター
サルサ
様々な「サルげい」ができるサル。第3章の主人公。ネーミング時の説明文は「こいびとおもいで がまんづよい おサルだ」。
ヨクバに恋人ならぬ「恋ザル」のサルコを人質ならぬ「さるじち」に取られ、刃向かうと電気ショックを浴びせられる首輪「オシオキマシン」をつけられ言いなりになっている。ヨクバだけでなくブタマスクからも散々足蹴にされ、笑顔を忘れるぐらいのひどい扱いをされていた。その状況下で生きようとするほどのとても強い忍耐力を持ち、「シアワセのハコ」をちゃんと指定された場所まで運んだりと非常に賢い。一度リュカとクマトラに助けられるが、その後サルコを助けるために再び捕まる。3年経っても仲間たちのことを覚えていて恩を感じており、今度は彼がリュカ達に恩返しをすることになる。
武器はなし。特技は「サルげい」。
サウンドバトル時の音は「クイーカ」だが、戦闘力は低め。ウエスのものとは微妙に違うが、扉のダンスも踊れるようになる。

サブキャラクター[編集]

ヒナワ
リュカとクラウスの母親。ネーミング時の説明文は「だいすきな おかあさん!」。茶髪。年齢不詳だが、夫のフリントと同年代と思われる。
優しく温和な性格で、ヒマワリを好む(その次に好きな花はタツマイリガーベラ)。家族からだけでなく村の人たちにも愛されている。リサとは昔からの親友で、彼女の紹介でフリントと知り合ったらしい。リサ曰く「けっこう抜けているところがある」。実際、冒頭でオケラを誤って踏んでいる。彼女が作る「ふわふわオムレツ[注釈 4]」は家族の好物となっており、よく村人たちにも料理の作り方を教えている。
第1章で息子たちと共に父親のアレックの家に遊びに来ていたが、タツマイリ村に帰る途中でメカドラゴに襲われてしまい、双子を身を挺して庇うも、二人の目の前でドラゴの牙に心臓を貫かれ、命を落としてしまう。その死は家族の絆を引き裂き、平穏だったタツマイリに暗い影を落とす事となるが、残り続けた彼女の意思はやがて幾度もリュカたちを助けることになる。本作最大のキーパーソン
本作のCDでは大貫妙子が「愛のテーマ」で彼女の役割を演じている。
アレック
ヒナワの父で、リュカとクラウスの祖父。年齢不詳。
陽気な性格でよくギャグを言い、リラックスが何より大事だと思っている。タツマイリ村の北のオリシモ山にある山小屋で一人暮らしをしているが、リュカやクラウスはヒナワに連れられ度々遊びに行っている。イオニアとは友人。腰痛を気にしている。ヨクバに対して強い嫌悪感を持っており、「シアワセのハコ」を貰わなかった。ヨクバ出現の3年後までに家に100万回も雷が落ち、住めなくなったためオールドマンズパラダイス(ブタマスクたちが建造した老人ホーム)に移るが、あまりにも不自然すぎる落雷の数に疑念を持っている。老人ホームに移った後ウエスと仲良くなる。
ノンプレイヤーキャラクター(以下NPC)として戦闘に参加する。戦闘では薬草を使って回復をしてくれる。攻撃力は低く、腰痛で動けないことも多い。戦闘中フリントが寝てしまったときは叩き起こしてくれる。
ウエス
ダスターの父であると同時に師匠であり、クマトラの臣下にしてかつての養育係。年齢不詳。
時が来るのに備えてダスターを鍛え続けたドロボー術の達人。第2章でダスターに、第3章でクマトラとサルサに同行する。思わず笑ってしまう発言や扉を開けるダンスなど、ギャグ面が非常に強いキャラ。自分の息子をよく「あほ」呼ばわりするが、父としての愛情と師弟愛の裏返しである。ダスターが行方不明になった後も、表にあまり出さなかったが3年間ずっと彼を心配し続け、戻ってきたことを誰よりも喜んだ。ヨクバやブタマスクに最初から嫌悪感を持っていた人物の1人。老人ホームに入れられてからはアレックと仲良くなっている。かつてはクマトラの養育係であり、オソヘの重臣であったというが、当時の記憶がはっきりしない。これはオソヘ王に仕えていたという過去は「作られた記憶」であり、本人が「作られた記憶」を積極的に受け入れようとしなかったためと思われる。
NPC。戦闘ではダスターを叱ったり、クマトラの身を案じて何もしないことがあるが、他のキャラクターと比べると積極的に攻撃する。「ヌスット術の秘技」や「イカヅチ玉」など威力の高い攻撃をしたり、ダスターの靴下を投げて敵の動きを止めたりする。
D.C.M.C.(デスペラード・クラッシュ・マンボ・カンボ)
クラブ・チチブーを拠点に演奏活動をしているR&Bバンドグループ。
リーダーのOJシミー・ズミズバッチーマジックタメキチの5人組で、義に厚く、熱狂的なファンが多い。全員が記憶喪失という共通点がある。何か迷ったときには「ジャンケス(ジャンケンのこと。グーがギー、チョキがチェキ、パーがペーとなっている)」で決める。
あまりに強い音楽への陶酔のためポーキーの洗脳が効かなかったらしく、ポーキーの言うことも「デタラメ」と切り捨てている。タメキチ以外は他の時代から無理矢理連れて来られた人間で、ノーウェア島に来る以前の記憶は抹消されてしまっている。ライブにはブタマスクたちも訪れるが、彼らに対する不信感は強い。

マジプシー[編集]

世界にある7本の針を守る者たち。男でも女でもなく、人でもなく魔物でもない。寿命は1万年で、見た目は中年のオカマ。糸井曰く「あの存在自体が溶け込んだキマイラみたいなもの」[1]。彼らが守り続けた7本の針が抜かれた時、世界は大きな変革の時を迎えるという。PKスターストームやPKLOVEなどのPSIをリュカやクマトラに伝授した。

7人の名前は本作品の作曲家酒井省吾が命名。由来は音楽用語であるモードから[1]

イオニア
チュピチュピョイ神殿の針を守るマジプシー。温泉とピクルスが好きな温和な性格で、リュカとクマトラのPSIの師。お人好しで優しく、幾度も登場し手助けやアドバイスをしてくれる。マジプシーの中では一番常識人で、一部の人間からは美人に見られる。クマトラにとっては育ての親で、彼女が幼い頃から面倒を見ていた。アレックとも友人。化粧をしていないときを「イケてないとき」と呼び、化粧をしないで外出したがらないが、後々スッピンも良いと思うようになる。
NPC。PSIを使えるはずなのだが、たまに少しだけ回復をしてくれる程度。悲鳴を上げたり、つけまつげをバサバサしているばかりで直接戦闘はしてくれない。
エオリア
マジプシーのリーダー的な存在。オソヘ城の針を守るマジプシー。少々ものぐさな性格。アフロがチャームポイント。パーティーを開くのが趣味だが、自分はお気に入りの椅子から動かない。クラウスにPSIを教えた。イオニア曰く「さっぱりした人」。針を抜かれて消える際、「きえたりもしてるけど、わたしはげんきです」と言う。
ドリア
ムラサキの森の針を守るマジプシー。筋骨隆々で、ロングヘアーと皮製の大胆な服装が特徴。針は防衛のため水中に保管している。過剰なほど前向きな性格で、キマイラにも受容的である。第7章ではイカヅチタワーから落下したクマトラを助けることになる。
リディア
シログネ山の針を守るマジプシー。スキンヘッド。動物好きで命を大切にし、ブタマスクを助けるなど、マジプシーの中では心優しいと同時に一番人間臭い。針を抜かれる時を信じることができず「マジプシー失格かもしれない」と言っていた。自分が消えた後のウサギたちの事を心配していたが、リディアが消えた後は彼女が助けたブタマスクがウサギたちの世話をすることになった。
フリギア
ゴマフ火山の針を守るマジプシー。寝てばかりいるが、几帳面で思ったことはすぐノートに書く。寝顔には天使が宿るらしい。消える直前に、他の針の場所が書かれたノートをリュカたちに渡した。
ミクソリディア
タネヒネリ島の針を守るマジプシー。あだ名はミッシーで、ミクソリディアという本名で呼ばれることは嫌がっている。自分が作った生物・けっかいトリオに針を守らせていて、巨大タコのハチを従えている。リディアとは逆に、冷酷とも取れるぐらいに冷ややかな性格を持つ。仲間に治療を施す。
ロクリア
闇のドラゴンの頭に刺さった針を守るマジプシー。行方不明になっている。
終盤で判明するが、実はポーキー側に寝返っており、ヨクバがロクリアの正体であった。なぜ他のマジプシーたちを裏切ったのかは不明で(他のマジプシーの会話からは良好な関係を築いていた模様)、『ニンテンドードリーム』誌上の糸井へのインタビューでも「なぜヨクバがこうなったのか、実は僕自身も答えを用意していない」という旨の発言をしている。ただ「きっと悪いヤツに会っちゃったんでしょう。」とも発言している[2]。また、ロクリアの家の近くにいる可愛がっていたネズミもそれを示唆するようなことを言っており、このネズミにはヨクバと名乗り始めた後も優しく接し続けていた。

タツマイリ村の住人[編集]

