マルガレーテ・シュタイフ

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マルガレーテ・シュタイフ(1847-1909年)

マルガレーテ・シュタイフMargarete Steiff GmbH )はドイツ人形メーカー、及びその創業者。

会社の主力製品はテディベアで、職人による手作りで作られるため完全に同一のものは存在しない。製品にはボタンとタグが埋め込まれているのが特徴で、アンティーク市場ではボタンおよびタグの有無で価値が変わる。

タグの種類[1][編集]

  • 黄タグ+赤文字: 通常商品
  • 白タグ+赤文字: 地域限定、数量限定、年度限定、など生産数に制限のある限定品
  • 白タグ+黒文字: 1900年代初頭のシュタイフ製品を復刻したレプリカ
  • 黒字にシルバー文字の特別なタグ: シュタイフクラブ限定「Margarete Steiff Editions」

沿革[編集]

1877年 - 創業者のマルガレーテとその姉妹がフエルト製品販売会社「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立。
1880年 - マルガレーテが義妹へのプレゼントとして贈ったゾウの針刺しが評判を呼び、試しに販売したところヒット商品となる。会社マルガレーテ・シュタイフ設立。
1902年 - 甥リヒャルト・シュタイフのスケッチをもとにモヘアを使用して熊の人形(ベア)を制作。これは胴と手足が糸製の『ジョイント』と呼ばれる構造で接続され、手足が稼働する。
1903年 - ベア発売。ドイツでの売れ行きはぱっとしなかったが、アメリカで発売された一体がルーズベルト大統領に贈られたことからアメリカで大ブームを巻き起こす。この年から1908年にかけて三回にわたり工場拡張。
1904年 - 粗悪な模倣品が出回ったことから、甥のフランツが左耳にボタンとタグを取り付け模倣品と差別化することを発案。これがのちに「ボタン・イン・イヤー」と呼ばれる商標となる。同時期、糸ジョイントに加え金属ジョイントのベアも制作される。
1905年 - 現在発売されているベアの同じジョイント方式であるディスクジョイントを開発。
1951年 - 新デザインのベア『ゾッディ』発売
1954年 - 『ジャッキー』発売
1980年 - 創業100年を記念して、過去に人気のあったベアの復刻版(限定品)を発売。
1984年 - 丸洗い可能なベアを開発。
1992年 - ファンクラブ『シュタイフクラブ』設立。
2004年 - エコテックス取得。ぬいぐるみ分野では世界初。
2012年 - テディベア 生誕110周年を記念したイベントを六本木ヒルズ森タワーにて開催。11月18日まで。

関連作品[編集]

邦題「テディ・ベア誕生物語 - 全ての困難を乗り越えて」(国内DVD)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ シュタイフ公式サイト. “Fascination Steiff - トレードマーク ~ボタン・イン・イヤー、タグ~”. 2015年2月16日閲覧。

外部リンク[編集]