スパイダーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
スパイダーマン
漫画:The Amazing Spider-Man
原作・原案など スタン・リー
作画 スティーヴ・ディッコ
出版社 マーベル・コミック
発表期間 1963年3月 - 2012年12月
巻数 700
漫画:スパイダーマン
原作・原案など スタン・リー
作画 池上遼一
出版社 メディアファクトリー
掲載誌 別冊少年マガジン
レーベル MFコミックス
発表期間 1970年1月号 - 1971年9月号
巻数 5
話数 21
テンプレート - ノート 

スパイダーマン』 (Spider-Man)は、アメリカ合衆国マーベル・コミック刊行の複数のアメコミに登場する架空のヒーロー。彼の登場するコミックアニメテレビドラマ映画作品及び、そのシリーズ名にも使われている。

概要[編集]

スパイダーマンが描かれたJR桜島線USJ行きのラッピング車両

本名はピーター・パーカー (Peter Parker)。ニューヨーククイーンズに住んでいる平凡な男子学生、ピーター・パーカーが特殊なクモに噛まれたことによってスーパーパワーを得、スパイダーマンとして活躍するようになった。恋愛や仕事などに常に悩みが尽きず、等身大のヒーローとしてマーベル・コミックの数多いキャラクターの中で人気のあるヒーローの一人である。

呼び名は複数あり、スパイディ、親愛なる隣人、ウェブヘッド(クモの巣頭)、ウェブスリンガー(クモ糸を投げる者)などの愛称がある。実生活ではいわゆるナードまたはブレイン。コミックやアニメ版などでは、メリージェーン・ワトソンから「タイガー」と呼ばれていた時期もある。

決め台詞・キャッチフレーズは「あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン」だが、スパイダーマンは作中の架空の新聞社デイリー・ビューグルネガティブ・キャンペーンの影響もあって世間から嫌われているために、このフレーズもあまりウケない。

以下に挙げるスーパーパワーを持つ(ただし、時期により差がある)。

  • 小道具ウェブシューターからワイヤー並みの強度をもつ糸状の繊維を発射する(サム・ライミ監督版の実写映画シリーズでは、手が一定の形を取る事で手首に出来た腺から直接発射する。マーク・ウェブ監督版の実写映画『アメイジング・スパイダーマン』では時計などの部品から自作したウェブシューターを、糸はオズコープ社製のバイオテクノロジー繊維カプセルを使用)。
  • 第六感で危険を感知するスパイダーセンス。この第六感が反応すると後頭部に微妙なチクチクした痛みが走るが、具体的な危険の内容はわからない。原作ではピーターの頭の周囲をイナズマ型の漫符が取り囲む表現がされる事が多い。
  • 指からの肉眼では見づらい収縮器官による、壁や天井にクモのように吸着する能力
  • 10tを持ち上げる筋力
  • 常人の40倍の敏捷性、反射神経、平衡感覚、体の柔軟性、跳躍力
  • 左右2.0以上の動体視力

あるエピソードで死亡した際に脱皮し、蘇生した。それ以降、クモ糸が体内で生成できるようになった。また、吸着能力もより強力になり、麻痺毒のあるトゲ針が生えた。更に、感覚がより研ぎ澄まされ、暗闇でも視え、ウェブを張ればその振動で周囲の動きが確実にわかる、といった設定が加わった事もある。

これらのスーパーパワーを消そうとしたが、逆にクモ化が進行し、6本腕になってしまったこともある。ワイズクラッキング(気の利いたセリフ、あるいは生意気なセリフ)やジョークも、スパイダーマンの特徴の一つである。敵と闘っている最中も、しょっちゅう冗談を口走っている。

弱点はアレルギー性鼻炎で、特にコミカルタッチだった1967年のアニメ版では強調されている(くしゃみをして思わぬ失敗をしてしまうことがあった)。映画『スパイダーマン2』では、心に迷いがあるとスパイダーマンとしての能力が衰えてゆく、という描写がある。

2006年に展開したシリーズ『シビル・ウォー』において、スパイダーマンは正式に世の中に正体を公表した。しかし、2007年に展開した『ワン・モア・デイ』では悪魔との契約によって、狙撃され死に瀕した叔母・メイの命を救うことと引き換えにMJとの結婚を歴史から消失させることで、この発表及び1970年代後半から30年程に起こった事件のほとんどが「無かったこと」になった。

以降、主だった「無かったこと」になったこと。

  1. MJとの結婚(結婚しないまま現在に至る、と歴史が書き換えられた)。
  2. 直接クモ糸が出せるようになったこと(これによりウェブシューターが復活した)。
  3. ハリーの死(ヨーロッパにいたことになり、よって現在彼は生きている)。
  4. 正体の公表。正確には「公表があった」という記憶をおぼろげに持つ者はいるが、正体そのものは誰も覚えていない。契約の副作用として、ピーター本人が正体を明かしたり、決定的な証拠がない限り、無意識に「ピーター・パーカー=スパイダーマン」という考えを忌避する。これは一般人だけでなくシビル・ウォー以前に正体を明かしていたメイおばさんやアベンジャーズのチームメイトなどにも及んでいる。ただしMJはスパイダーマンの正体を知っている。

誕生[編集]

勉強以外は冴えないクイーンズ在住の高校生、ピーター・パーカーは、ある日社会見学中に被験体のクモに噛まれた事により、スーパーパワーを手に入れる。

彼は、赤と青のコスチュームを誂え、テレビ出演して金を稼いだ。一躍人気者となっていた彼は、ある日の番組収録後、一人の強盗が警備員から逃げるのを、「自分の仕事じゃない」と見逃した。しかししばらくして、彼の父親代わりだったベン・パーカーが、何者かによって殺害される。それを知ったピーターは殺人犯を追うが、それが自分が見逃してやった強盗だと気付く。後悔の念に苛まれたピーターは、ベンが残した「大いなる力には、大いなる責任が伴う (With great power comes great responsibility.)」という言葉[† 1]を胸に、人々の為に自分の超能力を使う事を決意するのだった。

代表的な登場人物[編集]

主人公[編集]

ピーター・パーカー/スパイダーマン
上記を参照。

ピーターの友人たち[編集]

“MJ”メリージェーン・ワトソン (Mary Jane Watson)
ピーターの妻で、モデル兼女優。
昔からピーターが想いを寄せていた女性であり、ピーターの二度の告白を経て結婚した。
スパイダーマンである自分の夫が常に危険に晒される事に耐えられず、別居していた時期もある(後には元通りになった)。
芯の強いしっかりとした女性であり、いろいろな面でピーター=スパイダーマンをサポートする。
ワン・モア・デイ」のイベントで結婚は無かったことになった。
“グウェン”グウェンドリン・ステーシー (Gwendolyn "Gwen" Stacy)
ピーターのハートを真に射止めた初めての女性[1]で、三人目の彼女[2]。グリーン・ゴブリンによって殺されてしまい、彼女の死はピーターの心に深い傷を残すことになった。
原作者のスタン・リーは彼女をピーターの妻にする予定だったが、休暇中に脚本の代役を頼んだゲリー・コンウェイがその思惑を知らずに殺してしまい、スタンは元より世界中のファンにも大きな衝撃を与えた[3]
  • 『アルティメット スパイダーマン』では、カーネイジに殺されている。
  • 映画『スパイダーマン3』に登場するが、実写映画シリーズにおけるMJの設定が原作のMJとグウェンの設定をミックスしているため、実写映画シリーズにおけるグウェンの設定も大幅に変更されている。
  • 映画『アメイジング・スパイダーマン』では当初よりヒロインとして登場する。ピーターのガールフレンドで、オズコープ社のチーフインターンである。
ハリー・オズボーン (Harry Osborn)
ピーターの親友。詳しくは、#グリーンゴブリンを参照。
“フラッシュ”ユージン・トンプソン[4] (Flash Thompson)
ピーターの同級生。アメリカンフットボール部のスター選手でジョック。ピーターによく突っかかっていたが、成人してからはピーターとは友人となった。
ピーターを苛めていた頃からスパイダーマンのファンであり、ファンクラブも作っている。
グリーンゴブリンがピーターに精神的ダメージを与えるための策略によって事故に遭い、植物状態になった。
スパイダーマン (映画)』や『アメイジング・スパイダーマン (映画)』でも、最初はピーターをからかったり突っかかるキャラとして登場するが、後者ではベンを殺害されたことにより生じたピーターの憤りによる八つ当たりのはけ口にされても気にせず彼に慰めの言葉をかける人情家としての一面も描かれている。最近四代目ヴェノムになった。
ケニー・マクファーレン (Kenny McFarlane)
通称キングコング。フラッシュの友人。スパイダーマンが賞金稼ぎだった頃に彼の存在を知り、大ファンになる。超人的な力を手に入れた事で高慢になっていたピーターは家族と喧嘩し、キングコングを頼って泊めて貰った。『アルティメット スパイダーマン』のオリジナルキャラクター。
“リズ”エリザベス・アレンElizabeth Allan
ピーターの二人目の彼女。高校時代のピーターの初恋の相手だが、その頃は高嶺の花で見向きもされなかった(デートの約束をすっぽかされている)。ピーターがベティーと付き合い始めた頃にピーターを追いかけるようになり、三角関係になった[2][5]
後にハリーと結婚してハリーの会社の経営担当となった。彼の死後は、事実上の社長となっている。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではミュータントであり、ブラザーフッドの一員であるブロブが実の父親だと判明した。後にファイアスターとしてX-メンに加入する。

