Second Life

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Second Life
ジャンル MMORPG
対応機種 Windows 2000、XP、Vista(一部を除く)/ Mac OS X 10.3.9 / Linux(ある程度新しい 32-bit Linux 環境)
開発元 Linden Lab社
運営元 Linden Lab社
人数 多人数プレイ
メディア ダウンロード
運営開始日 2003年4月
利用料金 無料(有料版もある
対象年齢 18歳以上(18歳未満の世界もある
デバイス キーボードマウスジョイパッド
必要環境

CPU
WindowsまたはLinux:800 MHz Pentium III or Athlon 以上、Mac:1 GHz G4以上、linux:800 MHz Pentium III or Athlon以上。
メモリ
Windows:1GB以上、Mac:512MB以上、Linux:256MB以上。

グラフィックカード
WindowsまたはMac:Nvidiaグラフィックカード (6000 シリーズから、GeForce Go: 7400から)またはATI グラフィックカード (X800から)、Mac:nVidia(GeForce 2、GeForce 4 MX、かそれ以上)またはATI(Radeon 8500、9250、かそれ以上)、Linux:nVidia(GeForce 2、GeForce 4 MX、かそれ以上)またはATI(Radeon 8500、9250、かそれ以上)LinuxクライアントにはnVidiaのグラフィックチップを推奨。
  

Second Life(セカンドライフ)は、アメリカサンフランシスコに本社を置く、リンデンラボ(Linden Lab) 社が運営するバーチャル世界およびメタバースのこと。略称はSL

現在はLinuxMacintoshWindows(Vistaの一部は例外)に対応している。

目次

[編集] 概要

代表的なメタバースの1つで、遊び方はほぼユーザーの自由である。大きな特徴として、制作物の著作権及び所有権が認められていること、Second Life内の仮想通貨を現実通貨に換金できること、がある。

オンラインゲームと呼称されることが多いが、リンデンラボは World と呼称している。また、World内に存在するコンテンツのほとんどはユーザーの手によって作り上げられており、ゲームというよりもシミュレータと呼ぶべきであるとの声もある。そうしたことから、オンラインゲーム感覚で利用するユーザーと、仕事や教育目的で利用するユーザーとに分かれている。リンデンラボの発表によれば、利用時間は年齢層が高くなるにつれて長くなる傾向にあり、そのためか他のオンラインゲームと比べてユーザーの年齢層が高いと言われている。また、女性ユーザーは数では男性の半分にも満たないが、平均利用時間は男性の約2倍となっている。

World内で1億円相当の資産所有者が誕生して以来、アカウント数は急増しており、企業や大学なども続々と参入している。現実通貨への換金は現在非課税で行えるが、これが脱税に利用できてしまうとして問題視されている。これに対し、アメリカの国税局は対策として課税を検討しており、リンデンラボもSLを利用した資金洗浄が発覚した時はアカウント停止などの措置をとっている。

英語版のほかに他言語版もリリースされている。ただし、これは専用のソフトウェア(ビュアー)で使われる言語が違うだけであり、言語別にサーバーやグリッドがあるというわけではない(ブラジルにはローカライズされたバージョンが存在する)。現バージョンでは、ベータだがひとつのビュアーで複数の言語にも対応されている。

推奨動作環境は他の3Dオンラインゲームと比べると低めである。しかし、高い処理能力を必要とする場合が多いため、快適に遊ぶためには高性能なパソコンが必要となる。

リンデンラボは将来SLのサーバーをオープンソース化すると公言しており、実現に向けてシステムの改良等を続けている。

また、SLurl.comというサイトではSL内にある特定の場所へのURLを作成することができ、これを利用すればウェブサイト上のリンクから特定の場所にテレポートさせることができる。SLurl自体は、SLにログインしたあとでマップを表示するウィンドウから出力することもできる。

[編集] Big Six

Big Six(ビッグ・シックス)とは、SL内における、ユーザー間のトラブルを避けるため、穏便な交流を行うために設けられた禁止指針。各種トラブルの解決は、これに沿って行われる。

