電光超人グリッドマン
| 電光超人グリッドマン | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮ドラマ |
| 放送時間 | 土曜日17:30~18:00(30分) |
| 放送期間 | 1993年4月3日~1994年1月8日(39回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | TBS、円谷プロダクション |
| プロデューサー | 円谷一夫、小山信行、井上博 |
| 出演者 | 小尾昌也 須藤丈士 服部ジュン 他 |
| オープニング | 「夢のヒーロー」坂井紀雄 |
| エンディング | 「もっと君を知れば」坂井紀雄 |
『電光超人グリッドマン』(でんこうちょうじんグリッドマン)は、1993年(平成5年)4月3日から1994年(平成6年)1月8日までTBS系(一部地域を除く)で毎週土曜日17:30 - 18:00(JST、関東地区)に全39話が放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビ番組。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] ストーリー
翔直人、馬場一平、井上ゆかは、桜ヶ丘中学に通う中学2年のクラスメート。両親がインテリア店を営む一平の家の地下に、3人だけの秘密のラボを作っている。中古パーツを集めて組み上げたコンピュータ「ジャンク」を中心に、研究と開発の日々に明け暮れていた。
藤堂武史も直人たちのクラスメートだが、陰湿な性格で友達は誰一人おらず、コンピュータオタクとなり自室にこもってばかりいた。武史がゆかの家に怪獣ギラルスでハッキングを仕掛けていたその時、目の前に現れたのは、魔王・カーンデジファーだった。カーンデジファーは「ハイパーワールド」と呼ばれる異次元空間から逃亡してきた悪魔で、武史のコンピュータに寄生し「コンピュータワールド」に生きている。武史の負の感情に付け込んだカーンデジファーは、武史を意のままに操りさまざまな怪獣を生み出し、地球を破壊・征服しようと企む。
直人たちはコンピュータワールドの異常に気付いた。そしてその時、一平がジャンクの中で描いていたCGグリッドマンに、カーンデジファーを追って地球にやってきたハイパーエージェントが乗り移り電光超人となった。直人はグリッドマンと共にカーンデジファーと闘うため、グリッドマンと合体することを決意する。
こうして、グリッドマンとカーンデジファー、直人たちと武史の闘いが始まった。
[編集] 概要
円谷プロダクション創立30周年記念作品であり、ウルトラマン80以来となる実写連続TVシリーズである本作品は、他のヒーロー物とは一線を画した要素が多く盛り込まれた意欲作として制作された。なお、放送前の仮タイトルは『電光超人ビッグマン』であり、第1話の決定稿脚本にも表記されていた。
大きな特徴のひとつとして、武史が作った怪獣をカーンデジファーがコンピュータワールドで実体化させ、パソコン通信で何処かのコンピュータに侵入、暴れさせてプログラムを破壊し、その結果人間界が大混乱に陥るという、当時普及していなかったインターネットやコンピュータウイルスの登場を先取りした基本パターンが挙げられる。これにより怪獣の破壊対象が従来の作品のように物理的なものではなく、また怪獣が暴れるということも、それを退治するということもあくまでコンピュータの世界のことであるため、機械の異常の原因となる怪獣や、それを解決するグリッドマンの存在を知っている人間は、直人・一平・ゆか、そして武史の4人だけであり、大衆には、25〜26話で認知されるまで全く知られていない。
