コンボイ (トランスフォーマー)
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コンボイ(Convoy)とは、トランスフォーマーシリーズの日本展開で頻繁に登場する人物名。多くの場合はサイバトロン軍団の司令官を務める者にコンボイの名が冠され、軍団の中心的な存在であることを示す。ただし、司令官ではないものや、一種の称号のように扱われることも多い。
単にコンボイと呼ぶ場合は、基本的には『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場した初代コンボイを指している場合が多いが、『ビーストウォーズ』、『マイクロン伝説』のコンボイも日本名では単に「コンボイ」となっている。逆に英語では多くのコンボイたちはオプティマス・プライム(Optimus Prime)だが、ビーストウォーズのコンボイはオプティマス・プライマル(Optimus Primal)となっている。
目次
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[編集] コンボイ(Optimus Prime)
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』を始めとする「ジェネレーション1」と呼ばれる作品群に登場するコンボイ。フレイトライナーCOEをモチーフにしたトレーラーのキャブ部分に変形する本体、コンテナ部分に変形する移動基地「コンバットデッキ」、自律小型車「ローラー」の3つのコンポーネントから成る。
他の作品のコンボイと区別する際には初代コンボイ、またはG1コンボイと呼ばれる。その声はアニメではほとんどの作品でピーター・カレン(原語版)、及び玄田哲章(日本語版)によって演じられた。
[編集] 生い立ち〜エネルギー探索まで
アニメ版のコンボイは、元はサイバトロンのエネルギー集積所で働く若者オライオン・パックス(Orion Pax)だった。彼は900万年前にデストロンの襲撃に合い、恋人のエイリアルともども瀕死の重傷を負う。だが、長老アルファートリンに改造され一命を取り留め、コンボイとして生まれ変わった(初代トランスフォーマー第60話「ひきおこされた戦争」)[1]。 その後、サイバトロンの司令官としてデストロンとの戦いに挑み、奪われた領土の回復に重要な役割を果たした。セイバートロン星のエネルギー危機が深刻化した400万年前、彼はサイバトロンの有志を率いて外宇宙へのエネルギー探索に出発した(初代第1話「地球への道」)。
なお、セイバートロン星当時の彼の活躍はコミックシリーズ『Transformers: The War Within』でも描かれているが、ドリームウェーヴ・プロダクションズ版の世界観はマーベルコミックとアニメ版とは設定が異なるため、『The War Within』ではオライオン・パックスではなくオプトロニックス(Optronix)として登場している。
[編集] 地球での戦い
この時期は、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』で描かれた。
400万年前に地球に不時着、機能停止した両陣営のトランスフォーマー達だったが、1985年に火山の噴火のショックで宇宙船の機能が回復。生命再生装置によりトランスフォーマーたちは復活を遂げた。惑星のいたるところに存在するエネルギーを蓄えられた物体の姿を借りる事で、トランスフォーム後の姿はセイバートロンモードから地球モードへと変わった。コンボイがトレーラートラックに変形するのもそのためである。 だが、先に再生したのはデストロンだった。そのため、サイバトロンの行動はデストロンの行動を阻止する方向となった。そんな中、海底油田基地を襲撃したデストロンの迎撃に向かったことから、そこで働いていたスパークプラグ・ウィットウィッキーとその息子スパイクという、地球での仲間を得ることとなった。その後も、スパイクの友人チップ・チェイス、スパイクが知り合った女子大生カーリーといった仲間を増やしてゆくこととなる。
なお、米国のIDW Publishingのコミック『TRANSFORMERS EVOLUTIONS HEARTS OF STEEL』の世界観では、産業革命後の時代に蘇生していたという設定において活躍が描かれている。ここでのコンボイの変形後の姿は、その時代の蒸気機関車の姿を借りたものとなっている。
[編集] コンボイの死とその周辺状況
戦況が悪化し、遂にセイバートロン星が完全にデストロンの占領下に置かれた2005年、デストロンの襲撃にさらされている地球のサイバトロンシティを救出するために、増援を引き連れてセイバートロンの月から地球に降下したコンボイは、破壊大帝メガトロンと一騎打ちを行い、これを退けたが、そのときに受けた傷が元で息を引き取った(『ザ・ムービー』)。
日本では、諸事情で『ザ・ムービー』を上映せずに『2010』を放映することとなったため、なぜコンボイが死んだのかが謎となった。この状況に、タカラは「コンボイが死んだ!」キャンペーンを実行し、ファンの混乱を抑えようとした。キャンペーンの一環として放送されたテレビコマーシャルは特撮プロップを使用した実写で製作されている。無残に朽ち果てたコンボイの遺体をヘリコプターが空輸し、それを見つめ絶叫する子供の声と政宗一成のナレーションで唐突に知らされるコンボイの死という事実は、映像の極めてシリアスな印象とも相まって、それを目にした当時の子供達には深いショックを与えた。さらに、同時期に実施されていたテレホンサービスでも、「君たちがこの声を聞いているときには、私はもう存在しないだろう」という遺書めいたメッセージを発しており、コンボイ戦死の衝撃に拍車をかけた。コンボイの死の謎をテーマとしたゲームソフト『トランスフォーマー コンボイの謎』が発売されたのもこの時期である。
『ザ・ムービー』が日本で上映され、コンボイの死の真相が明らかになったのは、『2010』が放映されてから実に3年の年月が過ぎた1989年のことだった。
[編集] その後のコンボイ
その後の彼の足取りは日本版と海外版で異なるものとなっている。
日本展開『トランスフォーマー キスぷれ』ではユニクロン戦争後、その遺体はE.D.C.によって日本へ移送され、その道中の事件において人造トランスフォーマー「オートルーパー」とのパラサイテック融合を果たし蘇生を果たす。ダッジラムSRT-10へのトランスフォーム能力を得てサーフブレードと呼ばれる剣を使い、E.D.C.オートルーパー隊や未知のトランスフォーマー群「レギオン」と戦った。コンボイを止めようとする「ホットロディマス」とも拳を交える。再生したガルバトロンとの戦いで自らを犠牲とし再び深い眠りに就いた。
その後は『2010』へと続くが、『2010』の物語は日本では2010年だが、海外では2006年という設定である。 アイアンハイドら戦死した仲間と共に葬られたコンボイだが、2010年にその墓がクインテッサ星人によって暴かれ、遺体はゾンビにされ、サイバトロン絶滅作戦に利用されてしまう。しかし、その途中にコンボイとしての意識によってサイバトロン戦士たちを危機から救い、自身は行方不明となる(『2010』第8話「コンボイの影」)。その後、遺体は宇宙空間を漂っているところをトランスフォーマーを憎悪する地球人科学者グレゴリーにより発見され、宇宙ペスト散布に利用されたが、スカイリンクスに脅されたクインテッサ星人の手により復活を果たし、際限なく蔓延する宇宙ペストをマトリクスによって根絶させた。これにはデストロンの新破壊大帝ガルバトロンも敬意を払い、握手を求めた(『2010』第31話「コンボイの復活 PartⅠ」と第32話「コンボイの復活 PartⅡ」)。
その後は再び日本版と海外版では異なる独自の展開となっている。 日本版の『ザ☆ヘッドマスターズ』では再び絶命した後、玩具展開で復活し、『G-2』へと繋がる。海外では存命のまま姿を変えていき、『G-2』へと展開した。
- 日本版
- 『ザ☆ヘッドマスターズ』において、セイバートロン星の超コンピューター「ベクターシグマ」の異常を止めるため、コンボイは自らのエネルギーを開放する。その結果、ベクターシグマの回復に成功したものの、コンボイ自身は命を落としてしまった。
- その後『リターン・オブ・コンボイ』にてスターコンボイとして復活し、時同じくスーパーメガトロンとして復活したメガトロンと死闘を演じた。このボディは後続作品である『G-2』の序盤で今までのボディに戻っている。
- マルチヴァース(パラレルワールド)に当たるギャラクシーフォースの第33話において、スペースブリッジ計画を語るプライマスのヴィジョンの中にその姿を確認できる。
- 海外版
- 『トランスフォーマー ザ・リバース』以降も引き続き総司令官を勤める。その後玩具シリーズにおいて、パワーマスター(日本ではゴッドマスター)やアクションマスターとして幾多の形態変化を繰り返しながら登場している。