  1. Intolerance - 人種や宗教、性別などへの差別行為
  2. Harassment - 脅迫やセクシャルハラスメントなどの行為
  3. Assault - 非戦闘エリアでの、相手に同意を得ないまま行う攻撃行為
  4. Disclosure - 公開されていない個人情報の暴露行為
  5. Indecency - アダルト表現が制限されているエリアでの破廉恥な行動
  6. Disturbing the Peace - スパムの送信、イベントの妨害などの迷惑行為

[編集] アバター

アバターは人型で、スタイルを自分の好みに合わせて変更できるようになっている。性別は公開されない上に男女ともに変更できる部分は同じであるため、男女を逆転させることもできる。服類、体のパーツ、アクセサリーを購入や自作するなどして装着することで、スタイルをより大きく変えることができる。現在のSLでは人間のアバターが最も多く見られ、動物のような姿をしたアバターなども比較的多く見られる。

チャットには「発言」と「叫ぶ」というのがある。「発言」は中心から半径20mまで届き、「叫ぶ」は半径100mまで届く。これ以外に「インスタント・メッセージ(IM)」というのがあり、他人に聞かれたくない話や遠くにいるアバターと話をしたい時などに使用する。「ボイスチャット」が導入されてからは、音声を使った会話も可能となっている。

SLにはグループや結婚といったシステムがある。基本的にグループは同じ目的や考えなどを持った者同士が利用し、結婚はSL内で恋愛関係になったペアが利用する。なお、どちらも正式に登録する場合は有料となる(グループは100L$ 結婚は10L$ 離婚は25L$)。

[編集] 通貨

SL内では、専用の通貨Linden Dollar(リンデンドル・L$)が発行されており、現実通貨のアメリカ合衆国ドル(US$)との換金が可能である。為替レートは日々変動しているが、2007年2月現在は1US$=270L$程度で推移している。Second Life公式サイトや、各種マーケットサイト等から換金が可能である。L$はオークション等でも非公式で売られているが、これらの中には不正に入手されたものも多く、それを買ってしまうと不正に加担したと見なされ、アカウント停止措置がとられる。

ちなみに、リンデンラボが運営するL$/US$の為替市場を「LindeX(リンデックス)」と呼び、これがリンデンドルの公式為替レートとなっている。

[編集] 入手する方法

[編集] リンデンラボから購入

PayPalを利用し、L$をUS$で支払って購入する。簡単に多額のL$を手にすることができるため、多くのユーザーがこの方法で収入を得ている。L$の発行や換金は行き過ぎると経済バランスを崩す恐れがあることから、ユーザーごとに限度額が設けられている。また為替レートも売買状況によって変動する可能性があり、大きな変動があった時には売買中止の可能性があることを明記している。

[編集] リンデンラボ以外のサービスから購入

SL ExchangeやAnshe ChungのAnsheXなど、リンデンラボ以外にもL$の換金を独自の手数料・為替レートで行っている企業が存在している。中には日本円ユーロでの換金を実施している所もある。基本的にユーザーが運営しているものであるため、クレジットカード等の登録なしでも換金できる場合があるが、あくまでも非公式なので自己責任となる。また、運営者がL$の貯金不足に陥って換金を中止することもある。

[編集] 商売

ユーザーがクリエイターとして商品を生み出し、それを他のユーザーに売って収入を得る。商品となるものは服、家具、建物、武器など様々なものが存在する。販売方法は、自分の店で売る・他人の店で売ってもらう・行商などがある。うまく行けば現実通貨を一切支払わずに多額の収入を得ることができるが、そのためには一定の技能やセンスが必要となる。

[編集] キャンプ・アルバイト

キャンプ(camp)とは、一定時間その場所に滞在することでいくらかの対価(L$)が得られる仕事のこと。方法やもらえる金額などは場所によって異なる。キャンプしている状態で放置しておけば自動的に金額が増えていくが、一定時間経過すると強制的に解除させられる場合がある。誰でも簡単にL$を手にすることができるため、初心者や現実通貨を支払わずに遊びたいユーザーなどがよく利用する。一度に手にすることができる額は少なく、キャンプで多額の収入を得るにはかなりの時間を要する。