タツマイリ村については上記の「ノーウェア島の主な町・地点」やタツマイリ村を参照。
トマス
トマスのバザールの主人。最初は無料で誰かが持ち寄った物を欲しい人にあげていたが、やがてはトカイから仕入れた物を売るようになる。そそっかしい性格で、非常に変な走り方をする。フリント家のドアノブを破壊し、ドアノブの旅の始まりを作ったのも彼。一番初めに会話する村人でもあるため、ある意味で印象深い人物。
「シアワセのハコ」の影響はあまりなく、3年後でも村人たちからの評判が悪いリュカに飲み物をおごってくれたりと基本的に良い人だが、クラブ・チチブーやゲームセンターにいたりと、遊び好きでもある。彼曰く、イオニアは綺麗な人らしい。
NPC。慌てるだけで攻撃などは全くしてくれない。
リサ
トマスの妻で、井戸の近くで世間話をする井戸端会議の常連。ヒナワの親友で、フリントに彼女を紹介した。トマスには何度も世話を焼かされている様子で、トマスもどちらかというと彼女に尻に敷かれている。少し口は悪いが、3年後でリュカに「シアワセのハコ」を勧めるのも彼を思っての事であり、基本的には夫同様に良い人。
マイク
トマスの父親。トマス不在時の主人の代理も務める。クッキーを焼くのが趣味だが、味はあまり保証できないのかそれともただ自信がないのか「多少不潔なあまり美味しくないクッキー」と言う(普通のクッキーと回復量は同じである)。
老人ホームに移ってからはかなり存在が地味になっており、孫たちがほとんど来なくなったのでリュカに会うと小遣いをくれたりする。老人ホームで働くリンダに些細なことでセクハラ呼ばわりされ「世知辛い世の中になった」と嘆いている。そして寂しさを紛らわすために「シアワセのハコ」に入り浸っていた。
ニコル&リッチ
トマスとリサの子供。ニコルが兄、リッチが妹。クラウスとリュカと同年代で仲が良い。
ニコルは3年後はコーバで働くトマスの代わりに店番を勤めるしっかり者だが、あわてん坊な所は父親譲り。リッチは少し自己意識が強い性格になっている。
ライタ
大工の親方で、フエルの父親。常に角材を持ち歩くために狭い部屋では少し危なっかしい。
男気あふれる性格で、フリントとは子供の頃からの親友。息子のフエルと住み着いているネズミと一緒に森の中の家で暮らしている。フエル曰く「気合で生きている人間」で、怪我をしてもなおフリントのために倒れた木をどかし、時には息子2人の前で錯乱し暴れたフリントを角材で殴り倒して大人しくさせた。
第1章の火事で家が全焼してしまったために新しく家を建て直したが、3年後には雷のせいで屋根が抜け落ちている箇所がある。3年後もずっとフリントを心配していた1人で、リュカやダスターにも好意的。ウエスとクマトラのことを年の離れたカップルと言ったり、ダスターにダジャレを言うなど、ジョークの上手い一面もある。
ブタマスクたちが森を焼いたところを目撃していた事もあり、初めからブタマスクやヨクバに対して不信感を持っていて、「シアワセのハコ」も貰わなかった。3年後はフエルがカロリーヌの店を手伝うことが多くなったので家族で過ごす機会がだいぶ減り、また弟子2人もコーバに行ったり、再び漫才をやり出したりで、跡継ぎが大丈夫なのか本人が気にしているかは謎である。第8章ではフリントたちと共にエンパイア・ポーキービルの100階に駆けつけた。
フエル
ライタの息子。クラウスとリュカとも同年代で、彼らとは仲が良い友人。第1章で森火事で逃げ遅れるが、フリントに助けられた。とてもしっかりした性格で、火事で怪我をした父親ライタを激励し、ヒナワの死も受け止め、リュカに気を使って何も言葉をかけられなかった。3年後では「誰かの手伝いをするのが大好き」といってカロリーヌのパン屋を手伝っている。アンジーに少し気があるらしい。第8章では父親と共にエンパイア・ポーキービルの100階にいたリュカたちのもとに駆けつけた。
NPC。非常に短い期間でしか同行する機会はないが、戦闘では幼いながらも石を敵に投げつけたり、フリントを応援して少しだけ体力を回復してくれる。
エントツ&アチャト
ライタの下で働く大工の見習い兼漫才コンビ。エントツがボケ、アチャトがツッコミ役。大工として働くシーンは全くなく、ほとんど漫才コンビとして登場する。常に一緒に行動している。
エントツはテッシーに憧れている1人だが、想いを告げることは結局なかった。テッシーのことでダスターをライバル視しているような発言もある。サルが嫌い。
アチャトはクラブ・チチブーのヨシコシのファンだが、クマトラが目の前に来ても彼女がヨシコシと同一人物であることには全然気付かない。漫才師になるのが夢かと思ったら実は大工の見習いで、かと思えば今度はコーバに行って働いている。
2人とも熱中したらのめり込む性格らしく、一時期は漫才のことを完全に忘れて働いていた時期もあった。第7章においてコーバが閉鎖されてからは、再び漫才に情熱を見出したらしい。なぜか「シアワセのハコ」にのめり込むことはなく、ニューポークにいった後もタツマイリの今後を憂いていた。
ジャッキー
暖かみのある宿屋「YADO」の主人。気が弱い。
後に大きなホテルの主人になり、従業員も増えたためにブロンソンと一緒にコーバで働くこともある。夫婦揃って「シアワセのハコ」の影響は少ない。タメキチがダスターであることにも薄々気づいたが、3年後に村で評判が悪くなっているリュカやダスターが来ることをあまり快く思っていない。
ベッツィー
ジャッキーの妻。気の弱い主人を支えるしっかり者の女性。火事の時は火事よりも主人の方が不安だった。YADOにお客が増えたことでヨクバに感謝している。
テッシー
YADOの看板娘。ジャッキーとベッツィーの娘なのかは不明。才色兼備でタツマイリ村の青年の憧れの的。ただし、当人にあまり自覚はない。性格も「優しいお姉さん」といった感じで、3年後もリュカ達一家に対し、少しも変わらない態度で接する。メイド服を普段着にしており、どこへ行くのにもメイド服である。
トカイへの興味は少しあるものの、他の村人に比べればライタ達同様に関心は薄い。実際ジャッキー達に連れられてニューポークシティに行っても全然馴染めず、退屈そうにしていた。「シアワセのハコ」はYADOに置かれているが、殆ど見てなかったのか、興味を持たなかったのか影響を受けていない。3年後には少し行動的になり、D.C.M.C.のタメキチが行方不明のダスターであることを直感的に感づいて、彼を心配してコーバで働いてもいないのにクラブ・チチブーのライブ会場に顔を出していたりと、ダスターに対して特別な思いを抱いている節が見受けられる。
マット
牧場の主人。アフロでヒゲ。陽気な性格だが、いつも酔っ払っている。本人曰く、実は酔っているのではなくてシャックリの持病らしい。3年後では息子達程ではないが、微妙に「シアワセのハコ」の影響を受けてしまっている。
ジル
マットの妻。口の大きな女性。井戸端会議の常連。
3年後にはヨクバを気に入ったらしいが、すっかり遊び好きになってしまった2人の息子に心を痛めている。「シアワセのハコ」の影響は少なく、牧場一家の中では唯一リュカに多少好意的。なぜか毎日のおかずがローストチキン。夫の仲は良い方である。
ビフ
マットとジルの息子。顔が長くて背が高い。ブッチの態度から、恐らくビフの方が兄だと思われる。寒がり。
3年後にはコーバで働いているが、営業中に立ち寝をしていたりと、それほど真面目ではない。
ブッチ
マットとジルの息子。ビフとは対照的に太っており、寒さには強い。
最初にヨクバに目をつけられた男。火事の時には森に向かったが、手伝いに行ったというよりも野次馬だったためエドに止められてしまった。ヨクバにブタと引き換えに貰った大事なカネをドロボーであるダスターに隠した場所を教え、無くなるとダスターに疑いをかけるなど、かなり自分勝手。カネが無くなっても、村人にはあまり相手にされていなかった。ビフ同様3年後はコーバで働いているが、ビフ以上に不真面目。
ニッポリート
ミソシレ墓場の墓守の老人。変な訛りがある。墓には「ばかのはか」「じんせいははかない」などのダジャレが書いてある。オソヘ城への秘密の通路が家の地下にあり、城の前庭の花畑を野菜畑にして野菜を育てていたり、跳ね橋の鍵も持っているが、城との関係は不明。
ライタ同様、3年後もずっとフリント達のことを気遣い、フリントから預かった「ゆうきのバッヂ」をリュカに託す。「シアワセのハコ」を持っていなかったために家は雷で破壊されてしまった。ニューポークシティに移った後は墓がないので落ちこんでいた。
ブロンソン
タツマイリ村のまとめ役のような存在だが、しっかり者に見えて洗濯物が干しっぱなしになっていたり、よく海で日光浴をしていたりする鍛冶屋。メカドラゴによる事件後、ずっとフリントを気にかけていた。キバを武器に作り変えることができる。海が好きで、ビーチ・コーミングをよくしているらしい。
3年後はコーバで働き、「シアワセのハコ」は持ってはいるが、元々意志の強い人物なので影響はほとんどなかった。人違いだったらさらに落胆させてしまうと考え、ウエスにタメキチのことを言わなかったが、結局はブロンソンから聞いたことをリュカが喋ってしまう。第8章でフリントたちと共にエンパイア・ポーキービルの100階に駆けつけた。
プッシャー
村長。保身しか頭になく、責任を追及されると感じると必死になって否定する。人望も村への愛着もほとんどなく、村人からの影は薄い。事実、有事の際に村をまとめていたのはブロンソンたちで、彼は何もしていない。彼もまたヨクバに目をつけられ、様々な話を持ちかけられた。仲間への態度は冷たいが、ヨクバがいると態度を変える。
