ソードアート・オンライン
| ソードアート・オンライン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ジャンル | VRMMORPG、サイバーパンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 小説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者 | 川原礫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| イラスト | abec | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出版社 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| レーベル | 電撃文庫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 刊行期間 | 2009年4月 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 巻数 | 既刊12巻+SAOP1巻 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| アニメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 原作 | 川原礫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 監督 | 伊藤智彦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 脚本 | 木澤行人、菅原雪絵、中本宗応 向井良和、入山修司、東海林直樹 |
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| キャラクターデザイン | 足立慎吾 川上哲也(サブ) |
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| 音楽 | 梶浦由記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| アニメーション制作 | A-1 Pictures | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 製作 | SAO Project | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 放送局 | 放送局参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 放送期間 | 2012年7月 - 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 話数 | 全25話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| インターネットラジオ:ソードアート・オンエアー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 配信期間 | 2012年5月21日 - 2013年3月25日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 配信サイト | 超A&G+、HiBiKi Radio Station | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 配信日 | 毎週月曜日(超A&G+) 毎週火曜日(HiBiKi Radio Station) |
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| パーソナリティ | 鷲崎健・松岡禎丞・戸松遥 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ゲーム:ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント- | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ゲームジャンル | この一瞬を君と生きるRPG | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 対応機種 | PlayStation Portable | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 発売元 | バンダイナムコゲームス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| メディア | UMD、ダウンロード販売 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 発売日 | 2013年3月14日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レイティング | CERO:C(15才以上対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ウィキプロジェクト | ライトノベル、漫画、アニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ポータル | 文学、漫画、アニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『ソードアート・オンライン』(Sword Art Online、略称:SAO)は、川原礫による日本のライトノベル、およびオンライン小説。イラストはabecが担当している。
作品中に登場するゲーム『ソードアート・オンライン』の詳細については本項VRMMORPGを参照。
目次 |
概要 [編集]
元々は著者が2002年の電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆した[要出典]長編を、「九里史生」名義で自身のウェブサイトに掲載したオンライン小説である。本編の連載は同年11月から2008年7月まで続き、2004年頃には既にオンライン小説として高い評価と知名度を得るに至った[注釈 1]。2005年1月から、最長のエピソードとなった「アリシゼーション」の連載が開始される。この連載の気分転換に書かれた『アクセル・ワールド』が2008年に第15回電撃小説大賞の大賞を受賞。その際、本作を読んだ担当編集者の提案により電撃文庫から商業作品として刊行されることになった[1]。商業化にあたってウェブ版の内容・表現に大幅な加筆修正がなされている[注釈 2]。商業化により、著者のウェブサイトに掲載されていた本シリーズは商業化決定以降の連載を除き削除されており、サイト上の「お知らせ」[2]によってその経緯を知ることができる。
2013年4月現在の発行部数は770万部。2011年発行の『このライトノベルがすごい!2012』では、作品部門ランキングとキャラクター部門総合ランキングで1位を獲得。翌年の『このライトノベルがすごい!2013』においても2位以下に大差を付けて1位の座を堅持し、『このライトノベルがすごい!』刊行史上初の作品部門2連覇を達成した。
タイトルの「ソードアート・オンライン」は作中に登場するオンラインゲームの名称であり、作品自体にもゲームと同じくSAOという略称が使われる。作者によれば、自身もプレイした『ウルティマオンライン』や『ラグナロクオンライン』の影響を受けているという[3]。
『電撃文庫MAGAZINE』2010年9月号(Vol.15)から、作画:中村貯子[注釈 3]による漫画版と、南十字星によるパロディ4コマ漫画『そーどあーと☆おんらいん。』の連載が開始された。
また、2011年10月2日に行われた「電撃文庫 秋の祭典2011」ではアニメ化とゲーム化が発表され、2012年7月から同年12月までテレビアニメが放送された。同アニメ作品は第12回東京アニメアワードにおいて、テレビ部門優秀作品賞と個人部門原作賞を受賞している。
2012年10月より、《アインクラッド》攻略に焦点を当て、第1層から順に描いていく新シリーズ『ソードアート・オンライン プログレッシブ』が刊行されている[注釈 4]。
東日本大震災を受けた電撃文庫のチャリティ企画「電撃スマイル文庫」ではカバーイラストに本作が起用された[4]。
あらすじ [編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
- アインクラッド
- 第1章。収録巻:第1・2巻(黒の剣士/心の温度/朝露の少女/赤鼻のトナカイ)、第8巻(圏内事件/はじまりの日)
- 2022年、とある大手電子機器メーカーが仮想空間への接続機器《ナーヴギア》を開発したことで、世界は遂に完全なるバーチャルリアリティを実現させた。この《ナーヴギア》対応の初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン(SAO)》は大人気の内に完売し、接続した1万人のユーザーがその世界を楽しむはずだった。
- しかし、SAOへダイブした少年キリトこと桐ヶ谷和人をはじめとしたプレイヤーたちは、ゲームマスター(GM)から恐るべき託宣を聞かされる。SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台《浮遊城アインクラッド》の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを。
- ゲームクリアのためにプレイヤーたちは動き出すが、モンスター戦の敗北や現状に絶望した者たちによる自殺などにより、開始から1か月で2000人が死亡。ゲーム攻略は困難を極めた。
- 2年後の2024年10月。《アインクラッド》の最前線は第74層、プレイヤーの数は6000人ほどにまで減っていた。
- フェアリィ・ダンス
- 第2章。収録巻:第3・4巻
- SAOがクリアされて約2か月が経過した2025年1月。和人は現実世界への帰還を果たした。
- しかし、和人がSAOで心を通わせた少女アスナこと結城明日奈は帰還していなかった。また、300人ものSAOプレイヤーが意識を失ったまま眠り続けており、初期化されるはずのSAOサーバーも不可解な稼動を続けているという。
- 病院のベッドで眠り続ける明日奈に何もしてやれず自らの無力感に苛まれる中、和人はアスナらしき人物がハイスペックVRMMORPG《アルヴヘイム・オンライン(ALO)》の中で目撃されたという情報を得る。真実を確かめるために再び仮想世界へダイブした和人は、かつてSAOで共に暮らした「娘」のユイやALOへのダイブ直後にひょんなことから出会った剣士のリーファと共に、アスナが目撃されたというALOの中心《世界樹》を目指す。
- ファントム・バレット
- 第3章。収録巻:第5・6巻
- SAOがクリアされて1年後の2025年12月。戦いの果てに明日奈を助け出した和人は、かつての仲間たちと共にALOの世界を生きていた。
- そんなある日、和人はSAO事件で顔見知りとなった役人の菊岡から銃器世界《ガンゲイル・オンライン(GGO)》に出没した謎のプレイヤー《死銃(デス・ガン)》が関わるとされる連続変死事件の調査を依頼される。
- 真相を究明するべくGGOへダイブした和人は、ログイン直後に知り合った少女・シノンからGGOの世界についてのレクチャーを受けつつ、《死銃》との接触を図るべく最強のガンナーを決める大会バレット・オブ・バレッツ(BoB)へとエントリーすることになる。これまでと全く勝手の違う銃器世界での戦いに苦戦するキリトだったが、持ち前の反射神経とセンスを駆使しながら戦いを勝ち抜いていく。
- やがて一連の事件の真実に迫る中、キリトはかつての忌まわしき因縁と対峙することになる。
- マザーズ・ロザリオ
- 外伝。収録巻:第7巻
- この巻では和人の視点からのモノローグが無く、明日奈が主役として物語が進行するうえ、これまで断片的だった彼女のリアルの事情も語られている。
- 《死銃事件》が終わりを迎えて数週間後の2026年1月のある日。アスナはリズベットたちから《絶剣》と呼ばれる凄腕の剣士がALOに現れたことを聞く。その剣士は自らの《オリジナル・ソードスキル(OSS)》を賭け、1対1の《デュエル》の相手を募集しているらしい。キリトすら破ったその腕に興味を持ったアスナは、自分も《絶剣》に勝負を挑むことを決める。
- 交流の末、《絶剣》ことユウキと親しくなったアスナは彼女がリーダーを務めるギルド《スリーピング・ナイツ》を紹介され、他のメンバーとも打ち解けていく。だが、ユウキにはある哀しい秘密が隠されていた。
- アーリー・アンド・レイト
- 外伝。収録巻:第8巻
- 本編を補完する短編集。
- アインクラッド編の2編(「圏内事件」〈2024年4月〉、「始まりの日」〈2022年11月〉)と、ファントム・バレット編とマザーズ・ロザリオ編の間を描いた「キャリバー」(2025年12月)が収録されている。
- アリシゼーション
- 第4章。収録巻:第9巻〜
- GGOで起きた《死銃事件》から半年が経った2026年6月。和人は菊岡からの紹介で、謎多きベンチャー企業《ラース》の開発した次世代フルダイブ実験機《ソウル・トランスレーター(STL)》のテストダイバーのアルバイトを行っていた。しかし和人は《ダイシー・カフェ》での談笑の帰りに《死銃事件》の実行犯最後の1人ジョニー・ブラックこと金本敦の襲撃を受け、薬剤注射による昏睡状態に陥ってしまう。
- 次に和人が目を覚ました時、眼前には現実世界と遜色ないクオリティを持ち、人間同然の豊かな感性を持つNPC達が住まう仮想世界《アンダーワールド》が広がっていた。ログアウト不可という旧SAOと同じ状況に陥る中、キリトは現実世界への道を求め、親しくなった少年・ユージオと共に世界の中心《セントラル・カセドラル》を目指すことになる。
- 一方、現実世界の和人は搬送先の病院から昏睡状態のまま連れ出され、行方不明になっていた。明日奈たちは和人の行方の手がかりを求め、藁をも掴む思いで茅場の恋人だった神代凛子にコンタクトを取る。
登場人物 [編集]
登場人物表記は〈アバター名(ローマ字表記)〉/〈本名〉の順。「声」はテレビアニメ、ゲーム、ドラマCDの声優。
主人公 [編集]
- キリト(Kirito) / 桐ヶ谷 和人(きりがや かずと)
- 声 - 松岡禎丞
- 本作全編を通しての主人公。SAO開始時の2022年11月時点では14歳で、2年後のクリア時点で16歳。埼玉県川越市在住。
- 女性と見間違うような顔立ちと、線の細さを持つ少年。面差しからはどこかあどけなさを感じさせる一方、纏う雰囲気は非常に落ち着いており、実年齢が掴みにくい。
- 生まれて間もなく一家で事故に遭い両親を失い、母方の親戚である桐ヶ谷家の養子となる。自身の生い立ちを知って以降自分と他者との距離感が狂い出し、やがて他者との関わりを恐れるようになった。人付き合いも非常に不得手で周囲との壁を作りがちであり、いつしか仮想世界に安寧を求めるようになっていく。そのような背景からPCに関する知識と技術は高く、6歳の時には母親の部屋にあったジャンクパーツを使って自作マシンを組み立てたほど。後にその手腕でシステムに削除されそうになったユイのデータを切り離し、救っている。
- 幸運にも定員1000名のSAOベータテスターに当選し、その後製品版SAOに接続したことで生死を賭けたデスゲームに巻き込まれ、彼の運命は大きく変わっていく。
- 第1層フロアボス攻略終了時、他のベータプレイヤーと一般プレイヤー間での仲間割れを防ぐために自ら《ビーター》を名乗り、嫌われ役を買って出たことで周囲と決定的な確執を生み、それによって以降は孤独なソロプレイを強いられることになる。その一方でそれらの事情を察したエギルやその友人達からは、第2層の攻略時からブラッキー(黒ずくめ)の愛称で呼ばれ、尊敬と親しみを持たれていた。しかし、後に人恋しさゆえに加わったギルド《月夜の黒猫団》を自身の責任で全滅させてしまったことで深い後悔と懊悩を抱えるようになり、そのときの自責の念から他者との関わりをより一層避けるようになり、危険域にまで感情をすり減らしてしまう。その一方で情に厚く、優しい性格であるため理解者は少なくない。特に、アスナとの交流は彼の深い心の傷を癒していき、やがて互いに想いを通わせ相思相愛となってシステム上の結婚を交わし、現実世界においても恋人同士となる。
- 多くの激戦を戦い抜いて培った反応速度は全プレイヤー中最速を誇り、さらに相手の武器の弱点を見抜き破壊する《武器破壊(アームブラスト)》等の数々のシステム外スキルを考案するなど、そのセンスと実力は《攻略組》の中でもトップクラス。ステータスは攻撃に特化した仕様であり、手数の多さよりも一撃の重さによる威力重視で防御力も高くない。そのためかSTR(筋力要求)値が高い武器を求める傾向にあり、ゲーム末期にはレアドロップアイテムの黒の片手剣《エリュシデータ》をメインに、リズベットが鍛えた白の片手剣《ダークリパルサー》を二刀流剣技行使時の追加武装として使用していた。SAO中ただ1人のユニークスキル《二刀流》の所持が露見してからは、その凄まじい実力も相まってヒースクリフと共に最強プレイヤーの一角と目されるようになった。第75層ボス討伐戦終了直後にヒースクリフの正体とその思惑を見抜き、全プレイヤーの解放を賭けた彼との1対1の《デュエル》に挑む。アスナの協力もあってデスゲームをクリアしたことで、二つ名の《黒の剣士》はSAO最強の剣士、そしてゲームクリアをもたらした英雄として広まるようになる。
- デスゲームに囚われた2年間の月日の中で多くの出会いと別れを経験し、それらがいつしか彼を強く成長させていく。その一方で年相応の弱さや脆さも併せ持ち、強さと弱さが相席した彼の在り方は、敵味方を問わず多くの人物を惹き付ける。また、《SAO生還者》特有の質量が欠けたような雰囲気が特に顕著で、ユウキには「自分とはまた違った意味で現実を生きていない」とその危うさを指摘されている。
- SAOから生還した当初は黒のマウンテンバイクを移動手段としていたが、後にエギルの伝で小型バイクを格安で購入し愛用している(この時代では珍しいガソリンで稼働するタイプ)。
- フェアリィ・ダンス編では、エギルからもたらされた情報を手がかりに、アスナを救出するべくALOにダイブする。引き継がれていたスキル、2年のデスゲームの間に培った驚異的な反応速度や剣技をもって、ALO初心者ながら最強格のプレイヤーすら凌駕する戦闘力を持つ。事件解決後は「あの世界(SAO)でのキリトの役目は終わった」として、それまでのキャラデータをリセットし一から鍛え直している。
- ALOでの種族はスプリガン。もとは髪が逆立った色黒のアバターだったが、リセット後はユイから「(頭の上に)座りにくい」と苦情を言われたため、髪だけは下ろしている。ステータスは魔法の使用を度外視した「脳筋系」のビルドであるため、物理耐性がある敵に苦戦しやすい[注釈 5]。SAO時代と同じく黒いコートを着ているため、他のプレイヤーからはSAO時代からの通称である「ブラッキー(黒ずくめ)」の名で呼ばれることもある。《二刀流》は既に自分のものとしており、ALOでは動作のみではあるが二刀スキルを再現している。またSAO時代同様に、魔法そのものを切り裂く《魔法破壊(スペルブラスト)[注釈 6]》やソードスキル発動後に起こるアバターの硬直時間を排し左右の剣を用いて連続でソードスキルを発動させる《剣技連携(スキルコネクト)》といった様々なシステム外スキルを考案、使用している。ただし本人曰く成功率は5割以下とのこと。
