朝日新聞社

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社 朝日新聞社
The Asahi Shimbun Company
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 朝日
本社所在地 〒530-8211
大阪府大阪市北区中之島三丁目2番4号[※ 1]
電話番号 06-6231-0131[※ 2]
設立 1879年明治12年)1月8日
業種 情報・通信業
事業内容 新聞業
代表者 秋山耿太郎社長
池内文雄(大阪本社代表)
2009年6月24日現在)
資本金 6億5000万円
売上高 連結:5372億7800万円
2009年3月期)
営業利益 連結:34億2500万円
(2009年3月期)
純利益 連結:▲139億1400万円
(2009年3月期)
純資産 連結:2807億5800万円
(2009年3月期)
総資産 連結:5479億4500万円
(2009年3月期)
従業員数 連結:8,593人
単独:4,373人
(2009年3月31日現在、臨時従業員を除く)
決算期 3月31日
主要株主 朝日新聞社従業員持株会 13.92%
村山美知子 13.33%
上野尚一 12.82%
(2009年5月12日現在)
主要子会社 (株)英文朝日 100%
(株)アサヒタウンズ 94.1%
関係する人物 村山龍平(創業者)
上野理一(創業者)
外部リンク www.asahi.com
特記事項:
  1. ^ 大阪本社であり、登記上の本店である。東京本社の所在地は、〒104-8011 東京都中央区築地五丁目3番2号である。
  2. ^ 大阪本社のもの。東京本社は03-3545-0131である。
  

株式会社 朝日新聞社(あさひしんぶんしゃ, The Asahi Shimbun Company)は、全国紙朝日新聞』を発行する日本新聞社である。新聞以外に雑誌書籍出版や芸術作品の展示・公演、スポーツ大会の開催などの事業活動も行う[1]

新聞販売店の名称は「ASA」(朝日新聞サービスアンカー, Asahi Shimbun Service Anchor)であり、日本全国で約3000ヶ所、従業員数約78000人を擁する。朝日新聞の発行部数は朝刊が約805万部、夕刊が約350万部(2008年4月日本ABC協会調査)。

創立は1879年明治12年1月8日)、日本の本支社数は5社、通信網は294ヶ所、印刷拠点は24拠点であり、日本国外機関は31拠点存在する。

なお、朝日生命保険朝日火災海上保険アサヒビールアサヒ飲料アサヒコーポレーション朝日出版社などの企業とは一切関係が無い(他の“朝日”と名の付く企業については朝日を参照)。

目次

[編集] 概要

[編集] 本社・支社・本部

大阪市北区中之島にある朝日新聞大阪本社
東京都中央区築地にある朝日新聞東京本社
名古屋市中区にある朝日新聞名古屋本社
札幌市中央区にある朝日新聞北海道支社
大阪本社(登記上の本店)
大阪市北区中之島3-2-4
東京本社
東京都中央区築地5-3-2
北海道支社
札幌市中央区北2条西1-1-1
名古屋本社
名古屋市中区栄1-3-3
西部本社
北九州市小倉北区室町1-1-1
福岡本部
福岡市博多区博多駅前2-1-1

※各社屋1階の道路沿いに新聞掲示板常設

[編集] 取材拠点

  • 国内

愛知県北海道には「報道センター」、大阪府には「社会部大阪版」、その他の44都府県庁所在地には「総局」、都道府県内主要都市には250ヶ所の「支局」および「駐在」を置いている。なお、本社・支社所在都市については、当該の本社・支社が総局機能を担当している。

  • 海外

北京中国)、ワシントンDCアメリカ)、バンコクアジア)、カイロ中東アフリカ)、ロンドンヨーロッパ)には括弧内の名称の総局を置いている。また、総局の配下には支局が主要都市に置かれ、重大事件の際は総局・支局が協力して対応する。国際版の印刷拠点はロンドン、ヘーレンオランダ)、ニューヨークロサンゼルスシンガポール香港の6ヶ所である。

[編集] 対象エリア

[編集] 2009年現在の役員

[編集] 沿革

朝日新聞に関する沿革は朝日新聞#沿革を参照のこと。

[編集] 印刷・発送

[編集] 主な出版物

新聞以外の雑誌・定期刊行物・書籍に関しては、2008年4月1日付で新会社「朝日新聞出版」を設立し、業務を移管した。

[編集] 発行紙

[編集] 雑誌・定期刊行物

ちなみに、週刊アサヒ芸能は同社ではなく、徳間書店の雑誌である(同誌の旧名は徳間の由来にあたる新聞「アサヒ芸能新聞」)。

[編集] 書籍・文庫

[編集] 社長人事

長年、政治部と経済部による交代制を採っている。社会部からは村山事件のあおりで暫定的に美土路昌一が就任したのを例外に、社長は選ばれていない。このことから、政治部内では社会部のことを「朝日の参議院」と呼んでいる。2005年、経済部出身の箱島信一社長が武富士広告費問題で辞任。後任には専務三人のうち経済部出身の君和田正夫は別として残り2人の内海紀雄坂東愛彦、さらに常務筆頭の小林泰宏といった社会部出身からは選ばれず、常務第三席で政治部出身の秋山耿太郎が5人抜きで昇格した。さらに、秋山は就任後ただちに社内を再編成し、社会部を解体した。

