ジョン・ランボー

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ジョン・ランボー(John Rambo)は、アメリカ合衆国アクション映画『ランボー』シリーズの主人公で、サバイバル戦・兵器の取り扱い・肉弾戦・ゲリラ戦において超人的な能力を発揮するアクション・ヒーロー。映画では、シルヴェスター・スタローンが演じた。

初出はディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』(First Blood)。また、それを映画化した『ランボー』、『ランボー/怒りの脱出』、『ランボー3/怒りのアフガン』、『ランボー/最後の戦場』に登場する。

映画シリーズのヒットもあり(特に『ランボー/怒りの脱出』の大ヒットが契機となり)、ランボーの名は世界中に認知された。ランボーは戦術や軍事作戦、暴力行為におけるヒロイズムの元祖となり、ランボーは頑強で勇敢なヒーローの代名詞となった。しかし、ランボーは同時に、好戦的で無謀な人を比喩する際の軽蔑的な代名詞としても用いられるようになった。「Going Rambo!」(訳:「ランボーのように、無茶苦茶に暴れてやるぞ!」)という英語表現は、そのような様を示すときにしばしば用いられる

目次

[編集] 名前の由来

ランボーを生み出したマレル曰く、「ランボー」という名は、マレルがペンシルベニア州で出会った林檎の品種であるランボーアップルに力強い音感を得て、それを命名したという。また、フランスの詩人アルチュール・ランボーと発音が似ていること、その代表作『地獄の季節』に感銘を受けたことも命名に影響を与えたという[要出典]

[編集] 設定

本名ジョン・ジェームズ・ランボー(以下、ランボー)は、1947年7月6日アリゾナ州ボーウィに、ネイティブ・アメリカンの父とドイツ系アメリカ人の母の間に生まれた。なお、7月6日はスタローン本人の誕生日でもある(スタローンは1946年生まれ)。ランボーは、1965年にレンジフォード高校を卒業し、1966年1月2日、18歳でアメリカ陸軍に入隊した。同年9月に南ベトナムに配属されたが、翌年にグリーンベレーの特殊訓練を受けるために帰国し、ノースカロライナ州へ赴いた。1969年に南ベトナムに再配属されたが、1971年中国ベトナムの国境で北ベトナムの捕虜となった。その際、ランボーや他のアメリカ軍捕虜たちは過酷な拷問を繰り返し受け、この時の体験が後々のトラウマになってしまう(『ランボー』での回想シーンとして、登場する)。ランボーは、1972年5月に何とか脱出した。

1974年9月17日、ランボーはアメリカ陸軍を名誉除隊した。最終階級は不明である。ランボーは帰国した際、多くのアメリカ国民が帰還兵を憎んでいることを知った。反戦的なヒッピーたちが帰還兵にゴミを投げつけ、「赤ん坊殺しめ!」と罵っている様子を見て、ランボーは屈辱と困惑を覚えた。ベトナムでの体験と帰国後の体験は、極度の心的外傷後ストレス障害を引き起こし、ランボーを蝕んだ(現実の帰還兵の多くもこの病を発症している)。それらは、ランボーに社会への激しい憎しみを生じさせた。

[編集] 勲章

『ランボー/怒りの脱出』でのマードックの台詞によると、ランボーは、ベトナム戦争での功績で、2つの銀星章、4つの金星章、4つのパープルハート章殊勲十字章名誉勲章を受章した。また、『ランボー3/怒りのアフガン』のカットされたシーンでのランボーの勲章リストによると、ランボーは13のリボンと4つのバッジを受章していることがわかる。これらは、ランボーがいかに優秀な軍人であったかを示す証拠である。