- ファントム・バレット編では、SAO事件で知己になった菊岡の依頼で、《死銃事件》の調査のためGGOにALOのキリトのデータをコンバートしてダイブする。女性と見紛う容姿のアバターや慣れない銃火器を用いた戦闘に戸惑いつつも、持ち前の反射神経とSAOで培った経験・技術を活かし、GGOでは使い手がほとんどいない《光剣(フォトン・ソード)》で銃弾を切断することでガードしつつ白兵戦に持ち込むという離れ業を取る。武器は《光剣》カゲミツG4のほかに、牽制用としてファイブセブンを使用。
- 外伝「キャリバー」では、聖剣エクスキャリバー獲得クエストでは仲間たちとともにクエスト制覇に挑み、これを達成。「マザーズ・ロザリオ」でサラマンダーのパーティを足止めする際に使用している。
- マザーズ・ロザリオ編では、《二刀流》を使用して無かったとはいえユウキに《デュエル》で敗れる。その驚くべき強さから《SAO生還者》に近しいものを感じたことでユウキの事情を察し、後にアスナにそれを伝えた。その後キリト自身もユウキと親交を深め学校に行きたいというユウキの願いを叶えるため、自身が学校で課題にしている視聴覚双方向通信プローブを提供した。ALO内で行われたトーナメントでは再びユウキと激突するが敗れている。
- アリシゼーション編では、菊岡の紹介でベンチャー企業《ラース》が試作したSTLのモニターのバイトをしている。《ダイシー・カフェ》で談笑の後、世田谷にある明日奈の家に送る途中、和人はブレイン・インプラント・チップの研究のためアメリカへ行くことを決め一緒に来て欲しいと明日奈に告げる。再び明日奈の家に向かう途中で《死銃》の最後の1人、ジョニー・ブラック/金本の襲撃を受け和人は左肩にデス・ガンのサクシニルコリンを撃たれ昏睡状態に陥る。その後治療のために《オーシャン・タートル》に移送され、精神は《アンダーワールド》に強制的にダイブさせられる。襲撃前後の記憶を失っており自身を取り巻く状況が掴めないまま、現実世界への帰還方法を見つけるために世界の中心《セントラル・カセドラル》で管理者との接触を目指すことになる。
- アスナ(Asuna) / 結城 明日奈(ゆうき あすな)
- 声 - 戸松遥
- 本作のヒロインにして、もう1人の主人公。SAOクリア時点では17歳。
- SAOにおいて絶対的に少ない女性プレイヤーである上に、その中でも五指に入るほどの美貌を持つ。その美貌や最強との名高きギルド《血盟騎士団(KoB)》の副団長を務めるほどの実力などから、SAOで知らぬ者はいないほどの有名人。トラブルに巻き込まれないようギルドから2人の護衛を付けられているが、本人はそれを疎ましく思っていた。武器は細剣《ランベントライト》を使い、視認さえ困難なその高速の剣技から《閃光》と称えられたSAO最強クラスの剣士で、剣速と正確さはキリトすら凌ぐとされた。また趣味として、戦闘とは無関係の料理スキルを完全習得している。
- SAOに囚われる前はいわゆる「エリートコース」を歩んでいた良家の令嬢であり、両親が求めるままの道を進む一方で、狭く閉ざされつつある自分の世界に恐怖感と閉塞感、そして焦りを抱いていた。《ナーヴギア》とSAOは本来は兄の所有物であったが、急な出張に出ることになった兄に頼んで貸してもらったことで彼女の運命は一転し、命を賭けたデスゲームに囚われることとなる。当初はエリートコースから脱落すること、そして両親が自分に向ける失望への恐怖から半狂乱に陥り、攻略以外の全てを不要な物と断じ、ひたすら最前線を戦い続ける様は《狂戦士》または《攻略の鬼》とまで評された。しかし、SAOの世界でキリトと出会うことで本来の明るい性格を取り戻すと共に、キリトに好意を抱くようになる。そして積極的なアタックの末に相思相愛となってシステム上の結婚を交わし、現実世界においても恋人同士となる。ただ彼の周囲に女性が多く、また押しに弱い性格であることをやや不満に思ってもいる。
- フェアリィ・ダンス編では、須郷の企みにより現実世界に帰還できずALOに幽閉され、妖精王の妃・ティターニアとして世界樹上の檻に閉じ込められる。しかし希望を捨てずに積極的に行動し、忍びこんだ研究室で入手したカードキーを、世界樹の真下まで辿り着いたキリト達に託した。須郷が倒された後現実世界に帰還し、キリトを始めとする《SAO生還者》が集められた学校に通っている。
- 新生ALOでの種族はウンディーネで、支援・回復魔法を主に使う治癒師(ヒーラー)だが、近接戦闘も視野に入れたハイブリッド型のビルドであり、後方支援役の種族に似合わぬ戦いぶりから「バーサクヒーラー」という不本意な二つ名を頂戴した。また、予備のアカウントも所持している。
- ファントム・バレット編では、キリトを事件に巻き込んだ菊岡を問い詰めたり、アフターフォローに回ったりと裏側で活躍している。
- マザーズ・ロザリオ編では、主人公を務める。帰還後、エリートの道から外れたことを親戚達からは哀れまれているが、本人は全く気にしておらず、むしろ現在の自分に誇りを持っている。母親である京子との様々な軋轢から無力感に苛まれていたが、ユウキと出会い共に戦う中で、結果を恐れずぶつかっていくことの大切さを知る。ユウキの助言もあって京子と直接VRワールドで話し合い、自らの真意を伝え和解。ユウキとはその後も多くの思い出を作り、11連撃OSS《マザーズ・ロザリオ》を受け継ぎ、その最期を看取った。
- アリシゼーション編では、昏睡状態のまま行方不明になった和人の行方を探すべくリーファ、シノン、ユイと《ラース》について意見交換を行う。その後、茅場の恋人であった神代凛子にコンタクトを取り協力を依頼。ユイの力を借りて凛子の助手に成り済まし《オーシャン・タートル》に赴く。
- SAOP編では、第1層の迷宮区でキリトと出会うが、その当時はフードをかぶっていた。そのフードは第1層のボス戦において取られた。
主要人物 [編集]
- ユイ(Yui)
- 声 - 伊藤かな恵
- キリトとアスナが新婚生活を送っていた《アインクラッド》第22層の森に倒れていた幼い少女。記憶の混乱やシステム回りの不審な点が見られていたが、その正体は、プレイヤーの精神的ケアを司るカウンセリング用人工知能・MHCP[注釈 7]001。純然たる人工知能でありながら、人間顔負けの豊かな感情表現を見せる。幼い姿に見合ったように天真爛漫で、キリトとアスナを実の親のように「パパ」「ママ」と慕う。2人にとっては実の娘同然の存在。
- デスゲーム開始直後にシステムからプレイヤーに接触することを禁止され、プレイヤーの負の感情をモニタリングしつつその解決のための行動を起こせない矛盾状態から崩壊寸前に陥っていたが、偶然触れたキリトとアスナの感情が他のプレイヤーと違うことに引き寄せられて2人の前に出現した。オブジェクト型のGM用コンソールに触れたことで記憶を取り戻し、GM権限[注釈 8]を行使してキリト達の窮地を救うも、結果システムに検知され消去されそうになるが、その寸前にキリトの尽力で、アイテム「MHCP001」として切り離されて彼のナーヴギアのローカルメモリに保存された。AIとしての記憶と破損した言語機能を回復してからは敬語で話すようになる。
- フェアリィ・ダンス編では、SAOのシステム・セーブデータが流用されたALOにおいて、キリトの他のアイテムが使用不可になっている中で唯一残り復活を遂げる。「ナビゲーション・ピクシー」としてキリト達にケアや情報提供でサポートし、母・アスナの奪還に臨む。ALO内では基本的にナビゲーション・ピクシーとしての姿を取るが、本人の意思でSAO時の少女の姿になることも出来る。
- フェアリィ・ダンス編以降は、キリトのPCに本体を置いており、キリトがダイブしてから呼びかけることでALO内に出現することができる。更にキリトの学校での研究成果により現実世界でも限定的ながら見る・聞く・話すことが可能となり、ゲーム内外でAIとして高い能力を発揮して情報収集からハッキングまでこなすことができる。旧SAOアインクラッドでの2年間から引き続く人間観察を経たその感情模倣機能は、違和感を持つ人間がほぼいないレベルに達しており、キリトをしてトップダウン型AIの最先端と評せしめる。その反面未だシステム的には脆い部分を持っており、人間の負の感情に対してあまり耐性がない。
- ファントム・バレット編では、ネットに公開されているマスコミの情報や個人の発信記事から死銃事件の概要をほぼ完璧に推察し、菊岡を驚かせたが、負荷に耐え切れずに倒れかけていた。
- アリシゼーション編では、アスナの頼みで和人に埋め込まれたマイクロチップの発信履歴を解析を行うが、足取りを掴めなかった。アスナ、リーファ、シノンとの話し合い中に和人が口にしていた《アリス》という単語から、《ラース》が行おうとする計画について推察。アリシゼーション計画が目指すAIとは逆方向「トップダウン型」AIの最先端としての立場から、「AIとは何者であるか」についての意見を多く述べている。その後《オーシャン・タートル》に向かう明日奈と凛子の助手の顔写真を入れ替えるといった工作を行なう。
- リーファ(Leafa) / 桐ヶ谷 直葉(きりがや すぐは)
- 声 - 竹達彩奈
- フェアリィ・ダンス編から登場[注釈 9]。和人の1歳下の妹(血縁上は従妹)で、彼からは「スグ」と呼ばれている。フェアリィ・ダンス編でアスナに並ぶもう1人のヒロインとして登場する。
- 剣道少女。幼い頃から8年間竹刀を振り続けている努力家であり、中学最後には全国でベスト8に入ったほどの実力者。高校では1年生ながらインターハイと玉竜旗のレギュラー選手に抜擢された。剣の腕は和人からは既に敵わないと思われている。小柄であるが、胸はそれなりに育っている[注釈 10]らしく、本人の密かな悩みの種になっているらしい。年頃故かカロリーコントロールにも気を付けている節がある。
- 和人とは小さい頃は仲の良い兄妹だったが、兄がきっかけで始めた剣道を自分だけが続け、兄が剣道から離れてコンピュータにのめり込むようになってからは疎遠になっていった。SAO事件を機に自分と和人の本来の関係を母から打ち明けられたこともあり、それまでの和人との関係に後悔し、和人がSAOの最前線で戦っていることを希望に献身的に世話をしていた。また、和人の愛したネットゲームの世界を知るために、嫌っていたネットゲームの世界に足を踏み入れていく。
- ALOでの種族はシルフで、リアルで鍛えた剣の腕と反射神経で種族内五指に入るほどの実力者。飛ぶことに魅せられていて、「スピードホリック」と言われている。プレイスタイルは長刀を使った戦闘の他に、補助として風系の攻撃魔法や回復系も使いこなす魔法剣士型。
- フェアリィ・ダンス編では、サラマンダーの集団に追い詰められていたところをキリトに助けられ、お互いの素性に気づかないままキリトの目指す世界樹への案内役を買って出る。ゲーム内で共闘するキリトに惹かれる一方、現実でも堰を切ったように兄・和人への恋心を自覚する。その後も密かに兄妹の枠を越えた彼への恋慕を抱き続ける。しかし付き添いで付いていった明日奈の病室で、和人が抱く彼女への想いの強さに気づいて身を引いた。世界樹攻略を目指している中でふとしたことから互いの素性に気付き、一度は拒絶するが、和人からかけられた言葉と、1対1の《デュエル》を通してお互いの気持ちを確かめる。《デュエル》後に再び世界樹攻略を目指すキリトの戦いを援護し、アスナ奪還に大きく貢献した。事件後はゲームの中でもキリトを「お兄ちゃん」と呼ぶようになり、現実世界でも幼少期のすれ違いを埋めるかのように兄妹関係は良好になっている模様。
- アリシゼーション編では、明日奈から和人が意識不明の重体に陥った直後に連絡を受け、病院に駆けつける。その後、ALOの自身のホームでアスナ、シノン、ユイと《ラース》について意見交換を行う。
- シノン / 朝田 詩乃(あさだ しの)
- 声 - 沢城みゆき
- ファントム・バレット編のヒロイン。対物ライフル・ウルティマラティオ・へカートIIをメインに使うスナイパーであり、愛銃の由来でもある《冥界の女神》の異名を持つトッププレイヤー。BoBでの優勝を目指している。
- 眼鏡をかけているが実際は度が入っておらず、弾丸すら防ぐとされる特殊材質で作られたオーダーメイドの特注品。外出時などに不安を軽減する「防具」の役目をしている。
- リアルでは一人暮らしをして学校に通う女子高生。幼い頃に父が交通事故で他界。母もその時に精神年齢が逆行したことから、母を守らねばという義務感を強く抱くようになった。そのためか自立心が強く同世代と比べても非常に大人びた性格で、辛辣かつドライな物言いをすることが多い(特に和人に対しては顕著)。
- 11歳の時郵便局強盗に遭遇。母を守るため強盗犯の拳銃を奪い、その際に犯人を射殺してしまう。このことから銃器に対する強いPTSDに悩まされるようになり、トラウマの克服を狙ってGGOのプレイを始めた。現在ではGGOプレイ時には発作が起きなくなり、銃器に対する愛着すら生まれ始めているが、現実世界でのトラウマの克服には至っていない。また、この事件に端を発するイジメや恐喝を受けており、それらから逃れるため、高校は東京の進学校を受験し、実家を出て湯島のアパートで一人暮らしをしている。
- ファントム・バレット編では、アバターの外見からキリトを自分と同じ女性だと勘違いし、親身に武装やゲームシステムをレクチャーした。その後キリトの本当の性別を知って激怒するが、予選の待ち時間に目撃した彼の尋常ではない怯え方に、自らと近しい苦悩の陰を感じ取る。BoB大会本選ではキリトと共闘して《死銃》をリタイアさせようと試みるが、《死銃》の用いる五四式・黒星を見てPTSDの発作を起こしてしまう[注釈 11]。さらに《死銃》の手口と、自らもまた《死銃》のターゲットにされていると知り、恐慌状態に陥るも、キリトに助けられ、互いに過去の出来事を告白することで、彼の強さの何たるかを悟った。その後、冷静かつ的確な判断力と神業的な狙撃で《闇風》を撃破。《死銃》に追い詰められたキリトを救い、彼と同率[注釈 12]で念願であったBoB優勝を果たした[注釈 13]。試合後、自分を殺そうとしていた《死銃》の共犯者が友人であった恭二であることを本人の口から知らされる。直後、錯乱した恭二に襲われそうになるが、和人の助けで事なきを得た。事件解決後はトラウマを克服。さらにキリト達の計らいにより、当時の事件で結果的に自分が救った母子と対面し謝罪と感謝を受けて自分の抱える罪と向き合い、前に進むことを選んだ。事件後は平穏な暮らしを取り戻しており、学校で昼食を取る友人も出来た模様。
- その後アスナやリズベットと親しくなり、2人の勧めでALOに新規アカウントを取得。キャラネームはGGOと同じく「シノン」で、種族はケットシー。癖があり使いこなすのが難しいとされるロングボウを得物とし、GGOで培ったスナイピング技術を応用することで、短期間でシステム規定を超えた腕前を身に付けた。「エクスキャリバー」獲得クエストにおいては、キリトが脱出のためにやむなく手放したエクスキャリバーを超遠距離から捕捉・回収し仲間達の度肝を抜いた。
- アリシゼーション編では、第4回BoBで準優勝に終わったことから、次の大会で優勝するために和人に「キャリバー」獲得時の話を持ちだして協力を依頼。和人が《死銃》の共犯者/金本に襲撃されたことを《死銃事件》の関係者であったことから仲間内で唯一明日奈から知らされる。その後、アスナ、リーファ、ユイと《ラース》について意見交換を行う。
- クライン(Klein) / 壺井遼太郎 (つぼい りょうたろう)
- 声 - 平田広明
- デスゲームに巻き込まれたSAOプレイヤーのひとり。曰く、野武士のような容姿をしているらしい。リアル・ゲーム内共に酒飲みキャラ。SAO末期の時点で24歳。気さくで誠実な好青年で、周囲と距離を置きがちなキリトともすぐに打ち解けた。
- キリトが正規版SAOで初めて出会った人物で、正規版SAOが初めてのフルダイブ体験だったため、手慣れた行動を取るキリトを見かけて指南役を頼んだ。茅場によるデスゲーム宣言後待ち合わせをしていた仲間を見捨てられず、攻略のために先を行くキリトと別れ、別行動をとる。はじまりの街で別れた後もキリトのことを案じていた。
- 現実世界での仲間総勢6人で構成されるギルド《風林火山》のギルドリーダーであり、仲間を1人も欠かすことなく守り抜き、自身のギルドをキリトやKoBと同じ《攻略組》の一角にまで育て上げた豪傑。彼自身もエクストラスキルである《刀》を武器に数々の激戦を戦い抜いた、SAOにおけるトップ剣士の1人である。
- 現実世界では、小規模な輸入商社に勤める[注釈 14]会社員で、社長の悪口を言いつつも真面目に働いている模様。自身の仕事のプレゼンを和人に手伝わせたことがある。
- ALOでの種族はサラマンダー。ステータスは刀を振るうために敏捷性に特化し、魔法使用・対魔法抵抗ともに度外視した「脳筋系」のビルドで、得物はSAO時代と同じく刀。
- Web時代の作者のQ&Aおよびツイッター[5]において、現実世界の名前は壺井遼太郎となっている。
- エギル(Agil) / アンドリュー・ギルバート・ミルズ
- 声 - 安元洋貴
- デスゲームに巻き込まれたSAOプレイヤーのひとり。《アインクラッド》第50層「アルゲード」で故買屋を営む商人プレイヤー。高レベルの斧使いでもある。キリトにとってはぞんざいに接する事の出来る気の置けない人物で、アイテムの取引などに頻繁に利用している他、厄介事に巻き込まれた際の避難先として使う事もある。
- アフリカ系アメリカ人にして生粋の江戸っ子。180cm近い上背の筋骨たくましい体躯に鮮やかな黒い肌、さらに禿頭・髭面という物々しいルックスで笑顔はかなりの凄みがある。御徒町に喫茶店《ダイシー・カフェ》を開き、結婚もして順風満帆な人生を歩もうとした矢先にSAOに囚われてしまった。
- 儲けを優先した商売をしているような言動をとるが、実際には利益のほとんどを中層ゾーンのプレイヤーの育成支援に注ぎ込んでいた。年長者かつ既婚者らしい落ち着いた言動で、関わるプレイヤー達を見守る。
- 現実世界への帰還後は、妻が守っていた《ダイシー・カフェ》のマスターに復帰。同じく帰還したキリトが真っ先に連絡をとった相手。
- フェアリィ・ダンス編では、ALOで撮られたアスナらしき人物のスクリーンショットの情報をキリトに提供。コンピューターに詳しくVRMMORPG関係にコネを持っており、ALO事件後、キリトが持ち込んだ《ザ・シード》を解析後に秘密裏に無償サーバーにアップロードして拡散させた。
- フェアリィ・ダンス編以降は、《ダイシー・カフェ》はキリト達の溜まり場になっている。
- ALOでの種族はノームで、やはり商人キャラ。キリト達の資金援助を得て、ユグドラシルシティに店を開業している[注釈 15]。
- シリカ(Silica) / 綾野 珪子(あやの けいこ)
- 声 - 日高里菜
- デスゲームに巻き込まれたSAOプレイヤーのひとり。ビーストテイマーの少女でダガー使い。小竜・ピナを「使い魔」としているため、「竜使いシリカ」と呼ばれている。SAO開始時点で12歳。10月14日生まれ[注釈 16]。可愛らしい容姿や稀有なビーストテイマーであることから、中層域のアイドル的存在。ギルドへの勧誘や結婚の申し込みをたびたび受けた結果、男性プレイヤーに恐怖心を持っており、キリトにも初対面では警戒心を見せていた。
- 幼さに加えてMMOはSAOが初めてという極めて不利な状況でSAOの世界に放り込まれ、不安と寂しさに押しつぶされそうになったが、ピナとの出会いでそれを乗り越えた。ついには中層クラスでハイレベルプレイヤーに名を連ねるまでになるが、他の低年齢プレイヤーの惨状を考えれば彼女のようなケースは例外中の例外であるといえる[注釈 17]。
