スパイダーマン

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スパイダーマン』(Spider-Man)は、アメリカ合衆国マーベル・コミック刊行の複数のアメコミに登場する架空のヒーロー。また、彼の登場するコミック、アニメ、テレビドラマ、映画作品及び、そのシリーズ名にも使われている。


注意以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 概要

本名はピーター・ベンジャミン・パーカーPeter Benjamin Parker)。平凡でオタクな男子学生、ピーター・パーカーが特殊なクモに噛まれたことによってスーパーパワーを得、スパイダーマンとして活躍するようになった。恋愛や仕事などに常に悩みが尽きず、等身大のヒーローとしてMARVELコミックスの数多いキャラクターの中でも最も人気のあるヒーローの一人である。

呼び名は複数あり、スパイディ、親愛なる隣人、ウェブヘッド(クモの巣頭)、ウェブスリンガー(クモ糸を投げる者)などの愛称がある。実生活ではいわゆるナードまたはブレイン。コミックやアニメ版などでは、メリージェーン・ワトソンから「タイガー」と呼ばれていた時期もある。

決め台詞、キャッチフレーズは『あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン』だが、もともとスパイダーマンは『デイリー・ビューグル』の影響もあって、世間から嫌われているためにこのフレーズもあまりウケない。

以下に挙げるスーパーパワーを持つ(ただし、時期により差がある)。

  • 10tの物体を持ち上げる怪力。
  • 常人の40倍の敏捷性。
  • 驚異的な跳躍力・平衡感覚・身の軽さ。
  • 超人的な動体視力。
  • 壁や天井に、クモのように吸着する能力。
  • 超感覚で危険を感知する(スパイダーセンス)。
  • ウェブシューターからワイヤー並みの強度をもつ糸状の繊維を発射する(2002年の映画版では、手が一定の形を取る事で手首に出来た腺から直接発射する)。

あるエピソードで死亡した際に脱皮し、蘇生した。それ以降、クモ糸が体内で生成できるようになった。また、吸着能力もより強力になり、麻痺毒のあるトゲ針が生えた。更に、感覚がより研ぎ澄まされ、暗闇でも視え、ウェブを張ればその振動で周囲の動きが確実にわかる、といった設定が加わった事もある。

これらのスーパーパワーを消そうとしたが、逆にクモ化が進行し、6本腕のマンスパイダーになってしまったこともある。また、スーパーパワーではないが、ワイズクラッキング(気の利いたセリフ、あるいは生意気なセリフ)やジョークも、スパイダーマンの特徴の一つである。敵と闘っている最中も、しょっちゅう冗談を口走っている。

弱点はアレルギー性鼻炎で、特にコミカルタッチだった1967年のアニメ版では強調されている(くしゃみをして思わぬ失敗をしてしまうことがあった)。映画『スパイダーマン2』では、心に迷いがあるとスパイダーマンとしての能力が衰えてゆく、という描写がある。

2006年に展開したシリーズ『シビルウォー』において、スパイダーマンは正式に世の中に正体を公表した。しかし、2007年に展開した『One More Day』では悪魔との契約によって、狙撃され死に瀕したメイおばさんの命を救うことと引き換えにMJとの結婚を歴史から消失させることで、この発表及び1970年代後半から30年程に起こった事件のほとんどが『なかったこと』になった。

以降、主だった無かったことになったこと。

  1. MJとの結婚(結婚以前に時間が戻ったと言うことではなく、結婚をしないで現在まで物語が進んできたと歴史が書き換えられた)。
  2. 直接クモ糸が出せるようになったこと(これによりウェブシューターが復活した)。
  3. ハリーの死(よって現在彼は生きている)。
  4. 正体の公表。これは一般人だけでなくシビルウォー以前に正体を明かしていたアヴェンジャーズのチームメイトなどにも及んでいる。
スパイダーマンを演じた俳優、声優は以下の通り。

[編集] 誕生秘話

勉強以外は冴えないクイーンズ在住のオタク高校生、ピーター・パーカーは、ある日社会見学中に被験体のクモに噛まれた事により、スーパーパワー(上記参照)を手に入れる。

彼は、赤と青のコスチュームを誂え、テレビ出演して金を稼いだ。一躍人気者となっていた彼は、ある日の番組収録後、一人の強盗が警備員から逃げるのを、『自分の仕事じゃない』と見逃した。その直後、彼の父親代わりだったベン・パーカーが、何者かによって殺害される。それを知ったピーターは殺人犯を追うが、それが自分が見逃がした強盗だと気付く。後悔の念に苛まれたピーターは、ベンが残した「大いなる力には、大いなる責任が伴うWith great power comes great responsibility.)」という言葉を胸に、人々の為に自分の超能力を使う事を決意するのだった。

[編集] もう一人のスパイダーマン

ベン・ライリーBen Reilly)。ジャッカル(後述)によって造り出されたピーターのクローンであり、当初は彼がオリジナルだとされていた。 ニューヨークに来てからは、第二のスパイダーマンスカーレット・スパイダーとして活動していた。 ピーターが育児のため一線を退いてからは、彼がスパイダーマンとなる(衣装に違いがあり、ピーターかベンか区別が可能)。

