テイルズ オブ ヴェスペリア

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テイルズ オブ シリーズ > テイルズ オブ ヴェスペリア
テイルズ オブ ヴェスペリア
ゲーム
ゲームジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 Xbox 360
プレイステーション3
開発元 ナムコ・テイルズスタジオ
発売元 バンダイナムコゲームス
(ナムコレーベル)
キャラクターデザイン 藤島康介
メディア Xbox 360:DVD-ROM 1枚
PS3:BD-ROM 1枚
プレイ人数 1 - 4人
発売日 Xbox 360:
日本の旗2008年8月7日
アメリカ合衆国の旗 2008年8月26日
PS3:
日本の旗2009年9月17日
販売価格 Xbox 360:7,800円(税込)
PS3:7,800円(税込)
売上本数 Xbox 360:
日本の旗約20.4万本[要出典]

アメリカ合衆国の旗約10.7万本[要出典]
PS3:
日本の旗約42万本[要出典]

レイティング CEROB(12才以上対象)
ESRB:T(Teen:13歳以上対象)
PEGI:12+(12歳以上対象)
OFLC:M(Mature:15歳以上対象)
その他 Xbox Live!対応
PlayStation Network対応
対応映像出力
NTSC,480p,720p
映画:テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜
監督 亀井幹太
制作 バンダイナムコゲームス
バンダイビジュアル
プロダクションI.G
封切日 2009年12月3日
上映時間 110分
テンプレート使用方法 ノート

テイルズ オブ ヴェスペリア』(Tales of Vesperia)は、2008年8月7日バンダイナムコゲームスから発売されたXbox 360用のゲーム。ジャンルはRPG2009年9月17日にはプレイステーション3版が発売された。

目次

[編集] 概要

『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトル10作目。略称は「ヴェスペリア」、「TOV」。テイルズ独特の固有ジャンル名は“「正義」を貫き通すRPG”。キャラクターデザインは藤島康介

2009年4月6日、追加要素を含んだPS3版のリリースが発表され、同年9月17日に発売された。PS3版の国内累計出荷は35万本[1]を突破し、Xbox 360版を上回った。また、シリーズ初となる映画『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』も公開された。

[編集] ストーリー

古代の技術で生み出された魔導器(ブラスティア)の恩恵を受ける世界テルカ・リュミレース。人々は、魔導器の力によって街に結界を張り、魔物に脅かされることのない平和な日々を送っている。

水道魔導器奪還編
帝都ザーフィアスに住む青年ユーリはある日、下町の水道魔導器(アクエブラスティア)から魔核(コア)を抜いた泥棒モルディオを追うことになるが、今までの無茶が祟って牢屋に投獄されてしまう。当然のように脱獄した彼は、城内で騎士に追われる少女エステリーゼと出会う。エステリーゼは「会わなければならない人がいる」と訴え、ユーリの親友フレンの名前を出す。ユーリは魔核泥棒を追うため、そしてエステリーゼをフレンに会わせるため、慌ただしくも共に帝都から旅立つのであった。
凛々の明星編
激闘の末、魔核を取り返したユーリだったが、突如現れた人語を喋る謎の魔物がエステルの命を奪おうとする。騎士団とギルドの助けを借りて難を逃れたものの、彼女は自分に向けられた「世界の毒」という言葉に戸惑う。世界の毒とは、満月の子とは何なのか? 真実を知るべくエステルは、ユーリら新興ギルド『凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)』に護衛を依頼し、謎の魔物を追って旅を続けることを決める。そこで彼らは帝国の陰謀、そして世界の危機を知る事になる。
星喰み編
遂に蘇る太古の災厄『星喰み』。一方ではデュークが星喰みを迎え撃つべく、古代文明が遺した都市兵器『タルカロン』を浮上させる。ギルド『凛々の明星』とデューク。お互いが世界を救うことを望みながら、譲れぬ正義を持つためにぶつかり合う最終決戦の幕が上がる。

[編集] システム

[編集] スキル

キャラクターに特殊効果を付与するシステム。メイン武器、サブ装備についているもので、防具やアクセサリには存在しない。

ラーニング
スキルを持つ武器を装備した状態で戦い続けることにより、LP(ラーニングポイント)が蓄積される。スキルに対するLPが一定値以上に達するとスキルの習得が完了し、以後は武器を外した状態でも、キャラクターごとに個別に用意されたSPを消費してスキルを発動することが出来る。同一カテゴリーのスキルを多くセットすることでスキルシンボルが出現し、後述のオーバーリミッツ時に特殊効果を発揮する。
スキル変化技
特定のスキルを装備した状態で、対応した術技を使うと、術技が一段階上の術技にスキル変化を起こす。変化した技を使い続けることで、スキルと同じように個別に習得することが可能。同一の技でも装備スキルにより変化技が複数存在する技もある。

[編集] 戦闘システム

エヴォルドフレックスレンジ・リニアモーションバトルシステム(EFR-LMBS)。『テイルズ オブ ジ アビス』のFR-LMBSを正当進化させた戦闘システムで、3Dバトルフィールドを縦横に駆け回るフリーランに加え、多種多様なシステムが追加されている。

フェイタルストライク
敵にいくつか設定されている、術式に対する耐久値をゼロにした瞬間に発動する事で、専用の演出とともに通常の敵を一撃で倒すことが出来る(ボスキャラクターには大ダメージ)。成功させることにより、HP回復や攻撃力上昇などのボーナスも得られる。
オーバーリミッツ
OVL(オーバーリミッツ)ゲージを溜め、解放する事で一定時間オーバーリミッツ状態になる。オーバーリミッツは4段階までレベルが設定されており、レベルごとにオーバーリミッツ状態のキャラが纏うオーラの色が変化する。レベル1の状態で術の詠唱時間破棄、技の無限連携可、バーストアーツ発動可などの効果があり、レベルがあがっていくごとに特殊効果が増えていく。レベルを上げるためには、専用のアイテムを合成によって作らなければならない。PS3版ではレベル4に加えあるアイテムを入手すると倍のレベル8まで上昇する。これによって協力プレイ等で二人同時にレベル4状態が作れるようになった。
バーストアーツ / 秘奥義
オーバーリミッツ状態で特殊な操作をすることにより、通常技より強力なバーストアーツを発動可能。特定のスキル装備でバーストアーツが変化する。さらにスキル「スペシャル」を装備して特殊な操作をする事で専用のカットインが挿入される秘奥義を発動することが出来る。バーストアーツから秘奥義への連携は可能。PS3版で追加された秘奥義(俗に第二秘奥義とも言う)はやや特殊な条件をこなす必要もある。
この秘奥義は味方だけでなく一部の敵も使用する。
シークレットミッション
ボス戦などに特殊なギミックが用意されており、それを発動させることにより貴重なアイテムのドロップや戦闘グレード増加などのボーナスが与えられる。

[編集] 合成

戦闘で得た素材などを掛け合わせ、強化武器や特殊アイテムを作成するシステム。合成でしか入手できないアイテムも存在する。合成はアイテムショップで行う。シナリオを進めると合成できるアイテムの種類が増える。

[編集] その他

称号
一部の称号では衣装が変化する。
アタッチメント
アクセサリーの一種。装備すると能力は変わらないが外見が変わる。装備できるのは一つだけ。
料理
本作では作るキャラクターと料理の種類によって、成功した際に新しいレシピを開発することがある。また料理する者によって得意な料理・不得意な料理がある。キャラクターによって好みもあり、好きな料理だと効果が上がるが、嫌いな料理だと効果が下がる。
ギガントモンスター
世界各地に存在するボスクラスのモンスターで、戦闘になっても逃走可能。戦闘勝利後も、マップを切り替えると低確率で復活する。PS3版では2体追加されている。

注意:以降の記述でテイルズ オブ ヴェスペリアに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


[編集] 用語

[編集] 世界観

テルカ・リュミレース
本作における世界の総称。殆どの街は魔物の侵入を防ぐ為に結界に守られており、一般人の大半は街の外に出ることもなく生涯を全うする。
この世界は帝国による統一国家であり、他の国家は存在しない。ただし、帝国の市民権を捨てた者がギルドとして帝国の管轄外で生活している。
帝国
テルカ・リュミレースを治める国家。治安を守護する「騎士団」と、政治を補佐する「評議会」の二柱が皇帝を支えるが、先の人魔戦争の最中、皇位継承の証である『宙の戒典』が遺失し、前帝の死後より元首の座は空位のまま。
平民も交えた騎士団と、貴族のみで構成された評議会は決して好ましい関係ではなく、騎士団はヨーデル、評議会はエステルを次期皇帝に推し、それぞれが国の先行きを牛耳らんと暗躍している。なお、ここでの騎士は帝国の軍隊や警察という扱いであって、必ずしも一般的に言う”騎士”と同義ではない。
ギルド
帝国の法から外れ、自らに課した掟を遵守する者達の寄り合い。帝国にとってはならず者の集団であるため基本的に対立してはいるが、今の帝国ではギルド無しでは生活が成り立たない部分もあり、その存在はある程度黙認されている。ギルド自体は大昔から存在していたが、ギルド同士の団結は弱く、数十年前にダングレストが帝国に制圧された際にギルド同士の結束の重要さを痛感し、ユニオンというギルド連合が生まれた。
クリティア族
テルカ・リュミレースに存在する人間に近い種族。長く尖った耳と、その後ろから伸びた房状の触覚が特徴。大半は楽観的で好奇心旺盛かつマイペース、感情的になることは殆ど無い。学者肌で争いを好まず、人間とは友好的な関係にあり、1000年以上前から人の文明の発展に貢献してきた。現在、空中都市ミョルゾに住むクリティア族は外界との交流を断ち、魔導器を放棄した生活を送っている。
ナギーグという、物に込められた情報を読み取る特有の力をもつ。戦闘にも応用が利くため、ジュディスたちクリティア族は武醒魔導器を必要としない。そのナギーグを活かして、集落単位で同胞とリンクし、感情の共有と制御を行うという特性がある。テムザでは 「」、ミョルゾでは「大樹」と呼ばれる。そのコミュニティに属さない者のことを「放浪者(メルグ)」と呼ぶ。
始祖の隷長(エンテレケイア)
テルカ・リュミレースに存在する動物が、長い時間を経て独自に進化を遂げた存在の総称。その進化形態のために多種多様な姿が確認でき、一見すると魔物のようではあるが、体躯は総じて巨大。非常に長命で千年以上の時を生きる者も多い。魔物とは別の存在であり、高い知性を持ち、結界魔導器の中にも入ることができる。
文明こそ築いていないが、人間を遥かに凌ぐ高い知能を有しており、人語を解して人と対話ができたり、魔物を統率する事ができる。身を守る為に姿を進化させてきた種族故に、人間やクリティア族の姿を模すことのできる個体も存在し、その能力を生かして人間社会の中に紛れて暮らしている者もいる。大気中のエアルを摂取することで自らの活力とし、独自の視点で世界を管理している存在ともいえる。死を迎えた際に、エアルの塊である聖核が残る。
人魔戦争
10年前にテムザ山を中心に起きた人と魔物との大規模な戦いを指すが、真相は謎に包まれている。各地で魔物の群勢が結界を突破して街に攻め入り、大きな爪痕を残した。
必要最低限の魔導器しか使わないという太古の盟約を破り、世界に害を為す「ヘルメス式魔導器」までも使用し始めた人間の存在を危惧した始祖の隷長と、それに抵抗した人間達との戦いであったというのが真相。戦争は人間側の勝利で終結したが、戦地に赴いて生き残った者は殆どいない。
作中で参戦が確認されている人物はシュヴァーン(レイヴン)、アイフリード(パティ)、アレクセイ、イエガー、キャナリ、ドン、デューク。始祖の隷長ではエルシフル、ベリウス。その内シュヴァーン、イエガー、キャナリは戦死、終戦直後に帝国の裏切りでエルシフルが死亡した。また戦争によりジュディス、クリント、ゴーシュ、ドロワットが家族を失った。