エルモア
村長夫人。きつい口調と嫌味な性格の持ち主。村長の家からほとんど出ない。
フリント一家を嫌い、仲間を厄介者扱いするが、実はダスターのことを「よく見るといい男」というので、案外村長に比べ見る目がある模様。オリーが将来大物になって自分達夫婦に楽をさせてくれることを期待している。
オリー
プッシャーの息子。性格は厚かましいが、無能な父親とは違ってユーモアを大切にし、仲間にも好意的。
火事の知らせを聞いて家族の中で唯一手伝いに向かったり、暴れるフリントを止めようとする勇敢な一面もあり、父親よりは遥かに有能な青年である。ただしドジを踏むことも多く、イオニアを「きれいな人」と呼んだこともある。村への愛着も彼なりにあったらしく、自分の今後のことからニューポークシティに行ってすっかり意気消沈していた。
セバスチャン
村長の家で執事として働く男。口癖のように「忙し忙し」と言っていて、それ以外の発言はほとんど無い。村への愛着も村長への信頼もあまりない。エルモアと同じく、村長の家からほとんど出ない。
マップソン
通称「ちずずき ちずもちの マップソン」。地図好きで有名で、マジプシーですら彼を知っていた。
主人公の目的地へマップに印をつけてくれるが、彼にとってはこれがストレス発散であり、よく知っている場所でも印を付ける。村の事件や様子にもあまり興味が無く、地図以外の話はウエスが禿げそうなことくらいしかしない。
一切の人間関係が不明で、なぜ村長の家にいるのかもわからない。3年後には墓の前に立っているが、その墓にもヒントはない。住民のほとんどがニューポークシティへ行ったあともタツマイリ村に最後まで残っていた1人だが、その後は本編中に出てくることはなく、ニューポークにも行っていない。
イサク
村の住人でありながら森の中に1人で家を構え、毒消しを無料で配っている。木こりだが、森の中での暮らしが退屈だった。いつも森の中にいるせいか、村へ来ても1人で居たりと若干村の中では影が薄く、親しい人間もフリントくらいだった。最初は優しい人物で、ヒナワと双子が帰ってこないことに真っ先に気が付き、村の人を呼び積極的に捜索を頼んだ。しかしヨクバに会ってからはヨクバの器の大きさに感服し、「シアワセのハコ」の影響を村人のなかで一番受けてしまった。
最終章では完全に洗脳され、ブタマスクの一員になってしまい、ブッチと意気投合する。
アボット&アビー
新婚ホヤホヤの若夫婦。幸せな生活に憧れている。アボットは語尾に「オッケィ?」を付けることが多い。「タツマイリポインセチア」という花を育てている。
3年後にはコーバで働いている。しかしアボットはコーバに馴染めず、あまり働いていなかったせいか「シアワセのハコ」に入り浸っているが、元々夫婦間での幸せだけを求めていたので効果は割と少なく、2人の絆を更に深めただけだった。
ポール&リンダ
2人ともメガネをかけているインテリ系の夫婦。ポールは冷静な性格だが、煙に敏感で咳が止まらなくなる。リンダは3年後に老人ホームで働いており、「シアワセのハコ」は後に受け入れたものの、ヨクバのことは感じが悪いらしく、温厚だったイサクがすっかり変わってしまった事もあり、嫌っている。
やや冷たい印象もあるが、アボット達同様に夫婦仲は良く、マジプシーであっても気味悪がったりするようなことをしない。ポールはニューポークに馴染めなかったが、リンダは楽しんでいた。
ヨーネル
ブレンダの夫。オオウロコ海岸の近くに家族と共に住んでいる。詩を読んだりもするがどうも自分の話をしたがり、ヒナワと双子の捜索時も彼が指示を出し、コーバのやり方にも自分のやり方ならうまくいくと思っているなどかなり自己顕示欲が強い。
フリントとヒナワのことを「森の小鳥たちも羨む最高の夫婦」と称し、その後もリュカにフリントのことを何度も尋ねるなど、フリント一家のことを心配し続けた。実はリュカを自分の後継者にしたかったらしい。信仰深い人でイノリバで祈ることを重要視していたが、フリントのことをずっと心配していたせいか時が経つにつれ信仰心が薄れていった。
ブレンダ
井戸端会議の常連。3年後はヨーネルと違い、仲間たち、特にダスターに対して好意的ではない。口が悪くやっかいごとを嫌う。
湿っぽいのが嫌いらしいが、けっこう涙もろい。また、人魚の伝説を信じているなど意外とロマンチックな人。
ボブ
ヨーネルの息子でドナの兄。なぜか一人でYADOに入り浸り、夜遅くまで帰らない。ワインと桃が好き。
普段はあまりさえない男だが、酔うと口調が紳士的 (?) になり、何か良いことがある度にひとりで乾杯をする。乾杯した後の朝は二日酔いが多い。
ドナ
ヨーネルの娘、ボブの妹(ボブの妻でブレンダが姑、ヨーネルが舅という説もあるが、どちらが正しいのかは不明)。
かなり常識とは離れたセンスの持ち主で、村を出たがっていた。泳げないので練習用のビート板を持っているが、観賞用としてサーフボードも持っている。ニューポークの芸術に感動した。
レジー
刑務所の近くのテントで暮らす占い師。どこかの民族っぽい雰囲気と独特の口調を持ち、一人称は「レジー」。たまに哲学じみたことを言う。性格は楽天的だがいい人。
3年後は「シアワセのハコ」を受け取らなかったお蔭で、雷でテントを焼かれてしまった。
カロリーヌ
アンジーの母。ナッツを持って行けば無料でパンやクッキーを焼いてくれたが、時代の波には逆らえず、3年後には有料にしている。アンジーが悲しむのを考えて第1章でアンジーに何が起こったのかを伝えず、フリントに対しては彼女なりの言葉で彼を励ました。
アンジー
カロリーヌの娘。店を手伝っている。フエルと同じくらいの年。
性格は最初は大人しかったが3年後には気が強くなり、少々ツンデレ気味の女の子になった。好みのタイプは「ジャガイモのような人」。フエルのことは必死に否定するものの、案外まんざらでもなさそうである。
ナナ
考えが周りとずれていて、海が好きなため岬に1人でいることの多い女の子。
話し始めると長く、ちょっと思い込みも激しいのが玉にキズ。しかし洞察力は鋭く、2章ではタツマイリ村の核心を突いている発言をしている。なぜかピアノを「ヤノピ」という。村人との交流はほとんどなく、村にはごくたまに戻ってきて、ヨクバの演説には密かに見に来ていた。しかし結局、「シアワセのハコ」に興味を持つことはなかったため、影響は皆無に等しい。
マップソン同様に家族関係が一切不明。それどころか住む家すらも不明。
バトー
一人暮らしで、オオウロコ海岸にある家の中にたくさんの鳩を飼っている少年。彼もまた家族関係が一切不明である。
高所恐怖症でやや性格も内向的。村で伝達手段として伝書鳩を使っていることから、彼が村の手紙などを配っているとも考えられる。「タツマイリこけし」というものも作っていた。
3年後には彼自身も鳩を使わなくなってしまい、郵便局のような仕事をしていた。ニューポークには馴染めなかった。
ちょうろう
タツマイリ村の長老…のはずなのだが威厳も何にもなく、家の中にずっと居る。ほとんど誰も彼の噂をしないので存在はかなり地味。
エドの家で寝たきりの生活を送っている。一応エドの父親らしいが、少なくともエドは彼を「うちのちょうろう」と呼ぶ。テディベアのクマミちゃんが好きで、また剥製じゃないインコのキューちゃんを飼っている。女の子が見舞いに来てくれると嬉しいらしい。
3年後には既に死去しており、没年齢は99歳(自称であり実年齢は不明)。自分の墓だけは生前しっかり購入していたが、実は長老でもなんでもなかったという意外な事実が判明する。
エド&ナン
長老の息子夫婦。エドはスーツがよく似合う紳士。時折オリーと共に村の青年のまとめ役になることもある。ナンはちょうろうの介護の経験からか、リンダ同様に老人ホームで働いている。家族共に良い人。
アル
エドとナンの娘。村では最年少。ちょっとおしゃまさんな性格で、D.C.M.C.のファン。3年後ではよくヨクバの演説を聞いているが、ブタマスクたちの乱暴なやり方を快く思っていない。
リダ
時刻や危険を知らせるために、タツマイリ村に響き渡る鐘を鳴らす初老の男性。
身長が普通の人間の数倍高い(約4倍)が、とても無口で全く喋らないため逆に目立たなかった。3年後には姿を消している。通称「クロスロードのノッポさん(実際、似たような帽子をかぶっている)」で、ボブ曰く「タツマイリ村の七不思議の一つ」。NPCがいるときに話しかけるとNPCごとに会話の内容(無口なので、NPCのコメント)が変わり、特にウエスは彼を見て「いつも悲しそうな顔をしている」と発言している。
実はこの世界の全ての秘密を知るタツマイリのリーダー。「リダ」という名前は「リーダー」を表すもの。本人いわく背が高く、目立つのでリーダーの任を負うことになったらしいが、真実は不明。彼の撞く鐘はタツマイリ村の人々の作られた記憶を保持するために、本来の記憶を戻させないための暗示の役割を果たしていた。緊急事態に備えて1人だけ前の世界の記憶を持ち、タツマイリ村の「物語」の中の役割はなかった。長い間1人でその孤独を抱え続け、それを誰かに話すことも許されなかったため、心を閉ざし誰とも喋らないようになってしまった。3章から4章の間にポーキーたちに囚われてニューポークシティの下水道に軟禁されていたが、8章にて軟禁場所にやってきたリュカたちと再会。彼らの持つ意思の強さと、それが生み出す未来を信じて世界の秘密を伝え、この島全てのあらゆる生命の命運をゆだねた。