『マーベル VS DC』に登場するのは、ピーターではなく彼。ただし、「ピーター・パーカー」という名前をペンネームとして使用している。

名前はベン伯父さんと、メイ伯母さんの旧姓ライリーからそれぞれ取られた。

復活した初代グリーン・ゴブリンとの戦いで、ピーターをかばって死亡する。

[編集] 代表的な登場人物

メリージェーン・ワトソン(Mary Jane Watson)
通称MJ。ピーターの妻で、モデル兼女優。
昔からピーターが想いを寄せていた女性であり、ピーターの二度の告白を経て結婚した。
スパイダーマンである自分の夫が常に危険に晒される事に耐えられず、別居していた時期もある(後には元通りになった)。
芯の強いしっかりとした女性であり、いろいろな面でピーター=スパイダーマンをサポートする。
『One More Day』のイベントで結婚は無かったことになった。
メリージェーン・ワトソンを演じた俳優・声優は以下の通り。
メイ・パーカー(May Parker)
ピーターの伯母。通称メイおばさん。
母親代わりとして幼いころからピーターと暮らしており、ピーターが最も愛する人物の一人。
ごく最近、最愛のピーターが、自分の嫌っていたスパイダーマンだった事を知った。だが、真実を受け止めたことにより、二人の絆は更に強くなった。
メイ・パーカーを演じた俳優・声優は以下の通り。
ベン・パーカー(Ben Parker)
ピーターの伯父。故人。通称ベンおじさん。
彼が亡くなる前に告げた言葉が、超能力を私利私欲に使おうとしていたピーターを、ヒーローへと目覚めさせた。
ベン・パーカーを演じた俳優・声優は以下の通り。
  • クリフ・ロバートソン(2002年からの実写映画『1』『2』『3』)
  • ブライアン・キース(アニメ版『スパイダーマン』)
  • 麦人(アニメ版『スパイダーマン』、『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』の日本語版吹替)
  • 勝部演之(2002年からの実写映画『1』『2』『3』の日本語版吹替)
メイデイ・パーカー(Mayday Parker)
現在のマーベルユニバースから20年後、MC2というパラレルワールド的な世界での、ピーターとメリージェーンの娘。ピーターの遺伝子(能力)を受け継いでおり、スパイダーガールとして活躍している。恋人は、ファンタスティック・ファイブ(ファンタスティック・フォーの次世代チーム)のリーダーであるフランクリン・リチャーズ。
ノーマン・オズボーン(Norman Osborn)
ハリーの父親。 巨大軍需企業オズコープの社長で大富豪。
もう一つの顔は、緑の凶悪怪人グリーンゴブリン。グウェン・ステーシーを殺したため、怒りに満ちたスパイダーマンの反撃に遭い、命を落とした。しかし、死を偽装していただけであり、復活を遂げている。
ノーマン・オズボーンを演じた俳優・声優は以下の通り。
ハリー・オズボーン(Harry Osborn)
ピーターの親友。友達の少ないピーターにとっては貴重な存在。
父ノーマンの死後、跡を継いでオズコープの社長となる。精神的ストレスが重なり、二代目グリーンゴブリン(初代はノーマン)と化した。父の敵であるピーター=スパイダーマンと何度も対立したが、最後は親友だったピーターを助け、静かに息を引き取った。
『One More Day』のイベントで彼の死は無かったことになった。
ハリー・オズボーンを演じた俳優・声優は以下の通り。
J・ジョナ・ジェイムソン(J. Jonah Jameson)
通称、JJJ(トリプルJ)。デイリー・ビューグル新聞社のワンマン社長。頭コチコチのガンコ親父だが、どこか憎めない、愛すべき憎まれ役。
妻を覆面の人物に殺されたため、マスクのヒーローには不信感を持っている。特にスパイダーマンのことは毛嫌いしており、自分の新聞で常に「反スパイダーマンキャンペーン」を行っているため、スパイダーマンに対する一般人の評判は極めて悪いものとなってしまっている。
「特にスパイダーマンを毛嫌いしている」理由はスパイダーマンがTVのタレントとしてデビューしたにも関わらず、「正義のヒーロー」となったため、その変節に不信感を抱いているためである(映画『スパイダーマン』の小説版によると、羨ましいから妬んでいる)。
  • スパイダーマンなどのヒーローをはじめ、主要な登場人物にはスタン・リーの性格が反映している、といわれるが、これはJJJにも当てはまる(1960年代のスタン・リーは、コミックの編集者という仕事の地位の低さに悩んでいた)。
我の強さは裏返すと反骨精神の持ち主ということでもあり、権威に媚びへつらうことはない。
  • 日本語版『X-メン:ゼロ・トレランス』第3巻では、バスチオンに反抗している。バスチオンは、アメリカ政府と手を結んで「ミュータント抹殺作戦」を実行している人物(オリジナルは『THE UNCANNY X-MEN』346号)。
部下を怒鳴るのは日常茶飯事だが、皆、慣れている。
  • 日本語版『オンスロート』第3巻では、部下から信頼されている様子を見せている。この時、ニューヨークはオンスロートにより壊滅の危機にあったが、記者たちは精力的に取材を続けている(オリジナルは『THE AMAZING SPIDER-MAN』415号)。