そして、日本版の『トランスフォーマー G-2』では、遂にメガトロンと停戦協定を結ぶところまでこぎつけた。しかし、地球人によるデストロン兵士殺害の報告を受けたメガトロンは協定の破棄と地球への侵攻を決断、コンボイはパワーアップしたメガトロンに対抗すべく、自走ミサイルランチャーに変形するコンボイ・ミサイルトレーラー(Hero Optimus Prime)へと姿を変え、これを迎え撃った。コンボイはメガトロンとマートン星雲第17区にて対決し、一度は敗れ去ったが、その時マトリクスによって肉体が再構成され、大型タンクローリーに変形するバトルコンボイ(Laser Optimus Prime)に生まれ変わり、再びメガトロンとの決着をつけるべく死地に赴いた。G-2期にはこの他にもマトリクスによるリフォーマット時に獲得した別の姿として、ゴーボットなる形態も存在する。スピード重視のスポーツカーのビークルモードを持ち、ロボット時は「口」が存在するという、コンボイとしては異色のデザインだった。玩具は日本販売時も「オプティマスプライム」として正式に発売されるなど、その点でも珍しいアイテムとなっている。また、さらに従来のストーリーとは接点が設定されていないマシンウォーズ版なども存在する。
コンボイはビーストウォーズシリーズに代表される以後の時代においても偉大な伝説的存在として語り継がれており、その時代においても宇宙探索の旅を続けているとされている。
[編集] 能力
武器はレーザーライフルで、コンボイガンとも呼ばれる。ドリームウェーブコミックには、使用しない時は背中に収納されている様子が描かれている。右腕をエナジーアックスと呼ばれる斧状の武器に変形させる事も可能。しかし、基本的には素手での肉弾戦を好む。特にメガトロンとの戦闘においては、テックスペック上コンボイがメガトロンよりスピードと耐久力で勝り、火力に劣ることもあって、その傾向が強い。また、車両形態ではヘッドライトからビームを出す事もでき、巨体を活かした体当たりも強力な武器である。特に後者は戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー第23話「スチールシティ」や『ザ・ムービー』にて、並み居るデストロン兵士たちを片端から轢いてゆくシーンが印象的である。これの応用として、仲間をコンバットデッキ内に乗せた状態でバリケードを突破し、敵陣奥深くに侵入後、仲間を降ろすという強襲戦術がある(第5話「メガトロンの帰還」)。 コンバットデッキには対空砲が搭載され、ビークルモードでもコンテナ上部に露出させることで使用可能となる。ローラーは小柄車であることを活かし、相手をかく乱することもあった(第65話「トランスフォームをとめろ!」)。 因みに、TFシリーズにおいて初めて目から光線を発射したのは彼である(第6話「SOS!サイバトロン」)。
個人としての戦闘能力はすこぶる高いものの、作戦立案能力に関しては「私にいい考えがある」と発言しながらその失敗率が相当に高く、幸運を計算に入れた作戦を立てるなど、ライバルのメガトロンに比べて優れているとは言い難い。しかし、味方の危機には自らの危険を顧みず飛び込むため、仲間からの信頼は厚い。また、デストロンでは慢性的に起こっていたクーデターが、サイバトロンではほとんど見られなかったことからもコンボイが如何にサイバトロン戦士をまとめることに優れていたかが伺える。この人望こそ、コンボイの最も優れた力といえるだろう。実務能力の不十分さも、これにより補われている感がある。彼の名誉のために述べておくなら、彼の「いい考え」は、サイバトロン戦士の処遇に対して使われる際には非常に有効であり、シルバーボルトの高所恐怖症を克服させるためとしてエアーボットの指揮官に任命するなどがその代表例である。
大らかで豪快な性格であり、スパイクや仲間達とバスケットボールに興じる事もある(この時ドリブルをトラブルと言い間違えたり、ボールを指で回す芸当を見せた)。また、先にも挙げたように仲間に対する思いは強く、第22話「二人のコンボイ」では、このことが本物のコンボイとクローンコンボイを見分ける決め手となり、第51話「ターゲットはコンボイ」では、自分をおびき寄せるためにサイバトロン戦士たちを弄んだチャムリー卿に怒りを爆発させ、ラストシーンで恐ろしい仕打ちを行っている。
また、劇中ではなぜか高所から転落する場面が多い。特に日本版では、初期のオープニングにおいて、第2話でのメガトロンの一撃でダムから転落するシーンとビークルモードで爆風に吹き飛ばされ山肌を転がり落ちるシーンが続けざまに、それも曲のサビの部分で流れるため、この印象をさらに強めている。作戦立案能力と合わせ、「コンボイといえば私にいい考えがあると崖から落ちる」というイメージを抱くファンも多い。
身体をバラバラに分解されても頭部が生きていればテレパシーのようなもので思念を飛ばし、各部品を遠隔コントロールできる。ただし、その部品が別のシステムの支配下に置かれた場合は無効となる。
[編集] 玩具
最初の玩具はダイアクロンのバトルコンボイを流用したもので、「01」のナンバーを与えられて1985年6月発売。他にメガトロンとのセットである「VSX」が10月に発売、86年11月に『2010』の放送が開始された時期にアラート、リジェ、サイバトロン集合ポスターとセットの「グッドバイコンボイ」が発売され、12月に絶版となった。その後、2000年6月を皮切りに『復刻版』が発売。2002年1月には色がアニメ風になった他マトリクスなど多数の特典を付属したNew Year Special版が発売。2003年3月には『トランスフォーマー コレクション』にて「00」のナンバーを与えられ、エナジーアックス、ファイルカードのバインダーが付属している。2007年8月には『トランスフォーマー アンコール』にて再び「01」のナンバーを与えられ幾度となく再発売されている。
コンテナは付属のローラーや仲間のオートボット、ミニボットを搭載可能。また、展開する事によりコンバットデッキになり、スプリングによるカタパルトギミックを搭載。なお、発売されたものによって拳やレーザーライフル、ローラーの形状が異なる。
アニメ準拠の完全変形版MP(マスターピース)、その小型版ロボットマスターズ、極小変形、HB(ハイブリッド)、Transformers Classics(日本版では変形!ヘンケイ!トランスフォーマー)など幾度と無くリメイクされている。なお、通販サイトe-hobbyではコンボイの若き日の姿である「オライオンパックス」が、海外のTitaniumSeries Transformersではコミックシリーズ『The War With in』で描かれた地球到来以前の姿(セイバートロンモード)が初めて商品化されている。
[編集] G1以降の玩具
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- オライオン・パックス
- e-HOBBY SHOP限定で発売された、ターゲットマスター版チャーの色替え。工具が変形するドロイドモジュール・バレルローラーと、ダイオン(ウィーリーの色替え)も付属する。
- 電動パワー スターコンボイ
- ゾディアックの力で復活したコンボイ。マイクロTFホットロディマスが付属し、スカイギャリーやグランダスとの連結が可能。復刻版ではカラーリングが変更されている。
- パワーマスターコンボイ/OPTIMUS PRIME
- 海外販売版。パワーマスターとして生まれ変わったオプティマスプライム。パートナーはハイ・Q。スーパージンライの海外版。
- アクションマスターコンボイ/OPTIMUS PRIME
- 海外販売版。ニュークリオンでパワーアップしたオプティマスプライム。アクションマスター自身には変形ギミックはない。
- コンボイミサイルトレーラー/HERO OPTIMUS PRIME
- トランスフォーマーG2版。国内版ではマトリクスを持っている設定が加えられている。
- バトルコンボイ/OPTIMUS PRIME
- トランスフォーマーG2版。国内版では発光ギミックがオミットされている。トランスフォーマーカーロボットで、黒く塗り替えたものがブラックコンボイとして発売。後に発光ギミックが再現された完全版が発売され、白く塗り替えたものがウルトラマグナスとしてe-Hobby SHOP限定で発売。
- トランスフォーマーガム コンボイ
- カバヤから発売。組み立て式の軟質プラ樹脂ミニプラモ。
- チョロQロボ コンボイ
- プルバック走行のキャラクターチョロQ。アニメに準拠したカラーリングとメタリックカラーの2種類が発売。ロディマス版もあり。
- スタンプボット コンボイタイプ
- トレーラー部分がスタンプになっているディフォルメ版。
- メタルフォースコレクション コンボイ
- 1999年にタイムハウスより発売されたソフビ製フィギュア。通常カラーの他にメタリックカラーも発売された。
- MEGASCF コンボイ
- フル可動フル彩色済みのアクションフィギュア。アニメカラーとメタリックカラーの他に、20世紀おもちゃ博版のバトルダメージVerも発売されている。
- マスターピース コンボイ
- ハイクオリティのコンボイとして発売。色替えとしてウルトラマグナスも発売。コンバットデッキもセットになった(ローラーは付属しない)完全版も発売されている。
- ロボットマスターズ G1コンボイ
- 通称、技のG1。雑誌限定のブラックカラー版もあり。
- ハイブリッドスタイル 初代総司令官コンボイ
- 河森正治がデザインを監修。
- 極小変形トランスフォーマー コンボイ
- 変形可能な縮小版。シリーズ第1弾にラインナップ。
- キスぷれ コンボイ×メリッサ