主要人物の血縁者[編集]

メイ・パーカー (May Parker)
ピーターの伯母。通称メイおばさん。母親代わりとして幼い頃からピーターと暮らしており、ピーターが最も愛する人物の一人。
後に最愛のピーターが、自分の嫌っていたスパイダーマンだった事を知るも、真実を受け止めたことにより、二人の絆は更に強くなった。しかし、『ワン・モア・デイ』以降はスパイダーマンの正体を知らない設定に回帰した。
  • 映画『スパイダーマン』シリーズ(「アメイジング・スパイダーマン」を除く)では最後までスパイダーマンの正体がピーターだとは気づかなかったが、「2」でドクター・オクトパスに襲われた際に当初嫌っていたスパイダーマンに救われたことから考えを改め、ヒーローと認めるようになった。
ベン・パーカー (Ben Parker)
ピーターの伯父で今では故人。通称ベンおじさん。
スパイダーマンの力を手に入れ己の力に慢心していたピーターが見逃した強盗に撃たれ、最期は彼の目の前で静かに「ピーター」と叫び息絶えた。彼の死によってピーターは悪と戦うヒーローへと目覚めた。
コミック・アニメ・映画、どのシリーズでも、生きている状態では最序盤にしか登場しないが、ピーターをヒーローへと導く非常に重要な役割を担っている。
メイデイ・パーカー (Mayday Parker)
現在のマーベルユニバースから20年後、MC2というパラレルワールド的な世界での、ピーターとMJの娘。ピーターの遺伝子(能力)を受け継いでおり、彼女が「伯父さん」と呼ぶベン・ライリーのコスチュームを着てスパイダーガールとして活躍している。恋人は、ファンタスティック・ファイブ(ファンタスティック・フォーの次世代チーム)のリーダーであるフランクリン・リチャーズ。
ノーマン・オズボーン (Norman Osborn)
ハリーの父親。詳しくは、#グリーンゴブリンを参照。
ジョージ・ステーシー (George Stacy)
グウェンの父で警部。スパイダーマンとドクター・オクトパスとの戦闘に巻き込まれた子供を救うが、自分は致命傷を負い、スパイダーマンの正体を知っていた事を告げて、娘であるグウェンの事をピーターに任せて息を引き取った。
アンナ・ワトソン (Anna Watson)
MJの叔母。メイおばさんとは非常に仲がよく、自分たちの甥と姪のお見合いを計画した事もあった。

新聞社「デイリー・ビューグル」関係者[編集]

“ロビー”ジョー・ロバートソン[4] (Joe'Robbie'Robertson)
仕事に忠実な「デイリー・ビューグル」編集長。ピーターの良き理解者。
高校では学校新聞担当、「ロケット」の通り名を持った暴走族だった。地方記事編集者として入社、現在に至る。
ベティー・ブラント (Betty Brant)
ピーターが二番目に好きになった女性[2]。生まれて初めての大恋愛[5]で、最初に付き合った女性。
秘書だったが、後に記者となる。
ネッド・リーズという記者と結婚したが、彼は国際的陰謀に巻き込まれて殺された。
J・ジョナ・ジェイムソン (J. Jonah Jameson)
2009年にニューヨーク市長当選。息子はジョン、ジョンの母は故人。再婚してにスパイダーウーマン(マッティー・フランクリン)を持つ。「アルティメット」では放送網を運営。
「ヒーロー」と立てられた元陸軍将校の父に母と共に虐待を受け、ヒーローを疑うように育ち高校に入り写真ボクシングに打ち込む。妻を強盗事件でなくしアルバイトで新聞社「デイリー・ビューグル」に入社してからたたき上げで社長となる。スパイダーマンが宇宙飛行士となったジョンの人気をさらっているとの思いと自社の新聞の売上目標をきっかけにスパイダーマンへのネガティブ・キャンペーンを行う。スパイダーマンが文書誹謗に対抗してジョンのみならずした人助けの量と、ジョナのスパイダーマンへの不信は比例してきた。
反骨精神の持ち主で権威に媚びへつらうことはない[† 2]。部下を怒鳴るのは日常茶飯事だが、皆慣れている[† 3]。1960年代のスタン・リーは、コミックの編集者という仕事の地位の低さに悩んでおり、コミックの主要人物にリーの性格が当てはまっている。
初期コミックスでは改造人間スコーピオン(後の3代目ヴェノム)や無人機スパイダー・スレイヤーなどを生み出し、ピューマとデクスター・ベネットに企業を買収された。後者の回では支払いを止められ一喝したピーターに怒鳴り返そうとしたら心臓発作を起こし、太極拳などのリハビリも必要とした。ビューグルの株を妻が買い戻すとロビーに編集長の座を渡す。

親交のあるヒーロー[編集]

ファンタスティック・フォー (Fantastic Four)
アメリカで最も信頼されているヒーローチーム。優れた科学者でもあるリードの科学力には、ピーターもよく世話になる。
スパイダーマンはファンタスティック・フォーが倒された際、ニュー・ファンタスティック・フォーとして活動した時期がある(残りの三人は、ウルヴァリンハルクゴーストライダー)。またヒューマントーチことジョニー・ストームが死亡(後に生きていたことが判明)し、残していた遺言から彼の代わりにチーム入りしていたこともある。
デアデビル (Daredevil)
本名:マット・マードック
盲目の弁護士。視力を失ったが、鋭敏な超感覚を手に入れた。スパイダーマンと同じく、ニューヨークでクライム・ファイター活動を行っている。宿敵はキングピン(後述)。
ブラックキャット (Black Cat)
本名:フェリシア・ハーディ
ミステリアスな女性怪盗として登場。当初はスーパーパワーを持たず、様々な仕掛けに頼っていたが、後に超能力を得る。
スパイダーマンの影響で改心した。スパイダーマンと親密な交際をしていたこともある。
シルバー・セーブル (Silver Sable)
シムカリアの傭兵集団ワイルド・パックの女性リーダー(本名は不明)。専用投擲武器「チャイ」の他、様々な武器・銃器・格闘術を扱う。
正義のためには暗殺も行う。そのため、スパイダーマンとは対立した事もあった。
ネイト・グレイ (Nate Grey)
通称、X-マン。パラレルワールド出身のミュータントでサイオニック能力を持つ。別次元のケーブルX-メンの)といえる存在。
ベン・ライリー (Ben Reilly)
ジャッカル(後述)によって造り出されたピーターのクローンであり、当初は彼がオリジナルだとされていた。
名前はベンおじさんと、メイおばさんの旧姓ライリーからそれぞれ取られた。
ニューヨークに来てからは、第二のスパイダーマンスカーレット・スパイダーとして活動していた。ピーターが育児のため一線を退いてからは、彼がスパイダーマンとなる(衣装に違いがあり、ピーターかベンか区別が可能)。
復活した初代グリーン・ゴブリンとの戦いで、ピーターをかばってグライダーを体で止めて死亡する。その後、塵になった。(クローンであるため)
『マーベル VS DC』に登場するのは、ピーターではなく彼。ただし、「ピーター・パーカー」という名前をペンネームとして使用している。
エゼキエル (Ezekiel)
謎の人物。ピーターと同様の能力を持ち、その正体も知っていた。ピーターにモールン後述)などの新たな敵の存在を教え、サポートする。また会社を経営しており、ピーターとは違ったやり方で人々を助ける。
実はエゼキエルはピーターにスパイダーマンの力を与えた蜘蛛の神の遺跡から力を盗んでおり、モールンなどの敵は彼に引き寄せられたといえる。唯一のスパイダーマンになり、蜘蛛の神の祟りを防ぐためにピーターを身代わりにしようとするが、自己犠牲と希望に満ちたピーターの精神に触れ、祟りからピーターをかばって死亡する。
ニューアベンジャーズ (The New Avengers)
解散していた旧アベンジャーズに代わり2004年に再結成されたヒーローチームで、スパイダーマンは再結成時からの初期メンバーである。それまでヒーローチームに本格的に所属した事がないスパイダーマンの初のチーム参加となった。
シー・ハルク
ピーターはジョナから詐欺で陥れられ立件してもらい、シー・ハルク個人として長期戦に持ち込む事をジョナに告げている。
ウルヴァリン
X-MENに属するミュータント。ニューファンタスティック・フォーやニューアベンジャーズではチームメイト。それ以外でもクロスオーバー作品や個人誌でのゲストキャラクターとして互いに出演することが多く、協力して闘うことも多い。

