ひよ恋

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ひよ恋
ジャンル 学園
漫画
作者 雪丸もえ
出版社 集英社
掲載誌 りぼん
レーベル りぼんマスコットコミックス
発表号 2009年12月号 -
巻数 既刊11巻[1](2013年10月現在)
OVA
原作 雪丸もえ
監督 長沼範裕
キャラクターデザイン 柴田由香
アニメーション制作 Production I.G
製作 集英社
発表期間 2010年 -
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ひよ恋』(ひよこい)は、雪丸もえによる日本漫画作品。『りぼん』(集英社2009年12月号から連載中。

あらすじ[編集]

人見知りの激しい西山ひよりは、入学早々事故に遭い、長い間高校を休んでいた。事故発生後、初めて訪れた高校で、ひよりは周りの人と上手く話せず、浮いた存在になっていた。しかし、同じクラスの人気者、広瀬結心のおかげで、クラスメイトとの間の垣根は取り払われていく。皆よりも一歩遅れて始まった高校生活の中で、ひよりはだんだんと結心に惹かれ始めていった。

登場人物[編集]

西山 ひより(にしやま ひより)
声 - 竹達彩奈
本作品の主人公。高校2年生(初登場時は高校1年生)。クラスではひよこに似ていると言われていて、愛称は「ひよりん」。誕生日3月13日。A型。
人見知りが激しく、気弱な性格の女の子。また少々天然気味。高校入学式の前日に交通事故にあい入院。8ヶ月以上たった12月になってようやく初登校を果たした。
当初、クラスに馴染めないでいたが、隣の席だった結心のおかげで打ち解け、それと同時に彼に好意を寄せるようになる。
1年生の時の身長は140cmで、背が低いことにとてもコンプレックスを抱いている。結心との身長差は50cm。
ストーリーが進むにつれ、気弱な面は少しずつ克服されているようで、結心と妃の溝のあった仲を結果的に取り持つキッカケを作ったこともある。
2年生の身体測定で2cm伸びて142cmになったが、結心も2cm伸びたため、結心との身長差は1年生の時と変わっていない。
夏休みに結心と行った花火大会で結心に告白し、付き合うことになったが、2人の関係は告白する前とあまり変わっていない。
結心と付き合い始めてからは前向きになっているようだが、それが原因で幼稚園からの幼馴染の律花と一時期微妙な関係になってしまったことがあった。
なお、不登校ではあったものの家での勉強は真面目にしていたため、勉強の成績は良い方で、成績の悪い結心や夏輝からは頼られている。
広瀬 結心(ひろせ ゆうしん)
声 - 鈴村健一
ひよりのクラスメイトで、ひよりが想いを寄せる男の子。誕生日10月1日。O型。1年生の時にはひよりの隣の席だった。「ラッキー」というメス犬を飼っている。
明るい性格の人気者で、何事にも積極的なクラスの中心的存在。スポーツが得意で、女子たちにも非常にもてるが、勉強が苦手で絵も下手なのが弱点。
1年生の時から身長が190cmあり、クラスの中でもひときわ目立っていたが、2年生の身体測定ではさらに2cm伸びて192cmになった。
ひよりのことはクラスメイトの1人として大切にしているが、彼女を恋愛対象として見ているかどうかは今ひとつ不明だった。
しかし、夏休みにひよりと行った花火大会でひよりから告白され、「好きです」というひよりの気持ちを受け入れて付き合うことになり、彼女と仲良さげなコウにやきもちを妬くようにもなっている。
長い間、律花とコウが付き合っていると誤解していたが、真相を知ってもやはり2人は付き合った方がいいと言っている。
ちなみに、ひよりのことを最初に「ひよこに似ている」と言い、「ひよりん」という愛称を付けたのは彼である。
中野 律花(なかの りつか)
声 - 藤田咲
ひよりの幼馴染で、ひよりが初登校した際、クラスにただ1人存在した親友。愛称は「りっちゃん」。O型。ツインテールの髪型が特徴。身長は158㎝くらい(単行本設定)。
明るくしっかり者の女の子で、人見知りが激しく気弱なひよりの庇護者的な存在。しかし、2年生になってからはひよりとクラスが分かれてしまっている。
おまけの四コマ漫画によると弓道部所属らしいが、本編では部活の様子は描かれていない。
初恋はまだだが、番外編の「私のいちばん好きな人」によると中学時代に男子から告白されたことがある。作中でも「何気にモテそう」と言われるなど美少女である様子。
現在はちょっとした成り行きで、ひよりのクラスメイトのコウと付き合っていることにされている。
人見知りの激しいひよりが気を許している相手ということで、コウを「いい人」と認識しつつある様子。
幼馴染でひよりとずっと一緒にいたがために、彼女が結心と付き合い始めてからは「ひよりを守るのは自分じゃない」と寂しさを感じていたが、後に和解した。
自分の悩みをコウに見抜かれてからは、次第にコウと一緒にいることが多くなっている。
そのせいか、次第にコウに恋心を抱いている様子。しかし、まだひよりにしかそのことは言っていないよう。
作中には未登場だが、弟がいるらしい。
相沢 夏輝(あいざわ なつき)
声 - 三瓶由布子
ひよりのクラスメイト。ショートヘアをしている男っぽい性格の女の子で、結心と共にひよりのボディーガード的な存在。身長は167cm。誕生日7月8日。B型。