- キスぷれの設定ではユニクロン戦争後に一時的に復活した姿。ALTERNATORSの塗装変更品で、ダッジ・ラムに変形する。なお、コンバットデッキとローラーは行方不明という設定。
- リボルテック コンボイ
- 海洋堂より発売。山口可動と呼ばれるアクションフィギュア。フレンドショップ限定の塗装変更品がウルトラマグナスとして発売された。
- コンボイ playing iPod speaker
- ミュージックレーベルシリーズ。トレーラー部がスピーカーになっている。カラーバリエーションもあり。
- 変形!ヘンケイ!トランスフォーマー コンボイ
- TRANSFORMERS CLASSICSとはカラーリングが変えられている。
- ダイヤブロック コンボイ
- ブロック版コンボイ。差し替えなしで変形が可能。
- バイナルテック コンボイfeat.ダッジラムSRT10
- ALTERNATORSの日本発売版で、キスぷれ版の仕様変更品。先行でイベント限定ブラックコンボイが販売されている。
- オルタニティ NISSAN GTR / コンボイ
- バイブランレッドとアルティメイトメタルシルバーが発売。
[編集] コンボイの名について
この名は映画『コンボイ』に由来していると考えられる。本来はコンボイという単語は、大型トラックの集団を意味する言葉であり、単体のトレーラーを指す言葉としては一般的ではないが、この映画以降、「コンボイはトレーラートラックを意味する」という誤用が広まった。
ダイアクロン時代のトレーラーのロボットにはバトルコンボイの名が与えられ、強化型のパワードコンボイ(ウルトラマグナスの原型)共々量産による集団化が前提の部隊として活躍した[2]。その為トランスフォーマーの日本展開の際にはそのまま引き継がれて単体のキャラクターとしてのコンボイの名となった。誤用を認識していたかはともかく(トランスフォーマーでは個人名になったためむしろ誤用の方の意味に取られやすい)、海外展開ではCONVOYという日本名こそ知られているものの、キャラクター名としては滅多に用いられていない。
逆に言えばトレーラーを意味する単語ではないため、その後ロディマスコンボイ(Rodimus Prime)をはじめ、むしろ英語版におけるPrimeに似た用法で「コンボイ」の名は使われていくことになる。
[編集] よくある誤解
トランスフォーマーシリーズで最初に登場するサイバトロン総司令官であることから、「初代総司令官」として紹介される事も多い。しかし、彼以前にも総司令官がいたとも考えられる。アニメでは、『2010』にてロディマスコンボイがマトリクス内に入り込んだ際、コンボイ以前の6人のマトリクス保有者と出会っている。
ただし、保有者としてウルトラマグナスもカウントされていることから、6人の保有者の中に総司令官「代理」が混ざっている可能性もあり、これをもってコンボイを7代目総司令官と断定することはできない。また、彼らは「指導者」や「リーダー」ではあったかも知れないが、「総司令官」という称号で呼ばれていたのかは不明である。そのため、コンボイが初めて「総司令官」の称号で呼ばれた指導者とすれば、矛盾とはならない。ちなみに海外コミック版の設定では、センチネルプライムという先代の総司令官が存在する。
また、人気ゆえに主人公と誤解されやすいが、トランスフォーマーシリーズの群像劇という性質上、必ずしも主人公というわけではなく、ほとんど登場しないエピソードも存在する。これはその後の総司令官にも当てはまる。
[編集] コンボイ(ビーストウォーズ版/Optimus Primal)
[編集] 能力・性格
- 『ビーストウォーズ』、及びその続編である『ビーストウォーズメタルス』、『ビーストウォーズリターンズ』に登場するコンボイ。ゴリラに変身する。他作品のコンボイと区別する際にはビーストコンボイ、またはゴリラコンボイ等と呼ばれる。
- 初代コンボイ(Optimus Prime)やロディマスコンボイ(Rodimus Prime)と違い、元々はマトリクスを受継いだ総司令官というポストでは無く、惑星探査船アクサロンの一艦長に過ぎない。そのため、指揮官としては若く荒削りである。だが、仲間との強い絆を武器に、敢然とデストロンやエイリアンといった強敵に立ち向かった。原語版の声はゲイリー・チョーク。日本語版は一貫して子安武人が担当したため、子安コンボイという愛称も広まっている。始終一貫してバナナが好物。若く経験不足なせいか無茶をしがちなため、仲間たちからムチャゴリラと呼ばれたことも。
- ビーストウォーズメタルス
- 前作の最終回において、メガトロンの陰謀により一度は命を落としたが、仲間の働きによってメタルスコンボイに進化した。さらには太古の地球に休眠状態だった初代コンボイを救う過程で、初代コンボイのスパークの力の影響によりメタルス新コンボイ/メタルスパワードコンボイ(Optimal Optimus)へと更なる進化を遂げた。声優のアドリブが暴走気味な日本語版ではツッコミに回る事が多かった(タカラ(現・タカラトミー)の要望で、担当声優の子安はアドリブを比較的セーブされていた)。
- ビーストウォーズリターンズ
- セイバートロン星を舞台としたこの作品では、オラクルのリフォーマットによって新たなテクノオーガニックボディを獲得している。しかし、今まで初代コンボイに準じたデザインだった頭部が、別キャラクターとしても通用する程、一切コンボイの意匠のないデザインになり、当のコンボイ本人もこのことを非常に気にしている。第14話のオープニングで「名前を逆さにして言ってみよう」という企画をやって以降、イボンコと呼ばれいじられることもしばしば。一方で、シリーズも回数を重ねる事によって既にキャラが確立されており、演じる子安によるツッコミとアドリブは円熟味を増しているという評価もある。『ロボットマスターズ』の公式サイトでの名は「リターンズコンボイ」。
- ビーストウォーズセカンド劇場版「ライオコンボイ危機一髪!」
- 第1シーズンの最終回で四散した直後、『ビーストウォーズセカンド』の世界へと召喚される形でゲスト登場。ライオコンボイとのタッグが実現した。ビーストコンボイが本来活躍する『ビーストウォーズ』シリーズ(カナダ製作)は一貫して3DCGアニメによって描かれているが、この作品では日本製作の『セカンド』の世界観に合わせ、ビーストコンボイもセルアニメで描かれおり、ツッコミやアドリブも行われない。漫画版ではタスマニアキッドによって、ゴリさんのあだ名をつけられ、本人もそれを気に入っている様子。
- この映画でのみマトリクスを所持している事が言及されており、ライオとのWマトリクスの力により「バーニングコンボイ」へとパワーアップを果たしている。
[編集] 玩具
- 玩具は「C-01」のナンバーを与えられ97年7月に発売、メガトロンとのセット箱「VS-1 最強ビースト対決」も発売された。一部地方では先行販売も行われていた。また98年には映画公開にあわせ赤のクリアカラーのバーニングコンボイも発売。
- メタルスコンボイは98年12月の劇場限定発売の海外版を経て、99年9月に「C-40」のナンバーを与えられ発売。メタルスメガトロンとのセット箱「VS-40 宿命の対決」も発売。また、初回版には「ビーストウォーズ・メタルス 先取りひみつビデオ」が同梱された。また同年12月にはメタルスパワードコンボイが「C-47」のナンバーを与えられて発売された。
- リターンズコンボイは2005年11月に「BR-01」のナンバーでトイザらス限定で発売された。
- 該当シリーズの他、『ロボットマスターズ』で小型版、『ビーストウォーズリボーン』でアニメに準拠した改修がなされたものがある。
- アメリカのハズブロ社からは2006年に『TRANSFORMERS BEAST WARS 10th Anniversary』とし、デザインを一新した完全新規造型によるリニューアル玩具が販売されている。海外で展開された『トランスフォーマー ユニバース』のコミック版や日本国内展開では「フィギア王」誌上にて連載された『ビーストウォーズリボーン』の小説版ではストーリーの終盤にこのリニューアル版の意匠がビーストコンボイの新たな姿として登場するが、国内での玩具販売は今のところ未定である。
- また、これとは別にBOTCON限定アイテムとして、ゴリラタイプのビーストモードを獲得する以前のセイバートロン星における彼の姿が玩具化された。『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』のランドバレットの頭部を変更したものであり、三輪型バギーにトランスフォームする。
[編集] ファイヤーコンボイ(Optimus Prime)
- 日本製作の『カーロボット』で登場。炎の司令官の名を持つ。作風が低年齢層向けだったこともあってか、性格は豪快そのもの。やや天然ボケ気味で、ある意味初代コンボイよりも無責任な言動は、実に敵味方の区別なく巻き込んでいく。そのため、「サイバトロン総司令官というよりもサイバトロンガー破壊大帝だ」と評するファンもいる。歴代コンボイ初の兄弟持ちで双子の兄弟コンボイである。声は橋本さとし。英語版はニール・キャプラン。一部媒体では子持ちコンボイとも言われる。理由は、悪のコンボイであるブラックコンボイは、スキャン時に近くにあったタンクローリーと一緒にいたファイヤーコンボイをベースに、ギガトロンが悪の精神エネルギー(プログラミングのような物)を注いだためである。ただし、その場合もそれ以前にライオコンボイがいるので、初の子持ちコンボイでは無い。