- ピナの死後、自分も死の危機に瀕するもキリトに救われる。キリトからピナを蘇らせる方法を教えられ、共に上層の第47層のフィールドダンジョンに赴く。アイテム取得後ピナの蘇生に成功。その後もキリトとメールのやり取りをしていた模様。それ以来キリトに好意を寄せており、兄のように慕っている[注釈 18]。
- 現実世界への帰還後は、《SAO生還者》を集めた学校に通っている。ALOで知り合ったリーファとは同じ妹分であるためか仲が良い。
- ALOでの種族はケットシー。武器はダガーで支援系の魔法を得意としている。SAO時代の相棒であるピナも引き続き彼女のペットモンスターとして傍らにいる。
- ピナ
- 声 - 井澤詩織
- シリカがSAO内で出会い、偶然が重なってテイミングに成功した「使い魔」。「フェザーリドラ」と呼ばれる小さな水色のドラゴン型のレアモンスターで、シリカがテイムに成功した直後は大きな話題となった。名前の由来は、彼女が現実で飼っている同じ名前の猫から取ったもの。
- 戦闘中にシリカを庇って彼女の盾となるという、アルゴリズムを超えた行動をとり死亡するが、シリカがキリトの助力を得て獲得した使い魔蘇生アイテムにより復活する。
- ALO移行時にSAO時代のキャラクターデータが引き継がれたため、以前と同じくシリカの使い魔として彼女をサポートする。モンスターの技の発動を阻害する眩惑魔法やテイマーであるシリカの滑空距離のブーストなど、多彩な能力を見せる。
- ALOにおいて使い魔は何割かは主人の言うことを聞かないらしいが、ピナはシリカの言うことに背いたことがなく、キリトが眠っている場面に遭遇すると彼の腹の上で眠ることが多いなど、相変わらず本来のアルゴリズムから外れた行動を見せている。
- リズベット(Lisbeth) / 篠崎 里香(しのざき りか)
- 声 - 高垣彩陽
- デスゲームに巻き込まれたSAOプレイヤーのひとり。《アインクラッド》第48層「リンダース」に店を構える鍛冶屋の少女で、アスナの親友。愛称は「リズ」。本編開始時は15歳。鍛冶屋であると同時に、熟練したメイスの使い手(マスターメイサー)でもある。ダイブ前は本人曰く「童顔で真面目だけが取り柄の普通の中学生」。頬のそばかすが印象的で、元々の髪の色は茶色。そのルックスはアスナの趣味でカスタマイズが施され、赤いワンピースに白いドレスエプロン、ベイビーピンクの髪に青い瞳とかなり大胆に彩られたが、結果として店の売上が大幅に伸びてしまったため、それで通している。
- 自分が丹精込めて鍛えた業物を粉砕したキリトを見返すために彼と共に素材取りに行き、白龍の洞窟で得た素材でキリトの二刀のうちの一振り《ダークリパルサー》を鍛え上げた。仮想世界の全てをデータで出来た偽物と考える一方で「本物と呼べる何か」を欲しており、人の温かさに飢えていた。素材取りの最中にキリトの優しさに触れて好意を抱き《ダークリパルサー》完成後告白しようとするも、その直前に工房を訪れたアスナのキリトに対する態度から2人の関係を察し、涙ながらに身を引いた[注釈 19]。
- 現実世界への帰還後は、ALO事件後にキリトから連絡を貰い、病室を訪れてアスナと再会。その後《SAO生還者》達を集めた学校に通っている。高校生組の中でアスナと同じく最年長であるためか面倒見が良く、シリカからは「お姉さんみたい」と揶揄されている。
- ALOでの種族はレプラコーン。ユグドラシルシティでSAO時代と同じく鍛冶屋を営んでおり、ALOではキリトの剣やシノンの弓を拵えている。
- 原作ではSAO内でキリト、アスナ以外の主要人物達と出会っていた描写はないが、アニメ版ではキリトの《二刀流》スキル保有が知れ渡った後、エギルの店に逃げ込んできたキリトと会話しているシーンが追加されている。
- ヒースクリフ(Heathcliff) / 茅場 晶彦(かやば あきひこ)
- 声 - 大川透(ヒースクリフ) / 山寺宏一(茅場晶彦)
- 《ナーヴギア》をはじめとしたフルダイブ用マシンの基礎設計者にしてSAOの開発ディレクター。本作に登場するVR技術のほぼ全てが彼の理論を元に組み上げられている。天才的ゲームデザイナー、量子物理学者として知られ、キリトにとっては憧れの人物だった。
- 高校在学中より開発したゲームプログラムにより18歳で年収は数億を超え、日本有数の東都工業大学にストレート入学と同時に《アーガス》の開発部長の1人に迎えられるなど学生時代から天才としての頭角を表していた一方、自身の目的のためなら手段を選ばない危うさを垣間見せていた。マスコミを嫌っており、メディアへの露出は少ない。
- 幼少時から「真の異世界の具現化」を狂的に渇望しており、その実現のため、1万人のプレイヤーを道連れにSAOのデスゲーム化を宣言。ゲームマスターとしてゲームを監視する一方、一般プレイヤーを装い団長としてSAO最強のギルド・KoBを育て上げ、進行役として攻略を先導しSAOプレイヤー達を導いてきた。初めて確認されたユニークスキル《神聖剣》の使い手であり、その有り得ないほどに高い防御力から他とは一線を画した強さを誇り、彼のアバター「聖騎士ヒースクリフ」は最強の名を欲しいままにしていた。しかし、後にキリトにその防御力の正体(システム的不死)、そしてプレイヤーとしての彼の正体を看破される。その報酬として本来の予定を前倒しにして、SAOクリアを賭けたキリトとの激闘の末、相打ちに近い形で敗れた。SAOがクリアされると同時に、脳に大出力のスキャンをかけることで自身の記憶・人格をデジタルな信号としてネットワーク内に遺すことを試みた。この際に脳は焼き切れ、肉体的には死亡したが、電脳化には成功する。
- フェアリィ・ダンス編では、データが拡散していた状態で電脳空間を彷徨っていたが、キリトの叫びにより覚醒。その思考模倣プログラムがキリトにGM権限を与え、勝利に繋がった。戦闘後キリトを助けた代価として《世界の種子(ザ・シード)》を託し、再び姿を消した。
- 作品紹介に書かれている「―――これはゲームであっても遊びではない」という言葉は、元々彼がマスコミからのインタビューで語っていたものである。
アインクラッド [編集]
- 月夜の黒猫団
- 主に中層ゾーンで活動していた、団員5人からなる小規模ギルド。後にキリトが加入したことで6人になった。
- メンバーは現実世界でも友人同士で非常に仲が良く、途中参加のキリトも暖かく迎え入れた。キリト加入後は急速に力を付け、当時の最前線付近まで活動域を広げるほどにギルドは発展したが、2023年6月、迷宮区でトラップに嵌り、キリトを除くメンバー4人が死亡。その後、リーダーが投身自殺したことでギルドは壊滅した。
- サチ
- 声 - 早見沙織
- 《月夜の黒猫団》で紅一点の槍使い。気弱な性格の少女で、常に死への恐怖に怯えていた。雰囲気や性格がどことなくキリトに似ていたという。
- ダンジョンでのトラップに嵌り、他のギルドメンバーと共に死亡。サチを救えなかったことが、キリトに後々まで続く深い心の傷を残すことになる。
- 生きようとする気概が薄い自分はそう長くは生き残れないであろうことを予感しており、時限式の録音アイテムに遺言を残し、キリトには生き続けてくれるよう願っていた。それを聞いたキリトは、そのすり減らした感情を幾分なりとも取り戻すことが出来た。
- 上記のエピソード故に、出番は少なかったものの印象深いキャラクターであり、アニメではアインクラッド編のオープニングに主要人物と同等の扱いで登場する。
- ケイタ(Keita)
- 声 - 豊永利行
- 《月夜の黒猫団》の団長で棍使い。メンバーの全員とも、現実世界でも同じ部活の友人だった。キリトに助けられたことがきっかけとなり、彼の本来のレベルを知らぬまま自身のギルドへと招き入れる。高潔な理想家であり、《攻略組》の一員となることを目標としていた。
- 念願だったギルドホームを購入した矢先に、キリトからギルドメンバーの全滅と彼の正体が《ビーター》であったことを聞かされたことで絶望し、《アインクラッド》外周から投身自殺した。死の直前にキリトへ遺した一言は、この事件における彼の自責・トラウマの象徴として心に刻まれている。
- テツオ、ササマル、ダッカー
- 声 - 赤羽根健治(テツオ)、代永翼(ササマル)、江口拓也(ダッカー)
- 《月夜の黒猫団》のメンバー。テツオは前衛のメイス使いでケイタに信頼されている右腕的な存在かつチームの纏め役でもあり、他2名は槍とソード使い。
- ケイタと別れた後、資金を稼ぐために第27層迷宮区で宝箱を見つけるが、結晶無効化とモンスター召喚トラップにかかり、サチを含む4名が敵の攻撃を受けて死亡した。
- 血盟騎士団(Knights of blood)
- SAO最強プレイヤーとの声高きヒースクリフが結成したSAO最強ギルド。赤と白を基調とした装いが特徴で、第55層に本部を置く。
- ギルドメンバーは歴戦の勇士が名を連ね、一時は《神聖剣》ヒースクリフ、《二刀流》キリト、《閃光》アスナといった当時最強格のプレイヤーを3人も擁していた。
- 実際には団長であるヒースクリフはあまり指揮を執らずに静観することが多く、副団長のアスナが事実上の作戦指揮官を務めていた。
- ゴドフリー
- 声 - 江原正士
- KoBのギルドメンバーで、KoBのフォワード隊の指揮官を務める斧使い。
- 文庫版とアニメ版では若干人物描写が異なり、文庫版では悪名高いキリトをあまり良く思っていないが、アニメ版では気さくで大らかな性格として描かれており、キリトにも始めからフランクに接する。
- 戦闘訓練を兼ねてキリトとクラディールの和解を買って出るが、クラディールが仕掛けた麻痺毒で身動きができなくなったところをクラディールに殺害される。
- クラディール(Kuradeel)
- 声 - 遊佐浩二
- KoBのギルドメンバー。アスナの護衛を務める一方、殺人ギルド《ラフィン・コフィン》とつながっていた。
- 四六時中アスナの近くを張っていたり、彼女と仲良く話すキリトを敵視したりと、その行動にはストーカー的な部分が多く、アスナへの狂的な執着を見せる。
- キリトに決闘を挑んで敗北したことを根に持ち、作戦行動中のギルドメンバーもろともキリトを謀殺しようとするが、アスナの介入で失敗したうえ、彼女への命乞いを装って不意打ちに出たところをキリトに殺された[注釈 20]。
- ラフィン・コフィン(笑う棺桶)
- 声 - 小山剛志 / 逢坂良太
- PoHが組織した最凶最悪の殺人ギルド。ゲームオーバーが現実の死となるSAOにおいて公然とPK(プレイヤーキル)を行う快楽殺人集団。通称は《ラフコフ》。次々に新しい手口を開発しては、100名を超えるプレイヤーを殺害していった。
- 2024年8月、《攻略組》の有志を中心とした50名の《討伐隊》がアジトを急襲しメンバーの捕縛を図るも、情報が漏れて乱戦となり、敵味方に多数の死者を出す最悪の殺し合いに発展。結果、《討伐隊》で11名が死亡。《ラフコフ》で21名が死亡、12名は捕縛され壊滅した。
- PoH(プー)
- ユーモラスなキャラネームと裏腹に冷酷な性格と狂気的な思考を持った殺人鬼であり、SAOで最も猛威を振るったPKプレイヤー。美貌と強烈なカリスマ性を持っており、デスゲームとなったSAOにおいて「ゲームを愉しみ殺すことはプレイヤーに与えられた権利」という扇動を行って多くの《オレンジプレイヤー(犯罪者プレイヤー)》を誘惑・洗脳して狂的なPKに走らせ、《ラフィン・コフィン》のリーダーとして君臨した。
- 容姿は長躯を膝上までのポンチョで身を包み、フードを目深にかぶっている。張りのある艶やかな美声に、やや異質なイントネーションを潜めた話し方をする。殺戮を行う前には決め台詞として「イッツ・ショウ・タイム」と宣言する。当時最強クラスの武器の1つだったモンスタードロップの大型ダガー《友切包丁(メイト・チョッパー)》を武器に持ち、同時に自身の凄まじい剣技も相まって数多のプレイヤーを斬殺した。
- キリトとは因縁があるらしく、《圏内事件》で対峙した際には殺意を隠さずに一触即発状態になる。
- 《ラフコフ》討伐戦では姿を現さず、SAOのクリア後もその後の動向は明かされていない。
- SAOP編では、第2層の時点で他のプレイヤーに不正行為を誘発するなど、早い段階からPKを画策していた節がある。
- ザザ(Xaxa) / 新川昌一(しんかわ しょういち)
- 《ラフィン・コフィン》のトップ3の1人。通称「赤眼のザザ」。赤をイメージカラーにしており、特に髪と眼の色を赤にカスタマイズしている。言葉を短く切りながら話す癖がある。エストック(針剣)の達人で、他人のエストックを奪ってはコレクションしていた。ジョニーと組んで10名を超えるプレイヤーを殺害。
- SAOでの《圏内事件》でキリトに恨みを持ち[注釈 21]、《ラフコフ》討伐戦で彼に敗北し、ゲームクリアまで牢獄に拘束される。
- ファントム・バレット編では、弟の恭二の薦めでGGOを始め、彼からキャラクターの育成の行き詰まりについて相談されたことを機に、「仮想世界での銃撃と同時に現実世界でプレイヤーを殺す」という《死銃事件》を構想し実行に移した。BoB予選ではキリトが参加していることを知り、大会当日は恭二が現実世界での詩乃殺害に固執したため、本選では仮想世界内でアバターを銃撃する役を担当。BoB大会本選中、ライブ中継される中で計画通り1人目の標的を狩るが、シノンに手をかけようとした段階で駆けつけたキリトによって阻まれる。最終的にエストックを手にキリトと激闘を演じたが、シノンの援護を受けたキリトに敗れた。その後、恭二が逮捕されたことで自身も逮捕されたが、キリトに対しては「まだ何も終わっていない」という意味深な伝言を捜査員に言付けた。
- GGOでのアバター「ステルベン」については「ステルベン」の項を参照。
- ジョニー・ブラック(Johnny Black) / 金本 敦(かなもと あつし)
- 《ラフィン・コフィン》のトップ3の1人で、ザザの相棒。子どもっぽい態度と外見を持つ毒ナイフ使い。PoHのことは「ヘッド」と呼んでいる。ザザと組んで10名を超えるプレイヤーを殺害。
- 《ラフコフ》討伐戦で捕らえられ、ゲームクリアまで牢獄に拘束される。
- ファントム・バレット編では、ザザに誘われて《死銃事件》に加担してGGOプレイヤーを2人殺害。事件発覚後は捜査員が自宅へ踏み込む前に逃亡した。
- アリシゼーション編序幕で、逃亡後の半年をかけて《ダイシー・カフェ》を探し出し、ザザから渡されていた予備のサクシニルコリン入り注射器でキリトを襲撃したが、自身も傘の石突で右太股を刺され、相討ちになる。
- アインクラッド解放軍
- 1000人以上のプレイヤーが所属する超巨大ギルド。シンカーが組織するギルド《MMOトゥデイ(MTD)》をキバオウが組織する《アインクラッド解放隊》が吸収合併したことで誕生。単に《軍》とも略される。《アインクラッド》で最大規模を持ち、第1層のはじまりの街を根城にしている。
- かつてはゲーム攻略を第一としていたが、第25層の強力なフロアボスとの戦いで大きな損害を負い、以降は組織強化寄りとなって前線を離れた。大規模すぎるギルドゆえに統制が効かなくなっていった。
- シンカー(Thinker)
- 声 - 水島大宙
- 巨大ギルド《アインクラッド解放軍》のギルドリーダー。争い事が苦手な性格で、とても巨大組織のトップとは思えない穏やかな人物。現実では日本最大のネットゲーム総合情報サイト《MMOトゥデイ》の管理人をしていた。
- 元々、デスゲームの開始からすぐにギルド《MTD》(自身が運営していた《MMOトゥデイ》の略称に由来)を立ち上げ、アイテムや情報をなるべく多くのプレイヤーで均等に共有し合おうと試みた。しかしメンバーが増えるにつれ、入手したアイテムや情報の秘匿の横行や、派閥同士による粛清・反発が相次ぎ、徐々に指揮力を失ってしまった。
- 結成から2年が経過する頃には、ギルドリーダーとしての権限こそ持っているもののほとんど飾り物に等しい状態となっていた。後にキバオウによってはじまりの街の隠しダンジョンに取り残されてしまうが、ユリエールの要請を受けたキリトとアスナの活躍で救助され、キバオウ一派を《軍》から追放し、《軍》自体も解散した。
- 現実世界への帰還後は、《MMOトゥデイ》の運営を再開。ALO事件後にユリエールと入籍した。
- ユリエール(Yulier)
- 声 - 白石涼子
- 《アインクラッド解放軍》の幹部でシンカーの副官。怜悧で長身の女性。
- キバオウの専制を快く思っておらず、強引な徴税を行うキバオウ一派を撃退したキリトとアスナにシンカーの救助を依頼する。
- シンカーのことを心から慕っており、ALO事件後に彼と入籍した。
- キバオウ(Kibaou)
- 声 - 関智一
- 第1層のボス攻略に参加したプレイヤー。関西弁が特徴。強者が弱者を教え導かなければ攻略は進まないという理念を持っていた。それゆえに元ベータテスターには偏見を抱いており、第1層攻略直後にベータテスター憎しの風潮を先導し始めたことがキリトに《ビーター》を名乗らせるきっかけとなった。
- 第1層攻略後、同じ隊で戦ったプレイヤー達と《アインクラッド解放隊》というギルド(厳密にはこの段階ではシステム上のギルドは結成できないため、あくまで自称)を結成したが、25層でとある事件に巻き込まれてギルドが半壊する[1]。その後は攻略プレイヤーと袂を別ち、ギルドの生き残りと共に第1層へ渡ってデスゲーム開始初期から1000人が所属していた巨大集団《MTD》を吸収し、ギルド名を《アインクラッド解放軍》に改名した。《軍》公認の方針として犯罪者狩りと効率の良い《フィールド》の独占を推進した結果、ギルドの収入は激増し、同時にギルド内での権力が強大化した。
- デスゲームの開始から2年が経過する頃には、《軍》のサブリーダーで実質的支配者となっていた。しかし、ギルド名に反して攻略よりも権力や収入に傾倒したり、あまりに乱暴なやり方で組織をまとめていた上、ゲーム末期にはシンカーの謀殺を図ったことが原因で一派共々ギルドから除名された。
- コーバッツ(Kovats)
- 声 - 稲田徹
- 巨大ギルド《アインクラッド解放軍》の中佐。キバオウの配下。《アインクラッド》解放という使命感に燃える一方、頑固で融通の利かない性格。
- ギルドの方針転換で最前線へ上がってきたが、上記の性格から対ボス戦の準備と危険性の認識を欠いていた。消耗した仲間を引き連れ、第74層迷宮区のボス《The Gream Eyes》へ戦いを挑むも、返り討ちに遭って部下2名と共に死亡した。
- 黄金林檎
- 《圏内事件》にて語られたギルド。リーダーはグリセルダだったが、ある日彼女が謎の死を遂げたことにより自然消滅した。
- グリセルダ
- 《黄金林檎》のリーダー。グリムロックの妻であり、現実世界でも夫婦関係にある。
- 高い技能とリーダーシップを持った女性剣士で、半年前たまたま倒したレアモンスターから敏捷力を上げる指輪をドロップした。ギルドで使う意見と売って儲けを分配する2つの意見が割れ、最終的には多数決により売却することに決定。競売屋に委託するため、グリセルダは1泊する予定で街に出かけたが、そのまま失踪。後にギルドへはグリセルダの死亡が知らされたため、《黄金林檎》は消滅することになる。
- デスゲームに巻き込まれる前はグリムロックに従順だったが、その後はただ怯える彼とは逆にデスゲームからの脱出を志し、積極的に行動するようになった。
- ヨルコ(Yolko)
- 声 - 山本希望
- 《黄金林檎》の元メンバーだった女性で、当時指輪売却に反対していた1人。指輪事件の犯人を追い詰めるためにカインズと共に《圏内事件》を演出。カインズが圏内PKを偽装した時は、その目撃者を演じ、事件の捜査に乗り出したキリトとアスナを情報を提供する振りをして巧みに誘導してシュミットを誘い出し、彼らの前で第二の犠牲者を演じた。その後、恐怖と罪悪感に駆られたシュミットから首尾よく証言を引き出すも、直後にカインズやシュミット諸共《ラフィン・コフィン》に殺されそうになるが、キリトに救われる。彼の口から指輪事件の黒幕がグリムロックであったことを聞かされた際はひどいショックを受けたが、キリトに問い詰められたグリムロックが犯行を否認した際、彼に決定的な証拠を突きつけて自白を引き出したことから、キリトからは「現実に戻ったら検事か弁護士になるといい」と言われた。