小さくて可愛い物が好きで、同性のひよりに対して恋愛感情に似た気持ちを抱いている一方、ひよりの恋は積極的に応援している。
結心とは中学生の時から5年間クラスが同じだが、結心に対しては特別な感情はないと言っている。
それどころか、ひよりが結心と付き合い始めてからは、むしろ結心に嫉妬している。
普通の男子以上に男っぽいため、クラスでは女子からの人気が高く、バレンタインでは結心と共に女子から沢山のチョコをもらっていた。
作中には未登場だが、妹がいるらしい。
三谷 美代子(みたに みよこ)
声 - 三石琴乃
ひよりのクラスの担任教師。愛称は「みったん」。初登場時の年齢は28歳。O型。趣味は恋バナと妄想。
お人よしな性格で、生徒たちからも面倒なことを勝手に押し付けられて断ることができず、何かと損な役回りが多い女性。
普段はお気楽でのんびりしているが、生徒たちのことでは必要以上に心配性になりがちな一面もある。
ちなみに恋人募集中だが、なかなか理想通りの出会いがなく、悩んでいる。
単行本のおまけページでは主役を飾り、出会いがないことや学生時代の恋愛などネタにされている。
田中 弘司(たなか ひろし)
声 - 高橋伸也
ひよりのクラスで学級長を務める優等生タイプの男の子。たまに本作のナレーターのような役をしている。A型。
勉強以外のことには無関心な堅物のように見られがちだが、意外に多芸で、交渉次第では色々な頼み事を引き受けてくれる。
その他、バレーボールなどのスポーツも卒なくこなし、バレンタインでは1つだけだがチョコをもらっていた(贈り主は不明)。
いつも不透明なメガネをかけていて目の部分が隠れており、作中で彼の素顔を見た者はいない。
ちなみに彼のメガネを取って素顔を見ようとした者は何人もいるが、すべて失敗に終わっている。
なお、本作の前に短期連載された『アイからはじまる』にも登場していた。
富永 妃(とみなが きさき)
結心の幼馴染で、名門女子高に通う長身の美少女。身長は170cm以上あるらしい。A型。
幼い時から結心のことが好きだが、結心からは「大切な幼馴染」としか見られていない。そのため結心と仲の良いひよりに嫉妬し、彼女を挑発していた。
しかし、彼女は決してひよりに悪意を持っていたわけではなく、むしろひよりを気に入っていた様子。
2年生の時、親の仕事の都合で結心とひよりに別れを告げ、イギリスへ旅立った。
仁戸部 コウ(にとべ コウ)
2年生に進級した際、ひよりの隣の席になった男の子。AB型。勉強の成績は良くいつも上位のようだが運動は得意ではなく「もやしっこ」と言われることもある。
男子ながら身長が159cmと低めで、1年生の時はいじめられがちだったという。そのためか、性格は神経質でやや陰気。クラスメイト達に対しても愛想はあまり良くないが、自身と似たようなタイプのひよりとは何かと関わることが多い。
顔立ちは整っているようで、やや女性的な顔つき。文化祭では強制連行されメイド服姿の女装にされたことがある。
前記の通り、とある成り行きが原因で、不本意ながら律花と付き合っていることにされている。律花と並んでいる場面を見る限り、彼女との身長差はあまりない。
見てるところは見てるようで、ひよりが結心と付き合い出してから律花が寂しさを感じていることに唯一気付いており、律花から頼られることが多くなっている。
作中ではひよりを気にし始めている様子が見られ、ひより達と動物園へ行った後で彼女に「好きだ」と告白した。姉がいる。
松島 礼奈(まつしま れいな)
2年生に進級した際、結心の隣の席になった女の子。アメリカに1年間留学していた帰国子女で、カールのかかっているポニーテールの髪型が特徴。AB型。
情熱的で、思ったことを何でもはっきり言うストレートな性格。結心のことを気に入り、何度もアタックをかけているが、結心からはあまり相手にされていない。
ひよりが結心を好きなことは知っているが、ひよりに対する嫉妬や悪意はなく、むしろ結心のことで落ち込みがちなひよりを明るく励ましている。
ちなみに作中には未登場だが、アメリカに本命の彼氏がいるらしい。
平井 淳平(ひらい じゅんぺい)
声 - 興津和幸
ひよりと結心のクラスメイト。O型。作中での出番が少ない。
結心と仲がいいが、長身の結心と一緒にいると自分が小さく見えてしまうため、たまに結心に嫉妬している。
美沙(みさ)
声 - 東山奈央
律花のクラスメイト。名字は不明。1年生の時はひよりとも同じクラスだった。髪型はおかっぱ。淳平と同じく作中での出番が少ない。
森先生(もりせんせい)
律花のクラスの担任をしている男性教師。下の名前は不明。通称は「森セン」。
美代子より年下らしく、美代子からは「森くん」と呼ばれており、彼自身も美代子には敬語を使っている。
乗り物酔いしやすい体質で、男性教師としてはやや頼りない雰囲気があり、生徒に対しても基本的には甘い。
生徒たちからは、美代子の将来の結婚相手になるのではないかと見られている(単行本第10巻の巻末おまけページによる)。
ぷいぷい
ひよりの飼い。元は結心が拾ってきた猫で、普段はひよりに全く懐こうとしない。しかし、ひよりが結心のことで落ち込んでいた時に1度だけ懐いたことがある。
当初、ひよりの前ではいつも「ぷいっ」とそっぽを向いていたことから、「ぷいぷい」と名付けられた。ちなみに結心には無条件で懐く。 