アルバイトでは、他のユーザー(依頼主)から依頼された仕事をこなし、その対価として依頼主からL$をもらう。仕事の内容は様々だが、接客関係やクリエイターの延長といったものが多い。普通はSL内で掲示されている求人広告を見て応募する。キャンプに比べるとある程度の技能は必要だが、高い収入を得られる。

[編集] 不動産運用

メインランドやプライベートランドを購入して道路などを整備し、それを一般参加者が購入しやすい単位に区分して販売またはレンタルを行うことで利益を上げる。またショッピングモールを建設および運営してテナントを誘致し、レンタル料を利益とすることもできる。ユーザーが他人からレンタルした土地で販売スペース等のレンタルを行うケースもある。成功すれば莫大な額の収入を得られる可能性があり、SLで人気の職業の1つとなっている。なお、土地には維持費もかかるため、ある程度売れないと赤字になってしまう。

[編集] 資産運用

ある程度の資金があれば、資産運用で収入を得ることも可能となる。資産運用の手段には、銀行貯金の利子を得る方法や株取引で得る方法などがある。

SL内には銀行が存在し、その業務の1つとして貯金がある。銀行貯金の場合はSL内にあるATMから銀行口座を開いて入金し、その利子を得る。現実の銀行同様、預金額が多いほどもらえる利子の額が増えていく。貯金は銀行のATMやウェブサイトからほぼ自由に出し入れできる。場合によっては利子だけで生活することも可能になるが、銀行が倒産すれば貯金を全額失う恐れがある。

株取引はSL内にある証券取引所を通じて行われる。取引の方法は、取引所のウェブサイト上で取引所に預けたL$を利用して行うのが普通である。預金は取引所のATMなどから出し入れできる。

なお、銀行や株式はユーザーによって生み出されたものであるため、リンデンラボは全く関与していない。それ故に取引で大きなトラブルが起きたとしてもリンデンラボが介入する可能性は低い。

2008年1月9日にリンデンラボはSL内での銀行業について、22日をもって利子などの形で預金者に利益を謡うSL内の銀行業などを禁止し、それに関連する仮想ATMなどは削除する、と発表した(現実世界の法律に則った銀行業がSLに参入している場合などは除く)[1]。それを受け、各銀行では取り付け騒ぎが起きた。

[編集] 教育

ハーバード大学・オクスフォード大学など多くの大学と企業が、セカンドライフを教育・研修用に使っている[2]

2007年、セカンドライフは、外国語教育に利用され始めた。[3] セカンドライフとリアルライフの語学教師は、ヴァーチャルワールドを語学教育に使い始めた。

英語は(British Council外国語として)、Teen Grid に力を入れてきたブリティッシュカウンシル(英文化振興協会)他いくつかの学校を通じ、存在感を増している 。 スペイン語文化研究所 Instituto Cervantes は、セカンドライフに島を持っている。

セカンドライフにおける教育プロジェクト(語学教育機関など)は、SimTeachのサイトから閲覧できる。

SLanguages 2008は、セカンドライフのようなヴァーチャルワールドを用いた語学教育に関する、第二回年次大会である。SLanguages.net は、そのウェブサイトである。

[編集] 経済

SL内では現実社会に似せた経済活動が行われている。SL内で流通しているL$の額は数千万US$に及ぶ。店は無人店舗が大多数を占めており、店員が常駐している店はあまりない。販売されている商品は多くが有料だが、フリービー(Free bie)と呼ばれる無料で配布されている商品もある。コンテンツ制作などでは共同作業するケースが多数見られ、これが発展して会社になっているグループもある。会社の中にはSL内の株式市場に上場しているところがあり、市場で現実に類似した株取引がなされているが、株主が会社に直接影響を与えるシステムはない。ちなみに、会社があるといっても会社法に相当するルールは存在しない。

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[編集] パーミッション

セカンドライフ内でのオブジェクトなどには所有者の権限として「Mod(変更)」「Copy(コピー)」「Transfer(プレゼント)」という三つの設定項目が存在している。オブジェクトの作者は「次のオーナーが実行できる操作」としてそれぞれを設定して販売・譲渡することができる。譲渡された側はその設定された権限によって操作が制限される。この権限のシステムにより商品の流通を制御することができ、無秩序な転売行為が抑えられる。