- カインズ(Caynz)
- 声 - 川島得愛
- 《黄金林檎》の元メンバーで、当時指輪売却に反対していた1人。《圏内事件》の最初の犠牲者を演じ、後に死んだグリセルダに扮してヨルコを殺害する幻の殺人者を演じた。ヨルコと共にシュミットから証言を引き出した直後、《ラフィン・コフィン》に殺されそうになるがキリトに救われた。《圏内事件》の犠牲者を演じた際、側で見ていたキリトと一瞬目を会わせており、「この人には偽装死のカラクリを見抜かれてしまうかもしれない」と予感していた。その後、キリトから指輪事件の真相と真犯人を聞かされる。
- シュミット(Schmitt)
- 声 - 加藤将之
- 《黄金林檎》の元メンバーで、当時指輪売却に反対していた1人。《黄金林檎》解散後は《攻略組》の大手ギルド《聖竜連合》のディフェンダー隊のリーダー。巨大ランスの使い手であり、攻略組みの中でも最大級のHPとアインクラッド最堅固と言えるほどの防御力を誇る。
- 指輪事件の当日、グリムロックに利用されてグリセルダの死の一因を作った後、《聖竜連合》に鞍替えしたことでヨルコ達へ指輪事件の犯人容疑が向けられる。《圏内事件》の演出によって恐慌状態に陥り、グリセルダの墓の前で現れたヨルコとカインズに自分の知る全てを告白。その後は《ラフィン・コフィン》に謀殺されかかるが、キリトに助けられて指輪事件の真相を知り、彼にグリムロックに必ず罪を償わせることを約束すると、ヨルコやカインズと共にグリムロックを連行した。
- 現実世界ではネットゲーマーであり、スポーツマンでもあった。自分が生き残ることを優先に考えて行動し、はじまりの街に留まっていると万が一ルール変更により《アンチクリミナルコード有効圏内》が解除された際に逃げまどうしかないと考え、前線に出るようになった。壁役となっているのも、「生き残るためには何より硬くならなくてはならない」という持論からだった。
- 小心者であるが、グリセルダの死には責任を感じており、ヨルコとカインズが自分共々殺人ギルドに抹殺されそうになった際は「これがグリセルダの復讐ならば自分は死んでも仕方がないが、なぜ犯人を追いつめようとしたヨルコとカインズまで巻き込むのか」と考えているなど、仲間を思う一面も覗かせた。
- アニメでは《圏内事件》後、第75層ボス攻略戦に参加している姿が描かれた。
- グリムロック(Grimlock)
- 声 - 成田剣
- 《黄金林檎》の元メンバーの1人。グリセルダの夫であり、現実世界でも夫婦関係にある。
- デスゲームに巻き込まれたことで変わった妻へ嫉妬にも似た歪んだ思いを抱き、指輪事件を起こして妻を殺害した。さらに指輪事件の犯人を探し出そうとするヨルコとカインズの接触を受けたことから、事件を闇へ葬るために《ラフィン・コフィン》に依頼してシュミットも含めた3人の抹殺を図ったが、失敗して自身も事の成り行きを隠れ見ていたところをアスナに確保され、身柄はヨルコ達3人に引き渡された。
- 聖竜連合(Divine Dragon Alliance)
- KoBと肩を並べる攻略組の大勢力。KoBが最強のギルドならば聖竜連合は最大のギルドである。そのスタンスは「トッププレイヤー集団であること」に傾けられており、嫌われ者の《ビーター》であるキリトのことも勧誘したことがある。
- 力を誇示すべくギルド本部をKoB本部よりも上層の第56層に移転、さらに豪勢な記念パーティーを開くなど、ある意味ではデスゲームとなったSAOを一番楽しんでいる人種でもある。しかしそのために強引な手段をとることもあり、場合によってはレアアイテム入手のために一時的なオレンジプレイヤー化を辞さないなど危険な一面もある。
- シュミットを除きアニメではモブ同然の扱い[注釈 22]だが、SAOPでは《聖竜連合》結成前の彼らの様子が描かれている。
- リンド
- タレ目とトサカのような前髪が特徴の両手剣使い。第1層の頃からアインクラッド攻略に参加している古参でディアベルの仲間。当時はディアベルに近い髪型で武器も曲刀だった。
- SAOP編では、ディアベル亡き後集団のリーダーを引き継ぎ、キバオウの《アインクラッド解放軍》とともに当時の攻略組において二大派閥を形成している。第3層にてギルド《ドラゴンナイツ》を立ち上げる予定だが、第49層の時点で《聖竜連合》に合流している。
- アニメではシヴァタ・ヤマタとともに度々画面に写っており、75層決戦を制して最後まで生き延びた。
- シヴァタ
- フルアーマーの盾持ち片手剣使い。リンドと同じく古参であり、《レジェンド・ブレイブス》の武器強化詐欺に巻き込まれた被害者の一人。名無しの《聖竜連合》メンバーと同じ格好である。
- アニメではシヴァタ・ヤマタとともに度々画面に写っており、75層決戦を制して最後まで生き延びた。
- ヤマタ
- 髷と浅黒い肌が特徴の刀使い。シヴァタ・リンドとよく一緒に行動している。今のところスポットの当たるエピソードが存在しないが、SAOPの挿絵[6]に彼らしき人物が登場している。この頃はまだ髷がない。他2名とともに決戦を生き延びた
- シュミット
- 詳細は《黄金林檎》の項を参照。
- レジェンド・ブレイブス
-
- ネズハ
- オルランド
- ベオウルフ
- クフーリン
- アルゴ
- 声 - 井澤詩織
- 《アインクラッド》の中でも数少ない、そして最初の「情報屋」を営んでいる女性であり、ベータテスターの1人。金褐色の短めな巻き毛を持ち、頬にネズミのような3本線のフェイスメイクをしており、《鼠のアルゴ》との名で通っている。また、サバサバとした男性的な口調で、語尾が特徴的。一人称は「オレっち」で、キリトのことを「キー坊」、アスナのことを「アーちゃん」と呼ぶ。
- あざとい性格で、売れる情報は何でも売るというスタンスだが、情報屋としての確かな腕と良識は持ち合わせている。
- アニメのBD特典小説では、大の犬嫌いであることを明かしている。
- ニシダ(Nishida)
- 声 - 斎藤志郎
- 50歳過ぎの男性。気さくかつ朗らかな性格で、新婚間もないキリトとアスナともすぐに懇意の仲となった。
- ネットワーク運営企業《東都高速線》の保安部長でSAOの回線保守の責任者だった。ゲームのプレイではなく「自分の仕事を自分の目で確認する」ためにログインしていたところを、デスゲームに巻き込まれた。
- 趣味は釣りで、第22層にも釣りのためにやってきていた。SAO内での釣りスキルの数値も非常に高く、スキル値が950ほど必要という魚も釣り上げていた。
- サーシャ(Sasha)
- 声 - 藤井京子
- はじまりの街にある教会にて、ゲームに適応できずに精神的に問題を来たした低年齢プレイヤーたちの保護を行っている女性で、面倒見がよくしっかり者。子供たちからは全幅の信頼を置かれており、「先生」と呼ばれて慕われている。現実世界では、教職課程を取っていた大学生だった。
- もともとはゲーム攻略を目指していたが、ゲーム開始から1か月ほど経ったある日に街角で1人の子供を保護して以来、街中を回っては独りぼっちの子供に声を掛け始め、20人ほどの子供を保護しながら暮らしていた。
- 現実世界へ帰還してALO事件の後、ALOに新《アインクラッド》がアップグレードされた直後にはプレイヤーとして参加していた。
- ディアベル
- 声 - 檜山修之
- 第1層のボス攻略のリーダーを務めていたプレイヤー。バラバラだったプレイヤー達を纏め上げ、協力して第1層ボス攻略に当たった。周囲には隠していたが、自身もキリトと同じ元ベータテスターであり、その経験を元に攻略の指揮を執る。
- リーダーとしては優秀な人物で、SAOプレイヤー達を守り導くためには強いリーダーが必要であるという認識を早くから持っており、そのためにボスがドロップするレアアイテムを狙った。的確な指揮でボスを追い詰めるが、ラストアタックボーナスを狙うために突出したことが仇となり、ベータテスト時と違うスキルで反撃してきたボスモンスターに対処しきれず、死亡。消滅する直前、キリトにボス攻略を任せた。
- ベータ出身者でありながら真剣に非ベータテスターのことを気遣っており、非ベータテスターを見捨てず纏め上げた姿が、それまで自分が生き残ることだけを考えていたキリトを動かすことになる。
- ロザリア
- 声 - 豊口めぐみ
- 槍使いの女性中層プレイヤー。本人はグリーンだが、実はオレンジギルド《タイタンズハンド》のリーダーで、迷宮区を探索するパーティに混ざっては手頃な獲物を物色し、誘い出して犯罪者(オレンジ)プレイヤーの部下に狩らせるという手口で、強盗や殺人といった様々な犯罪行為に手を染めていた。
- 同じパーティにいたシリカを標的として定め、ピナ蘇生のためのレアアイテムを入手した彼女を襲おうとしたが、かつての被害者に自分達の捕縛を依頼されシリカに付いていたキリトに阻止されて早々に敗北し、部下共々牢獄へ送られた。
インフィニティ・モーメント [編集]
- ストレア
- 声 - 三澤紗千香
- 第76層でキリト達と出会う《攻略組》相当の実力を持つ大剣使い。しかしそれ以前の経歴は不明。
- 実はユイと同じメンタルカウンセリング用のAIであり、ユイ同様プレイヤーの負の感情を処理しきれずにエラーを蓄積し、記憶を失った状態でゲームに現れた。
- アルベリヒ
- 声 - 子安武人
- 《攻略組》に参加するべく、部下を従え駆けつけた実力者。
- 最前線で戦うにふさわしい豪華絢爛な装備と高いステータスを持つが、その経歴は不明である。正体は須郷伸之で装備とステータスは管理者のスーパーアカウントを使用したもの。管理者の権限とそれを利用した高いステータスに頼り切りで戦闘経験は皆無であり、実際の戦闘では高い能力を持ちながら戦い方は素人同然である。
- モグラ、モア、シンヤ、ハシーシュ、マリア、セバ
- ニコニコ静画で行われた一般公募で採用されたキャラクター達。
- いわゆるその他大勢の扱いである一般の《攻略組》と違って固有のグラフィックを持ち、投稿時の設定や装備が反映されている者もいる。
フェアリィ・ダンス [編集]
- オベイロン / 須郷 伸之(すごう のぶゆき)
- 声 - 子安武人
- ALOの運営を担う《レクト・プログレス》の社員にして、同社のフルダイブ研究部門の主任研究員。明日奈の父・彰三の腹心の息子で結城家とは親密な付き合いにあり、彰三の信頼も篤い。ALO内では、ゲームマスター・妖精王オベイロンとしてシステムに対し絶大な権限を持つ。
- 普段は目上の人間に対して人の良い好青年を演じているが、その本性は利己的な野心家であり自身の非を認めない傲慢な人物。明日奈の両親等の前では猫を被り、目上の人間がいないと人をこき下ろす衝動と毒舌で明日奈からは嫌われていた。
- 茅場晶彦の大学時代の後輩で同じ研究室に所属。自身よりも優秀な茅場と競わされ茅場に対して嫉妬と憎悪を抱いていた。また、想いを寄せていた神代凛子が茅場の恋人であったことも、憎悪を募らせる一因となった。
- SAO事件で《アーガス》の解散後、《レクト》に委託されたSAOサーバーの維持管理を自身の部署に任されたのを利用し、ルーターに細工し、SAOクリア後に解放されたプレイヤーのうち、アスナを初めSAOプレイヤー約300人をALOに拉致し、人間の記憶・感情・意識のコントロールの研究[注釈 23]という非合法・非人道的な実験に利用[注釈 24]。また、明日奈と結婚[注釈 25]して《レクト》を手に入れ、研究成果を《レクト》ごとアメリカの《グロージェン・マイクロ・エレクトロニクス》に売り渡そうと企む。だが、侮っていたキリトにアスナの監禁場所まで侵入されGM権限を行使し対処するが、ヒースクリフの助力を得たキリトにGM権限を奪われ敗北。その後、明日奈が入院する病院の地下で待ち伏せをし和人を襲撃する[注釈 26]も返り討ちに遭い、そのまま警察に逮捕された。逮捕後も黙秘に否定、挙句に全てを茅場に負わせようとするなど足掻きに足掻いたが、部下の1人が重要参考人で連行された直後あっけなく全て自白。裁判が始まってからも精神鑑定を申請するなど手段を選ばず足掻き続けている。
- アニメでは、キリトから受けたダメージ[注釈 27]と死の恐怖の影響からか、逮捕後に髪は白髪となった。
- マザーズ・ロザリオ編で、中学生の頃から性格が攻撃的になっていき、明日奈の母・京子を初めとする周囲からの苛烈なプレッシャーが原因の一端と明日奈の独白で語られる。
- アリシゼーション編2幕で、キリトに恨みを抱く人間の1人として名前が挙げられたが、拘置所に収監中で海外逃亡の準備が露呈して保釈申請が却下されていると明かされる。
- レコン / 長田 伸一(ながた しんいち)
- 声 - 村瀬歩
- ALOのプレイヤー。アバターの種族はシルフ。
- リアルでは直葉の同級生で、いわゆるゲームオタク。ゲームの知識に疎い直葉からVRMMOについてアドバイスを求められ、ALOを勧めた。それが縁で、ALOでは直葉(リーファ)と同じパーティで、よく行動を共にしている。武器は小刀。
- 先行偵察を目的としたキャラメイクに特化しており、キリトからは「謎ビルド」と呼称されている。シルフながら闇魔法系の隠蔽魔法や隠密行動スキルに長けている。
- 世界樹攻略戦の折、キリトとリーファの活路を開くために、通常に倍するデスペナルティと引き換えに闇属性の自爆魔法によってガーディアンの群れを屠った。その根性を買ったサクヤにスカウトされ、現在はシルフ領主館のスタッフとしてスイルベーンに常駐している。
- シグルド
- 声 - 桐本琢也
- ALOのプレイヤー。アバターの種族はシルフ。キリトに出会うまでリーファが所属していたパーティのリーダー。
- 権力志向が強く、勢力的にサラマンダーの後塵を拝する状況を屈辱的に考えていた。そのためサラマンダー領主と密約を結び、近いうちに導入されるという噂だった《転生システム》によるサラマンダーへの種族替えを対価に、シルフ及びケットシーの領主を売り渡すことを画策するも、種族会議に駆けつけたキリトとリーファによって企みは阻止され、サクヤによってシルフ領から追放された。
- サクヤ
- 声 - 矢作紗友里
- ALOのプレイヤー。シルフの領主。領主の多忙さゆえに数値的ステータスはあまり高い訳ではないが、デュエル大会では常に上位にランクインする実力者。武器は太刀。
- シグルドの裏切りによりサラマンダーの大部隊に襲われそうになるが、駆けつけたキリトとリーファによって救われる。その後、シグルドをシルフ領から追放した。
- アスナが新《アインクラッド》第22層に旧《アインクラッド》時代と同じプレイヤーホームを購入してからは、しばしば食事に招かれている。
- アリシャ・ルー
- 声 - 斎藤千和
- ALOのプレイヤー。ケットシーの領主。独特の口調で話す。サクヤとは友人関係にある。闇魔法で、月光鏡を映し出し遠く離れた相手との会話ができる。
- サクヤとともに、スクリーンショットの流出すらしていなかったケットシー族の最終戦力である「竜騎士(ドラグーン)隊」を率いて世界樹を攻略しようとしているキリトの応援に駆けつけた。
- ユージーン
- 声 - 三宅健太
- ALOのプレイヤー。サラマンダー領主・モーティマーの弟。サラマンダー部隊の指揮官。伝説武器(レジェンダリィ・ウェポン)である《魔剣グラム》を持ち、サラマンダー最強にしてALO最強プレイヤーと言われている。《SAO生還者》であるキリトとも互角に渡り合うほどの強豪。
- 領主会議にてキリトと激突し壮絶な白兵戦を演じるが、二刀流に切り替えたキリトには及ばず敗れる。
- 新《アインクラッド》がインストールされた時には部下たちとともに《アインクラッド》攻略の大パーティーに加わった。キリトたちとの親交も深まり第22層のキリトとアスナの家に招かれることもあり、そのときにサクヤと食事に同席していたこともあった。
- 大規模アップデートによってALOにSAOのソードスキルシステムが導入されてからは、必殺技級の8連撃OSS《ヴォルカニック・ブレイザー》を独自開発している。
- カゲムネ
- 声 - 真殿光昭
- ALOのプレイヤー。サラマンダーのランス隊の隊長。炎系の魔法を操る魔法騎士。シルフ狩の名人。武器は槍で黒い兜が特徴。
- キリトのログイン直後、部隊を率いてリーファとレコンを襲っていた。
- 調印式襲撃でユージーンがキリトに敗れた後、以前キリトに見逃してもらった礼か、キリトのハッタリに口裏を合わせていた。
- ジータクス
- 声 - 田中一成
- ルグルー回廊でキリトとリーファを襲撃してきたサラマンダーたちのリーダー。メイジ隊のリーダーでもあり、以前からシグルドと内通していた。
- キリトたちを追い詰めるが、幻属性の魔法によって巨大な悪魔に変身したキリトによって隊は壊滅し、ジータクスもキリトから逃れようと地底湖に飛び込んだが、そこに生息していたモンスターに倒された。
ファントム・バレット [編集]
- シュピーゲル / 新川 恭二(しんかわ きょうじ)
- 詩乃の友人で、大病院を経営する父を持つ。アバターはGGO初期に流行った敏捷力(AGI)特化型。
- いじめに遭っていたために高校は不登校となっており、自宅学習をしていた。父とは2年後に大検に合格し、その年に父の卒業した有名私立大学の医学部に入学すると約束させられている[注釈 28]。
- その正体は《死銃》の片腕にして元《ラフィン・コフィン》の幹部であった「赤眼のザザ」こと新川昌一の弟。ゼクシードが広めた情報によってキャラクター育成に行き詰まり、兄の昌一が偶然ゼクシードの個人情報を入手していたことを知らされたことから、兄と共に《死銃事件》の構想を練り始める。最初の2件では「ステルベン」を操作し仮想世界での銃撃を行い、BoB大会本選では現実世界の《死銃》である無針高圧注射器に入れたサクシニルコリンを持ち、詩乃に射ち込むべく本選終了直後の彼女の家を訪ねる。そこで詩乃に近付いた理由が、現実世界で人を撃ち殺した経験に対する憧れからであったこと、それゆえに《死銃》の武器を彼女がかつて使ったものと同じ銃にしていたことを告げ彼女と心中を図ったが、間一髪で助けに来たキリトに阻まれあえなく逮捕された。逮捕後の取り調べでは完全黙秘し、事件の詳細は兄の昌一から明かされた。
- アリシゼーション編序幕で、医療少年院に収監され、半年間の料金未払いによりシュピーゲルのプレイヤーデータが消失してからは現実と向き合い始めていると明かされる。
- ステルベン(Sterben)
- GGO世界に現れた《死銃》を自称する謎のプレイヤー。その正体は「赤眼のザザ」こと新川昌一のアバター。ただし《死銃》として行動する際は弟の恭二が使用し、仮想世界でのアバター銃撃を、昌一は現実世界のプレイヤー殺害を担当していた。なお、アバター名はドイツ語で〝死〟を意味する医療用語であるが、そうと知らないキリト達は綴りの似た「スティーブン(steven)」のスペルミスだと思っていた。
- 武器は「沈黙の暗殺者(サイレント・アサシン)」の異名を持つ対人スナイパーライフルのL115A3、《死銃》の象徴であるハンドガンの五四式・黒星、さらに銃剣作成スキルにより手に入れた刺剣で、SAO時代同様の白兵戦も可能。また《フィールド》・《圏内》を問わず透明化できる《メタマテリアル光歪曲迷彩》のマントを着込んでいる。
- 基本的にはL115A3から発射する電磁スタン弾で標的の動きを封じた後、五四式・黒星で銃撃を行うことで現実世界の殺人実行役に標的への薬液注入タイミングを指示していた。
- ゼクシード / 茂村保(しげむら たもつ)
- 第2回BoB優勝者。敏捷力最強という偽の情報を広め強力なアイテムによってBoBに優勝したことから多くのプレイヤー達から反感を買っていた。そのため《死銃》の最初の標的とされ、ネット番組の生放送出演中に殺される。
- ダイン
