速水真澄
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速水真澄(はやみ ますみ)は漫画『ガラスの仮面』に登場する架空の人物。
俳優は川崎麻世(1988年・舞台)、田辺誠一(テレビドラマ第1シリーズ、テレビドラマ第2シリーズ)。声優は野沢那智・森功至(1984年・アニメ)、小杉十郎太(1998年・OVA)、森川智之(2005年・アニメ)。
目次 |
[編集] 概要
大手芸能事務所である大都芸能の社長。大都グループ総帥・速水英介の令息(養子)。能力・容姿共にすぐれた辣腕経営者。ヒロイン北島マヤと様々に関わる男性。
[編集] 生い立ち・父親との関係
旧姓・藤村。建設会社の現場主任の子として生まれたが、父が事故死したため、母が速水家の住み込み家政婦となった。その時、子のいない速水英介の目に留まり、母が英介の後妻となることで、速水家の養子となる。
しかし、真澄が英介の養子となった後も、英介は真澄に対し親らしい愛情を注ごうとはせず、真澄が誘拐された時には見殺しにしようとさえした(犯人グループは、英介の政治家への不正献金を恐喝のネタにしていたため)。家が火事になったときには、英介は妻(つまり、真澄の母)よりも「紅天女」に関する品々の心配をし、妻に燃える家屋に舞台衣装を取りに行かせ、その際の負傷が原因で妻を死亡に至らしめた。このような英介の数々の仕打ちを目の当たりにして、真澄は英介に対する復讐心を募らせ、英介が執心する紅天女を英介から奪うことで、復讐を遂げようと考えている。
英介の英才教育の結果、学問・スポーツともに優れた好青年に成長した。その秀でた容姿からも女性の人気は高いが、英介への復讐を決意して以来、他人を愛することが出来なくなり、事業拡張のための強引な手法などからもその冷血ぶりをたびたび非難されている。「紅天女」の上演権を狙う際にも、上演権をもつ月影千草および月影が率いる劇団つきかげに様々な嫌がらせを仕掛けている。
[編集] 北島マヤとの関係
一方、月影に接触するうち、彼女が後継者として育てている北島マヤの演技にかけるひたむきさに心打たれ、素性を隠して、一ファンとしてマヤを支援するようになる。マヤへの手紙に紫のバラを添えるため、マヤからは「紫のバラの人」と呼ばれている(かなり後になるまで、マヤは「紫のバラの人」の正体が真澄であるとは気付いていない)。
マヤと初めて出会ったときは、マヤがまだ中学生であったため、真澄はマヤへの恋愛感情を認めようとはしなかったが、次第にマヤへの愛情を認めるようになった。そのために、マヤが他の男性と親しくしているのを見ると激しく動揺し、マヤが青春スターと交際宣言したときには、持っていたグラスを握りつぶしてしまうなど、日頃の冷血ぶりからは想像できない取り乱しぶりを見せる。 しかし、劇団つきかげに対する上記の嫌がらせに加え、マヤの名を売るために、結果としてマヤの母親である北島春を死に追いやったため、マヤに恨まれており、また真澄自身がマヤとのつながりが切れることを怖れていることから、「紫のバラの人」の正体が自分であることやマヤへの愛情を秘密にしている。マヤの母親の死には自責の念を感じており、またマヤとの年の差の開きの大きさに躊躇を感じる。真澄の想いを知るのは、真澄に仕える水城冴子と聖唐人だけである。
英介の意向で、鷹通グループ会長の孫娘・鷹宮紫織と婚約を勧められたが、決断できずにいた。しかし、紫織の誠意に報いるために、ついに結婚することを決意して、本気でプロポーズした。(このことは、社務所の直前の出来事としてはっきりと明示されている。会社のための形の上だけでの婚約ではない。あとで婚約破棄をするつもりもない。紫織をだますつもりもない)。しかし紫織と結婚するつもりでいても、心の底ではマヤをあきらめきれない。マヤの前にいるときは平然としてふるまうが、一人でいるときには荒れて物を壊したりする。また、マヤとの絆の象徴である「紫のバラ」には今なお深い思い入れがあり、紫織が花屋で(何の悪気もなく)紫のバラを所望した時には、無意識のうちに怒りの表情を浮かべている。このことは紫織に疑念を抱かせるきっかけとなった。


