ダダ (ウルトラ怪獣)
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ダダは、特撮作品『ウルトラマン』『ウルトラマンパワード』『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場する、架空の怪獣。「三面怪人(かつては「三面怪獣」としていた書籍等もあった)」の別名を持つ。また、『有言実行三姉妹シュシュトリアン』にゲスト出演をした。白黒の幾何学的な縞模様で全身を覆われている怪人。名前はダダイズムに由来する。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 『ウルトラマン』に登場したダダ
第28話「人間標本5・6」(1967年1月22日放送)に登場。脚本/山田 正弘 監督/野長瀬 三摩地
3種類の顔を持っていてそれぞれを使い分けることが可能。壁を通り抜ける、姿を消す、人間に乗り移る、テレポートする等の能力を持つ(但し特殊な重金属で造られた壁は通り抜けられないと設定されている)。
この物語では、ダダの1人“271号”が地球にやって来て、奥多摩の山中にある宇宙線研究所で職員を捕らえて縮小し、そのうちの4人を標本として採取していた。研究所周辺の日向峠で、決まって正午にバスが崖下へ転落するという原因不明の交通事故が多発したため、科学特捜隊のムラマツ、イデ両隊員が捜査に乗り出し(但しイデは事故に巻き込まれた際に左足を骨折し、直後に病院へ運ばれたためムラマツと行動を共にすることはなかった)、最終的には辛うじて逃げ出し、イデの入院する病院に助けを求めてきた職員の通報でこの事態が発覚した。ダダ271号は3つの顔(赤目のA、青目のB、黄目のC)であたかもダダが多数いるかのように見せかけてムラマツキャップやウルトラマンを翻弄した。しかし最終的にはスペシウム光線で頭部にひどい火傷を負い勝機なしと判断したダダは一時撤退しムラマツ達を標本にすべく襲うが返討ちに遭ってしまう。それでもムラマツたちを追い詰めたダダは、彼らにミクロ化機を突きつけて脅すものの、ウルトラマンによってムラマツたちが救出されたため失敗。今度はウルトラマンにミクロ化機を向け人間大まで縮小することに成功するが、あっさりと元に戻られた上ストレートキックを顔面に喰らって敗北を喫する。改めてウルトラマンに敵わないと判断したダダは、透明になって逃亡しようとするがウルトラ眼光によって暴かれ、最後は再びスペシウム光線を受けて墜落。戦闘能力は大したことは無かったが、スペシウム光線を顔面に受けて火傷程度で済む生命力や、不気味な声と幾何学模様の体もあり、後々怖がられることもあった。
劇中ではダダ271号の上司らしき別のダダが通信装置のスクリーンを通じて登場した。彼と271号の会話では、“ダダ時間”というものの存在が語られている。なお、ダダは劇中ずっと「ダ・ダ…」という声しか発していないが、この上司とのやり取りのみ日本語になっている(おそらくダダの星の言葉で会話していたが、視聴者にわかるよう翻訳していたと思われる)。
- おかっぱ頭のように見える頭部の黒い部分は元々黒く塗られておらず、実は観音開きに開くギミックがあった(開くと体にあるような幾何学模様が出現する)。成田亨が起こしたデザイン画でもそれが開いた状態で描かれており、その姿こそがダダ本来の姿だった。操演の都合上、本編撮影前に現場の判断でギミックが省略された。尚、おかっぱ頭状の黒い部分と顔部分は別々で、顔部分には阿修羅のように三面が配置されており、観音開きがとじると中で回転して変身という描写が検討されていた。
[編集] 『ウルトラマンパワード』に登場したダダ
『ウルトラマンパワード』第8話「侵略回路」(米国版サブタイトル:THE DATA EFFECT)に登場。劇中ではダダとだけ呼ばれているが、ウルトラマンに登場したダダと区別するためにパワードダダと称される。
- 身長:55メートル(巨大化時)
- 体重:1万トン(巨大化時)
- 声:田原アルノ(日本語版)
ニューロネット・インダストリー社を解雇されたリチャード・マーリンがコンピューターウィルスを製作中に行き当たったコンピューター生命体という設定。外観は初代にかなり近いが顔の変形能力は持たない(劇中登場した三体はそれぞれ顔が違う)。ダダは生命と体の構成モデルの情報を見つけ分析、人間を電子にしてコンピューター内に吸い込み(このときシリコンを残す)、炭素ユニットを奪って体を得る。マーリンにより、ニューロネット社の関係者のもとに次々と送られていったが、やがてマーリンを襲い、続いてニューロネット社を占拠しダダ・フィールドを展開した。さらにニューロネット社の重役2人を、自分と同じダダに変えてしまった。目の色はBは青目のままだが、AとCの目の色が逆となっている。一度倒されてもすぐに復活し、W.I.N.R.の隊員もダダ・フィールドに捕えてしまう。パワードが現れると3人のダダが合体し、送電線を伝い、巨大化した姿となった。手からエネルギー弾を発し、サイコキネシスで物体を操るという能力を持っている。体の密度を変化させてパワードの攻撃を避ける。しかし、メガスペシウム光線で発電所を破壊され消滅する。但し、本体の入ったコンピュータの電源を落とせただけで、消滅したのは炭素ユニットで構築された体のみであり、コンピューター生命体である本体は無傷であった。そしてラストシーン、(ニューロネットワークの解体されたメインフレームに繋がっていたと思しき)壊れたパソコンからダダの声が響く。