- 消防車に変形し、弟のゴッドマグナス(Ultra Magnus)と合体、ゴッドファイヤーコンボイ(Omega Prime)となる。玩具の完成度は極めて高く、最高傑作と推すファンも多い。
- 当初、カーロボットの世界観は、他のシリーズと一切接点を持たない、唯一独立した別次元という扱いがなされていたが、後に初代〜和製(『ザ☆ヘッドマスターズ』、『超神マスターフォース』等)〜『G-2』〜BWのストーリーライン(クロニクル1)に半ば組み込まれる形となっている。すなわち、ファイヤーコンボイを含む本作のTF達は、未来から2000年の地球にやってきた事になっている。その詳細について劇中で触れられることはなかったが、後に本作中のサイバトロン達は未来世界の次元パトロール隊と位置づけられており、ファイヤーコンボイはその部隊を指揮する司令官である。これにより、設定上はG1トランスフォーマー達と同じ世界の別々の場所に共存するかたちとなっているが、これは後付け設定という事もあり、彼らとの直接的な接点が描かれた機会はない。
- なお、カーロボットのみ、ギガトロンとの基本的関係が軍事面の不一致ではなく、「小さい頃からの幼馴染」になっている。因みに他に両軍のリーダー同士が幼なじみというのは、和製コミックのスターセイバーとデスザラスがいる。
- これまでは、コンボイ(Optimus Prime)=トレーラートラックだったが、これ以降、消防車に変形するコンボイが見られるようになってきた。
[編集] コンボイ(マイクロン伝説以降)
初代からビーストウォーズまで世界観を共通していたトランスフォーマーシリーズだったが、『マイクロン伝説』にて設定がリセットされた。新シリーズに登場するコンボイを記述する。
[編集] コンボイ(マイクロン伝説版/Optimus Prime)
- 『マイクロン伝説』に登場するコンボイ。トレーラー後部と合体して「コンボイ・スーパーモード」に、ジェットファイヤーと合体して「ジェットコンボイ」に、ウルトラマグナスと合体して「マグナコンボイ」に、さらにジェットファイヤー、ウルトラマグナス両者と合体して「マグナジェットコンボイ」に変型する。声は大川透。英語版はゲイリー・チョーク。
- 『ロボットマスターズ』の公式サイトでは他の作品のコンボイと区別するため、『マイクロン伝説』のアメリカでのタイトルが『Transformers ARMADA』であることから「アルマダコンボイ」と呼ばれている。
- 初代及びビーストウォーズのコンボイとは違い、冷静かつ物事を慎重に運ぶ性格だったために当初は(コンボイとしては)目立った印象ではなく地味だったが、中盤以降、『実は戦い好きで出来るなら話し合いは拳と拳で語り合う』という本来の性格が浮上。最終話においては自身のマトリクスを含めた地位その他全てを捨てて一人のトランスフォーマーとしてメガトロンと戦う。この冒頭から終盤のギャップにより、次回作であるスーパーリンクでは「精神的に何かが吹っ切れた」と言われる。
[編集] グランドコンボイ(Optimus Prime)
- 『スーパーリンク』に登場するコンボイ。「マイクロン伝説」のコンボイとは同一人物。サポートメカの「グランドフォース」と合体して「コンボイ・スーパーモード」に、ウイングセイバーと合体して「ウイングコンボイ」に、オメガスプリームと合体して「オメガコンボイ(Optimus Supreme)」に変型する。しかし、仲間達にはどの形態であっても「グランドコンボイ」と呼ばれていた。本人はこの事に強い不満を持っており、トーナメント戦で「私の名前を言ってみろ」と鬼の形相で言った相手を叩き潰し、(しかも相手はデストロンの二大合体兵士であるビルドロンとブルーティカス)「オメガコンボ…」と途中まで言いかけてグランドコンボイと言われた際に「オップ…(Oops=おっと)」と呟く場面がある。
- 歴代のコンボイの中で、他の戦士と合体せずにとりうる形態が最も多い。スーパーモード時、4機のグランドフォースが四肢となるが、この4機はスクランブル合体ロボの如くどの部位にもなることができる。そのため、計算上は24種類のスーパーモードが存在することになり、ビークルモードと通常のロボットモードも合わせると26種類となる。
- 通常のロボットモードの体形より、海外のファンから「Fatimus Prime」(Fat+OptimusでFatimus。即ち「太ったコンボイ」である)という愛称を付けられており、日本版においても「ドスコンボイ(どすこい+コンボイ)」や「曙コンボイ」と揶揄されている。声は小西克幸。英語版は前作と同じ。前作の最終回で「精神的に何かが吹っ切れた」という描写により、言動は落ち着いているが、かなりノリのいい性格になっている。
[編集] ギャラクシーコンボイ(Optimus Prime)
- 『ギャラクシーフォース』に登場するコンボイ。消防車に変形する。もっとも実車とはかけ離れたデザインであるので装甲車と誤認されることも多い。初代のコンボイを彷彿される、赤のボディと青色の頭部のスタイルで、マトリクスを持つ、セイバートロン星の総司令官。合体により「ライガーコンボイ」や「ソニックコンボイ」に変形する。声は楠大典。英語版は前作と同じ。前作のグランドコンボイに比べると堅物な印象が強いが、「カーロボット」のファイヤーコンボイ同様、やや天然ボケ気味な一面も見せている。本編から10年後に結婚したコビーとローリの結婚式にも参列したが、写真には彼は顔だけが大きく写し出されている。
- なお、同作の海外版『CYBERTRON』ではマイクロン伝説のコンボイ及びグランドコンボイと同一人物となっているが、これは販売広報戦略の違いから設定の変更が行われたためである。
[編集] オプティマス・プライム
[編集] オプティマス・プライム(実写映画版/Optimus Prime)
- 実写映画版『トランスフォーマー』に登場。基本的なキャラクター設定は従来のG1コンボイに相当するが、変形後の車種はピータービルト・379モデル・トレーラートラックに変更され、ファイヤーパターンが追加されている。ロボットモードのデザインやカラーリングは従来のコンボイを踏襲しつつ全面的にリニューアルが施されている。性格は冷静沈着。オートボットのリーダーとしてフリーウェイでボーンクラッシャーを倒し、メガトロンと果敢に戦った。最後はサムの提言を受けいれて地球に残留する。ピータービルト379をスキャンする前は隕石に変形していた。異形のビークルモードでありながら、どことなくG1コンボイのフレートライナーCOEタイプの面影を残す、オールドファンに向けたファンサービス的なアウトラインでデザインされている。
- 公開に先がけたカウントダウンイベントにおいて、日本語吹替版の声優はアニメでコンボイの声を担当した玄田哲章が担当する事が発表され、従来のTFファンからの話題を呼んだ。英語版においてもかつてオプティマスの声を担当したピーター・カレンが担当した。そのため、アニメでの初代コンボイのような豪快にして大らかな人物像を期待した一部のオールドファンから少なからず不満が上がった。しかし、人一倍平和を希求しながらも終わりの見えない戦いに苦悩し、終結のためには自らを犠牲にする事をも常に厭わない生真面目さは各コミック版に共通して描かれてきた性格でもある。玩具は簡易版やDX版・ロボヴィジョン版が存在する。
- なお、今回は各キャラクターの名称は米国版との統一がなされたため、日本公開版も「コンボイ」ではなく「オプティマス・プライム」が正式名称として使用された。従来の日本版の名称に慣れ親しんだファンを考慮し、公開までに差し替えられる事も検討中という情報もあったが、実際の映画や玩具では変更は行われなかった。
[編集] 玩具
- FIRST STRIKE、ROBOT REPLICAS、CYBER SLAMMERSなどは日本未発売。
-
- プロトフォーム オプティマス・プライム(DELUXE CLASS)
- プロトフォーム オプティマス・プライムフュージョンクラスターエディション
- オプティマス・プライム MA-01(LEADER CLASS)
- ナイトウォッチ オプティマス・プライム(LEADER CLASS)
- ツインブラスター オプティマス・プライム(VOYAGER CLASS)
- ベーシック オプティマス・プライム(FAST ACTION BATTLERS / Power Hook OPTIMUS PRIME)
- EZコレクション オプティマス・プライム(LEGENDS CLASS)
- トランススキャニング オプティマス・プライム(日本限定)
- オプティマス・プライムバトルモード
- DVD予約特典 オプティマ・スプライム・フィギア(スパイチェンジャー版スカージの色替え)
- オプティマス・プライムBOX(DVD特典ケース)
[編集] オプティマス・プライム(アニメイテッド版/Optimus Prime)