書誌情報[編集]

  1. 2010年3月15日発売、ISBN 978-4-08-867044-7
  2. 2010年7月15日発売、ISBN 978-4-08-867065-2
  3. 2010年11月15日発売、ISBN 978-4-08-867083-6
  4. 2011年3月15日発売、ISBN 978-4-08-867106-2
  5. 2011年7月15日発売、ISBN 978-4-08-867131-4
  6. 2011年11月15日発売、ISBN 978-4-08-867153-6
  7. 2012年3月15日発売、ISBN 978-4-08-867185-7
  8. 2012年7月13日発売、ISBN 978-4-08-867210-6
  9. 2012年12月14日発売、ISBN 978-4-08-867238-0
  10. 2013年5月15日発売、ISBN 978-4-08-867269-4
  11. 2013年10月15日発売、ISBN 978-4-08-867294-6

アニメ[編集]

2010年夏に東京、大阪、名古屋で開催されたイベント「夏ドキッ★りぼんっ子パーティー55」にてオリジナルアニメが上映され、『りぼん』2010年11月号ふろくのDVDに収録[2]

スタッフ
  • 監督 - 長沼範裕
  • 脚本 - 金春智子
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 柴田由香
  • 色彩設計 - 片山由美子
  • 美術監督 - 竹田悠介、岡本春美
  • 撮影監督 - 田中宏侍
  • 編集 - 今井大介
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • 音楽 - 山本姫子
  • アニメーションプロデューサー - 中武哲也
  • アニメーション制作 - Production I.G
  • 製作著作 - 集英社
キャスト

出典[編集]