- シノンが参加しているスコードロン(ギルド)のリーダー。主武装はアサルトライフル・SIG SG550で、第2回BoBでは本戦に残った実力者。
- 第3回の本戦ではペイルライダー(直後《死銃》に撃たれ現実で死亡)に敗れる。
- 闇風(やみかぜ)
- 第2回BoB準優勝者。《ランガン[注釈 29]の鬼》と呼ばれるAGIに特化した能力構成のプレイヤーで、純然たるプレイヤースキルでは優勝者であるゼクシードを凌ぐと言われている。武器はM900Aとプラズマグレネードのみ。
- 第3回BoB本選において優勝候補筆頭と見なされていたが、本戦の終盤、囮を買って出たキリトを強襲するべく接近するが、《死銃》ことステルベンがキリトを狙って放った弾が偶然近くに着弾し、驚いたところを身を潜めていたシノンの狙撃を受け敗退。第4位に終わった。
マザーズ・ロザリオ [編集]
- ユウキ / 紺野 木綿季(こんの ゆうき)
- マザーズ・ロザリオ編におけるヒロイン。一人称は「ボク」。ALOにおいて《絶剣(ぜっけん)》と呼ばれ圧倒的な強さを誇るプレイヤーで、二刀を使わなかったとはいえキリトを2度倒した唯一の人物。現実では15歳の少女。種族はインプで、使用武器は極細の片手直剣。その圧倒的強さからアスナらに《SAO生還者》ではと疑問を持たれたほど[注釈 30]。
- 出生時に輸血用血液製剤からHIVに感染し、15年間闘病を続けてきた。両親と双子の姉はAIDSによりすでに他界しており、天涯孤独の身。薬の服用を続けながら通学し、小学校においては常にトップクラスの成績を維持し続けたが、HIVキャリアであることがリークされ転校を余儀なくされた。
- その後AIDSの発症により入院、医療用VRマシンであるメディキュボイドの被験者になり、それ以来3年間を仮想世界で過ごしてきた。ALOでの異常なまでの戦闘力は、長期間の医療目的ダイブに由来している。
- 自分と同じく難病で余命僅かな者同士で組織したギルド《スリーピング・ナイツ》のメンバーで、姉の死後リーダーを引き継ぐ。自身が作ったOSSを賭けて辻デュエルをしていた際、キリトを破ったことに興味を持って対戦を挑んできたアスナと出会いその強さを認め、最後の思い出作りのためのボス攻略戦の助っ人を依頼した。ボス攻略を果たした後、アスナに姉の面影を重ねて見てしまい、ALOから姿を消す。
- 病院を訪ねてきたアスナに「学校に行きたい」という願いを吐露し、和人らが作った視聴覚双方向通信プローブを利用してアスナと共に学校へと通う。キリトに対しては自分の出自を見破ったためか微妙に訝しんでいたが、プローブを提供されたためか打ち解けており、明日奈が理解できないレベルの討論を交わしている。その一方で《スリーピング・ナイツ》のみによるALO第29層攻略に貢献し、統一デュエル・トーナメントでは決勝戦で再びキリトを破り優勝。
- アスナたちと京都旅行を楽しんだが、2026年3月末に容体が急変、駆けつけたアスナに最後の贈り物として自身が編み出した11連撃のOSS《マザーズ・ロザリオ》を託して遂に力尽き、最期は《スリーピング・ナイツ》や彼女と接した多くのプレイヤーに看守られながら、アスナの腕の中で静かに息を引き取った。
- シウネー / 安 施恩(アン・シウン)
- 《スリーピング・ナイツ》のメンバーで、ウンディーネの女性。
- 現実では急性リンパ性白血病を患っている。一度は化学療法で寛解したものの再発してしまい、安らかに最期を迎えることを望んでいたが、ユウキと接するうちにくじけてはいけないと思い直す。
- ユウキと死別した直後に白血病細胞が突如消滅した。主治医曰く「治療薬の1つが劇的に効いた」とのこと。その後ユウキの葬儀に参列し明日奈と対面している。
- 紺野 藍子(こんの あいこ)
- ユウキの双子の姉で、ユウキと同じくHIV感染者。第7巻本編時の1年前に他界している。
- バーチャル・ホスピスで知り合った重病の患者達と共にギルド《スリーピング・ナイツ》を立ち上げ、初代リーダーとなった。キャラネームは「ラン」。ユウキ曰く自分よりもずっと強かったらしい。倉橋医師にはあまり似てない姉妹だったと言われている。
- 倉橋
- ユウキの主治医である医師。メディキュボイドに希望を抱いている。
- また、ユウキが使用した通信プローブの件で和人ともある程度面識がある。
アリシゼーション [編集]
- アリス・ツーベルク
- ルーリッドの村の村長の娘でキリトとユージオの幼なじみ。子供達の中では一番の神聖術の使い手。不思議の国のアリス風な青に白いエプロンドレスを着ている。
- キリト、ユージオと共に、氷を採りに言った際に禁忌目録に反してダークテリトリーに侵入したため、《整合騎士》に捕縛・連行された。
- その後、6年の時を経て禁忌目録を犯したユージオとキリトの前に《整合騎士》として現れた。
- ユージオ
- キリトとアリスの幼なじみ。樵を天職としており、巨木《ギガスシダー》を切り倒すために毎日斧を振るっている。6年後のキリトとの再会でキリトのことを憶えてないことから何らかの記憶処理を受けていると思われる。
- アリスが連行された後、北の峠より神器《青薔薇の剣》を持ち帰り小屋に保持していた。セルカによるとアリスが居なくなってからほとんど笑わなくっていたらしい。
- キリトと共に《ギガスシダー》を倒すべく奮闘し、後に見事に切り倒したことで新たな職を選ぶ権利を与えられ、人界最高の秩序執行者《整合騎士》を目指すことを選びキリトと共に村を出た。
- 《整合騎士》になってアリスと再会することを目標に、キリトから彼曰く《アインクラッド流剣術》という名のソードスキルを習う。剣士としては先達であるキリトをして、戦慄を隠せない天賦の才を内に秘めている様子。ノーランガルス帝立修剣学院の上級修剣士であったが、ロニエとティーゼを守るために右眼の封印を破り、ウンベールの腕を切り落として「故意に他者の天命を損失させる」という禁忌目録を犯したため、《セントラル・カセドラル》に罪人として連行された。そこでキリトと共に脱獄をし、エルドリエとの交戦のあとカーディナルによって大図書室に誘われる。そこで武器の「完全支配術」を学び、剣から氷を発することができるようになった。
- 禁忌目録を破ってからは違反指数が上昇したためか、脱獄や部屋への侵入など法に対する縛りや盲信が薄れており、デュソルバートやファナティオとの戦いで彼らに対し憎しみの感情をむき出すなどより柔軟で感情的になっている。
- セルカ・ツーベルク
- アリスの妹。あまり神聖術がうまく出来ず悩んでいた。
- キリトにアリスが連れて行かれた際の話を聞き北の峠へ向かうが、そこでゴブリンの偵察隊に見つかり捕られる。その後キリトとユージオによって救出され、危険な高位神聖術を行使して戦いの最中に重傷を負ったユージオを、キリトと自分の天命を分け与えることで救った。
- 修剣学院の人々
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- ロニエ・アラベル
- キリトの傍付き見習い剣士。六等爵家という下級の貴族の出身で、他の格上の貴族たちからは下に見られている。他の上級修剣士たちから側付き練士として指名されなかったために、キリトの傍付きとなった。キリトのことを慕っている。
- キリトが自分を助けるために禁忌目録を破り罪人として連れて行かれた時には、ティーゼとともに彼らの剣を届け泣きながら彼らを見送った。
- ティーゼ・シュトリーネン
- ユージオの傍付見習い剣士。ロニエ同様六等爵家の出身で、他の上級修剣士に指名されなかったことでユージオの傍付きとなった。父の教えから「貴族は民の平和と幸せを守ることに努めなければならない」という考えを持ち、貴族の特権を利用して己の欲望を満たすライオスとウンベールのような誇りを持たない貴族に疑問と恐怖と抱いていた。
- ユージオに好意を寄せており、彼に「仮に《整合騎士》になれなかったときは、四帝国統一大会で爵位を得て自分の夫になって欲しい」という意の嘆願をした。自分と同室の練士で、ウンベールの傍付きであるフレニーカが彼に辱めを受けていることにロニエとともに抗議をしにいった結果、懲罰と称して彼らに性的暴行を受けそうになる。その際にユージオとキリトが自分たちを守るために禁忌目録を破って罪人になってしまったことを悔やみ、ユージオに将来必ず《整合騎士》になって彼を助け出すことを誓った。
- ソルティリーナ・セルルト
- ノーランガルス帝立修剣学院次席でキリトを傍付きとした女性。
- 歩く戦術総覧と言われ、鞭や短剣など様々な武器扱うセルルト流の伝承者。
- ウォロ・リーバンテイン
- ノーランガルス帝立修剣学院主席。
- ハイ・ノルキア流秘奥義《天山烈波》というすさまじい剛剣の使い手で、《ギガスシダー》の先端から削り出した黒剣で4連撃ソードスキル《バーチカル・スクエア》を放ったキリトと引き分けた。
- ライオス・アンティノス
- キリト達と同期のノーランガルス帝立修剣学院主席。
- 三等爵家長子ということに強い自尊心を持っており、キリトとユージオを差別していたが、禁忌目録を犯したユージオを斬ろうとしてキリトと交戦。腕を切り落とされ、自分の天命と禁忌目録のどちらかを選ばざるを得ない状況に陥り自己崩壊を起こした。
- ウンベール・ジーゼック
- キリト達と同期のノーランガルス帝立修剣学院次席。
- ライオスと一緒にキリトとユージオを差別していたが、ロニエとティーゼを襲おうとしてユージオによって左腕を切り落とされる。
- 整合騎士
-
- ファナティオ・シンセシス・ツー
- 《整合騎士》副騎士長。鎧兜で顔を隠しているが実は女性。一千枚の大鏡より生み出された神器《天穿剣》を用い、《武装完全支配術》は剣先は光線を放つというもの。《アンダーワールド》の騎士としては異例な連続技を得意とする。
- 女であることに強いコンプレックスを持っており、武装完全支配術などで極力剣での打ち合いを避けた戦法をとる。
- デュソルバート・シンセシス・セブン
- 《整合騎士》の一人。焔の弓矢《熾焔弓》を操る。子供の頃のアリスを連行した張本人だが、本人はアドミニストレータによりその記憶を消されている。
- リネル・シンセシス・トゥエニエイト/フィゼル・シンセシス・トゥエニナイン
- 二人組の《整合騎士》。アドミニストレータの蘇生神聖術の実験台の生き残りであり、人殺しの技術が高い。整合騎士二人を殺害し、現在の地位についた。
- キリトとユージオを油断させ、麻痺毒の剣で捕らえるも失言と武器の帯刀からキリトに見破られ逆に自分の毒剣により麻痺させられてしまう。ファナティオとの戦いのあとユージオから解毒薬を飲まされた。
- アリス・シンセシス・サーティ
- キリトとユージオの幼なじみだった女性。連行後に《シンセサイズの秘儀》により過去の記憶を喪失している。
- アンダーワールドで最初に生み出された破壊不能オブジェクトである金木犀の樹で作られた《金木犀の剣》を持ちそれを先端の尖った幾千の黄金花に変えて広範囲の攻撃を可能にしている。さらに花一枚が巨人の一撃に匹敵する威力を持つなどありえないほど完全で万能な完全支配術を持つ。
- エルドリエ・シンセシス・サーティワン/エルドリエ・ウールスブルーグ
- 脱獄したキリト達の前に現れた《整合騎士》。アリスを師と仰いでおり、《整合騎士》達の序列の中では最も新しいとされる。
- 本人曰く「1か月前に天界より召喚された」とのことであったが、実はソルティリーナやウォロを破り四帝国統一大会で優勝した大剣士で、紛れもない《アンダーワールド》人。《シンセサイズの秘儀》により《整合騎士》となる以前の記憶を全て失っている。
- 管理者
-
- カーディナル
- キリト達を助けた《ザ・シード》の調整プログラムを名乗る少女。その正体はアドミニストレータと融合したカーディナルシステムのサブプロセスであり、「メインプロセスの間違いを正せ」という命令に従い行動している。
- かつてはアドミニストレータの休眠中にしかその体を操作することしかできなかったが、アドミニストレータが魂の寿命から逃れるために他の若い少女のフラクトライトに自分の魂を上書きコピーした結果、その肉体を獲得する。直後に実力行使でアドミニストレータの削除を試みるものの、失敗し敗走、通常のフィールドから隔離された空間に逃げ込み、人界の時間で200年もの間アドミニストレータへの対抗手段を練っていた。
- アドミニストレータ
- 公理協会最高司祭。元は「クィネラ」という名で、貴族同士の政略結婚によって誕生した、《アンダーワールド》で最も大きな利己心と美貌を持つ女性。
- かつて神聖術の修行の際に、生物を殺すことで自身の権限レベルが上がることに気づく。それからは人目を盗んで動物を狩り続けて権限レベルを上げ続け、さらに神聖術の式句の解析により天命回復や天候予測などの神聖術を身につけたことで周囲から聖女として崇拝されるようになり、公理協会や貴族などの制度、禁忌目録などを設け自分の絶対権力を確立した。
- そんな彼女であっても自身の寿命だけはどうにもならず、やがては老衰により死を迎えるはずであった。しかし彼女の執念か、あるいは外部からの手引きがあったのか、本来であれば決して知り得ないはずの「《アンダーワールド》内における全神聖術の式句を表示するシステムコマンド」に辿り着き、それを用いてカーディナルからシステム権限の全てを簒奪し《アンダーワールド》の管理者となった。それ以降300年以上人界の頂点に君臨し続けている。
- 現実世界
-
- サトライザー
- 第1回BoBをナイフとハンドガンだけで制した達人。第2回からは日本国内からしか参加できなくなって弾き出されたが、何らかの手段で第4回BoBに舞い戻った。そして徒手空拳からの圧倒的な近接格闘能力で他のプレイヤーを制圧し、その際に奪った武器で応戦という離れ業を以て第4回BoBの頂点に返り咲いた謎のプレイヤー。シノンも交戦したが、まるで歯が立たなかったという。
- アメリカからGGOサーバーに接続しているらしく、キリトはその正体を、軍隊等の何らかの戦闘訓練を受けた人物であると目しているが…。
VR技術に関わる人々 [編集]
- クリスハイト / 菊岡 誠二郎(きくおか せいじろう)
- 総務省通信ネットワーク内仮想空間管理課職員。SAO事件においては、被害者の搬送先となる病院の受入体制を整えるチームの中心人物だった。《ザ・シード》によって混沌としたVRMMO世界の監視や調査を行なっており、SAOクリア後覚醒した和人の元に駆けつけ事情聴取を行い面識があったことから、ゲーマーとしての実力を見込んで、VRMMOに関わる仕事を依頼する。
- ALOでの種族はウンディーネで氷結系魔法の使い手。メイジとしての腕前はユージーンが褒めるほどである。キリトやアスナ以外とはALOを介して交流があり、ALOをプレイする理由は「皆と仲良くなるため」だと言っているが、和人は「情報収集の一環」と推測している。キャラネーム「クリスハイト」の由来は英語で「菊」を表す「クリサンセマム」と丘を表す「ハイト」の合成。
- ファントム・バレット編では、GGOプレイヤー変死の調査のためキリトに《死銃》との接触を依頼。事態の発覚後、アスナに呼び出され厳しく問い詰められる。事件後、新川兄弟の取調べの様子を和人と詩乃に報告している。
- アリシゼーション編では、和人にSTLのモニターのバイトを紹介。出世コースから外れ左遷されたキャリア組を称していたが、本来の素性は防衛省から出向の自衛官で階級は二等陸佐。兵器に搭載可能なAIの開発計画《プロジェクト・アリシゼーション》を推進しており、それに関連してSAOにはベータテスト時から目を付けていた。わざわざ総務省の閑職の身分を得てまでSAO事件に携わっていたのも、事件の経過を見守るためであった。そしてSAOをクリアしたキリトに着目し、密かに《プロジェクト・アリシゼーション》に関わるよう仕向けていた。
- 神代 凛子(こうじろ りんこ)
- 茅場晶彦の大学時代の後輩で、彼の元恋人。初登場は第4巻。自身も優秀な科学者であり、茅場が遺したデータを基にメディキュボイドを発表。その開発に携わっている。
- SAO事件直後、行方を眩ませた茅場の居場所を突きとめ殺害を試みるも、結局手に掛けることが出来ずゲームクリアまで彼の世話をしていた。
- ALO事件後、キリトと対面。茅場の最期の言葉と《ザ・シード》の存在を聞き「あなたの中に彼を憎む以外の気持ちがあるなら」とその処遇を一任している。また、茅場が死の間際に行った工作[注釈 31]により法的追及を免れる。
- アリシゼーション編では、アメリカの大学に渡り研究のみに没頭するという半ば世捨て人のような生活を送っていたが、明日奈から協力要請の連絡を受け、自分の身分を利用して彼女と共に《オーシャン・タートル》に赴く。
- 比嘉 タケル(ひが タケル)
- 声 - 野島健児(ドラマCD版)
- 《プロジェクト・アリシゼーション》に携わる若きエンジニア。かつて茅場や凛子、須郷が所属していた大学の研究室の後輩。金髪の短い髪を逆立てアニメのキャラが描かれたTシャツを着こみ、「〜ッス」という軽い口調で喋るなど科学者に見えない風貌をしている。初出は『アクセル・ワールド』第10巻収録の「バーサス」。
- 韓国人の友人を兵役中に送られたイラクで自爆テロで失った過去があり、そのこともプロジェクト参加の動機になっている。
- 安岐 ナツキ(あき ナツキ)
- SAOクリア後の和人のリハビリやGGO事件の際のモニタリングを行っていた看護師。
- アリシゼーション編では、本来の素性は自衛隊付属の看護病院の卒業生で自衛隊員としての階級は二等陸曹と明かされ、STLで治療を続ける和人の看護を行なっている。
キリト・アスナの親族 [編集]
- 桐ヶ谷 翠(きりがや みどり)
- 声 - 遠藤綾
- 和人と直葉の母親。和人の実母の妹で、両親を事故で失った和人を引き取り養子とした。
- パソコン情報誌の編集者で、〆切前は出版社に篭りがちになりほとんど帰ってこない。和人がパソコンやネットゲームに傾倒するにあたって、強い影響を与えている。かなりのゲーム好きで、本人曰く小学生の頃からネットゲームをしていた模様。
- 桐ヶ谷 峰嵩(きりがや みねたか)
- 和人、直葉の父親。第11巻現在では名前のみの登場。
- 夏休みにアメリカから一時帰国した際に、和人と直葉が仲良くしている姿を見て若干嫉妬していた模様。
- 結城 彰三(ゆうき しょうぞう)
- 声 - 山路和弘
- 明日奈の父親。大手電子機器メーカー《レクト》の元CEO。
- ALO事件発覚後、須郷が起こした事件の責任を取る形でCEOを辞職。一時期は、明日奈の夫にと見込んだ須郷が事件を起こしたことで、能力・業績ばかり気にして人間性を省みなかったと落胆していた。
- 和人とは明日奈がALOに囚われていた時の病室で何度か立ち会っている。和人が機械系に強いことから、ある程度の信頼を寄せており、明日奈との交際も認めている。
- 結城 京子(ゆうき きょうこ)
- 明日奈の母親。大学教授。
- 厳格な性格で、SAO事件により娘がエリートコースから脱落したことや、現在の学校を快く思っておらず、自身の大学附属の名門校に転校させようとする。その後ユウキからの助言を得た明日奈に連れられてALO内に赴き、思っていることを語り合い、そこで娘の想いを知り和解。翌日の朝食の席で今の学校に通うことを許した。
- 結城 浩一郎(ゆうき こういちろう)
- 明日奈の兄。父親がCEOを勤める《レクト》に就職している。なお、第11巻現在では名前のみの登場となっている。
- 明日奈がSAOに囚われるきっかけとなったナーヴギア及びSAOのパッケージを購入した人物。本人は正式サービス稼動初日から長期の出張予定が入ってしまい、実際にゲームをプレイすることはなかった。
設定 [編集]
NERDLES(ニードルス) [編集]
本作の根幹を成すバーチャルリアリティ技術。名称は直接神経結合環境システム(NERve Direct Linkage Environment System)の略称[注釈 32]。
