ボディーガード
ボディーガード(英: bodyguard)は、政府要人、著名人、企業重役などの重要人物の身辺を警護し、誘拐、暗殺などの脅威から守る人(およびその職業)の総称。
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[編集] 概略
多くの場合、政府要人や王族・皇族などの重要な公人は、警察や治安部隊による数人~数十人のボディーガードによって護衛されている。重要度の低い、もしくは襲撃の危険の少ない公人の場合は、運転手や側近を兼ねたボディーガードを1人だけつけていることや、自費でボディーガードを雇っていることもある。公式な職業の場合、「クロース・プロテクション・オフィサー」(近接保護官、close protection officer)などと呼ばれる場合もある。
ボディーガード達は、護衛対象を様々な攻撃や、災害・事故・病気などから護ることを職務としている。そのため、プロのボディーガードたちは通常、職務上必要とされる格闘・武器の操法・応急手当などの能力を備えている。
[編集] 日本におけるボディーガード
[編集] 政府組織
日本の政府における「ボディーガード」には、SPの略称で呼ばれる「セキュリティポリス」や「皇宮護衛官」があり、都道府県警察には「警備隊員」や「身辺警戒員」等に指名された警察官もいる。 SPは、警視庁警備部警護課等に属する、政府要人を護衛する警察官の名称。内閣総理大臣や国賓の身辺警護などを行う。一般的に警衛とは、皇族の行幸、行啓及びお成り警衛のことをいい、警護とは、国公賓、総理大臣等の警護のことさす。道府県警察の場合は警備課や機動隊に警備隊員などと呼ばれる警察官がいて、同様の任務に従事している。
皇宮護衛官は、皇宮警察本部に属し、天皇・皇族及び皇居等を、護衛・警備する事を任務としている。
身辺警戒員(Protection Officer=略称PO)は、警察による暴力団対策の新たな試みである。警察庁では、暴力団排除条例の施行後、全国各地で暴力団員が同条例に反発して企業等を狙った襲撃を繰り返していることを重く受け止めている。身辺警戒員は、都道府県警察に属する警備・刑事・生活安全等の各部門に勤務する警察官の中から選抜され、POの二文字が刻印されたバッジを着用するのが特徴である。ある暴力団との関係を遮断しようとしている企業もしくは暴力団追放を訴える市民団体を対象に、暴力団による襲撃が差し迫っていると認められる場合に出動し、覆面パトカー等を活用してSPと同様のボディーガードを行うことが身辺警戒員の任務である。
[編集] 民間
日本では、民間のボディーガードは、警備業について定めた警備業法第二条一項四号の警備業務の一つとして規定されており、そのため警備業界では四号業務と呼ばれている。日本の警備会社が行うボディガードは、顧客に対する襲撃を抑止し、実際に暴行や脅迫といった襲撃を受けた場合は、顧客の生命と財産を防護しつつ現行犯の法的根拠をもって加害者の身柄確保に努める。万一顧客が受傷した場合には、応急救護処置と医療機関への伝達を行うものである。芸能や経済における著名人の中には、万一の事態に備えてボディーガードを雇っている者もいる。今日、ボディーガードに対する需要は極めて高く、身辺警護専門の警備会社が数多く存在する。ただし、警備員の立場は単なる民間人であって、一切の法的特権を有しない。また、警護の方法にも様々な法的制約がある。
ボディーガード(身辺警護・要人警護)の国内教育訓練機関としては、世界最大の国際ボディーガード組織IBA(International Bodyguard Association=国際ボディーガード協会;本部アイルランド)の日本支部が2007年に設立された他、2010年には別団体として国内に本拠地を置く日本ボディーガード協会も設立された。
[編集] 関連項目
- 親衛隊
- セキュリティポリス
- 皇宮護衛官
- アメリカ合衆国シークレットサービス
- ロシア連邦警護庁
- 連邦刑事局 (ドイツ)
- 防犯
- 民間防衛
- 警備員
- 国際ボディーガード協会
- ゼロレンジコンバット
- 日本ボディーガード協会
- ローコンバット