また、中心となる人物の年齢層が極めて若年であり、特撮物としては非常に珍しく14歳の少年がヒーローに変身する。さらにそれを支援する側、そして敵対する者も同じく14歳であり、ストーリー全体が少年の視点で描かれている。なお、直人たちと武史は同じ中学校の同級生であり、互いに面識はあるものの、それぞれグリッドマンとカーンデジファーの側に立っているということには終盤に至るまで全く気付いていない。
今でこそウルトラマンなどを初めとする同社制作の巨大ヒーローの変形は珍しくなくなったが、ウルトラマンG以前の円谷作品ではタイプチェンジなどを含め、これまでヒーローが大きく形を変えることはなかったが、本作品はスポンサーであるタカラ(現・タカラトミー)の持ち込み企画であったことの影響からか、ヒーローをサポートするメカニックが変形しパワードスーツ的な形で合体するという要素が盛り込まれている。グリッドマンの合体は平成ウルトラマンで多様されているフォームチェンジの原型となったとも言える。
このほか技術面でも、当時の特撮作品としては珍しいVTR方式が導入されており、ビデオ合成技術の進歩やCGの使用など、現代のビデオ撮影特撮作品に通じる技術が駆使されている。
本作品では当初、シリーズ中盤に武史が合体する悪の超人・カーンナイトが登場してグリッドマンのライバルとなり、終盤に武史が改心して直人たちの味方となる事で第二のヒーロー・グリッドナイト(後述のグリッドマンシグマとは異なる)が誕生する予定だったが、スポンサー・テレビ局共に難色を示したために、この展開は見送られることとなった。その他、「コンポイド」と呼ばれるコンピュータワールドの住人が一度だけ登場したが、以後、アノシラスの偽者が出る17話を含めて全く登場しなくなったり、当初は人の言葉を話していたジャンクが途中から話さなくなったり、武史がギャグキャラ化したりするなど、路線変更の痕跡が多く見られる。
時代を先取りし過ぎた難解な設定であったことに加え、後の『ウルトラマンメビウス』に近い全国ネットではない放送形態(=ローカルセールス)であったことなどから大ヒットには至らず9ヶ月で終了したが、2クール24話であった当初の契約を1クール延長して3クール39話となるなど、ある程度の結果は残している。延長されなかった残り1クール分では“傑作選”と称した部分的な再放送が行われた。また、視聴率も初回2.9%に対し、最終回9.5%を記録しており、大幅に躍進していた。
本作に参加したスタッフは後の平成ウルトラマンシリーズのメインスタッフとなった人物が多い。
[編集] 主な登場人物
[編集] グリッドマンとその支援者
- 翔 直人
- 本作品の主人公で、桜が丘中学2年の少年。普段はのんびり屋だが、情熱と笑顔が自慢の明るい性格。変身アイテム「アクセプター」によりグリッドマンと合体し、地球を守るために戦う。カーンデジファーの野望を阻止していっても、人々の不安は消えず、そのことで「俺たちは本当は何もできていないんじゃないか?」と苦悩したこともあった。
- 馬場 一平
- 桜が丘中学2年の少年。普段は抜けた面があり、直人と共に悪ふざけに走るなどお調子者な面が目立つものの、芸術家を自称するようにゴッドゼノンやダイナドラゴンなどの戦闘用マシンや武器の開発では類まれな才能と閃きを発揮する。様々な女性に恋をして来たようだが、いつも失恋で終わっている。
- 井上 ゆか
- 桜が丘中学2年の少女。成績優秀でネットワークやプログラムに強く、3人の頭脳的な役割を担う。直人に想いを寄せており、次第に惹かれていく。事件に巻き込まれてしまうこともある。
[編集] 周辺の人々
- 翔 宗一郎
- 直人と大地の父親。ケーブルテレビ局で働くサラリーマンで、いつもママに怒られている恐妻家でもある。よく事件に巻き込まれる。特技はエレキギター。
- 翔 道子
- 宗一郎の妻で直人と大地の母親。ヒステリー気味の専業主婦で、いつも手のかかる男どもに手を焼いている。犬を見ると怒り同然のヒステリーを起こす極度の犬嫌い。これは若い頃、宗一郎とのデートで野良犬に尻を噛まれた事がトラウマになっている為。その為、大地の「犬を飼いたい」という願いに瞬時に激怒し、猛然と大反対していた。