直接的な悪行は行っていない為か、通常はヴィランに含まれてはいないが、スコーピオン(後の3代目ヴェノム)やスパイダー・スレイヤーなどを生み出すなど、間接的にヴィランに近い行動をとることもある。それらの悪行が手痛いしっぺ返しとなり、スコーピオンやヴェノムには度々命を狙われもしており、カーネイジに寄生されてしまった事もある。
J・ジョナ・ジェイムソンを演じた俳優、声優は以下の通り。
ジョー・“ロビー”・ロバートソン(Joe'Robbie'Robertson)
通称ロビー。デイリー・ビューグルの編集長。社長であるJ・ジョナ・ジェイムソンとは正反対で、スパイダーマンを支持している。ピーターの良き理解者。
ロビー・ロバートソンを演じた俳優、声優は以下の通り。
ベティー・ブラント(Betty Brant)
ピーターが二番目に好きになった女性。生まれて初めての大恋愛で、最初に付き合った女性。
ジェイムソンの秘書だったが、後に記者となる。
ネッド・リーズという記者と結婚したが、国際的陰謀に巻き込まれて殺された。
ベティー・ブラントを演じた俳優、声優は以下の通り。
ユージン・“フラッシュ”・トンプソン(Flash Thompson)
ピーターの同級生。アメリカンフットボール部のスター選手でジョック。ピーターによく突っかかっていたが、成人してからはピーターとは友人となった。
ピーターを嫌っていた頃からスパイダーマンのファンであり、ファンクラブも作っている。
グリーンゴブリンがピーターに精神的ダメージを与えるための策略によって事故に遭い、植物状態になった。
フラッシュを演じた俳優・声優は以下の通り。
キングコング(クリフォード・ハーラン)(King Kong)
フラッシュの友人。スパイダーマンが賞金稼ぎだった頃に彼の存在を知り、大ファンになる。超人的な力を手に入れた事で高慢になっていたピーターは家族と喧嘩し、キングコングを頼って泊めて貰った。『アルティメット スパイダーマン』のオリジナルキャラクター。
エリザベス・アレン(Elizabeth Allan)
通称リズ。ピーターの二人目の彼女。ピーター初恋の相手(高校時代)だったが、そのころは高嶺の花で、見向きもされなかった(デートの約束をすっぽかされている)。ピーターがベティーと付き合い始めたころ、ピーターを追いかけるようになり、三角関係になった。
後にハリーと結婚してハリーの会社の経営担当となった。彼の死後は、事実上の社長となっている。
グウェンドリン(グウェン)・ステーシー(Gwendolyn "Gwen" Stacy)
ピーターのハートを真に射止めた、初めての女性。三人目の彼女。グリーン・ゴブリンによって殺されてしまい、彼女の死はピーターの心に深い傷を残すことになった。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では、カーネイジに殺されている。
  • 映画『スパイダーマン3』に登場するが、『スパイダーマン』シリーズにおけるMJの設定が原作のMJとグウェンの設定をミックスしているため、グウェンの設定が大幅に変更されている。
グウェン・ステーシーを演じた俳優、声優は以下の通り。
ジョージ・ステーシー(George Stacy)
グウェンの父で警部。スパイダーマンとドクター・オクトパスとの戦闘に巻き込まれた子供を救うが、自分は致命傷を負ってしまう。死の直前、スパイダーマンの正体を知っていた事を告げて、娘であるグウェンの事をピーターに任せて息を引き取った。
ジョージ・ステーシーを演じた俳優、声優は以下の通り。
アンナ・ワトソン(Anna Watson)
メリージェーンの叔母。ピーターの叔母であるメイ・パーカーとは非常に仲がよく、自分たちの甥と姪のお見合いを計画した事もあった。
ファンタスティック・フォー(Fantastic Four)
アメリカで最も信頼されているヒーローチーム。優れた科学者でもあるリードの科学力には、ピーターもよく世話になる。
スパイダーマンはファンタスティック・フォーが倒された際、「ニュー・ファンタスティック・フォー」として活動した時期がある(残りの三人は、ウルヴァリンハルクゴーストライダー)。
デアデビル(Daredevil)
本名:マット・マードック
盲目の弁護士。視力を失ったが、鋭敏な超感覚を手に入れた。スパイダーマンと同じく、ニューヨークでクライム・ファイター活動を行っている。宿敵はキングピン
デアデビルを演じた俳優、声優は以下の通り。
ブラックキャット(Black Cat)
本名:フェリシア・ハーディ
ミステリアスな女性怪盗として登場。当初はスーパーパワーを持たず、仕掛けに頼っていたが、後に超能力を得る。
スパイダーマンの影響で改心した。付き合っていたこともある。
シルバー・セーブル(Silver Sable)
シムカリアの傭兵集団ワイルド・パックの女性リーダー(本名は不明)。専用投擲武器「チャイ」の他、様々な武器・銃器・格闘術を扱う。
正義のためには暗殺も行う。そのため、スパイダーマンとは対立した事もあった。
ネイト・グレイ(Nate Grey)
パラレルワールド出身のミュータント。サイオニック能力を持つ。別次元のケーブル(X-メンの)といえる存在。
通称はX-マン。