他者へのプレゼント向けのアイテムや建物・家具などで所有者が変更される場合はTransfer権限(Copy不可)がつけられる。逆に衣類や一人で複数のものを使用する場合はCopy可能、Transfer不可能の権限で販売される。セカンドライフ内で販売を行う際にはこれらの条件を明確にすることが重要となる。

なお、Copy、Transferの両方を禁止することは出来ない。Transferを設定しない場合はCopyの権限が、逆にCopyの権限を設定しない場合はTransfer権限を設定する必要がある。

テクスチャについてはMod、Copy、Transfer全て可能であるフルパーミッションで販売されることが多い。これはプリムの表面に貼り付ける素材としてはフルパーミッションである必要があるためである。そのためテクスチャについては出所不明な(元が販売物であった可能性も否定できない)ものが複数個所で販売・配布されている。

[編集] オブジェクト

ユーザーが各自で作成可能。所有権の設定や値段をつけることができる。

[編集] プリム

直方体などの基本的な目に見える3Dオブジェクト。切断する、歪ませる、ねじるなど一定の規則内でさまざまな変形が可能。このプリムを複数組み合わせることにより建物を作って地面に置いたりアバターのアクセサリーとして付加することなどができる。建物、看板などの土地の上に永続的におけるプリム総数は土地の面積によって制限され、一般的に広いほど上限も高くなる。

基本的に外部3次元CADソフトウェアなどの複雑なオブジェクトデータを直接導入することは出来ないが、三次元座標情報をビットマップのRGBに変換することで「スカルプテッドプリム」と呼ばれる複雑な形状のプリムを作ることができる。

[編集] テクスチャ

プリムに対して貼り付けることができる。また衣類もアバターに貼り付けるための特殊なテクスチャである(公式サイトなどで衣服を作るためのテンプレートが配布されている)。対応しているファイルタイプは BMPJPGTGAなど。なお、ファイルのアップロードには1つあたり10L$必要。

[編集] アニメーション

BVH形式のアニメーションファイルが使用可能。一般的に市販されている3Dツールや、一部のフリーウェアなどで作成ができる。こちらもアップロードには1つあたり10L$必要。

[編集] スクリプト

SL専用のスクリプト言語Linden Scripting Language(LSL)を用いる。C言語を簡素化した文法をベースにしたイベント駆動型プログラミング言語である。SLの様々なオブジェクトに変化を起こしたり、一定の制限内で外部との通信も可能。プリムの中に入れることによって動作する。

スクリプトを自作するにはLSLに関する知識が必要であり、習得には時間を要する。そのため、既存のスクリプトをコピー・修正したり専門家に作成を依頼したりすることも多い。

[編集] 土地

SLの大半の行動は土地単位で制御がなされる。陸地だけではなく水面も含まれる。一部の公式用地を除いて、全ての土地はユーザーの所有物であり、それらユーザーによって行動が制限されることがある。ユーザー所有の土地の中にも限りなく公共に近い土地があるが、いずれの場合においても規約に反しない限り、その土地の所有者による方針が優先される。

[編集] 面積の単位

土地はsqm(平方メートル)を単位として呼称され、土地の広さの最大値は65,536sqmである。最大値の面積の土地をSIMと呼称し、65,536sqm(一辺256mの正方形)より広い土地はSIMを単位として呼称される。土地の所有者は土地の各種設定を変更できる。分割及び結合もできるが、結合する場合の最大値は65,536sqmである。土地はメインランドとプライベートランドに分かれる。

[編集] メインランド

メインランドはリンデンラボがsqm単位もしくはSIM単位でのオークションによる分譲、または所有していたユーザーが売却しているものから購入を行う。所有した面積に応じて維持費が発生するが、512sqmまでは維持費が発生しない。なお、メインランドの土地を所有するためには、アカウント料金の支払いを行う必要がある。メインランドに土地を所有したアカウントが削除、あるいは土地の所有権が消滅した場合、その土地の所有権はリンデンラボに移される。

