若本規夫

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わかもと のりお
若本 規夫
プロフィール
本名 若本 紀夫
(わかもと のりお)
[要出典]
愛称 強力若本
若本御大
若本様
[要出典]
性別 男性
出生地 日本の旗 日本山口県下関市
大阪府堺市育ち)
生年月日 1945年10月18日(66歳)
血液型 A型
所属 シグマ・セブン
活動
活動時期 1972年 -
デビュー作 科学忍者隊ガッチャマン』(隊長)
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

若本 規夫(わかもと のりお、本名:若本 紀夫(読みは同じ)[要出典]1945年[1]10月18日 - )は、日本男性声優ナレーターシグマ・セブン所属。身長167cm。体重 57kg。旧芸名は若本 紀昭(わかもと のりあき)。

代表作に『サザエさん』(穴子(2代目)、花沢の父)、『ドラゴンボールZ』(セル)、『銀河英雄伝説』(オスカー・フォン・ロイエンタール)、『人志松本のすべらない話』(ナレーション)などがある[2]

目次

[編集] 概要

[編集] 来歴

山口県下関市に生まれ、大阪府堺市で育つ。関西大学第一高等学校を経て、早稲田大学法学部を卒業。早稲田大学法学部卒業後、警視庁中野警察学校を経て警視庁機動隊に2年間[3]勤務する。当時は学生紛争が過激化していた情勢下で、1968年新宿騒乱事件では、機動隊員として最前線で攻防に加わっていた。退官後に日本消費者連盟事務局の創立メンバーを経て、黒沢良アテレコ教室を経て声優に転じたという異色の経歴を持つ。少林寺拳法三段、全日本剣道連盟三段の資格を有しており、業界有数の“武闘派”という一面も持つ。また、武道以外にも禊流古神道神法教傳会師範代(神道の資格である)を持つ。なお、堺市育ちであるため泉州弁アドリブをこなすこともある。

大学時代は少林寺拳法と講義に夢中だったので、就職は考えず司法試験や大学院進学を考えていたが、大学院試験に落ちたことに加え家庭の事情もあり10月から就職活動を開始。会社を一つ紹介してもらって三次試験まで残るも、面接前にビルを散策したところ気が萎えてしまいボイコット、その後「ハラハラドキドキする仕事」と就職課に相談したところ、警視庁と消防官の募集を教えてもらい、消防官は近視だったので無理と判断し警視庁に締切間近で書類を出して採用された(当時は警官不足だったので毎月試験を行っていた)[4][3]という。

声優になる決意をしたきっかけは本人曰く、消費者連盟で上司を殴り飛ばし、解雇された後に「安酒をかっくらった後に電車で帰る途中、シートで横になっていると上の棚に置いてあった新聞が顔に落ちてきた」ことであったという[5]。新聞には有名な人物の声優募集オーディションの広告があり、その日は特に何も思わずに過ごしたが、次の日になると「自分は組織や団体というものに向いていない。何か手に職をつけて、腕っ節一つだけでやっていける仕事に就くしかない」と思い、新聞広告のオーディションに参加。オーディション当日、会場に到着すると会場いっぱいに若者達がいたという。若本が「何人採るの?」と役員に聞いたところ「20人」と返され自身の受験票を見ると受験番号が「300番台後半」だったという(かなり高い倍率であったことが伺える)[6]

一度はやめようと思ったが、会場に可愛い娘がいた事に加えて、「もう受験料を払ってしまったのだから受けるだけ受けよう」という気持ちから受験を決心。とにかく刷られた台詞を無我夢中で吹き込んだという。結果養成所の最高権力者だった東北新社中野寛治に認められ、全員不合格とした他の審査員の意見を跳ね除けた上で採用された。以後、異色の経歴でありながら25歳で声優界へと歩みだしたという[3][6]