[編集] エアル関連

エアル
世界が最初に形作られた際の余剰エネルギーが地中に溜まったもの。空気中にも存在するテルカ・リュミレースの主要なエネルギー源であり、魔導器はエアルを吸収して動作する。濃度が高いほど生物に悪影響を与える(大量のエアルが一気に体内を流れると、身体が耐え切れずに死亡する、エアルによる身体の変異で理性のない魔物と化してしまうなど)。
エアルクレーネ
世界に点在するエアルの源泉。世界のエアルの総量を保つようエアルを放出するため、基本的には濃度が高い。世界でエアルが消費されるほど、それを補うためにエアル放出が活発になり、周囲には環境異常が起きやすくなる。
リゾマータの公式
これまで生産、消費されるだけであったエアルを還元させる事で、無用なエアルの乱れを抑える方程式。発見されてはいるが、物語開始時点では実証に至っていない。
後にリタが、魔導器無しで術を発動できる『満月の子』と、エアルを摂取する事で己の活力とする始祖の隷長からヒントを得て、「全てのものはエアルから成る」という仮定を打ち出す。さらにエアルと物質の中間に位置するエネルギー「マナ」を見出し、それを消費する事でエアルをマナへと変換させる式を確立させた。それはすなわち魔導器の時代の終焉と、全く新しいエネルギー技術の到来を意味する事となる。エアルを直接消費しないという意味では生命力もマナの一種であり、ヘルメスの発明した魔導器が人間の心臓代わりとなるのはこのためとされている(ヘルメスはリタよりも以前からマナの存在を仮定していた)。
精霊
古代の言葉で「物質の精髄を司る存在」という意味。始祖の隷長がさらなる高次へと進化したもの。
リタが考案したエアルの抑制術式の理論を立証するため、聖核と活性化していないエアルクレーネを使った際、予想以上の結果として誕生した。エステルが『満月の子』の力でエアルをマナに近い状態に再構築し、リタが聖核にエアルを導いた時、聖核を形作る術式が自然に組み上がって再構成され、聖核に宿っていた意思が具現化されて生まれた存在。エアルと物質の中間であるマナを操ることができ、『満月の子』(エステル)とも常に精神が繋がっている。
聖核の元となった始祖の隷長の生まれ変わりとも言える存在で、以前の記憶・人格も保持している。精霊たちの名前は全てエステルが古代の言葉から名付けた。
「精霊」というカテゴリーはウンディーネ誕生時にユーリが考案したものだが、実はそれ以前にヘルメスによってその存在が仮定されていた。ただし彼のいう精霊は、人も始祖の隷長も滅び去った遠い未来に、全てのエアルがマナを経て変化する存在であり、本編に登場する聖核・魔核から変化したものとは異なる。

[編集] 魔導器(ブラスティア)

クリティア族が生み出したとされる古代の遺産。動力源である魔核(コア)の簡単な復元は成功しているが、現代技術で作ることは基本的に不可能。遺跡から発掘された完全なものは数が少なく、帝国が独占的に管理している為、一般人はなかなか入手できない。発掘は主に『遺構の門』が帝国と連携して行っている。カロルによればギルドに所属していると手に入れる機会はあるらしく、小説版のレイヴンによれば魔導器によるダングレストの生活水準は帝都の一般市民よりも高いという。小説によると、色々な魔導器を集めた全集も存在するらしい。

武醒魔導器(ボーディブラスティア)
装備者の能力を高める魔導器。一般人でも強力な魔術などを使えるようになる。
武器や防具に込められている武能(スキル)の読み込みや獲得にも使われる。劇場版と原作とでは仕様が若干異なる。
結界魔導器(シルトブラスティア)
帝国、ギルドを問わず主要な街に設置され、その名の通り街を守る巨大な結界を作り出す。
ハルルの結界魔導器は、樹と同化した有機型のもの。魔物などを閉じ込める「逆結界」も存在する。なお、効果を発揮するのは地上だけであり地下には影響しない。
水道魔導器(アクエブラスティア)
噴水等、水の供給に使われる魔導器。帝都の下町の噴水はデデッキに魔核を奪われて動きを止めてしまい、これが物語の発端となる。
測温魔導器(サーモブラスティア)
単純な構造をした制作可能な小型魔導器。体温を測ることができる。
洗濯乾燥魔導器(プリンディルブラスティア)
小説に登場した、名前通り洗濯乾燥機のような魔導器。幼い頃のリタも使えた。
料理魔導器(マギノブラスティア)、加圧魔導器(ピエゾブラスティア)
リタの父親が仮開発した、単においしい飯を食べるために使う小型魔導器。リタの父曰く「鍋の中の圧力を高めて沸点を上げることで、時間あたりの味の浸透率が上昇する」らしい。その後普及したかは不明。小説に登場。
兵装魔導器(ホブローブラスティア)
大砲などの兵器として使用される魔導器。
ヘルメス式魔導器(ヘルメスしきブラスティア)
10年前の人魔戦争のきっかけとなった魔導器。本来は魔導器を製造できないはずの現在の文明によって作られ、その存在は世に明らかにされていない。従来の魔導器より強力である分、大量のエアルを消費するために大気中のエアルのバランスを崩し、各地でエアルクレーネが大量発生する直接の原因となっている。人魔戦争で開発者のヘルメスが死亡したことにより技術は失われたが、アレクセイがその技術を持ち帰った為、現在も密かに世の中に出回っている。
心臓魔導器(カディスブラスティア)
ヘルメスの開発した「ヘルメス式魔導器」の一種。心臓の代替として人体に埋め込むことで、生命力を動力とし心臓と同じ働きをする。通常のものよりも強力な武醒魔導器としても使えるが、エアルではなく装備者の生命力を動力にするため、無理に使えば装備者の心臓に大きな負担がかかり、下手をすれば命にも関わる。作中ではレイヴン(シュヴァーン)とイエガーが使用しており、両者は人魔戦争で心臓を失ったことで一度死亡している。
小説版ではアレクセイが人魔戦争で戦死した騎士たちを対象に使用したが、適合者として成功したのは上記の二名だけだったらしい。アレクセイは心臓魔導器を人類にとっての新たな希望として捉えていたが、皮肉にも蘇った二人は生きる希望を失い精神を病んでしまっていた。
聖核(アパティア)
始祖の隷長が長い年月をかけて自らの体内に凝縮させたエアルの塊で、始祖の隷長が命を落としたときに結晶となって生まれるもの。いわば彼等の命そのもの。魔導器の動力源である魔核とは、聖核を砕いて術式を施したものであり、その貴重さから様々な人間に狙われている。

[編集] 古代ゲライオス文明

1000年程前に滅びた文明。魔導器の発展で現在より遥かに繁栄していたが、エアルの乱れによる「星喰み」の降臨によって文明は滅び、生活水準は魔導器を捨てての一からの始まりになった。