悪役(ヴィラン)[編集]

グリーンゴブリン (Green Goblin)
正体:ノーマン・オズボーン、ハリー・オズボーンなど 
コミック初期から登場するスパイダーマン史上最大の敵で、緑の悪魔「ゴブリン」を模した戦闘用コスチュームを着ている。
ピーターの恋人だったグウェン・ステーシーを殺害するなど、ピーター=スパイダーマンにとっては忘れられない宿敵である。
主に蝙蝠に似たマシンガン付きの無人機「グライダー」に乗り、幻覚ガスやカボチャ型の爆弾「パンプキン・ボム」を駆使して戦う。薬品で知能・筋肉・運動神経などが強化されているが、薬品の副作用によって精神が蝕まれている。
ノーマン・オズボーン
アルコール中毒の父から虐待を受け、家を出て富を得ようと電子工学と薬学を勉強して巨大軍需企業「オズコープ」を立ち上げ大金持ちとなった。学生時代から「緑の怪人」らしき者が自分の心的内部に存在していたらしい。
グウェンを殺され、怒りに満ちたスパイダーマンの反撃によって命を落とした。その死は偽装されたものであり、復活してベン・ライリーを殺害。
現在は「アイアンパトリオット」としてヒーローチーム「サンダーボルツ」のリーダーとして活躍している。
  • 映画『スパイダーマン』ではオズコープで開発したパワー増強剤の副作用によって凶暴性を秘めた人格が誕生し二重人格となったノーマンが、次世代兵士プロジェクトの試作型装備、ノーマンのセンスの入ったマスクを使いグリーンゴブリンとなる。スパイダーマンと対決した後、「仲間になれ」と持ちかけるも拒絶され、ピーターの正体を知ると彼を精神的に追い詰めるためメイおばさんやMJを襲撃するが、これがピーターの怒りに触れ反撃を受け、徹底的に殴打された末、正体を明かし泣き落としを図るも通用せず、グライダーで攻撃しようとするが避けられ自分に突き刺さり力尽きて息絶えた。ジキルとハイドのようにゴブリンとしての人格とノーマンの人格が分裂しているように描かれており、最期の瞬間にはノーマンの人格が表れた。
  • 映画『スパイダーマン2』と『スパイダーマン3』ではハリーの中の残留思念となってハリーをゴブリンにしようと現れる。
  • アニメ『スパイダーマン』ではホブゴブリンの方が先に登場しており、グリーンゴブリンの装備はホブゴブリンの物が薬品により変質したものとされる。
ハリー・オズボーン
ピーターの親友。友達の少ないピーターにとっては貴重な存在。
父ノーマンの死後、跡を継いでオズコープの社長となる。精神的ストレスが重なり、二代目グリーンゴブリン(初代はノーマン)と化した。父の敵であるピーター=スパイダーマンと何度も対立したが、最後は親友だったピーターを助け、静かに息を引き取った。
『One More Day』のメフィストによる歴史改変で彼の死は起こらなかったことになり、スパイダーマンの正体が隠されたことによって再びピーターの親友となった。父親とは対立している。
  • 映画『スパイダーマン3』に登場する二代目ゴブリン(ハリー)はパンプキンボムや遠隔操作型合金カッター以外を実用的な装備に変えた(映画撮影の試作段階でニューゴブリンの外見は初代グリーンゴブリンと全く同じであったが、急遽変更され、現在の物へとなった)。原作同様ノーマンが原因で、またニューゴブリンとして登記された。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では、ハリーはホブゴブリン(後述)になる。
ドクター・オクトパス (Doctor Octopus)
正体:オットー・オクタヴィアス、キャロライン・トレイナー
オットー・オクタヴィアス
4本の触手型の機械腕「アーム」を操るマッド・サイエンティスト。スパイダーマンを最初に挫折させた敵として、グリーンゴブリンと並んで有名である。スパイダーマンを倒すことを目的とした犯罪グループ「シニスター・シックス」のリーダー。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではジャスティン・ハマー配下の産業スパイであり、オズボーン社に潜り込んでいた。ノーマンが人体実験を行った際に研究室が爆発し、アームを装着して実験に立ち会っていたオクタヴィウスはアームと身体が融合してしまう。この事故によって狂気に取りつかれた彼は、産業スパイとして自分を雇っていたハマーにすべての責任があると考えハマーを襲撃する。アームの形を自由に変えられ、アームから電撃を放出することも出来る。コミック内の『スパイダーマン2』撮影現場に乱入し、スパイダーマンと一騒動起こしたこともある。
    後にクローン・サーガの黒幕として登場し、念動力で金属を自在に操るという能力が明らかにされた。
  • 映画『スパイダーマン2』では人工太陽の開発を行う科学者として登場し、実験を安全に行う為のアームを開発・装着して報道陣の前で開発中の人工太陽を披露したが、この時起きた事故で4本のアームと脊椎が癒着してアームのAIに意思を乗っ取られてしまう。アジトで人工太陽の開発を再開し始めスパイダーマンと激突するが、最終的にマスクを外したピーターの説得でAIの支配から逃れ、アームを制御装置なしで制御下に置く事に成功。暴走した人工太陽をハドソン川に自分と共に沈め、が如く海底へと消えた。映画ではシニスター・シックスを結成していない。
キャロライン・トレイナー
オットーが殺されたときに二代目のドクター・オクトパスとなった。現在はレディ・オクトパスと名乗っている。
ヴェノム (Venom)
正体:エドワード(エディ)・チャールズ・ブロック、アンジェロ・フォートナート、マクドナルド(マック)・ガーガン(作品によっては、ピーターも含まれる)
スパイダーマンがクロスオーバー『SECRET WARS』で入手して変幻自在の黒いコスチュームと誤認した異星の寄生生物シンビオートがスパイダーマンの能力をコピーして人間にとりついたことで生まれた怪物で、その外見や能力などからも第2のスパイダーマンと呼べる存在。
ピーターに悪夢を見せ、エネルギーを吸い取るようになりファンタスティック・フォーの協力で破棄された。シンビオートはスパイダーマンの能力をすっかり覚えてしまっており、新たな宿主に寄生してもその能力を使えるばかりか学習進化してスパイダー・センスの回避まで行うようになった。シンビオートは高熱と高周波音に弱く、ヴェノム自体の弱点にもなっている。
初登場は1980年代と比較的新しいキャラクターであるが、ダークヒーロー的な側面を持つもう一人のスパイダーマンということで若い世代のファンを中心にグリーンゴブリン、ドクター・オクトパスをも上回る人気を誇る。なお国内における名前の表記は2000年初頭まで「ベノム」であったが、『アルティメット スパイダーマン』での日本語表記が「ヴェノム」だったのに合わせてか、これ以降の表記は全て「ヴェノム」となった。
実写映画版の監督を担当しているサム・ライミはヴェノムのことについて「あまり好きではない」と発言した事がある。
エドワード(エディ)・チャールズ・ブロック
カメラマンであったエディはスパイダーマンに関する誤報記事を作成してしまった事で解雇され、ボディビルドによってそのストレスを克服しようとするが失敗に終わる。かつての宿主であるピーターに拒絶され、生き残ったシンビオートがエディを新たな宿主とした事でヴェノムが誕生した。エディやシンビオートがスパイディを恨む理由は逆恨みだがスパイディ以外に危害を加えることは少なく、むしろ「弱者の庇護」をモットーとして人助けを行っており、完全な悪人ではない。スパイディと協力して強敵(カーネイジなど)と戦ったこともあるため、因縁のライバルに近い関係である。因みにシンビオートとエディが合体した姿がヴェノムの為、一人称が「We(俺達)」になっている。
  • 映画『スパイダーマン3』では、エディ・ブロックJr.と一部名前が変えられている。ここでは下記にシンビオートとエディ視点での記載を行う。
シンビオート
流星群の一つが地球に落下した際に隕石の内部から出現し、近くにあったピーターのバイクに張り付いてついて行き、彼の傍で寄生する機会を窺っていた。その後、ピーターが伯父のベンを殺害したフリント・マルコの憎悪を抱きながら眠っている隙にピーターに取り付き、ブラックスパイダーマンとなった。ピーターは一時シンビオートの力に酔いしれるが、苛立ちや攻撃的感情を抑えきれずにMJや恋人となったグウェンまで傷つけてしまった為、黒いスーツを破棄することを決意し、教会の鐘で弱体化してピーターから引き剥がされるが、その光景を下から見ていたエドワードを新たな共生者に選び、ヴェノムへと変貌させた。映画内では終始「スーツ」と呼ばれる。
エディ
デイリー・ビューグル社に入社したパパラッチ。グウェンとは恋人関係だったがとある事故でグウェンがスパイダーマンに助けられたことをきっかけに一方的に別れを告げられてしまう。ピーターの証拠で自分の捏造した写真を告発され、解雇された。教会でピーターの死を神に祈っている最中にブラックスパイダーマンがコスチュームを破棄する光景を目撃、スパイダーマンの正体がピーターである事を知り、同時にシンビオートに襲われ融合した。彼はサンドマンに「MJを人質にスパイダーマン=ピーターをおびき寄せ、復讐しよう」と持ちかける。スパイダーマンとの戦いでは終始優勢を保ち、加勢に駆け付けたハリー=ニューゴブリンも殺すが、シンビオートの弱点に気付いたピーターの奇策によってシンビオートと強制分離させられてしまう。シンビオートの力に魅了され再融合を試みるが、ピーターが投げたパンプキンボムの爆発に巻き込まれて消滅した。