[編集] 悪役(ヴィラン)

[編集] 代表的悪役

グリーンゴブリン(Green Goblin
正体:ノーマン・オズボーン、ハリー・オズボーンなど 
コミック初期から登場する、スパイダーマン史上最大の敵。ピーターの恋人、グウェン・ステーシーを殺害するなどした、ピーター=スパイダーマンにとっては忘れられない宿敵。全身緑の怪人。
グライダーに乗り、手裏剣や爆弾「パンプキン・ボム」を主に駆使して戦う。薬品で知能・筋肉・運動神経ともども強化されているが、薬品の副作用によって精神が蝕まれている。
  • 映画『スパイダーマン3』に登場する二代目ゴブリン(ハリー)は「ニューゴブリン」と名乗っており、初代のグリーンゴブリンと比べ装飾が大幅に削減され実用的な装備に変わっている。また、ニューゴブリンは一作目のグリーンゴブリンよりも装備が増えており腕に「アームブレイド」を、背中に「ゴブリンダガー」を、更にスノーボード型グライダー「スカイ・スティック」にレイザーバットが多数仕込まれている模様。なお、映画撮影の試作段階では、ニューゴブリンの外見は、初代と全く同じであったが、急遽変更されて現在の姿になっている。
ドクター・オクトパス(Doctor Octopus
正体:オットー・オクタヴィアス、キャロライン・トレイナー
人工のアームを操るマッド・サイエンティスト。スパイダーマンを最初に挫折させた敵として、グリーンゴブリンと並んで有名である。スパイダーマンを倒すことを目的とした犯罪グループ、「シニスター・シックス」のリーダー。
物理学の天才科学者であるオクタヴィアスは、実験のために4本の金属製アームを発明した。これは4本の人工アームがついたコルセットを体に装着し、コルセット前面にある操作盤で自在に操れるものであったが、爆発事故により自身の肉体とコルセットが溶け合い体の一部と化す。異形の体となってしまい、彼はそれに対して激しい怒りを覚えたが、それ以降アームは操作盤を使わなくてもドクター・オクトパスの意思で自在にアームを動かせるようになった(オクタヴィウスの神経とアームの回路が融合しているため)。このアームは通常1.8メートル、最大7.6メートルまで伸び、3トン近くのものを軽く投げ飛ばす事ができ、針の穴に糸を通す精密な作業が出来る。
メイ・パーカーの財産をねらって彼女と結婚しようと企んだこともある。
ドクター・オクトパスと言う名前は人々がつけた名前で、本人はあまり気に入っていない。また、彼の子供時代は重度のマザコンだったようである。
彼が死んだ後、ドクター・オクトパスに師事していたキャロライン・トレイナーと言う女性が彼の跡を継ぎ、二代目ドクター・オクトパスとなった。
だが、彼は死の世界から復活し、再びドクター・オクトパスとして活動を開始した(しかし一部の記憶は抜け落ちたままである)。これに伴いキャロラインはレディ・オクトパスと改名する。その後、ヴェノム、ヴァルチャー、サンドマン、エレクトロ、ミステリオ、クレイブンで結成した新生シニスター・シックスに命を狙われることになる。
  • 『アルティメット・スパイダーマン』ではオズボーン社の天才科学者として働いていた。だがノーマンの人体実験の失敗により研究室は爆発。ノーマンは直後グリーンゴブリンに変身してしまった。この時、触手を装着して実験に立ち会っていたオクタヴィウスは爆発に巻き込まれ、それが原因でアームに身体がくっついてしまったのである。この話の設定では彼は、ジャスティン・ハンマーと言う男の産業スパイと言う設定が加えられている。彼は事故によって頭がもうろうとしているため狂気の中で、これは全て産業スパイとして自分を雇っていたハンマーのせいだと考え、ハンマーに襲い掛かった。今作ではアームの形を自由に変えられる。オリジナル設定として、アームから電撃を放出することも出来る。
  • またコミック内の『スパイダーマン2』撮影現場に乱入し、スパイダーマンと一騒動起こしたこともある。
  • 後にクローン・サーガの黒幕として登場し、念動力で金属を自在に操るという真の能力が明らかにされた。
  • 映画『スパイダーマン2』では、核融合を利用した新エネルギーを作り出す研究のために、エネルギーの制御用にアームを作り出した。しかし、エネルギーを制御出来なくなり、トラブルによってアームを制御するチップが爆発して粉々になってしまう。アームが意思を持ったため、オットー・オクタヴィアスの精神は歪められ、ドクター・オクトパスとなった(その後、彼は銀行強盗をしてその場にいたスパイダーマンと対決するなど騒ぎを起こしている)。彼はエネルギーを作り出す素となる数少ない物質、「トリチウム」を手に入れる為にオズボーン家に現れ、スパイダーマンを生きたまま捕まえてこいと言うハリーの取引に応じスパイダーマンをよく知っているピーターの前に大胆な方法で現れ、去る間際にピーターと共にいたメリー・ジェーンをさらっていき、「時計台の上で待っているとスパイダーマンに伝えろ」とピーターに伝言を残して去っていった(その後メリー・ジェーンは廃墟と化したオクタヴィウスの実験場所へと囚われていた)。そして彼は力が戻ったスパイダーマンと壮絶な戦いを繰り広げた。その後もエネルギー開発中に実験場所へと踏み込んだスパイダーマンと再び対決するが負けてしまい、最終的に正気の自分に戻った彼はエネルギーの支えとなる柱を破壊し、そのまま海へと沈んでいった。また、アームの一本一本に、それぞれ名前がついている(MO、FLO、HARRY、LARR)。
オットー・オクタヴィアスを演じた俳優・声優は以下の通り。
サンドマン(Sandman
正体:フリント・マルコ(本名ウィリアム・ベイカー)
体を自在に砂に変化させることのできる怪人。「シニスター・シックス」の一員であり、「フライトフル・フォー」の一員でもある。
もともと犯罪者であり、脱獄中に砂浜で核実験の爆発に巻き込まれ、肉体を砂状にすることができるようになった。腕をハンマーなどの武器に変えて攻撃し、自らの体を巨大化させることもできる。弱点は水。
ハイドロマン(後述)と融合してしまい「マッド・シング」と言う泥の怪物になり、大暴れした事がある。
フリント・マルコと言うのは少年時代に使っていた偽名である。
  • 映画『スパイダーマン3』では、ピーターの叔父であるベンを殺害した張本人で、脱獄中に素粒子実験場の素粒子分解装置に入り込んでしまい、体の分子が全て砂に変化してしまったという設定。離婚した妻が引き取っている病魔に犯されていた娘を救う為に、やむなく強盗行為を繰り返す。街中でダンプに詰まった砂を吸収して砂の巨人になり、一度はスパイダーマンを破るも、パワーアップしたブラックスパイダーマンとの戦いの中、破壊された配水管から噴出した激流によって泥になってしまい流される。どうにか生き延びたマルコは、自分の目的を邪魔しうるブラックスパイダーマンに再戦を挑もうとするが、襲い掛かったのはエドワードに寄生したヴェノムであり、ピーター=スパイダーマンに逆恨みしていたエドワードの誘いに乗り、MJの誘拐に加担。更には再び巨人化して警官隊をなぎ払い、スパイダーマンを追い詰めていくが、援軍として駆けつけてきたニューゴブリン=ハリーとの一騎打ちに敗れる。その後、ヴェノムを撃退したスパイダーマンの前に現れたマルコは、彼にいざこざの末に銃を暴発させてしまった事でベンを殺してしまったという真相を話す。それを聞いたスパイダーマン=ピーターに「許す」と言われたマルコは、砂嵐になって姿を消した。実写映画版スパイダーマンでは、唯一命を落とすことの無かったヴィランであった。
サンドマンを演じた俳優、声優は以下の通り。
ヴェノム(Venom
正体:エドワード(エディ)・チャールズ・ブロック、アンジェロ・フォートナート、マクドナルド(マック)・ガーガン(作品によっては、ピーターも含まれる)