ハードの内側に埋め込まれた無数の信号素子によって発生した多重電界でユーザーの脳と直接接続し、目や耳といった感覚器にではなく、脳に直接仮想の五感情報を与えることで仮想空間を生成する。同時に脳から体へ出力される電気信号も回収するので、仮想空間でいくら動き回っても現実世界の体はピクリともしない。
以下は作中に登場したハードである。
- 第1世代機
- 極一部のアミューズメント施設やリラクゼーション施設にのみ導入、設置された最初期のマシン。名称は明らかにされていない。
- 第2世代機
- 民生用にダウンサイジングがなされたマシン。作中には以下の2つが登場している。
- ナーヴギア(NerveGear)
- 民生用NERDLESマシンの第1号機。形状は頭全体を覆う流線型のヘッドギア。茅場晶彦によって基礎設計が行われた。世界初のNERDLES技術を用いた家庭用ゲーム機として様々なメーカーから発売され、絶大な売り上げを記録した。価格はSAO同梱版で12万8000円[注釈 33]。
- しかしSAOでゲームオーバーになった場合、または外部から強制的に除装・離脱させようとした場合、強電磁パルスを発生させて装着者の脳を破壊するよう設計されていたため、SAO事件以降は悪魔の機械として認知され、政府により回収され製造も打ち切られた。
- 正規ルートでの入手は極めて困難ながらそのすべてが破棄されたわけではなく、和人はSAO事件で装着したナーヴギアを茅場に関する情報提供と引き換えに自宅に持ち帰り、それを使ってALOにログインしていた。また、『インフィニティ・モーメント』では、直葉が友達[注釈 34]の隠し持っていた本機を用いてSAOの世界に乗り込んでいる。
- 痛覚はペインアブソーブ機能により制限されてはいるが、被ダメージが大きい場合、強い不快感や痺れ、悪寒が発生する。
- 本作と作者が同じである『アクセル・ワールド』のテレビアニメ第22話にて存在が語られている。
- アミュスフィア(AmuSphere)
- ナーヴギアの後継機。形状は2つのリングが並んだ円冠状の器具。SAO事件から半年後「絶対安全」を売り文句に、ナーヴギアのセキュリティシステムおよびセーフティ機構を強化した製品。規格はナーヴギアと同一であるため、いずれのマシンであっても同じソフトを動かすことが可能。
- 電磁パルスの出力は大幅に弱められ、脳の破壊は物理的に不可能になっており、一定以上の生理的反応[注釈 35]や外部刺激で強制終了するシステムになっている。
- 出力の低下に伴い、若干解像度も落ちている。そのためか《SAO生還者》を始めとするナーヴギア経験者がアミュスフィアを使用すると物足りなく感じる模様。
- 後継機として《レクトエレクトロニクス》主導による複数メーカーによってアミュスフィア2(仮)が開発されている。
- 第3世代機
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- メディキュボイド
- NERDLES技術を医療用に転用した世界初の医療用フルダイブ機器。キュボイドの名の通りベッドと一体化した箱型となっている。開発者は神代凛子だが、基礎設計は茅場晶彦が行なっている。
- 安全性最優先のアミュスフィアと異なり、医療機器のために出力はナーヴギア以上に強化され、CPUはAR(拡張現実)技術にも対応可能なスペックを確保している。電磁パルス発生素子はナーヴギアの数倍に及び、体感覚の完璧なキャンセルも可能となっている。
- ターミナルケアをはじめとして多くの分野で活用が期待されており、木綿季がその試作1号機の被験者となっている。
- 『インフィニティ・モーメント』ではシステムエラーを起こしたカーディナルシステムにナーヴギアと誤認される事故が発生しており、PTSDの治験をしていたシノンのSAO強制ログインというイレギュラーが発生した。
- 作中実験世代機
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- ブレイン・インプラント・チップ(Brain Implant Chip)
- 研究課程の技術。アメリカサンタクララの大学にて研究されている脳インプラント型VRマシン。下記のSTLとは異なり、その系譜はあくまで既存のNERDLES技術の延長線上にあるため、和人はこれを「正常進化形」と評している。
- 『アクセル・ワールド』にも登場。こちらでは作中の過去に一時市販されていたが現在では規制された製品として語られている。販売開始時期の関係で第4世代VRマシンと呼ばれている
- ソウル・トランスレーター(Soul TransLator)
- 茅場晶彦の開発した彼にとっての「本命」のVRマシン、茅場晶彦がAn INCarnating RADiusである《ソードアート・オンライン》や《ザ・シード》で展開する異世界に入り込むために作られたマシンである。
- SAO事件の終盤で茅場晶彦が自らの脳をスキャニングして意識を電子化したのものこのマシンによるものあり[7]、茅場晶彦を対象にした長期間のある種の医療介護データは神代凛子によって《メディキュボイド》の開発にいかされることになる。
- 『アクセル・ワールド』においてはSTLのモバイル版であるニューロリンカーが第5世代VRマシンとして登場している(作者Twitterにおいての発言)。
VRMMORPG [編集]
NERDLESマシンによって生成される仮想空間を舞台とした新世代のMMORPG。正式名称はVirtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game。限りなく現実に近い環境下にて生み出される圧倒的な臨場感は既存のあらゆるゲームを過去の物とし、世のゲーマー達にとっては正に究極のRPGを体現したジャンルとなった。
SAO事件に続いてALO事件が起きたため、VRMMOに対する世論は極めてネガティブな方向にむかい、一時期その将来を危ぶまれる。しかしフリーソフト《ザ・シード》によってその状況はひっくり返され、VRMMOをはじめとする仮想世界は混沌とした発展と拡張を続けている。
なお、デスゲームとなった製品版SAOを除き、アバターはアカウント毎にランダムで容姿が決定される(SAOについては後述)。一度決定されたアバターは基本的に変更は出来ず、どうしても変えたい場合は新たにゲームソフトを購入するなどして新規のアカウントを入手しなければならない。
また、SAO以降は脳波パターンによるアバターの性別決定が行われるようになり、基本的には自身の性別と異なるアバターを作製することは出来なくなった。これについては、自身の性別と異なるアバターの使用を続けると、現実世界の人格に影響を及ぼす懸念が生まれたためとされている。
以下は作中に登場し、名称が明らかになっているゲームタイトルである。
- ソードアート・オンライン(Sword Art Online)
- 略称はSAO。完全なる仮想世界を構築するナーヴギアの性能を生かした世界初のVRMMORPG。価格は初回生産版が3万9800円(1か月無料券付き)。
- 2022年10月31日にゲームメーカー《アーガス》より発売。ユーザーの期待と渇望を受け、初期出荷分1万本は瞬時に完売した。
- しかしその真の姿は、茅場晶彦の「真の異世界の創造」という渇望を具現化するための狂気のソフトウェア。同年11月6日の正式サービス開始と同時に茅場により生死を賭けたデスゲームの舞台と化し、クリアに至るまでに4000人近い死者を出す大惨事を招いた。これにより《アーガス》は、開発費の回収はおろか被害者への保証で莫大な負債を抱え解散。事後処理とSAOサーバーの維持管理は《レクト》に委託される。
- 自らの体を動かし戦うというナーヴギアのシステムを最大限体感させるため、魔法の要素を排し、代わりにソードスキルという必殺技と、これを使うための様々な武器類が数多く設定されている。また鍛冶や裁縫、釣りや料理、音楽など戦闘用以外のスキルも多数用意され、ゲーム内で文字通り「生活」することができる。
- ゲームの舞台は石と鉄で構成され、全100層からなる《浮遊城アインクラッド[注釈 36]》。城の外部には無限の蒼穹が広がり、内部には都市や村、森や湖など様々な《フィールド》が存在する。上下のフロアをつなぐ階段は各層1つのみ、その全てが怪物のうろつくダンジョン《迷宮区》に存在し、階段の直前には強力なボスモンスターが立ちはだかっている。通貨単位は「コル[注釈 37]」。
- ベータテスト時および正式サービス開始直後はプレイヤーが各々デザインしたアバターが使われていたが、この世界が紛れもない現実であることを実感させるため、茅場によってナーヴギアでスキャンした装着者の顔とダイブ前にキャリブレーションした身体のデータを元にしたアバターの再構築が行われた。そのため全プレイヤーが現実世界同様の容姿となっている(異性のアバター使用者も本来の性に修正されている)。
- ちなみに、SAOにも13歳以上推奨という年齢制限(レイティング)が存在したが、それが守られなかった例は少なからず存在し、SAOに囚われてしまった年齢制限以下の子供は作中で確認されているだけでも20人以上、デスゲーム開始当時10歳であった子供も存在する。
- 2024年11月7日14時55分、第75層のボスモンスター攻略戦を終えた直後、ヒースクリフの正体をキリトが看破し、相討ちに近い形で最終ボスである彼を撃破したことにより、最終層たる第100層到達前にゲームはクリアされることとなった。
-
- ソードスキル
- 魔法が存在しないSAOに設定された最大の攻撃システムであり、予備動作をシステムが検知することで発動する必殺技。発動時には武器が発光する《ライトエフェクト》と、攻撃軌道を補正する《システムアシスト》を伴い、通常攻撃を遙かに凌駕する破壊力と攻撃速度を得ることが出来る反面、技の終了後には一定の硬直時間を課される。プレイヤーの大きな強みではあるが、モンスターも使用するためにその対策も強いられる。
- 「ソード」と名が付いてはいるが、片手直剣、細剣といった一般的な剣だけでなく斧、投剣、体術といったSAOに存在する様々な武器に対応したスキル系統が無数に存在し、中には特殊なスキル群である《エクストラスキル》、さらには修得者がたった1人しか判明していない《ユニークスキル》といったイレギュラーなカテゴリーが存在した。特に《ユニークスキル》はゲームバランスを大きく歪めるほどの強力な性能を有しており、茅場の発言によると《二刀流》と《神聖剣》を含め全部で十種類存在していたらしい。この《ユニークスキル》は意図的にプレイヤーサイドに与えられており、茅場はスキル所有者達がこれらのスキルを以てしてゲーム内で何らかの役割を果たすことを期待していたようである。
- 《ザ・シード》にはソードスキルのプログラムが組み込まれていないため、このシステムは旧SAOにのみ存在していた。しかしSAOのデータを組み込んだ新生ALOにおいて魔法属性を付与した新ソードスキルシステムが実装可能となり、さらには自分だけの剣技を開発する発展形の《オリジナル・ソードスキル(OSS)》が新たに導入された。ただし、その登録は困難を極める。
- ビーター
- SAO内で使われていたベータテスト出身のプレイヤーを貶めて言う蔑称。"ベータテスター上がりのチーター(不正行為者)"を縮めた造語であり、ベータテストで培った経験と知識を独占する利己的なプレイヤーを指す。キリトは《ビーター》を最初に自称している。
- 茅場によるSAOデスゲーム化宣言後、キリトも含め多くのベータテスト出身者は自身の生存を優先してテスター時代に培った膨大な知識と経験を独占した利己的な自己強化に走り、ハイレベルプレイヤーとして活動する一方、恐慌する初心者達をほとんど顧みなかった。それゆえにデスゲーム開始直後は多くの一般プレイヤーはベータテスト出身者をひどく毛嫌いしており、ベータテスト出身者達は批判や中傷を恐れ自身の出自を隠して活動していた[注釈 38]。
- 《ビーター》という蔑称が定着した後はベータテスト出身者であるというだけで差別されることは減ったようだが、それでも風当たりは良くはない。
- デュエル
- 腕試しや意見が対立した場合に行われる、プレイヤー同士による決闘のこと。
- 種類は、強攻撃の一撃ヒットで勝敗が決まる《初撃決着モード》、HPが半減した時点で勝敗が決する《半減決着モード》、どちらかのHPが0になるまで戦う《完全決着モード》の3種類が存在。
- 《デュエル》の最中はたとえ《圏内》であっても攻撃によってお互いのHPを減らすことが出来る。だが、ゲームでの死が現実の死となるSAOにおいて《完全決着モード》を選択する者はまず存在せず、《半減決着モード》でもクリティカルヒットによってHPが危険域にまで落ちてしまうことがあるため、大半が《初撃決着モード》で勝敗を決める。勿論、《デュエル》中でも降参することが可能。
- 圏内
- 正式名称は《アンチクリミナルコード有効圏内》。悪性攻撃等からプレイヤーをシステム的に保護するエリアのことを指す。
- SAOではモンスターがはびこる《フィールド》と、プレイヤー達が準備・休息するための《主街地》に区分され、《主街地》の内部は《圏内》と呼ばれる。この《圏内》の中では犯罪行為防止機能が働いており、各々のプレイヤーはシステム的に保護され、また他のプレイヤーを絶対に傷つけることができない。
- 具体的には、プレイヤーへの攻撃は不可視の障壁に阻まれHPを減らすことは出来ず、各種の毒アイテムも一切機能せず、アイテムを盗む事も不可能になる。なお、《圏内》で他のプレイヤーに攻撃してもHPは減らず、犯罪者カラーにもならない仕様を利用した《圏内戦闘》という模擬戦も行われている。この際には攻撃者のパラメータとスキルが高いほど、保護障壁への攻撃による発光と衝撃音、ノックバックが過大化する。
- 原則として《圏内》では、アンチクリミナル(犯罪防止)の名の通り直接的犯罪行為は行えないが、一方で一部の《オレンジプレイヤー》や《レッドプレイヤー》によってシステム保護の隙間を突いた悪質なハラスメント行為やPK技が考案されていた。具体的には、保護機能を逆手にとって通路を塞ぎ相手を閉じ込める《ブロック》、直接数人で取り囲んで相手を一歩も動けなくしてしまう《ボックス》、熟睡しているプレイヤーに《完全決着モード》の《デュエル》を申し込み、寝ている相手の指を勝手に動かして《デュエル》申請を受諾させそのまま寝首を掻く《睡眠PK》、担架アイテムを使用して寝ているプレイヤーを圏外まで運び出してしまい《フィールド》上で攻撃したり、強力なモンスターが徘徊する危険地域を出口に設定した回廊結晶を使用した《ポータルPK》といった手口などが存在する。もっとも、このような特殊な環境・条件・手段が無い限りは《圏内》での犯罪行為は絶対に不可能である。
- 犯罪者(オレンジ)プレイヤー
- SAO内において、盗みや傷害、あるいはプレイヤーキル(PK)といったシステム上の犯罪を行ったプレイヤーの通称。由縁は通常プレイヤーのカーソルが緑(グリーン)であるのが、犯罪を行うことでオレンジに変化することから、犯罪者を《オレンジプレイヤー》、その集団を《オレンジギルド》と通称される。
- 基本的に犯罪を行った者は《オレンジプレイヤー》と呼ばれるが、中でも積極的にPK(=殺人)を行った者は《レッドプレイヤー》と呼ばれ、多くの一般プレイヤーにとって畏怖の対象となっている。なお、《レッド》はあくまで殺人ギルド《ラフィン・コフィン》が最初に宣言した積極的PKプレイヤーの自称および通称であるため、システムには規定されていない。
- 一度カーソルがオレンジになると、カルマを回復するためのクエストをクリアしない限り解除されず[注釈 39]、カーソルがオレンジの状態で《圏内》に踏み入れると鬼のように強いNPCガーディアンが大挙して襲ってくるため、事実上《圏内》へ立ち入ることが出来ず、そのため《圏内》のみに設置されている各層の転移門を利用することが出来ない。ゆえに《オレンジプレイヤー》が他の層を移動するためには、転移結晶の行き先に《圏外村》を指定するか、極めて高価な回廊結晶を使用するか、あるいは徒歩で攻略済みの迷宮区タワーを上り下りするしかない。
- SAO生還者(サバイバー)
- SAOから生還したプレイヤー達を指すネット用語。
- 生還者達は2年間という長期間をVR世界で過ごしたためか仮想空間への適性が高く、常人なら音を上げる長時間のダイブにも耐えうることが可能[注釈 40]。一方で、HP0=死という極限の環境の中で余りにも長い時を過ごしてしまったため、何処か浮世離れした雰囲気を纏っている。
- ゲーム開始当時高校生以下だったプレイヤー500余名は、政府の配慮により西東京市に設置された高等専修学校に通っている。
- また、積極的殺人歴のある本格的な《オレンジプレイヤー》はカウンセリングの要有りということで1年以上の治療と経過観察を義務付けられている。
- アルヴヘイム・オンライン(ALfheim Online)
- 通称はALO。SAO事件の1年後に《レクト》の子会社《レクト・プログレス》より発売されたVRMMORPG。
- 《レクト》が《アーガス》から継承したSAOサーバーを丸ごとコピー・流用する形で開発。そのため基幹プログラムとグラフィック形式は完全に同一。また、旧SAOプレイヤーのセーブデータがそのまま保存されており、一部共通するシステムデータはそのままALOで使用することが可能。
- 火妖精族(サラマンダー)、水妖精族(ウンディーネ)、風妖精族(シルフ)、土妖精族(ノーム)、闇妖精族(インプ)、影妖精族(スプリガン)、猫妖精族(ケットシー)、工匠妖精族(レプラコーン)、音楽妖精族(プーカ)の9つの妖精族が、空を自在に飛ぶことができる高位種族・光妖精族(アルフ)へと転生すべく、世界樹と呼ばれる巨大な樹木の頂点にあるとされる空中都市を目指すという内容で、種族間抗争が前面に打ち出されている。
- ゲームシステムはスキル制を採用しており、レベルの概念は存在しない。戦闘はプレイヤーの運動能力に大きく依存したアクションゲーム的要素を持ち、他種族間ならPKも可能とかなりハードな仕様。最大の特徴はフライト・エンジンを搭載していることで、滞空時間に制限こそあるものの自らの翅によって自在に空を飛ぶことが可能。SAOに迫る高スペックに加え、魔法や飛行システムの実装ゆえに爆発的な人気を獲得している。通貨単位は「ユルド」。
- だが、世界樹には空中都市ではなく、須郷によるSAOプレイヤーを利用した非合法実験施設が設置されており、そのため世界樹攻略グランドクエストは実質攻略不可能に設定されていたが、2025年1月下旬、須郷の逮捕によって明るみになり運営中止。《レクト・プログレス》はこれにより回復不可能な打撃を受け解散。《レクト》本社もCEO以下経営陣は責任を取り辞職となる。
- しかし、全ゲームデータをほとんど無料同然で《レクト》から譲り受けた有志達の手により、《ザ・シード》規格のVRMMORPGとして復活した。またそのデータにはSAOのものも含まれており、これを活かす形で以下のような仕様変更・アップデートが順次行われている。
- 滞空制限の撤廃による飛行時間の無制限化。
- 元SAOプレイヤーがプレイする場合、SAOのセーブデータ(容姿とステータス・使い魔)の引き継ぎ選択が可能。
- 魔法属性を付与した新ソードスキルと、その発展形で自分だけの技を作るシステム《オリジナル・ソードスキル(OSS)》の追加実装。ただしユニークスキルは全て廃止された。
- 《浮遊城アインクラッド》を、フロアボスの大幅強化などのアレンジを施して実装。
- ガンゲイル・オンライン(Gun Gale Online)
- 通称はGGO。《ザ・シード》によって誕生したVRMMOFPSの1つ。アメリカにサーバーを置く《ザスカー》が運営。世界大戦によって荒れ果てた遠い未来の地球を舞台とし、剣と魔法ではなく銃火器による銃撃戦をメインに据えたゲーム。
