サイバースペース
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サイバースペース (英:Cyber-space) は、コンピュータやネットワークの中に広がるデータ領域を、多数の利用者が自由に情報を流したり情報を得たりすることが出来る仮想的な空間のことを指す。
1980年代に、SF作家のウィリアム・ギブスンが自著『ニューロマンサー』や『クローム襲撃』の中で使用したサイバネティックス (cybernetics) と空間 (space) のかばん語で、黒丸尚により電脳空間と訳されている。
仮想空間や仮想環境もこれに近い意味をもつ。近年はコンピューターネットワーク上で行われる犯罪をサイバー犯罪と呼ぶなど、コンピュータネットワーク上で構成された社会、即ちサイバースペースとの認識が定着している。
サイバースペースを取り扱った作品 [編集]
- ニューロマンサー
- ウィリアム・ギブスンにより、サイバースペースという言葉そのものが初めて登場した作品。黒丸尚による独特の文体でサイバースペースという言葉に「電脳空間」という漢字が割り当てられた記念碑的作品。
- スノウ・クラッシュ
- ニール・スティーブンスンの小説。仮想空間 "メタバース" と現実世界を舞台に繰り広げられるポストサイバーパンク小説。
- ミルキーピアシリーズ
- 電脳空間にもぐることのできる特殊能力を持つシステムエンジニアが、擬似人格プログラム "京美" の家出を捜索するというライトノベルタッチの小説。国産サイバーパンクものの先駆け的存在。
- 電脳コイル
- 近未来の日本の大黒市を舞台に、現実世界と座標系を共有する電脳空間(拡張現実)と、その認知の為に装着する電脳メガネが登場する。
- ロックマンエグゼ
- 様々な電子機器やネットワーク内に存在する電脳空間の中でロックマン達が戦う。
- コレクター・ユイ
- コムネットと呼ばれる仮想空間が舞台になる。
- マトリックス
- プログラマー、トーマス・アンダーソンがある日突然、世の中が全てコンピュータに見せられた仮想空間だったことに気づく。攻殻機動隊にインスパイアされて制作されたサイバーパンク映画。
- 攻殻機動隊
- ニューロマンサーの影響を受けた近未来SF。メディア展開しているが、全てサイバースペースが登場。
- RD潜脳調査室
- 攻殻機動隊と共通する世界観の作品、現実世界とオーバーラップする電脳空間(メタリアル・ネットワーク)が舞台になっている。
- デジタルモンスター
- デジタルワールドと呼ばれるコンピュータネットワーク上にデジモンが生息している。
- バルドフォース
- 架空ネット世界で、シュミクラムと呼ばれるツールを用いた戦いを描く。
- 天才ビットくん
- サイバー空間に存在するアイデアの都「ビットランド」が舞台。
- 電脳冒険記ウェブダイバー
- Web空間にいる、管理プログラム "グラディオン" 達が、電脳世界に、飛び込んだ少年たちと協力し、悪のプログラム "デリトロス" と激しい死闘をする。
- 電光超人グリッドマン
- プログラムを破壊しコンピュータワールドを荒らす怪獣をグリッドマンが倒すというコンセプトの、特撮としては異色の作品。円谷プロダクション製作。
- ポケットモンスター
- アニメ版第38話『でんのうせんしポリゴン』にて、ポケモンの転送システムに起きた異常を解決するためにサトシ達が電脳空間に入り込む。ポリゴンやポケモン転送装置をメインに扱った唯一の回。
- .hack
- The Worldという架空のMMORPGを中心にストーリーが展開されるシリーズ。
- ゼーガペイン
- データ化した人格が量子サーバ内に構築された都市で暮らしている。
- サマーウォーズ
- OZという世界規模に広がる電脳世界(メタバース)が登場する。
- フラッシュモーター・カレン、マンカイデンシ・サクラ
- 携帯アプリ、PSPストア配信ソフトのパズルゲーム。フロンティアという巨大仮想空間が舞台。
- ゼノサーガシリーズ
- 遠未来が舞台のSFRPG。シリーズを通じて登場するKOS-MOSと呼ばれるアンドロイドは、自身のシステム内部にエンセフェロンと呼ばれる仮想空間を作り出すことが出来、そこに「ダイブ」すれば現実さながらの実戦シミュレーションなどが行えるようになっている。物語上では、ダイブした者の記憶を時系列に沿って再現するなど、極めて高いポテンシャルを持ったシステムであることが示されている。
- ディアスポラ
- グレッグ・イーガンのハードSF小説。30世紀の地球が舞台だが、人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶を仮想空間内で再現させて生活している。
- トロン、トロン: レガシー
- グリッドと呼ばれるコンピュータ世界が登場する。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- サイバースペース:現代美術用語辞典 - artscape