[編集] プライベートランド

プライベートランドはユーザーがリンデンラボからSIM単位で購入を行う。それぞれ独立したサーバーを持っており、料金はUS$で支払う。メインランドとの大きな違いは、SIM単位の各種設定を変更できること(メインランドの1つのSIM内で65,536sqmの面積を所有しても、SIM単位の各種設定は変更不可能)。購入費用や維持費は高く、誰もが気軽に買えるものではない。また、自分のSIMあるいは所有者が異なるSIMでも所有者同士の合意があれば、SIM同士をつなぐことができる。

[編集] 土地の取得方法

土地を取得する場合、一般的にメインランドで購入するか、プライベートランド内で貸し出されているスペースを借りる方法がある。両者の大きな違いは、メインランド購入の場合はリンデンラボにアカウントの支払いをする必要があるが、プライベートランド賃貸の場合は土地の所有者に対して支払いを行うため、プライベートランド賃貸の条件次第では無料アカウントでも可能だということ。大概の場合、料金が発生することには変わりない。

[編集] ファーストランド

ファーストランドという名目で、一度だけメインランドの土地を512sqmのみ512L$で購入する権利が与えられていた。これは、プレミアムアカウントに変更した後でサイズに関わらず土地を購入していない場合のみ対象となる。一時的にでも土地を個人で所有した場合は対象から外れる、ということでもある。たとえ購入直後にグループ所有にした場合でも例外ではない。土地を所有することを奨励する意味で行われていたが、運営側の望まない形での利用(転売・買占め)が横行したため、この形式での提供は終了した。

[編集] サンドボックス

全てのユーザー向けに解放された土地であり、その土地に定められたルール内で自由に使用することが可能。ほとんどは、商品販売不可・武器使用不可などの制限が課せられているものの、それでも攻撃されることがある。人が集中する上に、存在するオブジェクト数と動作するスクリプトなどが多いため、全体の負荷が高いことが多い。作ったものを放置して出て行くのは基本的にマナー違反である。

[編集] ウェルカムエリア

始めて間もないユーザーが操作に慣れることを目的に作られているスペース。公式側で用意した土地以外にも、企業や一般ユーザーの手によって用意されるケースもある。アカウント作成後、ほとんどの場合このスペース(オリエンテーションアイランド)に移動させられるため、人が集中して負荷が高くなっているケースが多い。オリエンテーションアイランドは脱出すると二度と戻れなくなる。

[編集] アカウント

ベーシックアカウントとプレミアムアカウントの2種類がある。アカウントを取得するには、公式サイトにある登録ページから、名前の入力、生年月日の選択、メールアドレスの入力が必要であり、姓についてはあらかじめ用意されたものから選択する形になっている。姓名や生年月日は登録後いかなる理由があっても変更不可。ちなみに、有料で姓を独自のものに変更することもできる。

[編集] ベーシックアカウント

特に費用がかかることはないが、複数アカウントを作る場合は費用がかかる。トラブルサポートに関しては、アカウント作成及びログイン、金銭関係の事例しか対象にならない。L$が自動で手に入ることがないので、L$を手に入れるにはリンデンラボから購入するか、他のユーザーから受け取るしかない。また、土地の所有もできない(賃貸は可能)。

[編集] プレミアムアカウント

メインランドの土地の所有権付与・毎週一定額のL$の受給・SL内外でのサポートが行われる。アカウントの支払いは長期間分をまとめて支払う場合、多少の割引がなされる。毎週受給されるL$に関しては、経済バランスの調整のため変更がなされることがある。

[編集] 経緯

[編集] アカウント数

アカウントは同一人物でも複数作成できるようになっており、アカウント数 = ユーザー数ではない。

  • 100万 - 2006年10月19日
  • 200万 - 2006年12月18日
  • 300万 - 2007年1月28日
  • 400万 - 2007年2月25日
  • 500万 - 2007年3月28日
  • 600万 - 2007年5月2日
  • 700万 - 2007年6月6日
  • 800万 - 2007年7月12日
  • 900万 - 2007年8月22日
  • 1000万 - 2007年10月12日
  • 1100万 - 2007年11月19日
  • 1200万 - 2008年1月18日
  • 1300万 - 2008年3月27日
  • 1400万 - 2008年6月16日
  • 1500万 - 2008年9月6日
  • 1600万 - 2008年11月19日

