Saints Row IV

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Saints Row IV
ジャンル アクションゲーム
対応機種 Xbox 360プレイステーション3Windows
開発元 Volition Inc.
発売元 日本の旗 スパイク・チュンソフト
人数 1人(マルチプレイ時2人)
発売日 アメリカ合衆国の旗 2013年8月20日
欧州連合の旗 2013年8月23日
日本の旗 2014年1月23日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
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Saints Row IVセインツロウ フォー)』は、アメリカ2013年8月20日に発売されたオープンワールドアクションゲームSaints Row: The Thirdの続編。日本ではPS3版とXbox 360版が、海外で配信された13種類のダウンロードコンテンツが同梱され「ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション」というサブタイトルを冠して2014年1月23日発売[1]

なお、当初はWindows版も日本で発売予定だったが、2013年12月に日本における販売担当を予定していたサイバーフロント社が解散、これによってPCパッケージ版の発売は中止となった[2]。今後リリース再開予定は現時点では無いが、国内からでも購入可能なSteam版において、アップデートにより日本語版が封入されている。


ストーリー[編集]

対ギャング部隊「STAG」の元司令官サイラス・テンプルは、前作におけるスティールポートでの一件により全権を剥奪され、中東のテロ組織と手を組みアメリカに対し核テロを仕掛けようとしていた。主人公ら「サードストリートセインツ」はサイラス鎮圧の為に秘密情報部のエージェントであるアシャ・オデカーと共に中東へ向かう。 それから5年後……。サイラスの核テロを鎮圧した主人公=セインツのリーダーは名実共にヒーローとなり、遂にアメリカ合衆国大統領に就任する。 しかしその自己中心的な性格が災いし、内閣は支持率の著しい低下に悩まされていた。 そんな折、突如「ゼン帝国」と名乗るエイリアンがホワイトハウスを急襲。ゼン帝国の皇帝ジニャックは閣僚を次々とアブダクションしていく。主人公は独りで立ち向かうが、ジニャックの圧倒的な力には手も足も出ず、簡単にあしらわれる。 捕われた主人公は「バーチャル・スティールポート」と呼ばれる仮想空間に幽閉されてしまう。主人公は仮想空間の脱出を試み、エイリアンを殲滅し地球を救うために活躍する。

概要[編集]

舞台[編集]

  • 中東のミサイル基地(冒頭の1ミッションのみ)。
  • ワシントンDC(冒頭の1ミッションのみ)。
  • バーチャル・スティールポート。本作の主となる舞台。前作の舞台であるスティールポートを元にシミュレーションされた空間(仮想現実)であり、前作からは主に縦方向での差異点が多く見られる他、エイリアンによるオブジェクトがあたりに追加されている。特にセインツゆかりのものは徹底的に排除されており、前作でアジトとなっていた場所はそのほとんどが消滅している。また、前作のシステムであるランダムな天候の変化はなくなり、時間帯は夜に固定された。ストーリーが進行するにつれて夜が明けるような演出がなされている。
  • シップ。ストーリーがある程度進行するとアンロックされる、ゼン帝国の宇宙船。セインツが奪取し、地球奪還の拠点となる。プレイヤーはバーチャル・スティールポートにある「ゲート」と呼ばれるポイントから宇宙船に戻ることができる。宇宙船では救出した閣僚とコミュニケーションがとれるほか、バーチャル・スティールポート内で入手できるノベルゲームをプレイしたりオーディオログを聞く事ができる。

登場人物[編集]

人類[編集]