ブタマスク[編集]

悪事を働く豚の覆面をした兵士たち。キマイラのようにブタと人間を掛け合わせた改造生物ではなく、いろいろな時代から連れて来られ、洗脳された人々。後にタツマイリ村の人物も加わる。

序盤では森に火を放ったり、森の動物を改造したり、サルサやネンドじんをぞんざいに扱ったりと非道な面が目立つ。しかし、ほとんどが間抜けな面を持ち、少佐クラスになってもくだらないことで言い争いをしていたり、逃げようとして前のブタマスクにぶつかったりしている。戦闘の際にはHPが少なくなると謝ってきたり、ギャグ調のような逃げ方(DPをばらまいた隙に逃げ出したり、「たったいまから ゆうきゅう(有給休暇)に」したりなど)をする。後述のヨシダさんのように、中には気さくで良い人もいる。各階級で覆面・制服の色が異なり、ブタマスクはペールオレンジ、ブタマスク少佐は青、ブタマスク中佐は緑、ブタマスク大佐は白とマント、ブタマスクサブマリンは紫である。この他にも作業員らしき水色のブタマスクがおり、バイトで働く職員用のマスクも存在する。ちなみに、スーツはいわゆる肉襦袢のようなもので、全員が全員、太っている訳ではないらしい。

隊長と同じく全員D.C.M.C.のファンであるため、彼らもグッズが弱点である。また、全員なぞなぞ好きでもある。ピンチに陥った時のセリフは「オー! マイポーク!」。よく働く割にはかなりの安月給で、少佐は900DP、中佐は1400DP、大佐は2000DP。一般兵は不明だが、少佐よりは安いと思われる。サブマリンは月給+危険手当で1時間毎に4DP…と言うように、かなり割に合わない。コーバでのバイトは日給200DP(月給換算すると4000-6000DP)なので、大佐よりもバイトの方が明らかに給料が高い。「このみパン」1個が12DPであり、少佐の月給では毎食1個だとしても赤字になってしまう。「とんかつチップ」や「とんかつヌードル」のような油っこそうな食べ物をよく持っている。

ちなみに、下っ端ブタマスクの初名は、『MOTHER3 豚王の最期』では名前が「ブタマスクぐんそう」だった。

また、ブタマスク軍団にはテーマソングのように「おえらいさんのテーマ」というマーチ調のBGMが用意されており、序盤で彼らの母艦である飛行艇が流しながら飛来した他、クラブ・チチブーではD.C.M.C.が「キングPのテーマ」として演奏したり、戦闘BGMなど、ゲーム本編の随所でアレンジされたものも聞くことができ、「MOTHER3 愛のテーマ」と並び対比される、もう一つのテーマ曲とも言える。

ポーキー(キングP)
前作でラストボスの側近として登場し最後に行方をくらませた少年。
前作の主人公との戦いに敗北した後、延々と時空を移動し続け放浪し、ノーウェア島に流れついたが、果てしない時間旅行の影響で、自制心が完全に欠落している。本作の実質的な黒幕であり、ブタマスクのボス。同キャラのリンク先とMOTHER2のキャラクターの項も参考。
時間旅行の副作用で不死の存在となっているが、自ら「惨めな姿」と言うほどに肉体は老衰し、脳だけが子供のままの状態となっている。あまりに老衰しきっているため自ら体を動かすことができず、特製のマシンに乗りこんでいる。あまりに長時間生き続けたことと捻くれた性格ゆえにどの時代の人間たちからも存在を拒まれたことで、性格がすっかり歪んでしまった。この世の全てに飽き果てており、退屈を紛らわすためにノーウェア島を自分の好きなことができるおもちゃ箱のように扱う。
その挙句、裏切り者のマジプシー・ロクリアから闇のドラゴンとタツマイリ村の秘密を聞き、仮面の男に針を抜かせて自分以外のすべてを滅ぼそうとしている。性格は幼稚で自己中心的で、人々が自身を讃えるよう「良い人温泉」で洗脳させるなど、独裁者を想起させる危険な思想になってしまっている。
子供の負の側面を像付したような存在であり、糸井も彼を「人間の象徴」として描いている。
仮面の男に最後の針を引き抜かせるためリュカを倒そうと自ら立ちふさがるが、この戦闘によってマシンを動作不能にされ、一旦「ぜったいあんぜんカプセル」の中に逃げ込む。しかし、このカプセルは外部からではいかなるものでも破壊されないが、一度入ると二度と外へ出られない欠点となっており(アンドーナッツ博士は小さい声で「まだ使うな」と忠告はしていたらしい)、ポーキーは世界が滅んでも永遠にカプセルの中に閉じ込められたまま生き続ける存在となってしまった。しかし、ある意味ポーキーの望み通りになったと言えなくもない。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』にて、あるモードにおけるボスキャラクターの1人として参加している。
仮面の男
ブタマスクの指揮官で、仮面を被ったメカキマイラである謎の男。ブタマスク軍が誇る最強の戦士であり、ライトセーバーのような剣と光線銃を駆使し、強力な雷(PSIによるものかどうかは不明)を操り、リュカ同様にPKLOVEをも使いこなすなど恐るべき戦闘力を持っている。背中にはエンジンが搭載された機械で出来た翼があり、飛行が可能。PKLOVEを使えることから7本の針を抜くことができ、リュカたちとは7本の針を巡って何度も対立することとなる。
最高幹部クラスながら、ヨクバとは違ってブタマスクからもかなり慕われている。主人公達の前では一言も喋ることはないが、ブタマスク達とは多少会話をしている様子がある。また仮面の下の素顔や声はリュカに似ているらしく、ネンドじん工場のブタマスク達はリュカを指揮官殿(仮面の男)と間違えていた。
彼の正体は第1章でメカドラゴに敗北し、3年間行方不明になっていたリュカの双子の兄クラウス(詳細は前述)。改造によって一切の記憶、感情を失っており、ただポーキーに従うだけの存在となっていた。ポーキーは彼を「自分の命なき息子」「奴隷ロボット」と称した。最後のハリを巡って弟のリュカと最後の戦いに挑むが、戦いの中、フリントとヒナワの思いによって感情と記憶を取り戻し、リュカとフリントに謝罪と別れを告げ自決し、天国にいるヒナワの元へと旅立って行った。
糸井曰く「彼が最後の針を抜いた場合、ドラゴンさえも消えていたのかも知れない」とのことで[3]、ゲーム中でもマジプシーが「針を抜いた者の“善悪の念を含めた感情”が写されていない」と困惑していた。また「ドラゴンが針を抜いた者の心を反映することを利用し、世界を再構築せずそのまま消すこと」がポーキーの望みだった模様。
ヨクバ
行商人としてタツマイリ村に来た男。サルサを使って村の人々に取り入り、「シアワセのハコ」を広めようとした。性格は陰険かつ残忍で、「ヌヘヘ」と下品に笑うのが癖。
軍における正確な地位は不明だが、「指揮官」である仮面の男の乗っているブタ母艦に、命令口調で連絡しているシーンがある。何度も怒鳴り散らすことからブタマスク達からは恐怖の対象となっている。人望は全くなく、時々陰口を言われている。まさに絵に描いたような極悪人かつ鬼畜な男。
大好物は高級バナナで、食べた後に残った皮をすぐ近くに放り投げる悪癖があり、ハイウェイでもお構いなしに皮を捨てるため、敵味方双方にとってみても非常に危ない。また、この癖は部下に嫌われる要因の1つにもなっている。後にその悪癖のせいで足を滑らせてイカヅチタワーから転落したものの、メカキマイラに改造されて生き延び、ニューヨクバとなる。しかし、うまく喋る事が出来ず、会話にはツーヤクを使って話をする。改造後も最後までポーキーに忠義を尽くし、リュカ達に立ち向かう。最終的にはミラクルヨクバにパワーアップし、戦いの中でPSIの力を覚醒させて最後の戦いを挑む。敗れた後は下水道に落下し哀れな最期を迎えた。しかし敗れ去った後も当のポーキーからは一言も言及されておらず、結局ポーキーにとっては捨て駒に過ぎなかったようである(ただ、エンパイアポーキービルにある彼の家に立ち入ると、ポーキーは早く抜けるようにリュカ達を急かしている)。
3章ではNPC扱い。何かとサルサを虐めたりするが、戦闘力はNPCの中では最強レベル。普段は散々痛めつけるが、戦闘の時にはボムや体当たりなどの威力の高い攻撃をしてくれるため、サルサの扱いに性格の悪さを覚える一方、とても頼もしい味方のように思える面もある。
マジプシーの項目でも述べたように、彼の正体は行方不明のマジプシー・ロクリア。自分以外の命に対して徹底的に残酷になれるという性格、初対面である筈のクマトラを知っていたり、戦闘中に洋服のことを考えたりドラゴに襲われた時にオカマ口調になるといった女性的な点も、彼がマジプシーであることの伏線である。
ペットのネズミをとても可愛がっており、そのネズミは「僕にはとっても優しかったからいなくなって寂しいよ」と語っており(ほかのマジプシーが特に嫌っている様子もなく、少なくともロクリアを名乗っていた頃はネズミの言っていたような性格であることが伺える)、複雑な感情を抱かせるようなキャラとなっている。
性格の悪質さと、NPCの頼り甲斐や優しさが現在も残っていたと後に判明するなど、単純な善悪に分けて捉えきれない要素が多数盛り込まれており、糸井は「彼もMOTHER3 WORLDの一員」として彼をそのような目的で描いたと語っている。また、部下に口喧しいなどポーキーが子供の負の面を象徴しているのに対しこちらは大人の負の側面を象徴した演出が多い。
コワモテブタマスク
体格のいいブタマスク。「隊長」と呼ばれているが、階級はどのくらいかは不明。最低でも大佐以上、仮面の男以下と推測される。仮面の男を「指揮官殿」と呼ぶのに対し、ヨクバを「ヨクバのおっさん」と呼んでいる。マスクには角が付いている。鏡に映った自分にビビるらしい。
初登場時はD.C.M.C.ライブの特等席に部下を連れて鎮座している。ギャングのボスのような印象があり、通常のブタマスクとは異なりリュカと仮面の男の違いを匂いで見抜くほか、性格もしっかりしており、戦闘力も高く実力がある。しかし、恐ろしいほどのD.C.M.C.マニアで、非売品のポスターまでも持っているほど。しかしD.C.M.C.のパンフレットを買い逃してしまっているらしく、戦闘中にDCMCのパンフレットを使われると羨ましがって動きが固まってしまう。戦闘服に着替え、パワーアップして再び勝負を挑むも、この欠点だけは克服できていない。
根は良い人らしく、終盤でのライブの時だけは「お互い楽しもうぜ」と言う。その人柄からか、部下からも慕われている。
ヨシダさん
コーバの責任者を務めるブタマスクで、階級は少佐。ブタマスクの中では良い人で、仲間にも気さくに話し掛けてくれる。コーバの歌を作ったのも彼。実はチチブーに行ったことがない。コーバへの愛着があり、コーバの閉鎖が決まったときも「俺まで必要とされてないみたいで悲しいよ」と嘆いた。
2007年2月7日に『ほぼ日刊イトイ新聞』上で配信されたブックレットで素顔が明らかになった。
ネンドじん
ブタマスクによって作られたロボット。体が粘土でできている。力仕事が得意で、工場などで働いているのはほとんどネンドじん。「ムオーン」と鳴く。動かなくなると電気を送り込むことで再び動き出す。
性格は従順で大人しく、壊れそうになった時は自ら処理場へ向かうなど、切ない面が多い。材料が簡単に手に入るせいかブタマスクたちからの扱いは結構ぞんざいであるが、同情するブタマスクもいる。
ゴミ捨て場ではさみしさによって体にガラクタがくっつき、かなしきよせあつめとして意志を持ってしまった個体もいた。糸井重里によると自分なりに「切なさ」と「人間」を表現したものらしい(ただひたすら働き続ける人間というものを表現したのだと思われる)。
こわがらせロボ
ブタマスクによって作られたロボット。どせいさんが怖がる言葉がインプットされているが、人間には全く効果がない上に戦闘能力も低い。また、戦闘時には間違っていい話をしてしまうこともある。
マシュマロちゃん
イカヅチタワーの「キングPさまのおへや」にいる、いわゆるメイドロボ。「ともだちのヨーヨー」を守っており、それに手を出そうとすると戦闘になる(別に戦わなくてもいいボスなので、調べなければ襲ってこない)。外見の割に強敵で、更に本気を出すと腕がドリルとペンチに変形した戦闘モードになる。ブックレットのワンシーンによると、普段は自力で動けないポーキーの身の回りの世話をしていたらしい。
ジェネッタくん
イカズチタワー最上階のジェネレーターを守っているロボット。第五章のボス。「100万ボルトチョップ」など電気を利用して戦うため、通常攻撃をすると感電してしまう。必殺技は、エネルギーをチャージした後に放つ「ディスチャージクラッシュ」。ただ、放った後にエネルギーが完全に切れてしまう。
ツーヤク
メカキマイラに改造されたヨクバが、サウンド方面の改造に力を入れすぎたためまともに喋れなくなったことで必要になった通訳役ロボ。ヨクバに随伴して、くるくると回りながら飛行する。しかし、ヨクバの言っていることをたまにうまく理解できないこともある上に、文法がおかしかったり、ヨクバのセリフをとても丁寧な表現に直してしまったりするなど機械的である(ネット上の自動翻訳を意識しているようである)。外見は眼鏡をかけた小柄な中年女性。
キングのぞう
ニューポークシティ北東にあるポーキーの像。「天才で勇敢で最高にタフなぽっちゃりけい。偉大なる指導者ポーキー様の像なり」と書かれている。ニューポークシティの守り神で、この像にケンカを売った人が返り討ちにされたという噂がある。
ミラクルヨクバを倒した後に3回調べ、敵意を返すと戦える。ただし本編の最終ボスを圧倒するほどの最強クラスの能力値に加え、99,999,999[注釈 5]という規格外のHPを持っており、まともに戦って勝てる相手ではない。
しかしながら、通常ならボスには通用しない類の攻撃が有効であり、アイテムのおおみそかを使うことで簡単に倒すことができる。これを想定しているためか、倒した後に付近の男の台詞に「あの せきぞう ウワサでは じんるいさいきょうの せきぞうって いわれてたけど いがいと カンタンに まけたなぁ」というものがある。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではポーキーの乗り込み型ロボットとして登場している。