2000年以降は急激にアニメ作品への出演が増加している。それまでは、『サザエさん』の「穴子」などに代表されるような渋い声の名脇役が多かったが、年間通してわずか端役1役しか役が来なかった年もあったなど、決してアニメ方面で売れていた存在ではなかった。しかし、その独特のイメージを築き上げたことで、ベテランにも関わらず特に若いアニメファン層に、性別問わず絶大な人気を誇る声優の1人に数え上げられるようになっている。その人気にあやかって若本規夫が読み上げる『小倉百人一首』などが販売されたこともある。

[編集] 特色

渋さと鋭さを併せ持つ[7]声質が特徴のベテラン。主に『ドラゴンボールZ』のセルや『サイボーグ009』のスカールのような、悪の組織のボスや悪役・権力者を演じることが多い。一方で、『魔境伝説アクロバンチ』の蘭堂ヒロの二枚目や『からくりの君』の睚弥三郎のような二枚目半を演じることもある。

台詞にはアドリブが多く、『テイルズ オブ イノセンス』の特典DVDのキャストコメントでは子安武人に「台詞通りに喋らない」と言われたほどでもある。『テイルズ オブ デスティニー2』で若本が演じたバルバトスはシリアスな悪役であったが、『テイルズ オブ』シリーズの特典DVDでは台詞の字幕がないことをいいことにアドリブを行い続けた結果、通常とは異なるギャグキャラクターと化している。

また、『人志松本のすべらない話』や『嵐にしやがれ』など、各種ナレーションも多く担当している。『投稿!特ホウ王国』のナレーションではうねるような独特の言い回しを多用し、これ以降大きく弾けたギャグキャラクター役に抜擢されることも多くなった。

後輩声優の間からも、憧れの存在として見られる事が多く、中でも杉田智和田中理恵が先立って共演した事に対して羨望のまなざしを送り、後年若本との共演を果たした際にはかなり感激していた。

また、アニメ『銀魂』で松平片栗虎が登場した際、原作者の空知英秋が「松平は『サザエさん』でアナゴさんの声をやっている人がいい」と雑談がてら作画監督と話した結果、本当に若本が割り当てられたという。

[編集] 仕事に関するエピソード

還暦を過ぎても若々しい体を保っている。声を使う仕事である事を重視し、喉や肺活量を維持するための日々の鍛錬は怠らず、ヨガ水泳で鍛えているという。「殴られる役」を演じる際には、顔を殴られるときの声と腹を殴られるときの声を使い分けているという[6]。若本によれば、これは大学時代に4年間習った少林寺拳法及び機動隊時代の経験を元にしているとのこと。 いわゆる新宿騒乱事件(1968年)のときは、機動隊側の最前線で攻防に加わっていたという、独特の時代劇の様な話し方は趣味で鑑賞した歌舞伎を演技の参考にしたという[8]

若本本人は「自分は他のところで経験や勉強をして、それを仕事で吐き出すタイプ」と思っており、演じたキャラから何かを得ることはないと話している[9]

D・N・ANGEL』で彼がゲストキャラクターを演じたときは、その強烈さから逆にアニメスタッフが若本の演技に合わせて作画をしなおしたと、監督がイベントで話している。

バラエティ番組などで度々放送される声優の本人顔出しリクエスト企画には、出演NGを出す場合もあるが、AT-Xで放送された『番宣部長』など顔出しによる出演も度々ある。2006年より年末に放送されている『番宣部長SP 〜今宵、私は宴会部長〜』では、過去番組に出演した声優陣たちによる忘年会という番組の趣旨もあり、若本の、若干酔っ払った豪快な姿を見ることができる。

前述の通りギャグキャラクター役として起用されることが多く、『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター』(2005年3月発売)でのガウン・ブラウディア役を演じる際には、「最近はずっとギャグキャラばかりで、やっとマジメな役ができる」とスタッフに発言している[10]