[編集] ランボー


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


帰国後、ランボーは民間人としての生活になじめず、アメリカ各地を放浪した。1982年12月、ランボーは、グリーン・ベレー時代の戦友デルモア・バリーに会うためにオレゴン州ホープを訪れた。しかし、バリーの母親から、バリーが枯葉剤の影響によるですでに死んだことを告げられる。ランボーは、バリーの写真を母親に渡し、その場を去った。ランボーは、ホープで食事と臨時の仕事を見つけようとしたが、ランボーのような小汚い浮浪者を快く思わない保安官ウィル・ティーズル(演:ブライアン・デネヒー)に運悪く見つかってしまう(余談だが、映画のシーンでティーズルの部屋に銀星章がある。原作においてはティーズル自身も退役軍人であり、朝鮮戦争の勇士であった描写がある)。ティーズルは、ランボーを郊外まで送り、街から出るよう促した。ランボーは、自分が何もしていないにもかかわらず強制的に追い出されることは自由の侵害だと感じ、ティーズルの言葉に従わなかった。すると、ランボーは逮捕され、浮浪罪で起訴された。

起訴されたランボーは、取調べ中、アート・ガルト保安官代理(演:ジャック・ステイレント)たちからひどい嫌がらせを受けた。この嫌がらせは、ランボーのベトナムでの拷問をフラッシュバックさせ、ランボーを戦時の状態へ退行させた。ランボーは、素手でガルトたちと戦い、ナイフ一本を持って逃走した。保安官たちは、山中でランボーの捜索を開始したが、ランボーにまったく歯が立たなかった。やがて、ワシントン州巡視隊と州兵総勢200名が配備され、ランボーが篭る山を包囲した。

この際、ランボーのグリーン・ベレー時代の部隊指揮官サミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)も到着した。トラウトマンは、山中でランボーを捕らえることが困難であるとし、一旦ランボーを逃がすことを提案した。しかし、ティーズルたちはトラウトマンの提案を拒絶し、結果としてホープ市街はランボーによって大混乱に陥った。ランボーはティーズルを殺すことも可能だったが、止めを刺すまえにトラウトマンの最後の説得に従い、投降した。映画はここで終了するが、この後ランボーは軍法会議で有罪となり、軍刑務所下での肉体労働を強いられることになる。なお、小説では、ランボーはトラウトマンに射殺される(射殺して貰う態度を取る)。

勝つために必死で戦ったが、勝てなかった。国に戻れば、空港で非難の嵐。つばを吐かれ、「赤子殺し」と好き勝手罵られた。あいつらはなんだ!戦場も知らんくせに。

[編集] ランボー/怒りの脱出


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軍刑務所で強制労働に従事していたランボーを、トラウトマン大佐が訪れる。トラウトマンは、ランボーにPOW(ベトナムの米軍捕虜)の捜索任務を受ければ、刑務所から釈放されることを伝えた。任務を受け入れたランボーはベトナム隣国のタイに赴き、マードック将軍から捕虜の写真を撮影することを命じられた。命令を受けたランボーは、ランボーの故郷とも言うべきベトナムのジャングルへと舞い戻る。

ジャングルに降り立った後、現地案内人のコー・バウと合流したランボーは、1人の捕虜の救出に成功した。しかし、ベトナム脱出目前で、マードックの指令を受けた米軍ヘリがランボーを救出せずに退避してしまう。捕縛されたランボーは、到着したソ連軍のポドフスキーにひどい拷問を受け、マードックの裏切りを知る。通信機を通してマードックへ復讐の念を伝えたランボーは、バウの援護もあって脱出に成功する。脱出したランボーとバウは口づけを交わし、2人でアメリカへ渡ることを約束するが、直後にバウが射殺されてしまう。怒りに震えるランボーは、復讐を決意する。

ランボーは、ジャングルで多数のソ連、ベトナム軍兵士を殺し、ヘリを奪ってベトナム軍基地に舞い戻った。ランボーは、残りの捕虜を救出し、自力でタイの米軍基地に帰還した。ランボーは、米軍基地の司令部を破壊し、マードックに残りの捕虜全員を救出するように脅しつけた。その後、ランボーはベトナム帰還兵として、1人の愛国者としての思いをトラウトマンに吐露し、タイへと帰るのだった。

俺が望むのは、彼ら(捕虜)が望むことです。はるかベトナムにやってきて、命をかけて戦った彼らの望み。俺たちが国を愛するように、国にも俺たちを愛してほしい。それが望みです。

[編集] ランボー3/怒りのアフガン

[編集] ランボー/最後の戦場

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク


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