『Transformers Animated(トランスフォーマー アニメイテッド)』に登場。声はデビッド・ケイ。まだ日本展開されていないため、日本名は存在しない。消防車から変形するが、後部の放水ユニットがない状態で変形する事が多く、初代を彷彿させるトレーラーコンテナを牽引する事もある。探査チームの若きチームリーダーであり地球在住のオートボッツの代表。かつて、友人であり恋人未満の関係にあったエリータワンを救えなかった事を後悔し続けている。1話では胸にオールスパークを納めるシーンがあるが、その後、宇宙船アーク内に保管されている。本作においてはオートボットの総司令官とされているのはウルトラマグナスで、オプティマスはあくまで探査チームのリーダーとなっている。性格は生真面目かつ勇猛だが、G1のオプティマスのような突出したカリスマがある訳ではない。そのため仲間からの反発や組織内での摩擦に苦慮する姿も見られた。
[編集] オプティマス以外のコンボイ
以下はその他のコンボイの名を冠したものや、コンボイと関連性が深いキャラクターたち。
[編集] ロディマスコンボイ
[編集] G1版(Rodimus Prime)
- ジェネレーション1と呼ばれる作品群に登場するコンボイ。以前の姿はホットロディマス(Hot Rod)。英雄に憧れる、血気盛んな若者だったが、ガルバトロンとの決戦時にマトリクスに選ばれ(『ザ・ムービー』)、サイバトロンの新リーダーとなる。デストロンが活動を再開した後も総司令官として戦い続けたが、それは経験不足な彼にとってはあまりにも重過ぎる使命との戦いでもあった(『2010』)。重圧と経験不足に苦しみながら成長してゆく、先代コンボイとはまた違う総司令官像を作り上げたが、それは逆に言えば、頼りなさが目立つということでもあった。特に日本では、終盤で勇ましくガルバトロンを投げ飛ばしている『ザ・ムービー』が上映されなかったこともあり、その頼りなさが余計に目立っていた。だが、多くの異星人と友好関係を築くなど、外交面ではコンボイ以上の成果を上げており、ウルトラマグナスも彼の手腕を高く評価する発言を行っている。コンボイ復活後はマトリクスをコンボイに返し、再びホットロディマスに戻った。声は石丸博也。原語版はジャド・ネルソン(『ザ・ムービー』)、リシャール・ゴーティエ(『2010』、『リバース』)
- 武器はフォトン・エリミネーターと呼ばれるロングライフル(ホットロディマス時はフォトンライフル)また腕部のエキゾーストパイプからもビームを発射できる。ホットロディマスは左腕からチェーンソーを展開可能。
- 先代コンボイの英名「Optimus Prime」に彼の英名「Hot Rod」の「Rod」をかけあわせ、先代の名に韻を踏むかたちで「Rodimus Prime」となった。一方、日本での展開では「OptimusPrime」を「コンボイ」としていた事に合わせ「ロディマスコンボイ」となった。また、「Hot Rod」の和名に関しても、名前の一部を残す形で「ホットロディマス」としていた。だが、さらに後年に日本での公開が実現した『リバース』では、名称を「ホットロッド」とし、声優も高瀬右光が担当した。
- ホットロディマス時代の変形後のビークルモードはオリジナルデザインのスポーツカーだったが、ロディマスコンボイとなってからは変形後のビークルもオリジナルデザインのトレーラーワゴンとなっている。ボンネット部分にホットロディマス時代のスポーツカーの名残を残すその姿は、先代コンボイのトラクタヘッド(キャブ)+トレーラーという構成とは趣が異なる事から、キャンピングカーと解釈され紹介される事も少なくない。シリーズ展開当時の1980年代より進んだ2000年代の未来に活躍するトランスフォーマーという事から、車両に特定のモチーフは存在しないが、Transformers Classicsにおいて2006年にリニューアルされたホットロディマスは童夢-零をモデルにしたと思しきオリジナルのデザインとなっている。
- その姿は英国版コミックにおいてトランスフォーマーの創造神であるプライマスに瓜二つであるとされ、プライマスが転生した姿であるともいわれている。彼がマトリクスを継承した理由も本来はそこに関連するという説もある。これに関連し、資料本「トランスフォーマージェネレーションデラックス」刊行の際にはゴールドメッキ仕様のロディマスコンボイが善神 プライマスとして限定生産され、読者に抽選プレゼントされた。のちに『ギャラクシーフォース』において商品化された創造神 プライマスは、セイバートロン星から変形する全くの新設計玩具だが、頭部にはロディマス的な意匠の名残も感じられる。
- 日本版の展開では『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』の序盤で再びホットロディマスからロディマスコンボイの姿へと戻るが、セイバートロン星爆発を機に指揮権をフォートレスに譲り、新天地を求め旅立った。また同作のOPでは、デストロンの銃撃を受けクロームドームに助けられるという主役交代を思わせる場面が描かれている。その後「トランスフォーマー リターン・オブ・コンボイ」ではスターコンボイとして蘇生したG1コンボイのパートナーとして、ホットロディマスの姿で戦線復帰している。ただし、旅からの帰還や復隊までの経緯は詳しく語られておらず、突然の再登場だった。実現は叶わなかったが、企画段階では「ニューロディマス」としてスターコンボイ同様の大型メカ(消防車にトランスフォーム)として登場する案もあった。
- 『ザ・ムービー』と『2010』の間の時期を描いた『キスぷれ』では、ユニクロン戦争末期に投げ飛ばしたガルバトロンが地球に落着し、地球にガルバトロン細胞がばら撒かれたことから、地球人類とサイバトロンの関係を崩壊させてしまったため、引責辞任という形でホットロディマスに戻っている(実は、これはユニクロンの使徒達の陰謀であり、彼には全く責任はなかった)。また、本作に登場するプライマスはゴールドメッキ仕様ロディマスである。
- 海外版の展開ではHot Rodに戻った後もG1、G2、そして遥か未来の『BeastMachines』の時代まで生き抜き、それらの物語に続く『トランスフォーマー ユニバース』では歴戦の勇士として登場する。姿形はかつてのHot Rodだが、名称は「Rodimus」になっていた。日本版ではロディという愛称で親しまれている。
[編集] スーパーリンク版(Rodimus)
- 設定をリセットされた『スーパーリンク』で登場したグランドコンボイの旧友。アメリカンセミトラックに変形する。基本的概念は一緒だが、その方向性の違いにおいてグランドコンボイと対立し自分と同感する勢力とセイバートロン星を離脱。その後は宇宙警備隊のような活動をしていた。一時は彼らの星を守れなかったことからアルファQに味方し、星の再生のためにユニクロンを利用しようとする。そのため反対するグランドコンボイと戦ったこともあったが、星の再生後はユニクロン打倒のために共闘する。声は置鮎龍太郎。英語版はポール・ドブソン。
- ちなみに、本作および同一世界設定上にある前作『マイクロン伝説』にはロディマスとは別人としてホットロッド(『スーパーリンク』ではホットショット。海外版では二作通じてHot Shot)なるキャラクターが登場している。
- 物語中盤では彼ら二人のドラマも多く展開され、初めはやはり方向性の違い(ホットショットはマイクロン伝説でのユニクロンでの戦いで多くの仲間を失っているため)でぶつかり合ったが、後に和解しロディマスのスーパーリンク相手となることが多くなった。
- ちなみに訓練プログラムでショックウェーブ&ショックフリート(彼ら曰く手ごわい相手だったらしいが、戦闘は一切描かれなかった)、ウィングコンボイ(一撃)、レーザーウェーブ&シックスショット、オメガコンボイを下し(もっともオメガコンボイはカッコつけて変形したためリングアウト負けし実質不戦勝)彼ら二人のチームが優勝した。
- 『ギャラクシーフォース』に登場するエクシリオン(Hot Shot)もカラーリングや名称こそ異なるが、玩具上でG1版ホットロディマスのリメイク的な意味合いを持っており、G1ロディマスのように赤くボディが塗り替えられ、ファイアーパターンの模様が施された玩具が登場している。
[編集] 玩具
- アニメにおける登場に合わせ、ホットロディマスとロディマスコンボイの二種類の玩具が作られた。元々その意匠がダイアクロンの流用だった初代コンボイとは異なり、ロディマスは『ザ・ムービー』以降の新規参入キャラとして、アニメのデザイン、玩具の設計共にこのために専用のものが起こされている。ロディマスコンボイはメインアイテムとなる予定だったが、ハスブロとアニメスタッフとの連携の悪さがたたり、ロディマスコンボイ自体が司令官と思われなかったために玩具はスタイルに難のある仕上がりとなった。サイズも宿敵ガルバトロンと比べると小さく、当時放送されたCFではジオラマの高低差でサイズを合わせる措置がなされた。またコンボイと同じくコンテナ部分が分離し、モビルディフェンサー(移動砲台)になるが、アニメ・コミック共に登場しなかった。国内では86年11月に「C-77」のナンバーを与えられて販売。アメリカにおける初期販売分はタイヤがゴムになっており、2001年の『復刻版』ではその仕様で復刻され、後に米国で復刻された。