星喰み(ほしはみ)
クリティア族の太古の伝承にある、エアル乱れる時に現れる、星一つを覆うほどに巨大な「災厄」。かつて退けられたとされているが、どのようにして退けられたのか、またどのような災厄であるのかについては伝えられていない。口伝として現在も真相を知る者がいるという。
その正体は皮肉にも、世界を守ろうとエアルを過剰に摂取して暴走の果てに変異した始祖の隷長達の成れの果て。
宙の戒典(デインノモス)
10年前の人魔戦争の最中に失われたとされる、皇帝継承の証となるもの。前皇帝在位中に紛失したために次代の皇帝即位の儀式が行えず、戦争終結後も皇帝は空位のままである。デュークが持つ剣がそれであり、古代ゲライオス文明の末期に始祖の隷長と古代人が共同で作り出した究極の魔導器。「リゾマータの公式」が搭載された唯一の物で、エアルに直接干渉する力を持っている。ザウデやタルカロンなどの危険な魔導器を封じる鍵でもあり、それ故に帝国の管理下に置かれていた。最終決戦での描写から、魔装具とも何らかの関連があると思われるが、真相は不明。
ザウデ不落宮
かつて世界を襲った災厄・星喰みを打ち破ったと云われる究極の魔導器。その記録から、ザウデを巨大な兵装魔導器と考えたアレクセイが、世界を支配するために利用しようとしていた。復活には起動キーである宙の戒典が必要だが、本物をデュークに持ち去られ、複製にも失敗したアレクセイは、聖核とエステルの力を代用する事で復活を成功させた。
その正体は古の満月の子たちの命を動力にした巨大な結界魔導器。テルカ・リュミレースを結界で包み、星喰みを封印していたに過ぎなかった。後にアレクセイがシステムを起動してしまった事で結界は崩壊し、星喰みの帰還という事態を招く。
PS3版では、その地下部分に「望鏡の墓所」という空間があり、ザウデの動力として命を差し出した満月の子たちの遺体が壁面に収められている。また、下層部には千年前の戦いで始祖の隷長との和解を拒んだ満月の子が幽閉されている「十六夜の庭」、最下層には封印された古の始祖の隷長の盟主、スパイラルドラコの骸がある。
凛々の明星(りりのあかぼし)
別名「ブレイブヴェスペリア」。夜空で最も強い光を放つ星で、ユーリ達のギルド名の由来となった。古い伝承によれば、災厄と戦って世界を救った兄妹の兄が、戦いの後に星となって空から世界を見守っているとされ、世間では夜空の一番星として親しまれている。
その正体は星喰みから世界を護るために「満月の子」が打ち上げた人工衛星であり、超巨大結界魔導器の制御衛星としてザウデ地上部分と対を成している。
満月の子(まんげつのこ)
古い伝承に伝わる女神。「凛々の明星」の妹であり、世界を災厄から救った後は地上に残り、大地を見守っていると伝えられている。
実際は、エアルを力に変えることで、魔導器がなくとも術を使えた古代の指導者たちの総称。その能力は世界のエアルを乱し、始祖の隷長達に「世界の毒」と疎まれていた。人間の過ちで世界に災厄が降りかかった時、「満月の子」たちは指導者として世界に償うため、災厄を封じる「ザウデ不落宮」の原動力として自ら犠牲となって散った。「凛々の明星」と対をなすザウデ不落宮を指す名称でもあり、こちらは特に「真の満月の子」と呼ばれる。
皇帝家は僅かに残った「満月の子」の末裔であり、代々の皇帝は微々たるものだが能力を受け継いでいる。しかしエステルは隔世遺伝的に、原初の「満月の子」と遜色ない程の力を持って生まれ、その力は歴代の皇族の中でも飛び抜けている。ちなみにPS3版に登場する「十六夜の庭」の住民は、皇帝家よりも「満月の子」の血筋を色濃く残しており、顔立ちや髪の色がエステルに似ている。

[編集] 登場人物

[編集] パーティキャラクター

凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)

カロルがユーリと共に結成したギルド。「義をもって事を成せ、不義には罰を」「一人はギルドのために、ギルドは一人のために」を信条とする。カロルは『勇気凛々胸いっぱい団』と命名するもエステルが抗議し、空に輝く一番星・凛々の明星(りりのあかぼし)からとった。他のギルドと異なり掟らしい掟はなく、前述の信条も活動理念といった方が正しい。パーティキャラ全員を指して使われる事もあるが、メンバーは首領であるカロル、ユーリ、ラピード、ジュディスのみ。小説「銀の明星」ではニックという人物も加入する。

本作のメンバーは個々が独自の目的を持って旅をしているが、有事の際には団結する強い結束力も見せる。

ユーリ・ローウェル(Yuri Lowell)
21歳→22歳・身長180cm
- 鳥海浩輔
主人公。帝都の下町で育った青年。
かつて帝国を是正するために騎士団の門を叩いたが、腐敗した実情を目の当たりにして失望し退団。その後は下町で用心棒の真似事をしていた。下町の水道魔導器の魔核を奪った盗人を追うさなかに、貴族の屋敷に侵入したことで騎士に捕らわれる。レイヴンの助けで脱獄した時に城でエステルと出会い、魔核を取り戻すついでに彼女の願いを叶えるため、結界の外へと旅立つ。
逆境のなかにあっても常に余裕を失わない大胆不敵な性格。皮肉屋だが人情に溢れ、誰かを犠牲にする大義を厭い、目の前で苦しむ者たちを救うことを良しとする。私欲のために弱者を虐げる者を憎み、法で裁くことの出来ない相手には暗殺も辞さない危うい正義感を持つダークヒーロー
剣をジャグリングするような型破りの我流剣術で戦う。魔法は使えないものの多彩な技を習得するほか、ヒット数が一定以上になると自動的にオーバーリミッツ状態になるスキルによってパーティ髄一のラッシュ力を誇る。左利き。
左手にはめている武醒魔導器は騎士団から拝借してきたもの。劇場版ではナイレンの形見ということになっている。
エステル(Estelle) / エステリーゼ・シデス・ヒュラッセイン(Estellise Sidos Heurassein)
18歳・身長165cm
声 - 中原麻衣
ヒロイン。先帝の遠縁にあたる姫君で、評議会が擁立した次期皇帝候補。「です?」「ます?」という疑問符が口癖。
友人のフレンに迫る危機を知り、それをフレンに伝えるために城からの脱走を決意。城で騎士に追われていた中でユーリと出会い、共に帝都を飛び出す。
気品と礼節を身につけた貴婦人。生まれてからずっと軟禁されていた世間擦れしていない箱入り娘だが、非常に博学で目を閉じて本の記述を引用する癖がある。献身的で物事に夢中になると周りの答えが聞こえなくなったり、他人のために無茶をしすぎることもある。一度決めたら話を聞かないかなりの頑固者でもある。
隔世遺伝的に強い力が発現した満月の子であり、魔導器なしに治癒術を扱える特異体質。それを誤魔化すために武醒魔導器を身につけてはいる。その能力故に始祖の隷長に憎まれ「世界の毒」と呼ばれている。その力をアレクセイの野望に利用され、己の力を疎み一度は死を望む程追い詰められたが、仲間たちの言葉と信頼に救われ、人として精一杯生き抜くことを決意する。
回復・補助魔法を多く習得する他、高い防御力とドレイク仕込みの剣術で接近戦も可能とするオールラウンダー。
フレン・シーフォ(Flynn Scifo)
21歳・身長180cm
声 - 宮野真守
ユーリの幼なじみにして無二の親友。平民出身ながら出世を続ける新進気鋭の騎士。
21歳にして帝国騎士団小隊長、のちに隊長にまで上り詰める傑物。帝国を内部から是正するための揺るぎない意思を持ち、その信念と平民出身という身の上を評議会に疎まれている、ユーリと同じでよくも悪くも有名人。
謹厳実直を絵に描いたような性格で、何事もそつなくこなす才覚の持ち主。驕らず腐らず、何者にも真摯に接するために民からの信頼は篤い。アウトローなユーリとは度々反目しながらも、お互いに足りないところを補いあっている。その真っ直ぐさが災いして、少しずつ歪んでいく騎士団の中にあって騎士としての役割と己の信念の間で板挟みになっていく。ユーリの叱咤で己の覚悟を決め、アレクセイの謀叛によって混乱していく帝国をまとめ、その功績を認められ騎士団長代理に任命された。
XBOX360版ではスポット参戦だったが、PS3版ではストーリー中に何度か参戦した後、終盤で本格的にパーティに参入する。機動力は低いが高い防御力を誇り、回復と攻撃の魔法、仲間を支援するスキルなどを覚えるオールラウンダー。
