ガンダムシリーズ
ガンダムシリーズとは矢立肇・富野由悠季を原作者とし、『機動戦士ガンダム』およびそれに続き制作された「ガンダム」を題名に付する、アニメを主とした娯楽作品群を指す。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] シリーズ展開について
ガンダムシリーズは『機動戦士ガンダム』の直接的な続編のみならず、世界観を流用した多くの派生作品が断続的に発表され続けている。展開されたメディアは、テレビアニメのほか、映画、OVA、漫画、小説、コンピューターゲームなど幅広い。シリーズ内の各作品に関するタイトルや発表年などに関しては、ガンダムシリーズ一覧を参照。
『機動戦士ガンダム』は当初1年区切りで放映されるロボットアニメのひとつとして制作・放映を開始した。子供向けの放送枠にもかかわらずリアリズムを追求した結果、視聴率や関連玩具の売り上げは振るわず、予定より少ない放送話数で終了した。しかし、放送終了後、口コミによる人気がじりじりと上昇。再放送を経て、放送されたストーリーを3本の映画にまとめた劇場版が公開され、人気は一気に爆発した。
ガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」の人気に伴い発売元のバンダイから続編の要望が出され、これを受けてサンライズは『機動戦士ガンダム』の続編である『機動戦士Ζガンダム』を製作。小説・ゲームなどの他メディア展開も開始され、成功を収めることで、更なる続編や外伝も制作され、ガンダムは一大産業となった。
1994年からは、『機動武闘伝Gガンダム』を皮切りに、それまでの同一の世界観で展開されてきた「宇宙世紀シリーズ」とは全く異なるそれぞれ独自の世界観で展開する、いわゆるアナザーガンダムシリーズが制作された。また「宇宙世紀シリーズ」もOVAなどで歴史を補完するサイドストーリーなどを中心に展開されている。
古今のロボットアニメが番外対決するゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」では、ガンダムシリーズに登場するモビルスーツやキャラクターが中心的な役割を果たしている。
[編集] 世界観とプロットについて
ガンダムシリーズは舞台となる世界(時間軸)によっていくつかの系統に分けられる。基本的には人型ロボット兵器「モビルスーツ」が活躍する戦争を描いたものであり、モビルスーツは数多く登場する兵器の一つとして扱われた。このようなロボット像は比較的高年齢層の支持を集め、以後のロボットアニメに多大な影響を与えた。
主に、悪の組織や侵略者とヒーローが戦う勧善懲悪の物語ではなく、人類同士の戦争を描いているのが特徴。多くの作品では主人公を含む子供たちが戦闘に巻き込まれてモビルスーツに乗り込んで戦うことを余儀なくされ、これにより主人公は軍隊に属することになる。敵側は単純な悪玉ではなく敵軍あるいは敵勢力の人間であり、主人公と同様に戦闘に巻き込まれた子供の場合もある。コロニー落としなどの大量殺戮も戦争の過程として描かれており、主人公が属する側の非道な行為が描写されることも少なくない。
ほとんどの世界観は人類がスペースコロニーに移住した時代で、地球圏は巨大な統一政権によって統治されているが平和は容易には保たれず、様々な武装勢力が出現し抗争が繰り返される。多くの場合軍隊が登場し、モビルスーツを持つ軍としての戦闘や軍の規律なども描かれる。ガンダムシリーズで描かれる宇宙は主に月軌道以内であり、遠くても木星までである。
[編集] SDガンダムについて
シリアスな戦記ものとしてのガンダムが人気を誇る中で、登場モビルスーツをコミカルな二等身で描いたキャラクターシリーズ、およびそのストーリーも小学生を中心に手堅い人気があり、映画が『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』と同時公開され、その後もプラモ、ガシャポン、カードダス、TVゲームなどで積極的に展開が続いたこともあり、一時期は本家を凌ぐほどの人気があった。
SDガンダムの登場キャラクターやストーリーは、基本的にはガンダムシリーズとはまったく別個のものと扱われるのが通常である。だが『スーパーロボット大戦』などのゲームではガンダムシリーズのストーリーをSD描写されたモビルスーツで演出しているなど、混同しやすくなっている。 SD描写の採用に関しては、ゲーム機画面のドット数から来る狭さや、版権使用料が1作品分で済むという事情から来る。
[編集] 放送局について
TVシリーズは『機動戦士ガンダム』から『機動新世紀ガンダムX』までのガンダムシリーズはテレビ朝日系列(ANN)で放送。この期間のうち『機動戦士ガンダムΖΖ』までがANN系列局である名古屋テレビの制作、『機動戦士Vガンダム』以降は系列キー局であるテレビ朝日の制作だった。
以降のTVシリーズは『∀ガンダム』がフジテレビ系列(FNS)で放送され、『機動戦士ガンダムSEED』以降の作品は全てTBS系列(JNN)のMBSテレビが制作している。
SDガンダムのTVシリーズはテレビ東京系列(TXN)で放送され、また特番として『G-SAVIOUR』が名古屋テレビ製作、テレビ朝日系列で放送された。
社会的アニメとして捉えられているガンダムシリーズだが、ネット局やローカル局の関係から全国区でテレビ放送されたことはなかった。近年はCS放送における専門チャンネルやインターネット(ブロードバンド)の普及で全国どこでも見られるようになった。
[編集] 関連項目
- 劇中年暦
- 製作者・商品
- 一覧記事
[編集] 外部リンク
- ガンダムDVDクロニクル(バンダイビジュアル、デジタルビート内にあるサイト)
- バンダイチャンネル
- GUNDAM.INFO(ガンダムシリーズの総合情報ポータルサイト)
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