Impress Watch

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株式会社Impress Watch
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
102-0075
東京都千代田区三番町20番地 三番町MSビル
設立 2005年10月3日
業種 サービス業
事業内容 IT系ニュースサイト「Impress Watch」の運営
代表者 代表取締役社長 小川亨
資本金 9,500万円
従業員数 66名(2010年10月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 株式会社インプレスジャパン 100%
外部リンク http://impresswatch.jp/
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Impress Watch(インプレス ウォッチ)は、インプレスグループの系列企業、株式会社Impress Watchが運営するIT系総合ニュースサイトである。

概要[編集]

日本初の電子メール新聞である「INTERNET Watch」を1995年11月30日にプレ創刊、1996年2月1日に正式創刊しメールマガジンという分野を作り上げる。同年7月22日には「PC Watch」も創刊、同時にWebマガジンも開始し以後IT系ニュースサイトの第一線を走り続けている。2005年10月にはインプレス本体からImpress Watch社が事業分割され、同社が運営を行っている。

INTERNET Watch の生みの親は、「できるシリーズ」を発案した山下憲治(1965年 - 2000年)である。日本のメールマガジンの広告が5行を基本とするのは、INTERNET Watch での山下の発案が発祥とされている[1]

配信メディア[編集]

基本的に、Webサイトとメールマガジン(メールニュース)でニュースが提供される。

メールマガジンは基本的にその日のニュース全文を配信する有料版(PC、INTERNET、ケータイの3種のみ。なお窓の杜も全文配信版もあるが、無料で提供されている)とその日のニュースのヘッドラインを配信する無料版の「Flash」(全種)、毎週土曜日にWatch全体で配信されたニュースのダイジェストを配信するFREE Watch(無料)がある。

Webサイト上では通常のWebの更新だけでなく一部を除きRSSフィードによる記事配信を行っているほか、編集部・ライターによるブログの開設も行われている。また、以前は系列のインプレスTVにてラムズ所属の声優がImpress Watchの記事を読み上げる「Impress Watch動画ニュース~萌えバージョン」をストリーミングビデオポッドキャストによる配信にて行っていた。

この他、iモードEZwebYahoo!ケータイの公式サイトとして携帯版Impress Watchも提供されている。

サイト一覧[編集]