絶望的に味音痴なのでレシピ通りにつくらせないとひどいことになる。料理の成功率は最も低いが、成功した場合は回復効果が2倍になる。
ラピード(Repede)
4歳半・身長170cm(尾含む)
声 - 石井真
隻眼のイヌ。いつもユーリの傍に影のように付き従う良き相棒。くわえているキセルと武醒魔導器は前の主人の形見。現在の飼い主であるユーリとフレン以外には懐かないが、旅をするにつれ仲間たちにも懐きはじめる。人間に媚びるような真似はしない、渋味と貫禄の持ち主。戦闘時は口にくわえた短剣を振るって戦い、人間にも劣らぬ戦闘力を発揮する。
軍用犬を親に持つサラブレッド。高い機動力とアイテムスキルで仲間を支援しながら戦うことができる。
料理させる事も出来るが彼が料理を担当すると、レシピはどうあれ必ず「犬ごはん」になってしまう。
「魔神剣」「瞬迅剣」などシリーズ恒例の技を扱うが、「剣」の部分が「犬」と表記されている。
カロル・カペル(Karol Capel)
12歳・身長135cm
声 - 渡辺久美子
数々のギルドを転々としている少年。自分の働きを認めてもらうために無茶をしているところにユーリ達と出会う。最初は『魔狩りの剣』に属していたがクビにされ、のちにユーリと共に『凛々の明星』を作り上げ首領になる。
明朗快活な性格だが、根が臆病なうえに虚栄心が強く、背伸びが祟ってトラブルに巻き込まれることも多い。その性根のせいで一つのギルドに長く留まることが出来ず、幼なじみのナンに誘われた『魔狩りの剣』もすぐに解雇されてしまう。非常に手先が器用で、錠前破りなど様々な技能を身につけている他、街や地理についての知識が豊富で、行く先々でユーリ達の案内役になる。
尊敬するドン・ホワイトホースや仲間たちとの関わりを続けるうちに強い男に成長していく。苦手なものは虫とオバケ。
身長より巨大なハンマーや大剣を振り回して豪快に戦う。チャージスキルによってパーティ最大の単発爆発力を発揮する。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』の予約特典ファイルには声優ネタでカロル役の渡辺が演じるケロロ軍曹と共に共演している他、有料ダウンロード衣装でカロルがケロロのなりきり衣装を着る事も可能。
リタ・モルディオ(Rita Mordio)
15歳・身長150cm・武醒魔導器:首輪
声 - 森永理科
アスピオに住む帝国所属の魔導師。魔導器研究にその人ありと謳われる天才少女。水道魔導器の魔核を盗んだ犯人を追いかけてきたユーリたちと出会うが、リタの知名度を利用した濡れ衣であった。
研究者としては右にでる者がいないほど優秀だが、偏屈で人嫌いで魔導器に偏執している変人としても有名。猫好き。自分の無実を証明するための行動の中でエステルの特異体質に気づき、彼女に興味を持って同行を申し出る。最初はユーリたちを利用することしか考えていなかったが、エステルの優しさに触れ、段々と仲間たちとの絆に目覚めていく。孤独だった半生の反動か、人一倍仲間思いで不器用なりにさりげなくフォローしたり、ジュディスやレイヴンの裏切りの際には誰よりも激情を露にした。とりわけ、初めての友達であるエステルに対して強い感情を向けている。
本人は気づいていないがヘルメスの娘であり、ジュディスの異母妹である。闇属性の術が得意なのは物心付く前に父親が使っていた光景を見ていたため。
帯や鞭、蛇腹剣を装備して、踊るように魔法陣を描く攻撃魔術師。オーバーリミッツ時の火力は髄一だが、打たれ弱いため接近戦は不向き。
レイヴン(Raven)
35歳・身長170cm
声 - 竹本英史
神出鬼没の風来坊。一人称・他称ともに「おっさん」。獄中のユーリの脱獄に手を貸してから、しばしば一行の前に現れる。しかし二転三転する言動で何度もユーリたちを振り回して来た為、仲間たちからも胡散臭がられている。砂漠などの暑いところは平然としているが、寒いのはかなり苦手。
ギルド『天を射る矢』の幹部で、騎士団との交渉役をはじめ様々な役割を負って各地を飛び回っている。飄々な性格とふざけた言動でしばしば周囲を翻弄するが、大げさですべてが演技であるかのように振る舞っている。また本性では冷酷かつシビアな価値観を持ち、その腹の内を誰にも読ませない。
もう一つの顔である帝国騎士のシュヴァーンとして、アレクセイの命令でギルドユニオンに潜伏し諜報、ひいてはドン抹殺のために暗躍していた。人魔戦争において仲間と故郷を失い、更に彼自身も心臓を貫かれて一度死亡した。その後アレクセイによって心臓魔導器を埋め込まれて蘇生するが、全てを失った喪失感から生きる目的を失い、命令を与えられるまま人形のように生きていた。そのため、段々と歪んでいくアレクセイを止めることなくユーリたちの前に立ちふさがるが、ユーリたちやドンとの関わりで自分を取り戻し、自らの行いにけじめをつけることとなる。
変形弓を操り、近距離と遠距離、更には攻撃・補助の魔法も扱える。敵として登場するときは剣術も使用する。
外伝小説『虚空の仮面』では「シュヴァーン」と「レイヴン」はそれぞれ帝国とギルドにおける仮の顔に過ぎず、正体は亡都ファリハイドの放蕩貴族ダミュロン・アトマイスであること、キャナリ小隊に在籍して人魔戦争に臨んだという過去が描かれている。
ジュディス(Judith)
19歳・身長175cm
声 - 久川綾
クリティア族の放浪者(メルグ)。バウルとともに各地を放浪し、行く先々で魔導器を破壊する「竜使い」。
ミステリアスな雰囲気を漂わせる美女。佇まいこそ上品だが活動的で好戦的な性格。ふらりとどこかへ行ってしまったり、相談事もなく突拍子のないことをしでかしたりする。暑いのは人並みに苦手だが、露出の多い割には寒いのには強い。
10年前に起きた人魔戦争の犠牲者で、戦争の発端となった天才魔導士ヘルメスの娘。戦場となった故郷のテムザで魔物に襲われ死にかけたが、バウルによって救われ、空中都市ミョルゾの同胞に引き取られた。その後は地上に戻り、父の過ちであるヘルメス式魔導器を破壊することを己の使命としている。
最初はユーリ以外に正体を伏せて彼らと行き合い、『凛々の明星』へ加入する。だがヘルメス式魔導器の暴走を目の前にしたとき、素顔のまま魔導器を破壊したことで正体が露見。一端は離別するものの、信頼を裏切った自分を助けに来た仲間たちへの信頼に胸打たれ、彼らに歩み寄り道を共にすることを決意した。
リタの異母姉であり、本人はそのことに気づいている。クリティア族特有のナギーグ器官によって、武醒魔導器なしで戦闘することが可能。
空中での行動を拡張するスキルを数多く覚える、エアリアルコンボを主軸に戦うキャラクター。その能力は一対一で真価を発揮する。
パティ・フルール(Patty Fleur)
14歳・身長132cm・武醒魔導器:双眼鏡
声 - 斎藤千和
PS3版の新規キャラクター。大きな海賊帽を被った少女。アイフリードの孫を僭称する。「つらくても泣かない」を信条とし、天真爛漫で掴みどころがなく、冒険心に溢れる。奔放なようでいて他人の心の機微には敏感で、時折少女らしからぬ含蓄ある一面をのぞかせることも。また非常に面食いで、ユーリのことが大層お気に入り。喩えに海の動植物を持ち出すのが癖。
幼い頃の記憶がなく、記憶を失った状態でカプワ・トリムを放浪してたところを、灯台守の夫婦に保護されて育てられた。唯一覚えていた自分のことをパティと呼んでいたサイファーのことを祖父アイフリードと思い込み、過去を取り戻すために彼を探すようになる。
失った記憶の真実によれば、伝説の大海賊アイフリード本人である。ブラックホープ号事件の渦中に致命傷を負い、乗員が次々と魔物に変えられていく中、自分の副官であるサイファーに救命のためエアルの結晶「霊薬アムリタ」を与えられる。結果として命は助かったものの、副作用で肉体が若返り記憶を失ってしまう。サイファーの墓前ですべてを思い出し、未だ苦しみ続けているかつての同胞と決着をつける事を決めた。
トクナガに代わる操船技師としてフィエルティア号の操舵を請け負う。4種類のフォームを切り替えることにより特技の性能が変化し、ギャンブル要素が強い術・技や固有スキルを習得するトリッキーなキャラクター。
先述のケロロ軍曹のダウンロード衣装を着たカロルと共に戦闘終了を迎えると、声優ネタでパティが『ケロロ軍曹』のヒロイン日向夏美の決め台詞を言う事がある。