[編集] Second Lifeを通じたビジネス、団体活動

SL内では、一般企業によるビジネス向けの活動や、政府機関の大使館を設立するなど、一般の団体が参入している。また、SLでの活動をメインとする企業も存在する。活動内容は企業によって様々だが、宣伝を兼ねていることが多い。

[編集] 現状と問題

現在もアカウント数は増加を続けている。土地の面積も急増しているが、需要がそれに追いつかず、過疎化したSIMが多数出てきている。現在1つのSIMで一度に滞在できる人数は数十人程度であり、数百人以上集めてイベントを開くには複数のSIMに人を分散させる必要がある。また、3DCGが最近のゲームより見劣りするわりに安価なパソコンでは快適に遊べず、SLを始めたいユーザーにとって大きな障害となっている。一方、リンデンラボはサーバーのオープンソース化には一定数のユーザーを確保する必要があるとしており、様々な策を講じて新規ユーザーの定着を図っている。

SLでは仮想通貨が現実通貨と換金できるという点から、悪徳ユーザーによる詐欺・クラッキング賭博行為が問題視されている。特に詐欺・クラッキングは重大な問題となっており、多数の被害が報告されている。SLには法律がなく(Big Sixは指針であって法律ではない)、リンデンラボはユーザー間のトラブルには基本的に介入しないため、被害にあっても泣き寝入りとなるケースが多い(通報すれば対処することもある)。賭博についてはアメリカでオンライン賭博を規制する法律ができたため、2007年7月にカジノや現実世界を対象としたスポーツ賭博などが全面的に禁止となった。だが、賭博には根強い人気があり、現在でも違法カジノの存在が確認されている。小児性愛に対する規制も強く、子供の姿をしたアバターと性的な行為をすることなどが禁止されている。

新たに参加するユーザーは後を絶たないが、その中で挫折したりして辞めていくユーザーも多い。これはSLに明確な目的がなく新規ユーザーは「何をしたら良いのかが分からない」という面がある一方、この新しい世界に当惑している新規ユーザーへ集団で嫌がらせを働いたりするユーザーグループの存在や、執拗に付きまとわれたなど迷惑行為の報告[23]も後を絶たず、こういった問題はユーザー有志による自警組織の発達も促したが、依然として「試しに登録して、絶望するユーザー」の問題は続いている。現在あるアカウントの多くはそういった“休眠”ユーザーのものが多くを占めている[24]と言われる。

SLは未成年(18歳未満)のユーザーは参加できないとしている。しかし、アカウント登録時に年齢を偽れば未成年であっても簡単に登録でき、SLには未成年ユーザーも多数いると見られる。それを問題として未成年ユーザーの締め出しを求める意見が出てきている。2007年8月にID認証が導入されたものの、今のところアダルトコンテンツの利用制限のみに使われており、さらに任意なのでアダルトコンテンツを利用しない限りは認証しなくても問題なく遊べる。

[編集] メディアによる宣伝活動

2007年現在では日本国内のメディアでSLが積極的に取り上げられる[25]が、一般人における認知度との乖離が著しい点が疑問視され、「電通主導で無理やり流行らせようとしている[26]」感が出ていることに関し、ネット上での批判が相次いでいる一方、その電通によって「ブームが一段落した」と早々に見切りをつけるような声明が出されたことで、マスメディア主導による商業が失敗したとする見方もある。ほとんどの企業や団体は、メリットを疑問視し、見切りをつけて撤退したという。[27]

また、メディアではいわゆる金儲けの部分が強調されることが多く、それ目当てに参加するユーザーもいる。しかし、SLで生活費をまかなえる程の利益を得ている人はほんのわずかであり、SLで一攫千金を狙うのは非常に困難だと言える。