Impress Watch Headline
Impress Watchの総合ポータル。Watchで配信された記事のヘッドラインページにもなっている。
INTERNET Watch
インターネット関連総合ニュースサイト。1996年2月1日開始。インターネット上で拾った小ネタを扱う「やじうまWatch」もある。
PC Watch
パーソナルコンピュータ総合ニュースサイト。1996年7月22日開始。後述のケータイ Watch(Mobile Central)やAV Watchが開設される前は、携帯電話オーディオ・ビジュアル関連のニュースも掲載されていた。
AKIBA PC Hotline!
秋葉原のPCショップや自作パーツの最新情報や価格情報を配信。1995年3月27日に「秋葉原マップ」として開始、その後1998年9月30日に現在の名称に。
窓の杜
Windowsオンラインソフトウェア総合情報サイト。オンラインソフトウェアのライブラリサイトにもなっている。個人運営の「秋保窓」を引き継ぐ形で1996年10月14日に開設。
ケータイ Watch
携帯電話PDA関連のニュースサイト。1999年10月4日に「Mobile Central」として開始、その後2000年4月10日に現在の名称にリニューアル。
GAME Watch
コンピュータゲーム専門ニュースサイト。2000年12月6日開始。
AV Watch
AV機器DVDソフトに関する情報サイト。2001年1月26日にプレビュー版開始後、同年2月1日に正式に開始。
クラウド Watch
2003年9月12日に法人向けITニュースサイト「Enterprise Watch」として開始。2010年6月9日クラウドコンピューティング情報に特化する形で現在の名称にリニューアル。
デジカメ Watch
デジタルカメラ専門ニュースサイト。これまでPC Watchで扱ってきたデジタルカメラ関連記事を分割する形で2004年9月に開始。
I next
アイネクスト(2006年6月設立、旧称インプレスキャリア)が運営する、IT業界の転職サポートサイト。2006年9月1日に「Impress Career」という名称で開始され、2009年10月1日に社名変更に伴い名称変更。
家電 Watch
白物家電専門ニュースサイト。2006年10月2日開始。
教えて! Watch
OKWaveと連携したQ&A形式の情報交換サイト。2008年4月2日開始。
Impress Watch Video
携帯電話やパソコンに関する動画番組を配信。2008年6月開始。
Car Watch
自動車専門ニュースサイト。2008年9月24日開始。
スマートフォン Watch
他のWatchでのスマートフォン関連のニュースをピックアップした増刊号形式のニュースサイト。2011年4月4日開始。期間限定で運営予定。
女子カメ Watch
デジカメ Watchの記事から女性向けのニュースをピックアップした別冊形式のニュースサイト。2011年9月22日開始。期間限定で運営予定。
Que!
不特定多数の人に聞きたいあらゆる「お題」を出したり、それに答えたりすることができる参加型サイト。twitterfacebookとも連携。2012年11月26日ベータ版が開始。
携帯版 Impress Watch
携帯電話向けサイト。INTERNET Watch、PC Watch、ケータイ Watchの3種類がある。
Impress Watch 中国語版
中国China Byteグループとの提携による、Impress Watchの中国語版。日本のImpress Watchの内容のうち、中国での興味のある内容を中国語訳し、さらにChina Byteグループの取材による日系企業関連のニュースを加味して、China ByteグループのIT情報サービス「天極Yesky.com」の1チャネルとして配信。

過去に存在したサイト・メディア[編集]

後述の「イソプレスうおっち」にのみ登場したサイト・メディアを除く。

TechWire Japan(1997年9月3日 - 2000年4月)
アメリカのIT産業情報大手のCMP社との提携による。アメリカの最新ITニュースをメールで配信していた。
MOVIE Watch(1997年9月 - 2001年12月)
映画に関する情報を配信するサイト。2002年1月16日から発行元が変更され、「シネマカフェ」となった。
SPORTS Watch(1998年2月 - 2001年6月)
JIJI NEWS Watch(1998年4月 - 2001年6月)
時事通信社のニュース配信を受けて前者はスポーツニュースを、後者は一般ニュースを配信。
GOLF Watch(1999年9月 - 2000年8月)
ダンロップスポーツエンタープライズ、テクノネットの協力を得て開設された、国内ゴルフ総合情報サイト。
FINANCE Watch(2000年7月24日 - 2001年3月30日
IT関連の金融情報に特化した、経済ニュースサイト。2001年3月30日に韓国PAXNetと提携し「PAXNet Impress」として統合・改称したが、その後2002年8月30日にサービスを停止した。
林檎の杜(2000年11月14日 - 2002年3月29日
Macintosh情報誌「MAC LIFE」の協力を得て製作された、Macintosh用オンラインソフト情報サイト。「MAC LIFE」の休刊を受けてこのサイトも終了。
Impress Watch Weekly(2001年12月15日 - 2002年5月25日
Impress Watchの記事の内容をまとめたフリーペーパー秋葉原の路上で配布されていた。
BB Watch(2001年7月2日 - 2009年12月25日
ブロードバンドやネット上のコンテンツを扱ったニュースサイト。2001年7月2日に「Broadband Watch」として開始後、2008年4月1日に現在の名称にリニューアル。全Watchで最初にニュース記事やコラムのRSS配信を開始。2009年12月25日付で更新を終了し、2010年1月よりINTERNET Watchに統合された。
Robot Watch(2006年5月29日 - 2009年12月25日
ロボット関連の記事を専門に扱ったニュースサイト。PC Watchで扱ってきたロボット関連記事を分割する形で2006年5月29日に開始。2009年12月25日付で更新を終了し、同年12月14日に新設したGAME Watchの「ホビー/ロボット」チャンネルに統合された。