[編集] 帝国

[編集] 皇族

ヨーデル・アルギュロス・ヒュラッセイン
声 - 緒方恵美
騎士団に推挙されている次期皇帝候補。先帝クルノスの甥子。
穏やかでお人好しな青年といった振る舞いだが、聡明で政治手腕も確かな辣腕家。エステリーゼを推挙する評議会のラゴウに拉致されてしまっているが、フレンとユーリによって救出される。常識と信義を持ち合わせた傑物で、度々ユーリたちの手助けをしてくれる。
クルノス14世
先帝。人魔戦争後、『宙の戒典』を奪われた後に病死。以後、皇位は長らく空席の状態が続いていた。
レギン
先帝クルノス14世の弟。冒険王。彼が率いていた遊撃団の活躍はいまも伝わっている。活動中に戦死。

[編集] 評議会

ラゴウ
声 - 田口昂
帝国評議員。傲慢で野心深く、平民を見下し切っている貴族の悪しき部分を切り抜いたような男。
バルボスと結託し、自らが支配者にならんと暗躍するも、その悪逆に激したユーリによって暗殺され、川に沈められてしまう。

[編集] 騎士団

アレクセイ・ディノイア(Alexei)
声 - 小杉十郎太
帝国騎士団の長。人格、実力、見識ともに秀でた騎士の鑑。その高いカリスマ性に心酔する者も少なくない。
評議員に名を連ねていた没落貴族・ディノイア家の出身で、先祖とは違い騎士団の門を叩く。御前試合で優勝して騎士団に推挙されるなど、若い頃から傑出した能力を持っていた。野心と陰謀の渦巻く帝国を憂慮し、是正せんという意志を固めている。
しかし、人魔戦争の悲劇とその後に続く評議会との政治闘争によって捻れ切り、他者を犠牲にすることを厭わず、帝国へ変革をもたらすという名目で自らの覇道を進まんとする悪漢へと変貌してしまっている。自らの配下のみならず、敵対関係にある者すらもその権謀術数で利用し、水面下で野望実現のための活動を続けていた。
エステルを利用し、究極の魔導器ザウデ不落宮の正体を履き違えたままこれを起動。結果、是正しようとしていた世界を危機に陥れてしまったことで放心。錯乱したところをユーリに斬られる。
アレキサンダー・フォン・キュモール
声 - 野島健児
キュモール隊を率いる青年。奇抜な格好をしたナルシストで、非常にヒステリックな性格。
名門貴族出身で気位だけが高く、家名だけで出世したため剣術も指揮能力もドがつく素人。騎士団長になろうという分不相応な野心とその選民意識をアレクセイにそそのかされ暴走。立場に護られたままマンタイクで非道を働いた。しかし、そのことでユーリの怒りを買い、追い詰められた末に、流砂に落下し、死亡した。公式には行方不明として処理された。
シュヴァーン・オルトレイン
声 - 竹本英史
平民を主体に結成されているシュヴァーン隊を率いる男。隊長たちを束ねる隊長首席、すなわち騎士団のナンバー2。
人魔戦争を生き延びた数少ない騎士であり、平民の身分でありながら高い能力を持つ平民英雄として名高い。騎士団長の右腕として極秘任務についているため、隊の指導は行き届いておらず、人前に出ないためか詳しい素性は知られておらず、噂だけが一人歩きしている。
これらの美談はもともと生きる意志を失ったダミュロン(=レイヴン)にアレクセイが与えた仮面に過ぎないが、実際に彼に出会った者の中には噂に惑わされず、彼を尊敬している騎士たちも少なくはない。
ソディア
声 - 長沢美樹
フレン隊の副官。貴族出身の女騎士。猫のような釣り目と左目の泣き黒子が特徴。
騎士として己の理想と信念を貫くフレンを深く敬愛し、心を寄せている。その為いつも彼の隣に立つユーリに嫉妬と敵愾心を抱いている。
ウィチル
声 - 大本眞基子
フレン隊に協力しているアスピオの優秀な少年魔導士。頭の天辺からアホ毛が飛び出していることからユーリに「リンゴ頭」と呼ばれる。
リタを一方的にライバル視している。ソディアよりは良識的で柔軟性があり、ユーリたちに対しても特にわだかまりなく接する。
クローム
声 - 新井里美
騎士団長アレクセイの副官(秘書)であるクリティア族の女性。「帝国騎士団特別諮問官」の肩書を持ち、常に神秘的な雰囲気を漂わせている。
正体は四足歩行の猛禽類の姿をした始祖の隷長で、先の盟主であったエルシフルの娘。友人であるデュークの頼みからクリティア族の姿で騎士団に所属し、アレクセイの行動を監視する一方で、始祖の隷長としての役割も果たしていた。同じように人間社会の中で暮らすベリウスと違い人間を信用していないが、デュークに対しては淡い想いを抱いており、彼が彼の同族である人間に仇を成す姿を見たくはないと思っていた。後にユーリ達にデュークの行動を阻止できる希望を見いだして、自らの命を賭けて彼らの力を試した後に聖核となり、風の精霊シルフへと転生する。
ルブラン
声 - 広瀬正志
騎士団のシュヴァーン隊に所属する小隊長。シュヴァーンを尊敬する年配の騎士。
能力は決して優秀とは言えないが義に篤く、謹厳実直な騎士らしい性格。破天荒なユーリを毎回追いかける傍ら、彼の能力や人柄も内心は評価しており、騎士団に勧誘したりすることも。声が大きく騒がしい。
アデコール&ボッコス
声 - 難波圭一桜井敏治
ルブラン小隊に所属し、彼とともにユーリを追いかけまわす下っ端騎士。長身痩躯で剣を操るアデコールと短身肥満で槍を操るボッコスで「デコとボコ」と仇名されている。ふたりともルブラン同様能力は低いうえにドジだが真面目である。
ドレイク・ドロップワート
尽忠報国の騎士と呼ばれる忠勇の士。エステルに剣を教えた師匠でもある。
現在は退役し、騎士団の顧問役を務めている。たとえ目上の者であっても間違っていると思えば遠慮なく口にし、自他に甘えを許さない厳格な性格。一線を退いてなお多くの尊敬を集めている豪の者。
アシェット
ユーリとフレンの同期。シュヴァーン隊所属でカプワノールの宿屋の息子。かつてはユーリとともにやんちゃをしていた。
キャナリ
声 - 遠藤綾(ドラマCDのみ)
本編のサブイベントにおいて名前だけが登場。イエガーの恋人で、レイヴン(ダミュロン)の上司にして想い人でもある。
平民と貴族の混成部隊を率いていた小隊長。本人は貴族出身だが、騎士として生きるために実家と袂を別ち、家宝の変形弓を手に成り上がっていった。本当の騎士を志す高潔な人格は人々を惹きつけ、理想の実現を期待させるものだったが人魔戦争末期、始祖の隷長との戦いでレイヴンの目の前で力尽きた。
生真面目で特別扱いされることを嫌い、花、とりわけキルタンサスを好む。想い人の話をされると顔を赤らめたりする女らしい一面も。家宝のディヴァインキャノンはサブイベントの中でレイヴンが受け継ぐこととなる。
ヒスカ・アイヒープ&シャスティル・アイヒープ
劇場版に登場する双子の姉妹。ユーリとフレンの先輩。ヒスカが妹で、当時新米騎士だったユーリの指導役。姉のシャスティルはフレンの指導役だった。瓜二つで背丈も全く同じだが、見分けは胸の大きさでわかる(2人はその見分け方をセクハラとして嫌がっている)。本作ではPS3版のサブイベントのみに登場。何故か劇場版とは胸の大きさが逆になっている(劇場版ではシャスティルの方が大きい)。

[編集] ギルド

ギルドは基本的に個々に活動しているが、ギルド界をまとめる五大ギルド天を射る矢(アルトスク)』『幸福の市場(ギルド・ド・マルシェ)』『紅の絆傭兵団(ブラッドアライアンス)』『遺構の門(ルーインズゲート)』『魂の鉄槌(スミス・ザ・ソウル)』を中心としたユニオンというギルドの連合組合があり、ダングレストに本拠を構える。かつてダングレストが騎士団に制圧された時、ドンが唱えた「ユニオン誓約」をもとに団結し、ダングレストの奪還を成功させたのがユニオンの発端となった。

全てのギルドがユニオンに加盟しているわけではないが、ユニオンの意向を無視できるギルドはないことからも、その影響力が絶大なものである事が伺える。

[編集] 天を射る矢(アルトスク)

ダングレスト防衛を主任務とし、五大ギルドの中核に位置する最大規模のギルド。

ドン・ホワイトホース
声 - 加藤治
ギルドユニオンの頭目にして『天を射る矢』の首領(ドン)である老人。屈強な体に化物じみた戦闘力、そして剛毅な精神と高い見識を兼ね備えたカリスマ。大規模ギルドの首領にすら尊敬される偉大な男。だがその偉大さに依存するものばかりで、後釜が育たないことに頭を悩めていた。
イエガー、ひいてはアレクセイにそそのかされた孫によって『戦士の殿堂』とユニオンの間に不義が起こったけじめとして切腹。帝国法に縛られず、自らに課した掟に殉じる潔さと信念の強さによるその散り様はユーリとカロルに大きな影響を与えた。
ハリー
声 - 小野大輔
ドンの孫。『天を射る矢』に所属しているものの、偉大な祖父の存在と周囲の期待にプレッシャーを感じている。

[編集] 魔狩りの剣(マガリのツルギ)

魔物によって大切なものを奪われた者が多く集うギルド。全ての魔物を悪とし、狩ることを信念とする武闘派集団で、その知名度は五大ギルドにも匹敵する。相手が魔物であれば始祖の隷長であろうと容赦せず、ユーリたち『凛々の明星』とは敵対関係にある。団員は魔物のような被り物をつけている。

クリント
声 - 高田裕司
魔狩りの剣』の首領を務める寡黙な巨漢。大剣を使う凄腕の剣士で、力だけでなく技術も兼ね備える。魔物であれば相手が何であろうと「悪」として狩ろうとする傾向がある。始祖の隷長の存在意義を知りながら、10年前の人魔戦争で始祖の隷長に家族を殺されたため、彼等を憎み付け狙っている。武人としては礼儀正しく、無愛想ながら気の利く一面も見せる。また魔物、人間を問わず、強い者との戦闘を純粋に楽しむ一面も持っている。「一撃必殺」を信条とするフェイタルストライクの名人。
ティソン
声 - 蓮池龍三
俊敏な動きと両手に仕込んだ毒爪を武器とする格闘家。狂気的にテンションが高く、魔物との戦いを楽しんでいる。普段はフードを目深に被っている。弟子のナンを可愛がっており、任務の時にはいつも同行させている。
ナン(Nan)
声 - 千葉紗子
カロルの幼馴染の少女。幼い頃に目の前で両親を魔物に殺された過去を持つため、魔物を憎んでいる。少々辛辣な性格でカロルには特に冷たいが、何だかんだと彼のことは放ってはおけないらしい。ギルドを転々とするカロルを『魔狩りの剣』に誘ったのも彼女。好きなタイプは「師匠の様に強い人」。フラフープ状の巨大なブーメランが武器。

[編集] 幸福の市場(ギルド・ド・マルシェ)

ギルドと帝国の壁を越えて、世界各地にマーケットを展開している商業ギルド。カプワ・トリムを拠点にしている。帝国とも友好関係を築いており、帝国内を自由に回る事ができる免状を発行されている代わりに、帝国法に乗っ取った商品を取り扱っている。五大ギルドの一つ。

メアリー・カウフマン
声 - 山崎和佳奈
幸福の市場』の社長。商業に対する強い情熱を持つ女性。ギルドや帝国の枠を超えて世界各地で活動しており、時にはユーリたちの冒険を手助けする。赤毛と眼鏡がトレードマークで、ファーストネームで呼ばれることを嫌う。

[編集] 紅の絆傭兵団(ブラッドアライアンス)

五大ギルドの一つ。傭兵ギルドとして知名度・力量は確かだが、強引なやり方が問題視されている。後に、ユニオンへの造反が決定的となったため、五大ギルドから外された。

かつてはダングレストとカプワ・トリムを結ぶ都市であったカルボクラムを拠点にしていたが、バルボスがアレクセイと手を組む際にカルボクラムを譲り渡し、現在はガスファロストの塔を根城にしている。ちなみにカルボクラムはアレクセイの魔導器実験の影響で廃墟となり、現在では魔物の住処となっている(公には近年の大規模な地震によって打ち捨てられたという事になっている)。

バルボス(Barbos)
声 - 広瀬正志
紅の絆傭兵団』の首領。剛嵐のバルボスとしてドンと並び称されている戦士。
下町の水道魔導器にまつわる事件の、一応は黒幕ということになる。五大ギルドの一つを率いながら、ドンに成り代わりユニオンの頭目となることを虎視眈々と狙っていた。ラゴウと結託し、ギルドと騎士団の衝突を扇動する。ユーリに若き日のドンを重ね、不吉な言葉を投げかけた後に、自ら築いた城の底へ散った。
野心に溢れる豪胆な性格。最後に頼れるのは己の腕、というギルドの人間らしい潔さも持ち、その人柄が荒くれ揃いのギルドを纏め上げていた。

[編集] 海凶の爪(リヴァイアサンのツメ)

暗殺や武器密売を行う闇のギルド。 魔導器密売も行えるなど、独自の流通ルートを持っている。ユーリたちとは敵対関係にあたる。実は海賊ギルド『海竜の夢(サーペントのユメ)』から分裂して出来たギルドであり、ブラックホープ号事件を起こした『海精の牙』とは祖を同じくする。