- 翔 大地
- 直人の弟で小学3年。気弱な性格でいつもカナに振り回されているが、一方で彼女に対して好意を抱いている。
- 井上 英世
- 良仁とゆかの父親。開業医をしている。序盤では彼も事件によく巻き込まれていたが、他の2人の父親に比べ出番が非常に少なく、2クール目以降は登場しない。
- 井上 良枝
- 良仁とゆかの母親。専業主婦で、良仁にかなり甘い。
- 井上良仁
- ゆかの兄。東大医学部を目指して猛勉強中の浪人生であり、ゆかからは「他の大学を受ければ受かるような頭を持っている」と評される。またキャベツを丸かじりで食べるなど、少々変わった面も持ち合わせている。
- 馬場寛司
- 一平とカナの父親。INTERIOR SPACE彩を経営しており、他の2人の父親並みに怪獣の被害にあう。
- なお、この店は実際に存在するインテリア店であり、ほぼ同時期のドラマの南くんの恋人でも何度かロケに使われている。
- 馬場 彩子
- 一平とカナの母親。夫と同じくインテリア店を切り盛りしている。
- 馬場 カナ
- 一平の妹で小学4年。気が強くおしゃまな女の子で、直人に好意を寄せている。
- 小金村巡査
- 直人の町の警察官。直人達から「小金持ち」というあだ名でからかわれている。物語途中で転属辞令を受けて町を去った。
- 尼崎巡査
- 小金村巡査の代わりに赴任してきた警察官。関西出身でよく喋る為、直人達から「クチガサキ」と呼ばれている。
[編集] カーンデジファーとその支援者
- 藤堂 武史
- 桜が丘中学2年の少年。根暗で陰鬱、そして、あまりにも屈折した性格ゆえに友達がおらず、そのためにコンピュータオタクとなり怪獣ギラルスを作り出した。ゆかに片想いしており、常に手紙を渡す機会を伺っているが上手くいかず、カーンデジファーを引き寄せてしまったのもゆかの家をハッキングしていたのがきっかけであった。基本的には彼が何かに苛々したことから怪獣を製作し、コンピュータワールドに混乱を齎すというのが定番である。カーンデジファーに見限られた後、直人たちに助けられ、彼らの戦う姿を見て改心。カーンデジファーを倒すための破壊プログラムを作成し、グリッドマンを勝利に導いた。
- 魔王カーンデジファー
- ハイパーワールドの住人で、武史のコンピュータに乗り移り世界征服を目論む。詳細は電光超人グリッドマンの登場怪獣#魔王カーンデジファーを参照。
[編集] メカニック
- ジャンク
- 直人たちが小遣いをはたいて作った自作パソコン。グリッドマンと一体化しており、ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンも消滅してしまう。後に現実で一般化した自作パソコンとは異なり、電子部品が雑然と組み合わせられた構造がむき出しとなっており、いかにも手作り感が漂う形をしている。
- 最終決戦時にカーンデジファーを呼びこむが、戦いの中でアシストウエポンの全データを破壊されてしまう。
- アクセプター
- グリッドマンから直人に送られたアイテム。いつもは直人の左腕にあり、事件が発生したり、コンピュータ=ワールド内に怪獣が出現し、グリッドマンが直人を必要とした際には呼び出し音『Gコール』が鳴り、直人を呼ぶ。
- 金色のボタンを押すことで、直人たちがジャンク内部にいるグリッドマンを呼び出せるほか、直人が「アクセス・フラッシュ」と叫び青色のボタンを押すことでジャンクに入り込み、グリッドマンと合体する。直人がグリッドマンと合体した後も左腕に宿り、必殺光線を放つ「グラン=アクセプター」となる。
[編集] グリッドマン
異次元・ハイパーワールドから魔王・カーンデジファーを追ってやってきた、実体を持たぬエネルギー体「ハイパーエージェント」が、一平の描いたCG「グリッドマン」と合体して、2次元の存在となったもの。「アクセプター」から発せられる「アクセス・フラッシュ」という光を直人が浴びることにより彼と合体し、3次元のグリッドマンが形成される。直人とは一心同体であるため、直人の怪我や戦意喪失はグリッドマンにも影響する。