異星の寄生生物シンビオートがスパイダーマンの能力をコピーし、人間にとりついたことで生まれた怪物。初代のエディ・ブロックが有名。
初登場は1980年代と比較的新しいキャラクターであるが、ダークヒーロー的な側面を持つもう一人のスパイダーマンということで若い世代のファンを中心にグリーンゴブリン、ドクター・オクトパスをも上回る人気を誇る。
きっかけはスパイダーマンがクロスオーバー『SECRET WARS』で入手した黒い変幻自在のコスチューム(これが実はシンビオートである)。後にピーターに悪夢を見せるようになりファンタスティック・フォーの協力で破棄された。シンビオートはスパイダーマンの能力をすっかり覚えてしまっており、新たな宿主に寄生してもその能力を使えるばかりかスパイダー・センスの回避の仕方まで学習進化して身につけてしまっていた。シンビオートは高熱と高周波音に弱く、それがヴェノム自体の弱点にもなっている。
カメラマンであったエディは、スパイダーマンに関する誤報記事を作成してしまった事でクビにされ、ボディビルダーによってそのストレスを克服しようとするが失敗に終わる。その後、かつての宿主であるピーターに拒絶され、生き残ったシンビオートがエディを新たな宿主とした事で、ヴェノムが誕生した。エディやシンビオートがスパイディを恨む理由は完全に逆恨みだが、本人たちは「弱者の庇護」をモットーとしており、完全な悪人ではない。何度かスパイディと共に強敵(カーネイジなど)と戦ったこともあり、ライバルに近い関係である。因みに、シンビオートとエディが合体した姿がヴェノムの為、一人称が「We(俺達)」になっている。
その後、エディが病魔に冒されたことなどを通してシンビオートはスコーピオン(後述)ことマック・ガーガンの手に渡り、互いに合体して三代目ヴェノムと化した。二代目はアンジェロ・フォートナートという男だったが、アンジェロの情けない有様に失望したシンビオートに見限られ、転落死している。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では宇宙からのシンビオートではなく、ピーターの父親がガンの特効薬として作ったゲル状のスーツであった。ピーターはそのスーツの管理者であるエドワードに黙ってゲルスーツを持ち出し能力を試そうとするが、ゲルの一部に触れてしまい共生してしまう(その姿はブラックコスチュームそのものである)。その力に歓喜する中、ベン・パーカーを殺した犯人が逃走しているのを発見し、犯人を捕まえるが怒りの感情を抑えることが出来なくなりヴェノム化して、コントロールが効かなくなってしまう(ピーターは危うく犯人を殺してしまうところだった)。ピーターはスーツを焼却炉に破棄したが、スーツの力に目がくらんだエディはスーツを別の場所から取り出しスーツと共生しヴェノムと化してしまう。
  • 映画『スパイダーマン3』では、エディ・ブロックJr.と一部名前が変えられている。シンビオートは流星群の一つが地球に落下した際、その隕石中から出現し、近くにあったピーターのバイクに張り付いて、そのままピーターの住むアパートまでついて行っている。そして、夜眠った隙を見てピーターに取り付き、ピーターは一時自らの手に入れたシンビオートの力に酔いしれるが、苛立ちや攻撃的感情を抑えきれず、ついにはMJまで傷つけてしまった為、鐘の鳴り響く教会の頂上にてスーツを破棄する。しかし、シンビオートはその真下にいたエドワードを新たな共生者として取り付き、ヴェノムに変貌した。エドワードはスパイダーマンの銀行強盗姿と偽った写真をJJJに売り込むことで、ビークル社の正社員になろうとしたが、すぐにでっち上げの合成写真である事がばれてしまい、JJJの怒りを買ったエドワードは即座に解雇された。この事でピーターを逆恨みしていたエドワードは、サンドマンと組んでMJを人質にスパイダーマン=ピーターをおびき寄せる。ハリーがピーターの援軍として現れ何とか撃退するものの、シンビオートの弱点が金属をぶつけ合った高周波音であることがばれてしまい、近くにあった資材の鉄パイプを利用したピーターの奇策の前に、シンビオートと強制離脱させられる。シンビオートの力に魅入っていたエドワードは、ピーターがシンビオートをパンプキンボムで完全に消滅させようとしたのを見て、自分からシンビオートと融合しようとするが、パンプキンボムの爆発に巻き込まれて死亡した。
エディ・ブロックを演じた俳優、声優は以下の通り。
カーネイジ(Carnage
正体:クレタス・キャサディ
ヴェノムから分裂した寄生生物の細胞片が、サイコキラーと合体した第三のスパイダーマン。ヴェノムの能力を忠実に受け継いでおり、その能力自体も向上。更にヴェノムと違い、寄生体の一部を槍などの凶器状にして投げ飛ばしたりする事が出来る。弱点はヴェノムと同じ熱と高周波。ただし、戦闘力に関してはスパイダーマンやヴェノムを遥かに凌駕しており、他のシンビオートを吸収して巨大化した事もある。また、カーネイジの寄生体には、JJJ、ベン・ライリー、果てはシルバーサーファーなどが寄生されたこともあり、スパイダーマンに寄生した事もある。
カーネイジになったキャサディは元々、「自分を阻害した」とする人類全てへの報復活動として殺戮を繰り返していたが、警察に捕まりライカーズ島の刑務所に投獄された事で、初代ヴェノムであったエドワードと同房になった。しかし、エドワードにシンビオートが寄生してヴェノムになり牢を破壊して脱走した際、シンビオートの一部が、破壊された牢屋の壁に張り付き、その場にいたキャサディに寄生したことでカーネイジが誕生した。キャサディ自身の凶暴さも相まってスパイダーマンとヴェノムを苦しめており、彼ら二人の暫定的同盟を結んだことによる協力によって何度か投獄されているが、何度も脱獄している。最近Sentryに宇宙空間で引き裂かれて殺害されたが、簡単には死亡しないので、また生き返る可能性が高い。
  • 『アルティメット・スパイダーマン』ではコナーズ教授(リザード)によってピーターの血液とコナーズ教授の血液からヴェノムのスーツのデータを基に作り出された人造生命体。身体構造を安定させるために人を殺害、吸収し続け、ピーターを狙う最中にグウェン・ステーシーを殺害した。激怒したピーターによって、ヴェノムスーツを捨てた焼却炉で倒されたかに見えたが、後に吸収したグウェンの姿を借りて再登場する。
ホブゴブリンHobgoblin
正体:ロデリック・キングスリー、ネッド・リーズ、ジェイソン・フィリップ・マッキンデイルJr.など
グリーンゴブリンの基地を見つけた男が、その名声を奪おうと、そこにあったゴブリンの装備を改良して誕生した。薬の改良によって、グリーンゴブリンとは違い、狂気には陥っていない。現在はロデリックは引退、以後五代目にまで代替わりし、当代のホブゴブリンの正体は不明となっている。
アニメ版『スパイダーマン』ではグリーンゴブリンよりも先に登場しており、ここで登場するのは4代目のジェイソンである。
キングピン(Kingpin
本名:ウィルソン・フィスク
暗黒街の顔役。肥満体に見えるが全身筋肉の塊(アニメ『スパイダーマン』で彼自身が語ったところによると、体脂肪率は2パーセントしかない)で、相撲の達人でもある。デアデビルパニッシャーの宿敵でもある。
ウィルソン・フィスクを演じた俳優、声優は以下の通り。
  • マイケル・クラーク・ダンカン(2003年の実写映画『デアデビル』、『スパイダーマン 新アニメシリーズ』)
  • 大友龍三郎(2003年の実写映画『デアデビル』、『スパイダーマン 新アニメシリーズ』の日本語版吹替)
  • 麦人(アニメ版『スパイダーマン』、『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』の日本語版吹替)