- ホットロディマスは変形や造形面が改善され、続く「C-78」のナンバーを与えられたものの国内販売は『ザ・ムービー』の公開が先送りとなってしまったため、87年4月と『2010』のTVシリーズ開始やロディマスコンボイの玩具発売からかなり遅れた時期となってしまった。後に一部仕様を変更してパートナー・ファイアーボルト / Fireboltを同梱し「ターゲットマスター」のラインで再発され、海外作品『TRANSFORMERS The Rebirth』やコミック版に登場。国内でも販売予定はあったが発売されず。2000年12月に復刻され、2004年には「トランスフォーマー コレクション13」としてターゲットマスター版が国内で初販売された。 米国でも復刻されたが、ロディマス・メジャー/RodimusMajorに名称が変更されている。
- なお、スーパーリンク版の玩具もG1版の開発者が担当。G1版の雪辱を果たした形であると言われ、「SC-10」のナンバーを与えられ発売。だが、これに関してもファンの評価は決して高いとは言えず、ファンが長年待ち望んだロディマス玩具の決定版は海外シリーズ『Transformers Classics』における完全リニューアル版(Hot Rod=ホットロディマスをモチーフとした「Rodimus」)の登場まで待たれる事となった。『TitaniumSeries Transformers』においてRodimus Primeが発売されている。こちらもまた『Classics』同様に旧作のイメージを残しつつ、デザインやギミックをリニューアルしたものである。
- 国内では『トランスフォーマー キスぷれ』の玩具ラインナップにホットロディマスが登場。フォード・GT40にトランスフォームする。だが、これは『バイナルテック』の海外版シリーズ『ALTERNATORS』で国内未発売アイテムだったMirage(=リジェ)の頭部を変更した仕様変更品であり、これをもって国内におけるロディマスの決定版とするには、旧作のファンにとって聊か不満であるとの声も多い。しかし、元となった『ALTERNATORS』版Mirageの完成度が極めて高かった事もあり、『キスぷれ』版ロディマスの出来もその恩恵に預かるかたちとなっている。なお、本作はG1の世界観をベースとしているため、G1でのロディマスと同じキャラクターだが、声優は「スーパーリンク」版ロディマスを演じた置鮎龍太郎が担当している。
[編集] G1以降の玩具
- ロディマスコンボイ、ホットロディマス、スーパーリンク版以外。
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- チョロQロボ ロディマスコンボイ
- TV&メタリックの2種類発売。
- おしゃべりフォーマー ロディマスコンボイ
- アナログ方式の音声ギミックを搭載するソフビ製フィギュア。
- SHBM ロディマスコンボイ
- スーパーハイブリードモデル。1987年発売予定だったソフビフィギュアシリーズだが未発売に終わる。
- マイクロTF ホットロディマス
- スターコンボイに同梱。
- キスぷれ ホットロディマス×シャオシャオ
- フォードGTに変形。オルタネイターズでは黒いカラーリングのミラージとして発売、SDCC限定で赤いボディでファイヤーパターン塗装のロディマスも発売された。
- 極小変形トランスフォーマー ホットロディマス
- 2004年に一部コンビニで販売。シークレット。その後、2006年に「ハイブリッドスタイル・初代コンボイ」の購入特典としてトイザらス各店にて先着配布された。配布版はG1ホットロディマスを模したミニパッケージ入り。
- エクシリオンレッドバージョン
- ロディマスではなく、エクシリオンのカラー変更版をDVD特典として発売。海外ではカラーリングをファイヤーパターンに変更され発売。
- ホットロディマス(変形!ヘンケイ!トランスフォーマー)
- クラシック版。変形!ヘンケイ!版ではメッキ部分の違いが見られる。
- ロディマスプライム(TITANIUM)
- タイタニウム版。
- メタルヴァースコレクション サイバトロン騎士ホットロディマス
- ダイキ工業より発売。ソフビ製フィギュア。
- リボルテック ホットロディマス
- 海洋堂発売。変形ギミックのない、アクションフィギュア。
[編集] ジンライ
- 日本国内版独自のシリーズ『トランスフォーマー 超神マスターフォース』に登場するサイバトロンのゴッドマスター。ゴッドマスターとは、従来のシリーズの超ロボット生命体とは異なり、人間がマスターブレスと呼ばれるブレスレットによってマスターフォース化し、さらにトランステクターなるユニットにゴッドオン(合体)することでロボット形態となるトランスフォーマーの一種である。
- 本体の人間は、自由を求めアメリカに渡ったトラック運送業に従事する日本人の青年である。当初は運命から否応無しにゴッドマスターとして選ばれた事に反発的だったが、トラック仲間を戦いの犠牲とした事件を境に、運命を受け入れサイバトロンの新たなリーダーに就任する。自身のトランステクターであるトレーラーキャブにゴッドオンしたその姿は、初代コンボイと瓜二つだった。この状態からコンテナ部と合体し総司令官スーパージンライとなり、さらに二台目のコンテナゴッドボンバーと超神合体する事で最高総司令官ゴッドジンライとなる。声は竹村拓。
- 『マスターフォース』におけるサイバトロン側の最主要キャラクターであるが、本編には第10話からと後発の登場となる。ただし、当初よりOP映像にその姿のみが登場していたため、旧シリーズのファンには「いよいよコンボイの本格戦線復帰か!」と注目を集めつつ満を持しての登場だった(実際には別人だった)。初登場エピソードにて高い崖から車両形態で転がり落ちるなど、図らずもその容姿だけでなく演出面においてもコンボイを髣髴とさせるものとなっていた。
- トランステクターとはアメリカのレンタカー業者にて遭遇。それ以前は超常現象が起こる車として厄介者のトレーラーだった。その後コンテナ部は彼の故郷に近い長野県の山中より登場した。物語終盤ではトランステクターに心が宿り、人間から分離して独立したロボット生命体となった(声や基本的人格は人間ジンライのそれを受け継いでいる)。
- ゴッドボンバーは「ボンバー計画」によって建造されたサポートロボットで、ジンライの指令もしくはヘッドマスターJr.たちの操縦によって動く。アニメでは自立行動していたが、テックスペックではそれ自体自我は持たない。このゴッドボンバーは海外版パワーマスターには存在しない設定であり、玩具は国内展開用に新規開発された物である。ただし諸般の事情で雑誌等で先行発表された試作段階から大幅な簡略化が図られた事が明らかになっており、ファンの間では今でも試作版仕様での発売を望む声が少なくない。なお、ゴッドジンライ再発売時には海外でもPowermaster Optimus Prime with Apex Armourとして発売されており、ゴッドボンバーことApex Bomberは初代コンボイの3つのコンポーネントの一つだったローラーを大改造したものとされている。
- 直接の続編『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』にも第2方面軍司令官として登場。しかし、デスザラスの攻撃により瀕死の重傷を負い、結果そのスパークは新たなボディである武装騎士ビクトリーレオに移される事となった。ライオンとジェットブースターにトランスフォームする。
- 一時期は『バイナルテック』において、海外版『ALTERNATORS』のOptimus Primeを流用するかたちでジンライがラインナップに加わるといったアナウンスがなされていた。初代シリーズから『2010』までの世界に関連する『バイナルテック』の物語に後年のキャラクターのジンライが一体どういったかたちで関わるのか、ゴッドオンのギミックは再現されるのかといった点でファンの賛否両論含む注目を集めたが、諸般の事情からキャンセルとなり、結果的に企画は『キスぷれ』版コンボイの発売へと切り替えられた。
[編集] 初代コンボイとの関連性
何故トランステクターとゴッドオンしたジンライの姿が初代コンボイに酷似しているのかは、劇中では言及されなかった。
- 玩具的側面から理由を述べれば、海外でパワーマスターとして蘇った初代コンボイ(Optimus Prime)の玩具を日本で流用したからである。ただし米国より規制のゆるい日本では、細かい部分で仕様変更が行われ、ギミックや造形が海外版より凝っている。
- 日本における設定上の理由は、アニメ『超神マスターフォース』本放送中には明かされず、本編放送後にタカラから発売されたビデオ作品『超神マスターフォース大図鑑』において初めて言及される事となった。ここではジンライのトランステクターが、本来は新しいコンボイのトランステクターであり、マスター星の勇者(TF)が合体してスーパーコンボイになるはずだったと説明されている。この説明からトランステクターがマスター星のTFのために作られた物だと誤解されがちだが、本来ゴッドマスターのトランステクターは未知の天体、G星雲89において生み出されたサイバトロンとデストロンのボディである。この劇中の設定と、先のグランドの説明、さらに後の「ニュークリオンクエストスーパーコンボイ」の設定から、ジンライのトランステクターは本来はコンボイのために造られた新型ボディだった、という設定が『キスぷれ』において付加された。何よりマスターブレスは元々有機体との合体を前提に造られており、マスター星の超ロボットと合体してスーパーコンボイになるのは本来の目的とは考えられない。トランステクターがもしマスター星の指示で造られたのなら、デストロンのトランステクターが存在するはずがない。従って、ジンライのトランステクターは本来はコンボイの為に造られた新型ボディが、マスター星の戦士に転用される事となるが、デビルZに強奪され地球で人間と合体し、ジンライのトランステクターとなった、という設定が考えられる[3]。