- データ
- 身長:ミクロ - 70メートル(単位は現実世界に出た場合)
- 体重:0 - 6万トン(単位は現実世界に出た場合)
- 直人と合体した直後は等身大だが、ゆかの作った巨大化プログラムを胸から取り込むことで怪獣と同じぐらいの大きさに巨大化する。
- 活動時間:10分間(コンピュータ=ワールド内)
- 最高飛行速度:光より速い
- エネルギーランプ
- 普段は青色に輝いているが、グリッドマンのエネルギーが減る、もしくは本体ともいえる手作りパソコンである「ジャンク」のパワーダウンの状態になると、点滅と警告音を発して活動の限界を知らせる。
- レーダーイヤー
- トライジャスター
- グリッドマンの胸部の3つの青色の部分。怪獣によって破壊されたコンピュータ=ワールドを元通りに修復する光線『フィクサービーム』を放射する器官。
- テクタリオン=アーマー
- クリスタルコンバーター
- 胸部の中央の黄色の部分。ここにエネルギーが溜まっている。
- グラン=アクセプター
- 直人がグリッドマンと合体する(コンピュータ=ワールドに入る)ためのアイテム「アクセプター」と同じ形をしており、直人がグリッドマンと合体後はグリッドマンの左腕に宿る。必殺技である「グリッドビーム」はここから発射される。
- グラビティメタル
- グリッドマンの足にあり、重力をコントロールすることで飛行することができる。
- アクセスコード
- 直人とグリッドマンが一体化したときに打ち込む戦闘コード。このコードが打ち込まれないと、グリッドマンはジャンクから出動することが出来ない。コードは『GRIDMAN』。普段はゆかが打ち込んでおり、一平が『GRIDOMAN』と打ち込んだために出動できないというシーンもあった(第31話)。
[編集] 主な能力
- グリッドビーム
- 左腕にあるグラン=アクセプターの巨大なエネルギーを一気に打ち出す光線技。一番多用された必殺技である。
- スパークビーム
- 左腕のグラン=アクセプターから火球のような光線を数発放つ。主に怪獣の一部分を集中的に破壊したり、必殺技の繋ぎとして多用される。
- グリッドライトセイバー
- 左腕に溜めたエネルギーを引き伸ばすことで細長い剣を作り出し、それを投げ飛ばして敵をX字に切り裂く必殺技。
- ネオ超電導キック
- 通常技の超電導キックのパワーアップ技で、必殺技としても使用された。
- グリッドハイパービーム
- カーンデジファーに全ての武器・サポートメカのプログラムを破壊されたグリッドマンが、藤堂武史が作った破壊プログラムを使用して放った最後の必殺技。威力は絶大だが、グリッドマン自身も消滅してしまう危険性をはらんでいる。
- フィクサービーム
- 胸部のトライジャスターから放たれる光線。敵を攻撃する技ではなく、怪獣によって破壊されたコンピュータ=ワールドを元通りに修復するほか、怪獣に洗脳された人間などを正気に戻す効果を持つ。
- グリッドキネシス
- 正確には攻撃技ではなく、グリッドマンの精神力をエネルギーに変換してアクセプターに送り込む技。ダズルバの影響で起きることが出来ない直人たちを眠りから目覚めさせたが、一度使用するとエネルギーを大量に消耗してしまうため、あまり効率が良くない。
- 超電磁ビーム
- ステルガンの衝撃波を相殺させたビーム。
- 実体化ビーム
- 両目から光線を放ち、送り込まれたサポートメカを実体化させる。劇中ではサンダージェットなどに使用。
- 強制合体ビーム(正式名称不明)
- 言いなり光線に操られ、グリッドマンとの合体を拒否する直人を強制合体させた。
[編集] アシストウェポン