[編集] その他の悪役

スコーピオン(Scorpion
正体:マクドナルド・ガーガン
スパイダーマン憎しに凝り固まったJJJが黒幕になって作られた改造人間。そのためJJJを激しく憎んでいる。伸縮し、電撃(アニメ版では酸に変更されている)を放つ尾を装備したコスチュームを着用している。元私立探偵。
先述の通り、現在はエディ・ブロックから分離した共生体と融合し、3代目のヴェノムとなっている。
  • 『アルティメット・スパイダーマン』における正体はピーターのクローンの一人。
スクリーム(Scream
正体:ドナ・ディエゴ
ヴェノムに寄生していた共生体を使い、『ライフ財団』によって人工的に作り出された人造シンビオート。ウェブではなく髪を使って攻撃する。のちに精神が暴走して仲間のシンビオートを殺し、ヴェノムにも襲い掛かった。しかし返り討ちにあい、投獄されることになった。
リザード(Lizard
正体:Dr.カーティス(カート)・コナーズ
優秀な科学者だったが、実験に失敗して左腕を無くしたという過去を持つ。爬虫類の再生能力を目につけ、自分の左腕を再生させるために実験をしたが、失敗に終わり、血清の副作用により、蜥蜴人間となった。解毒剤を服用して人間に戻ったが、極度のストレスが加わると怪物化してしまう。
コナーズ博士とスパイダーマンは、協力関係にある。またアニメ版や映画版ではピーターの通う大学の教授でもある。
東映版スパイダーマンの第一話に登場するマシーンベム「暴君竜」のモデルとされる。
  • 映画版では『2』から登場している。『3』ではピーター・パーカーの依頼を受け、ヴェノムを(正体不明の時に)調べた。
カート・コナーズを演じた俳優・声優は以下の通り。
  • ディラン・ベイカー(2002年からの実写映画『2』『3』)
  • ジョセフ・キャンパネラ(アニメ版『スパイダーマン』)
  • ロブ・ゾンビ(『スパイダーマン 新アニメシリーズ』)
  • 楠大典(アニメ版『スパイダーマン』の日本語吹き替え版)
  • 大塚明夫(『スパイダーマン 新アニメシリーズ』の日本語吹き替え版)
エレクトロ(Electro
正体:マックスウェル・ディロン
電気工事中の落雷事故によって、「人間発電機」と化した。両手から高圧電流を放つ。地球の磁場に乗って飛行もできる。だが、空中に留まっていれば、彼の電撃は無効と化す。「シニスター・シックス」の一員。
1964年(連載2年目)に登場した、古参のヴィランであるが、アニメ『スパイダーマン』には一度しか登場していない。
ヴァルチャー(Vulture
正体:エイドリアン・トゥームス
自らが発明した飛行スーツを悪用する老人。特殊兵器で若返った事もあったが、また老人の姿に戻っている。「シニスター・シックス」の一員。
ハイドロマン(Hydro-Man
正体:モリス・ベンチ
元船員。水素実験中、事故で水素ガスを浴びてしまったため、肉体を液状にすることができるようになった。水素ガスを浴びた原因は、スパイダーマンが船内に入ってトラブルになり、海に転落したため。
サンドマンと融合してしまい、「マッド・シング」と言う泥の怪物になり、大暴れしたことがある。暴力団組織「シニスターシンジケート」の一員。
ミステリオ(Mysterio
正体:クエンティン・ベック、ダニエル・バークハート、フランシス・クラム
元特撮技術者。SFX技術や、バーチャル・リアリティ技術を悪用して犯罪を繰り返す。「シニスター・シックス」の一員。
初代のベックが自殺後、友人であったダニエルが二代目となり後を継いだ。さらにコスチュームをキングピンから入手したフランシスが三人目のミステリオとなり、その後ベックも復活を遂げる。
なお、三代目のフランシスはテレポーテーションなどの能力を持つミュータントであり、トリックを一切用いない。
マッド・ジャック(Mad Jack
正体:ダニエル・バークハート、マグワイア・ベック
ミステリオ同様にSFXやバーチャル・リアリティの技術を駆使する。ダニエルは先述通り後に2代目ミステリオとなり、後をクエンティンの従姉妹であるマグワイアが継いだ。
元々はジャックランタンという名の悪役(なお、初代は後の四代目ホブゴブリンことジェイソン・マッキンデイルである)だが、ダニエル以後はマッド・ジャックと名乗っている。
クレイヴン・ザ・ハンター(Kraven the Hunter
本名:セルゲイ・クラヴィノフ、アリョーシャ・クラヴィノフ
史上最高の狩人。「シニスター・シックス」の一員。
亡命(没落)したロシア貴族の息子。カメレオン(後述)は異母弟。
人生最後の獲物としてスパイダーマンを選び、追い詰める。スパイダーマンを仮死状態にし、墓に埋めたこともある(スパイダーマンが仮死状態の間、彼のコスチューム(ブラックコスチューム)を纏い、スパイダーマンとして行動した)。
現在セルゲイは故人(自殺)で、息子のアリョーシャがクレイヴンの名を継いだ(後にアル・クレイヴンと改名)。
  • 『アルティメット・スパイダーマン』ではTVタレントであり、視聴率を稼ぐためにスパイダーマンに挑むもあっけなく倒される。その後違法な遺伝子実験の結果、狼のような姿となる。
ショッカー(Shocker
本名:ハーマン・シュルツ
両手のガントレットから衝撃波・振動波を発射する。ガントレットと防護スーツを自己開発した、三流の泥棒。
  • 『アルティメット・スパイダーマン』では登場するたびにスパイダーマンに一蹴される三流の悪役として度々登場する。
ライノ(Rhino
正体:アレクセイ・ミハイロビッチ・シチェビッチ(アレックス・O・ハーン)
ロシアからやってきた移民(労働者)だったが、人体実験によってサイを模したチタニウムのスーツを着た超人、ライノへと生まれ変わった。過激なエコロジスト。暴力団組織「シニスターシンジケート」の一員。ハルクとも因縁がある。
ビートル(Beetle
本名:エイブナー・ロナルド・ジェンキンス、レイラ・デイヴィス
飛行機工場のメカニックだったが、その技術を利用して甲虫のようなアーマーを作り、犯罪活動をするようになった。暴力団組織「シニスターシンジケート」の一員だった。
後に改心し、正義のヒーローとして活躍している。現在エイブナーは異なるデザインのアーマーを着用しマッハ-IVに改名。
マンウルフ(Man-Wolf
本名:ジョン・ジェイムソン
JJJの息子で元宇宙飛行士。月面で未知のエネルギーを浴び、月を見る度に狼男となってしまう体質になってしまった。
スパイダーマンに助けられてからは、妻と共に収監所で働いている。その後「アザー・レルム」なる別次元に飛ばされたことを経て、死亡したスターゴッドのパワーを受け継いだ。
ちなみに妻はハルクのいとこである女性ヒーロー、シー・ハルク(本名:ジェニファー・スー・ウォルターズ・ジェイムソン)である。
モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア(Morbius, the Living Vampire
本名:マイケル・モービウス
ノーベル賞を受賞したこともある優秀な生物学者だったが、特殊な血液の病気にかかり、吸血鬼と化してしまった。
アニメ版ではピーターと同じ大学に通う留学生で、放射能を帯びた吸血コウモリに噛まれてコウモリ人間と化してしまう。
悪人ではないが、人の血を飲まなければ生きられない宿命にある。吸血鬼ハンターのブレイドとは時に敵対し、時に共闘する関係にある。
カメレオン(Chameleon
本名:ドミトリ・スメルダコフ
コミックにおいて、スパイダーマンと最初に戦ったヴィラン(「ベン・パーカー殺害犯」は「普通の犯罪者」であり、ヴィランには含まれない)。
優秀なスパイで、変装の達人。クレイヴン(セルゲイ)の異母弟(母はメイドだった)で、彼の屋敷で召使いをしていた過去をもつ。
初期は変装にマスクを使っていたが、後に肉体の組織を変化させることが出来る能力を身につけた(つまり、あらゆる人物に変身できるようになった)。相手に幻覚を見せることもできる。
精神崩壊を起こしてしまい、飛び降り自殺をした。
ジャッカル(Jackal
本名:マイルズ・ウォレン
スパイダーマンが通っていた大学の教授だったが、スパイダーマンの恋人だったグウェン・ステイシーに横恋慕し、彼女の死から狂人と化してしまった。その後、スパイダーマンやグウェンのクローンを造り出し、さまざまな計略でスパイダーマンを苦しめた。
アリスター・スマイス(Alistair Smythe
スパイダーマンを抹殺する目的で作られたロボット、スパイダー・スレイヤーの製作者スペンサーの息子。父の死後スパイダー・スレイヤーの製作を引き継いだ。キングピンの元で働いていた事もある。
下半身不随で車椅子に乗っていたが、やがて究極のスパイダー・スレイヤーとして自らに改造手術を施し、超人的な身体能力を身につける。
アニメ『スパイダーマン』ではキングピンに失敗の責任を取らされ、生体ロボットにされた。