- 造型上、初代コンボイを連想あるいは彼と比較されがちなジンライだが、初代コンボイとジンライの両者に直接の面識はなく、また、本編を見る限りはその存在すらも知らされていないのか、ジンライがコンボイのプレッシャーに苛まれる様子は無く、歴代司令官の中でも屈指の統率力と手腕を発揮している。また、シリーズ全体として見た場合、オプショントレーラーや他の戦士との合体により複数の段階を経てパワーアップする司令官というスタイルが確立したのもジンライ以降であり、以後のトランスフォーマーや勇者シリーズに受け継がれている画期的な要素のひとつである。
[編集] プライマルプライム(PrimalPrime)
- 海外版のG1、G2、そして『ビーストウォーズ』の延長線上に位置するシリーズ『トランスフォーマー ユニバース』等に登場するレッカーズ(WRECKERS)の戦士。本作におけるレッカーズとは、新旧のサイバトロン、デストロンからなる混成の精鋭部隊である。
- クイックストライク(Quickstrike)のアーマーとビーストコンボイ(OptimusPrimal)をスキャンしたデータ、そして、初代コンボイ(Optimus Prime)のマトリクスを使って誕生した。故にパワードコンボイ(OptimalOptimus)と同等の姿と能力を有し、そのカラーリングは初代コンボイに酷似した物となっている。『ビーストウォーズ』終了後に太古の地球で復活したタランスの陰謀を阻止する為にVOK(エイリアン)によって作られた存在である。その後はセイバートロン星にてロディマス(Rodimus)の指揮するレッカーズに合流した模様。
- 玩具はハスブロ社より『BEAST MACHINES』のラインで限定発売されたパワードコンボイの初代コンボイカラーといった趣だった。日本国内でもトイザらス限定商品として販売された。
[編集] 日本製ビーストウォーズシリーズのコンボイ達
- 連動した二作が作られている。当初、『ビーストウォーズセカンド』は国外で作画をしていたからか、中盤までの画風が後半と大いに異なる。今作では総司令官ではなく、コンボイの名を持つ高級士官という役割である。
- このシリーズでは指揮官クラスは全てコンボイタイプの顔と名を持っているようで、『ネオ』では上官としてグレートコンボイ(声:矢尾一樹、冨田昌則)が登場している。
- これらは国産シリーズ発のキャラクターだが、ライオコンボイとビッグコンボイは、2006年発行の米国コミック版シリーズ『BEAST WARS THE GATHERING』にはCONVOYの名を残したままで登場した。その後海外限定の『Transformers Classics』には『ギャラクシーフォース』のライガージャック(LEOBREAKER)をライオコンボイと同じカラーリングに塗り替えたLEO PRIMEがラインナップに加わっている。
[編集] ライオコンボイ
- 『ビーストウォーズセカンド』に登場するコンボイ。サイバトロン宇宙警備隊惑星ガイア方面軍司令官で宇宙船ユキカゼの艦長を務め、ホワイトライオンに変身する。声は郷田ほづみ。
- 常に冷静かつ的確に状況を判断し部下に命令を下す。状況を完全に把握するまで動こうとしないため、些か決断力に欠ける面もあるが一旦決断するとその行動は素早い。第1話の冒頭の宇宙での戦闘により惑星ガイアに小型戦闘機ごと不時着した際、一時行方不明になる。この時、ホワイトライオンの生物データをスキャンすることとなったが、この時惑星ガイアに封じ込められていてたアンゴルモアエネルギーの影響でライオジュニアが誕生した。
- 厳密に言えばマトリクスとアンゴルモアエネルギーのエネルギーが融合した事によって誕生した、ライオコンボイの体内にあるマトリクスから生まれたので当の本人からママと呼ばれ、「隠し子がいた総司令官」と話題になり、歴代初の子持ちコンボイとなる。以降、ライオジュニアを養子によこせと迫るガルバトロンにより戦闘に私情を挟む場面が出てきた。これらの事情により、序盤・中盤・終盤と段を追って性格が変化している。
- 映画『ライオコンボイ危機一髪!』においてはビーストコンボイのWマトリクスにより金色の姿をした「フラッシュライオコンボイ」へとパワーアップをし、また、II終盤及びネオ終盤において緑色に輝いた姿を「伝説のライオコンボイ」とよばれた。
- 漫画版ではガイアに不時着した際にアンゴルモアエネルギーを多量に浴びてしまった為、エネルギーの作用で善と悪の間で揺れ動くようになってしまう。ガルバトロンにマトリクスを傷つけられた時にはデストロン化し、人工惑星ネメシスでも再び悪に染まりかけるが、力を振り絞ってガルバトロンを倒し、ネメシスを破壊した。エピローグで過去の時代に飛ばされ、そこでアンゴルモアカプセルの力で生まれたマグマトロン等と戦い重傷を負う。その際に巻き込まれ重傷を負ったが、正義感の強いマンモスを自身のマトリクスと全身に残留するアンゴルモアエネルギーでビッグコンボイに転生させ、消滅した。作中、寝酒ならぬ、寝オイルが癖になった上に酒乱というコミカルな面も見せる。
[編集] ライオジュニア
- ライオコンボイのマトリクスとアンゴルモアエネルギーによって誕生した、ライオコンボイの「息子」。スカイワープとサントンと合体する事で合体戦士マグナボス(Magnaboss)となる。ライオコンボイとは違い、オーソドックスなライオンの色と毛並みをしている(こげ茶色の鬣とそれを薄くした毛並み)。
- 生後まもなくはライオコンボイがスキャンしたホワイトライオンの同族によって育てられていたが、自分が本当の息子でないことに気づくと本当の親を探し、紆余曲折の末に「母親」のライオコンボイと出会う(理屈の上ではライオコンボイの体内から生まれたので筋は通る)。当初はライオコンボイに甘え気味だったが、段々と戦士としての自覚を持ち、逞しく成長を遂げていった。
- 惑星ガイアことアンゴルモアエネルギーの申し子である為か、ガルバトロンでもなしえなかったエネルギーの制御能力があり、ライオジュニアの能力を見込んだガルバトロンから自らの後継者になるように誘われる(いわゆる養子に来いと迫られる)。無論、ライオコンボイは大いに反対した。
[編集] ビッグコンボイ
- 『ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー』に登場するコンボイ。その性格は歴代コンボイと一線を越し、仲間を作らない・あまり信用しない・孤独を好む・団体行動皆無など、およそコンボイらしからぬ性格と言動をしている。マンモスに変身する。声は井上純一。彼の立場は総司令官ではなく、新兵の訓練部隊の司令官であり教官である。それ以前は傭兵をしており、ワンマンズアーミーと呼ばれる歴戦の戦士だった。
- 第1話で登場した直後に単身デストロン基地に乗り込み、壊滅する様子は圧巻である。その後、ベクターシグマと上層部により新兵の教官役を命令され、またマトリクスを介しベクターシグマとも交信をする。
- 漫画版ではとある惑星の正義感の強いマンモスをライオコンボイが、アンゴルモアエネルギーと自身のエネルゴンマトリクスで転生させた姿と設定されている。
[編集] ギャラクシーフォースのコンボイ達
『ギャラクシーフォース』では、各惑星にコンボイの名を持つ指揮官がいる。ただし、これは現在のサイバトロン軍での基準ではなく、古代セイバートロン星から移民した祖先からの名残で惑星指導者の証、役職に近いものである。そのため、命名基準が他のコンボイとは異なっている。また海外版では「コンボイ」の名は冠しておらず、各々の名前を持つ。
- ニトロコンボイ (OverRide)
- 惑星スピーディアのリーダーのコンボイ。近未来的なフォルムのレーシングカーに変形。命名基準は「惑星でもっとも速い者」。速さを求めて走り続けていたが、サイバトロンと共に行動する。声は土門仁。男性型として玩具が作られたが、海外版では「女性型トランスフォーマーを」という声により、女性に変更しても違和感の少なかったため女性に設定変更されている。国内版では恋愛について触れることが無かったが、海外版では彼女に対して恋心を持つ者もいる。
- フレイムコンボイ (Scourge)
- 惑星アニマトロスのリーダーのコンボイ。ドラゴンに変形。命名基準は「惑星でもっとも強い者」で、統率の取れていなかったアニマトロスを力で統治していた。最終話近くまでデストロンと行動を共にしていたが、真のリーダーシップに目覚めて最後はサイバトロンと共に戦った。声は若本規夫。
- ライブコンボイ (Evac)
- 過去に地球へ移り住んだ移民団の末裔のコンボイ。レスキューヘリコプターに変形。モンスターハンター(規律を乱した仲間の封印)をしていたが、スタースクリームが地球デストロンの封印を解いた事をきっかけにギャラクシーコンボイと行動を共にする。声は平田広明。命名基準は不明。
- メガロコンボイ (MetroPlex)