原作とは違い、一人称は「I(俺)」となっている。映画『スパイダーマン3』の吹き替え版でエディの声を担当している森川智之はカートゥーン・ネットワークで放送されているアニメのスパイダーマンで主人公のピーターを担当している。同作でメイおばさんが「復讐のような物」と言い、ピーターへの復讐心に満ちたエディは「復讐」と云う毒を越した「Venom(猛毒)」となっている。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では宇宙からのシンビオートではなく、ピーターの父親がガンの特効薬として作ったゲル状のスーツであった。ピーターはそのスーツの管理者であるエディに黙ってゲルスーツを持ち出し能力を試そうとするが、ゲルの一部に触れてしまい共生されてしまう(その姿はブラックコスチュームそのものである)。その力に歓喜する中、ベン・パーカーを殺した犯人が逃走しているのを発見、犯人を捕まえるが怒りの感情を抑えることが出来なくなり、ピーターは危うく犯人を殺しかけてしまう。ピーターはスーツを焼却炉に破棄したが、スーツの力に魅了されたエディはスーツを別の保管場所から取り出してスーツと共生しヴェノムと化してしまう。
  • 『スペクタキュラー・スパイダーマン』の13話では最終的にピーターがヴェノムの力には勝らないと諦め、シンビオートに自分のところへ戻ってくるよう呼びかける。その後シンビオートはエディの体を離れピーターの方へ寄生しに近づく(この状況でシンビオートがまだピーターの方がエディよりホストとして気に入っていることが分かる)が、ピーターの強靭な精神力によって体から取り外され、エディの元へ戻ろうとするところを始末される(シーズン2にて2度目の登場がある)。
アンジェロ・フォートナート
二代目のヴェノムとなったが、アンジェロの情けない有様に失望したシンビオートに見限られた揚句、強制分離されて転落死している。
マクドナルド(マック)・ガーガン(Mac Gargan)
エディが病魔に冒されたことなどを通して、シンビオートはスコーピオンとして既に登場していたマック・ガーガンの手に渡り、互いに合体して三代目ヴェノムと化した。
スコーピオン
スパイダーマンへの憎しみに凝り固まったジェイムソンが黒幕になって作られた改造人間。ジェイムソンを激しく憎んでおり、何度もその命を狙っている。伸縮し、電撃(アニメ版では酸に変更されている)を放つ「尾」を装備したコスチュームを着用している。元は私立探偵。
*『アルティメット スパイダーマン』における正体はピーターのクローンの一人。
カーネイジ (Carnage)
正体:クレタス・キャサディ
第3のスパイダーマンで、ヴェノムのシンビオートの細胞の一部がサイコキラーと融合して誕生した存在。スパイダーマンにとってもある意味で最強最悪の天敵と言える存在で、彼にいくつものトラウマを与えている。
ヴェノムのシンビオートが身につけた能力を忠実に受け継いでいるだけでなく、キャサディが細胞レベルでシンビオートと共生している為に、ヴェノムと違い寄生体の一部を槍などの凶器状にして投樀したり、カメレオンの様な擬態化も可能になっている。弱点はヴェノムと同じく高熱と高周波ではあるが、戦闘力に関してはスパイダーマンやヴェノムを遥かに凌駕しており、他の寄生生物を吸収して巨大化した事もある等、しぶとさに関しても半端ではない。カーネイジのシンビオートは、ジェイムソン、ベン・ライリー、スパイダーマンやシルバーサーファーなどに寄生したこともあり、更には自らの細胞を分裂させてトキシンやスコーンといった新たな共生体も生み出している等、いくつもの問題を引き起こしている。スパイダーマンとヴェノムを度々苦しめており、彼ら二人の暫定的な同盟によって何度か投獄されているが,その度に脱獄を繰り返しては新たな事件を起こしている。
クレタス・キャサディは子供の頃より精神に異常をきたした残虐な性格の持ち主で、祖母や飼い犬を殺し、自身を虐待した孤児院の院長も殺害して孤児院にも火を放っている。これらの経緯で、人生の無意味さや法律が言葉だけのものに過ぎない事を思い知ったキャサディは、やがて自分が死ぬ事を異常なまでに恐れるようになり、他人を殺し続ける事で自分の死を遠ざけようと決めた結果、「自分を阻害した」とする人類全てへの報復活動として殺戮を繰り返していた。やがて警察に捕まりライカーズ島の刑務所に投獄された事で、初代ヴェノムであったエドワードと同房になったが、彼とは全く相容れない思想であった事から非常に仲が悪かった。エドワードがシンビオートに寄生されてヴェノムになり牢を破壊し脱走した際、ヴェノムから分裂したシンビオートの細胞片が破壊された牢屋の壁に張り付き、キャサディに寄生。これによってカーネイジが誕生した。
スーパーヒーロー「セントリー」によって宇宙空間で引き裂かれて殺害されたと思われていたが、実は共に仮死状態で生きていた。事業家であるマイケル・ホールに回収されたシンビオートは、新型の義手や義足として機能する為の素材として利用される事になるが、腕を失った精神科医タニス・ニーヴスがこれを着用した事でシンビオートが覚醒。新たなカーネイジとなって暴走するシンビオートは、下半身をサイボーグ化する形で生存していた元の宿主であるキャサディの所へと戻り、新たに飛行能力も得る形で完全復活を果たす事になった。
アンチヒーロー的な色合いの強いヴェノムと異なり、完全な悪役的スパイダーマンという設定からも人気はかなり高く、様々なゲームなどにもグリーンゴブリンやドクターオクトパスに先駆けて登場している。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではコナーズ教授(後述)によってピーターの血液とコナーズ教授の血液からヴェノムのスーツのデータを基に作り出された人造生命体。身体構造を安定させるために人を殺害、吸収し続け、ピーターを狙う最中にグウェン・ステーシーを殺害した。激怒したピーターによってヴェノムスーツを捨てた焼却炉で倒されたかに見えたが、後に吸収したグウェンの姿を借りて再登場する。
サンドマン (Sandman)
正体:ウィリアム・ベイカー(フリント・マルコ…少年時代に使っていた偽名)
体を自在に砂に変化させることのできる怪人。ドクター・オクトパス率いる「シニスター・シックス」の一員であり、「フライトフル・フォー」の一員でもある。
もともと犯罪者であり、脱獄中に砂浜で核実験の爆発に巻き込まれ、肉体を砂状にすることができるようになった。腕をハンマーなどの武器に変えて攻撃し、自らの体を巨大化させることもできる。弱点は水。
ハイドロマン(後述)と融合してしまい、マッド・シングという泥の怪物になって大暴れしたことがある。
  • 映画『スパイダーマン3』ではベンおじさんを殺害した張本人で、脱獄中に素粒子実験場の素粒子分解装置に入り込んでしまい、体の分子が全て砂状になってしまったという設定。離婚した妻が引き取っている病魔に侵されていた娘のペニーを救う為に、やむなく強盗行為を繰り返す。街中でダンプに詰まった砂を吸収して砂の巨人になり一度はスパイダーマンを破るも、パワーアップしたブラックスパイダーマンとの戦いの中、破壊された配水管から噴出した激流によって泥になってしまい流されるが娘への想いによる執念からどうにか生き延び、ピーター=スパイダーマンに逆恨みしていたヴェノムの誘いに乗りMJの誘拐に加担し、再び巨人化して警官隊をなぎ払い、スパイダーマンを追い詰めていく。が、援軍として駆けつけてきたニューゴブリン=ハリーとの一騎打ちに敗れる。ヴェノムを撃退したスパイダーマンの前に現れ、ベンに説得されたが、相棒が駆け付けた事に気を取られた拍子に銃を暴発させてしまった事でベンを殺してしまったという真相を告白し、今でもその事を後悔し続けていた事を話し、それを聞いたスパイダーマン=ピーターに「許す」と言われ、哀しみに満ちた表情のまま砂嵐になって姿を消した。実写映画シリーズでは、唯一命を落とすことの無かったヴィランであり、シニスター・シックスが実写映画では結成されていない為、メンバーにもなっていない。
リザード (Lizard)
正体:Dr.カーティス(カート)・コナーズ
優秀な科学者だったが、実験に失敗して片腕を無くした。爬虫類の再生能力に目をつけ、自分の腕を再生させる実験を行ったが失敗に終わり、血清の副作用によって蜥蜴人間となった。解毒剤を服用して人間に戻ったが、極度のストレスが加わると怪物化してしまう。
コナーズ博士とスパイダーマンは、協力関係にある。また映画版やアニメ版ではピーターの通う大学の教授でもある。
東映版スパイダーマンの第一話に登場するマシーンベム「暴君竜」のモデルとされる。
  • 映画『スパイダーマン2』ではカート・コナーズとしては登場しており、オットー・オクタヴィアスの親友という設定。
  • 映画『スパイダーマン3』ではピーターの依頼を受け、シンビオートを調査した。小説版では続編で彼がリザードに変貌する事を仄めかす描写がある。ゲーム版ではリザードとなって登場している。
  • 映画『アメイジング・スパイダーマン (映画)』では、ヴィランとして登場する。
マンウルフ (Man-Wolf)
本名:ジョン・ジェイムソン
ジョナの息子で元宇宙飛行士。月面で未知のエネルギーを浴び、月を見る度に狼男となってしまう体質になってしまった。
スパイダーマンに助けられてからは収監所で働いている。「アザー・レルム」なる別次元に飛ばされ、死亡したスターゴッドのパワーを受け継いだ。
  • 映画『スパイダーマン2』ではジョン・ジェイムソンとしては登場しており、MJの婚約者だった。
ホブゴブリン (Hobgoblin)
正体:ロデリック・キングスレー、ネッド・リーズ、ジェイソン・フィリップ・マッケンデールJr.など