- プレイヤー達は筋力(STR)、敏捷力(AGI)、耐久力(VIT)、器用度(DEX)などの6つのステータスと数百種類のスキルを自由に選択・上昇させて、自分だけの能力構成(ビルド)を構成していく(ただし余りにも無計画な能力構成は戦闘力を削いでしまうため、定番の組み合わせも幾つか存在し、それらを便宜的に「アタッカー」「タンク」「スナイパー」と言ったクラス名で呼称することもある)。また、ゲーム的な面白さを盛り込むため、銃撃者には自身が発射する弾丸の《着弾予測円(バレット・サークル)》が緑色の円として、被銃撃者には自身を狙う弾丸の《弾道予測線(バレット・ライン)》が赤い輝線として視認できる。
- GGOでは、日本で稼働しているVRMMORPGで唯一ゲーム内通貨を電子マネーに換金することが可能であり、これによって生計を立てている「プロゲーマー」が存在している。そのためにプレイヤー間の摩擦は他のVRMMOに比べて激しく、トッププレイヤー達も他のVRMMOにおける廃人プレイヤー以上の時間と情熱を注ぎ込んでいる。
- 通貨単位は「クレジット」。電子マネー還元レートは100クレジット=1円。トッププレイヤーは月当たり20万 - 30万円稼ぐという。
- ゲーム内に登場する銃器は大きく分けて実弾銃と光学銃の2つがあり、双方にメリット・デメリットがある。実弾銃は現実の銃器をモデルとしているため、GGOプレイヤーにはいわゆるガンマニアが多い。また銃剣や《光剣》といった武装も存在するものの、使用者は少ない。
- BoB(バレット・オブ・バレッツ)
- GGOにおける最強ガンナー決定戦。まずブロック毎に別れて1対1の対人トーナメント型の予選を行い、各ブロックの上位2名、合計30名が総当たりで挑むサバイバル型の本戦への出場権を得ることが出来る。
- 第3回優勝者のキリト(シノンと同率)が試合で魅せた《光剣》による白兵戦が注目され、その後一時期《光剣》使いが増えた。しかしながら、シノンも含めて極めたプレイヤーは現れなかった様子。
《ザ・シード》 [編集]
コンパクトなサイズのVRMMORPG作成・制御用のフリーソフト。茅場晶彦がキリトに託した「世界の種子」。VRMMOを動かすのに必須となる幾つかのシステムをはじめ、開発用のツールも同梱しており、3Dオブジェクトとゲーム用のサーバーさえ用意すれば、基本的には誰でもVRMMOの運営が可能となる。
このソフトの拡散によって仮想世界は爆発的な拡張を続けており、現在でも様々なVRワールドを生み出し続けている。
- コンバートシステム
- あるVRMMOで育てたキャラクターを別のVRMMOへと移すことが出来る機能。《ザ・シード》によって開発されたタイトルならば例外なくコンバートが可能で、運営開始から3ヶ月が経過した時点でこの機能は自動的に有効になり、無効にすることはできない。
- コンバートに際しては所持金やアイテムの持ち出しなどは出来ず、ステータスなどは元々のキャラクターの傾向に応じて自動的に調整される。例えばあるゲームにおいて中の上程度の強さを持ったキャラクターをコンバートさせた場合、移転先のゲーム内においても中の上程度のステータスを持ったキャラクターとなるよう各種パラメーターが調整される。
- なおコンバートを使用した際は、各ゲーム毎に当該アカウント固有の容姿が与えられ、一度他のゲームにコンバートした後再度コンバートし直しても、別の容姿への変更は不可能である。
- カーディナルシステム
- 人間のメンテナンスを不要とするエラーチェックおよびゲームバランサー機構。2つのメインプログラムが互いを修正し合うことで常に最適環境を維持するよう組まれている。これによりゲーム内での不具合やシステムの穴を付いた不正行為はほぼ完封され、ゲームバランスを崩壊させる恐れのある裏技的な手法などが発見された場合も即座に修正される。
- また《カーディナルシステム》自体もメインプロセスとは異なるサブプロセスによって自身をメンテナンスしており、ゲームを滞りなく運営・維持している。
- 最初のバージョンはSAOに搭載されていたもので(ALOではSAOより下位バージョンが搭載されている)、《ザ・シード》には余分な機能をオミットしバージョンアップされたものが同梱されている。
プロジェクト・アリシゼーション [編集]
謎のベンチャー企業《ラース》の極秘計画。その実態は自衛隊主導で高度なボトムアップ型のAIを作りだし、それを軍事転用するというもの。
- ソウル・トランスレーター(Soul TransLator)
- 略称:STL。《ラース》によって開発された実験機。主任は比嘉タケルだが中心部には茅場晶彦による量子演算回路が使われている。六本木支部に1台、《オーシャン・タートル》に4台存在する。
- 文庫版での初出は『アクセル・ワールド』第10巻収録の「バーサス」。
- 第3世代機までのそれとは異なり脳接続インターフェイスではなく、脳神経細胞内のマイクロチューブルに封じられた光子の集合体であり、人間の魂とされる《フラクトライト》に量子的なアクセスが可能なインターフェイス。機構自体は《メディキュボイド》の純発展系であるため、医療目的にも応用できる。
- ニーモニック・ビジュアル・データ(Mnemonic Visual Data)
- 記憶的視覚情報。人間の《フラクトライト》に直接仮想世界を出力して意識レベルで再生する機能のことであり、ゆえにSTLでの仮想世界は現実とまったく区別がつかない。
- フラクトライト・アクセラレーション(Fluct Light Acceleration)
- 略称:FLA。意識中の思考クロック決定パルスに干渉し、加速させる機能。脳に悪影響を与えることがないため理論上では加速上限は存在しない。
- フラクトライト(Fluct Light)
- 揺れ動く光、フラクチュエーティング・ライト(Fluctuating Light)の略称。量子脳理論に基づいて提唱され、《ラース》が観測に成功した人間の脳内に存在する光子の集合体であり、人間の魂とされるもの。光子の揺らぎによって発生する量子力場であると考えられている。
- 精神原型 / ソウルアーキタイプ(Soul Archetype)
- 生後間もない赤ん坊12人からコピーした《フラクトライト》の誤差0.02パーセントを削除したもので、自我や自意識が発生する前の人間の意識体のこと。
- ライトキューブ(Light Cube)
- 光量子ゲート結晶体の通称。《フラクトライト》を保存するためのメディアで、一辺5cmのプラセオジウム結晶構造体。何らかの構造的欠陥を発生させてしまうらしく、これにコピーされたフラクトライトは自分がコピーであると自覚すると自己崩壊を起こしてしまい、さらに《アンダーワールド》内で育った人工フラクトライトは法規やシステムに逆らうことができない。
- オーシャン・タートル(Ocean Turtle)
- 《ラース》の本拠地が存在する自走式メガフロート。表向きは大型海洋研究母船となっている。全長は500mを超える巨大なピラミッド型をしており動力は加圧水型原子炉を使用している。
- アリス(A.L.I.C.E.)
- Artificial Labile Intelligent Cyberneted Existence。「人工高適応型知的自立存在」の略であり、《ラース》が目指す高度なボトムアップ型AIのコードネームにして、《ラース》を含むすべての計画の礎となった概念につけられた名前。
- 法規を逸脱できない人工フラクトライト達をA.L.I.C.E.へと昇華させることこそがアリシゼーション計画の最終目的である。
- アンダーワールド(Under World)
- 《ラース》によって作られた人工フラクトライト達による仮想世界。人界だけで直径1500kmの円形で人口は約8万人。その外側にダークテリトリーと呼ばれる闇の国があり、実際にはさらに広大。
- 制作には《ザ・シード》が使用されており、倍率を1倍にまで落とせばアミュスフィアでのダイブも可能。《アンダーワールド》内では、現実の人間がダイブしている場合は現実世界の1000倍、それ以外の場合は5000倍の速度で時間が流れている。痛覚制限が存在せず、負傷時には現実世界同様の痛みを伴う。
- 既に誕生から450年以上が経過しており、独自の文化や宗教まで生み出すほどに世界は発展。その様はもはや1つの文明のシミュレートと言っても過言ではない。
既刊一覧 [編集]
| 巻数 | 初版発行日付 | ISBN | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ソードアート・オンライン1 アインクラッド | 2009年4月10日 | ISBN 978-4-04-867760-8 | 第1章 |
| 2 | ソードアート・オンライン2 アインクラッド | 2009年8月10日 | ISBN 978-4-04-867935-0 | 第1章 外伝集 黒の剣士(SAO) 心の温度(SAO) 朝露の少女(SAO) 赤鼻のトナカイ(SAO) |
| 3 | ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス | 2009年12月10日 | ISBN 978-4-04-868193-3 | 第2章 上巻 |
| 4 | ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス | 2010年4月10日 | ISBN 978-4-04-868452-1 | 第2章 下巻 |
| 5 | ソードアート・オンライン5 ファントム・バレット | 2010年8月10日 | ISBN 978-4-04-868763-8 | 第3章 上巻 |
| 6 | ソードアート・オンライン6 ファントム・バレット | 2010年12月10日 | ISBN 978-4-04-870132-7 | 第3章 下巻 |
| 7 | ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ | 2011年4月10日 | ISBN 978-4-04-870431-1 | 外伝 |
| 8 | ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト | 2011年8月10日 | ISBN 978-4-04-870733-6 | 外伝集 圏内事件(SAO) キャリバー(ALO) はじまりの日(SAO) |
| 9 | ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング | 2012年2月10日 | ISBN 978-4-04-886271-4 | 第4章 序幕・1幕 |
| 10 | ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニング | 2012年7月10日 | ISBN 978-4-04-886697-2 | 第4章 2幕 |
| 11 | ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング | 2012年12月10日 | ISBN 978-4-04-891157-3 | 第4章 3幕 |
| 12 | ソードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング | 2013年4月10日 | ISBN 978-4-04-891529-8 | 第4章 4幕 |
| ソードアート・オンライン プログレッシブ(SAOP) | ||||
| 1 | ソードアート・オンライン プログレッシブ1 | 2012年10月10日 | ISBN 978-4-04-886977-5 | 第1・2層(星なき夜のアリア/ヒゲの理由/儚き剣のロンド) |
漫画 [編集]
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|---|
原作(原案)、キャラクターデザインは本編と同様。
- 『ソードアート・オンライン アインクラッド』(作画 - 中村貯子)
- 電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)2010年9月号から2012年5月号まで連載。電撃コミックスより刊行。
- 『ソードアート・オンライン アインクラッド 1』 2012年9月27日発売 ISBN 978-4-04-886906-5
- 『ソードアート・オンライン アインクラッド 2』 2012年9月27日発売 ISBN 978-4-04-886907-2
- 『ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス』(作画 - 葉月翼)
- 電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)2012年5月号より連載中。
- 『ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス 1』2012年10月27日発売 ISBN 978-4-04-886976-8
- 『ソードアート・オンライン ガールズ・オプス』(作画 - 猫猫猫)
- 電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)2013年7月号より連載予定。
- 『ソードアート・オンライン プログレッシブ』(作画 - 比村奇石)
- 電撃G's magazine(アスキー・メディアワークス発行)2013年8月号より連載予定。
- 『そーどあーと☆おんらいん。』(作画 - 南十字星)
- 電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)2010年9月号より連載中の4コマ漫画。電撃コミックスEXより刊行。
- 『そーどあーと☆おんらいん。 1』2012年9月27日発売 ISBN 978-4-04-886905-8
テレビアニメ [編集]
原作のアインクラッド編とフェアリィ・ダンス編がアニメ化され、2012年7月から12月まで放送された。全25話。原作の展開とは異なり、アインクラッド編では原作で公開済みのエピソードを時系列に沿って再構成している。
スタッフ [編集]
- 原作 - 川原礫(電撃文庫 / アスキー・メディアワークス刊)
- 原作イラスト・キャラクターデザイン原案 - abec
- 監督 - 伊藤智彦
- キャラクターデザイン - 足立慎吾
- サブキャラクターデザイン - 川上哲也
- 総作画監督 - 足立慎吾、川上哲也
- アクション作画監督 - 柳隆太、鹿間貴裕
- メインアニメーター - 斉藤敦史
- モンスターデザイン - 柳隆太
- プロップデザイン - 土屋祐太、鹿間貴裕、千葉茂
- 色彩設計 - 中島和子
- 美術監督 - 竹田悠介、長島孝幸
- 美術設定 - 谷内優穂
- コンセプトアート - 堀壮太郎
- 撮影監督 - 廣岡岳、臼田睦
- CG監督 - 雲藤隆太
- 編集 - 西山茂
- 音響監督 - 岩浪美和
- 音楽 - 梶浦由記
- 音楽制作 - アニプレックス
- プロデューサー - 柏田真一郎、三木一馬
- アニメーションプロデューサー - 加藤淳
- プロジェクト総括 - ジェンコ
- アニメーション制作 - A-1 Pictures
- 製作 - SAO Project(アニプレックス、アスキー・メディアワークス、バンダイナムコゲームス、ジェンコ)
主題歌 [編集]
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
Web版を含む原作からの主な相違点 [編集]
- 《アインクラッド編》での変更点
- 《ナーヴギア》について、文庫版・アニメだと開発されたのが2022年だが、Web版だと2012年となっている。
- β版SAOについて、当選したテストプレイヤーの総数には変更は無かったが、サービス期間が文庫版・アニメでは二ヶ月だったのに対し、Web版では半年間だった。加えて、β版SAOのサービス期間中で攻略できた層は文庫版では二ヶ月で第六層だったが、アニメでは二ヶ月で第八層を攻略中で、Web版では半年で第十層を攻略中だった。ただし、プログレッシブではβ版SAOのサービス期間は二ヶ月だったが、第十層を攻略中だった。
- SAOのプレイヤー数について、文庫版・アニメでのSAOプレイヤーの総数は一万人[注釈 41]だったのに対し、Web版でのSAOプレイヤーの総数は五万人[注釈 42]。そのため、SAO正式サービス開始後一ヶ月で死亡したプレイヤー数、外部からの救助を《はじまりの街》でひたすら待ち続けるプレイヤー数、《アインクラッド解放軍》などの大規模ギルドに所属しているプレイヤー数、オレンジプレイヤーの総数、SAOクリア時のプレイヤーの総数などがアニメ・文庫版とWeb版とでは大きく異なっている[注釈 43]。
- ディアベルの死について、キリトを糾弾したのが文庫版ではディアベルのことを慕っていたリンドというプレイヤーだったが、アニメではキバオウに変更されている。そのため、文庫版とアニメでは、キリトに対するキバオウの対応が異なっている。
- クラディールについて、文庫版・アニメではキリトを殺害しようと謀ったが、アスナの介入で失敗に終わり、最期には彼女への命乞いを装って不意打ちに出たところをキリトに殺されたが、Web版ではアスナに対して命乞いをしたものの、彼女の手によって容赦なく殺された。よって、文庫版・アニメではキリトがSAOで殺害したプレイヤーは三人だが、Web版では二人であり、加えてアスナは文庫版・アニメでは殺人の経験が無いが、Web版では一人殺害している。
- 《倫理コード解除設定》について、アニメでは全て省略されている。また、文庫版でも《倫理コード解除設定》に関する解説がわずかに記されているだけだが、Web版では倫理コードを解除した直後の描写が【■Sword Art Online #16.5■】にて記されていた。
- 《フェアリィ・ダンス編》での変更点
- 須郷によってALOに監禁されたSAOプレイヤーの人数が、文庫版・アニメでは300人、Web版では2000人と異なっている。
- 須郷とアスナの結婚式が、1ヶ月後から1週間後に変更されている。
- キリトとユージーンとの戦いについて、デュエルの決着が文庫版では一息での4連撃だったのに対し、アニメでは多少簡略化されている。
- ヨツンヘイムにまつわるトンキーとのエピソードについて、アニメでは全て省略されている。よって、ALOにおいて最強の武器である聖剣・エクスキャリバーに関する事前説明がない。
- 文庫版・アニメでは和人と直葉が実の兄妹でないことを和人は10歳のころに住基ネットにアクセスしてすでに知っていたが、Web版では直葉に告白されるまで知らなかった。
- 須郷が和人を襲撃したのが、Web版・文庫版では病院の地下だが、アニメでは外の駐車場となっている。
- 茅場の死について、原作ではキリトの独白で語られたが、アニメではアスナとの会話の話題として挙げられている。そのため、茅場の元恋人である神代凛子が登場しない。
- SAOで積極的殺人歴のあるオレンジプレイヤーに対する政府側の処置について、Web版・文庫版ではカウンセリングの要有りということで一年以上の治療と経過観察を義務付けられたと記されているが、アニメでは特に語られていない。
- ALO事件後にエギルの店で開催された《アインクラッド攻略記念パーティー》について、アニメの方がWeb版・文庫版よりも多くの人物が出席している。
各話リスト [編集]
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | アクション作監 | 総作画監督 | 提供バックイラスト | 原作収録巻 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アインクラッド編 | |||||||||