[編集] コミック

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] アメリカ

レギュラー誌など。

『AMAZING FANTASY(#15)』1962年
スパイダーマンのデビュー誌。
不人気で、この号で打ち切りとなる。「どうせ打ち切りなら、好きなことをしよう」と、スタン・リーは高校生ヒーローを誕生させた。その反響が大きく、スパイダーマンは独立誌を持った(連載化された)。
『THE AMAZING SPIDER-MAN』
1963年創刊。スパイダーマンの基本となるシリーズ。
『SPECTACULAR SPIDER-MAN』
1978年創刊。スパイダーマンの第二のレギュラーシリーズ。
『WEB OF SPIDER-MAN』
1985年創刊。スパイダーマンの第三のレギュラーシリーズ。
『SPIDER-MAN』
1990年創刊。スパイダーマンの第四のレギュラーシリーズ。
Ultimate Spider-Man
連載が長期化し、複雑になりすぎたため、メインシリーズの設定をリセットして、0から始められた。リメイクシリーズ。
スパイダーマン&バットマン
スパイダーマンとバットマンクロスオーバー作品

[編集] アトラクション

1999年、アメリカ・オーランドのテーマパーク「ユニバーサル・オーランド」にあるIslands of Adventureで、コミック版スパイダーマンをテーマにした"The Amazing Adventures of Spider-Man"が登場。2004年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも多少の改良を加え、アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライドとして登場。移動型ライドと3D映像を駆使したアトラクションで、とても評価が高く、現在もユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気アトラクションとなっている。余談であるが、日本版ではナイトゴーグル(3Dメガネ)が青色への変更や、ライド乗車中の写真撮影などが追加されている。