グリーンゴブリンの基地を見つけた男の仲間が、その名声を奪おうと、そこにあったゴブリンの装備を改良して誕生した。薬の改良によって、(グリーンゴブリンとは違い)狂気には陥っていない。現在はロデリックは新たなゴブリンに殺された。以後五代目にまで代替わりし、当代のホブゴブリンの正体はフィル・ユーリックとなっている。
  • アニメ『スパイダーマン』ではグリーンゴブリンよりも先に登場しており、ここで登場するのは原作では四代目にあたるジェイソンである。
  • 『アルティメット スパイダーマン』におけるホブゴブリンの正体はハリー・オズボーンである。グリーンゴブリン(ノーマン)と死闘を繰り広げた末に殺される。
クレイヴン・ザ・ハンター (Kraven the Hunter)
本名:セルゲイ・クラヴィノフ、アリョーシャ・クラヴィノフ
セルゲイ・クラヴィノフ
没落したロシア貴族の息子で、カメレオン(後述)は異母弟でもある。「シニスター・シックス」の一員。
人生最後の獲物としてスパイダーマンを選び、追い詰める。スパイダーマンを仮死状態にし、墓に埋めたこともある(スパイダーマンが仮死状態の間、彼のコスチューム(ブラックコスチューム)を纏い、スパイダーマンとして行動した)。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではTVタレントであり、視聴率を稼ぐためにスパイダーマンに挑むもあっけなく倒される。その後、違法な遺伝子実験の結果、狼のような姿となる。
アリョーシャ・クラヴィノフ
セルゲイの息子。セルゲイの死(自殺)後、クレイヴンの名を継いだ(後にアル・クレイヴンと改名)。
カメレオン (Chameleon)
本名:ドミトリ・スメルダコフ
コミックにおいて、スパイダーマンと最初に戦ったヴィラン(ベン・パーカーの殺害犯は「普通の犯罪者」であり、ヴィランには含まれない)。
優秀なスパイで、変装の達人。セルゲイ・クラヴィノフの異母弟(母はメイドだった)で、彼の屋敷で召使いをしていた過去をもつ。
初期は変装にマスクを使っていたが、後に肉体の組織を変化させあらゆる人物に変身出来る能力を身につけた。相手に幻覚を見せることもできる。
スパイダーマンの正体を知るが、精神崩壊を起こしてしまい、飛び降り自殺をした。
エレクトロ (Electro)
正体:マックスウェル・ディロン
電気工事中の落雷事故によって「人間発電機」と化した。両手から高圧電流を放つ。地球の磁場に乗って飛行もできる。空中に留まっていれば、彼の電撃は無効化される。1964年(連載2年目)に登場した古参のヴィランで「シニスター・シックス」の一員。
  • 1990年代のアニメ『スパイダーマン』には一度(二話に渡ってだが)しか登場していない。
  • 2003年制作の『スパイダーマン 新アニメシリーズ』では、マックス・ディロンとして登場。ピーター達の級友で、彼と同じく冴えないいじめられっ子だった。何とかクラブのパーティに参加しようとしたが、ダグを初めとするメンバーに逆に馬鹿にされて追い返され、失意の中でネオンへの落雷に遭遇し感電して電気が人型に集まった「電気人間」となる。復讐心に染まって暴れまわった挙句ダグを感電死させるが、スパイダーマンと戦った末にアース線を刺されて、電気となり街の送電網へと拡散した。シリーズ終盤になって復活し、ひそかに想いを寄せていた女性を自らと同じ電気人間にしようと暗躍するが、これもスパイダーマンに阻止される。最期にはバッテリーの中に閉じ込められた末に海に投げ込まれ、ショートを起こして爆発し、海中に飛散して死亡した。
ミステリオ (Mysterio)
正体:クエンティン・ベック、ダニエル・バークハート、フランシス・クラム
特撮技術者。SFX技術や、バーチャル・リアリティ技術を悪用して犯罪を繰り返す。「シニスター・シックス」の一員。
初代のベックが自殺後、友人であったダニエルが二代目となり後を継いだ。さらにコスチュームをキングピンから入手したフランシスが三代目のミステリオとなり、その後ベックも復活を遂げる。
三代目のフランシスはテレポーテーションなどの能力を持つミュータントであり、トリックを一切用いない。
ヴァルチャー (Vulture)
正体:エイドリアン・トゥームス
自らが発明した飛行スーツを悪用する御年90歳の老人。特殊兵器で若返った事もあったが老人の姿に戻っている。「シニスター・シックス」の一員。
ビートル (Beetle)
本名:エイブナー・ロナルド・ジェンキンス、レイラ・デイヴィス
エイブナー・ロナルド・ジェンキンス
飛行機工場のメカニックだったが、その技術を利用して甲虫のようなアーマーを作り、犯罪活動をするようになった。暴力団組織「シニスターシンジケート」の一員だった。
後に改心したふりをして、正義のヒーローとして活躍している。現在は異なるデザインのアーマーを着用しマッハ-IVに改名。
レイラ・ディヴィス
ヴィランである夫が死亡したあと、ジェンキンスが捨てたビートルのアーマーを着用している。
ライノ (Rhino)
正体:アレクセイ・ミハイロビッチ・シチェビッチ(アレックス・O・ハーン)
ロシアからやってきた移民(労働者)だったが、人体実験によってサイを模したチタニウム製スーツを着た超人へと生まれ変わった。本人いわく、エコロジーを守ろうとしている。「シニスターシンジケート」の一員。ハルクとも因縁がある。
ハイドロマン (Hydro-Man)
正体:モリス・ベンチ
元船員。水素実験中、事故で水素ガスを浴びてしまったため、肉体を液状にすることができるようになった。水素ガスを浴びた原因は、スパイダーマンが船内に入ってトラブルになり、海に転落したため。
サンドマンと融合してしまい、マッド・シングという泥の怪物になって大暴れしたことがある。「シニスターシンジケート」の一員。
ショッカー (Shocker)
本名:ハーマン・シュルツ
ガントレットと防護スーツを自己開発した三流の泥棒。両手のガントレットから衝撃波・振動波を発射する。「シニスターシンジケート」の一員。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では登場するたびにスパイダーマンに一蹴される三流の悪役として度々登場する。
モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア (Morbius, the Living Vampire)
本名:マイケル・モービウス
ノーベル賞を受賞したこともある優秀な生物学者だったが、特殊な血液の病気にかかり、生ける吸血鬼と化してしまった。
悪人ではないが、人の血を飲まなければ生きられない宿命にある。吸血鬼ハンターのブレイドとは時に敵対し、時に共闘する関係にある。
  • アニメ『スパイダーマン』ではピーターと同じ大学に通う留学生で、放射能を帯びた吸血コウモリに噛まれてコウモリ人間と化してしまう。
ジャッカル (Jackal)
本名:マイルズ・ウォーレン
スパイダーマンが通っていた大学の教授だったが、スパイダーマンの恋人だったグウェンに横恋慕し、彼女の死から狂人と化してしまった。その後、スパイダーマンやグウェンのクローンを造り出し、さまざまな計略でスパイダーマンを苦しめた。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではマイルズ・ウォーレンがハリーのカウンセラー役として登場。また、メイおばさんと付き合っていた。
マッド・ジャック (Mad Jack)
正体:ダニエル・ベークハート、マグワイア・ベック
ミステリオ同様にSFXやバーチャル・リアリティの技術を駆使する。ダニエルは先述通り後に二代目ミステリオとなり、初代ミステリオのクエンティンの従姉妹であるマグワイアが後を継いだ。
元々はジャック・オ・ランタンという名の悪役(なお、初代は後の四代目ホブゴブリンことジェイソン・マッケンデールである)だが、ダニエル以後はマッド・ジャックと名乗っている。
キングピン (Kingpin)
本名:ウィルソン・フィスク
暗黒街の顔役。肥満体に見えるが全身筋肉の塊で、相撲の達人。デアデビルパニッシャーの宿敵。
アリスター・スマイス (Alistair Smythe)
スパイダーマンを抹殺する目的で作られたロボット、スパイダー・スレイヤーの製作者スペンサーの息子。父の死後スパイダー・スレイヤーの製作を引き継いだ。キングピンの元で働いていた事もある。
下半身不随で車椅子に乗っていたが、やがて究極のスパイダー・スレイヤーとして自らに改造手術を施し、超人的な身体能力を身につける。
  • アニメ『スパイダーマン』ではキングピンに失敗の責任を取らされ、生体ロボットにされた。
スクリーム (Scream)
正体:ドナ・ディエゴ
ヴェノムに寄生していた共生体を使い、ライフ財団によって人工的に作り出された人造シンビオート。ウェブではなく髪を使って攻撃する。のちに精神が暴走して仲間のシンビオートを殺し、ヴェノムにも襲い掛かった。しかし返り討ちにあい、投獄される。
モールン (Morlun)
太古から存在する吸精鬼。蜘蛛の神の力を得た現時点でのスパイダーマン=ピーターを狙う。手で触れることによって相手のエネルギーを吸収することが出来、身体能力もスパイダーマンと同等以上である。
1度目の対決では援護に現れたエゼキエルを下し、ピーターを追い詰めるも、ピーターの奇策に敗れる。しかしこの対決で大怪我を負ったピーターはメイおばさんに正体がばれてしまう。
2度目の対決ではピーターの片目を奪い瀕死に追い込む。しかし突如蜘蛛の力を強化し復活したピーターにエネルギーを吸い尽くされ消滅する。その直後ピーターは死亡した。