[編集] Teen Second Life

SLは18歳以上のユーザーを対象としており、18歳未満のユーザーは参加できない。13-17歳のユーザーは青少年を対象としたTeen Second Life(ティーンセカンドライフ・Teen SL)に参加することになり、「ティーングリッド(Teen Grid)」と呼ばれるメイングリッド(SLの世界)とは完全に隔離された世界で活動することになる。18歳になると自動的にメイングリッドへ移行することとなり、保有していた物は全てメイングリッドへ移行される。

当初はリンデンラボの営業時間内でのみ遊ぶことができたが、2006年1月から24時間遊べるようになった。また、当初アカウント登録の際に身分証明は必要なかったが、年齢を偽って参加する18歳以上のユーザーを締め出すため、2006年8月から携帯電話のメールアドレスなどを利用した身分証明が必要になった。現在日本で登録に使えるメールアドレスはNTTドコモKDDIソフトバンクモバイルのものに限られている。

性的および暴力的な表現が制限されていること以外は通常のSLとほぼ同じであり、土地の所有も可能である。ただし、グリッドの規模はメイングリッドと比べるとかなり小さい。また、一部の教育機関はTeen SLに参加して様々な活動を行っている。

なお、メディアやネット上で出回っているSLの情報はメイングリッド限定およびそれに関するものがほとんどであり、Teen SL限定の情報は非常に少ない。

[編集] 脚注

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  1. ^ http://blog.secondlife.com/2008/01/08/new-policy-regarding-in-world-banks/
  2. ^ Parker, Quin (2007-04-6). “A second look at school life”. The Guardian. http://education.guardian.co.uk/elearning/story/0,,2051195,00.html 2007-06-16 閲覧。. 
  3. ^ Dorveaux, Xavier (2007-07-15). “Apprendre une langue dans un monde virtuel”. Le Monde. http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0,36-935560,0.html 2007-07-15 閲覧。. 
  4. ^ Linden Lab Announces Name of New Online World 'Second Life(TM)' And Availability of Beta Program
  5. ^ "Second Life(TM)" Opens Public Beta
  6. ^ Your Second Life begins today
  7. ^ Second Life Updates 3D Online World
  8. ^ Second Life Opens the LindeX Currency Exchange
  9. ^ Linden Lab To Open Source Second Life Software
  10. ^ Linden Lab To Launch '3D Voice' in Second Life
  11. ^ Linden Lab Shines New Light on Second Life With Acquisition Of Technology From Windward Mark Interactive
  12. ^ [1]
  13. ^ Linden Lab Introduces Identity Verification to Second Life
  14. ^ Dell、オンラインRPG「Second Life」の世界に進出
  15. ^ Reuters、オンラインゲームのSecond Life内に支局を設立
  16. ^ ディオールがSecond Lifeで最新作を発表!
  17. ^ IBM、『Second Life』で仮想『Lotusphere』を開催
  18. ^ スウェーデン政府が「セカンドライフ」にバーチャル大使館を開設
  19. ^ Second Lifeにブックオフが出現
  20. ^ 「セカンドライフ」上でバーチャル新卒採用オフィスを開設
  21. ^ ディック MACHINIMA STUDIOS
  22. ^ 慶應義塾と電通がセカンドライフ内での共同研究を開始
  23. ^ ITmedia:スパムや脅迫、大量破壊兵器も―仮想世界の厳しい現実
  24. ^ ITmedia:800万人がハマッているわけではない!
  25. ^ ITmedia:Second Lifeに3度目の正直をかける企業、従来型メディア、代理店
  26. ^ 岡田有花Second Lifeに“電通島” 「バーチャル東京」オープンITmedia、2007年08月23日。
  27. ^ 「Second Life“不”人気、7つの理由」を改めて検証する

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 三淵啓自:著 セカンドライフの歩き方 (アスキー) ISBN-13: 978-4756148773 (2007年3月)
  • 浅枝大志:著 ウェブ仮想社会「セカンドライフ」ネットビジネスの新大陸(アスキー) ISBN 978-4-7561-4916-9(2007)
  • マイケル・リマスゼウスキ他:著 セカンドライフ公式ガイドブック (インプレスR&D) ISBN-13: 978-4844324058

[編集] 外部リンク