テレビ朝日系列で放送していた番組『近未来×予測テレビ ジキル&ハイド』の初期は、ハイドの声としてナレーションしていた。若本は「思いっきり怖くやって下さい」という番組側の要望に応え、曰く、「マイクベタ舐めの重低音で地を這うように淡々と読んでいた」。その後、特番で番組の放送が休止していた期間に、チーフプロデューサーから、若本のナレーションは凄みが利き過ぎて、クライアントや編集周辺から「日曜日のお茶の間の一家団欒を凍りつかせている」といった旨の声が出たとのことで、ナレーション降板を伝える挨拶があった。若本は、語りの力を認められてまんざらでもない気持ちと、レギュラー1本をなくした気持ちとが混ざって妙な気分になったという[11]

[編集] 出演作品

太字はメインキャラクター

[編集] テレビアニメ

年度不詳

1972年

1974年

1976年

1977年

1978年

  • 未来少年コナン(ドゥーケ、職員)
  • ルパン三世 (TV第2シリーズ)(ナポレオン・ゼロ。第2話では役名が無い刑務所官吏を演じ、このときはスタッフロールにて「岩本紀昭」と表示された。他の回でも、無名の警察官や、「女刑事メロン」でルパンが変装した警官などを多く担当している。)
  • 銀河鉄道999(エアー・カー(第59話)旧芸名の若本紀昭で出演)

1979年

1980年

  • あしたのジョー2(金竜飛)
  • 鉄腕アトム(一等航海士(第2話)、カロリナ3号乗員(第17話)、リーダー(第26話) 旧芸名の若本紀昭で出演)

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

1986年

1988年

1989年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

[編集] OVA

[編集] 劇場アニメ

[編集] ゲーム

1991年

1992年

  • クイズの星(魔王カオス、鎌田先生)
  • トップをねらえ! GunBuster Vol.1(オオタ・コウイチロウ)
  • 横山光輝 真・三国志(関羽、張飛、ほか)
  • 魔法の少女シルキーリップ(ドメ大竹、魔導覇王)
  • ロードス島戦記 ※PCエンジン版(ウッド・チャック)

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

[編集] 吹き替え

ロバート・ネッパー出演作】

【その他】

[編集] ナレーション

[編集] CM・TV番組ナレーション

[編集] CD

[編集] 実写

[編集] 特撮

[編集] ラジオ

[編集] パチンコ・パチスロ

[編集] その他

[編集] 脚注

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  1. ^ 拳に想いをこめて、40年声優界の大ベテラン”. 先輩に乾杯!進路に迷ったときに読む、 身近な先輩へのインタビュー. 早稲田ウィークリー (2010年10月14日). 2011年9月20日 22:59閲覧。
  2. ^ Yahoo!人物名鑑によるプロフィールより 2010年2月10日閲覧
  3. ^ a b c [[1]]
  4. ^ 130th同志社EVE 若本規夫氏講演会より。
  5. ^ アニメージュ この人に話を聞きたいより
  6. ^ a b c 「癒されBar若本」より
  7. ^ 『プロキング』より
  8. ^ 2005年11月5日 130th同志社EVE 若本規夫氏講演会より。
  9. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 セル役 若本規夫」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」~天下一伝説~』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、172-173頁。
  10. ^ 『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター コンプリートガイド』開発者インタビューより。
  11. ^癒されBar若本シーズンZwei』第33回での本人の発言より。
  12. ^ この音声は、ポータブナビゲーション「MAPLUS E-100MP」でも使用可能
  13. ^ 『BASARA クロニクルヒーローズ』に信長降臨! 参戦武将から4人を紹介”. 電撃オンライン. 2011年7月4日閲覧。
  14. ^ 『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』店舗別購入特典と登場キャラクターの新情報が公開”. 電撃オンライン. 2012年1月7日閲覧。
  15. ^ 登場人物”. 真剣で私に恋しなさい!!R. 2011年10月8日閲覧。
  16. ^ 『未来日記 13人目の日記所有者 RE:WRITE』生死を賭けたADVゲームがパワーアップして登場”. ファミ通.com. 2011年12月29日閲覧。
  17. ^ エースコンバット3D クロスランブル公式サイト・開発者メッセージ

[編集] 外部リンク

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