一平が自ら考案・開発したグリッドマン用の武装および戦闘メカ。当初は基本的にゆか(ゆか不在の場合は一平)がプログラムを打ち込んでいたが、終盤以降は「アシストウェポンセレクター」から選択する方式に変更された。またパワードスーツのように変形したアシストウェポンを装着・合体することにより、その能力を飛躍的に増強することができる。
- バリアーシールド
- 一平が怪獣バギラによる影響で食べられなかった好物の「スペシャルドッグ」(ホットドッグの一種)を元にCGを描き、ゆかがプログラムして作り出した。超高電磁波を常に発生しているため、怪獣のあらゆる攻撃をはじく強度を持つが、威力のある攻撃などは防ぎ切れない場合がある。
- プラズマブレード
- バリアーシールドから引き抜かれる細身の剣。刀身から放たれる「プラズマウェーブ」は、怪獣を軽く両断する切れ味を持つ。後半からは使用回数が少なくなった。
- 電光雷撃剣グリッドマンソード
- プラズマブレードとバリアーシールドを合体させた武器。コンポイトのユニゾンと音波怪獣アノシラスによって合体可能となった。攻撃が大振りになりやすいという欠点がある。
- サンダーアックス
- グリッドマンソードを変形させた斧状の形態。劇中ではシノビラー戦(第9話)でのみ使用。
- サンダージェット
- 全長:62.1メートル、全幅:48.6メートル、全高:19.8メートル、総重量:4.7万トン、飛行速度:マッハ5
- 大型ジェット機。「サンダーミサイル」を主武装とし、ゴッドゼノンの上半身、サンダーグリッドマンの上半身の鎧になる。
- ツインドリラー
- 全長:44.1メートル、全幅:21メートル、全高:15メートル、総重量:2.1万トン、走行速度:時速100キロ
- 1対のドリルを備える小型戦車で、ドリル先端から放つ「ツインレーザー」が武器。地底のみならず空中での活動も可能で、ゴッドゼノンの腹部、サンダーグリッドマンの腕と肩の鎧になる。
- ゴッドタンク
- 全長:72.9メートル、幅:21メートル、全高:13.2メートル、総重量:3.2万トン
- 2門の「ゴッドキャノン」を装備する小型戦車。ゴッドゼノンの足、サンダーグリッドマンの足の鎧になる。
- 合体電神ゴッドゼノン
- 身長:80メートル、重量:10万トン、出力:200万馬力
- サンダージェット、ツインドリラー、ゴッドタンクが合体した巨大ロボット。カナが一平に渡した変形ロボットのオモチャ(本作品と同じくタカラがスポンサードしていた『伝説の勇者ダ・ガーン』のジャンボセイバーの玩具をリペイントしたもの)からヒントを得て生み出された。
- 得意技は両腕から飛ばすゴッドパンチと、強力なアッパーを放つゴッドブレイカー(第36話で使用)。第17話におけるニセアノシラスとの戦闘で破壊されたが、その後パワーアップして復活した(第28話)。パワーアップ後は14万トンのアイガンガーをも持ち上げるほどの力を発揮するようになった。ダイナドラゴンに比べると出番が少ない。
- 頭部デザインが同タカラのトランスフォーマーシリーズのコンボイと類似しているのは、玩具開発を担当していた高谷元基から「コンボイのイメージでお願いします」と指定された為だとデザインを担当した斉藤まさかつが後にインタビューで明かしている。[1]
- 合体超神サンダーグリッドマン
- サンダージェット、ツインドリラー、ゴッドタンクの3機と合体した状態。身長88メートル、体重16万トン。パワーに優れるが、動きは遅い。
- 両肩のドリルを発射して敵を貫くドリルブレイクを使えるほか、必殺技として右腕から放つサンダーグリッドビームと、中央の発光体から放つサンダーグリッドファイヤーを使用可能。
- ドラゴニックキャノン
- 全長:78メートル、総重量:9.6万トン、射程距離:1000メートル、火炎の温度:1億度
- 龍の頭部を模した大型キャノン砲で、「ドラゴンファイヤー」と呼ばれる高熱火炎を発射する。中国でミイラと共に発見された龍の副葬品をヒントに開発された。劇中ではメカバギラ戦(第18話)でのみ使用。