[編集] 関係者・出身者

[編集] 関係のある主要な写真家

  • 大久保好六(1900 - 1936)
  • 島田謹介(1900 - 1994)
  • 田中幸太郎(1901 - 1995)
  • 影山光洋(1907 - 1981)
  • 小久保善吉(1910 - 1993)
  • 浜野嘉夫(1911? - 1937)
  • 大束元(1912 - 1992)
  • 松本栄一(1915 - )
  • 吉岡専造(1916 - 2005)
  • 船山克(1923 - )
  • 秋元啓一(1930 - 1979)
  • 富山治夫(1935 - )※嘱託
  • 石川文洋(1938 - )
  • 秋山亮二(1942 - )
  • 山根敏郎(1953 - )

[編集] 大株主の状況

2008年9月30日現在

村山美知子 14.58%
朝日新聞社従業員持株会 12.85%
上野尚一 12.82%
テレビ朝日 11.88%
財団法人香雪美術館 10.00%
村山恭平 5.00%
村山富美子 3.57%
上野克二 3.34%
上野信三 3.34%
朝日新聞社役員持株会 1.48%

  • 創業家の村山家と上野家の保有割合が多いのが特徴。2007年3月末の有価証券報告書では、実母の村山富美子から株式の譲渡を受けた村山恭平が第4位株主に浮上した。
  • 2008年6月6日、社主の一人である村山美知子は自身の保有する株式のうち38万株(11.88%)をテレビ朝日に、31万9千株を財団法人香雪美術館に譲渡した[6]
  • 2009年5月、朝日新聞社従業員持株会が筆頭株主となる。

[編集] グループ会社

[編集] 新聞・出版・国際衛星版

[編集] テレビ朝日系列局と関係放送局

[編集] 販売

[編集] 不動産・ビル管理

[編集] 人材派遣・保険事業

[編集] ネット事業

[編集] 文化事業

[編集] 広告

[編集] 折込広告

[編集] 旅行

[編集] 関連団体

[編集] 上場会社への出資状況

グループ会社を除く(括弧内の数字は、2006年3月31日現在の発行済株式総数に対する所有株式数の割合を示す)。

[編集] 支配下の放送事業者

ここでは、放送局の開設の根本的基準(昭和25年電波監理委員会規則第21号)第9条(いわゆるマスメディア集中排除原則)に於いて「支配」に当たる10%を超える議決権を有しているものとして、総務省のウェブサイトに於いて公表されている放送事業者を挙げる。ただし、テレビ朝日系列局と関係放送局を除く。

[編集] 出資している主な放送事業者

2006年3月31日現在で出資している主な放送事業者を挙げる。ただし、テレビ朝日系列局と関係放送局支配下の放送事業者および証券取引所に上場しているものを除く。

[編集] スポーツ事業

[編集] 文化事業

[編集] 契約通信社

[編集] 特約海外新聞

[編集] 不祥事

  • 2004年、社会部記者が取材でミニディスクに無断録音し、さらに録音内容を第三者に渡したため、朝日新聞社はこの記者を退社処分にした[8]。朝日側は処分の理由は無断録音ではなく、取材相手に敵対する側に内容を渡したためだと説明しているが、これを機に今後の取材の録音には相手の内諾を得るという内規を作った。
  • 2007年9月12日付のJ-CASTニュースで、朝日新聞社内部(asahi-np.co.jp)からウィキペディア日本語版筑紫哲也など約820件の記事項目が大量に修正されていた事が報道され、その後9月11日に朝日新聞全社員に対して注意喚起が行われた。なお、J-CAST側が朝日新聞社の広報担当者に取材したところ、「社内規定で社内のネットワーク(社内LAN)の業務外使用をかねてより禁止している」と返答した[9]
  • 2009年3月31日、前日に2ちゃんねる運営が朝日新聞社のドメイン(asahi-np.co.jp)からの書き込みを規制していた事が発覚した[10]。同掲示板の鉄道路線・車両板のスレッドにおいて、意味不明の連続書き込みによって2ちゃんねるの運営を妨害したのが主な理由であった。また、その書き込みには精神障害者や経済的弱者、被差別部落民らに対する差別を助長する書き込みも多数含まれていた[11]。朝日新聞では、2009年2月にインターネットにおける匿名性や誹謗中傷を批難する記事[12]を書いており、自らの首を絞める結果となった。この事件について、朝日新聞社が調査を行い、東京本社編集局の校閲センター員(当時49歳)が行ったことを突き止め、厳正な処分を行うと発表した[13]

    詳細は「朝日新聞社員2ちゃんねる差別表現書込事件」を参照

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

他の言語