イエガー(Yeager)
声 - 岩田光央
海凶の爪』の首領。燕尾服に身を包んだ、英語交じりで喋る奇妙な伊達男だが、仕事に私情を一切挟まないプロフェッショナル。知略と手腕だけでなく、変形鎌を用いた戦闘も一流の腕前。
ラゴウやバルボスやキュモールの暗躍に力を貸すなど、立場上はユーリたちと敵対しており、ハリーを利用して裏からドンの死を招き寄せた。しかし、彼個人としてはドンやユーリ達のことを好ましく思っており、救児院に多額の寄付をしていた。
彼もまたレイヴン同様にアレクセイの駒である。10年前は騎士団に所属していたが、人魔戦争で死亡して心臓魔導器を埋め込まれて蘇った。小説版ではレイヴンとは同じ隊に属していた仲だが、互いに何となくそうと気づきながらも確認をすることはなかった。
海凶の爪』の行動も全てアレクセイの野望実現の為であったが、彼自身には思うところがあったらしく、アレクセイを裏切って密かにユーリたちを助けていた。しかしそのことがアレクセイに発覚してしまい、ゴーシュとドロワットを見逃す条件としてザウデ不落宮でユーリたちと単身で戦い、彼らに敗れ死亡した。
ゴーシュ&ドロワット
声 - 新井里美&長沢美樹
イエガーの忠実な側近で、可変する銃剣を操る2人の少女。ゴーシュは赤髪で真面目な口調、ドロワットは黄緑の髪にやたらとくだけた口調が特徴。人魔戦争で両親を亡くした孤児で、自分達が世話になっていた救児院に多額の寄付をしていたイエガーへの恩義からギルドに参加した。イエガーからは信頼されているが、他の『海凶の爪』のメンバーに快く思われておらず、衝突も度々あった様子。

[編集] 戦士の殿堂(パレストラーレ)

闘技場を切り盛りする者たちで構成されたギルド。ノードポリカの自治を行っており、ユニオンには参加していない。

ベリウス
声 - くじら
戦士の殿堂』の統領(ドゥーチェ)。新月の晩にしか人前に姿を現さない、謎多き女性。その正体はキツネに似た姿の始祖の隷長であり、数百年前に人の住む街としてノードポリカを造り、その統領として自身の正体を知る一部の人間を通じながら、ずっと街を統治してきた。高貴な口調で年寄りのように喋り、小説『竜使いの沈黙』では普段は人間の老婆の姿をしている。始祖の隷長の中では人間に対して最も友好的で、長い時を生きてきた為、多くの親しい者との別れも経験している。ドン・ホワイトホースとは種族を超えた友人で、人魔戦争の時に知り合った。
聖核を求めていた『海凶の爪』(アレクセイ)の企みに利用されたハリーや、彼から依頼を受けた『魔狩りの剣』との交戦時に負傷、満月の子始祖の隷長との事情を聞かされていないエステルの治癒術を受けて暴走し、ユーリ達に己の最期を託した。力尽きる寸前、己を責めるエステルに他者を慈しむ心を忘れないようにと言い残し、彼女の聖核・蒼穹の水玉(キュアノシエル)はユーリたちによってドンのもとに届けられた。後に水の精霊ウンディーネへと転生する。
ナッツ
声 - 梁田清之
戦士の殿堂』の総領代理。表に姿を表さないベリウスに代わり、外交を行う。眼帯をするなど厳つい姿をしているが、礼節に富んだ人物で非常に物分かりが良く、ユーリ達にも協力的である。ベリウス亡き後は、『戦士の殿堂』の総領としてノードポリカを守る。かつて一人旅の最中、魔物と勘違いして戦いを挑んだベリウスに返り討ちに遭ったことが、今の主との出逢いであるらしい。

[編集] 遺構の門(ルーインズゲート)

遺跡発掘を生業とするギルド。五大ギルドの一つ。人畜無害な人間が多く、「真面目にコツコツと」が売り。帝国の魔導器発掘にも協力しているが、その一方で発掘品が密かに『海凶の爪』に流れている。

ラーギィ(Regaey)
声 - 岩田光央
遺構の門』の首領。温厚篤実で人畜無害な好人物で、どもった喋り方が特徴。発掘した魔導器を密かに横流ししている。
Regaey(ラーギィ)を逆に書くとYeager(イエガー)になるように、イエガーの変装した姿である。『遺構の門』に所属している人間はラーギィとイエガーが同一人物である事を知らされておらず、発掘品の横流しの事も知らない。
マーカム
サブイベントに登場する、『遺構の門』のメンバー。シャイコス遺跡で発掘した魔導器に自分の名前を書いていたところをリタに見つかり、説教を食らった。愛用のスコップは「ハムファール号」で、貴重な素材で出来ている。
ヨシュア
サブイベントに登場する、『遺構の門』のメンバー。マーカムの相棒で、常に一緒に行動している。

[編集] 海精の牙(セイレーンのキバ)

PS3版に登場(XBOX360版にも名前だけ登場している)。かつて海で活動していた大規模な海賊ギルド。ブラックホープ号の護衛を請け負った際に雇い主や乗客を虐殺し、ギルドの信頼を失墜させたことでギルドの内外から激しく憎まれている。この事件以降『海精の牙』は首領のアイフリードを含め行方をくらましている。

のちにブラックホープ号事件と呼ばれるこれの真相は、人工的な満月の子を創りだすためのアレクセイの非道な実験によるもので、船員もギルド員も見境なく高濃度のエアルにより魔物と化してしまっていた。最後まで正気を保っていたサイファーはこれを虐殺。アイフリードは子供へ若返り記憶を失ったため、証人不在の事件の真相は海の底に葬られることとなった。

アイフリード
声 - 斉藤千和
『テイルズ オブ』シリーズに様々な形で登場している海賊で、今回はストーリーにも関わる。
海精の牙』の首領である女海賊。大海賊として名を上げるも、ブラックホープ号事件で「ギルド全ての義を汚した」として憎しみの対象とされている。事件以降は行方をくらましており、既に死亡したものと思われ、その憎しみはアイフリードの孫を名乗るパティにも向けられた。
ドンやベリウスと並ぶギルド界の巨頭であり、帝国とギルドの大規模な紛争が起こった際のユニオン誓約の締結にも関わっている。殆ど海の上に居るために女性であることを知る者は少なく、渉外役を請け負っている副官のサイファーをアイフリードと思い込む者も少なくはない。
サイファー
声 - 辻親八(PS3版)
海精の牙』の参謀。海賊然とした髭面の老人。アイフリード曰く頭も切れ、碇を模した大剣と拳銃を用いた戦闘も得意な「スーパーマン」。
ブラックホープ号事件の生き残り。事件後、段々と魔物に化しながらも子供になったアイフリードを陸に送り届け、部下と乗員をレナンスラ岩虚に供養した後、死に場所を求めて海へ姿を消す。現在は完全に魔物と化し、髑髏面の騎士の姿になっている。幽霊船アーセルム号の呪縛に囚われてしまっている。馨しの珊瑚(マリス・ゲンマ)という宝物を肌身離さず持っている。
パティの秘奥義「サモンフレンズ」の大当たりに登場。
ジム
海精の牙』の元メンバーで、数少ない生き残り。アイフリードに心酔している。泣き虫。

[編集] 重要人物

ザギ(Zagi)
声 - 陶山章央
帝国にもギルドにも所属しないフリーランスの殺し屋。物語序盤では『海凶の爪』に、終盤ではアレクセイに雇われている。
倫理が欠如したエキセントリックな性格をしており、死闘の中に興奮を見出す狂気を秘めた青年。標的であるフレンと勘違いしてユーリと交戦した時に、彼の実力に魅せられ、以降自分と本気で闘える相手として彼を執拗に付け狙うようになる。その執念と闘争心は異常なほど強く、左腕を魔導器に改造してまで死闘を求める。
デューク・バンタレイ(Duke Pantarei)
声 - 小山力也
本作のラストボス。ミステリアスな雰囲気を漂わせる、銀髪の美丈夫。ユーリ達の前に現れては時に諭し、時に戒めるような謎めいた言動を繰り返す。
皇帝の証宙の戒典を所持しており、それを手に各地のエアルクレーネの暴走を鎮めて回っている。人間や俗世との関わりを断ち、始祖の隷長たちに近い位置で世界の行く末を案じ、行動していた。ユーリたちとは異なる正義と揺るぎ無き信念を持ち、そのためにユーリたちの前に立ちはだかる最強の壁となった。
現在はどこにも所属していない放浪の身だが、かつての身分は皇帝家に連なるほどの位の高い貴族であり、騎士団にて従軍の経験もある。アレクセイ直々に復帰を求めるほどの実力者で、始祖の隷長エルシフルとともに人魔戦争を終結させた英雄。しかしその後、帝国がエルシフルの力を危ぶみ彼を殺害したことから人間たちに失望し離反。宙の戒典を奪取し帝国を去った。それらの記録は全て帝国から抹消されている。
ヘルメス
クリティア族の魔導器研究者でジュディスの父親。魔導器の研究に情熱を注いでおり、バウルや幼少のジュディスと共に世界各地を旅していたが、人魔戦争の最中に死亡した。ヘルメス式魔導器の発案者であり、生前、己の魔導器が起こし得る危険に気づきながらも人魔戦争の勃発を止められなかったことに心を痛めていた。
アレクセイの友人でもあり、晩年に心臓魔導器を始めとした数々の技術を彼に託している。また、アスピオで人間の女性との間に第二子であるリタをもうけ、まだ幼かったリタへ自分の理論を纏めた暗号文を託していた。リタ自身はヘルメスのことを覚えては居なかったが、ジュディスのはからいでその暗号文の内容は無事にリタが読み解くこととなった。