[編集] 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したダダ
第9話「暗黒の鎧」に登場。
- 声:小林通孝
ダダのレイオニクスで、名称はダダ(RB)。レイオニクスバトルで10戦10勝した実力者であるが、直後に目の前に現れたアーマードメフィラスを見て、先にメフィラス星人がテンペラー星人とのレイオニクスバトルに敗れていたことを嘲笑するが、その直後にメフィラスの剣であっさり切り殺されてしまう。
ほんの僅かだがゲーム作品のダダ同様、どことなくコミカルな動きを見せていた。また、『ウルトラコロシアム』に登場したダダ同様、自分の名前を交えて喋っていた。
[編集] 『有言実行三姉妹シュシュトリアン』に登場したダダ
『有言実行三姉妹シュシュトリアン』第40話「ウルトラマンに逢いたい」に登場。
隕石の影響で円谷プロ美術倉庫にあった怪獣の着ぐるみに魂が宿ったもの。
[編集] 漫画作品に登場したダダ
[編集] 『ウルトラマン超闘士激伝』
メフィラス大魔王配下の鋼魔四天王の一人である闘士ダダとして登場。ナルシスト的な性格で、「仮面の舞い」などスピードを生かした攻撃をする。闘士ウルトラマンと戦うが、完敗した上に(この時名台詞の「ダメだ、ウルトラマンは強い」と発言する)メフィラスに制裁として顔を踏みつけられる。後に他の四天王と共に新たな装鉄鋼を身に着けて登場し、二大魔神と戦うウルトラ戦士達に協力する。
[編集] ゲーム作品に登場したダダ
[編集] 『ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ』
『1』~『3』に登場。『3』ではプレイヤーが操作できるキャラクターの一人として登場。怪獣、宇宙人陣営で唯一ウルトラモードのシナリオ「怪獣標本」で主役を務める。今回はダダ上司に命じられて地球侵略の邪魔となるウルトラマンを倒すため、日本各地に出現する怪獣を縮小光線で捕獲し、ウルトラマンが出現した際に元の大きさに戻して戦わせ、ウルトラマンの体力が消耗したところを狙って倒す作戦を取る(怪獣の力を借りずにウルトラマンと一騎討ちすることも可能、ただしウルトラマンは通常より大幅に強化されている)。この際、縮小光線がウルトラマンにヒットすると一定時間ウルトラマンが小さくなる。本編通り、戦闘中に顔を変えることが可能で、それぞれの顔により性能が変化する。援軍コマンドを使うとダダ上司が等身大で飛来し、光線銃で援護射撃をしてくれる。
このシリーズのダダは本編の不気味な雰囲気とは打って変わって、ダダをこねる様な回転パンチ、一部の掴み攻撃に相手にキスをした後にヒップアタックを繰り出す、勝利すると奇妙な踊りを踊るなどコミカルな動きが目立ち、これらの動きは大怪獣バトルにも引き継がれている。
[編集] 『PDウルトラマンバトルコレクション64』
ストーリーの最初のボスとして登場。倒してからは自分も使用することが出来る。 原作同様光線銃を使用するが、光線の性質は縮小ではなく電撃となっている。また、顔の変化は無い。この作品でもヒップアタックや奇妙な踊りなどのコミカルな動きを見せている。
[編集] ライブステージに登場したダダ
[編集] 『ウルトラマンフェスティバル』
2001第2部ではカオスヘッダーを利用するべく『コスモス』の世界を襲撃。追ってきたウルトラマン達とも激闘を繰り広げる。
2005第1部ではアンドロイドウルトラマンと仲良くなる少年のダダが登場。
[編集] 『ウルトラマンプレミアステージ』
ダダの子供版ヂヂ(血縁関係は不明)が登場、ファントン星人の子供フォンタと共に活躍する。
[編集] その他
- 虫除けスプレーの宣伝でダダが主役の物が存在する(雑誌などに掲載された)。
- バラエティ番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の『なんですかシリーズ』というコントで、山田邦子演じる武田鉄矢先生に絡む形で、武田鉄矢に似ているというだけで、ダダが三体登場する(ABCが各一名ずつ)。尚、当時円谷プロにダダの着ぐるみがなかった為、新規造型したものである(この着ぐるみは前述の虫除けスプレーの宣伝などに使われた)[1]。
- 『ケロロ軍曹』 - ダダそっくりのウラミマース(演:千葉繁)というスナイパーが登場。
- 『ガメラ2 レギオン襲来』に残されたシリコンの砂から敵の痕跡を見出すという、ウルトラマンパワードと全く同じシーンが存在する(脚本はどちらも伊藤和典)。
- 『ウルトラマンコスモス』に、ダダをモチーフにしたと思われるギギと言う異次元人が登場(人間を小さくする銃や、白と黒の幾何学模様、合体すると赤い目と青い目と黄色い目を持った三面の怪人になるなど、共通点が多い)。アトラクションショーなどではギギとダダが絡むこともある。
- バンダイビジュアルが製作したオリジナルのDVD使用事項の注意では、バルタン星人・カネゴン・ザラブ星人と共にDVDを汚したり、落書きしたりと乱暴に扱ってウルトラマンに注意されている。
[編集] 関連項目
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