キマイラ[編集]

本作におけるキマイラは、ノーウェア島の動物達を「かっこ悪い」と感じたポーキーがブタマスク達に命じて作らせたもの(3章のヨクバの言葉からして、島民に不安を煽り、新指導者としてのポーキーにすがりつく状況を作ろうという理由もあった模様)。機械と生物を手術であわせた「メカキマイラ」と、生物同士をバイオ技術であわせた「生物キマイラ」の2種類が存在する。どちらも恐ろしく、不気味で少し間違えた姿をしている。

テーマは「もっと 強く!」「もっと 悪く!」「もっと 乱暴に!」。代表的なものは鶏蛇・子持ちカンガルーザメ・改造ライオンなど(糸井はキマイラについて案が出ると、すぐ「いいね」と言って採用し、名前も仮でつけたものをそのまま通したものが多いらしい[4])。以下、イベントに絡むものを記す。

ひつけむし
森を火事にするために作られた、使い捨てライターと虫のメカキマイラ(「戦いの記憶」でボニーの「においをかぐ」を行うと虫に分類される)。火の威力は大して強くない。
主な攻撃は火を吹く、火をまとって突進。
かいぞうカリブー
トナカイのメカキマイラ。実質、本作最初のボス。森の火事の混乱の最中にブタマスクたちに捕らわれ、メカキマイラに改造されてフリントたちに襲いかかる。音楽は「哀しき改造」。
主な攻撃は突進、角攻撃。
メカドラゴ
第1章においてブタマスクによってメカキマイラに改造されてしまった親ドラゴ。優しく温厚な面影はなく、凶暴で暴れ狂う。
改造した装置も破壊されていたことから、失敗作だったようである。フリントたちと対峙し、倒された後は改造の影響か余命幾ばくもなくなる。そして今際の際で元の優しい心を取り戻し、一筋の涙を零して息を引き取るという悲しい最期を遂げる。
糸井は『MOTHER3 豚王の最期』を作っていた時のインタビューで、ドラゴについて「とても悲しい最期で涙なしではいられない」「俺なら出てきたときに『バカー!』とさけぶ」などという表現で語っている。
主な攻撃は雄叫び、踏みつけ、火を吹くなど。倒れる寸前に致命的なダメージを与える最期の一撃を放つ。
サボテンウルフ
第3章においてデス砂漠のブタマスク基地入り口の前に居座っているキマイラ。額にウルフサボテンと呼ばれる種のサボテンが寄生している。
ほぼメカライオン
完全にメカ化していないライオンのメカキマイラ。研究所のトラブルで脱走し、施設内で暴れまわっていたところをリュカに襲いかかる。ほぼメカライオンとの戦いは負けても話が進み、最終的にはネンドじんのとび蹴りによって倒された。
きゅうきょくキマイラ
生物キマイラでもメカキマイラでもない、究極かつ最強のキマイラ。
あまりの強さのため戦闘は出来ず、触れただけでゲームオーバーになってしまう。あまりに凶暴すぎたため、ブタマスク達にも扱えなくなってしまった事実上の失敗作。研究所の奥深くに封じ込められていたが、トラブルで檻が開いてしまい、暴走した。
なぜか頭の上にヒヨコが乗っている。実は背中にあるボタンが弱点で、リュカとサルサの活躍で一度は機能が停止するが、分身であるヒヨコは自動再起動装置となっているため、再起動して研究所から逃亡する。
後にエンパイアポーキービルのトイレに出現(非常に狭いためすぐに引き返す必要がある)。一度ゲームオーバーになって復活するか、トイレから直ぐに逃げてそのフロアから出ると、きゅうきょくキマイラがフロアの通路を歩いている(逃げていた場合、きゅうきょくキマイラの叫び声が聞こえる)。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』でも、ステージ「ニューポークシティ」のやくもの(トラップ)キャラとして登場。すさまじい攻撃力を持ち、噛み付かれたプレイヤーは全くダメージを蓄積していなくても、ほぼ一撃で画面外まで吹っ飛ばされてしまう(メタル化(吹っ飛びにくくなる)など特殊な用意があれば稀に耐える)。ちなみに、このキャラクターの「フィギュア」(任天堂キャラの3Dモデル、やくものキャラは大抵存在する)は何故か存在していない。
ドライやん、バケツきょうだい、ポンプさん
アンドーナッツ博士の開発したキマイラ達。
「ドライやん」はどんな髪型でもすぐに乾かせるドライヤーキマイラ、「バケツきょうだい」は一生懸命な小麦粉で作ったネンド人、「ポンプさん」は水を他の場所に移すときにだけ力を発揮する地味な失敗作 (?) らしい。ドリアの針を抜くときにどれか1つを選ぶことになる。
正解を選ぶまで、何度でも選び直せる。
てっきゅうメカゴリラ
ゆきやまにあったリディアの針を抜いた仮面の男が、後から来たリュカたちに差し向けたメカキマイラのゴリラ。鉄球を振り回し、凄まじい攻撃力を誇る。弱点はメカ系キマイラに共通した雷であるが、雷系の攻撃を受け続けるとショートして大暴れする。
ニューヨクバ
メカキマイラに改造されたヨクバ。戦闘前に「お前達にイカヅチタワーから落とされた恨みを晴らす」と言い、襲いかかってくる(実際は自分の捨てたバナナの皮に足を滑らせて勝手に落ちただけの自滅)。
下半身が機械となり、飛行用ロケットを装備、鼻からラッパが出ている。まともに話せないのでツーヤクを通して話す。弱そうな外見とは裏に、高い戦闘能力を持つ。
主な攻撃はラッパ攻撃、いっぱいボムを投げるなど。高級バナナにかぶりついてHPを回復することもある。
ミラクルヨクバ
敗れたニューヨクバがさらに改造された姿。ラッパの本数が増えた。
途中でラッパがはがれるが、本気を出し、PSIの力を覚醒させて最後の戦いを挑んでくる。PKスターストームを何度も使い、さらに高級バナナの使用頻度が爆発的に上昇しているので、恐るべきタフさと攻撃力を併せ持つ。
しかし敗北したミラクルヨクバは墜落し、下水道に落ちて無残な結末を遂げる。この際、彼の正体の伏線と思しき発言をしていた。
カバランチャー
ポーキーの誕生日を祝って作られたメカキマイラで、口からミサイルを出す。多額の予算が注ぎ込まれている。
イベントバトルで戦う物と普通のザコ(水中・陸上)として戦う物の3種類あり、HPが異なる。ザコで戦うものは大人しい性格なのか、チェックしない限り襲ってこない。
主な攻撃はミサイル。
NKサイボウグ
ポーキーの夢に出てきた戦闘兵器をメカキマイラとして作ったもの。機械の豚のようなボディに生物(人間?)の脳を移植した兵器。なお、「NK」はナチュラルキラーの略で、元ネタはNK細胞
主な攻撃は仲間全員に強力なダメージをあたえる「せいきまつビーム」など。