その他[編集]

ノコギリマン・ボーンソー
ザ・フライング・ダッチマン

書籍[編集]

漫画作品[編集]

原書(漫画作品)[編集]

詳細はBibliography of Spider-man titles英語版ウィキペディア)を参照

Amazing Fantasy #15
スパイダーマンのデビュー誌。
『Amazing Fantasy』自体は不人気のためこの号で打ち切りとなったが、「どうせ打ち切りなら、好きなことをしよう」と、スタン・リーがスパイダーマンを登場させたところ、その反響が大きくスパイダーマンは独立誌を持った(連載化された)。
アメイジング・スパイダーマンThe Amazing Spider-Man
1963年2012年。全700号。スパイダーマンの基本となったシリーズ。
Marvel Team-Up
(Vol.1) 1972年1985年。全150号。毎回他のヒーローやヴィランが登場するシリーズ。
(Vol.2) 1997年1998年。全11号。
(Vol.3) 2005年2006年。全25号。
The Spectacular Spider-Man
(Vol.1) 1976年1998年。全263号。スパイダーマンの第二のレギュラーシリーズ。
(Vol.2) 2003年2005年。全27号。
Web of Spider-Man
(Vol.1) 1985年1995年。全129号。スパイダーマンの第三のレギュラーシリーズ。
(Vol.2) 2009年2010年。全12号。
Peter Parker: Spider-Man
(Vol.1) 1990年1998年。全98号。スパイダーマンの第四のレギュラーシリーズ。
(Vol.2) 1999年2003年。全57号。
アルティメット スパイダーマンUltimate Spider-Man
2000年、連載が長期化し複雑になりすぎたため、メインシリーズの設定をリセットして0から始められた新シリーズ。アルティメット・マーベルの作品の一つ。
2011年6月の第160号でUltimate世界のピーターパーカーは戦死。新シリーズ「Ultimate Comics: Spider-Man」ではヒスパニック系の黒人の少年マイルズ・モラレスが新スパイダーマンになった。
Avenging Spider-Man
2011年2013年。全24号。スパイダーマンと他のヒーローがチームを組んで事件を解決するシリーズ。
The Superior Spider-Man
2013年に創刊。The Amazing Spider-Manの終了を受けて始まったシリーズ。
Superior Spider-Man Team-Up
2013年に創刊。毎回他のヒーローやヴィランが登場するシリーズ。

翻訳版(漫画作品)[編集]