主人公(The Protagonist)
スティルウォーターに続き、スティールポートをも征服したセインツのリーダー。本作ではサイラスの核テロを鎮圧し、ついにアメリカ合衆国大統領にまでのし上がるに至っている。
その後合衆国、ひいては地球・全人類を守るため、エイリアンに立ち向かうことになる。
ジェーン・オースティンの大ファン。
キース・デイヴィッド(Keith David)
アメリカ合衆国副大統領。主人公である大統領の片腕。本人名で登場する。
ちなみにキースはSaints RowSaints Row 2においてセインツの元ボスであるジュリアス(Julius)を演じており、それに関連したネタも作中に存在する。
ショーンディ(Shaundi)
2作目から登場している主人公の側近。アメリカ合衆国シークレットサービス長官。前作では最終ミッションの分岐次第では彼女が死亡するものがあったが、本作では彼女を救出するシナリオから繋がるストーリーとなった。
ストーリーを進めると2作目の姿をした若いショーンディ(Fun Shaundi)が登場する。これは2作目と3作目の間にショーンディのキャラクターデザインが著しく変更されたことをネタにしたジョークである。
ピアース・ワシントン(Pierce Washington)
2作目から登場している黒人の青年。今回は、コミュニケーション・ディレクターとしてホワイトハウスに勤務している。空気の読めない性格は相変わらず。
キンジー・ケンジントン(Kinzie Kensington)
FBIの職員。前作から引き続き登場。人付き合いを好まない性格だったが、本作ではホワイトハウスの報道官を務めている。
ストーリー序盤から主人公を無線でサポートし、主人公が仮想空間から脱出するきっかけを作るなど、本作における出番は他のキャラクターと比べると相対的に多くなっている。
ベンジャミン・キング(Benjamin King)
声優:テリー・クルーズ[3]
Saints Row初代において、かつてスティルウォーターでストリートギャング「バイスキングス」を率いていたが仲間の裏切りにあい、セインツの協力を得てギャングを脱し足を洗う。
引退後は自伝を書き、小説家として成功するなど隠遁生活を送っていたが、アメリカ合衆国大統領に選出された主人公の補佐官に任命されている。
シリーズの「お約束」であるセインツのリーダーによる演説は、実は彼が書いたもの。ジュリアスがそれをアレンジし、それを聞いた主人公が状況に合わせてアレンジして演説している。
マット・ミラー(Matt Miller)
イギリス人。前作でハッカー組織「デッカーズ」を率いていたが、セインツに追い込まれて故郷であるイギリスへ亡命。
しかし今作ではMI6のエージェントになっており、アシャの補佐として主人公を手助けする。
前作から5年経った今でもTVドラマ「ナイトブレイド」の熱狂的なファン。ストーリーが進むと彼の構築したナイトブレイドの世界観に合わせたミッションをプレイできる。
アシャ・オデカー(Asha Odekar)
本作初登場となる、イギリス人出身の熟練したMI6エージェント。
CIAとの連絡調整官であり、イギリスとアメリカの諜報機関の間の橋渡しをしている。
ジョニー・ギャット(Johnny Gat)
声優:ダニエル・デイ・キム
1作目から、同シリーズにおける暴力において圧倒的な存在感を見せ続けていた男であり、主人公のかけがえなき最悪の親友。
前作のオープニングでスティールポート上空の飛行機内での戦闘で死亡したと思われていたが……
サイラス・テンプル(Cyrus Temple)
声優:ティム・トマーソン
前作にも登場したSTAGの司令官。今作ではアメリカを席巻したセインツに対し、中東と手を組んで核ミサイルテロを起こす。

ゼン帝国[編集]

ジニャック(Zinyak)
ゼン帝国の皇帝。
地球の古典文学に造詣が深く、自身がDJを勤めるラジオ局「Klassic 102.4」で時折ウィリアム・シェイクスピアジェーン・オースティンの作品を朗読したり、ミッション中の会話でも『マクベス』を引用している。
バーチャル・スティールポート内で入手することができるノベルゲームは、ジニャックの半生を追体験するというものとなっている。

登場武器[編集]

本作ではひとつの武器種類ごとに幾つかのスキン、さらに一つのスキンに複数の配色が存在し、無料で選択できる。スキンを変えると武器自体の形状のほか、発射時のエフェクトなどが変わる場合もある。 またアップグレードが武器の性能それぞれ5段階+特殊効果で分割され、どのように武装を強化していくかをある程度自由に決められるようになった。