[編集] その他の登場人物

ハンクス
声 - チョー
下町の老人。ユーリとは馴染みで、たびたび無茶な行動をする彼を時に叱り、助けてくれる。亡くなった妻を愛しており、彼によればエステルは若い頃の妻によく似ているらしい(ユーリとフレンは大げさすぎると言っている)。
劇場版にて彼と同名の人物が登場する。
テッド
下町に住む少年。ユーリとフレンを慕っており、何かと喧嘩する二人を心配している。
リッチ
旅籠馬車「冒険王」を営む男性。父親はレギン遊撃踏査団唯一の生き残りであり、父の意思を受け継いでギガントモンスターを倒すための旅をしている。無愛想で無口だが使命感が強い。
カレン
旅籠馬車「冒険王」を営む女性。リッチを「お兄ちゃん」と呼び慕う。2人の父親が親友同士であり、昔から家族ぐるみの付き合いをしており、カレンがリッチを「お兄ちゃん」と呼ぶのもそのため。また恋人同士でもあり、結婚を約束した仲でもある。
トクナガ
声 - 三戸耕三(PS3版)
海船ギルド『ウミネコの詩』のメンバーで魔導船「フィエルティア号」の操縦士。かつてはカウフマンの下で積荷の運搬を主な仕事としていたが、ある仕事の報酬として船ともどもユーリ達へ贈与され、以降は『凛々の明星』専属の操縦士となる。PS3版では最初の仕事の際一回のみ操舵し、その際に魔物の攻撃で負傷してしまうため、以後未登場になる。アフロの髪型とサングラスがトレードマーク。
ティグル
声 - 小野大輔
港の街カプワ・ノールにて、ユーリ達が助けた子供の父親。
ミムラ・フォン・キュモール
声 - 新井里美
キュモールの姉。弟同様に我儘で貴族としての選民意識が高く、平民を見下している。弟の素業のせいでキュモール家は貴族としての地位を剥奪され、そのことを逆恨みして反帝国派の過激派に加担している。『凛々の明星』の行動次第ではルブランに逮捕される。
セバス
キュモール家の執事を勤めていた老人。キュモール家が貴族位を剥奪された後はミムラに付き従い、反帝国派の過激派に加担していた。しかし一方で貴族位を剥奪された同家に見切りをつける機会を伺っていたらしく、ミムラが騎士団に捕まった時は彼女を見捨て、金目の物だけを持って逃げる。
デデッキ
「モルディオ」の名を騙って下町の水道魔導器の魔核を盗んだ張本人。XBOX版では屋敷を抜け出して以来登場していないがPS3版ではカプワ・ノールでインチキ商売をしているところをユーリたちに見つかり御用となる。名前を騙っていたリタのことを快く思っておらず、本人の目の前と気付かずに彼女を罵倒し続けた事が仇となり、成敗される。
灯台守の夫婦
PS3版に登場。カプワ・トリムの灯台の家に住む夫婦で、記憶を失い放浪していたパティを保護し育ての親となる。パティとは仲が良く彼女の事を可愛がっており、アイフリードの孫を名乗る彼女への偏見は無いが、トリム港がギルドの影響が強い事もあり、アイフリードの名前を言ってはいけないと固く言い聞かせてきたらしい。
オーマ
声 - 稲田徹(PS3版)
PS3版に登場。千年前に星喰みが世界を覆った時、満月の子を犠牲にするザウデの結界や始祖の隷長たちとの和解を拒み、ゲライオス文明に依存しようとした一部の満月の子達の盟主。最後まで和解する事がなかったらしく、穏健派の満月の子たち(エステルの先祖)によってザウデ不落宮の地下に閉じ込められた。同胞たちが老いで死んでゆき、その子孫たちが時と共に地上の存在を忘れていく中、霊薬「アムリタ」で1000年の時を生き永らえてきた。しかし長い間摂取してきた副作用で、その姿はもはや異形の怪物となった。
傲慢な性格で始祖の隷長を忌み嫌っており、始祖の隷長や自分たちを“裏切った”満月の子の子孫への復讐を企んでいる。

[編集] 始祖の隷長(エンテレケイア)

フェロー
声 - 稲田徹
砂漠の空を総べる、巨鳥の姿をした始祖の隷長の現在の盟主。同胞からは猛き者とも呼ばれる。理知的であったり感情的であったりと気分屋な性格。世界を心から愛しており、世界に害を成す存在には容赦しない。当初はエステルの存在を危惧し彼女を殺そうとしたが、ジュディスの説得を受けて人間達の動向を見守る事にした。
ユーリ達をザウデ不落宮へ乗り込ませるために囮となって瀕死の重傷を負い、彼らに未来を託して聖核と化し、火の精霊イフリートへと転生した。
グシオス
エレアルーミン石英林に住まう、その一踏みで大地を揺るがす巨大な亀の姿をした始祖の隷長。一応言葉は理解しているが、自ら喋ることはない。
初登場時はエアルを取り込むべくカルボクラムを訪れていた所を魔狩りの剣に逆結界で捕らえられていた。
異常発生したエアルを浄化しようと、限界を越えた多量のエアルを摂取したことで理性を失い、星喰みになりかけたところをユーリ達に介錯される。その後に地の精霊ノームへと転生した。
アスタル
天駆ける牡鹿の姿をした始祖の隷長。バクティオン神殿に奉られており、周辺の魔物を統率している。後に聖核を求めたアレクセイの奸計にかかって死亡。
クローネス
空をたゆたうクラゲの姿をした始祖の隷長。隠された街ミョルゾを呑みこんで空をただよっている。住民からは「ミョルゾの主」と呼ばれている。
バウル
ジュディスと共に各地を回る、竜の姿をした始祖の隷長。心の絆で繋がったジュディスの相棒で、10年前の人魔戦争で彼女を戦争から救った。人語は話せないが、ジュディスとなら意思疎通ができる。後に巨大なクジラの姿に成長し、「フィエルティア号」を抱えて飛ぶことで一行の旅に大きく貢献する。種族の中でもまだ若く、成長の余地を残しており、聖核を生成できるだけのエアルを有していない。
エルシフル
人魔戦争以前の始祖の隷長の盟主で、10年前の人魔戦争終結の立役者。同胞からは偉大なるものとも呼ばれる。人との共存を訴え同族との戦いで人間側に力を貸したが、終戦後にその力を恐れた帝国の思惑により暗殺された。デュークに託されたその願いは、「生きとし生けるもの、心あるものの安寧」だった。エフミドの丘に小さな墓があり、時折デュークが訪れている。
小説「虚空の仮面」の描写では、純白と黄金の巨龍とされる。
スパイラルドラコ
遥か昔の時代の始祖の隷長の盟主。魔装具と呼ばれる武具はスパイラルドラコの体を素材に作られている[2]。PS3版では隠しダンジョンにてボスとして登場、本作最強の敵でもある。ただし既に死んで聖核と化しており、登場したのは意思を持たない肉体のみ。オーマを喰らい、その意志によってユーリ達に襲い掛かる。
人の上半身に一本角の龍頭、両脇に竜の頭、下半身は巨大な四足、二本の尾に巨大な翼をもつケンタウロスに似た、始祖の隷長の中でも飛び抜けた異形の姿。ミョルゾの言い伝えでは「十四の頭を持つ魔物」として伝わっていた。
「暗きもの」
人魔戦争において、魔物側の筆頭であった始祖の隷長。人類を激しく憎悪しており、ヘルメス式魔導器の露見をいいことにエルシフルの意向を無視し暴走。人魔戦争を引き起こした。げっ歯類とも鳥類ともつかない姿をしているという。
「咬み裂くもの」と呼ばれる巨大な魔物(始祖の隷長ではない)を使役しており、テムザを襲わせ、本人はその圧倒的な力を以てヘルメスやキャナリ小隊を手ずから壊滅させている。デュークとエルシフルに倒された。

[編集] 精霊

ウンディーネ
声 - 住友優子
ベリウスの生まれ変わりである、美女の姿をした水の精霊。名前は「水を統べる者」を意味する。最初に誕生した精霊であり、楽観的で包容力のある性格はベリウスであったときのまま。
イフリート
声 - 稲田徹
フェローの生まれ変わりである、蜥蜴のような姿をした火の精霊。名前は「力強く猛々しい炎」と「灼熱の君」を意味する。転生前とは打って変わって豪胆な自信家となり、星喰みへの恐れが全く無くなった。
シルフ
声 - 新井里美
クロームの生まれ変わりである、可憐な妖精の姿をした風の精霊。名前は「風を紡ぐ者」を意味する。物静かだが心配性という面もあり、ユーリ達を完全には信用していない。
ノーム
グシオスの生まれ変わりである、獣の姿をした地の精霊。人語は話せないが、理解はしている。名前は「根を張る者」を意味する。ユーリ達の生き様に憧憬を抱いている。
ハルルの樹の精霊
サブイベントに登場。ハルルの樹と同化した結界魔導器の魔核が、長い年月の間に樹から吸収した大量のエアルによって精霊化した存在。自然発生であるため名前はない。実体化時の姿はヴェールとドレスをまとった女性らしく、その姿を目撃した子供たちから「花嫁の幽霊」と噂されている。

なお、4大精霊はPS3版ではエステルの追加秘奥義「アルティメットエレメンツ」の演出に登場している。戦うことはできるらしい。

[編集] ゲストキャラクター

ダオス(『テイルズ オブ ファンタジア』より)
声 - 森川智之
作中では「時を駆ける男」として、闘技場に登場。また、PS3版ではリタ専用の特殊イベントも存在する。
シゼル(『テイルズ オブ エターニア』より)
声 - 伊倉一恵
作中では「哀しき闇の女王」として、闘技場に登場。
バルバトス・ゲーティア(『テイルズ オブ デスティニー2』より)
声 - 若本規夫
作中では「英雄を殺めし者」として、闘技場に登場。秘奥義はアイテムに対するカウンターの「アイテムなぞ使ってんじゃねぇ!」。パティの秘奥義「サモンフレンズ」にも登場し、その際はお札が貼ってある。彼が出現した場合敵味方問わずダメージを受けるうえに、暫くアイテムが使えなくなる。
クラトス・アウリオン(『テイルズ オブ シンフォニア』より)
声 - 立木文彦
作中では「天上に反逆せし戦士」として、隠しダンジョン最深部及び闘技場に登場。
「群青色の戦士」としてヨームゲンに伝記が残されている。

以上でテイルズ オブ ヴェスペリアに関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 主題歌

[編集] テイルズチャンネルDVD -ヴェスペリアチャンネル篇-

『テイルズ オブ ヴェスペリア(XBOX360版)』の予約特典DVD。アドベンチャードラマ ラピードと冒険する未来研究所〜エステルを探して〜、スーパープレイ集、イラストギャラリー、PVが収録されている。

アドベンチャードラマ ラピードと冒険する未来研究所〜エステルを探して〜
ユーリの声を担当する鳥海浩輔とラピードがエステルを探してバンダイナムコゲームスを探検する内容のチャットドラマ。今回初めて実写で行われている。