その他のキャラクター[編集]

ドラゴ
正式名称はドラゴザウルス。優しく温厚な恐竜。
色の薄い方がオスの父親と子供、色の濃い方がメスの母親。家族で登場し、双子とも仲良し。ドラゴ台地に住んでいるがよくアレックの家の方まで遊びに来ていた。強力な牙と、その牙でないとまともに太刀打ちできないほどの硬い皮膚を持ち、ブタせんしゃを踏みつぶすほどの怪力も持ち合わせる。
父親のドラゴがブタマスク達によってメカドラゴに改造されて、悲劇への引き金となってしまう。
後にキマイラ研究所でも登場するが、そこでは氷漬けか骨格標本になっている。序盤のドラゴへの体当たりイベントのときなどに周りを見渡すことで、複数体いることが確認できる。
オケラ
島に住むオケラで、リュカ相手ではとても弱いが、オケラ内では最強の戦士らしい。ドラゴと遊んでいた双子にいきなり喧嘩を売る。しかし、あっさりと倒され「今度会うときはビッグスタジアム『オケラホール』だぜ」と言い残すが、去り際にヒナワに踏まれる。
その後も生きていたらしく、3年後にオケラホールにて再び対峙する。
勝利した後はオケラが行く先々に現れ、商売をしてくれるようになる。「ギラリーン」が口癖。他の能力値は最低だが、すばやさだけは最高レベル。また、オケラホールでオケラに負けると少し生意気な口の利き方をする。
カエル
本作のセーブ係。島の至る所にいる(本作は前作までと違い非常にセーブポイントが多い)。3年後にはDPを預けたり引き出したりすることもできる。ブタマスクの要塞だろうが雪山だろうが簡単には入れないような場所にもいるが、「オケラホール」に限ってはあるオケラにセーブを委託している。
風船で空を飛んでいたり、水を溜めた樽の中に入っていたり、蛇に飲まれていたりといろんなパターンがあり、標本となっているものや、「マジックバタフガエル」という羽を持ったキマイラのようなものも存在する。セリフも場所によって変わっていることも多い。蛙のくせに人間用のトイレ(男性用)で用を足し、車を所有していたり、キマイラになっていたり、「良い人温泉」に浸っていたりと、ややブタマスクに取り込まれている者もいるが、それでもセーブの仕事は忘れない。決めゼリフは「次に会うカエルによろしくね」。
サルコ
サルサの恋人ならぬ恋ザル。第3章にてサルサと引き離され、人質ならぬサル質にされていた。第7章にてよって救出され、ようやくブタマスクの呪縛から解放されて幸せな生活を手に入れた。その後はドリアの家付近で暮らしているようだ。
性格はかなり臆病で、サルサ同様ヨクバ達からオシオキの対象になっていたせいか人間不信になっており、救出されてもあまり心を開くことはなかった。
ヒモヘビ
オソヘ城のバザールで売られていた赤い。ダスターに買われたあとは彼の相棒として活躍する。あごの力が強く、彼を使って何かを噛んでターザンのように反対側へ飛び移ることができるという能力を持っている。アイテム扱いだがなぜか人間の言葉を喋ることができ、最初は丁寧な口調だったが後にタメ口で話すようになる。戦闘には使えないものの、事実上7つめのドロボーグッズ扱いである。
男気溢れる性格だが、ちょっと落ち込みやすいのが玉にキズ。その力で何度もダスター達をサポートし、物語の随所で重要な活躍をするが…。物語の展開上、7章以降はプレイヤーのアイテムとしては使えなくなってしまう。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではリュカが投げ技などに使用する。
オバケ
オソヘ城に住み着くオバケたち。ダスターに襲いかかってくる悪いオバケと、ヒントやアイテムをもらえるよいオバケがいるが、よいオバケの方が圧倒的に数が多い。
くさったエクレアが大好物で、パーティを開くことが趣味。掲示板の書き込みから元は生きていた人間らしいが、かつて城に住んでいた人間なのか、あるいは近くにミソシレ墓場があることからそこのオバケが住み着いたのかは不明。
パッションさん
曲が未完成のまま亡くなったオソヘ城に住み着く指揮者のお化け。楽器を使わないでメロディーを奏でることが出来る。
彼の奏でるメロディーは家具を震わせ、軽いネズミやろうそくなどが飛び回るほど強烈で、演奏中に彼の前を通ろうとするとはじき飛ばされてしまう。自分の音楽の良さを理解できない芸術オンチを許さず、攻撃してくる。また、自分の髪型にも意識しているらしい。
戦闘に流れる曲は「家庭の事情・第2楽章」(ベートーヴェン「運命」〜オバケのためのエチュード〜チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番第1楽章〜ベートーヴェン「田園」〜ラプソディー)。
第2章でダスターに倒されるが、成仏せずパッションさまにパワーアップしてリベンジを挑んでくる。このときの戦闘時の曲は「先祖のおかげ・第8楽章」。
けっかいトリオ
ミクソリディアが仕掛けた、針を護衛する3体のマッチョな紫色の人形(粘土のような質感だが素材は不明)。ミクソリディア曰く「具体的な結界」。
名前はそれぞれ、けっかいくん・けっかいちゃん・けっかいどんと言い、名前が体に書いてある。3体でポーズを組んでいる間は、シールドを貼って攻撃を防御している。攻撃力も高めでやっかいなボスである。体力が減ってくると、PSIでは最強クラスのPKスターストームを一度だけ使用する。倒される直前には「すてき」なポーズをとっている。分かり辛いが、頭部にある3つの小さな点が顔である。
ハチ
ミクソリディアに従う巨大タコ。色は赤で、リュカ達が海中での戦闘時に無くしてしまったアイテムを返してくれ、タツマイリ村まで乗せて送ってくれる。キノコの幻覚にかかっている状態では、かっこいい (?) 船乗りの姿となっている。後頭部にはTAXIの文字がある。
どせいさん
どせいだににすむ生物。「 - でごじます」「できるます」「ぐんまけん」「ぽてんしゃる!」などのどせいさん語を話す(ウィンドウ上に出てくる独特の文字は、糸井の娘が手掛けた)。性格もみんな穏やか。5人までのどせいさんが積み重なる「はしごごっこ」なる遊びが好き。「おしのびどせいさん」というほっかむりを被ったのもいる。ちょっと頼りない外見だが、約束は絶対に忘れない。科学力や発想力に優れ、エネルギーなしで走り続ける「ちゃぶ台」や「のりものです。」などを開発。
怖がらせロボの話が怖いらしく、そのせいで当初はブタマスク達に難なく村を占拠されてしまっていた。「わきのしたをくすぐるぞ」と言っているブタマスクがいるが、腕がないので「わきのした」は何処なのか不明。救出された後は、リュカたちの助けとなる。
スキンヘッド&クマヒゲ
クラブ・チチブーで働く2人組の用心棒。クマヒゲの方が年上らしく、スキンヘッドはクマヒゲを「アニキ」と呼ぶ。
名前通りの見た目がちょっと怖く暴力的だが、自分達よりも明らかに年下なヨシコシをなぜか「ねーさん」と付けて呼んでいたり、ボニーを「ペット連れ込み」とのことで初めは入れようとしなかったが、ボニーが変装するとボニーを「イヌ的なお兄さん」として通したなど、ちょっと抜けている。しかし一応仕事は真面目にやっていて、うるさかったりするのならD.C.M.C.であろうとも怒鳴りつける。
チチブーで働いている者の中では結構下っ端。第5章ではハイウェイのパーキングエリアのキタナカフェで働いている。そっちの空気の方が合うらしい。
あずかりやのおじさん
3年後から登場。今作の荷物預かり係のおじさん。タツマイリ村の住民も利用している。ニット帽をかぶり、「ニットキャップマンズ カー」という青い荷車を常に引いて、ノーウェア島のいたるところにいる(本来とても行けそうにない場所にまで現れる)。
善意でやっているためお金を取ったりはせず、3年後から登場するキャラクターだがリュカ達を徹頭徹尾サポートしてくれる。正体は不明。
モデルは糸井が作詞を手がけた曲『ニットキャップマン』に登場するフジオさんと思われる。
アンドーナッツ博士
ブタマスクの研究所に所属している博士。ポーキーに脅されてキマイラの研究を行なっていたが、主人公達に会い、ブタマスク軍からの逃走を決意する(初対面の時、バケツに隠れて逃走しようとしていた)。
笑えるセリフが多かったり、ボニーを囮にしようとしたりと、案外はっちゃけた面が多い。さまざまなキマイラや「ぜったいあんぜんカプセル」を作った。「ポークビーン」や「すっごいカプセル」、ネンドじんも彼が発明した物。
前作に同名の人物が登場しているが、同一人物なのか子孫なのか全くの別人であるのかは一切不明。
さんそほきゅうマシン
かりあげクンのような髪型で穴子さんのような顔と人魚の体をしたマシン。海底にいて酸素を補給してくれる。好みは人それぞれ(リュカの補給時間が長めで、補給後は全員の顔が赤くなる。実はダスターも僅かだが顔を赤らめている)。一部のブタマスクサブマリンはこれを好んでいるらしい。
意志を持っているらしく、仕事が終わった後は集まって「お疲れ様でしたー」と言っているシーンもある。ケンタウロス型の地上版もいる。
チューさん
オケラホールに向かう途中ぶつかってきたリュカにたいして因縁をつけてくるオレンジ色のネズミ。サングラスにリーゼントの髪型をしている。
若いころは電線をかじったりチーズを盗むなど、悪いことは全部やったが、喧嘩は弱い。負けるとあっさりリュカを「旦那」と呼ぶ。ハイウェイに奥さんがおり、子供がネズミ算式に増えている。
闇のドラゴン
ノーウェア島に古くから封印されていた島程の大きさもある巨大な竜。マジプシーが守る7本の針によって、地下深くに眠りについている。
地下に眠るドラゴンの凄まじい力のおかげで、ノーウェア島は外部からのあらゆる災害から守られている(かつて世界が滅びた時、同じ「世界」の一部であったはずのノーウェア島が唯一崩壊から逃れることができた原因)。
針を抜いた者の意思が反映され、良くも悪くもなるという。この封印の針を抜けるものは、マジプシーから授かったPK"かっこいいもの"を使える者だけである。
リーダー
世界のある真実を知るタツマイリのリーダー。その正体は…。
あなた
シリーズ恒例だが、この作品ではプレイヤー自身も本作の立派な登場人物としている。名前は、第1章のイノリバおよび、第4章のコーバのバイト申込時に登録できる。
ヨシダさん曰く「あなた」はリュカの後見人という立場に当たるらしい。またタツマイリの村の人に良く知られている存在で、エンディングでも「あなた」が生きていることをタツマイリの村の人が祝福してくれる。そしてスタッフクレジットにも「player」として名前が出てくる。

