テディベア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テディベア(Teddy bear )は、クマのぬいぐるみのこと。その名前は、第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトに由来する。
目次 |
由来[編集]
1902年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けたが、獲物をしとめることができなかった。そこで同行していたハンターが年老いた雌熊(一説には傷を負った子熊)のアメリカグマを追いつめて最後の一発を大統領に頼んだが、ルーズベルト大統領は「瀕死の熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃たなかった。このことが同行していた新聞記者によって新聞に掲載され、このエピソードにちなんで翌年バーモント州のおもちゃメーカー[要出典]が熊のぬいぐるみにルーズベルト大統領の通称である「テディ」と名付けて発売した。その頃 ドイツのマルガレーテ・シュタイフの熊の縫いぐるみが大量にアメリカに輸入され、この名前が広まった。
愛玩物としてのテディベア[編集]
- 販売物として『テディベア』が発売されたのは1880年。ぬいぐるみは、一説にはドイツ・マルガレーテ・シュタイフがぬいぐるみとして発売したものが一番初めのものと言われている。
- 手触りの良いぬいぐるみや、寝ている物、お座りしている物などいろいろある。
- 素材は手触りや質感を大きく左右するので、さまざまなものが使用されている。毛並みを再現するために、天然素材のモヘヤ、アルパカを使った本物指向や、フェイクファーやアクリルボアなど化学繊維を使用したものがある。また、タオルのような質感のパイル生地を使用したものなどがある。
- 乳幼児の愛玩物としても愛されているだけでなく癒しの人形としても扱われている。特に布団やペットなどに寝かせつける時には、寂しくないように乳幼児の隣にテディベアを入れて毛布をかけて寝かせることに使用されるケースがある。
- 大人の愛玩物としても愛されている。主に女性向けに販売されているが、最近では男性向けにも『ヒーローベア』などとして販売されている。
- ドラマや映画などで小道具のひとつとして使用されることもある。例をあげると、1991年のアメリカ映画『フック』の中で、黒のベビーカーの中で寝ている生後7日目の赤ちゃん「ピーター・パン」の枕元に茶色のクマのぬいぐるみ「タディ」が一緒に入れられていた。また夜空に向こうにあるネバーランドへ旅立つシーンでもティンカー・ベルの左手を握りしめた赤ん坊のピーターはクマのぬいぐるみ「タディ」を持ったまま夜空に向こうにあるネバーランドへ飛び立つシーンが描写されていた。ピーター・パン関連の作品に登場する幼い子供マイケル・ダーリングも愛用しており、ネバーランドに行くときにテディベアを連れていく描写が描かれている。
テディベアの日[編集]
セオドア・ルーズベルトの誕生日である10月27日は「テディベアの日」となっている。
関連項目[編集]
- ぬいぐるみ
- マスコット
- 動物愛護
- 愛称
- クマのプーさん
- マルガレーテ・シュタイフ
- ファーファ
- イノウエカンナ
- テディです! TEDDY DEATH - 様々な方法でクマのぬいぐるみを破壊するホラー映画。
- コール オブ デューティシリーズ - シリーズを通してイースター・エッグとして端々で登場する。
- テッド - 冴えない中年男と魂が宿ったテディベアとの友情を描いたコメディ映画。
外部リンク[編集]
|
|||||||||||||||||||