- 惑星ギガロニアのコンボイ。巨大な建設車両に変形。五人のコンボイの中で一番大きく、ギャラクシーコンボイが膝下辺りのサイズ対比となる。声は木村雅史。また、ギガロニアは絶えず新築工事を続けている事から親方コンボイとも言われる。命名基準は不明。
- 海外版の名称である「MetroPlex」は『2010』に登場した同名のキャラ(日本名:メトロフレックス)に準じており、頭部の形状などもよく似ている。
- ベクタープライム (Vector Prime)
- 最初のトランスフォーマー“エンシェント”の一人。ギャラクシーコンボイにグランドブラックホールの危険性を伝え、旅のきっかけを与えた存在。声は速水奨。
- 厳密に言えばコンボイではないが、「プライム」はコンボイの海外名称「Optimus Prime」に通ずるのでここに記しておく。
[編集] 悪のコンボイ
- メガトロンの操り人形だった、初代トランスフォーマーに登場したクローンコンボイをカウントしなければ、『カーロボット』のブラックコンボイ(Scourge)(声:楠大典)が最初の悪のコンボイであるといえる。
- タンクローリーをファイヤーコンボイごとスキャンしたため黒いボディの悪のコンボイとして登場している。性格はファイヤーコンボイと正反対で冷酷で残虐。後半はデビルギガトロンの地位を奪う機会を虎視眈々と狙う野心家として活躍。
- 『マイクロン伝説』にてスカージ(Nemesis Prime)(声:大川透)。また、フレイムコンボイも、一時期はデストロンと共闘していた。
- 悪のコンボイとして、スカージ(Scourge)という名の者が立て続けに現れたため、『2010』に登場した、スカージがマトリクスの力でパワーアップをした、即ちマトリクスの力を使えた回があったこととの関連性を考えるファンもいる(つまり、「スカージ=最もコンボイに近いデストロン」というわけである)。ただし、これ以前にも『ビーストウォーズセカンド』にブラックライオコンボイが、『ビーストウォーズネオ』で玩具限定でビッグコンボイの影武者としてブラックビッグコンボイが登場しているが、いずれもスカージとは呼ばれていない。
- 『ロボットマスターズ』には秘密司令官リバースコンボイが登場。
- 同作品は様々な世界のトランスフォーマーたちが時空を超えてG1の世界に集結するストーリーだが、リバースコンボイはどの作品にも登場しないオリジナルのキャラクターである。惑星ビーコン出身の戦士で、エネルギー工学の権威でもある。だが、その実態は行方不明になっていたG1メガトロンが本来のリバースコンボイの持つブラックホール連結システムを利用して身体を乗っ取り(「コピーした」という説もあり)復活した姿である。主砲であるメガブラスター後部に隠された第二の頭部を出すことで闇の破壊大帝リバースメガトロンとしての本性を表す。
- G1の世界からG2、『ビーストウォーズ』を経て繋がる海外版のシリーズ『トランスフォーマー ユニバース』にはユニクロンによりOptimus Prime(G1コンボイ)を複製した存在としてNemesis Primeが登場。胸にデッド・マトリクスを持つ。姿形は『ビーストウォーズネオ』のビッグコンボイに酷似している。ブラックビッグコンボイとは異なるパターンのブラックバージョンである。また、これとは別に『トランスフォーマー バイナルテック』の海外版『ALTERNATORS』にもNemesisPrimeが登場している。こちらは同シリーズ中でダッジラムSRT-10へのトランスフォーム能力を得たOptimus Primeと同じ姿を持つ。いずれのNemesis Primeもディセプティコン(デストロン)側の戦士である。なお、『ユニバース』版はジャスコ限定商品として、『ALTERNATORS』版は『バイナルテック』のアイテムブラックコンボイとして、イベントおよびネット通販限定で、それぞれ国内販売が実現している。このブラックコンボイは『バイナルテック』の物語終盤において、かなり重要な役割を担ったキャラとして登場している。
[編集] 白いコンボイ(ウルトラマグナス)
- 昨今はコンボイの新作アイテムが発売される度に、カラーバリエーションとして黒いコンボイに「悪側のコンボイ」もしくは「特殊任務遂行中の姿」といった設定を付加して発売する事が恒例化している。これと同じくして「マスターピース」以降、白いコンボイをサイバトロンのシティコマンダーウルトラマグナス(Ultra Magnus)として発売する事も頻繁化している。
- これはG1ウルトラマグナスが玩具上において、キャリーカーの牽引車部分がコンボイと同型のロボットに変形し、さらにキャリー部と合体して大型ロボットとなる仕様だった事に由来する。そもそもはダイアクロン時代にバトルコンボイ(G1コンボイ)の別バージョンだったパワードコンボイがウルトラマグナスのベースであるためだが、「トランスフォーマー」のアニメ作品中ではキャリーカーから直接ウルトラマグナス(大型ロボット)に変形する演出が採られ、中にコンボイと同型ロボットが内蔵されている事は触れられなかった。だが、2002年発表の米国ドリームウェーブ版コミックにおいて、玩具のようにアーマーを解除し、中のロボットの姿を現して活躍するウルトラマグナスの姿が初めて描かれ、それ以降コンボイの白いカラーバリエーションをウルトラマグナスとして発売する機会が増えた。しかし、日本国内のファンにはドリームウェーブ版コミックの認知度は低く、アニメ本編とのギャップも著しいとされ、これをもってウルトラマグナスの新作玩具とする事に批判的な声も少なくない。
- また、「コンボイのリカラー=ウルトラマグナス」として商品化されてしまうことが多く、ウルトラマグナスとしての新規玩具化の機会に恵まれないといった意見も存在する。
- なお、ウルトラマグナスとG1コンボイとの関係性は明確化でない。単に同型ロボットであるとも考えられる。
[編集] センチネルプライム(Sentinel Prime)
- コミック版
- マーヴェルコミック版で登場した初代コンボイの前のマトリクス継承者。グレートウォー初期に戦死。ドリームウェーブ版とIDW版ではメガトロンに殺された。
- アニメイテッド版
- かつてのオプティマスプライムの友人でエリートガードの一員。
- トランスフォーマー: リベンジ版
- オールスパークの文字を転写されたサム・ウィトウィッキーが語った時に挙げられたプライムの一人。オプティマスプライムが最後のプライム(正確にはフォールンも裏切ったもののプライムの一人なので最後ではない)であるため既に故人であることが伺える。
[編集] コンボイ番外編
- コンボバット/OPTIMUS PRIMAL
- ビーストコンボイ(ゴリラ)以前のコンボイ。ビーストウォーズTV放映以前の発売のため、初期設定では(明示はしていないが)G1のオプティマスプライム自身が進化したものとなっている。
- オプティマス・プライム(マシンウォーズ)
- ヨーロッパ版サンダークラッシュの仕様変更品。アメリカの玩具専門店ケイビー限定のシリーズで、マシンウォーズ自身にバックグラウンドのストーリーは存在しない。
- ペプシコンボイ
- 2005年12月にペプシとのコラボレーション企画として登場したコンボイ。初代コンボイの姿をしており、ペプシの3色を配したカラーリングをしている。トレーラーモードではペプシコーラのボトルやボトルキャップフィギュアを搭載できる。「NASAで誕生した、意思を持った金属にコンボイの姿を与えたもの」という設定より、ペプシマンの生まれ変わった姿であると考えられる。
- コンボイ feat.NIKE FREE 7.0
- スポーツレーベルシリーズ。地球のスポーツでデストロンとの平和的な決着を望んだコンボイが約1/2スケールのスニーカーに変形する。ウルトラマグナスを想起させるカラーリングのバリエーション違いもあり、そちらの付属カードには「彼は本当にコンボイなのであろうか?」という、意味深な言葉が書かれている。
- オプティマス・ポテイトマス
- Mrポテトヘッドとトランスフォーマーのコラボレーション企画。トイストーリーのMrポテトヘッドが変装した姿。
- オプティマス・プライム(TITANIUMシリーズより)
- タイタニウム版。ドリームウェーブコミック「THE WAR WITHIN(ウォー・イズィン)」のデザインを元にしており、設定では400万年前のセイバートロン星時代の姿。
- ディズニーレーベル ミッキーマウス
- トランスフォーマー生誕25周年アニバーサリーアイテムのディズニーとのコラボレーション企画。バトルスーツを着たミッキーマウスが、トレーラーから変形するコンボイタイプのロボットに乗り込む。彩色版とモノクロ版が発売。
[編集] 脚注
- ^ このとき、瀕死の彼をアルファートリンの元に運び込んだ者たちが、遥か未来にコンボイ自身の発案によって誕生した者たちであったことを、当時の彼は知る由もなかった。
- ^ TV CFでは複数のバトルコンボイが走行するシーンから始まっている[1]。
- ^ なお玩具では、初代コンボイの脚部を折り畳むことでスーパージンライのボディ(本来ジンライが合体する部分)にぴったりと合体できる。これが意図的な設計なのか偶然の産物なのかは不明。
[編集] 外部リンク
- 歴代総司令官極秘ファイル - 本項で紹介したコンボイたちをはじめとする、サイバトロン歴代総司令官の紹介。
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