エイプリルフール企画「イソプレスうおっち」[編集]

1997年より毎年、4月1日エイプリルフール企画(「PCうおっち」・「ケッタイうおっち」・「窓の社(まどのやしろ)」など)を実施している。ふだん硬い内容の記事が多いImpress Watchがこの企画では風刺の効いていて手の込んだ冗談を披露するため、その印象の落差も手伝って毎回人気を博している。

1997年に「PC Watch」のパロディー風「PCうぉっち」として始まり、2000年には「中国語版窓の杜」「韓国語版窓の杜」が登場し、2004年からはさらに拡張してうぉっちのコンテンツすべてのタイトルがそろうHeadlineが登場している。2006年からは年替わりの総合タイトルも付けられている。

  • 2006年…イリプレス うおっち
  • 2007年…イモプレス うおっち
  • 2008年…hctaW sserpmI
  • 2009年…Impresso Watch
  • 2010年…Impress Peach
  • 2011年…東日本大震災があったためなのか、諸事情により2012年に延期[2]
  • 2012年…総合タイトルは付けられず、1日限りで作られた萌え系ニュースサイト「萌え Watch」と、恒例の「窓の社」の2コーナーのみ開設された。
  • 2013年…謎の秘密結社によるサイト「惡 Watch」と、お馴染み「窓の社」を開設。
  • 2014年…「Que!」を1日限りで、胸がときめくお題サイト「Qun!」(キュン!)に模様替えした。お馴染み「窓の社」も開設。

2003年、日本インターネットエイプリル・フール協会は「ばかオブザイヤー」の「殿堂入り」とした。[3]以降、協会の審査ではおみそ扱いとなっている。

2007年、「窓の社」に「イソプレスウォッチ、Wikipediaに自ら“窓の社”記事を追加」というジョーク記事が掲載され、この中でWikipediaに投稿された記事であるかのような偽の画像が掲載された。すると第三者によって再現された記事が実際にWikipediaに作成され、窓の杜編集部を名乗る人物がWikipedia上で謝罪する騒動となった。Wikipedia:削除依頼/窓の社関係にログが残っている。

2009年の「Impresso Watch」では、1日限定で「Watch」及び「Watch」が登場した。ただし、いずれもエイプリルフール企画とあって、記事の内容はジョーク系となっている。また、モバイルサイトも公開された(記事の内容はPC版とは異なる)。

2010年の「Impress Peach」では、動画版の「Impress うおっち Video ニュースフラッシュ」も登場した。

ページの特徴[編集]

デザインは通常のImpress Watch各サイトに準ずるが、以下のような特徴がある。

  • 企業名・商標などの固有名詞冗談じみた名前に置き換えられている。
  • Indexコーナーには内容が掲載されていない、タイトルだけのニュース記事も存在する。
  • ページによっては、ジョーク系の広告も表示される(「ads by ごっごる」等。「orz」など、現実には使用されていないドメインも出てくる。)。
  • 「PCうおっち」では、更新が年1回の為コーナーバナーの上に「Yearlyパソコン情報誌」と表示される。
  • 2002年版以降、ページアドレス(URL)に「Uocchi」(「ウオッチ」をローマ字で表したもの)が含まれている。

脚注[編集]

  1. ^ 第4回Webクリエーション・アウォード Web人特別賞:山下憲治氏
  2. ^ エイプリルフール延期のお知らせ(2011.4.1 窓の社(やしろ)) 「2011年のエイプリルフール企画は2012年に延期になりました。」
    http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi11/img/110401.gif
    「ほんとに延期です」
    http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi11/img/110401_2.gif
  3. ^ 【2003年ばかオブザイヤー】受賞サイト発表♪ (日本インターネットエイプリル・フール協会)

外部リンク[編集]