  • 打撃武器
    野球バット
    極普通の使い勝手を持つバット。外見を釘バットにすることもできるが、これによって威力は変動しない。
    スタンガン
  • ピストル
    ヘビーピストル(.45 Fletcher,‘Cumia Magnum,DEK-RD Railpistol,The Captain)
    前作の「.45 Shepard」の流れを汲む、威力重視のオートハンドガン。外見をマグナム銃にすることも出来る。
    プレイヤーのアップグレードにより二丁持ちに変化する。
    クイックショットピストル(9MM Tactical,Red Shirt Special,Renegade Pistol)
    前作の「KA1 Kobra」に近い特性を持つ、連射性と精度に優れたピストル。
  • サブマシンガン
    ヘビー SMG(SWAT SMG,Gangland,Rubber Band Gun)
    携帯性の代わりに射程範囲が広い、ストリート版のSMG。
    ラピッドファイアSMG(Magna 10mm,Nailgun,Cyborg Pistol)
    威力の代わりに発射レートを大幅に上げたSMG。アップグレードにより帯電弾を放ち、敵をしびれさせることが出来る。
  • ショットガン
    ポンプアクションショットガン(Deacon 12-Gauge,Blunderbuss,Kardak Lasershot)
    単発の威力に優れる。アップグレードでふっ飛ばし力を向上させられるが、連射性は低い。
    セミオートショットガン(Tak-10 Streetsweeper,Big Game,Full Choke Silenced,Ion Blaster)
    連射性が高いショットガン。フルオートに改造することも出来る。
    膨張銃
    照射した相手を膨らませ、前作の武器「ソニックブーム」のように破裂させる。
  • ライフル
    アサルトライフル(Shokolov AR,Mercenary LMG,EM Railgun)
    「Shokolov AR」は恐らくM4A1がモデルとなる。
    特定アップグレードにより、構えている間は被ダメージが減少する。
    バーストライフル(Guardsman AR,Impulse Rifle,Soakmaster)
    前作の「AR55 ライフル」より連射速度が大幅に加速した。レーザー弾を放つ水鉄砲のような外見(Soakmaster)にできる。
    特定アップグレードで敵キル時に弾数が回復する。
    バウンス・ライフル
    敵に命中すると他の敵に跳ね返って連続ダメージを与える。
    エイリアンライフル(Dominator)
    一度に三発のビームを放つような見た目。実際の着弾はそれより早め。
    シミュレーション内外問わず、敵エイリアンが使用する。
  • 爆発武器
    ロケットランチャー(J7 Rocket Launcher,El Fugitivo,Potato gun)
    弾数制限が厳しいが、一撃で車両を破壊できる強力な装備。
    El Fugitivoは映画「デスペラード」に登場するギターケースに似た外見。
  • 特殊武器
    スナイパーライフル(McManus 2020,GI Sniper,Lever-Action,Block Gun)
    「McManus 2020」はセインツロウ3で登場した「McManus 2015」の流れをくむ遠距離狙撃銃。
    ダブステップガン
    殺人的なダブステップ(エレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種)を放つ銃。
    発射中は車が揺れ通行人が狂ったようにダンスし始め、ダメージを与える。
    曲は「Polyhymnia」(Scout McMillan)だが、武器スキンを変更すると流れる曲も変化する。
    ブラックホールランチャー
    周囲の物体を吸収・爆破するブラックホール・グレネードを発生させる銃。その威力は絶大で戦車すら一瞬で消滅させる。
    近づくと自分も吸い込まれる。

登場する乗り物[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「セインツロウ IV」日本発売日が決定! - GAME Watch (2013年11月1日)
  2. ^ 2013.12.27 発売予定変更、およびユーザーサポートについてのお知らせ (PDF)
  3. ^ 初代ではマイケル・クラーク・ダンカンが声優であったが2012年に亡くなったため変更された。今作のエンドクレジットにはその旨が表記されており、またBGMにも彼の歌声が入っている。

外部リンク[編集]