- セレクターでは、何故か、ダイナドラゴンと別々に用意されている。
- ダイナファイター
- 全長:69メートル、全幅:54.7メートル、全高:24メートル、総重量:9.6万トン、飛行速度:マッハ36
- ドラゴニックキャノンから変形する小型戦闘機。三門の「ダイナミサイル」と「ダイナレーザー」を装備しており、ダイナドラゴンの頭部・胴中央・尻尾になる。
- キングジェット
- 全長:97.3メートル、全幅:73メートル、全高:29メートル、総重量:14.4万トン、飛行速度:マッハ18
- ダイナファイターの強化のために開発された大型戦闘機。武器は三門の「キングミサイル」と「キングレーザー」で、ダイナドラゴンの体全体、キンググリッドマンの鎧になる。
- ドラゴンフォートレス
- 全長:72.9メートル、全幅:73メートル、全高:30メートル、総重量:24万トン、飛行速度:マッハ18
- ダイナファイターとキングジェットが合体した超大型戦闘機。主力武器は三門の「フォートレスミサイル」と2門の「ペネトレーター砲」。
- 超竜合体ダイナドラゴン
- 身長:85メートル、重量:24万トン
- ドラゴンフォートレスが変形した、ティラノサウルスモチーフのサポートロボ。得意技は火炎攻撃の「ドラゴンロアー」で、そのパワーはゴッドゼノンをも上回るという。キンググリッドマン誕生後はこの状態のまま送られるようになった。
- 合体竜帝キンググリッドマン
- キングジェットと合体した状態。身長93メートル、体重20万4000トン。ベノラに大苦戦するグリッドマンを助けるために完成した。毒ガスを防ぐガスマスクの機能も持ち、動きの素早さに優れるが、パワーや耐久力はサンダーグリッドマンより劣る。
- 両腕に装備されたペネトレーター砲から「キンググリッドランチャー」を発射できるほか、必殺技として右腕から放つ「キンググリッドビーム」と、中央の発光体から放つ「キンググリッドファイヤー」を使用可能。
[編集] 主題歌・挿入歌
- OP:「夢のヒーロー」(作詞:大津あきら / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:岩本正樹 / 歌:坂井紀雄)
- ED:「もっと君を知れば」(作詞:大津あきら / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:岩本正樹 / 歌:坂井紀雄)
- 挿入歌:「ふたつの勇気」(作詞:相田毅 / 作曲:戸塚修 / 編曲:戸塚修 / 歌:コンポイドスリー)
- レーベル:ビクターエンタテインメント
[編集] キャスト
※ゲストについては後述の放映リストを参照。
- 翔直人:小尾昌也
- 馬場一平:須藤丈士
- 井上ゆか:服部ジュン
- グリッドマン(声):緑川光
- ジャンク(声):嶋方淳子
- 藤堂武史:菅原剛
- 魔王カーンデジファー(声):佐藤正治
- 翔宗一郎:エド山口
- 翔道子:一柳みる
- 翔大地:岩岡真裕
- 井上英世:伴直弥
- 井上良枝:三谷侑未
- 井上良仁:新井昌和
- 馬場寛司:片岡五郎
- 馬場彩子:津賀有子
- 馬場カナ:中武佳奈子
- 小金村巡査:小松正一
- 尼崎巡査:五森大輔
- ナレーション:真地勇志
- スーツアクター
[編集] スタッフ
- 企画:円谷皐
- プロデュース:円谷一夫、小山信行、井上博
- キャラクター原案:ジャパンタップス
- シリーズ構成:江藤直行、平野靖士
- 監督:曽我仁彦、神澤信一、村石宏實、川崎郷太、小中和哉、北村義樹、石井てるよし、高野敏幸
- 脚本:平野靖士、平野美枝、川崎ヒロユキ、静谷伊佐夫、神戸一彦、新藤義親、右田昌万、大川俊道
- 特撮監督:佐川和夫
- 特撮監修:高野宏一
- 音楽:戸塚修
- CG:秋元きつね
- SFX:大里俊博
- 操演:亀甲船