| #1 | 剣の世界 | 木澤行人 菅原雪絵 |
伊藤智彦 | 川上哲也 | 柳隆太 | 足立慎吾 | 足立慎吾 | 第1巻 | |
| #2 | ビーター | 中本宗応 | 伊藤智彦 鹿間貴裕 |
藤原佳幸 | 近岡直 波部崇 |
鹿間貴裕 | ゆーげん | SAOP第1巻 | |
| #3 | 赤鼻のトナカイ | 菅原雪絵 | 伊藤智彦 | 伊藤祐毅 | 中村直人 | 柳隆太 | 川上哲也 | 第2巻 | |
| #4 | 黒の剣士 | 向井良和 | 高橋亨 | 綿田慎也 | 大庭小枝 落合瞳 |
鹿間貴裕 | 足立慎吾 | 葉月翼 | |
| #5 | 圏内事件 | 木澤行人 | 藤原佳幸 | 布施康之 | 宮嶋仁志 | - | 川上哲也 | いとうのいぢ | 第8巻 |
| #6 | 幻の復讐者 | 伊藤智彦 | 佐藤和磨 | 近藤奈都子 | 鹿間貴裕 | ブリキ | |||
| #7 | 心の温度 | 向井良和 | 立川譲 | 星野真 | 齋藤敦史 | 柳隆太 | 足立慎吾 | 来栖達也 | 第2巻 |
| #8 | 黒と白の剣舞 | 入山修司 | 岡村天斎 | 藤井辰己 | 米山舞 | 鹿間貴裕 | 川上哲也 | 黒星紅白 | 第1巻 |
| #9 | 青眼の悪魔 | 東海林直樹 中本宗応 |
菊田幸一 | 波部崇 小林恵祐 戸谷賢都 |
柳隆太 | 足立慎吾 | 石田可奈 | ||
| #10 | 紅の殺意 | 木澤行人 | 伊藤智彦 | 高橋秀弥 | 中村直人 | 鹿間貴裕 | 川上哲也 | 合鴨ひろゆき | |
| #11 | 朝露の少女 | 菅原雪絵 | 藤原佳幸 | 許平康 | 渡辺敬介 | 柳隆太 | 足立慎吾 | CHAN×CO | 第2巻 |
| #12 | ユイの心 | 中津環 | 近藤奈都子 西口智也 戸谷賢都 |
川上哲也 | HIMA | ||||
| #13 | 奈落の淵 | 向井良和 | 鹿間貴裕 | 奥田陽介 | 鹿間貴裕 | 足立慎吾 | 黒田bb | 第1巻 | |
| #14 | 世界の終焉 | 木澤行人 | 伊藤智彦 | 米澤優 | 柳隆太 | 川上哲也 | 白身魚 | ||
| フェアリィ・ダンス編 | |||||||||
| #15 | 帰還 | 中本宗応 | 松本正二 | 池田重隆 | 渡辺るりこ 斎藤敦史 |
柳隆太 | 足立慎吾 | ヤス | 第3巻 |
| #16 | 妖精たちの国 | 菅原雪絵 | 阿保孝雄 | 布施康之 | 飯飼一幸 ジュ・ヒョンウ |
鹿間貴裕 | 川上哲也 | KEI | |
| #17 | 囚われの女王 | 向井良和 | 藤原佳幸 | 戸谷賢都 | 柳隆太 | 足立慎吾 | アマガイタロー | ||
| #18 | 世界樹へ | 木澤行人 | 伊藤智彦 | 森宮崇佳 | 小島智加 岡田万依子 山本善哉 |
鹿間貴裕 | 川上哲也 | 笹倉綾人 | |
| #19 | ルグルー回廊 | 入山修司 | 柳隆太 許平康 |
許平康 | 中村直人 西口智也 |
柳隆太 | 足立慎吾 | 南十字星 | |
| #20 | 猛炎の将 | 東海林直樹 | 鹿間貴裕 藤原佳幸 |
星野真 鹿間貴裕 |
奥田陽介 波部崇 |
鹿間貴裕 | 川上哲也 | 愛敬由紀子 | |
| #21 | アルヴヘイムの真実 | 中本宗応 | タムラコータロー | 許平康 | 朝井聖子 | 柳隆太 | 足立慎吾 | かんざきひろ | 第4巻 |
| #22 | グランド・クエスト | 木澤行人 | 長井龍雪 | 久原謙一 | 米澤優 | 鹿間貴裕 | 川上哲也 | 椛島洋介 | |
| #23 | 絆[注釈 44] | 向井良和 | 荒木哲郎 | 池田重隆 | 斎藤敦史 戸谷賢都 |
柳隆太 | 足立慎吾 | 武梨えり | |
| #24 | 鍍金の勇者 | 菅原雪絵 | 高橋亨 | 伊藤智彦 | 中村直人 奥田陽介 西口智也 |
鹿間貴裕 | 川上哲也 | 田中将賀 | |
| #25 | 世界の種子 | 中本宗応 | 伊藤智彦 | 川上哲也 足立慎吾 |
柳隆太 | 足立慎吾 | abec | ||
放送局 [編集]
配信サイトを除いて同作者のアニメ作品『アクセル・ワールド』と同じ放送局。
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都 | TOKYO MX | 2012年7月7日 - 12月22日 | 土曜 24:00 - 24:30 | 独立局 | E!TV枠 |
| 栃木県 | とちぎテレビ | ||||
| 群馬県 | 群馬テレビ | ||||
| 神奈川県 | tvk | ||||
| 埼玉県 | テレ玉 | 土曜 25:30 - 26:00 | |||
| 愛知県 | テレビ愛知 | 土曜 25:50 - 26:20 | テレビ東京系列 | ||
| 福岡県 | RKB毎日放送 | 土曜 26:45 - 27:15 | TBS系列 | [注釈 45] | |
| 北海道 | 北海道放送 | 土曜 26:48 - 27:18 | [注釈 45] | ||
| 近畿広域圏 | 毎日放送 | 土曜 27:28 - 27:58 | アニメシャワー第4部[注釈 45] | ||
| 日本全域 | AT-X | 2012年7月8日 - 9月30日 2012年10月7日 - 12月23日 |
日曜 23:30 - 24:00 日曜 20:30 - 21:00 |
アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
| 千葉県 | チバテレビ | 2012年7月8日 - 12月23日 | 日曜 25:00 - 25:30 | 独立局 | |
| 日本全域 | バンダイチャンネル | 2012年7月9日 - 12月24日 | 月曜 12:00 更新 | ネット配信 | |
| ニコニコ動画 | 月曜 24:00 更新 | ||||
| 韓国全域 | ANIPLUS | 2012年7月10日 - 12月25日 | 火曜 23:30 - 24:00 | CS放送 ネット配信 |
韓国語字幕あり リピート放送あり |
| 日本全域 | PlayStation Store | 2012年7月13日 - 12月28日 | 金曜 更新 | ネット配信 | |
| BS11 | 2012年7月14日 - 12月29日 | 土曜 24:00 - 24:30 | BS放送 | ANIME+枠 | |
| キッズステーション | 2012年8月1日 - 2013年1月23日 | 水曜 24:00 - 24:30 | CS放送 | エリア23枠 リピート放送あり |
|
| 日本国外 | Crunchyroll | 2012年7月14日 - 12月29日 | 日曜 4:00 更新 | ネット配信 | 有料会員の場合 無料会員は1週間遅れ |
| 中国大陸 | 楽視網 | 2012年9月1日 - 12月22日 | 土曜 23:00 更新 (UTC+8) |
簡体字字幕あり リピート放送あり |
|
| 香港 | J2 | 2013年3月9日 - | 土曜 24:00 - 24:30 (UTC+8) |
地上波放送 | 広東語 & 日本語二ヶ国語放送 繁体字字幕あり リピート放送あり |
Blu-ray / DVD [編集]
2012年10月24日から順次発売予定。各巻、Blu-ray Disc完全生産限定版、DVD完全生産限定版、DVD通常版の3種リリースである。完全生産限定版の映像特典として、キャラクターコメンタリー映像「ソードアート・オフライン」、ノンクレジットオープニング(第1・6巻)、ノンクレジットエンディング(第5・9巻)を収録。第1巻の完全生産限定版には短編小説「ソードアート・オンライン ザ・デイ・ビフォア」が同梱。第9巻の完全生産限定版にも短編小説同梱予定。
| 巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| BD限定版 | DVD限定版 | DVD通常版 | |||
| 1 | 2012年10月24日 | 第1 - 2話 | ANZX-6601/02 | ANZB-6601/02 | ANSB-6601 |
| 2 | 2012年11月21日 | 第3 - 5話 | ANZX-6603/04 | ANZB-6603/04 | ANSB-6603 |
| 3 | 2012年12月26日 | 第6 - 8話 | ANZX-6605/06 | ANZB-6605/06 | ANSB-6605 |
| 4 | 2013年1月23日 | 第9 - 11話 | ANZX-6607/08 | ANZB-6607/08 | ANSB-6607 |
| 5 | 2013年2月27日 | 第12 - 14話 | ANZX-6609/10 | ANZB-6609/10 | ANSB-6609 |
| 6 | 2013年3月27日 | 第15 - 16話 | ANZX-6611/12 | ANZB-6611/12 | ANSB-6611 |
| 7 | 2013年4月24日 | 第17 - 19話 | ANZX-6613/14 | ANZB-6613/14 | ANSB-6613 |
| 8 | 2013年5月22日 | 第20 - 22話 | ANZX-6615/16 | ANZB-6615/16 | ANSB-6615 |
| 9 | 2013年6月26日予定 | 第23 - 25話 | ANZX-6617/18 | ANZB-6617/18 | ANSB-6617 |
ドラマCD [編集]
- 『アクセル・ワールド』+『ソードアート・オンライン』ドラマCD
- 2012年4月6日発売
- 収録エピソードは『キリトの受難』(書き下ろし)、『バーサス』(電撃文庫『アクセル・ワールド10 ―Elements―』より)。
ラジオ [編集]
- 『ソードアート・オンエアー』
ゲーム [編集]
コンシューマゲーム [編集]
バンダイナムコゲームスよりPSP用RPGソフト『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』の題名で2013年3月14日発売。価格(税込)通常版 6280円/通常ダウンロード版 6280円/初回限定生産版 9980円。
原作者監修による「アインクラッド編」のIF展開となっており、キリトがヒースクリフを倒した直後から物語が始まる。プレイヤーはキリトを操作し、原典の主要キャラ達(「フェアリィ・ダンス」編のリーファ、「ファントム・バレット」編のシノンも登場する)やゲームオリジナルキャラクターの中から1人を「パートナー」として2人パーティを組み、SAO世界の雰囲気を再現したARPGとしてプレイする。
- ストーリー
- 《アインクラッド》第75層でSAOはクリアされたはずだった。だがプレイヤーたちはログアウトできず、さらに《カーディナルシステム》の異常により世界全体にエラーが発生、《アインクラッド》自体が崩壊を始める。
- キリトたちは一先ず第76層「アークソフィア」を拠点とし、明確な当ての無いまま、本来のゲームクリア条件である《アインクラッド》第100層「紅玉宮」踏破を目指すことにした。
モバイルゲーム [編集]
- アプリ
- 「電撃モバイル」(アスキー・メディアワークス)はGooglePlayにてパズルゲームのAndroid用のアプリ『SAO-LOG OUT-』を配信。
- Wallpaper、ライブ壁紙、きせかえ用ツールといったウィジェットも各社にて提供。
- ブラウザゲーム
- 「GREE」(グリー株式会社)においてバンダイナムコゲームスによるソーシャルゲーム『ソードアート・オンライン エンドワールド』が提供されたが、2012年のリリース直後から発生した不具合により現在サービスを休止した。2013年2月28日よりオープンβサービスとして開始。動作の安定性の確認やバランス調整などを行い、それが完了次第、正式サービスに移行。開発担当はスーパーアプリ。
トレーディングカードゲーム [編集]
- ヴァイスシュヴァルツ
- 2012年にブシロードから発売されているトレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」のシュバルツサイドに参戦しており、トライアルデッキとブースターパックが発売される。
- 2012年12月22日、トライアルデッキ発売。
脚注 [編集]
注釈 [編集]
- ^ 2004年に大手オンライン小説ポータルサイトが実施した人気投票において、他に大差をつけての1位を獲得している。
- ^ 第6巻のあとがきによれば、第1・2巻では手直し程度の修正であったが、巻が進むにつれて加筆の程度が大きくなり、第6巻はほぼ「書き下ろし」となった。
- ^ 連載第1話のみ「とーか」名義だったが、その後に改名した。
- ^ 『プログレッシブ』第1巻あとがきによれば、1層1編の予定(第1巻では2編収録)であること、キリトとアスナの出会いなど、本編の「アインクラッド編」の記述と矛盾する設定が生じる可能性があることなどについて、読者の理解を求めている。
- ^ これはキリトだけでなく、剣士として生きた元SAOプレイヤーのほとんどが同様の傾向にある。
- ^ GGOでの戦闘経験から編み出されたスキル。アスナ達も練習したが習得出来なかった。キリト曰く「魔法は銃弾よりも遅い」らしい。
- ^ Mental Health Counciling Programの略。VRMMO第1号であるSAOは完全な無人管理が目指されており、参加するプレイヤーの精神面のケアも無人化が企図されていた。
- ^ MHCPはシステム側に立つSAO内のGM的存在であり、ゲーム上のあらゆる動的オブジェクトからは攻撃不可・かつそれらを選択的かつ一方的に消去する権限を有している。
- ^ テレビアニメ版でのアインクラッド編では早くから第1話の冒頭のみ登場している。
- ^ リアルプレイヤーとは関連なくランダム生成されるALO内のアバター「リーファ」も、リアルの直葉同様発育豊かな少女の姿をしている。殊にアニメ版の作画ではそのプロポーションが強調されている。
- ^ かつて強盗を射殺した際、彼女が強盗から奪って発砲した銃がまさに五四式・黒星であったため。無論偶然の一致ではなく、詩乃に憧れていた恭二が《死銃》の武器にあえて黒星を選んでいた。
- ^ 本来は最後の一人になるまで戦わなければならないが、《死銃》との戦いでボロボロだったキリトに勝っても自慢にならないという理由で、彼と共にグレネードで自爆した。
- ^ ただし、状況があまりにも異常であったため、ノーカウントとした。
- ^ デスゲーム以前より勤めており、SAOから帰還後復職した。
- ^ 初版のみに誤植あり。
- ^ ピナ・エディションより
- ^ 10 - 12歳の子供も20人以上ログインしているが、そのほとんどが当初にパニックを起こして精神的に問題をきたしている。ゲームに適応してはじまりの町を出立するだけでも極めて例外的なケースである。
- ^ 「ソードアート・オフライン」ではアスナの前でキリトを何度もお兄ちゃんと呼ぶなどその面が強調されており、人生相談では匿名ながらキリトとの関係の発展について相談した。
- ^ しかし2人との友情は以後も変わらず良好である。
- ^ Web版ではアスナに対して命乞いをしたものの、彼女の手によって殺害される。
- ^ この際、キリトに対して「馬で追い回してやるからな」という捨て台詞を吐いたが、後にBoB本選で実現した。
- ^ ヒースクリフとの決戦後、茅場の開いたログアウトリストでようやく顔と名前が確認できる
- ^ 後日、ナーヴギアがなければ実現不可能で、実験データから対抗措置の開発も可能と判明。
- ^ 実験は彼主導のもと、ごく一部の社員が関与しており、親会社の《レクト》はこの事態を把握していなかった。また、部下達(声 - 金光宣明、沼田祐介)は巨大なナメクジの姿のアバターを使用している。
- ^ 実際は、結城家へ養子入り。
- ^ ALOの真実を知る2人を殺害後、アメリカに逃亡するつもりだった。
- ^ ペインアブソーブ(現実への痛覚伝導率)をレベル0にされ現実以上の痛覚を受けた。
- ^ しかし、成績は惨憺たるもので詩乃に見せていた模試の結果は数字を改竄したものだった。
- ^ ラン&ガンの略。
- ^ キリトは「もしそうなら《二刀流》スキルは彼女に与えられていたはず」と否定している。
- ^ 首に小型爆弾を取り付け強要されたと思わせるため。
- ^ ただし、この名称が登場したのはWeb版のみである。
- ^ アニメ第1話より。
- ^ 名前は出ていないが、原作での彼女の交友関係を辿ればある程度は推察できる。
- ^ 非常に強力なもので、過去のBoB大会で優勝候補のプレイヤーが便意によって強制終了してしまい反則負けを喫している。作中でもシノンがPTSDによる心拍数の上昇で強制終了しかかった。
- ^ An INCarnating RADius(具現化する異世界)の略。
- ^ coin of RADius(アインクラッドのお金)の略称。
- ^ ベータテスト出身者全員が《ビーター》という訳ではなく、一般プレイヤーへの情報や技術提供を積極的に行ったベータテスト出身者も少なくない
- ^ 逆に言えば、例えPK行為を繰り返したプレイヤーであっても、カルマを回復するためのクエストをクリアすれば、グリーンに復帰できる。
- ^ しかし、事件の影響からVRワールド拒否症状と呼ばれるフルダイブを拒絶するプレイヤーが少なくない。
- ^ 厳密には正式サービス開始当日にログインできた9500人程度。
- ^ こちらも、厳密には正式サービス開始当日にログインできた4万9000人程度。
- ^ ただし、《攻略組》の総数には変更がない。
- ^ 同作者の『アクセル・ワールド』アニメ23話も同タイトルとなっている
- ^ a b c その週が特別番組などで休止の場合は、翌週に2週分を連続して放送。
出典 [編集]
- ^ “うぇぶらじ@電撃文庫”. うぇぶらじ@電撃文庫第3回. アスキー・メディアワークス (2009年11月10日). 2009年11月10日19:15閲覧。
- ^ 九里史生、川原礫 (2009年3月20日). “電撃文庫版『ソードアート・オンライン』刊行のお知らせ”. WordGear. 2010年4月13日08:49閲覧。
- ^ 川原礫 (2010年8月27日). “主だったプレイ歴は、UO→PSO→ ...”. Twitter. 2012年6月9日閲覧。
- ^ “電撃文庫チャリティ企画〜つなげよう!希望の絆!!〜”. 電撃ドットコム. アスキー・メディアワークス. 2012-3-30 19:00閲覧。
- ^ 川原礫 (2012年8月8日06:55). “@AwCrow 文庫ではまだ本名は未登場ですが、Web版では ...”. Twitter. 2012年8月19日18:15閲覧。
- ^ SAOP1巻・494ページ
- ^ 作者Twitter及び2012年12月25日にWeb版SAOでの記載。
外部リンク [編集]
- ソードアート・オンライン - テレビアニメ公式サイト。
- WordGear - 本人によるサイト。外伝の連載が続いている。
- TVアニメ「ソードアート・オンライン」 (sao_anime) - Twitter
- ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント- - ゲーム公式サイト。
- ソードアート・オンライン-animelo - 関連音楽のまとめサイト。
- ラジオ「ソードアート・オンエアー」 - Webラジオサイト。
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