道具など[編集]

アイテム[編集]

ドアノブ
フリントの家のドアノブ。なぜ鍵付きだったのかは、このゲーム最大にして最後まで解明されない謎の一つ。序盤でトマスに破壊された後ヨクバや村人たちに投げられたりし、窃盗罪の証拠として鑑識に回されたりする。物語の随所で登場し、リュカやサルサが時々拾おうとするものの、手に入れられなかった。しかし、最終的にある人物の手に渡る。
ブタしるしノート
第1章で手に入るブタの鼻のマークが書かれたノート。汚い字でキマイラ計画について書かれている。
ドラゴのキバ
最高の武器であると同時に、フリントにとっては最も忌まわしい事件の凶器。ブロンソンがこれを武器に作り替え、フリントに託す。これによってメカドラゴを倒したが、そこで再び失った者の悲しみを知る。
たたかいのきおく
今まで闘ったモンスターの詳細が記録される辞典のような存在。後ろ姿を確認していない場合、後ろ姿はシルエットのみの表示。また、これによって今まで戦ったモンスターとのサウンドバトルの練習が可能である。モンスターの説明も見ることができる。なお、コンプリートしても特に特典はない。
気高いタンつぼ
オソヘ城に隠されている。とても繊細で奥が深い細工が施されており、しかも「ある意味びっかびか?みたいな」タンつぼ。ダスターはウエスが言っていた「ある重要なもの」をこれのことだと思って持って帰るが、ウエスに叩き割られてしまう。
ハミングバードのタマゴ
通称「ひかりのタマゴ」。オソヘ城に隠されている。ウエスがダスターに盗んでくるよう命令した「ある重要なもの」で、世界を滅ぼす力と生み出す力を持っているという謎の卵。
実はノーウェア島に移住した人々が記憶をリセットする前に、また同じ過ちを繰り返さないようにと崩壊以前の世界についての情報を記憶した一種の記憶装置。「白い船」の人々の記憶は全てこの卵の中に封じられており、「物語」に危機が迫った時は、ウエスとダスターが回収するように仕組まれていた。
シアワセのハコ
タツマイリ村住人を洗脳するために作られた箱。見た目はピンク色の物体。利用法は「みる」、家にはアンテナが立っている、中央掲示板に「もっと大画面の開発を!」という書き込みがある、濡らすとまずい、光っていたり音を発していたりする、「薄型」「大画面フルスペック型」もある、などの為、テレビではないかとされているが(後にテレビそのものは登場する)、糸井は具体的には決めておらず「水道管かもしれない」と述べている[1]。効果には大きく個人差があり洗脳された人もいれば、そのままの人もいる(テレビと仮定するならば、メディアに感化されていく様を表現しているとみられる)。
ともだちのヨーヨー
ポーキーがネスから貰ったと思われるヨーヨー。イカヅチタワーでマシュマロちゃんに厳重に守らせてあった。このことから、ポーキーはネスのことをずっと友達だと思っていた事が示唆されている。
マジプシーのくちべにとひげそり
消えていくマジプシーたちが、リュカたちに形見として渡した物。持ち主が戦闘不能に陥った時に全回復させて復活させるが、同時に形見も消えてしまう。
ゆうきのバッヂ
フリントが子供の頃からお守りとして大切に持っていたバッヂ。相当古い物らしく、模様が見えないくらい非常にさび付いている。ヒナワの墓参りに来た際にリュカに会ったら渡して欲しいとニッポリートに頼んで託し、後にリュカがニッポリートから受け取った。
フランクリンバッヂ
「ゆうきのバッヂ」をどせいさんに磨いてもらった結果、さびが取れて本来の姿と能力が復活したバッヂ。雷を跳ね返す能力があるが、装備者であるリュカにしか効果がない。終盤における重要なアイテム。
ヘコキムシのきおく
ある人物が「世界」とポーキーについての「話」を記憶力がとても良い虫「ヘコキムシ」に記憶させたもの。ヘコキムシ自体はすごく臭い。
すっごいカプセル
アンドーナッツ博士が開発した、体力を一瞬にして回復できる装置。前作に登場した同様の装置とブタ鼻マークが付いている以外は同じ。
ぜったいあんぜんカプセル
ポーキーがアンドーナッツ博士とどせいさんに、だだをこねて作らせた巨大カプセル。どのような変化にも耐えられる絶対安全なカプセルで、PSI攻撃は一切無効、直接攻撃のダメージも0。しかし問題点があり、アンドーナッツ博士はポーキーに対し「まだ使うな」と(小さい声では)言っていたらしい。
その問題点とは、一度入ったら二度と出られない構造になっていることであり、このためポーキーは世界が滅んでも永遠に生き続けることになる。アンドーナッツ博士は不老不死に近い存在であるポーキーを止める唯一の方法として、その欠点をあえて修正しなかったような節が見受けられる。
7本の針
ノーウェア島の随所にある、闇のドラゴンを封印している7つの針。7人のマジプシー達が一人1本ずつ、1万年の周期で代替わりしながら守り続けていた。自分の守る針が抜かれた時マジプシーは消滅する。この針が全て抜かれた時、闇のドラゴンが目覚めることで世界は終焉を迎え、最も多く針を抜いた者の意思に応じた新たな世界へと改変されるという。PKLOVEを使える者にしか抜くことが出来ない。

乗り物[編集]

ブタ母艦
ブタマスク軍の飛行船かつ母艦プロペラで動き、飛んだ後には廃棄物を落としていく。ブタマスクのテーマソングを鳴らしながら進む。
ポークビーン
ブタマスク軍が使用している乗り物。動力源は電気だと思われる。定期的な充電が必要だが、長時間の充電は禁物。わずかに宙に浮いているのだが、なぜかバナナでスリップする。構造上に何かしらの欠陥があるのか、壊れやすい。
ブタ戦車
ブタマスク軍の兵器。第3章のボス。黒い排気ガスを撒き散らしながら動く。一定のダメージを与えると砲筒が詰まってしまい、中にいるブタマスクが文句を言ってきたり砲弾を投げつけたりしてくる。
電車
第4章より登場。コーバとタツマイリ村を一直線に繋ぐ。当初の運賃は2500DPだが、第5章からは一人50DPとなり、さらに倍の料金を出せばグリーン車に乗れる。線路上を徒歩移動している時に走ってきた場合、素早く避けないとタツマイリに戻される。
ちゃぶ台
ヒヒーンと鳴くどせいさんのちゃぶ台(のような乗り物)。乗るときに「ちゃぶ台にのってしまいますか?」と聞かれる。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、リュカが対戦ステージに登場時する際このちゃぶ台(ただし原作と違って1人乗りサイズ)を使用している。
とりかご
どせい谷から脱出するときに使う道具で、飛行手段が必要になったリュカたちのためにどせいさんが急造したもの。かごの中に大量の鳥を入れ、鳥の力で空を飛ぶ。
しろいハコ
シログネ山の頂上に用意されていた箱。山の斜面を滑走する勢いで空を飛ぶ。正体は冷蔵庫であり、なぜそんなものがシログネ山にあったのかは謎。
のりものです。
放置されていたポークビーンをどせいさん達が改造したもの。どせいさんの形をしたポークビーンで、別名「どせいビーン」。エネルギーを一切使わない。モーター音もポークビーンと違い、何か柔らかいものを踏んづけているような生々しい音がする。こちらもバナナで滑る。
ポークソーサー
ブタマスク軍の銀色をした空を飛ぶ乗り物。前作に登場したスカイウォーカーに近い。没テキストで名前が明らかになっている。