スパイダーマン
光文社刊。小野耕世監修による一番古い邦訳版。全8巻で、第1巻にはオリジン(原点)が収録されている。これ以降の邦訳版は、通常のアメコミと同じくB5サイズで発行されたが、本シリーズでは一般の日本の漫画と同じく単行本サイズで発売され、各巻最初の10ページ程がカラーで、後は白黒で印刷されていた。他に『ファンタスティック・フォー』や『キャプテン・アメリカ』なども同じシリーズで発行された。
ポップコーン
光文社刊。日本の漫画とアメコミを掲載した隔月刊漫画雑誌で、上記の単行本に続き、複数のアメコミの邦訳版が掲載された(邦訳版の『X-MEN』は、この雑誌の創刊号が初収録となる)。全6号の内4号にスパイダーマンが登場。
スパイダーマン
集英社刊。アメリカ建国200年となる1976年に、アメリカ文化の紹介として短期集中で週刊プレイボーイに連載された。ヒューマン・トーチやクレイブン、バルチャーとの戦いが描かれる。訳者は滝沢解
マーヴルクロス
小学館プロダクション刊。マーベルコミックスの作品を収録した月刊誌で、1996年から刊行された(現在は休刊)。スパイダーマンは、個人誌が収録されている他、『インフィニティ・ガントレット』などのクロスオーバーにも登場している。
エイジ・オブ・アポカリプス
小学館プロダクション刊。基本的には、X-メン関係を収録している。『マーヴルX(クロス)』で全滅した、X-メンの続編に当たる(パラレルワールドが舞台となる)。ピーターは死亡しており、登場しない。グウェン・ステイシーが登場する他、ハルクやアイアンマン、ホークアイ、デアデビルなどが登場する(ただし、彼らは本筋には絡んでいない)。
オンスロート
小学館プロダクション刊。基本的には、X-メン関係を収録している。スパイダーマン(ベン・ライリー)は、個人誌(ピーターとメリージェーンも登場)の他、終盤のクロスオーバーにも登場している(ほぼ全てのマーベルヒーローが巻き込まれている)。
DC vs マーベル
ジャイブ刊。DCとマーベルの大規模クロスオーバー。マーベルユニバースの運命をかけ、スパイダーマン(ベン・ライリー)は、DCのスーパーボーイと対決した。
『アメコミ&ムービー・スーパーガイド』
新潮社刊。次項の『アルティメット』の刊行に先立って発行された解説本。綴じ込み付録として「the amazing spider-man #36」が収録されている。このエピソードは通称「スパイダーマン911」と呼ばれ、アメリカ同時多発テロ事件をリアルタイムで扱った唯一のアメコミ作品である。
アルティメット スパイダーマン
新潮社刊。『Ultimate Spider-Man』の邦訳版(11巻で出版を中断している)。

日本オリジナル版(漫画作品)[編集]

スパイダーマン
作画:池上遼一別冊(月刊)少年マガジン1970年1月号〜1971年9月号
毎号100頁で連載された。マーベルの正式な許諾を受けての翻案であるため、コスチュームは米国版(オリジナル版)と同じである。内容は、日本の社会情勢に合わせたために独特の(一般に「暗い」「救いがない」と言われる)世界観であった。おばさんと二人暮しの日本の高校生、小森ユウがスパイダーマンになる。初期の設定は原作にごく近い。
前半は、アメリカンコミックスに造詣の深い映画評論家の小野耕世がストーリー・ライターを務め、リザードやエレクトロ、ミステリオなど、米国版通りのヴィランが登場した。コスチュームや外見は同じだが、顛末などが異なる(上記の通り、暗い)。
後半は、平井和正をストーリー・ライターに迎え、更に独自性を増した。平井は、自らの短編小説3篇(作家デビュー前に書いたノンSF作品1篇を含む)を「冬の女」、「ストレンジャース」、「金色の目の魔女」に転用した。その一方で、主人公の輸血を受けた人間が超能力を持つ「スパイダーマンの影」や、超能力者の残留思念が人を襲う「虎を飼う女」を、代表作の1つ『アダルト・ウルフガイ』シリーズに転用している。
スパイダーマンJ
作画:山中あきら。月刊コミックボンボン2004年9月号〜2005年11月号。
Jは、単行本の書き下ろしページで、アメリカのスパイダーマン(ウェブの設定から映画版と推察される)と会話している。本編中では、ブレイドファンタスティック・フォーと共演している。

小説[編集]

原書(小説)[編集]

『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』
著者:Len Wein and Marv Wolfman
ノベライズではなく、オリジナル小説。シリーズ第1巻。ドクター・オクトパスが登場する。
『CRIME CAMPAIGN』
著者:Paul Kupperberg
シリーズ第8巻。キングピン、シルヴァーメインが登場する(2~7巻は、他のマーベルヒーローが主人公)。
『MURDERMOON』
著者:Paul Kupperberg
ハルクとの共演作。

翻訳版(小説)[編集]

『驚異のスパイダーマン』
早川書房刊。『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者はLEO。
解説では、スパイダーマンについての簡単な説明がある。
『驚異のスパイダーマン2』
早川書房刊。『CRIME CAMPAIGN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。
解説では、ガールフレンドについての説明がある。「本文中に、グウェン・ステイシーの名が出てこないのは、その死が、ピーターの心に重くのしかかっているからではないか?」と解説者が推測している。
『超人ハルク対スパイダーマン』
早川書房刊。『MURDERMOON』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。
解説では、ハルクについての簡単な説明がある。

映像作品[編集]

映画[編集]

スパイダーマンの設定は「実写では再現不可能」と言われていたが、映画『スパイダーマン』は当時のCG技術を結集させ、再現に成功した。実写映画シリーズは3で完結する予定が好評のため4〜6の製作が発表されたが、学生期を描く作品にするため、ソニーピクチャーズはサム・ライミトビー・マグワイアを降板にし、新たなリブート作品を制作する事を発表した。同作は3D映画となった。また、ヴェノムを主役にしたスピンオフ映画も企画されていたが長らく続報がなかった。しかし、2012年3月現在、企画が本格始動した。

テレビドラマシリーズ[編集]

製作は実写映画シリーズと同じColumbia Pictures。全15話。
ヴィランを含む主要キャラが殆ど登場しないなど原作とは大幅な改変が行われている。日本では枠の長い3作がビデオ発売され、第1作は劇場公開もされた。主演はニコラス・ハモンド。
東映がマーベル・コミックのキャラクターを借りて日本向けに完全新作として制作した特撮テレビドラマシリーズ。1978年5月17日から1979年3月14日にかけて東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送され、1978年7月22日には劇場版も公開された。巨大変形ロボット「レオパルドン」も登場する。
2005年12月9日にはDVD-BOXが発売され、2009年3月5日からはマーベル・コミック公式サイトにて無料配信が開始された。

アニメシリーズ[編集]

ゲーム作品[編集]

コンピューターゲーム[編集]

主演作品[編集]

  • スパイダーマン MD(1991年10月18日)
天井や壁に張り付くことができる。ただし、張り付いている間、プレイヤーはボタンを押し続けている必要がある(ボタンから指を離すと、スパイダーマンも地面に降りる)。
最高の難易度である「ナイトメア」に設定すると、常にヴェノムが登場し、邪魔をしてくる。ヴェノムのHPは高く、強敵である。
スパイダーマンの他に操作キャラクターとしてサブマリナーブラックキャット、ホークアイが用意されており、4人までの同時プレイが可能。
通常のベルトスクロールアクションゲームと同じように操作キャラクターが大きく表示されるモードと操作キャラクターが縮小して表示され広い画面内を動き回るモードが、シーンによって切り替わるという特色がある。
  • MAXIMUM CARNAGE スパイダーマン&ベノム カーネイジの逆襲 MD(1995年5月26日)
スパイダーマンとヴェノムを操作してカーネイジを倒すベルトスクロールアクションである。難易度はかなり高い。MD末期に登場したためか流通量が非常に少なく、現在入手は非常に困難である。
  • スパイダーマン PS(2001/04/26)
TPS視点のアクションアドベンチャーゲーム
  • スパイダーマン/ピーター・パーカー(声 - 三木眞一郎/英 - リノ・ロマノ
  • メリー・ジェーン・ワトソン(声 - 佐久間レイ/英 - ジェニファー・ヘイル
  • ドクター・オクトパス(声 - 辻村真人/英 - エフレム・ジンバリストJr.)
  • ヴェノム(声 - 根本央紀/英 - ダラン・ノリス
  • カーネイジ(声 - 坂口候一/英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
  • スコーピオン(声 - 梁田清之/英 - ダラン・ノリス)
  • ミステリオ(声 - 坂口候一/英 - ダラン・ノリス)
  • ライノ(声 - 梁田清之/英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー)
  • ブラックキャット(声 - 佐久間レイ/英 - ジェニファー・ヘイル)
  • パニッシャー(声 - 梁田清之/英 - ダラン・ノリス)
  • リザード(声 - 辻村真人/英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー)
  • J・ジョナ・ジェイムソン(声 - 辻村真人/英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー)
  • 強盗(声 - 三木眞一郎)
  • ナレーション(声 - 宗矢樹頼/英 - スタン・リー)
  • スパイダーマン GB(2001年4月27日)
  • スパイダーマン -ミステリオの脅威- GBA(2002年4月26日)
  • SuperLite 1500シリーズ SPIDER-MAN PS(2002年10月31日)
上記プレイステーション版の廉価版。
  • SPIDER-MAN2 ~ENTER:ELECTRO~ PS(2002年10月31日)
  • SPIDER-MAN PS2GCXbox(2003年2月13日)
  • スパイダーマン2 PS2(2004年9月30日)、DS(2005年1月06日)、PSP(2006年10月31日)
  • Ultimate Spider-Man DS(2006年)、GC(2006年)、PS2(2006年8月24日)
  • スパイダーマン3 PS2・PS3Wii