[編集] プレイステーション3版

2009年9月17日に、新要素が追加された移植版がプレイステーション3で発売された。追加要素などのまとめは以下の通りである。

  • 新パーティキャラクターパティ・フルール追加[3]
  • フレンのパーティ加入時期の増加・延長、正式加入[4]
  • 「スペシャルフラッグR」(ラピードをパーティトップにすることが可能)追加
  • 「アーツボール」(術技セット数が2倍に)[5]
  • イベントのカメラワーク・演出見直し。イベントスキップ機能追加
  • 新コスチューム[6][7][5]、アタッチメント[7]、術技追加[4][5]
  • 新ダンジョン[6]、新ボスキャラクター[4]、新ギガントモンスター追加[6]
  • サブイベントの追加・拡張。
  • テイルズ オブ バーサス』初回特典にPS3版『ヴェスペリア』のオリジナルスキット解放のプロダクトコードを同梱[6]
  • メインシナリオのフルボイス化[3]
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] ダウンロードコンテンツ

[編集] XBOX360版

  • 2008年8月7日 4個の無料コンテンツを配信。
  • 2008年8月21日 14個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年8月28日 6個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月4日 3個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月11日 2個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月18日 3個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月25日 3個の有料コンテンツを配信。

[編集] PS3版

  • 2009年9月17日 9個の無料コンテンツ、1個の有料コンテンツを配信。
  • 2009年9月24日 2個の無料コンテンツ、9個の有料コンテンツを配信。
  • 2009年10月1日 16個の有料コンテンツを配信。
  • 2009年10月8日 2個の有料コンテンツを配信。
  • 2009年10月15日 1個の有料コンテンツを配信。

[編集] スタッフ

[編集] 劇場版アニメ『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』

[編集] 概要(劇場版)

2009年10月3日より池袋シネマサンシャインほか全国34スクリーンでロードショーされた。こちらではタイトルのロゴマークが騎士団の紋章になっている。

ゲームの数年前、ユーリが騎士団にいたころのストーリーを描いた作品。パーティキャラクターの内、カロル、ジュディス、パティの3人は登場しない(ただし、カロルは一瞬だけ登場している)。

本作を制作したProduction I.Gは、テイルズ オブ シリーズのアニメパートを多く手がけてきたが、メディアミックスとしてアニメ制作に関わったのは本作が初である。本編中の回想シーンはシンフォニア以降の藤島作品のEDの作画を手掛ける柳沼和良が担当している。

EDには、「映画のストーリーの後にゲーム本編が続く」という意味合いからゲームのOPが使用されており、その後には作中のBGMを流し黒バックにスタッフロールを流すという、洋画等に見られるオーソドックスな形式が用いられた。

ゲーム本編とは矛盾する描写があるが、これについては「映画作品として成立させるため、わざとやった」「パラレルワールド」という回答がなされている[8]

本作の舞台であるシゾンタニアのモデルとなったのはスペインクエンカである[9]

[編集] スタッフ(劇場版)

[編集] 主題歌(劇場版)

[編集] 登場人物・キャスト

ユーリ・ローウェル
声 - 鳥海浩輔
フレン・シーフォ
声 - 宮野真守
エステリーゼ
声 - 中原麻衣
リタ・モルディオ
声 - 森永理科
レイヴン
声 - 竹本英史
ナイレン・フェドロック
声 - 谷口節
ユーリたちの隊長。剛胆且つ大雑把だが部下や市民から絶大な信頼を得ている。
妻と子がいたが、すでに死別している。写真の制服の色から察するに元アレクセイ親衛隊だと伺える。
シャスティル・アイヒープ、ヒスカ・アイヒープ
声 - 水沢史絵小笠原亜里沙
ユーリたちの先輩の双子の女性騎士。シャスティルが姉でヒスカが妹である。
部隊では回復と防御魔法を担当。ちなみにシャスティルの方が胸が大きい(ナイレン曰く“でっかい方”)。
ユルギス
声 - 加瀬康之
ナイレンが信頼を置く副隊長。大柄な体躯が特徴だが、周りの身長平均が高いのであまり目立たない。
遺跡で班を分けた際には、援護班の指揮を執った。
エルヴィン
声 - 木村雅史
ノリは軽いが実直な性格のナイレン隊の騎士。
遺跡探索では突入班に加わり、ユーリらと共に最深部まで到達した。
ガリスタ・ルオドー
声 - 宮本充
ナイレンにアドバイスをしている軍師
苦手なものは(劇中で、シゾンタニアからリタの研究所までの地図を描き、ナイレンとシャスティルに手渡したが2人とも迷ってしまう。この地図は、社内コンペの結果決定した)。
初期のキャラクターデザイン案では『アビス』のジェイド・カーティスを目指していた(声優もジェイドを担当した子安武人に依頼する案が出ていた)ため、メガネに長髪など類似点が多く全体的に似通っている[8]
ラピード
子犬時代の彼が登場する。
ランバート
騎士団の軍用犬で、ラピードの父親である。
メルゾム・ケイダ
声 - 郷里大輔
シゾンタニアのギルドの首領。ナイレンとは昔馴染み。
アレクセイ・ディノイア
声 - 小杉十郎太
グラダナ
声 - 高木渉
アレクセイの部下の帝国騎士団員。虎の威を駆る子役人的存在。
デヴィッド
声 - 岩崎正寛
ハンクス
声 - 堂坂晃三
カンスケ
声 - 相馬幸人
イワン
声 - 東龍一
クリス
声 - 逢坂力
ピート
声 - (なし)
町の人々
声 - 目黒光祐金沢映子佐々木誠二
ギルド達
声 - 多田野曜平岩尾万太郎
ウエイトレス
声 - 庄子裕衣
親衛隊
声 - 川原元幸
エマ
声 - 宇山玲加
エマの母
声 - 石塚さより

[編集] 関連商品(劇場版)

DVD
  • テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜(Blu-ray・DVD・UMD、2010年5月28日発売)
    • 初回特典 ゲーム「テイルズ オブ ヴェスペリア」用PS3版着せ替えつき衣装称号(2種)ダウンロードコンテンツ※ダウンロードチケット封入
      • (1)ユーリ用なりきりコスチューム(フェドロック隊制服 軽装ver.)
      • (2)エステル用なりきりコスチューム(フェドロック隊制服 ヒスカ・シャスティルver.)
    • 映像特典 ピクチャーサウンド
    • 封入特典 特性ブックレット
    • 音声特典 キャスト&スタッフによるオーディオコメンタリー
    • ジャケットイラストは松竹徳幸描き下ろし
書籍
  • 劇場版 テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜 オフィシャルファンブック(一迅社、2010年) ISBN 978-4-75-801168-6
サウンドトラック
  • 劇場アニメ「テイルズ・オブ・ヴェスペリア 〜The First Strike〜」オリジナルサウンドトラック 2009年10月21日発売
ドラマCD
  • 劇場アニメ テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜 Episode 0 2010年6月23日発売

[編集] 漫画

テイルズ オブ ヴェスペリア
テイルズ オブ マガジンコンプティーク。作画 - 森田柚花
  1. ISBN 978-4-04-715218-2
  2. ISBN 978-4-04-715318-9
  3. ISBN 978-4-04-715521-3
テイルズ オブ ヴェスペリア 〜フレン 聖なる白銀の騎士〜
テイルズ オブ マガジン。作画 - 小枕チヨリ
3回掲載され、以降連載休止・未完となった。
テイルズ オブ ヴェスペリア 〜明星たちの軌跡〜
ビバ☆テイルズ オブ マガジン(vol.3(2011年6月号) - )。作画 - 風都ノリ
「凛々の明星」結成後のユーリ達を描いたエピソード。
テイルズ オブ ヴェスペリア 虚空の仮面
ビバ☆テイルズ オブ マガジン(2012年2月号 - )。作画 - 日森よしの。
同名の小説のコミカライズ。

[編集] 小説

[編集] 関連商品

[編集] 書籍

[編集] サウンドトラック

  • テイルズ オブ ヴェスペリア オリジナルサウンドトラック 2008年8月20日発売

[編集] ドラマCD

  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.1 2009年5月29日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.2 2009年6月24日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.3 2009年7月23日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.4 2009年8月26日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.5 2009年11月26日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.6 2009年12月23日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリア 虚空の仮面 前編 2011年5月25日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリア 虚空の仮面 後編 2011年7月21日発売
    • フロンティアワークスより発売。ファミ通文庫刊の小説を音声化したもの。上記のゲーム本編を元にしたドラマCDのストーリーとはリンクしていない。

[編集] ラジオCD

[編集] 脚注

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[編集] 注釈

[編集] 出典

  1. ^ 2009年もっともヒットしたゲームは? 年間ゲームソフト発売ランキング発表!” (日本語) (2009年12月26日). 2010年1月18日閲覧。
  2. ^ PS3版テイルズオブヴェスペリア公式コンプリートガイド開発陣インタビューから。
  3. ^ a b これまでにない要素が満載の新タイトル続々!! 『テイルズ オブ』シリーズ発表会” (日本語) (2009年4月3日). 2009年9月20日閲覧。
  4. ^ a b c 今度はフレンも大活躍! 『テイルズ オブ ヴェスペリア』PS3版の新仕様は?” (日本語) (2009年5月29日). 2009年9月20日閲覧。
  5. ^ a b c おっさんも水着に目が釘付け!? PS3『テイルズ オブ ヴェスペリア』最新情報” (日本語) (2009年7月24日). 2009年9月20日閲覧。
  6. ^ a b c d PS3版『テイルズ オブ ヴェスペリア』初回・予約特典などをおさらい!!” (日本語) (2009年6月26日). 2009年9月20日閲覧。
  7. ^ a b フレンとユーリの合体秘奥義も! 『TOV』PS3版のさらなる新要素を大紹介!!” (日本語) (2009年9月11日). 2009年9月20日閲覧。
  8. ^ a b 映画、ゲームの“続編”話も…劇場版「ヴェスペリア」公式オフ会に密着” (日本語) (2009年10月19日). 2010年3月5日閲覧。
  9. ^ テイルズ オブ マガジン vol.14

[編集] 外部リンク


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