- 光学アニメーション:日本エフェクトセンター
- 造型:開米プロダクション、ボンクラフト
- 音響効果:スワラプロダクション
- 衣装:東宝コスチューム
- スタジオ:東宝ビルト
- 協力:富士通、三菱自動車、宮田工業
[編集] 放映リスト
| 話数 | サブタイトル | 登場怪獣 | ゲスト |
|---|---|---|---|
| 1 | 新世紀ヒーロー誕生! |
|
|
| 2 | アクセプターの秘密 |
|
|
| 3 | 電話パニック危機一髪 |
|
|
| 4 | 暴走自動車 |
|
|
| 5 | 男の意地の必殺剣! |
|
|
| 6 | 恐怖のメロディ |
|
|
| 7 | 電子レンジ爆発0秒前 |
|
|
| 8 | 兄弟の絆 |
|
|
| 9 | 悪魔の洗脳作戦 |
|
|
| 10 | 危険な贈り物 |
|
|
| 11 | おこづかいは十万円? |
|
|
| 12 | 怪盗マティに御用心! |
|
|
| 13 | スポーツなんか大嫌い |
|
|
| 14 | あやつられた時間 |
|
(声:笠原留美) |
| 15 | 歪んだターゲット |
|
|
| 16 | 一平、チビる!? |
|
|
| 17 | 孤独なハッカー |
|
|
| 18 | 竜の伝説 |
|
|
| 19 | セクシー婦警SOS! |
|
|
| 20 | 地球から色が消える?! |
|
|
| 21 | 処刑!! 夢のヒーロー |
|
|
| 22 | 復活! 恐竜帝王 |
|
|
| 23 | 暗殺! 地獄の雷鳴 |
|
|
| 24 | 恋! バイオフラワー |
|
|
| 25 | 決戦! ヒーローの最期(前編) |
|
|
| 26 | 決戦! ヒーローの最期(後編) | ||
| 27 | 驚天! オモチャの反乱 |
|
|
| 28 | 神かくし! ゆかが消えた!! |
|
|
| 29 | 愛犬爆弾計画 |
|
|
| 30 | 世界滅亡の日 |
|
|
| 31 | 怪獣ママは女子大生 |
|
|
| 32 | 人間掃除機の襲撃! |
|
|
| 33 | もうひとりの武史 |
|
|
| 34 | ボディガード弁慶参上! |
|
|
| 35 | ぎくっ! スケバンゆか!? |
|
|
| 36 | やったぜ! ベイビィ |
|
|
| 37 | えっ! パパが死刑? |
|
|
| 38 | 危うし地球! |
|
|
| 39 | さらばグリッドマン |
|
- 1話は『オールスター感謝祭』放送のため、17:00〜17:30放送。
- 9話以降はサブタイトル紹介の映像にナレーションの声が入るようになった。
- 本作品終了後の1994年1月15日から3月26日まで「グリッドマン傑作選」として、5話から7話、12話から18話が再放送された。
- また1995年7月下旬〜8月の夏休み期間中、関東を始めとする一部地域では、上記「傑作選」で放送されなかったほぼ全ての回が再放送されている。
- 怪獣の詳細については電光超人グリッドマンの登場怪獣を参照。
[編集] 関連商品
- 音楽
- CD 電光超人グリッドマンオリジナルサウンドトラック(廃盤) - 全27曲
- 映像
- DVD 電光超人グリッドマンDVD+CD! HYPER COMPLETE BOX(廃盤) - 全39話 10枚組+サントラCD1枚
[編集] 放映終了後の展開
TVシリーズの終了後、雑誌『てれびくん』に「電光超人グリッドマン 魔王の逆襲」がオリジナルフィルムストーリーとして連載された。魔王カーンデジファーの弟、魔王ネオカーンデジファーが兄の復讐のために現れ、それを阻止するためにグリッドマンと共に現れたグリッドマンの弟、グリッドマンシグマが武史と合体してネオカーンデジファーと戦うというストーリーとなっている。この作品では戦いの舞台がコンピュータ=ワールドのみならず、現実世界にも拡大している。
