くまのパディントン

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くまのパディントンの銅像(パディントン駅)
文学
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くまのパディントン(Paddington Bear)は、イギリスの作家マイケル・ボンド児童文学作品に登場する架空のクマのキャラクター。

目次

[編集] 概説

  • ペギー・フォートナムによる挿絵で見る限りでは、彼は本物のクマよりはむしろテディベアに近い。
  • パディントンは擬人化されたクマである。彼は英語を話し、傷んだ帽子をかぶって決して離したがらない。
初登場時や初期の作品ではさらにダッフルコートを着て、ウェリントンブーツを履いていた。
  • 彼は常に礼儀正しく、善意の人であり、マーマレードサンドイッチが好物で、際限なくトラブルに巻き込まれるが、それでも彼は「物事を正しくしようと多大な努力をする」ことで知られている。
  • パディントンの絵本は全世界で3000万部以上が発行されている[1][2]

[編集] あらすじ


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


このクマの紳士はロンドンパディントン駅で見つかった。最初の物語で彼がブラウン一家によって見つけられたとき、彼はスーツケースの上に座り、コートには「このクマの世話をしてやってください。お願いします」と書かれたメモがついていた。彼はおばのルーシーによって「暗黒の地ペルー」から送られてきた密航者として到着したのである。彼はブラウン一家に自分のペルー名は「発音しにくい」ことを伝えたため、一家は彼のことをパディントンと呼ぶことにした。

一家は彼をポートベロー・ロード近くのウィンザー・ガーデンズ32番地にある自宅へ連れて行き、これ以降の物語はパディントンのイングランドでの冒険と災難について語られる。

[編集] 種族

パディントンがペルー唯一の固有のクマであるメガネグマではないかと仮定している人もいるが、この野生のクマと、作中でしばしば描写されているパディントンの様子に類似点はほとんど見られない。

[編集] 服装の影響

パディントンの服装の影響は、その帽子に限られる。パディントンが初めて登場した時には、彼のクラッシュハットのつばの前が上を向いているのがどうしようもなく不器用な様子であった。それが1990年代の終わりまでには、このスタイルはスローンレンジャー(ウエスト・ロンドンに居住する中流から上流の男女、スローンズともいう。)の間で必要不可欠なファッションとなった。

[編集] 登場人物

  • ブラウン家の住人
    • 父:ブラウンさん(ヘンリー)
    • 母:ブラウンさんの奥さん(メリー)
    • 息子(兄):ジョナサン(中学生)
    • 娘(妹):ジュディ(小学生)
    • 家政婦:バードさん(小言も多いが、パディントンのことを一番理解している。)
    • 居候:パディントン
  • 隣人
    • カリー氏(けちで意地悪。よく人の真似をしたがる。パディントンを「クマ公」と呼び、一応悪者代表だが、特に差別しているとか嫌っているとかではないようである。)
  • ポートベロ通り商店街(普段お買い物に行く商店街。)
    • 骨董屋
      • グルーバーさん(ココアと菓子パンをパディントンにおごってくれる友達。パディントンを「ブラウンのだんな」と呼ぶ。)
  • 暗黒の地ペルー(理由は不明だがパディントンがそう呼んでいる。首都はリマ。パディントンの出生地。)
    • リマの老グマホーム
      • ルーシーおばさん(ホームに入るにあたって、パディントンに荷札をつけてイギリスに送り出した。)

[編集] 書籍

第一作『くまのパディントン A Bear Called Paddington』が1958年に出版され、その後11冊の短編からなる本、2冊の短編集、さらに多くの絵本などが出版されている。日本では福音館書店から出版されている(松岡享子訳)。

  • 第1作 『くまのパディントン/A Bear Called Paddington
  • 第2作 『パディントンのクリスマス/More About Paddington』
  • 第3作 『パディントンの一周年記念/Paddington Helps Out』
  • 第4作 『パディントンフランスへ/Paddington Abroad』
  • 第5作 『パディントンとテレビ/Paddington at Large 』
  • 第6作 『パディントンの煙突掃除/Paddington Marches on』
  • 第7作 『パディントン妙技公開/Paddington at Work』
  • 第8作 『パディントン街へ行く/Paddington Goes to Town』
  • 第9作 『パディントンのラストダンス/Paddington Takes the Air』
  • 第10作 『Paddington on Top』
  • 第11作 『Paddington Takes the Test』
  • 第12作 『Paddington on Screen』

[編集] アニメ

日本では1997年頃までNHK教育テレビの「プチプチアニメ」枠で人形アニメを、1999年4月6日から同年9月28日までにNHKBS2の「衛星アニメ劇場(火曜)」枠ではセルアニメで放送された。

[編集] 人形アニメ(プチプチアニメ)版

  • 声の出演
    • 下条アトム(パディントンも含め、アニメ全体の語り部)

[編集] セルアニメ(衛星アニメ劇場)版

[編集] イメージキャラクターとして採用している企業・団体

なお、以前は三井銀行(現三井住友銀行)(太陽神戸銀行と合併してしばらくは使われていたが、さくら銀行に名称変更されるまでには使用されなくなった)及び*富山第一銀行(富山県富山市)で使用されていた。

[編集] 脚注

  1. ^ パディントン ベア
  2. ^ さがみ湖ピクニックランド、2008年4月。

[編集] 外部リンク(英語)