ストーリー
ゲストがデイリービューグル社の見学をしている最中に、ニューヨークで自由の女神が盗まれる大事件が発生。 編集長のJ・ジョナ・ジェイムソンは、見学中のゲストを最新の取材用車両「スクープ」にのせ、取材に行かせる。取材に出たゲストは、スパイダーマンとともに大事件に巻き込まれる。

登場する敵は、シニスターシンジケートのドクター・オクトパス、ホブゴブリン、エレクトロ、ハイドロマン、スクリーム。待ち列内に敵のプロフィールなどの載ったボードがあり、アトラクションの待ち時間の具合によっては見られることがある。

[編集] 日本語版

『スパイダーマン』全8巻光文社
小野耕世氏監修による一番古い邦訳版。第1巻にはオリジン(原点)が収録されている。これ以降の邦訳版は、通常のアメコミと同じくB5サイズで発行されたが、本シリーズでは一般の日本の漫画と同じく単行本サイズで発売され、各巻最初の10ページ程がカラーで、後は白黒で印刷されていた。他に『ファンタスティック・フォー』や『キャプテン・アメリカ』なども同じシリーズで発行された。
雑誌『ポップコーン』光文社刊
上記の光文社版の単行本に続き、複数のアメコミヒーローの邦訳版が収録された(邦訳版の「X-MEN」は、この雑誌の創刊号が初収録となる)。
『スパイダーマン』週刊プレイボーイ連載版集英社
アメリカ建国200年となる1976年に、アメリカ文化の紹介として短期集中で連載された。ヒューマン・トーチやクレイブン、バルチャーとの戦いが描かれる。
『マーヴルX(クロス)』小学館プロダクション
マーベルコミックスの作品を収録した月刊誌で、1996年から刊行された(現在は休刊)。スパイダーマンは、個人誌が収録されている他、『インフィニティ・ガントレット』などのクロスオーバーにも登場している。
『エイジ・オブ・アポカリプス』小学館プロダクション刊
基本的には、X-メン関係を収録している。『マーヴルX(クロス)』で全滅した、X-メンの続編に当たる(パラレルワールドが舞台となる)。ピーターは死亡しており、登場しない。グウェン・ステイシーが登場する他、ハルクやアイアンマン、ホークアイ、デアデビルなどが登場する(ただし、彼らは本筋には絡んでいない)。
『オンスロート』小学館プロダクション刊
基本的には、X-メン関係を収録している。スパイダーマン(ベン・ライリー)は、個人誌(ピーターとメリージェーンも登場)の他、終盤のクロスオーバーにも登場している(ほぼ全てのマーベルヒーローが巻き込まれている)。
『DC vs マーベル』ジャイブ
DCとマーベルの大規模クロスオーバー。マーベルユニバースの運命をかけ、スパイダーマン(ベン・ライリー)は、DCのスーパーボーイと対決した。
『アメコミ&ムービー・スーパーガイド』新潮社
次項の『アルティメット』の刊行に先立って発行された解説本。綴じ込み付録として「the amazing spider-man #36」が収録されている。このエピソードは通称「スパイダーマン911」と呼ばれ、米国同時多発テロ事件をリアルタイムで扱った唯一のアメコミ作品である。
『アルティメット スパイダーマン』新潮社
『Ultimate Spider-Man』の邦訳版(11巻で出版を中断している)。

[編集] 日本オリジナルの漫画版

池上遼一
作画:池上遼一。別冊(月刊)少年マガジン1970年

1年間、毎号100頁で連載された。マーベルの正式な許諾を受けての翻案であるため、コスチュームは米国版(オリジナル版)と同じである。内容は、日本の社会情勢に合わせたために独特の(一般に「暗い」「救いがない」と言われる)世界観であった。おばさんと二人暮しの日本の高校生、小森ユウがスパイダーマンになる。初期の設定は原作にごく近い。

前半は、アメリカンコミックスに造詣の深い映画評論家の小野耕世が原作を務め、リザードやエレクトロ、ミステリオなど、米国版通りのヴィランが登場した。コスチュームや外見は同じだが、顛末などが異なる(上記の通り、暗い)。

後半は、平井和正を原作者に迎え、更に独自性を増した。平井は、自らの短編小説3篇(作家デビュー前に書いたノンSF作品1篇を含む)を「冬の女」「ストレンジャース」「金色の目の魔女」に転用した。その一方で、主人公の輸血を受けた人間が超能力を持つ「スパイダーマンの影」や、超能力者の残留思念が人を襲う「虎を飼う女」を、代表作の1つ『アダルト・ウルフガイ・シリーズ』に転用している。

スパイダーマンJ
作画:山中あきら。月刊コミックボンボン2004年9月号~2005年11月号。

Jは、単行本の書き下ろしページで、アメリカのスパイダーマン(ウェブの設定から映画版と推察される)と会話している。本編中では、ブレイドファンタスティック・フォーと共演している。


[編集] 小説

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[編集] アメリカ

『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』
著者:Len Wein and Marv Wolfman
ノベライズではなく、オリジナル小説。シリーズ第1巻。ドクター・オクトパスが登場する。
『CRIME CAMPAIGN』
著者:Paul Kupperberg
シリーズ第8巻。キングピン、シルヴァーメインが登場する(2~7巻は、他のマーベルヒーローが主人公)。
『MURDERMOON』
著者:Paul Kupperberg
ハルクとの共演作。

[編集] 日本語版

『驚異のスパイダーマン』1980年ハヤカワ文庫jr9
『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者はLEO。
解説では、スパイダーマンについての簡単な説明がある。
『驚異のスパイダーマン2』1981年ハヤカワ文庫jr10
『CRIME CAMPAIGN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。
解説では、ガールフレンドについての説明がある。「本文中に、グウェン・ステイシーの名が出てこないのは、その死が、ピーターの心に重くのしかかっているからではないか?」と解説者が推測している。
『超人ハルク対スパイダーマン』1981年ハヤカワ文庫jr11
『MURDERMOON』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。
解説では、ハルクについての簡単な説明がある。

[編集] 映像作品

[編集] アニメシリーズ