また『パワーレンジャー』が空前のヒットを収めた流れを受けて、本作品も『スーパー・ヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』へと再編集され、全53話がアメリカで放送された。アマチュアバンドの少年たちが主人公で、敵の少年は容姿端麗・頭脳明晰で冷静沈着なキャラクターとなっている。また登場するキャラクターの名称も「サーボ(グリッドマン)」「ゼノン(ゴッドゼノン)」「ドラゴ(ダイナドラゴン)」にそれぞれ変更されている。
[編集] ネット局
- 東京放送(現・TBSテレビ、キー局):(土曜17:30 - 18:00)
- 毎日放送:(土曜17:00 - 17:30)
- 中部日本放送:(土曜)
- RKB毎日放送:(土曜)
- 北海道放送:(土曜16:55 - 17:25)
- 青森テレビ:(水曜)
- 岩手放送(現・IBC岩手放送):(土曜)
- 秋田テレビ:(木曜)
- 東北放送:(月曜)
- テレビユー山形:(金曜)
- テレビユー福島:(土曜)
- 新潟放送:(金曜)
- 信越放送:(日曜)
- 北陸放送:(土曜)
- チューリップテレビ:(日曜)
- 福井テレビ:(日曜)
- 山陽放送:(日曜)
- 山陰放送:(土曜)
- 中国放送:(月曜)
- テレビ高知:(木曜)
- 伊予テレビ(現・あいテレビ):(土曜)
- 宮崎放送:(金曜)
- 琉球放送:(月曜)
[編集] 備考
- 大阪の毎日放送は当時17:30からニュース番組『MBSナウ』を編成していたため、1週遅れの土曜17:00[2]からの放送だった。また、北海道放送は本来の放送時間にMBS制作の土6枠番組[3]を1週遅れでネットしていたため、2週遅れの土曜16:55 - 17:25の放送だった。
- 富士通が制作に協力していた関係で、劇中にFM TOWNSや富士通製パソコン専門誌『Oh!FM TOWNS』が登場した。
- ロケは主に稲城市・多摩市で行われた。
- 新潟放送では、24〜26話が25→26→24話の順に放送された。そのため26話で登場したばかりのキンググリッドマンが翌週(本来の24話)で登場しない状況となった。
- 2006年の『ウルトラマンメビウス』第27話にて、本作へのオマージュ的演出が行われている。詳細はゼットン#『ウルトラマンメビウス』に登場したゼットンを参照。また1997年の『ウルトラマンティガ』では、本作にも参加していた脚本家の右田昌万による話(第36話「時空をこえた微笑」)の中で、異次元からゴルドラスが出現する新興住宅地が本作の舞台と同名の「桜ヶ丘」となっている。
- 2008年11月から2009年8月まで、チャンネルNECOの「特撮ドラマ王国20」枠にて再放送が行われた。
[編集] 脚注
- ^ 出典:『トランスフォーマー ジェネレーション2011 VOL.2』の「TF紳士録Ⅱ」と銘打たれたインタビュー企画。「コンボイのイメージで」と指定された際、斉藤は「本当にコンボイになってしまいますけど、いいんですか?」と聞き返したが、高谷は「コンボイでいいんです」と言ったという。
- ^ 同時間帯には朝日放送で『南国少年パプワくん』→『SLAM DUNK』が放送されていた。
- ^ 放送当時は『新伍のワガママ大百科』→『3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?』→『ムカムカパラダイス』。
[編集] 参考文献
| TBS 土曜17時台後半 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
少年アシベ2
(1992.10.3 - 1993.3.27) |
電光超人グリッドマン
(1993.4.3 - 1994.1.8) 電光超人グリッドマン 傑作選 (1994.1.15 - 3.26) |
ヤマトタケル
(1994.4.9 - 12.24) |