カプコン製格闘ゲーム[編集]

マーヴル側から「これまでのメディアで一番スパイダーマンらしい動き」と評価された。
上記2作はヴェノムも登場する。

クロスオーバー作品[編集]

海外ではPS2・Xbox・PSP・Xbox 360・GBAでも発売した。

日本版未発売タイトル[編集]

主要作品[編集]
クロスオーバー作品[編集]
その他[編集]
キーチェーンサイズになった、任天堂ゲーム&ウオッチである。日本未発売。

敵役として登場[編集]

セガから発売された、メガドライブアクションゲーム。珍しいことに敵ボスとして登場。初期版では著作権を侵害しそうな「そっくりさん」であったが、後期版ではセガがほかのゲームのためにマーベル社から版権を取得したので「本物」として登場。

ボードゲーム[編集]

  • スパイダーマン THE GAME OF THE AMAZING SPIDER-MAN(1984年
ツクダホビーより販売。
プレイヤーは2名で、それぞれがピーター・パーカー(スパイダーマン)、ヴィランを担当する。
登場するヴィランは、グリーンゴブリン、サンドマン、ドクター・オクトパス、キングピン、クモ殺しロボット(スパイダースレイヤー)。
第三勢力として、警官隊も登場する(スパイダーマンが標的になる場合もある)。
デザイナーのリプセット.Eは、「犯罪現場にスパイダーマンが登場すると、ヴィランは逃亡よりも戦闘を優先する。彼らは、どうやって生計を立てているのか?」と疑問を呈している。

パチンコ[編集]

2005年2月より、高尾から「CRスパイダーマンNEO」が出荷された。過去に見ない特徴は、スタートチェッカーへの通過口に上部から液晶パネルの前を通り落ちてくるという、まれに見るルートを採用した。

2007年には、タイヨーエレックから、スパイダーマンを含むマーベルヒーロー達が総登場する「CRマーベルヒーローズ」が出荷されている。この台では、ファンタスティックフォー、X-MAN、ハルク、エレクトラ等総勢39名のキャラクターが登場する。

パチスロ[編集]

2006年に、サミーから5号機パチスロスパイダーマン2」が出荷された。実写映画版2作目を題材にしている。

アトラクション[編集]

1999年、アメリカ・オーランドのテーマパーク「ユニバーサル・オーランド」にあるIslands of Adventureで、コミック版スパイダーマンをテーマにした「The Amazing Adventures of Spider-Man」が登場。2004年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも多少の改良を加え、「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」として登場。移動型ライドと3D映像を駆使したアトラクションで、とても評価が高く現在もUSJの人気アトラクションとなっている。なお、日本版ではナイトゴーグル(3Dメガネ)が青色への変更や、ライド乗車中の写真撮影などが追加されている。 登場する敵は、「シニスターシンジケート」のドクター・オクトパス、ホブゴブリン、エレクトロ、ハイドロマン、スクリーム。待ち列内に敵のプロフィールなどの載ったボードがあり、アトラクションの待ち時間の具合によっては見られることがある。

ストーリー
ゲストがデイリービューグル社の見学をしている最中に、ニューヨークで自由の女神が盗まれる大事件が発生。 編集長のJ・ジョナ・ジェイムソンは、見学中のゲストを最新の取材用車両「スクープ」にのせ、取材に行かせる。取材に出たゲストは、スパイダーマンとともに大事件に巻き込まれる。

舞台化[編集]

2011年6月14日、ブロードウェイにて『 Spider-Man Turn Off The Dark 』の題で初演された。
ピーター・パーカー(スパイダーマン)役はリーヴ・カーニー、メリー・ジェーン・ワトソン役はジェニファー・ダミアーノが務める。音楽は、U2ボノジ・エッジが担当する。[† 4]

当初の上演開始は2010年12月を予定していたが、主要スタッフ・キャストのケガ発生、資金の不足等々問題が重なり、6回ほど延期された。[† 5]

その他[編集]

  • オーストラリアの学生によって『Italian Spiderman』というパロディ動画が作られ、YouTube等の動画共有サイトで人気を集めている。
  • スパ淫ダーマン』(原題:Spiderbabe)は、スパイダーマンをパロディにしたポルノ映画
  • 「スパイダーマン」は和訳すると「とび職」の意味になるが、そういう意味ではない。
  • 高層ビルに命綱無しで登ることで知られるフランスアラン・ロベールは、「スパイダーマン」と呼ばれている。
  • レーシングドライバーのガブリエル・タルキーニは大のスパイダーマンファンで、白地に蜘蛛の巣をデザインしたヘルメットを使用している。
  • 同じくレーシングドライバーのエリオ・カストロネベスは、レースに優勝するとよく観客席の金網によじ登るパフォーマンスを見せることから、ファンや関係者から「スパイダーマン」と呼ばれている。
  • 歌舞伎役者・中村獅童は大のスパイダーマンファンで、映画のプロモーションの際、スパイダースーツを着て協力した。また舞台のカーテンコールで、蜘蛛糸を投げスパイダーマン・パフォーマンスすることもある。
  • DJ OZMA2007年9月ユーロビートソング「Spiderman」を発表している(マーク・フォスターのカバー曲。原曲はVIP MEGA EUROSTAR 3rd Stageなどに収録されている。)
  • おぼっちゃまくんの「シンパイダーマン」というキャラクターは、このスパイダーマンのパロディである。
  • アメリカではスパイダーマンに似たカラーリングのレッドヘッドロックアガマというトカゲがペットとして人気である。


脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ ただしこのフレーズは元はベンの台詞ではなく、掲載されていた『Amazing Fantasy』#15のキャプションである。近年の回想シーンではベンの台詞となっている。
  2. ^ 『X-メン:ゼロ・トレランス』(小学館プロダクション)第3巻では、バスチオンに反抗している。バスチオンは、アメリカ政府と手を結んで「ミュータント抹殺作戦」を実行している人物(オリジナルは『THE UNCANNY X-MEN』#346)。
  3. ^ 『オンスロート』(小学館プロダクション)第3巻では、部下から信頼されている様子を見せている。この時、ニューヨークはオンスロートにより壊滅の危機にあったが、記者たちは精力的に取材を続けている(オリジナルは『THE AMAZING SPIDER-MAN』#415)。
  4. ^ ミュージカル版「スパイダーマン」、ブロードウェーで上演へ(asahi.com、2010年8月11日)
  5. ^ 問題続きの舞台版「スパイダーマン」、新監督迎え6月から本公演(asahi.com、2011年4月19日)

出典[編集]

  1. ^ 『スパイダーマン パーフェクト・ガイド』(小学館プロダクション)P82〜83
  2. ^ a b c 『驚異のスパイダーマン2』(ハヤカワ文庫Jr10)の解説P254〜255
  3. ^ 小野耕正著『アメリカン・コミックス大全』(晶文社)177、181頁
  4. ^ a b 名前表示は、『スパイダーマン パーフェクト・ガイド』(小学館プロダクション)索引より
  5. ^ a b 『スパイダーマン パーフェクト・ガイド』(小学館プロダクション)P16〜17

関連項目[編集]

外部リンク[編集]