その他[編集]

  • シリーズで初めて、主人公の父親が直接登場した。逆に母親がいなくなる点が他シリーズと異なる。また主人公の好物については序章及び一部のキャラクターとの会話でしか触れられない。
  • 一部MOTHERからの復活・発展した敵キャラが存在している。また、前作以上に出現率が低い敵の登場(殆どが倒しても特にメリットのないもの)や、ストーリーと全く関与しないボス敵も多い。
  • 過去シリーズを彷彿させる場所や出来事が所々にちりばめてある。
  • 7章でクマトラを仲間にしないでクマトラのセリフの場面に行くとダスターがクマトラのセリフを言う(言葉使いは、クマトラと全く同じ)。
  • タネヒネリ島のポストを調べると出てくるメッセージは、実際のゲーム中のものよりキツいもの(陰惨なものとされる)があったが、CERO:Aでリリースするために現在のものとなっている[要出典]
  • 前作・前々作にあったマジカントは採用されていないが、最初に訪れたタネヒネリ島がそれに近い。
  • 当ゲームには「たたかいのきおく」という名前のモンスター図鑑が用意されいていて、いわゆるやりこみ要素となっている。モンスターの解説文は、MOTHERシリーズすべてに関わった戸田昭吾によるもの。

イベント[編集]

糸井重里・川上弘美・伊集院光MOTHER3対談
発売日の夜『ほぼ日』で糸井が、MOTHERファンの川上弘美伊集院光と対談した。
PRESS START 2006
2006年9月22日にオーチャードホールで開演したゲームミュージックコンサート『PRESS START 2006』において、酒井作曲のMOTHERメドレーが披露された。このメドレーはこのコンサート1回きりのために作られていて録音もされていない。
NO MOTHER NO LIFE
任天堂と東京糸井重里事務所とタワーレコードが2006年11月から実施している『MOTHER3』キャンペーン。『MOTHER3+』もこのキャンペーンの一環としてリリースされた。
全国のタワーレコードで『MOTHER3』スタンプラリーが実施された。東京横浜名古屋京都大阪の店が対象で広範囲に及ぶスタンプラリーとなった。

関連商品[編集]

MOTHER3 DELUXE BOX
『MOTHER3』のソフトと特別仕様ゲームボーイミクロとフランクリンバッヂのセット。
MOTHER3+
音楽CD(サウンドトラックではない)。初回限定で「おしのびどせいさんストラップ」付属。
CMで使われた『We miss you 〜愛のテーマ〜』を大貫が歌い、本作の音楽を担当した酒井や門倉がアレンジを手がけている。
発売週のオリコンアルバムチャート1位を獲得した。
MOTHER3i
本作のサウンドトラック。ネット配信のみ。
初登場後即iTunes Music Storeアルバムチャート1位を獲得した。これはゲームサウンドトラックとして史上初である。
MOTHER3T
『ほぼ日』にて販売されたTシャツ。

任天堂とMOTHER3[編集]

本作の開発に糸井と深い関係を持っている岩田聡宮本茂など任天堂幹部の面々が直接関わっている。本作の発売はMOTHERスタッフだった岩田が任天堂社長に就任した結果実現したともされており、岩田と糸井も本作の足かけ12年間におよんだ経験が、ニンテンドーDSやWiiに生かされていると語っている[5]

悪童日記三部作へのオマージュ[編集]

糸井によれば、本作はアゴタ・クリストフの三部作『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』の影響を受けており、オマージュの意味から本作の双子兄弟にリュカとクラウスという名前を付けている。

MOTHER3 豚王の最期[編集]

MOTHER3 豚王の最期』(マザースリー ぶたおうのさいご)は、NINTENDO64で開発されていた頃のタイトル。『豚王の最期』という副題は最も後期のもので、途中で幾度となく変更されている。詳しくは年譜を参照。

特徴[編集]

開発段階で3Dグラフィックスを採用している点などの他は、ストーリー、バトルシステムなどの面で製品版と近い。

NINTENDO64のスペックを生かしたフル3Dグラフィックス、12章立てのストーリーで、多くの主人公が登場する予定だった。超能力は「PSI」ではなく「マホウ」で、音楽とテンポを合わせたユニークな戦闘シーン(製品版で実現したサウンドバトルの原型と考えられる)を採用する予定だった。

糸井によると、世界崩壊や登場人物の死をすべて明快な映像で見せる内容であったが、完成した製品版では緩和されている。具体的な配慮として、すべて具体的な映像ではなく文章で表現されている。開発中の画像には、旧作の世界が崩壊したような画像[6]もあり、製品版内で語られる話から、本作は前作の世界が壊滅した後のストーリーであるといわれている。なお、製品版では前作世界とMOTHER3世界の関連性は分からないようになっている。 また、世界破滅の原因や前作に登場したキャラ『破滅の未来から来たブンブーン』が居た世界なのかは一切不明。

章の再編成と誤解
糸井のインタビューによると『豚王の最期』は1998年ごろの開発途中で12章が8章に再編成された。製品版はこの枠組みをそのまま受け継いでいる。
糸井は「ほぼ日」での宮本茂や岩田聡との対談で「すでにNINTENDO64版の開発段階で全てを収録するのは困難として、NINTENDO64版の時点ですでに7-9章位に再編成していた」と述べている。
製品版との相違
製品版同様の主要登場人物は設定されていたが、特にクマトラは製品版と容姿が異なり、ボニーの設定も「バカ犬」になっている。
プロモーション
キャッチコピーは「マザーを通して、家族の大切さを考えてみる。」。糸井が担当。

発売見送りとその影響[編集]

本作の開発は難航を極め、最終的には発売が見送られた。その理由としては、

  • 当初糸井が想定していた規模の構築には、NINTENDO64のハードスペックをもってしても実現不可能だった
  • 任天堂全体がゲームキューブに移行する時期であった
  • 岩田聡が任天堂本社の業務に携わるようになり、現場から離れるようになった

以上が挙げられているが、最大の要因は以下のもの。

  • 本作の開発意図が大作路線に陥ってしまった
  • ファンの期待が大きすぎて、大作を宿命づけられた存在となってしまった

これらの結果、開発が行き詰まってしまったとしている(以上全て『ほぼ日』の糸井・岩田・宮本の三者対談による)[注釈 6]

後に岩田と宮本によって水面下でNINTENDO64以外のメディアで出せないかが模索され、ゲームボーイアドバンスでの開発が可能かどうかを糸井へ打診した。その結果、2003年にゲームボーイアドバンスソフトとして開発を再開することを決定した。

キャラクター[編集]

ここでは製品版と異なる設定が見られたキャラクターを記す。

リュカとクラウス
白の上着とポシェットをした服装である。本作の開発段階ではどちらが兄か弟か明かされていなかった。また初期のクラウスは人相が悪かったが、最終的にリュカとそっくりになった。
母親
製品版ではヒナワだが、本作の段階でフリント一家として公開されたのはフリントと双子とボニーだけで、名前はおろか、その存在すら曖昧にされていた。それらしき女性の映像は公開されているものの、金髪である。しかし本編の彼女の顛末を考えれば、あえて存在を曖昧にされていた可能性もある。
ボニー
バカ犬だがやるときはやる。
ダスター
鼻が長く帽子とリュックを背負っている。製品版より老けている。
クマトラ
紫色のおかっぱ頭で、黒い服装である。製品版より等身が高く、オソヘ城の姫という設定ではない。事実上、製品版とは全くの別人である。
サルサ
紫色の体をしている。
ブタマスクぐんそう
灰色の軍曹服に槍を持っている。製品版のブタマスク。
ライタ
製品版より太っている。
フエル
製品版より等身が高い。
ブロンソン
茶色の髭と青い眼をしている。
ドラゴの子供
第3章のブタせんしゃ戦で戦闘に参加する。
D.C.M.C
既出のメンバーの他に、もう一人女性ボーカリストが存在していた。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 「LOVE」はデフォルト名であり、ゲーム最初に「かっこいいもの」として指定した言葉が入る。
  2. ^ ゲーム上では倒れたまま生死不明のような扱いだが、糸井重里の発言で死亡していた事が判明している。
  3. ^ ちなみにファミ通の攻略本では働いていた期間を「三年間」と間違って紹介されている。
  4. ^ 「ふわふわオムレツ」はデフォルト名であり、ゲーム最初に「好きな食べ物」として指定した言葉が入る。
  5. ^ 相手の残りHPを1にする「おおみそか」を使うと、99,999,998ダメージを与えられることからHPの正確な量が判明する。
  6. ^ 余談として、シリーズの熱烈なファンであるタレント伊集院光は開発中止が発表されたおり、ラジオで「5年もの間、開発、投資し続けたものを、(通常、多くの企業が行うように)少しでも回収するために不完全な形で商品化するのではなく、「中止」ときっぱり公表出来るのは任天堂の凄い所だと思う。」とコメントした。その後、製品版が発売直前には貸与された試作版をやり込む様子を語ったり、糸井との対談など行った。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]